ページ番号 かな見出し 旧かな 代表表記 品詞 著者 文献名 書誌情報 1 あ 我・吾 白藤礼幸 「アとナ」 『国語研究室』4昭40・6 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 内間直仁 「奈良時代の人称代名詞について―万葉集におけるア・ワの意味範疇」 『都大論究』10昭47・3 岡崎和夫 「上代の一人称代名詞―ア・ワ・アレ・ワレ並存の問題」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 西宮一民 「上代一人称代名詞アの成立」 『皇学館大学紀要』15昭52・3 1 あ 指示代名詞 今石光美 「コ・ソ・ア・ド体系のことば」 『学校教育』475昭32・5 古田東朔 「代名詞遠称〈あ〉系語と〈か〉系語の差異」 『文芸と思想』14昭32・7 Miyake Takeo 「〈こ・あ〉と〈こ・そ・あ〉―さすことば(指詞)の体系」 『実践国語』19-217昭33・11 さねとう・けいしゅう 「Ko So A Do」 『いずみ』36昭34・12 阪田雪子 「指示語〈コ・ソ・ア〉の機能について」 『東京外国語大学論集』21昭46・3 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 井上継護 「日本語教育から〈こ・そ・あ〉について」 海外技術者研修協会『研修』179昭51・1 堀口和吉 「指示語〈コ・ソ・ア〉考」 『論集日本文学・日本語5』昭53・8角川書店 田中望 「〈コソア〉をめぐる諸問題」 国立国語研究所『日本語の指示詞日本語教育指導参考書8』昭56・3 正保勇 「コソアの体系」 国立国語研究所『日本語の指示詞日本語教育指導参考書8』昭56・3 匹田軍次 「指示コ・ソ・アについて」 『言語』10-12昭56・12 高橋太郎・鈴木美都代 「コ・ソ・アの指示領域について」 『国立国語研究所研究報告集』昭57・3秀英出版 1 ああ 副詞 森田良行 『基礎日本語2』 『言語』10-12昭56・12 1 ―いう 連体詞 森田良行 昭55・6 1 あい あひ 接頭語 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 関一雄 「接頭語〈あひ(相)〉の一考察―中古和文資料の用例を訓点資料の用例と比較して」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 1 あい あひ 間・合 木原茂 「辞書における語の意味の記述について―室町時代語における〈あひ〉〈あはひ〉〈あひだ〉の場合」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 1 あい 藍 藤原明 「日本語の色彩名の起源―青(藍)・黒・白・黄・緑・赤」 『近畿大教養部研究紀要』10-2昭43 1 あい 愛 新村出 「愛といふ言葉」 『大谷大学新聞』昭2・1=『琅玕記』昭5・5改造社=『新村出全集11』昭46・7筑摩書房 津之地直一 「万葉集における〈恋〉〈愛〉の訓義」 『愛知大学文学論叢』35昭43・1 松下貞三 「愛という語の受入れ」 『国語国文』41-11昭47・1 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 津之地直一 『万葉集の国語学的研究』 昭50・6桜楓社 佐竹昭広 「意味の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 片山武 「〈愛〉(⑫二八四三)の訓釈について」 国語学懇話会編『国語学論集1』昭53・3笠間書院 佐竹昭広 「意味の変遷」 『万葉集抜書』昭55・5岩波書店 大野透 「〈愛〉〈愛す〉に就て」 『国語学』126昭56・9 松下貞三 『漢語〈愛〉とその複合語―思想から見た国語史』 昭57・9あぽろん社 1 ―す・―する 宮地敦子 「〈愛す〉考」 『遠藤博士還暦記念国語学論集』昭41・5中央図書=『国語国文』35-6昭41・6=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 飯豊毅一 「〈愛する〉か〈愛す〉か―サ変動詞のゆれについて」 『日本語』6-7昭41・7 原田芳起 昭48・11 大野透 昭56・9 1 あいかわらず 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 1 あいきょう あいきやう・あいぎやう 愛敬 犬塚旦 「〈愛敬〉考」 『解釈』4-4昭33・4=『王朝美的語詞の研究』昭48・9笠間書院 大久保強 「〈愛敬〉の中世におけるよみ方―清音〈アイキャウ〉の提唱」 『王朝文学』5昭36・2 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 2 あいさつ 挨拶 田島毓堂 ⑨ 2 あいし 愛子 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 2 あいしろう あひしらふ 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 2 あいじん 愛人 半沢洋子 ⑩ 2 アイスキャンデー 岸本末彦 『和製洋語(洋式日本語)』 昭56・7私家版 2 アイスクリーム 飛田良文編 『英米外来語の世界』 昭56・10南雲堂 2 アイスコーヒー 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 2 あいそう 愛想 文化庁国語課 『ことばシリーズ13言葉に関する問答集6』 昭55・4 鈴木博 「オ段長音開合存疑例―アイソウ・ヒナタボッコウ・ボウボウト」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 2 あいぞめ あひぞめ 逢初 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 2 あいだ あひだ 間 峰岸明 「今昔物語集に於ける変体漢文の影響について―〈間〉の用法をめぐって」 『国語学』36昭34・3 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 下河部行輝 「太平記の文体―〈間〉と〈程〉」 『国語学研究』6昭41・10 丸山諒男 『接続助詞の〈間(あひだ)〉について」 『大東文化大学紀要』3昭43・1 小林千草 「中世口語における原因・理由を表わす条件句」 『国語学』94昭48・9 白石大二 「〈間〉を含む成語の辞典」 『言語生活』265昭48・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 木原茂 「辞書における語の意味の記述について―室町時代語における〈あひ〉〈あはひ〉〈あひだ〉の場合」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 鈴木恵 「原因・理由を表わす〈間〉の成立」 『国語学』128昭57・3 山内貴子 「〈間〉と〈程〉―今昔物語を中心としたその意味と文章」 『語文』40昭57・11 2 ―に 『日本語の歴史3』 昭39・4平凡社 原田芳起 「万葉集の〈間〉字の訓義をめぐって―接続形態〈あひだに〉〈ほどに〉についての語彙論的考察」 『樟蔭国文学』11昭49・3 浅野百合子 「〈うちに〉〈あいだに〉〈まに〉をめぐって」 『日本語教育』27昭50・8 2 あいだちなし 形容詞 石川徹 「平安文学語意考証―あいなし・あいだちなし・みづはくむ」 『平安文学研究』23昭34・7 2 あいつ 彼奴 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 2 あいづちをうつ 相槌打 句 宮地裕 『増訂慣用句の研究(稿)』 昭56・3 宮地裕編 『慣用句の意味と用法』 昭57・10明治書院 2 あいてむかい あひてむかひ 相手向 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 2 アイデア 中村保男 「類義語・多義語17ideaに関する一つのアイデア」 『翻訳の世界』5-4昭55・4 2 アイデンティティ 平岡正明 「リレー連載新外来語和解(7)」 『翻訳の世界』7-4昭57・4 外山敏雄 「読者と編集部〈アイデンティティ〉と国語辞典」 『言語生活』367昭57・7 2 あいとう あひたう 相当 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 2 あいなし 形容詞 石川徹 「平安文学語意考証―あいなし・あいだちなし・みづはくむ」 『平安文学研究』23昭34・7 吉川泰雄 「〈あいなし〉音便の事」 『国学院雑誌』61-7昭35・7=『近代語誌』昭52・3角川書店 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 行本とよ子 「源氏物語における〈あいなし〉について」 『愛媛国文研究』26昭51・12 岸田武夫 「〈あいなし〉の成立について」 『梅花女子大文学部紀要』13昭52・2 安藤和幸 「〈あいなし〉考―源氏物語の場合」 北海道大『国語国文研究』59昭53・2 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 2 あいなめ あひなめ 相嘗 西宮一民 「新嘗・大嘗・相嘗の訓義」 『皇学館大学紀要』14昭51・1 2 あいにく 生憎 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 3 あいのかぜ 柳田国男 『増補風位考資料』 昭17・7明世堂=『定本柳田国男集20』昭37・8 小林勉 『頸城の方言』 昭48・1 3 あいもの 相物 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 3 あいよく 愛欲 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 3 あう あふ 合・会・逢・遭 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 外間守善 「おもろ語〈あふ〉について」 『沖縄文化』10-2昭49・3 中村完 「日本語の語〈あう〉の意味論」 『日本文化研究所研究報告』11昭50・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 姫野昌子 「対称関係を表す複合動詞〈…あう〉と〈…あわせる〉をめぐって」 『日本語学校論集』9昭57・3 3 ―はわかれのはじめ 句 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 3 あえか 形容動詞 今井福次郎 「〈あえぬかに〉と〈あえかに〉」 『国学院雑誌』41-2昭10・2 3 あえしらう あへしらふ 動詞 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 3 あえず あへず 不肯 大坪併治 「〈不肯〉の古訓について」 『国語学』32昭33・3 3 あえだら 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5筑摩書房 3 あえて あへて 敢 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 3 あえぬか 形容動詞 今井福次郎 「〈あえぬかに〉と〈あえかに〉」 『国学院雑誌』41-2昭10・2 3 あお あを 青・蒼 山根巴 「憲吉におけるあお(青・蒼)の用法」 『中世文芸』3昭29・10 佐竹昭広 「語彙の構造と思考の形態」 『国語学』27昭31・12 新村出 『東亜語源志』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 富家直 「〈あお〉について」 『国際文化』207昭46・9 大藤幹夫 「宮沢賢治童話における〈青〉」 『大阪教育大紀要』22-1昭49・2 藤原明 「日本語の色彩名の起源―青(藍)・黒・白・黄・緑・赤」 『近畿大教養部研究紀要』10-2昭53 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 倉橋克 「作家の色彩感覚―谷崎潤一郎について・犀星の詩と色彩語〈蒼〉」 『金沢大教育学部紀要人文社会』30昭56・9 柴田武 ⑦ 3 ―い 見坊豪紀 「ことばのべんきょう〈青い〉について」 『実用現代国語』9昭52・9 佐竹昭広 昭55・5 3 ―ぞら 空 新村出 『語源をさぐる1』 『新村出全集4』昭46・9 3 ―やか 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 3 あおおろち 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 3 あおぐ あふぐ 仰 出雲朝子 「〈仰ぐ〉〈倒る〉等の語形について」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 3 あおだいしょう 青大将 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 3 あおちろ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 3 あおな 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 3 あおなぶさ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 3 あおによし あをによし 青丹吉 枕詞 藤野勝弥 「あをによし」 『芸林』5-3昭29・6 山田洋嗣 「あをによし考―〈あをに〉の意義と〈奈良〉との関係について」 『立教大学日本文学』34昭50・7 吉沢義夫 「枕詞〈青丹吉〉考」 『立教大学日本文学』34昭50・7 3 あおむく あふむく 仰向 「ことばの百科〈仰向く〉か〈あお向く〉か―当用漢字音訓表の解釈をめぐって」 『放送文化』35-5昭55・5 3 あおものとり 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 3 あおや 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 4 あおろじ 青大将 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 あか 赤 米倉巌 「昭和期詩人の〈赤〉と〈黒〉―重治・光晴・達治・中也・道造―」 『文体論研究』14昭44・6 新村出 『東亜語源志』 『新村出全集4』昭46・9 大多喜まさみ 「上代における色〈アカ〉とおもろさうしにおける〈アカ〉」 『沖縄文化』44昭50・11 藤原明 「日本語の色彩名の起源―青(藍)・黒・白・黄・緑・赤」 『近畿大教養部研究紀要』10-2昭53 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 柴田武 ⑦ 4 あか 赤坊 柄沢衛 「ボボとアカ―越後寺泊の方言番付」 『日本語』15-1昭50・1 4 あか 垢 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 4 あか 閼伽 中島利夫 「通俗語源説と〈閼伽〉の問題点」 『奈良大学紀要』5昭51・12 4 あが 我・吾 岡部政裕 「あが・わが考」 静岡大『人文論集』23昭47・12 岡部政裕 「続あが・わが考―〈あが〉と〈わが〉は共存する」 静岡大『人文論集』26昭50・12 五島和代 「源氏物語のアカルとアガ」 『北九州大文学部紀要』25昭55・7 4 あかあかと 赤赤 副詞 金子義夫 「〈あかあかと〉の句考」 『説文』21昭40・6 4 あかい 赤 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 『シンポジウム日本語1』 昭50学生社 国広哲弥 「特集・百万人の言語学アカミリは〈赤い〉か? 語彙体系について」 『言語』8-5昭54・5 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 4 あかい 明 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52岩波書店 4 あかいわし 赤鰯 木村仙秀 「赤いわしといふ言葉」 『黒潮』32-1 4 あがう あがふ 購 小林忠雄 「〈あがふ〉〈あがなふ〉〈あらがふ〉について―宇治拾遺物語難語集」 『解釈』6-1昭35・1 4 あかがり 皸・皹 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 4 あかぎ 赤城 根岸謙之介 「〈赤城〉ということば」 『上毛民俗』43昭49・12 4 あかぎれ 皸・皹 『日本語の歴史別巻言語史研究入門』 昭41・6平凡社 佐藤亨 「〈アカギレ〉〈ヒビ〉の語史」 『修紅短期大学紀要』3昭45・12=『近世語彙の歴史的研究』昭55・10桜楓社 4 あがこひすなむ 句 水島義治 「阿加古比須奈牟」 『国語国文研究』29昭39・10 4 あかしょうびん 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 4 あがた 県 上田正昭 「アガタ及アガタヌシの研究―古代に於ける祭祀の問題をめぐって」 『国学院雑誌』昭23・4 4 ―ぬし 主 上田正昭 昭23・4 4 あかだんご 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 4 あかつき 暁 三矢重松 『国語の新研究』 昭7・9中文館書店 「暁といふ時刻語義と歌例」 『わか竹』15-11 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭38・5臨川書店 4 アカデミズム 三宅鴻 「外来語のずれ(1)~(9)」 『英語青年』116-4~12昭45・4~12 4 あかとんぼ 赤蜻蛉 和田実 「赤とんぼ―いわゆる〈基本アクセント型〉におちいる語の処置など」 『国語アクセント論叢』昭26・12法政大学出版局 古川晴男 「アカトンボ」 『知性』10昭29 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 4 あがなう あがなふ 贖 小林忠雄 「〈あがふ〉〈あがなふ〉〈あらがふ〉について―宇治拾遺物語難語集」 『解釈』6-1昭35・1 4 あかぬけ 垢抜 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 4 あかねさす 枕詞 大星光史 「枕詞の用例とその歴史―あかねさす・天ざかる・沖つ藻の・しろたへの・とほつ神・とほつ国―」 新潟県高校教研『国語研究』13昭42・3 仲原昭 「あかねさす」 『風俗』7-2昭42・12 4 ―むらさきのゆきしめのゆき 句 東郷吉男 「〈茜さす紫野行き標野行き〉(万葉20・21)の解釈追考」 『京都市立西京商業高校研究紀要』12昭52・3 5 あかのおしき あかのをしき 永井義憲 「文学に現れたる仏教語(1)―あかのをしき」 『日本仏教文学』1昭42・7 5 あかひも 赤紐 寺阪美千代 「赤紐考」 『樟蔭国文学』4昭27・10 5 あかみ 魚群 室山敏昭 「漁業の語彙―アカミ(魚群)を追って」 『言語生活』274昭49・7 5 あかみやま 赤見山 椎名嘉郎 「東歌〈安可見夜麻〉考」 『万葉』90昭50・12 5 あがめる 崇 宮腰賢 『日本語の探検―動詞に見る日本的発想』 昭55・10PHP研究所 5 あからか 赤 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 5 あからさま 白地 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 杉崎一雄 「〈あからさま〉の古義をめぐって―〈あから〉系語彙を中心に」 『星美学園短大研究論叢』1昭43・3 5 あからし 懇 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 5 あからむ 明 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 5 あかる 北山谿太 「かく・さはる・あかる・いづちなど」 『国語解釈』3-12昭13・12 五島和代 「源氏物語のアカルとアガ」 『北九州大文学部紀要』25昭55・7 5 あがる 上 能田太郎 「琉球語Agayunと肥後方言〈アガル〉」 『方言』1~4昭6・12 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 鈴木英夫 「〈のぼる〉と〈あがる〉」 『講座正しい日本語4』昭45・11明治書院 姫野昌子 「複合動詞〈あがる〉〈…あげる〉および下降を表す複合動詞類」 『日本語学校論集』3昭51・3 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 池上嘉彦 「意味の体系と分析」 『岩波講座日本語9』昭52岩波書店 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 名嘉真三成 「特集・類義語の意味論的研究宮古西原方言の〈のぼる〉と〈あがる〉の意味」 『日本語研究』3昭55・10 5 あかるい 明 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 5 あかるむ 明 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 5 あかんぼう 赤坊 河原宏 「〈ばか〉の方言・〈あかんぼう〉と〈こども〉の方言」 『信濃』14-79昭37・79→あか・ぼぼ 5 あかんま 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 5 あき 秋 新村出 『語源をさぐる1』 『新村出全集4』昭46・9 佐藤武義 「翻訳語としての万葉語〈秋〉の複合語を中心に」 『文芸研究』92昭54・9 西村亨 「特集・日本語の四季季節のことば〈あき〉―日本語と四季の論の一例として」 『言語生活』352昭56・4 5 あきうど 商人 鈴木英夫 ⑥ →あきんど 5 あきかた 山崎馨 「あきかた補考」 『近代』51昭51・6 5 あきかんこうがい 空缶公害 柄沢衛 「公害を表わすことば(7)〈空き缶公害〉から〈スパイク公害〉へ」 『日本語』22-7昭57・8 5 あきじこる 吉田金彦 「〈しこる〉〈あきじこる〉」 『万葉』32昭34・7 原田芳起 「〈しこる〉〈あきじこる〉の周辺」 『万葉』36昭35・7 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 村内英一 「〈しこる・あきじこり〉私見」 『和歌山大学学芸学部紀要』15昭40・12 5 あきつ・あきず あきづ 秋津・蜻蛉 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 猪肢静弥 「吉野離宮・宮滝の説―アキツの地名をめぐりて」 『万葉』11昭56・3 矢作春樹 「山形方言に残った古語―〈あきづ〉と〈いぼむしり〉」 『永山勇博士退官記念国語国文学論集』昭49・3風間書房 奥村三雄 ⑧ 5 ―しま 島 丸山林平 「〈あきつしま〉か〈あきづしま〉か」 『解釈』4-2昭33・2 桜井満 「秋津島考」 『国学院雑誌』62-10昭36・10→とんぼ・あけず 6 あきつみかみ 松木裕美 「〈アキツミカミ〉用字考」 『国学院雑誌』73-2昭47・2 6 あきない 商 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 永野賢 『ことばの風俗誌―女性と金に関する六十一章』 昭53・3教育出版 6 ―ちゅう 中 ナガイ・レンタロウ 「商い中」 『カナノヒカリ』670昭53・6 6 あきなう あきなふ 新村出 『南蛮更紗』 大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 6 あきなのやま 島津聿史 「万葉集・東歌〈安伎奈乃夜麻〉考」 『日大文理学部(三島)研究年報』28昭55 6 あきび 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 6 あきびあぶら 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 6 あきらか 明 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 6 あきらむ 明 田辺正男 「敬語表現の場面的変容―万葉集の見し明らむ聞こすなどについて」 『国学院雑誌』70-11昭44・11 6 あきらめる 諦・明 遠藤好英 ⑨ 6 あきんど 商人 佐藤武義 「〈商人〉の訓み」 『宮城教育大学国語国文』1昭44・3 鈴木英夫 ⑥ 6 あく 開 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 6 あいている 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 6 あく 悪 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 6 あくがる 憧 大野晋 「古文を教へる国語教師の対話」 『国語学』8昭27・1 岩松空一 「上代語〈ク語形〉再考―アクガルを中心に」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 6 あくじせんりをいく 句 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 6 あくしつ 悪質 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 6 あくしゅ 悪趣 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 6 あくせ 悪世 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 6 あくせい 悪性 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 6 アクセサリー 藤井継男 「オーナメントとアクセサリー」 『言語生活』170昭40・11 6 あくちしき 悪知識 佐藤喜代治 『日本の漢語』昭54・10角川書店 6 あくつ 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 6 あくと 踵 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8→かかと 6 あくどく 悪毒 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 6 あくとはずれ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 6 あくねん 悪念 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 6 あくび 欠伸 柳田国男 『方言覚書』 昭17・6創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 柳田国男 『国語史論』 『定本柳田国男集29』昭39・5 6 あくまで 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 6 あくみょう あくみやう 悪名 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 6 あぐら 胡座 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 6 ―をかく 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 阪倉篤義 「あぐらをかく(研究発表と質疑応答の記録)」 『都立大学方言学会会報』昭46・12 「国語史と言語地理学」 『シンポジウム日本語1』昭50学生社 6 あぐり 人名 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 6 あくる 明 連体詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 6 ―とし 年 森田良行 昭55・6 6 あぐわかれ 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 6 あげくのはて 挙句果・揚句果 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 7 あげたい 句 藤田竜生 「談話室あげたいとやりたい」 『言語生活』350昭56・2 7 あけず 蜻蛉 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8→とんぼ・あきつ 7 あげてかぞうべからず あげてかぞふべからず 不可勝(称)計 三保忠夫 「古文書にみる漢文訓読特有の語法〈不可勝(称)計〉について」 『国文学攷』80昭53・12 7 あけび 木通・通草 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 7 あけぼの 曙 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 石田穣二 「あけぼのと朝ぼらけ」 『学苑』290昭39・2 今西浩子 「あけぼのの周辺」 『昭和学院短期大学紀要』4昭43・3 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 東みづほ 「あけぼの考」 『学習院大学国語国文学会誌』19昭50・12 7 あける 開・明 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 7 あけてある・あけている 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 7 あげる 上・揚・挙 「〈やる〉と〈あげる〉―ことばで温情をゆがめるな」 『ことば』72昭35・1朝日新聞社 十返千鶴子 「言語時評あげるという言葉」 『言語生活』283昭50・4 姫野昌子 「複合動詞〈…あがる〉〈…あげる〉および下降を表す複合動詞類」 『日本語学校論集』3昭51・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤由美 「動詞あげるの意味・用法の研究」 大東文化大『研究会報告』1昭55・3 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 7 あご 顎・頤 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 小林隆 「あご(顎)の語史(日本文芸研究会発表大会発表要旨)」 『文芸研究』101昭57・9 7 あこからそこから 句 石田精二 「あこからそこから」 『国語研究(愛媛)』22昭31 7 あこがれ 憧 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 7 あこぎ 阿漕 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 7 あこく 亜国 荒尾禎秀 ⑪ 7 あさ 朝 亀井孝 「ツルとイト―日本語の系統の問題を考える上の参考として―」 『国語学』16昭29・3 遠藤好英 「記録体における朝の語彙―後二条師通記の場合」 『国語学研究』19昭54・12 中山緑郎 「記録体の語彙―小右記の朝夕方・夜の語彙」 『学苑』493昭56・1 7 あさ 麻 藪原繁里 「木曽開田村の麻に関する方言語彙」 『日本方言研究会第22回研究発表会発表原稿集』昭51・5日本方言研究会 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 7 あざ 痣 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 柴田武 「言語地理学の方法と言語史の方法」 『ことばの研究2』昭40・3 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 徳川宗賢 「言語地理学と言語史」 『文科系学会連合研究論文集』20昭45・3 福島邦道 「黒子か痣か」 『方言研究年報』13昭45・11 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 徳川宗賢 「文献国語史と方言」 『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 7 ―になる 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 7 あさい・あさし 浅 宮地敦子 「対義語とその周辺―〈深し〉と〈浅し〉・〈高し〉と〈深し〉」 『国語国文』46-5昭52・5 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 7 あさ― 浅 斎藤倫明 「形容詞語幹とその合成」 『国語学会秋季大会発表要旨』昭54・10 斎藤倫明 「形態素〈深…〉〈浅…〉とその合成語」 『国語学研究』19昭54・12 7 あさがお あさがほ 朝顔 荻原時雄 「万葉集朝顔新考」 『国学院雑誌』昭15・6~8 7 あさかわわたる あさかはわたる 朝川渡 藤田勝 「〈朝川渡る〉の解釈について」 『美夫君志』21昭52・2 7 あさきゆめみし 句 桑田勇 「いろは歌〈あさきゆめみし〉の解釈」 『言語と文芸』昭34・9 8 あざける 嗤 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 8 あさじがやど 浅茅宿 久保忠夫 「浅茅が宿の題名―秋成と徒然草」 『古典』2昭32・4 8 あざだいもくにゆうねんぶつ 朝題目夕念仏 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 8 あさづくひむかうつげくし 句 橋本四郎 「黄葉片々―朝月日向黄楊櫛」 『万葉』31昭34・4 8 あさって 明後日 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 8 ―のよくじつ・―のよくよくじつ 翌日・翌々日 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 佐藤亮一 「あさっての翌日とあさっての翌々日」 『大都市の言語生活分析編』国立国語研究所報告70-1昭56・3三省堂 8 あさひがくれ 朝日隠 千賀の浦人 「朝日がくれと云ふ語について」 『わか竹』15・8 8 あさぼらけ 朝 石田穣二 「〈あけぼの〉と〈朝ぼらけ〉」 『学苑』290昭39・2 8 あさましい・あさまし 形容詞 境田四郎 「安作麻之考」 『国語国文』昭7・10 猪坂由紀子 「〈あさまし〉の語義分化とその変遷について―中古・中世における」 『大谷女子大国文』8昭53・3 有元秀文 「〈はずかしい・なさけない・あさましい〉の意味分析」 『言語学演習81 Working Papers in Linguistics'81』昭56・3東大文学部言語学研究室 石井みち江 ⑨ 8 あさみち 伊波晋猷 「〈あさみち〉といふ古語に就いて」 『旅と伝説』昭6・10 8 あざむく 欺 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 唐木順三 『古代史試論』 昭44・11筑摩書房 前田富祺 ⑪ 8 あさむつのはし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 井上豊 「阿武隈川考付〈あさむつの橋〉」 『文経論叢』9-1昭49・3 8 あざやか 鮮 中西良一 「源氏物語用語覚書―あざやか・けざやか・ささやか等について」 『和歌山大学学芸学部紀要』13昭38 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 武山隆昭 「あざやかの語義攷―〈けざやか〉との差異に触れて」 『椙山女学園大研究論集』10-2昭54・3 8 あさる 漁 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 8 あざる 和田利政 「あざる考」 国学院大『国語研究』33昭47・3 8 あざわらう あざわらふ 嘲笑 倉島節尚 「あざわらふ小考」 『解釈』22-9昭51・9 8 あし 銭 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 8 あし 葦 宮南裕 『求軟文庫漫話樹草譜(2)』 『宮南果』昭56 8 あじ 味・鰺 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 大橋紀子 「近世後期歌舞伎脚本の語彙―粋・意気・通・おつ・しゃれしあぢ・やほり」 『学苑』433昭51・1 8 あしい 悪 小池清治 「形容詞悪しいの消滅について中世語彙の一側面」 『玉藻』10昭49・5 8 あしがきのふりにしさと 句 賀古明 「葦垣の古りにし里」 『国学院雑誌』60-12昭34・2 8 あしがちるなにわ ―なには 句 佐藤文義 「〈蘆が散る難波〉考」 『美夫君志』14昭45・12 8 あしがらのわをかけやま 句 竹内金治郎 「足柄のわをかけ山・東歌・難解歌私考」 『帝京大文学部紀要国語国文学』10昭53・10 8 あじきない・あじきなし あぢきなし 味気無 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 佐藤茂 「『遊仙窟』のアヂキナシの訓をめぐって」 『福井大学学芸部紀要』9昭35・2 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 竹内美智子 「〈あぢきなし〉考」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 8 あしきり 足切 池田弥三郎 「ことばのことば足切り」 『言語』7-1昭53・1 8 あしく 少可 菊沢季生 「万葉集巻七(一二五八番)の少可の訓み方について」 『四国学院大学文化学会論集』昭44・3 9 あじさい 紫陽花 すぎもと・つとむ 「アジサイとトキ(続)」 『日本語』15-7昭50・9 9 あしざまにはきこえじ 句 青木三郎 「源氏物語総角の〈あしざまにはきこえじ〉の解釈」 『解釈』25-8昭54・8 9 あじさわう あじさはふ 井手至 「枕詞〈あぢさはふ〉の背後」 『国語国文』26-7昭32・7 松田好夫 「万葉集の枕詞二三―味訳相・角障経・百伝」 愛知学芸大『国語国文学報』10昭34・11 9 あしし 悪 形容詞 鈴木丹士郎 「形容詞〈―シシ〉について」 『国語学研究』3昭38・6 慶野正次 「形容詞一元論の再検討―〈悪しし〉型形容詞の発生について」 『神戸学院女短大紀要』6昭49 9 あした・あす 明日 亀井孝 「〈ツル〉と〈イト〉―日本語の系統の問題を考える上の参考として」 『国語学』16昭29・3 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 9 ―のばん 晩 国立国語研究所 昭49・3 9 あしで 葦手 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 小松茂美 『かな』 昭43・5岩波書店 9 あしのうら 足裏 前田富祺 「〈足の甲〉と〈足の裏〉の呼び方について」 『佐藤茂教授退官記念論集国語学』昭55・10桜楓社 9 あしのこう 足甲 前田富祺 「〈足の甲〉と〈足の裏〉の呼び方について」 『佐藤茂教授退官記念論集国語学』昭55・10桜楓社 9 あしひきの 枕詞 井手至 「枕詞〈あしひきの〉考」 大阪市立大『人文研究』27-9昭50・12 飯塚重威 「談話室わたしの〈あしびき〉考」 『国学院雑誌』81-8昭55・8 9 あしひくわがせ 足痛吾勢 句 森本治吉 「万葉集巻二〈足痛吾勢〉の訓釈」 『国語と国文学』14-1昭12・1 9 あじまし 鶴賀善宏 「〈アジマシ〉の用法と意味について」 『言語生活』79昭33・4 9 あじゃー 水谷憲司 「アジャーは東北のことば?」 『言語生活』28昭29・1 松延市次 「九州にもアジャー」 『言語生活』31昭29・4 9 あじゃぱー 鈴木富美 「アジャパー」 『言語生活』21昭28・6 9 あじる 下野雅昭 ⑩ 9 あじろ 網代 浅井峯治 「平安文学に現われた〈網代〉について」 中京大『文学部紀要』昭47・12 9 あしをあらう 句 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 9 あすか 飛鳥 井手至 「飛鳥考」 『万葉』79昭47・5 西崎亨 「飛鳥という文字考」 『国学院雑誌』78-1昭52・1 9 あすかがわ あすかがは 飛鳥川 水島義治 「島津車火―万葉集東歌〈飛鳥川〉考」 『日本大学文理学部研究年報人文社会』25昭52・2 吉田金彦 「語源から見た万葉の歌枕・香具山と飛鳥川上・下」 『短歌』昭56・1011 9 あずかる あづかる 預 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 9 あずき 小豆 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 9 ―とぎ 研 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 9 あずさ あづさ 梓 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 9 あすなろ 翌檜 中村浩 『植物名の由来〈東書選書55〉』 昭55・7東京書籍 9 あすはしけんがあった 句 板坂元 「日本語の生態(7)~(12)やはり・さすが・しみじみ・ところ・明日は試験があった・人情・I love you」 『国文学解釈と鑑賞』昭36-1~41013昭46・1~4911 9 あずまコート 吾妻― 遠藤好英 ⑥ 9 あずまはや あづまはや 岡部直裕 「あづまはや―三嘆の訓読と古事記伝」 『皇学館大学紀要』11昭47・10 9 あぜ 畔・畦 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 大石博昭・国井啓之 「〈あぜ〉の言語地理学的研究」 『日本方言研究会第16回研究発表会発表原稿集』昭48・6 10 あせる 褪・焦 柴田武編 『ことばの意味2』 昭51・9平凡社 10 あせをかく 句 阪倉篤義 「汗をかく」 『境田教授喜寿記念論文集上代の文字と言語』昭49・11 10 あそこ 彼処 野入逸彦 「Hier・dort・daとここ・そこ・あそこ」 大阪市立大『人文研究』31-3昭54・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 10 あそび 遊 芳賀矢一 「あそびの語義―狩猟・管絃・遊女等の〈あそび〉の語」 『帝国文学』9-4 穴山孝道 「特集・あそびを見直す〈あそび〉という日本語について」 『教育と医学』20-6昭47・6 10 あそぶ 遊 犬塚旦 「〈あそぶ〉の古義」 関西大『国文学』15昭30・12 加藤芳夫 「日本語における〈遊ぶ〉の意味」 『国語の教育』44昭46・12 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 マックレイン松岡陽子 「意味の狭さと広さ―PLAYと遊ぶ」 『言語生活』288昭50・9 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 10 あた 風間力三 「アタの考―接尾語〈た〉の元義」 『甲南大学紀要文学』7昭48・3 10 あだ 婀・娜 武藤元昭 「あだ―春水人情本の特質―」 『国語と国文学』43-8昭41・8 蜂谷清人 ⑤ 10 あたい 値 永野賢 『日本語風俗学』 昭44・10明治書院 10 あたえる・あたう あたふ 与 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 10 あたける 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 10 あたし 柴田武 「ワタシからアタシへ」 『NHK国語講座発音と発声』昭32・1宝文館 10 あだし 他・異・徒 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 蜂谷清人 ⑤ 10 あたじけない 鈴木丹士郎 ⑤ 10 あだしの 徒野 田尻嘉信 「あだし野小考」 『跡見学園国語科紀要』23昭50・3 10 あたたか 暖・温 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 塚原鉄雄 「〈暖かい〉と〈暖かだ〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 10 ―い 形容詞 国広哲弥 「日英温度形容詞の意義素の構造と体系」 『国語学』60昭40・3 森田良行 昭52・10 吉村弓子 「同音語の研究〈温かい〉と〈暖かい〉」 『日本語と日本文学』1昭56・6 10 あだなみ 徒浪・仇浪 上野純子 「〈百人一首〉二題(1)〈恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ〉考(2)〈あだ浪〉考」 『奈良女子大文学部研究年報』20昭52・3 10 あたに 副詞 仙波光明 「副詞〈アタニ〉考 北海道教育大『語学文学』16昭53・3 10 あたま 頭 「〈頭〉〈小刀〉〈シャベル〉の方言」 『山形方言』3昭30・7 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 西島宏 「長崎県の方言分布相について―ビードロ・氷柱・頭・肩車」 『長崎大学教育学部人文科学研究年報』18昭44・3 柳田征司 「室町時代におけるアタマ・カシラ・カウベー口語語彙と文語語彙との対応」 『国語学』90昭47・9 柳田征司 「室町時代における口語語彙―アタマ・カシラ・コウベについて」 『国語と国文学』49-11昭47・11 宮地敦子 「身体語彙の変化―〈かうべ〉〈かしら〉〈あたま〉〈なづき〉など」 『国語学』94昭48・9 10 あたら 可惜 楳垣実 「アラタ(新)からアタラ(新)へ」 『国語研究(仙台)』7-12昭14・12 三田村紀子 「無相の語」 『奈良女子大学文学部研究年報』14昭46・3 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 堀部順子 「形容詞の語義交代に関する一考察―あらたし・あたらし・をしの場合」 『国語と教育』7昭57・12 10 ―もの 物 小林好日 『方言語彙的研究』 昭25・11岩波書店 10 あたらしい・あたらし 新・惜 佐藤茂 「〈あらたしき〉と〈あたらしき〉」 『文芸研究』16昭29・3 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 小路一光 「研究の視点万葉集における〈あたらし〉と〈をし〉について」 『古代研究』2昭47・3 阪倉篤義 「語法の解釈」 『日本国語大辞典ことばのまど』10昭49・7 阪倉篤義 「〈あらたし〉から〈あたらし〉へ」 大阪大『語文』32昭49・9 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 菅野謙 「新しい・いい・豊かな・美しい・大きく―新聞広告(昭54)の形容表現」 『文研図報』30-6昭55・6 堀部順子 「形容詞の語義交代に関する一考察―あらたし・あたらし・をしの場合」 『国語と教育』7昭57・12 石井みち江 ⑨ →あらたし 11 あたり 辺 田村忠士 「小特集源氏物語〈あたり〉と〈わたり〉―源氏物語の用例を中心に」 『解釈』26-4昭55・4 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 11 あたる 当 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 木川行史 「類義語の意味論的研究〈あてる・あたる〉と〈ぶつける・ぶつかる〉」 『日本語研究』1昭53・3 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 11 あたわず あたはず 不能 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 11 あちかおし あちかをし 阿遅可遠志 阪口保 「論考二題―阿遅可遠志(アチカヲシ)と髪梳乃小櫛(クシラノヲブシ)」 『神戸山手女短大紀要』16昭48・12 11 あちゃぺねあ 川本栄一郎 ⑧ 11 あちら 彼方 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 11 あつい 暑・熱 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 11 あつい 厚 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 11 あつかい 噯 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解―」 『仏教史研究』3昭43・11 11 あつかう 繚・扱 山口康子 「今昔物語集の〈繚〉自動詞と他動詞の間」 『長崎大学教育学部人文科学研究報告』28昭54・3 佐藤喜代治 「漢字字訓の研究―扱・揚・激・控・溝・棧について」 『国語学研究』20昭55・12 11 あつかましい 厚 佐藤亨 ⑩ 11 あっけらかん 斎賀秀夫 「現代〈あっけらかん〉考」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 11 あつしく 後藤貞夫 「〈あつしく〉の語義について」 『国文学攷』28昭37・7 11 あっせん 斡旋 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 11 あっち 彼方 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 11 あっちし ―死 岩淵悦太郎 『国語史論集』 昭52・10筑摩書房 11 あっというまに 句 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 11 あっぱ 柳田国男 『こども風土記』 昭17・2朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 11 あっぱれ 天晴 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 11 あつめる 集 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 11 あつまる 集 森田良行 昭52・10 11 あて 貴 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭和48・9笠間書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 11 ―なり 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 犬塚旦 昭48・9 11 あてぬき 柳田国男 「大唐田又は唐干田という地名」 『民間伝承』2-2昭11・10=『定本柳田国男集20』昭37・8 11 あてはか 貴 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 11 ―なり 伊牟田経久 「〈あてやかなり〉と〈あてはかなり〉」 『広島女子大学紀要』1昭41・3 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 11 あてやか 貴 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 ―なり 伊牟田経久 「〈あてやかなり〉と〈あてはかなり〉」 『広島女子大学紀要』1昭41・3 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 12 あてら 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 12 あてる 当 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 木川行英 「類義語の意味論的研究〈あてる・あたる〉と〈ぶつける・ぶつかる〉」 『日本語研究』1昭53・3 12 あと 後 柴田武・進藤咲子 「〈あと〉と〈まえ〉」 『言語生活』118昭36・7 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 水野寛子 「源氏物語における〈アト〉と〈ノチ〉」 『常葉国文』2昭52・6 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 12 ―から 小杉商一 「〈さきに〉と〈あとから〉」 『国学院雑誌』73昭47・11 12 ―で 森田良行 昭55・6 12 ―に 久野暲 昭48・6 12 あとさま 柳田国男 『小さき者の声』 昭17・11三国書房=『定本柳田国男集20』昭37・8 12 あとさん 柳田国男 『小さき者の声』 昭17・11三国書房=『定本柳田国男集20』昭37・8 12 あとぜき 秋山正次 「えせ玉かつま(1)〈あとぜき〉〈素腹〉など」 『いずみ』32昭34・5 12 あとのともしさ 加藤諄 「跡のともしさ―仏足跡歌碑十二歌考」 早稲田大『国文学研究』43昭46・1 12 アドホクラシー 「ニクソン大統領が試した15の未来語」 『実業之日本』昭45・12 12 あともう あともふ 武智雅一 「〈あともふ〉攷」 『愛媛国文研究』3昭29・3 12 アドリブ 賀川庸夫 「〈すてぜりふ〉と〈アドリブ〉と」 『言語生活』170昭40・11 12 あとをくろむる 跡黒 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 12 あな 感動詞 宮田和一郎 「感動の意味の〈あな〉について」 『解釈』3-6昭32・6 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 12 アナウンサー 「正しいことばを正確に怪物〈外来語〉を解剖する―アナウンサー(山口)、ニホンかニッポンか(宮崎)」 『世論時報』325昭53・6 12 あなかしこ 佐竹昭広 「あなかしこ」 『文学』41-5昭48・5 12 あながち 浜田敦 「国語副詞の史的研究(二)―(2)あながちに」 『人文研究』6-5昭30・6 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 北川純子 「今昔物語巻二十七第四十一話〈強ナル〉の訓みについて」 『愛文』12昭51・9 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 12 あなご 柳田国男 『一目小僧その他』 昭9・7小山書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 12 あなじ・あなぜ 柳田国男 『増補風位考資料』 昭17・7明世堂=『定本柳田国男集20』昭37・8 柳田国男 「海上文化」 『海洋』484=『月曜通信』昭29・12修道社 12 あなすえ あなすゑ 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 12 あなた 貴方 湯沢幸吉郎 「人称代名詞〈あなた〉の用例」 橋本博士還暦記念会『国語学論集』昭19・10岩波書店 大石初太郎 「言語発表における相手としての〈あなた〉と〈かれ〉」 『言語生活』5昭26・8 逵直巳 「〈あなた〉に関する三重県の俚言」 『三重県方言』1昭30・10 塚原鉄雄 「アナタとオマエ」 『いずみ』30昭30・12 山崎久之 「〈おまへ〉〈あなた〉の発生は待遇表現体系にどんな影響を与えたか」 『国語学』45昭36・6 渡辺友左 「ことば探訪オイ・お前・あなた―夫婦の呼び方に対する未婚女性の意見」 『言語生活』146昭38・11 小島俊夫 「〈アナタ〉〈オ前サン〉〈オ前〉―1809~1900における滑稽本・人情本・言文一致小説にあらわれた待遇表現体系の変化」 『言語と文芸』8-6昭41・11 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 山田浩 「〈あなた〉〈けれども〉…」 『放送朝日』258昭50・11 外山滋比古 『日本語の個性』 昭51・5中央公論社 和久井生一 「日本語研究〈あなた〉についての一考察」 『拓殖大学論集』109昭52・3 読売新聞社会部 『日本語の現場4』 昭52・6読売新聞社 山田あき子 「〈あなた〉考」 『月刊ことば』2-8昭53・8 奥秋義信 「〈あなた〉の敬度―広場の〈あなた〉」 『月刊ことば』3-312昭54・3 正保富三 「私の〈あなた〉」 『月刊ことば』3-8昭54・8 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 彦坂佳宣 ⑨ 12 ―さま 様 松坂忠則 「〈あなた様〉から〈貴様〉まで」 『教育じほう』266昭45・2 森田良行 昭55・6→あんた 13 あなによし 沢瀉久孝 「〈阿奈尓与斯〉攷」 『島田教授古稀記念国文学論集』昭35・3関西大学国文学会 13 あなめあなめ 棚木恵子 「小町髑髏伝説〈あなめあなめ〉攷」 早稲田大『国文学研究』45昭46・10 13 あなる 有 慶野正次 「〈あなる〉と〈あんなる〉」 『解釈』4-1昭33・1 13 あなをすき 句 岡本彦一 「〈あなを好き〉談義」 『国語研究』6昭25・11 13 あに 豈 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 谷光忠彦 「今昔物語に於ける〈豈(アニ)〉の用法について」 『中央大学国文』3昭35・3 村山七郎 「古代語アニ〈豈〉について」 『国語国文』40-12昭46・12 13 あに 兄 馬瀬良雄 「長野県のことば(9)(10)―アニ・オジ・ネ・オバ(1)(2)」 『日本の屋根』22-910昭56・910 13 あにくやしずし あにくやしづし 句 竹内金治郎 「阿尒久夜斯豆之―東歌難解歌私考」 『帝京大文学部紀要国語国文』昭54・10 13 あのくたらさんみゃくさんぼだい 阿耨多羅三藐三菩提 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 13 あの 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 13 あのそ 藤原与一 「山口なまりの〈あのソ・このソ〉」 『日本の言葉』2-2昭23・9 13 あば 藤田秀司 「東北のアバたち」 『民間伝承』昭29・4 13 アパート 村木新次郎 「伝統文化との交錯」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 13 あばずれ てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 13 あばよ 慶野正次 「〈あばよ〉と“See You”略語・約語の生い立ち」 『解釈』20-10昭49・10 山口幸洋 「アバヨの語源がわかった―岐阜県徳山村戸入で」 『言語生活』294昭51・3 池田弥三郎 「ことばのことばあばよ」 『言語』6-8昭52・8 蜂谷清人 ⑩ 13 あばれたり 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 13 あひる 家鴨 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 13 あびる 浴 堀場干鶴子 特集・類義語の意味論的研究あびる・かぶる・(きる)」 『日本語研究』1昭53・3 13 あぶかん 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 13 あぶくまがわ 阿武隈川 井上豊 「〈阿武隈川考〉付〈あさむつの橋〉」 『文経論叢』9-1昭49・3 13 あぶない 危 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 13 あぶらあげ 油揚 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 13 あぶらすまし 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 13 あぶらつき 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 13 あぶらつきてひきゆ 油尽火消 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 13 あぶらひ 油火 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 13 あぶらぼう 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 13 あぶらまつ 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 13 あぶらをうる 油売 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 永川玲二 「ことばの政治学(5)あぶらを売る」 『展望』233昭53・5 14 アプレゲール 久世善男 『外来語ものしり百科』 昭53・6新人物往来社 14 あふれる 溢 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 14 あべ 梶井和雄 「カブス・アベ覚書」 『土佐方言』10昭40・9 14 あほう 阿房・阿呆 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 14 あま 神田秀夫 「〈とて〉〈あま〉〈ころ〉に就いて」 『武蔵大人文学会雑志』5-34昭49・3 14 あまい 甘 加藤正信 「日本言語地図から―〈砂糖が〉あまい・〈汁の塩味が〉うすい」 『言語生活』177昭41・6 奥田睦 「アマイということ」 『言語生活』181昭41・10 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 宮城信勇 「古事記の〈あまひ〉の解釈」 『沖縄文化』50昭53・8 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 長尾勇 「五味考―味覚用語の変遷と分布」 日大『語文』55昭57・7 14 あまくだり 天下 久世善男 『流行語雑学百科』 昭50・12新人物往来社 14 あまこいどり あまこひどり 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 14 あまざかる 天離 枕詞 大星光史 「枕詞の用例とその歴史―あかねさす・天ざかる・沖つ藻の・しろたへの・とほつ神・とほつ国」 新潟高校教研『国語研究』13昭42・3 ―ひな 鄙 戸谷高明 「〈天離る鄙〉の意味」 『古代文学』15昭51・3 田中久美 「〈ひさかたの天〉と〈あまざかる鄙〉」 『叙説』1昭52・10 14 あまざけ 甘酒 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 14 あます 余 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店→あまる 14 あまた 許多・数多 津之地直一 「〈あまた〉と〈あまねく〉について」 『愛知大学国文学』11昭45・3 井上博嗣 「古代における数量と程度―〈あまた〉の場合」 『女子大国文』91昭57・7 14 あまだれ 雨垂 上野勇 「雨だれの方言」 『上州路』7-7昭55・7 14 あまつかみもろもろのみことをもちて 天神諸命以 句 山田孝雄 「古事記の〈天神諸命以〉について」 『国学』3昭11・1 14 あまつさえ あまつさへ 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 14 あまったれんぼう 甘坊 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 14 あまつつみ 天津罪 金子武雄 「天津罪・国津罪考」 『国語と国文学』27-8昭25・8 14 あまつみず 天水 尾崎暢殃 「家持の表現意識―天つ水」 『和洋国文研究』12昭51・12 14 あまつみそらにてるつきの 句 尾崎暢映 「天水虚爾照月之の本文及び訓」 『国学院雑誌』60-9昭34・9 14 あまなれや…たまもかります 句 門前真一 「〈あまなれや…玉藻刈ります〉その他―反語的なもの」 『天理大学学報』13-1昭36・7 14 あまのいわやどをひらきてさしこもりましき 句 西宮一民 「古事記訓詁二題―修理固成・開天石屋戸而刺許母理坐也」 関西大『国文学』52昭50・9 14 あまのかわ あまのかは 天河 神田秀夫 「万葉集の用字―〈去来〉のこと〈天漢〉のことなど」 『万葉』4昭27・7 14 あまのじゃく 天邪鬼 橘正一 「アマノジャクとアモジョ」 『方言と土俗』昭6・10 14 あまのひつぎ 武田祐吉 「あまのひつぎ考―大伴家持の用語の一として」 『万葉』14昭30・1 14 あまはし 天橋 山田孝雄 『万葉集考叢』 昭7・6宝文館 14 あまはせづかい あまはせづかひ 山路平四郎 「〈あまはせづかひ〉私考」 早稲田大『国文学研究』43昭46・1 武井睦雄 「ふたつの〈あまはせづかひ〉―補助動詞〈たまふ〉の用法から見たる」 『五味智英先生古稀記念上代文学論叢〈論集上代文学8〉』昭52・11笠間書院 14 あまま 雨間 福嶋俊彦 「万葉集の〈雨間〉の表現上の効果」 『岡大国文論稿』9昭56・3 15 あまみだい 尼御台 遠藤好英 ⑩ 15 あまゆ 尾崎知光 「源氏物語における〈あまゆ〉の語義」 『国文学』17-3昭47・3 15 あまり 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男全集29』昭39・5 15 あまり 副詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 15 あまる 余 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 門脇芳雄 「詰将棋のことば―余る」 『言語』8-12昭54・12 樫井文代 「特集・類義語の意味論的研究あまる・のこる」 『日本語研究』5昭57・12 15 あみ 網 小島幸枝・樽谷その子・富田典子・樋渡洋子・水野絹子・望月千奈美・森幸子・山本仁美 「愛知県沿岸漁村語彙〈網・風・雲・天候〉」 『東海学園国語国文』10昭51・9 15 あみごろも 編衣 小林存 「アンキンは編み衣なり」 『民間伝承』昭29・1 15 あみさす・あみにさす 句 山村金三郎 「網爾刺考―万葉集3・二四〇番の難語に対する一考察」 『国学院雑誌』66-7昭40・7 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 15 あみだにかぶる 句 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 15 あむどこむ 跨 吉田金彦 「〈跨〉字の和訓をめぐって―その表記と音韻と意味」 『訓点語と訓点資料』10昭33・10 15 あめ 雨 水谷静夫 「〈泣く・花・恋〉から〈…ている・泣く・雨〉へ」 『言語生活』91昭34・4 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 15 あめ 天 武田祐吉 「天(アメ)」 『解釈と鑑賞』昭24・2 佐伯有義 「阿米阿麻訓読考」 『国学院雑誌』41-7昭10・7 長谷川孝士 「〈赤光〉における〈天(あめ)〉〈天(てん)〉―〈赤光〉の表現」 『解釈』19-8昭48・8 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 続群書類従完成会『高橋峰三先生喜寿記念諭集古記録の研究』昭45・6 15 あめ 飴 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 15 あめがふる 句 木下正俊 「〈雨が降る〉といふ言ひ方」 関西大『国文学』25昭34・4 15 あめつち 天地 大矢透 『音図及手習詞歌考』 大8大日本図書=昭45勉誠社 亀井孝 「〈あめつち〉の誕生のはなし」 『国語と国文学』37-5昭35・5 小松英雄 『いろはうた』 昭54・11中央公論社 15 ―ひらけはじめしとき 句 中村啓信 「〈天地初発之時〉の訓み」 『国学院雑誌』76-11昭50・11 15 あめのした 天下 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 戸谷高明 「〈天の下〉の意味―〈天〉の思想と表現」 『学術研究国語国文学』26昭52・12 遠山一郎 「アメノシタの成立」 『国語国文』51-7昭57・7 松本宙 ⑨ 15 あめのしたしらしめす 御宇 句 松田好夫 「〈御宇〉訓読考」 『国語国文』9-3昭14・3 川上峰恵子 「〈御宇の訓〉について〈アメノシタシラシメシシ〉の妥当性」 『玉藻』7昭46・9 大野晋 「万葉集の読み―アメノシタシラシメシシの訓」 『文学』43-4昭50・4 大野晋 『仮名遣と上代語』 昭57・2岩波書店 15 あめのみかど 天御門 山田孝雄 「〈あめのみかど〉考」 『芸林』2-1昭26・2 15 あめもよに 高橋巌 「〈雨もよに〉の意味」 『文芸研究』51昭40・10 15 アメリカ 亜米利加 荒尾禎秀 ⑪ 15 あめんぼう 上野勇 「〈あめんぼう〉の方言」 『国語研究(仙台)』8-5昭15・5 上野勇 「あめんぼうの方言」 『上州路』6-7昭54・7 15 あも 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 15 あもじょ 橘正一 「アマノジャクとアモジョ」 『方言と土俗』昭6・10 15 あや 嘉味田宗栄 「心意強調の〈あや〉」 『琉球大国文学哲学論集』19昭50・3 15 あや 文・綾 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 15 あやうい 危 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 16 あやかし 大塚光信 「〈アヤカシ〉と〈アカリ〉」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 16 あやかり 大塚光信 「アヤカシとアヤカリ」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 16 あやしい・あやし 怪・賤 小川重俊 「源氏物語における〈あやし〉の表現について」 『相柏』昭48・3 千葉勢津子 「蜻蛉日記〈あやし〉考」 『昭和学院国語国文』6昭48・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 小島俊夫 「〈あやし〉〈あはれなり〉の副詞法と中止法」 『解釈』24-2昭53・2 16 あやしきかめ 神亀 粂川定一 「神亀考」 『国語国文』38-10昭44・10 16 あやしむ 怪 阿部健二 「〈あやしぶ・あやしむ〉攷」 『新潟大国文学会誌』23昭55・2 16 あやつこ 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 16 あやな 佐伯梅友 「あやな」 『滋賀大国文』4昭42・3 16 あやなし 曾田文雄 「〈あやなし〉攷」 『滋賀大国文』13昭50・12 大坪初代 「源氏物語における〈わりなし〉と〈あやなし〉について」 『高知女子大国文』16昭55・8 16 あやまる 誤・謬 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 16 あやめ 森野宗明 「蛇の異名アヤメについて」 『未定稿』8昭36・3 川本栄一郎 「青森県下北地方における〈あやめ〉の方言分布とその解釈」 『国語学』67昭41・12 森野宗明 『王朝貴族社会の女性と言語』 昭50・11有精堂 16 あやめぐさ 久徳高文 「あやめぐさ考―万葉集・勅撰集における」 『金城国文』18-1昭46・6 16 あゆいち 年魚市 安藤直太郎 「年魚市考」 『国語国文研究』7 16 あゆのかぜ 橘正一 「あゆの風(万葉集の越中方言)」 『国語国文』4-6昭9・6 三辺一郎 「越の俗語あゆの風考」 『万葉』14昭30・1 柳田国男 『海上の道』 昭36・7筑摩書房=『定本柳田国男集1』昭38・9 黒川総三 「あゆのかぜ私見」 『万葉』82昭48・10 16 あゆむ 歩 竹内栄一 「用語考―あるくとあゆむと」 『日本文芸論究』10昭27・7 福田英敏 「特集・類義語の意味論的研究あるく・あゆむ」 『日本語研究』4昭56・12 16 あら 感動詞 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 16 あらい 荒・粗 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 斎藤倫明 「〈荒・粗〉を語基とする派生語群の形態論的分析(発表要旨)」 『文芸研究』92昭54・9 16 あら― 斎藤倫明 「形態素〈アラー〉とその合成語の形態論的分析」 『文芸研究』93昭55・1 16 あらいぐすり・あらいこ 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜風社 16 あらいご 渡辺友左 「俗信と俚言―胞衣とアライゴ」 『佐藤茂教授退官記念論集国語学』昭57・10桜楓社 渡辺友左 『日本語と性〈叢書・ことばの世界〉』 昭57・11南雲堂 16 あらう 洗 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 16 あらがう あらがふ 争 北条忠雄 「〈あがふ〉〈あがなふ〉〈あらがふ〉について―宇治拾遺物語難語集」 『解釈』6-1昭35・1 16 あらかじめ 予 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 16 あらかた 粗方 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 16 あらくれ 山口佳津子 「秋声の表現―〈あらくれ〉をめぐって」 『国文』55昭56・7 16 あらし 嵐 関口武 「風の名称〈アラシ〉に就いての一考察―風の地方名の研究」 『国学院雑誌』46-6昭15・6 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 16 あらして 岡村昭 「仙台方言の〈あらして〉について」 『言語生活』57昭31・6 16 あらしょうや 福島邦道 「〈あらしょうや〉と〈しょうがない〉」 『実践国文学』9昭51・2 17 あらすい 小林賢次 「否定表現の変遷―〈あらず〉から〈なし〉への交替現象について」 『国語学』75昭43・12 17 あらそう 争 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 石井直子 「特集・類義語の意味諭的研究あらそう・きそう・たたかう」 『日本語研究』5昭57・12 17 あらた ミキ・イサム 「〈アラタ〉のジタイニツイテ」 『カナノヒカリ』昭28・1112 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 17 あらたし 新 棋垣実 「アラタ(新)からアタラ(新)へ」 『国語研究(仙台)』7-12昭14・12 佐藤茂 「〈あらたしき〉と〈あたらしき〉」 『文芸研究』16昭29・3 阪倉篤義 「語源の解釈」 『日本国語大辞典ことばのまど』10昭49・7 阪倉篤義 「〈あらたし〉から〈あたらし〉へ」 大阪大『語文』32昭49・9 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 石井みち江 ⑨ 17 あらたまの 枕詞 井本英一 「〈あらたまの〉その他について」 『岩倉具実教授退職記念論文集言語学と日本語問題』昭46・9くろしお出版 17 あらためる 改 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 17 あらっぽい 粗 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 17 あらとうと あらたふと 句 望月久貴 「〈あらたふと〉―解釈と鑑賞」 『実践国語』18-205昭32・11 17 あらない 橋本四郎 「(詞林抄)〈あらない〉はあらない」 京都女子大『女子大国文』9昭33・6 17 あらひとがみ 現人神 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 17 あらます 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 17 あらまし 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 犬飼隆 「源氏物語〈あらまし〉の意味」 学習院女短大『国語国文論集』11昭57・3 17 あらましごと 佐藤喜代治 昭40・9 関根慶子 「〈あらましごと〉考」 『お茶の水女子大附属高校研究紀要』14昭43・3 17 あらめ 荒布 宮南裕 『求軟文庫―漫話樹草譜4』 昭57宮南果 17 あらまほし 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 17 あらゆる 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・8東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 17 あられ 伊波普猷 「〈あられ〉といふ語について」 『民俗学』1-1 17 あられふる 枕詞 福田良輔 「万葉集の枕詞〈霰零〉〈丸雪降〉はアラレフリかアラレフルか」 『語文研究』13昭36・10=『古代語ノート』昭39・2南雲堂桜楓社 17 あらわす 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 17 あらわれる 現 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 鳥谷部康之 「特集・類義語の意味論的研究でる・あらわれる」 『日本語研究』2昭54・7 17 あり 蟻 柳田国男 「蟻方言の変化―音化現象の考察(七)」 『方言』3-3昭8・3 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 清瀬良一 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について―〈蟻〉」 『方言研究年報』8昭41・3 堀井令以知 「蟻の方言について」 『愛知大学綜合郷土研究所紀要』12昭42・3 17 ありいす 湯沢幸吉郎 『廓言葉の研究』 昭39・4明治書院 岸田武夫 「〈ありんす・ありいす〉の成立について」 『近代語研究』5昭52・3武蔵野書院 17 ありがたい 有難 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5 柳田征司 「大蔵流狂言に見えるお礼のことば―〈有難い〉と〈忝い〉について」 『国語学』67昭41・12 新村出 「やまと言葉」 『ことばの生い立ち』昭31・9講談社=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 松浦照子 ⑨ 17 ありがとう 有難 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・3毎日新聞社 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 佐々木成子 「〈どうぞ〉と〈ありがとう〉」 『言語生活』164昭40・5 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 17 ―ございました 市川孝 「ありがとうございました」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 17 ―ございます 森田良行 昭56・3 18 ありく 歩 石田春昭 「アリクの意味とシアリク」 『国語研究(仙台)』昭11・3 18 ありくり 比嘉亀盛 「語源・アリクリ三談」 『沖縄文化』7昭37・8 18 ありこ・ありご 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2→あり 18 ありさま 有様 山崎久之 「語源の探求―〈ありさま〉〈出さる〉〈やんす・やす〉」 『語学と文学』4昭35・8 関宦市 「対称の代名詞〈ありさま〉について」 『鶴見女子大学紀要』2昭39・12 18 ありじごく 蟻地獄 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 日向光徳 「兵庫県北西但馬語彙について―蟻地獄」 『郷言』8昭47・12 18 ありつつも 武智雅一 「〈有乍毛〉考」 『国語国文』4-11昭9・11 菊沢季生 「万葉集の〈ありつゝも〉に就て―武智雅一氏の考説をよむ」 『国語研究(仙台)』2-12昭9・12 18 ありなみ 吉田金彦 「万葉のことばと文学(18)おいなみ・ありなみ」 『短歌研究』35-3昭53・3 18 ありのみ 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 18 アリバイ 別役実 「犯罪のことば(1)アリバイ(現場不在証明)」 『三省堂ぶっくれっと』5昭51・10 18 ありふれた 村山七郎 『ことばの考古学〈ケヘメ〉の研究』 昭55・2朝日出版社 18 あります 「釣り合った用語で―〈あります〉体の文章について」 『ことば』昭29・11 岡野信子 「山口県地方の〈アル〉〈アリマス〉話体―事態化表現の傾向」 梅光女学院大『日本文学研究』17昭56・11 18 ありよう 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 18 ありんこ・ありんご 蟻 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 18 ありんす 岸田武夫 「〈ありんす・ありいす〉の成立について」 『近代語研究』5昭52・3武蔵野書院 18 ありんど・ありんぼ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 18 あり・ある 有 西尾光雄 「〈あり〉といふ言葉について」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭18・10岩波書店 石垣謙二 「あるといふことはどういふことであるか」 『文学』13-12昭20・11 内藤好文 「現代日本語における〈ある〉と〈いる〉の用法」 『神戸大学文学会研究』7昭30・3 石垣謙二 『助詞の歴史的研究』 昭30・11岩波書店 高田昇 「存在を表わす〈あり〉について―〈ゐる〉〈をり〉の比較を中心に」 『国文論叢』6昭32・6 山崎久之 「〈ゐる〉〈をる〉〈ある〉の表現価値―古文解釈のために」 『上毛国語』14昭33・8 三浦和雄 「敬語名詞に〈あり〉〈候ふ〉〈なる〉の複合した敬語動詞について」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 佐伯梅友 「〈あり〉と〈なし〉」 『古文研究』4昭38・12 桜井光昭 「尊敬語〈在〉〈御〉〈坐〉と訓」 『今昔物語集の語法の研究』昭41・3明治書院 国広哲弥 「存在動詞〈イル・アル〉の意味分析(研究発表要旨)」 『国語学』68昭42・3 佐藤孝 「アルとイル」 『言語生活』186昭42・3 三尾砂 「現代語の〈ある〉考」 『日本語』8-2昭43・2 三田村紀子 「なる―〈あり〉と〈なし〉との階梯」 奈良女子大『研究年報』13昭45・3 小谷博泰 「宣命における〈あり〉の融合過程」 『文学語学』56昭45・6 船渡川隆夫 「万葉集142番歌の訓をめぐって―〈有〉〈爾有〉の訓について」 『解釈』17-12昭46・12 北原保雄 「〈あり〉の構文的機能について論じ助動詞の構文的考察に及ぶ」 『和光大学人文学部紀要』6昭47・3=『論集日本語研究7』昭54・2有精堂 高木進 「敬譲表現に介在する〈アリ〉について―山口県玖珂郡錦町方言を資料として」 『国語学』90昭47・7 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 永井津記夫 「ラ変動詞〈あり〉の終止形について」 『言語』4-5昭50・5 津之地直一 『万葉集の国語学的研究』 昭50・6桜楓社 三浦つとむ 『日本語の文法』 昭50・7頸草書房 藤吉憲生 「〈ある〉と〈いる(1)」 『言語』4-12昭50・12 堀田要治 「なり・だ・である(指定判断の辞)―不死鳥〈あり〉のたどる道」 『武蔵大人文学会雑誌』7-34昭51・6 大野晋 『日本語の世界』 昭51・10朝日新聞社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 大野晋 「動詞アリの語源について」 『五味智英先生古稀記念上代文学論叢〈論集上代文学8〉』昭52・11笠間書院 中川正之 「中国語の〈有・在〉と日本語の〈ある・いる〉の対照的研究(上)」 日本語と中国語対照研究会『日本語と中国語の対照研究3』昭53・3 大野晋 『日本語の世界』 昭53・5朝日新聞社 中西光彦 「動詞〈す〉と〈あり〉の交渉をめぐる一問題―初点本における〈如〉字の訓にみられる文の呼応関係について」 『奈良教育大国文研究と教育』2昭53・8 沼田貞子 「存在を表す〈あり・をり・ゐる〉について―中古の仮名文学作品における比較を中心に」 『山口国文』2昭54・2 佐藤亮一 「方言の分布〈居る〉―東西の対立」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 沖森卓也 「上代における〈有・在〉字」 『国語と国文学』56-6昭54・6 内田賢徳 「〈あり〉を前項とする複合動詞の構成」 『万葉』101昭54・7 中村幸弘 「補助動詞〈あり〉小論」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 斎藤友季子 「上代から中古への変遷―〈あり〉と〈なり〉」 『米沢国語国文』6昭54・9 大木正義 「形式用言〈あり〉をめぐって」 『言語と文芸』89昭55・2 沢田治美 「用言としての日本語助動詞とそれに対する謙譲助動詞〈です〉〈ます〉補助動詞〈する〉〈ある〉の後続制限について」 『佐藤茂教授退官記念論集国語学』昭55・10桜楓社 示村陽一 「〈have〉の発想と〈ある〉の発想―日英語比較発想の視点より」 『関西外語大研究論集』32昭56・1 愛宕八郎康隆 「肥前長崎地方の存在化動詞〈アル〉の用法」 『長崎大教育学部人文科学研究報告』30昭56・3 大坪併治 「アリ(有・在)の特殊な用法」 『平安時代における訓点語の文法』昭56・8風間書房 柳父章 「ある・いる・ない―文脈上の語感の乏しい日本語の名詞に〈ある〉〈いる〉〈ない〉を変身させることができるか」 『翻訳の世界』6-9昭56・9 岡野信子 「山口県地方の〈アル〉〈アリマス〉語体―事態化表現の傾向」 梅光女学院大『日本文学研究』17昭56・11 19 ありを 桜井茂治 「〈居気辞(こきし)〉〈阿理嗚(ありを)〉考―アクセントからみた語義の解釈」 『国学院雑誌』61-11昭35・11 19 ある 或 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 19 あるいは 或 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 杉本行夫 「懐風藻互対助字旋時時乍訓考」 『島根大学論集』10昭36・3 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 遠藤好英・小野基 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈あるいは〉1・2」 『月刊文法』2-12昭45・10 遠藤好英 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈あるいは〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 寺村秀夫 「〈あるいは〉〈または〉〈もしくは〉〈ないし(は)〉」 『講座正しい日本語4』昭45・11明治書院 東光寛英 「〈或いは〉の語上・中・下」 『テオリア』141516昭464748・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 村上雅孝 ⑨ 19 あるく 歩 竹内栄一 「用語考―あるくとあゆむと」 『日本文学論究』10昭27・7 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 福田英敏 「特集・類義語の意味論的研究あるく・あゆむ」 『日本語研究』4昭56・12 19 あるきまわる 歩回 柴田武編 『ことばの意味2』 昭51・9平凡社→ありく 20 あるじ 主 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 菊田紀郎 ⑨ 20 あるは 或 遠藤好英 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈あるは〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 20 アルバイト 三輪卓爾 「〈アルバイト〉史断片」 『言語生活』173昭41・2 飛田良文 ⑦ 20 アルバム 川本茂雄 ⑩ 20 あれ 人称代名詞・指示代名詞 菊沢季生 「古代の代名詞〈アレ〉〈ワレ〉の区別に就て(一~五)」 『国語研究(仙台)』2-12589昭9・12589 服部四郎 「〈コレ〉〈ソレ〉〈アレ〉とthis,that」 『英語青年』107-8昭36・8 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 岡崎和夫 「上代の一人称代名詞―ア・ワ・アレ・ワレ並存の問題」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 20 あれおとめ あれをとめ 土橋寛 「〈あれをとめ〉考」 『万葉』50昭39・1 20 あれのさき 夏目忠男 「万葉集安礼乃崎新考」 『新居郷』4昭49・3 20 あれら 指示代名詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 20 あわ 粟 藤原勉 「米以前―アワとヒエ」 『民間伝承』29-8昭31-8 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 20 あわあわし あはあはし 淡淡 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 20 あわい あはひ 合・間 木原茂 「辞書における語の意味の記述について―室町時代語における〈あひ〉〈あはひ〉〈あひだ〉の場合」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 20 あわい 淡 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 20 あわきはら あはきはら 森重敏 「阿波岐原―古事記上巻について(5)」 『国語国文』44-2昭50・2 20 あわけのゆき 淡気雪 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 20 あわじしま あはぢしま 淡路島 宇佐美正勝 「〈固有名詞〉+〈道(ぢ)〉に関する一考察(1)〈淡路島〉は〈阿波国〉へ行く途中にある島の意か」 『滋賀県高校国語教育研究会43年度会誌』昭44・8 20 あわす 接尾語 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 20 あわずま あはずま 山田孝雄 「〈大命良麻〉の文法上の解釈附〈あはずま〉〈こりずま〉」 『国学院雑誌』11-1明38・1 20 あわせて・あわして 合 中村通夫 「〈合わせて〉と〈合わして〉」 『NHK国語講座現代語の傾向』昭32・1宝文館 あわせる 合・併 文化庁国語課編 「漢字の使い分けに関連する問題―〈合わせる〉と〈併せる〉の使い分け」 『ことばシリーズ15言葉に関する問答集7』昭56・4 姫野昌子 「対称関係を表す複合動詞―〈…あう〉と〈…あわせる〉をめぐって」 『日本語学校論集』9昭57・3 20 あわせる 接尾語 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 20 あわつけし あはつけし 淡 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 20 あわなり あはなり 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 20 あわまく 粟蒔 市村宏 「万葉粟蒔考」 『文学論藻』7昭32・6 20 あわむ あはむ 淡 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 20 あわゆきのふるにやきます 句 井村哲夫 「沫雪の降るにや来ます(16・三八〇四~五)」 『万葉』68昭43・7 20 あわら あはら 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・12 20 あわれ あはれ 哀 松村博 「浜松中納言物語と更級日記における〈あはれ〉について」 『日本文学研究』昭25・5 上村悦子 「〈あはれ〉について」 『日本女子大学紀要』1昭26・10 大西善明 「源氏語彙〈あはれ〉一覧」 『平安文学研究』9昭27・5 池田義孝 「〈をかし〉と〈あはれ〉について」 『愛媛国語国文』昭28・1 山口晃 「平安朝諸日記にみえる〈あはれ〉と〈をかし〉の全貌」 『平安文学研究』12昭28・6 井上豊 「〈もののあはれ〉の意味とヒューマニズム」 『国語と国文学』31-1昭29・1 楠道隆 「枕草子における〈あはれ〉について」 『国文論叢』昭29・11 Hisamatsu, S. “The Vocabulary of Japanese Literary Aesthetics” Centre for East Asian Cultural Studies昭38 田中高志 「平家物語における〈あはれ〉と〈むざん〉について」 『国語教育研究』7昭38・5 川辺為三 「源氏物語〈あはれ〉考―あはれにをかしの解釈」 『国文学解釈と教材の研究』8-14昭38・11 亀山泰紀 「枕草子の〈あはれ〉―四系統諸伝本の比較」 『中世文芸』28昭38・11 新妻順子 「和泉式部日記の心情表現―〈はかなし〉〈あはれ〉〈つれづれ〉の意識について」 『日本文学ノート』1昭40・12 小野村洋子 「源氏物語における〈あはれ〉の一課題」 『共立女子大紀要』12昭41・11=『源氏物語の精神的基底』昭45・4創文社 仲岡睦 「徒然草の一考察―あはれを通して」 『女子大国文』44昭42・2 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 浜田美智子 「源氏物語における〈あはれ〉の研究」 『国語の研究』3昭43・3 進藤義治 「文芸用語〈あはれ〉の諸語形について」 『名古屋大学国語国文学』32昭43・11 野口進 「平家物語に於ける〈あはれ〉の考察」 『金城学院大学論集』37昭43・12 進藤義治 「六歌集歌における名詞〈あはれ〉頻用に関する考察1・2」 『名古屋大学国語国文学』2526昭44・12、45・7 吉永亜美 「平家物語の〈あはれ〉―王朝物語の継承と展開」 『女子大国文』57昭45・5 重松信弘 「源氏物語の〈あはれ〉と〈物のあはれ〉」 梅光女学院大『国文学研究』6昭45・11 進藤義治 「源氏物語散文中の名詞〈あはれ〉について」 『名古屋大学国語国文学』27昭45・12 三田村紀子 「無相の語」 『奈良女子大学文学部研究年報』14昭46・3 進藤義治 「源氏物語の用語〈あはれ〉のオリジナリティ」 『名古屋大学国語国文学』28昭46・7 小野村洋子 「〈あはれ〉の構造についての試論―その広さと奥行きの整序のための序論として」 『共立女子大文学部紀要』19昭47・3 上村悦子 「私の卒業論文〈あはれとをかしとおもしろしの考察〉」 『解釈と鑑賞』38-1昭48・1 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 星加文子 「〈あはれ〉についての考察」 『立教大学日本文学』30昭48・6 押見虎三二 「〈あはれ〉論に関する覚書」 『新大国語』2昭50・3 竹西寛子 「〈あはれ〉から〈もののあはれ〉へ」 『言語生活』296昭51・7 吉田金彦 「万葉のことばと文学(2)〈あはれ〉と〈をかし〉」 『短歌研究』33-9昭51・9 片山武 「〈如是𪫧怜〉(④746)万葉の〈あはれ〉と〈あもしろし〉について」 『解釈』24-1昭53・1 馬場あき子 「言語時評あはれ・あわれ」 『言語生活』323昭53・11 江沢潤子 「源氏物語の〈あはれ〉について」 『解釈』25-8昭54・8 江沢潤子 「源氏物語の〈あはれ〉の一用法に就いて1・2」 『解釈』26-89昭55・89 内田賢徳 「副詞〈あはれ〉について―かざし抄ノオト」 『帝塚山学院大日本文学研究』12昭56・2 20 ―がる 亀山泰紀 「〈あはれがる〉と〈あはれぶ〉」 尾道短大『研究紀要』18昭44・2 20 ―そこよしや 和久弘文 「催馬楽における囃し詞〈はれ〉〈あはれそこよしや〉の機能について」 『やごと文華』1昭56・5 20 ―なり 進藤義治 「源氏物語におけるあはれなりの述語用例」 『名古屋大学国語国文学』19昭41・11 藤尾恭子 「平家物語〈あはれなり〉の表現価値」 『武庫川国文』5昭48・3 土屋博映 「枕草子の〈をかし〉と〈あはれなり〉―情景と動植物の描写から」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 土屋博映 「枕草子の〈あはれなり〉〈をかし〉〈めでたし〉」 『国語学会昭和52年春季大会発表要旨』昭52・5 小島俊夫 「〈あやし〉〈あはれなり〉の副詞法と中止法」 『解釈』24-2昭53・2 土屋博映 「枕草子の美的理念語―〈あはれなり〉〈をかし〉〈めでたし〉を中心として」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 20 ―ぶ 亀山泰紀 昭44・2 22 あんか 行火 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 斎藤たま 「ことばの旅(4)~(6)あんか」 『子どもの館』6-12昭53・12 22 あんがい 案外 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 22 あんきん 小林存 「アンキンは編み衣なり」 『民間伝承』昭29・1 22 アンゲリア 荒尾禎秀 ⑨ →いぎりす 22 あんこう 鮟鱇 山田俊雄 「漢語研究上の一問題―鮟鱇をめぐって」 『国語と国文学』30-11昭28・11 22 アンコール 宮川広幸 「『アンコール』の原語について(再び)」 『英語教育』22-13昭49・3 22 あんさん 人称代名詞 前田勇 「音節の脱落について―〈あんさん〉と〈わたっし〉」 『近畿方言』13昭27・6 22 あんじ 按司 外間守善 「按司の語源」 『沖縄文化』35昭46・5 22 あんじゅう 案中 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 22 あんじょうきょうけい 安詳恭敬 遠藤哲夫 「故語漫筆(3)」 『国語展望』57昭56・3 22 あんしん・あんじん 安心 戸田義雄 「アンシンか、アンジンか―安心論をめぐる宣長と篤胤」 『国学院雑誌』74-11昭48・11 戸田義雄 『宗教と言語』 昭50・3大明堂 22 あんず 杏子 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 22 あんず 案 岩下裕一 「語義の振幅―〈案ず〉と〈観ず〉」 『昭和学院短大紀要』14昭53・3 岩下裕一 「語義の振幅再考―〈案ず〉と〈観ず〉の術語性をめぐって」 『昭和学院短大紀要』15昭54・3 22 あんた 人称代名詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 彦坂佳宣 ⑩ →あなた 22 あんどん 行燈 坂梨隆三 「アンドンとアンドウ」 『近代語研究』5昭52・3武蔵野書院 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 22 あんな 連体詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 22 あんない 案内 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 22 あんなにこんな 句 壁谷真蔭 「神戸方言〈あんなにこんな〉」 『兵庫方言』2昭30 22 あんなり・あんなる 有 木之下正雄 「源氏物語におけるアンナリの解釈について」 『鹿児島大学教育学部研究紀要人文社会科学篇』8昭30・12 慶野正次 「〈あなる〉と〈あんなる〉」 『解釈』4-1昭33・1 22 あんばい 按排・塩梅 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 22 アンペラ 新村出 『東亜語源志』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 22 あんま 柳田国男 『こども風土記』 昭17・2朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 22 い 為 福田良輔 『古代語文ノート』 昭39・2南雲堂桜楓社 い 格助詞 石田春昭 「〈イ〉は格助詞にあらず」 『国語国文』7-11昭12・11 石原六三 「古代日本語の格助詞と称せられる〈イ〉と朝鮮語の格助詞〈ali〉について」 『天理大学学報』2-12昭25・11 小林芳規 「謂わゆる主格助詞〈い〉は副助詞と考うべきである」 『国語』2-3昭28・9 武田祐吉 「助詞〈イ〉の性格」 『国学院雑誌』54-11昭28・11 瀬良益夫 「上代の感動表現〈い〉について―格助詞〈い〉の再検討」 『解釈』2-4昭31・4 金沢圧三郎 「朝鮮語と助詞イ」 『国学院雑誌』58-5昭和32・9 稲垣瑞穂 「上代語と訓点語―〈イ〉について」 『武庫川女子大学紀要』6昭33・6 小林芳規 「助詞イの残存―平安時代の使用者と用法」 『東洋大学紀要』13昭34・3 稲垣瑞穂 「訓点資料に残された古代の助詞〈い〉」 『訓点語と訓点資料』15昭36・1 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 安田喜代門 「主格助詞イについて」 国学院大『国語研究』27昭44・3 『シンポジウム日本語1』 昭50学生社 外間守善 「おもろ語〈い〉の用例と文法的性格」 『沖縄文化』46昭51・12 外間守善 「古代語助詞〈い〉の文法的性格」 『法政大学文学部紀要』22昭52・3 23 い 終助詞 蜂谷清人 「狂言〈比丘貞〉の用語二、三」 『国語学研究』1昭36・6=『狂言台本の国語学的研究』昭52・12笠間書院 大橋勝男 「文末詞〈い〉―栃木地方方言における」 『国語教育研究』8昭38・12 和田初栄 「新潟県北魚沼郡小出方言の文末詞〈カ〉〈イ〉〈ケ〉〈ヤ〉について」 『方法の研究』1昭44・3 金田弘 「〈云はい〉〈見さい〉という云い方をめぐって」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂=『洞門抄物と国語研究』昭51・11桜楓社 山崎久之 「命令形の接尾辞と終助詞―〈よ〉〈い〉〈いよ〉近世上方言について」 『群馬大学教育学部紀要人文・社会』21昭47・3 蜂谷清人 「命令表現〈(拝ま)い〉〈(落ち)さい〉に関する一考察―説経正本を中心に」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 23 い 助詞・接頭語 大野晋・丸谷才一 『日本語の世界4』 昭57・6中央公論社 23 いい 好・善・良 中村通夫 『NHK国語講座現代語の傾向』 昭32・1宝文館 和田利政 「〈よい〉と〈いい〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 菅野謙 「新しい・いい・豊かな・美しい・大きく―新聞広告(昭54)の形容表現」 『文研月報』30-6昭55・6 23 いい いひ 飯 小林隆 ⑪ 23 イー・イー・シー E・E・C 五十嵐篤 「外国語の略字について―ILO・EEC・ESSA・LASH…」 『言語生活』220昭45・1 23 いいえ 感動詞 池上禎造 「〈はい〉と〈いいえ〉」 『国語国文』21-8昭27・9 久野暲 「〈ハイ〉と〈イイエ〉」 『日本文法研究』昭48・6大修館 23 いいけつ いひけつ 言消 松尾聡 「〈言ひ消つ〉の語意模索」 『国語展望』55昭55・5 23 いいし いひし 意斐志 境田四郎 「意斐志考」 大阪女子大『女子大文学』10昭34・2 23 イージーゴーイング 三宅鴻 「外来語のずれ(1)~(9)」 『英語青年』116-4~12昭45・4~12 23 イースタンリーグ 岸本末彦 『和製洋語(洋式日本語)』 昭56・7私家版 23 いいつたえ いひつたへ 言伝 柳田国男 『伝説』 昭15・9岩波書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 23 いいです・いいんです 句 長田久男 「〈いいです〉と〈いいんです〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 23 いいべ 句 多々良鎮男 「〈イーベ〉と〈ナイベ〉」 『言語生活』17昭28・2→べい 23 いいん 医院 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 23 いう いふ 言 香西精 「いう・うたう」 『観世』昭33・2=『能謡新考』昭47・10わんや書店 小松代融一 「現代語における〈言う・話す〉の語類とその用法について」 『言語生活』137昭38・2 『日本語の歴史2』 昭38・12平凡社 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 中西宇一 「〈言う〉〈聞く〉に関する敬語―親疎の対立」 『女子大国文』66昭47・6 和田幸子 「世阿弥の〈いふ〉〈うたふ〉」 『青山語文』7昭52・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 23 ―いう いふいふ 言 日野資純 「中古の日記・物語文における動詞終止形の反復用法について―〈いふいふ〉〈見る見る〉など」 静岡大『人文論集』20昭44・12 日野資純 「中古の日記・物語文における動詞終止形の反復用法について―〈いふいふ〉〈見る見る〉など」 『国語学』81昭45・6 23 ―かぎりなし 句 東郷吉男 「〈言ふよしなし・言ふかたなし・言ふばかりなし・言ふかぎりなし〉考―中古の用例について」 『京都教育大国文学会誌』15昭55・5 23 ―かたなし 句 東郷吉男 昭55・5 23 ―なれば 句 土岐善麿 「いうなれば」 『言語生活』17昭28・2 23 ―ばかりなし 句 東郷吉男 昭55・5 23 ―よしなし 句 東郷吉男 昭55・5 24 いうひじん いふひじん 意富比神 三橋健 「意富比神考」 『国学院雑誌』82-1昭56・1 24 いえ 感動詞 長谷川政次 「否定の応答詞〈いえ〉とその類語」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社→いいえ 24 いえ いへ 家 柳田国男 『国語の将来』 昭14・8創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 小久保良種 「古今和歌集の〈いへ〉〈やど〉の研究(要旨)」 『文学論藻』33昭41・5 後藤和彦 「〈いへ〉と〈やど〉―万葉集を中心に」 『薩摩路』11昭42・1 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 金子純子 「語義差と位相差―ヤドとイヘの問題から」 『玉藻』9昭47・12 井上章 「いへ(家)といほ(庵)と」 『秋田語文』4昭49・12 佐藤亮一 「方言の分布」(徳川宗賢編『日本の方言地図』 昭54・3中央公論社 吉井巌 「黄葉片々―いへ・やど・やね」 『万葉』104昭55・7 24 ―きかな 吉閑 筏勲 「万葉歌〈家聞かな〉の解釈」 『解釈』3-9昭32・9 木下正俊 「難訓〈家吉閑〉」 『解釈』20-4昭49・4 24 ―きかに 森本治吉 「〈家聞かに〉新考」 『中大国文』2昭34・3 24 ―のひこな 山口幸洋 「あだ名で呼びあう町―遠州新居の〈家のヒコナ〉」 『言語生活』85昭33・10 24 ―をおき 乎択 土屋文明 「万葉集の訓み―家乎択」 『文学』43-4昭50・4 24 いえき 胃液 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 24 イエス 感動詞 野家伸也 「〈はい〉は〈イエス〉か」 『言語』4-4昭50・4 24 イエス・イエズス 堀田雄康 「〈イエス〉か〈イエズス〉か―共同訳聖書に関連して」 『聖書翻訳研究』6昭48・5 田川建三 「イエスとイエズス―いわゆる共同訳聖書の固有名詞表記について」 『本』6-5昭56・5 24 いえてる 言 川崎洋 『流行語』 昭56・11毎日新聞社 24 いえども いへども 雖 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 24 いお いほ 庵 井上章 「いへ(家)といほ(庵)と」 『秋田語文』4昭49・12 木村徳国 「7・8世紀におけるイホ・カリホ・イホリ」 『日本建築学会論文報告集』248昭51・10 24 いおり いほり 庵 木村徳国 昭51・10 24 いお いを 魚 井上章 ⑩ 24 いか・いかのぼり 凧 徳川宗賢 「文献国語史と方言」 『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 24 いか 五十日 伊藤慎吾 「五十日考」 『滋賀大国文』6昭43・12 24 いが 毬 山代巴 「ギギと毬と毛虫」 『言語生活』78昭33・3 24 いかい 早田左門 「イカイとキヨシ―第二輯を読んで楳垣先生に」 『和歌山方言』3昭29・12 24 いかがせん 句 樋口元巳 「連歌用語としての〈いかにせん〉〈いかがせん〉」 神戸大『国文学研究ノート』1昭47・12 24 いかくるきみが 蔵公之 竹内金治郎 「〈蔵公之〉の試訓」 『語文』15昭38・6 24 いかさま 奴何様 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 24 いかさまにおもおしめせか いかさまにおもほしめせか 句 菅野宏 「いかさまに思ほしめせか―持統天皇と柿本人麻呂」 福島大『論集』8-2昭32・3 24 いかし 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 24 いかし 厳 形容詞 慶野正次 『形容詞の研究』 昭51・9笠間書院 25 いかした 句 北浦譲 「〈いかした〉〈いかっせる〉」 『三重県方言』17昭39・2 25 いかした・いかせた 行 句 岩淵匡 「〈行かせた〉と〈行かした〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 25 いかして 句 中野喜代一 「旧阿波村に於ける反語的表現―〈イカシテ〉の一考察」 『三重県方言』3昭31 25 いかす 生 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 25 いかっせる 北浦譲 「〈いかした〉〈いかっせる〉」 『三重県方言』17昭39・2 25 いかで 副詞 渥美功 「雨月物語解釈私考―〈いかで〉に呼応する〈じ〉の場合」 『国語通信』87昭41・7 船城俊太郎 「今昔物語集の疑問副詞〈何ソ〉〈何ト〉〈何テ〉」 『国語学』77昭44・6 25 ―われ 句 土岐武治 「堤中納言物語むしめづる姫君の〈いかでわれ〉考」 国語文化研究所『国語研究』19昭29 25 いかなるおりぞ いかなるをりぞ 句 林義雄 「徒然草第71段の解釈をめぐって―〈いかなるをりぞ〉〈いつぞやありしか〉」 『二松学舎大学論集』47昭48・3 25 いかに 如何 副詞 木下正俊 「〈なに〉と〈いかに〉と」 『万葉』44昭37・7 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭13・10文学社昭38・4有朋堂 稲垣正幸 「奈良田方言〈いかに〉小稿」 『国文学論考』9昭48・3 25 いかにせん 句 樋口元巳 「連歌用語としての〈いかにせん〉〈いかがせん〉」 神戸大『国文学研究ノート』1昭47・12 25 いかにも 如何 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 25 いかほ 伊香保 渡部和雄 「伊香保の嶺ろに降るよきの」 『長崎大学教育学部人文科学研究報告』25昭51・3 25 いかほろ 伊香保呂 竹田金治郎 「伊香保呂―東歌・難解歌考」 『国語国文論究』8昭51・9 25 いかめしい・いかめし 厳 形容詞 北山谿太 「〈とのゐ〉考など」 『国語解釈』2-10昭12・10 中西良一 「源氏物語用語覚書―〈ものものし〉〈いかめし〉等について」 『和歌山大学学芸学部紀要』12昭37・12 遠藤好英 ⑨ 25 いかもの 如何物・偽物 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 彦坂佳宣 ⑨ 25 ―ぐい 食 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 25 いかる 怒 石井正彦 ⑨ 25 いかるともなし 句 小倉肇 「〈伊家流等毛奈之〉について」 『国学院雑誌』70-5昭44・5 25 いかん 遺憾 松下史生 「〈遺憾〉のぶつけ合い 朝日・毎日二紙の報道用語」 『日本語』15-7昭50・9 久世善男 『流行語雑学百科』 昭50・12新人物往来社 25 いき 意気・粋 九鬼周造 『〈いき〉の構造』 昭42・9岩波書店 大橋紀子 「〈粋〉とその周辺」 『近代語研究』2昭43・1武蔵野書院 大橋紀子 「粋と意気との関係(1)浄瑠璃詞章(1730~1799)に現れた語彙」 『学苑』397昭48・1 大橋紀子 「粋と意気との関係(3)滑稽本・人情本に現われた〈粋・意気・通・おつ・しゃれ〉の語彙」 『学苑』421昭50・1 大橋紀子 「近世後期歌舞伎脚本の語彙―粋・意気・通・おつ・しゃれ(あぢ・やぼ)」 『学苑』433昭51・1 岡田哲 「〈意気地〉考―人情本にあらわれた〈いき〉の一特質」 『日本文学』26-10昭52・10 大橋紀子 「語彙の意識現象と客観的表現―粋と意気との場合」 『学苑』457昭53・1 安田武・多田道太郎 『「〈いき〉の構造」を読む』 昭54・3朝日新聞社 大橋紀子 「近世の美意識語彙―粋・意気・通をめぐって」 『近代語研究』6昭55・5武蔵野書院 吉田秀三 ⑩ 25 ―いき 鈴木丹士郎 ⑤ 25 いきざし 息差 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 25 いきざま 生様 川本茂雄 ① 25 いぎす 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 25 いきたい 生体 「死体(しにたい)・生体(いきたい)」 『週刊朝日』昭33・10・5 25 いきどおる いきどほる 憤 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 石井正彦 ⑨ 26 いきなり 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 26 いきみたま 生見玉 伊吹一 「ことばと食べもの―生見玉」 『栄養と料理』昭48・8 26 イギリス 西浦英之 「近世に於ける外国地名称呼について」 『皇学館大学紀要』8昭45・3 西浦英之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 荒屋禎秀 ⑨ →アンゲリア 26 いきる 都竹通年雄 「津の新市内の敬語動詞イキルのたぐい」 『三重県方言』22昭11・12 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 26 いきる・いく 生 『日本語の歴史5』 昭39・11平凡社 松尾聡 「わずかな用例しかないことばについて―上二段動詞〈生く〉と下二段動詞〈知る〉との場合」 『国語展望』38昭49・11 桜井光昭 「生クの活用について」 『国語学』110昭52・9 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 26 いく 行 橋本四郎 「〈行く〉の音便」 『女子大国文』12昭34・2 井上展子 「動詞の接辞化―万葉の〈行く〉と〈来〉」 『万葉』43昭37・4 根来司 「どう違うか―〈いく〉と〈ゆく〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 『日本語の歴史5』 昭39・11平凡社 森口恒一 「〈行く〉〈来る〉〈いる〉に関する一考察」 『国語国文』44-3昭50・3 野沢素子 「日本語の補助動詞〈~来る〉〈~行く〉と中国語の趨向動詞〈~来〉〈~去〉について」 『日本語と日本語教育』4昭50・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 奥村恒哉 「〈ゆく〉と〈いく〉―古今集の詞書と伊勢物語の文章」 『論集日本文学・日本語2中古』昭52・11角川書店 城田俊 「〈いく・くる〉について」 (『北海道大人文科学論集』14昭53・3 ロゲルギスト 「ことばのことば〈行く〉と〈来る〉」 『言語』7-6昭53・6 靍岡昭夫 「近代口語文章語における〈へ〉と〈に〉の地域差―〈行く〉と〈来る〉について」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 安井泉 「Come, goと〈くる〉〈いく〉―〈共感〉と〈ダイクシス再編成〉」 『言語文化論集』6昭54・3 関茂樹 「日本語と英語における動詞表現〈行く〉と〈出かける〉とgo~ing, go for a~の対応について」 『英語学』21昭54・12 奥村恒哉 『古今集の研究』 昭55・1臨川書店 佐伯哲夫 「〈行く〉における語形の揺れ方の変遷」 『言語生活』342昭55・6 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 川原とし江 「移動動詞の意味論的成分分析―イク・クル・カエル・モドル・ススム・ウツル」 『手崎政男教授退官記念論集』昭55・10 国立国語研究所 『日本語教育映画解説14なみのおとがきこえてきます―〈いく〉〈くる〉』 昭56・3 田中章夫 ② 26 ―べー・いかざー 句 大森健一郎 「〈行くベー〉と〈行かザー〉」 『言語生活』76昭33・1 26 いきて 句 室山敏昭 「鳥取県地方方言の〈イキテ〉(行って)について」 『国文学攷』27昭37・3 26 いく 育 永山勇 「〈育〉の訓の展開」 『山形大紀要人文』8-1昭49・1 26 いくそばく 副詞 土淵知元 「〈いくそばく〉考」 『国語界』22昭52・7 26 いくつ 何個・何歳 国立国語研究所 『日本言語地図1・6』 昭42・4、49・3 26 いくひささ 幾久 大坪併治 「いくひささ考」 『万葉』21昭31・10 26 いくぶん 幾分 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 26 いくら 幾 副 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 靍岡昭夫 「〈いくら〉〈たとえ〉など呼応する言い方について―助動詞〈も〉を用いない言い方の成立をめぐって」 『国語学』88昭47・3 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 26 いくらか 幾 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 26 いくり 伊久里 山田孝雄 「〈伊久里〉考」 『奈良文化』昭4・11 山田孝雄 『万葉集考叢』 昭30・5宝文館 27 いけー 鈴木丹士郎 ⑤ 27 いけくち 生口 『中世法制資料集3』補注 昭40・8岩波書店 27 いげたのなかにとびあがって 句 井上章 「天草版伊曾保物語本文の一研究〈井桁の中に跳び上って〉の考察」 『国語学研究』13昭49・1 27 いけない 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 27 いけにえ いけにへ 生贄 佐藤喜代治 ② 27 いけばた 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 27 いけるもの 生者 菊沢季生 「万葉集巻三〈生者〉の訓」 『国語研究(仙台)』9-7昭16・7 27 いげんでんしん 以言伝心 川本茂雄 『ことばの色彩』 昭53・3岩波書店 27 いこう いこふ 憩 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 27 いこく 異国 鈴木英夫 ⑥ 27 いごさらし 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 27 いこじ 依怙地 窪田鉞郎 「依怙地について」 『信濃教育』763昭25・7 27 いさ 感動詞 田辺正男 「源氏物語の感動詞〈いさ〉系と〈よし〉系と」 『国学院雑誌』80-3昭54・2 27 いざ 感動詞 神田秀夫 「万葉集の用字―〈去来〉のこと〈天漢〉のことなど―」 『万葉』4昭27・7 27 ―たまえ たまへ 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 27 いさご 砂 亀井孝 「〈さざれ〉〈いさご〉〈おひ(い)し〉―石に関することばのうちから」 『香椎潟』8昭37・12 27 いささか 聊・些 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 27 いささめ 微 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 27 いざなう いざなふ 誘 山口康子 「今昔物語集の〈誘〉―語義変遷の方向について」 『長崎大教育学部人文科学研究報告』29昭55・3 27 いさぶ 高橋宏幸 「訓点語〈イサブ〉考」 『語学文学』12昭49・3 27 いさりび 漁火 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 27 いし 形容詞 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 27 いし 椅子 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 27 いしいし 佐藤亨 ⑤ 27 いしかわ いしかは 石川 田村かをる 「催馬楽に於ける〈石川〉の解釈」 『解釈』3-6昭32・6 27 いしき 意識 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 27 いじける 坂詰力治 ⑨ 27 いしばし 石橋 井手至 「石橋と岩橋」 『万葉』49昭38・10 27 いしはしる 石走 枕詞 奥村恒哉 「〈いしはしる〉と〈いははしる〉」 『皇学館論叢』7-3昭49・6 27 いしもち 石持 島田勇雄 「近世本草書における和名と方言(2)―イシモチとニベ」 『近代』41昭42・12 27 いしゃだほし 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 27 いしょう いしやう 衣裳 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤武義 ⑨ 27 いじょう 異常・異状 久世善男 『身近な日本語―日常語を再点検しよう』 昭50・3朝日ソノラマ 27 いじょう 以上 須山名保子 「〈以上〉の対義語」 『学習院大学国語国文学会誌』15昭47・1 27 いじる 弄 坂詰力治 ⑨ 27 いじん 異人 鈴木英夫 ⑥ 27 ―さん 池田弥三郎 「ことばのことば異人さん」 『言語』7-9昭53・9 27 いず いづ 出 関一雄 「複合動詞変遷上の一問題―〈他動詞+出づ〉から〈他動詞+出だす〉へ」 『言語と文芸』1-4昭34・5 関一雄 『国語複合動詞の研究』 昭52・2笠間書院 伊藤健 「天草版平家物語本文の均質性―〈御〉〈出〉の読み分け状況」 『高知大国文』9昭53・12 27 いだす 関一雄 昭34・5 関一雄 昭52・2 28 いずく・いずこ いづく・いづこ 何処 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 28 いずくあかじを いづくあかじを 何所不飽矣 句 木下正俊 「万葉集の読み―注釈のあと〈何所不飽矣〉の訓」 『文学』43-4昭50・4 28 いずくの いづくの 何処 畠山義和 「源氏物語中心に見る疑問詞の扱い―〈いづくの〉〈なにの〉〈ぞの〉〈なでふ〉の用法」 『湘南文学』5-6昭47・3 28 いずくはあれど いづくはあれど 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 28 いすくわし いすくはし 枕詞 露口香代子 「枕詞いすくはし考(1)(2)」 『解釈』28-712昭57・712 28 いずち いづち 何処 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 28 イズム 佐藤亨 ⑩ 28 いずも いづも 出雲 『日本語の歴史2』 昭38・12平凡社 28 ―のくにのみやつこのにいなめさい 国造新嘗祭 平井直房 「神道用語集(29)いづもこくさうのしんじゃうゑとこでんしんじゃうさい(出雲国造の新嘗会と古伝新嘗祭)」 『国学院大日本文化研究所紀要』41昭53・3 28 いずら いづら 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 青島徹 「〈いづら〉の語義語法」 『国語と国文学』33-6昭31・6 宮田和一郎 「口語〈いづら〉」 『解釈』3-7昭32・7 28 いずれ いづれ 何・孰 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 28 ―にしても 森田良行 昭52・10 28 ―にせよ 森田良行 昭52・10 28 ―のへん 篇 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 28 ―のおおんときにか 句 三木幸信 「いづれの御時にか」 『女子大国文』7昭32・11 藤田加代 「〈いづれの御時にか〉―物語の冒頭形式に関して」 『高知女子大国文』7昭46・6 28 ―もあるを 句 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 28 いすんか 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 28 いせち 柳田国男 『増補風位考資料』 昭17・7明世堂=『定本柳田国男集20』昭37・8 28 いせを 伊勢 福井正満 「〈伊勢を〉といふ語について」 『国学院雑誌』40-12昭9・12 28 いぜんとして 依然 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 28 いそう いそふ 争・勤 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 28 いそがしい 忙 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 28 いそぐ 急・営 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語―」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6 武市真弘 「定訓へのあゆみをたどる―イソグをてがかりとして」 『宇部短大学術報告』10昭48・12 竹村佳代子 「源氏物語における〈おぼしいそぐ〉・〈いそぐ〉について」 『高知女子大国文』10昭49・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 28 いそぎ 急 池田亀鑑 「いそぎ・けいめい考」 橋本博士還暦記念会『国語学論集』昭19・10岩波書店 28 いそし 鈴木丹士郎 ⑤ 28 いそのしらなく 句 刈屋博美 「万葉集における語法についての一考察―〈磯の知らなく〉をめぐって」 『大谷女子大国文』1昭46・3 28 いた 村山七郎 「原始日本語の数詞イタ〈1〉について」 『国語学』86昭46・9 28 いた 痛・甚 語基 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 28 いた 居 斎藤義七郎 「山形の〈居る〉と〈居た〉」 『言語生活』66昭32・3 28 いだあこ 北村静子 「〈イダアコ〉と〈ザマタレ〉」 『三重方言』10昭35・7 28 いたい・いたし 痛・甚 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 29 いたいけ 幼気 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 29 いたか 柳田国男 「〈イタカ〉及び〈サンカ〉」 『定本柳田国男集4』昭38・4 29 いたく 痛・甚 副詞 阪倉篤義 「〈いと〉と〈いたく〉をめぐって―附いとのきて考」 『島田教授古稀記念国文学論集』昭35・3関西大学国文学会 井上博嗣 「中古の程度副詞―〈いみじく〉と〈いたく〉の場合」 『女子大国文』5556昭44・11 29 いだく 抱 半沢幹一 ⑩ 29 いたくら 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=定本柳田国男集22』昭37・4 29 いたこ 潮来 柳田国男 『史料としての伝説』 昭32・10村山書店=『定本柳田国男集4』昭38・4 大久保錦一 「地名〈潮来〉について」 『茨城の民俗』6昭42・12 29 いたさるる 句 山崎久之 「近世前期三人称の主体待遇表現―致さるる・申さるる・参らるる」 『群馬大学紀要』10周年記念号昭34・6 29 いたじいら 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 29 いたす 致 穐田定樹 「中世の敬譲法―狂言の〈申す〉〈いたす〉〈存ずる〉など」 『国語国文』27-11昭33・11 穐田定樹 「〈致す〉〈仕る〉の交渉」 『国語国文』29-4昭35・4 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 穐田定樹 「漢文体の〈致す〉」 『親和国文』9昭50・2=『中古中世の敬語の研究』昭51・2清文堂 荒木雅実 「〈致す〉について」 『語学研究』18昭54・3 29 いたさるる 句 山崎久之 「近世前期三人称の主体待遇表現―致さるる・申さるる・参らるる」 『群馬大学紀要』10周年記念号昭34・6 29 いたずいこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 29 いたずらもの いたづらもの 徒者 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 29 いただきもちい もちひ 戴餅 伊藤慎吾 「戴餅考」 『武庫川女子大学紀要』2021昭48・11 29 いただく 頂・戴 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田征司 ⑩ 29 いたどり 佐藤清明 「全国イタドリ方言集予報」 『愛媛県周桑郡郷土研究彙報』昭6・4 岸田定雄 「虎杖・酸模・羊蹄・酸漿草の名称」 『方言』4-5昭9・4 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 服部敬之 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について―〈いたどり〉」 『方言研究年報』8昭41・3 広戸惇 「中国地方のイタドリの方言分布と解釈」 『Nidaba』6昭52・3 29 いたまし 痛・傷 形容詞 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 29 いたむ 痛 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 宮腰賢 『日本語の探検―動詞に見る日本語的発想』 昭55・10PHP研究所 29 イタリア 西浦秀之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 29 いたりて 至 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 29 いたる 至・到 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 29 いたわし いたはし 労・痛 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 いたわる いたはる 労 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 29 いたんぽ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 29 いち 市 芳野孝子・加来和子 「〈市〉について―平仲物語を中心として」 『香椎潟』2昭32・5 30 いち 位置 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 30 いちい 石櫧 鈴木長治 「イチイとキヤウボクを中心として―特にその方言名オンコとオッコについて」 『聖和』11昭48・12 30 いちいち 一一 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 30 いちいん 一院 原田芳起 「一院という称呼について―物語文学と歴史との連続」 『樟蔭国文学』4昭41・11 30 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 30 いちおう 一応・一往 土岐善麿 「〈いちおう〉と〈マア〉」 『言語生活』33昭29・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 文化庁国語課編 『ことばシリーズ13言葉に関する問答集6』 昭55・4 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 30 いちがいに 一概 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 30 いちご 苺 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 30 いちご 一期 山内洋一郎 ④ 30 いちこじん 一個人 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 30 いちこつちょう いちこつてう 壱越調 鈴木博 「一こつてう―永正十三年『なぞだて』私解」 『滋賀大国文』12昭44・11 30 いちころ 池田弥三郎 「ことばのことばイチコロ・イッソウ」 『言語』6-4昭52・4 30 いちじく 無花果 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 30 いちしのはな 山口隆俊 「万葉集〈壱師の花〉考」 『心の花』63-1112昭35・1 30 いちじょう いちじやう 一定 佐藤武義 ⑨ 30 いちじるしい 著 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 30 いちしろし 著 土田知雄 「〈いちしろし〉考」 『国語研究』8昭33・11 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 30 いちじん 一人 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 30 いちだん 一段 山口正 「語義論平家物語―〈一段〉は果して六間か」 『解釈』7-5昭36・5 30 いちどう 一同 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 30 いちのいん いちのゐん 一院 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 30 いちのうえ 一上 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 30 いちのひと 一人 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 30 いちばん 一番 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 30 ―さいしょ 最初 斎賀秀夫 「〈一番最初〉は重ね言葉か」 『言語生活』281昭50・2 30 いちふん 一分 白方勝 「近松世話浄瑠璃における一分の方法(2)」 『新居浜工業高専紀要』3昭42・2 30 いちもくおく 句 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 30 いちょう いちやう 銀杏・公孫樹 中村誠司 「公孫樹のなまえ―語源とその渡来学名など」 『日本語』4-6昭39・7 新村出 『東亜語源志』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 福本和夫 『私の読書論』 昭52・9河出書房 30 いちょう いちやう 胃腸 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 30 いつ 早晩 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 30 いつ 何時 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 30 ―いつ 森田良行 昭55・6 30 いつかし 厳 形容詞 渡辺仁作 『河内本源氏物語語彙の研究』 昭48・7教育出版センター 30 いつかし 厳橿 新村出 『国語学叢録』 『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 30 いっきとうぜん いつきたうぜん 一騎当千 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 31 いっきょばんり 一挙万里 石田瑞磨 「〈一挙万里〉ということ」 『日本国語大辞典ことばのまど』1昭47・12 31 いつくし 厳・慈・美 渡辺仁作 『河内本源氏物語語彙の研究』 昭48・7教育出版センター 31 ―む 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 31 いっこう いつかう 一向 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 31 ―に 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 菊池由紀子 ⑪ 31 いっこく 一刻 林美一 「一刻(いっこく)と一時(いっとき)」 『放送朝日』234235昭48・1112 31 いっさい 一切 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 31 いっさくじつ 一昨日 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3→おととい 31 いつしか 何時 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 穐田定樹 「〈いつしか〉〈いつしかと〉」 『大谷女子大紀要』11-1昭51・7 31 いっしゅく 一宿 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 31 いっしょ 一緒 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 31 いっしょうけんめい 一所懸命・一生懸命 加藤康司 『辞書の話』 昭51・3中央公論社 鈴木則郎 ⑨ 31 いっすんぼうし いつすんぼふし 一寸法師 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 小池清治 「〈小男〉〈ひき人〉と〈一寸法師〉―古奈良本・御伽草子の語彙」 『フェリス女学院大紀要』11昭51・4 31 いっそ・いっそう 一層 小林好日 「副詞〈いっそ〉の語彙学的研究」 『国語と国文学』18-12昭16・12 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 板坂元 「日本語の生態―タブー・気・なまじ・いっそ・どうせ・せめて・自発―」 『国文学解釈と鑑賞』35-4~12昭45・4~10 池田弥三郎 「ことばのことばイチコロ・イッソウ」 『言語』6-4昭52・4 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 彦坂佳宣 ⑤ 31 いつぞやありしか 句 林義雄 「徒然草第71段の解釈をめぐって〈いかなるをりぞ〉〈いつぞやありしか〉」 『二松学舎大学論集』47昭48・3 31 いったー 屋比久治 「〈イッター〉と〈ワッター〉―接尾形式の一考察」 『沖縄文化』13昭38・10=『沖縄文化論叢5』昭47・11平凡社 31 いって 山田茂嘉 「民族とことばと(3)〈イッテ〉の周辺」 『ほうげん』3昭42・3 31 いっていの 一定 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 31 いっておられます 句 石坂正蔵 「どう違うか―〈いっておられます〉と〈おっしゃっています〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 石坂正蔵 「現代の敬語のゆれについて―〈言っておられます〉と〈おっしゃっています〉」 『敬語―敬語史と現代敬語をつなぐもの』昭44・3講談社 31 いってもらう 言 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 31 いっとうせだい 芳賀綏 「ことばのことばイットウ世代」 『言語』9-8昭55・8 31 いっとうらい 一到来 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史の研究』3昭43・11 31 いっとき 一時 林美一 「時代風俗・考証手帳―一刻と一時」 『放送朝日』234235昭48・1112 31 いっぱん 一般 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 31 いつべのかた 何時辺乃方 野中春水 「〈何時辺乃方〉考」 『万葉』昭28・7 31 いっぺん 一片 小島憲之 「小野篁の秋雲篇をめぐって―〈一片〉考」 『王朝』3昭45・10 31 いっぺん 一篇 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 31 いっぽう 一方 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 31 いつまでくさの 句 福田秀一 「特集・中世の文学〈いつまで草の〉と〈安の河原〉―とはずがたり注解補正(2)」 『解釈』27-1昭56・1 32 いつも 何時 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史の研究』3昭43・11 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 32 いつる 弋射 中村宗彦 「弋射―イツル考」 『訓点語と訓点資料』67昭57・5 32 いつわる 偽 唐木順三 「古事記における〈いつはる〉〈あざむく〉の問題」 『古代史試論』昭44・11筑摩書房 宮腰賢 『日本語の探検―動詞に見る日本的発想』 昭55・10PHP研究所 前田富祺 ⑪ 32 いで 出 吉田金彦 「〈いで〉の成立と用法」 『国語国文』32-5昭38・5 32 ―あい 合 桜井茂治 「〈出合〉考―アクセント史的考察」 国学院大学国語研究会『国語研究』7昭32・12 32 ―く 来 宮地敦子 「源氏物語における貴種生誕の表現―〈うまる〉〈いでく〉〈さ…いづ〉など」 『論集日本文学・日本語2』昭52・11角川書店 前田富祺 ⑪ 32 ―たちたまう たちたまふ 立給 加納清市 「源氏物語の〈出で立ち給ふ〉」 『都大論究』13昭51・4 32 ―たつ 立 関一雄 「〈いでたつ〉と〈たちいづ〉」 『文学会誌』15-昭39・9=『国語複合動詞の研究』昭52・2笠間書院 32 いでいざ 加藤雄吉 「いでいざの弁」 『めざまし草』15 32 いてる・いつ 凍 佐藤亮一 「方言の分布」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 32 いと 糸 亀井孝 「〈ツル〉と〈イト〉―日本語の系統の問題を考える上の参考として」 『国語学』16昭29・3=『亀井孝論文集2』昭49・10吉川弘文館 村山七郎 「亀井孝『〈ツル〉と〈イト〉』を読みて」 『国語学』20昭30・3 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 32 いと 副詞 安田喜代門 「古代に於ける副詞〈いと〉及びその一類の研究」 『国語と国文学』3-9大15・9 安田喜代門 「平安朝に於ける副詞〈いと〉の研究」 『国語と国文学』4-11昭2・11 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 田中重太郎 「枕冊子〈いと〉の全貌上・下」 『平安文学研究』910昭27・59 松島典雄 「副詞〈いと〉について―平安朝日記文体を中心に」 福井大『国語国文学』3昭29・3 阪倉篤義 「〈いと〉と〈いたく〉をめぐって―附いとのきて考」 『島田教授古稀記念国文学論叢』昭35・3 井上博嗣 「中古の程度副詞について―いとの場合」 『国語国文』36-10昭42・10 井上博嗣 「中古の程度量副詞について―〈いと〉+係助詞の場合」 『女子大国文』57昭45・5 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 井上博嗣 「古代語の程度副詞〈いと〉の二種の〈程度〉の意味とその諸相」 『女子大国文』87昭55・7 32 ―いと 井上博嗣 「中古の程度副詞について―〈いといと〉と〈いとど〉の場合」 『国語国文』57-12昭43・12 32 いど 井戸 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 32 いとう いとふ 厭 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 32 いとおし いとほし 愛 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 後藤貞夫 「源氏物語における〈いとほし〉の意義用法について」 『国文学攷』23昭35・5 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 山崎良幸 「〈いとほし〉と〈心苦し〉の意義について」 『高知女子大国文』6昭45・7 関宦市 「〈いとほし〉の語義―主として〈いとはし〉を意味するものについて」 『国文鶴見』6昭46・3 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 小原君恵 「〈いとほし〉の沿革」 『武庫川国文』16昭54・11 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 中川正美 「源氏物語における〈いとほし〉と〈心苦し〉」 『国語語彙史の研究1』昭55・5和泉書院 33 いとかくおもうたまえましかば 句 門前真一 「桐壺の巻〈いとかく思う給へましかば〉―文法から解釈へ」 『山辺道』6昭35・3 33 いときなし・いとけなし 幼 形容詞 浅野敏彦 「〈いときなし〉と〈いとけなし〉」 『解釈』18-10昭47・9 梶原滉太郎 「イトキナシとイトケナシについて」 『文芸研究』71昭47・9 望月郁子 「イトキナシ・イハケナシ・キビハ小考―源氏物語における〈幼少〉を意味する語」 『静岡大教養部研究報告』16-2昭56・3 33 いどぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 33 いとこ 従兄弟・従姉妹 佐藤孝 「イトコ」 『言語生活』173昭41・2 33 いとこに 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 33 いとしい 愛 形容詞 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 布野良郎 「〈カハイイ〉と〈イトシイ〉近松の世話物浄瑠璃の場合」 大阪大『語文』30昭47・12 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 村山七郎 『ことばの考古学〈ケヘメ〉の研究』 昭55・2朝日出版社 33 いとしぼ 浜田久美 「〈いとしぼ〉考―近松の用例を中心に」 『高知女子大国文』12昭51・7 33 いとど 副詞 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 井上博嗣 「中古の程度副詞について―〈いといと〉と〈いとど〉の場合」 『国語国文』37-12昭43・12 原栄一 「中世初頭における〈いとど〉と〈いよいよ〉の対照的用法について」 『金沢大教養部論集人文科学篇』15昭53・3 33 ―し 形容詞 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 末弘忠節 「源氏物語の〈いとどし〉について」 『国語教育研究』8昭38・12 33 いとなむ 営 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 33 いとのきて 阪倉篤義 「〈いと〉と〈いたく〉をめぐって―附いとのきて考―」 『島田教授古稀記念国文学論叢』昭25・3 33 いとゆう いとゆふ 糸遊 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭48・11風間書房 33 いとわし いとはし 厭 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 33 いな 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 33 いなおおせどり いなおほせどり 稲負鳥 浮田章一 「古今和歌集の〈いなおほせどり〉について」 『大妻国文』1昭45・3 33 いなか 田舎 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 川本栄一郎 ⑩ 33 いなかわたらい ゐなかわたらひ 田舎渡 仁平道明 「小特集平安朝文学卑罵〈ゐなかわたらひ〉考」 『解釈』28-11昭57・11 33 いなげな 川本三郎 「特集―俗語・卑語・罵倒語〈いなげな〉時代は〈セツナイ〉―現代バリゾウゴン考」 『現代詩手帳』23-5昭55・5 33 いなご 蝗 真田信治 「東北地方における〈いなご〉と〈ばった〉の方言分布とその解釈―故小林好日博士の調査資料を地図化して」 『国語学研究』12昭48・3 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 中島由美 「青森県に於ける〈いなご〉と〈ばった〉の俚言分布をめぐって」 『言語学演習182Working Papers in Linguistics ’82』昭57・3東大文学部言語学研究室 33 いなさ 柳田国男 『増補風位考資料』 昭17・7明世堂=『定本柳田国男集20』昭37・8 33 いなずま 稲妻 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 鎌田良二 「兵庫県佐用郡方言の〈夕立・雪・稲妻〉について―同類同形態の問題」 『甲南女子大学研究紀要』18昭57・3 33 いなせ 鯔背 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 33 いなのめ 井手至 「〈しののめ・いなのめ〉改―原始的住居と〈め〉」 『万葉』20昭31・7 33 いなびつま 稲日都麻 荒木良雄 「稲日都麻・印南野考」 『国語国文』昭7・4 34 いなみ 否 吉田金彦 「万葉のことばと文学(17)〈否み〉と〈無み〉」 『短歌研究』35-2昭53・2 34 いなみの 印南野 荒木良雄 「稲日都麻・印南野考」 『国語国文』2-4昭7・4 34 いなむら 稲村 柳田国男 『海上の道』 昭36・7筑摩書房=『定本柳田国男集1』昭24・4 34 いにしえ いにしへ 古 望月郁子 「イニシヘ・ムカシ考」 『常葉女子短期大学紀要』2昭44・11 34 伊藤博 「万葉集における〈古〉と〈今〉―巻九の構造論を通して」 『国語と国文学』48-12昭46・12 34 いにょうかつごう 囲繞渇仰 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 34 いぬ 犬 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 34 いぬ 寝 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 34 いぬ 去 酒井恵美子 「特集・類義語の意味的研究かえる・もどる・いぬ」 『日本語研究』2昭54・7 34 いぬのふぐり 杉浦明平 「ことばについて―おとましい・イヌノフグリ・トビツカ・竹鉄砲と根っ木」 『言語』3-4~69昭49・4~69 34 いぬるものか 句 浦部重雄 「〈寝ぬるものか〉について」 『解釈』154昭43・2 34 いぬれども 雖行往 板橋倫行 「万葉集巻十六・三八五七の〈雖行往〉―〈いぬれども〉と訓む」 『解釈』5-5昭34・5 34 いねつけば 伊称都気波 川村幸次郎 「〈伊称都気波〉考」 『解釈23-2昭52・2 34 ―かかるあがて 可加流安我手 岩松空一 「〈稲つけば可加流あが手〉考」 『美夫君志』14昭45・12 34 いねんび ゐねんび 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 34 いのごう いのごふ 山田忠雄 「二つの笑い(下)―説話のすすめ」 『文学』36-3昭43・3 小島憲之 「古事記訓読の周辺―附〈イノゴフ〉考続貂」 『文学』36-8昭43・8 34 いのしし 猪 島田勇雄 「本朝食鑑を背景に(23)猪について」 『あさめしひるめしばんめし』29昭57・1 34 いのち 命 鴻巣隼雄 「解釈の一側面から見た万葉集の言―心・身・命に就いて」 『国語と国文学』23-1昭21・1 岡内弘子 「〈命〉考―万葉集を中心に」 『万葉』110昭57・6 34 ―おわる 終 小久保崇明 「今昔物語集の語法〈只今命終リナムトス〉考―〈命終ル〉の発生とその位相について」 『日大文理学部(三島)研究年報』28昭55・2 34 ―ながくてなおくらいたかくなども 句 中川浩文 「長くてなほ位高くなども」 『女子大国文』22昭36・7 34 ―なりけり 中本恒男 「命なりけり」 『解釈』6-3昭35・3 34 ―もて 以 浅井峯治 「〈命以〉について」 名古屋大『国語国文研究』8昭17・6 34 いのなかのかわず 井中蛙 浅野信 「〈蛙〉景物考―〈かへる〉〈かはづ〉〈井の中の蛙〉」 『国学院雑誌』82-2昭56・2 34 いのる 祈 五来重・本田安次・小沢昭一 「座談会祝う・祈る・呪う・そして騙る―芸能の源流をさぐる」 『言語生活』268昭和49・1 楳垣実 「地域差から見たイワウ・イノル・ノロウ」 『言語生活』268昭49・1 佐藤武義 「イワウ・イノル・ノロウをめぐる語誌」 『言語生活』268昭49・1 蜂谷清人 「狂言に見る〈祝う・祈る〉」 『言語生活』268昭49・1 村木新次郎 「祝う・祈る・呪うの現代的用法」 『言語生活』268昭49・1 34 いびきをかく 鼾― 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 34 いぶる 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 34 いぼじり・いぼむし・いぼむしり 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 矢作春樹 「山形方言に残った古語―〈あきづ〉と〈いぼむしり〉」 『永山博士退官記念国語国文学論集』昭49・3風間書房 下野雅昭 ⑨ 34 いま 今 粂川光樹 「古事記の〈今〉」 『古典と現代』33昭45・10 粂川光樹 「記紀歌謡の〈今〉」 『古典と現代』35昭46・10 粂川光樹 「万葉集の〈今〉―発想分析の試み」 『論集上代文学』2昭46・11 伊藤博 「万葉集における〈古〉と〈今〉巻九の構造論を通して」 『国語と国文学』48-12昭46・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 34 ―ごろ 森田良行 昭55・6 35 いまいましい 忌忌 形容詞 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 35 いまさら 今更 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 35 いまし 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 35 いましむ 戒 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 35 います 坐・座 桜井光昭 「今昔物語集の〈御・座・在〉等の訓をめぐって」 『学術研究』7昭33・11 森野宗明 「オハス・イマスの活用の論―宮地幸一著『おはす活用考』を読んで」 『国語と国文学』40-4昭38・2 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 桜井光昭 『今昔物語集の語法の研究』 昭41・3明治書院 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 35 いますかり 坐 佐藤宣男 「尊敬語〈いますかり〉の性格」 『藤女子大学国文学雑誌』10昭46・6→いまそかり 35 いまずり 今摺 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 35 いまそう いまさふ 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 35 いまそかり 在 桜井光昭 「選集抄の〈いまそかり〉を中心に」 早大『国文学研究』51昭48・10=『敬語論集―古代と現代』昭58・4明治書院 桜井光昭 ④ →いますかり 35 いまだ 未 山田孝雄 『漢文訓読によりて伝へられる語法』 昭10・5宝文館 岡崎正継 「副詞〈いまだ〉〈まだ〉について」 『文学・語学』25昭37・9 35 いまたたすらし 今立 吉永登 「今たたすらし」 関西大『国文学』33昭37・6 粂川光樹 「〈今立たすらし〉考」 『古典と現代』45昭53・2 35 いまだに 未 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 35 いまに・いまにも 今 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 35 いまのところ 句 花田二徳 「日用語明暗(23)タカ派・今のところ」 『日本語』14-5昭49・6 35 いまはこぎでな 句 鶴久 「〈今はこぎ出な〉―出字の訓をめぐって」 『玉藻』2昭42・3 35 いまはむかし 句 春日和男 「説話構文について―〈今は昔〉を中心に」 九州大『文学研究』72昭50・3 35 いままで 今迄 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 35 いまみや 今宮 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 35 いまめかし 今 形容詞 佐伯梅友 「詞林逍遥(1)」 『国語国文』11-8昭16・8 新間進一 「栄華物語の〈今めかし〉に就いて」 『国語と国文学』23-12昭21・12 犬塚旦 「今めかし考」 『国語国文』20-3昭26・4 伊原昭 「〈今めかし〉考(研究発表要旨)」 『中古文学』7昭46・3 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 35 いまもって 今以 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 35 いみ 意味 空西哲郎 「文法の扱う〈意味〉」 『英語青年』109-3昭38・3 石橋幸太郎 「〈意味の意味〉について」 『英語青年』109-3昭38・3 橋口稔 「〈意味〉の意味―翻訳における意味―」 『英語青年』109-3昭38・3 山口秀夫 「意味論の〈意味〉」 『英語青年』109-3昭38・3 アダム・シャフ 「〈意味〉の意味」 平林康之訳『意味論序説』昭44・2合同出版 大城宣武 「意味の意味論的研究」 『心理学評論』18-2昭51・1 35 いみじ 形容詞 井上博嗣 「中古の程度副詞―〈いみじく〉と〈いたく〉の場合」 『女子大国文』5556昭44・11 三上悠紀夫 「語の衰退〈いみじ〉を例として」 『鯖江高校研究集録』5昭47・3 坂詰力治 「無名草子における形容詞・形容動詞(1)〈いみじ〉について」 『文学論藻』昭48・12 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 36 いみずがえり いみづがへり 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 36 いみな 諱 豊田国夫 「イミナ(諱)とオクリナ(謚)言霊信仰論(4)」 『研究と評論』17昭51・3 36 いむ 斎・忌 佐藤喜代治 ② 36 いむら 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 36 いめ 夢 松尾捨治郎 『国語論叢』 昭18・12井田書店 36 いも 妹 品川滋子 「イモ・セの用語からみた家族婚姻制度」 『文学』27-7昭34・7 池稔・池セサ子 「ことばのはたらきについて―〈をぢ〉〈をば〉及び〈せ〉〈いも〉の変遷・日本語親族名称とその呼称との関係について」 『言語研究』48昭40・11 瀬古確 「紫の匂へる妹―〈妹〉と〈妻〉との対応について」 『玉裳』1昭41・3 西谷元夫 「万葉集における〈妹〉と〈妻〉」 『立正大学国語国文』8昭46・11 もろさわようこ 「〈いも〉と〈せ〉」 『朝日ジャーナル』昭47・7・21 神田秀夫 「こ・いも・ら について」 『万葉集研究』4昭50・7塙書房 村山七郎 『ことばの考古学―〈ケヘメ〉の研究』 昭55・2朝日出版社 橋本四郎 ③ 遠藤好英 ⑨ 36 いも 芋 岩井三郎 「芋の弁」 『方言』3-11昭8・11 沢木幹栄 「物とことば〈イモの意味〉―栽培状況との関連」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 36 ―がゆ 粥 鈴木晋一 「たべもの噺1〈芋粥〉」 『月刊百科』232昭57・2 36 ―むし 虫 大滝晴子 「いもの葉を食べるからいもむしなのです」 『言語生活』276昭49・9 36 いもうと 妹 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 遠藤好英 ⑨ 36 ―むつび 原田芳起 昭48・11 36 いもせ 妹背 原田芳起 「いもせ語義弁証―源氏物語等の解釈に触れて] 『樟蔭国文学』7昭45・3 慶野正次 「『大系』ところどころ(6)〈妹背〉と〈夫婦〉」 『解釈』17-2昭46・2 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭48・11風間書房 36 いや 感動詞 小松寿雄 「狂言における否定問いかけに答える応答詞の語法」 『近代語研究』1昭40・9 36 いや 嫌 山口康子 「〈に〉を介する同一動詞反復形式の流動―〈いや〉から〈ただ〉へ」 『長崎大教育学部人文科学研究報告25昭51・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 36 ―だ 森田良行 昭52・10 36 いやく 意訳 朱牟田夏雄・竹内実・グロータース・溝口歌子 「〈座談会〉直訳・意訳の語源」 『言語生活』197昭43・2 36 いやし 卑・賤 金田一春彦 「平家物語僻案抄」 『名大国語国文学』2昭34・6 大久保広行 「旅人―その〈いやし〉の意識」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 久島茂 「語の派生について―ヤヤ・イヤシクモ・イヤシの成立及びシヅム・ソフ」 『津田塾大学紀要』14-2昭57・3 横田貢 ⑩ 36 いやしくも 副詞 久島茂 昭57・3 36 いやしけよごと 句 川上富吉 「〈伊夜之家餘其騰〉攷―万葉集四五一六番歌の解釈と鑑賞をめぐって」 『中央大学国文』12昭43・10 36 いやり 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集』昭38・2 36 いゆ 射 松尾捨治郎 「万葉集語法抄」 『国語学』2昭24・6 36 いよ 伊予 小泉道 「〈伊予〉語源私考」 『愛文』14昭53・7 36 いよ 終助詞 山崎久之 「命令形の接尾辞と終助詞の〈よ〉〈い〉〈いよ〉―近世上方語について」 『群馬大学教育学部紀要人文・社会』昭47・3 36 いよいよ 副詞 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 中井義 「伊予のいよいよ」 『言語生活』26昭28・11 原栄一 「中世初頭における〈いとど〉〈いよいよ〉の対照的用法について」 『金沢大教養部論集人文科学篇』15昭53・3 37 いよたつ 村上雅孝 「〈イヨタツ〉と〈ヨダツ〉について」 『国語学研究』7昭42・8 37 いらう いらふ 応 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 吉原しげ子 「〈こたふ〉から〈いらふ〉へ」 『日本文学研究』昭25・3 石川徹 「いらふ」 『国文学解釈と鑑賞』24-12昭34・10 37 いらえ いらへ 米川明彦 「コタヘとイラヘをめぐって」 『語文叢誌田中裕先生御退職記念論集』昭56・3 37 いらっしゃる 山西正子 「〈いらっしゃる〉の歴史(研究発表要旨)」 『国語学』80昭46・9 山西正子 「〈いらっしゃる〉考」 『国語学』88昭47・3 仲宗根政善 「宮古および沖縄本島方言の敬語法―〈いらっしゃる〉を中心として」 『沖縄―自然・文化・社会』昭51・2弘文堂 37 いらした・いらっしゃった 句 岡村和江 「〈いらっしゃった〉と〈いらした〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 37 いらっしゃいます 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 37 いらっしゃります 宮地幸一 昭55・7 37 いり 入 川副武胤 「古事記における〈入〉〈伊理〉の用法―古事記用語考のうち」 『倉野憲司先生古稀記念古代文学論集』昭49・9桜楓社 37 いりえにわたりしは…なり 句 船渡川隆夫 「〈入江にわたりしは…なり〉の解釈異見」 『解釈』5-2昭34・2 37 いりがら 煎殻 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 37 いりき 入木 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 37 いりくち・いりぐち 入口 中川芳雄 「イリクチとイリグチ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 37 いりこばし 柳田国男 『国語史新語篇』 刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 37 いりたつ 入立 長谷川清喜 「土佐日記の〈いりたつ〉考」 北海道教育大『語学文学』昭49・3 37 いりぼし 炒乾 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 37 いる 入 後藤和彦 「九州に於ける〈いる〉と〈はいる〉」 『都大論究』3昭38・12 川副武胤 「古事記における〈入〉〈伊理〉の用法―古事記用語考のうち」 『倉野憲司先生古稀記念古代文学論集』昭49・9桜楓社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 「ことば百科〈入(い)る〉か〈入(はい)る〉か」 『放送文化』37-11昭57・11 37 いる 居 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 風間力三 「〈ゐる〉の意味史」 『甲南大学文学会論集2』昭30・2 内藤好文 「現代日本語における〈ある〉と〈いる〉の用法」 『神戸大学文学会研究』7昭30・3 斎藤義七郎 「山形の〈居る〉と〈居た〉」 『言語生活』66昭32・3 瀬良益夫 「万葉集における有情とその存在表現―〈ゐる〉〈をり〉を中心として」 『語文研究』6-7昭32・12 高田昇 「存在を表わす〈あり〉について―〈ゐる〉〈をり〉の比較を中心に」 『国文論叢』6昭32・12 山崎久之 「〈ゐる〉〈をる〉〈ある〉の表現価値―古文解釈のために―」 『上毛国語』14昭33・8 国広哲弥 「存在動詞〈イル・アル〉の意味分析研究発表要旨」 『国語学』68昭42・3 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 佐藤孝 「アルとイル」 『言語生活』186昭42・3 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 森口恒一 「〈行く〉〈来る〉〈いる〉に関する一考察」 『国語国文』44-3昭50・3 三浦つとむ 『日本語の文法』 昭50・7勁草書房 藤吉憲生 『言語空間・読者のページ〈ある〉と〈いる〉(1)」 『言語』4-12昭50・12 橘誠 「源氏物語の語法・用語例―〈をり〉と〈ゐる〉と」 国学院大『国語研究』40昭52・3 阪倉篤義 「動詞の意義分析―ヰルとヲリとの場合」 『国語国文』46-4昭52・4 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 中川正之 「中国語の〈有・在〉と日本語の〈ある・いる〉の対照研究(上)」 『日本語と中国語の対照研究』3昭53・3 沼田貞子 「存在を表す〈あり・をり・ゐる〉について―中古の仮名文学作品における比較を中心に」 『山口国文』2昭54・2 佐藤亮一 「方言の分布〈居る〉―東西の対立」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 柳父章 「ある・いる・ない―文脈上の語感の乏しい日本語の名詞に〈ある〉〈いる〉〈ない〉を変身させることができるか」 『翻訳の世界』6-9昭56・9 38 いる 沃 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 38 いる 要 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 38 いる ゐる 率 慶野正次 「〈率る〉は接頭語か」 『解釈』4-3昭33・3 38 いる 射 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 38 いる 鋳 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 38 いる 補助動詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 38 いるかせ 忽 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 38 いるまことは 入間言葉 中村通夫 「入間言葉」 『解釈』1-1昭30・5 38 いるひにか 句 木下正俊 「〈入日哉〉其他」 『万葉』30昭34・1 38 イルミネーション 久世善男 『外来語ものしり百科』 昭53・6新人物往来社 38 いれもの 入物 目良亀久 「壱岐島に於ける〈いれもの〉の呼称」 『方言』6-11昭11・11 38 ―ごと 橘正一 「〈入物ごと〉の方言」 『国語研究(仙台)』4-2昭11・2 38 いれる 入 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 38 いろ 色 池田亀鑑 「〈いろなる髪〉考」 『国語解釈』1-10昭11・11 長沼弘毅 「冬窗雑談―〈棒〉のこと・〈僕〉のこと・音と色のこと」 『言語生活』27昭28・12 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 山田康代 「新古今和歌集の研究―表現としての〈いろ〉の分析を通して」 『金城国文』53昭52・2 大嶋由子 「新古今集・玉葉集・風雅集の〈いろ〉と〈色彩〉」 『日本文学ノート』16昭56・1 半沢洋子 ⑩ 38 いろ 室山敏昭 「魚群を意味する〈イロ〉という語について」 『国語国文』45・1昭51・1 38 いろいろ 名詞 田中重太郎 「枕冊子に見える名詞〈いろいろ〉について」 『滋賀大国文』11昭49・1 38 いろいろ 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 東郷吉男 「中古における〈いろいろ〉とその周辺―『国語における重複型語彙の発達』にむけて」 『国語学会中国四国支部第26回大会研究発表要旨』昭55・11 小野正弘 ⑨ 38 ―と・―に 松延市次 「言語的場面についての一考察―副詞〈色々に〉〈色々と〉等の二様相を通じて」 『語文』1昭26・1 38 いろう 弄 坂詰力治 ⑨ 38 いろくず いろくづ 鱗 前田富祺 「イロコとイロクヅーその語形と語義」 『国語学』61昭40・6 38 いろこ 鱗 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 前田富祺 「イロコとイロクヅ―その語形と語義」 『国語学』61昭40・6 38 いろごのみ 色好 大野晋 「優と艶と色好みと」 『図書』昭37・6 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 西村亨 『王朝恋詞の研究』 昭47・12慶大言語文化研究所 今西祐一郎 「〈色好み〉私論」 『静岡女子大研究紀要静岡女大国文研究』8昭50・2 38 いろなり 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 38 いろにいず 句 駒木敏 「〈色に出づ〉考―慣用句と発想法」 『万葉』92昭51・8 38 いろぬか 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 38 いろは 大矢透 『音図及手習詞歌考』 大8大日本図書=昭44・2勉誠社 高橋愛治 『伊呂波歌考』 昭50三省堂 小松英雄 『いろはうた』 昭54・11中央公論社 福島邦道 『続キリシタン資料と国語研究』 昭58・7笠間書院 39 いろめく 色 動詞 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 39 いろめかし 形容詞 木之下正雄 昭43・11 39 いろり・―のざ 囲炉裏・―座 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 岡田岩吉 「囲炉裏・竈・薪の語彙とその考察―特に同義異語の問題について」 『山口大学教育学部研究論叢』17-1昭43・3 鏡味明克 「岡山鳥取兵庫三県境にみるいろりの座の意味構造の変化」 『民俗建築』6263昭44・11 鏡味明克 「いろりの座名の言語地理学的研究追録」 『民俗建築』67昭48・12 鏡味明克 「岡山兵庫境のいろりの座名の消滅の型」 『民俗建築』70昭50・12 川本栄一郎 「南加賀地方における〈いろり〉の座名の分布とその変遷」 『金沢大語学文学研究』7昭52・3 川本栄一郎 「石川・富山両県における〈いろり〉の座名の分布とその変遷」 『国語語彙史の研究1』昭55・5和泉書院 39 いろんな 連体詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 39 いわう いはふ 祝 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 五来重・本田安次・小沢昭一 「〈座談会〉祝う・祈る・呪う、そして騙る―芸能の源流をさぐる」 『言語生活』268昭49・1 楳垣実 「地域差からみたイワウ・イノル・ノロウ」 『言語生活』昭49・1 佐藤武義 「イワウ・イノル・ノロウをめぐる語誌」 『言語生活』268昭49・1 蜂谷清人 「狂言に見る〈祝う・祈る〉」 『言語生活』268昭49・1 村木新次郎 「祝う・祈る・呪うの現代的用法」 『言語生活』268昭49・1 39 いわお いはほ 巌 曽田文雄 「〈いはね〉〈いはほ〉〈いはや〉」 『国語国文』46-5昭52・5 39 いわく いはく 曰・云・偁 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 三橋孝一 「ク形式複叙法〈いはく~といふ〉の一考察」 『国語』3-4昭30・7 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 下河辺行輝 「沙石集における会話導入形式―〈云ク〉形式と〈けるは〉形式をめぐって」 『岡山大文学部紀要』1昭55・1 39 いわけたり いはけたり 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 39 いわけなかり いはけなかり 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 39 いわけなし いはけなし 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 望月郁子 「イトキナシ・イハケナシ・キビハ小考」 『静岡大教養部研究報告Ⅰ』16-2昭56・3 39 いわしぐも 鰯雲 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 39 いわとことかわのひこごり いはとことかはのひこごり 句 馬田良雄 「〈磐床等川之氷凝〉攷」 『和歌山大学学芸学部紀要』9昭34・7 39 いわね いはね 岩根 曽田文雄 「〈いはね〉〈いはほ〉〈いはや〉」 『国語国文』46・5昭52・5 39 いわば いはば 言・謂 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 39 いわばし いはばし 岩橋 井手至 「石橋と岩橋」 『万葉』49昭38・10 39 いわはしる いははしる 石走 井手至 「万葉語イハバシル・ハシリヰ・ハシリデ」 『万葉』32昭34・7 奥村恒哉 「〈いしはしる〉と〈いははしる〉」 『皇学館論叢』7-3昭49・6 39 いわまにむせぶ いはまにむせぶ 句 佐藤恒雄 「新古今的表現の基盤としての平安朝漢詩―〈霞におつる〉〈岩間にむせぶ〉〈はらひはてたる〉の場合」 『日本文学』28-6昭54・6 39 いわや いはや 石屋・岩屋・磐屋 曽田文雄 「〈いはね〉〈いはほ〉〈いはや〉 『国語国文』46-5昭52・5 39 いわゆる いはゆる 所謂 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 田島毓堂 「正法眼蔵の語彙から―イハユルについて」 『宗学研究』20昭53・3 田島毓堂 「イハユル考―正法眼蔵の語彙から」 『熊谷武至教授古稀記念国語国文学論集』昭52・10笠間書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 40 いわれ 地名 池田源太 「磐余」 『地名学研究』昭47・3 40 いわれ いはれ 謂 柳田国男 『伝説』 昭15・9岩波書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 40 いわれざる 不謂 →いわれぬ 40 いわれぬ いはれぬ 不謂 斎木一馬 「不謂 記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 40 いわれほのめく いはれほのめく 句 斎藤道親 「土佐日記〈言はれほのめく〉をめぐって」 『国文学解釈と教材の研究』6-3昭36・2 40 いわんすべせんすべしらに 句 瀬古確 「術なき恋〈言はむ術せむ術知らに〉」 九州大『語文研究』37昭49・8 40 いわんや いはんや 況 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 春日政治 『古訓点の研究』 昭31・6風間書房 『シンポジウム日本語1』 昭50・10学生社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 40 いん ゐん 院 三沢諄治郎 「〈院〉の字音について」 『甲南国文』12昭40・2 40 いんが・―おうほう 因果・―応報 佐竹昭広 「意味の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店=『万葉集抜書』昭55・5 40 いんかふ 印花布 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 40 いんきぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 40 いんぎゅう いんぎふ 引汲・引級 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭26・6 40 インク 池上秋彦 「明治期における外国語の輸入について―特にhandkerchiefとinkの場合」 明大『文芸研究』24昭45・10 40 いんしょう 印象 横井博 ⑨ 40 いんしょう 印章 渡辺萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 40 いんしょく 飲食 土井忠生 「〈飲食〉の読み」 『日本国語大辞典ことばのまど』12昭49・11 40 いんずう 員数 永野賢 「〈インズウ〉ということば」 『言語生活』13昭27・10 40 インスタント 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 40 いんぜん ゐんぜん 院宣 藤田英孝 「〈院宣〉と〈宣旨〉について」 『皇学館論叢』10-6昭52・12 40 いんちき 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 40 インテリア 佐野洋子 「リレー連載新外来語和解(6)インテリア」 『翻訳の世界』7-3昭57・3 40 いんどさらさ 印度更紗 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 40 いんねん 因縁 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 40 インフレーション 竹浪聰 「新聞に現れた特色―政治と経済の外来語」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 40 う 助動詞 土井忠生 「口語の推量助動詞〈う〉の発生(一)~(三)」 『国語国文の研究』121621昭2・9昭3・16 外山映次 「推量の助動詞―う・よう・らしい〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-3昭39・10 中出惇 「天草本伊曾保物語における助動詞〈ウ〉と〈ウズ〉について」 『愛知大学文学論叢』28昭39・12 中出惇 「ロドリゲス日本大文典における〈ウ〉〈ウズ〉〈ウズル〉の用法―法・時を中心として」 『愛知大学国文学』6昭40・2 中出惇 「コリャード懺悔録における助動詞〈ウ〉と〈ウズ〉について(1)」 『愛知大学国文学』9昭42・10 岡村和江 「特集・日本語の助動詞の役割む・らむ・けむ・う・よう・だろう」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 蜂谷清人 「助動詞〈う〉〈うず〉〈うずる〉の語形・用法に関する一考察―狂言古本を中心に」 『国語学』86昭46・9 安達隆一 「天草版平家物語の〈ウ・ウズ・ウズル〉について(1)(2)」 『解釈』18・29昭47・28 大倉美知子 「『坊っちゃん』における推量表現〈う〉〈よう〉とそのスペイン語訳」 『日本語・日本文化』3昭47・3 山田潔 「推量の助動詞〈う〉〈うず〉〈うずる〉の一考察―キリシタン資料における実態」 『学芸国語国文学』7昭47・11 山田潔 「史記抄における助動詞〈ウ〉〈ウズ〉の考察」 『国学院雑誌』76-7昭50・7 山田潔 「蒙求抄における助動詞〈ウ〉〈ウズ〉の考察―史記抄との比較を通して」 『学芸国語国文学』12昭51・1 城田俊 「〈う/よう〉の基本的意味」 『国語学』110昭52・9=『論集日本語研究』7昭54・2有精堂 江端義夫 「中部地方域の方言についての方言地理学的研究(2)」 『広島大教育学部紀要』2-26昭53・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 虫明吉治郎 「助動詞ウ・ヨウ」 『操山論叢』17昭57・3 41 ういこうぶり うひかうぶり 初冠 吉川理吉 「〈うひかうぶりして〉その他」 『国語国文』32-1昭38・1 41 うえ うへ 上 津之地直一 「万葉集の〈上〉の訓―特に〈へ〉の甲乙について」 『愛知大学国文学』7昭41・3 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 津之地直一 「万葉集の〈上〉〈中〉〈下〉音訓義攷」 『愛知大学文学論叢』47昭47・3 津之地直一 『万葉集の国語学的研究』 昭50・6桜楓社 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店→じょう(上) 41 うお うを 魚 永江秀雄 「〈魚〉と〈舟揚場〉の方言」 『若越郷土研究』2-6昭32・9 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 『シンポジウム日本語1』 昭50学生社 井上章 ⑩ →さかな 41 うかがう 窺 吉田金彦 「類義語の語源的研究―のぞく・うかがふ・うかねらふ」 『訓点語と訓点資料』68昭57・5 41 うかねらう うかねらふ 窺狙 吉田金彦 「類義語の語源的研究―のぞく・うかがふ・うかねらふ」 『訓点語と訓点資料』68昭57・5 41 うかわをたち・うかわをたて 鵜川立 句 吉川登 「〈鵜川を立ち〉か〈鵜川を立て〉か―通説を疑う」 『甲南国文』24昭52・3 41 うき 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 41 うきふりょう うきふれう 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 41 うく・うかぶ 浮 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 かとう・よういち 「特集・類義語の意味論的研究うく・うかぶ」 『日本語研究』1昭53・3 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 41 うぐいす うぐひす 鶯 新村出 「語源をさぐる2」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 日置孝次郎 「時鳥と鶯について―民俗・言語学的一考察」 『アルテスリベラレス岩手大教養部報告』23昭53・12 41 うぐめ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 41 うけ・うけい うけひ 誓 米津千之 「心意伝承〈うけ・うけひ〉上」 『学芸国語国文学』11昭50・2 41 うけがえ うけがへ 肯 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 41 うけたまわる うけたまはる 承 加納重文 「〈うけたまはる〉の研究」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7東京教育大国語研究室 大久保一男 「〈承る〉について」 国学院大『国語研究』35昭47・11 三保忠夫 「古文書類における〈承(うけたまはる)〉について」 『鎌倉時代語研究5』昭57・5武蔵野書院 41 うけつけ 受付 天沼寧 「受け付け・受付け・受付」 『大妻国文』8昭52・3 豊田八十代 「うけらが花考」 『国語国文』2-5昭7・5 42 うける 受 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 42 うけるあぶら 浮脂 句 石坂正蔵 「〈浮脂〉の訓について」 『古事記年報』6昭34・10 42 うごく 動 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 前田富祺 ⑪ 42 うさぎ 兎 季弘植 「ウサギ(兎)は果して朝鮮語か」 『国語国文』3-12昭8・12 新村出 「ウサギの語源」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 山中襄太 「牛・兎の語源」 『日本語』21-2昭56・2 42 うさぎぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 42 うさぎのみみ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 42 うさん 松永玉吉 「〈うさん〉な話」 『日本語』8-4昭43・5 村上雅孝 ⑨ 42 うし 牛 橘正一 「牛の方言」 『方言』3-10昭8・10 岩井隆盛 「能登の〈牛〉など」 『言語生活』66昭32・3 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 山口厚子 「兵庫県北西但馬語彙について―牛」 『郷言』8昭47・12 室山敏昭 「但馬温泉町方言の〈牛〉の語彙―〈牛体〉に関する語彙を中心にして」 『フィールドの歩み』8昭50・12 矢島文夫 「文化史とことば(7)」 『言語』7-7昭53・7 山中襄太 「牛・兎の語源」 『日本語』21-2昭56・2 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 42 ―どし 丑年 山中襄太 「丑年の語源」 『日本語』13-1昭48・1 42 ―のくちがせ 梅棹忠夫 「ウシのくちがせ」 『学海』3昭22・3 42 ―のすかっぽ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 42 うし 憂 形容詞 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 蜂谷清人 ⑤ 42 うじ 蛆 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 42 うしかたまい 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 42 うしだんじ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 42 うしなう 失 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 和田雅光 「類義語の意味論的研究―うしなう・なくす・おとす」 『日本語研究』1昭53・3 42 うしはく 領 安藤正次 「国語史上より見たる〈シラス〉と〈ウシハク〉」 『万葉学論纂』昭6・3明治書院 三矢重松 『国語の新研究』 昭7・9中文館書店 清水信義 「〈しらす〉〈うしはく〉攷―漢字の用例字義を中心として」 国学院大『国語研究』1昭27・12 42 うしろ 後 森田良行 『基礎日本語1』 昭55・6角川書店 42 うしんこっこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 42 うす 失 小久保崇明 ③ 42 うず・うずる 助動詞 大塚光信 「ウズとウズル」 『国語国文』25-9昭31・9 山内洋一郎 「助動詞〈うず〉について―連体形終止の異例として」 『広島大文学部紀要』23-3昭39・8 中出惇 「天草本伊曾保物語における助動詞―〈ウ〉と〈ウズ〉について」 『愛知大学文学論叢』28昭39・12 中出惇 「ロドリゲス『日本大文典』における〈ウ〉〈ウズ〉〈ウズル〉の用法―法・時を中心として」 『愛知大学国文学』6昭40・2 中出惇 「コリャード懺悔録における助動詞〈ウ〉と〈ウズ〉について(1)」 『愛知大学国文学』9昭42・10 蜂谷清人 「助動詞〈う〉〈うず〉〈うずる〉の語形・用法に関する一考察―狂言古本を中心に」 『国語学』86昭46・9=『狂言台本の国語学的研究』昭52-12笠間書院 安達隆一 「天草版平家物語の〈ウ・ウズ・ウズル〉について(1)(2)」 『解釈』18-29昭47・28 山田潔 「推量の助動詞〈う〉〈うず〉〈うずる〉の一考察―キリシタン資料における実態」 『学芸国語国文学』7昭47・11 山田潔 「史記抄における助動詞〈ウ〉〈ウズ〉の考察」 『国学院雑誌』76-7昭50・7 山田潔 「蒙求抄における助動詞〈ウ〉〈ウズ〉の考察―史記抄との比較を通して」 『学芸国語国文学』12昭51・1 43 うすい 薄 加藤正信 「日本言語地図から―〈砂糖が〉あまい・〈汁の塩味が〉うすい」 『言語生活』177昭41・6 国立国語研究所 『日本言話地図1』 昭42・4 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 愛宕八郎康隆 「肥前長崎地方の〈砂糖味がうすい〉の表現法について」 『長崎大学教育学部人文科学研究報告』31昭57・3 43 うずく 疼 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 43 うずくまる 蹲 山本清隆 「特集・類義語の意味論的研究―かがむ しゃがむ うずくまる」 『日本語研究』3昭55・10 43 うすこおり 薄氷 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 43 うずたかい 堆 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店→うつたかい 43 うずめる 埋 加藤和夫 「特集・類義語の意味論的研究うめる・うずめる」 『日本語研究』2昭54・7 43 うせさせおわします ―おはします 句 小久保崇明 「御年六十二にてうせさせおはしましける考」 日本大『語文』46昭53・12 43 うそ 嘘 田淵実夫 「ウソから出たマコト(1)~(3)」 『晩鐘』32-891112昭27・891112 加藤正信 「〈うそ〉の地図―〈うそをつく〉の全国方言分布―」 『言語生活』199昭43・4 樺島忠夫 「〈うそ〉の語彙論」 『言語生活』199昭43・4 上野昻志 「ことばの小径〈ウソォ〉と〈ホントォ〉」 『朝日ジャーナル』昭56・7 川崎洋 『流行語』 昭56・11毎日新聞社 43 ―あまい 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 43 ―をつく 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 43 うた 歌 新村出 「ウタの語源諸説」 『日本文学論纂』昭7・6明治書院 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 43 うだ 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 43 うたう うたふ 歌 和田幸子 「世阿弥の〈いふ〉〈うたふ〉」 『青山語文』7昭52・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 43 うたう うたふ 訴 香西精 「いふ・うたふ」 『観世』昭33・2=『能謡新考』昭47・10わんや書店 遠藤嘉基 「〈うたふ〉か〈うるたふ〉か―巻十六〈京兆爾出而将訴〉について」 『国語と国文学』17-10昭15・10 遠藤嘉基 『訓点資料と訓点語の研究』 昭27・3中央図書 43 うたえ うたゑ 歌絵 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 43 うたがき 歌垣 浦部重雄 「歌垣私見」 『解釈』5-8昭34・8 43 うたがたも 副詞 大坪併治 「万葉集の〈うたがたも〉について」 『大谷女子大国文』5昭50・5 森重敏 「〈常しへに〉と〈若くへに〉付けたり〈うったへに〉〈うたがたも〉など」 関西大『国文学』52昭50・9 43 うたがわしい 疑 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 43 うたこそわがせ 句 片山武 「〈歌乞和我世〉(三八九九)の訓釈について」 『解釈』25-3昭54・3 43 うだつがあがらぬ 句 柳田国男 「うだつが上らぬということ」 『改造』35-10昭29・10 43 うたて 副詞 三田村紀子 「無相の語―万葉集における〈もとな・ゆめ・あはれ・あたら・うたて〉について」 『奈良女子大学文学部研究年報』14昭46・3 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 43 ―い 形容詞 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 43 うたのはし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 43 うち 内・家 石川衛三 「〈ウチ〉と〈ソト〉の構造―言語社会学的考察」 『宇都宮大学教養部研究報告』4-1昭46・12 橋重孝 「古代の〈内〉についての一考察」 『金城学院大論集』59昭49・12 佐藤亮一 「方言の分布」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 ごい・しろう 「ことばの意味―ナカとウチ」 『月刊百科』205昭54・10 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 43 ―に 原田芳起 「〈うちに〉の接続機能とその意味―中古特殊語法私考」 『平安文学研究』22昭33・11=『平安時代文学語彙の研究』昭37・9風間書房 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 浅野百合子 「〈うちに〉〈あいだに〉〈まに〉をめぐって」 『日本語教育』27昭50・8 堀川昇 「和泉式部日記の〈うちに〉をめぐって」 『実践女子大文学部紀要』22昭55・3 44 うちいず うちいづ 打出 遠藤邦基 「上代の語頭〈打出〉の訓みを中心に」 『岐阜大教育学部研究報告人文』24昭51・2 44 うちうち 内内 遠藤好英 ④ 44 うちそやし 打麻 枕詞 田辺正男 「古語の鉱脈―うちひさす・うちそやし」 『国学院雑誌』61-5昭35・5 44 うちとける 打解 斎藤暁子 「〈うちとける〉の考察―夕顔の巻に於ける」 『解釈』23-9昭52・9 44 うちはぶく 打羽振 沢瀉久孝 「〈汗陳羽振〉と〈朶文十遠仁〉」 『女子大国文』27昭37・12 44 うちひさす 打日射 枕詞 田辺正男 「古語の鉱脈―うちひさす・うちそやし」 『国学院雑誌』61-5昭35・5 44 うちゅう 宇宙 松本宙 ⑨ 44 うちわ 団・団扇 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 44 うつ 打 山田達也 「意義素研究ノート(1)叩く・打つ・なぐる・はる・ぶつ・ひっぱたく」 『名古屋市立大教養部紀要人文社会』15昭46・3 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 山本清隆 「特集・類義語の意味論的研究うつ・なぐる・ぶつ・たたく・はたく(はる・ひっぱたくなど)」 『日本語研究』4昭56・12 44 うつ 欝 佐伯梅友 「欝と髣髴」 『国語と国文学』19-11昭17・11 44 うっかり 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 44 うつくしい・うつくし 美 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 寺坂美千代 「うつくしの語義―竹取物語を中心として」 『日本文学研究』昭25・9 田中重太郎 「〈うつくし〉の説」 『日本文学研究』昭26・23 犬塚旦 「源氏物語の〈うつくし〉と〈らうたし〉」 『平安文学研究』11昭28・11 野上久人 「万葉集の〈うまし〉〈くはし〉〈うつくし〉〈うるはし〉について」 『尾道短期大学研究紀要』2昭28・1 宮城文雄 「〈さうしのかみ〉〈らうたし・うつくし〉攷―源氏物語の用語について―」 『徳島大学学芸紀要』3昭29・2 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 高野繁男 「〈美しい〉と〈きれい〉」 『講座正しい日本語4』昭45・11明治書院 吉永登 「海原は鷗立ち立つ―うるはしとうつくし」 関西大『国文学』45昭46・7 宮地敦子 「〈うつくし〉の系譜」 『国語と国文学』48-8昭46・8 済田千恵子 「美意識を表わす形容詞―上代・中古における〈うつくし〉〈うるはし〉」 『青山語文』2昭46・12 松尾聡 「中古語〈うつくし〉の語意」 『国語展望』31昭47・6 中川竫梵 「源氏物語の〈うつくし〉について」 『紫明』4昭47・12 佐藤武義 「中世における類義語に関する一考察」 『文芸研究』72昭48・2 浅野敏彦 「綺麗うつくし きよし―漢語と和語」 『同志社国文』8昭48・2 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 水野恵子 「〈うつくしい〉ということば」 『国語展望』35昭48・11 水野雅子 「源氏物語研究〈うつくし〉の性格」 『岐阜女子大紀要』3昭49・11 松尾聡 「源氏物語の〈うつくし〉の語彙について」 『鈴木知太郎博士古稀記念国文学論攷』昭50・10桜楓社 松尾聡 「中古語〈うつくし〉の語意再説源氏物語の全用例から」 『国語展望』43昭51・6 松尾聡 「中古語〈うつくし〉の源氏物語以外の諸書の用例について」 『国語展望』44昭51・6 北原京子 「枕草子における美的語彙の研究〈うつくし〉〈うるはし〉を中心に」 『米沢国語国文』3昭51・9 松尾聡 『源氏物語を中心としたうつくし・おもしろし攷』 昭51・12笠間書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 菅野謙 「新しい・いい・豊かな・美しい・大きく―新聞広告(昭54)の形容表現」 『文研月報』30-6昭55・6 和田明美 「源氏物語における〈らうたし〉―特に〈うつくし〉との語義上の相異に注目して」 『高知女子大国文』17昭56・10 44 ―でした 遠藤織枝 「談話室〈美しいでした〉の功罪」 『言語生活』338昭55・2 44 ―です 鎌田良二 「〈美しいです〉と〈美しいんです〉―ゆれている文法から」 『試論』12昭41・2 成田徹男 「質問箱〈美しいです〉と〈きれいです〉」 『言語』10-4昭56・4 44 ―げ 木之下正雄 昭43・11 犬塚旦 昭48・9 45 うつくしがる 愛 関一雄 「〈うつくしむ〉と〈うつくしがる〉をめぐって―中古仮名文学用語の一性格」 『山口国文』5昭57・3 45 うつくしむ 愛・慈 関一雄 昭57・3 45 うつけ 空・虚 佐藤亨 ⑤ 45 うつしおみ 現臣 毛利正守 「〈宇都志意美〉考」 『万葉』74昭45・10 45 うつくしも 打布裳 蔵中進 「〈打布裳〉の訓について」 『万葉』37昭35・10 45 うつしみ 現身 坂部恵 『仮面の解釈学』 昭51・1東京大学出版会 45 うつす 移 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 45 うつせがい うつせがひ 空貝 丹羽正三 「〈うつせ貝〉考」 『解釈』22-1昭51・1 45 うつせみ・うつそみ 空蝉 大野晋 「〈うつせみ〉の語義について」 『文学』15-2昭22・2 竹尾正一 「染本人麿の表記字面に見られる成語―〈宇都曽臣〉について」 福岡学芸大『研究紀要』14昭39・3 森重敏 「〈うつせみ〉と〈たまのを〉」 『万葉』87昭50・3 45 うったえる 訴 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 45 うったえに うつたへに 副詞 田辺正男 「〈うったへに〉の修飾のしかたについて」 『国学院雑誌』59-1011昭33・11 森重敏 「〈常しへに〉と〈若くへに〉―付けたり〈うったへに〉〈うたがたも〉など」 関西大『国文学』52昭50・9=関西大学国文学会編『吉永登先生古稀記念上代文学論集』昭50・9 大坪併治 「〈うったへに〉と〈かならずしも〉」 『国語国文』45-2昭51・2 45 うつたかい 堆 高橋伸幸 「〈堆し〉の清濁」 『解釈』14-12昭43・12 45 うつつ 現・顕 柳田征司 「夢の意の〈ウツツ〉」 『愛媛国文と教育』4昭47・6 片野達郎 ⑨ 45 うっとうしい うつたうしい 鬱陶 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 45 うつぼぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 45 うつる 移 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 川原とし江 「移動動詞の意味論的成分―イク・クル・カエル・モドル・ススム・ウツル」 『手崎政男教授退官記念論集』昭55・10 45 うつり 移 今栄蔵 「〈移り〉考」 『国語国文』25-10昭31・10 赤羽学 「芭蕉における〈にほひ〉〈うつり〉〈ひびき〉」 『岡山大学法文学部学術紀要』32昭47・3 45 うつろい うつろひ 移 青木生子 「勅撰集における〈うつろひ〉」 『国文学解釈と鑑賞』12-9昭22・9 45 うつろう うつろふ 移 伊藤博 「黄葉片々―〈落易〉の訓など」 『万葉』31昭34・4 伊原昭 「うつろふ」 『和洋国文研究』7昭44・3 伊原昭 「〈にほふ〉と〈うつろふ〉と―大伴家持における」 『国語と国文学』46-12昭44・12 鈴木正道 「うつろふ考―源語と狭衣と」 国学院大『日本文学論究』32昭47・11 鈴木正道 「慈円の歌に於ける〈うつろふ〉考」 『米沢国語国文』6昭54・9 46 うとう 善知鳥 棟方志功 「〈善知鳥〉の風」 『言語生活』60昭31・9 46 うとし 卯年 山中襄太 「卯年語源漫筆」 『日本語』14-10昭49・12 46 うとましい 疎 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 46 うどん 饂飩 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 佐藤亨 ⑤ 46 うなかみ 阪倉篤義 ① 46 うなぎ 鰻 柳田国男 『一目小僧その他』 昭9・7小山書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 鈴木晋一 「たべもの噺6〈鰻〉」 『月刊百科』237昭57・7 46 うなじ 項 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 46 うにしもあれや 鵜 句 佐伯梅友 「鵜にしもあれや」 『文学語学』4昭32・6 46 うには 連語 外山映次 「条件句を作る〈ウニハ〉をめぐって」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 秋山洋一 「松岡文庫蔵永正十一年写〈碧厳録抄〉の条件句―〈ンニハ〉と〈ウニハ〉」 『山梨県立女子短大紀要』13昭55・3 46 うぬ 汝・己 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 46 うねびのやまにわれしめゆひつ 句 池田源太 「畝火の山に吾標結ひつ」 『万葉』1昭46・3 46 うば 連語 湯沢幸吉郎 「徳川前期の珍しい言い方」 『藤岡博士功績記念言語学論文集』昭10・12岩波書店 蜂谷清人 「助助詞〈う〉〈うず〉〈うずる〉の語形・用法に関する一考察―狂言古本を中心に」 『国語学』86昭46・9=『狂言台本の国語学的研究』昭52・12笠間書院 福島邦道 「ロドリゲス著『日本小文典』の研究」 『実践女子大学文学部紀要』12昭47・7=『キリシタン資料と国語研究』昭48・12笠間書院 46 うば 姥・祖母・乳母 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 柳田国男 『こども風土紀』 昭17・2朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 46 うばう 奪 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 46 うぶげ 産毛 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 46 うぶすな 産土神 新村出 『南蛮更紗』 大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 柳田国男 「ウブスナのこと」 『定本柳田国男集13』昭38・1 46 うぶめ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 46 うべ 副詞 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11 46 うま 馬 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 高野正美 「類語の諸相―馬と駒」 『古代ノート』2昭41・4 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 矢島文夫 「文化史とことば(1)馬」 『言語』7-昭53・1 木村康平 「万葉のウマとコマ―表現に関して」 『古代研究』10昭54・9 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 佐藤宣男 ④ 46 ―うちむれて 須田善四郎 「宇麻宇知牟礼底」 『万葉』32昭34・7 46 ―なめてたかのやまべを 菊沢季生 「万葉集巻十の歌の〈馬並而高山部乎」 『宮城学院女子大学研究論文集』20昭37・3 46 ―もゆきちがうほど 森昇一 「〈馬も行違ふ程〉の解釈卑見―好色五人女巻三の一節」 『野州国文学』23昭54・2 46 ―をひく てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社→こま 46 うまがち 丹羽一弥 「南紀方言〈すみれ〉の語史とウマガチ」 『東海学園国語国文』20昭56・10 46 うまきもの 味物 山田孝雄 「古事記なる〈味物〉のよみ方と意義」 『国語国文』9-1昭14・1 47 うまくだ 馬来田 菅原七郎 「〈馬来田〉考―馬の古称を求めて」 『言語生活』333昭54・9 47 うまくない 句 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 47 うまころしばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 47 うまさけ 味酒 竹尾正子 「枕詞〈ウマサケ(ノ・ヲ)〉試論」 『福岡教育大学紀要』18-1昭43・12 竹尾正子 「巻七・一〇九四の〈味酒〉の訓について」 『美夫君志』14昭45・12 野上久人 「万葉集の〈うまし〉〈くはし〉〈うつくし〉〈うるはし〉について」 『尾道短期大学研究紀要』2昭28・1 橋本四郎 「うまし」 『万葉』24昭32・7 47 うましか 泉井久之助 「うましか」 『手帖』3昭23・4 47 うまずいこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 47 うまのさとう 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 47 うまらに 形容動詞 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 47 うまれる・うまる 生 宮地敦子 「源氏物語における貴種生誕の表現―〈うまる〉〈いでく〉〈さしいづ〉など」 『論集日本文学・日本語2中古』昭52・11角川書店 47 うまれだち 鈴木丹士郎 ⑤ 47 うむ 生・産 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 47 うめ 梅 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 47 うめる 埋 加藤和夫 「特集・類義語の意味論的研究うめる・うずめる」 『日本語研究』2昭54・7 平沢洋一 「特集・類義語の意味論的研究さます・ひやす・うめる」 『日本語研究』3昭55・10 47 うら 浦 佐藤茂 「ウラ(浦)をめぐる語彙」 『日本海学会誌』5昭56・3 47 うら 末 西山謙二 「古代文学の表現―うれとうらとを通して」 『梅花女子大文学部紀要国語国文』16昭55・12 47 うら 接頭語 松浦照子 「複合形容詞〈うら―〉〈こころ―〉〈もの―〉〈なま―〉の形成―平安女流文学における」 『山形女子短大紀要』13昭56・3 47 うらうえ うらうへ 裏表 橋本不美男 「〈うらうへ〉考―後朝の文をめぐって」 日大『語文』39昭49・3 47 うらうら 副詞 森山隆 「上代語〈うらうら〉の語義について」 『言語科学』2昭41・3 47 うらさびしい 心寂 松浦照子 ⑨ 47 うらのはまゆうももえなす うらのはまゆふももへなす 句 室田浩然 「万葉集〈浦の浜木綿百重なす〉考(2)(3)」 『解釈』14-811昭43・811 47 うらぼん 裏盆 新村出 「梵語凡想」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 47 うらむ 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 木之下正俊 「黄葉片々―動詞〈ウラム〉古活用臆断」 『万葉』31昭34・4 47 うらめしい 怨・恨 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 47 うらやましい 羨 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 47 うり 瓜 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 47 うる 売 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 47 うるいがわ うるゐがは 潤井川 新村出 「潤和川と潤井川」 『万葉』6昭28・1 47 うるかす 花田二徳 「〈うるかす〉と〈ホイト〉」 『日本語』21-1昭56・1 47 うるさい・うるさし 煩 蜂谷清人 「狂言〈右流左止(うるさし)〉の題名と表記」 『ぱれるが』昭43・4=『狂言台本の国語学的研究』昭52・12笠間書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 菊田紀郎 ⑩ 48 うるし 漆 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 48 うるせし 浜千代清 「詞林抄〈うるせし〉について」 『女子大国文』30昭38・6 永田敏子 「ウルセシ・オボロケ考―宇治拾遺物語を中心として」 『女子大国文』39昭40・10 48 うるたう うるたふ 訴 遠藤嘉基 「〈うたふ〉か〈うるたふ〉か―巻十六〈京兆爾出而将訴〉について」 『国語と国文学』17-10昭15・10 遠藤嘉基 『訓点資料と訓点語の研究』 昭27・3中央図書 48 うるち 粳米 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 真田信治 「標準語の地理的背景」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 48 うるね 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 48 うるま 宮良当壮 「うるま考」 『文学』2-5昭9・5 宮良当壮 「うるま」 『国語研究(仙台)』3-4昭10・4 48 うるわがわ うるわがは 潤和川 新村出 「潤和川と潤井川」 『万葉』6昭28・1 新村出 「潤和川再考」 『万葉』11昭29・4=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 『シンポジウム日本語1』 昭50学生社 48 うるわしい・うるわし うるはし 美麗 野上久人 「万葉集の〈うまし〉〈くはし〉〈うつくし〉〈うるはし〉について」 『尾道短期大学研究紀要』2昭28・1 中西良一 「平安朝文芸に於ける〈うるはし〉」 『和歌山大学紀要』13昭29・3 犬塚旦 「平安朝における〈うるはし〉の展開」 『論究日本文学』5昭31・6 犬塚旦 「〈うるはし〉と髪」 『解釈』2-6昭31・6 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 吉永登 「海原は鷗立ち立つ うるはしとうつくし」 関西大『国文学』45昭46・7 済田千恵子 「美意識を表わす形容詞 上代・中古における〈うつくし〉〈うるはし〉」 『青山語文』2昭46・12 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 須之部多美 「上代におけるウルハシ」 お茶の水女子大『国文』45昭51・7 北原京子 「枕草子における美的語彙の研究〈うつくし〉〈うるはし〉を中心に」 『米沢国語国文』3昭51・9 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 松本明美 「ウルハシ考」 『叙説』昭57・10 48 うれ 末 品田太吉 「〈ウレ〉といふ語について」 『方言』3-1昭8・1 山田孝雄 『万葉集考叢』 昭30・5宝文館 西山謙二 「古代文学の表現―うれとうらとを通して」 『梅花女子大文学部紀要国語国文』16昭55・12 48 うれう うれふ 憂 慶野正次 「〈憂ふ〉の活用―活用研究法の一つの試み」 『国語展望』13昭41・6 48 うれしい 嬉・快・歓 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 48 ―ひめい 悲鳴 久世善男 『日本語雑学百科』 昭50・7新人物往来社 48 うれたし 慨・憂 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 48 うれむぞ 副詞 安藤正次 「〈宇礼牟曾)考」 『金沢博士還暦記念東洋語乃研究』昭7・12三省堂=『安藤正次著作集3』昭50・2雄山閣 48 うれわし うれはし 憂 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 48 うろ・うろこ 鱗 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 柳田国男 「あたまを掻きつつ―雲脂(フケ)の方言(ウロ)と各地の方言―」 『言語生活』10昭27・7 前田富祺 「イロコとイロクヅ―その語形と語義」 『国語学』61昭40・6 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 石川知子 「知多半島の言語地理学的研究」 『椙山国文学』1昭52・2 柴田武 『方言の世界』 昭53・1平凡社 真田信治 「標準語の地理的背景」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 48 うろこぐも 雲 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 49 うろつく 彷徨 紫田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 49 うろん 胡乱 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 村上雅孝 ⑨ 49 うわ 語素 松村観照 「〈ウワ〉の付く複合語の語源」 『学芸』39-487~490大11 49 うわなり 久倉京子 「〈うわなり〉と〈ミョヌリ〉―奄美方言の親族呼称に残る韓国語」 『奄美郷土研究会報』18昭53・3 49 うん 感動詞 鈴木敏幸 「鷗外と漱石の感動詞〈ふん〉と〈うん〉」 『文学と教育』2昭56・12 49 うんうん 云云 西川順土 「日本書紀巻一巻二の〈云云〉の用例をめぐって」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 太田紘子 「〈云云〉の用法―特に東大寺図書館蔵法華論義草の場合」 『就実語文』1昭55・11 49 うんえい 運営 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 49 うんこう 運行 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 49 うんてん 運転 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 49 うんどう 運動 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 高野繁男 ⑨ 49 うんまんこっこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 49 える・う 得 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 49 え 副詞 本田義彦 「源氏物語副詞〈え〉考」 『熊本女子大学学術紀要』9-1昭32・3 村山昌俊 「副詞〈え〉考 語法史における呼応弛緩の観点から」 国学院大『国語研究』44昭56・3 49 え 助詞 斎藤義七郎 「山形県杉山方言の可能を表す〈エ〉について」 『出羽方言研究彙報』1昭25・2 穐田定樹 「終助詞な〈古典語・現代語〉な・な…そ〈古典語〉え・よ・か〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 五十嵐三郎 「間投助詞を・ろ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 酒井憲二 「特集・日本語における助詞の機能と解釈間投助詞や・を・ゑ・よ」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 49 えい 良 形容詞 浜田敦 「えい・よい・よろしい」 『国語国文』50-1昭56・1 49 えいが 映画 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 松井栄一 『国語辞典にない語』 昭58・4南雲堂 永瀬治郎 ⑨ 49 えいきょう 影響 高野繁男 ⑨ 49 えいじつ 永日 蜂谷清人 ⑩ 49 えいせい 衛生 半沢洋子 ⑨ 49 えいもせず ゑひもせず 句 慶野正次 「〈ゑひもせず〉と〈ふとしく〉 『解釈』19-11昭48・11 49 えいゆう 英雄 宮地崇邦 「研究ノート〈英雄〉の意味について」 『国学院雑誌』80-8昭54-8 49 えいよう 栄養 額田淑 「栄養考」 『国語学』61昭40・6 国民栄養対策協議会編 『日本語栄養―その成り立ちと語意』 昭50・3第一出版 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 49 ええ 感動詞 「日本語さまざまから―エーの社会学」 『教育月報』12-123昭35・4 日向茂男 「談話における〈はい〉と〈ええ〉の機能」 国立国語研究所『研究報告集2』昭55・3秀英出版 49 ええ 形容詞 江端義夫 「知多方言に見られる形容詞〈良い(エー)〉の表現意識」 『国語学の世界』3昭48・3→えい 49 えがく 描 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 49 えがす 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 49 えき 駅 飛田良文 「ステーションから駅へ」 『日本文化会議』159昭57・9 真田信治 ⑨ 50 えきしじきょう 易子而教 遠藤哲夫 「故語漫筆(7)易子而教」 『国語展望』61昭57・6 50 えきなし 益無 土屋博映 「今昔物語集の〈甲斐無シ〉と〈益無シ〉」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 50 えぐ ゑぐ 蔵中スミ 「〈ゑぐ〉考」 『水門』9昭42・8 50 エゴイスチック 三宅鴻 「外来語のずれ」 『英語青年』116-4~12昭45・4~12 50 えこた 江古田 ハタノ・タダシ 「〈江古田〉のよみかた」 『カナノヒカリ』637昭50・9 50 えさ 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 50 えしがらみ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 50 えじき 餌食 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 50 エスカレーター 久世善男 『外来語ものしり百科』 昭53・6新人物往来社 50 えず 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 50 えずい 形容詞 武田泰 「エズイ考」 宮城県高校国語科教育研究会『研究集録4』昭38・5 武田泰 ⑨ 50 えずみ 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 50 えせ 似非・似而非 関一雄 「平安時代仮名文学のいわゆる接頭語その用例メモ(2)〈えせ〉〈わろ〉〈ひが〉について」 『山口大学文学会誌』28昭52・11 50 えぞ 蝦夷 金田一京助 「蝦夷名義考―カイ説の根拠について」 『国学院雑誌』61-12昭35・12 前田富祺 ⑨ 50 えた ゑた 穢多 新村出 「賤民名称考」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 50 えだもとおおに 句 沢瀉久孝 「〈汗陳羽抓(うちはぶき)〉と〈朶文十遠仁(えだもとををに)〉」 『女子大国文』27昭37・12 50 えつぼ ゑつぼ 咲壺・笑壼 関宦市 「ゑつぼ(咲壼・笑壺)の語源について」 『鶴見女子大学紀要』1昭38・11 50 えで 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 50 えど 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 50 えとく 会得 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 50 えどまえ 江戸前 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 50 えども 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 50 えな 胞衣 渡辺友左 『日本語と性』 昭57・11南雲堂 50 えなさ 風位名 柳田国男 『増補風位考資料』 昭17・7明世堂=『定本柳田国男集20』昭37・8 50 えならず 句 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解―」 『仏教史研究』3昭43・11 50 えにしだ 金雀児 新村出 『国語学論叢』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 50 えね 不得 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭38・4有朋堂 50 えのこ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 50 えのころ 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 50 えば 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 50 えいのか えひのか 句 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 50 えびす 蝦夷 前田富祺 ⑨ 50 エベレスト 「ことばの百科〈チョモランマ〉と〈エベレスト〉―地名の異称」 『放送文化』35-3昭55・3 50 えみ ゑみ 微笑 藤原栄 「源氏物語に於ける〈わらひ〉〈ゑみ〉〈ほほゑみ〉に就いて」 『国文学攷』23昭35・5 51 えみし 蝦夷 菅原七郎 「えみし新考」 『言語生活』316昭53・1 北条忠雄 「蝦夷えみし・粛慎みしはせ―その日本語たるの語学的解明」 『国語学研究』22昭57・12 前田富祺 ⑨ 51 えむ ゑむ 笑 度部和雄 「万葉集における〈咲〉字」 『長崎大学教育学部人文科学研究報告』21昭47・3 山田実 「『おもろさうし』の〈ゑり〉〈ゑむ〉について」 『沖縄文化』45昭51・8 蜂矢真郷 「ワラフとエム―類義語の一側面」 『親和女子大研究論叢』910昭51・10 松尾聡 「わらふ・ゑむ・ほほゑむ」 『国語展望』52昭54・6 松尾聡 「〈ゑむ〉の語義吟味」 『国語展望』54昭55・3 51 えらい 偉 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 51 えらぶ 選 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 51 えり ゑり 山田実 「『おもろさうし』の〈ゑり〉〈ゑむ〉について」 『沖縄文化』45昭51・8 51 えりあし 襟足 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 51 えりをたてる 句 花田二徳 「〈買い求める〉〈襟を立てる〉」 『日本語』21-4昭56・5 51 える 助動詞 豊巻英吉 「南部(八戸)方言に於ける助動詞について―特にサル・エルについて」 『国語学』12昭28・9 51 エレベートル 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 51 えん 縁 原田芳紀 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 松下貞三 「縁という語の受け入れ」 同志社大『人文科学』2-2昭49・3 51 えん 艶 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 北山谿太 「〈なまめかし〉〈艶〉考」 『国語と国文学』31-12昭29・12 大野晋 「優と艶と色好みと」 『図書』155昭37・6 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 梅野きみ子 「紫式部の〈えん〉」 『椙山女学園大研究論集』4昭48・3 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 梅野きみ子 「〈艶〉の源流と平安文学への反映」 『椙山女学園大研究論集』9-2昭53・2 森本元子 「千五百番歌合と女流(2)〈優〉と〈艶〉について」 『相模女子大学紀要』41昭53・2 梅野きみ子 『えんとその周辺―平安文学の美的語史の研究』 昭54・2笠間書院 木下美 『紫式部日記の研究―紫女書簡を中心に』 昭54・3私家版 梅野きみ子 「浜松中納言物語における〈えん〉と〈なまめく〉〈なまめかし〉」 『名古屋大国語国文学』49昭56-12 51 ―なり 橘誠 「源氏物語の語法・用語例―叙述語の省略〈えんなり〉の考察」 『国学院雑誌』73-11昭47・11 51 ―に 北山谿太 「〈艶にも凄くも〉―類義語法の研究」 『国語国文』昭29・10 51 ―にやさし 広瀬保 「〈艶にやさし〉の考察」 『日本文芸研究』16-4昭39・12 51 えんえき 演繹 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 51 えんがちょ 網野善彦 『無縁・公界・楽』 昭53・6平凡社 51 えんぎ 縁起 野村耀昌 『仏教のことば放送ライブラリー23』 昭53・10日本放送出版協会 51 えんきりばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 51 えんげき 演劇 永嶋大典 ⑥ 51 えんさ 怨嗟 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 51 えんず ゑんず 怨 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 51 えんすけ 円助 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 51 えんぜつ 演説 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 久世善男 『言葉の名づけ親―翻訳に見る文明開化』 昭50・11朝日ソノラマ 斎藤毅 『明治のことば』 昭52・11講談社 杉本つとむ 『日本語講座6外国語と日本語』 昭55・3桜楓社 末広美代子 ⑨ 52 えんそ 塩酢 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 52 えんだか 円高 稲垣文男 「流行語昭和史(21)円高」 『放送文化』33-5昭53・5 52 えんタク 円― 池田弥三郎 「ことばのことば円タク」 『言語』6-5昭52・5 52 えんづゆばらい 柳田国男 『国語史新語編』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 52 えんてい 淵底 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 52 えんどう 豌豆・薗豆 新村出 『語源をさぐる1』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 52 えんばい 塩梅 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店→あんばい 52 えんぴつ 鉛筆 久世善男 『言葉の名づけ親―翻訳に見る文明開化』 昭50・11朝日ソノラマ 52 えんやらこ 感動詞 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 52 えんるむ 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 52 お 緒 阿部健二 「古代語動詞〈一段型〉の特徴〈付〉玉の緒ばかり―〈緒〉と〈紐〉について」 『新潟大学国文学会誌』22昭54・1 52 お 接頭語 辻村敏樹 「敬語接頭辞〈お〉について」 『日本の言葉』1-4~2-2昭22・9~23・9=『敬語の史的研究』昭43・10東京堂 辻村敏樹 「吉利支丹関係資料に見える敬語接頭辞について」 『敬語の史的研究』昭43・10東京堂 松坂忠則 「〈お〉の功罪」 『女性改造』4-7昭24・7 柴田武 「〈お〉の付く語・付かない語」 『言語生活』70昭32・7 柴田武 「〈お〉を使う人・使わない人」 『計量国語学』4昭33・3 前田勇 「上品に言いたい女ごころ―〈お〉の付けすぎがわるいか」 『言語生活』115昭36・4 『日本語の歴史5』 昭39・11平凡社 柴田武 「〈お〉の付く語・付かない語」 『ことばの生活3』昭42・10筑摩書房 真下三郎 「女性はなぜ〈お〉をつけるか」 『国文学解釈と鑑賞』32-11昭42・10 国田百合子 「婦人語〈お〉の起源をたずねて」 『放送文化』24-2昭44・2 水谷一 「〈お〉ことばと幼児語について」 『音声学会会報』135昭45・12 Sibata Takesi “The honoric prefix“O”in Contemporary Japanese” papers in Japanese Linguistics 1 Linguistic Communications 7.1972 高田和子 『敬語について―接頭辞〈オ〉〈ゴ〉」 『国語学の世界』3昭48・3 伊吹一 「ことばと食べもの―婉容語の〈お〉」 『栄養と料理』昭48・4 野口幸雄 「〈花〉と〈お花〉―敬意の接頭語〈お〉をめぐって」 『ことばとくらし(新潟)』3昭50・3 宇野義方 「敬語講座9〈お〉と〈ご〉」 『実用現代国語』12昭52・12 柴田武 『方言の世界』 昭53・1平凡社 竹内常治 「〈お…〉のことば三つ」 『ことばと文化』84昭53・6 岩下裕一 「つきすぎる〈お〉について」 『昭和学院国語国文』12昭54・3 嘉山秀夫 「日本語学習指導における敬語〈お〉〈ご〉の扱い方」 『大東文化大紀要人文』18昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 52 おあいそ 御愛想 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 松井栄一 『国語辞典にない語』 昭58・4南雲堂 52 おありがとうございます 岩淵悦太郎 「おありがとうございます」 『言語生活』57昭31・6 52 お…ある 山崎久之 「〈お…ある〉〈お…やる〉〈やる〉の変遷」 『近代語研究』1昭40・9 佐々木峻 「天草版平家物語の尊敬表現法―〈お…ある〉表現法と〈らるる・させらるる〉表現法(研究発表要旨)」 『国語学』68昭42・3 53 おい 感動詞 望月衛 「〈おい〉の限界」 『言語生活』162昭40・3 53 おいかに 副詞 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 53 おいきる 句 島田勇雄 「〈お行きる〉という言い方の由来について」 神戸大学国語国文学会『国文論叢』8昭35・5 都竹通年雄 「〈お行きる〉という言い方の歴史と分布」 『近代語研究』1昭40・9武蔵野書院=『三重県方言』22昭41・12 古瀬順一 「三河方言における〈お行きる〉式敬語表現」 『立正大学国語国文』8昭46・11 53 おいし 小石 亀井孝 「〈さざれ〉〈いさご〉〈おひ(い)し〉―石に関することばのうちから」 『香椎潟』8昭37・12 53 おいしい 形容詞 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 53 おいしゃする 医者 山口諭助 「お医者する―名詞の動詞化について―」 『日本語』12-8昭47-10 53 おいそれと 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 53 おいた 老 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 53 お…いたす 小松寿雄 「〈お…する〉〈お…いたす〉〈お…申しあげる〉の用法」 『近代語研究』2昭43・1 53 おいて 於 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 大坪併治 「〈於〉の訓について」 『訓点語と訓点資料』25昭38・3 山口佳紀 「〈於〉字訓読考」 『国語研究室』4昭40・6 小山登久 「上代資料に見える〈於〉字について 措辞の類型から見た文体の考察」 『ノートルダム清心女子大紀要国語国文』3-1昭54・3 53 おいてある・おかれてある 句 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 53 おいてけぼり 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 53 おいでなさい 句 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 53 おいでなさいます 句 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 53 おいでになります 宮地幸一 昭55・7 53 おいはてぬ 句 加地伸行・小島憲之 「〈耆矣奴〉考」 『万葉』31昭34・4 53 おいます 句 堀田要治 「オイマス(会います)」 『三重県方言』1昭30・10 53 おいら 代名詞 小島俊夫 「滑稽本・人情本にあらわれた―〈ワタクシ・ワタシ・オレ・オイラ〉と敬語表現体系」 『国語学』79昭44・12=『後期江戸ことばの敬語体系』昭49・9笠間書院 53 おいらか 形容動詞 中西良一 「〈おいらか〉〈おほどか〉について―源氏物語用語覚書―」 『和歌山大学学芸学部紀要』8昭36・3 53 おいらくのこい 句 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 53 おいらけもの 木船重和 「紫式部の精神史展開と源氏物語の達成(2)〈おいらけもの意識・心情〉の投影をめぐって」 京都宮津高校『研究紀要』3昭42・3 53 おいらん 花魁 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 53 おいえさま 御家様 浅田善二郎 「おく様・おいゑ様・お内儀・おかみさまなど」 『あや』4昭39・4 53 おう 武藤博義 「〈おう〉と“Not So Much”―九州大刀洗方言の一考察」 ことばの会『ことば』23昭35・11 53 おう 追 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 53 おうい 応為 見坊豪紀 「明治前期の用語〈応為〉〈応有〉について」 『国語学』4445昭36・36 53 おうか 謳歌 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 53 おうぎ あふぎ 扇 伊藤慎吾 「源氏物語の扇考」 『武庫川国文』10昭51・11 53 ―をさしかくす 青島徹 「〈扇をさし隠す〉小考」 『国語』6-1昭32・4 54 おうぎょ 王魚 佐藤威夫 「〈王魚〉考」 『国語研究』28昭32・4白楊社 54 おうさわに あふさわに 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 54 おうし 牡牛 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 54 おうじゃく 尫弱 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解―」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 54 おうなおうな あふなあふな 原田芳起 「比較語彙の一試論〈あふなあふな〉をめぐって」 『文学語学』6昭32・12=『平安時代文学語彙の研究』昭37・9風間書房 54 おうなし あふなし 奥無 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 河原寛 「〈あふなし〉考」 『国語国文』47-8昭53・8 54 おうばん 椀飯 遠藤好英 ⑨ 54 おうひ 桜皮 本間俊麿 「桜皮考(佐渡方言における)」 『佐渡』1昭29-8 54 おうへい 横柄 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 54 おうぼう 横暴 押妨 石井みち江 ⑨ 54 おうま 牡馬 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 54 おうみ・おおみ おほみ 大海・麻績 二瓶愛蔵 「〈大海(おうみ)〉と〈麻績(をうみ)〉(再説)」 『日本語』20-4昭55・5 54 おうゆう 応有 見坊豪紀 「明治前期の用語〈応為〉〈応有〉について」 『国語学』4445昭36・36 54 おうよう 応用 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 54 おうりょう 横領 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 54 おうわく 枉惑 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 54 おえる 終 水谷静夫 「〈話を終わる〉と〈話を終える〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 54 おえん 句 虫明吉治郎 「おえん考(1)」 『操山論叢』1昭41・3 54 おお 奥武 仲松弥秀 「〈奥武〉考」 『沖縄文化』13昭38・10 54 おおい・おおし おほし 多 今泉忠義 「平安朝語法二三」 『国学院雑誌』44-1昭13・1 吉沢義則 「続源語釈泉(二)―多かり(形容動詞)に就いて」 『日本文学研究』昭26・2 中川浩文 「源氏物語の〈おほかり〉の語法」 京都女子大『女子大国文』2昭30・7 石川禎紀 「形容詞カリ活用の終止形について」 『解釈』7-8昭36・8 野沢勝夫 「形容詞〈多かり〉の語形に関する一解釈」 千葉県高校教研『国語教育』20昭40・3 稲垣瑞穂 「説話文学に現われた〈多し〉〈多かり〉―今昔物語集を中心として―」 『明石工業高専研究紀要』3昭42・2 小島幸枝 「〈大き〉と〈多し〉―キリシタン資料の表記をめぐって」 福井大『国語国文学』15昭46・2 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 仁田義雄 「形容詞の装定用法―〈多イ〉をめぐって」 『文芸研究』85昭52・5 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 仁田義雄 『語彙論的統語論』 昭55・3明治書院 井上博嗣 「古代語における数量と程度〈おほし・おほきなり〉の場合」 『女子大国文』92昭57・12 54 おおくの 句 森田良行 昭52・10 54 おおいに 副詞 森田武 「〈大きに〉と〈大いに〉―キリシタン資料を中心として」 『国語国文学論攷岩佐正教授古稀記念』昭53・12渓水社 54 おおう 覆 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 田村公男 「おおう・かぶせる」 『日本語研究』3昭55・10 石井竜治 「つつむ・おおう」 『日本語研究』4昭56・12 54 おおうす 大臼 橘純一 「大臼と小臼」 『国語と国文学』25-7昭23・7 54 おおかた 大方 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 54 おおかめだおし 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 55 おおきい 大 大安隆 「形容詞〈大きい〉の系譜」 関西大『国文学』16昭31・6 中村通夫 『NHK国語講座現代語の傾向』 昭32・1宝文館 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 小島幸枝 「〈大き〉と〈多し〉―キリシタン資料の表記をめぐって」 福井大『国語国文学』15昭46・2 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武 『方言の世界』 昭53・1平凡社 菅野謙 「新しい・いい・豊かな・美しい・大きく―新聞広告(昭54)の形容表現」 『文研月報』30-6昭55・6 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 井上博嗣 「古代語における数量と程度〈おほし・おほきなり〉の場合」 『女子大国文』92昭57・12 55 おおきな 連体詞 中村通夫 昭32・1 森田良行 昭52・10 国広哲弥 昭57・5 55 おおきに 副詞 原栄一 「程度副詞おほきに小考」 『金沢大学教養部論集』8昭46・2 森田武 「〈大きに〉と〈大いに〉―キリシタン資料を中心として」 『国語国文学論攷岩佐正教授古稀記念』昭53・12渓水社 55 おおきみ 大君 高江恵子 「オオキミとスメロキについて」 『常葉国文』1昭51・7 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 55 ―のまけのまにまに 井村哲夫 「大君の命かしこみ」 関西大『国文学』26昭34・7 55 ―のみことかしこみ 井村哲夫 昭34・7 55 ―のみことにされば 井村哲夫 昭34・7 55 おおくあらなむ 片山武 「〈多在南〉(二八二九)の解釈について」 『解釈』26-9昭55・9 55 おおくにぬしのみこと 大国主命 武田圭子 「大国主命と火遠理命とその神名の持つ意義」 『常葉国文』4昭54・6 55 オー・ケー 村野文三 「O・Kの語源その他」 『印刷雑誌』昭29・8 三宅鴻 「〈OK〉語源余聞・後日譚」 『言語生活』260263昭48-58 Y・M 「〈オーケー(OK)〉の語源」 『言語』7-2昭53・2 津田葵 「社会の中のことば〈OK〉その使用と機能」 『Nidaba』11昭57・3 55 おおけなし おほけなし 形容詞 今西祐一郎 「〈おほけなし〉の系譜物語史一面」 『静岡女子大学研究紀要』9昭51・3 55 おおけに 矢野貞一 「おおけに―感謝のことば」 『日本語』4-3昭39・3 55 おおじがふぐり おほぢがふぐり 螵蛸 広戸惇 「おほぢがふぐり考」 『Nidaba』5昭51・3 55 おおじしん 大地震 「〈オージシン〉か〈ダイジシン〉か」 『放送文化』32-4昭52・4 55 おおす おほす 仰 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 森昇一 「〈仰す〉をめぐりて」 『野州国文学』2昭43・10 虫明吉治郎 「源氏物語の敬語2」 『玉野高校研究紀要』13昭51・3 55 おおせごし おほせごし 仰越 伊吹一 「講座これだけは知っておきたいことばのエチケット(28)」 『茶道の研究』251昭51・10 55 おおせたもう おほせたまふ 仰給 虫明吉治郎 昭51・3 55 おおせらる おほせらる 穐田定樹 「〈宣はす〉〈仰せらる〉とその周辺」 『親和女子大学研究論叢』2昭43・12=『中古中世の敬語の研究』昭51・2清文堂 森昇一 「〈仰せらる〉の敬語化」 国学院大『国語研究』27昭44・3 虫明吉治郎 昭51・3 55 オーストリア 西浦英之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 55 おおぜい 大勢 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 55 おおぞう おほぞう 大様 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 55 おおぞら おほぞら 大空 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 55 おおどか おほどか 中西良一 「〈おいらか〉〈おおどか〉について―源氏物語用語覚書―」 『和歌山大学学芸学部紀要』8昭36・3 55 おおとなぶら 大殿油 前田富祺 『岩波講座日本語9』 昭52・6岩波書店 55 ―ちかくて 北山谿太 「源語・疑義三つ―語らふ・行くへ・大殿油近くて」 『国文学解釈と教材の研究』5-13昭35・11 55 おおとのごもり 大殿籠 尾崎暢殃 「大殿ごもり考」 『古代文学』13昭49・3 56 おおなおおな おほなおほな 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 56 おおなし おほなし 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 56 おおなめ 大嘗 直木孝次郎 「新嘗と大嘗のよみと意味」 『万葉』65昭42・10 西宮一民 「新嘗・大嘗・相嘗の訓義」 『皇学館大学紀要』14昭51・1 56 オーナメント 藤井継男 「オーナメントとアクセサリー」 『言語生活』170昭40・11 56 おおなむち おほなむち 角田千里 「オホナムチ覚書」 『東京女子大日本文学』47昭52・2 56 おおに おほに 門倉浩 「万葉オホニ考」 『古代研究』10昭54・9 56 おおの 大野 神堀忍 「宇野の大野―上代語彙〈大野〉の原義」 関西大『国文学』45昭46・7 56 おおのびに おほのびに 森重敏 「〈おほのびに〉と〈とぼしろし〉付けたり〈をぐきがきざし〉」 『万葉』94昭52・4 56 おおばぎぼうし 中平解 「言葉の教室(50)オオバギボウシ方言覚書」 『民間伝承』29-2昭40・7 中平解 「オオバギボウシ拾遺(2)」 『民間伝承』30-1昭41・3 56 おおばこ 車前草 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 長尾勇 「車前草考」 『語文』31昭43・12 長尾勇 「ナメクジ型とオオバコ型―語史研究における言語地理学の役割」 『国文学言語と文芸』65昭44・7 56 おおばんぶるまい 大盤振舞 遠藤好英 ⑨ 56 おおひと おほひと 柳田国男 『山の人生』 大15・11郷土研究社=『定本柳田国男集4』昭38・4 56 おおふねのつもりがうら 句 神堀忍 「〈大船の津守が占〉考」 関西大『国文学』50昭49・6 56 オープン 「〈始まる〉考―幕開け・オープン・こけら落し」 『放送文化』35-4昭55・4 56 おおマラヤ 金山宣夫 「辞書にない意味(8)」 『英語教育』27-11昭53・11 56 おおみえをきる 句 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 56 おおみことらま おほみことらま 山田孝雄 「〈大命良麻〉の文法上の解釈」 『国学院雑誌』11-1明38・1 56 おおみたから おほみたから 田畑厳穂 「〈おおみたから〉の解釈について」 『国文学解釈と教材の研究』14-1昭44・1 56 おおみねますなり おほみねますなり 句 門前真一 「古事記の〈寝〉字―〈大御寝也〉の試訓その他」 『万葉』34昭35・1 56 おおみふね おほみふね 大御船 尾崎暢殃 「大御船」 『学苑』497昭56・3 56 おおみや おほみや 大宮 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 56 ―のうちまできこゆ 大野雍熙 「用字と用語―大宮之内二手所聞の訓について」 北海道大『国語国文研究』13昭34・9 56 おおむぎ 大麦 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 56 ―こ 粉 安達巌 昭56・5 56 おおむね おほむね 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 56 おおや 大 真喜志瑶子 「おもろさうしにおける〈おや〉〈大や〉〈にや〉について」 『沖縄文化』40昭和48・7 56 おおやけ 公 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 56 おおよそ 大凡 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 56 おおりのかたはございませんか 句 西谷博信 「〈お降りの方はございませんか〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 56 おおん おほん 接頭語 関一雄 「敬語の接頭語ミとオホンについて―源氏物語と宇津保物語の用例の対比」 『山口大学文学会誌』23昭47・11 榊原邦彦 「平安時代の〈おほむ〉と〈み〉について」 『国語国文学論集松村博司教授定年退官記念』昭48・4 関一雄 「源氏物語会話文における敬語の接頭語ミ・オホンの用法」 『言語と文芸』83昭51・9 56 おかあさん 母 亀井五郎 「〈お父さん〉〈お母さん〉の歴史(呼び方の多様さ)」 『実践国語』16-174昭30・3 久世善男 『新聞と日本語―話題のことばとその成り立ち』 昭48・4朝日新聞社 白木進 「標準口語としての〈おとうさん〉〈おかあさん〉の成立過程」 梅光女学院大『国文学研究』9昭48・11 白石浪男 「ママ・パパ・おかあさん」 『日本語』21-8昭56・10 57 おかいもの 御買物 熊谷直孝 「〈お買物はアメ中から〉など」 『みんなのコトバ』5昭34・3 57 おかげ 御陰 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 57 おかされる 冒 「ことば百科病におかされる―ゆれる表記」 『放送文化』36-5昭56・5 57 おかしい・おかし をかし 形容詞 市村平 「〈をかし〉といふ心境について」 『国学院雑誌』32-7~8昭6・7~8 岡崎義恵 「〈をかし〉の考察」 『日本文学論攷』昭13・1文学社 谷岡正三 「源氏物語の〈をかし〉」 『国文学解釈と鑑賞』12-6昭22・6 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 池田義孝 「〈をかし〉と〈あはれ〉について」 『愛媛国語国文』昭28・1 山口晃 「平安朝諸日記にみえる〈あはれ〉と〈をかし〉の全貌」 『平安文学研究』12昭28・6 田中俊一 「風流と〈をかし〉」 『日本文芸研究』10-1昭33・3 川辺為三 「源氏物語〈あはれ〉考―あはれにをかしの解釈―」 『国文学解釈と教材の研究』8-14昭38・11 S. Hisamatsu “The Vocabulary of Japanese Literary Aesthetics” Centre for East Asian Cultural Studies. 1963 横井博 「枕草子の〈をかし〉の性格」 『国語と国文学』42-5昭40・5 近藤潤一 「後拾遺集の風体― 〈おかし〉系列とその変容について」 『国語国文研究』34昭41・6 小沢昭人 「枕草子の旧注における〈をかし〉の注釈について」 『中世文芸』47昭45・3 古賀光恵 「枕草子に現われた美的理念としての〈をかし〉」 『実践文学』40昭45・6 小沢昭人 「枕草子にあらわれる〈…係助詞(係り)…をかし(結び)〉構文の特徴―係助詞と〈をかし〉の関係」 『中世文芸叢書別巻3』昭48・1広島中世文芸研究会 上村悦子 「私の卒業論文〈あはれとをかしとおもしろしの考察〉」 『国文学解釈と鑑賞』38-1昭48・1 根来司 「枕草子の文体〈見立て〉と〈をかし〉」 『国語と国文学』51-4昭49・4 吉田金彦 「万葉のことばと文学(2)〈あはれ〉と〈をかし〉」 『短歌研究』33-9昭51・9 土屋博英 「枕草子の〈をかし〉と〈あはれなり〉―情景と動植物の描写から」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 根来司 『源氏物語枕草子の国語学的研究』 昭52・10有精堂 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 河原寛 「枕草子の一語法について(続)〈をかし〉の周辺をめぐって」 『園田学園女子大論文集』12昭53・1 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 土屋博映 「枕草子の美的理念語―〈あはれなる〉〈をかし〉〈めでたし〉を中心として」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 奥山弘子 「和泉式部日記論―〈はかなし〉と〈をかし〉について」 『常葉国文』4昭54・6 森重敏 「ヲカシ(可笑・感興)の原義」 『叙説』昭54・10 根来司 「〈をかし〉と歌系列・文系列」 『国語語彙史の研究1』昭55・5和泉書院 根来司 ③ 57 おかしがる をかしがる 吉沢義則 昭25・7、48・5 57 おかしな 森田良行 昭52・10 57 おかしゃれ 貸 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 57 おかしゃれ 接続助詞 斎藤義七郎 「接続助詞オカシャレ―山形村山地方」 『言語生活』54昭31・3 57 おかた 御方 柳田国男 『こども風土記』 昭17・2朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 57 おかね 貨幣 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 57 おかべ 豆腐 渡辺正 「あることばの系譜―おかべ(豆腐)のこと」 『日本語』15-7昭50・9 渡辺正 「〈おかべ〉(豆腐)の由来」 『国語鹿児島』13昭51・3 58 おかぼ 陸稲 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 58 おかぼれ 傍惚 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 58 おがみ・おがめ をがみ・をがめ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 58 おかみさま 御上様 浅田善二郎 「おく様・おいゑ様・お内儀・おかみさまなど」 『あや』4昭39・4 58 おがむ 拝 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 58 おかめはちもく 岡目八目 藪中蚊三 「おかめはちもく」 『言語生活』71昭32・8 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 58 おき 沖 室山敏昭 「ナダとオキ」 『国語と国文学』51-8昭49・8→かさぬいおき 58 ―おき 接尾語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 58 おきあがり 沖上 鈴木弘道 「〈沖上り〉の被修飾語について―源氏物語須磨巻の解釈覚書」 『立命館文学』昭29・11 58 おきいた 沖板 湯浅照広 「岡山県旧児島湾の沖板の呼称―地域による沖板呼称の相違点」 『日本民俗学』92昭49・3 58 おきかえ おきかへ 置換 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 58 おきかぜはふかばいもねで 句 福井照之 「和泉式部日記〈おきかぜはふかばいもねで〉の歌小考」 山口大『研究論叢人文社会』22昭48・1 58 おきそのかぜ よしだ・いたる 「〈目から鼻へ抜ける〉話―万葉〈於伎蘇乃可是〉をめぐって」 『文献探究』3昭53・9 58 おきつもの 沖藻 枕詞 石垣謙二 「己津物考」 『文学』14-78昭21・78 大星光史 「枕詞の用例と歴史―あかねさす・天ざかる・沖つ藻の・しろたへの・とほつ神・とほつ国」 新潟県高校教研『国語研究』13昭42・3 佐藤美知子 「万葉の文字表現の一種〈己津物〉考(1)」 『大谷女大紀要』8昭49・10 58 おきて 掟 野口三千三 「〈おきて〉というコトバと動き」 『時の法令』1011昭53・8 58 おきな 翁 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 58 おぎなう 補 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 58 おきなぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 58 おきなわ 沖縄 金城朝永 「地名〈沖縄〉の起源について」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 都竹通年雄 「〈沖縄〉の語源」 『沖縄文化』6-2昭42・12 金城朝永 「地名〈沖縄〉の起源について」 『沖縄文化論叢5』昭47・11平凡社 金城朝永 「地名〈沖縄〉の起源について」 『金城朝永全集上』昭49・1沖縄タイムス 58 おぎひと をぎひと 河内山清彦 「紫式部日記語彙小考―〈をぎ人〉は〈より人〉か」 『解釈』21-9昭50・9 58 おきゃあせ 関山和夫 「ことばはいきている芸どころに脈うつ〈おきゃあせことば〉―名古屋弁の命脈」 『放送文化』22-1~12昭42・1~12 58 おきゃん 御侠 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 58 おきる 起 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 斎賀秀夫・佐藤亮一編 『学研版日本方言地図3』 昭55・4学習研究社 城野光一 「北海道における起キレ〉から〈起キロ〉への変化と〈起キロ〉から〈起キレ〉への変化」 『北海道のことば五十嵐三郎先生古稀祝賀論文集』(昭56・4北海道方言研究会 58 おく 置・措 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 58 おく 形式動詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 58 おくさま・おくさん 奥様 芳賀綏 「おくさん」 『言語生活』71昭32・8 浅田善二郎 「おく様・おいゑ様・お内儀・おかみさまなど」 『あや』4昭39・4 牧野寛 「〈奥さん〉全盛時代」 『言語生活』209昭44・2 59 おくつき 奥津城 村田正博 「おくつき考」 『山辺道』25昭56・3 59 おぐな をぐな 童男 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 59 おくにおもうをみたまえわがきみ おくにおもふをみたまへわがきみ 句 佐伯梅友 「〈奥尓念乎見賜吾君〉私案」 『未定稿』8昭36・3 59 おくび 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 宮良当壮 「おくび(噯気・げっぷ・へど)の語源」 『教育手帳』50昭30・3 59 おくべし 置 河野喜雄 「〈置くべし〉の解釈―〈下京や〉再論」 『解釈』18-6昭47・6 59 おくやま 奥山 山名邦和 「歌語〈奥山・深山〉の意味の史的変遷―文化史的一試論」 『文化史学』22昭42・12 59 おくら 矢島文夫 「文化史とことば(9)ピーマンとオクラ」 『言語』7-9昭53・9 59 おぐらし 小暗 大坪併治 「おぐらき考」 『訓点語と訓点資料』4昭30・5 『シンポジウム日本語1』 昭50・10学生社 59 おくりいぬ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 59 おくりすずめ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 59 おくりな 謚 豊田国男 「イミナ(諱)とオクリナ(謚)―言霊信仰論(4)」 『研究と評論』17昭51・3 59 おくる 田中重太郎 「〈おくる〉の発生」 『国語国文』11-6昭16・6 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 59 おくれげ 後毛 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 59 おくれる 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 59 おけじゃ おけぢや 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 59 おけやごめ をけやごめ 桶屋米 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 59 おこ 朸 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 59 おこ をこ 嗚呼・尾籠 佐藤武義 「和製漢語の成立過程と展開―〈をこ〉から〈尾籠〉へ」 『文芸研究』65昭45・10 59 おご 娘 佐藤亨 ⑤ 59 おこう 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 59 おこうばり おかうばり 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 59 おこじ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 59 おこじょ 上野勇 「利根のオコジョ」 『日本民俗学会報』3昭33・10 59 おこす 起 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 59 ―おこす 森田良行 昭52・10 59 おこす 遣 大塚光信 「湯山千句の抄」 『国語国文』26-3昭32・3 蜂谷清人 ⑤ 59 おこぜ をこぜ 柳田国男 『山の神とヲコゼ』 昭11・8寧楽書院=『定本柳田国男集4』38・4 足立東衛 「ヲコゼ考」 『近畿民俗』25昭34・8 川崎洋 「特集・俗語・卑語・罵倒語桟橋にぶち当たったオコゼ―方言にみる悪態のダイナミズム」 『現代詩手帖』23-5昭55・5 59 おごそか 巌 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 59 おこたる 怠 榊原邦彦 「平安時代の〈おこたる〉について」 『松村博司先生古稀記念国語国文学論集』昭54・11笠間書院=『平安語彙論考』昭57・11教育出版センター 59 おこない 行 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 59 おこなう 行 「なるべく〈する〉でかたい感じになる〈行なう〉」 『ことば』76昭36・1 安田滋 「日英語の比較―〈する〉と〈行なう〉について」 『日本語学校論集』2昭50・2 59 おこりむし 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 60 おこる 怒 石井正彦 ⑨ 60 おこる 起 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 60 おこんばんは 今晩 古川緑波 「アプレ珍語研究―〈お今晩は〉など〈バカじゃなかろうか〉」 『自由国民』60昭29・5 60 おさいじゃすか 上村孝二 「あいさつお国めぐり(5)鹿児島の巻―おさいじゃすか」 『言語生活』353昭56・5 60 おさえる・おさう おさふ 押・抑 浜千代清 「おさへて申す―〈おさふ〉の意味―」 『女子大国文』34昭39・9 木川行央 「特集・類義語の意味論的研究おす・おさえる・つく」 『日本語研究』2昭54・7 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 60 おさおさ をさをさ 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 60 おさかべ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 60 おさない・おさなし をさなし 稚 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 塚原鉄雄 「意味論断章―〈わかし〉と〈をさなし〉」 『日本文学研究』昭26・5 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 60 おさなごこち をさなごこち 幼心地 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 60 おさび をさび 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 60 おさめかためなせ をさめかためなせ 修理固成 西宮一民 「古事記訓詁二題―修理固成・開天石屋戸而刺許母理坐也」 関西大『国文学』52昭50・9 60 おさめる・おさむ をさむ 治 「日本の政治語彙(1)ヲサム」 『月刊百科』219昭55・11 60 おし 啞 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 60 おしい・おし をし 惜・愛 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 小路一光 「研究の視点万葉集における〈あたらし〉と〈をし〉について」 『古代研究』2昭47・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 山本宣朗 「〈折る〉と〈惜し〉―万葉集三九〇四番歌の解釈をめぐって」 『万葉』107昭56・6 堀部順子 「形容詞の語義交代に関する一考察―あらたし・あたらし・をしの場合」 『国語と教育』7昭57・12 60 おじ 『シンポジウム日本語1』 昭50・10学生社 馬瀬良雄 「長野県のことば(9)(10)―アニ・オジ・ネ・オバ(1)(2)」 『日本の屋根』22-910昭56・910→おとうと 60 おじ をぢ 池稔・池ヒサ子 「ことばのはたらきについて―〈をぢ〉〈をば〉及び〈せ〉〈いも〉の変遷―日本語親族名称とその呼称との関連について研究発表報告要旨」 『言語研究』48昭40・11 60 おじいさん 祖父 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 60 おしえる 教 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 峰村和江 「類義語の意味論的研究―〈教える・教わる〉と〈習う・学ぶ・勉強する〉」 『日本語研究』1昭55・3 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 60 おしがら 押柄 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 60 おしぐり 搗栗 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 60 おしけく 惜 吉田金彦 「万葉のことばと文学(16)〈思はく〉〈散らまく〉〈惜しけく〉」 『短歌研究』35-1昭53・1 60 おしせまる 押迫 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 60 おしつまる 押詰 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 60 おしてのしょうてん をしてのしやうてん 鈴木良昭 「とはずがたり巻四の〈をしてのしゃうてん〉について」 『解釈』22-1昭51・1 60 おしなる 高見三郎 「漢書列伝抄のオシナル・オセラルル」 『山辺道』23昭54・3 60 おしのぶ 押伸 田中重太郎 「枕草子の解釈と文法上の問題点」 『講座解釈と文法3』昭34・11明治書院 61 おしはかるけり 推量 佐田智明 「本居宣長のいわゆる〈おしはかるけり〉をめぐって」 『純真女子短大紀要』1昭34・3 61 おしみののしりて をしみのゝしりて 森本茂 「紫式部日記の解釈―〈惜しみののしりて〉考」 『解釈』12-9昭41・9 61 おしむらくは をしむらくは 惜 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 61 おしゃくじ 柳田国男 『史料としての伝記』 昭32・10村山書店=『定本柳田国男集4』昭38・4 61 おしゃもじ 柳田国男 『史料としての伝説』 昭32・10村山書店=『定本柳田国男集4』昭38・4 61 おしゃらく 御洒落 坂詰力治 ⑩ 61 おしゃる 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 岸田武夫 「近世語オシャル・クダサルの系譜」 『京都学芸大紀要』25昭39・10 大塚光信 「オシャル」 『叙説』昭54・10 蜂谷清人 ⑤ 61 おじゃる おぢやる 山本和子 「室町時代の敬語―〈ござる〉〈おじやる〉〈おりやる〉について」 東京女子大『日本文学』4昭30・1 『日本語の歴史5』 昭39・11平凡社 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 小林賢次 「版本狂言記におけるゴザル・オリャル・オヂャルとその否定表現形式」 『近代語研究6』昭55・5 61 おしゃれ 御洒落 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 永野賢 『ことばの風俗史―女性と金に関する六十一章』 昭53・3教育出版 61 おじゃれ 内藤茂 『八丈島の方言』 昭54・3内藤茂 61 おしょうしい 笑止 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 61 おしょく 汚職 斎賀秀夫 ⑦ 61 おしょさん 池田弥三郎 「ことばのことばおしょさん」 『言語』6-10昭52・10 61 おしらさま 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『海上の道』 昭36・7筑摩書房=『定本柳田国男集1』昭38・9 61 おしろい 白粉 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 61 おす 押 森田良行 「基礎日本語1」 昭52・10角川書店 木川行央 「特集・類義語の意味的研究おす・おさえる・つく」 『日本語研究』2昭54・7 61 おす 食 嶋稔 「〈食す〉考」 『岩手大学学芸学部研究年報』3-1昭22・6 61 おす 助動詞 木村恭造 「京都語の敬語助動詞〈オス〉」 『第一回京都語研究会発表原稿集』昭48・7 61 おずかり 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 61 おすぎ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 61 おすなる 来田隆 「敬語〈おすなる〉と洞門抄物」 『福岡教育大学紀要』27-2昭53・2 61 お…する 小松寿雄 「〈お…する〉の成立」 『国語と国文学』44-4昭42・4 小松寿雄 「〈お…する〉〈お…いたす〉〈お…申しあげる〉の用法」 『近代語研究』2昭43・1 61 おせらるる 高見三郎 「漢書列伝抄のオシナル・オセラルル」 『山辺道』23昭54・3 61 おせわさま 御世話様 中田祝夫 「〈ご苦労さま〉と〈御世話さま〉」 『言語生活』170昭40・11 61 おそい 遅 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 61 おそう おそふ 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 61 おぞき 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書院 61 おそなえ おそなへ 御供 なはしろ・せいたろう 「信仰と日本語(やまとことば)―〈オソナヘ〉と〈御供〉とのイミはちがふ」 『肇国』21-2昭34・3 61 おぞましい 悍 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 62 おそめばな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 62 おそらく 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 62 おそり・おそる・おそれ 畏・恐 井上親雄 「平仮名文における〈おそり〉と〈おそれ〉」 『国文学攷』54昭45・9 井上親雄 「宮内庁書陵部蔵群書治要古点の訓読―〈ヲソリて〉と〈オソレて〉」 『大坪併治教授退官記念国語史論集』昭51・5表現社 春日和男 「三宝絵詞東大寺切追考―〈おそる〉の活用など」 『大坪併治教授退官記念国語史論集』昭51・5表現社 62 おそろしい 恐 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 野元菊雄 「ことばの誕生と変化〈恐しい〉―同音衝突」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 斎賀秀夫・佐藤亮一編 『学研版日本方言地図2方言と共通語』 昭55・4学習研究社 植田浩美・前田真紀・三宅和江・友定賢治 「〈恐ろしい(もの)〉を意味する育児語について」 『文教国文学』11昭56・12 62 おそわる 教 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 峯村和江 「類義語の意味論的研究〈教える・教わる〉と〈習う・学ぶ・勉強する〉」 『日本語研究』1昭53・3 62 おだいか おだひか 穏 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 62 おたいさま 行田邦夫 「おたいさま―語源物語」 『日本語』8-2昭43・2 62 おだく 汚濁 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 62 おたまじゃくし 佐藤清明 「馬鈴著の方言分布」 『方言と土俗』昭6・9 河原宏 「おたまじゃくしの方言」 『信濃』昭28・11・12 上野勇 「おたまじゃくしの方言」 『上州路』6-5昭34・5 柴田武 「オタマジャクシの言語地理学」 『国語学』53昭38・6 琉大方言研究クラブ 『琉球方言における〈おたまじゃくし・やぎ・かまきり・めだか〉の地域的分布』 昭40・1 「福島県相馬地方調査・言語編―概説・音韻的特徴・血族関係の語彙・じゃん拳と片足跳び・穴に関する表現の相異・肘と左利きについて・〈かえる〉と〈おたまじゃくし〉・〈額〉と〈かたつむり〉・〈山道〉〈中道〉〈浜道〉におけることばの流れ・結び」 『ほうげん』3昭42・3 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 加藤貞子 「言語地理学的方法による方言語彙の研究」 『方言研究の問題点』昭45・8明治書院 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 吹野順子 「兵庫県北西但馬語彙について―蛙とおたまじゃくし」 『郷言』8昭47・12 本堂寛 「〈かえる〉〈ひきがえる〉〈おたまじゃくし〉の名称―日本言語地図から」 『ことばの研究4』昭48・12秀英出版 上野勇 「おたまじゃくしの方言―日本言語地図のささやかな追跡調査から」 大阪樟蔭女子大『日本方言研究会第28回研究発表会発表原稿集』昭54・5 62 おため 御為 前田金五郎 「近世語雑考」 山田忠雄編『本邦辞書史論叢』昭42・2三省堂 62 おだやか 穏 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 62 おち をち 指示語 井手至 「所謂遠称の指示語ヲチ・ヲトの性格―上古における他界観念との関連において」 『国語と国文学』37-8昭35・8 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 62 おち をち 助詞 坪井美樹 「抄物にみられるヲチという言葉」 『国語国文』47-11昭53・11 大塚光信 「ヲチ」 『国語国文』48-7昭54・7 62 おち 落 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 62 おちあい 落合 落合重信 「落合という地名に関連して―川の合流点名の地名学的研究」 『水門』1昭38・7 62 おちかたひとにものもうす をちかたひとにものまうす 句 島内景二 「小特集・中世文学古今集旋頭歌の享受史―夕顔巻〈をちかた人にものまうす〉の解釈ともからめて」 『解釈』28-9昭57・9 62 おちこぼれ 落零 外山滋比古 「〈落ちこぼれ〉という言葉」 『三省堂ぶっくれっと』14昭53・4 「ことば百科〈積み残し〉〈落ちこぼれ〉―嫌われることば」 『放送文化』33-9昭53・9 63 おちず 北村英子 「〈落ちず〉〈去らず〉の成句について」 『樟蔭国文学』16昭53・9 63 おちど 越度・落度 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 63 おちゃっぴい 池上秋彦 ⑨ 63 おぢゃる 山本和子 「室町時代の敬語―〈ござる〉〈おじゃる〉〈おりゃる〉について」 東京女子大『日本文学』4昭30・1 63 おちゃをひく 茶挽 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 真下三郎 「遊里語研究(7)お茶を挽く」 『近世文芸稿』16昭45・6 63 おちょくる 寿岳しず 「おちょくる」 『言語生活』165昭40・6 63 おちる 落 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 63 (かみなりが)― 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 63 おつ 乙 大橋紀子 「粋と意気との関係(3)滑稽本・人情本に現われた〈粋・意気・通・おつ・しゃれ〉の語彙」 『学苑』421昭50・1 彦坂佳宣 ⑨ 63 おっかけにん 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 63 おっかさま 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 63 おっかない 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 63 おっこ 鈴木長治 「イチイとキャラボクを中心として―特にその方言オンコとオッコについて」 『聖和』11昭48・12 63 おっしゃります・おっしゃいます 句 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 63 おっしゃっています 石坂正蔵 「どう違うか―〈いっておられます〉と〈おっしゃっています〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 石坂正蔵 『敬語』 昭44・3講談社 63 おっつけ 追付 村上雅孝 ⑪ 63 おっと 夫 望月博美 「〈夫〉の呼称に関する研究―女子学生の調査を通して」 『玉藻』9昭47・12 馬場あき子 「言語時評〈夫〉ということば」 『言語生活』322昭53・7 63 おっぱーよし 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 63 おつり 御釣 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 63 おでこ 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 63 おてだま 御手玉 「富山県おてだま方言の分布図」 『越中方言研究彙報』昭6・11 橘正一 「おてだまの方言」 『方言』4-5昭9・5 浅川清栄 「お手玉の方言―長野県下の分布―」 『信濃』6-7昭29・7 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 加藤貞子 「言語地理学的方法による方言語彙の研究」 『方言研究の問題点』昭45・8明治書院 堂前優子 「兵庫県北西但馬語彙について―お手玉」 『郷言』8昭47・12 日本常民文化研究所編 『日本常民生活資料叢書14中部篇2』 昭48・9三一書房 佐藤亮一 「方言の分布〈お手玉〉―方言量と孤例」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 柄沢衛 「移住による方言の移植・伝播―巻町添山から置賜地方へわたった〈お手玉〉の俚言」 『まきの木』5昭54・6 上野勇 「おてだまの方言」 『上州路』7-1昭55・1 63 おてまえ おてまへ 手前 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 63 おでん 御田 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 63 おてんば 御転婆 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 池上秋彦 ⑨ 63 おと 音 馬田義雄 「万葉集訓詁一題―〈声〉と〈音〉」 『和歌山大学芸学部(人文科学)紀要』昭28・3 長沼弘毅 「冬窗雑談―〈棒〉のこと・〈ぼく〉のこと・音と色のこと」 『言語生活』27昭28・12 小野達 「〈オン〉と〈オト〉」 『音声学会会報』141昭47・12 安達隆一 「音的現象を表わす語彙の意味構造〈オト〉〈ネ〉〈コエ〉〈ヒビキ〉〈シラベ〉について」 『日本語学試論』1昭49・7 望月郁子 「ネ・コヱ・オト小考」 『静岡大教養部研究報告人文』15昭55・3 安部清哉 ⑩ 64 おと をと 遠 井手至 「所謂遠称の指示語ヲチ・ヲトの性格―上古における他界概念との関連において」 『国語と国文学』37-8昭35・8 64 おど 小川徹 「ヤサイのオド―津軽地方の親族呼称の一断面―」 『日本民俗学』37昭40・1 64 おとうさん 亀井五郎 「〈お父さん〉〈お母さん〉の歴史(呼び方の多様さ)」 『実践国語』16-174昭30・3 久世善男 『新聞と日本語―話題のことばとその成り立ち』 昭48・4朝日新聞社 白木進 「標準口語としての〈おとうさん〉〈おかあさん〉の成立過程」 梅光女学院大『国文学研究』9昭48・11 64 おとうと 弟 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 64 おとがいをとり 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語―」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6 64 おとぎ 御伽 角川源義 「御伽考」 『国学院雑誌』61-5昭35・5 桑田忠親 『大名と御伽衆増補新版』 昭44・6有精堂 64 おどく 山内洋一郎 「中世語雑記―おどく・ちもと」 『文教国文学』5昭51・11 64 おとこ をとこ 男 菊沢季生 「〈をのこ〉と〈をとこ〉の区別に就て」 『国語研究(仙台)』9-10昭16・10 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 望月誠 「徒然草における〈男(をとこ)〉についての一考察」 『解釈』26-7昭55・7 64 ―じもの 自物 松永多恵子 「〈男じもの〉試解」 『玉藻』2昭42・3 和田明美 「上代語〈じもの〉について―特に〈男じもの〉を中心として」 『訓点語と訓点資料』67昭57・5 64 ―で 手 原田芳起 「男手・女手名義考」 『樟蔭国文学』8昭46・3 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 64 おどし 脅 鈴木博 「語源追求の方法―カガシの場合」 『国語国文』51-9昭57・9 64 おとす 落 森田良行 『基礎日本語Ⅰ』 昭52・10角川書店 和田雅光 「類義語の意味論的研究うしなう・なくす・おとす」 『日本語研究』1昭53・3 成田徹男 「類義語の意味論的研究おとす・おろす・さげる・たらす」 『日本語研究』2昭54・7 64 おととい・おとつい おとつひ 一昨日 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 野元菊雄 「ことばの誕生と変化〈おととい(一昨日)〉―文体の分担」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 浜田敦 「〈おととい〉と〈おとつい〉」 『国語国文』49-6昭55・6 64 ―のばん 晩 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 64 おとましい 疎 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 杉浦明平 「ことばについて―おとましい・イヌノフグリ・ヒトツカ・竹鉄砲と根っ木」 『言語』3-4569昭49・4569 64 おとめ 乙女・郎女・嬢子 神田秀夫 「〈郎子〉と〈郎女〉―昭和25年6月号の続き―」 『国語と国文学』29-6昭27・6 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 尾崎知光 「万葉集の〓嬬」 『訓点語と訓点資料』52昭54・3 西谷元夫 「万葉集における〈郎女〉と〈娘子〉」 『解釈』27-7昭56・7 橋本四郎 ③ 64 おどる をどる 〓 小泉道 「霊異記〈〓〉の訓釈」 『万葉』79昭47・5=『国語学』90昭47・9 64 おとろえる 衰 吉田光美 「特集・類義語の意味論的研究よわまる・よわる・おとろえる」 『日本語研究』3昭55・10 64 おどろく 驚 矢作春樹 「〈驚く〉の方言分布における山形県の位置」 山形大附属中学校『研究紀要』6昭44・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 64 おどろかし 鈴木博 「語源追求の方法―カガシの場合」 『国語国文』51-9昭57・9 64 おどろかす 森田良行 昭55・6 65 おないぎ 御内儀 浅田善二郎 「おく様・おいゑ様・お内儀・おかみさまなど」 『あや』4昭39・4 65 おなご をなご 女子 佐藤亮一 「方言の分布〈おんな〉―一般称から卑称へ」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 65 おなじ 同 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 小久保崇明 「大鏡の語法―形容詞〈同じ〉の活用の形態を通して」 日大『語文』16昭38・12 小久保崇明 「和歌における形容詞〈同じ〉の活用について―中古・中世」 『古典論叢』9昭39・3 小久保崇明 『大鏡の語法の研究』 昭42・3さるびあ出版 長田久男 「ヤハリとヤッパリ・オナジとオンナジ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 65 おなじき 伊牟田経久 「平安時代仮名和文の〈おなじき〉の用法」 『国語学』74昭43・9 65 おなみごえ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 65 おなめ をなめ 妾 北条忠雄 「オナメ(妾)原流考―山木男女説話を低徊しつつ」 『日本方言研究会第31回研究発表会発表原稿集』昭55・10日本方言研究会 65 おに 鬼 森重敏 「ひと(人)かそ(父)おや(親・祖)―付けたりオニ・モノ・タマ・カミについて」 『万葉』93昭51・12 北条忠雄 「比羅夫はヒラヲ・恩荷はオニなるべし」 『国語学会昭和55年秋季大会発表要旨』昭55・10 65 ―ごっこ 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭44・3 上野勇 「鬼ごっこの方言」 『上州路』8-4昭56・4 65 ―ごと 事 柳田国男 「児童語彙解説」 『定本柳田国男集29』昭39・5 65 おにたけ 鬼岳 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 65 お…になる 辻村敏樹 「〈お…(に)なる〉考」 『国文学研究』4昭26・6=『敬語の史的研究』昭43・10東京堂 山田巌 「明治初期の文献にあらわれた尊敬表現〈お(ご)…なる〉について」 『ことばの研究』昭34・2秀英出版 原口裕 「〈お…になる〉考続貂」 『国語学』96昭49・3 65 おにゅう をにふ 遠敷 永江秀雄 「〈遠敷〉の語原―遠敷〈多〉説について」 『若越郷土研究』7-2昭37・3 65 おぬし・おのし 代名詞 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 65 おね をね 尾根 板橋倫行 「〈尾根〉と〈を〉」 『解釈』7-5昭36・5 65 おの をの 坪井忠二 「〈がの〉〈をの〉」 『言語生活』88昭34・1 65 おのおの 各・各々 峰岸明 「〈おのおの〉用字考―平安時代の記録資料を対象として」 『文学論藻』46昭46・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 65 おのがいとめでたしとみたてまつる ―見奉 句 門前真一 「〈おのがいとめでたしと見奉る〉に主従関係はあるか―同格句説の検討」 『国語と国文学』45-12昭43・12 65 ―おのれ 門前真一 「〈おのがいとめでたしと見奉るおのれ〉といふ文構造を作り出せるか―同格句説批判」 『山辺道』14昭43・7 65 ―をば 門前真一 「夕顔の巻の〈おのがいとめでたしと見奉るをば〉の〈をば〉についての補説」 『天理大学学報』27昭33・11 65 おのこ をのこ 男子・男 菊沢季生 「〈をのこ〉と〈をとこ〉の区別に就て」 『国語研究(仙台)』9-10昭16・10 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 土屋文明 「ヒト・ヲノコ・マスラヲ―万葉集私注覚書」 『文学』18-9昭25・9 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 65 おのずから おのづから 自 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 中西宇一 「副詞〈おのづから〉の自発性」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 高村まどか 「〈おのづから〉考―源氏物語における」 『野州国文学』25昭55・3 高橋影三郎 「〈おのづから〉はなぜ〈タマタマ〉になるか」 『国語の教室から』特別号昭55・10 66 おのれ 己 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭38・4有朋堂 66 おば をば 叔母・妹 馬瀬良雄 「長野県のことば(9)(10)アニ・オジ・ネ・オバ(1)(2)」 『日本の屋根』22-910昭56・910 66 おばあさん・おばあちゃん 御祖母様・御婆様 東恩納寛惇 「〈ターリー〉〈パパ・ママ〉及び〈おばあさん〉」 『沖縄文化』7昭37・8 松下史生 「オバサンとオバアサン―国語長母音の取扱い」 『日本語』5-4昭40・5 「きらわれています〈オバアチャン〉―むずかしい呼びかけのことば」 『放送文化』33-11昭53・11 66 おばけ 御化 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 井之口章次 「お化けの方言調査」 『言語生活』94昭34・7 66 おはこ 御箱・十八番 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 66 おばさん をばさん 小母様 松下史生 「オバサンとオバアサン―国語長母音の取扱い―」 『日本語』5-4昭40・5 66 おはようございます 飯豊毅一 「あいさつ―おはようございます」 『言語生活』71昭32・8 66 おはらいばこ 御祓箱・御払箱 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 66 おはん 御飯 小林隆 ⑪ 66 おばんでがす 加藤正信 「あいさつお国めぐり(3)仙台の巻―おばんでがす」 『言語生活』351昭56・3 66 おびただしい 夥 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 松尾聡 「用例の少ない中古語の語意を追い求めて―〈おびたたし〉について」 『国語展望』39昭50・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 66 おひとりさま 御一人様 伊吹一 「〈お一人様〉か〈ご一人様〉か―スマートな電話の話法」 『茶道の研究』231~241昭50・24681012 66 おふろ 御風呂 鏡味明克 「分布解釈による言語地図の記号の体系的編成について―岡山県を中心に〈おふろ〉の方言を例として」 『岡山大教育学部研究集録』34昭47・8 66 おへんじ・ごへんじ 御返事 神谷馨 「〈お返事〉と〈ご返事〉」 『講座正しい日本語4』昭45・11明治書院 66 おぼ・おぼおぼし 朧 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 66 おぼえる・おぼゆ 覚 慶野正次 「〈おぼゆ〉といふ語の再検討」 『国語解釈』1-10昭11・11 石川徹 「平安文学語彙考証(その二)」 『平安文学研究』18昭31・6 藤川照三 「〈似る〉〈通ふ〉〈おぼゆ〉―宇治十帖を中心にして」 『河』5昭48・6 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 66 ―たまう たまふ 給 松尾聡 『平安時代物語論考』 昭43笠間書院 中村法 「〈覚え給ふ〉の或る場合」 『国語国文』10-4昭15・4 今泉忠義 「源氏物語敬語法一つ―〈おぼえ給ふ〉」 『国学院雑誌』55-4昭30・3 松尾聡 「〈覚え給ふ〉の語義」 『講座解釈と文法3』昭35・1明治書院 和田利政 「『とはずがたり』の敬語―御~形容詞・覚え給ふ」 『国学院雑誌』68-12昭42・12 木曾幸子 「源氏物語断片―〈おぼえ給ふ〉の一解釈」 『大阪城南女子短大研究紀要』6昭46・5 66 おぼこ てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 66 おぼす 思 松尾拾 「〈思す〉及びその類語の発生と展開」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 桜井光昭 「今昔物語のオボス・ノタマフなど」 『学術研究』13昭39・12 桜井光昭 『今昔物語集の語法の研究』 昭41・3明治書院 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 66 おぼさる 田村忠士 「〈おぼさる〉の成立―宇津保物語を中心に」 広島大『国語教育研究』26昭55・11 66 おぼして 中村幸弘 「源氏物語中の〈思ひ…〉型複合動詞の尊敬表現―〈思ひて給ふ〉と〈おぼし…〉」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 66 おぼしいそぐ 思急 竹村佳代子 「源氏物語における〈おぼしいそぐ〉〈いそぐ〉について」 『高知女子大国文』10昭49・6 66 おぼしたまう おぼしたまふ 思給 森昇一 「宇津保物語の尊敬表現の一問題―思し給ふ・おはし給ふ」 『野州国文学』19昭52・3 66 おぼしめす 思召・思食 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 67 おぼつかなし 覚束無 河辺名保子 「おぼつかなし」 『国文学解釈と鑑賞』24-12昭32・10 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 67 おぼつかぬ 見坊豪紀 「〈おぼつかぬ〉の用例」 『日本語』6-11昭41・11 67 おぼのびに →おおのびに 67 おぼれる 溺 白石大二 「国語のために―水におぼれる・酒におぼれる・名利におぼれる・〈この国〉〈わが国〉をめぐって」 『実践国語教育』275278昭38・35 67 おぼろ 朧 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 67 おぼろけ 形容動詞 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 永田敏子 「ウルセシ・オボロケ考―宇治拾遺物語を中心として」 『女子大国文』39昭40・10 此島正年 「〈おぼろけ〉考」 『国学院雑誌』83-8昭57・8 67 おまい・おめー 内藤茂 『八丈島の方言』 昭54・3私家版 67 おまえ おまへ 御前 江湖山恒明 「〈おまへ〉の系譜」 『国語と国文学』15-2昭13・2 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 塚原鉄雄 「アナタとオマエ」 『いずみ』30昭33・12 山崎久之 「〈おまへ〉〈あなた〉の発生は待遇表現体系にどんな影響を与えたか」 『国語学』45昭36・6 渡辺友左 「ことば探訪オイ・お前・あなた―夫婦の呼び方に対する未婚女性の意見」 『言語生活』146昭38・11 小島俊夫 「〈アナタ〉〈オ前サン〉〈オ前〉―1809~1900における滑稽本・人情本・言文一致小説にあらわれた待遇表現体系の変化」 『言語と文芸』8-6昭41・11 向井克胤 「〈お前〉ということば」 『日本語』8-2昭43・2 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 和久井生一 「〈お前〉についての一考察」 『語学研究』9昭51・12 榊原邦彦 「中古仮名作品に於ける〈御前〉」 『国語学論集2』昭55・1笠間書院=『平安語彙論考』昭57・11教育出版センター 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 67 ―さん 様 小島俊夫 昭41・11 小島俊夫 昭49・9 67 おまん 御前 代名詞 小林勉 「オマン考」 『頸城の方言』昭48・1 67 おまけに 御負 松井利男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈おまけに〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 67 おまらせう 安田章 ④ 67 おみな をみな 女 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 67 おみな 嫗 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 67 おむすび 御結 伊吹一 「ことばと食べもの―おむすび談義」 『栄養と料理』昭48・2 67 おめかし 御粧 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 坂詰力治 ⑩ 67 おめでとござえんしてね 漢東種一郎 「あいさつお国めぐり(1)出雲の巻―おめでとござえんしてね」 『言語生活』349昭56・1 67 おも 主・重 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 67 おもい 重 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 67 おもくるしい 重苦 森田良行 昭52・10 67 おもたい 重 森田良行 昭52・10 67 おもい おもひ 思 吉永亜美 「詞林抄〈恋〉と〈思〉」 京都女子大『女子大国文』30昭38・6 67 おもい… おもひ… 思 中村幸弘 「万葉集中の〈思ひ…〉型複合動詞について」 国学院大『国語研究』28昭44・5 中村幸弘 「源氏物語中の〈思ひ…〉型複合動詞調査ノート」 『国学院高等学校紀要』11昭44・11 中村幸弘 「源氏物語中の〈思ひ…〉型複合動詞の尊敬表現(資料篇)―〈思ひ…給ふ〉と〈おぼし…〉」 『国学院高等学校紀要』12昭45・11 68 おもいあがる おもひあがる 思上 石川徹 「平安文学語意考証―らんそう・むらすすき・にんず・したくづる・おもひあがる―」 『平安文学研究』20昭32・9 68 おもいいだす・おもいだす おもひいだす・おもひだす 思出 関一雄 「〈おもひいづ〉と〈おもひだす〉をめぐって―日本文章史小見」 『学芸国語国文学』2昭42・7 関一雄 『国語複合動詞の研究』 昭52・2笠間書院 68 おもいいづ おもひいづ 思出 関一雄 「〈おもひいづ〉と〈おもひだす〉をめぐって―日本文章史小見」 『学芸国語国文学』2昭42・7 関一雄 『国語複合動詞の研究』 昭52・2笠間書院 68 おもいかけたりしこころ おもひー 句 山本利達 「紫式部日記〈思ひかけたりし心〉をめぐって」 『滋賀大国文』12昭49・11 68 おもいがけない 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 68 おもいぐまなし おもひぐまなし 思隈無 石川徹 「平安文学語意考証(その七)―〈思ひぐまなし〉の意味と沿革」 『平安文学研究』25昭55・11 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 68 おもいてたまう おもひてたまふ 思給 中村幸弘 「源氏物語中の〈思ひ…〉型複合動詞の尊敬表現―〈思ひて給ふ〉と〈おぼして〉」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』(昭48・3桜楓社 68 おもいつき おもひつき 思付 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 68 おもいつくまま 野口三千三 「〈思いつくまま〉というコトバと動き」 『時の法令』昭53・7 68 おもいつつぞくるそのやまみちを おもひー 句 岡部政裕 「思いつつぞ来るその山道を」 静岡大『文理学部研究報告』9昭34・1 68 おもいでな 佐藤茂 「オモイデナ(ことば風土記)」 『言語生活』38昭29・11 68 おもいにはしぬならい おもひーならひ 思死習 山内洋一郎 「中世語雑記(続)思ニハ死ヌ習・かこう・番ヲ折ル」 『文教国文学』8昭54・3 68 おもいみだれて おもひ― 念紊・妄 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 68 おもう おもふ 思・想・憶・懐 木之下正雄 「〈思ふ〉の内容を表わす連用形―〈aの…bに…思ふ〉の形式について」 白楊社『国語研究』33昭34・11 佐久間博子 「源氏物語の複合動詞―〈思ふ〉を含むものについて」 『国文学攷』37昭40・9 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 清水克彦 「〈おもふ〉と〈もふ〉―希望的仮説」 『女子大国文』42昭41・8 鶴久 「万葉集における正訓文字の訓法―念・思について」 『福田良輔教授退官記念論文集』昭44・10 吉田金彦 「特集・上代語研究の現段階上代語発達の原始形態〈む〉〈おもふ〉同源説」 『月刊文法』3-1昭45・11 岡田俊子 「源氏物語における〈思ふ〉の敬語」 『香川大学国文研究』1昭51・9 橘誠 「源氏物語の語法・用語例―述語格の連用形の用法(1)〈思ふ〉系統の語の上位語を中心に」 『浅野信博士古稀記念国語学論叢』昭52・10桜楓社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 目黒雅也 「英語を通して見る〈思う〉という言葉の意識」 『白百合女子大研究紀要』14昭53・12 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 68 おもうわよーい 内藤茂 「あいさつお国めぐり(9)八丈島の巻―哀切の情〈おもうわよーい〉」 『言語生活』359昭56・11 68 おもへらく 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 68 おもほす 思 山本敦子 「〈おもほす〉についての考察 『たまゆら』12昭55・10 68 おもほゆ 思 五味保義 「万葉集詞句考―〈おもほゆ〉の性質」 『国語国文』11-4昭16・4 68 おもはく 思 吉田金彦 「万葉のことばと文学(16)〈思はく〉〈散しまく〉〈散しけく〉」 『短歌研究』35-1昭53・1 68 おもわず おもはず 不思 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 68 おもおし おもをし 橋詰延義 「オモヲシとモル」 『幡多方言』10昭35・9 68 おもかげ 面影 扇畑忠雄 「光と影―万葉の〈面影〉をめぐって」 『文芸研究』56昭42・7 武田元治 「中世歌論における〈おもかげ〉について」 『群馬大教育学部紀要人文社会』24昭50・3 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 68 ―ばし 橋 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 69 おもきこう 喜多義勇 「源氏物語末摘花の一節について―〈おもきこう〉私解」 『実践女子大文学部紀要』15昭48・7 69 おもしろい・おもしろし 面白 向井寛 「源氏物語に見ゆる〈おもしろし〉」 『国語国文』7-2昭12・2 早坂礼吾 「〈おもしろし〉と〈めでたし〉」 『国文学解釈と鑑賞』12-6昭22・6 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 上西繁 「〈おもしろし〉の考察(上代語原篇)」 『神戸大学教育学部研究集録』3昭26・10 犬塚旦 「平安朝文学における〈おもしろし〉―宇津保・源氏の用例を主に」 『国語国文』26-9昭32・9 秋月洋子 「源氏物語における形容詞〈おもしろし〉について」 『高知女子大国文』7昭46・6 松尾聡 「〈おもしろし〉と〈たかし〉と」 『国語展望』30昭47・2 山田瑩徹 「土佐日記における〈おもしろし〉〈くるし〉寸感」 日大『語文』37昭47・3 上村悦子 「私の卒業論文〈あはれとをかしとおもしろしの考察〉」 『国文学解釈と鑑賞』38-1昭48・1 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 松尾聡 『源氏物語を中心としたうつくし・おもしろし攷』 昭51・12笠間書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 片山武 「〈如是〓怜〉(④746)―万葉の〈あはれ〉と〈おもしろし〉について」 『解釈』24-1昭53・1 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 松尾聡 「〈おもしろし〉その用例採集報告」 『国語展望』62昭57・12 69 ―でした 辻村敏樹 「〈面白かったです〉と〈面白いでした〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 69 おもしろかったです 辻村敏樹 昭39・11 69 おもしろくない 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 69 おもだたし 面立 鈴木一雄 「おもだたし」 『国文学解釈と鑑賞』24-22昭34・10 69 おもて 表 大間知篤三 「オモテとヨコ―対馬の家の複世帯制」 『金田一博士古稀記念言語民俗論叢』昭28・5三省堂 69 おもて 面 坂部恵 『仮面の解釈学』 昭51・1東京大学出版会 69 ―おもて 面 遠藤好英 ④ 69 おもなし 面無 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 69 おもねる 阿諛・媚 前田富祺 ⑪ 69 おもむけ 趣 木之下正雄 「おもむけ」 『国文学解釈と鑑賞』24-22昭34・10 69 おもむろに 徐 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 69 おもらか 重 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 69 おもろ 仲原善忠・外間守善編 「オモロ未詳語」 『沖縄文化』4-17昭40・4 69 おや 祖・親 毛利正守 「古事記に於ける〈御祖〉と〈祖〉について」 『芸林』19-1昭43・2 真喜志瑶子 「おもろさうしにおける〈おや〉〈大や〉〈にや〉について」 『沖縄文化』40昭48・7 森重敏 「ひと(人)かそ(父)おや(親・祖)―付けたりオニ・モノ・タマ・カミについて」 『万葉』93昭51・12 69 おや をや 助詞 大坪併治 「文末助詞ヲヤについて―訓点語を中心に」 『大谷女子大学紀要』15-2昭55・12 69 おやかた 親方 渡口真清 「親方考」 『沖縄文化』30・31昭45・6 69 ―ひのまる 日丸 松下史生 「親方日の丸・霞が関・郵券」 『日本語』7-5昭42・7 69 おやげなや 柄沢衛 「新潟県方言雑考(2)〈おやげなや…〉をめぐって―方言歌」 『高志路』242昭51・7 69 おやこうこうばな おやかうかうばな 親孝行花 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 69 おやまき 母開 →ははかい(母開) 69 おやゆび 親指 前田富祺 「指のよび方について」 『文芸研究』56昭42・7 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3→ゆび 70 おゆ 御湯 折口信夫 『折口信夫全集19国語学篇』 昭30・2中央公論社 70 ―をわかす 沸 ロゲルギスト 「ことばのことばお湯をわかす」 『言語』7-9昭53・9 70 おゆきる 行 都竹通年雄 「〈お行きる〉という言い方の歴史と分布」 『近代語研究1』昭40・9武蔵野書院 70 およそ 凡・大凡 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 70 およぶ 及 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 杉本武 「特集・類義語の意味論的研究およぶ・達する・つく〈着〉・とどく」 『日本語研究』3昭55・10 70 およばず 不及 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 70 および 及 山田孝雄 『漢文の訓読により伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 小林芳規 「〈及〉字の訓読」 『言語と文芸』1-4昭34・5 伊藤栄樹 『おかしな条例―立案者への助言』 昭40・3帝国地方行政学会 水島義治 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈および〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 遠藤好英 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈および〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 小林一仁 「接続詞〈及び・並びに・又は・若しくは〉について(1)~(4)」 『月刊国語教育』2-2~5昭57・5~8 70 およる 御寝 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 70 おらっちゃらちゃ 岩倉政治 「富山〈おらっちゃらちゃ〉の方言」 『言語生活』71昭32・8 70 おらんく 土居重俊 「ことばはいきている―南国土佐のおらんくことば」 『放送文化』22-1~12昭42・1~12 70 オランダ 山下一海 「おらんだ西鶴」 『国文学解釈と教材の研究』10-6昭40・5 西浦英之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 70 おり 折 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 70 ―あしく 悪 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 70 おり 森昇一 「〈参う上る〉語義追考―おり・のぼり」 『野州国文学』18昭51・10 70 おりもの 織物 三上竹之助 「織物の名称起源について」 『学苑』271昭37・7 品川和子 「平安朝期におけるいわゆる〈織物〉について」 『学苑』409昭49・1 70 おりゃる 山本和子 「室町時代の敬語―〈ござる〉〈おじゃる〉〈おりゃる〉について」 東京女子大『日本文学』4昭30・1 『日本語の歴史5』 昭39・11平凡社 蜂谷清人 「〈おりゃる〉から〈ござる〉へ―歌謡のことばの変遷に関する一考察」 『国語学研究』9昭44・10 小林賢次 「版本狂言記におけるゴザル・オリャル・オジャルとその否定表現形式」 『近代語研究6』昭55・5武蔵野書院 70 おりゃらします 春日政治 「狂言詞覚書」 『九大国文学会誌』12昭12・3=『国語叢考』昭22・9新日本図書 蜂谷清人 「〈おりゃらします〉考」 『国語学』64昭41・3=『狂言台本の国語学的研究』昭52・12笠間書院 山本清 「虎清本の語法―〈おりゃらします〉の考察」 東京学芸大『国語国文学』3昭43・7 70 おりる 下・降 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤武義 「万葉語〈霜降〉に関する一考察」 『国語学研究』19昭54・12 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 斎藤倫明 ⑨ 70 おる をる 折 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 山本登朗 「〈折る〉と〈惜し〉―万葉集三九〇四番歌の解釈をめぐって」 『万葉』107昭56・6 70 おらばやおらむ をらばやをらむ 折折 金井史 「〈おらばやおらむ〉小考」 『文学史研究』15昭49・7 今井正 「〈折らばや折らむ〉をめぐって―同語反復的仮定表現の一考察―」 『宇部短大学術報告』13昭52・3 70 おれる をれる 折 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 70 おる をる 居 山崎久之 「〈ゐる〉〈をる〉〈ある〉の表現価値―古文解釈のために」 『上毛国語』14昭33・8 佐藤亮一 「方言の分布〈居る〉―東西の対立」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 奥秋義信 「〈おる〉と〈おられる〉」 『月刊ことば』4-1昭55・1 70 おらぬ 今泉忠義 「平安朝語法二三〈が・て・ては・なき・おらぬ・多し〉」 『国学院雑誌』44-1昭13・1 70 おられる 奥秋義信 昭55・1 松井利男 「〈おられる〉考」 『The Himeji Gakuin Review』5昭57・8 70 おり をり 居 瀬良益夫 「万葉集における有情とその存在表現―〈ゐる〉〈をり〉を中心として―」 『語文研究』67昭32・12 高田昇 「存在を表わす〈あり〉について―〈ゐる〉〈をり〉の比較を中心に」 『国文論叢』6昭32・12 田中重太郎 「〈をり〉の待遇語法について」 『講座解釈と文法3』昭35・1明治書院 田中重太郎 「枕草子における敬語―〈をり〉の待遇語法と〈御〉のつく語とを中心として」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 辻田昌三 「〈をり〉と〈とき〉」 『親和国文』9昭50・2 橘誠 「源氏物語の語法―用語例〈をり〉と〈ゐる〉と」 国学院大『国語研究』40昭52・3 阪倉篤義 「動詞の意義分析―ヰルとヲリとの場合」 『国語国文』46-4昭52・4 阪倉篤義 「語りの姿勢―〈をり〉の消長をめぐって」 『文学』45-5昭52・5 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 沼田貞子 「存在を表わす〈あり・をり・ゐる〉について―中古の仮名文学作品における比較を中心に」 『山口国文』2昭54・2 71 おれ 対称代名詞 辻村敏樹 「記紀に見える〈意禮〉について」 『国文学研究』復刊1昭24・10=『敬語の史的研究』昭43・10東京堂 71 おれ 俺・己 小島俊夫 「滑稽本・人情本にあらわれた〈ワタクシ・ワタシ・オレ・オイラ〉と敬語表現体系」 『国語学』79昭44・12 野口幸雄 「〈オレ〉と〈オラ〉―西酒屋方言の自称代名詞」 『ことばとくらし』2昭48・7 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 彦坂佳宣 ⑨ 71 おら 野口幸雄 昭48・7 71 おろかに 不覚 内田賢徳 「〈不覚(オロカニ)〉の訓について」 『帝塚山学院大研究論集』12昭52・12 71 おろす 降・下 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 成田徹男 「特集・類義語の意味論的研究おとす・おろす・さげる・たらす」 『日本語研究』2昭54・7 島田勇雄 ① 71 おろち をろち 大蛇 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 広戸惇 ⑪ 71 おろろ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 71 おわす おはす 御座・在 宮嶋弘 「おはすの研究」 竜谷大『国文学論叢』1昭23・7 日浅和子 「源氏物語の敬語動詞〈おはす・おはします〉小考―行く・来るの意味を中心として」 『実践文学』2昭32・10 桜井光昭 「今昔物語集の〈御・座・在〉等の訓をめぐって」 『学術研究』7昭33・11 森田武 「日葡辞書に見えるVoasu, Voaximasuについて」 『国文学攷』21昭34・7 宮地幸一 「延慶本平家物語の〈おはす〉活用考」 国学院大『国語研究』9昭34・12 宮地幸一 「〈おはす〉及びその類語の発生と展開」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 小久保崇明 「千葉本系大鏡における〈おはす〉活用考」 日大『語文』12昭37・1 宮地幸一 『おはす活用考』 昭37・7白帝社 森野宗明 「オハス・イマスの活用の論―宮地幸一著『おはす活用考』を読んで―」 『国語と国文学』40-4昭38・2 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 深野浩史 「〈ます系・おはす系〉の敬語」 『源氏物語の研究(上)』昭45・7 小松正 「尊敬語〈おはす〉小考」 『一関工業専門学校研究紀要』8昭48・12 久保重 「源氏物語に見える〈おはします〉〈おはす〉についての一考察」 『樟蔭国文学』15昭52・10 木下美 『紫式部日記の研究 紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 71 おわさう おはさふ 原田芳起 「おはさふ・おはさうずの意味構造」 『語文』16昭30・12=『平安時代文学語彙の研究』昭37・9風間書房 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 71 おわしたまう おはしたまふ ―給 森昇一 「宇津保物語の尊敬表現の一問題―思し給ふ・おはし給ふ」 『野州国文学』19昭52・3 71 おわしまさう おはしまさふ 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 71 おわします おはします 日浅和子 「源氏物語動詞〈おはす・おはします〉小考―行く・来るの意味を中心として」 『実践文学』2昭32・10 森田武 「日葡辞書に見えるVoasu, Voaximasuについて」 『国文学攷』21昭34・7 石井文夫 「尊敬語〈…せ(させ)おはします〉について―その敬語史的検討」 『言語と文芸』76昭48・5 久保重 「源氏物語の地の文における敬語段階の移行について―〈おはします〉と叙述視点」 『大阪樟蔭女子大論集』14昭52・3 久保重 「源氏物語に見える〈おはします〉〈おはす〉についての一考察」 『樟蔭国文学』15昭52・10 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 71 おわそうず おはさうず 原田芳起 昭30・12、37・9 木之下正雄 昭43・11 72 おわた 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 72 おわる をはる 終 水谷静夫 「〈話を終わる〉と〈話を終える〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 大坪併治 「ヲハルとハツ」 『岡山大国文論稿』4昭51・5 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 72 おわる 仲宗根政善 「おもうの尊敬助詞〈おわる〉について」 『沖縄学の黎明』昭51・4沖縄文化協会 72 おわん 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 72 おん 御 田中重太郎 「枕草子における敬語―〈をり〉の待遇語法と〈御〉のつく語とを中心として」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 森野宗明 「鎌倉時代の敬語二題―〈御〉の形容詞直接用法と〈申せし〉型接続形式と」 『金沢大学教養部論集人文科学篇』昭38・2 桜井光昭 『今昔物語集の語法の研究』 昭41・3明治書院 阿部俊子 「〈御〉考」 『学習院女子短期大学紀要』1昭44・2 辻村敏樹 『敬語の史的研究』 昭43・10東京堂 小松正 「平家物語を中心にした接頭辞〈御〉」 『文芸研究』61昭44・2 榊原邦彦 「平安時代の〈御〉について」 『名古屋大学国語国文学』24昭44・7 山口雄輔・佐野信子・小野充子編 「源氏物語における接頭語〈御〉の訓み方索引」 『立正女子大国文』3昭49・3 池内健次 「こんてむつすむん地の〈御〉の字」 『ビブリア』62昭51・3 近藤政美 「キリシタン資料・ローマ字本コンテンツス・ムンヂにおける敬語接頭語〈ゴ〉〈ギョ〉〈おん〉〈み〉について」 『松村博司先生古稀記念国語国文学論集』昭54・11笠間書院 吉野政治 「語にあらわれた発想の相違による和習―上代における〈御〉という字の敬語接頭辞用法について」 『同志社国文学』15昭55・1 馬淵和夫 「いづれの御時にか―〈御〉の読み方」 『国語教室』8昭56・9 72 おん 音 小野達 「〈オン〉と〈オト〉」 『音声学会会報』141昭47・12 72 おん 恩 松下貞三 「恩という語の受け入れ―語史から文体史をめざして」 『国語国文』41-3昭47・3 72 おん…あり 御…在 若林俊英 「『とはずがたり』の敬語―主語尊敬の助動詞・補助動詞と〈御…あり〉〈御…なる〉の形式」 『湘南文学』14昭55・3 72 おん…なる 御…成 若林俊英 昭55・3 72 おんかじ 御加持 山本利達 「紫式部日記覚書―御加持・虎のかしら」 『滋賀大教育学部紀要人文社会教育』30昭56・3 72 おんかたがた 御方々 高橋巌 「源氏物語の〈人々〉と〈御方々〉」 『聖和』6昭41・10 72 おんがみ をんがみ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 72 おんけつどうぶつ 温血動物 ロゲルギスト 「ことばのことば温血動物と冷血動物」 『言語』7-1昭53・1 73 おんこ 鈴木長治 「イチイとキャウボクを中心として―特にその方言名オンコとオッコについて」 『聖和』11昭48・12 73 おんころも 御衣 榊原邦彦 「平安時代の〈御衣〉の語について」 『豊田工業高専研究紀要』7昭49・8 73 おんさいまつ 御― 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭48・11風間書房 73 おんせい・おんじょう おんじやう 音声 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 73 おんぞ 御衣 佐藤武義 ⑨ 73 おんぞろか 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 73 おんでない 井上章 「オンデナイ論」 『国語学研究』7昭42・8 73 おんときよし 御時良 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 73 おんな をんな 女 北条忠雄 「土佐日記〈おんなおきなにをしつべし〉私見」 『国語学』12昭28・7 村内英一 「女の方言異名」 『和歌山方言』1昭29・10 貴志正造 「女の呼び名」 『和歌山方言』2昭29・11 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 松井麻子 「夜の寝覚における〈むすめ〉と〈をんな〉について」 『立正女子大国文』1昭47・3 塩沢美代子 「女・女子・女性・婦人」 『言語生活』261昭48・6 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 佐藤亮一 「方言の分布〈おんな(女性)〉―一般称から卑称へ」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 73 おんなきみ 女君 長谷川成樹 「源氏物語の人物呼称〈女君〉について」 『日本文学論集』4昭55・3 73 おんなじ 同 →おなじ 73 おんなで 女手 原田芳起 「男手・女手名義考」 『樟蔭国文学』8昭46・3 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 73 おんなにて 女 北山谿太 「源語〈女にて〉」 『解釈』6-5昭35・5 安東大隆 「〈女にて見たてまつらまほし〉小考―特に帚木巻・光源氏の美を中心として」 『解釈』19-9昭48・9 73 おんばごぜ 吉野忠 「オンバゴゼ・クワ」 『土佐方言』5昭38・5 73 おんはし 御― 榊原邦彦 「栄花物語の〈御はし〉の解釈」 『解釈』22-1昭51・1=『平安語彙論考』昭57・11教育出版センター 73 おんぶする 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 73 おんふみ 御文 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版3 73 おんみ 御身 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 73 か 日 安田尚道 「日数詞(上・下)」 『国語と国文学』49-23昭47・23 73 か 化 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 73 か 蚊 馬瀬良雄 「長野県のことば(8)同音衝突と方言分布(3)カとブヨ」 『日本の屋根』22-8昭56・8 馬瀬良雄 ⑧ 73 か 香 徳川宗賢 『日本の方言地図』 昭54・3中央公論社 73 か 代名詞 武田祐吉 「〈か〉〈かく〉〈かならず〉考」 『コトバ』昭8・8 古田東朔 「代名詞遠称〈あ〉系語と〈か〉系語の差異」 『文芸と思想』14昭32・7 片岡了 「コ・ソ・カ変遷の一面」 大谷大『文芸論叢』1昭48・3 清水功 「いわゆる副詞的指示語〈か〉〈さ〉について 指示体系変遷の考察の一環として」 『椙山女大研究論集』5昭49・3 74 か 助詞 沢瀉久孝 「〈か〉より〈や〉への推移(上)(中)(下)」 『国語国文』8-125昭13・125 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭13・10文学社 沢瀉久孝 「〈か〉より〈や〉への推移補正」 『国語国文』9-7昭14・7 阪倉篤義 「反語について―ヤとカの違いなど」 『万葉』22昭32・1 石井文夫 「係助詞の発生についてのおぼえがき―〈ぞ〉〈か〉〈や〉について」 『未定稿』4昭32・12 白石大二 「係助詞―は・も・こそ・ぞ・なん・や・か」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 小久保崇明 「八代集よりみた係助詞〈や〉〈か〉の相違について」 『解釈』4-11・12昭33・12 門前真一 「〈思へか(も)〉〈思へや(も)〉考―已然形とその下につく〈か〉〈や〉」 『山辺道』7昭36・3 成田満穂 「西鶴語試論―〈疑問語+か~打消〉型について」 『国語と国文学』37-3昭35・3 石井文夫 「已然形をうける〈か〉〈や〉をめぐって」 『未定稿』9昭36・9 浅見徹 「〈か〉と〈や〉をめぐって―三代集における実態から」 『岐阜大学学芸部研究報告』10昭36・12 酒井秀夫 「万葉集の〈か〉〈かも〉」 『金城学院大学論集』9昭40・9 森重敏 「〈か〉より〈や〉への推移続貂」 沢瀉博士喜寿記念論文集刊行会『万葉学論叢』昭41・7 穐田定樹 「終助詞な(古典語・現代語〉な・な…そ〈古典語〉え・よ・か〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 長谷川清喜 「副助詞だに・すら・やらむ〈古典語〉さへ(え)・でも〈古典語・現代語〉ほか・しか・やら・か・ほど・なり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 山田巌 「係助詞や・か〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 瀬戸口俊治 「薩隅地方方言の方言地理学的研究―〈い〉語尾〈か〉語尾〈さ〉語尾形容詞の分布とその解釈」 『比治山女子短大紀要』1昭42・3 竹岡正夫 「富士谷成章の係結研究―係助詞〈か〉の発見」 『国語学』71昭42・12 岡崎正継 「疑問の表現―今昔物語のヤ・カ」 『野州国文学』2昭43・10 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 和田初栄 「新潟県北魚沼郡小出方言の文末詞―〈カ〉〈イ〉〈ケ〉〈ヤ〉について」 『方言の研究』1昭44・3 桑田明 「係り結びとは―〈ぞ〉〈か〉〈や〉の場合」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 森昇一 「係助詞ヤ・カと疑問表現」 『月刊文法』1-12昭44・9 鈴木直治 「〈哉〉〈乎〉〈歟〉〈耶〉の来源について―書経語法礼記131―」 『金沢大学教養部論集人文』7昭45・3 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞か・かな・かも・かし・な・も・よ(感動)・ぞ〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 外山映次 「特集・日本語における助詞の機能と解釈係助詞ぞ・なむ・こそ・や(やは・かも)・か(かは・かも)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 大坪併治 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞と・や・やら・に・か・なり・の(だの)・たり」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 稲村徳 「特集・係り結び係り結びの生態―か(かは・かも)」 『月刊文法』3-5昭46・3 今泉忠義 「ゾからカへ―日葡辞書の用例から」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂 新川正美 「富士谷成章の国語助詞観―疑問助詞〈か〉〈や〉の本義」 『高校の言語教育』1-9昭48・12 山本清 「係助詞〈か〉から副助詞〈か〉へ―二葉亭四迷の場合」 『学芸国語国文学』12昭51・1 佐藤宣男 「文末用法における〈か〉と〈や〉―宇津保物語を中心として」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 森昇一 「助詞ヤ・カの意味―〈疑問〉説をたづねて」 『野州国文学』20昭52・12 井上ひさし 「ことばさまざま〈か〉の問題」 『月刊ことば』2-3昭53・3 Ogawa, Kunihiko 「Subordinate questions and Ka-attachment」 『Discriptive and Applied Linguistics』12昭54・4 大坪併治 「訓点語の係助詞カ・ヤについて」 『橘茂先生古稀記念論文集』昭55・11 大野晋・丸谷才一 『日本語の世界14月報』 昭56・2中央公論社 滝沢貞夫 「〈か〉〈や〉の特殊用法について―八代集時代の和歌における」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 74 か 接尾語 関一雄 「平安時代の形容助詞語幹を作る接尾語―和文に見える〈らか〉〈やか〉〈か〉を中心に」 『山口大学文学会誌』20-2昭45・1 北条忠雄 「いわゆる接尾辞〈く〉の本質(後篇〉形式様態詞クおよびカ・ヤ・ゴト・サの記述的歴史的比較研究」 『秋田大学教育学部研究紀要人文社会』23昭48・2 75 が 蛾 藤原明 「蝶(蛾・蚕・蝙蝠・凧)考―系統論及び方言学的研究」 『国語学会昭49年秋季大会発表要旨』昭49・11 75 が 助詞 佐伯梅友 『万葉学論纂』 昭6・3明治書院 吉沢義則 『金沢博士還暦記念東洋語学乃研究』 昭7・12三省堂 今泉忠義 「〈を…である〉〈が…である〉考」 『コトバ』昭12・3 今泉忠義 「平安朝語法二三〈が・て・ては・なき・おらぬ・多し〉」 『国学院雑誌』44-1昭13・1 森田武 「日蓮上人遺文に見える格助詞〈の〉〈が〉の用法」 『国語研究(仙台)』6-9昭13・9 小林好日 「助詞〈が〉の表現的価値 『国語と国文学』15-10昭13・10 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭13・10文学社 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林 小林好日 『国語学の諸問題』 昭16・8岩波書店 松村明 『現代日本語の研究』 昭16・10白水社 石垣謙三 「語法より見たる今昔物語―〈が〉〈の〉の用法二三について」 『国語と国文学』18-10昭16・10 大岩正仲 「主格〈が〉助詞より接続〈が〉助詞へ(上)(下)」 『国語と国文学』21-35昭19・35 有賀憲三 「主語に附く場合の助詞〈が〉と〈は〉の用法」 『日本語』4-10昭19・6 中島文雄 「格助詞〈が〉と〈は〉について」 『市河博士還暦祝賀論文集』2昭21・11研究社 森重敏 「修飾語格小見―上代の助辞〈な・に・の・が〉」 『国語国文』17-134昭23・257 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 三宅武郎 「中学文法学習指導案第一時―〈は〉の文と〈が〉の文」 『コトバ』昭23・12 鈴木真咲 「射等籠荷四問―万葉地名における同格の助詞〈の〉及び〈が〉の用例などについて」 『文学』18-9昭25・9 西宮一民 「万葉集の助詞〈が〉〈の〉の或る場合」 『万葉』1昭26・10 青木伶子 「奈良時代における連体助詞〈が〉〈の〉の差異について」 『国語と国文学』9-7昭27・7 速川浩 「助詞は・がの英語学的考察」 『小樽商科大学人文研究』5昭28・1 高辻義胤 「〈名詞+が〉は対象語格なりや」 『愛媛国文研究』2昭28・2 山崎久之 「助詞〈の〉〈が〉の表現的価値―尊卑説批判」 『群馬大学紀要』2昭28・3 三上章 「ハとガの使分け」 大阪大『語文』8昭28・3 近畿方言学会編 「助詞〈は〉と〈が〉の問題」 『近畿方言』17昭28・4 佐伯梅友 「接続助詞〈ものの〉と〈が〉について」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 橘誠 「河内本源氏物語の語法(一)―主語特示の〈が〉について」 『国学院雑誌』54-3昭28・11 岡田正世 「〈雨の降る日〉と〈雨が降る日〉」 福井大『国語国文学』4昭29・7 斯林不二彦 「『浮世床』を通して見たる主語指示の助詞〈が〉と〈は〉」 『試論』1昭30・7 石垣謙二 『助詞の歴史的研究』 昭30・11岩波書店 本位田重美 「宇治拾遺物語における蔑称の〈が〉について」 『日本文芸研究』7-4昭30・12 宮地敦子 「誤用―〈が〉を中心として」 『国語国文』25-1昭31・1 荒正人 「言語時評〈が〉」 『言語生活』56昭31・5 為貞節穂 「逆接助詞〈が〉〈けれども〉」 『解釈』2-5昭31・5 丸山嘉信 「〈が〉考―終助詞表情の問題として―」 『国学院雑誌』57-7昭31・7 此島正年 「古代における格助詞〈が〉」 『国学院雑誌』57-7昭31・7 安田喜代門 「助詞がの研究」 『国学院雑誌』57-7昭31・7 斯林不二彦 「〈浮世床〉を通じて見たる主語指示の助詞〈が〉と〈は〉」 『試論』1昭31 浅見徹 「記紀の古さ―格助詞〈の〉〈が〉の用法から―」 『万葉』22昭32・1 中村通夫 『NHK国語講座現代語の傾向』 昭32・1宝文館 神作光一 「助詞〈が〉に関する研究序説」 『文学論藻』7昭32・6 船田逸夫 「国語〈~は〉〈~が〉と英語の表現」 『英文法研究』1-10昭33・2 Miyake Takeo 「およめにもらいたい話―〈が〉と〈を〉の問題」 『実践国語』19-209昭33・3 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て―」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 Miyake Takeo 「〈が〉と〈こそ〉」 『実践国語』19-210昭33・4 塚原鉄雄 「接続助詞―ば・と・ども・とも・て・つつ・で・を・に・が」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 石井光治 「英米人のみた格助詞〈は〉〈が〉」 『英文法研究』2-3昭33・6 山田瑩徹 「三代集の詞書にみえる〈が〉と〈の〉―意識の上から」 『りてらえやぽにかえ』6昭33・6 寿岳章子 「室町時代の〈の・が〉―その感情価値表現を中心に―」 『国語国文』27-7昭33・7 中川浩文 「助詞〈の〉〈が〉〈つ〉の原初的性格について」 『女子大国文』10昭33・10 松村明敏 「万葉集における〈が〉助詞の一考察」 『国文学解釈と教材の研究』3-11昭33・11 寺田泰政 「いわゆる同格的用法の〈が〉について」 国学院大『国語研究』8昭33・11 此島正年 「古代における主格助詞〈が〉〈の〉」 『弘前大人文社会16国語国文学会篇II』87-99昭34・2 橘誠 「源氏物語〈桐壺〉から―〈いとやんごとなき際にはあらぬが〉の〈が〉の解釈」 『国文学解釈と教材の研究』4-8昭34・7 Miyake Takeo 「〈の〉と〈が〉の敬語法」 『実践国語教育』246昭36・2 シャルル・アグノエル 「近世までの日本語における助詞〈は〉及び〈が〉の用法について」 『説林』8昭36・10 木之下正雄 「連体節の主語につくノ・ガについて」 『鹿児島大研究紀要』13昭36・12 鎌田良二 「西鶴『世間胸算用』助詞・助動詞(1)〈の〉〈が〉の部」 『甲南国文』9昭37・4 佐伯梅友 「〈の〉か〈が〉か」 『日本文学研究』2昭37・11 三上章 『日本語の論理―ハとガ』 昭38・3くろしお出版 土井忠生 「室町末期で注意される言葉」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 松尾拾 「ハとガ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 山田巌 「〈水が飲みたい〉と〈水を飲みたい〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 鎌田良二 「世間胸算用の〈の・が〉」 『甲南国文』12昭40・2 愛宕八郎康隆 「奥能登珠洲方言の準体助詞〈〓〉について」 『言語研究』47昭40・3 浜田敦 「〈が〉と〈は〉の一面―朝鮮資料を手がかりに」 『国語国文』34-45昭40・45 山崎良幸 「助詞〈が〉の機能―特に主格を表わすとされている〈が〉について」 『高知女子大国文』1昭40・5 Yasuo Isami 「On the Generation of the-wa-ga Construciton in Japanese」 『中島文雄教授還暦記念論文集』昭40・8研究社 浅野鶴子 「実践面における〈が〉と〈は〉」 『日本語教育』7昭40・9 金田一春彦 「〈は〉と〈が〉の使い分けについて」 『日本語教育』7昭40・9 永野賢 「文章における〈が〉と〈は〉の機能」 『日本語教育』7昭40・9 三上章 「〈は〉と〈が〉の研究法」 『日本語教育』7昭40・9 後藤克己 「桐壺冒頭の文の構造について―助詞〈が〉の機能を中心として」 『国文学攷』38昭40・11 黒田成幸 「ガ・ヲ及びニについて」 『国語学』63昭40・12 山崎良幸 「助詞〈が〉の機能―特に主格を表わすとされている〈が〉について」 『高知女子大国文』1昭41・5 小山敦子 「〈の〉〈が〉〈は〉の使い分けについて―展成文法理論の日本語への適用」 『国語学』66昭41・9 鎌田良二 「世間胸算用の〈の・が〉」 『三重県方言』22昭41・12 佐伯梅友 『上代国語法研究』 昭41・12大東文化大学東洋研究所 森野宗明 「接続助詞ど・ども〈古典語〉が〈古典語・現代語〉ところが・けれども〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 浅見徹 「格助詞が・の」 『国文学解釈と教材の研究』12-1昭42・1 山内洋一郎 「終助詞なむ・が・がな・ばや〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-1昭42・1 我妻多賀子 「助詞〈が〉の通時的考察」 『学習院大学文学部研究年報』13昭42・2 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 佐藤俊子 「格助詞〈が〉の尊卑関係―枕草子・源氏物語を中心に」 『藤女子大学国文学雑誌』2昭42・6 三上悠紀夫 「愚管抄における助詞〈が〉の資料」 『福井県立藤島高校研究集録』昭42・11 井上寿老 「言語の論理(下の中)―文章上下の呼応の問題の一環としての主語をめぐる助詞〈は〉〈が〉に関する諸問題」 『大分県立芸術短期大学紀要』6昭42・12 増井金典 「〈は〉と〈が〉の違いをどのように生徒指導すればよいか」 『滋賀県高校国語教育研究会会誌』42昭43・3 三上悠紀夫 「愚管抄における助詞〈が〉について―所謂連体格について」 福井大『国語国文学』13昭43・11 増井金典 「〈が〉と〈は〉について」 『滋賀大国文』6昭43・12 東郷吉男 「平安時代の〈の〉〈が〉について―人物をうける場合」 『国語学』75昭43・12 春日正三 「日蓮聖人ご遺文の国語学的研究(3)―助詞〈の・が〉の待遇意識」 『立正大学人文科学研究所年報』7昭44・12 清野いつ子 「御伽草子における〈の〉〈が〉について」 『日本文学ノート』5昭45・3 永野賢 『伝達論にもとづく日本語文法の研究』 昭45・5東京堂 山田瑩徹 「醒睡笑における〈が〉と〈の〉」 日本大『語文』33昭45・5 山崎良幸 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉と〈は〉は区別されるか」 『月刊文法』2-11昭45・9 長谷川清喜 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉〈の〉の類似と相違」 『月刊文法』2-11昭45・9 小沢重男 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉〈の〉の語源―アルタイ系言語由来説」 『月刊文法』2-11昭45・9 鈴木丹士郎 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉と〈を〉―〈文法が好き〉〈文法を好き〉」 『月刊文法』2-11昭45・9 風間力三 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉〈の〉の変遷」 『月刊文法』2-11昭45・9 此島正年 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉の意味・用法」 『月刊文法』2-11昭45・9 安本美典 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究接続助詞〈が〉の文章心理学」 『月刊文法』2-11昭45・9 山内洋一郎 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈もが〉〈がな〉と〈が〉」 『月刊文法』2-11昭45・9 森野宗明 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究接続助詞としての〈が〉―成立過程を中心に」 『月刊文法』2-11昭45・9 村上本二郎 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈が〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞な…そ・な(禁止)・ばや・なむ・な・ね・に・が・がな・がも(希望)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 山内洋一郎 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞が・に・を・ものから・ものの・ものを〈から〉〈ので〉〈のに〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 佐伯梅友 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞が・の・つ」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 橘誠 「源氏物語の語法―主語特示の助詞〈の〉〈が〉の尊卑」 『新国学』4昭45・12 森田良行 「〈本が置いてある〉と〈本を置いてある〉」 『講座正しい日本語5』昭46・3明治書院 中村隆彦 「万葉集に於ける連体格助詞〈ガ〉〈ノ〉に関する小論―〈何〉の訓みをめぐって」 『旭川工業高等専門学校研究報告』8昭46・3 山口康子 「古本説話集の接続助詞〈が〉について」 『長崎大学教育学部人文科学研究報告』20昭46・3 大野一男 「接続助詞〈が〉の用法と英語の対応表現」 桜美林大学・桜美林短期大学紀要』11昭46・6 高橋俊三 「『おもろさうし』の助詞(2)〈が〉と〈の〉の相違」 『国際大学国文学』3昭46・9 我妻多賀子 「主格助詞〈が〉の発達」 『学習院大学国語国文学会誌』15昭47・1 望月孝逸 「日本語の表現の様式について―ハとガの意味的機能」 『千葉大学留学生部研究報告』7昭47・3 田村すゞ子 「対象語に〈が〉を伴わしめる語について」 『早稲田大学語学教育研究所紀要』10昭47・3 井能好三 「は・が弁」 『文芸広場』20-6昭47・6 桑山俊彦 「室町・江戸初期における〈の〉と〈が〉―待遇表現面を中心に」 『文芸と批評』3-910昭47・812 三宅武郎 「〈は・が〉の構造」 『国学院雑誌』73-11昭47・11 千葉昭治 「〈が〉と〈の〉の様相―その上代」 『秋田語文』2昭47・12 北原保雄 『大東急記念文庫蔵きのふはけふの物語研究及び総索引』 昭48・2笠間書院 桑山俊彦 「室町・江戸期における〈の〉と〈が〉―文構造面を中心に」 早稲田大『国文学研究』49昭48・2 尾上圭介 「文核と結文の枠―〈ハ〉と〈ガ〉の用法をめぐって」 『言語研究』63昭48・3 大江三郎 「願望のタイの前でのヲとガの交替」 九州大『文学研究』70昭48・3 山口康子・福田益和 「古本説話集目録訓読についての一視点」 『文学語学』66昭48・3 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 山内洋一郎 「古本説話集目録の訓読について―〈の〉〈が〉補読に関する山口康子・福田益和両氏の論に対して」 『文学語学』68昭48・8 浜田敦 「〈が〉と〈は〉の一面」 『論集日本文化の起源5』昭48・11平凡社 増井金典 「〈が〉と共通する〈は〉―〈が〉と〈は〉について(2)」 『滋賀大国文』11昭49・1 井能好三 「が辞考(助辞性相論の1)〈が〉は本来主格辞ではない」 『文芸広場』22-9昭49・9 真田信治 「越中五ケ山方言での連体助詞〈の・が〉―その待遇表現上の差異について」 『金沢大語学文学研究』5昭49・10 桑山俊彦 「江戸後期における格助詞〈の〉と〈が〉の待遇価値」 『国語学会昭和49年秋季大会発表要旨』昭49・11 松尾拾 「法語の文体」 『日本の説話7』昭49・11東京美術 北原美紗子 「格助詞〈が〉についての試論―近松の作品より」 『清泉女子大紀要』22昭49・12 佐藤定義 「助詞〈の〉〈が〉の一考察―栄花物語月の宴を分析して」 『相模女子大紀要』38昭49・12 川瀬生郎 「格助詞〈が〉の用いられる表現と文形式について」 『日本語学校論集』2昭50・2 堺則彦 「〈は〉と〈が〉について」 『言語』4-2昭50・2 野原三義 「百控琉歌の助詞〈が・ど・も〉など」 『沖縄国際大文学部紀要』3-2昭50・3 村木新次郎 「〈水を飲みたい〉のに〈水が飲みたい〉とは?」 『新日本語講座2』昭50・3汐文社 阪田雪子 「ハとガはどう違う?」 『新日本語講座2』昭50・3汐文社 大久保忠利 「ハとガの常識を少し越えて文法を手のひらにのせてみる」 『春秋』166昭50・7 大野晋 「助詞ハとガの機能について―現代日本語の基本的構文の意味」 『文学』43-9昭50・9 川本茂雄 「フランス語学・一般言語学・国語学―ガとハに関連して」 『言語』4-10昭50・10 有馬俊子 「教科書『日本語の基礎』に提出されている助詞〈は〉と〈が〉について」 『研修』176昭50・10 本位田重美 『国語文法論への道』 昭50・12笠間書院 嘉山秀夫 「日本語学習指導に於ける主語につく助詞〈が〉と〈は〉の扱い方」 『大東文化大紀要人文』14昭51・3 桑山俊彦 「江戸後期における格助詞〈の〉と〈が〉の待遇価値」 『国語学』104昭51・3 堺則彦 「助詞〈の〉〈は〉に対応する助詞〈を〉〈に〉〈が〉について」 『解釈』22-4昭51・4 斎藤由美子 「〈ハ〉と〈ガ〉に関する一考察―東洋諸語との比較」 『古典と民俗』2昭51・6 柴田武 「沖縄県平良市方言の付属語duおよびnu, gaについて」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 Harada, S.I. “Ga-No conversion revisited; A reply to Shibatani” 『言語研究』70昭51・11 信太知子 「〈水が飲みたい〉と〈水を飲みたい〉という言い方続貂―格助詞の発達と関連させて」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 川本茂雄 『ことばとこころ』 昭51・12岩波書店 斎藤由美子 「主格助詞〈が〉の発生―無住法師の作品を中心として」 『本位田重美先生定年記念論文集地域と文化』昭52・3 尾上圭介 「〈ハ〉と〈ガ〉の研究文献」 『言語』6-3昭52・4 中村邦夫 「芥川竜之介の文体―〈しかし〉〈が〉〈…が…〉三語間の使用率からみて」 『小松代融一教授退職嶋稔教授退官記念国語学論集』昭52・5 斉藤由美子 「接続助詞〈ガ〉の確立―無住法師の用例を中心として」 『古典と民俗』4昭52・6 大野晋 主格助詞ガの成立(上・下)」 『文学』45-67昭52・67 京極興一 「接続詞〈が〉―その発達と用法をめぐって」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 阿刀田稔子 「接続詞〈が〉〈で〉など」 『日本語教育研究』16昭52・12 柴田武 『方言の世界』 昭53・1平凡社 堺則彦 「助詞〈は〉と〈が〉について」 『解釈』24-2昭53・2 柳辰男 「主格表現における〈は〉と〈が〉の区別能力の発達―母国語指導アプローチの試み(1)」 『学芸国語国文学』14昭53・2 友田英津子 「が/の交替変形について」 『武蔵野女子大紀要』13昭53・3 春日政治 「主格につくガとハ」 『日本の言語学3』昭53・6大修館 松村明 「主格表現における〈が〉と〈は〉の問題」 『日本の言語学3』昭53・6大修館 山内洋一郎 「主格の〈の〉〈が〉と古典の理解」 『奈良教育大国文』2昭53・8 江端義夫 「〈が〉準体助詞の遺存分布考―主として中部地域方言について」 『国文学攷』79昭53・9 引原早百合 「方言における格助詞〈が〉〈の〉―準体助詞を中心に」 『日本方言研究会第27回研究発表会発表原稿集』昭53・10 柴谷方良 『日本語の分析―生成文法の方法』 昭53・12大修館 福田益和 「古今著聞集の研究―助詞〈の〉〈が〉の用法上」 『長崎大教養部紀要人文』18昭53 安達隆一 「文章における〈は〉と〈が〉―人物提示を中心として」 『国語国文学報』34昭54・1 桑山俊彦 「江戸後期における格助詞〈の〉と〈が〉―文構造面を中心に」 『群馬大教育学部紀要人文』28昭54・3 山崎幸雄 「名詞構文におけるハとガについての覚え書」 『富山大人文学部紀要』2昭54・3 上野尚美 「道の知らなく―助詞〈の〉〈が〉の特殊な場合」 『古典と民俗』8昭54・4 斉藤由美子 「場と言語表現―〈ハ〉と〈ガ〉の問題を中心に」 『古典と民俗』8昭54・4 坂口頼孝 「ハ・ガ小考」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 福田益和 「古今著聞集の研究―助詞〈の〉〈が〉の用法中・下」 『長崎大教養部紀要人文』1920-1昭54・9 安達隆一 「文章における文の時間性―〈は〉と〈が〉の関連において」 『東海学園国語国文』16昭54・9 関伊統 「日本語〈は〉〈が〉とインドネシア語の対応」 『語学研究』20昭54・11 増井金典 「〈が〉と〈は〉について(4)大野晋氏の仮説(未知・既知説)批判」 『滋賀大国文』17昭54・12 高島直樹 「日本語における主語上昇変形と〈は〉〈が〉」 『鹿児島大教育学部研究紀要人文社会』31昭54 近藤泰弘 『高山寺古訓点資料1』 昭55・2東京大学出版会 高司正夫 「終助詞〈が〉の分析―発話行為の視点から」 『九州工業大研究報告人文社会』28昭55・3 Harada, Sonoko 「A study of the occurrence of ga and wa in the stage of two-word utterances」 『神戸女学院大論集』26-3昭55・3 山田瑩徹 「三代集の詞書を通して見た格助詞〈が〉と〈の〉」 『日本大人文科学研究所研究紀要』23昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 安達貞雄 「日本語の〈ハ〉と〈ガ〉の機能について」 『言語』9-7昭55・7 アンドレ・ヴロダルチック 「主題から主語へ・そして主語から主題へ―〈ハ〉と〈ガ〉」 『言語』9-8昭55・8 増井金典 「〈が〉と〈は〉について」 『滋賀大国文』18昭55・12 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 井上ひさし 『私家版日本語文法』 昭56・3新潮社 菊地康人 「格助詞〈が〉〈を〉〈に〉の配置試案」 『言語学演習』81昭56・3 Funayama Chuta 「The ni-ga Construction in Japanese」 『Descriptive and Applied Linguistics』14昭56・4 永野賢 「〈は〉と〈が〉の区別」 『言語生活』353昭56・5 林四郎 「日本語の〈ハ〉と〈ガ〉の機能」 『教育科学国語教育』289昭56・6 神部宏泰 「肥前佐賀方言の主格表現法―主格助詞〈ノ〉〈ガ〉の用法について」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 中西宇一 「条件句における〈が〉と〈は〉の意味―複文における推論との関わり」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 永野賢 「助詞の〈が〉と〈は〉の使い分け―学校文法のために」 『教育科学国語教育』291昭56・7 北原保雄 『日本語の世界6』 昭56・9中央公論社 石垣謙二 「主格〈が〉助詞より接続〈が〉助詞へ」 『日本の言語学7』昭56・11大修館 岡崎晃一 「「大阿蘇」(三好達治)の〈は〉と〈が〉」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 三宅武郎 「〈が〉の係詞性と〈徒(タダ)〉の解釈について』 『解釈』27-12昭56・12 西田千代 「〈ガ〉と〈ハ〉―新情報と旧情報」 『Sophia Linguistica』89昭56 野田尚史 「〈カキ料理は広島が本場だ〉構文について」 『待兼山論叢15日本学』昭57・1 斎藤友季子 「徒然草における格助詞〈の〉と〈が〉について」 『日本文学ノート』17昭57・2 南部輝二 「徒然草におけるガの一考察―人名を承ける用例について」 九州女子大『語学と文学』12昭57・3 友田英津子 「が/の交替変形と名詞らしさについて―挿入要素からの証拠」 『武蔵野女子大紀要』17昭57・3 Katoh, Masako 「On the semantic nature of ga」 『日本女子大紀要文学部』31昭57・3 福田香苗 「〈名詞が名詞を動詞〉文の処理について―動詞をかなめとして」 『京都大教育学部紀要』28昭57・3 吉本啓 「〈は〉と〈が〉―それぞれの機能するレベルの違いに注目して」 『言語研究』81昭57・3 Onokiyoharu 「〈squibs and discussion〉IS NP-wa NP-ga V-te ar:ungrammatical?」 『Linguistic Inquiry』13-2昭57・4 山田巌 『院政期言語の研究』 昭57・6桜楓社 田中成子 「熊本方言における格助詞〈ノ〉〈ガ〉について」 『音声・言語の研究』2昭57・7 原島邦雄 「ハとガについて」 『日本のコトバ』12昭57・10 Shirai Ken-ichiro 「Exhaustive-listing ga constructions」 『言語学研究』1昭57・12 坂野信彦 「ハとガの本義と使い分け―〈前提〉と〈着眼〉」 『中京大学教養論叢』23-3昭57 80 ガーリツク 冥王まさ子 「リレー連載新外来語和解(15)にんにくとガーリック―翻訳の立場から」 『翻訳の世界』7-12昭57・12 80 かあた 買 柴田武 「言語からみた日本の地域区分―〈買った〉と〈買うた〉と〈買あた〉」 『地理』7-6昭37古今書院 80 かい かひ 甲斐 西崎亨 「特殊仮名遣いから見た〈甲斐〉―〈ナマヨミノカヒ〉の語義私考」 『解釈』21-11昭50・11 80 かい 階 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 80 かい 終助詞 木村清人 「〈かい〉ことば」 『言語生活』62昭31・11 80 がい 害 柄沢衛 「〈害〉複合語―昭和40年代」 『日本語』16-3昭51・3 80 がい 雅意 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 80 かいいんかくいどの 会員各位殿 文化庁国語課編 『ことばシリーズ15言葉に関する問答集7』 昭56・4 80 かいおき 買置 吉川武時 「買いしめ・買いだめ・買いおき―ある類義語の研究」 『日本語教育』25昭49・12 80 がいかく 外郭 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 80 かいき 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 80 かいぎ 懐疑 橋浦兵一 「明治のことば―〈懐疑〉をめぐって」 『言語生活』194昭42・11 80 かいけい 会稽 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 80 かいこ 蚕 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 藤原明 「蝶(蛾・蚕・蝙蝠・凧)考―系統論及び方言学的研究」 『国語学会昭49年秋季大会発表要旨』昭49・11 山口幸洋 「オカイコと私―養蚕語彙ノート」 『文芸あらい』8昭52・2 80 ―さん 室山敏昭 「カイコサン(蚕さん)の一生―養蚕語彙の全的記述を目ざして」 『言語生活』272昭49・5 室山敏昭 『地方人の発想法―くらしと方言』 昭55・11文化評論出版 80 ―のさなぎ 蛹 伊波普猷 「蚕の琉球語」 『方言』1-4昭6・12 80 かいこう 開口 佐藤亨 ⑪ 80 かいこう 邂逅 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解―」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 80 がいこく 外国 鈴木英夫 ⑥ 80 ―じん 人 鈴木英夫 ⑥ 80 がいざい 外財 網野善彦 「〈外財〉について」 『名古屋大文学部論集』昭55・3 80 かいさん 解散 大西邦敏 「国内政治と国際政治の用語の解説」 『自由国民』63昭29・8 80 かいしめ 買占 吉川武時 「買いしめ・買いだめ・買いおき―ある類義語の研究」 『日本語教育』25昭49・12 80 かいしゃ 会社 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 久世善男 『言葉の名づけ親―翻訳に見る文明開化』 昭50・11朝日ソノラマ 斎藤毅 『明治のことば』 昭52・11講談社 81 かいしゃく 解釈 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 81 かいじん 開陣 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 81 がいじん 外人 板坂元 「日本語不審派(1)~(6)」 『月刊文法』2-6~3-昭45・4~11 81 がいず 上畝勝 「鹿奥島語〈がいづ〉考」 『方言』4-3昭9・3 81 かいせき 懐石 高橋敦子・綾部みつ子 「懐石の形成過程の研究―懐石なる用語および献立形式」 『風俗』21-4昭57・12 81 がいせき 外戚 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・風間書房 81 かいぞく 海賊 別役実 「犯罪のことば(19)」 『三省堂ぶっくれっと』23昭54・11 81 かいだめ 買溜 吉川武時 「買いしめ・買いだめ・買いおき―ある類義語の研究」 『日本語教育』25昭49・12 81 かいたり かひたり 買 連語 『シンポジウム日本語1』 昭50学生社 81 かいだん 恠談・怪談 進藤咲子 ⑥ 81 かいつ 三浦千春 「そゞろごと―かいつ・しこの田長につきて」 『しがらみ草紙』47 81 かいつぶり 浮田章一 「方言と『鳰(にほ)の浮巣』カイツブリ語彙考」 『日本語研究』2昭45・8 →かたつむり 81 かいと 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集19』昭37・8 野村伝四 「大和の垣内」 『旅と伝説』10-1昭12・1 千葉徳爾 「三河地方の小地名カイトについて」 『愛知大学綜合郷土研究所紀要』16昭46・3 81 かいどう 海道・街道 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 81 かいどものふち かひどものふち 土岐武治 「貝あはせ物語〈かひどものふち〉考」 『花園大学研究紀要』3昭47・3 81 かいなご 柳田国男 「食科名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 81 かいなし かひなし 甲斐無 土屋博映 「今昔物語集の―〈甲斐無シ〉と〈益米シ〉」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 81 かいほう かいはう 介抱 佐藤喜代治 「漢語在疑」 『山田孝雄追憶史学語学論文集』昭37・11宝文館 81 かいぼう 解剖 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 81 かいまみ 垣間見 西村亨 『王朝恋詞の研究』 昭47・12慶大言語文化研究所 81 かいめん 買免 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 81 かいもち 野村一彦 「かいもち」の調査 『方言』3-3昭8・3 81 かいり 海里 「〈海里〉と〈カイリ〉」 『放送文化』32-8昭52・8 81 かう 買 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 81 かいもとめる 買求 花田二徳 「〈買い求める〉〈襟を立てる〉」 『日本語』21-4昭56・5 81 かえる 買 森田良行 昭52・10 81 かう かふ 交 佐藤宣男 ⑩ 81 がう がふ 吉田金彦 「語源と語彙史―〈かむ〉〈かんがふ〉〈がふ〉を追ふ」 『大坪併治教授退官記念国語史論集』昭51・5表現社 吉田金彦 「万葉のことばと文学(4)万葉以前の古語〈がふ〉」 『短歌研究』33-11昭51・11 81 がえ がへ 助詞 水島義治 「〈吾(わ)は離(さか)るがへ〉東歌・防人歌における助詞〈がへ〉の考察」 『国語国文研究』50昭47・10 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 81 かえし かへし 反・返 田村美幸 「平中物話における〈かへし〉と〈かへりごと〉」 『二松学舎大人文論叢』13昭53・3 佐藤宣男 ⑪ 81 かえす 反・返・帰・覆 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 大能清子 「特集・類義語の意味論的研究かえす・もどす」 『日本語研究』4昭56・12 81 かえず かへず 不肯 大坪併治 「〈不肯〉の古訓について」 『国語学』32昭33・3 81 かえすかえす かへすかへす 返返 日野資純 「今昔物語集における動詞の反復表現―〈カヘスカヘス型〉の反復形を中心として」 静岡大『人文論集』23昭47・12 82 かえって かへつて 却・反 副詞 小杉商一 「なかなか・かへって・結句」 『浅野信博士古稀記念国語学論叢』昭52・10桜楓社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤宣男 ⑪ 82 かえで 楓 佐藤喜代治 「〈楓〉および〈桂〉についての若干の考察」 『倉野憲司先生古稀記念古代文学論集』昭49・9桜楓社 82 かえらばかえれいもによりては かへらばかへれいもによりては 佐竹昭広 「万葉の抒情と言語―覆らば覆れ妹によりては」 『国文学解釈と教材の研究』19-6昭49・5 82 かえり 返 佐藤宣男 ⑪ 82 ―ごと 田村美幸 「平中物語における〈かへし〉と〈かへりごと〉」 『二松学舎大人文論叢』13昭53・3 佐藤宣男 ⑪ 82 かえりみる かへりみる 顧 関一雄 「〈かへりみる〉と〈みかへる〉の消長(1)」 『山口大学文学会誌』17-2昭41・11 関一雄 「〈かへりみる〉と〈みかへる〉の消長(2)」 『山口大学文学会誌』18-1昭42・8 関一雄 「〈かへりみる〉と〈みかへる〉の消長(3)」 『山口大学文学会誌』19-1昭43・8 関一雄 『国語複合動詞の研究』 昭52・2笠間書院 82 かえる 蛙 佐藤清明 「内地に於ける蛙の方言」 『方言』2-12昭7・12 「福島県相馬地方調査言語編」 『ほうげん』3昭42・3 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 吹野順子 「兵庫県北西但馬語彙について―蛙とおたまじゃくし」 『郷言』8昭47・12 本堂寛 「〈かえる〉〈ひきがえる〉〈おたまじゃくし〉の名称―日本言語地図から」 『ことばの研究4』昭48・12秀英出版 佐々木英樹 「語彙体系の変化―房総南端の〈蛙〉類」 『日本方言研究会第26回研究発表会発表原稿集』昭53・5 真田信治 『地域語への接近―北陸をフィールドとして』 昭54・7秋山書店 浅野信 「〈蛙〉景物考―〈かへる〉〈かはづ〉〈井の中の蛙〉」 『国学院雑誌』82-2昭56・2 82 かえる かへる 返・帰 大岩正仲 「かへる・かはる考」 『橋本博士還暦記念会国語学論集』昭19・10岩波書店 浅野信 『俳諧の語意と文法』 昭51・3桜楓社 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 酒井恵美子 「特集・類義語の意味論的研究かえる・もどる・いぬ」 『日本語研究』2昭54・7 川原とし江 「移動動詞の意味論的成分分析―イク・クル・カエル・モドス・ススム・ウツル」 『手崎政男教授退官記念論集』昭55・10 飯村学 「特集・類義語の意味論的研究かえる・もどる」 『日本語研究』5昭57・12 82 かえりて かへりて 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 82 かえるぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 82 がえんぜず・がえんず がへんぜず・がへんず 不肯 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 大坪併治 「〈不肯〉の古訓について」 『国語学』32昭33・3 82 かえんなん かへんなん 帰去来 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 82 かお 顔 進藤咲子 「〈…顔〉の系譜―平安文学作品を中心として」 『日本文学』25昭40・11 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 田辺正男 「源氏物語の〈―がほ〉について」 『国学院高校紀要』16昭51・3 岸本末彦 『心理学者の国語観』 昭56・4私家版 小林隆 「〈顔〉の語史」 『国語学』132昭58・3 82 ―がひろい 広 宮地裕編 『慣用句の意味と用法』 昭57・10明治書院 82 かおり かをり 香 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 板橋隆司 「〈にほひ〉と〈かをり〉とその同義部分の起点を求めて」 「国学院大栃木短期大学紀要」5昭45・12 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 徳川宗賢 「文献国語史と方言」 『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 82 かおる かをる 香 三木幸信 「〈かをる〉と〈にほふ〉考」 『平安文学研究』4昭25・7 柴生田稔 「〈かをる〉と〈にほふ〉」 『国語と国文学』36-3昭34・3 藤田加代 「〈ひかり〉〈かがやく〉主人公と〈かをる〉主人公」 『高知女子大国文』11昭50・12 藤田加代 『〈にほふ〉と〈かをる〉―源氏物語における人物造型の手法とその表現』 昭55・11風間書房 佐藤宣男 ⑨ 83 かか 母 漆崎正人 「幼児語成立課程の一考察―親族語彙〈かか〉〈とと〉成立の周辺」 北海道大『国語国文研究』64昭55・9 遠藤邦基 「かか(母)の出自は幼児語か―諸説への疑問」 『国語語彙史の研究3』昭57・5和泉書院 83 かが 形態素 木村紀子 「古代日本語の光感覚―kag―をめぐる意味の構造」 『万葉』107昭56・6 83 かが 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今集院=『定本柳田国男集20』昭37・8 83 かかげる 掲 佐藤喜代治 「漢字字訓の研究―扱・掲・激・控・溝・棧について」 『国語学研究』20昭55・12 83 かがく 科学 鎮目恭夫 「科学・技術・芸術ということば」 『言語生活』130昭37・7 鈴木修次 『日本漢語と中国―漢字文化圏の近代化』 昭56・9中央公論社 高野繁男 ⑨ 83 かがく 化学 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 83 かかし 案山子 川見駒太郎 「〈案山子〉雑考」 『日本語』5-2昭40・2 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 亀井孝 「案山子まぎれて水碓磨を転ず」 『日本歴史』昭53・6 志津田藤四郎 「案山子(カカシ)考」 『国文科論集』3昭55・3 鈴木博 「語源追求の方法―カガシの場合」 『国語国文』51-10昭57・10 広戸惇 ⑨ 83 かかと 踵 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 前田富祺 「言語地理学から国語史へのアプローチ―踵の呼び方をめぐって」 『国語学』119昭54・12 83 かがい かがひ 嬥歌 服部直人 「かゞひ考」 『国学院雑誌』48-2昭17・2 83 かがみ 鏡 松村任三 「言語の上より見たる鏡と剣」 『東亜の光』5-3明43・3 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 永野賢 『ことばの風俗誌―女性と金に関する六十一章』 昭53・3教育出版 83 ―びらき 開 中村太郎 「〈鏡割り〉〈鏡開き〉〈鏡抜き〉考」 『風俗』18-1昭54・12 「鏡開き―お供えか四斗だるか」 『放送文化』36・6昭56・6 83 ―ぬき 抜 中村太郎 昭54・12 83 ―わり 割 中村太郎 昭54・12 83 かがむ 屈 山本清隆 「特集・類義語の意味論的研究かがむ・しゃがむ・うずくまる」 『日本語研究』3昭55・10 下野雅昭 ⑩ 83 かがやく 輝・赫 有川美亀男 「方言〈かがやく〉について」 『語学と文学』13昭43・8 藤田加代 「〈ひかり〉〈かがやく〉主人公と〈かをる〉主人公」 『高知女子大国文』11昭50・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 岩崎正枝 「特集・類義語の意味論的研究ひかる・かがやく」 『日本語研究』1昭53・3 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 吉田金彦 「方言語彙の語構成研究―群馬方言のカガヤクについて」 『日本方言研究会第30回記念研究発表会発表原稿集』昭55・5 83 かがやくひのみや 輝日宮 木船重昭 「〈かがやく日の宮〉私考」 『京都府立宮津高校研究紀要』4昭43・3 83 かがゆ 香・聞 佐藤宣男 ⑨ 83 かからわし かからはし 関 形容詞 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭13・10有朋堂 犬飼隆 「〈可〻良波志〉の〈〻〉」 『万葉』102昭54・12 83 かからむと 連語 関一雄 「万葉一五一番歌の〈如是有乃〉について―上代特殊仮名遣におけるト仮名の違例考察と共に―」 『未定稿』4昭32・12 83 がかり 接尾語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 83 かがりび 篝火 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 83 かかる 皸 小松代融一 「東歌と方言―万葉集第14巻〈稲舂けば〉の歌の〈可加流〉について」 『岩手医科大学教養部研究年報』3昭43・12 川村幸次郎 「〈可加流〉考―醜から美へ」 『解釈』21-11昭50・11 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 84 かかる 掛・係・懸・罹 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 成田徹男 「特集・類義語の意味論的研究かかる・かける」 『日本語研究』1昭53・3 姫野昌子 「複合動詞〈~かかる〉と〈~かける〉」 『日本語学校論集』6昭54・3 84 ―ところに 下河部行輝 「太平記の文体―〈かかるところに〉」 『国語学研究』8昭43・8 84 かかれど 接続詞 佐藤宣男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈かかれば〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 84 かかれば 接続詞 堀内武雄 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈かかれば〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 84 かかわる かかはる 拘 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 84 かがんみる 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 84 かき 柿 安藤巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 84 がき 餓鬼 片山晴賢 「語彙の史的研究―餓鬼の場合」 『北海道駒沢大研究紀要』6昭46・11 84 かきけす・かきけつ 搔消 山口仲美 「かきけつやうにうせぬ」 『説話文学研究』6昭47・3 84 かきず 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 84 かきいれ 書入 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 84 かぎとりばな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 84 かきない 垣内 長岡博男 「かきない(垣内)」 『民間伝承』18-4昭29・4 84 かきのは 柳田国男 『国語史新語編』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 84 かぎひきばな・かぎひっぱり 柳田国男 『野鳥雑記・野草雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 84 かきまぜる 搔混 中西健治 「〈こきまず〉〈かきまず〉考」 『平安文学研究』56昭51・10 84 かぎゅう 蝸牛 →かたつむり 84 かぎり 限 石峰意佐雄 「〈キハミ〉と〈カギリ〉」 『薩摩路』14昭45・2 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 84 ―なきおんおもいどち おもひどち 佐伯梅友 「限なき御思どち―源氏物語註釈(一)」 『国文学解釈と鑑賞』18-5昭28・5 84 かぎる 限 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 84 かぎろい かぎろひ 炎 市村宏 「万葉集特講106〈かぎろひ〉を考える」 『次元』16昭45・12 市村宏 「かぎろひ考」 『古代文学』10昭45・12 上古文学部会 「万葉集四十八番の〈炎〉の訓について」 『国語と教育』5昭46・12 戸谷高明 「〈かぎろひ〉考―万葉の景物」 『学術研究国語国文学』22昭48・12 84 かぎをかける 句 「ことば百科〈カギヲカケル〉」 『放送文化』35-11昭55・11 84 かく 此 副詞 武田祐吉 「〈か〉〈かく〉〈かならず〉考」 『コトバ』3-7昭8・8 84 ―て 接続詞 域内武雄 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈かくて〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 三苫浩輔 「現存宇津保物語の文体と作者―〈かくて〉類語句を中心に」 『国学院雑誌』74-4昭48・4 深沢三千男 「〈かくて〉の重み―幻の巻小見」 大阪教育大『学大国文』17昭48・11 大木恵美子 「大和物語における〈かくて〉の考察」 『二松学舎大人文論叢』9昭51・4 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 渡瀬茂 「栄花物語正篇における歴史叙述の時間―〈かくて〉の機能をめぐって」 『国語と国文学』58-9昭56・9 84 ―のごとし 如 春日和男 「カクノゴトシといふ熟語の訓読性―訓点語と今昔物語集の用例二、三」 『語文研究』10昭35・5 84 ―やなげかむ 嘆 木下正俊 「〈斯くや嘆かむ〉という語法」 『万葉集研究7』昭53・9塙書房 85 かく 欠・舁・掛・書・搔… 松村任三 「〈カク〉といふ動詞四十六種の語源について」 『東洋学芸雑誌』38-11大10・11 阪倉篤義 「語彙史の方法」 『講座国語史3』昭46・11大修館 85 かく 搔 阪倉篤義 「語彙史の方法」 『講座国語史3』昭46・9大修館 『シンポジウム日本語1』 昭50・10学生社 85 かく 書 『日本語の歴史2』 昭38・12平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 中本正智 「球琉方言動詞〈書く〉の活用」 都立大『人文学報』132昭54・3 85 かく 舁 高橋顕志 「四国方言における支持動詞カクについて―語彙による比較方言学の試み」 『都大論究』昭52・4 高橋顕志 「カツグ・ニナウ・カクをめぐって」 『都立大方言学会会報』76昭52・7 85 かぐ 嗅 大橋勝男 「関東地方域における〈かご〉〈嗅ぐ〉〈死ぬ〉各語末方言音の分布状況およびその相互比較」 『方言の研究』3-1昭46・3 佐藤宣男 ⑨ 85 がく 楽 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 85 がく 学 大槻貫一郎 「Lernen ist Lernen〈学〉の言語的両義性の考察」 『早大語学研究所紀要』14昭51・3 85 かくご 恪護 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 85 かくご 覚悟 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 85 がくさい 学際 安藤昭一 「学際・国際・人際」 『英語教育』29-8昭55・10大修館 85 ―てき 的 砂野光生 「国語辞書に入った語・入らぬ語―〈学際的〉を中心に言葉の盛衰を伺う」 『国文学解釈と鑑賞』45-8昭55・8 85 かくしゅつ 各出 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語―」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6 85 がくしょう がくしやう 学匠 三門八郎 「学生と学匠―今昔物語の一用法の考察」 『国語教室』昭14・3 川口久雄 「今昔物語に於ける〈学生〉の語に就いて」 『国語教室』昭14・5 佐藤喜代治 「〈学生〉〈学匠〉並びに〈書生〉」 『文化』32-1昭43・7 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 85 かくしん 革新 柳父章 『翻訳文化を考える』 昭53・7法政大学出版局 85 かくす 隠 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 85 がくせい 学生 →がくしょう 85 かくとく 獲得 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 85 かぐわし かぐはし 芳 松本剛 「カグハシ考」 『万葉』99昭53・12 85 かくま 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 85 かくまう かくまふ 囲・匿 鈴木丹士郎 ⑤ 85 かぐやひめ 塚原鉄雄 「〈かぐや姫〉名義考」 『解釈』13-4昭42・4 85 かぐやま 香具山 吉田金彦 「語源から見た万葉の歌枕―香具山と飛鳥川上・中」 『短歌』昭56・1011 85 かくれ 嘉味田宗栄 「比較考察の一観点―オモロことば(10)〈かくれ〉〈ぬすみ〉など」 『琉球大文学語学論集』16昭47・2 85 かぐれ 隠 吉田金彦 「古代語復元の方法―万葉語カグレの意味と関係語」 『訓点語と訓点資料』64昭55・10 85 かくれる・かくる 隠 原田芳起 「活用形式の分岐・交替と意味―〈隠る〉の古活用など」 『樟蔭国文学』12昭35・11 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 小久保崇明 ③ 85 かくれんぼ 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 85 かけあいのめし かけあひのめし 懸合飯 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 85 かけい 家景 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解―」 『仏教史研究』3昭43・11 85 かけがらし 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 86 かけずり 高橋二夫 「〈かけずり〉の子等―その地域性と言語生活を中心に」 『山形教育』68昭33・5 86 かげにならむかも 句 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 86 かけははなれじ 離 句 佐伯梅友 「かけは離れじ―源氏物語註釈(七)」 『国文学解釈と鑑賞』18-12昭28・12 86 かけはし 棧 佐藤喜代治 「漢字字訓の研究―扱・掲・激・控・溝・棧について」 『国語学研究』20昭55・12 86 かげひき 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 86 かげぴこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 86 かけまくもかしこき 句 西宮一民 「〈かけまくもかしこき〉をめぐって―延喜式祝詞の表現上の特質」 『高原先生喜寿記念皇学論集』昭44・10 86 かけむかい かけむかひ 掛向 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 86 かける・かく 欠 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 86 かける 掛 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 成田徹男 「類義語の意味論的研究―かかる・かける」 『日本語研究』1昭53・3 姫野昌子 「複合動詞〈~かかる〉と〈~かける〉」 『日本語学校論集』6昭54・3 86 かけ 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 86 がけ 倉持保男 「類義と称せられる接尾語について―特に〈ぎわ〉〈しな〉〈がけ〉の場合」 『語学と文学』1415昭45・8 86 かけて 森田良行 昭52・10 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 86 かけた 森田良行 昭56・3 86 かける 駆 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 前田富祺 ⑪ 86 かげろう かげろふ 蜻蛉 佐藤良雄 「蜻蛉音韻考―八十賀の保科考一先生にささぐ―」 『方言研究』2昭30・8 川口久雄 「かげろふ日記の書名について―〈かげろふ〉の語義とその変還」 『言語と文芸』7-4昭40・7 上村悦子 「かげろふ」 『文学・語学』45昭42・9 広戸惇 「蜻蜓・蜏考」 『島大国文』6昭52・3 86 かげん 加減 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 86 かご 臭 大橋勝男 「関東地方域における〈かご〉〈嗅ぐ〉〈死ぬ〉各語末方言音の分布状況およびその相互比較」 『方言の研究3-1昭46・3 86 かご 籠 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 86 かご 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 86 がご 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 86 かこい かこひ 木存 斎木一馬 「資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解―」 『仏教史研究』3昭43・11 86 かこう 山内洋一郎 「中世語雑記(続)思ニハ死ヌ習・かこう・番ヲ折ル」 『文教国文学』8昭54・3 86 がごぜ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 86 かこつわがせ 歌乞和我世 →うたこそわがせ 86 かごと 託言 山口明穂 「〈かごと〉について」 『国語研究室』昭41・12 86 かこむ 囲 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 森田良行 「動詞〈囲む〉の提起する意味論上の問題―意味規定の条件の移行について」 『木村宗男先生記念論文集』昭57・8早大語学教育研究所 86 かごめ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 かめい・たかし 「かアごめかごめ」 『成蹊国文』4昭46・3 86 かこもこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 86 かさ 笠 井上一男 「〈笠〉の方言」 『方言』4-4昭9・4 日本常民文化研究所 『日本常民生活資料叢書14中部篇2』 昭48・9三一書房 87 かさ 椀 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 87 かさ 瘡 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 87 かざ 香 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 徳川宗賢 「文献国語史と方言」 『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 87 かさぬいおき かさぬひおき 笠縫 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 87 かさねる 重 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 柴田稔 「特集・類義語の意味論的研究かさねる・つむ」 『日本語研究』2昭54・7 87 かさねがさね 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 87 かさねて 森田良行 昭52・10 87 かざる 飾 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 87 かし 菓子 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 島田勇雄 「食物儀礼史における〈菓子〉〈五菓〉について」 『解釈』23-8昭52・8 佐藤亨 ⑤ 小島幸枝 ⑨ 87 かし 助詞 和田利政 「〈かし〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-9昭34・7 西田直敏 「終助詞かし・も〈古典語〉とも(現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞〈かし〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 春日和男 「漢文訓読と終助詞〈かし〉の問題」 『語文研究』3132昭46・10 佐田智明 「平安朝における終助詞〈かし〉について」 『春日和男教授退官記念語文論叢』昭53・11桜楓社 菅原範夫 「太平記における希求・懇請の言い方について―終助詞〈かし〉の用法を中心として」 『鎌倉時代語研究5』昭57・5武蔵野書院 87 かじかむ 前田富祺 ⑨ 87 かしく 前田富祺 ⑨ 87 かしこい・かしこし 賢・恐・畏 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 東辻保和 「源氏物語〈畏敬〉語彙の研究―〈かたじけなし〉〈かしこし〉」 『国語学』71昭42・12 松浦照子 ⑨ 87 かしこ 佐竹昭広 「あなかしこ」 『文学』41-5昭48・5 真下三郎 「〈かしこ〉考」 『甲南女子大研究紀要』1112昭50・11 87 かしま 所聞 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 87 かしまねのつくえのしま かしまねのつくへのしま 平野謙一 「万葉〈所聞多祢乃机之島〉考」 『中京大学文学部紀要』4-2昭44・11 87 かしら 屑籾 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 87 かしら 頭 柳田征司 「室町時代におけるアタマ・カシラ・カウベ―国語語彙と文語語彙との対応」 『国語学』90昭47・9 柳田征司 「室町時代における口語語彙と文語語彙―アタマ・カシラ・カウベについて」 『国語と国文学』49-11昭47・11 宮地敦子 「身体語彙の変化―〈かうべ〉〈かしら〉〈あたま〉〈なづき〉など」 『国文学』94昭48・9=『身体語彙の史的研究』昭54・11明治書院 87 かしら 終助詞 村上昭子 「終助詞〈かしら〉の語史」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 87 かじり 呪詛 安藤正次 『古典と古語』 昭10・6三省堂 87 かじりつく 齧付 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 87 かしわ 柏 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 森本治吉 「カシハ考」 『短歌研究』昭28・3 鈴木長治 「カシワ(柏)論考」 『聖和』9昭46・12 87 かしわぐるまつくりて かしはぐるまつくりて 西本忠一 「〈かしは車作りて〉篁物語私注(1)」 『滋賀大国文』16昭53・12 87 かしわら かしはら 橿原 赤松景福 「橿原の訓様の考」 『古能美知』1-5 87 かしわん 菓子椀 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 87 かじん 佳人 大木春基 「佳人原義考」 『大妻国文』89昭5253・3 87 がしんしょうたん 臥薪嘗胆 花田二徳 「〈ソモサン〉と〈臥薪嘗胆〉」 『日本語』22-9昭57・11 88 かす 貸 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3=『日本の言語学6』昭53・10大修館 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 88 かしかり 貸借 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 88 かす 接尾語 吉田金彦 「口語表現の語彙〈―かす〉」 『国語国文』28-4昭34・4 松本なおみ 「接尾語〈~かす〉の表現価値」 『成蹊国文』11昭52・11 88 かず 数 楳垣実 「〈数〉の考え方・現わし方―日英文法比較の試み1」 『英文法研究』1-7昭32・11 山口明穂 「〈数〉の字考」 『国文白百合』1昭45・3 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 88 かすか 幽・微 形容動詞 野村和代 「源氏物語における〈かすか〉について」 『高知女子大国文』14昭53・7 88 かずかずに 数々 秋本吉郎 「平安朝前期の特徴的歌語について―〈かずかずに〉〈いへばえに〉考」 『大阪経大論集』14昭30・9 88 カステラ 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 88 ガスっている 花田二徳 「日用語明暗(24)ガスッている」 『日本語』14-6昭49・12 88 ガスとう ―燈 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 88 かずふ 数 福島邦道 「〈かぞふ〉と〈かずふ〉」 『国語国文』29-3昭35・3 島津忠夫 「語釈雑談(4)〈かぞふ〉〈かずふ〉―白拍子の芸態」 『国語科通信』31昭51・5 佐藤稔 ⑨ →かぞえる 88 かすみ 霞 井上富蔵 「〈霞〉考―万葉集用語の研究」 『国文学攷』23昭35・5 井上富蔵 「万葉集における用語の一考察―霞と霧について」 『岡山大法文学部学術紀要』13昭35・5 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9 谷村能男 「万葉における〈霞〉と〈霧〉―〈秋の田の穂の上に霧らふ〉の歌をめぐって」 『万葉』12昭57・3 88 ―たつ 政所賢二 「〈霞たつ〉〈霞たなびく〉の表現について」 『解釈』29-2昭58・2 88 ―たなびく 政所賢二 昭58・2 88 ―におつる 佐藤恒雄 「新古今的表現の基盤としての平安朝漢詩―〈霞におつる〉〈岩間にむせぶ〉〈はらひはてたる〉の場合」 『日本文学』28-6昭54・6 88 かすみがせき 霞関 松下史生 「親方日の丸・霞ガ関・郵券」 『日本語』7-5昭42・7 88 かずらがみ 葛神 笹谷良造 「葛神と藤神と」 『日本民俗学』5-1昭32・6 88 かぜ 風 青柳精三 「神津島のことばのカゼ(風)の意味」 『東京教育大文学部紀要』83昭46・3 新村出 『語源をさぐる1』 『新村出全集4』昭46・9 小口崇博 「伊豆大島のことばのシオ〈潮〉とカゼ(風〉の意味」 『フィールドの歩み』1昭47・9 斎藤修平 「新島のことば―潮と風に関する語彙をめぐって」 『フィールドの歩み』1昭47・9 村上昭子 「八丈島の風と潮―三根の発話資料より」 『フィールドの歩み』1昭47・9 青柳精三 「房州・伊豆南西部の潮と風―千倉・布良・石廊崎・妻良・雲見・岩地」 『フィールドの歩み』3昭48・3 小口崇博 「伊豆稲取ことばのシオ〈潮〉とカゼ〈風〉の意味」 『フィールドの歩み』3昭48・3 野尻洋一 「磯崎の潮と風」 『フィールドの歩み』3昭48・3 野尻洋一 「川奈の潮と風」 『フィールドの歩み』3昭48・3 門脇敦子・松本恵子 「小坪〈コツボ〉の風について」 『フィールドの歩み』4昭48・11 原田満彦 「三浦半島間口の潮と風」 『フィールドの歩み』4昭48・11 原田満彦 「三浦半島小網代の潮と風」 『フィールドの歩み』4昭48・11 青柳精三 「御蔵島の潮と風」 『フィールドの歩み』7昭50・11 小島幸枝 「愛知県沿岸漁村語彙〈網・風・雲・天候〉」 『東海学園国語国文』19昭51・9 上野勇 「風と雷の方言」 『上州路』7-6昭55・6 茂田恵 「京都府与謝郡伊根町亀島方言の風の語彙」 『国文学攷』87昭55・9 88 ―おもて 表 前田金五郎 「ことばの散歩道(6)風上・風下・風表・扱・懸合ほか」 『文学』48-6昭55・6 88 かざかみ 風上 前田金五郎 昭55・6 88 かざしも 風下 前田金五郎 昭55・6 88 ―ふけば 吹 黒岩一郎 「〈風吹けば〉(伊勢物語)の解釈」 『解釈』4-4昭33・4 88 ―のふきはらふことくに 小久保崇明 「大鏡の語法〈風のふきはらふことくに〉考」 日大『語文』39昭49・3 88 ―まちて 候・俟 蜂矢宣朗 「〈風候〉と〈風俟〉」 『山辺道』17昭47・3 88 ―をだにこふるはともし 岡部政裕 「〈風をだに恋ふるはともし〉考」 『常葉国文』3昭53・6 89 かせもの 悴者 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6 89 かそ 父 築島裕 『平安時代の漢文訓読者につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森重敏 「ひと(人)・かそ(父)・おや(親・祖)―付けたりオニ・モノ・タマ・カミについて」 『万葉』93昭51・12 89 かそ 過所 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 89 かぞえる・かぞう かぞふ 数 福島邦道 「〈かぞふ〉と〈かずふ〉」 『国語国文』29-3昭35・3 国立国語研究所 『日本言語地図2・6』 昭4249・3 本堂寛 「言語地図にみる〈かぞえる〉」 『言語生活』266昭48・11 島津忠夫 「語釈雑談(4)〈かぞふ〉〈かずふ〉―白拍子の芸態」 『国語科通信』31昭51・5 佐藤稔 ⑨ →かずふ 89 かぞく 家族 清水盛光 「〈家族〉という言葉の意味」 『京大人文科学研究所々報』昭28・6 89 かた 方 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 89 ―がた 方 森田良行 昭55・6 89 かた 潟 佐藤茂 「カタ(潟)の語史」 『日本海学会誌』4昭55・3 89 かたあしとび 片足飛 佐藤清明 「全国〈片足飛び〉方言集」 『愛媛県周桑郡郷土研究彙報』昭6・7 山本俊治 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について―〈片あしとび〉」 『方言研究年報』8昭41・3 堀井令以知 「三河方言語彙考―〈玉蜀黍〉と〈片足跳〉」 『愛知大学総合郷土研究所紀要』11昭41・8 山本俊治 「瀬戸内海域における〈片あしとび〉の方言事象の分布と解釈」 『武庫川女子大学紀要』14昭42・3 上野勇 「かたあしとび方言」 『上州路』6-12昭54・12 89 ―をする 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 三石泰子 「言語変化の規則性と個別性―飯山・新井地方に於ける〈片足跳をする〉の分布から」 『日本方言研究会第13回研究発表会発表原稿集』昭46・10 89 かたい 固・硬・堅 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 89 かたい 難 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 89 かたいおきな かたゐおきな 山本利達 「〈かたゐおきな〉考」 『滋賀大国文』11昭49・1 89 かたう かたふ 吉田金彦 「万葉のことばと文学(12)」 『短歌研究』34-8昭52・8 89 かたうち 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 89 かたかな 片仮名 小松茂美 『かな』 昭43・5岩波書店 89 かたき 楷模 雨宮尚治 「霊異記における〈楷模〉私考」 『立命館大学』4-10 89 かたき 敵 大野晋 『日本語の世界』 昭51・10朝日新聞社 89 かたぎ 気質 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 阪倉篤義 「語彙史の方法」 『講座国語史3』昭46・9大修館 89 かたくなし 頑 山田忠雄 「漢和辞典の成立」 『国語学』39昭34・12 89 かたくま 柳田国男 『小さき者の声』 昭17・11三国書房=『定本柳田国男集20』昭37・8 89 かたくり 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 89 かたくるま・かたぐるま 肩車 柳田国男 『小さき者の声』 昭17・11三国書房=『定本柳田国男集20』昭37・8 柴田武 「カタグルマの方言分布」 『季刊民俗学研究』24-12昭35・3 岡田統夫 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について―〈肩車〉」 『方言研究年報』8昭41・3 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 西島宏 「長崎県の方言分布相について―ビードロ・氷柱・頭・肩車」 『長崎大学教育学部人文科学研究年報』18昭44・3 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 井之上せつ子 「兵庫県北西但馬語彙について―肩車」 『郷言』8昭47・12 中松竹雄 「ことばの地理学―久米島におけるカタグルマの言語地図とその解釈」 『琉球の文化』3昭48・3 藤本良致 「福井県のかたぐるま(肩車)方言」 『日本方言研究会第21回研究発表会発表原稿集』昭50・11 渡辺富美雄 「新潟県上越地方における方言の分布とその解釈(4)肩車考」 『新潟大教育学部紀要人文社会』17昭51・3 柄沢衛 「新潟県方言雑考(4)肩車の方言―中越北部地方の場合」 『高志路』247昭52・9 野元菊雄 「ことばの誕生と変化」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 90 かたげる 担 柳田征司 ⑨ 90 かたこう かたこふ 片恋 吉田金彦 「万葉のことばと文学(12)」 『短歌研究』34-8昭52・8 90 かたし 堅・難 慶野正次 「形容詞カタシの活用―カタシハ(堅磐)の語構成」 『解釈』13-9昭42・9 慶野正次 『形容詞の研究』 昭51・9笠間書院 進藤義治 「王朝文芸文の〈かたし〉の接尾語的用法について」 『アカデミア文学語学』24昭52・2 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 90 かたしお かたしほ 堅塩 山田孝雄 『万葉集考叢』 昭30・5宝文館 西宮一民 「〈堅塩〉考―万葉集訓詁の道」 『万葉』83昭49・2 90 かたじけない 忝 新村出 「やまと言葉」 『ことばの生い立ち』昭31・9講談社=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 柳田征司 「大蔵流狂言に見えるお礼のことば―〈有難い〉と〈忝い〉について」 『国語学』67昭41・12 東辻保和 「源氏物語〈畏敬〉語彙の研究―〈かたじけなし〉〈かしこし〉」 『国語学』71昭42・12 90 かたしろ 形代 飯田万里子 「源氏物語における形代について」 『国文鶴見』16昭56・12 90 かたしわ かたしは 堅磐 慶野正次 「形容詞カタシの活用―カタシハ〈堅磐〉の語構成」 『解釈』13-9昭42・9 90 かたず 固唾 佐藤亨 ⑩ 90 かだち 雷 迫野虔徳 ⑧ 90 かたちあり 土井忠生 「容姿美を表現せる王朝期物語用語について(3)」 『国語国文の研究』3大15・12 90 かたづける 片付 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭47・5平凡社 前田富祺 「特集・語の意味意味の変化―〈かたづける〉を中心として」 『日本語学』1-1昭57・11 90 かたつむり 蝸牛 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 山本靖民 「神奈川県蝸牛方言」 『方言』1-2昭6・10 東条操 「中国地方の蝸牛の土語」 『国語研究(仙台)』7-10昭7・10 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 馬瀬良雄 「かたつむりとなめくじの方言分布」 『都立大学方言学会会報』8昭40・5 W・A・グロータース 「蝸牛考再考」 『第3回日本方言研究会研究発表会』昭41・10 「福島県相馬地方調査・言語編」 『ほうげん』3昭42・3 馬瀬良雄 「信飛国境地帯でのカタツムリとナメクジの方言分布とその解釈」 『国語学』71昭42・12 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 美谷隆一 「兵庫県北西但馬語彙について―蝸牛」 『郷言』8昭47・12 佐藤亮一 「方言の分布」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 佐藤亮一 『学研版日本方言地図1』 昭55・4学習研究社 山口幸洋 「かたつむり方言の変化がもつ地理的意味について」 『国語学』126昭56・9 90 かたて・かたで 副詞 中道等 「カタデ(カタテ)という語」 『民間伝承』29-2昭40・7 平野寛 「カタデについて―否定と肯定」 『日本語』5-9昭40・10 91 かたにしたがふ 随形 小山登久 「公家日記に見える〈寂然〉と〈随形(かたにしたがふ)〉について―記録語研究ノートから(1)」 『ノートルダム清心女子大学国文学科紀要』6昭48・3 91 かたのごとし 句 金田一春彦 「平家物語僻案抄」 『名大国語国文学』2昭34・6 91 かたばみ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 中平解 「カタバミの方言(その三~その六)」 『民間伝承』27-1~4昭38・1~4 中平解 「言葉の教室(45)カタバミの方言(48)猫の三味線」 『民間伝承』28-1~5昭39・1~12 91 かたはらいたし 片腹痛 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 91 かたびら 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 91 かたま 幣原担 「かたま考」 『言語と文学』昭5・5 91 かたまく 片設 吉田金彦 「万葉のことばと文学(12)」 『短歌研究』34-8昭52・8 91 かたまつ 吉田金彦 「万葉のことばと文学(12)」 『短歌研究』34-8昭52・8 91 かたまる・かためる 固 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 91 かたみのころも 形見衣 吉永登 「かたみの衣考(万葉集一六3809)」 関西大『国文学』昭28・8 91 かたもう かたもふ 片思 吉田金彦 「万葉のことばと文学(12)」 『短歌研究』34-8昭52・8 91 かたよる 片寄 吉田金彦 「万葉のことばと文学(12)」 『短歌研究』34-8昭52・8 91 かだら 中平解 「カダラ―métathèseの現象」 『日本語』4-3昭39・3 91 かたらう かたらふ 語 北山谿太 「源語・疑義三つ―語らふ・行くへ・大殿油近くて」 『国文学解釈と教材の研究』5-13昭35・11 清水文雄 「古典語ノート〈語る〉から〈語らふ〉へ―〈つれづれ〉の源流」 『国語教育研究』4~6昭37・8~12 小林正治 「〈語らふ〉の一用法について―語義小論」 栃木県高校国研『国語』3昭38・8 前田富祺 ⑨ 91 かたり 語 吉田金彦 「語りと話しの語源」 『世界口承文芸研究』昭54・5 91 ―ごと 柳田国男 『伝説』 昭15・9岩波書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 91 ―つたえ つたへ 柳田国男 昭15・9 91 ―もの 柳田国男 昭15・9 91 かたる 語 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『伝説』 昭15・9岩波書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 清水文雄 「古典語ノート〈語る〉から〈語らふ〉へ―〈つれづれ〉の源流」 『国語教育研究』4~6昭37・8~12 『日本語の歴史2』 昭38・12平凡社 村木新次郎 「動詞文の基本型―〈ハナス〉〈カタル〉〈モウス〉の場合」 『ことばの研究5』昭49・3秀英出版 吉田金彦 「万葉のことばと文学(11)」 『短歌研究』34-7昭52・7 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 土橋寛 「〈カタル〉の語義補稿」 『万葉』106昭56・3 前田富祺 ⑨ 91 かたる 騙 五来重・本田安次・小沢昭一 「〈座談会〉祝う・祈る・呪う、そして騙る―芸能の源流をさぐる」 『言語生活』268昭49・1 91 かたわら 傍 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 91 がち 接尾語 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 91 かちいも 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 91 かちこめ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 91 がちなり 形容動詞 吉田金彦 「品詞分類と語史の研究〈がてら〉〈がてにす〉〈がちなり〉」 『訓点語と訓点資料』54昭49・5 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 92 かちに 柳田国男 『母の毛毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 92 かちょうふうげつ かてうふうげつ 花鳥風月 藤井隆 「御伽草子の本文校訂と難語の解釈―花鳥風月と梵天国に就いて」 愛知大『国文学』3昭29・11 92 かつ 副詞 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 原田芳起 「続上代語彙論ノート―かつ・かつがつ・かてに考」 『樟蔭国文学』6昭29・10=『平安時代文学語彙の研究』昭37・9風間書房 後藤和彦 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈かつ〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 金田一春彦 「副詞〈かつ〉の考」 国学院大『国語研究』31昭46・3 吉田金彦 「万葉のことばと文学(10)」 『短歌研究』34-6昭52・6=『国語意味史序説』昭52・11明治書院 服部一枝 「古今集歌〈かつ見る人に恋ひやわたらむ〉―〈かつ〉の解釈をめぐって」 『中央大学国文』22昭54・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 92 かつお 鰹 鈴木晋一 「たべもの噺4」 『月刊百科』235昭57・5 92 かつがつ 副詞 原田芳起 「続上代語彙論ノート―かつ・かつがつ・かてに考」 『樟蔭国文学』6昭29・10=『平安時代文学語彙の研究』昭37・9風間書房 田島毓堂 「かつがつ考」 『名古屋大学国語国文学』18昭41・6 金田一春彦 「副詞〈かつ〉の考」 『国語研究』31昭46・3 南公子 「〈かつがつ〉について」 『高知女子大国文』10昭49・6 東郷吉男 「副詞〈かつがつ〉の意味」 『国語学会昭和52年春季大会要旨』昭52・5 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 92 ―しきじんひとりだいりへまいれ 小久保崇明 「〈かつかつ式神一人内裏へまいれ〉小考」 『帝京国文』1昭46・6 92 かつぐ 動詞 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・4 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 佐藤茂 「カツグをめぐって―福井県足羽郡美山町の言語調査から」 『福井大学教育学部紀要人文』24昭49-12 本堂寛 「語の意味差と地理的分布―〈かつぐ〉をめぐって」 『佐藻喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 高橋顕志 「カツグ・ニナウ・カクをめぐって」 『都立大方言学会会報』76昭52・7 川本栄一郎 「石川・富山両県における〈かつぐ〉の方言分布とその歴史」 『金沢大教育学部紀要社会人文』29昭56・1 蜂谷清人 ④ 柳田征司 ⑨ →かたぐ・になう 92 かつけい 活計 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録語の用字用語」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6続群書類聚完成会 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 坂詰力治 ⑩ 92 かっこう 恰好 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 92 がっこう 学校 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 92 かつしか 葛飾 鶴久 「地名〈葛飾〉の清濁をめぐって」 『古事記年報』13昭44・12 92 ―のままのてごな 犬飼隆 「かづしかのままのてご(な)」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 92 がっしゅうこく 合衆国 斎藤毅 「合衆国はなぜ合州国と書かないのか」 『参考書誌研究』2昭46・1=『明治のことば』昭52・11講談社 増田富寿 「〈合衆国〉の語義について斎藤毅氏の新研究を読みて」 『早稲田政治経済学雑誌』255昭53・7 92 かっす くわつす 活 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 92 かった 買 柴田武 「言語からみた日本の地域区分」 『地理』7-6昭37古今書院=『方言の世界』昭53・1平凡社 92 かって 勝手 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 遠藤好英 ⑩ 92 かつて 副詞 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 佐竹昭広 「さね・かつて考―万葉語彙」 『国語国文』20-6昭26・8 大坪併治 『訓点語の研究』 昭36・3風間書房 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 毛利正守 「サネ・カツテ再考」 『万葉』102昭54・12 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 93 かって 接続助詞 平岡洋一 「富山方言の接続助詞〈かって〉」 『近畿方言』19昭28・6 93 かってえぼう 遠藤鶴治 「ボイドー・カッテエボー」 『言語生活』84昭33・9 93 かってくる 買来・借来 句 国立国語研究所 『日本言語学地図2』 昭42・4 佐藤亮一 『学研版日本方言地図2』 昭55・4学習研究社 93 がってん 合点 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 照井寛子 ⑨ 93 かつどう 活動 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 93 かつどうしゃしん 活動写真 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 永瀬治郎 ⑨ 93 かっぱ 河童 海林新市 「九州の河童方言」 『放送文化』昭29・7 柳田国男 「河童の話」 『日本民俗学』昭29・9 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 楳垣実 「河童考」 『近畿民俗』25昭34・8 河原宏 「方言からみた〈かっぱ〉」 『信濃』19-10昭42・10 93 かっぽう 割烹 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 93 かっぽこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 93 かっぽじ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 93 かつよう 活用 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 93 かつら 鬘 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 竹内好徳 『ことば随想』 昭49・8海峡の会 93 かつら 桂 佐藤喜代治 「〈楓〉および〈桂〉についての若干の考察」 『倉野憲司先生古稀記念古代文学論集』昭49・9桜楓社 93 ―せん 銭 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 93 カツレツ 田中小実昌 「リレー連載新外来語和解(11)カツレツとコロッケ」 『翻訳の世界』7-8昭57・8 93 かてい 家庭 新村出 「家庭といふ語」 『岡倉先生記念論文集』昭3・12岡倉先生還暦祝賀会=『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 半沢洋子 ⑨ 93 かてうげに 田中重太郎 「枕冊子〈かてうげに〉〈かむてうげに〉考」 『平安文学研究』7昭26・11 93 かでくさ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 93 かてごめ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 93 がてなり 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 93 かてに 連語 原田芳起 「続上代語彙論ノート―かつ・かつがつ・かてに考」 『樟蔭国文学』6昭29・10=『平安時代文学語彙の研究』昭37・9風間書房 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 93 がてに 難 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭38・4有朋堂 93 がてにす 新名登 「ガテニス考」 『国漢研究』昭9・12 吉田金彦 「品詞分類と語史の研究〈がてら〉〈がてにす〉〈がちなり〉」 『訓点語と訓点資料』54昭49・5 93 がてぬ 橋本進吉 『上代語の研究』 昭26・10岩波書店 93 かでのこうじ 勘解由小路 勘解由小路承子 「〈勘解由小路〉考」 『山口国文』4昭56・3 93 がてまし 橋本進吉 『上代語の研究』 昭26・10岩波書店 93 がてら 杉山栄一 「がてら・ながらの文法上の地位」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 阪倉篤義 「〈がてら〉朔源」 『国語国文』18-1昭24・4 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 吉田金彦 「品詞分類と語史の研究〈がてら〉〈がてにす〉〈がちなり〉」 『訓点語と訓点資料』54昭49・5 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 93 がてり 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 94 かど 才 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 94 かど 角 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 94 かどう かどふ 勾引 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 94 かどかどし 形容詞 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 94 かどまつ 門松 新村出 『語源をさぐる1』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 94 かどめく 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 94 カトリック 石井久雄 「和語・漢語のはざまで」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 94 かな 助詞 服部耕石 「哉の研究」 『高瀬』15-9 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 遠藤嘉基 『訓点資料と訓点語の研究』 昭27・3中央図書 小松寿雄 「終助詞かも・かな〈古典語〉な〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 鈴木直治 「〈哉〉〈乎〉〈歟〉〈耶〉の来源について―書経語法礼記(3)」 『金沢大学教養部論集人文』7昭45・3 後藤和彦 「終助詞か・かな・かも・かし・な・も・よ(感動)・ぞ〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 松岡満夫 「切字〈かな〉考」 『表現学論考今井文男教授還暦記念論集』昭51・5 松岡満夫 「続切字〈かな〉考」 『表現研究』25昭52・3 菊川恵三 「人麻呂歌集における〈哉〉の一問題」 『日本文学』28-10昭54・10 94 がな 助詞 堀内武雄 「特殊な助詞の研究」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 山内洋一郎 「終助詞なむ・が・がな・ばや(古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 山内洋一郎 「特集〈が〉〈の〉の徹底研究〈もが〉〈がな〉と〈が〉」 『月刊文法』2-11昭54・9 森田良行 「終助詞な…そ・な(禁止)・ばや・なむ・な・ね・に・が・がな・がも(希望)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 佐藤宣男 「〈がな〉と〈ばや〉」 日本文芸研究会『文芸研究』69昭47・3 佐藤宣男 「助詞〈がな〉の変遷」 『藤女子大学国文学雑誌』13昭48・3 94 かない 家内 ロゲルギスト 「家内?」 『言語』6-4昭52・4 94 かなう 適・叶 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 94 かなえ かなへ 鼎 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 94 かなき 三浦千春 「そゞろ言」 『しがらみ草紙』43明26・4 94 かなくそいも 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 94 かなぐち 金口 盛田嘉徳 「金口考」 『学大国文』10昭41・12 94 かなぐる 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 94 かなしい・かなし 悲・愛 寿岳章子 「多義成立の一考察」 『人文』1昭27・2 北山谿太 「〈つきづきし〉〈かなし〉などについて―徒然草疑義一束」 『国文学解釈と鑑賞』19-3昭29・3 横山英 「かなし(愛し)という語について」 静岡女子短大『紀要』5昭33・12 長江稔 「万葉〈かなし〉考」 『解釈』7-5昭36・5 河野頼人 「万葉集東歌に於ける〈かなし〉の独自性にふれて」 『国文学攷』39昭41・3 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 山口和美 「日本語の語感」 『立教大学日本文学』23昭45・3 柴田良枝 「古本説話集の文章」 『日本語学試論』2昭51・6 吉田金彦 「万葉のことばと文学(3)」 『短歌研究』33-10昭51・10 佐竹昭広 「意味の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 谷村能男 「万葉における〈愛(かな)し〉と〈悲し〉」 『万葉』8昭53・3 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 阪倉篤義 「〈かなし〉の意義」 『春日和男教授退官記念語文論叢』昭53・11桜楓社 松浦照子 「〈かなし〉を中心とする感情形容詞の一考察―源氏物語を資料として」 『国語学研究』18昭53・12 深沢洋子 「形容詞の意味の変遷〈かなし〉とその周辺」 『国文白百合』10昭54・3 村山七郎 『ことばの考古学〈ケヘメ〉の研究』 昭55・2朝日出版社 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 樋口元男 「東歌と相聞―〈かなし〉をめぐって」 『奈良教育大国文研究と教育』4昭55・5 松浦照子 ⑨ 94 ―くおもう・―とおもう 句 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 94 ―け 宮田和一郎 「〈かなしけ〉は東語か」 『国文学解釈と教材の研究』6-8昭36・7 94 ―がる 関一雄 「〈かなしぶ〉〈かなしむ〉〈かなしがる〉小考」 『山口国文』4昭56・3 94 ―ぶ 関一雄 昭56・3 阿部健二 「〈かなしぶ・かなしむ〉攷―今昔物語集を中心に」 『新潟大学国文学会誌』25昭57・2 94 ―む 関一雄 昭56・3 阿部健二 昭57・2 95 がなっ 句 後藤和彦 「九州における可能表現―鹿児島市方言〈~ガナッ〉を中心として」 国学院大『国語研究』36昭48・7 95 かなづかい 仮名遣 永山勇 「〈仮名づかい〉という語をめぐって」 山形大『国語研究』22昭46・7 95 かなづち 金鎚 川本茂雄 ① 95 かなびく 金引 山田俊雄 「真字熟字―熱田本平家物語の文字史的研究の序」 『成城文芸』昭31・7 95 かなへび 金蛇 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 95 かならず 必 武田祐吉 「〈か〉〈かく〉〈かならず〉考」 『コトバ』昭8・8 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 95 ―しも 大坪併治 「〈うったへに〉と〈かならずしも〉」 『国語国文』45-2昭51・2 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 塚原鉄雄 「土佐日記の〈必ずしも〉」 『解釈』23-2昭52・2 森田良行 昭52・10 鈴木丹士郎 「〈かならずしも〉小考」 『専修国文』22昭53・1 95 ―や 森田良行 昭52・10 95 かなり 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 95 ―な 堀内武雄 「正しい文法を考える」 『講座正しい日本語5』昭46・3明治書院 95 ―の 堀内武雄 昭46・3 95 がなる 横田貢 ⑪ 95 かなるま 吉田金彦 「万葉の古語〈かなるま〉について」 『短歌研究』27-2昭45・2 95 かに 今井福次郎 「〈かに〉考」 『国学院雑誌』40-9昭9・9 外村源次郎 「『かに考』を読んで」 『国学院雑誌』40-8昭9・8 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 95 がに 助詞 宮嶋弘 「万葉集の〈がに〉〈がね〉考」 『国語国文』8-6昭13・6 佐伯梅友 「〈がね〉と〈がに〉」 『学苑』14-8昭27・9 堀内武雄 「特殊な助詞の研究―ばし・がに・づつ・がな」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 堀川喜美子 「万葉集の助詞〈がね〉と〈がに〉の性格について」 『実践文学』37昭44・7 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 小倉肇 「助詞〈がに〉の歴史」 国学院大『国語研究』37昭49・3 山田実 『琉球語動詞の形態論的構造』 昭54・2国書刊行会 小倉肇 「助詞〈がに〉の史的変遷」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 95 かにかくに 佐藤宣男 ⑪ 95 かにもり 蟹守 根岸謙之助 「蟹守考」 『日本文学』22-3昭68・3 95 かねる・かぬ 兼 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 95 かぬか 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 95 かぬち 鍛冶 中川芳雄 「かぬち(鍛冶)語源」 『国学院雑誌』61-4昭35・4 96 かね 不勝 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭38・4有朋堂 96 かね 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 96 がね 助詞 宮嶋弘 「万葉集の〈がに〉〈がね〉考」 『国語国文』8-6昭13・6 佐伯梅友 「〈がね〉と〈がに〉」 『学苑』14-8昭27・9 片山武 「万葉集の〈がね〉について」 『愛知大学国文学』6昭40・2 井手至 「終助詞は・に・ね・がね〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 堀川喜美子 「万葉集の助詞〈がね〉と〈がに〉の性格について」 『実践文学』37昭44・7 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 小倉肇 「助詞〈がに〉の史的変遷―〈がね〉〈べし〉との交渉をめぐって」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 山田実 『琉球語動詞の形態論的構造』 昭54・2国書刊行会 96 かねがね 予予 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 96 かねこおり 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 96 かねて 予 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 96 かねのかみのひ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 96 かねもち 金持 橘正一 「金持の方言」 『国語教育』20-6昭10・6 96 かねる 補助動詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 96 がの 連語 坪井忠二 「〈がの〉〈をの〉」 『言語生活』88昭34・1 96 かのう 加納 坂本賞二 「日本文化の窓21」 『月刊百科』228昭56・10 96 かのじょ 彼女 広田栄太郎 「〈彼女〉という語の誕生と成長」 『国語と国文学』30-2昭28・2=『近代訳語考』昭44・8東京堂 奥村恒哉 「代名詞〈彼・彼女・彼等〉等の考察」 『国語国文』23-11昭29・11 奥村恒哉 「代名詞〈彼・彼女・彼等〉の研究」 『文学史研究』8昭32・12 石川湧 「彼女そのほか」 『言語生活』189昭42・6 見坊豪紀 「カノジョの用例と用法」 『言語生活』195昭42・12 松山義夫 「彼女」 滋賀県高校国教研『会誌』43昭44・8 井田好治 「訳語〈彼女〉の出現と漱石の文体」 『英学史研究』1昭44・12 見坊豪紀 『辞書と日本語』 昭52・11玉川大出版会 鈴木孝夫 「対称詞としての〈彼〉と〈彼女〉」 『慶応大言語文化研究所紀要』9昭52・12 沢村文雄 「kareとkanojoについて英語教育の立場からの一考察」 『園田学園女子大論文集』14昭54・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 柳父章 『翻訳語成立事情』 昭57・4岩波書店 96 かのみ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 96 かばざくら 樺桜 石田穣二 「かばざくら私記」 『文学論藻』35昭42・3 96 かばね 屍 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 96 がはやいか 句 水谷修 「~やいなや・~が早いか・~とともに」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 96 かばん 鞄 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 96 かび 鹿火・蚊火・香火 阪口保 「鹿火と蚊火と香火―万葉集における三つのカビ」 『神戸山手女短大紀要』17昭49・12 96 カフェー 名和青朗 「〈バー〉と〈カフェー〉」 『言語生活』167昭40・8 96 かぶき 歌舞伎 折口信夫 『折口信夫日本芸能史ノート』 昭32・6中央公論社 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 96 かぶさる 被 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 96 かぶしき 株式 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 谷村裕 「株式縁起譚―株式という名の起り」 『ファイナンス』昭52・10 96 かぶす 桂井和雄 「カブス・アベ覚書」 『土佐方言』10昭40・9 96 かぶせる 被 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 田村公男 「おおう・かぶせる」 『日本語研究』3昭55・10 97 かぶち 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 97 かぶつくまひにはあてず 馬田義雄 「記紀歌謡私記四―〈加夫都久麻肥邇波阿弖受〉考」 和歌山大『学芸学部紀要』8昭33・3 97 かぶら 蕪菁 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 97 かぶりつき てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 97 かぶる マツサカ・タダノリ 「〈かぶる〉と〈きる〉」 『教育手帳』昭29・9 楳垣実 「比較語学サロン―帽子はカブル靴はハク」 『英語教育』9-12昭36・3 堀場千鶴子 「あびる・かぶる(きる)」 『日本語研究』1昭53・3 酒井恵美子 「きる・かぶる・はく」 『日本語研究』4昭56・12 97 かへい 貨幣 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 97 かほう 果報 佐竹昭広 「意味の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 97 かぼちゃ 南瓜 橘正一 「南瓜の方言」 『外来語研究』2-3 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 篠田統 「うり物語」 石毛直道・大塚滋・篠田統『食物誌』昭50・7中央公論社 広戸惇 「南瓜の方言の年輪―中国地方五県言語地図の解釈から」 『日本方言研究会第25回研究発表会発表原稿集』昭52・10 柴田武 『方言の世界』 昭53・1平凡社 沢木幹栄 「物とことば―かぼちゃ(南瓜)」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 小林隆 ⑨ 97 かま 釜 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 97 かまう 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 97 かまきり 蟷螂 佐藤清明 「全国カマキリ方言集成」 『岡山文化資料』昭6・3 杉山正世 「愛媛県に於ける燕と蟷螂の異称」 『いよのことば』昭6・12 佐藤清明 「全国の蟷螂方言名彙」 『方言』2-7昭7・7 日野巌 「宮崎県蟷螂方言集」 『方言』2-10昭7・10 東条操 「関東に於ける蟷螂の土語」 『国語と国文学』15-12昭13・12 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 河原宏 「〈かまきり〉の方言の系統とその分布(一)」 『信濃』7-1昭30・1 岡崎有鄰 「高知県における〈かまきり〉の方言分布」 『幡多方言』2昭31 徳川宗賢 「〈カマキリ〉の方言分布を解釈する―糸魚川・青海方言調査報告7」 『ことばの研究』1昭34・2秀英出版 琉大方言研究クラブ 『琉球方言における〈おたまじゃくし・やぎ・かまきり・めだか〉の地域的分布』 昭40・1 神部宏泰 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について」 『方言研究年報』8昭41・3 大橋勝男 「関東地方域の〈かまきり〉の方言事象にみられる造語(―命名)法」 『国文学攷』55昭46・2 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 谷口信雄・玉野直樹 「〈カマキリ〉と〈トカゲ〉」 『日本方言研究会第15回研究発表会原稿集』昭47・10日本方言研究会 松岡靖之 「兵庫県北西但馬語彙について―かまきり」 『郷言』8昭47・12 上野勇 「赤城南麓のかまきり方言」 『上毛民俗』43昭49・12 広戸惇 「かまきり考」 『京都家政短大研究紀要』14昭50・12 坂本真理子 「南関東における蟷螂・蜥蜴の語形交替の発生」 『学習院大国語国文学会誌』19昭50・12 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 上野勇 「かまきりの方言」 『上州路』6-10昭54・10 下野雅昭 ⑨ →とうろう 97 かまく 吉田金彦 「万葉のことばと文学(5)」 『短歌研究』34-1昭52・1 97 かまくび 鎌首 佐藤暢男 「兵庫県北西但馬語彙について―蛇・蝮・どくろ・かまくび」 『郷言』8昭47・12 97 かまけり 吉田金彦 「万葉のことばと文学(5)」 『短歌研究』34-1昭52・1 98 かまたて 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 98 かまど 竈 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 岡田岩吉 「囲炉裏・竈・薪の語彙とその考察」 『山口大学教育学部研究論叢』17-1昭43・3 98 かまとと 前田勇 「カマトトという語」 『言語生活』95昭34・8 98 かまびすし 喧 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 鈴木丹士郎 「〈かまびすし〉の活用とその意味」 『国語学』62昭40・9 98 がまん 我慢 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 樋口修子 「〈我慢〉の意味変化」 『金城国文』58昭57・3 鈴木則郎 ⑨ 98 かみ 上 鏡味明克 「東海地方の〈カミ・シモ〉の意味構造について」 『三重県方言』20昭40・12 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 井上史雄 「カミ・シモのつく地名」 『言語生活』177昭41・6 渡部昇一 「〈神〉と〈上〉の語源について」 『言語』4-4昭50・4 清水正 「〈神〉と〈上〉―語源論争を読んで」 『言語』4-8昭50・8 98 かみ 紙 中島利夫 「紙の語源説」 『滋賀県立短大雑誌』1-1昭26・3 新村出 『新村出全集4』 昭46・9筑摩書房 98 かみ 神 森本健吉 「万葉集神・神さび考」 『文学』2-7昭9・7 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 平井直房 「カミ(神)の語源と意味―D・C・ホルトム博士の所説をめぐって」 『国学院雑誌』60-8昭34・8 溝口睦子 「記紀神話解釈の一つのこころみ(中の2)」 『文学』42-4昭49・4 渡部昇一 「〈神〉と〈上〉の語源について」 『言語』4-4昭50・4 清水正 「〈神〉と〈上〉―語源論争を読んで」 『言語』4-8昭50・8 森田敏 「ひと(人)・かそ(父)・おや(親・祖)―付けたりオニモノ・タマ・カミについて」 『万葉』93昭51・12 梅沢伊勢三 「古事記及び日本書紀における個体尊称(カミ・ミコト)の実態(序説)」 『国学院雑誌』82-11昭56・11 佐藤喜代治 ① 阪倉篤義 ② 98 かみ 髪 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 中村隆彦 「〈髪〉語源考」 『旭川工業高専研究報告』13昭51・3 98 かみあがる 伊藤雅光 「カミアガル・カムサル等の語の待遇基準―日本書紀古訓を中心にして」 『国語学会昭和55年秋季大会発表要旨』昭55・10 98 かみさび 森本健吉 「万葉集〈神・神さび〉考」 『文学』2-7昭9・7 98 かみさま 上様 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 98 かみぞうすい 紙雑炊 鈴木晋一 「たべもの噺5」 『月刊百科』236昭57-6 98 かみなつき 神無月 阪口保 「かみなつき考」 『神戸外大論叢』9-1昭33・9 98 かみなり 雷 橘正一 「雷と夕立の方言」 『国語教育』19-8昭9-8 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 太田有多子 「尾張と東濃の境界地域における言語地理学的研究―〈夕立〉と〈雷〉の方言分布」 『椙山国文学』3昭54-2 上野勇 「風と雷の方言」 『上州路』7-6昭55-6 鎌田良二 「兵庫県佐用郡方言の〈夕立・雷・稲妻〉について―同類同形態の問題」 『甲南女子大学研究紀要』18昭57・3 98 かみのさきさぬのわたりに 一木一郎 「〈神之埼狭野乃渡〓〉私考」 『中央大学国文』16昭48・3 98 かみむすひ 井上実 「出雲風土記の〈カミムスヒ〉の問題」 『武庫川女子大学紀要』20-21昭48・11 98 かむ 可牟・上 森山隆 「万葉集東歌に見える〈可牟〉の語形について―東歌・防人歌の音韻的環境―」 『文学論輯』17昭45・3 98 かむ 吉田金彦 「語源と語彙史―〈かむ〉〈かんがふ〉〈がふ〉を追う」 『大坪併治教授退官記念国語史論集』昭51・5表現社 榊真佐子 「くう・のむ・かむ」 『日本語研究』1昭53・3 98 がむ 接尾語 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 99 かむさる 伊藤雅光 「カミアガル・カムサル等の語の待遇基準―日本書紀古訓を中心にして」 『国語学会昭和55年秋季大会発表要旨』昭55・10 99 かむしだ 後藤利雄 「東歌の〈可牟思太〉〈可牟能祢〉について」 『万葉』47昭38・4 99 かむちょうげに かむてうげに 田中重太郎 「枕冊子〈かてうげに〉〈かむてうげに〉考」 『平安文学研究』7昭26・11 99 かむなび 神奈備 安藤正次 『古典と古語』 昭10・6三省堂=『安藤正次著作集5』昭49・4雄山閣 池田弥三郎 「かむなび私考」 『文学』33-12昭40・12 99 かむのね 後藤利雄 「東歌の〈可牟思太〉〈可牟能祢〉について」 『万葉』47昭38・4 99 かむろき 神漏岐 安藤正次 『安藤正次著作集5』 昭49・4雄山閣 99 かめ 亀 水原秋桜子 「亀・蛇・上龍」 『小説新潮』4-9昭25・9 長田夏樹 「東雅臆度抄(1)」 『水門』2昭38・9 99 かめのこう 福島邦道 「遊仙窟の〈玳瑁〉の訓について」 『訓点語と訓点資料』32昭41・2 99 かも 助詞 吉沢義則 『国語国文の研究』 昭2・4岩波書店 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 鶴久 「已然形に承接して反語を表はす〈かも〉」 『語文研究』18昭39・8 酒井秀夫 「万葉集の〈か〉〈かも〉」 『金城学院大学論集』9昭40・9 小松寿雄 「終助詞かも・かな(古典語〉な〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 後藤和彦 「助詞か・かな・かも・かし・な・も・よ(感動)ぞ〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 外山映次 「係助詞ぞ・なむ・こそ・や(やは・やも)・か(かは・かも)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 稲村徳 「係り結びの生態―か(かは・かも)」 『月刊文法』3-5昭46・3 児山敬一 「間投助詞の〈も〉と〈かも〉」 『文芸心』150昭46・9 児山敬一 「〈かも〉から〈やも〉を見る」 『文芸心』153昭47・3 99 がも 助詞 森田良行 「終助詞な~そ・な(禁止)・ばせ・なむ・な・ね・に・が・かな・がも(希望)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 99 かもがわ 鴨川 新村出 「鴨川考」 『万葉』2昭27・1=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 99 かもじ 髢 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・明治書院 99 かもしれない 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 99 がもも 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 99 かやすし 易 村山綾子 「源氏物語における〈かやすし〉について」 『高知女子大国文』11昭50・12 99 かやつりぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 99 かゆ 粥 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5 小林隆 ⑪ 99 かゆき・かくゆき 佐藤宣男 ⑪ 99 かよう 通 藤川照三 「〈似る〉〈通ふ〉〈おぼゆ〉―宇治十帖を中心として」 『河』5昭48・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 99 かようなり かやうなり 斯様 小久保崇明 「〈かやうなり〉の活用について」 『解釈』24-4昭53・4 99 かよりあわば 橋本四郎 「かより合はば―接頭語と指示副詞と」 『女子大国文』20昭36・2 99 から 助詞 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 永野賢 「〈から〉と〈ので〉はどう違うか」 『国語と国文学』29-2昭27・2=『伝達論にもとづく日本語文法の研究』昭45・5東京堂=『日本の言語学4』昭54・7大修館 大野晋 「〈カラ〉と〈カラニ〉の古い意味について」 『金田一博士古稀記念言語民俗論叢』昭28・5三省堂 「〈より〉と〈から〉」 『ことば』昭28・8 吉川泰雄 「接続助詞〈から〉と慣用語〈からは〉」 国学院大『国語研究』3昭30・7 石垣謙二 『助詞の歴史的研究』 昭30・11岩波書店 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 山雲朝子 「中世の接続助詞〈から〉についての一問題―毎月抄の文章と徒然草十二段の解釈にふれて」 『未定稿』6昭34・4 山田瑩徹 「格助詞〈カラ〉の一用法について」 『りてらえやぽにかえ』4昭35・12 塚原鉄雄 「〈から〉の語源―栗原説への疑問から」 『日本上古史研究』7-4昭38・4 浅見徹 「どう違うか―カラとノデ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 西原一栄 「鳥取方言の〈から〉について―学力調査にも誤答を招く異例の用法」 鳥取県教研『研究紀要』15昭39・10 小原謙一 「より・から考」 『言語生活』163昭40・4 尾関毅 「日本語の〈から〉をどのようにドイツ語に訳すか」 『人文研究』16-9昭40・10 工藤誠 「歌謡曲(歌詞)の発想の一現象―〈から〉〈だから〉について」 『文学論藻』32昭40・11 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 奥津敬一郎 「〈マデ〉〈マデニ〉〈カラ〉―順序助詞を中心として」 『日本語教育』9昭41・12 山口明穂 「接続助詞ものから・ものゆゑ・ものの〈古典語〉ものを〈古典語・現代語〉から・ので(現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 倉持保男 「格助詞より・から〈古典語・現代語〉(付)よ・ゆ・ゆり」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 山内洋一郎 「接続助詞が・に・を・ものから・ものの・ものを〈から〉〈ので〉〈のに〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 国田百合子 「格助詞より・から・よ・ゆ・ゆり・にて〈で〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 小杉商一 「起点を示す〈より〉と〈から〉と」 『国学院雑誌』72-11昭46・11 太田孝一郎 「室町時代口語資料における助詞について―格助詞〈より〉と〈から〉をめぐって」 山形大『国語研究』23昭48・3 仁田義雄 「連語〈名詞+カラ+用言〉について―グラマティカルな連語になる条件の考察を中心にして」 『国語国文』42-7昭48・7=『語彙論的統語論』昭55・3明治書院 Tawa, Wako “On kara and no de” 『日本語教育』24昭49・8 松村明他 『シンポジウム日本語1』 昭50・10学生社 愛宕八郎康隆 「肥前長崎地方の〈カラ〉助詞」 『長崎大教育学部人文科学研究報告』26昭52・3 吉川泰雄 『近代語誌』 昭52・3角川書店 小矢野哲夫 「起点格と〈から〉」 『国語学研究』16昭52・6 吉井量人 「近代東京語因果関係表現の通時的考察―〈から〉と〈ので〉を中心として」 『国語学』110昭52・9 鎌田良二 「起点助詞〈から〉について」 『国学院雑誌』78-11昭52・11 森田良行 「日本語の論理性ということ―〈て〉〈から〉の表す情意と論理」 『本』3-2昭53・2 上野智子 「長崎県西彼杵半島方言の接続助詞―〈から〉〈けれども〉について」 『日本方言研究会第27回研究発表会発表原稿集(熊本大)』昭53・10=『広島大学文学部紀要』39昭54・12 永井啓子 「言葉のしつけ―〈より〉と〈から〉」 『教室の窓中学国語』221昭54・1 鎌田良二 『兵庫県方言文法の研究』 昭54・2桜楓社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 三井昭子 「接続助詞〈から〉と〈ので〉について」 現代日本語研究会『ことば』1昭55・12 花田二徳 「〈から〉と〈ので〉」 『日本語』21-9昭56・11 山口佳也 「〈~から〉と〈~ので〉のかかり先について」 早大『国文学研究』77昭57・6 100 から 名詞 宮地敦子 「遺体に関する語彙の変遷〈かばね〉〈から〉〈なきがら〉など」 『国語と国文学』55-5昭53・5=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院 100 がら 柄 山形綾子 「〈品〉と〈柄〉と」 王朝文学協会編『王朝6』昭48・4中央図書 100 からい 辛 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 柴田武 『方言の世界』 昭53・1平凡社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 長尾勇 「五味考―味覚用語の変遷と分布」 日大『語文』55昭57・7 101 からかう からかふ 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 池上秋彦 ⑩ 101 からきし 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 101 からくに 韓国 中西健二 「浜松中納言物語の〈もろこし〉〈からくに〉試論」 『水門』11昭53・8 101 からくり 絡繰 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 青木国夫 「特集・職人のことば〈なんば〉と〈からくり〉」 『言語』6-4昭55・4 101 からし 芥子 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林=『湯沢幸吉郎著作集2』勉誠社 101 がらす 藤原与一 「備後バーバー安芸ガラス広島ガラスで茶が煮えん―中国地方の方言風土」 『放送文化』21-12昭41・12 101 からすがほゆる 烏吠 柳田征司 「烏ガ吠ユル」 『愛媛国文と教育』3昭46・6 101 からだ 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 101 からつもの 唐津物 浜田数義 「方言による文化交流経路の一考察―〈カラツモノ〉について」 『日本文学研究』2昭32・12 沢木幹栄 「物とことば〈せともの(陶磁器)〉―名称と商圏」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 101 からで 句 丸山庸 「藤村(島崎)の文末表現〈…からで〉について(1)」 『ことばとくらし』2昭48・7 101 からである 句 片村恒雄 「〈のである〉と〈からである〉―小説における理由表現をめぐって」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 101 からに 句 大野晋 「〈カラ〉と〈カラニ〉の古い意味について」 『金田一博士古稀記念言語民俗論叢』昭28・5三省堂 東秀吉 「現代語〈からに〉について」 九大国文学会『語文研究』2昭30・5 101 からば 山本康裕 「〈クハ〉と〈カラバ〉について」 『文学史研究』11昭45・10 101 からふと 樺太 植地南郎 「千島と樺太の地名」 『NHK放送文化』10-12昭30・12 101 からむ・からまる 絡 加藤久雄 「こんがらかる・もつれる・からむ・からまる・からみつく」 『日本語研究』1昭53・3 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 101 からみつく 加藤久雄 昭53・3 101 か…らむ 井上富蔵 「万葉集における〈係助詞か…らむ〉と〈係助詞や…らむ〉」 『就実論叢』4昭49・9 101 からは 吉川泰雄 「接続助詞〈から〉と慣用語〈からは〉」 国学院大『国語研究』3昭30・7 吉川泰雄 『近代語誌』 昭52・3角川書店 101 かり 雁 寿岳章子 「辞書のはなし(34)〈雁〉について」 『三省堂ぶっくれっと』38昭57・3 101 ―のこのはだち 木葉立 榊原邦彦 『平安語彙論考』 昭57・11教育出版センター 101 かりお かりほ 仮庵 木村徳国 「7・8世紀におけるイホ・カリホ・イホリ」 『日本建築学会論文報告集』248昭51・10 101 ―のいお のいほ 森昇一 「〈かりほのいほ〉攷」 『野州国文学』14昭49・11 101 かりがね 雁金 佐伯梅友 「かりがね―源氏物語註釈(8)」 『国文学解釈と鑑賞』19-1昭29・1 101 かりこ 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 101 かりこと 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 101 かりに 仮 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 101 かりる 借 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 蜂谷清人 「天正狂言本における語法の一考察―東国語的特徴に関する問題を中心に」 『共立女子大学紀要』17昭46・5=『狂言台本の国語学的研究』昭52・12笠間書院 迫野虔徳 「東国文献と言語指標―天正狂言本における〈借りる〉をめぐって」 『北九州大学文学部紀要』7昭46・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国立国語研究所 「貸す・借りる・かってくる」 柴田武他編『日本の言語学6』昭53・10大修館 102 がる 接尾語 東辻保和 「接尾辞〈がる〉〈ぶ・む〉の語彙論的考察」 『国文学攷』64昭49・6 春日和男 「万葉集と存在詞―上代の形容動詞とガル語尾」 『武蔵野文学』22昭49・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 関一雄 「接尾辞〈ぶ〉〈む〉・〈めく〉〈だつ〉・〈がる〉の消長(1)」 『山口大学文学会誌』30昭54・11 関一雄 「接尾語〈ぶ〉〈む〉・〈めく〉〈だつ〉・〈がる〉の消長(2)」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・5大修館 102 かるい 軽 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 102 かるがる 軽々 森田良行 昭52・10 102 かるいざわ 軽井沢 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 102 かるう かるふ 担 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 102 かるこ 軽子 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 102 かるがゆえに かるがゆゑに 句 木坂基 「心学の文章と接続詞カルガユヱニからソコデまで」 『山口女子大国文』1昭54・8 102 カルタ 新村出 『南蛮更紗』 大正13・12改造社=『新村出全集5』昭26・2筑摩書房 楳垣実 「カルタ用語考」 『帝塚山学院短大研究年報』12昭39・12 102 カルメラ 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 102 かれ 彼 大石初太郎 「言語発表における相手としての〈あなた〉と〈かれ〉」 『言語生活』5昭26・8 柳田国男 『なぞとことわざ』 昭27・10筑摩書房=『定本柳田国男集21』昭37・12 奥村恒哉 「代名詞〈彼・彼女・彼等〉等の考察」 『国語・国文』23-11昭29・11 奥村恒哉 「代名詞〈彼・彼女・彼等〉の研究」 『文学史研究』8昭32・12 橋本四郎 「万葉の〈彼〉」 『女子大国文』28昭38・2 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 柳父章 『翻訳とはなにか』 昭51・8法大出版局 森賀美佐子 「風土記における〈爾〉と〈彼〉について」 『愛文』12昭51・9 鈴木孝夫 「対称詞としての〈彼〉と〈彼女〉」 『慶応大言語文化研究所紀要』9昭52・12 片村恒雄 「芥川竜之介の『忠義』における〈彼〉の用法」 『水門』11昭53・8 沢村文雄 「kareとkanojoについて英語教育の立場からの一考察」 『園田学園女子大論文集』14昭54・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 堀口和吉 「代名詞〈カレ〉をめぐって」 『山辺道』26昭57・3 柳父章 『翻訳語成立事情』 昭57・4岩波書店 102 ―し 氏 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 102 ―はうれしい 森田良行 「〈彼はうれしい〉はどこが病気か」 『言語』10-9昭56・9 102 ―ら 等 奥村恒哉 昭29・11、32・12 102 かれ 故 大坪併治 「カレとソヱニ―訓点語を中心に」 『国語学』91昭47・12 102 かれい 魚名 室山敏昭 ⑧ 102 カレーライス 飛田良文 「大衆社会の受け入れ方―食べ物の外来語」 『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 →ライスカレー 102 かれる 枯 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 102 かろうじて 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 102 かろがろし 軽々 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 102 かろやか 軽 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 102 かわ かは 外山映次 「特集・日本語における助詞の機能と解釈係助詞ぞ・なむ・こそ・や(やは・やも)・か(かは・かも)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 稲村徳 「特集・係り結び係り結びの生態―か(かは・かも)」 『月刊文法』3-5昭46・3 102 かわ かは 皮 →ひ 102 がわ 側 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 102 かわいい かはいい 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9 布野良郎 「〈カハイイ〉と〈イトシイ〉―近松の世話物浄瑠璃の場合」 大阪大『語文』30昭47・12 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 加藤正信 「江戸時代以降の仙台方言語史」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 102 かわいそう かはいさう 小林好日 昭25・11 103 かわいらしい 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 103 かわかす 乾 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 河野裕子 「特集・類義語の意味論的研究かわかす・ほす」 『日本語研究』5昭57・12 103 かわきり 皮切 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 103 かわさら 皮― 川原信 「〈かわさら〉さん」 『言語生活』66昭32・3 103 かわざんよう 皮算用 新村出 「皮算用考」 『文芸春秋』30-4昭27・3=『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 103 かわす 交 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 103 かわず かはず 蛙 沢瀉久孝 「万葉集選歌」 『国語国文』1-3昭6・12 亀井孝 「〈ツル〉と〈イト〉」 『国語学』16昭29・3 浅野信 「〈蛙〉景物考―〈かへる〉〈かはづ〉〈井の中の蛙〉」 『国学院雑誌』82-5昭56・2 浅野信 『俳諧の語意と文法』 昭51・3桜楓社 103 かわせ かはせ 為替 渡部万蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12万里閣書房 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 剣持隼一郎 「古文書の中のことば」 『柏崎・刈羽』6昭53・5 103 かわせみ 川蝉・翡翠 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 103 かわだちはかわではてる 句 前田金五郎 「近世語雑考」 山田忠雄編『本邦辞書史論叢』昭42・2三省堂 103 かわたれ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 103 かわち 河内 蔵中進 「〈カフチ〉考―〈河内〉と〈開中〉」 『島田勇雄先生退官記念ことばの論文集』昭50・3前田書店 103 かわってもらう 替貰 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 103 かわつるみ かはつるみ 福島邦道 「方言語彙研究に対する語史の一寄与」 『国語学』87昭46・12 103 かわひらこ かはひらこ こまつ・ひでお 「ことばの追跡―蝶・カハヒラコ・テフテフ」 『辞書』昭43 103 かわゆし かはゆし 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 103 かわや 厠 小野勝年 「漢字〈圂〉と〈厠〉について」 『民族学研究』15-3昭26・3 103 かわる かはる 変・替・代 大岩正仲 「かへる・かはる考」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 佐藤孝 「〈変な人〉と〈変った人〉」 『日本語』5-5昭40・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 堀場千鶴子 「かわる・変化する・ばける」 『日本語研究』2昭54・7 103 かん 干・旱 藤井茂利 「日本書紀にみえる朝鮮系音仮名―漢字〈旱〉〈干〉の用法について」 『東海大学紀要(文学部)』13昭45・3 103 かん 官 野村忠夫 「律令法における〈官〉と〈職〉」 『金城国文』19-2昭48・3 103 かん 勘 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 103 かん 感 中村保男 「類義語・多義語(14)」 『翻訳の世界』5-1昭55・1 103 かん 環 「土星をめぐる〈輪〉と〈環〉」 『放送文化』35-7昭55・7 103 かん 巻 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 103 かん 缶 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 103 かんおん 漢音 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 103 かんがい 灌漑 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 103 かんかち 柳田国男 『一目小僧その他』 昭9・7小山書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 103 かんがえる 考 氏家洋子 「日本語にみる過程構造―〈考える〉から言語をみる」 『国語学会創立30周年記念昭和49年春季大会発表要旨』昭49・5 大野晋 『日本語の世界」 昭51・10朝日新聞社 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 103 ―ておく 金山宣夫 「辞書にない意味(4)」 『英語教育』27-4昭53・7 104 かんかく 感覚 斎藤倫明 ⑨ 104 かんからかん 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 104 かんきょう 環境 荒尾禎秀 ⑨ 104 かんけい 関係 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 104 がんこ 頑固 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 104 がんごうじ 元興寺 鈴木博 「ガゴウジ元興寺説を否定する」 『国文学攷』80昭53・12 104 かんごく 監獄 渡部万蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12万里閣書房 104 かんころ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 104 かんざし 髪状 石川徹 「平安文学語意考証(8)」 『平安文学研究』27昭36・12 104 かんさつ 観察 高野繁男 ⑨ 104 かんじ 漢字 大塚邦松 「漢字の呼称を廃止せよ」 『国語国字』84昭49・10 104 かんしゅう 慣習 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 104 かんしょ 甘藷 橘正一 「甘藷の全国方言」 『外来語研究』4-1 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 市井外喜子 「〈甘藷〉について」 『大東文化大紀要人文科学』20昭57・3 104 かんじょう 勘定 斎藤秀一 「勘定からカンジョへ―山形県東田川郡川深村の方言の一つの考察」 『国語研究(仙台)』8-7昭15・7 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 104 かんしょう 環象 荒尾禎秀 ⑨ 104 がんじょう 頑丈 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 104 かんしょく 感触 斎藤倫明 ⑨ 104 かんしょく 間食 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 104 かんじる・かんずる・かんず 感 中村通夫 「〈感じる〉と〈感ずる〉」 『NHK国語講座』昭32・1宝文館 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 岩下裕一 「修飾格助詞と動詞語義の相関について―〈感ず〉に於ける〈を〉格と〈に〉格の場合」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 104 かんしん 甘心 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的考察』 昭46・11明治書院 104 かんしん 感心 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 104 かんじん 肝心 曾田文雄 「〈心肝〉〈肝心〉小考」 『滋賀大国文』1昭39・2 104 かんず 観 岩下裕一 「語義の振幅―〈案ず〉と〈観ず〉」 『昭和学院短大紀要』14昭53・3 岩下裕一 「語義の振幅再考―〈案ず〉と〈観ず〉の術語性をめぐって」 『昭和学院短大紀要』15昭54・3 104 がんす 河野亮 「ガンス略説」 『言語生活』53昭31・2 河野亮 「広島のガンスをめぐって」 『音声学会会報』122昭41・8 藤原与一 「備後バーバー安芸ガラス広島ガンスで茶が煮えん―中国地方の方言風土」 『放送文化』21-12昭41・12 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 104 かんずけ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 104 かんせい 感性 進藤咲子 「知性・理性・感性」 『高校通信国語』49昭41・12 104 かんぜんちょうあく 勧善懲悪 北住敏夫 『日本の文芸意識』 昭35・10桜楓社 104 かんぞ 柳田国男 『方言と昔』 昭25・11朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 104 かんたい くわんたい 緩怠 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 105 かんだいこ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 105 かんたまくら 中平解 「方言の教室(55)カンタマクラとネコノスイコギ」 『民間伝承』30-3昭41・9 105 かんたん 簡単 鈴木丹士郎 「〈簡単〉と〈単簡〉と」 『専修大人文科学研究所月報』18昭46・5 鈴木丹士郎 「〈簡単〉と〈単簡〉と続稿」 『専修大人文科学研究所月報』3233昭49・2 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 松井利彦 「〈簡単〉〈明確〉の周辺」 『国語国文』50-5昭56・5 105 かんちょう かんてう 官牒 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 105 カンテラ 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 105 かんどう 間道 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 105 かんどう かんだう 勘当 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 105 かんとう くわんとう 款冬 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 105 ―をのむ 飲 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 105 かんにたえない 句 中川芳雄 「〈感にたへた〉と〈感にたへない〉」 『静岡女子大学研究紀要』3昭45・3 105 かんにん カスガ・マサハル 「〈カンニン〉4モジ」 『カナノヒカリ』昭28・6 105 かんぬし 神主 橘正一 「神主の方言」 『国学院雑誌』9-2昭9・2 橘正一 「神主の方言資料」 『国学院雑誌』9-3昭9・3 105 かんねん くわんねん 観念 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 片野達郎 ⑨ 105 かんのう くわんのう 官能 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 105 がんばり 頑張 新村出 「頑張考」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 105 かんぱん 簡判 松下史生 「〈カンパン〉〈簡判〉の字感と語感」 『日本語』21-1昭56・1 105 かんぴょう 干瓢 柄沢衛 「俚言集覧にみえる〈干瓢〉の記載について」 『解釈』28-7昭57・7 105 かんぴょういおう 寛平以往 福田秀一 「寛平以往の語義」 『解釈』14-8昭43・8 105 かんぷら 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 105 がんぶろ 雁風呂 佐々木清光 「〈雁風呂〉考」 『月刊百科』238昭57・8 105 かんぶん 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 105 がんぼ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 105 がんぼうじ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 105 かんぼく 看品 浜田敦 「捷解新語とその改修本」 『国文学攷』30昭38・7 105 かんめいさせる 感銘 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 105 かんみ 感味 松井栄一 『国語辞典にない語』 昭58・4南雲堂 105 がんもどき てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 川本栄一郎 「富山県庄川流域における〈がんもどき〉の方言分布とその解釈」 『金沢大学語学文学研究』4昭48・10 川本栄一郎 「富山・石川・福井三県における〈がんもどき〉の方言分布とその歴史」 『金沢大教育学部紀要人文社会』26昭53・1 105 がんもも 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 105 かんらく くわんらく 歓楽 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 105 かんらく 勘落 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 105 かんり 官吏 渡部万蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12万里閣書房 106 き 城 森重敏 「き(城)ひ(樋)み(箕)について」 『叙説』昭54・4 106 き 黄 藤原明 「日本語の色彩名の起源―青(藍)・黒・白・黄・緑・赤」 『近畿大教養部研究紀要』10-2昭53 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 106 き 岐 丸山林平 「古事記における〈岐〉の音について」 『解釈』4-1昭33・1 106 き 気 中井正一 「気(け・き)の日本語としての変遷」 『帝国学士院紀事』5-1昭22・3 三枝博音 「日本文学における〈気〉の研究」 『文学』26-10昭33・10 板坂元 「日本語の生態―タブー・気・なまじ・いっそ・どうせ・せめて・自発―」 『国文学解釈と鑑賞』35-4~12昭45・4~10 赤塚行雄 「〈気(き)〉と〈気(け)〉の違いについて」 『言語』261昭48・6 赤塚行雄 「〈気〉の文芸社会学的考察」 『言語生活』264昭48・9 三浦勇二 「〈気〉の字の内容―意味と読みとの関係」 『言語』4-12昭50・12 宮本忠雄 「ことばのことば気と雰囲気」 『言語』9-11昭55・11) 106 ―にしない 金山宣夫 「辞書にない意味(6)気にしない」 『英語教育』27-6昭53・9 106 き 己 佐伯梅友 「万葉集の〈己〉の字の訓について」 『文学』1-6昭8・9=『万葉語研究』昭13・10文学社 弥富破摩雄 「〈己父爾〉〈己之父〉の〈己〉の訓義」 『奈良文化』24昭8・6 106 き 帰 古賀精一 「古事記・日本書紀の用字―依・帰・因・由について」 『言語と文芸』83昭51・9 106 き 規 野口三千三 「〈規・則・矩〉というコトバ」 『時の法令』999昭53・4 106 き 機 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 106 き 助動詞 今泉忠義 「助動詞〈き〉の活用形〈し〉の考」 『国学院雑誌』昭5・10 今泉忠義 「助動詞〈き〉の連体形」 『金沢博士還暦記念東洋語学乃研究』昭7・12三省堂 島田勇雄 「口語資料としての日蓮上人遺文から―〈き〉について」 『国文論叢』2-1昭29・11 浅野信 「いわゆる過去の助動詞―〈き〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 小路一光 「〈き〉及び〈けり〉の用法―万葉集語法ノート」 『国文学研究』25昭37・3 桜井茂治 「回想の助動詞〈き〉と連体形〈し〉―アクセント史からみた活用形の成立」 国学院大『国語研究』14昭37・8 山崎良幸 「過去の助動詞き・けり・ぬ・つ・たり・り」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 『日本語の歴史3』 昭39・4平凡社 山崎馨 「形容詞系助動詞の成立―まし・まじき・き」 『国語と国文学』41-5昭39・5 鈴木丹士郎 「サ変動詞の助動詞〈き〉への接続面の混乱―馬琴における文語の一問題」 『文芸研究』47昭39・6 広浜文雄 「過去(回想)・完了の助動詞―き・けり〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 馬淵和夫 「助動詞〈キ〉と〈ケリ〉の区別はなんとみるべきか」 『国文学解釈と鑑賞』29-11昭39・10 渡部洋子 「〈けり〉と〈き〉―樋口一葉の文章において」 『愛文』5昭41・12 伊藤慎吾 「源氏物語の助動詞キ・ケリの用例(上)―用例を究明してその相違を考察する」 『武庫川女子大学紀要』15昭43・3 橋本研一 「万葉集における〈恋ひしく〉の文法的解釈について(1)(2)―助動詞〈き〉の意味との関連」 国学院大『国語研究』2526昭43・312 堀田要治 「特集・日本語助動詞の役割記憶〈き・けり・た〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 小路一光 「万葉集における〈き〉〈けり〉の意義・用法」 『研究年誌』13昭44・1 伊藤慎吾 「源氏物語の助動詞キ・ケリの用例(2)―用例を究明してその相違を考察する」 『武庫川女子大学紀要』16昭44・5 白石大二 「特集〈き〉〈けり〉の徹底的研究徒然草における助動詞〈き〉〈けり〉表現の真実の理解のために」 『国文学解釈と鑑賞』35-3昭45・3 小池清治 「特集〈き〉〈けり〉の徹底的研究助動詞〈き〉の接続―その変則性の由来について」 『月刊文法』2-7昭45・5 竹岡正夫 「特集〈き〉〈けり〉の徹底的研究〈けり〉と〈き〉との意味・用法」 『月刊文法』2-7昭45・5 田中喜美春 「特集〈き〉〈けり〉の徹底的研究和歌における〈き〉〈けり〉」 『月刊文法』2-7昭45・5 山崎良幸 「特集〈き〉〈けり〉の徹底的研究〈き〉〈けり〉の研究上の争点」 『月刊文法』2-7昭45・5 吉田金彦 「特集〈き〉〈けり〉の徹底的研究〈降りにせば〉と〈枕かずけば〉―語史的にみた〈き〉の活用」 『月刊文法』2-7昭45・5 春日和男 「助動詞〈き〉〈けり〉の論への回想」 『月刊文法』2-8昭45・6 伊藤慎吾 「源氏物語の助動詞キ・ケリの用法(下)―用例を究明してその相違を考察する」 『武庫川女子大学紀要』17昭45・8 北原保雄 「古典語における〈時〉の表現―ぬ・つ・たり・り・き・けり」 『東書高校通信国語』94昭46・2 山口明穂 「中世人の言語意識―過去の助動詞〈き〉に対するもの」 『国文白百合』2昭46・3 久原広子 「上代の語法―助動詞き・けり」 『香椎潟』17昭47・3 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 大坪併治 「説話の叙述形式として見た助動詞キ・ケリ―訓点資料を中心に」 『国語学』111昭52・12 大坪併治・野田美津子 「説話の叙述形式として見た助動詞キ・ケリ―今昔物語を中心に」 『大谷女子大国文』8昭53・3 久津摩八千代 「大鏡における〈き・けり〉について」 九州女大・女短大『語学と文学』8昭53・3 吉岡曠 「竹取物語から源氏物語へ―〈き〉〈けり〉の用法を中心として」 学習院女短大『国語国文論集』7昭53・3 木下美 「紫式部日記に用いられた〈き〉〈けり〉についての調査研究」 九州大谷短大『国文研究』7昭53・12 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 塚原鉄雄 「特集・文体論・修辞論挿入技法の修辞構文―落窪物語と助動詞〈き〉」 『解釈』25-7昭54・7 森昇一 「西鶴好色五人女の語法―助動詞〈き〉の終止形の一用法」 『野州国文学』24昭54・11 糸井通浩 「古代和歌における助動詞〈き〉の表現性」 『愛媛大法文学部論集文学』13昭55・12 畠中真美 「西鶴散文作品に於ける〈けり〉〈き〉の様相―文末用法を中心として」 『国文』昭57・7 桑田明 「〈ぬ〉〈つ〉四考・〈き〉〈けり〉再考」 『就実語文』3昭57・11 107 ぎ 議 山本正秀 「〈漢字御廃止之議〉の〈議〉について」 『解釈』15-昭44・8 107 きー 名嘉真三成 「切断動詞[sui][ki〓][batsÏ]について―沖縄・宮古西原方言の例」 『日本語研究』1昭53・3 107 ぎー 北条忠雄 「仮定をあらはす〈ギー〉の考察―九州方言語法小論」 『方言研究発会記念冊』昭15・10 107 きい 奇異 浅野敏彦 「漢語の類義語―奇怪・奇特・奇異・不思議」 『同志社国文学』12昭52・3 107 きいえにふる きいへにふる 支屋所経 菊沢季生 「万葉集巻十六の竹取翁長歌(3791番)中の〈信巾裳〉と〈支屋所経〉の訓み方について」 『四国学院大学文化学会論集』14昭43・4 107 きいてあきれる 聞呆 水野稔 「〈きいてあきれる〉考―江戸語の発想について」 『甲南大学文学会論集』32昭41・12 107 きいど 耆矣奴 →おいはてぬ 107 ぎいどろ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 107 きいろい 黄色 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 107 きうん 機運 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書房 107 きえ 帰依 玉城康四郎 『仏教のことば放送ライブラリー23』 昭53・10日本放送出版協会 107 きえる 消 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 107 きおう きほふ 競 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 108 きか 幾何 大矢真一 「数学用語の由来―〈幾何〉から〈方程式〉まで」 『ことばの宇宙』1-3昭41・8 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 108 きか 貴下 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 108 きかい 奇怪 浅野敏彦 「漢語の類義語―奇怪・奇特・奇異・不思議」 『同志社国文学』昭52・3 108 きかい 機会 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 108 きかい 機械・器械 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 文化庁国語課編 『ことばシリーズ13言葉に関する問答集6』 昭55・4 108 きかず 不肯 大坪併治 「〈不肯〉の古訓について」 『国語学』32昭33・3 108 きかん 気管 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 108 きかん 機関 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 108 きぎ 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 108 ぎぎ 山代巴 「ギギと毬と毛虫」 『言語生活』78昭33・3 108 ききおどろきなげく 聞驚歎 森昇一 「敬語の複合動詞―聞き驚き歎き給ふ」 『国学院雑誌』61-7昭35・7 108 ききまがわさる・ききまがわざる 句 門前正彦 「〈聞きまがはさる〉か〈聞きまがはざる〉か―打消の助動詞の連体形について」 『国語国文』25-12昭31・12 108 ぎきょく 戯曲 永嶋大典 ⑥ 108 ききりり 吉々利々 三浦佑之 「〈吉々利々〉考」 『成城文芸』75昭50・11 108 ききん(す) 飢饉 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 108 きく 菊 尾藤忠且 『植物歳時記―化学語源辞典落穂集』 昭53・10三共出版 中村浩 『植物名の由来〈東書選書55〉』 昭55・7東京書籍 108 きく 聞・聴 能勢佐十郎 「万葉集の〈聞く〉〈寒し〉など」 『国文学攷』24昭35・11 黒木総一郎 「〈聞く〉と〈聴く〉―きくことの本質と機能」 『言語生活』198昭43・3 中西宇一 「〈言う〉〈聞く〉に関する敬語親疎の対立」 『女子大国文』66昭47・6 福島邦道 「聞香語談」 『実践国文学』10昭51・10 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 田中章夫 ② 108 きくん 貴君 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 108 きげ 杵 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 108 きけい 貴兄 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 108 きげき 喜劇 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 108 きけん 危険 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 108 きご 奇語 能勢朝次 「近況・奇語・勝敗」 『国語教室』昭29・6 108 きこう 貴公 小島俊夫 「滑稽本・人情本にあらわれた〈貴殿〉〈貴所〉〈貴公〉および〈君〉について」 『山形大学紀要人文科学』6-4昭44・1 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 108 きこえる 聞 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 108 きこえごつ 聞言 森野宗明 「〈聞えごつ〉について」 『文学・語学』7昭34・3 108 きこえさす 浦部重雄 「〈聞こえさす〉の解―落窪物語の一用例」 『解釈』4-6昭33・6 穐田定樹 「源氏物語の〈聞こえさす〉」 『国語国文』33-4昭39・4 岡崎正継 「〈申す〉〈聞えさす〉〈聞ゆ〉―官位・身分・人名を承ける場合について」 『文学語学』32昭39・6 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 堀内武雄 「新説紹介〈聞えさす〉と〈奉れ〉との対応」 『月刊文法』2-4昭45・2 小松正 「〈聞えさす〉と〈奉れ〉―堀内説に思う」 『月刊文法』2-7昭45・5 宮腰賢 「栄花物語における補助動詞〈きこゆ・きこえさす〉について」 『国学院雑誌』75-8昭49・8 108 きこえさせたまう ―たまふ 聞給 阿部永 「枕草子における〈きこえさせたまふ〉について―謙譲語の問題」 北海道大『国語国文研究』43昭44・6 小松正 「〈聞えさせ給ふ〉考」 『解釈』16-2昭45・2 甲斐睦朗 『源氏物語の文章と表現』 昭55・9桜楓社 進藤義治 「栄花物語の〈聞えさせ給ふ〉について―聞えさせ+給ふか・聞え+させ給ふか」 『南山国文論集』6昭57・3 108 きこえてな 浦部重雄 「〈聞こえてな〉考」 『解釈』4-3昭33・3 108 きこえてます 渡辺実 「言語時評聞こえてます」 『言語生活』283昭50・4 109 きごころのおけるひと 句 三好重仁 「読者のページ〈気心のおける人〉雑考」 『言語』3-6昭49・6 109 きこす 聞 田辺正男 「敬語表現の場面的変容―万葉集の見し明らす・聞こすなどについて」 『国学院雑誌』70-11昭44・11 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 109 きこしめす 木下美 昭54・3 109 きこゆ 聞 和田利政 「源氏物語の謙遜語―補助動詞〈聞ゆ〉〈奉る〉について」 『日本文学論究』3昭27・7 伊藤和子 「源氏物語にあらわれた〈―奉る〉と〈―聞ゆ〉」 西京大『人文』2昭27・12 中岡由行 「敬語の接尾語〈聞ゆ〉について」 『愛媛国文研究』4昭30・3 森野宗明 「謙譲語〈聞ゆ〉についての一問題―続日本後紀巻十九嘉祥二年三月の条に引ける長歌の用例をめぐって」 『国語』6-1昭32・9 土井忠生 「源氏物語における〈聞ゆ〉の謙譲表現に関する一考察」 『広島大学文学部紀要』14昭33・9 堀内武雄 「敬語法の総合探求―〈聞ゆ〉及びその類語の発生と展開」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 生野正興 「芭蕉が用いた〈聞ゆ〉の異例用法について」 『国文学攷』23昭35・5 広瀬保 「歌合判詞における〈見ゆ〉と〈聞ゆ〉」 『日本文芸研究』12-2昭35・6 竹村義一 「源氏物語における謙譲語〈聞ゆ〉と〈申す〉についての考察の一つの試み―この語を使用している人物の関係を源氏を基準点として分類することによる」 『高知女子大学紀要』9昭35・12 穐田定樹 「枕草子の〈申す〉〈きこゆ〉」 『北海道学芸大紀要』12昭36・12 穐田定樹 「〈申す〉と〈聞ゆ〉―源氏物語・枕草子を資料として」 『国語国文』31-11昭37・11 穐田定樹 「〈申す〉と〈聞ゆ〉補遺―形態の側から」 『語学文学会紀要』2昭39・3 岡崎正継 「〈申す〉〈聞えさす〉〈聞ゆ〉―官位・身分・人名を承ける場合について」 『文学語学』32昭39・6 穐田定樹 「続〈申す〉と聞ゆ〉―源氏物語以後」 『国語国文』34-9昭40・9 桜井光昭 『今昔物語集の語法の研究』 昭41・3明治書院 中西宇一 「敬語法研究序説―〈聞ゆ〉と〈申す〉にみられる場と敬語との相関型」 『女子大国文』47昭42・10 北原保雄 「特集・日本語の助動詞の役割敬譲〈きこゆ・奉る・たまふ・侍り・ます〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 小池清治 「〈聞ゆ〉の研究」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7 宮地幸一・宮腰賢 「補助動詞〈きこゆ〉から〈まゐらす〉への漸移相―女流日記作品を中心に」 『東京学芸大学紀要人文』22昭46・2 幸野誠弘 「堤中納言物語の語法(3)〈聞ゆ〉とその周辺」 『阿南工業高等専門学校研究紀要』7昭46・3 小松正 「狭衣物語の補助動詞〈聞ゆ〉と〈奉る〉について」 『一関工業高専研究紀要』7昭47・12 桜井光昭 「撰集抄の聞ユを中心に」 『学術研究国語国文学』22昭48・12 宮腰賢 「栄花物語における補助動詞〈きこゆ・きこえさす〉について」 『国学院雑誌』75-8昭49・8 宮腰賢 「補助動詞〈きこゆ〉から〈まゐらす〉への漸移相―栄花物語における」 『東京学芸大学紀要人文』26昭50・1 中西宇一 「〈聞ゆ〉と〈奉る〉その助動詞としての意味」 『女子大国文』78昭50・12 穐田定樹 『中古中世の敬語の研究』 昭51・2清文堂 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 109 きこり 木樵 斉藤たま 「ことばの旅(4)きこり」 『子どもの館』6-10昭53・10 109 きざ 気障 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 池上秋彦 ⑨ 110 きさがい きさがひ 蚶貝 豊田八千代 「蚶貝考」 『国学院雑誌』9-1昭9・1 110 きさたて 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 110 きさま 貴様 辻村敏樹 「〈貴様〉の変遷」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 小島俊夫 「〈貴様〉(会話文)の敬語表現―1809~1919年刊行の滑稽本・人情本・小説を資料として」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 松坂忠則 「〈あなた様〉から〈貴様〉まで」 『教育じほう』266昭45・2 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 110 きさんじ 気散 小島幸枝 ⑨ 110 きし 来 小神野芳太郎 「きし助動詞活用弁」 『国学院雑誌』5-56明32・56 武田孝 「〈こし〉と〈きし〉―〈来し〉〈来しか〉のよみ方」 『解釈』15-7昭44・7 110 ―かた 方 小池清治 「〈来(き)し方〉と〈来(こ)し方〉」 『言語と文芸』11-2昭44・3 110 ぎしぎし 羊蹄 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 110 きしゃ 汽車 広田栄太郎 「近代訳語考―〈汽車〉と〈汽船〉と」 『大妻女子大学文学部紀要』1昭44・3=『近代訳語考』昭44・8東京堂 110 ぎじゅつ 技術 鎮目恭夫 「科学・技術・芸術ということば」 『言語生活』130昭37・7 110 きしょ 貴所 小島俊夫 「滑稽本・人情本にあらわれた〈貴殿〉〈貴所〉〈貴公〉および〈君〉について」 『山形大学紀要人文科学』6-4昭44・1 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 110 きしょく 気色 田中新一 「〈気色〉(けしき・きそく・きしょく)考」 『解釈』15-11昭44・11 110 きしん 石崎正雄 「〈ひのきしん〉の周辺語の一般的意味―きしんとつちもち」 『やまと文化』51昭47・3 110 きじん きぢん 帰陣 岩沢愿彦 「帰陣考―近世初期の軍記物の用語法」 『国史学』90昭48・3 110 きしんぼう 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4) 110 きす 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 110 きすく 生直 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 110 ぎする 議 森田武 『天草本平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 110 きせる 煙管 新村出 『南蛮更紗』 大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 110 きせん 木銭 剣持隼一郎 「古文書の中のことば―木銭・かわせ・剣先祓・名所」 『柏崎・刈羽』6昭53・5 110 きせん 汽船 広田栄太郎 「近代訳語考―〈汽車〉と〈汽船〉と」 『大妻女子大学文学部紀要』1昭44・3=『近代訳語考』昭44・8東京堂 110 きそう きそふ 競 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 石井直子 「特集・類義語の意味論的研究あらそう・きそう・たたかう」 『日本語研究』5昭57・12 110 きそいがり 競狩 佐藤喜代治 昭46・11 110 きそく 気色 田中新一 「気色(けしき・きそく・きしょく)考」 『解釈』15-11昭44・11 110 きそげ 鈴木棠三 「〈きそげ〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』16昭50・7 110 ギター 堀江真喜夫 「〈ネオン〉と〈ギター〉―外来語使用から見た歌謡詞の一側面」 『言語生活』178昭41・7 110 きたい 希代 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 110 きたい 奇態 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 110 きたさき 北前 西村通男 「〈北前〉の語源覚書」 『中京大文学部紀要』2-1昭42・12 110 きたない 汚 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 110 きたならしい 森田良行 昭52・10 111 きたなくしげきくに 穢繁国 尾崎知光 「〈穢繁国〉訓読考」 『説林』10昭38・1 111 きたみ 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 111 きたる 来 小池清治 「今昔物語集本朝部〈来〉字の訓法―キタルとク」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 111 きちまい 吉米 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 111 きちょう 几帳 三木孝 「枕草子語彙覚書―帳か几帳か―」 『平安文学研究』20昭32・9 111 きちょう(す) 貴重 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 111 きつ 橘正一 「伊勢物語のキツについて」 『国学院雑誌』40-1昭9・1 111 きつい 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 彦坂佳宣 ⑤ 111 きつぐ 築 柳田征司 「〈キツク〉〈キヅク〉(城・築)の異形〈キツグ〉について―カ行四段活用動詞活用語尾の濁音化を抑止する一つの力」 『国語国文』46-10昭52・10 111 ぎっちょ 山中襄太 「ギッチョ・バッタ・トカゲ私考」 『日本語』5-11昭40・12 111 きつつき 啄木鳥 佐藤稔 「〈啄木鳥〉の方言と語史」 『国語学研究』13昭49・1 111 きって 切手 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 111 きっと 急度・屹度 真下三郎 「近世〈急度〉考」 『国語教育研究』8昭38・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 111 ぎっとん 柳田国男 『国語史新語編』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 111 きつにはめなん 後藤利雄 「伊勢物語の〈きつにはめなん〉に就いて」 『山形方言』1昭28・7 111 きつね 狐 山中襄太 「コッテ(特牛)キツネ(狐)ヘタ(犬)の語源試論」 『日本国語大辞典ことばのまど』15昭50・5 111 ―たいまつ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 111 ―どんのごずんけ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 111 ―のかみそり 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 111 ―のろうそく 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 111 きっぷのきらないかた 句 林和比古 「文法とは何か―〈切符の切らない方〉をめぐって」 『語文』1昭25・11 高辻義胤 「〈切符の切らない方〉は畸形児的表現なりや」 『愛媛国語国文』1昭27・3 111 きてん 機転 佐藤亨 ⑨ 111 きでん 貴殿 小島俊夫 「滑稽本・人情本にあらわれた〈貴殿〉〈貴所〉〈貴公〉および〈君〉について」 『山形大学紀要人文科学』6-4昭44・1 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 菊田紀郎 ⑪ 111 きとく 奇特 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 浅野敏彦 「漢語の類義語―奇怪・奇特・奇異・不思議」 『同志社国文学』12昭52・3 佐藤亭 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 111 きどる 気取 惣郷正明 『辞書とことば』 昭57・7南雲堂 111 きなくさい 焦臭 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 神鳥武彦 「広島市地域方言における〈きなくさい〉という語の分布について―語詞の分布と地域生活―」 『広島大方言研究会会報』20昭48・1 ひろしまみんぞくの会 「〈きなくさい〉と〈こげくさい〉(つづき)」 『フォクロアひろしま』3昭53・7 111 きにきりよせつ 句 加藤諄 「木に伐りよせつ」 『国文学研究』16昭32・8 111 きぬ 衣 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 佐藤武義 ⑨ 111 きぬ 絹 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 六鹿英治 「絹の語源考―満州の野蚕」 『京都産業大論集』3-3昭49・2 六鹿英治 「絹の語源考―日本の絹」 『京都産業大論集』4-34昭50・7 山下悦子 「絹と衣」 『国語通信』217昭54・6 111 ―いと 糸 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 112 きぬる 佐伯梅友 「きぬる」 沢瀉博士喜寿記念論文集刊行会『万葉学論叢』昭41・7 112 きね 杵 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 112 キネマ 榊原昭二 「随想―シネマとキネマ」 『言語生活』287昭50・8 112 きねん 記念・紀念 天沼寧 「記念・紀念」 『大妻国文』10昭54・3 鈴木寿乃 「郵便切手に見る〈紀念〉〈記念〉」 『大妻国文』10昭54・3 112 きの 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 112 きのう きのふ 昨日 遠藤好英 「記録体における時の表現」 『国語語彙史の研究1』昭55・5和泉書院 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 112 きのう 帰納 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 112 きのおけない 気置― 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 高木滋生 「〈気のおけない〉考」 『国語通信』224昭55・3 112 ―ひと 人 鈴木英夫 「〈気のおけない人〉の誤用について」 『月刊文法』2-8昭45・6 112 きのこ 茸 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 広戸惇 「中国地方の〈きのこ〉の方言分布と語史―タケのアクセントを中心として」 『日本方言研究会第30回記念講演会・研究発表会発表原稿集』昭55・5 小林隆 ⑨ 112 きのどく 気毒 佐藤鶴吉 「〈気の毒〉考」 『近世文学の研究』昭11・11至文堂 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 池上秋彦 ⑨ 小島幸枝 ⑨ 112 きのまつか 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 112 きはつく 伎波都久 菊沢季生 「万葉集巻十四(三四四四)の歌の〈伎波都久〉の所属(国)と〈乃多奈布〉の訓み方について」 『日本方言研究会第13回研究発表会発表原稿集』昭46・10 112 きはる 切・剋 「上代語をたずねて(3)上代語の語源(井手至)(4)〈きふ〉と〈きはる〉(橋本四郎)」 『国語教育』10-12昭43・12 112 きび 黍 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 112 きび 機微 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 112 きびし・きびしい 厳・稠 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解―」 『仏教史研究』3昭43・11 鈴木丹士郎 「形容詞〈きびし〉の変容(研究発表要旨)」 『国語学』75昭43・12 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 112 ―しく 敷 斎木一馬 昭43・11 112 きびしょ 急須 山田孝雄 「〈キビショ〉という語の来歴」 『東京人類学会雑誌』25明43・4 橘正一 「キビショの方言分布」 『外来語研究』2-34 112 きびす 踵 前田富祺 「特集・言語地理学の諸問題言語地理学から国語史へのアプローチ―踵の呼び方をめぐって」 『国語学』119昭54・12 112 きびにふす 付驥尾 中山緑朗 「〈雪恥〉〈付驥尾〉〈井蛙〉考」 『近代語研究6』昭55・5武蔵野書院 112 きびは 望月郁子 「イトキナシ・イハケナシ・キビハ小考―源氏物語における〈幼少〉を意味する語」 『静岡大教養部研究報告1』16-2昭56・3 112 きひひす 支比々須 粕谷興紀 「〈久比々須・支比々須〉清濁考―前田本日本書紀研究序説」 『皇学館論叢』3-2昭45・4 →きびす 112 きふ 来経 「上代語をたずねて(3)上代語の語源(井手至)(4)〈きふ〉と〈きはる〉(橋本四郎)」 『国語教育』10-12昭43・12 113 きべのはやし 古賀明 「〈伎倍乃波也之〉攷―古代思惟とその表象」 『和洋女子大学紀要』9昭39・12 113 きぺん 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 113 きぼ 規模 蜂谷清人 ⑨ 113 きぼう 希望・企望 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 113 きぼうする 希望 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 113 きまり 決・極 野口三千三 「〈きまり〉というコトバと動き」 『時の法令』1014昭53・9 113 きまる 決 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 113 きみ 君 菊沢季生 「万葉集に於ける〈きみ〉に就て」 『国語研究(仙台〉』9-8昭16・8 大西善明 「光源氏の呼び名〈君〉について―源氏物語存疑(その二)」 『平安文学研究』8昭26・11 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 能勢頼賢 「大伴家持における〈きみ〉の考察」 『学苑』238昭35・1 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 小島俊夫 「二人称代名詞〈きみ〉の敬語表現―明治時代の小説を中心として」 山形大『国語研究』19昭43・3 小島俊夫 「滑稽本・人情本にあらわれた〈貴殿〉〈貴所〉〈貴公〉および〈君〉について」 『山形大学紀要人文科学』6-4昭44・1 須田悦生 「二人称代名詞としての〈きみ〉―万葉時代から古今時代へ」 『日本語・日本文化』3昭47・3 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 和久井生一 「日本語研究―〈君〉(きみ)についての一考察」 『海外事情』25-1昭52・1=『海外事情研究所報告』13昭52 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 113 ぎみ 気味 接尾語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 113 きみがよ 君代 山田孝雄 『君が代の歴史』 昭31・1宝文館 夜久正雄 「〈君が代〉の語義について」 『亜細亜大教養部紀要』11昭50・6 113 きみつ 機密 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 113 ぎむ 義務 鈴木修次 『日本漢語と中国』 昭56・9中央公論社 113 きむち 川本信幹 「〈きむち〉考」 『国学院雑誌』75-6昭49・6 113 ―かせいはなにそ 句 小久保崇明 「〈きむちか姓はなにそ〉小考」 『国文学論考』4昭42・12 113 きめる 決 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 113 きも 肝 荒川さち子 「琉歌における〈肝〉と〈心〉」 『沖縄文化』45昭51・8 113 きもち 気持 松井栄一 「〈心持〉と〈気持〉」 『武蔵大人文学会雑誌』13-4昭57・3 113 きもの 着物 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 前田富祺 「衣の生活語彙史」 『言語生活』314昭52・11 佐藤武義 ⑨ 113 きゃく 客 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 113 きゃく 脚 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 113 きゃくしょく 〓色 原三七 「〈〓色〉語義考稿」 『二松学舎大学創立八十周年記念論集』昭32・10 113 きゃっかん 客観 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 113 キャップ 柄沢衛 「ノレンとキャップ―コマーシャルのことば」 『日本語』12-4昭47・5 113 キャベツ 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 113 ギヤマン 石綿敏雄 「ぎやまんとびいどろ」 『日本国語大辞典ことばのまど』1昭47・12 棚橋淳二 「ギヤマン考」 『松蔭女子学院大松蔭短大研究紀要人文自然』20昭53 113 きゃらぼく 伽羅木 鈴木長治 「イチイとキャラボクを中心として―特にその方言名オンコとオッコについて」 『聖和』11昭48・12 113 きやん 着 橘正一 「〈着らん〉と〈着やん〉―一段動詞の四段化傾向」 『国語研究(仙台)』5-1昭12・1 114 きゃん 俠 池上秋彦 ⑨ 114 きゅう 急 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 114 ―に 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 114 きゅうが きゆうぐわ 弓臥 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語―」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 114 きゅうくつ 窮屈 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 114 ぎゅうじる 牛耳 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 若原三雄 「牛耳る」 『新聞研究』89昭33・12 114 きゅうちゅうさいし 宮中祭祀 川出清彦 「神道用語集(29)きゅうちゅうさいし(宮中祭祀)」 『国学院大日本文化研究所紀要』41昭53・3 114 きゅうり 胡瓜 矢島文夫 「文化史とことば(8)キュウリとなす」 『言語』7-8昭53・8 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 114 きゅうり 旧里 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 114 きゅうをすえる 灸据 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 114 ぎょ 御 接頭語 辻村敏樹 『敬語の史的研究』 昭43・10東京堂 近藤政美 「キリシタン資料ローマ字本コンテンツス・ムンヂにおける敬語接頭辞〈ゴ〉〈ギョ〉〈おん〉〈み〉について」 『松村博司先生古稀記念国語国文学論集』昭54・11笠間書院 114 ぎょい 御衣 榊原邦彦 『平安語彙論考』 昭57・11教育出版センター 114 きょう 今日 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 114 きょう けう 孝 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 114 きょう きやう 狂 高松政雄 「〈狂〉の字音―陽陰合口をめぐって」 『国語国文』45-6昭51・6 114 きょう 恐 石井庄司 「古事記に於ける〈恐〉の語義」 『奈良文化』30昭10 114 きょう 興 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 114 ―がる 松村博司 「興がる痩法師」 『名古屋大学国語国文学』26昭45・7 三浦邦夫 「仮名草子における〈狂乱〉と〈興がる〉と―(4)〈興がる〉の系譜」 『秋田語文』5昭50・12 114 ―をさかす 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 114 きよう 器用 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 114 ぎょう ぎやう 仰 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 114 ―ぎょうしい 仰 佐藤喜代治 「〈仰に〉〈仰仰しい〉〈仰山〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』2昭48・3 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 佐藤喜代治 昭54・10 114 ―に 佐藤喜代治 昭48・3 114 きょうい きようゐ 興委(違) 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 114 きょういく 教育 高橋巌 ⑨ 114 きょうおう きやうおう 饗応 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 114 きょうかい きやうかい 境界・疆界・境涯 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 114 きょうき 狂気 大木二郎 「ナンセンスと狂気」 『表現研究』36昭57・9 114 ぎょうぎ ぎやうぎ 行儀・形儀 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 114 きょうきゅう 供給 →たてまつりもの 114 きょうきょう 軽軽 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 114 ぎょうぎょうし 行行子 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 115 きょうぐう 境遇 荒尾禎秀 ⑨ 115 きょうげん きやうげん 狂言 戸井田道三 「狂言という語について」 『観世』22-3昭30・3 金井清光 「狂言考」 『鳥取大学学芸部研究報告人文科学』10-2昭和34・12=『能の研究』昭44・10桜楓社 115 きょうげん 興言 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語―」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 115 きょうげんきご きやうげんきご 狂言綺語 北住敏夫 『日本の文芸意識』 昭35・10桜楓社 115 ―のことわりといひながら 木之下正雄 「狂言綺語のことわりといひながら」 『解釈』7-2昭36・2 115 きょうこう きやうこう 向後 佐藤武義 ⑨ 115 きょうざく きやうざく 警策 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 115 ぎょうさん ぎやうさん 仰山・業山 貴志正造 「〈仰山〉と〈非常に〉攷」 『和歌山方言』1昭29・10 前田勇 「〈仰山〉と非常に〉考を読んで」 『和歌山方言』2昭29・11 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川書店 佐藤喜代治 「〈仰に〉〈仰仰しい〉〈仰山〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』2昭48・3 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 115 きょうじ けうじ 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 115 きょうじゃく きやうじやく 景迹・𨗈迹 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 115 きょうじゅ 教授 二見剛史 「教職員名称に関する一考察―〈教授〉を中心として」 日本大『精神文化研究所教育制度研究所紀要』11昭55・1 115 ぎょうせん 地黄煎 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 115 きょうそう けうさう 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 115 きょうだい 兄弟 金山宣夫 「辞書にない意味(2)兄弟」 『英語教育』27-2昭53・5 115 ぎょうどうの ぎやうどうの 鳥居裕美・鈴木博 「蒙求抄の先抄本の用語についての小考―セイジ・セド京上・フルシイ・ギャウドウノ下入」 『滋賀大国文』19昭56・10 115 きょうよう けうやう 孝養 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 115 きょうよう けうやう 教養 進藤咲子 「〈教養〉の語史」 『言語生活』265昭48・10 115 きょうら けうら 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・10至文堂 →けうら 115 きょうらく きやうらく 京洛 新村出 「京洛漫歩」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 115 きょうらん きやうらん 狂乱 三浦邦夫 「仮名草子における〈狂乱〉と〈興がる〉と(4)〈興がる〉の系譜」 『秋田語文』5昭50・12 115 きよきよ 副詞 山崎馨 「きよきよ」 『日本国語大辞典ことばのまど』16昭50・7 115 きょく 曲 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 115 ―がない 無 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 115 ―なし 無 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 115 きよげ 清 中西良一 「源氏物語における〈清ら〉と〈清げ〉」 『学芸研究』2昭27・2 広瀬保 「〈やさし・きよげ・めづらし〉」 『日本文芸研究』8-2昭31 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 古牧菜穂子 「源氏物語と枕草子におけるキヨラとキヨゲ(卒論要旨)」 『常葉国文』2昭52・6 115 ―なり 佐藤武義 「今昔物語集における類義語に関する一考察」 『国語学』91昭47・12 竜富輝子 「平安朝文芸における〈きよし〉〈きよらなり〉〈きよげなり〉」 『香椎潟』20昭50・3 115 きよし 清 渋谷虎雄 「〈きよし〉と〈さやけし〉」 『語文』5昭27・4 与田左門 「イカイとキヨシ―第二輯を読んで楳垣先生に」 『和歌山方言』3昭29・12 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 谷口典子 「〈きよし〉について(2)万葉集から源氏物語への語彙研究の試み」 『平安文学研究』47昭46・11 浅野敏彦 「綺麗・うつくし・きよし―漢語と和語」 『同志社国文学』8昭48・2 高野正美 「万葉集における自然の発見―きよし・さやけしの世界」 『国語と国文学』51-7昭49・7 竜富輝子 「平安朝文芸における〈きよし〉〈きよらなり〉〈きよげなり〉」 『香椎潟』20昭50・3 谷口典子 『〈きよし〉の系譜―王朝美表現の一考察』 昭51・2桜楓社 115 きよけし 清 鈴木正夫 「安けし・清けしなどの用法(1)(2)万葉集の検討」 『歌と評論』44-710昭48・710 115 きよけく 沢瀉久孝 「〈きよけく〉考続貂」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 116 ぎょじ 御璽 渡辺友左 ② 116 きょじゃく 虚弱 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 116 きょじんき 巨人機 竹内好徳 『ことば随想』 昭49・8海峡の会 116 きょせい 挙世 鈴木一男 「〈就中・加之・遮莫・挙世〉の訓法小論」 『樟蔭国文学』17昭54・10 116 きょねん 去年 北川漸 「〈去年今夜〉について」 『解釈』13-3昭42・3 116 ぎょめい 御名 渡辺友左 ② 116 きよら 清 中西良一 「源氏物語における〈清ら〉〈清げ〉」 『学芸研究』2昭27・2 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 古牧菜穂子 「源氏物語と枕草子におけるキヨラとキヨゲ(卒論要旨)」 『常葉国文』2昭52・6 飯原紋子 「キヨラの美意識―キヨラにおける動と静をめぐって」 『沖縄文化』48昭52・10 116 ―さ 渡久地政宰 「〈きよらさ〉と〈しほらしや〉の美的内容―オモロと琉歌を中心に」 『沖縄文化』40昭48・7 116 ―なり 竜富輝子 「平安朝文芸における〈きよし〉〈きよらなり〉〈きよげなり〉」 『香椎潟』20昭50・3 116 きよんなる 来 太田省三 「〈ぶうきゃ〉と〈来よんなる〉」 『言語生活』54昭31・3 116 ぎら 山口幸洋 「ギラとは何か(1)」 『民俗しずおか』10昭48・4 山口幸洋 「静岡県における方言の謎―ギラとは何か(2)」 『民俗しずおか』11昭48・9 116 きらう きらふ 嫌 宮地敦子 「〈きらふ〉〈すく〉考」 『言語と文芸』65昭44・7=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 116 きらきらし 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 東節夫 「形容詞〈きらきらし〉考」 『防衛大学校紀要』18昭44・3 116 きらん 着 橘正一 「〈着らん〉と〈着やん〉―一段動詞の四段化傾向」 『国語研究(仙台)』5-1昭12・1 116 きり 霧 井上富蔵 「万葉集における用語の一考察―霞と霧について」 『岡山大法文学部学術紀要』13昭35・5 新村出 『語源をさぐる1』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 谷村能男 「万葉における〈霞〉と〈霧〉―〈秋の田の穂の上に霧らふ〉の歌をめぐって」 『万葉』12昭57・3 116 ―ごもり 沢瀉久孝 「霧ごもり」 『女子大国文』7昭32・11 116 きり・ぎり 切 根来司 「副助詞―ばかり〈古典語・現代語〉だけ・くらい・きり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 武田蓉子 「副助詞〈だけ・ばかり・くらい・ほど・きり・しか〉の意義素」 山形大学『国語研究』21昭45・8 岩崎摂子 「〈ぎり〉〈きり〉考」 『女子聖学院短大紀要』5昭47・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 116 ぎり 義理 米倉利昭 「わらんべ草にみえる〈義理〉」 『国文学攷』43昭42・6 白方勝 「近松・海音の義理について」 『新居浜高専紀要人文』8昭47・1 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 河野恵美 「心中天の網島における〈義理〉について」 『広島女学院大国語国文学誌』2昭54・12 佐藤喜代治 ② 佐々木久春 ⑨ 117 きりぎりす 橘純一 「〈キリギリス〉と〈コホロギ〉」 『国語と国文学』12-2昭10・2 馬瀬良雄 「長野県のことば(6)同音衝突と方言分布(1)―キリギリス」 『日本の屋根』22-6昭56・6 真田信治 「現代方言における〈こおろぎ〉と〈きりぎりす〉」 『金沢大語学文学研究』11昭56・10 馬瀬良雄 ⑧ 117 きりごみ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 117 きりょう 器量 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 117 きる 切・伐・斬・截 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 嘉悦真理 「特集・類義語の意味論的研究やぶる・やぶく・さく・きる・わる」 『日本語研究』2昭54・7 姫野昌子 「複合動詞〈~きる〉と〈~ぬく〉〈~とおす〉」 『日本語学校論集』7昭55・3 野入逸彦 「Schneidenと〈切る〉」 大阪市大『人文研究』32-3昭55・12 島田勇雄 「位相語の語彙体系についての一試論―庖厨用語〈切る〉の場合」 『甲南女子大研究紀要』18昭57・3 117 ―ふなぎ 船木 佐伯梅友 「伐る船木」 『国語国文』16-67昭21・9 117 きる 着 松坂忠則 「〈かぶる〉と〈きる〉」 『教育手帳』昭29・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 堀場千鶴子 「特集・類義語の意味論的研究あびる・かぶる・(きる)」 『日本語研究』1昭53・3 三上悠紀夫 「〈着る〉の語史」 『国語国文学』22昭56・6 酒井恵美子 「特集・類義語の意味論的研究きる・かぶる・はく」 『日本語研究』4昭56・12 117 ―もの 物 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 117 きれ 切 接尾語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 117 きれい 綺麗・奇麗 秋葉直樹 「〈きれい〉ということば雑感」 『野州国文学』3昭44・11 高野繁男 「〈美しい〉と〈きれい〉」 『講座正しい日本語4』昭45・11明治書院 森野宗明 「キレーとキレイ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 佐藤亨 「キレイの語史」 『国語学研究』11昭47・9 浅野敏彦 「綺麗・うつくし・きよし―漢語と和語」 『同志社国文学』8昭48・2 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 117 ―だ 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 117 ―です 「質問箱〈美しいです〉と〈きれいです〉」 『言語』10-4昭56・4 117 ―に 国立国語研究所 昭42・4 117 きれる 切 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 117 きれる 着 中沢政雄 「現代国語学(1)~(5)―〈見れる・着れる〉考・〈とてもきれいだ〉〈四角い〉と〈とらまえる〉〈水を飲みたい〉」 『国語教育科学』6-5~11昭41・5~11 117 きわ きは 際 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 117 ぎわ ぎは 際 接尾語 倉持保男 「類義と称される接尾語について―特に〈ぎわ〉〈しな〉〈がけ〉の場合」 『語学と文学』1415昭45・8 森田良行 昭55・6 117 ぎわ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 117 きわつく きはつく 際付 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 117 きわまりてとうとき きはまりてたふとき 極貴 清水克彦 「極貴」 『女子大国文』22昭36・7 117 きわみ きはみ 極 石峰意佐雄 「〈キハミ〉と〈カギリ〉」 『薩摩路』14昭45・2 117 きわめたる きはめたる 極 連体詞 遠藤好英 「連体詞〈キハメタル〉の文章史的性格」 『日本文学ノート』8昭48・3 117 きわめて きはめて 極 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 清水教子 「御堂関白記の程度副詞〈極(メテ)〉について」 『国文学攷』67昭50・6 117 きんえん 禁煙 高畠康吉 「キンシュとキンエン」 『言語生活』27昭28・12 117 きんきょう 近況 能勢朝次 「近況・奇語・勝敗」 『国語教室』昭29・6 117 きんげん 謹言 佐藤武義 ④ 118 ぎんこう 銀行 新村出 『南蛮更紗』 大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 広田栄太郎 『明治のことば』 昭52・11講談社 永瀬治郎 ⑨ 118 ぎんざ 銀座 岩淵悦太郎 「〈銀座〉という名前」 『言語生活』18昭28・3 118 きんしゅ 禁酒 高畠康吉 「キンシュとキンエン」 『言語生活』27昭28・12 118 きんずる 禁 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 118 ぎんずる 吟 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 118 きんだい 近代 柳父章 『翻訳語成立事情』 昭57・4岩波書店 118 きんめし 「〈フィルター〉〈キンメシ〉〈南京虫〉」 『知性』昭29・10 118 く 接尾語 橘実利 「所謂延言〈く〉〈らく〉〈まく〉考」 『国学院雑誌』42-5昭11・5 大野晋 「古文を教へる国語教師の対話」 『国語学』8昭27・1 渥美功 「接尾語〈く〉に対する語性存疑」 『国語教室』12昭32・10大修館 井手至 「万葉集のク語法」 『人文研究』昭40・3 北条忠雄 「いわゆる接尾辞〈く〉の本質」 『秋田大学教育学部研究紀要人文社会』前編=21昭46・2、中編=22昭47・2、後編=23昭48・2 山田実 『日琉語比較文法―ク語法篇』 昭51・11自家版 118 ぐ 助詞 矢作春樹 「形容詞の活用に見られる助詞〈グ〉の成立について―村山方言を中心にして―」 山形大附属中『研究紀要』5昭42・3 118 くう 空 中村元 『仏教のことば〈放送ライブラリー23〉』 昭53・10日本放送出版協会 118 くう くう 食 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 森下喜一 「〈食ふ〉と〈食らふ〉について」 『野州国文学』6昭45・12 宮地敦子 「語誌〈はむ〉〈くう〉〈たべる〉」 『言語生活』286昭50・7 斎藤智子 「〈くふ〉についての一考察」 『玉藻』13昭52・7 榊真佐子 「くう・のむ・かむ」 都立大『日本語研究』1昭53・3 蜂谷清人 「狂言の語彙」 『講座日本語学5』昭57・12明治書院 118 ぐうけ 郡家 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 118 ぐうぜん 偶然 ヨシカワハルミ 「〈偶然〉カ〈遇然〉カ」 『カナノヒカリ』昭28・9 118 くうそう 空想 永嶋大典 ⑥ 118 くうろん 口論 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 118 くがい 公界 佐藤茂 「〈公界〉といふ語―その語史的考察」 『福井大学芸学部紀要』11昭37・3 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川書店 網野善彦 『無縁・公界・楽』 昭53・6平凡社 118 くがねありとまうしたへれ 金有等麻宇之多敞礼 有坂秀世 「〈金有等麻宇之多敞礼〉について」 『国語と国文学』15-11昭13・11=『国語音韻史の研究増補新版』昭32・10三省堂 118 くき 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 118 くき 豉 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 118 くきな 茎菜 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 118 くぐし 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 118 くぐつ 久具都 安藤正次 「久具都名義考」 『歴史地理』33-3 118 くくる 括 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 118 くくる 心 中本正智 ⑧ 118 くぐる 潜 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 118 くげん 公験 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 118 くごう 供給 →たてまつりもの 118 くこん 九献 森野宗明 「〈くこん〉ということば―女房詞についての報告」 『言語と文芸』2-4昭35・7=『王朝貴族社会の女性と言語』昭50・11有精堂 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 119 くさ 草 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 119 くさい 臭 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 119 くさす 腐 宮腰賢 『日本語の探検』 昭55・10PHP研究所 119 くさのみむしろ 神野志隆光 「〈草の御むしろ〉小考」 新潟大『国文学会誌』20昭51・10 119 くさのはな 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 119 くさびら 草片・蔬 小林隆 ⑨ →きのこ 119 くさまくら 松田芳昭 「枕詞クサマクラの生成」 『国語と国文学』39-8昭37・8 119 くさもの 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 119 くさやきゅう 草野球 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 119 くして 佐藤武義 「漢文訓読語の国語の文章に対する影響―〈クシテ〉と〈クテ〉との比較を中心に」 『国語学』68昭42・3 119 ぐしていておわせね 渥美功 「〈ぐしてゐておはせね〉考」 『国文学解釈と教材の研究』6-5昭36・4 中川光利 「渥美氏の論考に関連して〈ぐしてゐておはせね考〉についての疑問」 『国文学解釈と教材の研究』6-8昭36・7 119 くじな・くずな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 119 くじのたおれ ―たふれ 金戸守 「〈孔子のたふれ〉考」 『埴生野国文』4昭49・2 119 くしゃみ 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 119 くじゅう 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 119 くじら 鯨 にいがき・こういち 「クジラの名について」 『教育月報』9-86昭32・3 119 ―もち 餅 安部英子 「くじら餅・モロヤ」 『山形方言』9昭46・9 119 くしらのおぐし 阪口保 「論考二題阿遅可遠志(アチカヲシ)と髪梳乃小櫛(クシラノヲグシ)」 『神戸山手女短大紀要』16昭48・12 119 くしろつく 枕詞 米田進 「枕詞〈釧つく〉について」 『万葉』84昭49・6 119 くず 葛 中平解 「葛と藤―カ行とハ行」 『民間伝承』19-9昭30・9 中平解 「葛と藤(その2・3)カ行とハ行」 『民間伝承』20-23昭31・23 宮南裕 『求軟文庫―漫話樹草譜1』 昭55・4私家版 119 ぐす 具 森下喜一 「〈率る〉と〈具す〉について」 『野州国文学』10昭47・9 119 くすぐったい 擽 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 119 くすぐる 擽 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭43・3 119 くずす 崩 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 119 ―れる 斉藤永子 「こわれる・くずれる」 都立大『日本語研究』2昭54・7 119 くすのき 樟 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 119 くすぶる 燻 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 119 くすむ 山内洋一郎 ④ 119 くすり 薬 渡辺正 「薬と茶」 『日本語』20-2昭55・2 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 119 くすりゆび 薬指 前田富祺 「指のよび方について」 『文芸研究』56昭42・7 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 徳川宗賢 「文献国語史と方言」 『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 →ゆび 119 くせせる 益田勝実 「くどき・くせせる若き鬼」 『国語通信』78昭40・8 119 くそ 川本信幹 「〈くそ〉考」 『学芸国語国文学』12昭51・1 119 ぐそく 具足 三上悠紀夫 「〈調度〉〈具足〉〈道具〉」 福井大『国語国文学』21昭54・2 鈴木則郎 ⑨ 119 くそへび 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 120 くたかけ 腐鶏 阪倉篤義 『語構成の研究』 昭41・3角川書店 120 くたき 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 120 ください 下 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 ロゲルギスト 「ことばのことばください」 『言語』6-9昭52・9 柳田征司 ⑩ 120 くださる 句 岸田武夫 「オシャル・クダサルの系譜」 『京都学芸大学紀要』25昭39・10 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 120 くださいます 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 120 くださり 栃内和男 「〈くだされ〉か〈くださり〉か」 『ことばと文化』73昭52・6 120 くださります 宮地幸一 昭55・7 120 くだされ 栃内和男 昭52・6 120 くだされます 宮地幸一 昭55・7 120 くたに 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 120 くだに 苦胆 伊井春樹 「〈くだに〉と〈こだに〉源氏物語における語義変遷史の一断片」 『河』5昭48・6 120 くたびれる 柴田武編 『ことばの意味2』 昭51・9平凡社 120 くたみ 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 120 くだもの 果物 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 小島幸枝 ⑨ 120 くだる 降・下 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 斎藤倫明 ⑨ 120 くだをまく 管巻 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 120 くだん 件 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 120 くだんのごとく 如件 佐藤武義 ④ 120 くち 口 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 120 くちおし くちをし 口惜 石川徹 平安文学語彙考証(その三)」 『平安文学研究』19昭31・12 河辺名保子 「くちをし」 『国文学解釈と鑑賞』24-12昭34・10 120 くちぐち 口口 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 120 くちくちな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 120 くちすぎ 口過 坂詰力治 ⑩ 120 くちづけ 口付 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 120 くちなわ くちなは 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 120 くちはめ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 120 くちびる 唇 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 120 くつ 屈 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 120 くっしょう 屈請 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 120 くったく 屈託 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 120 くっぷく 屈服 佐藤亨 ⑪ 120 くつろぎ 寛 八亀師勝 「〈くつろぎ〉考」 『アカデミア』76昭45・3 八亀師勝 「〈くつろぎ〉考2支考の俳論をめぐって」 『アカデミア』92昭48・3 120 くつわ 轡 鈴木治 「轡・〓考」 『天理大学学報』9-1昭32・10 120 くて 佐藤武義 「漢文訓読語の国語の文章に対する影響―〈クシテ〉と〈クテ〉との比較を中心に」 『国語学』68昭42・3 120 くど 柳田国男 『火の車』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 120 くどい 永江秀雄 「クドイという言葉」 『言語生活』57昭31・6 120 くどき 口説 池田弥三郎 「くどき語源説」 『国学院雑誌』56-4昭30・4 益田勝実 「くどき・くせせる若き鬼」 『国語通信』78昭40・8 120 くどく 功徳 桜部建 「功徳という語について」 『大谷学報』56-4昭52・2 120 くな 中川芳雄 「音画接辞〈くな〉の伝統―やくざ・だうなの音韻構成」 静岡女子短大『紀要』8昭37・3 120 くに 国 比嘉盛章 「琉球語より見たる万葉語―しま・くに―」 『台大文学』昭13・39 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 藤井貞和 「フルコトの一研究―〈国〉をめぐりながら」 『共立女子短大紀要(文科)』21昭53・2 馬淵和夫 「〈くに〉の語源」 『日本語と日本文学』1昭56・6 120 ―くに 山口堯二 「ク語法と接続表現―〈ク語法+に〉の表現性」 『国語と国文学』56-8昭54・8 121 くにつつみ 国津罪 金子武雄 「天津罪国津罪考」 『国語と国文学』27-8昭25・8 121 くにのみやつこ 国造 阿部武彦 「国造の姓と系譜」 『史学雑誌』59-10昭25・10 121 くぬぎ 坂田勝 「〈クヌギ〉とよむ地名」 『カナノヒカリ』669昭53・5 121 くのう 口能 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 121 くひびす 久比〓須 粕谷興紀 「〈久比〓須・支比〓須〉清濁考」 『皇学館論叢』3-2昭45・4 →きびす 121 くび 首 宮地敦子 「〈くび〉〈むくろ〉考」 『昭和学院短期大学紀要』1昭40・5 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 121 くびち 弶 春日政治 『古訓点の研究』 昭31・6風間書房 121 くふう 工夫 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 121 くぼむ 窪 柴田武編 『ことばの意味2』 昭51・9平凡社 粂井和幸 「くぼむ・へこむ・ひっこむ」 都立大『日本語研究』2昭54・7 121 くま 中沢政雄 「現代国語学8―〈くま〉のアクセント」 『国語教育科学』7-3昭42・3 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 阪倉篤義 ① 121 くまおおかみ くまおほかみ 熊狼 曾田文雄 「上代文献と〈虎狼〉〈熊狼〉」 『万葉』67昭43-5 121 くまかし 熊橿 中島悦次 「国文解釈漫語」 『国語解釈』1-4昭11・5 121 くまくま 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 121 くまで 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 121 くまぼ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 121 くみ 組 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 121 ぐみたはる 村内英一 「ぐみたはる―だだをこねる」 『近畿方言』18昭28・5 121 くむ 組 阪倉篤義 「語彙史の方法」 『講座国語史3』昭46・9大修館 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 121 くむ 汲 前田金五郎 「ことばの散歩道6風上・風下・風表・汲・懸合ほか」 『文学』48-6昭55・6 121 くめ 岸本通夫 「来目・久米考」 『水門』1昭38・1 121 くも 雲 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 小島幸枝 「愛知県沿岸漁村語彙〈網・風・雲・天候〉」 『東海学園国語国文』10昭51・9 121 ―のかよいじ かよひぢ 通路 市村宏 「〈雲の通ひ路〉〈夢の通ひ路〉」 『王朝文学』10昭39・5 121 くも 蜘蛛 柳田国男 「蜘蛛及び蜘蛛の巣」 『方言』2-9昭7・9 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 121 ―のいと 糸 国立国語研究所 昭47・9 堀池克裕 「兵庫県北西但馬語彙について―蜘蛛の糸」 『郷言』8昭47・12 野元菊雄 「ことばの誕生と変化―くもの糸」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 121 ―のえ・―のえき・―のえず・―のえばり 柳田国男 昭23・6 121 ―のす 巣 柳田国男 昭7・9 国立国語研究所 昭47・9 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 121 くもすけ 雲助 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 121 くもり 曇 斎藤たま 「ことどの旅(2)」 『子どもの館』6-8昭53・8 122 くやしい・くやし 悔 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 服部みつ子 「源氏物語における類義語クヤシとネタシの意味の違い」 『常葉国文』1昭51・7 122 くよう くやう 供養 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 122 くら・くらつこどり 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 122 くらい くらゐ 位 新村出 『南蛮更紗』 大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 根来司 「ばかり〈古典語・現代語〉・だけ・くらい・きり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 武田蓉子 「副助詞〈だけ・ばかり・くらい・ほど・きり・しか〉の意義素」 山形大『国語研究』12昭45・8 蜂谷清人 「し・しも・のみ・ばかり・まで・など〈だけ〉〈くらい〉〈ほど〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 122 ぐらい 副助詞 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 森田良行 「〈ぐらい・ほど・ばかり〉の用法」 『早稲田大学語学教育研究所紀要』7昭44・3 森田良行 昭55・6 122 くらいづめ くらひづめ 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 122 くらう くらふ 食・喰 森下喜一 「〈食ふ〉と〈食らふ〉について」 『野州国文学』6昭45・12 深井一郎 「狂言における待遇表現の一考察―卑罵語としての〈喰ふ〉について」 『金沢大教育学部紀要社会人文』27昭54・3 122 くらがえ 鞍替 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 122 くらく 暗 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 122 くらくてみえない・くらいからみえない 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 122 くらす 暮 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 122 くらたて 西崎亨 「〈クラタテ〉考」 『万葉』2昭47・3 122 くらはしのやまをたかみか 桜井美智子 「万葉集・二九〇番〈倉橋の山を高みか〉の解釈をめぐって」 『高知女子大国文』15昭49・9 122 クラブ 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 122 くらべて 比 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 122 くらべる 比 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 122 くらべぐるし 比苦 原田芳起 「〈くらべぐるし〉の語義について―共時態における多義性と統一性」 『滋賀大国文』11昭49・1 122 ぐり 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書林=『定本柳田国男集20』昭37・8 122 くりかえし 繰返 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 122 クリスマス 新村出 『語源をさぐる1』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 石井久雄 「和語・漢語のはざまで」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 122 くりのこ 柳田国男 『食料名彙』 『定本柳田国男集29』昭39・5 122 くりのべ 繰延 花田二徳 「〈引き上げ〉と〈くり延べ〉」 『日本語』20昭55 122 くりや 厨 遠藤好英 ⑩ 122 くる・く 来 品川緑朗 「〈来る〉の用法について」 『言語生活』74昭32・11 井上展子 「動詞の接辞化―万葉の〈行く〉と〈来〉」 『万葉』43昭37・4 野入逸彦 「“Kommen”と〈来る〉」 『人文研究』19-6昭43・2 森田良行 「〈行く・来る〉の用法」 『国語学』75昭43・12 中宗根政善 「加行変格〈来る〉の国頭方言の活用に就いて」 『沖縄文化論叢5』昭47・11平凡社 Moriguchi, Tsunekazu 「Some remarks on“come”and“go”in Japanese」 『Descriptive and Linguistics』7 July 1974 森口恒一 「〈行く〉〈来る〉〈いる〉に関する一考察」 『国語国文』44-3昭50・3 大江三郎 『日英語の比較研究主観性をめぐって』 昭50・11南雲堂 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 城田俊 「〈いく・くる〉について」 『北海道大人文科学論集』14昭53・3 ロゲルギスト 「ことばのことば行くと来る」 『言語』7-6昭53・6 靍岡昭夫 「近代口語文章語における〈へ〉と〈に〉の地域差―〈行く〉と〈来る〉について」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 安井泉 「Come, goと〈くる〉〈いく〉―〈共感〉と〈ダイリシス再編成〉」 筑波大『言語文化論』6昭54・3 川原とし江 「移動動詞の意味論的成分分析」 手崎政男教授退官記念事業委員会『手崎政男教授退官記念論集』昭55・10 国立国語研究所 『日本語教育映画解説基礎編14なみのおとがきこえてきます―〈いく〉〈くる〉』 昭56・3 小池清治 「今昔物語集本朝部〈来〉字の訓法―キタルとク」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 122 ―くる 来 三上勝夫 「補助動詞〈ゆく〉〈くる〉の意味と用法」 『北大教育学部紀要』25昭50・12 野沢素子 「日本語の補助動詞〈~来る〉〈~行く〉と中国語の趨向動詞〈~来〉〈~去〉について」 『日本語と日本語教育』4昭50・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 122 こない 手塚邦一郎 『栃木県方言地図』 昭48・8私家版 123 くる― 前田富祺 「中世における象徴詞の一考察―〈くる~〉系・〈くるり~〉系の語彙をめぐって」 大阪大『語文』38昭56・4 123 くるかばし 柳田国男 『橋の名と伝説』 『定本柳田国男集5』昭37・9 123 くるしい くるし 苦 山田瑩徹 「土左日記における〈おもしろし〉〈くるし〉寸感」 日大『語文』37昭47・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 123 くるしさ 苦 鏡味明克 「意味の広さと言語地理学―〈苦しさ〉の形容詞について」 『国語学』66昭41・9 123 くるう くるふ 狂 山内洋一郎 ④ 123 くるぶし 踝 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 小林隆 「文献と方言分布からみた〈くるぶし(踝)〉の語史」 『国語学研究』22昭57・12 123 くるまながもち 車長持 浅野晃 ⑤ 123 くるみ 胡桃 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 123 くるむ 包 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 服部貴義 「つつむ・くるむ・くるめる」 都立大『日本語研究』3昭55・10 123 くるめる 服部貴義 昭55・10 123 くるり 前田富祺 「中世における象徴詞の一考察―〈くる~〉系・〈くるり~〉系の語彙をめぐって」 大阪大『語文』38昭56・4 123 くれ 呉 佐藤誠実 「呉を〈クレ〉といふ考」 『歴史地理』6-7 123 クレームをつける 村木新次郎 「外来語と機能動詞―〈クレームをつける〉〈プレッシャーをかける〉などの表現をめぐって」 『武蔵大人文学会雑誌』13-4昭57・3 123 くれない くれなゐ 紅 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 123 ―におう にほふ 尾崎暢殃 「紅にほふ」 『美夫君志』14昭45・12 123 ―のふかぞめ 深染 伊原昭 「紅之深染」 『和洋女子大学紀要』10昭40・12 123 くれる 呉 宮地裕 「〈やる・くれる・もらう〉を述語とする文の構造について」 『国語学』13昭40・12=『日本の言語学5』昭54・1大修館 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 豊田豊子 「補助動詞〈やる・くれる・もらう〉について」 『日本語学論集1』昭49・3 紙谷栄治 「同上」 『待兼山論叢8』昭50・1 Murakami, Yasuko “The benefactive verbs yaru and kureru and the mixed forms of direct and indirect narrations.” “Attemps in Linguistics and Literature”昭50・4 宮地裕 「〈やる・くれる・もらう〉発達の意味について」 『鈴木知太郎博士古稀記念国文学論攷』昭50・10桜楓社 大江三郎 『日英語の比較研究』 昭50・11南雲堂 井上史雄 「〈呉れる〉の語形変化過程」 『山形方言』12昭51・1 Kuno, Susumu “The speaker's empathy and its effect on syntax;A reexamination of yaru and kureru in Japanese” “JATJ”11-23昭和・59 Murakami, Yasuko “A study of the speaker's point of view and narrations in the use of some Japanese benefactive verbs,yaru and Kureru” “Descriptive and Applied Linguistics”9昭51・7 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 124 くれる 暮 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 124 ぐれんたい 愚連隊 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 124 くろ 黒 米倉巌 「昭和期詩人の〈赤〉と〈黒〉―重治・光晴・達治・中也・道造」 『文体論研究』14昭44・6 藤原明 「日本語の色彩名の起源」 『近畿大教養部研究紀要』10-2昭53 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 柴田武 ⑦ 124 くろい・くろし 黒 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 124 くろく 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 124 クローズアップ 菊村到 「言語社会時評〈クローズアップ〉は日本語か」 『言語生活』267昭48・12 124 くろかみ 黒髪 伊原昭 「くろかみ―古代和歌に於ける色彩の一ケースとして」 『国語と国文学』33-5昭31・5 124 くろほう 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 124 くろんぼう 黒坊 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 124 くわ くは 桑 新村出 「万葉苑枯葉抄」 『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 124 ―いちご 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 124 ―ご 柳田国男 昭23・6 124 ―ずみ・―ぐみ 柳田国男 昭23・6 124 ―のみ・―み・―ふぐり・―まめ 柳田国男 昭23・6 124 くわ くは 山本康裕 「〈クハ〉と〈カラバ〉について」 『文学史研究』=昭45・10 124 くわえる 加 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 124 くわえて 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 124 くわわる 森田良行 昭52・10 124 くわがたむし 鍬形虫 日本常民文化研究所編 『日本常民生活資料叢書14中部篇2(静岡県)』 昭48・9三一書房 124 くわしい・くわし 詳 野上久人 「万葉集の〈うまし〉〈くはし〉〈うつくし〉〈うるはし〉について」 『尾道短期大学研究紀要』2昭28・1 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 124 くわせば・くわせいかし くはせば・くはせいかし 食 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 124 くわたつ くはたつ 阪倉篤義 『語構成の研究』 昭41・3角川書店 小林芳規・松本光隆 ③ 124 くわもこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 124 ぐゎんざん 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 124 くん 君 伊藤中正 「クン・サン論考」 『ことば』30昭38・4 大石初太郎 「ことばと民主主義―〈さん〉と〈くん〉」 『IDE』42昭40・3 松本昭雄・丸山利雄・渡辺万次郎・武藤敏子 「〈さん〉と〈くん〉について―読者の意見」 『IDE』4344昭40・45 読売新聞社会部 『日本語の現場4』 昭52・6読売新聞社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 124 くんすー 嘉味田宗栄 「方言の素性―〈クンスー〉と〈バチ〉」 『沖縄文化』3-16昭39・12 124 ぐんのう 軍王 生田周史 「〈軍王〉再考」 『万葉』106昭56・3 124 け 助詞 和田初栄 「新潟県北魚沼郡小出方言の文末詞―〈カ〉〈ケ〉〈ヤ〉について」 『方言の研究』昭44・3 124 け 日 安田尚道 「〈け長し〉〈長きけ〉〈朝にけに〉〈旅のけ〉等のケについて」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 124 け 気 中井正一 「気(け・き)の日本語としての変遷」 『帝国学士院紀事』5-1昭22・3 赤塚行雄 「〈気(き)〉と〈気(け)〉の違いについて」 『言語』261昭48・6 125 け 山口幸洋 「静岡県川根町方言における過去表現形式〈―ケ〉の用例の分類」 『国文学攷』83昭54・9 125 げ 接尾語 上野勇 「接尾辞〈ゲ〉〈さう〉及び助詞〈に〉に就いて(埼玉県幸手町)」 『方言』4-9昭9・9 進藤義治 「接尾語〈げ〉の語義構成上の性質」 『東海学園国語国文』11昭52・3 藤松紀子 「源氏物語における形容詞+接尾語ゲについて」 『学習院大国語国文学会誌』22昭54・3 青木伶子 ④ 125 げ 助詞 森下喜一 「方言にあらわれる格助詞〈げ〉について―その用法と成立過程」 『野州国文学』7昭46・3 125 げ 井口実 「再び群馬県碓氷郡方言のゲについて」 『語学と文学』1昭32・1 125 げ 下 津之地直一 「万葉集の〈上〉〈中〉〈下〉音訓義攷」 『愛知大学文学論叢』47昭47・3 125 けい 景 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 125 けいえい 経営 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用例―」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6 125 けいかい けいくわい 計会・経廻 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林=『湯沢幸吉郎著作集2』昭54勉誠社 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 125 けいき 景気・経記 飛田隆 「中世国語表現論の一考察―鴨長明の無名抄における〈余情・景気〉を中心として」 『日本私学教育研究所紀要』4昭44・3 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 佐藤亨 「近世漢語についての一考察―ケイキ(景気・経紀)をめぐって」 『国語学会昭和48年秋季大会発表要旨』昭48・10 武田元治 「〈景曲〉考―〈景気〉との関係にふれて」 『解釈』20-10昭49・10 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 125 けいきょく 景曲 武田元治 「〈景曲〉考―〈景気〉との関係にふれて」 『解釈』20-10昭49・10 125 けいけん 経験 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 125 けいこ 稽古 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 125 けいざい 経済 渡部万蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12万里閣書房 鈴木修次 『文明のことば』 昭56・3文化評論出版 平林文雄 ⑩ 125 けいさつ 警察 渡部万蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12万里閣書房 125 けいしょく 景色 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 125 げいじゅつ 芸術 鎮目恭夫 「科学・技術・芸術ということば」 『言語生活』130昭37・7 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 竹浪聡 ⑩ 125 けいす 啓 佐藤武義 ④ 125 けいせい 傾城 亀井孝 「懺悔考・女郎考」 『国語学』36昭34・3 125 けいせいさいみん 経世済民 竹浪聡 ⑩ 125 けいにく 鶏肉 安藤巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 125 けいはく 敬白 佐藤武義 ④ 125 けいほう 刑法 渡部万蔵 『現行法律の史的考察』 昭5・12万里閣書房 125 けいめい 経営 池田亀鑑 「いそぎ・けいめい考」 『国語学論集』昭19・10岩波書店 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 →けいえい 125 けいも 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 125 けう 希有 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 浅野敏彦 「漢語〈希有〉について」 『解釈』21-3昭50・3 125 けうら 清 土井忠生 「容姿美を表現せる王朝物語用語に就いて(1)」 『国語国文の研究』1大15・10 →きょうら 125 げえろっぱ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 125 げかころし 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 125 けがれる 穢 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 126 げき― 激 東道鉄二 「〈激~〉型の新造語」 『言語生活』343昭55・7 126 げきつう 劇痛 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 126 げくう 外宮 西田長男 「古事記〈外宮〉用字考」 『倉野憲司先生古稀記念古代文学論集』昭49・9桜楓社 126 けけし 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 126 けけれなく 江湖山恒明 「〈けけれなく〉考」 『密田教授退官記念論集』昭44・3金沢大学教育学部国語研究室 126 げこ 下戸 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 126 けごん 華厳 桜部建 「華厳という語について」 『大谷学報』49-1昭44・6 126 げさ 接尾語 平林文雄 「接尾語〈げ+さ〉覚書」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 126 けさし 柳田国男 『伝説』 昭15・9岩波書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 126 けざやか 中西良一 「源氏物語用語覚書―〈あざやか〉〈けざやか〉〈さつやか〉等について」 『和歌山大学学芸学部紀要』13昭38 原田芳起 「中古文学語彙雑考(6)〈けざやか〉〈けざやぐ〉」 『平安文学研究』56昭51・10 武山隆昭 「〈けざやか〉の語義攷」 『椙山女学園大研究論集』9-2昭53・2 武山隆昭 「〈あざやか〉の語義攷―〈けざやか〉との差異に触れて」 『椙山女学園大研究論集』10-2昭54・3 126 けざやぐ 原田芳起 「中古文学語彙雑考6〈けざやか〉〈けざやぐ〉」 『平安文学研究』56昭51・10 126 げさんい 外散位 野村忠夫 「官人制上の二・三の用語について―考限・選限・外散位・入色―」 『岐阜大学研究報告』14昭41・3 126 けし 芥子 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林=『湯沢幸吉郎著作集2』昭54勉誠社 126 けし 形容詞 山田孝雄 『国語の中に於ける漢語の研究』 昭15・4宝文館 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・7風間書房 尾崎容樹 「上代語〈けし〉の語義と〈けしう〉〈けしからず〉少考」 『京都府立宮津高『研究紀要』2昭41・2 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 細川英雄 「〈けしきこころ〉考―上代における形容詞〈けし〉について」 『国語学研究と資料』2昭52・12 126 ―うはあらず 原田芳起 「〈けしうはあらず〉考」 『解釈』4-1昭33・1 原田芳起 昭37・9 126 ―からず 原田芳起 昭37・9 尾崎容樹 昭41・2 木之下正雄 昭43・11 細川英雄 「〈けしからず〉の用法」 早稲田大『国文学研究』昭53・6 126 けし 接尾語 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 126 けしき 気色 吉沢義則 『源語釈泉』 昭27・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 深雪健一 「けしきという言葉」 『山』203昭28・4 中西良一 「源氏物語の〈けしき〉と〈けはひ〉」 『和歌山大学芸学部紀要』9昭34・7 田中新一 「〈気色〉(けしき・けそく・きしょく)考」 『解釈』15-11昭44・11 光川妙子 「〈けしき〉と〈けはひ〉」 『たまゆら』3昭46・6 根来司 「八代集と〈けしき〉」 『国語と国文学』52-3昭50・3 根来司 『中世文語の研究』 昭51・2笠間書院 西端幸雄 「和歌と漢語―特に〈けしき〉について」 『国語学』107昭51・12 西端幸雄 「〈けしき〉と後拾遺集―特に自然に関する〈けしき〉について」 『国語学』112昭53・3 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 根来司 ③ 渡辺実 ① 126 けしね 柳田国男 「倉料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 126 ―つつき 柳田国男 昭39・5 126 けじめ けぢめ 区別 増淵恒吉 「源氏物語における〈けぢめ〉考」 『専修国文』11昭47・1 石井久雄 ⑩ 126 けしょう 化粧 イーデス・ハンソン 「ハンソンの日本語巡礼(4)~(10)」 『ことばの宇宙』2-1~9昭42・1~9 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 永野賢 『ことばの風俗誌―女性と金に関する六十一章』 昭53・3教育出版 127 けす 消 森田良行 『基礎日本語1」 52・10角川書店 127 げす 下衆 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 127 げそ てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 127 けそう けさう 懸想 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 127 げそう げさう 外相 井上章 ⑪ 127 けそん 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続篇』 昭48・11風間書房 岡崎正継 「〈けそん〉は〈家損〉なりや―源氏物語用語考」 国学院大『国語研究』44昭56・3 127 けた 桁 吉田金彦 『古代日本語をさぐる』 昭54・6角川書店 127 げた 下駄 吉田金彦 『古代日本語をさぐる』 昭54・6角川書店 127 げだ 井口実 「群馬県碓氷郡方言の助動詞について―ゲダを中心として」 『国語研究』2-3昭29・1 127 けだかし 気高 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 127 けだし 蓋 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・6宝文館 吉田金彦 「副詞〈けだし〉の語源について」 『訓点語と訓点資料』60昭52・11 127 げち・げじ 下知 佐藤武義 ⑩ 127 けちず 闕巡 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 127 けちび 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 127 けちんぼ 河原宏 「けちんぼの方言」 『信濃』15-12昭38・12 127 けつえき 血液 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 127 けっかい 結界 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 127 けっかく 結核 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 127 げっきゅう 月給 「児童の社会的な用語についての調査研究―〈つとめ〉と〈げっきゅう〉について」 新潟教育センター『研究集録』1昭43・3 127 けっきょく 結局 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤武義 ⑩ 127 けっく 結句 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 小杉商一 「〈なかなか〉〈かへって〉〈結句〉」 『浅野信博士古稀記念国語学論集』昭52・10桜楓社 佐藤武義 ⑩ 127 けっこう 結構 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 遠藤好英 ⑩ 127 ―です 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 森村桂 「言語時評〈けっこうです〉」 『言語生活』282昭50・3 127 けっこん 結婚 鍛冶千鶴子 「言語時評〈婚姻〉と〈結婚〉」 『言語生活』342昭55・6 127 げっさいなー 西崎亨 「囃子詞〈ゲッサイナー〉考―その語義並に囃子詞成立のある場合」 『日本歌謡研究』15昭50・10 127 けっして 決 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 127 けっしょう 結晶 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 127 けつじょう 決定 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 127 けつぜい 血税 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 127 けっちゃく 決着 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 127 けってん 闕典・欠点 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 127 けっぱい 結界 →けっかい 127 げっぷ 宮良当壮 「おくび(噯気・げっぷ・へど)の語源」 『教育手帖』50昭30・3 127 けつぼう 闕乏・欠乏・欠亡 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 127 げどう 外道 橘豊 「正法眼蔵の文章構造―〈外道〉語よりみたる」 『文学語学』29昭38・9 127 けどき 柳田国男 『母の毛毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 128 げな 助動詞 荒木雅実 「〈げな〉の性格」 『国学院高等学校紀要』13昭46・11 仙波光明 「終止連体形接続の〈げな〉と〈さうな〉―伝聞用法の発生から定着まで」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 128 けない 家内 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 128 けなげ 健気 小松茂人 「義経記の人物像―特に〈けなげ〉と〈なさけ〉の倫理意識について」 『宮城学院女子大学研究論文集』28昭41・7 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 松本宙 ⑩ 128 ―もの 者 松本宙 ⑩ 128 けなもの 健者 松本宙 ⑩ 128 げなら 大島一郎他 『八丈島方言の研究―Some Aspects of Hachijojima Dialect』 昭55・10東京都立大国語学研究室 128 けなり 異 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 松本宙 ⑩ 128 けなりい 松本宙 ⑩ 128 ―げ 松本宙 ⑩ 128 げなり 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 128 けなるい 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 松本宙 ⑩ 128 けに 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 128 げに 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 128 ―いそのかみのよよへたるごがんにやとぞみえたる 句 木船重昭 「げにいそのかみの世々へたる御ぐわんにやとぞみえたる―源氏物語解釈覚書」 『解釈』25-8昭54・8 128 けにけがそろう 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 128 けによはずきぬ 原田芳起 「〈気爾余波受吉奴〉存疑」 『樟蔭国文学』14昭51・9 128 ケネディケ 中村誠一 「リレー連載新外来語和解(8)ケネディケ」 『翻訳の世界』7-5昭57・5 128 けのころごろ 菊沢季生 「万葉集巻四の〈気乃己呂其侶〉に就て」 『国語研究(仙台)』9-9昭16・9 128 けはい けはひ 気配 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 中西良一 「源氏物語の〈けしき〉と〈けはい〉」 『和歌山大学学芸学部紀要』9昭34・7) 光川妙子 「〈けしき〉と〈けはい〉」 『たまゆら』3昭46・6 根来司 ③ 渡辺実 ① 128 げばひょう 下馬評 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 128 ゲバルト・ゲバ 飛田良文 ⑦ 128 けひ 青木紀元 「角鹿・気比」 福井大『国語国文学』21昭54・2 128 げひん 下品 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 128 けむ 助動詞 三浦和雄 「いわゆる推量の助動詞―(二)〈けむ〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 堀田要治 「推量の助動詞―む(ぬ)・けむ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 阪倉篤義 「〈べし〉〈らし〉〈らむ〉〈けむ〉について」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 根来司 「特集〈む〉の徹底的研究〈けむ〉と〈けり〉の関係」 『月刊文法』2-8昭45・6 岩淵匡 「特集〈む〉の徹底的研究〈けむ〉〈らむ〉の意味―いわゆる原因推量に関して」 『月刊文法』2-8昭45・6 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 根来司 『中世文語の研究』 昭51・2笠間書院 阪倉篤義 「〈べし〉〈らし〉〈らむ〉〈けむ〉について」 『論集日本語研究』昭54・2有精堂 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 吉池浩 「助動詞〈まし〉の成立その他―けむ・まし・けり・たり・らむ・めり」 『橘女子大研究紀要』8昭56・5 128 けむし 毛虫 柳田国男 「音訛現象の考察(8)―毛虫と松毬―」 『方言』4-6昭9・6 山代巴 「ギギと毬と毛虫」 『言語生活』78昭33・3 128 ゲーム・セット 安西哲郎 「〈ゲーム・セット〉考」 『英語教育』27-11昭54・1 128 けむよ 根来司 「〈むよ〉〈らむよ〉〈けむよ〉―平安女流文学における」 『藤女子大学国文学雑誌』5-6昭44・7 129 けむり 煙 鈴木敏幸 「煙―国見―の一心象」 『立正大学国語国文』8昭46・11 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 門脇芳雄 「詰将棋のことば―けむり」 『言語』8-4昭54・4 129 けめかも 木下正俊 「〈けめかも〉攷」 『国語国文』23-3昭29・3 129 けもんりょう けもんれう 花文綾 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 河野多麻 「けもんれう(花文綾)カはなふれうカ―うつほ物語を主として」 『武蔵野女子大紀要』14昭54・3 129 けやき 新村出 「ケヤキの語源其他について」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 129 けやけし 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 129 げゆう 外用 井上章 ⑪ 129 げようびつ 下用櫃 橘正一 「近松の用語―下用櫃の意味」 『国語と国文学』11-6昭9・6 129 けら 螻蛄 広戸惇 「特集・言語地理学の諸問題言語地理学と国語史との接点―中国地方の紙魚・穀象虫・螻蛄を例として」 『国語学』119昭54・12 129 けらし 小宮豊隆 「芭蕉の〈けらし〉」 『中央公論』41-9 根来司 「疑ひと治定―〈けらし〉を中心として」 『国語と国文学』34-9昭32・9 129 けり 助動詞 浅野信 「いわゆる過去の助動詞―(二)〈けり〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 小路一光 「〈き〉及び〈けり〉の用法―万葉集語法ノート」 『国文学研究』25昭37・3 山崎良幸 「過去の助動詞き・けり・ぬ・つ・たり・り」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 竹岡正夫 「助動詞〈けり〉の本義と機能―源氏物語・紫式部日記・枕草子を資料として」 『言語と文芸』5-6昭38・11 『日本語の歴史3』 昭39・4平凡社 木之下正雄 「〈けり〉について」 『言語と文芸』6-3昭39・5 中西宗一 「助動詞〈けり〉の意味について―竹岡正夫氏の論に対する反論として」 『言語と文芸』6-3昭39・5 春日和男 「助動詞〈けり〉の二面性―竹岡説に思う」 『言語と文芸』6-3昭39・5 根来司 「助動詞〈けり〉の表現性」 『言語と文芸』6-3昭39・5 北条忠雄 「成立から観たケリの本義―竹岡説の直接的批判にかえて」 『言語と文芸』6-3昭39・5 原田芳起 「助動詞〈けり)の意味―竹岡氏の提説をめぐって」 『言語と文芸』6-3昭39・5 広浜文雄 「過去(回想)・完了の助動詞―き・けり〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 馬淵和夫 「助動詞〈キ〉と〈ケリ〉の区別はなんとみるべきか」 『国文学解釈と鑑賞』29-11昭39・10 根来司 「動詞に直接する〈けり〉―文章研究の一課題〈研究発表要旨〉」 『国語学』66昭41・9 新川忠 「助動詞〈けり〉の時代的差異―上代中古の和歌を資料として」 『国語学』66昭41・9 渡辺洋子 「〈けり〉と〈き〉―樋口一葉の文章において」 『愛文』5昭41・12 新川忠 「助動詞〈けり〉の時代的差異―上代・中古の和歌を中心として」 『国語国文研究』36昭42・2 竹岡正夫 「古今和歌集における助動詞〈けり〉の用法」 『香川大学教育学部研究報告』23昭42・11 伊藤慎吾 「源氏物語の助動詞キ・ケリの用法(上)―用例を究明してその相違を考察する」 『武庫川女子大学紀要』15昭43・3 堀田要治 「特集・日本語の助動詞の役割記憶〈き・けり・た〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 小路一光 「万葉集における〈き〉〈けり〉の意義用法」 『早大高等学院研究年誌』13昭44・1 森重敏 「〈けり〉の意味文化―その現実性と真実性と観念性」 『万葉』70昭44・1 佐田智明 「あゆひ抄の〈けり〉について」 『北九州大学文学部紀要』4昭44・3 伊藤慎吾 「源氏物語の助動詞キ・ケリの用例(2)―用例を究明してその相違を考察する」 『武庫川女子大学紀要』16昭44・5 春日和男 「助動詞〈けり〉の論の終着駅―源氏物語桐壺の巻説話論」 『月刊文法』2-4昭45・2 白石大二 「特集〈き〉〈けり〉の徹底的研究徒然草における助動詞〈き〉〈けり〉表現の真実の理解のために」 『国文学解釈と鑑賞』35-3昭45・3 竹岡正夫 「特集(き〉〈けり〉の徹底的研究〈けり〉と〈き〉との意味・用法」 『月刊文法』2-7昭45・5 山崎良幸 「特集〈き〉〈けり〉の徹底的研究〈き〉〈けり〉の研究上の争点」 『月刊文法』2-7昭45・5 原田芳起 「特集〈き〉〈けり〉の徹底的研究〈けり〉の変遷―活用を中心として」 『月刊文法』2-7昭45・5 田中喜美春 「特集〈き〉〈けり〉の徹底的研究和歌における〈き〉〈けり〉」 『月刊文法』2-7昭45・5 春日和男 「助動詞〈き〉と〈けり〉の論への回想」 『月刊文法』2-8昭45・6 根来司 「特集〈む〉の徹底的研究〈けむ〉と〈けり〉の関係」 『月刊文法』2-8昭45・6 伊藤慎吾 「源氏物語の助動詞キ・ケリの用法(下)―用例を研究してその相違を考察する」 『武庫川女子大学紀要人文』17昭45・8 後藤和彦 「特集〈つ〉〈ぬ〉〈たり〉の徹底的研究〈たり〉と〈けり〉の関係」 『月刊文法』3-2昭45・12 北原保雄 「古典語における〈時〉の表現―ぬ・つ・たり・り・き・けり」 『東書高校通信国語』94昭46・2 糸井通浩 「〈けり〉の文体論的試論―古今集詞書と伊勢物語の文章」 『王朝』4昭46・8 久原広子 「上代の語法―助動詞き・けり」 『香椎潟』17昭47・3 古関吉雄 「屈折断定の助動詞〈なり〉と追認過去の助動詞〈けり〉と」 『明治大学教養論集(日本文学)』75昭47・12 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 寺田真弓 「竹取物語における〈けり〉―文の分析」 『国文鶴見』10昭50・5 根来司 『中世文語の研究』 昭51・2笠間書院 門出順子 「蜻蛉日記上巻の成立に関して〈日記〉及び〈けり〉表現の問題から」 『立教大学日本文学』37昭51・12 吉岡曠 「源氏物語における〈けり〉の用法(1)」 『学習院大文学部研究年報』23昭52・3 大坪併治 「説話の叙述形式として見た助動詞キ・ケリ―訓点資料を中心に」 『国語学』111昭52・12 木下美 「紫式部日記に用いられた〈き〉〈けり〉についての調査研究(1)〈けり〉について」 九州大谷短大『国語研究』6昭52・12 吉岡曠 「竹取物語から源氏物語へ―〈き〉〈けり〉の用法を中心として」 学習院女短大『国語国文論集』7昭53・3 大坪併治・野田美津子 「説話の叙述形式として見た助動詞キ・ケリ―今昔物語を中心に」 『大谷女子大国文』8昭53・3 久津摩八千代 「大鏡における〈き・けり〉について」 九州女子大・女子短大『語学と文学』昭53・3 吉岡曠 「源氏物語における〈けり〉の用法(2)」 『学習院大文学部研究年報』24昭53・3 木下美 「紫式部日記に用いられた〈き〉〈けり〉についての調査研究」 九州大谷短大『国文研究』7昭53・12 竹岡正夫 「助動詞〈けり〉の本義と機能―源氏物語・紫式部日記・枕草子を資料として」 『論集日本語研究7』昭54・2有精堂 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 山口雄輔 「物語を止める助動詞としての〈けり〉〈ぬ〉他―天草版と仮名草子伊曾保物語との比較を中心に」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 立川美彦 「けりがつく」 『国語国文』48-9昭54・9 辻田昌三 「物語る〈けり〉」 『島大国文』8昭54・9 吉池浩 「助動詞〈まし〉の成立その他―けむ・まし・けり・たり・らむ・めり」 『橘女子大研究紀要』8昭56・5 近藤明 「助動詞〈けり〉の上接語―万葉集・平安時代の勅撰集の傾向差をめぐって」 『新潟大国文学会誌』25昭57・2 畠中真美 「西鶴散文作品に於ける〈けり〉〈き〉の様相―文末用法を中心として」 『国文』57昭57・7 桑田明 「〈ぬ〉〈つ〉四考・〈き〉〈けり〉再考」 『就実語文』3昭57・11 130 げり 下痢 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 130 ける 蹴 大森栄 「伊豆駿河地方に於ける〈蹴る〉の活用について」 『方言』2-4昭6・12 浜田敦 「〈蹴る〉と〈越ゆ〉」 『国語と国文学』26-8昭24・8 江湖山恒明 「国語史の一疑問―〈蹴る〉の活用について」 国学院大『国語研究』1昭27・12 三木幸信 「〈蹴る〉の活用をめぐって」 『平安文学研究』25昭35・11 山内洋一郎 「〈連載1〉なぜ下一段活用は〈蹴る〉一語か―活用について」 『高校教育通信国語』12昭55・7 木川行史 「特集・類義語の意味論的研究ける・ふむ」 『日本語研究』4昭56・12 山内洋一郎 「下一段動詞〈蹴る〉について」 『竹岡正夫編『国語学史論叢』昭57・9笠間書院 131 けるは 句 下河部行輝 「保元・平治物語の文章―その会話導入形式〈…けるは〉をめぐって」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 下河部行輝 「沙石集における会話導入形式―〈云ク〉形式と〈けるは〉形式をめぐって」 『岡山大文学部紀要』1昭55・12 131 けれど・けれども 接続詞 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 為貞節穂 「逆接助詞〈が〉〈けれど(も)〉」 『解釈』2-5昭31・5 森野宗明 「接続助詞ど・ども〈古典語〉が〈古典語・現代語〉ところが・けれども〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 村上本二郎 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈けれども・けれど〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 飛田良文 「特集・日本語における機能と解釈接続助詞ば・と・とも・ども・も〈ても〉〈けれども〉〈ところが〉〈ところで〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 花田二徳 「〈ので〉〈けれども〉」 『日本語』15-5昭50・6 山田浩 「〈あなた〉〈けれども〉…」 『放送朝日』258昭50・11 西田絢子 「〈けれども〉考―その発生から確立まで」 『東京成徳短大紀要』11昭53・4) 上野智子 「長崎県西彼杵半島方言の接続助詞―〈から〉〈けれども〉について」 『日本方言研究会第27回研究発表会発表原稿集』昭53・10日本方言研究会 上野智子 「長崎県西彼杵半島方言の接続助詞〈から〉〈けれども〉について」 『広島大学文学部紀要』9昭54・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 中野洋子 「接続助詞〈けれども〉の成立」 『成蹊国文』14昭55・12 131 けれん 外連 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 131 けわい 嘉味田宗栄 「比較考察の一観点(5)首里方言を中心に(6)再びオモロことば〈はりやに〉など(7)オモロことば〈だな〉など(8)オモロことば〈けわい〉など」 『琉球大学文(文理)学部紀要人文』11~14昭42・3~45・4 131 けん 権 柳父章 『翻訳とはなにか―日本語と翻訳文化』 昭51・8法大出版局 131 けん 軒 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 131 けん 件 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 131 けん 見 →み(見) 131 げん てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 131 けんえんけん 嫌煙権 稲垣文男 「ことばは生きている 流行語昭和史(26)嫌煙権」 『放送文化』33-10昭53・10 131 けんか 県下 東辻保和 「〈県内〉〈県下〉の意味論的考察」 高知大『国語教育』20昭37・10 131 けんかい 見解 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・7みすず書房 131 げんかく 幻覚 宮本忠雄 「ことばのことば幻覚について」 『言語』9-7昭55・7 131 げんかん 玄関 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 131 けんぎ 権義 薗部千鶴 「〈権義〉小考」 『東京女子大日本文学』50昭53・9 131 げんき 元気・減気 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・7風間書房 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 131 けんきゅう 研究 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 131 げんぎょう げんぎやう 現形 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 131 げんきんなおとこ 現金男 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 131 けんけん 柳田国男 『小さき者の声』 昭17・11三国書房=『定本柳田国男集20』昭37・8 131 げんご 言語 飛田良文 「漢語の読みと同音語」 『ことばシリーズ8和語漢語』昭53・3文化庁 飛田良文 ⑩ 131 ―ぶんか 文化 『日本語の歴史7』 昭40・8平凡社 多久和新爾 「言語文化という造語は成立するか」 『言語科学』7昭46・3 132 けんごう 懸合 前田金五郎 「ことばの散歩道(6)風上・風下・風表・扱・懸合ほか」 『文学』48-6昭55・6 132 けんこうけ 松本寧至 「研究手帖〈けんこうけ〉考―無名草子の〈けんこう〉」 『群女国文』6昭52・3 132 けんさ 検査 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 132 げんざ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 132 げんざい 現在 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 132 けんさきばらい 剣先祓 剣持隼一郎 「古文書の中のことば―木銭・かわせ・剣先祓・名所」 『柏崎・刈羽』6昭53・5 132 げんしつ 言質 文化庁国語課編 「漢字の読み方に関連する問題―〈言質〉は〈ゲンチ〉か〈ゲンシツ〉か」 『ことばシリーズ15言葉に関する問答集7』昭56・4 132 けんじゅう 拳銃 天沼寧 「ピストル・拳銃・けん銃・短銃」 『大妻女子大文学部紀要』10昭53・3 132 げんしゅつ 現出 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 132 げんしょう 現象 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 132 げんじょうす 言上 佐藤武義 ④ 132 げんしょく 現職 泉井久之助 「〈現職〉という語と候文―姉崎正治博士と木下杢太郎先生」 『言語生活』357昭56・9 132 けんずい 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 132 けんぞ 柳田国男 「食料名彙」 昭39・5『定本柳田国男集20』昭39・5 132 げんそ 元素・原素 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 132 げんぞ 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 132 げんた 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 132 げんてん 原点 久世善男 『流行語雑学百科』 昭50・12新人物往来社 132 けんない 県内 東辻保和 「〈県内〉〈県下〉の意味論的考察」 高知大『国語教育』20昭47・10 132 けんばい 見敗 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 132 けんびきょう 顕微鏡 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 132 けんぽう 憲法 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 132 げんらい 見来 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語―」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 132 けんり 権利 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 太田知行 「〈権利〉という言葉の意味について―社会行動の型との関係を中心として―」 『思想』479昭39・5 佐藤節子 「〈権利〉ということばの機能について―スカンジナヴィアのリアリズム法学を中心に」 『思想』481昭39・7 飛田良文 「明治のことば〈権利〉考」 『月刊ことば』3-3昭54・3 鈴木修次 『日本漢語と中国―漢字文化圏の近代化』 昭56・9中央公論社 柳父章 『翻訳語成立事情』 昭57・4岩波書店 132 こ 呼 相磯裕 「〈呼〉考―気左能阿沙気奈呼登以非都留―」 『国語国文』49・7昭55・7 132 こ 子・海鼡・蚕 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 132 こ 子 藤原与一 「国語方言上の一長音現象―〈子〉を〈コー〉と言うのなど」 『国文学攷』30昭38・2 神田秀夫 「こ・いも・らについて) 『万葉集研究』4昭50・7塙書房 133 こ 籠 吉永登 「〈籠〉の訓みについて」 『甲南国文』25昭53・3 133 こ 胡 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 133 こ 己 →き(己) 133 こ 指示代名詞 有賀憲三 「〈こ〉〈そ〉〈あ〉に就て」 『日本語』3-12 桜井光昭 「源氏物語における〈こ〉の用例」 『解釈』2-1昭31・1 今石光美 「コ・ソ・ア・ド体系のことば」 『学校教育』475昭32・5 Miyake Takeo 「〈こ・あ〉と〈こ・そ・あ〉―さすことば(指詞)の体系」 『実践国語』19-217昭33・11 さねとう・けいしゅう 「KO SO A DO」 『いずみ』36昭34・12 鍋師六好 『国立国語研究所留学報告論文コソアドの研究―コ・ソの対立を中心にして』 昭35 山田達也 「指示詞コ・ソ・アについて―その意義特徴の考察」 『名古屋市立大学教養部紀要』11昭41・12 阪田雪子 「指示語〈コ・ソ・ア〉の機能について」 『東京外国語大学論集』21昭46・3 片岡了 「コ・ソ・ア変遷の一面」 大谷大『文芸論叢』1昭48・3 久野暉 『日本文法研究』 昭48・6大修館 井上継護 「日本語教育から〈こ・そ・あ〉について」 『研修』179昭51・9 堀口和吉 「指示語〈コ・ソ・ア〉考」 阪倉篤義監修『論集日本文学・日本語5』昭53・8角川書店 正保勇 「〈コソア〉の体系」 国立国語研究所『日本語の指示詞日本語教育指導参考書8』昭56・3 田中望 「〈コソア〉をめぐる諸問題」 国立国語研究所『日本語の指示詞日本語教育指導参考書8』昭56・3 匹田軍次 「指示詞コ・ソ・アについて」 『言語』10-21昭56・12 高橋太郎・鈴木美都代 「コ・ソ・アの指示領域について」 『国立国語研究所研究報告集』昭57・3秀英出版 133 こ 来 藁谷隆純 「宇治拾遺物語の〈来〉」 『解釈』25-4昭54・3 133 こ 接頭語 寿岳章子 「接頭辞〈こ〉のもつ諸問題」 『人文(西京大学学術報告)』4昭29・3 長田幹雄 「人まねこまねの〈こ〉など」 『言語生活』52昭31・1 133 こ 接尾語 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 133 こ 個 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 133 ご 御 接頭語 伊咲和子 「隆能源氏物語絵詞に於ける〈御〉」 『国語国文』22-8昭28・8 門前真一 「上代における御の一用法―御立座而と御阿加良田比坐の訓」 『山辺道』1昭30・5 菊池留雄 「御の字の迷い」 『広報研究』87昭36・1 大岩正仲 「御―用法と意味」 『国語学』52昭38・3 若林正 「接頭語〈御〉の用法―主に謡曲における」 『文学論藻』30昭40・3 国田百合子 「敬語接頭辞〈御〉と女房詞婦人語との関係」 『国文目白』4昭40・3 辻村敏樹 『敬語の史的研究』 昭43・10東京堂 河部俊子 「〈御〉考」 『学習院女子短大紀要』6昭44・2 毛利正守 「動詞に付く〈御〉について」 『皇学館大学紀要』8昭45・3 新藤喜代子 「敬語接頭辞〈御(オ・オン・ミ・ゴ・ギョ)〉について」 『国文目白』11昭47・1 中川竫梵 「源氏物語における〈御〉の読み方について―三条西実隆校訂・青表紙本を資料にして」 『紫光』4昭47・12 高田和子 「敬語について―接頭辞〈オ〉〈ゴ〉」 『国語学の世界』3昭48・3 諸節敬 「接頭辞〈御〉の読みについて―中古中世における尊敬の接頭辞〈御〉の読みについて」 『青山語文』5昭50・3 宇野義方 「敬語講座(9)〈お〉と〈ご〉」 『実用現代国語』12昭52・12 伊藤健 「天草版平家物語本文の均質性―〈御〉〈出〉の読み分け状況」 『高知大国文』9昭53・12 吉野政治 「六国史における〈御〉という字の動詞用法について」 『同志社国文学』14昭54・3 近藤政美 「キリシタン資料ローマ字本コンテンツス・ムンヂにおける敬語接頭辞〈ゴ〉〈ギョ〉〈おん〉〈み〉について」 『松村博司先生古稀記念国語国文学論集』昭54・11笠間書院 嘉山秀夫 「日本語学習指導における敬語〈お〉〈ご〉の扱い方」 『大東文化大紀要人文』18昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 榊原邦彦 『平安語彙論考』 昭57・11教育出版センター 134 ご 御 接尾語 吉野政治 「敬語接尾辞としての〈御〉の成立と展開」 『同志社国文学』19昭56・10 134 ご 期 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 134 ごあんす 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 134 こい こひ 恋 水谷静夫 「〈泣く・花・恋〉から〈…ている・泣く・雨〉へ」 『言語生活』91昭34・4 吉永亜美 「詞林抄〈恋〉と〈思〉」 京都女子大『女子大国文』30昭38・6 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 津之地直一 「万葉集における〈恋〉〈愛〉の訓義」 『愛知大学文学論叢』35昭43・1=『万葉集の国語学的研究』昭50・6桜楓社 近藤信義 「折口学の再検討〈恋ひ〉」 『古代文学』17昭53・3 長南実 「〈寸言〉大切と恋」 『文学』48-9昭55・9 上野純子 「百人一首二題―(1)〈恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ〉考・(2)〈あだ浪〉考」 『奈良女子大文学部研究年報』20昭52・3 片山武 「〈恋中爾毛〉(⑫二九三〇)の訓について」 『解釈』21-11昭50・11 片山武 「万葉集三一三一の〈恋之重〉の訓について」 『解釈』18-4昭47・4 橋本四郎 「恋はかなし」 『万葉』108昭56・9 134 こい・こし 濃 松田香魚子 「源氏物語の女性の服色〈濃き〉という語について」 『甲南国文』19昭47・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 134 ごい 語彙 金岡孝 「語彙研究の歴史」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 134 こいうた こひうた 恋歌 阪口保 「万葉集に見える〈恋歌〉という熟語の意味について」 『神戸山手女短大紀要』20昭52・12 134 こいし 小石 亀井孝 「万葉集の読み万葉集五二五番の第二句〈小石〉の訓をめぐって―ないことをたてにとってのあげつらい」 『文学』43-4昭50・4 134 こいしい 恋 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 134 こいしうおもいきこえたもう こひしうおもひきこえたまふ 句 佐伯梅友 「恋しう思ひ聞え給ふ―源氏物語註釈(5)」 『国文学解釈と鑑賞』18-10昭28・10 134 こいしくはけながきものを こひしくはけながきものを 句 橋本研一 「こひしくはけながきものを―改訓の問題」 『跡見学園女子大学紀要』1昭43・3 134 ごいちにんさま 御一人様 伊吹一 「〈お一人様〉か〈ご一人様〉か―スマートな電話の話法」 『茶道の研究』231~241昭50・24681012 134 こいつ 指示代名詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 134 ―ら 森田良行 昭55・6 134 ごいっしん 御一新 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 134 こいびと 恋人 さいとう・きょうぞう 「あたらしい日本語教室(2)こいびとか恋人か」 『ラペ』7-11昭42・11 半沢洋子 ⑩ 134 こいまろび 展転 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 134 こう かう 好 木村竜司 「記紀における〈吉〉と〈好〉の表現」 日大『語文』41昭51・7 134 こう かう 孝 佐竹昭広 「意味の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 134 こう かう 羔 加藤常賢 「皋と羔」 『二松学舎大学東洋学研究所集刊』3昭48・3 134 こう 皋 加藤常賢 「皋と羔」 『二松学舎大学東洋学研究所集刊』3昭48・3 134 こう 講 佐藤喜代治 ② 134 こう こふ 恋 佐竹昭広 「〈恋ふ〉の歴史―風をだに恋ふるは羡し―」 『国語通信』105昭43・4 小杉商一 「〈恋ふ〉と〈恋す〉と」 『東京外国語大論集』29昭54・3 134 ―らく 吉田金彦 「万葉のことばと文学(15)〈見らく〉〈恋ふらく〉」 『短歌研究』34-11昭52・11 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 134 こう こふ 請・乞 三保忠夫 「高山寺本古往来の第六状について―古文書における〈乞也〉〈悉之〉の考察」 弘前大『文経論叢文学Ⅰ』15-1昭55・3 三保忠夫 「古文書・古往来における〈請〉について」 『鎌倉時代語研究4』昭56・4武蔵野書院 135 こう かう 斯 副詞 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 河内章 「副詞〈かう〉についての小考」 『国語学論集1(名古屋)』昭53・3笠間書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 135 ごう ごふ 業 石田瑞麿 『仏教のことば放送ライブラリー23』 昭53・10日本放送出版協会 135 こういう 連体詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 135 こうえん 公演 文化庁国語課編 『ことばシリーズ15その他の問題―上演と公演』 昭56・4 135 こうおつにん 甲乙人 笠松宏至 「日本文化史の窓20」 『月刊百科』225昭56・7 135 こうが 甲賀 藪司郎 「甲賀のいわれ」 『言語生活』157昭39・10 135 こうがい 公害 穴居人 「文化ジャーナル・ことば〈公害〉の意味」 『朝日ジャーナル』昭45・2・15 甲田善生 「〈公害〉とは何か―日本語の熟語法則から」 『言語生活』263昭48・8 竹内好徳 『ことば随想』 昭49・8海峡の会 柄沢衛 「〈家畜公害〉から〈低周波公害〉へ―〈公害を表わすことば〉1970年代の実態と考察」 『石巻高等学校理科研究紀要』5昭55・3 柄沢衛 「公害を表わすことば(6)〈カラオケ公害〉から〈博覧会公害〉へ」 『日本語』21-1昭56・1 135 こうけ かうけ 高家 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 135 こうげ かうげ 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 135 ごうけ がうげ 豪家 佐藤喜代治 「漢語存疑」 『山田孝雄追憶史学語学論文集』昭37・11宝文館 135 こうけい 光景 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 135 こうげん 考限 野村忠夫 「官人制上の二、三の用語について―考限・選限・外散位・入色―」 『岐阜大学研究報告』14昭41・3 135 こうげん 高原 新村出 『新村出全集4』 昭46・9筑摩書房 135 こうげん 興言 →きょうげん(興言) 135 こうご 口語 古田東朔 「〈口語〉ということば」 『香椎潟』27昭57・3 135 ごうご がふご 合期 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 135 こうこう 口腔 丸野不二男 「〈口こう〉か〈口くう〉か」 『新聞研究』73昭32・8 135 こうこう 孝行 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 135 こうさんめつぎょう 興産滅業 「一流社員が知らぬと恥をかく今度の最重要新語50―〈興産滅業〉から〈クローン人間〉まで現代を解くキーワードを厳選」 『週刊現代』昭45・10・22 135 こうし・こうじ 子牛 『日本語の歴史5』 昭39・11平凡社 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 135 こうじ こうぢ 小路 『日本語の歴史5』 昭39・11平凡社 135 こうじ 麹 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 135 こうじ かうじ 勘事 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 135 こうじがくれ 小路隠 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 135 こうしき 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 135 こうして 副詞・接続詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 135 ゴージャス 南伸坊 「リレー連載新外来語和解(4)ゴージャス」 『翻訳の世界』7-1昭57・1 135 こうじょ 黄女 伊原昭 「緑児と黄女」 『武蔵野文学』17昭45 135 こうじょう かうじやう 向上 橋本進吉 『キリシタン教義の研究』 昭36・3岩波書店 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 135 こうじょう 栲縄 →たくなわ 135 ごうじょう 強盛・強情 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 135 こうす 小臼 橘純一 「大臼と小臼」 『国語と国文学』25-7昭23・7 135 こうた 買 柴田武 「言語からみた日本の地域区分―〈買った〉と〈買うた〉と〈買あた〉」 『地理』7-6昭37古今書院 136 こうたん かうたん 降誕 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 136 こうち 拘置 「愛用された〈拘置〉―三つの新法律用語四月の集計」 『ことば』昭29・5 136 こうちゃ 紅茶 川本茂雄 『ことばの色彩』 昭53・3岩波書店 136 こうてい 抗抵 鈴木丹士郎 「〈抵抗〉と〈抗抵〉」 『国語語彙史の研究2』昭56・5和泉書院 136 こうてい 皇帝 淮陰生 「Queenの訳語が〈皇帝〉であった話」 『図書』250昭45・6 136 ごうてい 豪邸 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 136 ごうてき 強的 半沢洋子 ⑩ 136 こうどう・こうとう 公道 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 136 こうのもの 香物 蜂谷清人 ⑤ 136 こうふく 幸福 中村邦夫 ⑩ 136 こうべ かうべ 首・頭 柳田征司 「室町時代における口語語彙と文語語彙―アタマ・カシラ・カウベについて」 『国語と国文学』49-11昭47・11 宮地敦子 「身体語彙の変化―〈かうべ〉〈かしら〉〈あたま〉〈なづき〉など」 『国語学』94昭48・9=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院 136 こうま 子馬 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 136 こうみょう 高名・功名 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 136 こうもり 蝙蝠 前田富祺 「蝙蝠の語史」 『日本文学ノート』3昭43・2 藤原明 蝶(蛾・蚕・蝙蝠・凧)考―系統論及び方言学的研究」 『国語学会昭和49年秋季大会発表要旨』昭49・11 136 ごうら・ごうろ 強羅 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 136 こうらい 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 136 こうらん 勾欄・高欄 佐藤喜代治 「漢語存疑」 『山田孝雄追憶史学語学論文集』昭37・11宝文館 136 こうりゅう 土岐善麿 「コウリュウ」 『言語生活』31昭29・4 136 こうりょう くわうりやう 荒涼 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 136 ―する 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 136 こうるうちにも こふるうちにも 恋中爾毛 津之地直一 「〈恋中爾毛〉訓義攷」 『美夫君志』20昭51・7 136 ごうろぎ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 136 こうろぎばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 136 こうろん・くちろん 口論 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 136 こえ こゑ 声 馬田義雄 「万葉集訓詁一題―〈声〉と〈音〉」 『和歌山大学芸学部人文科学紀要』昭28・3 河野亮 「コウ・コエ・ホウ・ホエ」 『言語生活』73昭32・10 川上蓁 「声をめぐる表現」 『言語生活』158昭39・11 安達隆一 「音的現象を表わす語彙の意味構造―〈オト〉〈ネ〉〈コエ〉〈ヒビキ〉〈シラベ〉について」 『日本語学試論』1昭49・7 望月郁子 「ネ・コヱ・オト小考」 『静岡大教養部研究報告人文』15昭55・3 安部清哉 ⑩ 136 ―ごえ ごゑ 声 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 136 こえまつ 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 136 こえる・こゆ 越・超 浜田敦 「〈蹴る〉と〈越ゆ〉」 『国語と国文学』26-8昭24・8 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 半沢洋子 「場所の移動を表わす動詞の意味分析―〈越える〉と〈渡る〉について」 『国語学研究』17昭52・12 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 136 コーチャー 三宅鴻 『外来語のずれ(10)~(12)完」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 136 こおとこ 小男 小池清治 「〈小男〉〈ひき人〉と〈一寸法師〉―古奈良絵本・御伽草子の語彙」 『フェリス女学院大紀要』11昭51・4 137 コーヒー 珈琲 川本茂雄 『ことばの色彩』 昭53・3岩波書店 木村由利子 「リレー連載新外来語和解(10)コーヒー」 『翻訳の世界』7-7昭57・7 137 こおり こほり 氷 田中正行 「熊本県に於ける氷・氷柱・旋風の方言分布」 『方言』4-4昭9・4 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 河原宏 「こおり・つらら・しもばしらの方言」 『信濃』18-7昭41・7 日下部文夫 「沖縄北部方言アクセント調査語彙について―〈水〉と〈氷〉」 『言語研究』52昭43・1 畠山久尚 「氷の方言覚書」 『二松学舎大学論集』42昭43・3 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 永瀬治郎 「雪氷と氷の語彙体系」 『国語学研究』11昭47・9 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 137 ―のようなるかたな ―のやうなるかたな ―刀 小林忠雄 「〈氷のやうなる刀〉小論」 『解釈』5-10昭34・10 137 こおり 郡 千田稔 「古代大和国郡家址についての地名学的考察―〈コオリ〉〈ダイリョウ〉および〈ミヤケ〉地名」 『地名学研究』昭47・3 137 こおる 凍 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 佐藤亨 「〈凍る〉の類義語の歴史」 『言語生活』224昭45・5=『近世語彙の歴史的研究』昭55・10桜楓社 佐藤亮一 「方言の分布〈(手ぬぐいが)凍る・(水が)凍る〉―並行的分布の解釈」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 →いてる 137 コール・コーヒー 岩下裕一 「こおる・こおひいの話」 『昭和学院国語国文』11昭53・3 137 こおろぎ 蟋蟀 橘純一 「〈キリギリス〉と〈コホロギ〉」 『国語と国文学』12-2昭10・2 真田信治 「現代方言における〈こおろぎ〉と〈きりぎりす〉」 『金沢大語学文学研究』11昭56・10 半沢敏郎 「あそび歳時記―虫選(むしえらみ) (1)蟋蟀の称呼」 『言語』11-9昭57・9 馬瀬良雄 ⑧ 137 こおろこおろ こをろこをろ 西本妙 「古事記の〈許袁呂許袁呂〉について」 『高知女子大国文』11昭50・12 137 こか 胡笳 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 137 ごか 五菓 島田勇雄 「食物儀礼史における〈菓子〉〈五菓〉について」 『解釈』23-8昭52・8 137 こかけおしふみし こかけをしふみし 平井孝一 「〈こかけをしふみし〉の一解釈」 『表現研究』14昭46・9 137 コカ・コーラ 川本茂雄 『ことばの色彩』 昭53・3岩波書店 137 こがたな 小刀 「〈頭〉〈小刀〉〈シャベル〉の方言」 『山形方言』3昭30 137 ごがつせっく 五月節句 竹田旦 「五月節句」 『民間伝承』15-5昭26・5 137 こがねぐさ 黄金草 中平解 「コガネグサ」 『民間伝承』20-6昭31・6 137 こがるい 小軽 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 137 ごき 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 137 ごき 御器 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 137 ごきげん 御機嫌 小田切秀雄 「皇太子の〈御機げん〉(新聞)」 『言語生活』26昭28・11 137 こきし 桜井茂治 「〈居気辞(こきし)〉〈阿理嗚(ありを)〉考―アクセントからみた語義の解釈」 『国学院雑誌』61-11昭35・11 137 ごきぶり 川名興 「千葉県のゴキブリの方言」 『千葉生物誌』26-2昭52 137 こきまぜる・こきまず 扱混 中西健治 「〈こきまず〉〈かきまず〉考」 『平安文学研究』56昭51・10 137 こきょう 故郷・古京 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 桐原徳重 「『夜明け前』の〈ふるさと〉〈故郷〉について」 『常葉女短大紀要』6昭49・3 大野峻 「古京と故郷について」 『湘南文学』10昭51・3 137 こく 告 古賀精一 「古事記の告字について」 『島根大学論集』16昭41・12 日吉盛幸 「万葉集〈告〉字考(下)」 大東文化大『日本文学研究』15昭51・1 138 こく 土屋長一郎 「まくれる・だらじ・こく―出雲の民話から」 『伝承』2昭34・5 138 ごく 副詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 138 こくえん 国遠 佐藤鶴吉 「西鶴近松用語雑考(3)」 『国語国文の研究』9昭2・6 138 こくご 国語 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 古田東朔 「〈国語〉という語」 『解釈』15-7昭44・7 かめいたかし 「〈こくご〉とはいかなることばなりや」 『国語と国文学』47-10昭45・10 138 こくさい 国際 安藤昭一 「学際・国際・人際」 『英語教育』29-8昭55・10大修館 138 ―ほう 法 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 138 こくしびょう 黒死病 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 138 こくぞうむし 穀象虫 日本常民文化研究所 『日本常民生活資料叢書14中部篇2』 昭48・9三一書房 広戸惇 「言語地理学と国語史の接点―中国地方の紙魚・穀象虫・螻蛅を例として」 『国語学』119昭54・12 138 こくたい 国体 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 138 こくどのしゅうりこせい 国土修理固成 倉野憲司 「国土の修理固成―古事記上巻註釈(5)」 『国文学解釈と鑑賞』18-11昭28・11 138 こぐなり 滂動 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 138 こくび 小首 手塚昇 「〈小兵という条〉卑見」 『国語解釈』1-11昭11・12 138 こくぶんげいがく 国文芸学 内野吾郎 「国文学名義考―和学から国文芸学へ」 『日本文学論究』34昭49・11 138 こくれん 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 138 ごくろうさま 御苦労様 中田祝夫 「〈御苦労さま〉と〈御世話さま〉」 『言語生活』170昭40・11 138 こけ 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 138 こけ 真田信治 「標準語の地理的背景―うろこ(鱗)」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 138 こけ 苔 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭52・11岩波書店 138 ごけ 後家 高木豊 「中世の妻女と後家と後家尼」 『月刊百科』240昭57・10 138 こげくさい 焦臭 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 ひろしまみんぞくの会 「〈きなくさい〉と〈こげくさい〉(つづき)」 『フォクロアひろしま』3昭53・7 138 こけこっこー 擬声語 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 水谷修 「コケコッコーの言語学」 『言語生活』278昭49・11 138 こけざる ―猿 福島邦道 「こけ猿考」 『未定稿』6昭34 138 こげつく 焦付 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 138 こけらおとし 柿落・鱗落 「ことばの百科〈始まる〉考」 『放送文化』35-4昭55・4 138 こける・あたける・まくれる 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 138 こげる 焦 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 138 ここ 此処・此所 指示代名詞 野入逸彦 「Hier・dort・daと〈ここ・そこ・あそこ〉」 大阪市立大『人文研究』31・3昭54・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 138 ごご・ごごしょう・ごごろっこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 138 ここいら 此処 指示代名詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 139 こごえる・こごゆ 凍 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 139 ごこく 後刻 蜂谷清人 ⑩ 139 ここここと 此処此処 小林忠雄 「〈そこに〉〈ここここと〉の解」 『国語研究』32昭34・7白楊社 139 ここせ・ここしえする 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 139 ここだ 幾許 石田春昭 「ココダ考」 『国語研究(仙台)』2-12昭9・12 三吉陽 「〈ココダ〉私考」 『愛媛国文研究』5昭31・3 尾崎知光 「〈ここだ〉〈ここら〉・〈そこば〉〈そこら〉などについて」 愛知県立女子大・短大『紀要』11昭36・1 139 ここち 心地 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 139 こごと 森本治吉 「東語と云はるゝ〈こごと〉について」 『アラヽギ』21-7昭3・7 139 ごことんぼ・なんこび 柳田国男 『こども風土記』 昭17・2朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 139 ここに 前田博 「〈橋姫〉の巻における解釈上の問題点―〈ここにかく参ることは〉の〈ここに〉をめぐって」 『解釈』14-10昭43・10 139 ここのところ 此処所 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 139 こごむ 下野雅昭 ⑩ 139 ここら 此処 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 139 ここら 幾許 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 尾崎知光 「〈ここだ〉〈ここら〉・〈そこば〉〈そこら〉などについて」 愛知県立女子大・短大『紀要』11昭36・1 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 139 ここらへん 此処辺 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 139 こごる 凍 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 139 こころ 心 新村出 『東亜語源志』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 鴻巣隼雄 「解釈の一側面から見た万葉集の言」 『国語と国文学』23-1昭21・1 宮良当壮 「心の原義をめぐって」 『心』7-3昭29・3 宮城文雄 「物語の文体(2)〈こと〉〈さま〉〈こころ〉を序説風に」 『徳島大学学芸紀要』11昭37・3 松本金寿 「心の語源」 『教育心理』10-4昭37・4 佐竹昭広 「意味変化について―〈ことば〉と〈こころ〉」 『言語生活』204昭43・9 東節夫 「古語〈こころ〉の解釈」 『防衛大学校紀要』24昭47・3 山中襄太 「〈こころ〉の語源を探る(上)」 『日本語』13-6昭48・7 工楽英司 「甲骨文字雑考(2)」 『東海大紀要教養学部』6昭50・7 宮地敦子 「〈こころ〉から〈心臓〉へ―身体語彙の変化」 『国語学』104昭51・3 荒川さち子 「琉歌における〈肝〉と〈心〉」 『沖縄文化』45昭51・8 森重敏 「心(ココロ)の語源」 『国語国文』46-5昭52・5 大友浩 「〈心〉と〈心情〉―パスカルのcoeurの訳語の問題」 『北海道大学外国語外国文学研究』25昭54 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 松浦照子 「平安女流文学における属性複合形容詞〈心―〉の諸相」 『国語学研究』20昭55・12 松浦照子 「複合形容詞〈うら―〉〈こころ―〉〈もの―〉〈なま―〉の形成―平安女流文学における」 『山形女子短大紀要』13昭56・3 津之地直一 「万葉集の〈こころ〉攷」 『愛知大学文学論叢』67昭56・7 139 ―にのる 乗 北住敏夫 「万葉集における心情表現の特性―〈心に乗る〉〈乗りし心〉といういい方について」 『万葉』7昭28・4 139 ―のうち・―のなか 中 日野資純 「〈心ノウチ〉から〈心ノナカ〉へ―基礎語研究の一視点」 『佐藤茂教授退官記念論集国語学』昭55・10桜楓社 139 ―のおろ 緒 森脇一夫 「〈心の緒ろ〉と〈言緒ろ〉」 日大『語文』37昭47・3 139 こころあてに 森下幸男 「〈心あてに〉考」 『日本文学研究』2昭32・12 139 こころうし 心憂 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 140 こころぎも 心肝 曾田文雄 「〈心肝〉〈肝心〉小考」 『滋賀大国文』1昭39・2 140 こころぐし 心― 森本治吉 「万葉美の〈心ぐし〉〈めぐし〉私解」 『国語と国文学』8-6昭6・6 140 こころぐるしい・こころぐるし 心苦 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 山崎良幸 「〈いとほし〉〈心苦し〉の意義について」 『高知女子大国文』6昭45・7 尾崎知光 「〈心苦し〉の意味について―源氏物語の用例を検討して」 『愛知県立大学文学部論集国文』23昭47・12 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 中川正美 「源氏物語における〈いとほし〉と〈心苦し〉」 『国語語彙史の研究1』昭55・5和泉書院 140 こころざし 志 前田俊彦 「ことばの小径〈志〉と〈野心〉のちがい」 『朝日ジャーナル』昭55・6 140 こころしらう こころしらふ 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 140 こころたかし 心高 石川徹 「平安文学語彙考証(その五)」 『平安文学研究』21昭33・6 140 こころづよさ 心強 松村誠一 「浮舟―〈らうたさ〉と〈心強さ〉」 『成蹊国文』1昭43・1 140 こころど 心利 山口佳紀 「〈情神(ココロド)〉考」 『聖心女子大学論叢』35昭45・6 140 こころない・こころなし 心無 若山明子 「枕草子〈はづかしきもの〉段の解釈〈心なき〉をめぐって」 『文学・語学』78昭52・6 140 こころなおし こゝろなをし 心直 形容詞 上岡勇司 「今昔物語研究―心の問題からの一視点(2)」 『語学文学』15昭52・3 140 こころなぐさ 心慰 小野寛 「〈こころなぐさに〉考」 『国語国文論集』3昭49・2 140 こころにくい・こころにくし 心憎 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 140 こころばえ こころばへ 心意 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 渡辺実 ① 140 こころばせ 心馳 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 石川徹 「こころばせ」 『国文学解釈と鑑賞』24-12昭24・12 140 こころふかし 心深 宮城文雄 「〈心深し〉の語義について―源氏物語の用例を中心に」 『徳島大学学芸紀要』4昭30・2 140 こころぼそい・こころぼそし 心細 石田肇 「〈心ぼそくすみなしたる庵あり〉―徒然草私注(第十・十一段)」 『滋賀県高校国語教育研究会会誌』42昭43・3 西村加代子 「悲哀美としての〈心細し〉―平安後期の和歌を中心に」 神戸大『国文学研究ノート』1昭47・12 日淵寿子 「更級日記〈心細し〉の一面」 『国文鶴見』8昭48・3 140 こころぼち 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 140 こころみる 試 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 140 こころもち 心持 松井栄一 「〈心持〉と〈気持〉」 『武蔵大人文学会雑誌』13-4昭57・3 140 こころもとない・こころもとなし 心許無 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 140 こころよせる・こころよす 心寄 黒川光 「〈心寄せてむ〉と〈心寄せなむ〉―『貝あはせ』の中の二つの歌」 『解釈』16-5昭45・5 140 ここんちょもんじゅう 古今著聞集 福田益和 「古今著聞集小考―名義をめぐって」 九州大『語文研究』37昭49・8 140 こさ 胡沙 金田一京助 『日本文学論纂』 昭7・6明治書院 140 ござ 御座 小林賢次 「〈ござない〉と〈ござらぬ〉について―その消長と待遇法」 『言語と文芸』74昭46・1 佐々木峻 「大蔵流古狂言における待遇表現法の研究―〈御座有る〉〈御座る〉併存の問題」 『広島大学文学部紀要』30昭46・3 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 安田章 ④ 141 こざね 穀実 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 141 こざはし 粉醂 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 141 ござりんす 真下三郎 『婦人語の研究』 昭44・2東京堂 141 こざる 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 141 ござる・ございます 御座 補助動詞 巌佐正美 「〈ござる〉の否定形について」 『三重大学教育研究所研究紀要』2昭25・3 山本和子 「室町時代の敬語―〈ござる〉〈おじゃる〉〈おりやる〉について」 東京女子大『日本文学』4昭30・1 真下三郎 「近松とござりんす」 『国文学攷』21昭34・7 神部宏泰 「隠岐島五箇方言の〈ござる〉について」 『国文学攷』22昭34・11 岸田武夫 「近世語の系譜(二)―ゴザリマス・ゴザリヤスの系譜」 京都学芸大『学報』16昭35・3 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 『日本語の歴史4・5』 昭39・711平凡社 稲垣史生 「ことばはいきている〈ござる〉言葉考―テレビ時代劇におけるひとつの問題」 『放送文化』24-9昭44・9 蜂谷清人 「〈おりゃる〉から〈ござる〉へ―歌謡のことばの変遷に関する一考察」 『国語学研究』9昭44・10 藤原与一 「〈ゴザル〉という尊敬法動詞」 『方言研究年報』13昭45・11 小林賢次 「〈ござない〉と〈ござらぬ〉について―その消長と待遇法」 『言語と文芸』74昭46・1 佐々木峻 「大蔵流古狂言における待遇表現法の研究―〈御座有る〉〈御座る〉併存の問題」 『広島大学文学部紀要』30昭46・3 種友明 「補助動詞〈ございます〉の敬意について」 『別府大国語国文学』17昭50・12 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 新山茂樹 「ギュツラフ訳聖書『約翰福音之伝』『約翰上中下書』の文体について―ゴザル体再考・ゴザルの用法をめぐって」 『鶴見大学紀要』7-1昭55・3 小林賢次 「版本狂言記におけるゴザル・オリャル・オヂャルとその否定表現形式」 『近代語研究』6昭55・5武蔵野書院 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 安田章 ④ 141 ごさん 御産 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 141 ごさん・ごっさん 御所様 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 141 ごさんなれ・ござんなれ 句 岩淵悦太郎 「ごさんなれ」 『国語と国文学』9-8昭7・8=『国語史論集』昭52・10筑摩書房 武田孝 「〈ごさんなれ〉考」 『解釈』18-7昭47・7=『古典語・古典教育論考』昭56・9教育出版センター 141 こし 麹 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 141 こし 来 武田孝 「〈こし〉と〈きし〉―〈来し〉〈来しか〉のよみ方」 『解釈』15-7昭44・7 141 ごし 越 接尾語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 141 こしかた 来方 小池清治 「〈来(き)し方〉と〈来(こ)し方〉」 『言語と文芸』11-2昭44・3 141 こじき 乞食 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 酒井貞三 「乞食者詠考」 『国語と国文学』36-8昭34・8 岡野信子 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について」 『方言研究年報』8昭41・3 久米常民 「万葉集巻十三と〈乞食〉者」 『国語と国文学』53-11昭51・11 141 こしきゆかしい 古式床 大石初太郎 「文章時評(3)〈古式ゆかしい〉〈ことほどさように〉など」 『言語生活』358昭56・10 141 ごしたい 方言 向山雅重 「信州―ゴシタイ」 『言語生活』71昭32・8 141 ごじぶん 御自分 遠藤好英 ⑩ 141 こしょう 胡床・呉床 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 141 こしょう 胡椒 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 141 こしょう 蜻蛉 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 142 こしょう 故障 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柏野健次 「〈故障中〉の意味論―造語意識とアスペクト」 『大阪樟蔭女子大論集』16昭54・3 142 こじょろ 梟 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 142 こしめす 亀井孝 「敬語〈こしめす〉について」 『国語と国文学』12-11昭10・11 142 こしらえる 拵 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 142 こじん 個人 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 「〈個人〉という語」 『日本国語大辞典ことばのまど』7昭49・1 斎藤毅 『明治のことば』 昭52・11講談社 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 柳父章 『翻訳語成立事情』 昭57・4岩波書店 遠藤好英 ⑩ 142 ―こじん 個人個人 遠藤好英 ⑩ 142 ごしんぞう 御新造 進藤咲子 ⑥ 142 こす 越 大岩正仲 「藤原宮之役民作歌の〈持越流〉」 『文学』9-12昭16・12 木下正俊 「〈来す〉と〈越す〉」 『万葉』23昭32・4 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 142 こす 助動詞 後藤和彦 「上代語〈こせ〉〈こす〉〈こそ〉について」 『都大論究』11昭48・3 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 142 こすき 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 142 こする 擦 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 石井竜治 「特集・類義語の意味論的研究なでる・さする・こする」 『日本語研究』5昭57・12 142 こせい 個性 中村保男 「類義語・多義語(18)」 『翻訳の世界』5-5昭55・5 142 ごぜん 御前 近藤政美 「平家物語平家正節本における〈御前〉の読み方について」 国学院大『国語研究』25昭43・3 榊原邦彦 「中古仮名作品における〈御前〉について」 『国語学会昭和51年秋季大会発表要旨』昭51・11 142 こそ 係助詞 安田喜代門 「国語法上の諸問題(其一)」 『国学院雑誌』30-34大13・34 安田喜代門 「初期近代語に於けるコソの係結」 『国学院雑誌』34-3昭3・3 山本善一 「係助詞の研究―主としてこそ・ぞ」 『国文学論究』3昭11・7 朝山信弥 「希求の助詞〈こそ〉の攷」 『国語国文』7-6昭12・6 宮本喜一郎 「〈清明己曾〉の己曾」 『国語国文』7-11昭12・11 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 小久保崇明 「係助詞〈こそ〉〈ぞ〉の強弱について」 『解釈』2-5昭31・5 大野晋 「日本古典文法(四)~(十)―その一〈コソ〉の係り結び(四)~(十)」 『国文学解釈と鑑賞』21-5691112、22-23昭31・5691112、32・23 林和比古 「〈こそ〉と已然形―枕草子跋文考補遺」 『語文』19昭32・9 小久保崇明 「八代集よりみた係助詞〈こそ〉〈ぞ〉の強弱について」 『解釈』3-11昭32・11 Miyake Takeo 「〈が〉と〈こそ〉」 『実践国語』19-210昭33・4 白石大二 「係助詞―は・も・こそ・ぞ・なん・や・か」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 越智明子 「雨月物語に於ける副助詞〈ぞ〉〈こそ〉の位置」 東京女子大『日本文学』11昭33・11 土部弘 「〈こそ〉を含む二つの文型(1)」 『学大国文』3昭35・2 中山崇 「源氏物語における〈こその結ビナシ〉について」 『国学院雑誌』61-7昭35・7 蔵野嗣久 「中世初期の強調表現に関する考察―〈こそ〉の用法を中心として」 『国文学攷』25昭36・6 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 麻生耕三 「〈こそ〉の論理性―古今集〈ぞ〉〈こそ〉を比較して」 『愛媛国文研究』13昭38・12 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 酒井秀夫 「万葉集の〈こそ〉(2)―文中の〈こそ〉」 『金城学院大学論集』8-8昭39・8 『日本語の歴史5』 昭39・11平凡社 山口明穂 「十三代集における係助詞〈こそ〉の用法」 『国語国文学報』19昭40・11 前川漸 「助詞〈こそ〉の特異な用法について」 『三重県方言』21昭41・6 成木幸彦 「係助詞〈こそ〉の結びについて―浜松中納言物語・夜の寝覚・狭衣物語を中心に」 『国語国文学報』20昭41・12 岡村和江 「係助詞こそ〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 中村雅子 「係り〈こそ〉の呼応意識―天草版ローマ字本を中心として」 『国文目白』6昭42・2 蔵野嗣久 「古今著聞集の係助詞〈ぞ〉〈なむ〉〈こそ〉について」 『安田女子大学紀要』2昭43・12 田中喜美春 「係助詞〈こそ〉の生成と形容詞連体形の発達」 『月刊文法』2-1昭44・11 蔵野嗣久 「沙石集の係助詞〈ぞ〉〈なむ〉〈こそ〉について」 安田女子大『国語国文論集』1昭45・6 外山映次 「係助詞ぞ・なむ・こそ・や(やは・やも)・か(かは・かも)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 遠藤和夫 「上代文献にみえる〈コソ已然形〉の係結びと已然形終止の文」 『和洋女子大学紀要』15昭46・2 木村健 「徒然草における係助詞〈こそ〉・〈ぞ〉の偏在について」 『中央大学国文』14昭46・2 佐伯哲夫 「係り結びの生態―こそ」 『月刊文法』3-5昭46・3 山田暁子 「〈コソ…已然形〉における呼応意識の変遷」 『成蹊国文』4昭46・3 蔵野嗣久 「愚管抄の係助詞〈ぞ〉〈なむ〉〈こそ〉について」 安田女子大『国語国文論集』2昭46・6 木村晟 「洞門カナ抄用例集(1)―巨海代抄の慣用表現〈こそ…よ〉について」 『駒沢短大国文』3昭48・3 菅原美枝子・須田幸子 「平家物語の会話文における係助詞〈ぞ〉〈こそ〉の用法について」 『国文鶴見』8昭48・3 田淵和子 「源氏物語における係助詞〈ぞ〉と〈こそ〉について」 『高知女子大国文』9昭48・6 九嶋洋子 「和歌〈こそ〉接続考―万葉集及び八代集を資料として」 『国文目白』13昭49・2 井上章 「〈浪ばかりこそ寄ると見えしか〉考―中世におけるコソ係結法の一側面」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 佐伯哲夫 『語順と文法』 昭51・12関西大学出版部 清藤園子 「抄物に現われたコソとその結び―中華若木詩抄を資料として」 『国文目白』17昭53・2 安田章 「コソの拘束力」 『国語国文』49-11昭55・1 大野晋・丸谷才一 「対談和歌は日本語で作る(7)―〈こそ〉の移り変り」 『日本語の世界5月報』昭56・4中央公論社 伊牟田経久 「ゾ・ナム・コソの差異―蜻蛉日記を中心に」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 斉藤由美子 「現代口語〈こそ〉」 『古典と民俗』13昭57・3 142 ―ありぬれ 有 滋野雅民 「今昔物語集にみられる〈コソ有ヌレ〉について」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 142 ―あれ 江口正弘 「〈こそあれ〉考―文型と意味」 『国語学』55昭38・12 143 こそ 終助詞 富田大同 「終助詞コソについて―嘉禄本古語拾遺から」 『国語と国文学』54-3昭52・3 富田大同 「中ごろの終助詞コソ」 蛭沼寿雄他編『本位田重美先生定年退官記念論文集地域と文化』昭52・3 富田大同 「源氏物語の終助詞〈コソ〉」 『明石工業高専研究紀要』21昭54・1 143 こそあど 佐久間鼎 『現代日本語の表現と語法』 昭11・5厚生閣 三宅武郎 「問答の二重構造―日本における指詞(コソア)の用法について」 国学院大『国語研究』5昭31・10 鈴木勁介 「社会と言語についての覚書(1)~(3)コソアド試論」 『未来』97~99昭49・10~12 高橋太郎 「ことばの相談室コソアドの原理について」 『言語生活』280昭50・1 143 こぞう 小僧 池田弥三郎 「ことばのことばこぞう」 『言語』6-9昭52・9 池上秋彦 ⑪ 143 こそこそ 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 143 ごぞんじ 御存知 天沼寧 「ご(御)存じ:ご(御)存知」 『大妻国文』12昭56・3 天沼寧 「ことばの質問箱あて字について―〈ご存じ〉〈ご存知〉と〈仕事〉〈試合〉」 『言語生活』345昭55・9 143 こだいか 誇大家 室山敏昭 「中国地方方言における性向語彙の地域性―〈誇大家〉の意味分野について」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 144 こたう こたふ 答・応 吉原しげ子 「〈こたふ〉から〈いらふ〉へ」 『日本文学研究』昭25・3 144 こたえ 答・応 米川明彦 「コタヘとイラヘをめぐって」 『語文叢誌田中裕先生御退職記念論集』昭56・3 144 こだかい 小高 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 144 ごたち 御達 斎木泰孝 「〈ごたち〉について」 『中世文芸』42昭43・11 斎木泰孝 「落窪物語・宇津保物語の侍女たち上〈ごたち〉について」 安田女子大『国語国文論集』7昭52・8 榊原邦彦 『平安語彙論考』 昭57・11教育出版センター 144 こだに 小丹木 伊井春樹 「〈くだに〉と〈こだに〉源氏物語における語義変遷史の一断片」 『河』5昭48・6 144 ごたる 住田幾子 「九州・山口県地方の〈コト・ゴタル〉について」 『日本方言研究会第31回研究発表会発表原稿集』昭55・10日本方言研究会 144 ごだん 後段 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 144 こち 此方 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 144 こち 乞 片山武 「万葉集〈乞〉字について」 『愛知大学国文学』18・19昭54・3 144 こちごち 許知碁知 山田孝雄 「許知碁知の考」 『アララギ』22-10昭和4・10 144 こちごちし 形容詞 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 144 ごちそう 御馳走 →ちそう 144 こちなし 形容詞 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 144 ごちゅう 五虫 内柴御風 「五虫考」 『歌文』13-15 144 こちょう 胡蝶 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 144 こちょばす 江口文四郎 『新村のことば』 昭55・1やまがた散歩社 144 こちら 此方 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 144 こっか 国家 斯波六郎 「ことばの覚書―配給・百族・国家・行矣・仇」 『天地人』11昭29・7 原秀三郎 「日本国家史研究ノート(2)古代日本における国家の語義について」 『UP』45昭51・7 平林文雄 ⑩ 144 こつがら 骨柄 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 144 こっき 国旗 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 144 こっけい 滑稽 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 144 ―な 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 144 こっち 此方 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 144 こっちょう 骨張 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解―」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 144 こって 特牛 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 山中襄太 「コッテ(特牛)キツネ(狐)ヘタ(犬)の語源試論」 『日本国語大辞典ことばのまど』15昭50・5 144 こっとり 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 144 コップ 竹崎雅之 「コップは〈再来語〉」 『日本語』17-3昭52・3 144 こつぶつ 己津物 →おきつもの 144 ごてい 御亭 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 144 ごてどく ―得 西尾寅弥 「〈相談室〉ごね得とごて得」 『言語生活』179昭41・8 144 こでんしんじょうさい 古伝新嘗祭 平井直房 「神道用語集(29)いづもこくさうのしんじゃうゑとこでんしんじゃうさい(出雲国造の新嘗会と古伝新嘗祭)」 『国学院大日本文化研究所紀要』41昭53・3 144 こと 言・事 橋本進吉 「〈ことさけば〉の〈こと〉と如の〈ごと〉」 『国語と国文学』17-10昭15・10 北条忠雄 「〈ことさけば〉〈ことならば〉の〈こと〉と〈ことは〉の考察」 『文化』8-3昭16・3 野村宗朔 「〈ことならば〉の〈こと〉」 『国語と国文学』18-7昭16・7 橋本進吉 「〈ことさけば〉の〈こと〉の語義について上・下」 『国語と国文学』18-1112昭16・1112 土居光知 『日本語の姿』 昭18・6改造社 橋本進吉 『上代語の研究』 昭26・10岩波書店 佐藤茂 「言(こと)と事(こと)」 『福井大学学芸学部紀要』6昭32・2 土井洋一 「抄物の一語法」 『国語国文』26-9和32・9 湊吉正 「現代語における〈こと〉の用法」 『東京教育大言語学論叢』2昭35・10 宮城文雄 「物語の文体(2)〈こと〉〈さま〉〈こころ〉を序説風に」 『徳島大学学芸紀要』11昭37・3 湊吉正 「〈こと〉の記述」 『日本のコトバ』9昭37・5 東辻保和 「源氏物語・枕草子における〈もの〉語彙・〈こと〉語彙―語彙研究の方法についての試論」 『国文学攷』39昭41・3 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 佐治圭三 「形式名詞と準体助詞(1)―〈こと〉と〈の〉」 『日本語・日本文化』1昭44・6 船田逸夫 「モノとコト」 『言語生活』218昭44・11 湊吉正 「形式名詞論への一展望―〈こと〉の用法の記述を中心として」 『月刊文法』2-2昭44・12 大野晋 「古言雑考(2)こと・ことば・ことのは」 『学習院大文学部研究年報』18昭47・3 高橋俊三 「琉球方言の接続助詞〈こと〉〈もの〉について」 『国際大学国文学』4昭47・3 小笠原一 「〈又〉と〈まだ〉・〈事〉と〈来と〉―定家自筆本に関して」 『学芸国語国文学』8昭48・6 東辻保和 「平安時代の連語の意味・用法―物の様・事の様・物の紛れ・事の紛れ・物の初め・事の初め・物のついで・事のついで」 『河』5昭48・6 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 山口登 「日本語の〈~ノ・コト〉についての序説―変形生成文法理論の観点から」 『福島大教育学部論集人文』25-2昭48・11 井上勇 「漢語和語―物と事について」 九州大谷短大『国語研究』3昭49・12 「日本語の〈コト〉と〈モノ〉と(竜)」 『朝日ジャーナル』昭50・6・6 中村芳子 「〈の〉と〈こと〉について」 『日本語教育研究』12昭50・12 江口智万 「上代における〈こと〉と〈もの〉―万葉集の〈ことあげ〉」 『薩摩路』20昭51・3 石沢弘子 「日本語教育から〈こと〉と〈の〉」 『研修』181昭51・3 木坂基 「近代文章における〈こと〉表現・〈もの〉表現」 『国語学』105昭51・6 Haraguchi, Gujō 「On imperative kotophrases in Japanese」 『Descriptive and Applied Linguistics』9昭51・7 福田真久 「万葉集における〈言〉の分析(承前)完―言語次元説の立場よりみた言語生活」 『東横国文学』9昭51・12 安達隆一 「名詞句構造における〈モノ〉〈コト〉〈ノ〉―統語論的構造の差異を中心として」 『国語国文学報』31昭52・3 神川正彦 「〈こと〉と〈もの〉言葉と〈もの…ごと〉」 『国学院雑誌』78-10昭52・10 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 東辻保和 「源氏物語の〈わざ〉―〈こと〉〈もの〉との関係」 『源氏物語の探究3』昭52・11風間書房 木坂基 「近代文章における〈こと〉語・〈こと〉表現の性格」 『山口女子大研究報告』1-3昭53・3 友田英津子 「名詞化要素〈の〉と〈こと〉の選択と視点」 『武蔵野英米文学』12昭54 友田英津子 「〈こと〉と〈の〉の意味上の違いについての覚え書き」 『武蔵野女子大紀要』14昭54・3 富田博文 「日本語補文構造考―〈こと〉と〈の〉について」 『関東学院大文学部紀要』29昭55・3 荒木博之 『日本語から日本人を考える』 昭55・5朝日新聞社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 篠崎一郎 「コトとノの意味論的研究」 『Sophia Linguistica』7昭56 寺村秀夫 「〈モノ〉と〈コト〉」 「馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 大坪併治 『平安時代における訓点語の文法』 昭56・8風間書房 144 ―かぎりなし 无限 橋本仲美 「今昔物語集の文体に関する一考察―〈事无限シ〉をめぐって」 『国語学』79昭44・12 144 ―だ 形式名詞+助動詞 佐治圭三 「〈ことだ〉と〈のだ〉―形式名詞と準体助詞2」 『日本語・日本文化』3昭47・3 144 ―なし 無 岩淵匡 「今昔物語における〈事无〉と原典の表現―三宝感応要略録・日本霊異記出典説話の場合」 『学術研究』19昭45・12 144 ―なり 形式名詞+助動詞 東辻保和 「中世における〈ことなり〉〈ものなり〉表現について」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 144 ―のいみ 之禁 西宮陽子 「〈言之禁〉をめぐって万葉集巻十三・三二八四番歌」 『帝塚山学院大日本文学研究』9昭53・2 144 ―のきこえ 聞 東辻保和 「古典語〈物の聞え〉〈事の聞え〉などについて」 『国語教育研究』15昭43・8 144 ―のさま 様 東辻保和 昭48・6 144 ―のついで 序 東辻保和 昭48・6 144 ―のはじめ 初 東辻保和 昭48・6 144 ―のまぎれ 紛 東辻保和 昭48・6 144 ―をおもう おもふ 思 北山谿太 「源氏物語の語法くさぐさ―語順・〈を〉・〈ことを思ふ〉」 『国文学解釈と教材の研究』7-10昭37・8 146 こと 琴 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 146 ごと 如 橋本進吉 「〈ことさけば〉の〈こと〉と如の〈ごと〉」 『国語と国文学』17-10昭15・10=『上代語の研究』昭26・10岩波書店 土井洋一 「抄物の一語法―〈動詞連用形+ゴト〉の用法をめぐって」 『国語国文』26-9昭32・9 北条忠雄 「いわゆる〈く〉の本質(後編)形式様態詞クおよびカ・ヤ・ゴト・サの記述的歴史的比較的研究」 『秋田大学教育学部研究紀要人文社会』23昭48・2 内田賢徳 「〈ゴト〉と〈ゴトシ〉直喩の述語」 『帝塚山学院研究論集』11昭51・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 住田幾子 「九州・山口県地方の〈ゴト・ゴタル〉について」 『日本方言研究会第31回研究発表会発表原稿集』昭55・10日本方言研究会 山口佳紀 「ゴト(如)の意味―比況〈~ゴト(シ)〉の成立」 『国語国文』51-10昭57・10 146 ごと 滓 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 146 ことい ことひ 特牛 →こって 146 ことあげ 言挙 太田善麿 「〈言挙〉考―文学史上の一問題として」 『国語と国文学』31-12昭29・12 146 ことあまつかみいつはしら 句 倉野憲司 「別天神五柱(一)~(四)―古事記上巻註釈(一)~(四)」 『国文学解釈と鑑賞』18-67910昭28・67910 146 こどう 鼓動 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 146 ことおろ 言緒 森脇一夫 「〈心の緒ろ〉と〈言緒ろ〉」 日大『語文』37昭47・3 146 ことがら 事柄 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 146 ことごと 異異 田中重太郎 「枕草子〈ことごとなるもの〉考」 『平安文学研究』17昭30・6 146 ことごとく 悉 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 佐藤宣男 ⑩ 146 ことごとし 形容詞 東辻保和 「源氏物語の語彙―ことごとし・ものものし」 『解釈』16-1昭45・1 146 ことさけば 句 水野清 「〈ことさけば〉〈ことならば〉〈ことは〉の歴史的展開」 『教育国語』65昭56・6 146 ことさら 殊更 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 146 ごとし 如 三矢重松 『国語の新研究』 昭7・9中文館書店 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 堀田要治 「〈如シ〉と〈様ナリ〉から見た今昔物語集の文章」 『国語と国文学』18-10昭16・10 島田勇雄 「口語資料としての日蓮上人御遺文から―〈ごとし〉について」 『立正大学文学部文学論叢』1昭28・11 島田勇雄 「〈ごとし〉の意味について」 『神戸大学文学会研究』7昭30・3 富田正一 「平安時代の〈ごとし〉」 『解釈』4-9・10昭33・10 大坪併治 「訓点語で〈等〉をゴトシと読む場合について」 『訓点語と訓点資料』10昭33・10 森田良行 「いわゆる比況の助動詞―〈ごとし〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-22昭34・1 春日和男 「ゴトシといふ語の形態と位相」 『文芸と思想』18昭34 大坪併治 「〈如〉の訓二つ」 『訓点語と訓点資料』13昭35・2 桜井茂治 「古代日本語の〈ごとし〉について―その歴史性と語構造」 『国学院雑誌』63-6昭37・6 大坪併治 「訓点語における〈如し〉の用法」 『訓点語と訓点資料』28昭39・4 五十嵐三郎 「比況の助動詞―ごとし〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 稲垣瑞穂 「比況の助動詞〈ごとし〉―平安時代の漢文訓読と今昔物語集の用法」 『静岡女子短大研究紀要』14昭43・3 春日和男 「特集・日本語の助動詞の役割比況〈ごとし・ようだ〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 山根巴 「茂吉短歌の一表現―〈ごとし〉の用法について」 『国文学攷』53昭45・5 伊藤恵子 「助動詞〈やうなり〉の意味構造―比況の助動詞〈如し〉との比較考察(研究発表要旨)」 『女子大国文』58昭45・7 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 内田賢徳 「〈ゴト〉と〈ゴトシ〉直喩の述語」 『帝塚山学院研究論集』11昭51・12 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 佐々木峻 「院政・鎌倉時代に於ける〈類同・例示〉等の表現法〈如し〉と〈やうなり〉について」 『鎌倉時代語研究』4昭56・5武蔵野書院 147 ことしも 副詞 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 147 ことだま 言霊 坂部恵 『仮面の解釈学』 昭51・5東京大学出版会 147 こととう こととふ 言問 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 147 ことなしぐさ 事無草 田中重太郎 「枕冊子〈ことなし草〉考」 『国語と国文学』26-9~12昭24・9~12 147 ことならば 句 北条忠雄 「浜松・寝覚〈ことならば〉〈ことは〉」 『平安文学研究』15昭29・6 山口堯二 「〈ことめでば〉〈ことならば〉考―コト(事)の暗示性」 『論集日本文学・日本語1』昭53・3角川書店 水野清 「〈ことさけば〉〈ことならば〉〈ことは〉の歴史的展開」 『教育国語』65昭56・6 147 ことなる 異・殊 遠藤好英 「平安時代の記録体の文章の性格試論―〈殊〉(ことなる)と〈指〉(させる)をめぐって」 『文芸研究』64昭45・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 147 ことに 殊 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 147 ことのほか 殊外 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 147 ごとに 毎 宮坂和江 「〈毎に〉ということばについて―解釈の問題」 『文学語学』2昭31・12 147 ことのは 言葉 大野晋 「古言雑考(2)こと・ことば・ことのは」 『学習院大文学部研究年報』18昭47・3 根来司 ③ 147 ことは 副詞 北条忠雄 「〈ことさけば〉〈ことならば〉の〈こと〉と〈ことは〉の考察」 『文化』8-3昭16・3 北条忠雄 「浜松・寝覚〈ことならば〉〈ことは〉」 『平安文学研究』15昭29・6 水野清 「〈ことさけば〉〈ことならば〉〈ことは〉の歴史的展開」 『教育国語』65昭56・6 147 ことば 言葉 佐竹昭広 「意味変化について―〈ことば〉と〈こころ〉」 『言語生活』204昭43・9 大野晋 「古言雑考(2)こと・ことば・ことのは」 『学習院大文学部研究年報』18昭47・3 根来司 ③ 147 ―のにくきこそ 川上徳明 「枕草子〈ことばのにくきこそ〉」 『国文学解釈と教材の研究』4-8昭34・7 147 ことぶき 寿 門脇芳雄 「詰将棋のことば―寿(ことぶき)」 『言語』9-1昭55・1 147 ことほぐ 寿 宮腰賢 『日本語の探検―動詞に見る日本的発想』 昭55・10PHP研究所 147 ことほどさように 事程左様 大石初太郎 「文芸時評(3)〈古式ゆかしい〉〈ことほどさように〉など」 『言語生活』358昭56・10 147 ことむけ 神野志隆光 「〈ことむけ〉攷」 『国語と国文学』52-1昭50・1 147 ことめでば 事愛 句 山口堯二 「〈ことめでば〉〈ことならば〉考―コト(事)の暗示性」 『論集日本文学・日本語1』昭53・3角川書店 148 こども 子供 河原宏 「〈ばか〉の方言・〈あかんぼう〉と〈こども〉の方言」 『信濃』14-79昭37・79 148 ことゆえ 事故 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 148 ことよ 終助詞 円地文子 「〈ことよ〉と〈だわ〉」 『言語生活』60昭31・9 148 ことよさす 言依 土井忠生 「言依考」 『国語国文』15-11昭21・12=『国語史論攷』昭52・9三省堂 148 ことわざ 諺 井手淳二郎 「〈ことわざ〉〈わざうた〉語義考」 『国語国文』21-2昭27・3 148 ことわりなし 理無 佐藤武義 ⑪ 148 ことわる 断 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 148 こな 粉 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 148 こなきじじ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 148 こなさん こなさん 此方様 山崎久之 「〈おまへ〉〈あなた〉の発生は待遇体系にどんな影響を与えたか」 『国語学』45昭36・10 148 こなす 熟 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 すぎもと・つとむ 「〈こなす〉小見」 『日本語』19-1昭53・1 花田二徳 「再び〈こなす〉のこと」 『日本語』22-4昭57・5 148 こなた 此方 安田章 ④ 148 こにくらしい 小憎 関一雄 「〈なまにくし〉から〈こにくらしい〉へ」 『山口国文』2昭54・2 148 ごねどく ―得 西尾寅弥 「〈相談室〉ごね得とごて得」 『言語生活』179昭41・8 148 こねる 捏 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 磯辺敬子 「特集・類義語の意味論的研究ねる・こねる」 『日本語研究』2昭54・7 148 この 此 千田幸夫 「万葉語法研究―〈この〉〈これ〉について」 『文科報告』1昭27・4 浜千代清 「〈この〉小考―物語文学に於ける一用法」 『平安文学研究』10昭29・12 藤井信男 「古事記の文章と〈その〉〈この〉」 『解釈』4-1昭33・1 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 林四郎 『文学探究の言語学』 昭50・10明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 148 ―あいだ 間 森田良行 昭55・6 148 ―ごろ 頃 森田良行 昭55・6 148 ―そ 藤原与一 「山口なまりの〈あのソ・このソ〉」 『日本の言葉』2-2昭23・9 148 ―たび 度 森田良行 昭55・6 148 ―ついで 序 黒川光 「堤中納言物語〈このついで〉の解釈」 早稲田中・高校『早稲田』1昭46・10 148 ―つぎ 次 森田良行 昭55・6 148 ―はな 花 近畿郷土研究会 「〈この花〉は〈梅〉か〈桜〉かに就て」 『難波津』5 148 ―はなのひとよ 岩松空一 「〈この花のひとよ〉考―万葉集巻八の中から」 山口大『研究論叢』20-1昭46・3 148 ―ほど 程 森田良行 昭55・6 148 ―まえ 前 森田良行 昭55・6 148 このくれの 許能久礼能 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 148 ごのだんをち 碁檀越 中西進 「碁檀越」 『文学・語学』6昭32・12 148 このむ 好 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 148 こば 胡馬 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 148 こはぎ 小脛 田中重太郎 「枕草子〈こはぎ〉〈ばいしらがふ〉〈つきばな〉攷」 『国語国文』12-3昭17・3 148 こばさま 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 148 こばす 佐藤鶴吉 「コビル・コバス考」 『方言』6-4昭11・4 148 こはぜ 小鉤 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 148 ごはん 御飯 花田二徳 「〈年をとる〉〈御飯〉など」 『日本語』21-8昭56・8 小林隆 ⑪ 148 ―をよそる 土屋信一 「ことばの質問箱〈永平寺を参拝〉〈彷彿とさせる〉〈御飯をよそる〉は正しいか」 『言語生活』354昭56・6 149 こびとじま 小人嶋 前田金五郎 「〈小人嶋〉―西鶴語彙発見」 『国語と国文学』31-8昭29・8 149 こひょうというじょう こひやうといふじやう 小兵言条 手塚昇 「〈小兵といふ条〉卑見」 『国語解釈』1-11昭11・12 水原一 「語義論平家物語〈小兵といふじゃう〉」 『解釈』7-5昭36・5 149 こびる 媚 佐藤鶴吉 「コビル・コバス考」 『方言』6-4昭11・4 蜂谷清人 ⑩ 前田富祺 ⑪ 149 こびる 小昼 小林存 「越語に現存する方言コビルに就て」 『方言』6-6昭11・6 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 佐藤喜代治 「東部方言の語彙1北海道・東北」 『方言学講座2』昭36・3東京堂 飯豊毅一 ⑧ 149 ―ま 間 柳田国男 昭24・12=37・12 149 ごひろう 土岐善麿 「〈ごひろう〉」 『言語生活』36昭29・9 149 こぶ 盃 松本宙 ④ 149 こぶ 蜘蛛 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・4 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 149 ―のえ 巣 柳田国男 昭23・6=昭38・2 149 ごふん 胡粉 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 149 ごへんじ 御返事 神谷馨 「〈お返事〉と〈ご返事〉」 『講座正しい日本語4』昭45・11明治書院 149 ごほう 語法 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 149 ごぼう 牛蒡 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 149 ―ぬき 抜 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 149 ごほごほと 副詞 山口仲美 ③ 149 こぼす・こぼつ 溢・毀 木下正俊 「〈溢す〉と〈毀つ〉」 『万葉』53昭39・10 149 こぼれる 零 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 149 こま 駒 高野正美 「類語の諸相―馬と駒」 『古代ノート』2昭41・4 木村康平 「万葉のウマとコマ表現に関して」 『古代研究』10昭54・9 佐藤宣男 ④ 149 ごま 胡麻 大津有一 「古事記上巻の〈胡麻〉について」 『橋本進吉博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 149 こまか 細 寺阪美千代 「こまか・こまやか(紫式部日記源氏物語用語ノート)」 『樟蔭国文学』6昭29・10 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 149 ―い 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤亮一 「方言の分布〈小さい・細い・細かい〉―語彙体系の地域差」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 149 ―な 森田良行 昭52・10 149 こまがえしばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 149 こまがね 細金 小島吉雄 「海音の『椀久末松山』から」 『国語国文』4-8昭9・8 149 こまごま 細細 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 →さいさい 149 こまたがきれあがる 句 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 149 こまひきぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 149 ごまめ 鱓 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 149 こまやか 細 寺阪美千代 「こまか・こまやか(紫式部日記源氏物語用語ノート)」 『樟蔭国文学』6昭29・10 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 149 こまる 困 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 149 ごみ 塵 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 149 ごみ 五味 長尾勇 「五味考―味覚用語の変遷と分布」 日大『語文』55昭57・7 150 こみや 小宮 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続篇』 昭48・11風間書房 150 こむ 込 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 姫野昌子 「複合動詞〈~こむ〉および内部移動を表す複合動詞類」 『日本語学校論集』5昭53・3 150 こむぎ 小麦 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 150 ―しらこ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 150 こむきつね・こむこむこ 来許武狐 大森正雄 「来許武狐考―長忌寸意吉麻呂の歌―」 『国語国文』13-11昭18・11 150 こむんどうり 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 150 こめ 米 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 小林隆 ⑩ 150 こめく 子― 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 150 こめざい 米屑 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 150 こめびつ 米櫃 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 150 ごもく 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 150 こもごも 更・交 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 150 ごもっとも 御尤 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 150 こもよ 籠 近藤芳美 「言語時評籠もよ」 『言語生活』348昭55・12 150 こもりくの 枕詞 佐藤隆 「コモリクノの原義と泊瀬」 『美夫君志』19昭50・7 150 こやすがい 小安貝 伊波普猷 「子安貝の琉球語を中心として―海巴と烏と必孫」 『方言』5-11昭10・11 150 こゆ 越 浜田敦 「〈蹴る〉と〈越ゆ〉」 『国語と国文学』26-8昭24・8 150 こゆ 凍 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 150 こゆび 小指 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 前田富祺 「指のよび方について」 『文芸研究』56昭42・7 150 こゆみ 小弓 春日和男 「〈花桜をる少将〉における語彙―小弓・その他」 九州大『文学研究』51昭30・3 150 こらいから 古来 藁谷隆純 「〈古来から〉〈従来から〉という言い方」 『解釈』27-7昭56・7 150 ごらん 御覧 本位田重美 「〈ごらん・ちょうだい〉の文法的取り扱いについて」 『国語文法論への道』昭50・12笠間書院 150 ―ず 鎌田広夫 「源氏物語の〈御覧ず〉と〈見給ふ〉」 『国学院雑誌』61-7昭35・7 150 ―ぜさす 配島成光 「源氏物語の〈御覧ぜさす〉」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 田村忠士 「〈御覧ぜさす〉と〈見せ奉る〉―源氏物語を中心に」 『解釈』22-4昭51・4 150 ―ぜらる 伊藤和子 「源氏物語にあらわれた〈御覧ぜらる〉と〈見奉る〉」 西京大『人文』4昭29・3 150 こりずま 山田孝雄 「〈大命良麻〉の文法上の解釈附〈あはずま〉〈こりずま〉」 『国学院雑誌』11-1明38・1 150 ごりょう 御陵 遠山一郎 「〈御陵・陵〉の用法」 『言語と文芸』85昭52・12 150 こる 凝 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 150 これ 之・是・此 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 千田幸夫 「万葉語法研究―〈こと〉〈これ〉について」 『文科報告』1昭27・4 服部四郎 「〈これ〉〈それ〉〈あれ〉とthis, that」 『英語青年』107-8昭36・8 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 150 ―あり 山田孝雄 昭10・5 150 ―なし 山田孝雄 昭10・5 150 ―の 鈴木一男 「平安極初期点本所見の語法(1)―〈助動詞ずき・ずつ・べらなり・連体格これの〉用例補遺」 『水門』4昭39・6 150 ―はばばや 馬場 井上章 「平家物語における方言的語彙の一考察―〈これは馬場や〉の解釈について」 『秋田大学教育学部研究紀要人文社会』31昭56・3 150 ―ら 等 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 150 ―をうけて 受 「ことばの百科ものの・などして・これを受けて―口語かニュース語か」 『放送文化』35-6昭55・6 150 ―をつくせ 悉 三保忠夫 「高山寺本古往来の第六状について古文書における〈乞也〉〈悉之〉の考察」 弘前大『文経論叢文学1』15-1昭55・3 150 ―をとおもいたまわぬ 思給 中川浩文 「竹取物語私註6これをと思ひ給はぬ」 『女子大国文』23昭36・10)→し(之) 151 コレクトマニア 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 151 これしかよい 久世正富 「〈コレシカヨイ〉由来記」 『和歌山方言』2昭29・11 151 これる 来 中村通夫 「〈来れる〉〈見れる〉〈食べれる〉などという言い方についての覚え書」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 中村通夫 「〈これる〉〈出れる〉」 『NHK国語講座現代語の傾向』昭32・1宝文館 「ことば百科〈見れる〉〈来れる〉という言い方について」 『放送文化』33-4昭53・4 151 ころ・ころど 自 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 151 ころ・ごろ 頃 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 神田秀夫 「〈とこ〉〈あま〉〈ころ〉に就いて」 『武蔵大人文学会雑誌』5-34昭49・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 151 ころう 虎狼 曾田文雄 「上代文献と〈虎狼〉〈熊狼〉」 『万葉』67昭43・5 151 ごろうざえもん 五郎左衛門 柄沢衛 「ジャガイモの俚言〈五郎左衛門〉について―増補俚言集覧の新潟県関係方言」 『巻高等学校理科研究紀要』7昭57・3 151 ころがる・ころげる 転 平野覚 「〈ころげる〉と〈ころがる〉」 『日本語』5-1昭40・1 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 151 ころく 自来 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 151 ころした 殺 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 151 ころす 殺 高橋宏幸 「訓点語〈コロス〉攷」 『釧路論集』6昭49・9 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 151 ごろすけ 五郎助 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 →ふくろう 151 コロッケ 田中小実昌 「リレー連載新外来語和解(11)カツレツとコロッケ」 『翻訳の世界』7-8昭57・8 151 ころぶ 転 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 151 ころばぬさきのつえ 句 永田友市 「〈ころばぬ先の杖〉所感」 『解釈』20-2昭49・2 151 ころも 衣 江馬務 「衣から由来したことば」 『ことばの研究室3』昭29・8講談社 山下悦子 「絹と衣」 『国語通信』217昭54・6 佐藤武義 ⑨ 151 ―もほさず 不干 板垣徹 「四四三番歌〈衣不干〉の訓みと解釈をめぐって」 『美夫君志』24昭55・3 151 ころもでひたちのくに 衣袖漬国 高橋六二 「〈衣袖漬国〉の名義」 『跡見学園国語科紀要』16昭43・3 151 こわい 強・怖 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 野元菊雄 「ことばの誕生と変化〈恐ろしい〉―同音衝突」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 151 こわかぎみ 小若君 大橋清秀 「枕草子〈小若君〉考」 『論究日本文学』34昭43・11 151 こわす 壊 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 151 こわれる 壊 森田良行 昭52・10、55・6 斎藤永子 「特集・類義語の意味論的研究こわれる・くずれる」 『日本語研究』2昭54・7 151 こんいん 婚姻 鍛冶千鶴子 「言語時評〈婚姻〉と〈結婚〉」 『言語生活』342昭55・6 151 こんがらかる 加藤久雄 「特集・類義語の意味論的研究こんがらかる・もつれる・からむ・からまる・からみつく」 『日本語研究』1昭53・3 152 ごんごどうだん 言語道断 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 152 こんじゃく 今昔 春日和男 「〈今昔〉考―説話の時制と文体」 『国語国文』35-7昭41・7 152 こんじょう 根性 中田祝夫 「〈根性〉の国語学」 『児童心理』9-5昭40・5 中田祝夫 「〈根性〉という語は誤解されている」 『言語生活』169昭40・10 152 ごんじょうす 言上 →げんじょうす 152 こんすい 昏睡 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 152 コンセント 小林勲 「コンセントという言葉」 『OHM』昭36・12 152 ごんだら 大島一郎他 『八丈島方言の研究Some Aspects of Hachijōjima Dialect』 昭55・10東京都立大国語学研究室 152 こんど 今度 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 152 ごんどかぶり 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 152 こんな 広戸惇 「岡山県方言分布の実際―〈無い〉〈こんな〉その他」 『島根大学論集』9昭34・2 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 152 こんなん 困難 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 152 こんにゃく 蒟蒻 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 152 ごんぱち 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 152 こんぱにや・こんぱんや 石綿敏雄 「〈こんぱんや〉と〈こんぱにや〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』3昭48・5 152 こんばん 今晩 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 152 ―は 石坂正蔵 「ことばの根ざすもの―〈悲哀〉と〈今晩は〉」 『言語生活』63昭31・12 152 こんぶ 昆布 加賀栄治 「〈昆布〉とは何か―中国物名学小考」 『語学文学』10昭47・3 152 こんぶち 柳田国男 『村のすがた』 昭23・7朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 152 こんまい・こんめえ 小・細 糸井寛一 「コンマイ・コンメエの問題」 『国語学』74昭43・6 →こまかい 152 さ 然 原田芳起 「上代語彙論ノート―〈しか〉と〈さ〉の交錯―」 『樟蔭国文学』4昭27・10 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 清水功 「いわゆる副詞的指示語〈か〉〈さ〉について―指示体系変遷の考察の一環として」 『椙山女大研究論集』5昭49・3 152 さ 感動詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 152 さ 格助詞 橘正一 「坂東サ」 『国語研究(仙台)』8-5昭15・5 斎藤秀一 「助詞のサとエ―山形県東田川郡山添村の方言―」 『国語研究(仙台)』8-9昭15・9 佐藤喜代治 「東北方言における格助詞〈サ〉の用法」 東北大『国語学研究』1昭36・6 鎌田良二 「東北方言における格助詞〈サ〉について」 『甲南女子大学研究紀要』2昭41・3 岩井俊道 「京ヘ筑紫ニ坂東サ」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 手塚邦一郎 『栃木県方言地図』 昭48・8私家版 「国語史と言語地理学」 『シンポジウム日本語1』昭50・10学生社 152 さ 終助詞 金田一春彦 「ネ・サ・ヨの弁」 『放送文化』19-4昭39・4 大久保忠利 「ネ・サ・ヨの文法―ネ・サ・ヨ否定論に反対する」 『ことばの宇宙』8昭42・1 井手至 「終助詞ぜ・さ・わ・の・ものか(もんか)〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究」12-2昭42・1 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞か・かな・かも・かし・な・も・よ(感動)・ぞ・〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 153 さ 助詞 楳垣実 「近畿方言の文末助詞〈サ〉」 『近畿方言』20昭30・4 鎌田良二 『兵庫県方言文法の研究』 昭54・2桜楓社 153 さ 接尾語 楳垣実 「〈さ〉といふ接尾辞」 『国語研究(仙台)』10-1昭17・1 浅見徹 「〈広さ〉と〈狭さ〉―上代における連体格助詞の用法について」 『万葉』20昭31・7 瀬戸口俊治 「薩隅地方方言の方言地理学的研究―〈い〉語尾と〈か〉語尾と〈さ〉語尾形容詞の分布とその解釈」 『比治山女子短大紀要』1昭42・3 北条忠雄 「いわゆる接尾辞〈く〉の本質(後編)―形式様態詞クおよびカ・ヤ・ゴト・サの記述的歴史的比較的研究」 『秋田大学教育学部研究紀要人文社会』23昭48・2 秋本守英 「接尾語〈さ〉構文の文章史的考察」 『王朝』9昭51・6中央図書 清水邦子 「接尾語―〈み〉と〈さ〉を中心に」 『ILT NEWS』64昭53・1 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 松井栄一 『国語辞典にない語』 昭58・4南雲堂 153 さ 金光清六 「〈サ〉の信仰」 『田唄研究』5昭38・11 153 ざ 坐 和田義一 「古事記の敬語―〈坐〉を中心に」 『古事記年報』13昭44・12 153 ざ 助動詞 川本栄一郎 「三陸地方北部における〈ゾ・ザ・ジョ・ジャ〉の分布と解釈」 『国語学研究』9昭44・10 153 さあ 感動詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 153 さい 最 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 153 ―きん 近 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 153 さい 際 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 153 さい 助動詞 蜂谷清人 「命令表現〈(拝ま)い〉〈(落ち)さい〉に関する一考察―説教正本を中心に」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 153 さいいん 斎院 中山昌 「斎院考」 『群女国文』7昭53・6 153 さいかく 才学・才覚 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 153 さいがく 才覚・才学 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 153 さいかち 皁莢 宮南裕 『求軟文庫―漫話樹草譜4』 昭57宮南果 153 さいかわ さゐかは ―河 西宮一民 「神武記〈皇后選定〉条の注文の新釈―さゐ河とさゐ草」 『皇学館大学紀要』17昭54・3 153 さいぎる 遮 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 153 さいぐう 斎宮 西宮一民 「〈斎宮〉の訓義」 『皇学館大学紀要』6昭43・2 153 さいぐさ さゐぐさ ―草 西宮一民 「神武記〈皇后選定〉条の注文の新釈―さゐ河とさゐ草」 『皇学館大学紀要』17昭54・3 153 さいげん 斉限・際限 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 153 ざいごう 在郷 川本栄一郎 ⑩ 153 さいさい 細々・再々・細砕 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 153 さいざんす 石川弘義 「サイザンス言葉の分析」 『言語生活』31昭29・4 153 さいじ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 153 さいしゅ 祭主・斎主 梅田義彦 「神道要語集22〈さいしゅ(祭主)〉」 『国学院大日本文化研究所紀要』31昭48・3 西宮一民 「神武即位前紀〈斎主〉の訓読について」 『国語国文』46-4昭52・4 153 ざいしょ 在所 川本栄一郎 ⑩ 153 さいしょく 彩色 竹内金次郎 「〈彩色〉考」 『日大文学部研究年報』5昭30・6 153 さいしん 再進 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 153 さいじんば 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 153 さいそくまげ 催促髷 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 153 さいたく 西宅 石井庄司 「万葉集巻六の〈西宅〉について」 『文学』1-6昭8・9 154 さいたづま 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 154 さいたん 再誕 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 154 さいなむ 森田元子 「平安文学における〈さいなむ〉の用法―紫式部日記御草子作りの章の解釈に関して」 『文学・語学』38昭40・2 榊原邦彦 「平安時代の〈さいなむ〉について源氏物語・紫式部日記の解釈の問題点」 『豊田工業高専研究紀要』8昭50・8=『平安語彙論考』昭57・11教育出版センター 154 さいのくさ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 154 さいばん 裁判 渡部万蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12万里閣書房 154 ―しょ 所 渡部万蔵 昭5・12 154 さいはつ 再発 松井栄一 『国語辞典にない語』 昭58・4南雲堂 154 さいまぐる 遠藤嘉基 『訓点資料と訓点語の研究』 昭27・3中央図書 154 さいまつ 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 154 ざいもく 材木 村田安穂 「〈材木〉と〈木材〉の両語をめぐって―日中文化交渉史のひとこま」 『桜美林大・短大紀要』8昭43・2 154 さいわい さいはひ 幸 金子幸江 「〈しあわせ〉の意味の変遷〈さいはひ〉との関係から」 『立正女子大国文』5昭51・3 中村邦夫 ⑩ 154 ―に 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 154 さう 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 154 さう 左右 新城安善 「〈左右〉(さう)考」 『沖縄文化』36・37昭46・8 三浦勇二 「言語空間日本語の中の左右とみぎひだり」 『言語』1-68昭47・911 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 154 さうかん 佐宇官 『日本語の歴史2』 昭38・12平凡社 154 さえ さへ 助詞 佐藤仁之助 「〈だに〉〈さへ〉〈すら〉の弁」 『国語研究(仙台)』5-9昭12・9 加納協三郎 「院政鎌倉期のダニ・スラ・サヘ」 『国語と国文学』15-10昭13・10 松村明 「副助詞―のみ・ばかり・まで・など・だに・すら・さへ・ばし―」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 寺田ゆき 「中世の副助詞―ダニとサヘの隆替」 『女子大国文』13昭34・5 佐伯梅友 「夢にだに―〈だに〉と〈さへ〉・〈む〉と〈らむ〉に関して」 『古文研究』5昭40・8 長谷川清喜 「副助詞だに・すら・やらむ〈古典語〉さへ(え)でも〈古典語・現代語〉ほか・しか・やら・か・ほど・なり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 鈴木一彦 「橘守部の国語意識(6)―さへ・だに・すら」 『山梨大学教育学部研究報告』17昭42・3 佐々木峻 「教材解釈ところどころ〈ざえ〉〈さへ〉小考」 『国文学攷』51昭44・11 鶴久 「特集・日本語における助詞の機能と解釈係助詞だに・すら・さへ(さえ)〈しか〉〈でも〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 Kato Yasuhiko ‘Interpretation of scope;A case for SAE in Japanese’ “Sophia Linguistica”1, 1975 阿食かをる 「軍記物語の副助詞スラ・ダニ・サヘについて」 安田女子大『国語国文論集』5昭50・2 堀川昇 「〈さへ〉〈すら〉〈だに〉について」 『稿』2昭54・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 154 ざえ 才 佐々木峻 「教材解釈ところどころ〈ざえ〉〈さへ〉小考」 『国文学攷』51昭44・11 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 154 さえずる さへづる 囀 宮田和一郎 「〈さへづる〉といふ詞に就いて」 『国語国文』2-6昭7・6 大鹿薫久 ⑩ 154 さえずり さへづり 『日本語の歴史3』 昭39・4平凡社 154 さえのかみ ―神 井手至 「上代における道祖神の呼称について」 『万葉』95昭52・8 154 さが 池田亀鑑 「〈さが〉〈さがな〉〈たまさか〉の語義―源氏物語の用例を中心として」 『国語と国文学』24-6昭22・6 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 155 さかい・さかいに 助詞 亀井孝 「理由を表はす接続詞〈さかいに〉」 『方言』6-9昭11・9 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 小林好日 「東北方言に於ける助詞〈さかい〉」 『国語学論集』昭19・10岩波書店 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 小林千草 「近世上方語におけるサカイとその周辺」 『近代語研究5』昭52・3武蔵野書院 金田弘 「長年寺蔵法宝蔵海と接続辞サカイ」 『近代語研究5』昭52・3武蔵野書院 西田絢子 「端的・トコロデ・サカイ―国語資料としての駿河御譲本江湖風月集抄(1) 『東京成徳短大紀要』13昭55・4 155 さかえ 栄 金山宣夫 「辞書にない意味(5)さかえと幸いあれ」 『英語教育』昭53・8 155 さかし 賢 山崎馨 「形容詞さかし・さがし考」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 松浦照子 ⑨ 155 さがし 広岡義隆 「〈サガ(峨嵯)し〉か〈さがし〉か―上代漢語抵触に関する一疑問」 三重大『国語国文研究』6昭44・2 155 さかす 咲 松尾聡 「〈散らす〉と〈咲かす〉となど」 『国語展望』33昭48・4 155 さがす 捜・探 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 155 さかだつ 逆立 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 155 さかどり 坂鳥 矢野貫一 「坂鳥考」 『説林』27昭54・2 155 さかな 魚・肴 宮良当壮 「〈しげち〉と〈さかな〉」 『民族学研究』21-1、2昭32・5 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 伊吹一 「ことばと食べもの―さかな」 『栄養と料理』昭48・11 十河直樹 「〈サカナ〉の分類活用と定義づけ―下津井言語研究から」 『日本方言研究会第18回研究発表会発表原稿集』昭49・5 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 「日本語の時代的変遷」 『シンポジウム日本語1』昭50学生社 井上章 ⑩ 155 さかな 魚 →うお 155 さがな 池田亀鑑 「〈さが〉〈さがな〉〈たまさか〉の語義―源氏物語の用例を中心として」 『国語と国文学』24-6昭22・6 155 さかなかご 魚籠 湯浅照弘 「魚籠(さかなかご)の呼称―主として岡山県を中心として」 『日本民族学』111昭52・5 155 さからう・さかろう 逆 林巨樹 「サカラウとサカロウ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 155 さがり 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 155 さかりなり 盛 吉沢典男 「万葉集における〈盛なり〉について」 『国語研究会会報』6昭26・11 155 さがる 下 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 斎藤倫明 ⑨ 155 さかわ さかは 酒匂 酒匂貞夫 「〈酒匂〉のよみかたについて」 『言語生活』23昭28・8 155 さかん 盛 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 155 さき 先 柏原司郎 「〈焼けない前〉と〈焼けぬ先〉と」 『語学文学』10昭47・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 155 さぎ 詐欺 別役実 「犯罪のことば(14)詐欺) 『三省堂ぶっくれっと』18昭53・12 155 さきおととい 一昨昨日 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 155 さきく 行矣 斯波六郎 「ことばの覚書―配給・百族・国家・行矣・伜」 『天地人』11昭29・7 155 さきぐさ 福草 坂根直治郎 「さき草(さき草各説)」 『国学院雑誌』31-12大14・12 155 さきざき 先々 遠藤好英 ④ 155 さきに 高橋義孝 「ことばはいきている―福井の〈さきに〉前高後低型のアクセントの入籍」 『放送文化』22-1~12昭42・1~12 小杉商一 「〈さきに〉と〈あとから〉」 『国学院雑誌』73-11昭47・11 西谷元夫 「表現上の問題点二つ―〈…ならないさきに〉・接続詞〈そして〉の用法」 『解釈』19-5昭48・5 156 さぎのしりさし 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 156 さきぼし 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 156 さきほど 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 156 さく 裂・割 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 嘉悦真理 「特集・類義語の意味論的研究やぶる・やぶく・さく・きる・わる」 『日本語研究』2昭54・7 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 156 さける 裂 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 156 ざく てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 156 さくじつ 昨日 遠藤好英 「記録体における時の表現―後二条師通記の〈昨日以前〉〈昨夜〉の意味の語句」 『国語語彙史の研究1』昭55・5和泉書院 156 さくなたに 柿本奨 「蜻蛉日記の〈さくなたに〉」 『学大国文』1昭33・1 156 さくなたり 前島春三 「〈とこよのくに〉〈さくなたり〉〈はちまん〉〈つちくも〉等の言葉について」 『国語と国文学』8-12昭6・12 156 さくばん 昨晩 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 156 さくや 昨夜 遠藤好英 「記録体における時の表現―後二条師通記の〈昨日以前〉〈昨夜〉の意味の語句」 『国語語彙史の研究1』昭55・5和泉書院 156 さくら 桜 与謝野寛 「〈さくら〉の語源」 『あさみどり』5-6 野元準一 「古今集に於ける桜歌群の表現構造」 『薩摩路』20昭51・3 宮城満 「さくらは桜か」 『沖縄文化』16-1昭54・6 156 さくらびと 桜人 堀部正二 「〈桜人〉〈狭蓆〉〈巣守〉攷」 『国語国文』12-3昭17・3 156 さぐりだい 探題 伊地知鉄男 「探題と続歌と」 『日本国語大辞典ことばのまど』11昭49・11 156 さぐる 探・捜 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 156 ざくろ 柘榴 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 156 さけ 酒 竹崎雅之 「語源雑考―酒上・下」 『日本語』18-10、19-1昭53・12、54・1 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 156 さけぶ 叫 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 156 さける 避 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 鈴木正行 「特集・類義語の意味論的研究サケル・ヨケル」 『日本語研究』4昭56・12 杉本武 「特集・類義語の意味論的研究サケル・ヨケル」 『日本語研究』4昭56・12 156 さげる 下 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 成田徹男 「特集・類義語の意味論的研究おとす・おろす・さげる・たらす」 『日本語研究』2昭54・7 156 ざこ 雑魚 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 156 さこつ 鎖骨 滝川一興・堀内富枝 「鎖骨考」 『静岡女子短大研究紀要』23昭52・3 156 ささ 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 156 ささげ 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 156 ささけたばりそうろう ―候 蜂谷清人 「狂言〈若菜〉の〈ささけたばり候〉の語句について」 『解釈』19-10昭48・10 156 ささばの 小竹葉野 田中宏明 「国文学に現われたる地名攷富島磯―小竹葉野考」 『解釈』22-1昭51・1 156 ささめ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 156 ささめく・さざめく 川本栄一郎 「〈ささめく〉の清濁と語義」 『文芸研究』53昭41・6 松尾聡 「中古語の〈さざめく〉は存在しないのではないか」 『国語展望』40昭50・6 156 ささめゆき 細雪 大野晋 『日本語の世界』 昭51・10朝日新聞社 156 ささやか 細 中西良一 「源氏物語用語覚書―〈あざやか〉〈けざやか〉〈ささやか〉等について」 『和歌山大学学芸学部紀要』13昭38 157 ささやきぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 157 ささやきのはし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 157 ささらおぎ ―荻 竹内金治郎 「ささら荻―難解東歌私考」 帝京大『国語国文学論究』7昭50・9 157 さざれ 細 亀井孝 「〈さざれ〉〈いさご〉〈おひ(い)し〉―石に関することばのうちから」 『香椎潟』8昭37・12 157 さし 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 157 さじ 匙 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 157 さしいず さしいづ 差出 宮地敦子 「源氏物語における貴種生誕の表現―〈つまる〉〈いでく〉〈さしいづ〉など」 『論集日本文学・日本語2』昭52・11角川書店 157 ざしきわらし 座敷童子 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 157 さしけく 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 157 さしたる 連体詞 遠藤好英 「連体詞〈させる〉〈さしたる〉をめぐる文章史的考察―中古・中世を中心に」 『宮城高専研究紀要』6昭45・3 157 さしっぽ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 157 さしどり 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 157 さします 吉川泰雄 「シマス・サシマス考」 『近代語研究』1昭40・9=『近代語誌』昭52・3角川書店 157 さしみ 指身 島田勇雄 「特集・中世の文学食用簡便における料理用語(1)指身と膾と・(2)指身と鱠と」 『解釈』27-14昭56・14 島田勇雄 「厨事諸流と厨事用語との関係についての試論―四条流庖丁書とサシミとの関係を中心に」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 157 さしゃる・さっしゃる 岸田武夫 「近世語シャル・サシャルの系譜(1)(2)」 『言語と文芸』2125昭37・311 安達隆一 「尊敬助動詞〈シャル・サッシャル〉―その成立事情について」 愛知教育大『研究報告』17昭43・3 157 さしわたし 佐藤鶴吉 「おつとつて・さしわたし」 『松井博士古稀記念論文集』昭7・2目黒書店 157 さしわたす 田中洋二 「〈さしわたしたるひたえのひさご〉考―更級日記の解釈の一つ」 『解釈』12-11昭41・11 157 さす 助動詞 堀田要治 「今昔物語集に於ける使役の助動詞ス・サス・シムについて」 橋本博士還暦記念会編『国語学論集』昭19・10岩波書店 和田利正 「いわゆる使役・尊敬の助動詞(2)〈さす〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 額田淑 「美作地方の〈サス〉」 『言語生活』94昭34・7 三浦和雄 「〈御覧ぜさす〉の〈さす〉について」 『国文学解釈と教材の研究』7-14昭37・11 山崎良幸 「受身・使役の助動詞る・らる・さす・しむ」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 長谷川清喜 「使役ス・サス・シムの〈随従〉的用法について」 『語学文学会紀要』1昭39・3 森野宗明 「敬譲(含丁寧)の助動詞―しむ・す・さす・る・らる〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 長谷川清喜 「使役の助動詞―す・さす・しむ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 峰岸明 「特集・日本語の助動詞の役割自発・可能・受身・尊敬・使役(る・らる・れる・られる・す・さす・しむ・せる・させる)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 浅井峯治 「平安文学において〈す〉〈さす〉が謙譲をあらわすという場合の考察」 中京大『文学部紀要』3-1昭43・12 道本武彦 「芭蕉・蕪村・一茶発句の助動詞〈る〉〈らる〉〈す〉〈さす〉〈しむ〉〈れる〉〈せる〉について」 国学院大『国語研究』27昭44・3 阪口勝子 「今昔物語集における使役の助動詞す・さす・しむの考察」 『文芸と思想』35昭46・12 近藤政美 「平家物語における助動詞〈す〉〈さす〉について―受動的状態を表わす用法を中心に上・下」 『説林』2122昭4748・12 道本武彦 「〈たてまつる〉に上下接する助動詞〈る〉〈らる〉〈す〉〈さす〉についての調査報告」 国学院大『国語研究』36昭48・7 木下美 「紫式部日記における敬譲語についての調査研究(2)―〈す〉〈さす〉について」 九州大谷短大『国語研究』5昭51・12 森昇一 「〈す〉〈さす〉重複の表現」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 木下美 『紫式部日記の研究と鑑賞―日記体を中心に』 昭57・7私家版 158 さす 差・射・刺・挿・注 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 三保忠夫 「古文書における〈差(さす)〉と〈遣(つかはす)〉について」 『国文学攷』86昭55・6 158 さすが 副詞 板坂元 「日本語の生態(7)~(12)―やはり・さすが・しみじみ・ところ・明日は試験があった・人情・I love you」 『国文学解釈と鑑賞』36-1~41013昭46・1~4911 伊沢多美子 「〈さすが〉と〈さすがに〉について」 『玉藻』12昭51・7 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 石井久雄 ⑩ 158 ―に 河原崎幹雄 「副詞の導入の具体的研究(1)〈さすがに〉」 『日本語学校論集』2昭50・2 伊沢多美子 「〈さすが〉と〈さすがに〉について」 『玉藻』12昭51・7 井上博嗣 「古代語〈さすがに〉の意味について―その云わゆる逆接的意味なる」 『国語国文』46-5昭52・5 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 甲斐睦朗 「副詞〈さすがに〉の意味・用法―源氏物語の用例を中心に」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 石井久雄 ⑩ 158 さすがら 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 158 さずかる 授 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 158 さずける 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 158 さずく さづく 授 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 158 さすらう さすらふ 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 158 さする 摩 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 石井竜治 「特集・類義語の意味論的研究なでる・さする・こする」 『日本語研究』5昭57・12 158 させたまう させたまふ ―給 山田英雄 「最高敬語の指導についての私見―せ給ふ・させ給ふについて」 『国文学解釈と教材の研究』6-8昭36・7 大野玲子 「源氏物語における〈~せたまふ〉〈~させたまふ〉の考察」 『玉藻』2昭42・3 「国語史の資料」 『シンポジウム日本語1』昭50・10学生社 158 ざせつかん 挫折感 久世善男 『日本語雑学百科』 昭50・7新人物往来社 158 させていただく 伊吹一 「講座これだけは知っておきたいことばのエチケット(26)〈…させていただく〉考」 『茶道の研究』247昭51・6 158 させらる・させらるる 湯沢幸吉郎 「敬譲動詞〈せ(させ)らる〉の徳川時代に於ける変遷と〈やんす〉〈やす〉の本源」 『国語と国文学』10-6昭8・6 佐々木峻 「天草版平家物語の尊敬表現法―〈お…ある〉表現法と〈らるる・させらるる〉表現法」 『国語学』68昭42・3 158 させる 連体詞 遠藤好英 「連体詞〈させる〉の文章史的性格」 『月刊文法』2-2昭44・12 遠藤好英 「連体詞〈させる〉〈さしたる〉をめぐる文章史的考察―中古・中世を中心に」 『宮城高専研究紀要』6昭45・3 遠藤好英 「平安時代の記録体の文章の性格試論―〈殊〉(ことなる)と〈指〉(させる)をめぐって」 『文芸研究』64昭45・6 158 させる 助動詞 宮地裕 「使役の助動詞―せる・させる〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 峰岸明 「特集・日本語の助動詞の役割自発・可能・受身・尊敬・使役(る・らる・れる・られる・す・さす・しむ・せる・させる)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 岩淵匡 「〈(ら)れる〉〈(さ)せる〉の意味の関係について」 『講座日本語教育9』昭48・7早大語学教育研究所 茨木のり子 『言の葉さやげ』 昭50・11花神社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 日下部文夫 「北をミレ南だけをミサセルな」 『新潟大国文学会誌』25昭57・2 159 さぞ 副詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 159 ―かし 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 159 ―や 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 159 さそう 誘 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 159 さた 沙汰 佐藤武義 ⑩ 159 さだすぎひと 定過人 望月真 「〈さだ過ぎ人〉考」 『国語展望』35昭48・11 159 さだまる 定 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 159 さだめ 定 大野晋 『日本語の世界』 昭51・10朝日新聞社 野口三千三 「〈さだめ〉というコトバと動き」 『時の法令』1016昭53・10 159 さだめし 副詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 159 さだめる 定 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 159 さち 幸 西宮一民 「所謂〈霊感〉を表はす古代語チの系譜」 『神道史研究』9-12昭36・3 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 159 さつ 冊 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 159 さっき 先 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 159 さつき 五月 新村出 『語源をさぐる2』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 159 さつきばれ 五月晴 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 159 さっけんかんしょく 察言観色 遠藤哲夫 「故語漫筆(1)察言観色」 『国語展望』55昭55・6 159 さっし 冊子 小島俊夫 「滑稽本・人情本の〈さっし・っし〉―言語生活での〈型〉」 『国語と国文学』49-12昭47・12 159 ざっし 雑誌 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 159 ざっしき・ぞうしき ざうしき 雑色 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 159 さっしゃる 藤原与一 「〈入らっシャル〉などの〈~シャル〉(~サッシャル)―敬語法について」 『国文学攷』14昭30・5 愛宕八郎康隆 「奥能登珠洲地方方言の待遇表現法―大坊部落の〈~シャル・~サッシャル〉敬語法」 『国語学』52昭38・2 神部宏泰 「隠岐方言の敬語法―〈~シャル(サッシャル)〉敬語法について」 『熊本女子大学国語国文学論文集』6昭43・2 江端義夫 「知多半島南粕谷方言に見られる〈行カッセル〉などの〈シャル〉(サッシャル)敬語法について」 『方言研究年報』16昭48・12 159 ざっしょう ざつしよう 雑掌 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林=復刻昭54・8勉誠社 159 さつじん 殺人 別役実 「犯罪のことば(12)殺人」 『三省堂ぶっくれっと』16昭53・8 159 さっそく 早速 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 159 ざっとうぼう 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 159 さっぱり 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 159 さつま 薩摩 小川亥三郎 「サツマ(薩摩)という地名について」 『日本民俗学』74昭46・3 159 さつまいも 薩摩芋 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 沢木幹栄 「物とことば〈さつまいも(甘藷)〉―地名と分布」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 真田信治 「奄美大島における〈里芋〉と〈さつま芋〉の方言分布とその解釈」 『奄美のことば〈九学会連合奄美調査委員会言語班報告〉』昭55・2 →かんしょ(甘藷) 160 さて・さては 接続詞 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 小久保崇明 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈さて〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 160 さて 間投助詞 児山敬一 「間投助詞の〈さて〉〈せよ〉・間投助詞の〈も〉と格助詞の〈も〉・間投助詞の〈も〉と〈かも〉」 『文芸心』148~150昭46・579 160 サディスティック 赤瀬川原平 「リレー連載新外来語和解(9)サディスティック」 『翻訳の世界』7-6昭57・6 160 さておき 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 160 さと 副詞 山口仲美 ③ 160 さど 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 160 さといも 里芋 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 真田信治 「奄美大島における〈里芋〉と〈さつま芋〉の方言分布とその解釈」 『奄美の言葉〈九学会連合庵美調査委員会言語班報告〉』昭55・2 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 160 さとう さたう 左道 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 160 さとう 砂糖 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 160 さとうや 砂糖屋 金田一春彦 『日本語音韻の研究』 昭42・3東京堂 160 さとおや 里親 金田一春彦 『日本語音韻の研究』 昭42・3東京堂 160 さどだほし 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 160 さとはぶ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 160 さとびと 里人 三木孝 「枕草子語彙覚書―里人・すぢかふ」 『平安文学研究』15昭29・6 160 さとやばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 160 さなぎ 蛹 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 160 さなご 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 160 さなだ 星加宗一 「小林氏の〈もとな〉〈さなだ〉の考説を読みて」 『国語と国文学』9-1昭7・1 160 さなつら 左奈都良 渡部和雄 「〈左奈都良〉考」 『国語と国文学』40-5昭38・5 160 さなり 大木正義 「〈さり〉〈さなり〉をめぐって―中古の和文を中心に」 『言語と文芸』91昭56・3 160 さに 柳田征司 「原因・理由を表わす〈~サニ〉の成立と衰退―史記抄を資料として」 『近代語研究5』昭52・3武蔵野書院 160 さぬ 佐野 尾崎喜左雄 「〈さぬ〉(佐野)」 『群馬大学教育学部紀要』18昭44・4 160 さね 佐竹昭広 「さね・かつて考―万葉語彙」 『国語国文』20-6昭26・8 毛利正守 「〈サネ・カッテ〉再考」 『万葉』102昭54・12 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 160 さねさし 吉田澄夫 「〈さねさし〉考」 『文学論藻』32昭40・11 160 さば 青魚・鯖 島田勇雄 「近世本草書類における青魚について」 『国語研究室』6昭42・10 160 ―をよむ てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 160 さばえ 狭蠅 狭正一 「狭蠅考」 『国学院雑誌』41-12昭10・12 160 さび 寂 久松潜一 「美を表す語について―さび―」 『日本語』15-1昭50・1 中沢政雄 「哲学的言語〈さび〉から〈よみ〉まで」 『国語教育科学』17-6昭52・6 赤羽学 ⑩ 160 さびしい 寂 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 中野洋 「サミシイとサビシイ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 松浦照子 ⑨ 161 さひのくまみ 佐檜隈 山田弘道 「黄葉片々―〈佐檜の隈み〉考」 『万葉』32昭34・7 161 さびる 錆 赤羽学 ⑩ 161 さぶし 寂・淋 松浦照子 ⑨ 161 さぶろう さぶらふ 侍 山本信道 「敬語法の総合探求(語彙の研究)〈さぶらふ〉及びその類語の発生と展開」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 坂文子 「平安朝の〈はべり〉と〈さぶらふ〉と」 『王朝2』昭45・4 蜂谷清人 「文禄本舞の本の〈候ふ〉と〈さふらふ〉―男女の使い分けの問題を中心に」 『山梨英和短期大学創立十五周年記念国文学論集』昭56・10笠間書院 →そうろう・なにがしさぶろう 161 さほう 作法 松井栄一 『国語辞典にない語』 昭58・4南雲堂 161 サボタージュ 下野雅昭 ⑩ 161 サボる 下野雅昭 ⑩ 161 さほど 然程・左程 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 161 さま 様 柳田国男 「人の名に様をつけること―家々の言語生活」 『言語生活』8昭27・5 柳田国男 『毎日の言葉新版』 昭31・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 宮城文雄 「用言の連体形を統括する〈さま〉の表現構造について―物語的発想とその文体の問題」 『平安文学研究』25昭35・11 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 山田雅子 「〈さま〉と〈やう〉の用法」 『武庫川国文』18昭55・11 桜井光昭 『敬語論集―古代と現代』 昭58・3明治書院 菊田紀郎 ⑪ 161 ―がわり 変 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 161 さまざま 様々 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 161 さます 冷 平沢洋一 「特集・類義語の意味論的研究さます・ひやす・うめる」 『日本語研究』3昭55・10 161 ざます 江湖山恒明 「女性語〈ざます〉考」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 斎藤紀子 「現代の女性語―ざます考」 『日本文学ノート』12昭52・2 161 ざまたれ 北村静子 「〈イダアコ〉と〈ザマタレ〉」 『三重県方言』10昭35・7 161 さまほしや 寿岳章子 「様ほしや」 『言語生活』124昭37・1 161 さまよう 迷・彷徨 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 161 さみしい 寂 中野洋 「サミシイとサビシイ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 161 さむい・さむし 寒 能勢佐十郎 「万葉集の〈聞く〉〈寒し〉など」 『国文学攷』24昭35・11 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 161 さむか 寒 「国語史と言語地理学」 『シンポジウム日本語1』昭50・10学生社 161 さむしろ 狭蓆 堀部正三 「〈桜人〉〈狭蓆〉〈巣守〉攷」 『国語国文』12-3昭17・3 161 さむろう さむらふ 侍・候 吉沢義則 『国語国文の研究』 昭2・4岩波書店 161 さめる 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 紫田稔 「特集・類義語の意味論的研究さめる・ひえる」 『日本語研究』3昭55・10 161 さも 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 161 ―あらばあれ 遮莫 鈴木一男 「〈就中・加之・遮莫・挙世〉の訓法小論」 『樟蔭国文学』17昭54・10 161 さもしい 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 森田武 「〈さもしい〉考」 『国文学攷』65昭49・11 横田貢 ⑩ 161 さやあて 鞘当 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 161 さやぐ 乱 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 161 さやげども 乱友 江湖山恒明 「〈乱友〉の訓み方について」 『国語と国文学』21-8昭19・8 →みだるとも 161 さやけし 明・爽・清 形容詞 渋谷虎雄 「〈きよし〉と〈さやけし〉」 『語文』5昭27・4 工藤力男 「古代複合形容詞の一問題―清明の旧訓をめぐって」 『国語国文』43-3昭49・3 高野正美 「万葉集における新しい自然の発見―きよし・さやけしの世界」 『国語と国文学』51-7昭49・7 161 さやけかりこそ 句 菊沢季生 「万葉集巻一〈一五番〉の歌の〈清明己曾〉の訓み方について」 『宮城学院研究論文集』22昭38・5 162 さゆう・さう 左右 大野峻 「左右(続)」 『東海大学紀要』8昭42・2 大野晋 「古言雑考(3)東西南北と左右」 『学習院大文学部研究年報』19昭48・3 池田弥三郎 「ことばのことば左右とみぎひだり」 『言語』7-4昭53・4 162 さゆる 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 162 さよう 作用 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 162 さようしかれば 左様然 蜂谷清人 ⑤ 162 さようなら 左様 伊吹一 「講座美しい日本語(2)~(3)挨拶ことば・さようなら・挨拶の効用・午前午後の挨拶」 『月刊ペン』昭45・1~4 蜂谷清人 ⑩ 162 さら 皿 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 162 さらさら 水之浦律子 「触感における〈さらさら〉の表現について」 『東洋大学短期大学論集』3昭42・3 162 さらず 北村英子 「〈落ちず〉〈去らず〉の成句について」 『樟蔭国文学』16昭53・9 162 サラダ 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 162 さらに 更 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 162 さらさらにうけたまはらし 小久保崇明 「大鏡の語法―〈更々にうけ給はらし〉考」 『解釈』20-3昭49・3 162 ―なし 無 古賀精一 「上代の〈更無〉について」 『大坪併治教授退官記念国語史論集』昭51・5表現社 162 さらぬわかれ ―別 慶野正次 「〈さらぬ別れ〉考」 『解釈』14-12昭43・12 162 さらば 清瀬良一 「天草本平家物語の接続表現―〈さらば〉などの場合について」 『広島大学文学部紀要』8昭30・10 堀内武雄 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈さらば〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 蜂谷清人 ⑩ 162 ―せん 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 162 サラリーマン 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-15昭46・1~3 竹浪聡 「新聞に現われた特色」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 162 ざらん 小松登美 「〈じ〉と〈ざらん〉」 『未定稿』9昭36・9 162 さり 大木正義 「〈さり〉〈さなり〉をめぐって―中古の和文を中心に」 『言語と文芸』91昭56・3 162 ざり 助動詞 宮田和一郎 「助動詞〈ざり〉」 『国語国文』17-7昭23・10 三吉陽 「〈ずあり〉〈ざり〉〈ず〉についての一考察」 『愛媛国文研究』3昭29・3 門前正彦 「漢文訓読史上の一問題(三)―助動詞〈ざり〉について」 『訓点語と訓点資料』13昭35・2 鶴久 「所謂形容詞のカリ活用及び打消の助動詞ザリについて―特に万葉集における義訓にすべき不安・不遠・不近・不悪・不有をめぐって」 『万葉』42昭37・1 野島進 「打消の助動詞〈ず・ざり・ぬ〉について」 『国文学解釈と教材の研究』7-3昭37・2 土井洋一 「特集・日本語の助動詞の役割否定(ず・ざり・じ・まじ)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 森昇一 「打消の助動詞〈ざり〉の性格」 国学院大『国語研究』29昭44・12 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 162 さりとも 佐藤宣男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈さりとも〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 162 さりながら 佐藤宣男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈さりながら〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 川北操 「文体と接続詞―近松門左衛門作品中の〈されども〉〈さりながら〉」 『奈良教育大国文研究と教育』3昭54・3 162 ざりぬる 門前正彦 「成唯識論の〈ざりぬる〉というよみ方について」 『訓点語と訓点資料』12昭34・8 162 さる 猿 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房 162 さる 連体詞 沢潟久孝 「〈さる〉攷」 関西大『国文学』5昭26・9 中川芳雄 「連体詞去るの発源とその性格」 静岡女子大『研究紀要』1昭43・3=『国文研究』1昭43・6 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 163 さる 助動詞 豊田英吉 「南部(八戸)方言に於る助動詞について―特にサル・エルについて」 『国語学』12昭28・7 大橋勝男 「栃木県江曾島本村方言の〈サル〉ことば」 『国文学攷』28昭37・3 大橋勝男 「栃木県における助動詞〈さる〉」 栃木高校国研『国語』3昭38・8 163 ざる 笊 橘正一 「笊の語史と方言分布」 『国語研究(仙台)』2-8昭9・8 石田英子 「安芸〈八幡川〉流域の方言事象の分布について―〈目の荒い籠〉〈笊〉に相当するもの」 『広島女学院大国語国文学誌』2昭47・12 163 ざる 戯 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 163 さるおがせ 猿麻裃 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 163 さるに 佐藤宣男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈さるに・さるを〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 163 さるにかもにる 武智雅一 「〈猿ニ鴨似〉の訓」 『愛媛国文研究』11昭37・5 163 さるは 成田杢之助 「〈さるは〉の諸説に対する不安(一)(二)(三)」 『立命館文学」1-356 時枝誠記 「源氏物語帚木巻冒頭の解釈―〈さるは〉の語義・用法について」 『国語国文』3-3昭8・3 福田良輔 「源氏物語帚木巻〈さるは〉に就いて―時枝誠記氏の論文を読みて」 『国語国文』3-6昭8・6 時枝誠記 「古典解釈の方法―さるはヲ中心トシテ」 『国語国文』3-9昭8・9 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 北山谿太 「〈さるは考〉など―源氏物語語義語法研究」 『平安文学研究』16昭29・12 増淵恒吉 「〈の〉〈に〉〈と〉〈さるは〉について」 『講座日本語の文法4』昭42・12明治書院 井上博嗣 「古代語〈さるは〉の意味について―その云わゆる接続詞的なる」 京都女子大『女子大国文』80昭51・12 163 ざるらむ 宮田和一郎 「〈ざるらむ〉は歌謡かその他」 『国語国文』16-3昭22・4 163 さるを 佐藤宣男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈さるに・さるを〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 163 されど 佐藤宣男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈されど(されども)〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 163 ―も 川北操 「文体と接続詞―近松門左衛門作品中の〈されども〉〈さりながら〉を中心として」 『奈良教育大国文研究と教育』3昭54・3 163 されば 堀内武雄 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈されば〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 163 される 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田書店 163 ざれる 戯 坂詰力治 ⑩ 163 さわ 沢 佐久間英・佐久間津奈子・佐久間百合・佐久間あさ子 『沢(津)という姓(苗字)の民族学的・人文地理学的研究』 昭35・1私家版 163 さわがしい 騒 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 菊田紀郎 ⑩ 163 さわぐ 騒 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 163 さわだ さはだ 小林好日 『国語学の諸問題』 昭16・8岩波書店 163 さわやか さはやか 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 163 さわらか さはらか 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 米野正史 「中古文学における接尾辞〈やか〉〈らか〉―源氏物語玉鬘に用いられた〈そびやか・なごやか・さわらか・わららか〉について」 国学院大『国語研究』42昭54・3 163 さわる 触 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 粂井和幸 「特集・類義語の意味論的研究さわる・ふれる・接する・接触する」 『日本語研究』1昭53・3 163 さん 三 貝塚敬次郎 「〈三〉という数字」 『ファイナンス』18-3昭57・6 163 さん 大越弘 「〈先生〉と〈さん〉」 『言語生活』120昭36・9 佐藤中正 「クン・サン論考」 『ことば』30昭38・4 大石初太郎 「ことばと民主主義〈さん〉と〈くん〉」 『IPE』42~48昭40・3~9 松本和雄・丸山利雄・渡辺万次郎・武藤敏子 「〈さん〉と〈くん〉について―読者の意見」 『IPE』4344昭40・45 読売新聞社会部 『日本語の現場4』 昭52・6読売新聞社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 163 さん 格助詞 「国語史と言語地理学」 『シンポジウム日本語1』昭50・10学生社 →さ 164 さんか 柳田国男 「〈イタカ〉及び〈サンカ〉」 『定本柳田国男集4』昭38・4 164 さんき 三喜 新村出 「三喜考」 『市河博士還暦祝賀論文集1』昭21・11研究社 164 ざんき 慚愧 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 164 さんきょ 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 164 さんげ・ざんげ 懺悔 亀井孝 「懺悔考・女郎考」 『国語学』36昭34・3 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 164 さんけい 参詣 安蘇谷正彦 「神道用語集29さんけい(参詣)」 『国学院大日本文化研究所紀要』41昭53・3 164 さんこ 三戸 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 164 さんごくいち 三国一 新村出 『南蛮記』 大正4・8東亜堂書房=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 164 さんこん 三献 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 164 さんさいこうせき 遠藤哲夫 「故語漫筆(5)三載考積」 『国語展望』59昭56・11 164 さんさんくど 三々九度 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 164 さんじょう 山上 久曾神昇 「万葉集〈山上〉の訓」 『国文学解釈と鑑賞』6-7昭16・7 164 さんす 産 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 164 さんのひもをとく 産紐解 佐藤亨 昭55・10 164 ざんそう 讒奏 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 164 さんち 山地 上野勇 「山地の方言」 『上州路』7-10昭55・10 164 さんちょう 山頂 室山敏昭 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について―〈山頂〉」 『方言研究年報』8昭41・3 164 さんど 三度 上田克 「今昔物語集における数詞の表現性―〈三度〉の暗示性を中心に」 『国語と教育』7昭57・12 164 さんとう 察党 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 164 ざんない 岡部伊都子 「言語時評〈ざんない〉と〈はんなり〉」 『言語生活』353昭56・5 164 ざんねん 残念 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 164 さんばい 渡辺昭五 「サンバイの名義と由来」 『田唄研究』13昭45・10 164 し 之 井上富蔵 「万葉集に於ける〈之〉の用法」 『岡山大学学術紀要』昭28・3 中川浩文 「〈之〉の本質と用法」 『女子大国文』6昭32・6 小林芳規 「陳述の助字〈之〉の訓読―特に博士家点と仏家点との訓分け―」 『文学論藻』23昭37・10 福田良輔 『古代語文ノート』 昭39・2南雲堂桜楓社 大野峻 「之字考―〈これ〉と読む時」 『湘南文学』7昭48・3 小山登久 「公家日記に見える〈之〉の字の用法について―平安時代の資料を対象に―」 大阪大『語文』32昭49・9 →これ 164 し 師 藤井信男 「古事記の成立時期と用字法との関係―〈師〉の字について―」 『古事記年報』2昭30・1 164 し 梓 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 164 し 詞 山田俊雄 「色葉字類抄の畳字門の語の注―〈詞〉の意義」 『山田孝雄追悼史学語学論文集』昭37・11宝文館 164 し 詩 永嶋大典 ⑥ 164 し 代名詞 森重敏 「代名詞〈し〉について」 『万葉』16昭30・7 164 し 動詞 岩井良雄 「動詞〈し〉の性格」 『国文学論考』4昭42・12 165 し 助詞 永田吉太郎 「方言語法の問題(5)終助詞私見・シを中心として」 『方言』4-11昭9・11 根来司 「副助詞し・しも・のみ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 高松佐久江 「助詞〈し〉の用法と機能」 京都女子大『女子大国文』9昭33・6 川端善明 「助詞〈し〉の説―係機能の周辺」 『万葉』45昭37・10 佐藤信子 「助詞〈し〉について」 『玉藻』6昭45・5 青木勝彦 「助詞〈シ〉について―中古における用法の狭さの意味するもの」 『言語と文芸』71昭45・7 蜂谷清人 「特集・日本語における助詞の機能と解釈副助詞し・しも・のみ・ばかり・まで・など〈だけ〉〈くらい〉〈ほど〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 吉田金彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞て(とて)・して・で・つつ・ながら・や〈し〉〈ても〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 久野暉 『日本文法研究』 昭48・6大修館 菅原範夫 「中止法的に用いられる助詞〈し〉について」 『国文学攷』78昭53・4 柏原司郎 「接続助詞〈し〉の成立をめぐって」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 柏原司郎 「接続助詞〈し〉の成立についての補遺考」 国学院大『国語研究』43昭55・3 165 し 助動詞〈き〉の連体形 今泉忠義 「助動詞〈き〉の活用形〈し〉の考」 『国学院雑誌』昭5・10 佐藤定義 「〈げにかよひたりしかたちを〉の〈し〉」 『古典』1昭32・2 国田百合子 「助動詞〈し〉の用法―記紀歌謡を中心として」 『文学語学』7昭33・3 桜井茂治 「回想の助動詞〈き〉と連体形〈し〉―アクセント史からみた活用形の成立」 国学院大『国語研究』14昭37・8 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 谷島悟郎 「短歌に於ける〈し〉〈たり〉の使用」 『歌と評論』47-2昭51・2 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 国田百合子 「助動詞〈し〉の未然形試論」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 太田行蔵 「〈し〉と〈たる〉の世界」 『国語国字』110昭56・11 宮島達夫 「一拍語形の不安定性―〈シ〉と〈シテ〉」 『計量国語学』13-7昭57・12 165 し 形容詞語尾 折口信夫 「形容詞の論(その二)―語尾〈し〉の発生」 『金沢博士還暦記念東洋語学乃研究』昭7・13三省堂=『折口信夫全集19』昭30・2中央公論社 高野忠興 「日本語の形容詞―語尾〈し〉のいみ」 『北海道学芸大紀要』9-2昭33・12 165 じ 而 藤原昭華 「古事記の用字〈而〉と〈以〉」 『古事記年報』7昭35・6 稲岡耕二 「〈然叙年而在〉私按―両用仮名〈而〉の訓読」 『国語と国文学』42-2昭40・2 峰岸明 「平安時代記録資料における〈而〉字の用法について―記録語研究の一方法」 『国語学』62昭40・9 石塚晴通 「上代から中古初頭の変体漢文に於ける〈而〉字の用法(下)」 『国語研究室』7昭43・5 →しこうして 165 じ 示 小泉道 「日本霊異記〈示〉字考」 『愛文』15昭54・7 165 じ 次 犬飼隆 「〈次〉字で兄弟名を列挙する形式―口承と記載」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 165 じ 璽 渡辺友左 ② 165 じ 助動詞 松村明 「いわゆる打消の助動詞(2)〈じ〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 小松登美 「〈じ〉と〈ざらん〉」 『未定稿』9昭36・9 伊藤慎吾 「源氏物語における助動詞マジ・ジの用例の比較研究」 『滋賀大学芸学部紀要』11昭37・12 大野晋 「推量の助動詞」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 奥村三雄 「打消の推量の助動詞―じ・まじ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 山崎馨 「形容詞系助動詞の成立(2)」 『国語と国文学』42-3昭40・3 渥美功 「雨月物語解釈私考―〈いかで〉に呼応する〈じ〉の場合」 『国語通信』87昭41・7 土井洋一 「特集・日本語の助動詞の役割否定」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 桜井光昭 「特集〈む〉の徹底的研究〈じ〉は〈む〉の否定か」 『月刊文法』2-8昭45・6 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 正信あつ子 「中世・近世の文語における助動詞〈ジ〉〈マジ〉の研究」 『国文』41昭49・7 小林賢次 「院政・鎌倉時代におけるジ・マジ・ベカラズ」 『言語と文芸』84昭52・6 小林賢次 「院政・鎌倉時代における否定推量・否定意志の表現」 『香川大教育学部研究報告』1-43昭52・10 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 山内洋一郎 「なぜ〈じ〉の已然形がないのか―活用形の有無について」 『高校教育通信国語』15昭57・6 166 じ 接尾語 原田芳起 「上代の形容詞性接尾辞〈じ〉―打消か類似か」 『樟蔭国文学』12昭49・9 166 しあい 試合 天沼寧 「ことばの質問箱あて字について」 『言語生活』345昭55・9 166 じあい 自愛 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 166 しあさって 明々後日 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 佐藤亮一 「言語地図からみた〈しあさって〉と〈やのあさって〉」 『言語生活』284昭50・5 佐藤亮一 「方言の分布〈しあさって〉と〈やのあさって〉」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 166 しありく・しあるく 為歩 楳垣実 「〈しあるく〉試考」 『国語研究(仙台)』3-5昭10・5 石田春昭 「アリクの意味とシアリク」 『国語研究(仙台)』4-3昭11・3 楳垣実 「〈しあるく〉再考」 『国語研究(仙台)』4-5昭11・5 166 しあわせ 仕合・幸 金子幸江 「〈しあわせ〉の意味の変遷―〈さいはひ〉との関係から」 『立正女子大国文』5昭51・3 小野正弘 ⑩ 中村邦夫 ⑩ 166 ―ます・おいでませ 今井正 「山口方言雑考―〈幸せます・おいでませ〉」 『論集―山口県方言の研究』昭56・6笠間書院 166 しー 精 中本正智 ⑧ 166 しー 磯貝みほ子 「〈シー〉と〈メタメタ〉」 『上毛民族』44昭51・12 166 しいし 〓 星野喬 「〓(しいし)者」 『国学院雑誌』41-5昭55・5 166 しいて しひて 強 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 桜井美智子 「国語副詞の史的研究〈しひて〉」 『文学史研究』22昭56・11 166 しいな 粃 小野田勝次 「〈シーナ〉〈モミ〉の言語地理学的解釈」 『法政大学言語社会学研究会会報』2昭48・1 166 しお しほ 塩・潮 青柳精三 「伊豆神津島ことばのシオ〈潮〉の意味」 『言語学論叢』11昭46・11 小口崇博 「伊豆大島のことばのシオ〈潮〉とカゼ〈風〉の意味」 『フィールドの歩み』1昭47・9 斎藤修平 「新島のことば―潮と風に関する語彙をめぐって」 『フィールドの歩み』1昭47・9 村上昭子 「八丈島の風と潮―三根の発話資料より」 『フィールドの歩み』1昭47・9 真下三郎 「遊里語研究(8)」 『近世文芸稿』17昭48・2 青柳精三 「房州・伊豆南西部の潮と風」 『フィールドの歩み』3昭48・3 山口崇博 「伊豆稲取ことばのシオ〈潮〉とカゼ〈風〉の意味」 『フィールドの歩み』3昭48・3 斎藤修平 「伊豆・宇佐美のことば」 『フィールドの歩み』3昭48・3 野尻洋一 「磯崎の潮と風」 『フィールドの歩み』3昭48・3 野尻洋一 「川奈の潮と風」 『フィールドの歩み』3昭48・3 山田みのる 「八幡町ノート」 『フィールドの歩み』3昭48・3 原田満彦 「三浦半島小網代の潮と風」 『フィールドの歩み』4昭48・11 原田満彦 「三浦半島間口の潮と風」 『フィールドの歩み』4昭48・11 青柳精三 「御蔵島の潮と風」 『フィールドの歩み』7昭50・11 室山敏昭 「漁業社会の〈潮〉の語彙」 『フィールドの歩み』7昭50・11 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 166 ―からい・からし 辛 形容詞 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 佐藤亮一編 『学研版日本方言地図1』 昭55・4学習研究社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 八亀師勝 「〈しほからし〉考―蕪村の批評用語をめぐって」 『語文叢誌田中裕先生御退職記念論集』昭56・3 長尾勇 「五味考―味覚用語の変遷と分布」 日大『語文』55昭57・7 166 ―じり 尻 高橋貞一 「しほじり考」 『平安文学研究』15昭29・6 166 ―ひ 干 犬養孝 「万葉の鶴―しほひ・しほみち」 関西大『国文学』52昭50・9=『吉永登先生古稀記念上代文学論集』昭50・9関西大学国文学会 166 ―みち 満 犬養孝 昭50・9 167 しおらし しほらし 形容詞 真下三郎 「遊里語研究(8)」 『近世文芸稿』17昭48・2 167 ―や 渡久地政宰 「〈きよらさ〉と〈しほらしや〉の美的内容―オモロと琉歌を中心に」 『沖縄文化』40昭48・7 167 しおり しほり・しをり 撓 関守次男 「芭蕉の〈しをり〉の吟味」 『山口大学文学会会誌』2昭29 小西甚一 「〈しほり〉の説」 『言語と文芸』8-6昭41・11 赤羽学 「〈しをり〉の意味内容―特に〈しをれ〉との関連について」 『岡山大学法文学部学術紀要』25昭42・2 河野喜雄 「〈佗び〉〈撓り〉論―その語源と美学的意義」 『解釈』20-2昭49・2 桑田明 『日本文法探究下』 昭53・1風間書房 167 しおり しをり 枝折 遠藤邦基 ⑩ 167 しおる しをる 撓・萎 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 遠藤邦基 ⑩ 167 しおる しをる 枝折 遠藤邦基 ⑩ 167 しおる しほる 湿 遠藤邦基 ⑩ 167 しおれ しをれ 撓 赤羽学 「〈しをり〉の意味内容―特に〈しをれ〉との関連について」 『岡山大法文学部学術紀要』25昭42・2 167 しか 鹿 『日本語の歴史5』 昭39・11平凡社 167 しか 副詞 原田芳起 「上代語彙論ノート―〈しか〉と〈さ〉の交錯」 『樟蔭国文学』4昭27・10=『平安時代文学語彙の研究』昭37・9風間書房 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 167 しか 助詞 武田祐吉 「しか・てしか考」 『国語と国文学』昭6・7 久世正富 「〈コレシカヨイ〉由来記」 『和歌山方言』1昭29・11 長谷川清喜 「副助詞ほか・しか・やら・か・ほど・なり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 武田蓉子 「副助詞〈だけ・ばかり・くらい・ほど・きり・しか〉の意義素」 山形大『国語研究』21昭45・8 鶴久 「特集・日本語における助詞の機能と解釈係助詞だに・すら・さへ〈さえ〉〈しか〉〈でも〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 有馬煌史 「〈夕の追風〉におけるしかの意義について」 竹岡正夫編『国語学史論叢』昭57・9笠間書院 167 じか 自家 遠藤好英 ⑩ 167 しかいしゃ 司会者 榊原昭二 「〈司会者〉登場」 『言語生活』277昭49・10 167 しがいてきたい 死骸敵対 勝俣鎮夫 「中世の罪と罰4〈死骸敵対〉」 『UP』103昭56・5 167 しかかる 仕掛 高羽四郎 「俳諧における〈…しかかる〉の用法」 梅光女学院大『国文学研究』4昭43・11 167 しかく 視覚 斎藤倫明 ⑩ 167 しかくい 四角 中沢政雄 「現代国語学(1)~(5)」 『国語教育科学』6-5~11昭41・5~11 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 167 しかけ 仕掛 前田金五郎 「西鶴用語小考」 『言語と文芸』56昭43・1 167 しかし 接続詞 森田良行 「しかし―発生と展開」 『ことばの宇宙』3-11昭43・11 竹内好・村上一郎・判沢弘 「〈座談会〉しかし」 『ことばの宇宙』3-11昭43・11 佐藤宣男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈しかし〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 村上本二郎 「特集・接続詞のべすて接続詞小辞典口語編〈しかし〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 中村邦夫 「芥川竜之介の文体―〈しかし〉〈が〉〈…が…〉三語間の使用率からみて」 『小松代融一教授退職嶋稔教授退官記念国語学論集』昭52・5 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 167 ―ながら 乍 佐藤宣男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈しかしながら〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 村上本二郎 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈しかしながら〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 舩城俊太郎 「変体漢文の〈併〉字」 『国語学』83昭45・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 佐藤宣男 ⑩ 168 しかしか 然然 山田忠雄 「陳述の副詞〈しかしか・にんじゃく〉」 『山田孝雄追憶本邦辞書史論叢』昭42・2三省堂 柴田武 「日葡辞書の九州方言」 『山田孝雄追憶本邦辞書史論叢』昭42・2三省堂 168 しかじか 然然 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 168 しかして 而 堀内武雄 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈しかして〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 168 しかない 林巨樹 「〈行くしかない〉と〈行くよりほかない〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 Oyakawa, Takatsugu 「On the Japanese sika-nai construction」 『言語研究』67昭50・3 168 しかのみならず 加之 後藤和彦 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈しかのみならず〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 鈴木一男 「〈就中・加之・遮莫・挙世〉の訓法小論」 『樟蔭国文学』17昭54・10 168 しかばね 屍 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 168 しがみつく 動詞 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 宮本幸恵 「しがみつく・すがりつく・だきつく」 都立大『日本語研究』4昭56・12 168 しかも 然 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 後藤和彦 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈しかも〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 松井利男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈しかも〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 久山善正 「方丈記冒頭文の解―〈しかも〉を中心に」 『国語国文』46-5昭52・5 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 168 しからば 然 堀内武雄 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈しからば〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 蜂谷清人 ⑩ 168 しかり 然・而 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 春日政治 『西大寺本金光明最勝王経古点の国語学的研究』 昭17・12岩波書店=復刊昭44・9勉誠社 宮田裕行 「今昔物語集における〈然〉について」 『東洋大学短期大学紀要』1昭45・3 168 しかるあいだ あひだ 然間 平方幸夫 「今昔物語集の接続詞―而ル間」 『紫のいほり』11昭51・2 168 しかるに 接続詞 佐藤宣男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈しかるに〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 168 しかるを 接続詞 佐藤宣男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈しかるを〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 168 しかれども 山田孝雄 昭10・5 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 佐藤宣男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈しかれども〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 168 しかれば 堀内武雄 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈しかれば〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 168 しかる 叱 吉田金彦 「ほめる・しかるの語誌」 『言語生活』260昭48・5 168 しぎ 仕儀 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 168 じき 直 島田欣一 「〈やがて〉小考〈やがて〉と〈すぐ〉―古典語と現代語とのあいだ」 『日本語』15-7昭50・9 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 168 じぎ 時宜 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 168 しきがね 敷銀・敷金 佐藤鶴吉 「詞章研究―日本永代蔵」 『国語国文の研究』31昭4・4 168 しきさい 色彩 大嶋由子 「新古今集・玉葉集・風雅集の〈いろ〉と〈色彩〉」 『日本文学ノート』16昭56・1 168 しきしまの 枕詞 鈴木武晴 「〈しきしまの〉考」 『岡大国文論稿』10昭57・3 168 しきせん 敷銭 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 168 しきだい 色代 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 168 しきりに 旋時・時乍・頻 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 杉本行夫 「懐風藻互対助字旋時時乍訓考」 『島根大学論集』10昭36・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 169 しく 如 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 169 しぐさ 仕草 司馬遼太郎・多田道太郎 「特別企画・日本語〈対談〉日本人の〈しぐさ〉という日本語(1)(2)」 『週刊読売』昭51・4・310 169 しくはっく 四苦八苦 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 169 じぐも ぢぐも 地蜘蛛 長尾勇 「地蜘蛛考」 『国語学』19昭29・12 169 しぐれ 時雨 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 根本順吉 「気象の言葉―〈つゆ〉と〈しぐれ〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』4昭48・7 169 じげ ぢげ 岡野信子 「〈ジ(ヂ)ゲ〉の語史―その語義の推移についての一考察」 梅光女学院大『日本文学研究』10昭49・11 169 しけい 死刑 別役実 「犯罪のことば(17)」 『三省堂ぶっくれっと』21昭54 169 しげきとき 繁時 片山武 「万葉集二八五二の〈繁時〉の訓について」 『美夫君志』14昭45・12 169 しげしげ 繁繁 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 169 しげち 宮良当壮 「〈しげち〉と〈さかな〉」 『民族学研究』21-12昭32・5 169 しげる 高野斑山 「しげる考」 『新小説』11-11 169 しけん 試験 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 169 じけん 事件 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 169 しこ 醜 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 金子武雄 「〈しこ〉の論―上代語研究1」 『学苑』284昭38・8 並木宏衛 「〈しこ〉の系譜―醜の御楯」 『国学院雑誌』71-7昭45・7 吉田金彦 「万葉のことばと文学(9)〈しこ〉〈わけ〉」 『短歌研究』34-5昭52・5 金子武雄 『万葉大伴旅人』 昭57・5公論社 169 じこ 事故 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 169 じこう じかう 時行 杉崎重遠 「記録用語私見―〈時行〉について」 『国文学研究』復2昭25・5 169 しこうして しかうして 而 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 後藤和彦 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈しかうして〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 →じ(而) 169 しごく 至極 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 169 しごと 仕事 天沼寧 「ことばの質問箱あて字について」 『言語生活』345昭55・9 169 しこのたおさ 醜田長 三浦千春 「そゞろごと―かいつ・しこの田長につきて」 『しがらみ草紙』47 169 しこる 為懲 吉田金彦 「〈しこる〉〈あきじこる〉」 『万葉』32昭34・7 原田芳起 「〈しこる〉〈あきじこる〉の周辺」 『万葉』36昭35・7 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 村内英一 「〈しこる・あきじこる〉私見」 『和歌山大学学芸学部紀要』15昭40・12 169 じごんじ 自言辞 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 169 じざい 自在 佐藤亨 ⑩ 169 じさつ 自殺 別役実 「犯罪のことば(16)自殺」 『三省堂ぶっくれっと』20昭50 169 じさんきん 持参金 惣郷正明 『辞書とことば』 昭57・7南雲堂 169 しし 形容詞活用語尾 宮田和一郎 「シク活形容詞の終止形〈しし〉について」 『解釈』4-4昭33・4 鈴木丹士郎 「形容詞〈―シシ〉について」 『国語学研究』3昭38・6 鈴木丹士郎 「〈かまびすし〉の活用とその意味」 『国語学』62昭40・9 169 しし 肉・宍・完 李漢燮 ⑩ 169 ししこらかす 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 169 しじむ 縮 高橋宏幸 「語形の変化と交替について―〈シジム〉から〈チヂム〉へ」 『日本文学論究』31昭46・11 169 しじむし 志々虫 小泉道 「〓と志々虫など―霊異記訓釈考証補遺」 『訓点語と訓点資料』36昭42・11 170 じしゃ ぢしや 持者 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 170 じじゃく 自若 佐藤亨 ⑪ 170 じしゅ 自主 佐藤亨 ⑪ 170 しじゅう 始終 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 170 しじん 私人 遠藤好英 ⑩ 170 じしん 地震 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 野元菊雄 「ことばの誕生と変化〈地震〉―意味の分担」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 170 じしん 自身 遠藤好英 ⑩ 170 しずか しづか 静 真川伊佐雄 「〈しづか〉語考」 『国語と国文学』16-2昭14・2 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 170 ―だ・―です 堀内武雄 「ことばの質問箱〈静かだ〉と〈静かです〉」 『言語生活』348昭55・12 170 しず しづ 賤 木村成蔭 「しづ〈賤〉という詞について」 『あさみどり』9-9 170 システム 「ことば百科カタカナ語〈システム〉考」 『放送文化』36-3昭56・3 170 じすべりてき 地滑的 後藤和弘 「〈地すべり的〉再考」 『言語生活』174昭41・3 170 しずまりし しづまりし 莫囂円隣之 佐藤一芳 「〈莫囂円隣之〉の歌訓詁私按」 『国文学解釈と教材の研究』11-10昭41・9 田淵実夫 「万葉集〈莫囂円隣〉の歌の訓」 『比治山女子短期大学紀要』4昭45・3 170 ―ゆうずつしろし ゆふづつしろし 大相七兄爪湯気 佐藤美知子 「〈莫囂円隣之大相七兄爪湯気〉の歌をめぐって」 『国語国文』45-5昭51・5 170 しずむ 沈 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 服部貴義 「しずむ・もぐる」 『日本語研究』2昭54・7 久島茂 「語の派生について―ヤヤ・イヤシクモ・イヤシの成立及びシヅム・ソフ」 『津田塾大学紀要』14-2昭57・3 170 しずめる 沈 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 170 じせい 辞世 寿岳章子 「死をめぐる表現―辞世(2)第二次大戦を中心として」 『京都府立大学学術報告人文』25昭48・11 170 しせいじ 私生児 渡辺友左 「私生児を意味する方言のこと」 『国立国語研究所研究報告集3』昭57・3秀英出版 渡辺友左 『日本語と性』 昭57・11南雲堂 170 しぜん 自然 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 安東大隆 「親鸞聖人の著作にみえる〈自然〉という語の意味に関しての一考」 『別府大国語国文学』21昭54・12 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 柳父章 『翻訳語成立事情』 昭57・4岩波新書 佐藤喜代治 ⑩ 170 ―しゅぎ 主義 橋浦兵一 ⑥ →じねん 170 しそ 紫蘇 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 170 しそう 思想 梅沢伊勢三 「日本における〈思想〉の語の歴史(一)―その出現から流行までの思想史的追跡」 『東北福祉大学紀要』692昭56・12 170 しそく 紙燭 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 170 しぞく 士族 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 170 した 下 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 津之地直一 『万葉集の国語学的研究』 昭50・6桜楓社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 170 した 舌 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 170 ―をまく 巻 宮地裕 『増訂慣用句の研究(稿)』 昭56・3 170 した 〈為〉の過去 高橋太郎 「動詞の連用形〈する〉〈した〉についての一考察」 『国立国語研究所論集4』昭48・12秀英出版 鈴木重幸 『日本語動詞のアスペクト』 昭51・5むぎ書房 170 したい したひ 次田真幸 「万葉巻二〈下部留〉攷」 『文学』2-2昭10・2 170 しだいに 次第 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 170 したう したふ 慕 河内山清彦 「〈身の憂さは心のうちに慕ひ来て〉の解釈をめぐって」 『解釈』23-9昭52・9 170 したがう 従 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 171 したがって 接続詞 長田久男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈したがって〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 171 したがえる 従 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 171 したく 支度 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 171 したくずる したくづる 下崩 石川徹 「平安文学語彙考証」 『平安文学研究』20昭32・9 171 したしい 親 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 171 しだしべんとう 仕出弁当 浅野晃 ⑤ 171 したしみ 親 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 171 したしむ 親 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 171 したたむ・したためる 認 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 171 したたる 滴 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 171 したはえならざりけるみずの 句 蜂矢宣朗 「下はえならざりける水の」 『天理大学学報』17-5昭41・3 171 したほうがいい・するほうがいい 高橋太郎 「ことばの質問箱〈したほうがいい〉と〈するほうがいい〉」 『言語生活』339昭55・3 171 しだらない 形容詞 吉見孝夫 「シダラナイからダラシナイへ」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 蜂谷清人 ⑩ 171 したわしい 慕 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 171 じだん 示談 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 171 しちや 質屋 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 171 しつ 叱 藤井茂利 「上代日本文献に見える漢字〈叱〉について」 『福田良輔教授退官記念論文集』昭44・10 171 しっかい 悉皆 佐藤宣男 ⑩ 171 じっかん 実感 久保忠夫 「〈実感〉ということばの系譜」 『季刊芸術』8-3昭49夏 171 しつけ 躾 石井久雄 ⑩ 171 じっけん 実験 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 171 しっさく 失策・失錯 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 171 しっつい 失墜 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 171 じっとなる 浦山政雄 「歌舞伎用語から」 『日本国語大辞典ことばのまど』9昭49・5 171 じつに 実 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 171 しつねん 失念 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 171 しっぱく・しつはく・しつぼく 質朴 湯沢幸吉郎 『国語学論集』 昭15・2八雲書林=『湯沢幸吉郎著作集2』昭54・8勉誠社 福島邦道 「抄物語彙ノート―質朴」 『言語と文芸』9-2昭42・3 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 171 しっぺがえし 竹箆返 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 171 しっぽ 尻尾 井上ひさし 『私家版日本語文法』 昭56・3新潮社 171 しつれい 失礼 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 171 ―ねぇ 赤塚行雄 「女の〈失礼ねェ〉について」 『言語』260昭48・5 171 して 助詞 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 此島正年 「接続助詞〈て〉と〈して〉」 『国学院雑誌』59-1011昭33・11 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 奥村三雄 「接続助詞―を・して〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 大坪併治 「格助詞して・もて〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 庄倉功 「〈して〉という語形について」 『鳥取県教研研究紀要』4昭42・3 佐藤虎男 「伊賀方言文末詞〈テ〉(シテ)とその複合形」 『方言研究年報』10昭42・9 吉田金彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈て(とて)・して・で・つつ・ながら・や〈し〉〈ても〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-31昭45・11 久野暉 『日本文法研究』 昭48・6大修館 中島尚樹 「〈シテ〉形接続とその構造」 『日本文学誌要』25昭56・12 宮島達夫 「一拍語形の不安定性―〈シ〉と〈シテ〉」 『計量国語学』13-7昭57・12 172 して 為 172 ―ある 国立国語研究所 『日本語教育映画解説12』 昭56・3 172 ―いてください 吉川武時 「〈していて下さい〉の意味」 『日本語学校論集6』昭54・3 172 ―いる 赤坂和雄 「日英語の動詞〈~スル〉〈シテイル〉の一考察」 『札幌大教養部札幌大女子短大部紀要』8昭51・3 鈴木重幸 『日本語動詞のアスペクト』 昭51・5むぎ書房 渡辺義夫 「アスペクチュアルな意味を実現する条件についての考察」 『言語の研究』昭54・10むぎ書房 172 ―おく 国立国語研究所 『日本語教育映画解説12』 昭56・3 172 ―くれる 小松寿雄 「~してやる・~してもらう・~してくれる」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 172 ―しまう 国立国語研究所 昭56・3 172 ―もらう 小松寿雄 昭39・11 172 ―やる 小松寿雄 昭39・11 172 じてん 字典 尾崎雄二郎 「漢字の世界(7)」 『国語科通信』40昭54・2 172 じどう 児童 藤岡端 「少年と児童」 『言語生活』16昭28・1 172 しどけなし 形容詞 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 172 しとする 尿 太田紘子 「〈尿する〉考」 『解釈』18-6昭47・6 172 しとね 茵 佐藤喜代治 ③ 172 しな 品 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 山形綾子 「〈品〉と〈柄〉と」 『王朝』6昭48・4中央図書 172 しな 支那 李献璋 「近代日本における〈支那〉と中国」 『世界』91昭28・7 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 佐藤三郎 「日本人が中国を〈支那〉と呼んだことについての考察」 『山形大学紀要』8-2昭50・2 172 しな 層・階 朝永陽二郎 「〈信濃〉と〈しな〉」 『甲南大学文学会論集』5昭32・3 172 しな 接尾語 倉持保男 「類義と称せられる接尾語について―特に〈ぎわ〉〈しな〉〈がけ〉の場合」 『語学と文学』14-15昭45・8 172 しないまえに 句 松平明 「…しない前に」 『実践国語』昭31・11 172 しなう しなふ 撓 水野清 「万葉語〈しなふ〉とその周辺」 『日本文学誌要』17昭42・3 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 172 しなたつ 枕詞 井手至 「ツノサハフ・シナテル・シナタツ―枕詞の解釈をめぐって」 『万葉』39昭36・5 田中久美 「枕詞〈しなたつ・しなてる・しなだゆふ〉について」 『叙説』昭56・10 172 しなだゆふ 田中久美 「枕詞〈しなたつ・しなてる・しなだゆふ〉について」 『叙説』昭56・10 172 しなてる 枕詞 井手至 「ツノサハフ・シナテル・シナタツ―枕詞の解釈をめぐって」 『万葉』39昭36・5 村山七郎 「しなてる・てるしの考」 『国語学』82昭45・9=『論集日本文化の起源5』昭48・11平凡社 田中久美 「枕詞〈しなたつ・しなてる・しなだゆふ〉について」 『叙説』昭56・10 172 しなの 信濃 朝永陽二郎 「信濃と〈しな〉」 『甲南大学文学会論集』5昭32・3 172 ―じはいまのちどう 句 桐原徳重 「〈信濃路は今の治道〉考―シナノミサカ越へ行」 『常葉女子短期大学紀要』3昭45・12 172 しなのかずをうちはこび 句 田村謙治 「無名草子〈品のかずをうちはこび〉の解をめぐって」 『和洋女子大学紀要』18昭49・6 172 しなのき 科木 鈴木修次 「シナノキとその方言名談義」 『聖和』7昭43・2 172 しなめく 動詞 有坂秀世 「古言雑考(1)」 『国語研究(仙台)』9-5昭16・5 173 しなれる・しなせた 死 大久保愛 「親に死なれる」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 森田良行 『日本語の発想』 昭和56・3冬樹社 173 しにせ 老舗 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 173 しにそうだ 死 風間力三 「〈死にそうだ〉と〈死ぬようだ〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 173 しにそうになる 死 菅田正昭 「談話室〈死にそうになる〉の一管見」 『言語生活』318昭53・3 173 しにたい 死体 「死体(しにたい)・生体(いきたい)」 『週刊朝日』昭33・10・5 173 しぬ 死 大橋勝男 「関東地方域における〈かご〉〈嗅ぐ〉〈死ぬ〉―各語末方言音の分布状況およびその相互比較」 『方言の研究』3-1昭46・3 安藤亨子 「〈死ぬ〉の同意語(2)源氏物語を中心に」 『語文』35昭46・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 小久保崇明 ③ 173 しぬようだ 死 風間力三 「〈死にそうだ〉と〈死ぬようだ〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 173 シネマ 榊原昭二 「随想―シネマとキネマ」 『言語生活』287昭50・8 173 じねん 自然 林紀美子 「枕草子の漢語表現―字音語〈自然〉を中心に」 『米沢国語国文』5昭53・9 →しぜん 173 しのぐ 凌 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 173 しののめ 東雲 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 井手至 「〈しののめ・いなのめ〉攷―原始的住居と〈め〉」 『万葉』20昭31・7 173 しのびに 密 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 173 しのぶ しのぶる 忍・偲 沢瀉久孝 「〈偲ぶ〉と〈忍ぶ〉」 関西大『国文学』1昭25・5 大野晋 「柿本人麿訓新見(4)」 『国語と国文学』26-10昭24・10 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 宮地幸一 「動詞〈しのぶ・しのぶる〉考」 帝京大『国語国文学論究』6昭49・7 173 しのぶもじずり 信夫文字摺 宮島弘 「〈倭文〉〈しのぶもぢ摺り〉考」 『国文学論叢』6昭32・12 173 しば 柴 斎藤たま 「ことばの旅(3)」 『子どもの館』6-9昭53・9 173 しばい しばゐ 芝居 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 173 しはい 支配 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 173 しばしば 旋時・時乍・屢 杉本行夫 「懐風互対助字旋時時乍訓考」 『島根大学論集』10昭36・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 173 じはつ 自発 板坂元 「日本語の生態」 『国文学解釈と鑑賞』35-4~12昭45・4~10 173 しはぶく 咳 阪倉篤義 『語構成の研究』 昭41・3角川書店 173 しはらいえんき 支払延期 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 173 しばらく 暫 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 173 ―して 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 173 しばる 縛 「〈質問箱〉しばる」 『日本語教育研究』7昭48・6 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 173 しばれる 凍 宍戸克吉 「〈シバレル〉」 『言語生活』188昭42・5 佐藤亮一 「方言の分布〈(手ぬぐいが)凍る〉〈(水が)凍る〉―並行的分布の解釈」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 鈴木シルヴィ 「〈シバレル〉と〈シミル〉の使用実態―富山県平村東中江および北海道羽幌町平の実態調査から」 『北海道のことば五十嵐三郎先生古稀祝賀記念論文集』昭56・4北海道方言研究会 174 ジパング 桜井良平 「ジパング由来考」 『おきたま』2-11昭57・11 174 じひ 慈悲 中村元 『仏教のことば』 昭53・10日本放送出版協会 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 174 しぶい 渋 後藤南翠 「〈しぶい〉と〈いき〉」 『新小説』1-7 174 じぶん 自分 Hirakouji, kenji 『〈Jibun〉forms in Japanese Papers』 『Japanese Linguistics』2-2昭48 Winter 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 村崎恭子 「〈自分〉という語について」 『日本語学校論集』2昭50・2 遠藤好英 「自分小説の系譜とその文体―二葉亭以後明治四〇年まで」 『文芸研究』80昭50・9 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 Akasu Kaoru 「A note on zibun」 『音声・言語の研究』2昭57・7 杦浦勝 「対称語ジブンのこと」 『日本語』22-7昭57・8 遠藤好英 ⑩ 佐藤稔 ⑪ 174 しぼう 脂肪 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 174 しぼむ 涸 遠藤邦基 ⑩ 174 しぼる 絞 遠藤邦基 ⑩ 174 しま 島 島袋盛敏 『旅と伝説』 昭6・10 比嘉盛章 「琉球語より見たる万葉語」 『台大文学』昭13・39 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 174 しまう 仕舞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 174 しましょう 堀口和吉 「〈~シヨウ〉〈~シマショウ〉の表現について」 『日本語・日本文化』4昭50・8 174 します 吉川泰雄 「シマス・サシマス考」 『近代語研究』1昭40・9武蔵野書院 吉川泰雄 『近代語誌』 昭52・3角川書店 174 しまつ 始末 浅野晃 ⑤ 174 しまらく 暫 春日政治 『古訓点の研究』 昭31・6風間書房 174 しまる 締 加藤和夫 「特集・類義語の意味論的研究しめる・しまる・とじる・ふさぐ・ふさがる・とざす」 『日本語研究』1昭53・3 174 じまわり 地回 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 174 しみ 紙魚 広戸惇 「特集・言語地理学の諸問題言語地理学と国語史との接点―中国地方の紙魚・穀象虫・螻蛄を例として」 『国語学』119昭54・12 174 じみ ぢみ 地味 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 174 しみじみ 副詞 板坂元 「日本語の生態(7)~(12)」 『国文学解釈と鑑賞』36-1~41013昭46・1~4911 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 174 しみら 阪倉篤義 「〈しみら〉と〈すがら〉―ヒネモス・ヨモスガラの意味」 『万葉』41昭36・10 174 しみる 染 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 174 しみる 凍 佐藤亮一 「方言の分布〈(手ぬぐいが)凍る〉〈(水が)凍る〉―並行的分布の解釈」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 鈴木シルヴィ 「〈シバレル〉と〈シミル〉の使用実態―富山県平村東中江および北海道羽幌町平の実態調査から」 『北海道のことば五十嵐三郎先生古稀祝賀記念論文集』昭56・4北海道方言研究会 174 しむ 凍 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 174 しむ 助動詞・接尾語 湯沢幸吉郎 「足利期の敬語助動詞シモ・シムに就いて」 『国語国文の研究』昭4・9=『国語史概説』昭18・1八木書店 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 堀田要治 「今昔物語集に於ける使役の助動詞ス・サス・シムについて」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 榎克明 「再帰的助動詞〈しむ〉―シンラン研究のついで」 大阪大『語文』17昭31・7 桜井光昭 「いわゆる使役・尊敬の助動詞―〈しむ〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 山崎良幸 「受身・使役の助動詞る・らる・す・さす・しむ」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 長谷川清喜 「使役ス・サス・シムの〈随従〉的用法について」 『語学文学会紀要』1昭39・3 長谷川清喜 「使役の助動詞―す・さす・しむ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 森野宗明 「敬譲(含丁寧)の助動詞〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 片岡了 「中世における〈シム〉の一用法」 『大谷学報』40-4昭40・3 山崎馨 「形容詞系助動詞の成立(2)」 『国語と国文学』42-3昭40・3 中川浩文 「三帖和讃における〈しむ〉の用法」 『女子大国文』87昭40・5 峰岸明 「特集・日本語の助動詞の役割自発・可能・受身・尊敬・使役」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 道本武彦 「〈芭蕉・蕪村・一茶〉発句の助動詞〈る〉〈らる〉〈す〉〈さす〉〈しむ〉〈れる〉〈せる〉について」 国学院大『国語研究』27昭44・3 阪口勝子 「今昔物語集における使役の助動詞す・さす・しむの考察」 『文芸と思想』35昭46・12 吉田金彦 『上代助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 近藤政美 「平家物語における助動詞〈しむ〉の意味用法について」 『国語国文学論集松村博司教授定年退官記念』昭48・4名大国語国文学会 後藤和彦 「上代語の助動詞〈ゆ・しむ・す・ふ〉の働きについて」 『奈良女大研究年報』17昭49・3 松下貞三 「吾妻鏡における〈令(シム)〉の考察―漢文和化の道をたずねて」 『国語と国文学』52-5昭50・5 松下貞三 「使役表現シム〈令・使等〉を通してみた上代散文」 『国語国文』46-4昭52・4 重見一行 「親鸞の和讃における〈シム〉の用法―鎌倉期和歌漢文中の〈令〉に関する試論」 『国語国文』46-10昭52・10 岡崎和夫 「平安時代の漢文訓読に受け継がれた〈シム〉接続に関する破格例とその特質」 『国語学』116昭54・3 堀畑正臣 「平安時代の記録体漢文における〈令(シム)〉について―貞信公記を中心として」 『国語国文研究と教育』9昭56・1 来田隆 「和化漢文に於ける〈令〉の一用法」 『鎌倉時代語研究5』昭57・5武蔵野書院 175 しめす 示 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 175 しめたまう しめたまふ 助動詞+補助動詞 築島裕 「尊敬を表す〈シメタマフ〉の成立について」 『帯広大谷短大紀要』8昭45・12 175 しめる 締 加藤和夫 「特集・類義語の意味論的研究しめる・しまる・とじる・ふさぐ・ふさがる・とざす」 『日本語研究』1昭53・3 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 175 しも 下 鏡味明克 「東海地方の〈カミ・シモ〉の意味構造について」 『三重県方言』20昭40・12 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 井上史雄 「カミ・シモのつく地名―日本のカミは京都である」 『言語生活』177昭41・6 175 しも 霜 武智雅一 「露霜攷」 『万葉』7昭28・4 175 ―くち 朽 『シンポジウム日本語1』 昭50・10学生社 真田信治 ⑩ 175 ―ばしら 柱 河原宏 「こおり・つらら・しもばしらの方言」 『信濃』18-7昭41・7 手塚邦一郎 『栃木県方言地図』 昭48・8私家版 175 ―ばれ 腫 真田信治 ⑩ 175 ―ふる 降 佐藤武義 「万葉語〈霜降〉に関する一考察」 『国語学研究』19昭54・12 175 ―やけ 焼 柴田武 「単語の全国分布」 『人類科学』15昭38・3 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 柴田武 「しもやけの方言分布とその歴史」 『日本の言語学6』昭53・10大修館 沢木幹栄 「物とことば〈しもやけ(凍傷)〉―気候と方言」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 真田信治 ⑩ →ゆきやけ 175 しも 助動詞 湯沢幸吉郎 「足利期の敬語助動詞シモ・シムに就いて」 『国語国文の研究』昭4・9=『国語史概説』昭18・1八木書店 大塚光信 「抄物とその助動詞三つ」 『国語国文』35-5昭42・5 175 しも 助詞 根来司 「副助詞し・しも・のみ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 蜂谷清人 「特集・日本語における助詞の機能と解釈副助詞し・しも・のみ・ばかり・まで・など〈だけ〉〈くらい〉〈ほど〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 175 しもこそ 平井孝一 「〈しもこそ〉の用法」 『国漢研究』昭10・8 175 しもとのまにまに 句 平田篤胤 「しもとのまにまに」 『やまと叢書』15 176 じもねこっ 後藤和彦 「じもねこっ」 『薩摩路』2324昭54・6 176 じもの 自物 和田明美 「上代語〈じもの〉について―特に〈男じもの〉を中心として」 『訓点語と訓点資料』67昭57・5 176 しゃ 者 直木孝次郎 「古事記用字法に関する一試論―者という字について」 『人文研究』昭28・9 176 しゃ 柘 新村出 『万葉苑枯葉抄』 昭23・2生活社=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 176 じゃ ぢや 助動詞 玉岡松一郎 「但馬のダ・ジャ其他」 『国語研究(仙台)』3-11昭10・11 藤原与一 「国語諸方言上の〈ダ〉〈ジャ〉〈ヤ〉」 『広島大文学部紀要』15昭34・3 『日本語の歴史4・6』 昭39・7、40・5平凡社 愛宕八郎康隆 「奥能登珠洲方言の〈デア・ジャ・ヤ〉」 『国文学攷』49昭44・3 岡田統夫 「西部方言における〈先生が来テジャ(ダ・ヤ)〉などの〈テ敬語法〉について」 『尾道短大研究紀要』17昭43・2 今石元久 「兵庫岡山両県地方方言の研究―断定の助動詞〈ヤ・ジャ(ダ)〉の分布について」 『国文学攷』48昭43・10 川本栄一郎 「三陸地方北部における〈ゾ・ザ・ジョ・ジャ〉の分布と解釈」 『国語学研究』9昭44・10 虫明吉次郎 「断定の助動詞ダ・ジャ・ヤの分布」 『日本方言研究会第15回研究発表会発表原稿集』昭47・10 田籠博 「天理本狂言六義の名告における〈じゃ〉―異形の名告とその位置」 『語文研究』35昭48・8 樋渡登 「古今集遠鏡俗言解小考―指定辞〈ぢゃ〉の活用語承接をめぐって」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 寺島浩子 「近世後期上方語における指定の〈じゃ〉」 『近代語研究6』昭55・5武蔵野書院 安田章 ④ 176 シャーベット 矢島文夫 「文化史とことば(2)雪とシャーベット」 『言語』7-2昭53・2 176 しゃえんもの 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 176 しゃかい 社会 渡部万蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12万里閣書房 曾我部静雄 「社会という語の意」 『文化』26-1昭37・3 林恵海 「邦訳〈社会〉考」 『比較文化研究所紀要』21昭41・6 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 斎藤毅 『明治のことば』 昭52・11講談社 鈴木修次 『文明のことば』 昭56・3文化評論出版 柳父章 『翻訳語成立事情』 昭57・4岩波書店 176 ―かじょうたい 化状態 渡部萬蔵 昭5・12 176 じゃがいも 馬鈴薯 佐藤清明 「馬鈴薯の方言分布」 『方言と土俗』昭6・8 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 都竹通年雄 「ジャガイモをあらわす里言とその語第77回例会報告概要」 『都立大学方言学会会報』2昭39・5 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 吹野順子 「兵庫県北西但馬語彙について―じゃがいも」 『郷言』8昭47・2 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 佐藤亮一 「物とことば〈じゃがいも(馬鈴薯)〉―錯綜分布の背景」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 上野勇 「じゃがいもの方言」 『上州路』7-4昭55・4 W・A・グロータース 「じゃがいもと大名―方言分布の一例」 『藤原与一先生古稀記念論集方言学論叢1方言研究の推進』昭56・6三省堂 →ごろうざえもん 176 しゃがむ 山本清隆 「かがむ・しゃがむ・うずくまる」 『日本語研究』3昭55・10 下野雅昭 ⑩ 176 しゃかりき 川崎洋 『流行語』 昭56・11毎日新聞社 176 ―に 上田朝一 「しゃかりきに―認知未了のコトバ」 『日本語』21-7昭56・8 176 しゃっきょうか 釈教歌 平野顕照 「〈釈教歌〉名称の源流」 大谷大『文芸論叢』17昭56・9 176 しゃくし 柳田国男 『史料としての伝説』 昭32・10村山書店=『定本柳田国男集4』昭38・4 176 しゃくじ 柳田国男 『史料としての伝説』 昭32・10村山書店=『定本柳田国男集4』昭38・4 177 しゃくしいわ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 177 しゃくのこめ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 177 じゃじゃうま ―馬 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 177 しゃしん 写真 荒尾禎秀 ⑩ 177 ―きょう 鏡 荒尾禎秀 ⑩ 177 ―のえ 絵 荒尾禎秀 ⑩ 177 しゃしょう 写象 清田文武 「森鷗外の用語〈写象〉について」 『新大国文』7昭56・9 177 しゃせい 写生 北住敏夫 『写生説の研究』 昭28・3角川書店 177 ジャズ 奥成達 「リレー連載新外来語和解(5)ジャズ」 『翻訳の世界』7-2昭57・2 177 じゃっかん 若干 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 177 ジャップ 「視聴覚情報ジャップ」 『放送朝日』234昭48・11 石村一彦 「〈views from overseas〉ジャップ論争」 『時事英語研究』33-10昭54・1 177 シャッポをぬぐ ―脱 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 177 じゃば 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 177 しゃばりでる 前田富祺 ⑪ 177 ジャパン 「ニホンかニッポンかJAPANか―アンケートのこたえをみる」 『言語政策』4昭36・3 栃内和男 「Japan」 『Rômazi Sekai』昭54・7 177 ジャパニーズ 相原良一 「〈Japanese〉の用例とその典拠について(最終講義要旨)」 『横浜市立大学論叢』24-1昭48・4 177 しゃべる 喋 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 177 シャベル 『日本語の歴史別巻言語史研究入門』 昭41・6平凡社 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 真田信治 「地域とのかかわり」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 177 シャボン 石綿敏雄 「シャボンの語源」 『国立国語研究所論集1』昭34・2秀英出版 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 177 しゃます 助動詞 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 177 しゃり 舎利 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 177 しゃる 助動詞 藤原与一 「〈入らっシャル〉などの〈~シャル(サッシャル)〉―敬語法について」 『国文学攷』14昭30・5 井之口有一 「尼門跡使用の〈シャル〉〈マシャル〉〈であらシャル〉敬語法について」 『国語学』32昭33・3 岸田武夫 「近世語シャル・サシャルの系譜(1)(2)」 『言語と文芸』2125昭37・311 愛宕八郎康隆 「奥能登珠洲地方方言の待遇表現法―大坊部落の〈~シャル・~サッシャル〉敬語法」 『国語学』52昭38・3 神部宏泰 「隠岐方言の敬語法―〈~シャル(サッシャル)〉敬語法について」 『熊本女子大学国語国文学論文集』6昭43・2 安達隆一 「尊敬助動詞〈シャル・サ(ッ)シャル〉―その成立事情について」 『愛知教育大研究報告』17昭43・3 真下三郎 『婦人語の研究』 昭44・2東京堂 大橋勝男 「関東地方域における〈どうぞおあがりください。〉の言いかたについて―とくに〈なさる〉系・〈しゃる〉系方言事象の分布に注目して」 『方言の研究』2-1昭45・3 江端義夫 「知多半島南粕谷方言に見られる〈行かっセル〉などの〈シャル(サッシャル)〉敬語法について」 『方言研究年報』16昭48・12 江端義夫 「〈シャル〉敬語法の分布の新化方向―中部地方域方言について」 『藤原与一先生古稀記念論集方言学論叢Ⅰ』昭56・6三省堂 177 じゃる 戯 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 177 しゃれ 洒落 鈴木棠三 『しゃれ』 昭36・3東京堂 阿部吉雄 「〈洒落〉談義」 『東京大学教養学部人文科学科紀要』39昭41・12 桜井武次郎 「〈洒落〉考」 『大阪府私学振興教育研究所研究論文集』7昭46・3 大橋紀子 「粋と意気との関係(3)滑稽本・人情本に現われた〈粋・意気・通・おつ・しゃれ〉の語彙」 『学苑』421昭50・1 大橋紀子 「近世後期歌舞伎脚本の語彙―粋・意気・通・おつ・しゃれ(あぢ・やぼ)」 『学苑』433昭51・1 鈴木棠三 「特集・辞書とことばしゃれの語系」 『国語科通信』40昭54・2 坂詰力治 ⑩ 177 ―る 動詞 坂詰力治 ⑩ 178 じゃんけん 藤村隆 「香川県におけるジャンケン用語の調査報告」 『鋤雲』8昭40・8 佐藤虎男 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について―〈じゃんけん〉」 『方言研究年報』8昭41・3 上野勇 「じゃんけんの方言」 『上州路』7-5昭55・5 178 ―ぽん てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 178 じゃんじゃんび 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 178 しゃんす 助動詞 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 178 シャンパン 馬瀬良雄 「長野県のことば(4)シャンパンとパチンコ―混交」 『日本の屋根』22-4昭56・4 178 しゅ 主 門前真一 「新約聖書に於ける訳語〈主〉(三~五)」 『天理大学学報』161719昭29・12、30・312 178 しゅい 主意・趣意 佐藤亨 ⑩ 178 じゆう 自由 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 つださうきち 「自由という語の用例」 『心』8-7昭30・7 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 新村出 「自由の語義」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 柳父章 『翻訳とはなにか―日本語と日本文化』 昭51・8法大出版局 「続・文化とは〈文化〉―語源的考察(2)翻訳語としての文化・自由・宗教」 『美をもとめて』1314昭51・9 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 三保忠夫 「古文書の表現方法―〈自由〉の場合」 『文経論叢』14-2昭54・3 鈴木修次 『日本漢語と中国―漢字文化圏の近代化』 昭56・9中央公論社 進藤咲子 『明治時代語の研究―語彙と文章』 昭56・11明治書院 柳父章 『翻訳語成立事情』 昭57・4岩波書店 仲手川良雄 「自由の語源について」 『創文』219昭57・4 佐藤亨 ⑩ 178 じゅう 中 ウインター(山崎)良子 「中(ちゆう)と中(じゆう)との使い分けについて」 『立教大学日本文学』30昭48・6 178 しゅう 衆 接尾語 矢野準 「洒落本語彙集成稿(2)接尾語〈しゅう〉」 『静岡女子大研究紀要』15昭57・2 178 じゅう 住 加藤康司 『辞書の話』 昭51・3中央公論社 178 しゅうえき 愁易 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 178 しゅうえつ 拾謁 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語―」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6 178 しゅうかいどう 秋海棠 木下幸文 「秋海棠と萩との詞」 『しがらみ草紙』50 178 しゅうかん 周関 山田俊雄 「漢字・漢語のむつかしさ―〈周関〉の場合―」 『みすず』11昭34・2 178 しゅうきょう 宗教 「続・文化とは〈文化〉―語源的考察(2)翻訳語としての文化・自由・宗教」 (『美をもとめて』1314昭51・9 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 鈴木修次 『日本漢語と中国―漢字文化圏の近代化』 昭56・9中央公論社 竹村牧男 「宗教の語義について」 『文化庁月報』167昭57・8 178 じゅうさんななつ 十三七 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 178 じゅうじ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 178 しゅうじがく 修辞学 平林文雄 ⑪ 178 じゅうじつ 充実 花田二徳 「〈ゆとり〉と〈充実〉」 『日本語』21-5昭56・6 178 しゅうしゅう 収拾・拾収 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 文化庁国語課編 『ことばシリーズ15言葉に関する問答集7』 昭56・4 179 しゅうしゅう 収集・集収・蒐輯・蒐集 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 文化庁国語課編 『ことばシリーズ15言葉に関する問答集7』 昭56・4大蔵省印刷局 179 じゅうじろ 十字路 外山正恭 「〈談話室〉バスの停留所名に残る方言〈十文字〉〈四つ角〉と〈十字路〉」 『言語生活』317昭53・2 179 しゅうせん 終戦 堀田善衛 「〈終戦〉と〈進駐軍〉」 『言語生活』13昭27・10 179 しゅうとく 拾得 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 179 じゅうにさんべんのいしょう 十二三弁衣装 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 179 じゅうぶん 充分 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 179 しゅうへん 愁変 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 179 しゅうみんぎしき 就眠儀式 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 179 じゅうもんじ 十文字 外山正恭 「〈談話室〉バスの停留所名に残る方言〈十文字〉〈四つ角〉と〈十字路〉」 『言語生活』317昭53・2 179 じゅうやがばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 179 じゅうらいから 従来 藁谷隆純 「〈古来から〉〈従来から〉という言い方」 『解釈』27-7昭56・7 179 しゅうりこせい 修理固成 →おさめかためなせ 179 しゅかん 主観 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 179 しゅき 朱器 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 179 しゅぎ 主義 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 斎藤毅 『明治のことば』 昭52・11講談社 佐藤亨 ⑩ 179 しゅくめい 宿命 今村与志雄 「漢文の〈宿命〉」 『中国』53昭43・4 179 しゅこう 趣向 夏見知章 「蕉風俳論における〈趣向〉について」 『近世文芸稿』13昭43・1 179 じゅこん 入魂 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 179 じゅすい 入水 「ことば百科たとえば〈入水〉」 『放送文化』36-11昭56・11 179 しゅたる 主 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 179 しゅだん 手段 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 179 しゅちょう 主張 佐藤亨 ⑩ 179 じゅっかい 述懐 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 片野達郎 ⑩ 179 しゅっさん 出産 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 179 しゅっせ 出世 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 田島毓堂 ⑩ 179 ―けん 間 田島敏堂 ⑩ 179 しゅったい 出来 →しゅつらい 179 しゅったつ 出立 前田正雄 「奥の細道解釈上の疑点について―そぞろ考・出立考」 武蔵野・甲南文学会『試論』9-10昭39・12 179 しゅっちょう 出張 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 179 じゅつなし 術無 今野和枝 「〈術なし〉をめぐる文章史的考察」 『日本文学ノート』17昭57・2 →ずちなし 179 しゅっぱつする 出発 神戸英雄 「特集・類義語の意味論的研究スタートする・出発する・はじまる」 『日本語研究』2昭54・7 179 しゅつぶつ 出物 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6 179 しゅつらい 出来 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 →しゅったい 179 しゅどう 衆道 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 180 じゅばん 襦袢 石綿敏雄 「〈襦袢〉の語源」 『国語学』68昭42・3 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 180 しゅび 首尾 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 180 しゅもく 撞木 佐藤喜代治 『国語語彙史の歴史的研究』 昭46・11明治書院 180 じゅよにち 十余日 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 180 しゅん 旬 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 180 じゅんぎゃく 順逆 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 180 じゅんきょう 殉教 福島邦道 ④ 180 じゅんけつ 純潔 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 180 じゅんさ 巡査 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 180 じゅんしょく 潤色 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 180 しゅんでい 春泥 新村出 「語源をさぐる2」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 180 じゅんび 準備 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 180 じゅんぶんがく 純文学 永嶋大典 ⑨ 180 しょ 初 池田弥三郎 「ことばのことばうい・はつ・しょ」 『言語』7-7昭53・7 180 しょ 所・処 福田良輔 『古代語文ノート』 昭39・2南雲堂桜楓社 青木孝 「吾妻鏡に見える〈處(処)・所(〓)〉両字の使い分けについて―接続助詞的に用いられた〈處〉字を中心として」 『青山学院女子短大紀要』28昭49・11 →ところ 180 じょ 抒 粂川光樹 「〈抒情〉の〈抒〉についての覚え書き」 『古典と現代』41昭49・11 180 じょいん 女陰 鳥越憲三郎 「女陰の方言と部落の成立」 『民間伝承』18-1昭29・1 180 しょう 背負 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 180 しょう 小 三輪憲三 「〈小〉の意味―小権介良常の場合」 『椙山女学園大研究論集』6昭50・3 180 しょう 省 ミヤザキ・ヒロシ 「言語時評〈省〉の字の使い方」 『実用現代国語』6昭52・6 180 しょう しやう 請 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 180 ―ず 佐藤喜代治 昭54・10 180 しょう しやう 賞 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 180 しょう 鐘 神田喜一郎 「鐘字訓義考」 『台大文学』4昭14・9 180 しょう 高木市之助 「名古屋のショウ」 『言語生活』119昭36・8 180 しょう 堀口和吉 「〈~ショウ〉〈~シマショウ〉の表現について」 『日本語・日本文化』4昭50・8 180 じょう 植村悠太朗 「ヨメジョー・ヒメジョー―種子島のジョー語尾についての報告」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 180 じょう 上 高崎一美 「吾妻鏡の〈~上者〉〈~上〉についての考察―軍記物における用法との関連」 『二松学舎人文論叢』7昭49・10 鬼山信行 「〈~上〉という表現法の成立」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 180 ―は 者 高崎一美 昭49・10 →うえ 180 じょうい 情意 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 180 じょうえん 上演 文化庁国語課編 『ことばシリーズ15言葉に関する問答集7』 昭56・4 180 しょうか 消化 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 180 しょうが しやうが 生姜 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 180 しょうがい 生涯・生害 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 180 しょうがい 障碍 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 180 しようがない 仕様無 福島邦道 「〈あらしようや〉と〈しようがない〉」 『実践国文学』9昭51・2 180 しょうかん しやうかん 相看 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 181 しょうがん しやうぐわん 賞翫 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 181 じょうき じやうき 定器 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 181 しょうぎだおし 将棋倒 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 181 じょうけん じやうけん 上件 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 181 じょうご 上戸 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 181 しょうざん・ぞうざん 象山 岡茂雄 「象山という号―佐久間象山は〈しょうざん〉か〈ぞうざん〉か」 『月刊百科』170昭51・11 「ことば百科〈しょうざん〉か〈ぞうざん〉か―固有名詞のむずかしさ」 『放送文化』32-6昭52・6 181 しょうし せうし 笑止 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 181 ―い 形容詞 飯豊毅一 ⑧ 181 しょうじ 勝事 橋本進吉 「第一回東京方言学会記事(詳報)」 『方言』2-12昭7・12 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店→しょうし(笑止) 181 しょうじ しやうじ 床子 佐藤喜代治 「〈床子〉と〈大床子〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』4昭48・7 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 181 しょうじき しやうじき 正直 中野好夫 「正直(しょうじき)か正直(せいちょく)か?」 『文学』40-10昭47・10 十川信介 「正直(しょうじき)か正直(せいちょく)か?中野好夫氏に答える」 『文学』40-12昭47・12 中野好夫 「いささか跡始末のこと〈正直(しょうじき)〉か〈正直(せいちょく)〉かについて」 『文学』41-1昭48・1 181 じょうしき じやうしき 常識 『日本語の歴史7』 昭40・8平凡社 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 181 じょうしき じやうしき 情識 吉田澄夫 「じゃうしき考」 『国語解釈』昭12・6=『近世語と近世文学』昭27・10東京堂 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 181 しょうしょう せうせう 少々 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 小川栄一 「〈少々〉の史的考察」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 181 しょうじんとう せうじんたう 小人嶋 前田金五郎 「〈小人嶋〉考―西鶴語彙管見」 『国語と国文学』31-8昭29・8 181 しょうすい せうすい 小水 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 181 じょうずくるしき 上手苦 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 181 しょうする・しょうずる 称・生 奥村三雄 「生ズルと称スル―連濁の要因について」 岐阜大『国語国文学』3昭39・7 181 しょうせい せうせい 招請 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 181 しょうせつ 小説 永嶋大典 ⑨ 181 じょうそう 情操 佐々木正昭 「〈情操〉という用語の起源と定着過程についての考察―明治期心理学史を中心に」 『大谷学報』60-2昭55・9 181 しょうたい せうたい(しやうだい) 招待・請待 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 181 じょうだん 冗談 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 181 じょうだん じやうだん 常談 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 181 しょうちばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 181 しょうちゅう せうちう 焼酎 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 181 しょうちょう しやうちよう 象徴 新村出 『語源をさぐる1』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 182 しょうちょく 詔勅 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 182 しょうてん しやうてん 掌典 川出清彦 「神道用語集4しゃうてん〈掌典〉」 『国学院大日本文化研究所紀要』31昭48・3 182 しょうど 前田金五郎 「近世前期語の源流」 『言語と文芸』65昭44・7 182 ―もなし 前田金五郎 昭44・7 182 しょうどう 衝動 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 182 じょうとき じやうとき 常斎 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 182 しょうとく せうとく 所得 井上章 「〈せうとく〉論」 『文芸研究』49昭40・2 182 しゅうとめ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 182 しょうにん しやうにん 上人 今成元昭 「〈聖〉〈聖人〉〈上人〉の称について―古代の仏教説話集から」 『国士舘大学人文学会紀要』5昭48・1 182 しょうにん しやうにん 商人 佐藤武義 「〈商人〉の訓み」 『宮城教育大学国語国文』1昭44・3 →あきうど・あきんど 182 じょうにん じやうにん 情人 半沢洋子 ⑩ 182 じょうねつ 情熱 橋浦兵一 『明治の文学とことば』 昭46・6評論社 182 しょうねん せうねん 少年 藤岡端 「少年と児童」 『言語生活』16昭28・1 182 しょうはい 勝敗 能勢朝次 「近況・奇語・勝敗」 『国語教育』昭29・6 182 しょうひしゃしゅけん 消費者主権 村田稔雄 「〈消費者主権〉の由来をたずねて」 『言語生活』168昭42・3 182 しょうひょう しやうへう 正表 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 182 じょうひん じやうひん 上品 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 182 じょうぶ ぢやうぶ 丈夫 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 182 じょうへん じやうへん 常篇 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 182 しょうほう 商法 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 182 しょうぼう せうばう 椒房 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 182 しょうぼう せうばう 焼亡 浅野敏彦 「和製漢語〈焼亡〉について」 『春日丘論叢』23昭54・4 182 じょうほう じやうほう 情報 長山泰介 「情報の語義―情報とは」 『情報科学』149昭54・12 182 じょうみゃく じやうみやく 静脈 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 182 しょうゆ しやうゆ 醬油 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・6自由国民社 182 しょうよう 松容 松本愛重 「松容の語を説明して大日本史の誤を弁ず」 『国学院雑誌』39-1昭8・1 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 182 じょうり 条理 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 182 じょうろ 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 182 しょうろくのまつ しやう― 昌陸松 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 182 しょうろさま 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 182 しょかん 所感 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 182 しょきかん 書記官 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 182 ジョギング 「ことば百科〈ジョギング〉考―ことばは時代をかけ回る」 『放送文化』35-2昭55・2 182 しょく 職 野村忠夫 「律令法における〈官〉と〈職〉―古代官僚制のための一覚書」 『金城国文』19-2昭48・3 182 しょくたく 嘱託 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 182 じょさい 如在・如才 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 183 じょし ぢよし 女子 塩沢美代子 「女・女子・女性・婦人」 『言語生活』261昭48・6 183 じょじし 叙事詩 永嶋大典 ⑥ 183 じょじょう 叙情 永嶋大典 ⑥ 183 じょじょに 徐々 森田良行 基礎日本語1 昭52・10角川書店 183 しょせい 書生・諸生 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 →がくしょう 183 じょせい ぢよせい 女性 三木康至 「〈男性〉および〈女性〉の本質的意義に関する考察」 『東横学園女子短大紀要』11昭48・2 塩沢美代子 「女・女子・女性・婦人」 『言語生活』261昭48・6 183 しょせん 且千 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6 183 しょせん 所詮 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 183 しょたい 所帯 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 183 ―くずし 崩 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 183 ―しょく 職 佐藤喜代治 昭54・10 183 しょだいぶ 諸大夫 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 183 じょちゅう ぢよちゆう 女中 佐藤亨 ⑤ 183 しょっちゅう 副詞 松川弘太郎 「〈ショッチュー〉について」 『方言』3-3昭8・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 183 じょでい 如泥 松本愛重 「記録に見えたる如泥の語に就て」 『国学院雑誌』38-3昭7・3 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 183 しょゆうする 所有 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 183 じょろう ぢよらう 女郎 亀井孝 「懺悔考・女郎考」 『国語学』36昭34・3 亀井孝 「〈女郎〉の語のニュアンス」 『国語学』37昭34・6 亀井孝 「寄せ書き女郎考追記」 『国語学』39昭34・12 183 しょんべんする 小便 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 183 しら 柳田国男 「国語史のために」 『定本柳田国男集29』昭39・5 183 しらがう しらがふ 田中重太郎 「枕草子〈こはぎ〉〈ばひしらがふ〉〈つきばな〉攷」 『国語国文』12-3昭17・3 183 しらがだいじん 馬瀬良雄 「長野道のことば(5)メイボとシラガダイジン―民間語源」 『日本の屋根』22-5昭56・5 183 しらかべ 白壁 岩崎力 「特集・日本語と翻訳〈笑う牛〉と〈白壁〉―翻訳における〈対応〉をめぐって」 『季刊翻訳』3昭48・12 183 しらくも 白雲 佐藤武義 「翻訳語としての万葉語の考察―〈白雲〉を中心にして」 『解釈』21-11昭50・11 183 しらさぎばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 183 しらす 安藤正次 「国語史上より見たる〈シラス〉と〈ウシハク〉」 『万葉学論纂』昭6・3明治書院 三矢重松 『国語の新研究』 昭7・9中文館書店 清水信義 「〈しらす〉〈うしはく〉攷―漢字の用例字義を中心として」 国学院大『国語研究』1昭27・12 183 しらつゆ 白露 竹尾正子 「〈白露〉考」 『福岡教育大学紀要』22-1昭48・2 183 しらとり 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 183 しらなみ 白波 山田忠雄 「白波とニハタミヅ」 『山田孝雄追憶本邦辞書史論叢』昭42・2三省堂 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 183 しらぬい しらぬひ 不知火 倉野紀子 「〈しらぬひ〉考」 『解釈』2-3昭31・3 183 しらはえ 白南風 橘正一 「白秋の用語〈白南風〉について」 『国語研究(仙台)』2-11昭9・11 183 しらべる・しらぶ 調 中小路駿逸 「しらぶ・しらべ・調子小考」 『明石工業高専研究紀要』2昭41・8 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 183 しらべ 中小路駿逸 昭41・8 安達隆一 「音的現象を表わす語彙の意味構造―〈オト〉〈ネ〉〈コエ〉〈ヒビキ〉〈シラベ〉について」 『日本語学試論』1昭49・7 184 しらむ 伊原昭 「しらむ―和歌における白の系譜」 『国語国文』25-12昭31・12 184 しらゆき 白雪 佐藤武義 「歌語としての万葉語〈白雪〉について」 『文芸研究』78昭50・1 184 しり 尻・後 和田芳恵 「〈しり〉と〈ひり〉―真筆版『たけくらべ』の振り仮名から」 『言語生活』75昭32・12 184 ―え 後方 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 184 ―まくり 捲 鈴木弘道 「尻まくり考」 『民間伝承』20-7昭31・7 184 ―すぼみ 窄 柄沢衛 「〈尻窄〉という語について」 『日本語』16-6昭51・7 184 しりぞく 退 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 184 じりょう 寺領 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 184 しる 知 有坂秀世 「シル(知)とミル(転)の考」 『国語と国文学』17-10昭15・10 有坂秀世 『国語音韻史の研究増補新版』 昭32・10三省堂 佐伯梅友 「〈知る〉という語をめぐって」 『古文研究』1昭36・9 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 永藤靖 「古代人における〈見る〉ことと〈知る〉ことについて」 明大『文芸研究』30昭40・8 松尾聡 「わずかな用例しかないことばについて―上二段動詞〈生く〉と下二段動詞〈知る〉との場合」 『国語展望』38昭49・11 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 金子尚一 「〈しる〉と“know”および〈わかる〉と“understand”のあらわす語彙的意味のずれについて」 『共立女子短大(文科)紀要』21昭53・2 沖裕子 「特集・類義語の意味論的研究しる・わかる」 『日本語研究』1昭53・3 大鹿薫久 「〈知る〉のアスペクトと意味」 『語文叢誌田中裕先生御退職記念論集』昭56・3 184 しらす 安藤正次 「国語史上より見たる〈シラス〉と〈ウシハク〉」 『万葉学論纂』昭6・3明治書院 三矢重松 『国語の新研究』 昭7・9中文館書店 清水信義 「〈しらす〉〈うしはく〉攷―漢字の用例字義を中心として」 国学院大『国語研究』1昭27・12 184 しらず 佐伯梅友 「万葉集〈不知〉の訓について」 『松井博士古稀記念論文集』昭7・5目黒書店 有坂秀世 「不可能を意味する〈知らず〉について」 『藤岡博士功績記念言語学論文集』昭10・12岩波書店 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭13・10文学社=昭38・4有朋堂 有坂秀世 『国語音韻史の研究増補新版』 昭32・10三省堂 184 しらずしらず 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 184 しらせる 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 184 しらなそうだ 小嶋孝三郎 「知らなそうだ」 『論究日本文学』18昭37・6 184 しらに 今西浩子 「〈(を)知らに〉の構造について」 『国語学』90昭40・7 今西浩子 「〈(を)知らに〉の源流」 『昭和学院短大紀要』9昭47・12 184 しるや 鎌田五郎 「〈所知哉〉(万一・十〉考」 『大分大学学芸学部研究紀要』2-1昭37・3 184 しれる 森田良行 昭52・10 184 しるこ 汁粉 惣郷正明 『辞書とことば』 昭57・7南雲堂 184 しるす 記 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 広川勝美 「ハナス・モノガタル・シルス―伝承構造史・清内路村聞き書き」 『日本文学』30-5昭56・5 184 しるし 坂部恵 『仮面の解釈学』 昭51・1東京大学出版会 184 シルバーシート 榊原昭二 「ことばのことばシルバーシート」 『言語』9-11昭55・11 184 じれったい 松浦照子 ⑪ 184 しろ 白 佐伯功介 「白について」 『岩倉具実教授退官記念論文集言語学と日本語問題』昭46・9くろしお出版 藤原明 「日本語の色彩名の起源―青(藍)・黒・白・黄・緑・赤」 『近畿大教養部研究紀要』10-2昭53 竹崎雅之 「語源雑考―白(上・中・下) 『日本語』19-7910昭54 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 柴田武 ⑦ 184 ―きさく 笏 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 184 ―きおうぎのいとうこがしたる 黒須重彦 「白き扇のいたうこがしたる」 『平安文学研究』46昭46・6 184 ―く 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 184 ―し 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 185 じろうたろう 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 185 しろす 知 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 185 しろしめす 木下美 昭54・3 185 しろたえ しろたへ 白妙 大星光史 「枕詞の用例とその歴史―あかねさす・天ざかる・沖つ藻の・しろたへの・とほつ神・とほつ国―」 新潟県高校教研『国語研究』13昭42・3 森昇一 「〈しろたへの〉考―小倉百人一首〈田子の浦に〉の歌における」 『国学院大栃木短期大学紀要』4昭45・3 185 ―のそで 袖 鈴木儀一 「〈白妙の袖〉考」 『駒沢短大国文』10昭55・3 185 しわ 皺 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 185 しわい 吝・嗇 鈴木丹士郎 ⑤ 185 しわぶるいびと しはふるひびと 句 井上親雄 「源氏物語の難語〈しはふるひ人〉」 『広島女学院大国語国文学誌』11昭56・12 185 しん 真 柳瀬喜代志 「道家における〈性〉〈天〉〈真〉の意義とその変遷」 『学術研究』22昭48・12 185 しん 心 三輪卓爾 「心(しん)と皮」 『言語生活』60昭31・9 185 しんがく 神学 海老沢有道 「〈神学〉という日本語について」 『アジア文化研究』2昭35・9 185 じんかく 人格 広田栄太郎 「近代訳語考」 昭44・8東京堂 中村保男 「類義語・多義語(18)〈性格〉と〈人格〉と〈個性〉」 『翻訳の世界』5-5昭55・5 185 しんがら 柳田国男 『小さき者の声』 昭17・11三国書房=『定本柳田国男集20』昭37・8 185 しんかろん 進化論 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 185 しんき 辛気・心気・沈気 横田貢 ⑩ 185 しんきょう 心境 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 185 ジンクス 「ことば百科ジンクスはジンクスでない―外来語の使われ方」 『放送文化』35-8昭55・8 185 シンクロナイズド・スイミング 菅野謙 「ことば―シンクロナイズド・スイミング」 『放送文化』13-4昭33・4 185 しんけい 神経 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 荒尾禎秀 ⑩ 185 じんご 尽期 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 185 じんこうえいせい 人工衛星 「科学用語の訳語―ミサイル・人工衛星など」 『ことば』58昭33・2 185 しんごん 真言 宮坂宥勝 「真言(Mantra)について」 『言語』2-12昭48・12 185 しんこんりょこう 新婚旅行 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 185 しんさい 神載 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解2」 『仏教史研究』3昭43・11 185 じんさい 人際 安藤昭一 「学際・国際・人際」 『英語教育』29-8昭55・10 185 しんじ 進止 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 185 じんじいがき 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 185 じんじいばんばあ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 185 しんじつ 真実 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 185 しんしゃく 斟酌 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 185 しんじゅう しんぢゆう 心中 橋本進吉 『キリシタン教義の研究』 昭36・3岩波書店 真下三郎 「遊里語研究(2)(3)―横番・心中―」 『近世文芸稿』1112昭42・18 沙加戸弘 「〈心中〉の意味―近松世話物浄瑠璃解明の基礎として」 『松柏』昭48・3 185 しんじゅく・しんじく 新宿 飛田良文 「シンジュクとシンジク」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 185 しんじょう しんじやう 心情 大友浩 「〈心〉と〈心情〉―パスカルのCoeurの訳語の問題」 『北海道大外国語外国文学研究』25昭54 186 しんじる・しんず 信 山崎和夫 「“believe”と〈信じる〉再考」 『九州大学文学部紀要』15昭51・7 岩下裕一 「〈信ず〉の展開―語義から見て」 『昭和学院短大紀要』16昭55・3 186 しんしん 身心 青木伶子 「大福光寺本方丈記に於ける〈身心〉について」 『成蹊国文』5昭47・3 186 じんじん 柳田国男 『小さき者の声』 昭17・11三国書房=『定本柳田国男集20』昭37・8 186 じんすけ 甚助 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 186 じんせいふかかい 人生不可解 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 186 しんせつ 親切 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 186 しんせんしょく 神饌食 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 186 しんぞう 心臓 宮地敦子 「〈こころ〉から〈心臓〉へ―身体語彙の変化」 『国語学』104昭51・3=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院 佐藤亨 ⑩ 186 しんのぞう 宮地敦子 昭54・11 佐藤亨 ⑩ 186 しんだ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 186 しんたい・しんてい 身体 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 186 しんだい 進退・身代 橋本進吉 『キリシタン教義の研究』 昭36・3岩波書店 186 じんだみそ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 186 しんちゅうぐん 進駐軍 堀田善衛 「〈終戦〉と〈進駐軍〉」 『言語生活』13昭27・10 186 しんてん 進展 上田朝一 「〈進展〉をめぐって」 『日本語』22-2昭57・2 186 しんど・しんどい 楳垣実 「〈シンド〉と〈シンドイ〉」 『国語運動』昭18・11 186 じんど 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・8 186 シンニョロ 石綿敏雄 「日本語を考える―日本外来語の一側面〈セニョーレ〉と〈シンニョロ〉」 『国語展望』増刊号昭47・11 186 しんね 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 186 しんぴょうせい 信憑性 久世善男 『日本語雑学百科』 昭50・7新人物往来社 186 じんぶつ 人物 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 186 しんぶん 新聞 梶原滉太郎 ⑩ 186 ―し 紙 梶原滉太郎 ⑩ 186 じんぶんかがく 人文科学 夜久正雄 「気になる言葉〈人文科学〉」 『国語国字』88昭50・6 186 しんぼう 辛抱・辛棒 井上章 ⑩ 186 しんぽう 心法 井上章 ⑩ 186 しんぼく 親睦 「制限は原稿から―色々に出た〈親睦〉の言いかえ」 『ことば』昭29・11 186 しんまく 慎莫 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 186 しんみょう 神妙 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 186 しんみり 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 186 じんむてんのう 神武天皇 徳田浄 「神武天皇の御名」 『関東短期大学紀要』18昭47・12 186 じんむいらい 神武以来 吉沢典男 「昭和32年の新語流行語〈神武以来〉と〈よろめき〉」 『言語生活』77昭33・2 186 しんようする 信用 馬場彰 「意味分析試論〈信頼する〉と〈信用する〉」 『岡山大教養部紀要』15昭54・2 186 しんらいする 信頼 馬場彰 「意味分析試論〈信頼する〉と〈信用する〉」 『岡山大教養部紀要』15昭54・2 186 しんり 真理 鈴木修次 『日本漢語と中国―漢字文化圏の近代化』 昭56・9中央公論社 186 しんり 心理 鈴木修次 『文明のことば』 昭56・3文化評論出版 186 ―がく 学 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 186 しんろう 辛労 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 187 す 酢 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 真田信治 ⑩ 187 す 動詞 橘純一 「〈す〉〈する〉の特殊意義」 『国語解釈』2-6昭12・6 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 187 す 助動詞 堀田要治 「今昔物語集に於ける使役の助動詞ス・サス・シムについて」 『国語学論集』昭19・10岩波書店 北条忠雄 「東北方言における対者尊敬〈ス〉の本質」 『国語学』6昭26・6 高羽四郎 「使役〈す〉の用法―助動詞の語尾化について」 『静岡女子短大紀要』4昭32・12 西尾光雄 「サ変動詞〈す・する〉の補助的用法(承前)」 都立大『人文学報』17昭33・2 和田利政 「いわゆる使役・尊敬の助動詞―〈す〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 山崎良幸 「受身・使役の助動詞る・らる・す・さす・しむ」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 長谷川清喜 「使役ス・サス・シムの〈従〉的用法について」 『語学文学紀要』1昭39・3 今泉忠義 「〈賜はす〉〈宣はす〉の〈す〉について」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 長谷川清喜 「使役の助動詞―す・さす・しむ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 森野宗明 「敬譲(含丁寧)の助動詞―しむ・す・さす・る・らる〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 峰岸明 「特集・日本語の助動詞の役割自発・可能・受身・尊敬・使役(る・らる・れる・られる・す・さす・しむ・せる・させる)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 浅井峯治 「平安文学において〈す〉〈さす〉が謙譲をあらわすという場合の考察」 『中央大学文学部紀要』3-1昭43・12 道本武彦 「〈芭蕉・蕪村・一茶〉発句の助動詞〈る〉〈らる〉〈す〉〈さす〉〈しむ〉〈れる〉〈せる〉について」 国学院大『国語研究』27昭44・3 阪口勝子 「今昔物語集における使役の助動詞す・さす・しむの考察」 『文芸と思想』35昭46・12 近藤政美 「平家物語における助動詞〈す〉〈さす〉について受動的状態を表わす用法を中心に(上)」 『説林』21昭47・12 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 道本武彦 「〈たてまつる〉に上下接する助動詞〈る〉〈らる〉〈す〉〈さす〉についての調査報告」 国学院大『国語研究』36昭48・7 近藤政美 「平家物語における助動詞〈す〉〈さす〉について受動的状態を表わす用法を中心に(下)」 『説林』22昭48・12 後藤和彦 「上代語の助動詞〈ゆ・しむ・す・ふ〉の働きについて」 『奈良女子大学研究年報』17昭49・3 中村幸弘 「補助動詞〈す〉の論」 『国学院雑誌』75-7昭49・7 木下美 「紫式部日記における敬譲語についての調査研究2〈す〉〈さす〉について」 九州大谷短大『国語研究』5昭51・12 森昇一 「〈す〉〈さす〉重複の表現」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 片山武 「万葉集の〈す〉について」 『美夫君志』26昭57・3 木下美 『紫式部日記の研究と鑑賞―日記体を中心に』 昭57・7私家版 187 す 助詞 小島俊夫 「滑稽本・人情本の助詞〈ス〉敬語表現との関連」 『国語学』94昭48・9 187 ず 助動詞(打消) 三吉陽 「〈ずあり〉〈ざり〉〈ず〉についての一考察」 『愛媛国文研究』3昭29・3 渥美功 「打消の助動詞〈ず〉はそのまま連体形となりうるか」 『古典』3昭32・6 土部弘 「連体格用法の〈ず〉は連用形なりや」 関西大『国文学』21昭33・4 松村明 「いわゆる打消の助動詞―〈ず〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 野島進 「打消の助動詞〈ず・ざり・ぬ〉について」 『国文学解釈と教材の研究』7-3昭37・2 大野晋 「指定・否定の助動詞なり・たり・ず」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 林巨樹 「打消の助動詞―ず〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 宮地敦子 「ない・ぬ・ず」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 佐伯梅友 「打消の助動詞〈ず〉について」 『古文研究』5昭40・8 田島毓堂 「正法眼蔵の一語法―アラズヨリハのズの活用形について」 『国語学懇話会会報』8昭41・9 土井洋一 「特集・日本語の助動詞の役割否定(ず・ざり・じ・まじ)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 吉田金彦 『上代助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 鈴木英夫 「〈なく(て)〉と〈ないで〉と〈ず(に)〉の用法の異同について」 『名古屋大教養部紀要』A20昭51・3 田島毓堂 「正法眼蔵の一語法アラズヨリハのズの活用形を中心にして」 『東海学園国語国文』20昭56・10 田島光平 『語法の論理』 昭57・3笠間書院 →ずと 188 ず 助動詞(推量) 牛山初男 「未来助辞〈ず〉の分布について」 『信濃教育』808昭29・4 土部弘 「連体格用法の〈ず〉は連体形なりや―源氏物語における〈ず〉の接続」 『国文学』21昭33・4 吉田金彦 「推量辞〈ず〉の源流(続)」 『静岡女子短大国語国文論集』1昭41・1 吉田金彦 「東歌三五七二番の私解―推量辞〈ず〉の源流」 『遠藤博士還暦記念国語学論集』昭41・5中央図書=『国語国文』35-6昭41・6 江端義夫 「指定の助動詞〈ダ(ラ)〉と未来助辞〈ズ〉」 『広島大学方言研究会会報』12昭43・10 牛山初男 『東西方言の境界』 昭44・3信濃印刷 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 188 すあし 素足 斉藤倫明 ⑪ 188 すあり 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 188 ずあり 三吉陽 「〈ずあり〉〈ざり〉〈ず〉についての一考察」 『愛媛国文研究』3昭29・3 188 すい 粋 藤井乙男 「天明時代の通言」 『国語国文』2-7昭7・2 大橋紀子 「すしとすい―近世語における酸と粋」 『近代語研究』1昭40・9武蔵野書院 大橋紀子 「〈すい〉とその周辺―近世語における〈粋〉の発生」 『近代語研究』2昭43・1武蔵野書院 真下三郎 「粋(スイ)」 『近世文芸稿』10昭41・7 小野晋 「〈すい〉用字用語考」 『安田女子大学紀要』4昭50・3 吉田秀三 ⑩ 188 すい・すし 酸 大橋紀子 「すしとすい―近世語における酸と粋」 『近代語研究1』昭40・9武蔵野書院 野元菊雄 「ことばの誕生と変化〈酸っぱい〉―第三語形の採用」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 長尾勇 「五味考―味覚用語の変遷と分布」 日大『語文』55昭57・7 真田信治 ⑩ 188 すい 酔 中山緑朗 「平安古記録の語彙―〈酔〉と〈談〉」 『学苑』506昭57・2 188 すい 名嘉真三成 「切断動詞[sui][ki〓][batsi]について―沖縄・宮古西原方言の例」 『日本語研究』1昭53・3 188 すいえき すゐえき 水駅 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語―」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 188 すいか 西瓜 石毛直道・大塚滋・篠田統 『食物誌』 昭50・7中央公論社 188 すいきょう 酔狂・粋狂 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 188 すいさん 推参 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 188 スイス 西浦英之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学記要』9昭46・1 188 すいせん 水仙 矢島文夫 「文化史とことば3水仙とヒヤシンス」 『言語』7-3昭53・3 188 ずいそう 随想 関根俊雄 「〈随想〉の盛行・その語誌」 『言語生活』373昭58・1 188 すいば 酸模 岸田定雄 「虎杖・酸模・羊蹄・酸漿草の名称」 『方言』4-5昭9・5 小林隆 「同音衝突の意味的側面」 『国語学』126昭56・9 188 ずいぶん 随分 佐伯哲夫 「副詞〈随分〉における用法の変遷」 関西大『国文学』57昭55・12 188 すいほう 前田勇 「すいほう・てこつる・てんしょ考―傾城阿波の鳴門第八」 『国語国文』26-12昭32・12 189 ずいや 信国進 「〈スヨ〉と〈ズイヤ〉」 『言語生活』52昭31・1 189 すいり 推理 別役実 「犯罪のことば11推理」 『三省堂ぶっくれっと』15昭53・6 189 すう 吸 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 189 すう 数 山口明穂 『中世国語における文語の研究』 昭51・8明治書院 →かず 189 すう 戸田吉郎 「プウ・スウ・トン・スウことば風土記」 『言語生活』33昭29・6 189 スウェーデン 西浦英之 「幕未・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 189 すうがく 数学 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 189 すうちうま 数碼 須藤利一 「すうちうま(琉球数碼)」 『安藤教授還暦祝賀記念論文集』昭15・2三省堂 189 スープ 飛田良文編 『英米外来語の世界』 昭56・10南雲堂 189 すえおき 据置 「出度数の多い〈据置〉―補正漢字の第三回調査の報告」 『ことば』11・1 189 すえる・すう 据 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 189 スカイジャック 「ハイジャックとスカイジャック」 『時事英語研究』25-6昭45・6 189 すがた 姿 桑田明 『日本文法探究下』 昭53・1風間書房 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 浅野晃 ⑤ 189 すがたみのはし 柳田国男 『橋の名と伝説』 『定本柳田国男集5』昭37・9 189 すがら 阪倉篤義 「〈しみら〉と〈すがら〉―ヒネモス・ヨモスガラの意味」 『万葉』41昭36・10 189 すがり 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 189 すがる 縋 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 189 すがりつく 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 宮本幸恵 「特集・類義語の意味論的研究しがみつく・すがりつく・だきつく」 『日本語研究』4昭56・12 189 すかんぽ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 189 すき 好 吉沢義則 「〈すき〉に就て」 『国語国文』17-8昭23・12 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 西村亨 『王朝恋詞の研究』 昭47・12慶大言語文化研究所 末武恭子 「可笑記の〈すき〉について」 『松柏』昭48・3 木村健 「〈すき〉覚書―その台頭・展開・終焉をめぐる一視点」 『国学院雑誌』75-5昭49・5 今西祐一郎 「〈すき〉私論」 『静岡女子大研究紀要』10昭52・3 岡本敬道 「〈すき〉の系譜-伊勢物語に見る〈すき〉2」 『宇部短大学術報告』16昭55・2 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 岡本敬重 「源氏物語の〈すき〉(1)帚木の巻に見る〈すき〉」 『宇部国文研究』12昭56・3 189 ずき 鈴木一男 「平安極初期点本所見の語法(1)―〈助動詞ずき・ずつ・べらなり・連体格これの〉用例補遺―」 『水門』4昭39・6 189 すきずきし 形容詞 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 189 すぎな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 189 すきもの 好者 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 189 すきやき 新村出 『南蛮更紗』 大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 189 すぎる 過 岩淵悦太郎 「〈さうだ〉と〈すぎる〉」 『日本語』4-6 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 189 すぎわい すぎはい 生業 坂詰力治 ⑩ 189 すく 好 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 宮地敦子 「〈きらふ〉〈すく〉考」 『言語と文芸』65昭44・7 井上章 「動詞〈好く〉の沿革」 『秋田大教育学部研究紀要人文社会』27昭52・3 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 190 すぐ 直 島田欣一 「〈やがて〉小考〈やがて〉と〈すぐ〉と〈ぢき〉と―古典語と現代語とのあいだ」 『日本語』15-7昭50・9 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 190 ―に 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 190 すくう 救 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 190 すくうかみ 服部幸雄 「宿神論〔補訂〕―更級日記の〈すくう神〉をめぐって」 『文学』43-6昭50・6 190 すくすくし 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 190 すくすくと 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 190 すくない 少 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 仁田義雄 『語彙論的統語論』 昭55・3明治書院 190 すくなくとも 少 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 190 すくなくも…なくに 丸山嘉信 「〈すくなくも…なくに〉考―否定歌語表情の研究4」 徳島大『文芸紀要』8昭34・2 190 ずくなし 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・6 190 すくなひこな 金井清一 「スクナヒコナの名義と本質」 『東京女子大付属比較文化研究所』31昭46・9 190 ずくべ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 190 ずくぼ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 190 ずくぼう 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 190 すくみち 直路 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 190 すくむ 竦 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 190 すくよか 健 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 190 すぐり 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 190 すぐろく 双六・雙六 木下正俊 「藐孤射と双六」 沢瀉博士喜寿記念論文集刊行会『万葉学論叢』昭41・7 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 190 すけとう 中川雀子 「すけとう」 『佐渡』1昭29・8 190 すげない すげなし 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 190 すけべえ 助兵衛 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 190 すこ 須児 松田好夫 「須児考」 『国語国文』10-12昭15・12 190 すごい・すごし・すごく 凄 北山谿太 「〈艶にも凄くも〉―語義語法の研究―」 『国語国文』23-10昭29・10 小川要一 「〈すごく〉と女性」 『日本語』5-5昭40・6 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 梅野きみ子 「〈すごし〉考―その表記をめぐって(研究発表要旨)」 『中古文学』7昭46・3 梅野きみ子 「〈すごし〉考―平安朝の用例をめぐって・主として古字書をめぐって」 『平安文学研究』4647昭46・611 梅野きみ子 「〈すごし〉と〈凄〉と〈幽〉と訓読資料をめぐって」 『椙山女大研究論集』5昭49・3 糸賀きみ江 「西行歌の〈すごし〉―心情表現の様相」 『北住敏夫教授退官記念日本文芸論叢』昭51・11笠間書院=『中世の抒情』昭54・3笠間書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 190 すこし 少 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 慶野正次 『形容詞の研究』 昭51・9笠間書院 山田稔 「〈Parisだより〉ことばの表情(1)たぶん・すこし・すみません」 『三省堂ぶっくれっと』13昭53・2 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 丹保健一 「程度副詞の諸相〈ほぼ〉〈やや〉〈少し〉を中心に」 『国語学研究』21昭56・12 190 ―き 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 190 ―も 佐藤武義 「今昔物語集の陳述副詞〈すこしも〉について」 『宮城教育大国語国文』5昭49・2 若山明子 「〈すこしも〉の意味・用法について」 『武庫川国文』10昭51・11 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 191 すごす 過 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 191 すごす 補助動詞 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 191 すこぶる 頗 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 佐藤喜代治 『国語語彙史の歴史的研究』 昭46・11明治書院 191 すごり 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 191 すさのおのみこと すさのをのみこと 吉野裕 「素尊鉄神論序説―スサノヲノミコト名義考」 『文学』41-2昭48・2 191 すさび 荒 佐藤仁之助 「〈すさび〉と〈すさまじ〉の語釈について」 『国語研究(仙台)』4-12昭11・12 191 すさぶ 荒 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 191 すさまじい・すさまじ 凄 形容詞 佐藤仁之助 「〈すさび〉と〈すさまじ〉の語釈について」 『国語研究(仙台)』4-12昭11・12 田中重太郎 「〈すさまし〉―枕冊子語彙ノートから(2)」 『平安文学研究』昭24・12 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 金子金治郎 「連歌の〈すさまじ〉」 『連歌俳諧研究』33昭42・9 金子金治郎 「すさまじ考―新撰菟玖波集を起点に」 『文学語学』45昭42・9 金子金治郎 「〈すさまじ〉の異物・異境性―謡曲を中心として」 『中世文芸』40昭43-3 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 野村直子 「枕草子〈すさまじ〉考」 九州大谷短大『国語研究』6昭52・12 玉城逸子 「平安朝における〈すさまじ〉」 『武庫川国文』16昭54・11 191 ―さま 態 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 191 すさむ 荒 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 山口明穂 『中世国語における文語の研究』 昭51・8明治書院 191 ずさん 杜撰 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 191 すし 鮨・鮓・寿司 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 島田勇雄 「本朝食鑑を背景に(24)すしについて」 『あさめしひるめしばんめし』30昭57・4 真田信治 ⑩ 191 ずしき 図式 門脇芳雄 「詰将棋のことば―図式」 『言語』8-8昭54・8 191 ずしゃ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 191 すじょう 種姓・素性 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 191 すず 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 191 すすぐ 濯 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 191 すずしい・すずし 涼・冷 中川浩文 「源氏物語の〈すずし〉などについて―その意味の推移と表現における把握」 『女子大国文』40昭41・2 中村倫子 「讃酒歌における〈冷〉について」 『高知女子大国文』7昭46・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 191 すずむし 鈴虫 宮嶋弘 「鈴虫・松虫の語原」 『平安文学研究』昭24・12 191 ずずだま 柳田国男 『海上の道』 昭36・7筑摩書房=『定本柳田国男集1』昭38・9 191 すすむ 進 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 川原とし江 「移動動詞の意味論的成分分析―イク・クル・カエル・モドル・ススム・ウツル」 『手崎政男教授退官記念論集』昭55・10同記念事業委員会 191 すずめ 雀 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 191 ―しらず 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 191 ―のはかま 袴 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 192 すする 啜 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 192 すずろ・すぞろ 漫 有馬煌史 「スズロ・ソゾロの語義推定について」 『岐阜工業高専紀要』7昭47 佐藤稔 ⑩ →そぞろ 192 スタートする 神戸英雄 「特集・類義語の意味論的研究スタートする・出発する・はじまる」 『日本語研究』2昭54・7 192 スタイリスト 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 192 すだく 山口明穂 「〈すだく〉について」 『国語研究室』3昭39・3 192 すじかう すぢかふ 筋交 三木孝 「枕草子語彙覚書―里人・すぢかふ」 『平安文学研究』15昭29・6 192 ずちなくて 山内洋一郎 「国語学からみた文学・個に徹する語学的注釈の提唱―〈ずちなくて〉と〈すべなくて〉」 『リポート笠間』21昭55・10 192 ずちなし 術無 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 →じゅつなし 192 スチュワーデス 「放送ジャーナルスチュワーデスかホステスか」 『放送文化』18-45昭38・5 192 ずつ づつ 助詞・接尾語 鈴木一男 「平安極初期点本所見の語法(1)〈助動詞ずき・ずつ・べらなり・連体格これの〉用例補遺」 『水門』4昭39・6 堀内武雄 「特殊な助詞の研究―ばし・がに・づつ・がな」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 192 すっかい 酸 野元菊雄 「ことばの誕生と変化〈酸っぱい〉―第三語形の採用」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 →すっぱい 192 すっかり 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 192 ずっと 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 192 すっぱい 酸 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 野元菊雄 「ことばの誕生と変化・〈酸っぱい〉―第三語形の採用」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 真田信治 ⑩ 192 ステーション 真田信治 「地域とのかかわり」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 飛田良文 「ステーションから駅へ」 『日本文化会議』159昭57・9 真田信治 ⑨ 192 すてき 素敵 半沢洋子 ⑩ 192 ―な 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 192 すてきち 捨吉 人名 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 192 すてぜりふ 捨台詞 賀川庸夫 「〈すてぜりふ〉と〈アドリブ〉と」 『言語生活』170昭40・11 192 すでに 既 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 粂川光樹 「古事記の〈スデニ〉」 『関東学院女短大論叢』42昭46・3 村上久子 「訓読語と和文脈の語〈すでに〉と〈はやく〉」 『大谷女子大国文』7昭52・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 土淵知之 「〈すでに(既)〉の用法と意味について付属語との呼応関係を中心として」 『国学院雑誌』80-8昭54・8 192 すてる 捨 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 木部暢子 「言語地図の一解釈―〈捨てる〉の九州方言」 『文献探求』8昭56・6 192 ずと 前田勇 「〈ずに〉〈ずと〉の接点を求めて」 『学大国文』3昭35・2 192 ストライキ 加藤雅彦 「ことばのジャーナル〈ストライキ〉と〈労働停止〉」 『言語』9-12昭55・12 工藤真由美 「訳語との競合」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 193 ストリップショー 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-13~15昭45・1~3 193 すなまきだぬき 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 193 すなわち すなはち 即・則 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 田辺つかさ 「すなはち」 『国語と国文学』7-3昭5・3 古沢寿美子 「論語における〈スナハチ〉と訓ずる助字について」 『金城国文』14-13昭43・3 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 村上雅孝 ⑪ 193 ずに 前田勇 「〈ずに〉〈ずと〉の接点を求めて」 『学大国文』3昭35・2 宮田和一郎 「解釈の問題点―万葉集の解釈(2)~(4)ズニ説を打破する」 『国文学解釈と教材の研究』10-1~4昭40・1~3 阿刀田稔子 「否定の接続法〈~なくて・~ないで・~ずに〉について」 『日本語教育研究』11昭50・6 193 ずのう 頭脳 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 193 ずは 連語 大岩正仲 「奈良朝語法ズハの一解」 『国語と国文学』19-3昭17・3 吉永登 「奈良朝特殊語法〈ずは〉について」 『国文学』3昭26・2 橋本進吉 『上代語の研究』 昭26・10岩波書店 宮田和一郎 「〈ずば〉と〈ずは〉―中古語法覚書」 『平安文学研究』21昭33・6 宮田和一郎 「万葉集のズハの解釈―通説を排撃する」 『国文学解釈と教材の研究』9-12昭39・10 佐藤宣男 「〈ずは〉についての問題点」 『文化』29-4昭41・3 宮田和一郎 「正しい解釈・正しい文法―平安時代のズハと上代のズハ」 『解釈』15-1昭44・1 津之地直一 「万葉集に於ける〈ずは〉の語法―特に〈ずは…まし〉の歌の解釈について」 『愛知大学文学論叢』37昭44・3 此島正年 「〈ずは〉の論―宮田説に対して」 『解釈』15-7昭44・7 山口堯二 「〈ずは〉の表現性」 『国語国文』41-7昭47・7 山口堯二 「〈ずは〉の表現性―橋本説の再検討」 『国語学』90昭47・9 浅野信 「〈(あら)ずは〉考説」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 津之地直一 『万葉集の国語学的研究』 昭50・6桜楓社 宮田和一郎 「ズハの説の流れを追って」 『解釈』22-1112昭51・12 宮地幸一 「ずは・なくは考(1)源氏物語・万葉集・記紀・八代集」 『帝京大文学部紀要国語国文学』10昭53・10 北条忠雄 「〈ズハの本質〉(旧稿)再説スハのみでズバのないこと」 『秋田国語学研究』1昭54・10 宮地幸一 「ずは・なくは考(2)平安朝時代資料の考察」 『帝京大文学部紀要国語国文』11昭54・10 上野尚美 「上代の〈ずは〉」 『古典と民俗』9昭54・11 宮地幸一 「ずは・なくは考(3)勅撰集・私撰集・御集・諸家集の考察」 『帝京大文学部紀要国語国文』12昭55・10 水野清 「〈かくばかり恋ひつつあらずは〉の〈ずは〉」 『教育国語』63昭55・12 山口堯二 『古代接続法の研究』 昭55・12明治書院 宮地幸一 「ずは・なくは考(4)鎌倉時代資料の考察(1)」 『帝京大文学部紀要国語国文』13昭56・10 西宮一民 「上代の所謂ズハの意味」 『皇学館大学紀要』20昭57・1 宮地幸一 「ずは・なくは考(5)鎌倉時代資料の考察(2)」 『帝京大文学部紀要国語国文』14昭57・10 193 スパイクこうがい ―公害 柄沢衛 「公害を表わすことば(7)〈空き缶公害〉から〈スパイク公害〉へ」 『日本語』22-7昭57・8 193 すばしこい 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 193 すばやい 素早 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 193 すはら 素腹 秋山正次 「えせ玉かつま(1)〈あとぜき〉〈素腹〉など」 『いずみ』32昭34・5 193 すばらしい 素晴 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 半沢洋子 ⑩ 193 すばる 昴 新村出 『南蛮更紗』 『大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 草下英明 「星の名前の話―ほしはスバル・ひこぼし・明星…」 『ことばの宇宙』1-5昭41・10 『シンポジウム日本語1』 昭50・10学生社 194 スペイン 西浦英之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 194 すべからく 副詞 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 194 すべた てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 194 すべて 総・凡 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 山口康子 「〈すべて〉の消長―今昔物語集を中心に」 『長崎大教育学部人文科学研究報告』26昭52・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 佐藤宣男 ⑩ 194 すべなくて 山内洋一郎 「国語学からみた文学・個に徹する語学的注釈の提唱―〈ずちなくて〉と〈すべなくて〉」 『リポート笠間』21昭55・10 194 すべなし 術無 賀古明 「〈すべなし〉考」 『万葉集研究』1昭30・12 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 矢野淳彦 「山上憶良における〈すべなし〉」 『高知大国文』8昭52・12 →ずちなし 194 すべりひゆ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 194 すべる 統 松下井知夫 「統べるということ」 『ことばと文化』79昭52・12 194 ずほ 後藤利雄 「山形県に於ける噓の方言について―ズホ・ハラダ・テンポの語源など」 『山形方言』2昭29・3 →うそ 194 すま 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 194 すまし 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 194 すます 済 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 194 すまる 柳田国男 『なぞとことわざ』 昭27・10筑摩書房=『定本柳田国男集21』昭37・12 194 すみ 隅 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 194 ずみ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 194 すみのえ 墨江・住江 奥村恒哉 「〈すみのえ〉と〈すみよし〉」 『国語国文』35-5昭41・5=『遠藤博士還暦記念国語学論集』昭41・5中央図書 工藤力男 「古代形容詞の形成に関する一つの問題スミノエとスミヨシをめぐって」 『万葉』90昭50・12 194 すみません 句 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 田中三郎 「〈すみません〉ということば」 『みんなのコトバ』4昭33・2 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 石井幸子 「〈すみません〉の世界―諸作品を通して見るその内側―」 『国語学の世界』3昭48・3 久世善男 『身近な日本語日常語を再点検しよう』 昭50・3朝日ソノラマ 「おふ・ぶりんとすみません」 『月刊百科』166昭51・7 山田稔 「〈Parisだより〉ことばの表情(1)たぶん・すこし・すみません」 『三省堂ぶっくれっと』13昭53・2 酒井良枝 「〈すみません〉の用法について」 『昭和学院国語国文』21昭54・3 西村啓子 「感謝と謝罪の言葉における〈すみません〉の位置」 『日本文学ノート』16昭56・1 194 すみやか 速 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 194 すみよし 住吉 奥村恒哉 「〈すみのえ〉と〈すみよし〉」 『国語国文』35-5昭41・5=『遠藤博土還暦記念国語学論集』昭41・5中央図書 工藤力男 「古代形容詞の形成に関する一つの問題スミノエとスミヨシをめぐって」 『万葉』90昭50・12 194 すみれ 菫 佐藤清明 「全国菫方言集」 『方言』5-1昭10・1 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 日本常民文化研究所編 『日本常民生活資料叢書14中部篇2』 昭48・9三一書房 中村浩 『植物名の由来』 昭55・7東京書籍 上野勇 「すみれの方言」 『上州路』8-5昭56・5 丹羽一弥 「南紀方言〈すみれ〉の語史とウマガチ」 『東海学園国語国文』20昭56・10 195 すむ 住 花田二徳 「〈住む〉と〈澄む〉と」 『日本語』21-7昭56・8 195 すむ 済 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 195 すむ 澄 金田元彦 「〈清む〉か〈濁る〉か」 『国文学解釈と鑑賞』18-6昭28・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 花田二徳 「〈住む〉と〈澄む〉と」 『日本語』21-7昭56・8 195 すめらみこと 皇尊 西郷信綱 「スメラミコト考」 『文学』43-1昭50・1 195 すめる 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 195 すめろき 天皇 高江恵子 「オオキミとスメロキについて」 『常葉国文』1昭51・7 195 すもう 相撲 高木友之助 「相撲原義私考」 『中央大学文学部紀要』2昭30・12 前田富祺 ⑩ 195 すもも 李 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 195 すもり 巣守 堀部正二 「〈桜人〉〈狭蓆〉〈巣守〉攷」 『国語国文』12-3昭17・3 195 すよ 信国進 「〈スヨ〉と〈ズイヤ〉」 『言語生活』5-2昭31・1 195 ずよりは 大坪併治 「日本紀竟宴和歌左注の〈ずよりは〉について」 『岡大国文論稿』1昭48・3 195 すら 助詞 佐藤仁之助 「〈だに〉〈さへ〉〈すら〉の弁」 『国語研究(仙台)』5-9昭5・9 加納協三郎 「〈だに〉〈すら〉の用法上の差異に就て」 『国語と国文学』15-6昭13・6 加納協三郎 「院政鎌倉期のダニ・スラ・サヘ」 『国語と国文学』15-10昭13・10 此島正年 「古代の助詞〈すら〉について」 『弘前大学人文社会』10昭31 松村明 「副助詞―のみ・ばかり・まで・など・だに・すら・さへ・ばし―」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 大坪併治 「平安朝初期の訓点語に用ゐられたスラとダニ」 『語文研究』10昭35・5 長谷川清喜 「副助詞だに・すら・やらむ〈古典語〉さへ(え)・でも〈古典語・現代語〉ほか・しか・やら・か・ほど・なり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 鈴木一彦 「橘守部の国語意識(6)―さへ・だに・すら―」 『山梨大学教育学部研究報告』17昭42・3 鶴久 「特集日本語における助詞の機能と解釈係助詞だに・すら・さへ〈さえ〉〈しか〉〈でも〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 阿食かをる 「軍記物語の副助詞スラ・ダニ・サヘについて」 安田女大『国語国文論集』5昭50・2 「国語史の資料」 『シンポジウム日本語1』昭50・10学生社 堀川昇 「〈さへ〉〈すら〉〈だに〉について」 『稿』2昭54・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 195 ずら 楯岡一夫 「中部〈づら〉考」 『国語教育』昭6・9 土川正男 「ズラことば」 『言語生活』21昭28・6 山口幸洋 「ズラとダニ」 『言語生活』24昭28・9 牛山初男 「推量助動詞〈ずら〉〈ら〉等の分布」 『信濃』6-6昭29・6 山内克彦 「ズラ・ラ・ツラ」 『言語生活』68昭32・5 牛山初男 『東西方言の境界』 昭44・3信教印刷 小林伸子 「長野県茅野方言の推量表現について―〈~ズラ〉〈~ラ〉の違い」 『日本語研究』1昭53・3 195 ずらす 加藤久雄 「特集・類義語の意味論的研究ずらす・どける・のける」 『日本語研究』2昭54・7 195 すらた 新川正美 「刊本あゆひ抄における助詞〈すらた〉の復権―〈あゆひ〉の個体史的研究」 『国語展望』36昭49・3 195 ずり 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 195 すりこぎ 擂粉木・摺子木 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 195 すりぬぎ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 195 すりばち 摺鉢 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 195 ―うり 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 195 ―むし 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 196 すりび 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 196 する・す 為 佐藤孝 「〈する〉か〈しる〉か」 『国語運動』昭16・11 西尾光雄 「サ変動詞〈す・する〉の補助的用法序説」 都立大『人文学報』13昭31 西尾光雄 「サ変動詞〈す・する〉の補助的用法(承前)」 都立大『人文学報』17昭33・2 「なるべく〈する〉でかたい感じになる〈行なう〉」 『ことば』77昭36・1 飛田良文 「和英語林集成におけるサ変複合動詞の上一段化」 『国語学研究』3昭38・6 佐藤武義 「中古の物語における漢語サ変動詞」 『国語学研究』3昭38・6 鈴木丹士郎 「サ変動詞の助動詞〈き〉への接続面の混乱―馬琴における文語の問題」 『文芸研究』47昭39・6 大橋富貴子 「〈やる〉と〈する〉」 『言語生活』165昭40・6 田島毓堂 「正法眼蔵の語法―サ変動詞について序説」 『宗学研究』10昭43・3 菅野謙・石野博史・安倍真慧 「放送基本語い調査報告―ニュースの中の動詞〈する〉について(1)」 『文研月報』19-12昭44・12 田島毓堂 「サ変動詞について―漢語サ変動詞の構造」 『東海学園国語国文』1昭45・7 高橋太郎 「動詞の連用形〈する〉〈した〉についての一考察」 『国立国語研究所論集4』昭48・12秀英出版 安田滋 「日英語の比較〈する〉と〈行なう〉について」 『日本語学校論集』2昭50・2 吉岡正敏 「フランス的表現と日本的表現〈する〉型と〈なる〉型の対比」 『函館大学論究』10昭50・3 鈴木重幸 「日本語動詞のすがた(アスペクト)について―~スルの形と~シテイルの形」 『日本語動詞のアスペクト』昭51・5むぎ書房 奥津敬一郎 「補文構造としての変化文―〈~ニナル〉〈~ニスル〉」 『研究報告日本語文法の機能的分析と日本語教育への応用』昭51・6ICU 赤坂和雄 「日英語の動詞〈~する〉〈~シテイル〉の一考察」 『札幌大教養部札幌大女子短大部紀要』8昭51・8 池上嘉彦 「〈する〉と〈なる〉の言語学」 『言語』6-10~13昭52・9~12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 中西光彦 「動詞〈す〉と〈あり〉の交渉をめぐる問題―初期点本における〈如〉字の訓にみられる文の呼応関係について」 『奈良教育大国文研究と教育』2昭53・8 荒木博之 『日本語から日本人を考える』 昭55・5朝日新聞社 沢田治美 「用言としての日本語助動詞とそれに対する謙譲助動詞〈です〉〈ます〉・補助動詞〈する〉〈ある〉の後続制限について」 『佐藤茂教授退官記念論集国語学』昭55・10桜楓社 西尾寅弥 「〈擬音語・擬態語+する〉の形式について」 群馬大『語学と文学』20昭56・2 池上嘉彦 『〈する〉と〈なる〉の言語学―言語と文化のタイポロジーへの試論』 昭56・7大修館 大坪併治 『平安時代における訓点語の文法』 昭56・8風間書房 196 することだ 田中章夫 「~するわけだ・~することだ」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 196 するところの 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 196 するほうがいい 高橋太郎 「ことばの質問箱〈するほうがいい〉〈…したほうがいい〉はどちらが正しいか」 『言語生活』339昭55・3 196 するわけだ 田中章夫 「~するわけだ・~することだ」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 196 する 磨 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 196 するする 松井利彦 「女房ことばの変遷―〈するする〉の場合」 『国語国文』36-4昭42・4 小高恭 「〈するする〉考(1)―使用対象による分類」 『お湯殿の上の日記研究ノート2』昭43・7 小高恭 「〈するする〉考(2)」 『就実語文』1昭55・11 196 ―と 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 196 すると 長田久男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈すると〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 196 するどい・するどし 鋭 山田忠雄 「形容詞スルドシの成立」 『日本大学文学部研究年報』4昭29・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 196 ずれる 摩・擦 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 196 すわる 座・坐 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 川本栄一郎 ⑩ 197 ずをうしなうは 図失 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 197 ずんべらこう 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 197 せ 夫・兄・背 品川滋子 「イモ・セの用語からみた家族・婚姻制度」 『文学』27-7昭34・7 池稔・池ヒサ子 「ことばのはたらきについて―〈をぢ〉〈をば〉及び〈せ〉〈いも〉の変遷・日本語親族名称とその呼称との関係について(研究発表報告要旨)」 『言語生活』48昭40・11 もろさわようこ 「〈いも〉と〈せ〉」 『朝日ジャーナル』昭47・7・21 197 せ 背 菊田紀郎 ⑩ 197 せ 助動詞 北条忠雄 「過去助動詞の考察(上)(中)(下)―〈せ〉を過去とする説の誤りを明らかにす」 『国語研究(仙台)』7-345昭14・345 197 ぜ 助詞 前田勇 「終助詞〈ぜ〉―江戸・上方のそれについて」 『国語学』40昭35・3 井手至 「終助詞ぜ・さ・わ・の・ものか(もんか)〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞か・かな・かも・かし・な・も・よ(感動)・ぞ〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 和久井生一 「日本語研究―助詞〈ぞ〉と助詞〈ぜ〉について」 『海外事情』22-1昭49・1 197 ぜ 是 森田隆 「上代〈是〉字の不読的用法について」 九州大『文学論輯』20昭48・3 197 せい 生 山田房一 『生字攷』 昭38・10 吉川進 「万葉集の〈生〉字について」 『語文研究』25昭43-3 197 せい 背・脊・勢 菊田紀郎 ⑩ 197 せい 性 柳田喜代志 「道家における〈性〉〈天〉〈真〉の意義とその変遷」 『学術研究国語国文学』22昭48・12 197 せい 凄 梅野きみ子 「〈すごし〉と〈凄〉と〈幽〉と―訓読資料をめぐって」 『椙山女大研究論集』5昭49・3 197 せい 所為 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 197 せいあ 井蛙 中山緑朗 「〈雪恥〉〈付驥尾〉〈井蛙〉考」 『近代語研究6』昭55・5武蔵野書院 197 せいい 誠意 鈴木久春 「誠意という言葉」 『言語生活』4昭27・1 197 せいいっぱい 精一杯 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 197 せいうち 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 197 せいかく 性格 中村保男 「類義語・同義語(18)〈性格〉と〈人格〉と〈個性〉」 『翻訳の世界』5-5昭55・5 197 せいかつ 生活 坂詰力治 ⑩ 197 ―する 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 197 せいき 世紀 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 197 せいぎょう 生業 坂詰力治 ⑩ 197 せいけい 生計 坂詰力治 ⑩ 197 せいじ 政治 鈴木修次 『文明のことば』 56・3文化評論出版 197 せいじ 鳥居裕美・鈴木博 「蒙求抄の先抄本の用語についての小考―セイジ・セド京上・フルシイ・ギャウドウノ下入」 『滋賀大国文』19昭56・10 197 せいしがはし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 197 せいしゅく 星宿 高橋宏幸 「〈星宿〉のよみ」 『語学文学』14昭51・3 197 せいしゅんをいきる 句 白石大二 「青春を生きる」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 198 せいじょ 青女 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解―」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 198 せいじん 聖人 今成元昭 「〈聖〉〈聖人〉〈上人〉の称について―古代の仏教説話集から」 『国士舘学人文学会紀要』5昭48・1 198 せいぜい 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 198 せいぞんきょうそう 生存競争 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 198 せいちょく 正直 和田繁二郎 「二葉亭四迷の〈正直〉」 『立命館文学』306昭45・12 中野好夫 「いささか跡始末のこと―〈正直(しょうじき)〉か〈正直(せいちょく)〉かについて」 『文学』41-1昭48・1 →しょうじき 198 せいてんはくじつ 青天白日 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 198 せいと 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 198 せいどう 政道 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 198 せいねん 青年 佐藤喜代治 「〈青年〉ということば」 『岩波講座日本語10』月報9昭52・9 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 198 せいはつ 整髪 下野雅昭 ⑩ 198 せいぼ 歳暮 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 198 せいめいばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 198 せいよう 西洋 斉藤毅 『明治のことば』 昭52・11講談社 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 198 せいらく 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 198 せいろう 井楼 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 198 せうじ 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 198 せうと 兄人 北山谿太 「〈いもうと〉〈せうと〉〈なす〉〈つく〉の語に就て」 『国語解釈』2-6昭12・6 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 198 せうとく 井上章 「〈せうとく〉論」 『文芸研究』49昭40・2 198 せうもち 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 198 せえ 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 198 せおう せおふ 背負 蜂谷清人 ④ 198 せ(させ)おはします 石井文夫 「尊敬語〈―せ(させ)おはします〉についてその敬語史的検討」 『言語と文芸』76昭48・5 198 せかい 世界 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 松本宙 ⑨ 198 せがれ 伜 斯波六郎 「ことばの覚書―配給・百族(もゝやから)・国家・行矣(さきく)・伜(せがれ)」 『天地人』11昭29・7 198 せき 隻 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 198 せきしゅ 隻手 松本善之助 「〈隻手〉の意味」 『日本語』4-5昭39・6 198 せきぜん 寂然 小山登久 「公家日記に見える〈寂然〉と〈随形(かたにしたがふ)〉について―記録語研究ノートから(1)」 『ノートルダム清心女子大学国文学科紀要』6昭48・3 198 せきだ 雪踏 →せった 198 せきのやま 関山 てるお・かやすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 198 せきむし 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 198 せきゆ 石油 杉本つとむ 「〈石油〉という語」 『解釈』21-2昭50・2 杉本つとむ 『杉本つとむ日本語講座4』 昭54・9桜楓社 198 せきれい 鶺鴒 橘正一 「鶺鴒の方言」 『方言と土俗』昭6・10 宮良当壮 「鶺鴒の方言学的考察」 『文学』4-9昭11・9 杉中浩一郎 「セキレイの紀州方言」 『和歌山方言』5昭30・4 徳川宗賢 「大神宮とセキレイの方言」 『報公』103昭47・1 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 199 せきをする 咳 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 199 せく 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 199 せくわん 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 199 せけん 世間 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 川口常孝 「憶良の〈世間〉(上)」 日本大『語文』25昭41・12 川口常孝 「憶良の〈世間〉(下)」 日本大『語文』26昭42・4 田島毓堂 ⑩ 199 ―ずれ 擦 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 199 せけんばら 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 199 せごし 瀬越 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 199 せこをいれる 勢子入 句 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 199 せずば 吉川泰雄 「〈善くば〉〈為ずば〉などの濁音形について」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂 199 せせる 長尾勇 「動詞〈せせる〉について」 『語文』21昭40・6 浅野敏彦 「今昔物語にみえる〈セセル〉について」 『解釈』19-9昭48・9 199 せたい 世帯 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 199 せたい 世諦 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 199 せたけ 背丈 菊田紀郎 ⑩ 199 せたまふ ―給 山田英雄 「最高敬語の指導についての私見―せ給ふ・させ給ふについて」 『国文学解釈と教材の研究』6-8昭36・7 佐藤紀子 「橋姫の巻に於ける〈せ(させ)給ふ〉について」 山形大『国語研究』13昭36・10 大野玲子 「源氏物語における〈~せたまふ〉〈~させたまふ〉の考察」 『玉藻』2昭42・3 渡辺英二 「〈たてまつる+(せ)給ふ〉について―源氏物語の敬語の用法」 『富山大学教育学部紀要』21昭48・3 199 せちに 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 199 せっかく 折角 河原崎幹夫 「副詞の導入の具体的研究(2)〈せっかく〉付〈わざわざ〉」 『日本語学校論集』3昭51・3 渡辺実 「特集・言語学と国語学見越しの評価〈せっかく〉をめぐって―国語学から言語学へ」 『言語』9-2昭55・2 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 石神照雄 「様相副詞〈セッカク〉と構文構造」 『信州大教養部紀要』Ⅰ-16昭57 199 せっきょくさ 積極 見坊豪紀 「新しい名詞〈積極さ〉」 『小松代融一教授退職嶋稔教授退官記念国語学論集』昭52・5 199 せっく 節句 伊吹一 「ことばと食べもの―節句」 『栄養と料理』昭48・3 199 セックス 石井久雄 「和語・漢語のはざまで」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭51・10南雲堂 199 せつげっか せつげつくわ 雪月花 宮地敦子 「〈雪月花〉の受容」 『国語と国文学』51-8昭49・8=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院 →つきゆきはな 199 せっけん 石鹸 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 199 ゼッケン 「文化ジャーナル・ことばスポーツ界の和製英語―ナイターからゼッケンまで」 『朝日ジャーナル』昭44・8・3 199 せっしょくする 接触 粂井和幸 「特集・類義語の意味論的研究さわる・ふれる・接する・接触する」 『日本語研究』1昭53・3 199 せっする 接 粂井和幸 「特集・類義語の意味論的研究さわる・ふれる・接する・接触する」 『日本語研究』1昭53・3 199 せった 雪踏 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 199 ぜったい 絶対 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 199 ―に 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 199 せっとく 説得 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 200 せつない 川本三郎 「特集・俗語・卑語・罵倒語〈いなげな〉時代は〈セツナイ〉―現代バリゾウゴン考」 『現代詩手帖』23-5昭55・5 200 せっぱつまる 切羽詰 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 200 せっぷく 切腹 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 200 せっぷん 接吻 広田栄太郎 「近代訳語考(1)―〈接吻〉と〈くちつけ〉と」 『国語と国文学』昭24・10 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 新村出 「語源をさぐる2」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 杉本つとむ 『日本語講座6外国語と日本語』 昭55・3桜楓社 200 せともの 瀬戸物 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 沢木幹栄 「物とことば〈せともの(陶磁器)〉―名称と商圏」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 200 せなかうち 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 200 ぜに 銭 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 200 セニョーレ 石綿敏雄 「日本語を考える―日本外来語の一側面〈セニョーレ〉と〈シンニョロ〉」 『国語展望』増刊号昭47・11 200 せば 上原久 「〈せば〉について」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 200 せばし 狭 蜂矢真郷 「対義語ヒロシ・セバシとその周辺」 『万葉』104昭55・7 蜂矢真郷 「セバシ(シク活用)覚書」 『親和女子大研究論叢』14昭56・2 200 ぜひ 是非 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 200 ―とも 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 200 せびろ 背広 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 200 せまい 狭 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 200 せまくるしい 狭苦 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 200 せまる 迫 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 200 せみ 蟬 高島春雄 「蟬の種別方言集」 『方言』2-9昭7・9 高島春雄 「蟬の方言の採集」 『方言』8-2昭13・5 200 せみど 清水 後藤利雄 「東歌の〈せみど〉は果して〈清水〉の東国方言か」 『日本方言研究会第13回研究発表会発表原稿集』昭46・10日本方言研究会 200 セミナー 工藤真由美 「訳語との競合」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 200 せめて 副詞 井手至 「国語副詞の史的研究(二)―(1)副詞〈せめて〉について」 『人文研究』6-5昭30・6 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 板坂元 「日本語の生態―タブー・気・なまじ・いっそ・どうせ・せめて・自発」 『国文学解釈と鑑賞』35-4~12昭45・4~10 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 200 せよ 児山敬一 「間投助詞の〈さて〉〈せよ〉」 『文芸心』148昭46・5 200 せらる 湯沢幸吉郎 『国語史概説』 昭18・1八木書店 200 せる・させる 助動詞 宮地裕 「使役の助動詞―せる・させる〈現代語〉―」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 峰岸明 「特集・日本語の助動詞の役割自発・可能・受身・尊敬・使役〈る・らる・れる・られる・す・さす・しむ・せる・させる〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 道本武彦 「〈芭蕉・蕪村・一茶〉発句の助動詞〈る〉〈らる〉〈す〉〈さす〉〈しむ〉〈れる〉〈せる〉について」 国学院大『国語研究』27昭44・3 岩淵匡 「〈(ら)れる〉〈(さ)せる〉の意味の関係について」 『講座日本語教育9』昭48・7早大語学研究所 200 せる 助動詞 江端義夫 「知多半島南粕谷方言に見られる〈行カッセル〉などの〈シャル〉(サッシャル)敬語法について」 『方言研究年報』16昭48・12 200 せる 為 動詞 彦坂佳宣 「東海地方西部のサ変動詞〈セル〉の成立をめぐって」 『国語学』130昭57・9 201 せろ 菊沢季生 「東国方言〈せろ〉の方言領域について」 『日本方言研究会第7回研究発表会発表原稿集7』昭43・11日本方言研究会 201 セロリー 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 201 せろん 世論 八木秀次 「〈世論〉私見」 『言語生活』131昭37・8 斎賀秀夫 ⑦ 201 せわ 世話 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 201 せわしい 忙 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 201 せんかく 戦隔 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 201 せんぎ 僉議・詮議 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 201 せんきょ 選挙 渡部万蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12万里閣書房 201 せんげん 選限 野村忠夫 「官人制上の二、三の用語について―考限・選限・外散位・入色」 『岐阜大学研究報告』14昭41・3 201 ぜんごふかく 前後不覚 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 201 せんざい 前栽 広戸惇 ⑩ 201 せんざい 洗剤 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 201 せんざいもの 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 201 せんさきしだい 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 201 せんじ 宣旨 藤田英孝 「〈院宣〉と〈宣旨〉について」 『皇学館論叢』10-6昭52・12 201 せんじん 鮮人 川崎勲 「広辞苑の〈北鮮〉〈鮮人〉の項の誤りについて」 『朝鮮研究』124昭48・3 201 せんすい 山水 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 201 せんすい 泉水 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 201 せんすらり 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 201 せんずり 福島邦道 「方言語彙研究に対する語史の一寄与」 『国語学』87昭46・12 201 せんずるところ 詮所 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 201 せんせい 先生 高藤武馬 「先生ということば」 『教育手帖』11昭29・12 野島いさ子 「〈先生〉をどうぞ」 『言語生活』120昭36・9 大越弘 「〈先生〉と〈さん〉」 『言語生活』120昭36・9 「目上の人をどうよぶか―〈先生〉を濫用しないこと」 『教育月報』159昭38・3 読売新聞社会部 『日本語の現場4』 昭52・6読売新聞社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 201 ―がた 方 大石初太郎 「文章時評(11)国会の〈先生がた〉など」 『言語生活』366昭57・6 201 ―がもうされる 申 松井利男 「敬語法の研究覚書(1)〈先生が申される〉考」 『姫路学院女子短大紀要』5昭52・11 201 せんせい 宣誓 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 201 せんせん 先々 遠藤好英 ④ 201 ぜんぜん 全然 宮内和夫 「〈全然〉の改新―〈とても〉にふれて」 『実践国語教育』247昭36・3 柄沢衛 「〈全然〉の用法とその変遷―明治二、三十年代の四迷の作品を中心として」 『解釈』23-3昭52・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 201 せんだい 先代 小林吉一 「記序における〈先代〉の意味―古事記の世界(1)」 『国学院雑誌』66-7昭40・7 201 せんだい 先帝 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 201 ぜんたい 全体 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 201 せんたく 洗濯 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 201 せんだんまくら 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 201 ぜんちしき 善知識 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 田島毓堂 ⑩ 202 せんば 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 202 ぜんぶ 全部 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 佐藤宣男 ⑩ 202 せんぷう 旋風 田中正行 「熊本県に於ける氷・氷柱・旋風の方言分布」 『方言』4-4昭9・4 202 せんぼう せんばう 先坊 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 202 ぜんほうい 全方位 稲垣文男 「ことばは生きている流行語昭和史(28)全方位」 『放送文化』33-12昭53・12 202 せんま 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 202 せんよう 先容 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 202 そ 其・夫 有賀憲三 「〈こ〉〈そ〉〈あ〉に就て」 『日本語』3-12 今石光美 「コ・ソ・ア・ド体系のことば」 『学校教育』475昭32・5 Miyake Takeo 「〈こ・あ〉と〈こ・そ・あ〉―さすことば(指詞)の体系」 『実践国語』19-217昭33・11 さねとう・けいしゅう 「KO SO A DO」 『いずみ』36昭34・12 鍋師六好 『国立国語研究所留学報告論文コソアド語の研究―コ・ソの対立を中心にして―』 昭35 岡野信子 「北九州市若松区〈島郷〉地区の〈ト〉〈ソ〉〈ン〉」 『日本方言研究会第5回研究発表会発表論集』昭42・11日本方言研究会 阪田雪子 「指示語〈コ・ソ・ア〉の機能について」 『東京外国語大学論集』21昭46・3 片岡了 「コ・ソ・アの変遷の一面」 大谷大『文芸論叢』1昭48・3 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 井上継護 「日本語教育から〈こ・そ・あ〉について」 『研修』179昭51・1 堀口利吉 「指示語〈コ・ソ・ア〉考」 『論集日本文学・日本語5』昭53・8角川書店 正保勇 「〈コ・ソ・ア〉の体系」 国立国語研究所『日本語の指示詞日本語教育指導参考書8』昭56・3 田中望 「〈コソア〉をめぐる諸問題」 国立国語研究所『日本語の指示詞日本語教育指導参考書8』昭56・3 匹田軍次 「指示詞コ・ソ・アについて」 『言語』10-12昭56・12 高橋太郎・鈴木美都代 「コ・ソ・アの指示領域について」 『国立国語研究所研究報告集3』昭57・3秀英出版 202 そ 終助詞 安田喜代門 「助詞〈ぞ〉〈そ〉の研究」 『国学院雑誌』30-9大13・9 福島邦道 「禁止〈そ〉について」 『未定稿』5昭33・7 門前正彦 「漢文訓読史上の一問題(6)〈曾〉字の訓について」 『訓点語と訓点資料』28昭39・4 磯千秋 「新撰字鏡における和訓の一特徴について―〈り〉〈たり〉・〈そ〉〈なり〉交替の一様相」 『本位田重美先生定年記念論文集地域と文化』昭52・3 202 ぞ 助詞 安田喜代門 「助詞〈ぞ〉〈そ〉の研究」 『国学院雑誌』30-9大13・9 山本善一 「係助詞の研究―主としてこそ・ぞ」 『国文学論究』3昭11・7 春日和男 「〈也〉字の訓について―〈ぞ〉と〈なり〉の消長」 『国語国文』24-2昭30・2 小久保崇明 「係助詞〈こそ〉〈ぞ〉の強弱について」 『解釈』2-5昭31・5 村田光子 「上代に於ける係助詞〈は〉〈ぞ〉の終止的用法」 『香椎潟』1昭31・11 小久保崇明 「八代集よりみた係助詞〈こそ〉〈ぞ〉の強弱について」 『解釈』3-11昭32・11 外山映次 「質問表現における文末助詞ゾについて」 『国語学』31昭32・12 石井文夫 「係助詞の発生についてのおぼえがき―〈ぞ〉〈か〉〈や〉について」 『未定稿』4昭32・12 白石大二 「係助詞―は・も・こそ・ぞ・なん・や・か」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 越智明子 「雨月物語に於ける副助詞〈ぞ〉〈こそ〉の位置」 東京女子大『日本文学』11昭33・11 麻生耕三 「〈こそ〉の論理性―古今集〈ぞ〉〈こそ〉を比較して」 『愛媛国文研究』13昭38・12 『日本語の歴史1』 昭39・8平凡社 桜井光昭 「間投助詞や〈古典語・現代語〉よ〈古典語〉ぞ・ね(ねえ)〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 岡村和江 「係助詞ぞ・なむ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 蔵野嗣久 「古今著聞集の係助詞〈ぞ〉〈なむ〉〈こそ〉について」 『安田女子大学紀要』2昭43・12 桑田明 「係り結びとは―〈ぞ〉〈か〉〈や〉の場合」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 岡崎正継 「係助詞〈曾〉の清濁について」 梅光女学院大『国文学研究』5昭44・11 蔵野嗣久 「沙石集の係助詞〈ぞ〉〈なむ〉〈こそ〉について」 安田女子大『国語国文論集』1昭45・6 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈助詞か・かな・かも・かし・なも・よ(感動)・ぞ〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 外山映次 「特集・日本語における助詞の機能と解釈係助詞ぞ・なむ・こそ・や(やは・やも)・か(かは・かも)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 木村健 「徒然草における係助詞〈こそ〉〈ぞ〉の偏在について」 『中央大学国文』14昭46・2 長谷川清喜 「特集・係り結び係り結びの生態―ぞ」 『月刊文法』3-5昭46・3 蔵野嗣久 「愚管抄の係助詞〈ぞ〉〈なむ〉〈こそ〉について」 安田女子大『国語国文論集』2昭46・6 今泉忠義 「ゾからカへ―日葡辞書の用例から」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂 坂詰力治 「清原宣賢講論語抄における文末表現について―指定辞〈ゾ〉〈ナリ〉を中心として」 『国語学研究』11昭47・9 菅原美枝子・須田幸子 「平家物語の会話文における係助詞〈ぞ〉〈こそ〉の用法について」 『国文鶴見』8昭48・3 田淵和子 「源氏物語における係助詞〈ぞ〉と〈こそ〉について」 『高知女子大国文』9昭48・6 和久井生一 「日本語研究助詞〈ぞ〉と助詞〈ぜ〉について」 『海外事情』22-1昭49・1 佐伯梅友 「〈は〉と〈ぞ〉」 『言語と文芸』81昭50・10 小林千草 「天草版金句集の〈心〉におけるゾ終止文の性格―抄物におけるゾ終止文との比較から」 『国語学』114昭53・9 高野平 「新撰万葉集を中心に係助詞〈ソ〉の清濁について」 日本大『語文』45昭53・9 妙摩光代 「中華若木詩抄に見る文末の〈也〉と〈ソ〉」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 近藤泰弘 「構文上より見た係助詞〈なむ〉―〈なむ〉と〈ぞ…や〉との比較」 『国語と国文学』56-12昭54・12 小林千草 「キリシタン資料におけるゾ終止文の性格とその文章史的系譜をめぐって―地の文・最終文末の場合」 『言語と文芸』91昭56・3 松島典雄 「仮名草子の文末表現(2)文末助詞〈ぞ〉を中心に」 福井大『国語国文学』22昭56・6 伊牟田経久 「ゾ・ナム・コソの差異―蜻蛉日記を中心に」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 203 そいつ 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 203 ―ら 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 203 そいふす そひふす 添臥 伊藤慎吾 「源氏物語に見える添臥すと添臥とについて」 『武庫川国文』11昭52・3 菅野洋一 「平安の姿勢〈そひふす〉考」 『文芸研究』99昭57・1 山本利達 「〈そひふす・よりふす〉考―源氏物語を中心に」 『滋賀大国文』20昭57・6 203 そう 早 加藤やすし 「〈早〉と〈速〉」 『カナノヒカリ』583昭46・3 203 そう そふ 沿・添 遠藤邦基 「語頭音の性格トフ・トル・トク・ソフの特殊仮名遣混乱から」 『国語国文』40-7昭46・7 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 久島茂 「語の派生について―ヤヤ・イヤシクモ・イヤシの成立及びシヅム・ソフ」 『津田塾大学紀要』14-2昭57・3 203 そう 然 松原純一 「ソンナとソウの文脈指示の内容(研究発表要旨)」 『国語と国文学』44-1昭42・1 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 荒木雅実 「さう(そう)について」 拓殖大『語学研究』29昭57・3 203 そう さう 上野勇 「接尾辞〈げ〉〈さう〉及び助詞〈に〉に就いて」 『方言』4-9昭9・9 殿塚照美・野口マリ 「日本語研修現場から〈伝聞・様態・推量〉の〈よう・そう・らしい〉について」 『研修』184185昭51・67 203 そう 艘 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 203 ぞう 造 丸山三郎 「日本書紀の或る〈造〉字の読みかた」 『駒沢史学』昭28・1 204 ぞう 雑 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 204 ぞー 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 204 そういう 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 204 ぞうか 増加 野口民雄 「増加はドウカ」 『言語生活』22昭28・7 204 そうき さうき 星野喬 「〈さうき〉考」 『国学院雑誌』73-7昭47・7 204 ぞうき 増気 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 204 ぞうげのとう 象牙塔 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 204 ぞうさ 雑作・造作 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 204 そうさく 創作 梶原滉太郎 ⑩ 204 そうし さうし 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書院 204 ぞうし ざうし 曹司 広戸惇 ⑩ 204 ぞうじ ざふじ 雑事 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 204 そうしたら・そうすると 接続詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 204 そうして 接続詞 松井利男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈そして・そうして〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 204 そうしのかみ さうしのかみ 宮城文雄 「〈さうしのかみ〉〈らうたし・うつくし〉攷―源氏物語の用語について」 『徳島大学学芸紀要』3昭29・2 204 そうじみ さうじみ 正身 中田武司 「源氏物語〈さうじみ〉攷」 『日本文学論究』40昭55・11 204 ぞうじもの ざうじもの 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 204 そうじゃん 杉浦明平 「〈まいか〉〈そうじゃん〉」 『言語生活』99昭34・12 204 そうす 奏 森昇一 「いはゆる〈謙譲語〉について―〈奏す〉にふれつつ」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 204 そうず そうづ 亀井孝 「案山子まぎれて水碓磨と転ず」 『日本歴史』361昭53・6 広戸惇 ⑨ 204 ぞうすい 雑炊 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 三上悠紀夫 「ぞうすい」 『鳰』4昭57・12 小林隆 ⑩ 204 そうぞう 想像 永嶋大典 ⑥ 平林文雄 ⑩ 204 そうぞうしい・そうぞうし さうざうし 騒騒 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 菊田紀郎 ⑩ 204 そうぞく 相続 渡部万蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12万里閣書房 204 そうだ さうだ 西出郁代 「研究ノート(1)〈らしい〉および〈そうだ〉」 『日本語・日本文化』1昭44・6 日野資純 「〈雨が降りそうだ〉と〈雨が降るそうだ〉―二つの〈そうだ〉の違いは何か」 『新日本語講座2』昭50・3汐文社 宮地幸一 「助動詞〈さうだ〉考―滑稽本詞章の考察」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 平野尊識 「助動詞〈そうだ〉についての一考察」 『山口大学文学会志』31昭55・11 204 そうだけれども さうだけれども 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 204 ぞうたする 増多 花田二徳 「〈増多する〉」 『日本語』21-3昭56・4 204 そうだら 大島一郎他 『八丈島方言の研究 Some Aspects of Hachijōjima Dialect』 昭55・10東京都立大国語研究室 204 そうだろう 土川正男 「つかれた・そうだろうの長野県方言」 『松本平の話』52松本史談会 204 そうだん 相談 蜂谷清人 ⑩ 204 そうてい 装幀 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 204 そうとう 相当 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 204 そうとうしし さうとうしし 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 204 そうどく さうどく 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 205 そうどすか 句 楳垣実 「べらんめえとそうどすか―江戸ことばと上方ことば―」 『国文学解釈と鑑賞』28-15昭38・12 205 そうとめ 早乙女 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 205 そうな さうな 佐田智明 「中世末期の〈サウナ〉について」 『北九州大学開学二十五周年記念論文集』昭47・12 仙波光明 「〈げな〉と〈さうな〉―様態表現から伝聞表現への過程」 『国語学会昭和48年春季大会要旨』昭48・6国語学会 仙波光明 「終止連体形接続の〈げな〉と〈さうな〉―伝聞用法の発生から定着まで」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 205 そうばく さうばく 相博 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解―」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 205 そうぼう 僧坊 田島毓堂 ⑪ 205 そうめい 聡明 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 205 そうめん さうめん 素麵 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 佐藤亨 ⑤ 205 そうもん 相聞 山田孝雄 『万葉集考叢』 昭30・5宝文館 205 ぞうやく ざふやく 雑役 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 205 そうやさかいに さうやさかいに 折口信夫 「さうやさかいに」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂=『折口信夫全集19』昭30・2中央公論社 205 ぞうよう ざふよう 雑用 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 205 そうりょうしき そうりやうしき 総領職・惣領式 佐藤鶴吉 「浄瑠璃用語瑣言―はしごく・そうりゃうしき・ほうど」 『国語国文』4-10昭9・10 205 そうろう さうらふ 候 吉沢義則 「〈ソウロウ〉と〈サムロウ〉」 『芸文』1-4大1・4=『国語国文の研究』昭2・4岩波書店 湯沢幸吉郎 「謡曲に現れたる〈候ふ〉」 『国語教育』13-9昭3・9=『国語学論考』昭15・2八雲書林・上田屋書店 景山直治 「〈侍り〉と〈候ふ〉」 『国語と国文学』11-3昭9・3 橋本進吉 「〈さふらふ〉か〈さうらふ〉か」 『安藤教授還暦祝賀記念論文集』昭15・2三省堂=『文字及び仮名遣の研究』昭24・11岩波書店 佐藤喜代治 『日本語の精神』 昭19・1畝傍書房 服部嘉香 「書簡史的に見た〈侍り〉と〈候ふ〉との推移について」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 吾郷寅之進 「近古に於ける語頭濁音の〈候ふ〉」 『文学』24-5昭31・5 金田一春彦 「ソーローと現代方言」 『国語学』37昭34・6 三浦和雄 「敬語法の総合探求(語彙の研究)―敬語名詞に〈あり〉〈候ふ〉〈なる〉の複合した敬語動詞について」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 桜井光昭 「今昔物語集の〈候ふ〉と〈侍り〉」 『国語学』40昭35・3=『今昔物語集の語法の研究』昭41・3明治書院 林田明 「虎清本狂言に見える〈候ふ〉」 『試論』67昭37・12 林田明 「〈候ふ〉とその異形群」 『近代語研究1』昭40・9武蔵野書院 森野宗明 「丁寧語〈候ふ〉の発達過程について―中古・院政期初頭における状況」 『国語学』68昭42・3 大塚光信 「抄物とその助動詞三つ」 『国語国文』35-5昭42・5 山下正治 「〈侍り〉と〈候ふ〉の消長について」 『立正大学文学部論叢』34昭44・3 春日和男 「〈侍り〉と〈候ふ〉の分布より見た法華修法百座聞書抄の文体」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 岡田喬 「日蓮聖人消息中の〈候〉について―語法の記述的考察(遺稿)」 『愛媛国文研究』19昭44・12 林田明 「室町時代における〈候ふ〉―その語形を中心として」 『語文論叢』2昭48・3 林田明 「虎清本狂言における〈候ふ〉―室町時代末期語の用法」 千葉大『人文研究』2昭48・3 佐藤武義 「国語史上からみた宇治拾遺物語の〈侍り〉と〈候ふ〉」 『国語と国文学』50-11昭48・11 武田孝 「命令の〈候へ〉について」 『解釈』19-12昭48・12 春日和男 『説話の語文―古代説話文の研究』 昭50・11桜楓社 黒沢幸子 「中世説話集における待遇表現の研究〈候ふ〉〈侍り〉を中心に」 『文学論藻』50昭50・12 春日和男 「小林芳規博士編『法華百座聞書抄総索引』に寄せて―〈侍り〉と〈候ふ〉余説」 『国文学攷』71昭51・8 若林俊英 「沙石集の会話文における〈侍り〉と〈候ふ〉」 『湘南文学』12昭13・3 白川洋子 「宇治拾遺物語における〈侍り〉と〈候ふ〉の一考察」 『香川大学国文研究』3昭53・9 西田直敏 『平家物語の文体論的研究』 昭53・11明治書院 山下正治 「沙石集の研究(7)〈侍〉と〈候〉について」 『立正大教養部紀要』12昭53・12 宮内健治 「とはずがたりの丁寧語〈侍り〉と〈候ふ〉」 『解釈』25-4昭54・4 河内章 「徒然草の〈候ふ〉について」 『国語学論集2』昭55・1笠間書院 植村洋子 「書簡文よりみた対者敬語〈侍り〉と〈候ふ〉の交替―平安時代の現存書状を資料として」 『愛文』61昭55・7 来田隆 「語頭濁音の〈候〉―洞門抄物を資料として」 広島大『国語教育研究』26昭55・11 武田孝 「命令の〈候へ〉について」 『古典語・古典教育論考』昭56・9教育出版センター 蜂谷清人 「文禄本舞の本の〈候ふ〉と〈さふらふ〉―男女の使い分けの問題を中心にして」 『山梨英和短期大学創立十五周年記念国文学論集」昭56・10笠間書院 佐藤武義 ④ →さぶろう・はべり 206 ぞうははながながい 句 柳原伊織 「〈象は鼻が長い〉再考」 『慶大言語文化研究所紀要』7昭50・12 尾上圭介 「特集・日本文法のすすめ2〈象は鼻が長い〉と〈ぼくはウナギだ〉」 『言語』10-2昭56・2 206 そえに そゑに 所以・故 大坪併治 「カレとソヱニ―訓点語を中心に」 『国語学』91昭47・12 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 206 そえる 添 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 206 ぞおもう ぞおもふ 所思 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 206 そおんき 蘇音器 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 206 そがい 疎外 稲垣吉彦 「現代語風景(14)〈疎外〉の歴史」 『月刊ほるぶ』昭45・4 206 そがい そがひ 背向 鴻巣盛広 「〈そがひ〉の意義」 『こゝろの花』30-3大15・3 生田耕一 「背向につきて鴻巣盛広に―鴻巣氏のそがひに付いての反駁」 『こゝろの花』31-4昭2・4 武智正人 「そがひ考存疑」 『愛媛国文と教育』13昭57・6 206 ―に 小野寛 「〈そがひに〉考」 『論集上代文学9』昭54・6笠間書院 吉井巌 「万葉集〈そがひに〉試見」 『帝塚山学院大日本文学研究』12昭56・2 206 ―にみゆる 馬田義雄 「〈そがひにみゆる〉攷」 『和歌山大学芸学部紀要』10昭35・12 206 そく 速 加藤やすし 「〈早〉と〈速〉」 『カナノヒカリ』583昭46・3 206 そく 則 野口三千三 「〈規・則・矩〉というコトバ」 『時の法令』999昭53・4 206 そぐ 削・殺 鈴木さかゑ 「特集・類義語の意味論的研究はぐ・そぐ」 『日本語研究』4昭56・12 206 そくうんどう 足運動 松下史生 「ことば造りの感覚―ソツエンシキ・ソクウンドウ」 『日本語』5-8昭40・9 206 ぞくさない 句 高橋一夫 「どう違うか―〈属さない〉と〈属しない〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 206 そくもん 十六文 福永静哉 「浮世床の数の隠語十六文(そくもん)について」 京都女子大『女子大国文』14昭34・6 206 ぞける 大野晋・丸谷才一 「〈対談〉和歌は日本語で作る(4)〈ぞける〉の底にあるもの」 『日本語の世界7』昭56・1中央公論社 206 そこ 其処・其所 桜井明治 「日本語指示代名詞〈soko〉の中国語訳の研究(1)」 『ことば』34昭41・5 野入逸彦 「Hier・dort・daと〈ここ・そこ・あそこ〉」 大阪市立大『人文研究』31-3昭54・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 206 そこしうらめし 石坂正蔵 「〈そこしうらめし〉考」 『法文論叢』14昭37・6 206 そこで 接続詞 木坂基 「心学の文章と接続詞―〈カルガユヱニ〉から〈ソコデ〉まで」 『山口女子大国文』1昭54・8 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 207 そこなう 損・害 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 207 そこに 小林忠雄 「〈そこに〉〈ここここと〉の解」 『国語研究』32昭34・7白楊社 207 そこぬけに 底抜 小矢野哲夫 「ことばの意味の記述をめぐって―〈飛切り〉〈底抜けに〉〈滅法〉〈途轍もなく〉を例として」 『日本語・日本文化』10昭56・2 207 そこば 尾崎知光 「〈ここだ〉〈ここら〉・〈そこば〉〈そこら〉などについて」 『愛知県立女大・短大紀要』11昭36・1 207 そこゆえに そこゆゑに 佐伯梅友 「其故―万葉のことば」 『国語国文』20-1昭26・1 207 そこら 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 尾崎知光 「〈ここだ〉〈ここら〉・〈そこば〉〈そこら〉などについて」 『愛知県立女大・短大紀要』11昭36・1 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 207 そして 接続詞 松井利男・長田久男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈そして・そうして〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 西谷元夫 「表現上の問題点二つ―〈…ならないさきに〉・接続詞〈そして〉の用法」 『解釈』19-5昭48・5 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 207 そしゅうなるもののし そしうなるもののし 句 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 207 そす 市村平 「〈そす〉という詞の疑義」 『国学院雑誌』9-1昭9・1 207 そそく・そそぐ 亀井孝 「ソソク>ソソグ(Excursus〈美那曾曾久〉について)」 『国語と国文学』24-7昭22・7 207 そそっかしい 大野晋 『日本語の世界』 昭51・10朝日新聞社 207 そそらせる・そそられる 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 207 そぞろ 漫 前田正雄 「奥の細道解釈上の疑点について―そぞろ考・出立考―」 『試論』9-10昭39・12 有馬煌史 「スズロ・ソゾロの語義推定について」 『岐阜工業高専紀要』7昭47 佐藤稔 ⑩ 207 ―かみの 岡部長章 「〈そぞろ・神の〉語解をめぐりて外在神の概念を離れての解」 『解釈』21-12昭50・12 →すずろ 207 そだたき 春日政治 『国語叢考』 昭22・9新日本図書 福田良輔 「〈ソダタキ・タタキ〉管見」 『文芸と思想』18昭34・11 福田良輔 「〈ソダタキ・タタキマナガリ〉考」 『青山語文』2昭46・12 207 ―たたき 本田義寿 「〈曾陀多岐・多多岐〉をめぐって」 『万葉』70昭44・1 207 そだつ 育 磯部茂子 「ヤシナフ・ハグクム・ソダツの意味」 『常葉国文』3昭53・6 207 そち 代名詞 春日順治 「狂言の解釈と文法上の問題点」 『講座解釈と文法5』昭34・10明治書院 山崎久之 『国語表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 207 ―ら 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 207 そつえん 卒園 「ことば百科〈卒寮〉←〈卒園〉←〈卒業〉―正しい日本語とは」 『放送文化』33-2昭53・2 207 ―しき 式 松下史生 「ことば造りの感覚―ソツエンシキ・ソクウンドウ」 『日本語』5-8昭40・9 207 そつぎょう 卒業 「ことば百科〈卒寮〉←〈卒園〉←〈卒業〉―正しい日本語とは」 『放送文化』33-2昭53・2 207 そっくり 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 207 そっち 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 207 そっとう 卒倒 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 207 そっぽう そつぱふ 率法・卒法 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 207 そつりょう 卒寮 「ことば百科〈卒寮〉←〈卒園〉←〈卒業〉―正しい日本語とは」 『放送文化』33-2昭53・2 207 そで 袖 漆原直道 「〈ソデ〉考―万葉集における〈テ〉の仮名の清濁をめぐって」 『高知大国文』6昭50・10 207 ―おりかえし をりかへし 折返 毛利正守 「〈袖折り返し〉考」 『万葉』78昭47・2 207 ―なし 無 白石寿文 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について―〈袖なし〉」 『方言研究年報』8昭41・3 207 ―ふらずきぬ 不振来 蜂矢宣朗 「〈袖不振来〉と〈七日越来〉」 『山辺道』8昭36・12 208 そと 外 石川衛三 「〈ウチ〉と〈ソト〉の構造―言語社会的考察」 『宇都宮大学教養部研究報告』4-1昭46・12 208 ―あそび 柳田国男 「児童語彙解説」 『定本柳田国男集29』昭39・5 208 そとも 背面・外面 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 208 そな 白水吉次郎 「〈そな〉に就て」 『アラヽギ』18-9大14・9 208 そなた 代名詞 春日順治 「狂言の解釈と文法上の問題点」 『講座解釈と文法5』昭34・10明治書院 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 208 そね 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 208 その 其 井手至 「万葉の指示語―〈その〉について」 『万葉』5昭27・10 藤井信男 「古事記の文章と〈その〉〈この〉」 『解釈』4-1昭33・1 林四郎 『文学探求の言語学』 昭50・10明治書院 桃内佳雄 「〈その〉に関する二、三の考察」 『計量国語学』12-4昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 208 ―うえ 上 松井利男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈そのうえ〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 208 ―うち 内 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 208 ―かみ 上 可野たま 「うつほ物語俊蔭巻の語彙」 山田忠雄編『本邦辞書史論叢』昭42・2三省堂 遠藤好英 ⑪ 208 ―くせ 癖 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 208 ―ころ 頃 井上博嗣 「源氏物語の〈その頃〉」 京都女子大『女子大国文』59昭45・11 208 ―とき 時 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 208 ―ほう 方 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 208 そのかなしきをそとにたてめやも 句 堀口和吉 「〈その愛しきを外に立てめやも〉考」 『山辺道』22昭53・3 208 そのかみ 北村英子 「〈そのかみ〉考」 『大阪樟蔭女子大論集』19昭57・3 208 そのもをとりたまいて 句 久保重 「その裳をとり給ひて―浮舟の巻私見」 『樟蔭国文学』10昭48・3 208 そのゆえは 其故 西田直敏 「理由説明表現形式の変遷―〈その故は…〉という言い方を中心に」 『駒沢大文学部紀要』21昭37・10 208 そば 側 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 208 そば 蕎麦 新島繁編 『蕎麦の諺と方言集』 昭40・11新見文庫 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 佐藤喜代治 ⑩ 208 ソビエト 西浦英之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 208 そびそびし 本田義彦 「紫式部日記〈そびそびし〉考」 『熊本女子大学術紀要』30昭53・3 208 そびやか 聳・繊 遠藤充彦 「〈そびゆ〉〈そびやか〉などに就いて」 『立教大学日本文学』35昭51・2 米野正史 「中古文学における接尾辞〈やか〉〈らか〉―源氏物語玉鬘に用いられた〈そびやか・なごやか・さわらか・わららか〉について」 国学院大『国語研究』42昭54・3 208 そびゆ 遠藤充彦 昭51・2 208 そふぼ 祖父母 中本正智 「親族語彙〈父母〉〈祖父母〉について―琉球における比較方言学的考察」 『都大論究』15昭53・3 208 そほ 筑紫豊 「そほ考」 『金沢博士還暦記念東洋語乃研究』昭7・12三省堂 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 208 そほき 歴草 星野喬 「〈歴草〉考」 『国学院雑誌』78-10昭52・10 208 そぼつ 濡 山内洋一郎 「動詞〈そぼつ〉の語史について(研究発表要旨)」 『国語学』71昭42・12 宮地幸一 「動詞〈ひつ・そほつ〉考」 『国学院雑誌』75-1昭49・11 209 そほど 橘正一 「〈タニグク〉と〈ソホド〉(一)(二)」 『国学院雑誌』40-78昭9・78 209 そほぶね ―船 森直太郎 「〈そほ船〉考」 『大東文化大紀要』12昭49・3 209 そまう 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 209 そまばそむとも 句 山岸加代子 「〈染まば染むとも〉の訓について」 『上代文学研究会報』21昭45・2 209 そみょう そみやう ―命 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 209 そむく 背 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 山田みどり 「〈~をそむく〉と〈~にそむく〉」 『成蹊国文』14昭55・12 信太知子 「〈~をそむく〉から〈~にそむく〉―動作の対象を示す格表示の交替」 『国語語彙史の研究2』昭56・5和泉書院 209 そめそめ 副詞 佐藤鶴吉 「詞章研究日本永代蔵」 『国語国文の研究』27昭3・12 209 そもさん 作麼生・什麼生 花田二徳 「〈ソモサン〉と〈臥薪嘗胆〉」 『日本語』22-9昭57・11 209 そもそも 接続詞 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 小久保崇明 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈そもそも〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 209 そやさかいに 柳田国男 「そやさかいに」 『方言』4-1昭9・1 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 209 そら 上 鏡味明克 「上を意味する語とその分布―東海方言の〈ソラ〉の語系を中心に」 『国語学』64昭47・3 209 そら 空 戸谷高明 「上代文学における〈空〉の表現―〈天〉との関連において」 『学術研究国語国文学』27昭53・12 209 そら 助詞 「国語史の資料」 『シンポジウム日本語1』昭50・10学生社 209 そらうそふく 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 209 そらおそろし 空恐 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 松尾聡 「〈そらおそろし〉の語意について」 『国語展望』46昭52・5 209 そらきがえし 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 209 そらまめ 空豆 新村出 『語源をさぐる1』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 209 そらみつ 粂川定一 「そらみつ考」 『国語国文』2-10昭7・10 宮崎市蔵 「梵語より見たるソラミツヤマト考」 『国語国文』3-4昭8・4 209 ―やまととりよろうあめのかぐやま 句 森重敏 「そらみつ大和とりよろふ天香具山」 『叙説』1昭52・10 209 そりまち 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 209 そる 反 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 209 それ 其・夫 井手至 「憶良の用語〈それ〉と〈また〉」 『万葉』26昭33・1 Miyake, Takeo 「〈それ〉とは何か―指詞の日英比較文法」 『実践国語教育』20-219昭34・1 服部四郎 「〈コレ〉〈ソレ〉〈アレ〉とthis, that 『英語青年』107-8昭36・8 松原純一 「代名詞ソレにおける文脈指示の内容の文法的分類」 『国語研究室』5昭41・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 佐竹久仁子 「指示詞〈それ〉省略の可否について」 大阪大『語文』37昭55・9 209 それから 接続詞 松井利男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈それから〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 209 それぞれ 其其・夫夫 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 209 それで 長田久男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈それで〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 209 ―は 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 209 ―も 村上本二郎 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈それでも・でも〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 それどころか 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 それとも 小野基 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈それとも〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 それなのに 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 それなら 長田久男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈それなら〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 それなりに 稲垣吉彦 「ことばは生きている〈それなのに〉の周辺―続・最新流行語寸描」 『国語展望』57昭56・3 210 それに 松井利男 「待集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈それに〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 ―しては 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 ―しても 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 それのとし 井上親雄 「物語の方法―土佐日記〈それのとし〉」 『河』13昭54・6 210 そればかりか 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 それまで 其迄 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 それゆえ 其故 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 それら 其等 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 それる 逸 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 210 そろう 揃 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 そろえる 揃 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 210 そんざい 存在 柳父章 『翻訳語成立事情』 昭57・4岩波新書 210 ―する 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 210 ぞんず・ぞんずる 存 穐田定樹 「中世の敬譲法―狂言の〈申す〉〈いたす〉〈存ずる〉など」 『国語国文』27-11昭33・11 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 穐田定樹 「〈存ず〉について」 『大谷女子大学紀要』9昭50・9 210 そんずる 損 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 210 ぞんち 存知 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 210 そんな 連体詞 松原純一 「ソンナとソウの文脈指示の内容(研究発表要旨)」 『国語と国文学』44-1昭42・1 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 210 た 田 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 210 た 助動詞 田中章夫 「過去〈回想〉・完了の助動詞―た(だ)〈現代語〉」 『国文学』9-13昭39・10 原田武雄 「〈た〉と〈て〉と〈テンス?〉」 『言語と文芸』8-4昭41・7 堀田要治 「特集・日本語の助動詞の役割記憶〈き・けり・た〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 川合郁三郎 「日本語〈タ〉〈テイル〉のテンス」 『英語教育』18-2昭44・5大修館 藤井健三 「日本語助動詞〈た〉〈ている〉の英語学的考察」 『英語教育』18-4昭44・7大修館 板坂元 「日本語不審派(7)〈た・ている〉」 『月刊文法』3-3昭46・1 寺村秀夫 「〈タ〉の意味と機能」 『岩倉具実教授退官記念論文集言語学と日本語問題』昭46・9くろしお出版 此島正年 「助動詞〈た〉の存在用法」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂 辻田昌三 「〈た止め〉と〈現在止め〉」 『四天王寺女子大紀要』7昭50・3 佐藤尚孝 「助動詞〈た〉について」 『信州大教養部紀要』1-11昭52・3 森田良行 「基礎日本語1」 昭52・10角川書店 紙谷栄治 「助動詞〈た〉の一解釈―形式名詞〈とき〉につづく場合を中心に」 『京都府立大学学術報告人文』29昭52・11 小杉商一 「助動詞〈た〉の意味―三条方言における」 『三条市史研究』3昭53・3 大倉美和子 「〈た〉をめぐる一考察」 『日本語・日本文化』8昭53・9 半沢幹一 「仮定表現と〈た〉―確認・強調の意味について」 『表現研究』28昭53・9 寺村秀夫 「〈タ〉の意味と機能―アスペクト・テンス・ムードの構文的位置づけ」 『論集日本語研究7助動詞』昭54・2有精堂 原田章之進 『太安万呂の表記意識』 昭54・7風間書房 紙谷栄治 「〈た〉の特殊な用法について」 『京都府立大学学術報告人文』31昭54・11 211 た 接尾語 風間力三 「アタの考―接尾語〈た〉の元義」 『甲南大学紀要文学』7昭48・3 211 だ 助動詞 玉岡松一郎 「但馬のダ・ジャ其他」 『国語研究(仙台)』3-11昭10・11 藤原与一 「国語諸方言上の〈ダ〉〈ジャ〉〈ヤ〉」 『広島大学文学部紀要』15昭34・3 大塚光信 「〈ダ〉とある種の抄物」 『国文学攷』21昭34・7 サクマカナエ 「〈である〉と〈です〉〈だ〉」 『言語生活』123昭36・12 林大 「どう違うか―ダとナノダ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 古田東朔 「断定の助動詞―だ・です〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 室山敏昭 「京都府与謝郡伊根町方言の〈ダ〉ことばについて」 『生活語研究』2昭42・6 岡田統夫 「西部方言における〈先生が来テジャ(ダ・ヤ)〉などの〈テ敬語法〉について」 『尾道短大紀要』昭43・2 江端義夫 「指定の助動詞〈ダ〉(ラ)と未来助辞〈ズ〉」 『広島大学方言研究会会報』昭43・10 中田祝夫 「特集・日本語の助動詞の役割断定〈なり・たり・だ・です〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 今石元久 「兵庫岡山両県地方方言の研究―断定の助動詞〈ヤ・ジャ(ダ)〉の分布について」 『国文学攷』48昭43・10 室山敏昭 「京都府竹野郡丹後町平方言の〈ダ〉ことばについて(研究発表要旨)」 『国語学』77昭44・6 望月考逸 「〈だ〉の意味的機能」 『千葉大学留学生部研究報告』6昭46・3 土屋信一 「江戸語の〈だ〉の一用法」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 野村耕造 「中国山地に於ける〈ダ〉―助動詞の南限について」 『東北地理』23-4昭46・10 虫明吉次郎 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「希望の助動詞―たい〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 永野賢 「特集・日本語の助動詞の役割希望〈まほし・たし・たい〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 宮地幸一 「移りゆく希望表現」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂 大江三郎 「願望のタイの前でのヲとガの交替」 九州大『文学研究』70昭48・3=『論集日本語研究7』昭54・2有精堂 梶原滉太郎 「中世の説話・軍記物における〈まほし〉〈たし〉」 『国語学研究』12昭48・3 沢田治美 「たい/たがる〈want to~〉構文の文法」 『英語教育』22-67昭48・89 小矢野哲夫 「〈タイ〉文と〈ホシイ〉文の構造」 『解釈』21-2昭50・2 加藤主税 「〈たい・たがる・ほしい・ほしがる〉について―日本語分析の一試論」 『日本語・日本文化』5昭52・3 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 高橋直子 「願望表現〈~タイ〉の白鷹町高玉における年齢差および地域差について」 『山形方言』16昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 212 たい 終助詞 神部宏泰 「九州方言における文末詞〈バイ〉〈タイ〉について」 『熊本女子大学国語国文学論文集』5昭42・2 212 たい 榊原邦彦 「枕草子の〈たい〉〈うたひ〉」 『解釈』24-4昭53・4 212 だい 大 小和田佳予子 「接頭語〈大〉のよみ方について」 『日本語教育』28昭50・12 212 だい 代 野村雅昭 「ことばの相談室代・賃・費・料のつかいわけ」 『言語生活』282昭50・3 212 だい 台 三木太郎 「〈臺〉字の異形の一事例」 『北海道駒沢大研究紀要』11昭51・2 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 三木太郎 「『三国志』の中の〈臺〉の用例と字義」 『北海道駒沢大研究紀要』16昭56・3 212 だい 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 212 たいがい 大概 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 212 だいがえ・だいたい 代替 芳賀綏 「ことばのことばダイタイとダイガエ」 『言語』9-4昭55・4 212 たいきばんせい 大器晩成 遠藤哲夫 「故語漫筆(4)大器晩成」 『国語展望』58昭56・6 212 たいくつ 退屈 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川書店 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 浅野敏彦 「〈退屈〉の語史」 『大阪成蹊女子短期大学研究紀要』18昭56・3 212 だいけい 台形 一松信 「台形という語について」 『数学セミナー』19-3昭55・3 212 だいけん 大賢 増田欣 「神皇正統記と宋学―孟子を大賢と呼ぶこと」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 212 たいこう 退候 「わからぬ〈退候〉―略字は誤られぬものだけを」 『ことば』昭29・7 212 だいこうじなわて 大岡寺縄手 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 212 だいこくさま 大黒様 竹崎雅之 「語源雑考―大黒様上・下」 『日本語』19-3・4昭54 212 たいこぶち 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 212 だいごみ 醍醐味 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 212 たいこもち 太鼓持・幇間 安藤鶴夫 「道化の語―たいこもちについて」 『言語生活』122昭36・11 212 だいこん 大根 篠田統 「蘿蔔」 石毛直道・大塚滋・篠田統『食物誌』昭50・7中央公論社 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 213 たいじ 胎児 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 213 だいじ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 213 たいした・たいして 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 213 たいしつ 体質 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 213 たいしゃく 貸借 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 213 たいしゅう 大衆 駒田信二 「〈大衆〉という言語について」 『大衆文学研究』14昭40・8 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 213 たいしょう 大将 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 213 だいしょうし 大床子 佐藤喜代治 「〈床子〉と〈大床子〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』4昭48・7 213 だいしょうつめもの 大小詰物 門脇芳雄 「詰将棋のことば―大小詰物」 『言語』9-4昭55・4 213 だいじょうぶ 大丈夫 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 213 だいじん 大尽 亀井孝 「〈女郎〉の語のニュアンス」 『国語学』37昭34・6 213 だいじんぐう 大神宮 徳川宗賢 「大神宮とセキレイの方言」 『報公』103昭47・1 213 だいず 大豆 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 213 だいすう 大数 児山敬一 「大数・無量大数といふことば」 東洋大『文学論藻』14昭34・6 213 だいすう 代数 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 213 だいすき 大好 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 213 たいせい 体制 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 213 たいせつ 大切 新村出 「御大切といふ言葉―国語の史的観察」 『日本の言葉』昭15・11創元社=『新村出全集11』昭46・7筑摩書房 長南実 「〈寸言〉大切と恋」 『文学』48-9昭55・9 佐藤喜代治 ② 小島幸枝 ⑩ 213 たいそう 体操 高野繁男 ⑨ 213 たいそう 大層 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 213 だいぞう 大造 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 213 だいたい 大体 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 213 たいだいし 怠怠 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 213 たいてい 大抵・大体 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 213 たいと 大途 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 213 だいとう 大刀 堀籠敬蔵 「太刀と大刀について」 『剣道時代』昭54・7 213 だいどうぎ 大道棋 門脇芳雄 「詰将棋のことば―大道棋」 『言語』9-3昭55・3 213 たいとく 体得 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 213 だいどころ 台所 遠藤好英 ⑩ 213 だいにち 大日 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 福島邦道 『続キリシタン資料と国語研究』 昭58・7笠間書院 213 ダイニング・キッチン 村木新次郎 「伝統文化との交錯―住まいの外来語」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 213 だいばん 台盤 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 213 ―どころ 所 遠藤好英 ⑩ 213 たいひする 退避 ロゲルギスト 「ことばのことば〈満足する〉〈退避する〉」 『言語』7-7昭53・7 213 たいふ 大夫 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 213 たいふう 颱風 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 213 だいぶんさんかじょう 大分三箇条 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 213 たいへん 大変 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 213 たいほされた 逮捕 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 214 だいまち 代待 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 214 たいまつ 松明 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 214 だいみょう 大名 W・A・グロータース 「じゃがいもと大名―方言分布の一例」 『藤原与一先生古稀記念論集』昭56・6三省堂 214 だいもく 題目 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 214 ダイヤモンド 矢島文夫 「文化史とことば(4)ダイヤモンドと紫水晶」 『言語』昭53・4 214 たいよう 対揚 斎木一馬 「国語資料としての古記録の歴史―記録語の例題―」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 214 たいよう 太陽 上村孝二 「琉球方言の太陽を意味する語について」 『鹿児島大文科報告』12昭38・10 外間守善 「特集・沖縄の言語と文化太陽を意味する沖縄の古語」 『言語』2-8昭48・8 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 214 たいら 平 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 214 たいりくだな 大陸棚 「〈大陸ホウ(棚)〉を〈大陸ダナ〉とする」 『ことば』昭28・9 214 たいりゃくな 大略 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 214 だいりょう 千田稔 「古代大和国郡家址についての地名学的予察〈コオリ〉〈ダイリョウ〉および〈ミヤケ〉地名」 『地名学研究』昭47・3 214 だいろ 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集16』昭38・8 214 たいわ 対話 稲垣文男 「ことばは生きている流行語昭和史(23)対話」 『放送文化』33-7昭53・7 214 たうる 鎌田広夫 「〈平氏たはれ候ぬ〉の〈たはる〉及び〈たうる〉」 国学院大『国語研究』40昭52・3 214 だえ・たい 土部弘 「係助詞〈ダエ(イ)〉寸描」 『学大国文』8昭40・2 214 たえす 絶 青木伶子 「〈動詞連用形+ス〉形式の語について―〈つきす〉〈たえす〉を中心に」 『共立女子短大紀要』4昭35・12 214 たえず 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 214 たえなばたえね 句 丸山喜信 「〈絶えなば絶えね〉をめぐって」 『解釈』4-3昭33・3 214 たえず 不肯 大坪併治 「〈不肯〉の古訓について」 『国語学』32昭33・3 214 たえすことなく 絶事奈久 竹尾正子 「〈絶事奈久〉考」 『福岡学芸大学紀要』15昭41・11 214 たえぬちきりしよよにあせすは 句 管野美恵子 「研究ノート紫式部集一一〇番〈たえぬちきりし世々にあせすは〉をめぐって」 『同志社国文学』18昭48・2 214 たお 峠 白木進 「〈峠〉をどう読むか―東のトウゲ・西のタオ」 『日本語』18-1昭53・1 214 たおり 撓 橘正一 「古事記のタワと万葉集のタヲリ」 『国学院雑誌』41-1昭10・1 214 たおれる・たおる 倒 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 出雲朝子 「〈仰ぐ〉〈倒る〉等の語形について」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 214 ―す 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 214 たおやめ 手弱女 石田春昭 「タヲヤメ考」 『国語研究(仙台)』2-10昭9・10 田辺爵 「手弱女考」 『日本文学研究』昭24・6 214 だが 接続詞 村上本二郎 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈だが・ですが〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 214 たかい・たかし 高 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 松尾聡 「〈おもしろし〉と〈たかし〉と」 『国語展望』30昭47・3 宮地敦子 「対義語とその周辺〈深し〉と〈浅し〉・〈高し〉と〈深し〉」 『国語国文』46-5昭52・5=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 215 たがいちがい 互違 佐藤宣男 ⑩ 215 たがいに たがひに 互 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 215 たがう 違 佐藤宣男 ⑩ 215 たかうな 中川芳雄 「たかうな〈筍〉語源」 『国語国文』23-4昭29・4 215 たかくら 今井福治郎 「タカクラ考―馬だし神事に寄せて―」 『日本文学論究』23昭38・12 215 たがこにも 多我子爾毛 蜂矢宣郎 「〈多我子爾毛〉試案」 『山辺道』3昭32・6 215 たかさご 高砂 和田実 「高砂」 『兵庫方言』6昭35・2 215 たかだか 高高 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 215 たかつき 高坏 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 215 たがね 多賀祢 安藤正次 『古典と古語』 昭10・6三省堂 215 たかは 鷹派 花田二徳 「日用語明暗(23)タカ派・今のところ」 『日本語』昭49・6 215 たがやす・たがえす たがへす 耕 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 215 だから 接続詞 長田久男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈だから〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 工藤誠 「歌謡曲(歌詞)の発想の一現象―〈から〉〈だから〉について」 『文学論藻』32昭40・11 215 たからぶね 宝船 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 215 たかる 集 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 215 たがる 助動詞 沢田治美 「〈たい・たがる(=want to~)〉構文の文法(上・下)―特に主語の人称制限を中心として」 『英語教育』22-67昭48・89 加藤主税 「〈たい・たがる・ほしい・ほしがる〉について―日本語分析の一試論」 『日本語・日本文化』5昭52・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 215 たきぎ 薪 岡田岩吉 「囲炉裏・竈・薪の語彙とその考察―特に同義異語の問題について」 『山口大学教育学部研究論叢』17-1昭43・3 渡辺富美雄 「新潟県上越地方における方言の分布とその解釈(2)タキギの意味範囲とその成立」 『新潟大学教育学部紀要〈人文・社会〉』13昭47・3 215 だきつく 抱着 宮本幸恵 「特集・類義語の意味論的研究〈しがみつく・すがりつく・だきつく〉」 『日本語研究』4昭56・12 215 たく 炊 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 215 たきたて 楳垣実 「タケタテはタキタテのなまりか」 『言語生活』162昭40・3 215 だく 抱 半沢幹一 ⑩ 215 たくあん・たくわん 沢庵 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 蜂谷清人 ⑤ 215 たぐい 比・類 坂詰力治 ⑪ 215 たくさん 沢山 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭51・10明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 215 たくじしょ 託児所 高橋巌 ⑪ 215 だくな 石井みち江 ⑪ 215 たくなわ 𣑥縄 鶴久 「〈𣑥縄〉〈鼻縄〉訓義考付〈名字〉続貂」𣑥 『香椎潟』22昭51・10 215 たくらうび 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 215 たくらだ 松本宙 ④ 佐藤亨 ⑤ 215 たぐりあめ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 215 たくわえる 貯・蓄 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 215 たけ 竹 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 215 たけ 岳 服部四郎 「やま・もり・たけ」 『国語学』69昭42・6 山中襄太 「地名・地名用語語源私考(1)山名用語タケ・ダケ〈岳・嶽・嵩・嶺・峯〉」 『地名学研究』昭47・3 服部四郎 「やま・もり・たけ」 『沖縄文化論叢5言語篇』昭47・11平凡社 216 たけ 丈 菊田紀郎 ⑩ 216 ―たかし 片山享 「中世歌論に於ける〈たけたかし〉〈遠白し〉の成立―俊頼から俊成へ―」 『中世文芸』3昭29・10 S.Hisamatsu 「The Vocabulary of Japanese Literary Aesthetics」 Centre for East Asian Cultural Studies昭38 原田恵里子 「〈たけたかし〉についての考察」 『国文』37昭47・6 216 たけ 茸 小林隆 ⑨ 216 だけ 副助詞 根来司 「副助詞ばかり〈古典語・現代語〉だけ・くらい・きり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 武田蓉子 「副助詞〈だけ・ばかり・くらい・ほど・きり・しか〉の意義素」 山形大『国語研究』21昭45・8 蜂谷清人 「特集・日本語における助詞の機能と解釈副助詞し・しも・のみ・ばかり・まで・など〈だけ〉〈くらい〉〈ほど〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 森田良行 「〈だけ〉〈ばかり〉の用法」 『早稲田大学教育学部研究所紀要』10昭47・3 高橋太郎 「よこの限定の〈だけ〉のたての構文機能へのかかわり」 『群女国文』7昭53・6 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 216 ―あって 池尾スミ 「〈…とみえて〉〈…だけあって〉―二つの表現の型をめぐって」 昭42・11日本語教育 216 たけうま 竹馬 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 中村麻理 「兵庫県北西但馬語彙について―竹馬」 『郷言』8昭47・12 安食邦明 「〈竹馬〉の日本語史―埼玉県方言・全国諸方言・文献から」 『日本方言研究会第34回発表原稿集』昭57・5 216 たけたかし 長高 片山享 「中世歌論に於ける〈たけたかし〉〈遠白し〉の成立―俊頼から俊成へ」 『中世文芸』3昭29・10 216 たけたて 楳垣実 「タケタテはタキタテのなまりか」 『言語生活』162昭40・3 216 たけでっぽう 竹鉄砲 杉浦明平 「ことばについて―おとしまい・イヌフグリ・トビズカ・竹鉄砲と根っ木」 『言語』3-4~69昭49・4~69 216 たけにぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 216 だけれども 接続詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 216 だけど 村上本二郎 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈だけど〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 216 たこ 凧 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 藤原明 「蝶〈蛾・蚕・蝙蝠・凧〉考―系統論及び方言学的研究」 『国語学会昭和49年秋季大会発表要旨』昭49・11 徳川宗賢 「文献国語史と方言」 『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 216 たこ 蛸 藤木三郎 「〈誹風末摘花〉に於ける〈蛸〉の意味」 『解釈』5-9昭34・9 216 たこく 他国 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 216 たこのて 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 216 たごのもん 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 216 ださ 鈴木英夫 「明治東京語の過渡的性格〈ダサ〉という言い方をめぐって」 『国語と国文学』54-9昭52・9 216 たざいなん 多在南 →おおくあらなむ 216 ださる 出 山崎久之 「語源の探究―〈ありさま〉〈出さる〉〈やんす・やす〉」 『語学と文学』4昭35・8 216 たざんのいし 他山石 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 216 たし 助動詞 →たい 216 だし 柳田国男 「海上文化」 『海洋』484号=『月曜通信』昭29・12修道社=『定本柳田国男集1』昭38・9 216 たしか 確 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 216 たしけし 福沢武一 「〈たしけし〉管見―万葉短章(12)」 『歌と評論』44-7昭48・7 216 たしなみ 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 216 だしぬけ 出抜 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 216 ―に 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 216 たしゅつ 他出 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録の例題―」 『仏教史研究』3昭43・11 217 たしょう 多少 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 217 たしろ 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 217 たす 足 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 217 たず たづ 鶴 亀井孝 「〈ツル〉と〈イト〉」 『国語学』16昭29・3 『日本語の歴史2』 昭38・12平凡社 犬養孝 「万葉の鶴(たづ)―しほひ・しほみち」 関西大『国文学』52昭50・9 佐藤宣男 ④ 217 だす 出 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 217 だす 橘正一 「デス・ダス・ドス」 『コトバ』昭12・3 217 たずき たづき 心状 森重敏 「たづき〈心状〉とたどき〈心術〉」 『叙説』昭56・10 217 たすける 助 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 217 ―かる 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 217 たずねる 尋 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 217 たそがれ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 217 ただ 直・徒・只・唯・但 大坪併治 「〈唯〉訓義考」 『国語学』68昭42・3 関谷浩 「〈ただあきに〉の構成について―〈ただ〉ははたして副詞か」 国学院大『国語研究』31昭46・3 井上博嗣 「中古の程度量副詞〈ただ〉の機能の在り方―源氏物語・今昔物語集の用例を資料として」 『女子大国文』63昭46・10 山口康子 「〈に〉を介する同一動詞反復形式の流動―〈いや〉から〈ただ〉へ」 『長崎大教育学部人文科学研究報告』25昭51・3 舩城俊太郎 「〈徒(タダ)〉をめぐって」 『国語学会昭和52年秋季大会発表要旨』昭52・10 榊原邦彦 「枕草子の副詞―〈ただ…に…〉について」 『豊田工業高専研究紀要』12昭54・11 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 三宅武郎 「小特集平安朝文学〈が〉の係詞性と〈徒(タダ)〉の解釈について」 『解釈』27-12昭56・12 藁谷隆純 「〈ただ…に…〉」 『解釈』28-9昭57・9 217 だだ 佐藤正己 「ダダという方言」 『山形方言』1昭28・7 松下圭道 「ダダのこと」 『山形方言』3昭30・7 217 だたい 堕胎 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 217 ただいま 只今 曾田文雄 「〈ただいま〉攷」 『滋賀大学学芸学部紀要』14昭39・12 曾田文雄 「宇津保〈菊の宴〉巻の新解釈―〈ただいま攷〉余滴」 『滋賀大学学芸学部紀要』15昭40・12 217 たたう たたふ 湛 有坂秀世 『国語音韻史の研究増補新版』 昭32・10三省堂 217 だたえ 柳田国男 『なぞとことわざ』 昭27・10筑摩書房=『定本柳田国男集21』昭37・12 217 たたえる 有坂秀世 「古言雑考(一)」 『国語研究(仙台)』9-5昭16・5 217 だだをこねる 村内英一 「ぐみたはる〈だだをこねる〉」 『近畿方言』5昭28・5 217 たたかう 戦 石井直子 「特集・類義語の意味論的研究あらそう・きそう・たたかう」 『日本語研究』5昭57・12 217 たたき 福田良輔 「〈ソダタキ・タタキ〉管見」 『文芸と思想』18昭34・11 217 ―まながり 福田良輔 「〈そダタキ・タタキマナガリ〉考」 『青山語文』2昭46・12 217 たたく 叩 山田達也 「意義素研究ノート(1)叩く・打つ・なぐる・はる・ぶつ・ひっぱたく」 『名古屋市立大教養部紀要人文社会』15昭46・3 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 山本清隆 「特集・類義語の意味論的研究うつ・なぐる・ぶつ・たたく・はたく(はる・ひっぱたくなど)」 『日本語研究』4昭56・12 217 ただし 但・唯 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 大坪併治 「〈唯〉訓義考―訓点資料を中心に」 『国語国文』39-5昭45・5 佐藤宣男・村上本二郎 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語篇・口語編〈ただし〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 218 ただしい 正 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 218 ただしくもひとはふりゆく 句 片山武 「〈唯人者旧〉(⑩―八八五)の訓釈」 『解釈』25-3昭54・11 218 ただちに 直 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 218 ただびとにあらず 句 松尾拾 「只人ニ非ズ―今昔物語集の場合」 日大『語文』44昭53・3 218 たたみ 畳 小川光暘 「上代の畳について」 同志社大『人文学』123昭47・8 218 ―たたき 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 218 たたら 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 218 たたんぽこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 218 たち 太刀 堀籠敬蔵 「太刀と大刀について」 『剣道時代』昭54・7 218 たち 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 218 たち 達 接尾語 森昇一 「接尾語タチ・ドモ・ラ」 国学院大『国語研究』16昭38・8 浦部重雄 「大鏡における〈たち〉〈ども〉の用法」 『国語国文』37-5昭43・5 石野博史 「現代語の〈ら〉と〈たち〉」 『言語学論藻』11昭46・11 有賀嘉寿子 「今昔物語集の接尾辞〈達〉」 『説話』5昭49・6 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 森昇一 「〈御息所タチ〉と〈御曹司ドモ〉覚書」 『野州国文学』29昭57・3 218 たちどころに 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 218 たちのまま 潁原退蔵 「江戸文学難語考(4)」 『方言』2-12昭7・12 218 たちはたまつくり 句 林和比古 「枕草子三巻本〈たちはたまつくり〉について」 大阪大『語文』31昭48・7 218 たちばな 橘 佐伯梅友 「〈橘〉は何か」 『古代研究』4昭38・12 水上静男 「〈橘〉字考」 『語学と文学』1718昭48・11 山元有美子 「万葉的橘と古今的橘」 『王朝遠藤嘉基博士古稀記念論叢』昭49・5 218 たちひ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 218 たちまち 忽 副詞 山田由伎子 「〈たちまち〉について―平家物語〈祇園精舎〉に見られる用例をめぐって」 『国語国文学報』20昭41・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 218 たちもとおる たちもとほる 徘徊 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 218 だちん 駄賃 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 218 たつ 松村任三 「〈タツ〉といふ動詞四十六種の語源について」 『東洋学芸雑誌』38-12 218 たつ 経 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 218 たつ 断・絶 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 218 たつ 立・建・起・発 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 218 たちあかし 立明 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 218 たちいづ 立出 関一雄 「〈いでたつ〉と〈たちいづ〉」 『山口大文学会誌』15-1昭39・9 関一雄 『国語複合動詞の研究』 昭52・2笠間書院 218 たちつすわりつ 立坐 山岸義治 「〈立ちつ坐りつ〉といふ語法」 『アザミ』8-12昭30・12 218 たて 坂口光司 「〈大晦日はあはぬ算用〉における〈立て〉の読み方」 『解釈』21-7昭50・7 218 たてる 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 218 だつ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 218 だつ 接尾語 辻田昌三 「〈だつ〉と〈めく〉」 『埴生野国文』6昭51・2 南芳公 「中古接尾語攷(1)ダツ・メクの機能」 国学院大『国語研究』41昭53・3 関一雄 「接尾語〈ぶ〉〈む〉・〈めく〉〈だつ〉〈がる〉の消長(1)―平安時代仮名文学の用例を中心に」 『山口大学文学会誌』30昭54・11 関一雄 「接尾語〈ぶ〉〈む〉・〈めく〉〈だつ〉〈がる〉の消長(2)―平安時代仮名文学の用例を中心に」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7 219 たっしゃ 達者 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 219 たっする 達 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 杉本武 「特集・類義語の意味論的研究およぶ・達する・つく(着)・とどく」 『日本語研究』3昭55・10 219 たった 副詞 工藤浩 「ことばの相談室〈たった〉は副詞か連体詞か」 『言語生活』275昭49・8 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 219 だった 打消の過去 岡田統夫 「打消の過去〈~ダッタ〉〈~ナンダ〉〈~ンカッタ〉について―広島県三原市深町下組における―」 『方言研究年報』10昭42・9 219 だって 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 219 ダットサン にいがき・こういち 「ダットサンの語源」 『教育月報』9-89昭32・6 219 たっぴ 立氷 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 219 たっぺ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 219 たっぽ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 219 たつみあがり 辰巳上 板垣勇治郎 「〈辰巳上り〉攷」 『文学論藻』19昭36・3 219 たて 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集10』昭37・8 219 たて 縦 田中重太郎 「たて・よこ攷」 『コトバ』昭15・12 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 219 たて 接尾語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 219 だて 伊達 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川書店 蜂谷清人 ⑤ 219 ―めがね 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 219 たてい 佗傺 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 219 たでえま 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 219 たてがみ 鬣 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 219 たてはな 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 219 たてまつる 奉 和田利政 「源氏物語の謙遜語―補助動詞〈聞ゆ〉〈奉る〉について」 『日本文学論究』3昭27・7 伊藤和子 「源氏物語にあらわれた〈―奉る〉と〈―聞ゆ〉」 西京大『人文』2昭27・12 橘誠 「〈奉る〉及びその類語の発生と展開」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 竹村義一 「源氏物語における謙譲語〈奉る〉についての一考察」 『高知女子大学紀要』13昭39・12 森野宗明 「〈奉る〉の解釈―竹取物語〈壺なる御薬奉れ〉について」 『言語と文芸』7-6昭40・11 桜井光昭 『今昔物語集の語法の研究』 昭41・3明治書院 北原保雄 「特集・日本語の助動詞の役割敬譲〈きこゆ・奉る・たまふ・侍り・ます〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 小杉商一 「〈奉る〉〈仕る〉の音便形」 国学院大『国語研究』28昭44・5 中西宇一 「〈召す・参る・奉る〉―〈ひと〉および〈もの〉の移動に関する敬語」 『女子大国文』5556昭44・11 吉田洋子 「中世前期の〈たてまつる〉と〈まゐらす〉―平家物語を資料として」 『親和国文』4昭46・3 小松正 「狭衣物語の補助動詞〈聞ゆ〉と〈奉る〉について」 『一関工業高専研究紀要』7昭47・12 和田利政 「覚一本平家物語における〈―奉る〉と〈参らす〉について」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 渡辺英二 「〈たてまつる+(せ)給ふ〉について―源氏物語の敬語の用法」 『富山大学教育学部紀要』21昭48・3 中西宇一 「〈聞ゆ〉と〈奉る〉―その助動詞としての意味」 『女子大国文』78昭50・12 穐田定樹 『中古中世の敬語の研究』 昭51・2清文堂 小久保崇明 「大鏡における為手尊敬の動詞〈奉る〉をめぐって」 日本大『語文』41昭51・7 川岸敬子 「平家物語における補助動詞〈奉る〉〈参らす〉〈申す〉上・下」 早稲田大『国文学研究』6162昭52・36 田中恭子 「宇津保物語の〈奉る〉」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 川岸敬子 「保元・平治物語における〈―奉る〉〈―参らす〉〈―申す〉」 『国語学研究と資料3』昭53・6 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 川岸敬子 「太平記における〈―奉ル〉〈―参ラス〉〈―申ス〉」 『国語学』117昭54・6 若林俊英 「『とはずがたり』の敬語〈―奉る〉〈―参らす〉〈―申す〉」 『解釈』26-9昭55・9 見野久幸 『保元物語総索引研究編』 昭56・6武蔵野書院 吉野政治 「小特集平安朝文学六国史における〈奉〉という字の動詞用法について」 『解釈』27-12昭56・12 219 たてまつれ 岩淵匡 「〈たてまつれ〉の用法―源氏物語における人間関係を中心に」 『学術研究』14昭40・12 堀内武雄 「新説紹介〈聞えさす〉と〈奉れ〉との対応」 『月刊文法』2-4昭45・2 小松正 「〈聞えさす〉と〈奉れ〉―堀内説に思う」 『月刊文法』2-7昭45・5 道本武彦 「〈たてまつれ〉についての私見」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3 井上親雄 「〈奉れ給ふ〉の用法―諸説より見たる〈奉れ〉の特性」 『比治山女子短大紀要』7昭48・3 219 たてまつれたまう ―たまふ 伊奈恒一 「〈たてまつれ給ふ〉小考」 『語文』6昭33・9 小松正 「中古の〈奉れ給ふ〉」 『一関工業高専研究紀要』3昭44・3 井上親雄 「〈奉れ給ふ〉の用法―諸説より見たる〈奉れ〉の特性」 『比治山女子短大紀要』7昭48・3 井上親雄 「宇治十帖における〈奉れ給ふ〉」 『河』5昭48・6 井上親雄 「多武峰少将物語における〈奉れ給ふ〉」 『たまゆら』5昭48・9 井上親雄 「〈奉れ給ふ〉の用法」 広島大『国語教育研究』26昭55・11 井上親雄 「〈奉れ給ふ〉の用法―文を贈る場合」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 220 たとい・たとえ たとひ・たとへ 仮令・縦 副詞 春日政治 『西大寺本金光明最勝王経古点の国語学的研究』 昭17・12岩波書店=復刊昭44・9勉誠社 久山善正 「〈タトヒ〉(仮使・仮令)についての一考察」 『訓点語と訓点資料』11昭34・3 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 靍岡昭夫 「〈いくら〉〈たとえ〉などと呼応する言い方について―助詞〈も〉を用いない言い方の成立をめぐって」 『国語学』88昭47・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 220 たとえていえば 小寺政太郎 「〈たとえば〉と〈たとえていえば〉―意味論の理解のために(1)(2)」 『ことばの教育』5859昭29・78 220 たとえば 清水功 「〈たとへば〉考―立証意識の変遷に関連して(中世から現代まで)」 『名古屋大学国語国文学』17昭40・11 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 小寺政太郎 「〈たとえば〉と〈たとえていえば〉―意味論の理解のために(1)(2)」 『ことばの教育』5859昭29・78 220 たとへ…までも 渥美功 「逆接仮定の前件〈たとへ…までも〉―一葉日記中の鷗外の文体」 『国語展望』35昭48・11 220 たどき 心術 森重敏 「たづき(心状)とたどき(心術)」 『叙説』昭56・10 220 たとしえなし たとしへなし 「〈たとしへなし〉の意義―源氏物語夕顔の巻と枕草子〈たとしへなるもの〉の段の解釈に関連して」 『日本文学』13-12昭39・12 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 220 だとすると 句 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 220 たどる 辿 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 西牧みやま 「特集・類義語の意味論的研究たどる・つたう・つたわる・なぞる」 『日本語研究』3昭55・10 220 たどりなきふううん ―風雲 秋山正次 「芭蕉の言語感覚を示唆する用例(一)―幻住庵記〈たどりなき風雲〉について」 『不知火』7昭29・6 220 たな 助詞 高橋俊三 「おもろさうしの助詞(1)―〈たな〉を中心にして」 『国際大学国文学』1昭45・12 221 だな 助詞 嘉味田宗栄 「比較考察の一観点(5)首里方言を中心に(6)再びオモロことば〈はりやに〉など(7)オモロことば〈だな〉など(8)オモロことば〈けわい〉など」 『琉球文学法文(文理)学部紀要(人文)』11~14昭42・3~45・4 221 たなおろし 棚卸 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 221 だに 助詞 佐藤仁之助 「〈だに〉〈さへ〉〈すら〉の弁」 『国語研究(仙台)』5-9昭12・9 加納協三郎 「〈だに〉〈すら〉の用法上の差異に就て」 『国語と国文学』15-6昭13・6 加納協三郎 「院政鎌倉期のダニ・スラ・サヘ」 『国語と国文学』15-10昭13・10 中川浩文 「源氏物語の動詞〈だに〉に就いて」 『女子大国文』3昭26 松村明 「副助詞―のみ・ばかり・まで・など・だに・すら・さへ・ばし」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 寺田ゆき 「中世の副助詞―ダニとサヘの隆替」 『女子大国文』13昭34・5 大坪併治 「平安朝初期の訓点語に用ゐられたスラとダニ」 『語文研究』10昭35・5 佐伯梅友 「夢にだに―〈だに〉と〈さへ〉・〈む〉と〈らむ〉に関して」 『古文研究』5昭40・8 長谷川清喜 「副助詞だに・すら・やらむ〈古典語〉さへ・でも〈古典語・現代語〉ほか・しか・やら・か・ほど・なり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 鈴木一彦 「橘守部の国語意識(6)―さへ・だに・すら」 『山梨大学教育学部研究報告』17昭42・3 鶴久 「特集・日本語における助詞の機能と解釈係助詞だに・すら・さへ〈さえ〉〈しか〉〈でも〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 阿食かをる 「軍記物語の副助詞スラ・ダニ・サヘについて」 安田女子大『国語国文論集』5昭50・2 堀川昇 「〈さへ〉〈すら〉〈だに〉について」 『稿』2昭54・3 河原寛 「副助詞〈だに〉について―〈まして〉との照応を中心に」 『園田学園女子大論文集』14昭54・12 221 ―ある 江口正弘 「源氏物語若菜の〈いたづらに沈めるだにあるを〉の解釈―〈だにある〉の語法について」 広島大『国語教育研究』26昭55・11 221 だに 助詞 山口幸洋 「ズラとダニ」 『言語生活』24昭28・9 221 たにうつぎ 谷空木 森谷周野 「タニウツギ小考」 『ことばとくらし』5昭53・9 221 たにかぜ 谷風 奥村恒哉 「〈たにかぜ〉〈やまかぜ〉に関する諸問題―古今集と資料」 『大坪併治教授退官記念国語史論集』昭51・5表現社 奥村恒哉 『古今集の研究』 昭55・1臨川書店 221 たにぐく 谷蟇 橘正一 「〈タニグク〉と〈ソホド〉(一)(二)」 『国学院雑誌』40-78昭9・78 221 たぬきばやし 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 221 だの 助詞 手塚知子 「並立助詞〈の〉から〈だの〉へ―上接する異る要素の相互干渉による変遷」 『言語と文芸』10-4昭43・7 221 たのしい・たのし 楽 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林=『湯沢幸吉郎著作集2』昭54・8勉誠社 寿岳章子 「室町時代に於ける言語群から」 『国語と国文学』27-8昭25・8 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 221 たのしけく 正宗敦夫 『万葉学論纂』 昭6・3明治書院 221 だのに 坂梨隆三 「〈だのに〉〈なのに〉をめぐって」 『国語と国文学』56-9昭54・9 221 たのみ 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 221 たのむ 頼 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 221 たのもしい 頼 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 →たのしい 221 たは 誰者 連語 富田大同 「古代語法研究のおと―誰者・(つ)らむ」 『明石工業高専研究紀要』6昭44・3 221 たば 柳田国男 『村のすがた』 昭23・7朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 222 たばこ 煙草 新村出 『南蛮更紗』 大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 甲斐仁 「たばこの異名いろいろ―和漢たばこ異名考」 『煙装クラブ』昭44・10 222 ―ばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 222 たばこ 莨菪 →はしりどころ 222 たび 手火 木下正俊 「手火の清濁」 『万葉』56昭40・7 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 222 たび 旅 吉田金彦 『古代日本語をさぐる』 昭54・6角川書店 阪下圭八 「〈旅〉という言葉」 『月刊百科』231昭57・1 工藤力男 「旅という言葉」 『岐阜大学国語国文学』15昭57・3 222 ―びと 人 曾田文雄 「〈たびびと〉考」 『滋賀大国文』7昭44・12 222 たび 足袋 吉田金彦 『古代日本語をさぐる』 昭54・6角川書店 222 たび 度 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 222 ―たび 度 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 遠藤好英 ④ 222 たびよこ 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 222 たぶ 賜・給・食 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 黒沢弘光 『源氏物語の敬語の研究(上)』 昭45・7 西端幸雄 「〈たぶ〉考」 『滋賀大国文』8昭45・12 『シンポジウム日本語1』 昭50・10学生社 田村忠士 「〈たぶ〉の考察」 『国文学攷』70昭51・6 222 タブー 板坂元 「日本語の生態―タブー・気・なまじ・いっそ・どうせ・せめて・自発」 『国文学解釈と鑑賞』35-4~12昭45・4~10 222 たぶさま 吉田金彦 『古代日本語をさぐる』 昭54・6角川書店 222 たぶん 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 山田稔 「〈Parisだより〉ことばの表情(1)たぶん・おこし・すみません」 『三省堂ぶっくれっと』13昭53・2 222 たべる 食 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 松尾拾 「たべる」 『言語生活』71昭32・8 宮地敦子 「特集・たべものとことば語誌〈はむ〉〈くう〉〈たべる〉」 『言語生活』286昭50・7 222 たべれる 中村通夫 「〈来れる〉〈見れる〉〈食べれる〉などという言い方についての覚え書」 『金田一博士古稀記念言語民俗論叢』昭28・5=『NHK国語講座現代語の傾向』昭32・1宝文館 宇野義方 「〈食べられる〉か〈食べれる〉か―可能表現と受け身表現」 『新日本語講座2』昭50・3汐文社 岡崎和夫 「〈見レル〉〈食べレル〉型の可能表現について―現代東京の中学生高校生について行った一つの調査から」 『言語生活』340昭55・4 222 だぼ 佐伯安一 「ダボという語」 『民間伝承』18-4昭29・4 222 たほど 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 222 たま 玉 土橋寛 「〈タマ〉の姿」 関西大『国文学』29昭35・10 肥田野昌之 「玉匣かがやく考 タマと枕詞」 『都大論究』9昭46・1 新里宝三 「万葉集に現われた〈たま〉―主として愛玉思想について」 『群女国文』2昭47・4 津之地直一 「万葉集の〈たま〉について―その語を含む枕詞攷」 『愛知大学文学論叢』62昭54・7 222 たま 魂 森重敏 「ひと(人)・かそ(父)・おや(親・祖)―付けたりオニ・モノ・タマ・カミについて」 『万葉』93昭51・12 222 たまう たまふ 賜・給・食 徳本正俊 「源氏物語と〈給ふ〉の語について」 『国語教育』16-1昭6・1 有坂秀世 「下二段活用の補助動詞〈たまふ〉の語原について」 『国語と国文学』10-5昭8・5 橘純一 「下二段活用の補助動詞〈たまふ〉の語源について」 『国語と国文学』12-5昭10・5 伊奈恒一 「平安時代の下二段動詞〈たまふ〉に就て」 『国語と国文学』15-3昭13・3 有坂秀世 『国語音韻史の研究』 昭32・10三省堂 橘誠 「河内本源氏物語の語法(2)―〈給ふ〉(下二段)の用語例の合理性」 『国学院雑誌』59-1011昭33・11 小野祖教 「大祓詞の〈給ふ〉とその主語―祝詞に於ける絶対敬語の給ふ―」 『国学院雑誌』59-1011昭33・11 山田巌 「〈給ふ〉及びその類語の発生と展開」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 荒木直輝 「枕草子と源氏物語との敬語法的効果―〈侍り〉と〈給ふ〉(下二活)との対比」 『国文学解釈と教材の研究』5-11昭35・9 根来司 「鎌倉時代の文語における〈給ふ〉」 『国語と国文学』38-1昭36・1 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 杉崎一雄 「〈たまふ〉〈のたまふ〉〈つかはす〉の諸相―特に〈へりくだりの表現〉に於ける使用を中心に」 国学院大『国語研究』17昭38・12 桜井光昭 『今昔物語集の語法の研究』 昭41・3明治書院 山田巌 「今昔物語集における敬語―下二段補助動詞〈給ふ〉について」 『国文学解釈と教材の研究』11-8昭41・7 井上誠之助 「源氏物語における〈侍り〉〈給ふ〉(給ふる〉覚書」 『国語と国文学』44-10昭42・10 北原保雄 「特集・日本語の助動詞の役割敬譲〈きこゆ・奉る・たまふ・侍り・ます〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 篠原輝子 「奈良時代における下二段活用〈たまふ〉について」 『解釈』15-1昭44・1 小松正 「補助動詞〈給ふ(下二段活用)〉の特異な用例について」 『一関高専研究紀要』4昭44・12 黒沢弘光 『源氏物語の敬語の研究(上)』 昭45・7 渡辺仁作 「下二段活用の〈たまふ〉の乱れ―源氏物語を中心として」 『解釈』18-1昭47・1 辻村敏樹 「万葉集の〈たまふ〉とその周辺語」 『国学院雑誌』73-11昭47・11 末吉伸子 「『夜の寝覚』における〈給ふ〉の乱れについて」 『立正女子大国文』2昭48・3 渡辺英二 「〈たてまつる+(せ)給ふ〉について―源氏物語の敬語の用法」 『富山大学教育学部紀要』21昭48・3 川上徳明 「〈給ふ〉か〈給ふる〉か―日本古典文学大系宇津保物語の校注について」 北海道教育大『人文論究』33昭48・3 渡辺仁作 『河内本源氏物語語彙の研究』 昭48・7教育出版センター 後藤和彦 「補助動詞〈たまふ〉(四活)について―特に上代語の場合を中心に」 『薩摩路』18昭49・3 『シンポジウム日本語1』 昭50・10学生社 木下美 「紫式部日記における敬譲語についての調査研究(1)〈給ふ〉について」 九州大谷短大『国語研究』4昭50・12 吉村昌子 「古事記における敬語表記について〈坐〉と〈賜〉を中心に」 『帝塚山学院大日本文学研究』7昭51・7 根来司 『源氏物語の探求3』 昭52・11風間書房 石井文夫 「四段活用をする謙譲の助動詞〈たまふ〉をめぐって―足利本仮名書き法華経にみられる一つの語法」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭53・4私家版 今城久子 「源氏物語における〈―給ふ〉の考察」 九州女子大『語学と文学』12昭57・3 山田巌 『院政期言語の研究』 昭57・6桜楓社 藁谷隆純 「日本霊異記の〈タマフ〉〈タマハル〉」 『文学研究』55昭57・6 222 たまうる たまふる 松尾捨治郎 「伊奈恒一氏の〈給ふる〉説を読んで」 『国語と国文学』15-7昭13・7 松尾捨治郎 『国語論叢』 昭18・12井田書店 大坪併治 「下二段活用給フルの用法について―特に語の接続から見た場合―」 『島根大学論集』1昭26・3 大坪併治 「給フルと侍り」 『島根大学論集人文科学』2昭27・5 伊藤和子 「源氏物語にあらわれた〈給ふる〉と〈侍り〉」 『国語国文』22-1昭28・1 杉崎一雄 「平安時代の〈給ふる〉について―源氏物語異文間の差異を中心に」 『国学院雑誌』54-11昭28・11 有坂秀世 『国語音韻史の研究増補新版』 昭32・10三省堂 佐藤喜代治 「中世語」 『文学語学』17昭35・9 北条忠雄 「謙遜〈給ふる〉の成立」 『解釈』7-1昭36・1 井上誠之助 「源氏物語における〈侍り〉〈給ふ〉〈給ふる〉覚書」 『国語と国文学』44-10昭42・10 岡崎正継 「源氏物語の〈給ふる〉〈侍り〉について」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂 川上徳明 「〈給ふ〉か〈給ふる〉か―日本古典文学大系宇津保物語の校注について」 北海道教育大『人文論究』33昭48・3 根来司 『源氏物語の探究3』 昭52・11風間書房 222 たまうれど たまふれど 連語 佐藤文義 「〈多麻布礼杼〉考」 『解釈』22-2昭51・2 222 たまえり たまへり 有馬煌史 「平安朝文学における〈給へり〉〈たり〉の拮抗関係について」 『国語学論集2』昭55・1笠間書院 224 たまかぎる 枕詞 中島光風 「玉蜻存疑」 『文学』5-5昭12・5 佐竹昭広 「音と光―〈玉響〉解読の方法」 『国語国文』22-8昭28・8 賀古明 「〈玉響〉訓新考」 『文学・語学』3昭32・3 田中みどり 「タマカギル―意味と語源」 『叙説』昭54・10 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 224 たまかずら たまかづら 玉鬘 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 224 たまかぜ 柳田国男 『増補風位考資料』 昭17・7明世堂=『定本柳田国男集20』昭37・8 224 たまきわる たまきはる 枕詞 安田喜代門 「たまきはる考」 『奈良文化』22昭9 河原寛 「〈たまきはる〉に就いて」 『国語国文』8-9昭13・9 広島まさる 「枕詞〈たまきはる〉と定家」 『国文鶴見』14昭54・6 田中久美 「枕詞〈たまきはる〉攷」 『解釈』26-3昭55・3 桜井靖久 「枕詞〈たまきはる〉の語義とその受容史―宣長説の再評価とその発展」 『立教大学日本文学』45昭55・12 224 ―わがやまのうへにたつかすみ 句 赤羽学 「万葉集巻十〈寄霞〉六首の構造―特に〈霊寸春吾山之於尓立霞〉の訓釈をめぐって」 『岡山大法文学部学術紀要』39昭53・12 224 たまぐら 蝸牛 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 224 たまご 卵 杉藤美代子 「正しい発音を考える―タマゴとタマ〓」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 224 ―をたべる 食 福島邦道 「卵を食べる―外国人による日本語―」 『実践文学』40昭45・6 224 たまさか 偶・適 形容動詞 池田亀鑑 「〈さが〉〈さがな〉〈たまさか〉の語義―源氏物語の用例を中心に―」 『国語と国文学』24-6昭22・6 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 224 ―に 上野加津子 「〈わくらばに〉〈たまさかに〉〈たまたま〉―その偶然性の意味」 『国語学会昭和55年春季大会発表要旨』昭55・5 224 たまずさの たまづさの 玉梓 枕詞 田中久美 「枕詞〈たまづさの〉について」 『叙説』昭55・10 224 たまたま 偶・適・会 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 上野加津子 「〈わくらばに〉〈たまさかに〉〈たまたま〉―その偶然性の意味」 『国語学会昭和55年春季大会発表要旨』昭55・5 高橋影三郎 「〈おのづから〉はなぜ〈タマタマ〉になるか」 『国語の教室から特別号』昭55・10 224 たまに 偶 副詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 224 たまのうら 玉浦 蜂矢宣朗 「〈玉之浦ノ〉存疑」 『山辺道』9昭37・12 224 たまのお たまのを 玉緒 秋本吉郎 「平安朝における歌語〈玉の緒〉〈玉の緒ばかり〉考」 『大阪経大論文集』5昭47・10 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 森重敏 「〈うつせみ〉と〈たまのを〉」 『万葉』87昭50・3 224 ―ばかり 秋本吉郎 「平安朝における歌語〈玉の緒〉〈玉の緒ばかり〉考」 『大阪経大論文集』5昭47・10 224 たままくくず 玉巻葛 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 224 たまも 玉藻・玉裳 蜂矢宣朗 「〈玉裳〉と〈玉藻〉」 『天理大学学報』65昭45・3 古賀精一 「万葉の愛の表現―〈玉藻〉をめぐって」 『篠原実教授退官記念表現論集』昭45・4 江口洌 「玉藻考」 『国学院雑誌』76-8昭50・8 大窪梅子 「玉藻考」 『国士舘大文学部人文学会紀要』9昭52・1 224 たまらい 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 224 たまらず 不堪 吉田道子 「たまらず考」 『東洋大学短期大学論集(国語篇)』4昭43・3 225 だまる 黙 宮腰賢 『日本語の探検―動詞に見る日本的発想』 昭55・10PHP研究所 225 たまわる たまはる 賜・給 伊奈恒一 「〈たまはる〉および同系語について(1)(2)」 『語文』1314昭37・6、38・1 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 藁谷隆純 「日本霊異記の〈タマフ〉〈タマハル〉」 『文学研究』55昭57・6 225 たまわらせたまう たまはらせたまふ 松尾聡 「桐壺巻の〈賜はらせ給ふ〉」 『解釈』6-1昭35・1 225 たむ 淡 片野達郎 「淡絵考―泥(デイ)と淡(タム)」 『文化』21-4昭32・7 225 たむけ 手向 石田春昭 「手向考」 『国語国文』12-1昭17・11 225 たむろする 屯 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 225 ため 為 菊沢季生 「古代に於ける〈ため・ゆゑ・から〉」 『文学』6-5昭13・5 柴生田稔 「古代に於ける〈ため〉の意味用法に就いて」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10 生野浄子 「〈ため〉〈ゆゑ〉の意味変化に就いて」 学習院大『国語国文学会誌』5昭36・4 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 奥津敬一郎 「形式副詞論序説―〈タメ〉を中心として」 都立大『人文学報』104昭50・1 岡崎和夫 「〈為〉字の特殊訓について」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 奥津敬一郎 「日本文法の話―形式副詞について・〈タメ〉」 『日本語教育』40昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 大坪併治 『平安時代における訓点語の文法』 昭56・8風間書房 225 ―に 大塚喜代子 「〈のに〉と〈ために〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 田島毓堂 「法華経為字和訓考(1)由・求・当」 『名古屋大文学部研究論集』76昭55・3 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 225 ―に 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 225 だめ 駄目 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 225 ―をおす 沢瀉久孝 「だめをおす」 『女子大国文』1昭30・3 225 ためしに 試 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 225 ためす 試 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 225 ためらう ためらふ 躊躇 岡崎和夫 「平安時代の作り物語・日記作品にみえる〈ためらふ〉」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 225 ためる 溜・留 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 225 たもる 給 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 225 たもれ 賜 安田章 ④ 225 たやすい 容易 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 225 たやすく 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 225 たゆたう たゆたふ 猶予・揺蕩 三塚貴 「万葉集における心状描写―〈たゆたふ〉の場合」 『文芸研究』65昭45・10 225 たよる 頼 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 225 たら 連語 森重敏 「〈て・って〉〈てば・ってば〉〈たら・ったら〉について」 『国語国文』23-11昭29・11 宮島達夫 「どう違うか―バとトとタラ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 小林賢次 「条件表現形式としての〈なら〉〈たら〉の由来」 『言語と文芸』9-5昭42・9 山口堯二 「現代語の仮定条件法―〈ば〉〈と〉〈たら〉〈なら〉について」 『月刊文法』2-2昭44・12 森重敏 『日本文法の諸問題』 昭46・10笠間書院 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 永野賢 「〈もしも私が家を建てれば〉の文法―条件表現〈ば〉〈と〉〈たら〉〈なら〉」 『新日本語講座2』昭50・3汐文社 野尻朱美・中島清 「日本語研修の現場から条件表現の〈たら・れば・と〉について(1)〈と〉と〈たら〉」 『研修』187昭51・9 正宗美根子 「たら・ば・と・ならについて」 『研究報告日本語の基本構造に関する理論的・実証的研究』昭53 遠藤織枝 「条件を表わす〈ば〉〈たら〉〈なら〉について」 『東海大紀要留学生別科』2昭54・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 225 ―ば 蜂谷清人 「狂言古本における仮定条件表現―〈ならば〉〈たらば〉とその周辺」 『成蹊国文』10昭52・3 小林賢次 「仮定表現形式としてのタラバとナラバ―キリシタン資料・狂言台本を中心に」 『新大国語』5昭54・3 226 だらける 遠藤邦基 ⑩ 226 だらじ 土屋長一郎 「まくれる・だらじ・こく―出雲の民話から」 『伝承』2昭34・5 226 だらしない 吉長孝夫 「シダラナイからダラシナイへ」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 蜂谷清人 ⑩ 226 たらす 垂 成田徹男 「特集・類義語の意味論的研究おとす・おろす・さげる・たらす」 『日本語研究』2昭54・7 226 たり 助詞 小野志真男 「接続より見たる助動詞〈たり〉と〈り〉」 『国文学攷』3-1昭和12・11 春日和男 「助動詞〈たり〉の形成について―〈てあり〉と〈たり〉」 『万葉』7昭28・4 春日和男 「助動詞〈たり〉の形式について」 『国語学』12昭28・7 宮田和一郎 「時の助動詞〈たり〉―中古語法覚書(二)」 『平安文学研究』13昭28・11 春日和男 「指定辞〈たり〉雑考」 九州大『文学研究』57昭33・3 林巨樹 「たりの研究」 『国文学解釈と教材の研究臨時増刊』4-2昭34・1 橋本四郎 「たりの研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 伊藤慎吾 「源氏物語に見えた助動詞タリについて―その用例を統計的に考察する」 『滋賀大学芸学部紀要』10昭36・12 金田弘 「並立の助詞〈たり〉について」 『国学院雑誌』63-5昭37・5 大野晋 「指定否定の助動詞なり・たり・ず」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 山崎良幸 「過去の助動詞き・けり・ぬ・つ・たり・り」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 塚原鉄雄 「過去(回想)・完了の助動詞―たり・り〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 春日和男 「断定の助動詞―なり・たり〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 伊藤慎吾 「助詞ツ・ヌ・タリ・リの関連について(上)―源氏物語の用例より見る」 『武庫川女子大学紀要』13昭41・3 吉田金彦 「接続助詞で・つつ〈古典語〉や(付)たり〈古典語・現代語〉ながら〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 伊藤慎吾 「助動詞ツ・ヌ・タリ・リの関連について(下)―源氏物語の用例より見る」 『武庫川女子大学紀要』14昭42・3 国田百合子 「〈たり〉起源考―〈たり〉と〈てあり〉について」 『日本女子大学紀要』16昭42・3 稲垣瑞穂 「国語史上における指定辞〈タリ〉〈トアリ〉―平安初期の点本より今昔物語集に及ぶ」 『明石工業高専研究紀要』1昭42・12 竹内美智子 「特集・日本語の助動詞の役割完了と存続〈つ・ぬ・り・たり〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 中田祝夫 「特集・日本語の助動詞の役割断定〈なり・たり・だ・です〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 稲垣瑞穂 「指定辞〈たり〉続貂―平安時代の訓点本と今昔物語集」 『静岡女子短大研究紀要』15昭44・3 種友明 「万葉集のリ・テアリ・タリ―その用字法を中心として」 国学院大『国語研究』29昭44・12 森昇一 「完了の助動詞〈たり〉と〈り〉と」 『野州国文学』4昭44・12 有馬煌史 「平安朝日記文学中における〈り・たり〉の弁別意識について(1)(2)」 『岐阜工業高等専門学校紀要』56昭45・3、46・3 大坪併治 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞と・や・やら・に・か・なり・の(だの)・たり」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 森昇一 「特集・〈つ〉〈ぬ〉〈たり〉〈り〉の徹底的研究〈たり〉と〈り〉について」 『月刊文法』3-2昭45・12 根来司 「特集・〈つ〉〈ぬ〉〈たり〉〈り〉の徹底的研究〈たり〉と〈り〉の世界」 『月刊文法』3-2昭45・12 後藤和彦 「特集・〈つ〉〈ぬ〉〈たり〉〈り〉の徹底的研究〈たり〉と〈けり〉の関係」 『月刊文法』3-2昭45・12 北原保雄 「古典語における〈時〉の表現―ぬ・つ・たり・り・き・けり」 『東書高校通信国語』94昭46・2 大西貢 「〈…たり〉〈…なり〉という助詞について」 『日本語』12-9昭47・11 飛田良文 「完了の助動詞」 『品詞別日本文法講座8』昭47・12明治書院 根来司 『平安女流文学の文章の研究―枕草子・源氏物語・紫式部日記を中心として続編』 昭48・2笠間書院 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 種友明 「助動詞リとタリの意味―その上代の場合」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 梶原滉太郎 「中世説話における〈たり〉と〈り〉」 『ことばの研究5』昭49・3秀英出版 谷島悟郎 「短歌に於ける〈し〉〈たり〉の使用」 『歌と評論』47-2昭51・2 磯千秋 「新撰字鏡における和訓の一特徴について―〈り〉〈たり〉・〈そ〉〈なり〉交替の一様相」 『本位田重美先生定年記念論文集地域と文化』昭52・3 近藤洋子 「完了の助動詞タリ・リの上接語(調査報告)―正法眼蔵随聞記を中心に」 『熊谷武至教授古稀記念国語国文学論集』昭52・10 黒瀬久美子 「源氏物語における〈り・たり〉の研究」 『香川大学国文研究』3昭53・9 伊藤慎吾 『源氏物語の助動詞完了態用例の新研究上』 昭53・10風間書房 春日和男 「指定辞〈たり〉雑考―特にその発生と用法と」 『論集日本語研究7』昭54・2 遠藤潤一 「助動詞〈り・たり〉と一表現法―平家物語の〈うれしげに思ひて〉をめぐって」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8 有馬煌史 「平安朝文学における〈給へり〉〈たり〉の拮抗関係について」 『国語学論集2』昭55・1笠間書院 岩井美揮子・佐々木恵弥子・増井庸子 「院政初期における助動詞タリ・リの文体論的考察―今昔物語を中心に」 『大谷女子大国文』10昭55・3 吉池浩 「助動詞〈まし〉の成立その他―けむ・まし・けり・たり・らむ・めり」 『橘女子大研究紀要』8昭56・5 226 たる 太田行蔵 「〈し〉と〈たる〉の世界」 『国語国文』50-11昭56・11 山西正子 「連体形〈タル〉のあらわれ方―中華若木詩抄のばあいを出発点に」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2 227 たらしみよのいかしみよ 句 慶野正次 「祝詞〈足らし御世のいかし御世〉考」 『解釈』19-6昭48・6 227 たりる 足 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 227 たらない 中村通夫 『NHK国語講座現代語の傾向』 昭32・1宝文館 中川浩文 「正しい文法を考える―〈足りない〉と〈足らない〉」 『講座正しい日本語5』昭46・3明治書院 227 たらす 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 227 たりない 中村通夫 『NHK国語講座現代語の傾向』 昭32・1宝文館 中川浩文 「正しい文法を考える―〈足りない〉と〈足らない〉」 『講座正しい日本語5』昭46・3明治書院 227 たるひ 垂氷 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 227 たるむ 弛 遠藤邦基 ⑩ 227 だれ 誰 鎌田広夫 「代名詞〈誰〉の一つの用法について」 『山形県立米沢女短大紀要』9昭49・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 227 たれによりてかはかけとどまらむ 尾崎知光 「源氏物語松風の巻の一節に対する私見―〈たれによりてかはかけとどまらむ〉」 『国文学解釈と教材の研究』13-10昭43・8 227 たれもたれも 木船重昭 「〈たれもたれも〉考―源氏物語解釈ノート」 『解釈』14-10昭43・10 227 たれゆえ たれゆへ 誰故 富田大同 「誰故―上代の疑問詞」 国学院大『国語研究』18昭39・7 227 だれま 間断 進藤咲子 ⑥ 227 たれる・だれる 垂 佐藤武義 「動詞〈垂る〉の活用について」 『文芸研究』45昭38・10 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 遠藤邦基 ⑩ 227 たれかかる・だれかかる 垂掛 遠藤邦基 ⑩ 227 たれこむ・だれこむ 垂込 遠藤邦基 ⑩ 227 タレント 戸塚文子 「〈タレント〉に〈ギャラ〉」 『ラジオコマーシャル』7昭37・4 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 227 だろう 句 「〈だろう〉の二種」 『言語生活』22昭28・7 林大 「〈であろう・だろう〉の表現価値」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 岡村和江 「特集・日本語の助動詞の役割推量(む・らむ・けむ・う・よう・だろう)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 藤岡教登 「文相当の単位を承接するもの〈ダロウ・ヨウダ・ラシイ〉等」 『国語学』86昭46・9 堀口和吉 「助動詞〈ダロウ〉の意味」 『山辺道』24昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 228 たわ 撓 橘正一 「古事記のタワと万葉集のタヲリ」 『国学院雑誌』41-1昭10・1 228 だわ 句 円地文子 「〈ことよ〉と〈だわ〉」 『言語生活』60昭31・9 石川禎紀 「近代女性語の語尾〈てよ・だわ・のよ〉」 『解釈』18-10昭47・9 228 たわし 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 228 たわむ 撓 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 228 たわむれる 戯 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 228 たわる たはる 鎌田広夫 「〈平氏たはれ候ぬ〉の〈たはる〉及び〈たうる〉」 国学院大『国語研究』40昭52・3 228 たん 誕 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 228 だん 談 三上悠紀夫 「〈談〉をめぐりての談」 『鳰』1昭54・1 中山緑朗 「平安古記録の語彙〈酔〉と〈談〉」 『学苑』506昭57・2 228 たんいく 誕育 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 228 たんがく 能田太郎 「タンガクとドンコと―肥後方言考の一節―」 『方言』2-10昭7・10 228 たんかん 単簡 鈴木丹士郎 「〈簡単〉と〈単簡〉と続稿」 『専修大人文科学研究所月報』32・33昭49・2 228 だんぎ 談義 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 228 だんき 暖気 村上雅孝 ⑪ 228 たんけん 探検 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 228 だんご・だんし・だんす 団子 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 228 だんごう 談合 蜂谷清人 ⑩ 228 だんざ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 228 たんざく 短冊 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 228 たんざん 短山 夏井邦男 「短山考―〈ひき―〉から形容詞〈ひきし〉への過程」 『語学文学』12昭49・3 →ひきし・ひくし 228 だんじ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 228 たんじゅう 短銃 天沼寧 「ピストル・拳銃・けん銃・短銃」 『大妻女子大文学部紀要』10昭53・3 228 たんじょう たんじやう 端正 佐藤武義 「今昔物語集における類義語に関する一考察」 『国語学』91昭47・12 佐藤武義 「中世における類義語に関する一考察」 『文芸研究』72昭48・2 小峰和明 「今昔物語集の〈端正〉と〈美麗〉―美的語彙をめぐって」 『日本文学』26-9昭52・9 228 たんじょう たんじやう 誕生 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 228 たんしん 丹心 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 228 だんず 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 228 だんせい 男性 三木康至 「〈男性〉および〈女性〉の本質的意義に関する考察」 『東横学園女子短大紀要』11昭48・2 228 たんぞく 短息 『中世法制史料集3』1・補注 昭40・8岩波書店 228 だんだん 副詞 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、昭55・6角川書店 228 たんたんぼ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 228 だんつむ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 229 たんてき 端的 西田絢子 「端的・トコロデ・サカイ―国語資料としての駿河御譲本江湖風月集抄(1)」 『東京成徳短大紀要』13昭55・4 229 だんな 檀那・旦那 片山晴賢 「仏教語彙の日常語化への変遷過程―檀那の場合」 『駒沢国文』8昭45・10 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 229 たんねんに 丹念 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 229 たんのう 堪能 潁原退蔵 「西鶴と近松との用語の二三について」 『国語国文の研究』32昭4・5 229 だんぱつ 断髪 下野雅昭 ⑩ 229 ダンピング 竹浪聡 「新聞に現われた特色」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 229 だんぶばな 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 229 たんべ 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 229 たんぺ 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 229 たんぽぽ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 山本修之助 「佐渡の方言分布―タンポポ・ネコヤナギ・トンボ・メダカ・ツララについて」 『佐渡』1昭29・8 河原宏 「〈たんぽぽ〉の方言」 『信濃』昭31・7 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 上野勇 「たんぽぽの方言」 『上州路』7-3昭55・3 229 ち 地 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 229 ち 知 中村保男 「類義語・多義語(14)〈感〉と〈知〉の間」 『翻訳の世界』5-1昭55・1 229 ちー 気 中本正智 ⑧ 229 ちいさい 小 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤亮一 「方言の分布〈小さい・細い・細かい〉―語彙体系の地域差」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 229 ちいさな 連体詞 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 229 ちいん 知音 真下三郎 「遊里語研究(4)(5)―やく・知音―」 『近世文芸稿』1314昭43・18 229 ちえのわ 九連還 門脇芳雄 「詰将棋のことば―九連還(ちえのわ)」 『言語』8-7昭54・7 229 ちかい 近 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 229 ちかきたちばなのかおり 宮城文雄 「源氏物語〈ちかきたちはなのかほり…〉の発想―北山谿太氏の読点をめぐって」 『平安文学研究』27昭36・12 229 ちがう 違 鈴木英夫 「連体法としての〈違う〉と〈違った〉―その実態と分析」 『国語と国文学』48-3昭46・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 佐藤宣男  ⑩ 229 ちがいない 句 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 229 ちがういろ 違色 橋本四郎 「どう違うか―〈違う色〉と〈違った色〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 229 ちがえる 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 229 ちがった 鈴木英夫 「連体法としての〈違う〉と〈違った〉―その実態と分析」 『国語と国文学』48-3昭46・3 229 ちかく 知覚 斎藤倫明 ⑨ 229 ちかごろ 近頃 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 229 ちかづく 近付 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 230 ちがひな 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 230 ちかよる 近寄 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 230 ちきょう ちきやう 地形 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 230 ちぎり 血鰤 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 230 ちぎる 契 阿部秋生 「〈ちぎり〉〈ちぎる〉」 仏教文学研究会編『仏教文学研究4』昭41・6法蔵館 230 ―らせたまひけるを 松尾聡 「わからない〈を〉について―〈契らせ給ひけるを〉と〈妹をにくくあらば〉の場合」 『国語展望』32昭47・10 230 ―り 阿部秋生 昭41・6 230 ちぎる 千切 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 岩崎宏子 「特集・類義語の意味論的研究むしる・ちぎる」 『日本語研究』4昭56・12 230 ちく 黒尾正臣 「〈チク〉語源少考」 『国語』4昭39・8 230 ちくさんこうがい 畜産公害 柄沢衛 「畜産公害まもなく解消―公害を表わすことば(5)」 『日本語』19-9昭54・11 230 ちくでん 逐電 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 峰岸明 「中古漢語考証稿(1)〈逐電〉考」 『文学論藻』48昭48・12 230 ちごってー 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 230 ちさ・ちしゃ 智者・持者 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 230 ちじ 知事 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 230 ちしき 知識 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 田島毓堂 ⑩ 230 ちず 地図 加藤憲市 「ことばの象徴性と抽象性―〈地図〉と〈土地〉について」 『教育技術』7-8昭27・10 230 ちせい 知性 進藤咲子 「知性・理性・感性」 『高校通信国語』49昭41・12 230 ちそう 馳走 新村出 「〈馳走〉といふ語の歴史のため」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 国田百合子 ⑩ 230 ちだる 血垂 安藤正次 「〈登陀流〉〈血垂〉考」 『言語と文学』昭5・24=『古典と古語』昭10・6三省堂 小川尚義 「蕃語より見たる〈トダル〉〈チダル〉」 『言語と文学』昭6・7 230 ちち 父 宮良当壮 「〈父〉〈母〉を意味する日本諸方言の音声学的研究」 『音声の研究』7昭26・5 椎野正之 「若松賤子訳『小公子』における父・母の呼称について」 弘前大『文化紀要』8昭49・3 森下喜一 「山形県最上郡における〈父〉〈母〉の呼び名について」 『山形方言』15昭54・2 丸山和香子 「辞書にみる〈父〉と〈母〉の諸相」 『ことば』3昭57・12 230 ちち 知智 新村出 「万葉苑枯葉抄」 『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 230 ―のみ 知智乃実 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 230 ちちうこ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 230 ちちぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 230 ちぢむ 縮 高橋宏幸 「語形の変化と交替について―〈シジム〉から〈チヂム〉へ」 『日本文学論究』31昭46・11 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 230 ちぢまる 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 230 ちぢめる 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 230 ちぢれる 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 230 ちぢらご 蒲生明 「チヂラゴの語源について」 『民間伝承』29-1昭40・4 230 ちっとも 副詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 230 ちてき・ちてきせいかつ 知的・―生活 稲垣文男 「ことばは生きている流行語昭和史(18)知的・知的生活」 『放送文化』33-2昭53・2 230 ちと 副詞 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 231 ちなむ 因 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 231 ちなみに 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 231 ちばん 地盤 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解―」 『仏教史研究』3昭43・11 231 ちふ 助動詞 吉田金彦 『上代助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 231 ちぶく 地― 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 231 ちぶし 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 231 ちまき 粽 柄沢衛 「チマキ考―コトバとモノと」 『日本語』18-7昭53・9 231 ちむ 肝 中本正智 ⑧ 231 ちもと 山内洋一郎 「中世語雑記―おどく・ちもと」 『文教国文学』5昭51・11 231 ちゃ 茶 高松政雄 「〈慣用音〉の一考察―〈茶チャ〉について」 『論集日本文学・日本語3』昭53・6角川書店 渡辺正 「薬と茶」 『日本語』20-2昭55・2 林恵一 「『康煕字典』の〈茶〉について」 『書陵部紀要』32昭56・2 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 231 ―かす 化 宮腰賢 『日本語の探検 動詞に見る日本的発想』 昭55・10PHP研究所 池上秋彦 ⑩ 231 ちゃく 着 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 231 ちゃくとう 着到 竹浪聡 ⑪ 231 ちゃとざ 庵逧巌 「チャトザの意味」 『日本民俗学』98昭50・4 231 ちゃらんぽらん てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 矢島文夫 「文化史とことば(6)ちゃらんぽらん」 『言語』7-6昭53・6 231 ちゃるめら 新村出 『南蛮更紗』 大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 石綿敏雄 「ちゃるめら」 『日本国語大辞典ことばのまど』13昭50・1 231 ちゃわん 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 231 ちゃん 接尾語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 231 ちゃんころまえ 江口文四郎 『新・村のことば』 昭55・1やまがた散歩社 231 ちゃんぱぎく 竹似草 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 231 ちゃんぽ 蒲公英 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 231 ちゅう 中 ウィンター(山崎)良子 「中(ちゅう)と中(じゅう)の使い分けについて」 『立教大学日本文学』30昭48・6 231 ちゅうぐう 中宮 橋本義彦 「中宮の意義と沿革」 『書陵部紀要』22昭45・11 加藤富一 「小特集平安朝文学中宮について―その意義と宮・皇后との関係」 『解釈』27-6昭56・6 231 ちゅうげん 中元 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 231 ぢゅーじ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 231 ちゅうしゅ 中酒 佐藤亨 ⑤ 231 ちゅーちゅー・ちゅんちゅん 真田信治 「標準語の地理的背景〈ちゅんちゅん(雀の鳴き声)〉―〈啾啾〉はチューチューか」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 231 ちゅうちゅうたこ ―蛸 新村出 「ちゅうちゅう蛸考」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 231 ちゅうとう 中東 金山宣夫 「辞書にない意味(7)中東」 『英語教育』27-7昭53・10 231 ちゅうねん 中年 久世善男 『身近な日本語―日常語を再点検しよう』 昭50・3朝日ソノラマ 231 ちょう てう 〓 鈴木治 「轡・〓考」 『天理大学学報』9-1昭32・10 231 ちょう 帳 三木孝 「枕草子語彙覚書―帳か几帳か」 『平安文学研究』20昭32・9 231 ちょう 朝 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 231 ちょう 徴 春日和男 「興福寺本日本霊異記に見える〈徴〉字の訓釈について」 『福田良輔教授退官記念論文集』昭44・10 232 ちょう てふ 蝶 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 小松英雄 「ことばの追跡―蝶・カハヒラコ・テフテフ」 『辞書』昭43 藤原明 「蝶(蛾・蚕・蝙蝠・凧)考―系統論及び方言学的研究」 『国語学会昭和49年秋季大会発表要旨』昭49・11 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 232 ちょうが てふぐわ 蝶臥 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 232 チョーク 工藤真由美 「訳語との競合」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 232 ちょうさする 調査 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 232 ちょうさん てうさん 朝参 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 232 ちょうし 調子 中小路駿逸 「〈しらぶ・しらべ・調子〉小考」 『明石工業高専研究紀要』2昭41・8 232 ちょうじ 輙時 鈴木真喜男 「〈登時〉と〈当時〉と〈輙時〉―讃岐典侍日記のばあい」 『東京学芸大紀要』2-27昭51・2 232 ちょうず 調 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 232 ちょうだい 帳台 真田信治 「越飛国境地帯におけるチョーダイ(寝室)という語について」 『東海学園国語国文』8昭50・9=『地域語への接近―北陸をフィールドとして』昭54・7秋山書店 232 ちょうだい 頂戴 本位田重美 「〈ごらん・ちょうだい〉の文法的取り扱いについて」 『国語文法論への道』昭50・12笠間書院 柳田征司 ⑩ 232 ちょうちん 提燈 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 232 ちょうてい 朝廷 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 232 ちょうど 調度 三上悠紀夫 「〈調度〉〈具足〉〈道具〉」 福井大『国語国文学』21昭54・2 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 232 ちょうど 丁度 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 232 ちょうぶく てうぶく 調伏 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 232 ちょうへい 徴兵 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 232 ちょうほう てうはう 調法 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 232 ちょうろう てうろう 調弄・嘲弄 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 232 ―ず 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 232 ちょくやく 直訳 「直訳・意訳の語源」 『言語生活』197昭43・2 232 ちょこちょこむし 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 232 ちょちょら 藤井乙男 「天明の通言」 『国語国文』2-7昭7・7 232 ちょっかん 勅勘 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 232 ちょっこう 直行 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 232 ちょっと 一寸 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 232 チョモランマ 「ことばの百科〈チョモランマ〉と〈エベレスト〉―地名の異称」 『放送文化』35-3昭55・3 232 ちょる 藤原与一 「チョルことば」 『国語国文』13-9昭18・9 野村耕造 「中国・四国地方に於ける方言の既然態―〈チョル〉の分布領域について」 『東北地理』32-2昭55・4 232 ちょろまかす 蜂谷清人 ⑩ 232 ちらす 散 松尾聡 「〈散らす〉と〈咲かす〉となど」 『国語展望』33昭48・4 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 232 ちらばる 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 232 ちらまく 吉田金彦 「万葉のことばと文学(16)〈思はく〉〈散らまく〉〈惜しけく〉」 『短歌研究』35-1昭53・1 232 ちりとまがふ・ちりのまがひ 散紛 田島光平 「〈ちりのまがひ〉と〈ちりとまがふ〉―古今集私註」 『解釈』4-910昭33・10=『語法の論理』昭57・3笠間書院 232 ―に 橘正一 「〈散りとまがふに〉と〈散りのまがひに〉」 『国語と国文学』11-10昭9・10 233 ちりょう 治療 佐藤亨 「近世の漢語についての一考察―〈療治〉〈治療〉をめぐっって」 『国語学』106昭51・9=『近世語彙の歴史的研究』昭55・10桜楓社 233 ちん 狆 新村出 「犬三題」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 233 ちん 賃 「ことばの相談室代・賃・費・料のつかいわけ」 『言語生活』282昭50・3 233 ちん 朕 渡辺友左 ② 233 ちんぎり 柳田国男 『小さき声』 昭17・11三国書房=『定本柳田国男集20』昭37・8 233 ちんころ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 233 ちんこん 鎮魂 藤野岩友 「〈鎮魂〉の語義とその出典と」 『国学院雑誌』69-11昭43・11 233 ちんちのこま 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 233 ちんちんでんしゃ ―電車 林大 「ちんちんでんしゃのこと」 『言語生活』367昭57・7 233 ちんぷんかんぷん てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 233 ちんほう ちんはう 陳法 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 233 ちんぼこ てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 233 ちんもく 沈黙 尾崎雄二郎 「〈沈黙〉の語学」 『言語生活』215昭44・8 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 233 つ 助詞 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 中川浩文 「助詞〈の〉〈が〉〈つ〉の原初的性格について」 『女子大国文』10昭33・10 塚原鉄雄・塚原幸子 「連体格を構成する助詞二つ」 『万葉』30昭34・1 佐伯梅友 「格助詞が・の・つ」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 233 つ 助動詞 安田喜代門 「国語法上の諸問題〈つ〉の研究」 『国学院雑誌』30・5大13・5 小林好日 『国語学の諸問題』 昭16・8岩波書店 高辻義胤 「完了意識の断続とその形態」 『愛媛国文研究』3昭29・3 伊藤慎吾 「助動詞ツ・ヌの特殊な用例の研究―有り・侍り・給ふなどに接続する用例について」 『滋賀大学学芸学部紀要』4昭29・12 中西宇一 「発生と完了―〈ぬ〉と〈つ〉」 『国語国文』26-8昭32・8 中西宇一 「いわゆる完了の助動詞―〈つ〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 長船省吾 「助動詞〈つ〉と〈ぬ〉―アスペクトの観点から」 『国語国文』28-12昭34・12=『論集日本語研究7』昭54・2有精堂 伊藤慎吾 「源氏物語に見える助動詞ツ・ヌの用例(上)」 『武庫川女子大学紀要』10昭37 村井董直 「〈つ・ぬ〉下接の助動詞について」 『国文学攷』28昭37・7 伊藤慎吾 「源氏物語に見える助動詞ツ・ヌの用例(中)」 『武庫川女子大学紀要』11昭38 山崎良幸 「過去の助動詞」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 宮田和一郎 「語法的にみた助動詞〈つ〉〈ぬ〉(上・下)」 『国文学解釈と教材の研究』8-1415昭38・1112 伊藤慎吾 「源氏物語に見える助動詞ツ・ヌの用例(下)」 『武庫川女子大学紀要』12昭39 大坪併治 「過去(回想)・完了の助動詞」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 木下正俊 「助動詞〈ツ〉と〈ヌ〉の区別は何とみるべきか」 『国文学解釈と鑑賞』29-11昭39・10 伊藤慎吾 「助動詞ツ・ヌ・タリ・リの関連について(上)」 『武庫川女子大学紀要』13昭41・3 小路一光 「いわゆる完了の助動詞〈つ〉〈ぬ〉の意義用法―万葉集の用例よりみて」 『国文学研究』33昭41・3 井手至 「古代日本語動詞の意味類型と助動詞ツ・ヌの使いわけ」 『国語国文』35-5昭41・5 川上徳明 「助動詞〈つ・ぬ〉の確述的用法について研究発表要旨」 『国語学』66昭41・9 種友明 「助動詞〈つ〉と〈ぬ〉」 『和洋国文研究』4昭41・10 伊藤慎吾 「助動詞ツ・ヌ・タリ・リの関連について(下)」 『武庫川女子大学紀要』14昭42・3 竹内美智子 「特集・日本語の助動詞の役割完了と存続〈つ・ぬ・り・たり〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 小路一光 「平家物語における助動詞〈ツ・ヌ〉の意味・用法」 『軍記物語とその周辺佐々木八郎博士古稀記念論文集』昭44・3早稲田大学出版部 中川浩文 「〈つ〉の消長をめぐって」 『月刊文法』1-13昭44・10 梶原滉太郎 「中世説話における助動詞〈つ〉と〈ぬ〉について」 『国語学研究』9昭44・10 鈴木丹士郎 「〈つ〉と〈ぬ〉のつき方」 『月刊文法』3-2昭45・12 森野宗明 「〈つ〉と〈ぬ〉の相違」 『月刊文法』3-2昭45・12 北原保雄 「古典語における〈時〉の表現」 『東書高校通信国語』94昭46・2 伊藤慎吾 「同じ動詞につく助動詞ツ・ヌについて」 『武庫川女子大学紀要』19昭47・10 飛田良文 「完了の助動詞」 『品詞別日本文法講座8』昭47・12明治書院 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 川上徳明 「助動詞〈つ〉〈ぬ〉の確述的用法」 『王朝』6昭48・4 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 岡本勲 「『金色夜叉』の文語〈ぬ〉と〈つ〉をめぐって」 『中京大文学部紀要』10-3昭51・1 岡本勲 「鏡花の文語に於ける〈ぬ〉と〈つ〉」 『中京大文学部紀要』11-1昭51・4 桑田明 「〈ぬ〉〈つ〉の意味」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 伊藤慎吾 『源氏物語の助動詞完了態用例の新研究上』 昭53・10風間書房 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 岡本勲 『明治諸作家の文体』 昭55・9笠間書院 滋野雅民 「今昔物語集における〈ツ〉〈ヌ〉ともにつく動詞」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 桑田明 「〈ぬ〉〈つ〉三考」 『就実語文』2昭56・11 桑田明 「〈ぬ〉〈つ〉四考・〈き〉〈けり〉再考」 『就実語文』3昭57・11 233 …つ…つ 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 234 つ 助数詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 234 つい 対 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 234 つい 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 234 ついいる ついゐる 突居 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 234 ついしかげ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 234 ついたち 朔日 東野治之 「天智紀にみえる〈月生〉の語について」 『万葉』81昭48・6 安田尚道 「和数詞による暦日表現と〈ついたち〉の語源」 『国語と国文学』51-2昭49・2 234 ついで 接続詞 後藤和彦 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈ついで〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 234 ―に 副詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 234 ついては 接続詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 234 ついに 副詞 井手至 「副詞ツヒニの変遷と展開」 『人文研究』11-7昭35・7 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 234 ―は 井手至 「副詞ツヒニの変遷と展開」 『人文研究』11-7昭35・7 234 ついほう 追放 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 234 ついまつ 続松・松明 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 234 ついやす 費 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 234 ついり 入梅 長尾勇 「堕栗花考」 日大『語文』44昭53・3 234 つう 通 大橋紀子 「粋と意気との関係(3)」 『学苑』421昭50・1 大橋紀子 「近世後期歌舞伎脚本の語彙」 『学苑』433昭51・1 大橋紀子 「近世の美意識語彙」 『近代語研究』6昭55・5武蔵野書院 吉田秀三 ⑩ 235 つうじ 通事 土井忠生 「〈通事〉の語に就いて」 『国文学攷』3-2昭12 235 つうじる・つうずる 通 中田祝夫 「〈通ずる〉〈命ずる〉と〈有する〉〈拝する〉」 『国語展望』24昭45・2 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 235 つうぞく 通俗 進藤咲子 「〈普通〉と〈通俗〉」 『近代語研究』6昭55・5=『明治時代語の研究』昭56・11明治書院 235 つうたつ 通達 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜風社 235 つうろ 通路 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 235 つか 塚 増島一男 「日本霊異記にあらわれた〈塚〉(皮比也)とは何か」 『解釈』3-6昭32・6 235 つかう 使 茨木のり子 『言の葉さやげ』 昭50・11花神社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 235 つかわるる つかはるる 真鍋次郎 「〈使はるる〉考」 『解釈』15-7昭44・7 235 つがのき 栂木 松田芳昭 「万葉集〈ツガの木〉をめぐって」 『国文学攷』81昭54・3 235 つかまえる 捕 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 235 つがまつ 栂松 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 235 つかまつる 仕 穐田定樹 「〈致す〉〈仕る〉の交渉」 『国語国文』29-4昭35・4 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 小杉商一 「〈奉る〉〈仕る〉の音便形」 国学院大『国語研究』28昭44・5 235 つかむ 掴 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 花田二徳 「球を〈とる〉と〈つかむ〉」 『日本語』22-8昭57・10 235 つかれる 疲 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 土川正男 「つかれた・そうだろうの長野県方言」 『松本平の話』昭32松本史談会 235 つかわす つかはす 遣 穐田定樹 「敬語の場面的転成とその変遷」 『国語国文』24-6昭30・6 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 杉崎一雄 「〈たまふ〉〈のたまふ〉〈つかはす〉の諸相」 『国語研究』17昭38・12 杉崎一雄 「〈つかはす〉の敬語性とその一用法」 『共立女子短大(文科)紀要』20昭52・2 三保忠夫 「古文書における〈差(さす)〉と〈遣(つかはす)〉について」 『国文学攷』86昭55・6 235 つき 月 長瀬治 「月の異名考(1)(2)」 『ことば』1-12昭43・59 新村出 『語源をさぐる1』 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 筧泰彦 「〈月名〉語源考」 『日本及日本人』1533昭51・1 235 ―あかし 明 西丸光子 「〈月おもしろし〉から〈月あかし〉へ」 『文学語学』51昭44・3 235 ―おもしろし 西丸光子 「〈月おもしろし〉から〈月あかし〉へ」 『文学語学』51昭44・3 235 ―さびよ 復本一郎 「〈月さびよ〉考」 『解釈』18-6昭47・6 235 ―たつ 立 竹村義一 「源氏物語〈月立つ〉考―古代人の時間意識に関連して」 『甲南女大研究紀要』10昭49・3 235 ―のあるじ 湯之上早苗 「〈月のあるじ〉雑稿」 『文教国文学』2昭49・11 235 ―やあらぬ 徳田政信 「伊勢物語〈月やあらぬ〉考(上)」 『中京大学文学部紀要』8-2昭48・11 今井直 「〈月やあらぬ〉考」 『宇部国文研究』8昭52・3 235 つぎ 次 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 235 つぎうた 続歌 伊地知鉄男 「探題(さぐりだい)と続歌(つぎうた)と」 『日本国語大辞典ことばのまど』11昭49・11 235 つきかげ 月影 宮田和一郎 「更級日記難義考」 『国語学』19昭29・12 235 つきす 尽 青木伶子 「〈動詞連用形+ス〉形式の語について」 共立女子短大『紀要』4昭35・12 235 ―(せ)ぬおとにや 句 増淵恒吉 「〈尽きせぬ音にや〉考」 『専修大人文科学研究所月報』27昭47・11 235 つぎつぎ 次次・継継 副詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 236 つぎつぎぐさ 継々草 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 236 つきづきし 形容詞 北山谿太 「〈つきづきし〉〈かなし〉などについて―徒然草疑義一束」 『国文学解釈と鑑賞』19-3昭29・3 236 つぎてくる 次来 真鍋次郎 「〈次来〉考」 『美夫君志』19昭50・7 236 つぎな 継菜 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 236 つぎのこ 続子 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 236 つきばな 洟 田中重太郎 「枕草子〈こはぎ〉〈ばいしらがふ〉〈つきばな〉攷」 『国語国文』12-3昭17・3 236 つきひ 月日 『日本語の歴史3』 昭39・4平凡社 佐藤美知子 「万葉集における用字法について」 『大谷女子大学紀要』2昭43・4 浅野信 「国語〈月日〉の言語・文学的意味 奥の細道の〈月日〉をめぐって」 『国学院雑誌』82-12昭56・12 236 つぎまつ 継松・杉菜 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 236 つきゆきはな 月雪花 宮地敦子 「〈つきゆきはな〉の成立―並列名詞における構成順序」 『国語国文』44-1昭50・1=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院→せつげっか 236 つきよさし 月夜 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 236 つく 木菟・梟 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 236 つく 着・付 吉原至誠 「〈行〉と〈着〉の違いについて」 『日本談義』復刊58昭30・9 姫野昌子 「複合動詞〈~つく〉と〈~つける〉」 『日本語学校論集』2昭50・2 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 蜂矢真郷 「動詞ツクをめぐる語群」 『親和国文』12昭53・1 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 木川行央 「おす・おさえる・つく」 『日本語研究』2昭54・7 大鹿薫久 「語の多義性について」 大阪大『語文』昭54・10 杉本武 「およぶ・達する・つく(着)・とどく」 『日本語研究』3昭55・10 236 づく 接尾語 東辻保和 「接尾辞〈ばむ〉〈づく〉の意味」 『高知大国文』10昭54・12 236 つくし 土筆 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 橘正一 「土筆の童謡と方言」 『国語教育』19-3昭9・3 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 236 つくつく 土筆 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 236 ―し 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 236 ―ぼうし 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 236 つくづく 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 236 つくばい 蹲 桑田忠親 「〈つくばい〉と〈にじり口〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』7昭49・1 236 つくばる 蹲 下野雅昭 ⑩ 236 つくる 作・造 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 島田勇雄 ① 236 つけぎ 付木 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 236 つけどみ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 236 つげのき 拓木 上村六郎 「柘の木考」 『奈良文化』24昭8・6 236 つける 付 姫野昌子 「複合動詞〈~つく〉と〈~つける〉」 『日本語学校論集』2昭50・2 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 237 つける 漬 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 237 つこうまつる つかうまつる 仕 和田利政 「源氏物語の〈仕うまつる〉」 『国学院雑誌』61-7昭35・7 237 っし 助動詞 小島俊夫 「滑稽本・人情本の〈さッし・ッし〉」 『国語と国文学』49-12昭47・12 237 つしだま 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 237 つじわざ 辻業 柳田国男 「児童語彙解説」 『定本柳田国男集29』昭39・5 237 つたう 伝 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 西牧みやま 「たどる・つたう・つたわる・なぞる」 『日本語研究』3昭55・10 237 つたえる 伝 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 237 つたなし 拙 樋口元男 「芭蕉における〈拙し〉をめぐりての一考察」 『試論』16昭45・5 237 ったら 森重敏 「〈て・って〉〈てば・ってば〉〈たら・ったら〉について」 『国語国文』23-11昭29・11=『日本文法の諸問題』昭46・10笠間書院 237 つたわる 伝 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 西牧みやま 「たどる・つたう・つたわる・なぞる」 『日本語研究』3昭55・10 237 つちくも 前島春三 「〈とこよのくに〉〈さくなたり〉〈はちまん〉〈つちくも〉等の言葉について」 『国文学』8-12昭6・12 237 つちころび 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 237 つちのこ 槌子 武藤暁生 「ツチノコ考」 『野生』6昭56・9 237 っちゃい 井上史雄 「新方言〈~ッチャイ〉の普及過程」 『山形方言』16昭55・3 237 つつ 接続助詞 塚原鉄雄 「接続助詞」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 菅野宏 「古代語助詞〈つつ〉の周辺」 『福島大学芸学部論集』11-2昭35・3 山崎良幸 「助詞〈つつ〉の表現性について」 『解釈』12-8昭41・8 吉田金彦 「接続助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 所谷幸子 「源氏物語における〈つつ〉についての一考察」 『高知女子大国文』3昭42・8 森重敏 「古代和歌における〈つつ〉の展相」 『国語国文』36-12昭42・12 浜谷紘子 「平家物語における〈つつ〉」 『国文学雑誌』4昭43・8 大岩正仲 「〈つつ〉の意味」 『月刊文法』2-2昭44・12 吉田金彦 「接続助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 山口明穂 「中世文語における〈つつ〉についての問題―意味認識の過程」 『国文白百合』3昭47・3 高瀬正一 「本居宣長の〈つつ〉理解について―文末の用法を中心に」 『愛知教育大研究報告人文』3昭48・3 山口明穂 『中世国語における文語の研究』 昭51・8明治書院 山口堯二 「〈て〉〈つつ〉〈ながら〉考」 『国語国文』49-3昭55・3 高瀬正一 「本居宣長における〈つつ〉の理解をめぐって」 『国語国文学報』37昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 山口堯二 『古代接続法の研究』 昭55・12明治書院 高瀬正一 「本居宣長〈つつ〉理解追考」 『国語国文学報』38昭56・3 中溝京子 「芭蕉の〈つつ〉」 『大阪俳文学研究会会報』15昭56・9 237 つづ 十・十九 安田尚道 「数詞〈つづ〉の意味と語源」 『青山語文』6昭51・3 237 つついつの 筒井 岡田荘之輔 「古語と方言―〈筒井つの〉(伊勢)の解(研究発表要旨)」 『国語学』76昭44・3 237 つづき 続 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究」 『仏教史研究』3昭43・11 237 つつく 突 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 237 つづく 続 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 237 つづける 続 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 238 つつじ 躑躅 小林存 「ヒツジ(羊)とツツジ(躑躅)」 『方言』8-2昭13・5 238 つつまし 慎 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 238 つづまやか 約 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 238 つづみぐさ 鼓草 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 238 つつみじひら 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 238 つつむ 包 橋本四郎 「つつむ」 『万葉』85昭49・9 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 服部貴義 「つつむ・くるむ・くるめる」 『日本語研究』3昭55・10 石井竜治 「つつむ・おおう」 『日本語研究』4昭56・12 238 つつめく 囁 小島憲之 「霊異記〈当頭〉考続貂」 『万葉』69昭43・10 238 つつもたせ 美人局 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 238 って 森重敏 「〈て・って〉〈てば・ってば〉〈たら・ったら〉について」 『国語国文』23-11昭29・11=『日本文法の諸問題』昭46・10笠間書院 三浦昭 「〈と〉と〈って〉」 『日本語教育』24昭49・8 238 ―ば 森重敏 「〈て・って〉〈てば・ってば〉〈たら・ったら〉について」 『国語国文』23-11昭29・11=『日本文法の諸問題』昭46・10笠間書院 238 つと 副詞 高野文 「〈つと〉の用字としての〈土毛〉について」 日大『語文』33昭45・5 山口仲美 「王朝文学における〈つと〉の意味」 『日本古典文学会会報』90昭57・2 238 つとくずし 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 238 つとに 副詞 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 238 つとへび 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 238 つとまる 勤 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 238 つとめ 勤 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 「児童の社会的な用語についての調査研究」 新潟教育センター『研究集録』1昭43・3 238 つとめる 勤 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 238 つながる 繋 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 238 つなぐ 繋 亀井孝 「〈つなぐ〉考―意味論的考察のこころみ」 『国語国文』18-6昭24・11 吉川泰雄 「〈つなぐ〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 夏井邦男 「〈認ぐ〉と〈繋ぐ〉―忘れられた和語」 北海道教育大『人文論究』35昭50・3 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 238 つなげる 繋 吉川泰雄 「〈つなぐ〉と〈つなげる〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 238 つなし 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 238 つぬが 角鹿 青木紀元 「角鹿・気比」 『福井大学国語国文学』21昭54・2 238 つね 常 小野沢恭子 「万葉集におけるトコ(常)とツネ(常)の違い」 『常葉国文』1昭51・7 238 ―なし 無 鈴木則郎 ⑪ 238 ―なさ 無 鈴木則郎 ⑪ 238 ―をなみこそ 無 佐伯梅友 「常を無みこそ」 『古文研究』1昭36・9 238 つねに 常 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 238 つのさわう つのさはふ 角障経 松田好夫 「万葉集の枕詞二三―味沢相・角障経・百伝」 愛知学芸大『国語国文学報』10昭34・11 井手至 「ツノサハフ・シナテル・シナタツ―枕詞の解釈をめぐって」 『万葉』39昭36・5 赤羽学 「枕詞〈つのさはふ〉の背景」 『岡山大文学部紀要文学』2昭56・12 238 つのしまの 角島 室田浩然 「〈角島の迫門の稚海藻〉(上)」 『解釈』17-1昭46・1 238 つのだし 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 239 つば・つばき 唾 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 佐藤亨 「〈唾〉の語史―言語地理学資料との対比(研究発表要旨)」 『国語学』81昭45・6 今西浩子 「〈唾〉考」 『昭和学院短大紀要』13昭52・3 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 佐藤亨 ⑩ 239 つわ 唾 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 佐藤亨 ⑩ 239 っぱい 新山茂樹 「形容詞の接尾語〈…っぽい・…っぱい〉の生成」 国学院大『国語研究』10昭35・8 239 つばさなす 鳥翔成 小関清明 「〈つばさなす〉考―憶良の歌一首の訓と解釈」 高知大『国語教育』22昭50・1 大久保広行 「初期憶良の方法〈鳥翔成〉の訓をめぐって」 『言語と文芸』81昭50・10 239 つばな 茅花 中平解 「言葉の教室(52)(53)―ツバナ方言覚書」 『民間伝承』29-4、30-1昭40・7、41・3 239 つばひらか 詳・審 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 239 つばみ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 239 つばめ 燕 杉山正世 「愛媛県における燕と蟷螂の異称」 『いよのことば』昭6・12 秋葉直樹 「飛ばない〈つばめ〉―二葉亭四迷『浮雲』の一語彙をめぐっての随想」 『野州国文学』4昭44・12 広戸惇 ⑩ 239 つび 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 239 つぶ 粒 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 239 つぶからし 柳田国男 「食料名彙」 昭39・5『定本柳田国男集29』昭39・5 239 つぶさに 具・悉 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 239 つぶす 潰 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 239 つぶつぶと 粒粒 松尾聡 「中古語〈つぶつぶと〉の語意」 『国語展望』41昭50・11 239 つぶら 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 239 つぶり・つむり 蝸牛 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 佐藤亮一 「方言の分布〈かたつむり(蝸牛)〉―周圏論の記念碑」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 239 つぶれる 潰 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 239 つぶろ 螺 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 239 つべし 橋本研一 「〈つべし〉と〈べし〉の原義」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂 239 つぼ 坪・壺 広戸惇 ⑩ 239 ―っぽい 接尾語 新山茂樹 「形容詞の接尾語〈…っぽい・…っぱい〉の生成」 国学院大『国語研究』10昭35・8 「ことば百科〈…っぽい〉〈…みたい〉―ぼかし語尾表現のはんらん」 『放送文化』37-3昭57・3 239 つま 妻 瀬古確 「紫の匂へる妹―〈妹〉と〈妻〉との対応について」 『玉藻』1昭41・3 西谷元夫 「万葉集における〈妹〉と〈妻〉」 『立正大学国語国文』8昭46・11 239 つまだつ 爪立 小林芳規・松本光隆 ③ 239 つまととも 大野晋 『日本語の世界』 昭51・10朝日新聞社 239 つまびらか 詳・審 →つばひらか 239 つまべに 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 239 つままつ 嶋待 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 239 つまむ 撮・摘・抓 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 239 つまめ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 240 つまらない 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 240 つまり 詰 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 240 つみ 罪 岡野道夫 「源氏物語の罪について―特に柏木の場合をめぐって」 日大『語文』33昭45・5 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 佐藤喜代治 ② 240 つみかさねる 積重 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 240 つみのこし 積残 「ことば百科〈積み残し〉〈落ちこぼれ〉―嫌われる言葉」 『放送文化』33-9昭53・9 240 つむ 積 柴田武編 『ことばの意味1・2』 昭51・9、54・6平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田稔 「特集・類義語の意味論的研究かさねる・つむ」 『日本語研究』2昭54・7 240 つむじ 旋毛 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 240 つむじかぜ 旋毛風 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 真田信治 「標準語の地理的背景〈つむじ風〉―現象の有無」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 240 つめ 爪 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 240 つめしょうぎ 詰将棋 門脇芳雄 「詰将棋のことば―詰将棋」 『言語』8-6昭54・6 240 つめたい 冷 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 240 つめにいづ 出爪 伊丹末雄 「古事記序〈出爪〉の訓」 『国文学解釈と教材の研究』5-10昭35・8 240 つもり 積 佐田智明 「〈はず〉と〈つもり〉」 『北九州大文学部紀要』10昭49・2 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 240 つや 艶 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 240 つゆ 露 武智雅一 「露霜考」 『万葉』7昭28・4 田島麗子 「〈露〉と〈ほたる〉素材史研究」 『国語国文研究と教育』1昭58・1 根本順吉 「気象の言葉―〈つゆ〉と〈しぐれ〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』4昭48・7 山本恵 「古典和歌における〈つゆ〉の種々相」 『文教国文学』3昭50・7 240 つゆ 梅雨 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 本堂寛 「特集・気象のことば〈梅雨〉と〈夕立〉を言語地図でみる」 『言語生活』275昭49・8 柴田武 『方言の世界』 昭53・1平凡社 長尾勇 「堕栗花考―ツイリの語史と分布」 日大『語文』44昭53・3 真田信治 「標準語の地理的背景〈梅雨〉―入梅の意味」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 徳川宗賢 「〈梅雨〉方言の全国分布―梅雨と集中豪雨」 『地理』24-6昭54・6 斎賀秀夫・佐藤亮一編 『学研版日本方言地図2』 昭55・4学習研究社 240 つゆおもし 露重 小島憲之 「〈露重し〉考」 『万葉』56昭40・7 240 つゆくさ 露草 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 240 つゆしも 露霜 武智雅一 「露霜攷」 『万葉』7昭28・4 粂川定一 「露霜私考」 『国語国文』27-610昭33・610 『日本語の歴史3』 昭39・4平凡社 橋本四郎 ③ 240 つよい 強 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 240 つら 山内克彦 「ズラ・ラ・ツラ」 『言語生活』68昭32・5 240 つら 面 塚原鉄雄 「王朝語としてのつら―古典解釈のために」 『日本文学研究』昭25・1 小林隆 「〈顔〉の語史」 『国語学』132昭58・3 240 つらあらわず つらあらはず 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 240 つらい・つらし 辛 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 蜂谷清人 ⑤ 241 ―づらい 辛 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 241 つらく 都良久 安藤正次 「〈都良久〉〈去良久〉などについての考」 『日本文学論纂』昭7・6明治書院 安藤正次 『古典と古語』 昭10・6三省堂 241 つらつら 倩 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 241 つらのかわ 面皮 山田忠雄 「宝誌和尚が面の皮」 『文学』35-11昭42・11 241 つらら 氷柱 磯貝勇 「広島県のツララ方言」 『方言』4-3昭9・3 田中正行 「熊本県に於ける氷・氷柱・旋風の方言分布」 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 矢作春樹 『山形県方言地図―つらら(氷柱)』 昭27・3~10調査 矢作春樹 「永柱方言ノオト」 『山形方言』1昭28・7 山本修之助 「佐渡の方言分布―タンポポ・ネコヤナギ・トンボ・メダカ・ツララについて」 『佐渡』1昭29・8 永江秀雄 「福井県の〈つらら〉方言」 『若越郷土研究』5-6昭35・11 河原宏 「こおり・つらら・しもばしらの方言」 『信濃』18-7昭41・7 金沢直人・柴田栄八郎・三津山柾江・青砥順子・森島稔 「茨城県の氷柱方言の分布」 『茨城の民俗』5昭42・2 西島宏 「長崎県の方言分布相について―ビードロ・氷柱・頭・肩車」 『長崎大学教育学部人文科学研究年報』18昭44・3 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 徳川宗賢 「文献国語史と方言〈つらら(氷柱)〉―物類称呼との比較」 『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 斎賀秀夫・佐藤亮一編 『方言指導掛図新指導要領準拠』 昭55・4三教社 加藤和夫 「周圏分布と方言周圏論―分布に探る〈つらら〉方言の音韻・変化・過程」 『福井大国語国文学』23昭57・8 241 つる 弦・絃 亀井孝 「〈ツル〉と〈イト〉―日本語の系統の問題を考える上の参考として」 『国語学』16昭29・3=『亀井孝論文集2日本語系統論のみち』昭48吉川弘文館 村山七郎 「亀井孝『〈ツル〉と〈イト〉』を読みて」 『国語学』20昭30・3 241 つる 鶴 『日本語の歴史2』 昭38・12平凡社 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 佐藤宣男 ④ 241 つる・つるす 釣・吊 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 241 つるぎ 劔 松村任三 「言語の上より見たる鏡と劔」 『東亜の光』5-3 土屋尚 「劔・鞘名義考」 『国学院雑誌』60-4昭34・4 241 つるくしだいこ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 241 つるはぎ 鶴脛 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 241 つるべ 釣瓶 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 241 ―おとし 落 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 241 つれ 連 坂詰力治 ⑪ 241 つれづれ 徒然 島津久基 『国語と国文学』3-7大15・7 野村宗朔 「つれ〓草のつれ〓」 『国語解釈』2-3昭12・3 清水文雄 「古典語ノート〈語る〉から〈語らふ〉へ―〈つれづれ〉の源流」 『国語教育研究』4~6昭37・8~12 富山奏 「徒然草における〈つれづれ〉の意義」 『国文学解釈と教材の研究』7-11昭37・9 清水文雄 「古典語ノート(5)〈つれづれ〉の源流」 『国語教育研究』9昭39・11 并手恒雄 「〈つれづれ〉の意味」 『文芸と思想』27昭40・3 新妻順子 「和泉式部日記の心情表現―〈はかなし〉〈あはれ〉〈つれづれ〉の意識について」 『日本文学ノート』1昭40・12 大塚智 「つれづれ草序段の一考察―兼好的〈つれづれ〉試論」 『文芸研究』55昭42・2 井手恒雄 「〈つれづれ〉の誤解(福岡女子文学会公開講演)」 『香椎潟』13昭42・8 浜千代清 「〈つれづれ〉の原義」 『女子大国文』47昭42・10 板橋隆司 「語彙から見た蜻蛉日記―〈つれづれ〉について」 『野州国文学』2昭43・10 橋本真理子 「源氏物語における〈つれづれ〉についての序説」 『平安朝文学研究』2-7昭44・6 藤田加代 「〈つれづれ〉考」 『高知女子大国文』5昭44・8 橋本真理子 「源氏物語における〈つれづれ〉についての試論」 『平安朝文学研究』2-8昭44・12 池たみ 「徒然草における〈つれづれ〉について」 『高知大国文』1昭45・7 甲斐好枝 「和泉式部日記試論―〈はかなし〉〈つれづれ〉から見た」 『高知大国文』2昭46・8 甲斐正恵 「和泉式部・兼好の〈つれづれ〉」 『解釈』18-1昭47・1 菅原真静 「つれづれ草における〈つれづれ〉の境地」 『日本文学』21-7昭47・7 大橋信江 「和泉式部とその文学―和泉式部日記における〈つれづれ〉について」 『米沢国語国文』1昭49・9 下房俊一 「〈つれづれ〉考―徒然草序文の解釈をめぐって」 『国語国文』46-12昭52・12 茂呂智香子 「和泉式部日記について―心情表現〈つれづれ・はかなし〉をめぐって」 『昭和学院国語国文』12昭54・3 井手至 「古代におけるツレヅレト・ツレヅレニ」 『人文研究』10-8昭34・8 241 ―に 井手至 「古代におけるツレヅレト・ツレヅレニ」 『人文研究』10-8昭34・8 241 ―ぐさ 草 小川要一 「つれづれ草名称寸考」 『解釈』12-8昭41・8 242 つれなし 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 松本猛彦 「源氏物語における〈つれなし〉の諸相(上)(下)」 高知日文研『日本文学研究』1112昭48・12、50・12 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 242 つれなきひと ―人 早坂礼吾 「〈つれなき人〉考―源氏物語の批評的精神」 『専修国文』16昭49・10 242 つろう 助動詞 篠崎久躬 「助動詞〈つろう〉―その方言化に就いて」 『解釈』6-5昭35・5 242 つんぐ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 242 つんざく 擘 築島裕 「ツンザクとヒッサグとの語源について」 『国語学』54昭38・9 242 て 手 秦恒平 「手の思索(11)(12)」 『技術と人間』4-23昭50・23 島田千寿子 「〈手〉の意味分析」 『福岡教育大国語国文学会誌』19昭52・12 242 ―におえぬ 負 照井寛子 ⑪ 242 ―もすまに 吉田金彦 「万葉のことばと文学(6)」 『短歌研究』34-2昭52・2 242 ―をよる 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 242 て 助詞 今泉忠義 「平安朝語法二三」 『国学院雑誌』44-1昭13・1 島田勇雄 「大阪方言に於ける〈て〉の所属品詞について」 『国語学論集』昭19・10岩波書店 森重敏 「句格・言・第二係結―上代の辞〈と・て〉」 『国語国文』19-1昭25・9 松村英一 「助詞〈て〉の使用に就いて」 『国民文学』40-7昭27・7 宮田和一郎 「〈にて侍り〉助詞〈て〉」 『平安文学研究』12昭28・12 森重敏 「〈て・って〉〈てば・ってば〉〈たら・ったら〉について」 『国語国文』23-11昭29・11 高羽四郎 「助詞〈て〉の用法―俳諧の用例に拠って」 『静岡女短大紀要』2昭31・12 鎌田良二 「尊敬表現としての〈て〉〈に〉」 『甲南女子短期大学論叢』2昭32・3 塚原鉄雄 「接続助詞」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 土井忠生 「格助詞」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 鎌田良二 「〈て〉〈に〉の一用法」 『国文学研究会報』16昭33・4 此島正年 「接続助詞〈て〉と〈して〉」 『国学院雑誌』59-1011昭33・11 宮本三郎 「芭蕉における接続詞〈て〉の用法」 『共立女子短大紀要』3昭34・12 橋本研一 「源氏物語における〈て〉の一用法をめぐって(1)」 『国学院雑誌』61-7昭35・7 鎌田良二 「尊敬表現〈て〉について」 『文学・語学』25昭37・9 池尾スミ 「どう違うか―テのいろいろ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 原田武雄 「〈た〉と〈て〉と〈テンス?〉」 『言語と文芸』8-4昭41・7 山崎良幸 「表現における助詞の機能」 『表現研究』4昭41・8 斯林不二彦 「元禄二年頃の芭蕉の作品を支えるもの」 『国文学攷』41昭41・11 倉持保男 「格助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 奥村三雄 「接続助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 佐藤武義 「漢文訓読語の国語の文章に対する影響―〈クシテ〉と〈クテ〉との比較を中心に」 『国語学』68昭42・3 佐藤虎男 「伊賀方言文末詞〈テ〉(シテ)とその複合形」 『方言研究年報』10昭42・9 渡辺英二 「〈て〉の一用法―体言に上接する〈て〉」 『国語国文研究』39昭43・2 長野照子 「〈て〉と〈に〉の或る近付き」 『梅花女子大学文学部紀要』5昭43・12 根岸正純 「接続助詞〈て(で)〉の用法の文体論的考察」 『岐阜大学教養部研究報告』4昭44・3 浜森太郎 「芭蕉発句の〈て〉の使用意図について」 『国文学研究会報』32昭45・4 吉田金彦 「接続助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 後藤和彦 「終助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 浅岡純郎 「接続助詞〈て〉から見た短歌の文体的変遷に関する一考察」 『都大論究』9昭46・1 森重敏 『日本文法の諸問題』 昭46・10笠間書院 森田良行 「日本語の論理性ということ」 『本』3-2昭53・2 鎌田良二 『兵庫県方言文法の研究』 昭54・2桜楓社 浅野信 「〈ば〉〈て〉の承接する上下主体の異同」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 山口堯二 「〈て〉〈つつ〉〈ながら〉考」 『国語国文』49-3昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 山口堯二 『古代接続法の研究』 昭55・12明治書院 紙谷栄治 「接続助詞〈て〉〈と〉〈ば〉について」 『語文叢誌田中裕先生御退職記念論集』昭56・3 遠藤裕子 「接続助詞〈て〉の用法と意味」 『音声・言語の研究』2昭57・7 243 で 助詞 塚原鉄雄 「接続助詞」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 吉田金彦 「否定辞〈で〉〈ずして〉の用法」 『国語学』52昭38・3 吉野忠 「〈ニシテ〉から〈デ〉へ」 『高知大学教育学部研究報告』16昭39・1 小野基 「言文一致文章における文末表現〈~で〉について―二葉亭の場合」 『近世文芸稿』10昭41・7 吉田金彦 「接続助詞で・つつ〈古典語〉や(付)たり・ながら〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 奥村三雄 「接続助詞に・て〈古典語・現代語〉(付)で・のに〈現代語〉を・して〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 吉田金彦 「接続助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 国田百合子 「格助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 新井栄蔵 「場所を示す場合の格助詞〈に〉と〈で〉をめぐって」 『日本語・日本文化』3昭47・3 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 阿刀田稔子 「〈で〉の用法について」 『日本語教育研究』10昭49・12 関西研修センター日本語班 「研修生の作文にみる助詞の誤り」 『研修』173昭50-7 阿刀田稔子 「授業ノートから―接続〈が〉〈で〉など」 『日本語教育研究』16昭52・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 神尾昭雄 「〈に〉と〈で〉―日本語における空間的位置の表現」 『言語』9-9昭55・9 石川恵子 「場所をあらわす格助詞〈に〉〈を〉〈で〉についての一考察―中国人の日本語学習者の誤用例から」 創価大『教育学部論集』9昭55・11 243 であ 愛宕八郎康隆 「奥能登珠洲方言の〈デァ・ジャ・ヤ〉」 『国文学攷』49昭44・3 243 であいもの 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 243 てあげる 「〈~てあげる〉という言い方」 『国語大島』2昭50・9 243 であらしゃる 句 井之口有一 「尼門跡使用の〈シャル〉〈マシャル〉〈であらシャル〉敬語法について」 『国語学』32昭33・3 243 てあり 句 春日和男 「助動詞〈たり〉の形成について」 『万葉』7昭28・4 国田百合子 「〈たり〉起源考」 『日本女子大学紀要』16昭42・3 種友明 「万葉集のリ・テアリ・タリ―その用字法を中心として」 国学院大『国語研究』29昭44・12 244 であります 句 岩橋小弥太 「〈デアル〉と〈デアリマス〉と」 『金沢博士還暦記念東洋語乃研究』昭7・12三省堂 今泉忠義 「〈でございます〉と〈であります〉と」 『国語文化』4-3昭19・3育英書院 中村通夫 「であります言葉」 『国語研究(仙台)』9-4昭16・4 小島俊夫 「後期江戸語における〈デス〉〈デアリマス〉〈マセンデシタ〉」 『国語学』39昭34・12 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 後藤剛 「平田篤胤の〈デアリマス〉について」 『目白学園女子短期大研究紀要』15昭53・12 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 244 てある 句 西尾寅弥 「どう違うか―テイルとテアル」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 坪井美樹 「近世江戸・上方における〈てある・ている〉について」 『国語学会昭和50年春季大会発表要旨』昭50・5 鈴木敦子 「一番難しい?―〈ている〉と〈てある〉」 『研修』190昭51・12 坪井美樹 「近世のテイルとテアル」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 堀口和吉 「〈~テイル〉〈~テアル〉の表現」 『日本語・日本文化』5昭52・3 244 である 句 岩橋小弥太 「〈デアル〉と〈デアリマス〉と」 『金沢博士還暦記念東洋語乃研究』昭7・12三省堂 山本正秀 「デアルの沿革」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 佐伯梅友 「〈にあり〉から〈である〉へ」 『国語学』26昭31・10 芦沢節 「児童作文〈です〉から〈である〉へ」 『言語生活』123昭36・12 サクマカナエ 「〈である〉と〈です〉〈だ〉」 『言語生活』123昭36・12 中村通夫 「〈である〉小考」 『中央大文学部紀要文学科』13昭38・3 中村通夫 「である再考」 『中央大文学部紀要』22昭42・3 山本正秀 「〈である〉体と〈です・ます〉体の系譜」 『高校通信国語』56昭42・9 山本正秀 「〈デゴザル〉体から〈である〉体へ」 『文体論研究』12昭43・6 飛田良文 「西洋道中膝栗毛における指定表現体系の実態」 『月刊文法』2-2昭44・12 飛田良文 「明治初期東京語の指定表現体系」 『方言研究の問題点』昭45・8明治書院 岩淵悦太郎 「言葉の道標(18)」 『群像』26-6昭46・6 堀田要治 「なり・だ・である―指定判断の辞」 『武蔵大人文学会雑誌』7-34昭51・6 小泉保 「吾輩は猫〈である〉」 『言語生活』313昭52・10 佐藤忠男 「〈である〉と〈です・ます〉」 『月刊ことば』1-1昭52・11 244 であろう 林大 「〈であろう・だろう〉の表現価値」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 外山滋比古 『日本語の個性』 昭51・5中央公論社 244 てい 底 接尾語 橘豊 「正法眼蔵の語彙」 『国語学』53昭38・6 244 てい 亭 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 244 てい 檉 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 244 でい 泥 片野達郎 「淡絵考―泥(デイ)と淡(タム)について」 『文化』21-4昭32・7 244 ティー 三宅鴻 「外来語のずれ(1)~(9)」 『英語青年』116-4~12昭45・4~12 244 ティーダ 太陽 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 244 ていく 句 牧内勝 「テンス・アスペクトおよびムード」 『フェリス女学院大紀要』14昭54・2 成田徹男 「空間的移動を意味する〈~てくる・~ていく〉」 都立大『人文学報』146昭56・1 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 244 ていけ 天気 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 244 ていけい 提携 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 244 ていこう 抵抗 鈴木丹士郎 「〈抵抗〉と〈抗抵〉」 『国語語彙史の研究2』昭56・5和泉書院 244 ていしき 定式 『日本語の歴史7』 昭40・8平凡社 244 ていしゃば 停車場 真田信治 ⑨ 244 ていしゅ 亭主 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 菊田紀郎 ⑨ 245 ていたらく 為体 三保忠夫 「古文書の国語学的考察―〈為体〉〈為体也〉を視点として」 『文学・語学』86昭54・12 245 ていねいに 丁寧 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 245 ていねん 定年・停年 文化庁国語課編 『ことばシリーズ15言葉に関する問答集7』 昭56・4 天沼寧 「定年・停年」 『大妻女子大文学部紀要』14昭57・3 245 ―によりたいしょくした 退職 宇野精一 「〈停年により退職した〉」 『国語国字』64昭46・6 245 ていぼう 堤防 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 245 ている 句 和田実 「てゐる考」 『国文論叢』昭28・11 風間力三 「〈てゐる〉のいひ方」 『国語と国文学』32-3昭30・3 石川禎紀 「〈ている〉と〈てる〉について」 『解釈』4-3昭33・3 水谷静夫 「〈泣く・花・恋〉から〈…ている・泣く・雨〉へ」 『言語生活』91昭34・4 西尾寅弥 「どう違うか―テイルとテアル」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 藤井正 「〈動詞+ている〉の意味」 『国語研究室』5昭41・12=金田一春彦編『日本語動詞のアスペクト』昭51・1むぎ書房 川合郁三郎 「日本語〈タ〉〈テイル〉のテンス」 『英語教育』18-2昭44・5 藤井健三 「日本語助動詞〈た〉〈ている〉の英語学的考察」 『英語教育』18-4昭44・7 板坂元 「日本語不審派(7)」 『月刊文法』3-3昭46・1 行縄いづみ 「〈~ている〉表現と英語のテンス」 『日本語教育』21昭48・9 坪井美樹 「近世江戸・上方における〈てある・ている〉について」 『国語学会昭和50年春季大会発表要旨』昭50・5 鈴木敦子 「一番難しい?―〈ている〉と〈てある〉」 『研修』190昭51・12 坪井美樹 「近世のテイルとテアル」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 堀口和吉 「〈~テイル〉〈~テアル〉の表現」 『日本語・日本文化』5昭52・3 大倉美和子 「〈ている〉の意味と動詞の分類」 『大阪外国語大学学報』39昭52・3 藍清漢 「日本語と中国語のアスペクトについて(研究発表と討論の要旨)」 『都立大方言学会報』80昭53・2 紙谷栄治 「〈ている〉について」 大阪大『語文』36昭54・10 池上嘉彦 『〈する〉と〈なる〉の言語学』昭56・7大修館 245 ていれば 者 青木孝 「変体漢文の一用字法」 『国語学』17昭29・8 245 デウス 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 福島邦道 『続キリシタン資科と国語研究』 昭58・7笠間書院 245 でえ 助詞 前田勇 「幕末の大阪弁に現れた女性専用の終助詞〈でえ〉について」 『学大国文』2昭33・12 245 でえす 句 前田勇 「近世上方語〈でえす〉について」 『国語国文』29-11昭35・11 245 でぇろ 蝸牛 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 245 でかい 日野資純 「方言と国語史の接点」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 245 でかける 出 関茂樹 「日本語と英語における動詞表現〈行く〉〈出かける〉とgo~ing, go for a~の対応について」 『英語学』21昭54・12 245 でかす 出来 前田富祺 ⑪ 245 てがみ 手紙 橘豊 ⑤ 245 てから 句 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 小矢野哲夫 「〈~テカラ~〉という構文をめぐって」 『日本語・日本文化』9昭55・2 吉川武時 「〈~てから〉をめぐる諸問題」 『日本語学論集』7昭55・3 245 てがら 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 245 てき 的 藤居信雄 「〈的(テキ)〉のつかわれるわけ」 『国語教室』昭31・8 藤居信雄 「〈的〉ということば」 『言語生活』71昭32・8 藤居信雄 「的の意味」 『言語生活』119昭36・8 山田巌 「発生期における的ということば」 『言語生活』120昭36・9 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 浦松佐美太郎 「〈的〉は敵―カタカナ英語」 『言語生活』298~300昭51・7~9 鈴木修次 「国語の漢語(1)~(3)」 『みすず』200~202昭51・10~12=『漢語と日本人』昭53・9みすず書房 菅野謙 「放送新聞での〈…的〉の用法」 『文研月報』30-5昭55・5 「おふ・ぶりんと的」 『月刊百科』224昭56・6 246 てき 敵 黒豹介 「〈敵〉というコトバ」 『言語生活』252昭47・9 246 でき 出来 潁原退蔵 「可笑記選釈」 『国語国文』2-6昭7・6 246 てきさない・てきしない 不適 土屋信一 「〈適しない〉か〈適さない〉か」 『言語生活』285昭50・6 246 てきとう 的当・適当 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 246 できないまえ 句 宮地裕 「否定表現の問題」 『言語生活』95昭34・8 246 てきめん 覿面 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 246 できもの 出来物 前田富祺 ⑪ 246 てきや 的屋 前田勇 「〈てきや〉という語」 『言語生活』100昭35・1 246 できる 出来 瀬川敏 「うっかり語〈出る〉と〈できる〉」 『言語生活』74昭32・11 竹田美喜 「〈可能〉の補助動詞〈出来る〉の構文論的考察(発表要旨)」 『国語学』105昭51・6 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 前田富祺 ⑪ 246 ―だけ 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 246 でく 木偶 高橋厳 ⑪ 246 てくだ 手管 真下三郎 「遊里語研究(6)」 『近世文芸稿』15昭44・2 246 てくる 句 牧内勝 「テンス・アスペクトおよびムード」 『フェリス女学院大紀要』14昭54・2 成田徹男 「空間的移動を意味する〈~てくる・~ていく〉」 都立大『人文学報』146昭56・1 246 でくる 出来 前田富祺 ⑪ 246 てくれる 句 松下史生 「放送言語学・NHK語法〈~てもらう・~てくれる〉」 『日本語』21-7昭56・8 246 でける 出来 前田富祺 ⑪ 246 てぐるま 柳田国男 『小さき者の声』 昭17・11三国書房=『定本柳田国男集20』昭37・8 246 でございます 句 今泉忠義 「〈でございます〉と〈であります〉と」 『国語文化』4-3 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 246 でござる 句 清瀬良一 「天草版平家物語における〈でござる〉などの言い方について」 『国文学攷』46昭43・4 山本正秀 「〈デゴザル〉体から〈である〉体へ」 『文体論研究』12昭43・6 飛田良文 「西洋道中膝栗毛における指定表現体系の実態」 『月刊文法』2-2昭44・12 飛田良文 「明治初期東京語の指定表現体系」 『方言研究の問題点』昭45・8明治書院 246 てこずる 動詞 照井寛子 ⑪ 246 てこつる 動詞 前田勇 「すいほう・てこつる・てんしょ考」 『国語国文』26-12昭32・12 246 てこな 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 246 てこにおえぬ 句 照井寛子 ⑪ 246 てし 小倉肇 「宣命の構文について」 『日本文学論究』32昭47・11 246 てしか 句 武田祐吉 「しか・てしか考」 『国語と国文学』8-7昭6・7 千田幸夫 「〈もが・てしか〉考(一)(二)(三)―記紀歌謡について」 鹿児島大文理『文科報告』8910昭34・7、35・9、36・8 山口佳紀 「テシカ・モガ成立考」 『万葉集研究10』昭56・11塙書房 246 でしゃばる 前田富祺 ⑪ 246 です 助動詞 中村通夫 「デスの語史について」 『国語と国文学』13-3昭11・3 橘正一 「デス・ダス・ドス」 『コトバ』昭12・3 中村通夫 「助動詞〈デス〉の用法についての私見」 『国語教育』23-1昭13・1 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 三宅武郎 「〈ます〉と〈です〉」 『コトバ』昭15・8 小島俊夫 「後期江戸語における〈デス〉〈デアリマス〉〈マセンデシタ〉」 『国語学』39昭34・12 前田勇 「京阪の〈です〉標準語移入説」 『国語国文』29-4昭35・4 鈴木勝忠 「雑俳ノート〈です〉」 『国語と国文学』37-9昭35・9 前田勇 「近世上方語〈でえす〉について」 『国語国文』29-11昭35・11 前田勇 「現代上方弁における一つの同居現象について―〈ます・や〉と〈です・や〉」 『学大国文』4昭36・2 芦沢節 「児童作文〈です〉から〈である〉へ」 『言語生活』123昭36・12 サクマ・カナエ 「〈である〉と〈です〉〈だ〉」 『言語生活』123昭36・12 吉川泰雄 「デスの起源について」 『国学院雑誌』63-78昭37・8 古田東朔 「断定の助動詞」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 辻村敏樹 「敬譲(含丁寧)の助動詞」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 辻村敏樹 「〈です〉の用法―近世語から現代語へ」 『近代語研究1』昭40・9 山本正秀 「〈である〉体と〈です・ます〉体の系譜」 『高校通信国語』56昭42・9 中田祝夫 「断定」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 宮地幸一 「助動詞〈です〉をめぐる漸移相(1)(2)」 『関東女学院短大論叢』3841昭4445・11 岩淵悦太郎 「言葉の道標(18)」 『群像』26-6昭46・6 原口裕 「〈デス〉の推移」 『静岡女大国文研究』5昭47・3 和久井生一 「日本語研究―〈です〉論考(1)(2)(3)」 『拓殖大学論集』868891昭47・911、48・9 木村公子 「現代語デスの確立」 『学習院大国語国文学会誌』18昭49・11 安田喜代門 「〈ます〉と〈です〉」 『近代語研究5』昭52・3 吉川泰雄 『近代語誌』 昭52・3角川書店 佐藤忠男 「〈である〉と〈です・ます〉」 『月刊ことば』1-1昭52・11 野元菊雄 「〈です〉〈ます〉のこと」 『月刊ことば』1-1昭52・11 蜂谷清人 『狂言台本の国語学的研究』 昭52・12笠間書院 和久井生一 「日本語研究―〈です〉論考(4)」 『語学研究』13昭53・2 抜谷裕子 「形容詞につく〈です〉について」 『昭和学院国語国文』11昭53・3 和久井生一 「日本語研究―〈です〉論考(5)~(8)」 『語学研究』18222628昭54・3、55・3、56・311 土屋信一 「〈です〉の語源と使い手をめぐる論争その後」 『言語生活』336昭54・12 土屋信一 「〈です〉の使い方」 『言語生活』337昭55・1 安田喜代門 「〈ます〉と〈です〉の続論」 『近代語研究6』昭55・5 沢田治美 「用言としての日本語助動詞とそれに対する謙譲助動詞〈です〉〈ます〉・補助動詞〈する〉〈ある〉の後続制限について」 『佐藤茂教授退官記念論集国語学』昭55・10桜楓社 塩田勉 「〈です・ます体〉を考える―中級以上のレベルにおける〈語学的〉位置づけ」 『木村宗男先生記念論文集』昭57・8早大語学教育研究所 246 ―が 村上本二郎 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈だ・ですが〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 246 ―から 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 247 てずから てづから 副詞 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 247 てだて 手立 春日政治 『国語叢考』 昭22・9新日本図書 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究」 『仏教史研究』3昭43・11 247 でたらめ 出鱈目 蜂谷清人 ⑪ 247 テチヨ 福里栄三 「テチヨとハオの語源」 『波紋』16昭26・10 247 でっかい 形容詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 247 てつがく 哲学 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 永松健生 「明治前期におけるPhilosophy, ethicsの受容」 『湘北紀要』1昭52・3 斉藤毅 『明治のことば』 昭52・11講談社 鈴木修次 『文明のことば』 昭56・3文化評論出版 247 てっこはっこ 蟻地獄 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 247 でっち 丁稚 池上秋彦 ⑪ 247 てっちり てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 247 てってい 徹底 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 247 てっとうてつび 徹頭徹尾 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 247 てて 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 247 ででこ 蟻地獄 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 248 ててぽぽ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 248 ででむし 蝸牛 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 佐藤亮一 「方言の分布」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 →かたつむり 248 てなわん 形容詞 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 248 てにをは 金子金次郎 「良基連歌論における〈てにをは〉の意義」 『国文学攷』23昭35・5 248 てぬぐいうま 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 248 てのこ 糠 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 248 てのこう 手甲 前田富祺 「〈手の甲〉のよび方について」 『大坪併治教授退官記念国語史論集』昭51・5表現社 248 デノミネーション 「英和辞典が役立たぬ?〈デノミネーション〉の語源」 『朝日ジャーナル』昭46・9・24 248 ては 句 今泉忠義 「平安朝語法二三」 『国学院雑誌』44-1昭13・1 春日和男 「万葉集の末句三題」 『境田教授喜寿記念論文集上代の文学と言語』昭49・11前田書店 248 てば 句 森重敏 「〈て・って〉〈てば・ってば〉〈たら・ったら〉について」 『国語国文』23-11昭29・11=『日本文法の諸問題』昭46・10笠間書院 春日和男 「万葉集の末句三題」 『境田教授喜寿記念論文集上代の文学と言語』昭49・11前田書店 248 では 句 山口堯二 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈では〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 248 ―ないでしょうか 田口孝之 「〈ではないでしょうか〉という言葉の現われる場面」 『福島大学学芸学部論集』8-3昭32・3 248 でば 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=「定本柳田国男集18』昭38・8 248 デパートメントストア 竹浪聡 「新聞に現われた特色」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 248 でばかめ 出歯亀 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 248 てはべり 句 辻田昌三 「て侍り」 『殖生野国文』2昭47・2 辻田昌三 「詞書の位置」 『国語国文』46-4昭52・4 248 でばる 出歯 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 248 でばる 出張 前田富祺 ⑪ 248 てびき 手引 文化庁国語課編 『ことばシリーズ15言葉に関する問答集7』 昭56・4 248 てびらこ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 248 でぼ 藤原勉 「テンポとデボ」 『方言』6-11昭11・11 248 てほしい 中村通夫 「てほしい」 『NHK国語講座』昭32・1宝文館 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 248 てまえ 手前 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 248 てまどお ―どほ 手間遠 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 248 てみ 山名洋通 「〈てみ〉いうてなんにや」 『フォクロアひろしま』2昭53・4 248 てみる 句 吉川武時 「〈へ~てみる〉の意味とそれの実現する条件」 『日本語学校論集』2昭50・2 248 でめん 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 248 ―とり 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 248 ても 句 塚原鉄雄 「接続助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 吉田金彦 「接続助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 飛田良文 「接続助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 248 でも 句 塚原鉄雄 「接続助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 長谷川清喜 「副助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 村上本二郎 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈それでも・でも〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 鶴久 「係助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 249 てもらう 句 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 松下史生 「放送言語学・NHK語法〈~てもらう・~てくれる」 『日本語』21-7昭56・8 杉本武 「間接受動文・テモラウ文・使役文のケース・マーキング」 『都大論究』19昭57・4 249 てや 句 和田実 「京阪神語の敬語〈やす〉〈はる〉〈てや〉」 『国語文化』4-3昭19・3育英書院 鎌田良二 「動作の尊敬表現」 『解釈』5-6昭34・6 249 でや 金田弘 「〈でや〉とある洞門抄物」 『日本文学論究』24昭40・3 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 249 てよ 句 石川禎紀 「近代女性語の語尾〈てよ・だわ・のよ〉」 『解釈』18-10昭47・9 長谷川政次 「終助詞〈てよ〉について」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 249 てら 仲松弥秀 「〈テラ〉と〈ミヤー〉」 『沖縄文化』5-2昭41・11 249 てらこ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 249 てらす 照 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 249 テラス 村木新次郎 「伝統文化との交錯」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 249 てりふりちょう 照降町 鶴見誠 「〈てれふれ丁〉と〈てりふり丁〉」 『国文白百合』1昭45・3 249 てる 照 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 249 てる 石川禎紀 「〈ている〉と〈てる〉について」 『解釈』4-3昭33・3 249 でる 出 瀬川敏 「うっかり語〈出る〉と〈できる〉」 『言語生活』74昭32・11 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 鳥谷部康之 「でる・あらわれる」 『日本語研究』2昭54・7 249 てるしの 村山七郎 「しなてる・てるしの考」 『国語学』82昭45・9=『論集日本文化の起源5』昭48・11平凡社 249 テレガラフ 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 249 テレビ 真田信治 「地域とのかかわり」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 249 てれふれちょう 照降町 鶴見誠 「〈てれふれ丁〉と〈てりふり丁〉」 『国文白百合』1昭45・3 249 てれる 照 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 249 でれる 出 中村通夫 「〈これる〉〈出れる〉」 『NHK国語講座』昭32・1宝文館 神田寿美子 「見れる・出れる」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 249 でわ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 249 てん 天 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 長谷川孝士 「『赤光』における〈天(あめ)〉〈天(てん)〉」 『解釈』19-8昭48・8 柳父章 「非民の翻訳語〈天〉」 『月刊百科』132昭48・9=『翻訳文化を考える』昭53・7法政大学出版局 柳瀬喜代志 「道家における〈性〉〈天〉〈真〉の意義とその変遷」 『学術研究』22昭48・12 呉智英 「呉衒学―〈天〉」 『言語生活』280昭50・1 戸谷高明 「上代文学における〈空〉の表現」 『学術研究』27昭53・12 249 ―のきんぞく 金属 矢島文夫 「文化史とことば(11)」 『言語』7-11昭53・11 249 ―をゆく 中島利一郎 「〈天をゆく〉語彙の言語学的研究上・下」 『短歌芸術』6-89昭35・89 249 てんあい 点合 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 249 てんか 甜瓜 尾藤忠旦 『植物歳時記』 昭53・10三共出版 249 でんか 殿下 菊田紀郎 ⑪ 249 てんかいち 天下一 新村出 『南蛮記』 大4・8東亜堂書店=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 米原正義 「天下一の意識と天下一の号」 『国学院大学紀要』9昭46・3 250 てんがらこ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 250 てんかん 癲癎 柳田国男 「癲癎の方言」 『方言』2-3昭7・3 宮本忠雄 「癲からてんかんへ」 『言語』10-11昭56・11 250 てんき 天気 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 250 ―のいいとき 田中章夫 「どう違うか―〈天気がいい時〉と〈天気のいい時〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 250 でんき 電気 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 高野繁男 ⑪ 250 てんけ 天花 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 250 てんげり 山田巌 「平家物語と中世語法」 『講座解釈と文法5』昭34・10明治書院 250 てんこう 天候 小島幸枝他 「愛知県沿岸漁村語彙」 『東海学園国語国文』10昭51・9 250 てんごう 顚狂 前田勇 「瑠璃天狗続貂(9)」 『学大国文』15昭47・3 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 250 てんごうのかわ 桂井和雄 「てんごうの皮考」 『土佐方言』3昭37・3 250 てんころ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 250 てんころころばし 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集』昭38・4 250 てんし 天之 砂入恒夫 「古事記に於ける〈天之〉に就いて」 『古事記年報』13昭44・12 250 てんしょ 前田勇 「すいほう・てこつる・てんしょ考」 『国語国文』26-12昭32・12 250 てんせい 天性 鎌田広夫 「天草本平家物語にみえる〈天性〉といふことば」 『語学文学』10昭47・3 250 てんじんさま 天神様 松尾捨治郎 『国語論叢』 昭18・12井田書店 250 てんせきこけをしょうぜず 句 金山宣夫 「辞書にない意味(1)」 『英語教育』27-1昭53・4 250 てんち 天地 新村出 「天地断想」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 250 でんち 電池 河辺浩 「漢語〈電池〉の考証」 『言語生活』306昭52・3 250 てんで 岩淵悦太郎 「標準語辞典(一)~(二)」 日本話術ロータリー『ことば』昭31・4~5 250 でんでんむし 蝸牛 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 250 てんとう 天道 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 250 てんとう 纒頭 斎木一馬 「記録語の例解」 『古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 250 でんとう 電灯 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 250 てんとこ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 250 てんねんしょくえいが 天然色映画 野元菊雄 「天然色映画」 『言語生活』25昭28・10 250 てんのう 天皇 仲井克己 「今昔物語集天竺部〈天皇〉字考」 『文芸と批評』5-5昭55・12 250 てんば 柳田国男 『山の人生』 大15・11郷土研究社=『定本柳田国男集4』昭38・4 250 てんば 転婆 池上秋彦 ⑨ 250 でんばく 田畠 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 250 てんぴ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 250 てんぴょう 天平 鈴木一男 「奈良時代の年号〈天平〉の読み方試論」 『大和文化研究』9-12昭39・12 250 てんぷら 天麩羅 永野賢 「天ぷら論議」 『教育手帳』51昭30・5 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 前田富祺 「質問箱〈天ぷら〉の語源について」 『言語』11-2昭57・2 251 てんぽ 藤原勉 「テンポとデボ」 『方言』6-11昭11・11 後藤利雄 「山形県に於ける噓の方言について」 『山形方言』2昭29・3 251 でんぽう 伝法 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 251 デンマーク 西浦英之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 251 てんや 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 251 てんり 天理 新村出 「天理の出典」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 251 と 門 西宮一民 「上代一音節語の研究―〈門(と)〉の場合」 『皇学館大学紀要』11昭47・10 251 と 外 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 251 と 助詞 大槻文彦 『復軒雑纂』 明35・9広文堂書店 三矢重松 『国語の新研究』 昭7・9中文館書店 江湖山恒明 「接続詞〈と〉について―文体性格論ノート」 『国語と国文学』17-7昭15・7 森重敏 「句格・言・第二係結―上代の辞〈と・て〉」 『国語国文』19-1昭25・9 此島正年 「助詞〈に・と〉の相関―万葉を主として」 『国語学』11昭28・1 慶野正次 「格助詞〈と〉の接続―徒然草の文法研究」 『武蔵野文学』3昭32 麻生耕三 「時枝文法〈と〉の本質」 『国文研究(愛媛)』7昭33・3 塚原鉄雄 「接続助詞―ば・と・ども・とも・と・て・つつ・で・を・に・が」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 鈴木一男 「初期点本所見の呼格表示の助詞〈と〉について」 『訓点語と訓点資料』12昭34・8 宮島達夫 「どう違うかバとトとタラ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 間瀬勇造 「助詞〈と〉を理解させることと文章表現指導」 『作文と教育』15-4昭39・4 石綿敏雄 「並立助詞〈や〉〈と〉の機能」 『計量国語学』32昭40・3 松村信美 「謂はゆる転換の助詞〈に〉〈と〉との考察」 『日本文学論究』24昭40・3 塚原鉄雄 「接続助詞ば・と(古語・現代語〉・も・ても・でも〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』昭42・1 広浜文雄 「格助詞を・に・へ・と〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 岡野信子 「北九州市若松区〈島郷〉地区の〈ト〉〈ソ〉〈ン〉」 『日本方言研究会第5回研究発表会発表論集』昭42・11 増淵恒吉 「〈の〉〈に〉〈と〉〈さるは〉について」 『講座日本語の文法4』昭42・12明治書院 黒田成幸 「ANDとト・ニ・ヤについての注意」 『ことばの宇宙』3-2昭43・2 船渡川隆夫 「〈に〉と〈と〉の違い―竹取物語の冒頭をめぐって」 『解釈』14-3昭43・3 山口堯二 「現代語の仮定条件法―〈ば〉〈と〉〈たら〉〈なら〉について」 『月刊文法』2-2昭44・12 大坪併治 「特集・日本語における助詞の機能と解釈と・や・やら・に・か・なり・の(だの)・たり」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 飛田良文 「特集・日本語における助詞の機能と解釈ば・と・ど・ども・も〈ても〉〈けれども〉〈ところが〉〈ところで〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 松尾拾 「特集・日本語における助詞の機能と解釈を・に・へ・と」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 野原三義 「百控琉歌の助詞(2)〈に〉〈と〉など」 『国際大学国文学』2昭46・4 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 三浦昭 「〈と〉と〈って〉」 『日本語教育』24昭49・8 鈴木泰 「中古に於ける動詞〈ナル〉の用法と助詞〈ニ〉〈ト〉の相関」 『国語と国文学』52-2昭50・2 永野賢 「〈もしも私が家を建てれば〉の文法―条件表現〈ば〉〈と〉〈たら〉〈なら〉」 『新日本語講座2』昭50・3汐文社 愛宕八郎康隆 「肥前長崎地方の準体助詞〈ト〉について」 『長崎大教育学部人文科学研究報告』25昭51・3 野尻朱美・中島清 「日本語研修の現場から条件表現の〈たら〉〈れば〉〈と〉について(1)〈と〉〈たら〉」 『研修』187昭51・9 豊田豊子 「〈と〉と〈~とき(時)〉」 『日本語教育』33昭52・7 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 豊田豊子 「接続助詞〈と〉の用法と機能(1)」 『日本語学校論集』5昭53・3 和光大学言語学研究会 「〈と〉〈に〉〈や〉についての覚え書」 『和光大人文学部紀要』12昭53・3 豊田豊子 「特集・文字を書く発見の〈と〉」 『日本語教育』36昭54・2 小林幸江 「〈に〉のつく副詞・〈と〉のつく副詞」 『日本語学校論集』6昭54・3 武市恵美子 「連用成文〈―ト〉の構文的考察」 『国語学』116昭54・3 正宗美根子 「〈たら〉〈ば〉〈と〉〈なら〉について」 『研究報告日本語の基本構造に関する理論的・実証的研究』昭54 豊田豊子 「接続助詞〈と〉の用法と機能(3)後件の行われる時を表す〈と〉」 『日本語学校論集』6昭54・3 岡崎正雄 「順態接続助詞〈と〉の成立について」 『国学院雑誌』81-3昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 鈴木一男 「上代文献所見の間投助詞〈と〉〈に〉〈を〉小論」 『樟蔭国文学』18昭55・12 紙谷栄治 「接続助詞〈て〉〈と〉〈ば〉について」 『語文叢誌田中裕先生御退職記念論集』昭56・3 豊田豊子 「接続助詞〈と〉の用法と機能(4)後件の行われるきっかけを表す〈と〉」 『日本語学校論集』9昭57・3 岩下裕一 「〈と〉格周辺」 『昭和学院短大紀要』18昭57・3 252 と 助詞 野林正路 「北九州地方における吸着語―〈ト〉の記述的研究を中心として」 『東筑紫短大学報』10昭38・12 252 と 筏勲 「上代文献における仮名〈も〉と〈と〉の問題」 『国語国文』33-34昭39・34 252 ど 助詞 森野宗明 「接続助詞ど・ども〈古典語〉・が〈古典語・現代語〉・ところが・けれども〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 飛田良文 「特集・日本語における助詞の機能と解釈―接続助詞ば・と・とも・ど・ども・も〈ても〉〈けれども〉〈ところが〉〈ところで〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 菅原真智子 「上代の逆接確定条件法―〈ど〉と〈ども〉」 『王朝』6昭48・4 野原三義 「百控琉歌の助詞〈が・ど・も〉など」 『沖縄国際大文学部紀要』3-2昭50・3 山口堯二 「〈ど〉〈ども〉の確定表現―万葉・古今における諸相」 『大阪大学教養部研究集録人文社会』25昭52・3=『古代接続法の研究』昭55・12明治書院 252 ど 代名詞 今石光美 「コ・ソ・ア・ド体系のことば」 『学校教育』475昭32・5 Miyake Taeko 「〈ど〉はどこにあるか―さすことば〈指詞〉の体系」 『実践国語』19-218昭33・12 さねとう・けいしゅう 「KO SO A DO」 『いずみ』36昭34・12 252 とあり 連語 稲垣瑞穂 「国語史上における指定辞〈タリ〉〈トアリ〉―平安初期の点本より今昔物語集に及ぶ」 『明石工業高専研究紀要』1昭40・12 大木正義 「〈とあり〉小考―伊勢物語・大和物語での使用状況をめぐって」 『解釈』2-9昭50・9 大木正義 「蜻蛉日記における〈とあり〉」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 252 ―かくあり 佐藤宣男 ⑪ 252 とい とひ 問 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 252 どい どゐ 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 252 という といふ 言 森重敏 「万葉集における〈らむ〉と〈といふ〉との交渉」 『万葉』58昭41・1 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 252 ―のは 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 252 ―は 大坪併治 「トイフハ・トイハ・トハについて」 『国語国文』28-2昭34・2 252 といえり といへり 言 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 252 どいつ 何奴 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 252 ドイツ 西浦英之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 253 といって 言 吉川泰雄 「〈とて〉〈と言って〉などの訛形に就いて」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 吉川泰雄 『近代語誌』 昭52・3角川書店 253 といは 大坪併治 「トイフハ・トイハ・トハについて」 『国語国文』28-2昭34・2 福地昭助 「法華修法百座聞書抄における中世語の整理―付〈トイハ〉と〈ハムベリ〉」 『王朝文学』8昭38・5 253 とう とふ 問・訪 遠藤邦基 「語頭音の性格トフ・トル・トク・ソフの特殊仮名遣混乱から」 『国語国文』40-7昭46・7 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 253 とう 塔 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 253 とう 等 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 253 とう 棟 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 253 とう 燈 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 253 とう 頭 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 253 どう 如何 柳田征司 「〈ドウ―如何〉の成立」 『国語と国文学』55-5昭53・5 253 どぅ 柴田武 「沖縄県平良市方言の付属語duおよびnu・gaについて」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 町博光 「与論島朝戸方言の係助詞[du]について」 『国語学』111昭52・12 253 どういう 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 253 どういたしまして 句 内藤濯 「どういたしまして―言葉についてのノート(2)」 『学苑』156昭28・12 253 とういも 唐芋 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 →さつまいも 253 とうか 東家 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 253 どうか 佐伯哲夫 『語順と文法』 昭51・12関西大学出版広報部 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 253 とうかい 東海 海野哲治郎 「〈東海の小島の磯の白砂に〉の〈東海〉について」 『古典』1昭32・2 253 とうがらし 唐辛子 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 253 とうかん 等閑 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 253 とうき 当帰 曳野宏 「当帰考」 『薬学研究』29-911昭32・911 253 どうぎ 道義 中村邦夫 ⑪ 253 とうきび 唐黍 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・3 沢木幹栄 「物とことば〈とうもろこし(玉蜀黍)〉―トーキビの台頭」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 253 ―ごめ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 →とうもろこし 253 とうきょう 東京 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 さねとう・けいしゅう 「とうきょうととうけい」 『ひらがなたんか』17昭55・10 飛田良文 ⑥⑪ 253 ―はかんだのうまれ 句 菅野宏 「東京は神田の生まれ」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 →とうけい 253 どうぐ 道具 三上悠紀夫 「〈調度〉〈具足〉〈道具〉」 福井大『国語国文学』21昭54・2 253 とうぐわ 唐鍬 矢島文夫 「文化史とことば(7)牛と唐鍬」 『言語』7-7昭53・7 253 とうげ 峠 白木進 「〈峠〉をどう読むか―東のとうげ・西のたお」 『日本語』18-1昭53・1 253 とうけい 東京 さねとう・けいしゅう 「とうきょうととうけい」 『ひらがなたんか』17昭55・10 飛田良文 ⑪ 253 とうけいがく 統計学 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 253 どうこう 同行 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 桜楓社昭55・10 253 とうざい 東西 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 254 とうざいなんぽく 東西南北 大野晋 「古言雑考(3)東西南北と左右」 『学習院大学文学部研究年報』19昭48・3 254 とうじ 登時 鈴木真喜男 「〈登時〉と〈当時〉と〈輙時〉―讃岐典侍日記のばあい」 『東京学芸大紀要』2-27昭51・2 254 とうじ 当時 遠藤好英 ⑪ 254 どうし 同志・同士 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 棚橋尚美 「〈ドチ・ドシ〉から〈ドウシ〉へ」 『岐阜大学国語国文学』15昭57・3 254 どうしたらよいか・どうすればよいか 句 飯坂八太郎 「〈どうしたらよいか〉〈どうすればよいか〉のちがいについて」 『月刊百科』140昭49・5 254 どうして 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 254 とうしん 燈心 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 254 どうしん 同心 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 254 ―する 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 254 どうせ 板坂元 「日本語の生態―タブー・気・なまじ・いっそ・どうせ・せめて・自発」 『国文学解釈と鑑賞』35-4~12昭45・4~10 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 254 とうぜん 当然 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 254 どうぜん 同前・同然 酒井憲二 「日本的漢字遣について―同然と同前をめぐって」 日大『語文』39昭49・3 254 とうせんぼ 小林勉 『頸城の方言』 昭48・1 254 どうぞ 佐々木成子 「〈どうぞ〉と〈ありがとう〉」 『言語生活』164昭40・5 佐伯哲夫 『語順と文法』 昭51・12関西大学出版広報部 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 254 とうだい 燈台 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・2刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 254 とうちゃく 到着 竹浪聰 ⑪ 254 どうちゃく 撞着 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 254 とうてい 到底 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 254 とうてやな 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 254 とうとう 到頭 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 254 とうとう 当頭 →つつめく 254 どうとく 道徳 近藤康信 「道徳の語について」 『名古屋大紀要』10昭41・2 飯田利行 「道徳語義考」 『専修国文』25昭54・9 中村邦夫 ⑪ 254 とうとし たふとし 貴 田中久美 「タフトシ〈貴〉の本義」 『叙説』昭34・10 254 とうな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 254 とうなす 唐茄子 →かぼちゃ 254 どうにか 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 254 とうひょう 投票 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 254 とうぶ たうぶ 給 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 佐藤宣男 「尊敬語〈たうぶ〉の性格」 『文芸研究』45昭39・10 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 黒沢弘光 「源氏物語の〈たまふ〉〈たぶ〉〈たうぶ〉」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7 254 とうばり たうばり 給 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 254 とうぶかい 踏舞会 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 254 とうぶん 当分 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 254 とうぶんづけ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 255 どうへん 同篇 真田信治 「〈同篇〉という語について」 『文芸研究』76昭49・5 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 255 どうほう 同朋・同胞 坂詰力治 ⑪ 255 とうまん 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 255 とうみょう 燈明 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 255 どうも 柳田国男 『毎日の言葉』 昭31・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 「万能語〈どうも〉」 『週刊朝日』昭36・3 久世善男 『身近な日本語―日本語を再点検しよう』 昭50・3朝日ソノラマ 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 255 ―ありがとう 有難 柳田国男 「どうもありがとう―家々の言語生活」 『言語生活』7昭27・4 255 とうもろこし 玉蜀黍 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集』18昭38・8 河原宏 「とうもろこし〈附・もろこし〉の方言」 『信濃』昭28・10 愛宕八郎康隆 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について―〈とうもろこし〉」 『方言研究年報』8昭41・3 堀井令以知 「三河方言語彙考―〈玉蜀黍〉と〈片足跳〉」 『愛知大学総合郷土研究所紀要』11昭41・8 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 沢木幹栄 「物とことば〈とうもろこし(玉蜀黍)〉―トーキビの台頭」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 上野勇 「とうもろこしの方言」 『上州路』6-8昭54・8 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 今石元久 「生活語の変容―玉蜀黍の称呼に注目して」 『島取大教育学部研究報告人文社会』33昭57・10 →とうきび 255 とうよう 東洋 斎藤毅 『明治のことば』 昭52・11講談社 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 255 どうよく 胴欲 村上雅孝 ⑩ 255 とうらい 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 255 どうり 道理 佐藤茂 「〈もの〉と〈道理〉」 『福井大学学芸学部紀要』8昭33・12 鈴木正道 「愚管抄に於ける〈道理〉の一考察」 『山形県立米沢女子短期大学紀要』7昭47・12 255 とうりゅう 逗留 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 255 とうるくなー 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 255 とうろう たうらう 蟷螂 下野雅昭 ⑨ →かまきり 255 とうろ・とうろう 燈籠 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 伊藤慎吾 「源氏物語に見える燈籠について」 『武庫川国文』9昭51・3 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 255 とうろん 討論 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 255 とうわく たうわく 倒惑・当惑 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 255 とお とを 十 新村出 「十(とを)の語源」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 255 とおい 遠 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 255 とおく 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 255 とおくあならくに とほくあならくに 不遠 鶴久 「所謂形容詞のカリ活用及び打消の助動詞ザリについて―特に万葉集における義訓すべき不安・不遠・不近・不悪・不有をめぐって」 『万葉』42昭37・1 255 とおしろし とほしろし 遠白 岡崎義恵 『美の伝統』 昭15・9弘文堂 北条忠雄 「万葉集に見える〈とほしろし〉の考察」 『国語研究(仙台)』8-11昭15・11 片山享 「中世歌論に於ける〈たけたかし〉〈遠白し〉の成立―俊頼から俊成へ」 『中世文芸』3昭29・10 橋本進吉 『上代語の研究』 昭26・10岩波書店 村上七郎 「古代語〈とほしろし〉と〈のどよひ〉について」 『国語国文』21-7昭27・8 森重敏 「〈おぼのびに〉と〈とぼしろし〉付けたり〈をぐきがきぎし〉」 『万葉』94昭52・4 吉田金彦 「万葉のことばと文学14〈とほしろし〉」 『短歌研究』34-10昭52・10 佐藤稔 「上代語〈とほしろし〉の解を辿る」 『秋田国語学研究』1昭54・10 256 とおす 通 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 姫野昌子 「複合動詞〈~きる〉と〈ぬく〉〈~とおす〉」 『日本語学校論集』7昭55・3 256 とーだーち 伊波普猷 「琉球語の〈トーダーチ〉の解釈より万葉集の〈手抱而〉〈手供而〉の訓へ」 『国語研究(仙台)』2-5昭9・5 256 とおつかみ とほつかみ 遠神 大星光史 「枕詞の用例とその歴史―あかねさす・天ざかる・沖つ藻の・しろたへの・とほつ神・とほつ国―」 新潟県高校教研『国語研究』13昭42・3 256 とおつくに とほつくに 遠国 大星光史 「枕詞の用例とその歴史―あかねさす・天ざかる・沖つ藻の・しろたへの・とほつ神・とほつ国―」 新潟県高校教研『国語研究』13昭42・3 256 とおのすめらぎ とほのすめらぎ 遠天皇祖 正務弘 「宣命の〈遠天皇〉〈袁皇祖〉〈袁天皇祖〉及び〈賈〉の字について」 日大『国学』9 256 とおり 接尾語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 256 どおり 通 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 256 とおる 通 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 256 とがおいびくに とがおひ― 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 256 とかく・とこう とかう 兎角 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤宣男 ⑪ 256 とかげ 蜥蜴 橘正一 「トカゲの方言」 『国語教育』19-12昭9・12 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 川原啓介 「喜界島のとかげとやもりことば風土記」 『言語生活』39昭29・12 坂田勝 「〈守宮〉と〈蜥蜴〉について」 『跡見学園紀要』2昭30・10 山中襄太 「ギッチョ・バッタ・トカゲ私考」 『日本語』5~11昭40・12 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 谷口信雄・玉野直樹 「〈カマキリ〉と〈トカゲ〉」 『日本方言研究会第15回研究発表会発表原稿集』昭47・10 坂本真理子 「南関東における蟷螂・蜥蜴の語形交替の発生」 『学習院大国語国文学会誌』19昭50・12 広戸惇 「蜥蜴・守宮・蠑螈考」 『京都家政短大研究紀要』15昭51・12 広戸惇 「蜥蜴考」 『国語学会中国四国支部大会研究発表会発表要旨(香川大)』昭51・1 256 とかす 融 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 256 とかや 和田雄二郎 「〈黒部四十八カ瀬とかや〉について―挿入句としての〈とかや〉」 『国文学解釈と教材の研究』11-9昭41・8 大木正義 『〈とかや〉小考―大鏡・今鏡の使用状況をめぐって」 『解釈』23-4昭52・4 256 とき 朱鷺 北条忠雄 「朱鷺〈トキ〉の語源を探る―国語史と方言を比照しつつ」 『日本方言研究会第7回研究発表会発表原稿集』昭43・11 すぎもと・つとむ 「アジサイとトキ〈続〉」 『日本語』15-7昭50・9 256 とき 時 中田祝夫 「トキとトキニの訓点」 『語文研究』10昭35・5 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 橋本万平 『日本の時刻制度』 昭41・9塙書房 辻田昌三 「〈をり〉と〈とき〉」 『親和国文』9昭50・2 中村宗彦 「日本書紀における〈時〉の接続用法」 『大谷女子大国文』6昭51・4 豊田豊子 「〈と〉と〈…とき(時)〉」 『日本語教育』33昭52・7 粂川光樹 「万葉集の〈時〉」 『フェリス女学院大紀要』13昭53・3 野口三千三 「〈時〉というコトバ」 『時の法令』1002昭53・5 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 大坪併治 『平安時代における訓点語の文法』 昭56・8風間書房 佐々政一 「動詞の〈とき〉に就いて」 『帝国文学』7-46 257 とぎ 伽 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 野村純一 「特集中世の謎お伽草子の〈とぎ〉とは何を意味するか―民俗語彙〈トギ〉から」 『国文学解釈と教材の研究』26-8昭56・6 257 ときじく・ときじけめ 吉田金彦 「万葉のことばと文学(7)時じく・時じけめ」 『短歌研究』34-3昭52・3 257 ときしらず 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 257 ときどき 時々 岡崎正継 「源氏物語用語の清濁について―首書源氏物語の〈ときとき〉と〈ときどき〉」 『野州国文学』24昭54・11 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 257 どきどき 副詞 「ことば百科〈ドキドキ〉〈ハラハラ〉―流行歌の擬音語・擬態語」 『放送文化』37-9昭57・9 257 ときに 中田祝夫 「トキとトキニの訓点」 『語文研究』10昭35・5 山口堯二 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈ときに〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 257 ときんば 小林芳規 「博士読みの源流―トキンバを一例として」 『言語と文芸』3-2昭36・3 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 257 とく 説 遠藤邦基 「語頭音の性格―トフ・トル・トク・ソフの特殊仮名遣混乱から」 『国語国文』40-7昭46・7 257 とく 解 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 257 とく 得 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 257 とぐ 研 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 257 とくい 得意 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 257 どぐう 土偶 高橋巌 ⑪ 257 とくさ 木賊 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 257 とくしょく 瀆職 斎賀秀夫 ⑦ 257 どくだみ 蕺草 新村出 「どくだみ考」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 257 とくに 特 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 257 とくぶん 徳分 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 257 とくべつに 特別 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 257 とくり 徳利 佐藤亨 ⑤ 257 とぐろ 塒 佐藤暢男 「兵庫県北西但馬語彙について―蛇・蝮・とぐろ・かまくび」 『郷言』8昭47・12 257 とげ 刺 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 徳川宗賢 「文献国語史と方言〈とげ(刺)〉―矛盾の解決」 『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 257 とけい 時計 新村出 『南蛮更紗』 大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 小川要一 「〈時計〉という言葉」 『日本語』5-9昭40・10 橋本万平 『日本の時刻制度』 昭41・9塙書房 斎藤倫明 ⑪ 257 とげさせたてまつれ 句 松村明敏 「解釈の問題点―桐壺の巻の〈遂げさせ奉れ〉について」 『国文学解釈と教材の研究』5-21昭35・10 和田雄二郎 「〈遂げさせ奉れ(桐壼)について―謙譲語の特殊な用例」 『国文学解釈と教材の研究』6-1昭36・1 257 とけしなし 形容詞 佐藤鶴吉 「江戸語解釈上の異見」 『国語解釈』1-3昭11・4 257 とげずに 不遂爾 片山武 「〈不遂爾〉の訓」 『ことば』30昭38・4 257 とける 溶・融 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 257 どける 退 加藤久雄 「特集・類義語の意味論的研究ずらす・どける・のける」 『日本語研究』2昭54・7 257 とこ 床 佐藤喜代治 ③ 257 とこ 常 小野沢恭子 「万葉集におけるトコ〈常〉とツネ〈常〉の違い」 『常葉国文』1昭51・7 257 とこ 神田秀夫 「〈とこ〉〈あま〉〈ころ〉に就いて」 『武蔵大人文学会雑誌』5-34昭49・3 258 どこ 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 258 ―か 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 258 とこい とこひ 呪詛 安藤正次 『古典と古語』 昭10・6三省堂 258 とこう とこふ 西宮一民 「一音節語の研究―〈門(ト)〉の場合」 『皇学館大学紀要』11昭47・10 神山孝一 「〈トコフ〉語義考」 『同志社大国文学会院生部会研究会報』8昭52・4 258 とこしえに とこしへに 常 森重敏 「〈常しへに〉と〈若くへに〉―付けたり〈うつたへに〉〈うたがたも〉など」 関西大『国文学』52昭50・9 258 とこと 愛宕八郎康隆・寺横武夫 「北陸道方言の〈トコト〉一派の文末詞」 『方言研究年報』5昭37・12 258 どこどこぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 258 どことなく 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 258 とことんまで 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 258 とこなめ 常滑 徳田浄 「常滑考」 『国学院雑誌』昭6・1 沢瀉久孝 「常滑考」 『国語国文研究』6昭17 森田虎雄 「常滑考」 『愛媛国文研究』5昭31・3 258 どこまでも 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 258 とこみや 常宮 尾崎暢殃 「赤人とことば―〈常宮〉」 『万葉のことば古代の文学2』昭51・9武蔵野書院 258 とこよ 常夜・常世 次田真幸 「〈常夜〉と〈常世〉」 『国文』8昭32・12 258 ―にあれど 尾崎暢殃 「常夜にあれど」 『古代文学』18昭54・3 258 ―のくに 国 前島春三 「〈とこよのくに〉〈さくなたり〉〈はちまん〉〈つちくも〉等の言葉について」 『国語と国文学』8-12昭6・12 中島悦次 「〈常夜国〉雑考」 『国学院雑誌』54-4昭28・4 258 ところ 所・処 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 原栄一 「日本霊異記の〈所〉字について」 『語文研究』11昭35・9 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 板坂元 「日本語の生態〈7〉~〈12〉やはり・さすが・しみじみ・ところ・明日は試験があった・人情・I Love You」 『国文学解釈と鑑賞』36-1~41013昭46・1~4911 佐坂恵子 「古事記における〈所〉字について」 『高知女子大国文』8昭47・6 小山登久 「公家日記に見える〈所(処)〉字の用法について―平安時代の資料を対象に」 『国語国文』46-4昭52・4 沖森卓也 「上代文献における〈所〉字について―万葉集・続紀宣命を中心に」 『国語学会昭和52年秋季大会研究発表要旨(秋田大学)』昭52・10 小山登久 「公家日記に見える〈所(処)〉字の用法について続」 『ノートルダム清心女子大紀要国語国文』2-1昭53・3 沖森卓也 「上代文献における〈所〉字について」 『国語と国文学』55-3昭53・3 寺村秀夫 「〈トコロ〉の意味と機能」 大阪大『語文』34昭53・6 寺川みちよ 「〈トコロ〉現われるところ」 『同朋国文』12昭54・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 大坪併治 『平安時代における訓点語の文法』 昭56・8風間書房 田山のり子 「現代日本語における〈ところ〉―その意味と用法」 『国語学研究と資料』6昭57・7 258 ―が 森野宗明 「接続助詞ど・ども〈古典語〉・が〈古典語・現代語〉・ところが・けれども〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 村上本二郎 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈ところが〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 飛田良文 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞ば・と・とも・ど・ども・も〈ても〉〈けれども〉〈ところが〉〈ところで〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 靏岡昭夫 「〈ところが〉と〈ところで〉の通時的考察―その逆接仮定条件表現用法の成立をめぐって」 『国語学』88昭47・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 258 ―で 飛田良文 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞ば・と・とも・ど・ども・も〈ても〉〈けれども〉〈ところが〉〈ところで〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 靏岡昭夫 「〈ところが〉と〈ところで〉の通時的考察―その逆接仮定条件表現用法の成立をめぐって」 『国語学』88昭47・3 小林千草 「中世口語における原因・理由を表わす条件句」 『国語学』94昭48・9 西田絢子 「端的・トコロデ・サカイ―国語資料としての駿河御譲本江湖風月集抄(1)」 『東京成徳短大紀要』13昭55・4 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 259 どころか 初玉麟 「どころか―その接続と意味の説明・分類をめぐって」 『言語』10-10昭56・10 259 ところのなくひにそあなる 句 清水義秋 「土佐日記〈ところのなくひにそあなる〉私見―定家の用字意識から〈国語学会研究発表会発表要旨〉」 『国語学』88昭47・3 259 どさ 句 橋本勇之助 『秋田のことば民俗誌どさ/ゆさ』 昭56・6みやま書房 259 とさか 鶏冠 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 259 とざす 閉・鎖 加藤和夫 「特集・類義語の意味論的研究しめる・しまる・とじる・ふさぐ・ふさがる・とざす」 『日本語研究』1昭53・3 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 259 とじ 刀自 菊田紀郎 ⑨ 259 どし 同士 棚橋尚美 「〈ドチ・ドシ〉から〈ドウシ〉へ」 『岐阜大学国語国文学』15昭57・3 259 として 鈴木泰 「指定辞トシテ・ニシテの句格」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 259 としとった・としよった 年取・年寄 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 →としをとる 259 としはへにつつ 歳経管 後藤和彦 「万葉集二三七四〈歳経管〉の訓について」 『玉藻』3昭43・5 259 としまがいそ 富島磯 田中宏明 「国文学に現われたる地名攷富島磯―小竹葉野考」 『解釈』22-1昭51・1 259 とじめ・とじむ 閉 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 259 どじょう 泥鰌 鈴木吾一 「たべもの噺9〈泥鰌〉」 『月刊百科』241昭57・11 259 としょかん 図書館 新村出 「語源をさぐる2」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 青木次彦 「〈図書館〉考」 『文化学年報』2324昭50・3 松井栄一 『国語辞典にない語』 昭58・4南雲堂 259 とじる 閉 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 加藤和夫 「特集・類義語の意味論的研究しめる・しまる・とじる・ふさぐ・ふさがる・とざす」 『日本語研究』1昭53・3 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 259 としをとる 年取 花田二徳 「〈年をとる〉〈御飯〉など」 『日本語』21-8昭56・10 259 どす 助動詞 永田吉太郎 「デス・ダス・ドスの語原」 『音声学協会会報』32昭8・3 橘正一 「デス・ダス・ドス」 『コトバ』昭21・3 259 どす 楳垣実 「ドスの語源」 『日本国語大辞典ことばのまど』9昭49・5 259 とすると 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 259 とすれば 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 259 とぜん 徒然 福島邦道 「とぜん〈徒然〉考―漢語史と方言」 『実践国文学』17昭55・3 259 とぜんな 徒然 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=『定本柳田国男集』18昭38・8 259 とそ 都曾 池田併治 「都曾訓義考」 『国語国文』5-7昭10・7 259 とぞ 助詞 大木正義 「〈とぞ〉〈となむ〉小考―説話における用法を中心に」 『解釈』23-8昭52・8 259 とだる 登陀流 安藤正次 「〈登陀流〉〈血垂〉考」 『言語と文学』昭5・2、4 小川尚義 「蕃語より見たる〈トダル〉〈チダル〉」 『言語と文学』昭6・7 安藤正次 『古典と古語』 昭10・6三省堂 西宮一民 「〈具ふ〉の仮名遣をめぐって」 『万葉』41昭36・10 259 とたん 藤村潤一郎 「〈トタン〉考」 『文部省史料館報』7昭43・8 259 とち 土地 加藤憲市 「ことばの象徴性と抽象性―〈地図〉と〈土地〉について」 『教育技術』7・8昭27・10 259 どち 名詞 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 棚橋尚美 「〈ドチ・ドシ〉から〈ドウシ〉へ」 『岐阜大学国語国文学』15昭57・3 260 どちら 何方 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 260 とつぐ 嫁 渡辺友左 『日本語と性』 昭57・11南雲堂 260 とづく 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 260 どっこんせい 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 260 とつじょ 突如 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 260 とつぜん 突然 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 260 どっち 何方 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 260 とって 吉川泰雄 「江戸言葉の助詞〈とって〉について」 『都立大方言学会会報』55昭48・12 260 とっぴ 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 260 とつら 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 260 とて 吉川泰雄 「〈とて〉〈と言って〉などの訛形に就いて」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 高橋俊三 「おもろ語〈とて〉考」 『沖縄国際大紀要』4-2昭51・3 吉川泰雄 『近代語誌』 昭52・3角川書店 260 とてつもなく 句 小矢野哲夫 「ことばの意味の記述をめぐって―〈飛切り〉〈底抜けに〉〈滅法〉〈途轍もなく〉を例として」 『日本語日本文化』10昭56・2 260 とても 岩淵悦太郎 「標準語辞典1~2―〈ハエ〉か〈ハイ〉か・〈とても〉と〈てんで〉」 日本話術ロータリー『ことば』昭31・45 藤川助三 「〈とても〉ということば」 『言語生活』94昭34・7 宮内和夫 「〈全然〉の改新―〈とても〉にふれて」 『実践国語教育』247昭36・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 安達雅夫 「閑吟集〈とても〉考―〈とても売らるる身を〉の解釈をめぐって」 『中世文学論叢』2昭52・11 260 とてもきれいだ 句 中沢政雄 「現代国語学2〈とてもきれいだ〉」 『国語教育科学』6-6昭41・6 260 とと 父 漆崎正人 「幼児語成立過程の一考察・親族語彙〈かか〉〈とと〉成立の周辺」 北海道大『国語国文研究』64昭55・9 260 どど 度々 遠藤好英 ④ 260 とどく 届 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 松本武 「特集・類義語の意味論的研究およぶ・達する・つく・とどく」 『日本語研究』3昭55・10 260 とどける 届 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 260 どどこ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 260 どどこざる 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 260 とどまる 止・留・停 小杉商一 「〈とまる〉と〈とどまる〉と」 『国学院雑誌』61-7昭35・7 260 とどみ 登等美 奥里将建 「登等美考」 『方言』6-2昭11・2 260 とともに 水谷修 「~やいなや・~が早いか・~とともに」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 260 とどり 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 260 ととろき 止々呂支 遠藤嘉基 「霊異記の歌謡―下三十八の〈止々呂支〉について」 『訓点語と訓点資料』49昭48・1 260 どなた 何方 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 260 となり 隣 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 田村忠士 「去来抄における〈となり〉表現について―これを敬語の問題として考える」 『解釈』21-7昭50・7 260 となりしらず 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 260 となる 関宦市 「和歌における〈~になる〉と〈~となる〉とについて―時に関する体言に接続する場合」 『鶴見女子大学紀要』3昭40・12 関宦市 「古代・中世の和歌における〈~になる〉と〈~となる〉とについて―時に関する体言以外の体言に接続する場合」 『鶴見女子大学紀要』4昭42・2 高羽四郎 「〈となる〉の用法」 『国文学研究』3昭42・11 スワン彰子 「〈となる〉と〈になる〉について」 『ILT News』66昭54・2 261 どなる 怒鳴 横田貢 ⑪ 261 とにかく 兎角・左右 河原崎幹夫 「副詞の導入の具体的研究(3)なにしろ・とにかく・ともかく」 『日本語学校論集』4昭52・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 261 ―に 佐藤宣男 ⑪ 261 との・どの 殿 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 菊田紀郎 ⑪ 261 おお― 菊田紀郎 ⑪ 261 ―ご 菊田紀郎 ⑪ 261 ―さま 菊田紀郎 ⑪ →どん 261 とのうま 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 261 どのくらい 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 261 とのさまよもぎ 中平解 「トノサマヨモギ」 『民間伝承』20-4昭31・4 261 とのしく 等乃斯久 佐藤稔 「〈等乃斯久〉考」 『国文学攷』23昭35・5 261 ―も 田辺正男 「等乃斯久母考」 『国学院雑誌』47-1昭16・1 261 とは 大坪併治 「トイフハ・トイハ・トハについて」 『国語国文』28-2昭34・2 此島正年 「複合助詞〈とは〉の解釈」 『解釈』19-12昭48・12 261 とびきり 飛切 小矢野哲夫 「ことばの意味の記述をめぐって―〈飛切り〉〈底抜けに〉〈滅法〉〈途轍もなく〉を例として」 『日本語日本文化』10昭56・2 261 とびつか 杉浦明平 「ことばについて―おとしまい・イヌフグリ・トビツカ・竹鉄砲と根っ木」 『言語』3-4~69昭49・4~69 261 とびもの 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 261 どひょうし どひやうし 拍子 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭29・1臼井書房 261 とぶ 飛 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 261 どぶ 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 261 とぼしい 乏 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤武義 ⑪ 261 とぼしび 灯 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 261 とぼす 点・燈 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 261 トマト 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 261 とまる 止 小杉商一 「〈とまる〉と〈とどまる〉と―源氏物語を中心として」 『国学院雑誌』61-7昭35・7 ロゲルギスト 「ことばのことば止まる」 『言語』7-2昭53・2 →とめる 261 どまんなか 真中 「品をおとすことば―どまんなか・ぶちぬく」 『ことば』11昭29・11 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 261 とみ 富 藤井茂利 「日本書紀の音仮名〈富〉について―古事記の用法と比較しつつ」 『湘南文学』5-6昭47・3 261 とみえて 池尾スミ 「〈…とみえて〉〈だけあって〉―二つの表現の型をめぐって―」 『日本語教育』10昭42・11 261 とみに 頓 鈴木丹士郎 「〈とみに〉小考同補」 『専修大文科学研究所月報』5758昭52・12、53・1 261 どむ 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 261 どむなら 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 261 とむら 耽羅 藤田茂利 「日本書紀に見える〈耽羅〉の名称―済州島方言に関わりを持たせつつ」 『薩摩路』23・24昭54・6 261 とめる 止 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 →とまる 262 とも 助詞 松尾捨治郎 『国文法論纂』 昭3・4文学社 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 塚原鉄雄 「接続助詞―ば・と・ども・とも・と・て・つつ・で・を・に・が」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 塚原鉄雄 「接続助詞ば・と〈古典語・現代語〉・とも〈古典語〉・も・ても・でも〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12・2昭42・1 西田直敏 「終助詞かし・も〈古典語〉・とも〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 後藤和彦 「接続助詞〈とも・ども〉の成立」 『国語国文』37-5昭43・5 山口明穂 「中世文語における接続助詞〈とも〉―文語行為機構の一面―」 『国語と国文学』46-3昭44・3 飛田良文 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞ば・と・とも・ど・ども・も〈ても〉〈けれども〉〈ところが〉〈ところで〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞か・かな・かも・かし・な・も・よ〈感動〉・ぞ〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 外山映次 「はか〓しからす候とも〈宇治拾遺第111〉―〈とも〉か〈ども〉か表記から考える」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・2表現社 262 ども 松尾捨治郎 『国文法論纂』 昭3・4文学社 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 塚原鉄雄 「接続助詞―ば・と・ども・とも・と・て・つつ・で・を・に・が」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 森昇一 「接尾語〈タチ・ドモ・ラ〉」 国学院大『国語研究』16昭38・8 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 森野宗明 「接続助詞ど・ども〈古典語〉・が〈古典語・現代語〉・ところが・けれども〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 浦部重雄 「大鏡における接尾語〈たち〉〈ども〉の用法」 『国語国文』37-5昭43・5 後藤和彦 「接続助詞〈とも・ども〉の成立」 『国語国文』37-5昭43・5 飛田良文 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞ば・と・とも・ど・ども・も〈ても〉〈けれども〉〈ところが〉〈ところで〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 菅原真智子 「上代の逆接確定条件法―〈ど〉と〈ども〉」 『王朝』6昭48・4 外山映次 「はか〓しからす候とも〈宇治拾遺第111〉―〈とも〉か〈ども〉か表記から考える」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 国田百合子 「御湯殿上日記にみえる接尾辞〈ども〉の用法」 『近代語研究』5昭52・3 山口堯二 「〈ど・ども〉の確定条件表現―万葉・古今における諸相」 『大阪大教養部研究集録人文社会』25昭52・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 山口堯二 『古代接続法の研究』 昭55・12明治書院 森昇一 「〈御息所タチ〉と〈御曹司ドモ〉覚書」 『野州国文学』19昭57・3 262 ともかく 兎角・左右 河原崎幹夫 「副詞の導入の具体的研究(3)なにしろ・とにかく・ともかく」 『日本語学校論集』4昭52・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 262 ―も 佐藤宣男 ⑪ 262 ともがら 輩 坂詰力治 ⑪ 262 ともくいだおれ 共食倒 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 262 ともげ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 262 ともしい 乏 今井福治郎 「万葉集の同心異表現―〈ともし〉を中心にして」 『古典の新研究』2昭29・10 佐藤武義 ⑪ 262 ともしび 灯 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 262 ともしびの 留火之 関守次男 「枕詞〈留火之〉の解釈」 山口大学『文学会誌』9-2昭33・12 262 ―あかしおおとにいらむひや 明大門尓入日哉 久米常民 「〈留火之明大門尓入日哉〉の訓釈」 『愛知県立大文学部論集国文』24昭48・12 262 ともす 灯 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 262 ともだち 友達 坂詰力治 ⑪ 262 ともども 共共 松下大三郎 「誤り易き語法」 『大八州』25-2 262 ともなう 伴 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 263 ともに 共 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 豊島正之 「初期キリシタン文献の文語文に見える〈ともに〉について」 『国語と国文学』59-2昭57・2 263 とものひとなどのにこそはとおもう 句 宮田和一郎 「〈供の人などのにこそはと思ふ〉―更級日記中の一句について」 『解釈』4-5昭33・5 263 どやく 横田貢 ⑪ 263 とら てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 263 どら 横田貢 ⑪ 263 とらえる 捕・捉 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 263 とらどし 寅年 岩淵悦太郎 「寅年」 『カレント』330昭49・1 山中襄太 「寅年語源漫筆」 『言語』3-2昭49・2 263 とらのかしら 虎頭 山本利達 「紫式部日記覚書〈御加持・虎のかしら〉」 『滋賀大教育学部紀要人文社会教育』30昭56・3 263 とらのまき 虎巻 柄沢衛 「学生語〈トラノマキ〉の方言―新潟県内」 『日本語』15-7昭50・9 263 とらまえる 中沢政雄 「現代国語3〈四角い〉と〈とらまえる〉―ことばは生きている」 『国語教育科学』6-7昭41・7 263 とらまゆる 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 263 トランジスタ・トランジスター 「ことば百科〈トランジスタ〉か〈トランジスター〉か―外来語の表記」 『放送文化』32-7昭52・7 263 とまりぎ 止留木 小倉進平 「止留木と止里―癸酉歳に因みて」 『ドルメン』昭8・1 263 とり 止里 小倉進平 「止留木と止里―癸酉歳に因みて」 『ドルメン』昭8・1 263 とり てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 263 とりあえず 不取敢 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 263 とりおどし 鳥威 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 263 とりかえす 取返 仁田義雄 「類義語〈取り返す〉と〈取り戻す〉の文法」 『計量国語学』11-4昭53・3=『語彙論的統語論』昭55・3明治書院 263 とりけし 芝田稔 「〈取締〉と〈取消〉」 『関西大中国文学会紀要』5昭49・12 263 とりしまり 芝田稔 「〈取締〉と〈取消〉」 『関西大中国文学会紀要』5昭49・12 263 とりつぎつるほどほども 句 小島俊夫 「〈とりつぎつるほどほどもなかりつるに〉について」 『解釈』20-3昭49・3 263 とりつく 取付 柴田武編 「ことばの意味2」 昭54・6平凡社 263 とりどり 取取 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 日比野和子 「源平盛衰記の一性格〈とりどり〉という表現をめぐって」 『名古屋大国語国文学』43昭53・12 263 とりはなる 鳥翔成 関守次男 「〈鳥翔成〉は〈ハフルナス〉か」 『美夫君志』18昭49・12 263 とりはやし 八亀師勝 「〈とりはやし〉考」 『アカデミア』81昭46・3 263 とりひき 取引 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 263 とりまく 取巻 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 263 とりもうす 田村忠士 「〈とり申す〉の語性」 『解釈』26-12昭55・12 263 とりもち 鳥黐 小林隆 「〈もち(餅)〉と〈とりもち(鳥黐)〉の語史」 『文芸研究』94昭55・5 263 とりもつ 取持 本田義寿 「万葉集における〈取持〉1・2」 『論究日本文学』2728昭41・49 263 とりもどす 取戻 仁田義雄 「類義語〈取り返す〉と〈取り戻す〉の文法」 『計量国語学』11-4昭53・3=『語彙論的統語論』昭55・3明治書院 263 とりもなおさず 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 263 とりよろう とりよろふ 取与呂布 春日政治 「〈取与呂布〉私考」 『西南学院大学文学論集』1-1昭30・2 鮫島正英 「〈とりよろふ〉私見」 『解釈』18-4昭47・4 鮫島正英 「〈とりよろふ〉再説」 『解釈』19-12昭48・12 263 ―あまのかぐやま 天香具山 吉田金彦 「古代語の民俗学的検討―〈とりよろふ天の香具山〉」 『世界口承文芸研究2〈昭55年度特定研究報告書〉』昭56・3大阪外語大口承文芸研究会 264 とりわけ 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 264 とる 取・捕 花田二徳 「球を〈とる〉と〈つかむ〉」 『日本語』22-8昭57・10 264 とる 遠藤邦基 「語頭音の性格―トル・トフ・トク・ソフの特殊仮名遣混乱から」 『国語国文』40-7昭46・7 丹羽一弥 「トル・ヨル考」 『東海学園国語国文』11昭52・3 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 高橋顕志 「愛媛県松前町方言のアスペクト表現―ヨル・トルを中心として」 『日本語研究』2昭54・7 264 ドル 弗 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 264 どれ 柳田国男 『なぞとことわざ』 昭27・10筑摩書房=『定本柳田国男集21』昭37・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 264 どれい 奴隷 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 264 とれる 取 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 264 どろ 田中重太郎 「〈ぶち〉〈どろ〉」 『平安文学研究』16昭29・12 264 トロッコ 真田信治 「地域とのかかわり」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 264 とろっぴ 森下喜一 「方言〈とろっぴ〉の分布とその成立過程もめぐって―栃木県を中心に」 『国学院大学栃木短期大学紀要』7昭48・1 264 ドロップス 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 264 どろぼう 泥棒 別役実 「犯罪のことば13泥棒」 『三省堂ぶっくれっと』17昭53・10 264 どろぼのしんぬぎ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 264 どわ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 264 とん 戸田吉郎 「プウ・スウ・トン・スムことば風土記」 『言語生活』33昭29・6 264 とん・どん 岡崎正継 「接続助詞〈とん〉〈どん〉について―鎌食時代東国資料に於ける」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 264 どん 殿 菊田紀郎 ⑪ 264 どん 林和比古 「助詞ドンについて」 『国語と国文学』14-9昭12・9 264 とんかち 川本茂雄 ① 264 どんがら 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 264 とんかんぶるひ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 264 とんきら 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 264 とんこ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 264 どんこ 藪重孝 「鈍口の類魚方言に対する疑問」 『民俗学』3-6昭6・6 南方熊楠 「ドンコの類魚方言に関する藪君の疑問に答ふ」 『民俗学』3-10昭6・10 能田太郎 「タンガクとドンコと」 『方言』2-10昭7・10 264 とんじゃく 頓着 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 264 とんしゅ 頓首 藤野岩友 「〈談話室〉頓首に就いて」 『国学院雑誌』80-6昭54・6 264 とんせい 遁世 大塚智 「〈遁世〉考」 『神戸山手女子短大紀要』22昭54・12 264 とんだ 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 264 とんづき 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 264 とんでもございません 池田弥三郎 『露地に横丁に曲り角』 昭50・10新人物往来社 265 とんでもない 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 265 とんでもはっぷん 扇谷正造 「とんでもハップン」 『実践国語』16-173昭30・2 265 とんとん 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 265 どんどん 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 265 どんな 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 265 ―に 加藤節 「〈どんなに〉について」 『解釈』1-5昭30・9 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 265 とんにく 豚肉 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 265 とんぷく 頓服 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 265 どんぶりかんじょう 丼勘定 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 265 とんぼ 蜻蛉 奥里将建 「蜻蛉の時代語と方言分布」 『方言』2-5昭7・5 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 山本修之助 「佐渡の方言分布―タンポポ・ネコヤナギ・トンボ・メダカ・ツララについて」 『佐渡』1昭29・8 宮嶋弘 「トンボの古語の語源」 『立命館文学』昭31・2 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 井之上せつ子 「兵庫県北西但馬語彙について―とんぼ」 『郷言』8昭47・12 加藤正信 「国語史と言語地理学―蜻蛉を例として」 『文学語学』66昭48・3 広戸惇 「蜻蜒・蜏〈ヒヲムシ〉考」 『国語学』107昭51・12 広戸惇 「蜻蜓・蜏考」 『島大国文』6昭52・3 徳川宗賢 「文献国語史と方言」 『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 馬場宏 「能登半島に於ける〈とんぼ〉の方言分布―個名より総称名を抽き出す」 『日本方言研究会第30回記念講演会研究発表原稿集』昭55・5 265 とんや 問屋 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 265 な 名 相坂一成 「ものの名まえ考―〈名〉の用法の源流を求めて」 石川県高校国語研『国語研究』7昭45・3 265 な 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 265 な 人称代名詞 白藤礼幸 「ナとア」 『国語研究室』4昭40・6 265 な 副詞 蔵中進 「禁止表現における否定辞〈な〉について」 『国語学』32昭33・3 佐藤宣男 「〈な〉と〈な…そ〉」 『文芸研究』63昭45・1 森田良行 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞な…そ・な(禁止)・ばや・なむ・な・ね・に・が・がな・がも(希望)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 細川英雄 「禁止表現形式の変遷〈な…〉〈な…そ〉〈…な〉について」 早稲田大『国文学研究』48昭47・10 田中司郎 「夜の寝覚の禁止表現(〈な〉〈な…そ〉)について」 『国語鹿児島』13昭51・3 細川英雄 「中古の禁止表現―〈ナ…ソ〉〈…ナ〉の表現価値」 『国語学会昭和51年秋季大会発表要旨』昭51・11 細川英雄 「中古散文資料における〈ナ…ソ〉〈…ナ〉の差異について」 早稲田大『国文学研究』62昭52・6 田中司郎 「落窪物語の禁止表現(〈な〉〈な…そ〉)について」 『薩摩路』2324昭54・6 田中司郎 「曾我物語の禁止表現(〈…な〉〈な…そ〉)について」 『薩摩路』25昭55・8 265 な 助詞 森重敏 「修飾語格小見―上代の助辞〈な・に・の・が〉」 『国語国文』17-134昭23・257 六笠寿子 「浮世風呂における間投助詞〈な・なあ〉〈の・のう〉〈ね・ねえ〉の使い分けについて」 『国文』8昭32・12 蔵中進 「禁止表現における否定辞〈な〉について」 『国語学』32昭33・3 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 塚原鉄雄・塚原幸子 「連体格を構成する助詞二つ―格助詞〈な〉と格助詞〈つ〉と」 『万葉』30昭34・1 吉田金彦 「希求の〈な〉と願望の〈な〉」 『愛媛大学紀要』1-12昭41・12 龝田定樹 「終助詞な〈古典語・現代語〉な・な…そ〈古典語〉え・よ・か〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 小松寿雄 「終助詞かも・かな〈古典語〉な〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 後藤和彦 「未然形承接の終助詞〈な・なも・ね〉」 『玉藻』2昭42・3 藤井尚子 「岡山県美作地方方言の文末詞―〈ナ…〉〈ナ〉ことばと〈ノ…〉〈ノ〉ことばとの差異について」 『生活語研究』2昭42・6 小野米一 「北海道旭川地方で聞かれる文末詞〈ナ〉〈ネ〉について」 『語学文学』8昭45・3 北条忠雄 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉〈の〉の語源―〈の〉の語源は〈な〉か」 『月刊文法』2-11昭45・9 森田良行 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞な…そ・な(禁止)・ばや・なむ・な・ね・に・が・がな・がも(希望)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞か・かな・かも・かし・な・も・よ(感動)・ぞ〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 久島茂 「助動詞ムの成立についての一考察―終助詞ナ・ネ・ニと関連して」 早稲田大『国文学研究』60昭51・10 266 な 佐々木峻 「大蔵流古狂言虎明本における漢語形容動詞連体形の一用法〈…ナ〉〈…ナル〉〈…ノ〉」 広島大『国語教育研究』26昭55・11 266 なあ 井口実 「上州言葉の〈ノオ〉〈ナア〉」 『言語生活』26昭28・11 六笠寿子 「浮世風呂における間投助詞〈な・なあ〉〈の・のう〉〈ね・ねえ〉の使い分けについて」 『国文』8昭32・12 藤原与一 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について―文末詞〈ナ…〉〈ノ…〉」 『方言研究年報』8昭41・3 266 なぁーん 方言 河内洋佑 「富山県井波地方の〈なァーん〉」 『言語生活』86昭33・11 266 なーんちゃって 稲垣文男 「ことばは生きている流行語昭和史(20)なーんちゃって」 『放送文化』33-4昭53・4 266 なあんてね 池田弥三郎 「ことばのことばなあんてね」 『言語』7-6昭53・6 266 ない 応答詞 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 266 ない なゐ 地震 新村出 『南蛮更紗』 大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 266 ない 無 広戸惇 「岡山県方言分布の実際―〈無い〉〈こんな〉その他」 『島根大学論集』9昭34・2 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 金田弘 「打消の助動詞―ない・ぬ(ん)〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 宮地敦子 「ない・ぬ・ず」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 武井睦雄 「江戸語打消表現についての一報告―洒落本における〈ぬ〉〈ない〉両系列の相関」 『国語研究室』4昭40・6 丸山和雄・岩崎摂子 「現代語文末表現における〈ない〉の諸相―その慣用表現の構造的類型」 『弘前学院短大紀要』4昭43・4 大野晋 『日本語の世界』 昭51・10朝日新聞社 森田良行 「〈ない〉の用法を中心に」 『講座日本語教育5』昭44・7早稲田大学語学教育研究所 柏原司郎 「〈焼けない前〉と〈焼けぬ先〉と」 『語学文学』10昭47・3 和久井生一 「日本語研究〈ない〉論考」 『拓殖大学論集』94昭48・12 飛田良文 「明治初期東京語の否定表現体系―安愚楽鍋における〈ない〉〈ねえ〉〈ぬ〉〈ん〉の用法」 『ことばの研究5』昭49・3秀英出版 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 小矢野哲夫 「打消助動詞〈ない〉の一特性―アスペクトを表す場合」 『日本語日本文化』8昭53・9 岸本末彦 『心理学者の国語観』 昭56・4私家版 柳父章 「ある・いる―文脈上の語感の乏しい日本語の名詞に〈ある〉〈いる〉〈ない〉を変身させることができるか」 『翻訳の世界』6-9昭56・9 →なし 267 ないかくそうりだいじん 内閣総理大臣 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 267 ないかどうか 石野博史 「〈ないかどうか〉という表現について」 『言語学論叢』9昭43・12 267 ないし・ないしは 小野基 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈ないし(は)〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 寺村秀夫 「〈あるいは〉〈または〉〈もしくは〉〈ないし(は)〉」 『講座正しい日本語4』昭45・11明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 267 ないしょう 内緒・内証・内所 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 井上章 ⑪ 267 ないで 阿刀田稔子 「否定の接続法〈~なくて〉〈~ないで〉〈~ずに〉について」 『日本語教育研究』11昭50・6 鈴木英夫 「〈なく(て)〉と〈ないで〉と〈ず(に)〉の用法の異同について」 『名古屋大教養部紀要』A20昭51・3 北川千里 「〈なくて〉と〈ないで〉」 『日本語教育』29昭51・4 267 ナイター 上野景福 「Baseballeseとしての‘nighter’」 『英語青年』108-12昭37・12 「文化ジャーナルことばスポーツ界の和製英語―ナイターからゼッケンまで」 『朝日ジャーナル』昭44・8 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 267 ないだろう 鎌田広夫 「〈ないだろう〉考」 『人文論究』23昭38・5 267 ないな 北条忠雄 「ロドリゲスの日本語文典に見える禁止法ナナイソ・ナイナについての考察―ロ氏文典の一批判」 『秋田大学学芸学部研究紀要』2昭26・10 267 ないない 内々 遠藤好英 ④ 267 ないふく 内服 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 267 ないべ 多々良鎮男 「〈イーベ〉〈ナイベ〉」 『言語生活』17昭28・2 267 なえ 地震 野元菊雄 「ことばの誕生と変化〈地震〉―意味の分担」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 267 なう なふ 高里盛国 「〈奈布〉語の整理」 『上代文学研究会会報』14昭39・11 後藤和彦 「東語〈なふ〉の活用に関する私見」 『国語国文』37-9昭43・9 吉田金彦 「上代語における〈ふ〉〈なふ〉の取り扱いについて」 『国語学』90昭47・9 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 「国語史と言語地理学」 『シンポジウム日本語1』昭50・10学生社 267 なお なほ 副詞 膽駒山人 「〈なほ〉と云ふ副詞について」 『あさみどり』7-3567 岡田正美 「副詞〈なほ〉について」 『あさみどり』7-9 松井利男 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈なお〉」 『月刊文法』2・12昭45・10 井上博嗣 「古代語〈なほ〉の意味について」 『女子大国文』75昭49・11 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 267 ―さら 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 267 ―もあらじ 鈴木一雄 「〈なほもあらじ〉の意味をめぐって―かげろふ日記試解」 『金沢大学国語国文』5昭51・5 267 なおざり なほざり 渡辺修 「〈なほざり〉考―辞書の利用」 『大妻国文』10昭54・3 267 なおす 直 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 267 なか 中 津之地直一 「万葉集の〈上〉〈中〉〈下〉音訓義攷」 『愛知大学文学論叢』47昭47・3 267 津之地直一 『万葉集の国語学的研究』 昭50・6桜楓社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 267 ながい 長・永 佐藤虎男 「特集〈瀬戸内海言語図巻〉への歩み瀬戸内海域言語地図〈長い〉について」 『方言研究年報』14昭47・1 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 文化庁国語課編 『ことばシリーズ13言葉に関する問答集6』 昭55・4 267 ながく 氷 金田一春彦 「平家語釈僻案抄」 『名大国語国文学』2昭34・6 267 ながざお ながざを 長棹 藤井乙男 「天明の通言」 『国語国文』2-7昭7・7 山崎麓 「江戸語雑記」 『国語解釈』1-5昭11・6 268 なかしまい 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 268 ながす 流 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 268 ながたらしい 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 268 なかつ(り)せば 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 268 なかった 中村通夫 「〈なんだ〉と〈なかった〉」 『学苑』5・2昭13・2=『東京語の性格』昭23・11川田書房 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 松島典雄 「キリシタン資料にあらわれた〈なんだ〉〈なかった〉の口訳語」 福井大『国語国文学』14昭45・2 268 なかなか 副詞 塚原鉄雄 「国語副詞の史的研究(1)なかなか」 『大阪市立大学国語学研究調査冊子1』昭29・9 井手至・浜田敦 「国語副詞の史的研究(2)」 『人文研究』6-5昭30・6 小松寿雄 「狂言における否定問いかけに答える応答詞の用法」 『近代語研究』1昭40・9 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 松田彰子 「源氏物語における〈なか〓〉について」 『高知女子大国文』8昭47・6 丸山啓子 「源氏物語における〈なかなか〉について」 『高知女子大国文』9昭48・6 小杉商一 「〈なかなか〉〈かへって〉〈結局〉」 『浅野信博士古稀記念国語学論叢』昭52・10桜楓社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 佐藤宣男 ⑪ 268 ながながしい 長長 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 268 ながながしよ 長長夜 井上頼文 「ほのぼのと・ながながし夜」 『歌学』8 268 なかのかんぱく 中関白 芥川唯雄 「〈中の関白〉の呼び名について(補遺)」 『解釈』12-910昭41・910 慶野正次 「〈中の関白〉について」 『解釈』13-3昭42・3 芥唯雄 「〈中の関白〉および〈御堂関白〉の呼び名について」 『解釈』14-1昭43・1 268 なかのころも 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 268 なかのとおか 中十日 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 高松政雄 「〈中の十日〉考」 『解釈』12-4昭41・4 268 なかの…ひ 句 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 268 なかのりさんなんじゃらほい 句 水野都沚生 「木曾節のナカノリサンナンジャラホイの解明」 『信濃教育』938昭40・1 268 なかはず 奈加弭 吉田増蔵 「奈加弭の考」 『日本文学論纂』昭7・6明治書院 鈴木敬三 「奈加弭考」 『国学院雑誌』59-1011昭33・11 神道宗紀 「万葉集〈奈加弭〉考」 『皇学館論叢』15-5昭57・10 268 なかま 仲間 井上ひさし 「ナカマとヨソモノ」 『私家版日本語文法』昭56・3新潮社 坂詰力治 ⑪ 268 なかまな 中麻奈 菊沢季生 「信濃歌(3401)の〈中麻奈〉をめぐって」 『日本方言研究会第28回研究発表会発表原稿集(大阪樟蔭女子大学)』昭54・5 268 ながむ 眺 北山正迪 「〈ながむ〉覚書」 『国語国文』38-10昭44・10 広田美和子 「動詞〈眺む〉の語義―源氏物語を中心に」 『駒沢短大国文』12昭57・3 268 ながめ 眺 本間民子 「〈ながめ〉の語義の変遷について」 『日本文学ノート』5昭45・3 吉田雅子 「和歌的〈ながめ〉の再吟味」 『女子大国文』70昭48・8 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 268 ながめる 眺 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 迫田幸子 「特集・類義語の意味論的研究みつめる・ながめる」 『日本語研究』3昭55・10 268 なかゆび 中指 前田富祺 「指のよび方について」 『文芸研究』56昭42・7 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 268 ながら 接続助詞 杉山栄一 「がてら・ながらの文法上の地位」 『国語学論集』昭19・10岩波書店 滑川道夫 「〈ながら〉病か能力か」 『言語生活』124昭37・1 吉田金彦 「接続助詞で・つつ〈古典語〉や(付)たり〈古典語・現代語〉ながら〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 吉田金彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞て(とて)・して・で・つつ・ながら・や(し)(ても)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 山口堯二 「〈て〉〈つつ〉〈ながら〉考」 『国語国文』49-3昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 269 なかりそうだ 松村明 「実践文法講話(1)~(2)〈おろしてください〉〈よかりそうだ〉〈なかりそうだ〉」 『実践国語』昭31・79 269 ながりーるー 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 269 なかれ 莫・勿 花輪茂道 「万葉集の〈莫―〉〈勿―〉の訓」 国学院大『国語研究』38昭50・3 269 ながれる 流 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 269 なかわた 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 269 なかんずく なかんづく 就中 山田孝雄 『国語の中に於ける漢語の研究』 昭15・4宝文館 鈴木一男 「〈就中・加之・遮莫・挙世〉の訓法小論」 『樟蔭国文学』17昭54・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 269 なき 今泉忠義 「平安朝語法二三(が・て・ては・なき・おらぬ・多し)」 『国学院雑誌』44-1昭13・1 269 なぎ 凪 十河直樹 『凪に関する語彙―下津井言語研究から』 昭49・7私家版 269 なきがら 亡骸 宮地敦子 「遺体に関する語彙の変遷〈かばね〉〈から〉〈なきがら〉など」 『国語と国文学』55-5昭53・5=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院 269 なきとむらい なきとむらひ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 269 なく 泣 佐伯梅友 「万葉集〈泣く〉〈泣くる〉考」 『国語国文』2-10昭7・10 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭13・10文学社=昭38・4有朋堂 水谷静夫 「〈泣く・花・恋〉から〈…ている・泣く・雨〉へ」 『言語生活』91昭34・4 猿田知之 「涕泣に関する二、三の問題―中世説話集を中心として」 『立教大学日本文学』32昭49・6 佐藤亨 「〈泣く〉の副詞的表現とその歴史」 『新潟大学国文学会誌』24昭56・2 田中章夫 ② 269 なきながすなみだのうえにありしにも 句 西木忠一 「泣き流す涙の上にありしにも」 『滋賀大国文』17昭54・12 269 なぐさぶる 名草溢 相磯裕 「〈名草溢〉考」 『青山語文』6昭51・3 269 なぐさみ 慰 北住敏夫 『日本の文芸意識』 昭35・10桜楓社 269 なぐさめずばつゆ 句 篠崎美智子 「和泉式部日記〈なぐさめずばつゆ〉について―引歌における敬語の考察」 『立教大学日本文学』41昭54・1 269 なくす・なくする 無 奥津敬一郎 「〈なくす〉と〈なくする〉」 『講座正しい日本語5』昭46・3明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 和田雅光 「特集・類義語の意味論的研究うしなう・なくす・おとす」 『日本語研究』1昭53・3 269 なくしよう 花田二徳 「交通事故を〈なくそう〉と〈なくしよう〉と」 『日本語』7-4昭42・5 269 なくそう 花田二徳 「交通事故を〈なくそう〉と〈なくしよう〉と」 『日本語』7-4昭42・5 269 なくて 阿刀田稔子 「否定の接続法〈…なくて・…ないで・…ずに〉について」 『日本語教育研究』11昭50・6 鈴木英夫 「〈なくて〉と〈ないで〉と〈ず(に)〉の用法の異同について」 『名古屋大教養部紀要』A20昭51・3 北川千里 「〈なくて〉と〈ないで〉」 『日本語教育』29昭51・4 269 なくなく 泣泣 玉村文郎 「連用修飾句ナクナクについての覚え書き」 『同志社国文学』9昭49・2 269 なくなす 無・亡 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 269 なくなる 無・亡 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 269 なくなるかりの 句 田辺正男 「古典の窓語法漫筆―鳴くなる雁の」 『国語教室』7昭56・6 270 なくに 橘純一 「古今集五註拾遺」 『国語解釈』1-5昭11・5 吉田金彦 「〈なくに〉の用法」 『愛媛国文研究』12昭38・2 成宮正夫 「歌語〈なくに〉について」 『滋賀大国文』5昭43・1 橘誠 「み・なくに・らむ・已然形+や・べらなり―文法による和歌へのアプローチ」 『月刊文法』1-4昭44・2 此島正年 「〈なくに〉小考」 『浅野信博士古稀記念国語学論叢』昭52・10桜楓社 270 なくは 連語 宮地幸一 「ずは・なくは考(1)~(5)」 『帝京大文学部紀要国語国文学』10~14昭53~57・10 270 なくひ 清水義秋 「藤原定家の用字と解釈と土佐日記〈なくひ〉の語義をめぐって」 『平安文学研究』60昭54・12 長谷川清喜 「土佐日記の〈なくひ〉について」 『北海道のことば五十嵐三郎先生古稀祝賀記念論文集』昭56・4北海道方言研究会 270 なくる 泣 佐伯梅友 「万葉集〈泣く〉〈泣くる〉考」 『国語国文』2-10昭7・10 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭13・10文学社=昭38・4有朋堂 270 なぐる 撲・殴 山田達也 「意義素研究ノート(1)叩く・打つ・なぐる・はる・ぶつ・ひっぱたく」 『名古屋市立大教養部紀要人文社会』15昭46・3 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 山本清隆 「特集・類義語の意味論的研究うつ・なぐる・ぶつ・たたく・はたく(はる・ひっぱたくなど)」 『日本語研究』4昭56・12 270 なげかす 嘆為 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 270 なげぶし 投節 野間光辰 「なげ節考上・中」 『近世文芸』1819昭45・7、46・4 270 なげる 投 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 磯部敬子 「特集・類義語の意味論的研究なげる・ほうる」 『日本語研究』1昭53・3 270 なごみ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 270 なごやか 和 米野正史 「中古文学における接尾辞〈やか〉〈らか〉―源氏物語玉鬘に用いられた〈そびやか・なごやか・さわらか・わららか〉について」 国学院大『国語研究』42昭54・3 270 なごり 余波 北山谿太 「なごり」 『国語解釈』5-4昭15・4 270 なさいます 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 270 なさけ 情 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 小松茂人 「義経記の人物像―特に〈けなげ〉と〈なさけ〉の倫理意識について」 『宮城学院女子大学研究論文集』28昭41・7 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 大野晋 『日本語の世界』 昭51・10朝日新聞社 根来司 ③ 270 ―ない 有元秀文 「〈はずかしい・なさけない・あさましい〉の意味分析」 『言語学演習'81 Working Paper in Linguistics '81』昭56・3東大文学部言語学研究室 270 ―はひとのためならず 句 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭15・11朝日新聞社 270 なさそうだ 渡辺実 「よさそうだ・なさそうだ」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 270 なさります 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 270 なさる 永田吉太郎 「方言語法の問題(3)―敬語助動詞ナサル」 『方言』3-8昭8・8 岸田武夫 「近世語の系譜―ナサル・ナサレマス・ナサレヤスの系譜」 『京都学芸大学報』15昭34・11 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 大橋勝男 「関東地方域における〈どうぞおあがりください〉の言いかたについて―とくに〈なさる〉系・〈しゃる〉系方言事象の分布に注目して」 『方言の研究』2-1昭45・3 270 なされます 岸田武夫 「近世語の系譜―ナサル・ナサレマス・ナサレヤスの系譜」 『京都学芸大学報』15昭34・11 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 270 なされやす 岸田武夫 「近世語の系譜―ナサル・ナサレマス・ナサレヤスの系譜」 『京都学芸大学報』15昭34・11 270 なし 梨 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 270 なし 無 西尾光雄 「〈なし〉といふ言葉について」 『日本語』4-2 佐藤鶴吉 「〈なし〉を接辞とする形容詞について」 『国語国文』3-5昭8・5 佐伯梅友 「〈あり〉と〈なし〉」 『古文研究』4昭38・12 小林賢次 「否定表現の変遷―〈あらず〉から〈なし〉への交替現象について」 『国語学』75昭43・12 三田村紀子 「なる―〈あり〉と〈なし〉の階梯」 奈良女子大『研究年報』13昭45・3 花輪茂道 「万葉集の〈莫―〉〈勿―〉の訓」 国学院大『国語研究』38昭50・3 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 西宮一民 「いわゆる〈甚し〉について」 『論集日本文学・日本語1上代』昭53・3角川書店 →ない 271 なしに 大橋儀左衛門 「〈なしに〉の考察」 『国文学解釈と教材の研究』6-8昭36・7 271 なじむ 馴染 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 271 なす・なすび 茄子 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 矢島文夫 「文化史とことば(8)キュウリとナス」 『言語』7-8昭53・8 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 271 なす 産 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 271 なす 菊沢季生 「上代語〈なす〉(如)に就て」 『国語研究(仙台)』9-3昭16・3 秋山正次 「常体敬語の姿―ナス語法の一例」 『不知火』10昭32・1 武智雅一 「接尾語〈なす〉の用例から」 『愛媛国文研究』15昭40・12 長野照子 「〈なす〉〈のす〉の考察―万葉集中に於て」 『梅花女子大文学部紀要』2昭41・2 有馬煌史 「上代における接辞〈なす・のす〉について」 『岐阜工業高等専門学校紀要』3昭43・1 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 久島茂 「ノス・ナスの史的考察」 早稲田大『国文学研究』62昭52・6 271 なず なづ 撫 西宮一民 「斎宮の忌詞について」 『皇学館大学紀要』12昭48・12 271 なずき なづき 脳 宮地敦子 「身体語彙の変化―〈かうべ〉〈かしら〉〈あたま〉〈なづき〉など」 『国語学』94昭48・9=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院 271 なずな なづな 薺 小倉進平 「なづな(薺)名義考」 『方言』8-2昭13・5 271 なすやいたとを 那須夜伊多斗遠 石坂正蔵 『敬語史論考』 昭19・8大八洲出版 271 なぜ 何故 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 271 ―なら(ば) 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 271 ―に 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 271 なぜうに 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 271 な…そ 副詞+助詞 穐田定樹 「終助詞な〈古典語・現代語〉な・な…そ〈古典語〉え・よ・か〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 佐藤宣男 「〈な…そ〉の所属について」 『藤女子大学国文学雑誌』7昭44・11 佐藤宣男 「〈な〉と〈な…そ〉」 『文芸研究』63昭45・1 森田良行 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞な…そ・な(禁止)・ばや・なむ・な・ね・に・が・がな・がも(希望)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 細川英雄 「禁止表現形式の変遷―〈な…〉〈な…そ〉〈…な〉について」 早稲田大『国文学研究』48昭47・10 田中司郎 「古今和歌集の〈な…そ〉について」 『薩摩路』19昭50・3 田中司郎 「夜の寝覚の禁止表現(〈な〉〈な…そ〉)について」 『国語鹿児島』13昭51・3 細川英雄 「中古の禁止表現―〈ナ…ソ〉〈…ナ〉の表現価値」 『国語学会昭和51年秋季大会発表要旨』昭51・11国語学会 細川英雄 「中古散文資料における〈ナ…ソ〉〈…ナ〉の差異について」 早稲田大『国文学研究』62昭52・6 田中司郎 「落窪物語の禁止表現(〈な〉〈な…そ〉)について」 『薩摩路』2324昭54・6 村山昌俊 「〈な…そ〉の機能―中古における修飾語介在の例について」 国学院大『国語研究』43昭55・3 田中司郎 「曾我物語の禁止表現(〈…な〉〈な…そ〉)について」 『薩摩路』25昭55・8 細川英雄 「天草版平家物語の〈な…そ〉をめぐって」 『国語学研究と資料』6昭57・7 →な 272 なぞ 謎 阪倉篤太郎 「謎」 『京都女子大学東山論叢』1昭24・10 鈴木博 「中世の謎について―国語学的考察のもとに」 『仏教大学研究紀要』52昭43・3 森本悦子 「源氏物語における〈なぞ〉〈など〉〈なに〉について」 『高知女子大国文』6昭45・7 272 なそう なそふ 小野寛 「〈なそふ〉考」 『学習院女子短期大学紀要』1昭44・2 272 なぞの 何 畠山義和 「源氏物語中心に見る疑問詞の扱い―〈いづくの〉〈なにの〉〈なぞの〉〈なでふ〉の用法」 『湘南文学』56昭47・3 272 なぞや 何 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 272 なぞる 擦 西牧みやま 「特集・類義語の意味論的研究たどる・つたう・つたわる・なぞる」 『日本語研究』3昭55・10 272 なだ 室山敏昭 「ナダとオキ」 『国語と国文学』51-8昭49・8 272 なたむし 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 272 なだらか 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 272 なだれ 雪崩 高橋喜平 「雪崩の方言」 『岳人』272昭45・2 272 なつ 夏 佐藤武義 「万葉語〈夏+―〉考」 『宮城教育大国語国文』8昭52・4 竹崎雅之 「ナツ(夏)の語源試考」 『日本語』17-5昭52・6 272 なつかし・なつかしい 懐 石川徹 「平安文学語彙考証(その三)」 『平安文学研究』19昭31・12 広島まさる 「古代文学に現われた〈なつかし〉について―源氏物語を中心として」 『鶴見女子短大紀要』2昭37・3 中西良一 「源氏物語の〈なつかし〉について」 『和歌山大学教育学部紀要人文』17昭42・12 広島まさる 「源氏物語における〈なつかし〉の展開」 『鶴見女子大学紀要』5昭43・3 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 272 なつく 高橋伸幸 「平家物語の〈なつく〉に就きて」 『解釈』12-12昭41・12 272 なっつ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 272 なっとう 納豆 石毛直道・犬塚滋・篠田統 『食物誌』 昭50・7中央公論社 272 なっとく 納得 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 272 なっとのおとこ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 272 なでしこ 撫子 菊地真一 「好色一代男の〈なでしこ〉」 『解釈』21-12昭50・12 272 なでう なでふ 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 畠山義和 「源氏物語中心に見る疑問詞の扱い―〈いづくの〉〈なにの〉〈なぞの〉〈なでふ〉の用法」 『湘南文学』5・6昭47・3 272 ―に 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 272 なでる 撫 石井竜治 「特集・類義語の意味論的研究なでる・さする・こする」 『日本語研究』5昭57・12 272 など 何故 森本悦子 「源氏物語における〈なぞ〉〈など〉〈なに〉について」 『高知女子大国文』6昭45・7 272 など 助詞 松村明 「副助詞―のみ・ばかり・まで・など・だに・すら・さへ・ばし」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 杉邨喜津子 「源氏物語に於ける副助詞〈など〉に就いて」 『女子大国文』17昭35・5 秋本守英 「強意と婉曲―〈など〉〈のみ〉〈も〉をめぐって」 『会誌(滋賀県)』昭37・12 林巨樹 「副助詞まで・など・なんど〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 船城俊太郎 「今昔物語集の疑問副詞〈何ソ〉〈何ト〉〈何テ〉」 『国語学』77昭44・6 蜂谷清人 「特集・日本語における助詞の機能と解釈副助詞し・しも・のみ・ばかり・まで・など〈だけ〉〈くらい〉〈ほど〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 本位田重美 『国語文法論への道』 昭50・12笠間書院 関谷浩 「副助詞〈など〉は例示の意なりや」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 272 などして 「ことばの百科ものの・などして・これを受けて―口語かニュース語か」 『放送文化』35-6昭55・6 273 などように・―の などやうに 大木正義 「〈などやうに〉〈などやうの〉の成立―〈述語の消去〉からのちかづき」 『言語と文芸』10-3昭43・5 273 なな 水島義治 「〈〓比多夜麻称〓波都可奈那〉の歌の解釈―とくに東歌・防人歌のみに見える未然形承接の〈なな〉にふれて」 『文学・語学』31昭39・3 北条忠雄 『上代東国方言の研究』 昭41・3日本学術振興会 273 なないそ 北条忠雄 「ロドリゲスの日本語文典に見る禁止法ナナイソ・ナイナについての考察―ロ氏文典の一批判」 『秋田大学学芸学部研究紀要』2昭26・10 273 ななかまど 七竈 中村浩 『植物名の由来』 昭55・7東京書籍 273 ななしと 方言 田幸由子・須藤寛子・倉橋満喜子 「長野県北信におけるナナシトの分布とその語源について」 『国語学研究報告』1昭38・2 273 ななだる 中平解 「ナナダルはナナダルミか」 『日本語』11-5昭46・7 273 ななめ 斜 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 半沢幹一 ⑪ 273 ―ならず 半沢幹一 ⑪ 273 ななり 連語 小松光三 「〈ななり〉〈なめり〉〈なりけり〉の意味機能」 『愛媛国文研究』32昭57・12 273 なに 何 木下正俊 「〈なに〉と〈いかに〉と」 『万葉』44昭37・7 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 阪田雪子 「〈ナニ〉と〈ナン〉についての覚え書」 『日本語教育』3昭38・10 谷光忠彦 「今昔物語における〈ナニ〉の用法について」 『中央大学国文』7昭38・3 森本悦子 「源氏物語における〈なぞ〉〈など〉〈なに〉について」 『高知女子大国文』6昭45・7 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 273 なにがし 某・何某 森野宗明 「代名詞〈なにがし〉の用法をめぐる二、三の問題について」 『金沢大学国語国文』3昭42・3 森野宗明 「源氏物語における自称代名詞〈なにがし〉について―自称代名詞としての〈なにがし〉の成立と絡めて」 『国語学』112昭53・3 273 ―さぶらふ 候・侍 佐伯梅友 「なにがしさぶらふ―枕草子・草の庵の段〔再録〕」 『解釈』20-8昭49・8 273 なにしかも 長谷川信好 「係結の破格歌について―〈何しかも〉を中心として」 『梅光女子大文学部紀要』15昭53・12 273 なにしろ 河原崎幹夫 「副詞の導入の具体的研究(3)なにしろ・とにかく・ともかく」 『日本語学校論集』4昭52・3 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 273 なにせむにまされるたから 句 菅野宏 「何せむにまされる宝」 『福島大学学芸学部論集』7昭31・3 273 なにぞは 田辺正男 「〈なにぞは〉と〈なに〉族と」 『浅野信博士古稀記念国語学論叢』昭52・10桜楓社 273 なにとぞ 何卒 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 273 なにによりてか 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『古記録の研究』昭45・6 273 なにの 何 畠山義和 「源氏物語中心に見る疑問詞の扱い―〈いづくの〉〈なにの〉〈なぞの〉〈なでふ〉の用法」 『湘南文学』5-6昭47・3 273 なにほども 何程 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 273 なにみ 何 岩井良雄 「〈何み〉考」 『都留文科大研究紀要』4昭42・7 273 なにゅーしょーられますりゃー 虫明吉次郎 「あいさつお国めぐり(7)岡山の巻―なにゅーしょーられますりゃー」 『言語生活』356昭56・8 273 なにより 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 273 なにわ なには 難波・浪速・浪花・浪華 生田南水 「なにはの名の起りに就ての私見」 『難波津』6 273 なにわがた 難波潟 竹内金次郎 「難波潟―巻20・四三五五番歌の解をめぐって」 『語文』21昭40・6 274 なにを 何 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 274 なにをかおもわん なにをかおもはむ 蜂矢宣朗 「〈何物可将念〉」 『山辺道』5昭34・3 274 なぬか・なのか 七日 安田尚道 「日数考(上・下)」 『国語と国文学』49-23昭47・23 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 274 ―こえこし 越来 蜂矢宣朗 「〈袖不振来〉と〈七日越来〉」 『山辺道』8昭36・12 274 なのだ 林大 「どう違うか―ダとナノダ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 274 なのに 坂梨隆三 「〈だのに〉〈なのに〉をめぐって」 『国語と国文学』56-9昭54・9 274 なのみことごとしう 句 佐伯梅友 「名のみことごとしう―源氏物語註釈(2)」 『国文学解釈と鑑賞』18-7昭28・7 274 なのめ 斜 浜田敦 「肯定と否定」 『国語学』1昭23・10 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 松本宙 ④ 半沢幹一 ⑪ 274 ―ならず 松本宙 ④ 半沢幹一 ⑪ 274 なはる 助動詞 高述義胤 「〈なはる・なはらん〉考―愛媛方言の文法的研究2」 『愛媛教育時報』昭28・6 274 なはん 助詞 本堂寛 「岩手県方言における文末助詞〈ナハン〉について 『国語学研究』8昭43・8 274 なびけ 靡 菅野宏 「命令法〈靡け〉をめぐって」 『福島大学学芸学部論集』10-2昭34・3 274 なぶさ 柳田国男 「なぶさ考」 『方言』2-4昭7・4 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 274 なへ 接続助詞 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 松村明編 『シンポジウム日本語1』 昭50学生社 274 ―に 山崎良幸 「人麿の〈弓月が岳の歌〉について―特に〈なへに〉の意義に関連して」 『高知女子大国文』11昭50・12 274 なべすみむし 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 274 なま 接頭語 関一雄 「いわゆる接頭語〈なま〉の意味―源氏物語の用例を中心に」 『山口大学文学会志』24昭48・11 進藤義治 「形容詞類に上接する〈なま〉の源氏物語的用法」 『平安文学研究』57昭52・6 松浦照子 「複合形容詞〈うら…〉〈こころ…〉〈もの…〉〈なま…〉の形成―平安女流文学における」 『山形女子短大紀要』13昭56・3 274 なまあたらしい 生新 松井栄一 『国語辞典にない語』 昭58・4南雲堂 274 なまいき 生意気 伊藤祐時 「〈なまいき〉」 『学叢』10昭42・12 274 なまおんな なまをむな 生女 原田芳起 「〈なま女〉の解読をめぐる問題―写本表記の批判的処理」 『樟蔭国文学』10昭48・10 274 なまじ・なまじい なまじひ 憖 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 板坂元 「日本語の生態―タブー・気・なまじ・いっそ・どうせ・せめて・自発」 『国文学解釈と鑑賞』35-4~12昭45・4~12 佐藤宣男 ⑪ 274 なまじっか 憖 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤宣男 ⑪ 274 なます 鱠 島田勇雄 「『食用簡便』における料理用語(1)(2)」 『解釈』27-14昭56・14 274 なます 助動詞 真下三郎 「〈なます〉について」 『国語学』46昭36・9 274 なまなか 佐藤宣男 ⑪ 274 なまなま 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 274 なまはげ・なまはぎ 生剝 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 274 なまめかしい・なまめかし 艶 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 犬塚旦 「なまめかし考」 『芸林』3-3昭27・6=『王朝美的語詞の研究』昭48・9笠間書院 北山谿太 「〈なまめかし〉〈艶〉考」 『国語と国文学』31-12昭29・12 前田惟義 「〈なまめかし〉論―北山谿太氏の〈考〉批判」 『国語と国文学』34-1昭32・1 犬塚旦 「再び〈なまめかし〉について」 『平安文学研究』20昭32・9=『王朝美的語詞の研究』昭48・9笠間書院 吉本浩士 「〈なまめかし〉について―源氏物語を中心に」 『文法教育』1昭35・3 吉本浩士 「〈なまめかし〉について―枕草子を中心に」 『文法教育』2昭35・7 吉本浩士 「〈なまめかし〉考―源氏物語を中心に」 『愛媛国文研究』12昭38・2 尾崎容樹 「平安朝に於けるなまめかしの語義に対する私見」 京都府立宮津高『研究紀要』1昭40・3 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮社 伊原昭 「〈なまめかし〉の色彩世界―平安文学作品にみられる」 『風俗』7-1昭42・10 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 大内美晴 「源氏物語における〈なまめかし〉について」 『高知女子大国文』5昭44・8 梅野きみ子 「源氏物語の〈なまめく〉と〈なまめかし〉について」 『椙山女学園大研究論集』6昭50・3 北村英子 「徒然草における〈なまめかし〉について」 『樟蔭国文学』13昭50・10 蕗沢弥生 「源氏物語における〈なまめかし〉の一考察―枕草子と比較して」 『常葉国文』1昭51・7 北村英子 「松浦宮物語における〈なまめかし〉について」 『樟蔭国文学』14昭51・9 梅野きみ子 「清少納言枕草子の〈なまめかし〉をめぐって」 国語学懇話会編『国語学論集1』昭53・3笠間書院 北村英子 「古今著聞集における〈なまめかし〉について」 『樟蔭国文学』17昭54・10 犬塚旦 「なまめかし考」 『論集日本語研究12』昭55・6有精堂 梅野きみ子 「浜松中納言物語における〈えん〉と〈なまめく〉〈なまめかし〉―源氏物語の用例と対比して」 『名古屋大国語国文学』49昭56・12 275 なまめく 艶 土井忠生 「容姿美を表現せる王朝期物語用語について(1)」 『国語国文の研究』1大15・10 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 梅野きみ子 「源氏物語の〈なまめく〉と〈なまめかし〉について」 『椙山女学園大研究論集』6昭50・3 梅野きみ子 「浜松中納言物語における〈えん〉と〈なまめく〉〈なまめかし〉―源氏物語の用例と対比して」 『名古屋大国語国文学』49昭56・12 275 なまよみのかい なまよみのかひ 連語 西崎亨 「特殊仮名遣いから見た〈甲斐〉―〈ナマヨミノカヒ〉の語義私考」 『解釈』21-11昭50・11 275 なみ 波 室山敏昭 「漁業社会の〈波〉の語彙」 『国文学攷』78昭53・4 275 なみ 無 吉田金彦 「万葉のことばと文学(17)〈否み〉と〈無み〉」 『短歌研究』35-2昭53・2 275 なみだ 涙・泪 W・A・グロータース 『にっぽん文化考』 昭51・7ダイヤモンド社 275 ―ばし 橋 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 275 なみばかりこそよるとみえしが 句 鎌田広夫 「波ばかりこそよると見えしが―天草本平家物語の場合」 国学院大『国語研究』45昭57・2 275 なむ 係助詞 阪倉篤義 「歌物語の文章―〈なむ〉の係り結びをめぐって」 『国語国文』22-6昭28・6=『論集日本語研究12』昭55・6有精堂 安田喜代門 「助詞ナムの研究」 『国学院雑誌』54-3昭28・11 新免忠 「〈なむ〉の用法について―吉田三郎氏の御書面に対するお答え」 『国民文学』43-2昭29・2 白石大二 「係助詞―は・も・こそ・ぞなん・や・か」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 岡村和江 「係助詞ぞ・なむ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 蔵野嗣久 「古今著聞集の係助詞〈ぞ〉〈なむ〉〈こそ〉について」 『安田女子大学紀要』2昭43・12 蔵野嗣久 「沙石集の係助詞〈ぞ〉〈なむ〉〈こそ〉について」 『国語国文論集』1昭45・6 外山映次 「係助詞ぞ・なむ・こそ・や(やは・やも)・か(かは・かも)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 穐田定樹 「係り結びの生態―なむ」 『月刊文法』3-5昭46・3 蔵野嗣久 「愚管抄の係助詞〈ぞ〉〈なむ〉〈こそ〉について」 安田女子大『国語国文論集』2昭46・6 鈴木豪 「〈なむ〉の処理をめぐって―古今集を中心に」 『新国語研究』19昭50・5 伊牟田経久 「ナムの係り結び」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・2表現社 近藤泰弘 「構文上より見た係助詞〈なむ〉―〈なむ〉と〈ぞ…や〉の比較」 『国語と国文学』56-12昭54・12 川越園子 「河内本源氏物語の本文の価値―係助詞〈なむ〉を資料とする」 『国語学会昭和55年春季大会発表要旨』昭55・5 大野晋・丸谷才一 「〈対談〉和歌は日本語で作る(5)〈か〉と〈や〉と〈なむ〉」 『日本語の世界14月報』昭56・12中央公論社 伊牟田経久 「ゾ・ナム・コソの差異―蜻蛉日記を中心に」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 276 なむ 終助詞 田辺正男 「謂はゆる誂への助詞〈なむ〉に就いて」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 根来司 「希求の助詞〈なむ〉―源氏物語を中心にして」 『藤女大文学部紀要』1昭36・3 山内洋一郎 「終助詞なむ・が・がな・ばや〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 吉田金彦 「希求の〈なむ〉と推量の〈なむ〉」 『愛媛大学紀要人文』13A昭42・12 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 森田良行 「終助詞な…そ・な(禁止)・ばや・なむ・な・ね・に・が・がな・がも(希望)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 木下正俊 「終助詞〈なむ〉の反事実性」 関西大『国文学』50昭49・6 佐藤宣男 「平安・院政・鎌倉期における終助詞〈なむ〉―散文中の例を中心にして」 『藤女大国文学雑誌』16昭49・10 276 なめくじ 蛞蝓 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 長尾勇 「蛞蝓考」 『国語学』32昭33・3 馬瀬良雄 「かたつむりとなめくじの方言分布(研究発表と話し合い記録)」 『都立大学方言学会会報』8昭40・5 馬瀬良雄 「信飛国境地帯でのカタツムリとナメクジの方言分布とその解釈」 『国語学』71昭42・12 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 佐藤亮一 「方言の分布〈かたつむり(蝸牛)〉―周圏論の記念碑」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 276 なめし 無礼 慶野正次 『形容詞の研究』 昭51・9笠間書院 276 なめら 滑 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 276 なめらか 滑 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 276 なめり 連語 小松光三 「〈ななり〉〈なめり〉〈なりけり〉の意味機能」 『愛媛国文研究』32昭57・12 276 なも 終助詞・係助詞 黒田鉱一 「名古屋地方の方言〈ナモ〉の研究」 『方言』1-4昭6・12 宮嶋弘 「願望助詞〈なも〉についての一考察」 『国語国文』2-9昭7・9 後藤和彦 「万葉集二八七七〈不恋有登者〉の訓について―係助詞〈なも〉の問題」 『文学語学』6昭32・12 後藤和彦 「未然形承接の終助詞〈な・なも・ね〉」 『玉藻』2昭42・3 新山茂樹 「宣命における助詞ナモの語勢について―特立指定される事柄と言語主体の問題をめぐって」 『鶴見女子大学紀要』9昭46・12 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 佐藤稔 「宣命における係助詞の〈なも〉」 『文芸研究』74昭48・9 276 なもし 終助詞 橘正一 「ナモシの分布」 『方言』5-2昭10・2 高橋正敏 「伊予の〈ナモシ〉と〈ネヤ〉ことば風土記」 『言語生活』33昭29・6 藤原与一 「対話の文末の〈よびかけことば〉―〈ナモシ〉類その他について」 『広島大文学部紀要』9昭31・10 豊永徳 「壱岐島方言の〈ナモシ〉言葉」 『国文学攷』27昭37・3 藤原与一 「〈なもし〉問題討究」 『方言研究年報』続3昭53・10 276 なもみ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 276 なやむ 懊・隩 黒川総三 「黄葉片々―〈懊〉か〈隩〉か」 『万葉』102昭54・12 276 なゆめ 句 今西浩子 「〈…ナユメ〉表現についての一考察」 『昭和学院短期大学紀要』7昭45・10 277 なよよか・なよらか 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 277 なら 奈良 山田洋嗣 「あをによし考―〈あをに〉の意義と〈奈良〉との関係について」 『立教大学日本文学』34昭50・7 277 なら 助詞 小林賢次 「条件表現形式としての〈なら〉〈たら〉の由来」 『言語と文芸』9-5昭42・9 山口堯二 「現代語の仮定条件法―〈ば〉〈と〉〈たら〉〈なら〉について」 『月刊文法』2-2昭44・12 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 永野賢 「〈もしも私が家を建てれば…〉の文法―条件表現〈ば〉〈と〉〈たら〉〈なら〉」 『新日本語講座2』昭50・3汐文社 Masamune, Mineko A study of tara, ba, to, nara in Japanese. 『研究報告日本語の基本構造に関する理論的・実証的研究Theoretical and Experimental Approaches to the Study of Basic Syntactic Structure of the Japanese Language』〈昭和53年度科学研究費補助金特定研究(1)〉昭54 遠藤織枝 「条件を表わす〈ば〉〈たら〉〈なら〉について」 『東海大紀要留学生別科』2昭54・3 277 ならい 柳田国男 『増補風位考資料』 昭17・7明世堂=『定本柳田国男集20』昭37・8 柳田国男 『なぞとことわざ』 昭27・10筑摩書房=『定本柳田国男集21』昭37・12 277 ならう 習 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 峯村和江 「特集・類義語の意味論的研究〈教える・教わる〉と〈習う・学ぶ・勉強する〉」 『日本語研究』1昭53・3 277 ならく 連語 中田祝夫 「文法と解釈(13)推定伝聞〈なり〉に未然形〈なら〉があるということ」 『国語展望』13昭41・6 277 ならし 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 277 ならす 慣 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 277 ならずまげ ―髷 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 277 ならないさきに 西谷元夫 「表現上の問題点二つ―〈…ならないさきに〉・接続詞〈そして〉の用法」 『解釈』19-5昭48・5 277 ならば 連語 蜂谷清人 「狂言古本における仮定条件表現―〈ならば〉〈たらば〉とその周辺」 『成蹊国文』10昭52・3 小林賢次 「中世の仮定表現に関する一考察―ナラバの発達をめぐって」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 小林賢次 「仮定表現形式としてのタラバとナラバ―キリシタン資料・狂言台本を中心に」 『新大国語』5昭54・3 277 ならびに 並・幷 山田孝雄 『漢文訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 門前正彦 「漢文訓読史上の一問題(四)―〈幷〉字の訓について」 『訓点語と訓点資料』14昭35・8 伊藤栄樹 『おかしな条件―立案者への助言』 昭40・3帝国地方行政学会 中田祝夫 「万葉集の中の〈并〉字と〈並〉字について(序)―〈并短歌〉の再説のために」 『言語と文芸』9-5昭42・9 水島義治 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈ならびに〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 遠藤好英 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈ならびに〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 鈴木恵 「来迎院本日本霊異記に於ける〈并〉字と〈竝〉字の用法」 『鎌倉時代語研究』2昭54・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 小林一仁 「接続詞〈及び・並びに・又は・若しくは〉について(1)~(4)」 『月刊国語教育』2-2~5昭57・5~8 277 ならぶ・ならべる 並 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 277 なり 助動詞 弘崎安訓 「所謂詠嘆の助動詞〈なり〉の研究」 『国漢研究』昭11・7 宮城文雄 「助動詞〈なり〉小考―陳述・情意の綜合表現について」 『伝達と表現』1昭28・11 春日和男 「〈也〉字の訓について―〈ぞ〉と〈なり〉の消長」 『国語国文』24-2昭30・2 小松登美 「指定の〈なり〉と伝聞の〈なり〉」 『未定稿』1昭30・5 遠藤嘉基 「いわゆる伝聞推定の〈なり〉について」 『万葉研究』8昭30・5 原田芳起 「伝聞推定の〈なり〉」 『国語国文』24-7昭30・7 木之下正雄 「指定のナリと推定のナリとの相違点」 『国語国文』24-7昭30・7 竹岡正夫 「いわゆる伝聞推定の助動詞ナリの本義」 『国語国文』24-7昭30・7 小松登美 「終止〈なり〉私見」 『未定稿』2昭30・11 春日和男 「いはゆる伝聞推定の助動詞〈なり〉の原形について」 『国語学』23昭30・12 竹岡正夫 「助動詞ナリの表わすもの―助動詞の意味の検討」 『国語学』25昭31・7 春日和男 「聴覚および視覚による表現(上)―〈なり〉と〈めり〉との関係について」 九州文学会『文学研究』昭32・7 林巨樹 「〈なり〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 宮田和一郎 「終止形に接続する助動詞〈なり〉(1)~(5)」 『解釈』5-35679昭34・35679 塚原鉄雄 「活用語に接続する助動詞〈なり〉の生態的研究―王朝仮名文学作品を資料として」 『国語国文』28-7昭34・7 宮城文雄 「ふたたび終止形接続の〈なり〉の意味について―情意的断定をあらわすとみる仮説」 『徳島大学学芸紀要』9昭35・3 蔵中スミ 「終止形接続〈なり〉の交替現象」 『解釈』6-6昭35・6 春日和男 「聴覚および視覚による表現(下)―〈なり〉と〈めり〉の消長について」 九州大『文学研究』60昭36・3 佐治圭三 「終止形接続の〈なり〉について」 『滋賀県高校国語教研会誌』昭36・12 北村文暁 「いわゆる伝聞推定〈なり〉の考察(3)源氏物語に於ける助動詞〈なり〉の用法」 『広島県高校教育研究会年報』4昭37・12 大野晋 「指定・否定の助動詞なり・たり・ず」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 田島光平 「連体形承接の〈なり〉について―竹取物語を中心にして」 『国語学』56昭39・3 北村文暁 「いわゆる伝聞推定〈なり〉の考察(4)源氏物語に於ける助動詞〈なり〉の用法」 『広島県高校国語教育研究会年報』5昭39・3 福島邦道 「推定伝聞の〈なり〉は承認できるか」 『国文学解釈と鑑賞』29-11昭39・10 田島光平 「〈なり〉の表記の意味するもの―万葉集について」 『万葉』53昭39・10 春日和男 「平安時代語の語法―助動詞〈なり〉と〈めり〉の世界」 『国語と国文学』41-10昭39・10 春日和男 「断定の助動詞―なり・たり〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 北村文暁 「いわゆる伝聞推定〈なり〉の考察(5)源氏物語に於ける助動詞〈なり〉の用法」 『広島県高校教育研究会国語部会年報』6昭40・3 北原保雄 「〈なり〉と〈見ゆ〉―上代の用例に見えるいわゆる終止形承接の意味するもの」 『国語学』61昭40・6 北村文暁 「いわゆる伝聞推定〈なり〉の考察(6)」 『広島県高校教育研究会国語部会年報』7昭41・3 馬淵和夫 「〈尓有〉と〈奈利〉」 『言語と文芸』8-3昭41・5 佐治圭三 「素材の世界と表現と―終止形接続の〈なり〉について」 『遠藤博士還暦記念国語学論集』昭41・5中央図書=『国語国文』35-5昭41・5 中田祝夫 「文法と解釈(13)推定伝聞〈なり〉に未然形〈なら〉があるということ―〈付〉清濁の読みわけのこと」 『国語展望』13昭41・6 北原保雄 「〈終止なり〉と〈連体なり〉―その分布と構造的意味」 『国語と国文学』43-9昭41・9 船渡川隆夫 「副詞に接続する〈なり〉―入江にわたりはしなり再考」 『解釈』13-3昭42・3 北原保雄 「〈なり〉の構造的意味」 『国語学』68昭42・3 松本経子 「撥音便に接続する助動詞〈なり〉について」 『高知女子大国文』3昭42・8 大木正義 「〈連体なり〉における連体形欠如について―述語文節の形成法からの接近」 『言語と文芸』9-5昭42・9 吉川泰雄 「顔回なる者」 国学院大『国語研究』24昭42・12 永島義治・坂本元太郎 「〈ますらをの鞆の音すなり〉―〈終止なり〉の伝聞・推定説を疑う」 『日本大学文理学部研究年報』16昭43・2 森重敏 「〈なり〉の表現価値―その意欲と情緒」 『万葉』66昭43・2 佐藤宣男 「形容詞に接続する〈なり〉の用法」 『日本文芸論集』1昭43・3 北村文暁 「いわゆる伝聞推定〈なり〉の考察(8)」 『広島県高校教育研究会年報』9昭43・3 森重敏 「〈なり〉の表現価値―古今和歌集における語法と比喩」 『国語国文』37-8昭43・8 中田祝夫 「特集・日本語の助動詞の役割断定(なり・たり・だ・です)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 北村文暁 「いわゆる伝聞推定〈なり〉の考察(9)」 『広島県高校教育研究会年報』10昭44・3 大木正義 「〈連体なり〉とその上接句との構文的関係」 『佐伯梅友博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 北原保雄 「新説紹介〈終止なり〉と〈連体なり〉」 『月刊文法』1-9昭44・7 北村文暁 「いわゆる伝聞推定の助動詞〈なり〉の考察(10)」 『広島県高校教育研究会国語部会年報』11昭45・3 井手至 「特集・品詞認定のきめて助動詞〈ナリ〉について」 『月刊文法』2-6昭45・6 渥美功 「詠嘆の助動詞〈なり〉の復活」 『国語展望』25昭45・5 森重敏 「〈なり〉の表現価値(上)(下)―古今的なものから新古今的なものへ」 『国語国文』39-67昭45・67 武田孝 「本居宣長と終止形接続の助動詞〈なり〉(上)(下)」 『解釈』16-810昭45・810 船渡川隆夫 「万葉集の〈なり〉の用字法―〈爾有〉と〈有〉の訓について」 『解釈』17-1昭46・1 大木正義 「〈連体なり〉を構成要素にもつ述語文節の構造について」 『月刊文法』3-3昭46・1 北原保雄 「〈連体なり〉の構文的機能について―大木正義氏の論によせて」 『月刊文法』3-5昭46・3 北村文暁 「いわゆる伝聞推定〈なり〉の考察(11)」 『広島県高等学校教育研究会国語部会年報』12昭46・3 西谷元夫 「助動詞〈なり〉の解釈私見」 『解釈』17-11昭46・11 田島光平 「玉の小櫛の〈なりけり〉の説―連体形承接の〈なり〉の一用法」 『国語と国文学』48-12昭46・12 坂詰力治 「清原宣賢講論語抄における文末表現について―指定辞〈ゾ〉〈ナリ〉を中心として」 『国語学研究』11昭47・9 古関吉雄 「屈折断定の助動詞〈なり〉と追認過去の助動詞〈けり〉と」 『明治大学教養論集』75昭47・12 鶴久 「万葉集における正訓文字の訓法―ニアリ・ナリと訓むべき有・在―」 『文芸と思想』37昭48・2 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 佐田智明 「終止形承接のナリについて―その中世・近世における把握」 九州大『語文研究』37昭49・8 北村文暁 「いわゆる伝聞推定〈なり〉の考察(15)源氏物語に於ける助動詞〈なり〉の用法」 『広島県高校教育研究会国語部会年報』16昭50・3 堀田要治 「なり・だ・である(指定判断の辞)―不死鳥〈あり〉のたどる道」 『武蔵大人文学会雑誌』7-34昭51・6 鎌田広夫 「伝聞推定〈なり〉の行方―平家物語諸本と天草本を通して」 『国学院雑誌』77-7昭51-7 北原保雄 「活用語を承接する〈なり〉の変容―覚一本平家物語の場合」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・2表現社 磯千秋 「新撰字鏡における和訓の一特徴について―〈り〉〈たり〉・〈そ〉〈なり〉交替の一様相」 蛭沼寿雄他編『本位田重美先生定年記念論文集地域と文化』昭52・3 小路一光 「万葉集における終止形接続の助動詞〈なり〉について」 『早大高等学院研究年誌』22昭53・3 妙摩光代 「中華若木詩抄に見る文末の〈也〉と〈ソ〉」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 斎藤友季子 「上代から中古への変遷―〈あり〉と〈なり〉」 『米沢国語国文』6昭54・9 武田孝 「本居宣長と終止形接続の助動詞〈なり〉」 『古典語・古典教育論考』昭56・9教育出版センター 田島光平 『語法の論理』 昭57・3笠間書院 279 ―けり 秋本守英 「〈なりけり〉構文続貂―〈ものは〉の提示を中心にして」 『王朝』3昭45・10 田島光平 「玉の小櫛の〈なりけり〉の説―連体形承接の〈なり〉の一用法」 『国語と国文学』48-12昭46・12 糸井通浩 「貫之の文章―仮名文の構想と〈なりけり〉表現」 『王朝遠藤嘉基博士古稀記念論叢』昭49・5洛文社 糸井通浩 「大和物語の文章―その〈なりけり〉表現と歌語り」 『愛媛国文研究』29昭54・12 田島光平 『語法の論理』 昭57・3笠間書院 小松光三 「〈ななり〉〈なめり〉〈なりけり〉の意味機能」 『愛媛国文研究』32昭57・12) 279 なり 助詞 長谷川清喜 「副助詞だに・すら・やらむ〈古典語〉さへ(え)・でも〈古典語・現代語〉ほか・しか・やら・か・ほど・なり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 大坪併治 「格助詞―と・や・やら・に・か・なり・の(だの)・たり」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 大西貢 「〈…たり〉〈…なり〉という助詞について」 『日本語』12-9昭47・11 280 なり 形容動詞語尾 佐々木峻 「大蔵流狂言虎明本における漢語形容動詞連体形の一用法―〈…ナ〉〈…ナル〉と〈…ノ〉」 広島大『国語教育研究』26昭55・11 280 なりませるかみ 所成神 土井忠生 『国語史論攷』 昭52・9三省堂 280 なりゆき 成行 塩田良平 「〈巻頭言〉成行か成り行きか」 『国文学解釈と教材の研究』8-13昭38・10 280 ―ちゅうもく 注目 久世善男 『日本語雑学百科』 昭50・7新人物往来社 280 なりわい 生業 坂詰力治 「〈なりはひ(生業)〉考」 『東洋』19-4昭57・4 坂詰力治 ⑩ 280 なる 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 280 なる 成 三浦和雄 「敬語名詞に〈あり〉〈候ふ〉〈なる〉の複合した敬語動詞について」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 春日和男 「〈なる〉の意味変化―〈文法上許容ニ関スル事項16〉の場合」 『語文研究』18昭39・8 三田村紀子 「なる―〈あり〉と〈なし〉との階梯」 奈良女子大『研究年報』13昭45・3 渡辺仁作 『河内本源氏物語語彙の研究』 昭48・7教育出版センター 鈴木泰 「中古に於ける動詞〈ナル〉の用法と助詞〈ニ・ト〉の相関」 『国語と国文学』52-2昭50・2 吉岡正敏 「フランス的表現と日本的表現―〈する〉型と〈なる〉型の対比」 『函館大学論究』10昭50・3 奥津敬一郎 「補文構造としての変化文―〈…ニナル〉〈…ニスル〉」 『研究報告日本語文法の機能的分析と日本語教育への応用』昭51・6ICU 池上嘉彦 「〈する〉と〈なる〉の言語学」 『言語』6-10~13昭52・9~12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 堀場千鶴子 「動詞〈ナル〉の分析(卒業論文要旨)」 『日本語研究』2昭54・7 荒木博之 『日本語から日本人を考える』 昭55・5朝日新聞社 竹田美喜 「言語主体認識の広がり―動詞〈なる〉の場合」 愛媛大『愛文』16昭55・7 池上嘉彦 『〈する〉と〈なる〉の言語学―言語と文化のタイポロジーへの試論』 昭56・7大修館 280 なるさわ 鳴沢 島津聿史 「東歌〈富士の高嶺の鳴沢〉考」 日大『語文』42昭51・11 280 なるたけ 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 280 なるべく 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 280 なるほど 副詞・感動詞 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 280 なれかも 連語 門前真一 「〈なれや(も)〉〈なれかも〉考」 『天理大学学報』13-3昭37・3 280 なれども 接続詞 大木正義 「〈なれば〉〈なれど(も)〉の構文論的機能について―発生期のそれ」 『言語と文芸』11-2昭44・3 280 なれや 連語 佐伯梅友 「〈なれや〉とある古今集の歌について」 『学苑』昭28・10 宮田和一郎 「歌語〈なれや〉考」 関西大『国文学』27昭34・10 門前真一 「〈なれや(も)〉〈なれかも〉考」 『天理大学学報』13-3昭37・3 280 なれる 慣 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 280 なれるはて 鈴木丹士郎 ⑤ 280 なろ 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 柳田国男 『村のすがた』 昭23・7朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 280 なろうず ならうず 連語 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 280 なん 何 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 阪田雪子 「〈ナニ〉と〈ナン〉についての覚え書」 『日本語教育』3昭38・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 281 なん 助詞 →なむ 281 なんぎ 難儀 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 281 なんきん 南瓜 池田勘 「瀬戸内海域における方言事象の分布およびその解釈について―〈なんきん〉」 『方言研究年報』8昭41・3 281 なんきんむし 南京虫 「〈フィルター〉〈キンメシ〉〈南京虫〉」 『知性』昭29・1 281 なんこつ 軟骨 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 281 なんこび 柳田国男 『こども風土記』 昭17・2朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 281 なんじ なむぢ 汝 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 →に(爾) 281 なんじょ 方言 北条忠雄 「秋田の〈なんじょ〉」 『言語生活』136昭38・1 281 なんすれぞ 山田孝雄 『漢文訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 281 ナンセンス 大木二郎 「ナンセンスと狂気」 『表現研究』36昭57・9 281 なんぞ 船城俊太郎 「今昔物語集の疑問副詞〈何ソ〉〈何ト〉〈何テ〉」 『国語学』77昭44・6 281 なんだ =なかった 中村通夫 「〈なんだ〉と〈なかった〉」 『学苑』5-2昭13・2=『東京語の性格』昭23・11川田書房 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 岡田統夫 「打消の過去〈…ダッタ〉〈…ナンダ〉〈…ンカッタ〉について―広島県三原市深町下組における」 『方言研究年報』10昭42・9 松島典雄 「キリシタン資料にあらわれた〈なんだ〉〈なかった〉の口訳語」 福井大『国語国文学』14昭45・2 281 なんだ 涙 亀井孝 「なんだのゆくえ」 『国語学』41昭35・8=『亀井孝論文集2』昭48・10吉川弘文館 281 なんだ 何 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 281 なんだか 副詞 浜田留美 「ナンダカとナントナク―話手の内と外」 『国際学友会日本語学校紀要』6昭57・3 281 なんだち なむだち 汝達 岡田希雄 「貞観儀式の〈奈牟多知〉に就いて」 『国語国文』3-7昭8・7 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 281 なんで 何 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 281 なんでもない 句 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 281 なんど 助詞 林巨樹 「副助詞まで・など・なんど〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 281 なんとか 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 281 なんとなく 副詞 浜田留美 「ナンダカとナントナク―話手の内と外」 『国際学友会日本語学校紀要』6昭57・3 281 なんとなれば 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 281 なんなんとす 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 281 なんば・なんばん 南蛮 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 青木国夫 「特集・職人のことば〈なんば〉と〈からくり〉」 『言語』9-4昭55・4 281 なんばんしょのかす 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 281 なんみん 難民 大家重夫 「〈亡命者〉と〈難民〉」 『法苑』47昭57・4 281 に 丹 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 281 に 爾 森賀美佐子 「風土記における〈爾〉と〈彼〉について」 愛媛大『愛文』12昭51・9 →なんじ 282 に 形容動詞 原田芳起 「幻の形容動詞〈にた・に〉の存在認定をめぐる諸問題」 『国語学会昭和55年秋季大会発表要旨』昭55・10 282 に 格助詞・接続助詞 上野勇 「接尾辞〈げ〉〈さう〉及び助詞〈に〉に就いて」 『方言』4-9昭9・9 森重敏 「修飾語格小見―上代の助辞〈な・に・の・が〉」 『国語国文』17-134昭23・257 土部弘 「連体格から連用格へ―所謂〈に〉に通じる格助詞〈の〉の一解」 関西大『国文学』4昭26・6 此島正年 「助詞〈に・と〉との相関―万葉を主として」 『国語学』11昭28・1 青木孝 「古事記に見える助詞〈に〉の古用法につて(東京教育大学国語国文学会研究発表要旨)」 『国語』3-3昭29・11 小野田光雄 「古事記の助言〈尓〉について」 『古事記年報』2昭30・1 荒外也 「文明短歌の助詞〈に〉について」 『潮汐』11-8昭30・8 富永貢 「土屋文明全歌集中の助詞〈に〉に就ての統計調査」 『潮汐』11-8昭30・8 鎌田良二 「尊敬表現としての〈て〉〈に〉」 『甲南女子短期大学論叢』2昭32・3 塚原鉄雄 「接続助詞―ば・と・ども・とも・と・て・つつ・で・を・に・が」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 水野清 「〈浮雲〉〈あひびき〉〈めぐりあひ〉―地の文における文末語について」 『言語生活』80昭33・5 白子福右衛門 「枕草子における〈に〉止めの語法」 『解釈』4-8昭33・8 宮城文雄 「接続助詞〈に〉の表現性」 『徳島大学芸紀要』8昭34・2 鹿児島寿蔵 「〈に〉に就て」 『明日香』25-11昭35・11 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 青木伶子 「どう違うか―ニとヘ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 佐治圭三 「〈席につく〉と〈席へつく〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 松村信美 「謂はゆる転換の助詞〈に〉と〈と〉の考察―奈良・平安時代を中心に」 『日本文学論究』24昭40・3 黒田成幸 「ガ・ヲ及びニについて」 『国語学』63昭40・12 森田和男 「格助詞〈に〉の一用法―秋風に聞ゆる」 『国語と教育』165昭41・1 奥村三雄 「接続助詞―に・て〈古典語・現代語〉(付)で〈現代語〉のに〈現代語〉を・して〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 広浜文雄 「格助詞―を・に・へ・と〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 中沢政雄 「現代国語学(7)助詞〈へ〉と〈に〉の混同」 『国語教育科学』7-4昭42・4 増淵恒吉 「〈の〉〈に〉〈と〉〈さるは〉について」 『講座日本語の文法4』昭42・12明治書院 久野暲 「ANDと〈ト・ニ・ヤ〉(2)(3)―交換文法理論による分析」 『ことばの宇宙』3-12昭43・12 船渡川隆夫 「〈に〉と〈と〉の違い―竹取物語の冒頭をめぐって」 『解釈』14-3昭43・3 藤井順子 「格助詞〈に〉と〈へ〉の用法―上方浄瑠璃における作者の表現意識」 『国語と教育』3昭43-7 長野照子 「〈て〉と〈に〉の或る近付き」 『梅花女子大学文学部紀要』5昭43・12 原口裕 「〈に〉と〈へ〉の混用―近世初頭九州関係資料の場合」 『福田良輔教授退官記念論文集』昭44・10 大坪併治 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞と・や・やら・に・か・なり・の(だの)・たり」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 松尾拾 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞を・に・へ・と」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 山内洋一郎 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞が・に・を・ものから・ものの・ものを〈から〉〈ので〉〈のに〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 野原三義 「百控琉歌の助詞(2)〈に・と〉など」 『国際大学国文学』2昭46・4 Kitagawa, Chisato “Expressions of Purpose, Emotive Response, and Contrariness to Expectation;A Study of Japanese no ni Constructions” 『Xerox University Microfilms, Ann Arbor, Michigan 昭47 新井栄蔵 「〈場所〉を示す場合の格助詞〈に〉と〈で〉をめぐって」 『日本語・日本文化』3昭47・3 成田康昭 「格助詞〈ニ〉とその周辺」 『日本方言研究会第14回研究発表会発表原稿集』昭47・5 望月郁子 「助詞ニの語調の再検討」 『国語学』90昭47・9 岩井俊道 「京ヘ筑紫ニ坂東サ」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 久野暲 「目的格を表わす〈ガ〉〈タ〉〈ニ〉と〈デ〉」 『日本文法研究』昭48・6大修館 中西宇一 「自動詞と他動詞―格助詞〈に〉と〈を〉の対立を通して」 京都女子大『女子大国文』76昭50・1 鈴木泰 「中古に於ける動詞〈ナル〉の用法と助詞〈ニ・ト〉の相関」 『国語と国文学』52-2昭50・2 関西研修センター日本語班 「研修生の作文に見る助詞の誤り―助詞〈に〉を中心として」 『研修』174昭50・8 横浜研修センター日本語班・鈴木敦子 「助詞〈に〉〈へ〉〈まで〉―受付のアナウンスから」 『研修』175昭50・9 堺利彦 「助詞〈の〉〈は〉に対応する助詞〈を〉〈に〉〈が〉について」 『解釈』22-4昭51・4 竹尾利夫 「人麻呂の表記の推移―助詞〈に〉の用法と表記をめぐって」 『中央大大学院論究』9-1昭52・3 友定賢治 「助詞〈を〉〈に〉〈は〉表示の表現形態―備中方言のばあい」 『島大国文』6昭52・3 工藤力男 「上代における格助詞ニの潜在と省略」 『国語国文』46-5昭52・5 池上嘉彦 「意味の体系と分析」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 嘉山秀夫 「日本語学習指導に於ける目的語につく助詞〈を〉〈に〉〈へ〉の扱い方」 『大東文化大紀要人文』16昭53・3 山口康子 「同一動詞反復形式の通史的考察―〈に〉を介する形式の変転」 『長崎大教育学部人文科学研究報告』72昭53・3 和光大学言語学研究会 「〈と〉〈に〉〈や〉についての覚え書」 『和光大人文学部紀要』12昭53・3 向井寛 「〈に〉のある用法について」 『華頂短大研究紀要』23昭53・11 山口康子 「〈に〉を介する同一動詞反復形式の表現価値―その通史的考察の試み」 『春日和男教授退官記念語文論叢』昭53・11 柴谷方良 『日本語の分析―生成文法の方法』 昭53・12大修館 靏岡昭夫 「近代口語文章語における〈へ〉と〈に〉の地域差―〈行く〉と〈来る〉について」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 柏原卓 「格助詞〈に〉〈を〉と動詞―平家物語を中心に」 『和歌山大教育学部紀要人文』28昭54・2 山口堯二 「〈に〉の接続表現」 『大阪大教養部研究集録人文社会』27昭54・2 大木隆三 「格助詞〈ニ〉にみる文型のながれ」 『日本語学校論集』6昭54・3 小林功 「構文論からみた〈ニ〉の一用法」 『国語学会昭和54年春季大会発表要旨』昭54・4 西尾光雄 「特集・研究余滴助詞〈に〉について」 『解釈』25-6昭54・6 杉崎一雄 「格助詞〈に〉による動作主尊敬表現」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 神尾昭雄 「特集・ことばの空間学〈に〉と〈で〉―日本語における空間的位置の表現」 『言語』9-9昭55・9 近藤芳美 「言語時評〈に〉と〈の〉と」 『言語生活』346昭55・10 石川恵子 「場所をあらわす格助詞〈に〉〈を〉〈で〉についての一考察―中国人の日本語学習者の誤用例から」 『創価大教育学部論集』9昭55・11 山口堯二 『古代接続法の研究』 昭55・12明治書院 菊地康人 「格助詞〈が〉〈を〉〈に〉の配置(case making)試案」 『言語学演習室’81 Working Paper in Linguistics ’81』昭56・3東大文学部言語学研究室 田浦真喜子 「教科書における格助詞〈へ〉と〈に〉の用例の考察」 九州女子大・短大『語学と文学』11昭56・3 Funayama Chuta 「The ni-ga construction in Japanese」 『Descriptive and Applied Linguistics』14昭56・4 靏岡昭夫 「助詞〈へ〉と〈に〉との使い分けの一考察―漱石『坊っちゃん』と鷗外『雁』とを比較して」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 282 ―あり 有 佐伯梅友 「〈にあり〉から〈である〉へ」 『国語学』26昭31・10 高田昇 「〈ニアリ〉について―存在から指定への移行過程」 『文学会論集』15昭36・8 馬淵和夫 「〈尓有〉と〈奈利〉」 『言語と文芸』8-3昭41・5 船渡川隆夫 「万葉集一四二番歌の訓をめぐって―〈有〉〈爾有〉の訓について」 『解釈』17-12昭46・12 鶴久 「万葉集における正訓文字の訓法―ニアリ・ナリと訓むべき有・在」 『文芸と思想』37昭48・2 283 ―において 大坪併治 「〈にして〉と〈において〉」 『島根大学論集』14昭40・2 283 ―こう こふ 恋 伊藤博 「〈に恋ふ〉と〈を恋ふ〉」 『国語研究』32昭34・7白楊社 283 ―して 吉野忠 「〈ニシテ〉から〈デ〉〈ヘ〉」 『高知大学教育学部研究報告』16昭39・1 大坪併治 「〈にして〉と〈において〉」 『島根大学論集』14昭40・2 松江・今昔物語輪読会(田中瑩一) 「共同研究今昔物語集における〈ニテ〉と〈ニシテ〉(研究発表要旨)」 『国語学』68昭42・10 鈴木泰 「指定辞トシテ・ニシテの句格」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 283 ―そいて・―そえて そひて・そへて 添 井上親雄 「自動詞における下二段活用と四段活用の性格―〈に添へて〉と〈に添ひて〉」 『比治山女子短期大学紀要』3昭44・3 283 ―そむく 山田みどり 「〈…をそむく〉と〈…にそむく〉」 『成蹊国文』14昭55・12 信太和子 「〈…をそむく〉から〈…にそむく〉―動作の対象を示す格表示の交替」 『国語語彙史の研究2』昭56・5和泉書院 283 ―なる 関宦一 「和歌における〈…になる〉と〈…となる〉とについて―時に関する体言に接続する場合」 『鶴見女子大学紀要』3昭40・12 関宦一 「古代・中世の和歌における〈…になる〉と〈…となる〉とについて―時に関する体言以外の体言に接続する場合」 『鶴見女子大学紀要』4昭42・2 スワン彰子 「〈となる〉と〈になる〉について」 『ILT News』66昭54・2 283 ―よって 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 284 に 終助詞 長岡博男 「金沢市地方の方言〈に〉の一考察」 『方言』3-1昭8・1 井手至 「終助詞―は・に・ね・がね〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 森田良行 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞―な…そ・な(禁止)・ばや・なむ・な・ね・に・が・がな・がも(希望)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 佐藤虎男 「転成文末詞〈ニ(ニー)〉について」 『国文学攷』57昭46・11 久島茂 「助動詞ムの成立についての一考察―終助詞ナ・ネ・ニと関連して」 早大『国文学研究』60昭51・10 284 に 間投助詞 鈴木一男 「上代文献所見の間投助詞〈と・に・を〉小論」 『樟蔭国文学』18昭55・12 284 に 語尾 朝山信弥 「語尾に〈に〉を有する古代象徴辞の一問題」 『国語国文』10-2昭15・2 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 青木伶子 「所謂副詞構成の〈に〉について」 『国語学会昭和50年春季大会発表要旨』昭50・5 青木伶子 「所謂副詞語尾の〈に〉について―格助詞の下位分類に及ぶ」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 小林幸江 「〈に〉のつく副詞・〈と〉のつく副詞」 『日本語学校論集』6昭54・3 284 にいがた 新潟 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 284 にいしまもり 新島守 桐原徳重 「〈新島守〉の語義について」 『常葉国文』1昭51・7 284 にいなめ にひなめ 新嘗 柳田国男 『海上の道』 昭36・7筑摩書房=『定本柳田国男集1』昭38・9 直木孝次郎 「新嘗と大嘗のよみと意味」 『万葉』56昭42・10 西宮一民 「新嘗・大嘗・相嘗の訓義」 『皇学館大学紀要』14昭51・1 284 ―さい 祭 川出清彦 「神道用語集(29)にひなめさい(新嘗祭)」 『国学院大日本文化研究所紀要』41昭53・3 284 にえる 煮 斎藤義七郎 「〈煮える〉と〈寝る〉」 『言語生活』64昭32・1 284 にお にほ 堆・稲積 柳田国男 「国語史のために」 『定本柳田国男集29』昭39・5 284 にお 丹生 永江秀雄 「〈わらづみ〉の方言―〈丹生〉の民俗学的解釈について」 『福井農協情報』昭35・2 284 にお にほ 鳰 浮田章一 「〓鷉・鳰の俚言考」 『女子聖学院短大紀要』10昭53・3 284 におい にほひ 匂 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 板橋隆司 「〈にほひ〉と〈かをり〉と―その同義部分の起点を求めて」 『国学院大栃木短期大学紀要』5昭45・12 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 赤羽学 「芭蕉における〈にほひ〉〈うつり〉〈ひびき〉」 『岡山大法文学部学術紀要』32昭47・3 藤田加代 「〈にほひ〉〈にほふ〉考―源氏物語の例について」 『高知女子大国文』9昭48・6=『〈にほふ〉と〈かをる〉―源氏物語における人物造型の手法とその表現』昭55・11風間書房 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 小松英雄 「匂字考」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 徳川宗賢 「文献国語史と方言」 『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 284 ―やか 犬塚旦 「〈匂ふ〉〈匂ひやか〉〈花やか〉考」 『平安文学研究』15昭29・6=『王朝美的語詞の研究』昭48・9笠間書院 284 ―をかぐ 嗅 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 285 におう にほふ 匂 土井忠生 「容姿美を表現せる王朝期物語用語について(2)」 『国語国文の研究』2大15・11 三木幸信 「〈かをる〉と〈にほふ〉考」 『平安文学研究』4昭25・7 犬塚旦 「〈匂ふ〉〈匂ひやか〉〈花やか〉考」 『平安文学研究』15昭29・6 森本治吉 「〈にほふ〉語一族」 『万葉研究』7昭29・10 武智雅一 「万葉集〈にほふ〉について」 『愛媛国文研究』6昭32・3 柴生田稔 「〈かをる〉と〈にほふ〉」 『国語と国文学』36-3昭34・3 北原淑郎 「万葉集の〈ニホフ〉語」 『信濃教育』912913昭37・1011 川上富吉 「にほふ美意識考―大伴家持小論」 『中央大学国文』8昭40・3 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 伊原昭 「〈にほふ〉攷」 『文学語学』53昭44・9 伊原昭 「〈にほふ〉と〈うつろふ〉と―大伴家持における」 『国語と国文学』46-12昭44・12 藤田加代 「〈にほひ〉〈にほふ〉考―源氏物語の例について」 『高知女子大国文』9昭48・6=『〈にほふ〉と〈かをる〉―源氏物語における人物造型の手法とその表現』昭55・11風間書房 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 長友武 「〈にほふ〉という言葉の美意識」 『琉球大教育学部紀要』19昭51・3 伊原昭 「〈にほふ〉―京極派和歌の美的世界」 日大『語文』41昭15・7 金田孝子 「〈にほふ〉―その語義の変遷」 『薩摩路』22昭53・3 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 佐藤宣男 ⑨ 285 にがい 苦 長尾勇 「五味考―味覚用語の変遷と分布」 日大『語文』55昭57・7 285 にがしたさかな・にげられたさかな 逃魚 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 285 にがたけ 苦竹・苦茸 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 285 にがな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 285 にがひ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 285 にがる 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 285 にき 和 西宮一民 「上代語の清濁」 『万葉』36昭35・7 285 にき 日記 曾沢太吉 「〈日記〉は果して中国からの借用語か」 『国語国文』27-10昭33・10 門出順子 「蜻蛉日記上巻の成立に関して―〈日記〉及び〈けり〉表現の問題から」 『立教大学日本文学』37昭51・12 285 にぎたづにふなのりせむと 句 竹下数馬 「熟田津に船乗りせむと」 『立正大学国語国文』6昭42・1 285 にぎやか 賑 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 285 にぎりごめ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 285 にぎる 握 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 285 にく 肉 李漢燮 ⑩ 285 にくい 憎・悪・難 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 285 にくくあらぬ 不悪 鶴久 「所謂形容詞のカリ活用及び打消の助動詞ザリについて―特に万葉集における義訓すべき不安・不遠・不近・不悪・不有をめぐって」 『万葉』42昭37・1 286 にくむ 憎 宮地敦子 「〈にくむ〉とその類縁の語」 『竜谷大学論集』400401昭48・3=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 286 にげる 逃 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 286 にこごり 煮凝 馬瀬良雄 「長野県のことば(7)―同音衝突と方言分布(2)ニコゴリ」 『日本の屋根』22-7昭56・7 馬瀬良雄 ⑧ 286 にごる 濁 金田元彦 「〈清む〉か〈濁る〉か」 『国文学解釈と鑑賞』18-6昭28・6 286 にし 西 金城朝永 「北をニシと呼ぶ話」 『金城朝永全集上言語・文学篇』昭49・1沖縄タイムス 286 ―はどっち 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 286 ―ゃどっこ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 286 ―ゃどっち 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 286 にじ 虹 宮良当壮 「虹の語学的研究」 『金沢博士還暦記念東洋語乃研究』昭7・12三省堂 菊沢季生 「〈虹〉に就て―虹は蛇にあらず」 『国語研究(仙台)』8-12昭15・12 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 亀井孝 「寄せ書き虹二題」 『国語学』39昭34・12 福島邦道 「虹点描」 『国語学』41昭35・8 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 →ぬじ 286 にしひんがし 西東 曾田文雄 「西東攷」 『大坪併治教授退官記念国語史論集』昭51・5表現社 曾田文雄 「土佐日記の〈にしひんがし〉(発表要旨)」 『国語学』105昭51・6 286 にじむ 滲む 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 286 にじりぐち 躙口 桑田忠親 「〈つくばい〉と〈にじり口〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』7昭49・1 286 にた 形容動詞 西崎亨 「〈爾多〉考―その語源と意味について」 『まほろば』12昭43・3 原田芳起 「幻の形容動詞〈にた・に〉の存在認定をめぐる諸問題」 『国語学会昭和55年秋季大会発表要旨』昭55・10 286 にたえる 水口清 「にたえて来た」 『和歌山方言』昭29・10 286 につつ 去通都 安藤正次 『古典と古語』 昭10・6三省堂 286 にっぽん 日本 吉田澄夫 「室町時代以降における国号呼称」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19-10岩波書店=『近世語と近世文学』昭27・10東洋館出版 三宅武郎 「国号〈日本〉の読み方について」 『文部時報』889昭26・9 秋山謙蔵 「国号〈日本〉再検―第一文字の無い時代のこと・国号〈日本〉と〈やまと〉」 『日本及日本人』3-10昭27・8 「ニホンかニッポンかJAPANか―アンケートのこたえをみる」 『言語政策』4昭36・3 李家正文 「日本はなんと呼ばれてきたか―自分のくにの正しい名前を知るために」 『新気流』14昭37・2 浜田敦 「捷解新語とその改修本―〈日本〉と〈看品〉」 『国文学攷』30昭38・2 安津素彦 「ニホン・ニッポン攷」 『国学院雑誌』64-56昭38・56 「ニホンかニッポンか?―五輪に寄せて再検討する」 『放送文化』18-6昭38・6 藤井継男 「ニホンかニッポンか」 『新聞研究』145昭38・8 高橋一夫 「〈ニッポン〉か〈ニホン〉か」 『国語教育』5-9昭38・10三省堂 敷島言海 「ニホン・ニッポン・日本語」 『日本語』4-1昭39・1 片桐顕智 「ニホンかニッポンか」 『言語生活』148昭39・1 新村出 「日本国号の称呼について」 『国学院雑誌』65-1昭39・1=『日本語』4-3昭39・3=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 江湖山恒明 「にほん」 『日本語』6-2昭41・2 福永静哉 「〈日本〉という文字による国号のよびかた」 『女子大国文』40昭41・2 Aiba Tadasi 「Nippon ka Nihon ka」 『RÔMAZI Tayori』62昭45・2 「〈ニッポン〉と〈ニホン〉」 『カナノヒカリ』577昭45・8 太田幸蔵 「ニホンとニッポン」 『国語国字』59昭45・8 湊豊子 「ニホンかニッポンか」 『言語生活』227昭45・8 佐藤茂 「ニホンとニッポン」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 新村出 「国号とその称呼」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 久世善男 『新聞と日本語―話題のことばとその成り立ち』 昭48・4朝日新聞社 丸山林平 『日本語―上代から現代まで』 昭50・1白帝社 文化庁国語課編 『ことばシリーズ3言葉に関する問答集1』 昭50・3 「正しい言葉を正確に怪物〈外来語〉を解剖する―アナウンサー(山口)・ニホンかニッポンか(宮崎)」 『世論時報』325昭53・6 「ことばの百科〈放送用語〉事始め―〈日本〉これをアナタはどう発音するか?」 『放送文化』35-1昭55・1 渡辺徹 「国号〈日本〉の読方―〈ニホン〉か〈ニッポン〉か」 『文学研究年報』6 柳田征司 ⑪ 286 ―いち 一 新村出 『南蛮記』 大5・8東亜堂書房=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 286 ―ご 語 「ニホン語かニッポン語か」 『週刊読売』昭43・11・15 森本哲郎 「日本語という言葉(講演記録)」 『国語教育誌』3-3昭49・3 286 ―じん 人 柴田武 「われわれはニホン人かニッポン人か―標準語の確立のために」 『自由』4-8昭37・8 286 ―ばれ 晴 新村出 大4・8 287 にて 格助詞 戸田吉郎 「〈にて〉考」 『国語と国文学』24-10昭22・10 倉持保男 「格助詞―にて〈古典語〉で〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 国田百合子 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞より・から・よ・ゆ・ゆり・にて〈で〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 添田建治郎 「格助詞〈にて〉の形式と言語における交替現象」 九州大『語文研究』29昭45・11 鈴木泰 「指定辞〈ニテ〉の句格」 『山形大学紀要人文』9-1昭53・2 287 ―はべり 侍 宮田和一郎 「〈にて侍り〉助詞〈て〉―中古語法覚書」 『平安文学研究』13昭28・11 287 にて 連語 田中重太郎 「〈にて〉の語法」 『平安文学研究』16昭29・12 松江・今昔物語輪読会(田中瑩一) 「共同研究今昔物語集における〈ニテ〉と〈ニシテ〉(研究発表要旨)」 『国語学』68昭42・10 287 にている 似 藤川照三 「源氏物語における〈似テイル〉という表現について」 『河』13昭54・6 287 にどと 二度 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 287 にどびくり 二度― 日野英子 「俳諧用語〈二度びくり〉について」 『新潟高校教研教育研究』14昭43・3 287 にとり 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 287 にな 蜷 小松英雄 「蜷という貝―漢字表現を音声化すべきでない場合」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 287 になう になふ 担 高橋顕志 「カツグ・ニナウ・カクをめぐって(研究発表と討論要旨)」 『都立大方言学会会報』76昭52・7 蜂谷清人 ④ 柳田征司 ⑨ 287 になし 二無・似無 河原寛 「〈になし〉考」 『国語国文』46-10昭52・10 287 にのまい 二舞 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 287 には 助詞 外山映次 「条件句を作る〈ウニハ〉をめぐって」 『佐伯梅友博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 阿刀田稔子 「〈質問箱〉動詞連体形+〈には〉〈のに〉〈のには〉について」 『日本語教育研究』8昭48・12 287 にぶい 鈍 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 287 にべ 島田勇雄 「近世本草書における和名と方言(2)―イシモチとニベ」 『近代』41昭42・12 287 にほん 日本 →にっぽん 287 にもかかわらず 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 287 にや 真喜志瑶子 「おもろさうしにおける〈おや〉〈大や〉〈にや〉について」 『沖縄文化』40昭48・7 287 にやける 若気・弱気 菊田紀郎 ⑪ 287 にやこい 菊田紀郎 ⑪ 287 にゅうじ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 287 にゅうしき にふしき 入色 野村忠夫 「官人制上の二、三の用語について―考限・選限・外散位・入色」 『岐阜大学研究報告』14昭41・3 288 ニュース 梶原滉太郎 ⑩ 288 にゅうどうぼうず にふだうばうず 入道坊主 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 288 にゅうばい にふばい 入梅 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 真田信治 「標準語の地理的背景―〈梅雨〉〈入梅〉の意味」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 288 ニューファミリー 稲垣文男 「ことばは生きている流行語昭和史(19)ニューファミリー」 『放送文化』33・3昭53・3 湯沢雍彦 「ニューファミリー管見」 『UP』7-4昭53・4 288 ニューフェース 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)完」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 288 にょういん によゐん 女院 榊原邦彦 『平安語彙論考』 昭57・11教育出版センター 288 にょうかん 尿管 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 288 にょうかん にようくわん 女官 加納重文 「〈によくわん〉と〈にようくわん〉」 『古代文化』26-11昭49・11 榊原邦彦 『平安語彙論考』 昭57・11教育出版センター 288 にょうご 女御 榊原邦彦 『平安語彙論考』 昭57・11教育出版センター 288 にょうぼう にようばう 女房 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 榊原邦彦 「平安時代の〈女房〉」 『豊田工業高専研究紀要』13昭55・11=『平安語彙論考』昭57・11教育出版センター 288 にょほう 如法 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞書未採録の用字・用語」 『古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 288 にょらい 如来 田村芳郎(奈良康明編) 『仏教のことば放送ライブラリー23』 昭53・10日本放送出版協会 288 にる 似 藤川照三 「〈似る〉〈通ふ〉〈おぼゆ〉―宇治十帖を中心にして」 『河』5昭48・6 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 288 にる 煮 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 288 にるや 根屋 柳田国男 『海上の道』 昭36・7筑摩書房=『定本柳田国男集1』昭38・9 288 にわ 庭 山田孝雄 「日和考」 『国語学』2昭24・6 阪倉篤義 『語構成の研究』 昭41・3角川書店 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 広戸惇 ⑩ 288 にわか 俄 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 288 にわたずみ にはたづみ 潦 生田耕一 「万葉集三三三九番の〈潦〉の訓考」 『国語国文』2-7昭7・7 福島邦道 「日本一鑑所引の古辞書」 『山田孝雄追憶本邦辞書史論叢』昭42・2三省堂 山田忠雄 「白波とニハタヅミ」 『山田孝雄追憶本邦辞書史論叢』昭42・2三省堂 国井敬子・久保田和子・黒崎裕光・桑島昌之・高地明子 「〈にはたづみ〉考―古事記から狭衣物語まで」 『文教大学国文』11昭57・3 288 にわとり 鶏 内田輝彦 「〈ニワトリ〉の語源について」 『養鶏之日本』51昭41・2 山中襄太 「鶏の語源」 『日本語』20-10昭55・12 288 にわび にはび 庭燎・庭火 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 288 にん 人 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 288 にんぎょう 人形 橘正一 「人形の全国方言」 『方言』5-6昭10・6 高橋巌 ⑪ 288 にんげん 人間 柳田征司 「天草本伊曾保物語の人間を表わす語彙について」 『愛媛国文研究』12昭38・2 杉本つとむ 「特集・人間ということば日本語のなかの〈人間〉」 『ことばの宇宙』1-4昭41・9 藤堂明保 「特集・人間ということば漢語からみた〈人間〉」 『ことばの宇宙』1-4昭41・9 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 田島毓堂 ⑩ 289 にんじゃく 柴田武 「日葡辞書の九州方言」 『山田孝雄追憶本邦辞書史論叢』昭42・2三省堂 山田忠雄 「陳述の副詞〈しかしか・にんじゃく〉」 『山田孝雄追憶本邦辞書史論叢』昭42・2三省堂 289 にんしょう 認証 大西邦敏 「国内政治と国際政治の用語の解説―解散を開散・認証を認承とした答案が多い」 『自由国民』63昭29・8 289 にんじょう 人情 板坂元 「日本語の生態(7)~(12)」 『国文学解釈と鑑賞』36-1~41013昭46・1~4911 橋浦兵一 『明治の文学とことば』 昭46・6評論社 佐々木久春 ⑪ 289 にんず 石川徹 「平安文学語意考証―らんそう・むらすすき・にんず・したくづる・おもひあがる」 『平安文学研究』20昭32・9 289 にんたい 人躰 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 289 にんにく 葫・大蒜 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 289 ぬ 助動詞・完了 小林好日 『国語学の諸問題』 昭16・8岩波書店 下坂勝洋 「万葉集〈な・に・ぬ・ね〉私考」 千葉県高校教研『国語教育』4 高辻義胤 「完了意識の断続とその形態―特に助動詞〈つ・ぬ〉をテーマとして」 『愛媛国文研究』3昭29・3 伊藤慎吾 「助動詞ツ・ヌの特殊な用例の研究―有り・給ふなどに接続する用例について」 『滋賀大学学芸学部紀要』4昭29・12 中西宇一 「発生と完了―〈ぬ〉と〈つ〉」 『国語国文』26-8昭32・8 中西宇一 「いわゆる完了の助動詞―〈ぬ〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 長船省吾 「助動詞〈つ〉と〈ぬ〉―アスペクトの観点から」 『国語国文』28-12昭34・12 伊藤慎吾 「源氏物語に見える助動詞ツ・ヌの用例(上・中・下)―実態を究めて諸説を検討する」 『武庫川女子大学紀要』101112昭373839 村井董直 「〈つ・ぬ〉下接の助動詞について」 『国文学攷』28昭37・7 山崎良幸 「過去の助動詞き・けり・ぬ・つ・たり・り」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 大坪併治 「過去(回想)・完了の助動詞―ぬ・つ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 木下正俊 「助動詞〈ツ〉と〈ヌ〉の区別は何とみるべきか」 『国文学解釈と鑑賞』29-11昭39・10 伊藤慎吾 「助動詞ツ・ヌ・タリ・リの関連について(上・下)―源氏物語の用例より見る」 『武庫川女子大学紀要』1314昭4142・3 小路一光 「いわゆる完了の助動詞〈つ〉〈ぬ〉の意義・用法―万葉集の用例よりみて」 『国文学研究』33昭41・3 井手至 「古代日本語動詞の意味類型と助動詞ツ・ヌの使いわけ」 『国語国文』35-5昭41・5=『遠藤博士還暦記念国語学論集』昭41・5中央図書 川上徳明 「助動詞〈つ・ぬ〉の確述的用法について研究発表要旨」 『国語学』66昭41・9 種友明 「助動詞〈つ〉と〈ぬ〉―その活用と意味との関係」 『和洋国文研究』4昭41・10 梅村輝雄 「完了の助動詞〈ぬ〉の接続について」 高知大『国語教育』15昭42・7 竹内美智子 「特集・日本語の助動詞の役割完了と存続〈つ・ぬ・り・たり〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 小路一光 「平家物語における助動詞〈ツ・ヌ〉の意味・用法について」 『軍記物とその周辺佐々木八郎博士古稀記念論文集』昭44・3早稲田大学出版部 梶原滉太郎 「中世説話における助動詞〈つ〉と〈ぬ〉について」 『国語学研究』9昭44・10 鈴木丹士郎 「特集〈つ〉〈ぬ〉〈たり〉〈り〉の徹底的研究〈つ〉と〈ぬ〉のつき方」 『月刊文法』3-2昭45・12 森野宗明 「特集〈つ〉〈ぬ〉〈たり〉〈り〉の徹底的研究〈つ〉と〈ぬ〉の相違」 『月刊文法』3-2昭45・12 北原保雄 「古典語における〈時〉の表現―ぬ・つ・たり・り・き・けり」 『東書高校通信国語』94昭46・2 伊藤慎吾 「同じ動詞につく助動詞ツ・ヌについて―源氏物語の用例を再検討する」 『武庫川女子大学紀要国語国文学篇』19昭47・10 飛田良文 「完了の助動詞」 『品詞別日本文法講座8』昭47・12明治書院 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 川上徳明 「助動詞〈つ〉〈ぬ〉の確述的用法」 『王朝』6昭48・4中央図書 徳岡孝夫 「〈ぬ〉のたそがれ」 『言語生活』265昭48・10 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 桑田明 「〈ぬ〉〈つ〉の意味」 『国語学』105昭51・6 岡本勲 「金色夜叉の文語〈ぬ〉と〈つ〉をめぐって」 中京大『文学部紀要』10-3昭51・1 岡本勲 「鏡花の文語に於る〈ぬ〉と〈つ〉」 中京大『文学部紀要』11-1昭51・4 桑田明 「〈ぬ〉〈つ〉の意味」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 伊藤慎吾 『源氏物語の助動詞完了態用例の新研究上』 昭53・10風間書房 長船省吾 「助動詞〈つ〉と〈ぬ〉―アスペクトの観点から」 『論集日本語研究7』昭54・2有精堂 山口雄輔 「物語を止める助動詞としての〈けり〉〈ぬ〉他―天草版と仮名草子本伊曾保物語との比較を中心に」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 岡本勲 『明治諸作家の文体―明治文語の研究』 昭55・9笠間書院 滋野雅民 「今昔物語集における〈ツ〉〈ヌ〉ともにつく動詞」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 桑田明 「〈ぬ〉〈つ〉三考」 『就実語文』2昭56・11 桑田明 「〈ぬ〉〈つ〉四考・〈き〉〈けり〉再考」 『就実語文』3昭57・11 290 ぬ 助動詞・打消 野島進 「打消の助動詞〈ず・ざり・ぬ〉について」 『国文学解釈と教材の研究』7-3昭37・2 金田弘 「打消の助動詞―ない・ぬ(ん)〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 宮地敦子 「ない・ぬ・ず」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 武井睦雄 「江戸語打消表現についての一報告―洒落本における〈ぬ〉〈ない〉両系列の相関」 『国語研究室』4昭40・6 柏原司郎 「〈焼けない前〉と〈焼けぬ先〉と」 『語学文学』10昭47・3 飛田良文 「明治初期東京語の否定表現体系―安愚楽鍋における〈ない〉〈ねえ〉〈ぬ〉〈ん〉の用法」 『ことばの研究5』昭49・3秀英出版 290 ぬ 助詞 柴田武 「沖縄県平良市方言の付属語duおよびnu・gaについて」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 290 ぬか 糠 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 藤田あゆみ 「語史研究に関する一考察―〈もみがら〉と〈ぬか〉言語地図からの語史推定と文献とのつきあわせ」 『山梨英和短期大学紀要』9昭50・10 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 290 ぬかす 抜 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 290 ぬかるみ 泥濘 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 290 ぬく 抜 田島毓堂 「〈ぬく〉〈ぬぐ〉考―徒然草五十三段の〈鼎をぬく〉について」 『金城国文』43昭44・9 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 桐原徳重 「つれづれ草のヌクとヌグおよび助動詞」 『常葉学園短大紀要』11昭54・12 姫野昌子 「複合動詞〈~きる〉と〈~ぬく〉〈~とおす〉」 『日本語学校論集』7昭55・3 290 ぬぐ 脱 山田孝雄 『平家物語の語法』 大3・12宝文館 菊田紀郎 「清濁変化の要因」 『国語学研究』6昭41・10 田島毓堂 「〈ぬく〉〈ぬぐ〉考―徒然草五十三段の〈鼎をぬく〉について」 『金城国文』43昭44・9 桐原徳重 「つれづれ草のヌクとヌグおよび助動詞」 『常葉学園短大紀要』11昭54・12 290 ぬける 抜 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 290 ぬさ 柳田国男 『村のすがた』 昭23・7朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 291 ぬさこさば 布靡越者 西宮一民 「〈布靡越者〉について」 『万葉』39昭36・5 291 ぬし 主 彦坂佳宣 ⑤ 菊田紀郎 ⑨ 291 ぬじ 虹 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 →にじ 291 ぬしづく 主付 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 291 ぬすびとのしりさし 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 291 ぬすみ 盗 嘉味田宗栄 「比較考察の一観点(オモロことば)10〈かくれ〉〈ぬすみ〉など」 『琉球大文学語学論集』16昭47・2 笠松宏至 「中世の罪と罰7〈盗み〉上・下」 『UP』116117昭57・67 291 ぬすむ 盗 大門一樹 「〈盗む〉の語感の変化」 『言語生活』254昭47・11 291 ぬば 黒 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 291 ぬばたま 射干玉 佐竹昭広 「古事記における内部言語形式の問題」 『古事記大成』3昭32・12 田中みどり 「ヌバタマの語源」 『万葉』95昭52・8 291 ―のゆめ 夢 永野芳郎 「〈奴婆多麻乃夢〉語源考」 『言語』5-1昭51・1 291 ぬま 沼 斎藤たま 「ことばの旅(1)沼」 『子どもの館』6-6昭53・6 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 291 ぬらく 去良久 安藤正次 「〈都良久〉〈去良久〉などについての考」 『日本文学論纂』昭7・6明治書院 安藤正次 『古典と古語』 昭10・6三省堂 291 ぬりかべ 塗壁 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 291 ぬるい 温 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 291 ぬれごろも 濡衣 市村宏 「万葉濡衣考」 『文学論藻』8昭32・10 291 ぬれひず ぬれひづ 潤湿 井手至 「万葉集〈潤湿〉考」 大阪市大『人文研究』25-7昭48・12 291 ね 音 安達隆一 「音的現象を表わす語彙の意味構造〈オト〉〈ネ〉〈コエ〉〈ヒビキ〉〈シラベ〉について」 『日本語学試論』1昭49・7 望月郁子 「ネ・コエ・オト小考」 『静岡大教養部研究報告人文』15昭55・3 安部清哉 ⑩ 291 ―にしもなかむ 哭 蜂矢宣朗 「〈音にしも哭かむ隠妻かも〉(大伴家持作の一首)」 『天理大学学報』昭28・3 291 ね 子 柳本実 「子字考」 『新潟大学教育学部研究紀要』9昭40・3 291 ね 姉 馬瀬良雄 「長野県のことば(9)(10)―アニ・オジ・ネ・オバ(1)(2)」 『日本の屋根』22-910昭56・910 291 ね 助詞 井手至 「終助詞は・に・ね・がね〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 後藤和彦 「未然形承接の終助詞〈な・なも・ね〉」 『玉藻』2昭42・3 森田良行 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞な…そ・な(禁止)・ばや・なむ・な・ね・に・が・がな・がも(希望)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 久島茂 「助動詞ムの成立についての一考察―終助詞ナ・ネ・ニと関連して」 早大『国文学研究』60昭51・10 291 ね・ねえ 助詞 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 六笠寿子 「浮世風呂における間投助詞〈な・なあ〉〈の・のう〉〈ね・ねえ〉の使い分けについて」 お茶の水女子大『国文』8昭32・12 荒正人 「ネについて」 『教育技術学習心理』2-1昭36・4 金田一春彦 「ネ・サ・ヨの弁」 『放送文化』19-4昭39・4 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 桜井光昭 「間投助詞や〈古典語・現代語〉よ〈古典語〉ぞ・ね(ねえ)〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 大久保忠利 「ネ・サ・ヨの文法―ネ・サ・ヨ否定論に反対する」 『ことばの宇宙』8昭42・1 大橋勝男 「関東地方における〈暑いねー〉の〈ねー〉に相当する方言事象の分布およびその解釈」 『方言の研究』1昭44・3 小野米一 「北海道旭川地方で聞かれる文末詞〈ナ〉〈ネ〉について」 『語学文学』8昭45・3 荒正人 「〈ね〉の造語力について」 『すばる』2昭45・10 小杉商一 「間投助詞〈ね〉〈の〉について―越後方言など」 『国学院雑誌』78-11昭52・11 292 ねえ 無 飛田良文 「明治初期東京語の否定表現体系―安愚楽鍋における〈ない〉〈ねえ〉〈ぬ〉〈ん〉の用法」 『ことばの研究5』昭49・3秀英出版 292 ねえものくわず 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 292 ねおく 寝起 鈴木弘道 「〈寝起く〉考」 『解釈』10-4昭39・4 田中重太郎 「枕冊子〈寝起く〉考」 『解釈』15-1昭44・1 292 ネオン 堀江真喜夫 「〈ネオン〉と〈ギター〉―外来語使用から見た歌謡詞の一側面」 『言語生活』178昭41・7 292 ねがい 願 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 292 ねがう 願 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 宮腰賢 『日本語の探検―動詞に見る日本的発想』 昭55・10PHP研究所 292 ねかす 寝 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 292 ねがわくは ねがはくは 願 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 岩淵匡 「〈願はくは〉のいい方について」 『軍記物とその周辺佐々木八郎博士古稀記念論文集』昭44・3早稲田大学出版部 292 ねかんちゃく 鈴木勝忠 「ネカンチヤク」 『言語生活』169昭40・10 292 ねぎ 葱 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 292 ねぎし 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 292 ねこ 猫・狸 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 川口朗 「漱石の語彙―〈猫〉の固有名詞」 『国文学解釈と鑑賞』21-12昭31・12 堺信子 「霊異記の〈狸(ねこ)〉について」 『上代文学研究』1昭50・9 森下喜一 「〈猫〉の呼び名について」 『山形方言』16昭55・3 292 ねこじゃらし 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 292 ねこのすいこぎ 中平解 「言葉の教室(54)カンタマクラとネコノスイコギ」 『民間伝承』30-3昭41・9 292 ねこのまくら 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 292 ねこはえとり 川名興 「千葉県でのネコハエトリの方法」 『房総文化』13昭50・9 292 ねこばば 猫糞 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 292 ねこまなぐ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 292 ねこやなぎ 猫柳 山本修之助 「佐渡の方言分布―タンポポ・ネコヤナギ・トンボ・メダカ・ツララについて」 『佐渡』1昭29・8 河原宏 「〈ねこやなぎ〉の方言」 『信濃』8-5昭31・5 加藤正信 「ある方言地図の解釈―佐渡における〈ねこやなぎ〉の言語地理学的考察」 『言語研究』42昭37・10 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 292 ねこやろ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 292 ねざめ 寝覚 岡田啓助 「『夜の寝覚』の寝覚について」 『帝京大学文学部紀要』4昭47・6 292 ねじ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 292 ねじる 捩 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 岩崎正枝 「特集・類義語の意味論的研究ひねる・ねじる」 『日本語研究』2昭54・7 293 ねす 助詞 野口幸雄 「新潟県北部における尊敬の助詞ネスの分布について」 『高志路』248昭53・2 293 ねたし 妬・嫉 石川徹 「平安文学語彙考証(その三)」 『平安文学研究』19昭31・12 服部みつ子 「源氏物語における類義語―クヤシとネタシの意味の違い」 『常葉国文』1昭51・7 293 ねだる 強請 惣郷正明 『辞書とことば』 昭57・7南雲堂 293 ねだん 値段 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 293 ねっくす 江口文四郎 『新村のことば』 昭55・1やまがた散歩社 293 ねっこ 根 杉浦明平 「ことばについて―おとましい・イヌノフグリ・トビツカ・竹鉄砲と根つ木」 『言語』3-4~69昭49・4~69 293 ねなえこゆえに ねなへこゆゑに 句 富田大同 「再び〈寝なへ児ゆゑに〉」 『解釈』5-5昭34・5 293 ねのくに 根国 柳田国男 『海上の道』 昭36・7筑摩書房=『定本柳田国男集1』昭38・9 293 ねのけんしゅうこく 根堅州国 慶野正次 「古事記〈根の堅州国〉の語義・語法」 『解釈』18-4昭47・4 293 ねば 助詞 鎌田広夫 「平家物語に見えるいはゆる逆接の〈ねば〉について」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 293 ねばし 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 293 ねばな 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 293 ねぶた 此島正年 「ネブタということば―方言の話」 『青森県教育委員会教育広報』昭28・34 293 ねぶりかん 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 293 ねまる 無黄 「ねまるという語」 『うづえ』4-11 中村通夫 「ねまる攷」 『方言』7-1昭12・1 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 秋保光吉 「〈ねまる〉追考」 『山形方言』2昭29・3 松浦孝一 「〈ねまる〉について」 『山形方言』9昭46・9 川本栄一郎 「北陸地方における〈ネマル〉の意味の分布とその解釈」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 潁原退蔵 「ねまる考」 『潁原退蔵著作集16近世語研究』昭55・1中央公論社 飯豊毅一 ⑧ 川本栄一郎 ⑩ 293 ―なり 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 →すわる 293 ねまわし 根回 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 293 ねみみにみず 寝耳水 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 293 ねむる 眠 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 293 ねもころ 佐藤雄平 「〈ねもころ〉考」 秋田大『国語国文学紀要』1昭27・12 北条忠雄 「〈ねもころ考〉を読みて」 秋田大『国語国文学紀要』1昭27・12 293 ねや 高橋正敏 「伊予の〈ナモシ〉と〈ネヤ〉ことば風土記」 『言語生活』33昭29・6 293 ねりがき 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 293 ねりのむらと 橋本四郎 「ねりのむらと」 『万葉』87昭50・3 293 ねる 寝 斎藤義七郎 「〈煮える〉と〈寝る〉」 『言語生活』64昭32・1 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 293 ねる 練 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 磯辺敬子 「特集・類義語の意味論的研究ねる・こねる」 『日本語研究』2昭54・7 293 ねわざし 寝業師 朱牟田夏雄 「〈寝業師〉その他」 『言語』9-2昭55・2 293 ねをなく 音泣 佐伯梅友 「小特集・平安朝文学ねを泣く」 『解釈』27-12昭56・12 293 ねん 助詞 山本俊治 「大阪方言〈ネン〉」 『国文学攷』27昭37・3 293 ねんいりに 念入 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 294 ねんず 念 岩下裕一 「〈念ず〉の多義性について」 『国学院雑誌』78-11昭52・11 294 ねんはい 年― 山田俊雄 「漢語研究上の問題―仮名書きの場合の同定(Identification)について・特に〈年はい〉について」 『成城国文学論集』10昭53・2 294 ねんりん 年輪 新村出 「年輪随筆」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 294 の 野 糸井通治 「〈原〉〈野〉語誌考続貂」 『愛文』15昭54・7 辻田昌三 「〈野〉と〈原〉」 『島大国文』9昭55・9 294 の 助詞 佐伯梅友 「主語につく〈の〉と〈が〉とに就いて」 『万葉学論纂』昭6・3明治書院 木枝増一 「〈の〉に関する二つの疑問」 『国語国文』4-11昭9・11 森田武 「日蓮上人遺文に見える格助詞〈の〉〈が〉の用法」 『国語研究(仙台)』6-9昭13・9 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭13・10文学社 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 石垣謙二 「語法より見たる今昔物語―〈が〉〈の〉の用法二三について」 『国語と国文学』18-10昭16・10 松村明 「〈の〉の一つの用法について」 『日本の言葉』1-3昭22・8 森重敏 「修飾語格小見―上代の助辞〈な・に・の・が〉」 『国語国文』17-134昭23・257 中山崇 「準体助詞〈の〉の通時的研究―特に活用言につく場合について」 『日本文学教室』2昭25・8 吉川泰雄 「形式名詞〈の〉の成立」 『日本文学教室』3昭25・9 鈴木真咲 「射等籠荷四問―万葉地名における同格の助詞〈の〉及び〈が〉の用例などについて」 『文学』18-9昭25・9 土部弘 「連体格から連用格へ―所謂〈に〉に通じる格助詞〈の〉の一解」 『国文学』4昭26・6 西宮一民 「万葉集の助詞〈が〉〈の〉の或る場合」 『万葉』1昭26・10 青木伶子 「奈良時代における連体助詞〈ガ〉〈ノ〉の差異について」 『国語と国文学』29-7昭27・7 山崎久之 「助詞〈の〉〈が〉の表現的価値―尊卑説批判」 『群馬大学紀要』2昭28・3 土部弘 「提示格の〈の〉の或る場合」 関西大『国文学』11昭28・8 木之下正雄 「源氏物語におけるヲに通うノについて」 『鹿児島大学教育学部教育研究所研究紀要』5昭28・12 岡田正世 「〈雨の降る日〉と〈雨が降る日〉」 福井大『国語国文学』4昭29・4 斯林不二彦 「諢譚浮世風呂(男湯編)に於ける文末助詞〈の・のう〉―その待遇価値について」 『国文学攷』13昭29・11 神鳥武彦 「日本語表現法上の文末助詞〈ノ(ノー)〉―文末の卓立声調」 『国文学攷』15昭31・3 浅見徹 「〈の〉の歴史―その一として〈上代〉」 『国語国文』25-8昭31・8 三宅清 「〈の〉主格の発達について」 『国語国文』25-10昭31・10 浅見徹 「記紀の古さ―格助詞〈の〉〈が〉の用法から」 『万葉』22昭32・1 三木幸信 「助詞〈の〉の一つの見方」 『女子大国文』6昭32・6 六笠寿子 「浮世風呂における間投助詞〈な・なあ〉〈の・のう〉〈ね・ねえ〉の使い分けについて」 『国文』8昭32・12 三吉陽 「格助詞〈の〉の一用法(遺稿)」 『国文研究(愛媛)』7昭33・3 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 木之下正雄 「題目提示の〈の〉について」 『解釈』4-6昭33・6 青島徹 「〈童のをかしき〉といふ語法」 『平安文学研究』21昭33・6 寿岳章子 「室町時代の〈の・が〉―その感動価値表現を中心に」 『国語国文』27-7昭33・7 井手至 「〈の〉(副体語・句)の機能」 大阪市立大『人文研究』9-7昭33・8 中川浩文 「助詞〈の〉〈が〉〈つ〉の原初的性格について」 『女子大国文』10昭33・10 三宅清 「古語における〈の〉主格の用法」 『人文科学科紀要』16昭33・11 此島正年 「古代における主体助詞〈が〉〈の〉」 『弘前大人文社会16国語国文学篇Ⅱ』87-99昭34・2 永野賢 「幼児の言語発達―とくに助詞〈の〉習得過程について」 『島田教授古稀記念国文学論叢』昭35・3関西大学国文学会 Miyake Takeo 「〈の〉と〈が〉の敬語法」 『実践国語教育』246昭36・2 佐藤美和子 「助詞〈の〉の世界―新古今集における文脈的一考察」 『国語国文』30-7昭36・7 木之下正雄 「連体節の主語につくノ・ガについて」 『鹿児島大研究紀要』13昭36・12 鎌田良二 「西鶴『世間胸算用』助詞・助動詞(1)〈の〉〈が〉の部」 『甲南国文』9昭37・4 佐藤宣男 「助詞〈の〉の用法―所謂指定格の〈の〉について」 『国語学研究』2昭37・8 佐伯梅友 「〈の〉か〈が〉か」 『日本文学研究』2昭37・11 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 山田瑩徹 「三代集の詞書にみえる〈が〉と〈の〉―意識の上から」 『りてらえやぽにかえ』6昭39・6 奥津敬一郎 「〈の〉のいろいろ」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 鎌田良二 「世間胸算用の〈の〉〈が〉」 『甲南国文』12昭40・2 岩井良雄 「中古における助詞〈の〉」 『国文学論考』2昭40・6 浅見徹 「単文主格の発達―中古仮名文学中の助詞〈の〉」 『国語国文』35-5昭41・5=『遠藤博士還暦記念国語学論集』 小山敦子 「〈の〉〈が〉〈は〉の使い分けについて―展成文法理論の日本語への適用」 『国語学』66昭41・9 鎌田良二 「世間胸算用の〈の・が〉」 『三重県方言』22昭41・12 牧内勝 「日本語の名詞的表現―〈の〉を含む構文を中心として(研究発表要旨)」 『言語研究』50昭42・1 井手至 「終助詞ぜ・さ・わ・の・ものか(もんか)〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 浅見徹 「格助詞が・の〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 中田祝夫 「万葉集左注の訓み方の一つの場合―準体助詞〈の〉の訓み添えについて」 『国語展望』16昭42・6 藤井尚子 「岡山県美作地方方言の文末詞―〈ナ…〉〈ナ〉ことばと〈ノ…〉〈ノ〉ことばとの差異について」 『生活語研究』2昭42・6 増淵恒吉 「〈の〉〈に〉〈と〉〈さるは〉について」 『講座日本語の文法4』昭42・12明治書院 手塚知子 「並立助詞〈の〉から〈だの〉へ―上接する異る要素の相互干渉による変遷」 『言語と文芸』10-4昭43・7 東郷吉男 「平安時代の〈の〉〈が〉について―人物をうける場合」 『国語学』75昭43・12 佐治圭三 「形式名詞と準体助詞(1)―〈こと〉と〈の〉」 『日本語・日本文化』1昭44・6 氏家洋子 「文論的考察による統続助詞〈の〉の設定」 早稲田大『国文学研究』41昭44・12 尾崎暢殃 「序詞の発想―助詞〈の〉をめぐって」 『月刊文法』2-2昭44・12 春日正三 「日蓮聖人ご遺文の国語学的研究(3)―助詞〈の・が〉の待遇意識」 『立正大学人文科学研究所年報』7昭44・12 浅野いつ子 「御伽草子における〈の〉〈が〉について」 『日本文学ノート』5昭45・3 山田瑩徹 「醒睡笑における〈が〉と〈の〉」 日本大『語文』33昭45・5 小沢重男 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉〈の〉の語源―アルタイ系言語由来説」 『月刊文法』2-11昭45・9 吉田金彦 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究現代文における〈の〉の意味・用法」 『月刊文法』2-11昭45・9 山崎久之 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈の〉による終止」 『月刊文法』2-11昭45・9 風間力三 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉〈の〉の変遷」 『月刊文法』2-11昭45・9 長谷川清喜 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉〈の〉の類似と相違」 『月刊文法』2-11昭45・9 北条忠雄 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉〈の〉の語源―〈の〉語源は〈な〉か」 『月刊文法』2-11昭45・9 鶴久 「万葉集巻十の文字用法の一面―漢文の助字〈之〉〈者〉の訓をめぐって」 『香椎潟』16昭45・9 大坪併治 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞と・や・やら・に・か・なり・の(だの)・たり」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 佐伯梅友 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞が・の・つ」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞か・かな・かも・かし・な・も・よ(感動)・ぞ〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 橘誠 「源氏物語の語法-主語特示の助詞〈の〉〈が〉の尊卑(〈が〉を中心に)」 『新国学』4昭45・12 阿刀田稔子 「てにをは随想(6)―〈の〉について」 『日本語教育研究』2昭45・12 野原三義 「百控琉歌の助詞―〈の・が〉の部」 『国際大学国文学』1昭45・12 中村隆彦 「万葉集に於ける連体格助詞〈ガ〉〈ノ〉に関する一小論―〈何〉の訓みをめぐって」 『旭川工業高等専門学校研究報告』8昭46・3 坂本元太郎 「連体格助詞〈の〉の周辺―〈体言+の…連体形〉の構文における〈の〉の問題点」 『札幌大学教養部札幌大学女子短期大学部紀要』2昭46・3 高橋俊三 「おもろさうしの助詞(2)〈が〉と〈の〉の相違」 『国際大学国文学』3昭46・9 桑山俊彦 「室町・江戸初期における〈の〉と〈が〉―待遇表現面を中心に」 『文芸と批評』3-910昭47・812 渡辺英二 「助詞〈の〉の一用法―〈この君に奉らむの御心に〉」 『国語国文研究』50昭47・10 千葉昭治 「〈が〉と〈の〉の様相―その上代」 『秋田語文』2昭47・12 Kitagawa, Chisato 「Expressions of Purpose, Emotive Response and Contrariness to Expectation; A Study of Japanese no ni Constructions」 Xerox University Microfilms, Ann Arbor, Michigan 1972 桑山俊彦 「室町・江戸初期における〈の〉と〈が〉―文構造面を中心に」 早稲田大『国文学研究』49昭48・2 北原保雄 『きのふはけふの物語研究及び総索引』 昭48・2笠間書院 北条淳子 「助詞〈の〉の体言化―日本語教育の立場から」 『早稲田大学語学教育研究所10周年記念論文集』昭48・3早大語学教育研究所 橘誠 「源氏物語の語法―同格の助詞〈の〉の用法」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 山口康子・福田益和 「古本説話集〈目録〉訓読についての一視点―人物をうける〈の〉〈が〉」 『文学語学』66昭48・3 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 山内洋一郎 「古本説話集の訓読について―〈の〉〈が〉補読に関する山口康子・福田益和両氏の論に対して」 『文学語学』68昭48・8 山口登 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「古今著聞集の研究―助詞〈の〉〈が〉の用法中・下」 『長崎大教養部紀要人文』1920-1昭54・9 友田英津子 「名詞化要素〈の〉と〈こと〉の選択と視点」 『武蔵野英米文学』12昭54 木之下正雄 「同格助詞の〈の〉について」 『鹿児島女子短大紀要』14昭54 近藤泰弘 「高山寺蔵史記殷本紀・周本紀の訓点における〈の〉〈が〉の用法」 『高山寺古訓点資料1』昭55・2東京大学出版会 山田瑩徹 「三代集の詞書を通して見た格助詞〈が〉と〈の〉」 『日本大学人文科学研究所研究紀要』23昭55・3 冨田博文 「日本語補文構造考―〈こと〉と〈の〉について」 『関東学院大文学部紀要』29昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 近藤芳美 「言語時評〈に〉と〈の〉と」 『言語生活』346昭55・10 佐々木峻 「大蔵流古狂言虎明本における漢語形容動詞連体形の一用法―〈~ナ〉〈~ナル〉と〈~ノ〉」 広島大『国語教育研究』26昭55・11 原口裕 「特集・江戸時代語研究の新分野準体助詞〈ノ〉の定着―和歌の俗語訳の場合」 『国語学』123昭55・12 木之下正雄 「同格助詞〈の〉の変化」 『鹿児島女子短大紀要』15昭55 神部宏泰 「肥前佐賀方言の主格表現法―主格助詞〈ノ〉〈ガ〉の用法について」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 篠崎一郎 「コトとノの意味論的研究」 『Sophia Linguistica』7昭56 斎藤友季子 「徒然草における格助詞〈の〉と〈が〉について」 『日本文学ノート』17昭57・2 友田英津子 「が/の交替変形と名詞らしさについて―挿入要素からの証拠」 『武蔵野女子大紀要』17昭57・3 田中成子 「熊本方言における格助詞〈ノ〉〈ガ〉について」 『音声・言語の研究』2昭57・7 297 の 之 →し(之) 297 ノイローゼ 宮本忠雄 「ことばのことばノイローゼの成立」 『言語』9-4昭55・4 297 のう 農 田中佩刀 「〈農〉の字に関する考察」 『明治大学教養論集』128昭54 297 のう 助詞 斯林不二彦 「諢譚浮世風呂(男湯編)に於ける文末助詞〈の・のう〉―その待遇価値について」 『国文学攷』13昭29・11 六笠寿子 「浮世風呂における間投助詞〈な・なあ〉〈の・のう〉〈ね・ねえ〉の使い分けについて」 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接尾語 長野照子 「〈なす〉〈のす〉の考察―万葉集中に於いて」 『梅花女子大文学部紀要』2昭41・2 有馬煌史 「上代における接辞〈なす・のす〉について」 『岐阜工業高等専門学校紀要』3昭43 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 久島茂 「ノス・ナスの史的考察」 早稲田大『国文学研究』62昭52・6 298 ノスタルジー 平岡正明 「リレー連載新外来語和解(7)」 『翻訳の世界』7-4昭57・4 298 のせられない 載 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 298 のせる 乗・載 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 298 のぞく 除 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 小口泉 「特集・類義語の意味論的研究はぶく・のぞく」 『日本語研究』2昭54・7 298 のぞく 覗 吉田金彦 「類義語の語源的研究―のぞく・うかがふ・うかねらふ」 『訓点語と訓点資料』68昭57・5 298 のぞみ 望 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 298 のぞむ 望・臨 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 298 のだ 佐治圭三 「〈ことだ〉と〈のだ〉―形式名詞と準体助詞(2)」 『日本語・日本文化』3昭47・3 木坂基 「近代文章における〈のだ〉文の変遷と表現価値」 『新居浜工業高等専門学校紀要人文』9昭48・1 山口佳也 「〈のだ〉の文について」 早稲田大『国文学研究』56昭50・6=『論集日本語研究7』昭54・2有精堂 鶴尾能子 「〈の(ん)です・の(ん)だ〉に関する覚え書き」 『研修』178昭50・12 寺村秀夫 「〈説明〉の表現(1)ワケダ・モノダ・ノダ」 『日本語と中国語の対照研究3』昭53・3日本語と中国語対照研究会 永尾章曹 「主体の立場がある表現について―〈のだ〉終止の文を中心に」 『国語学国文学論攷岩佐正教授古稀記念』昭53・12渓水社 紙谷栄治 「〈のだ〉について」 『国語学会昭和55年秋季大会発表要旨』昭55・10 小矢野哲夫 「〈のだ〉をめぐる諸問題」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 紙谷栄治 「〈のだ〉について」 『京都府立大学術報告人文』33昭56・11 298 のたごと 加太こうじ 「のたごとということ―ふるさとのなまり(1)江戸弁」 『ことばの宇宙』1-1昭41・6 299 のたなう のたなふ 菊沢季生 「万葉集巻十四(三四四四番)の歌の〈伎波都久〉の所属(国)と〈乃多奈布〉の訓み方について」 『日本方言研究会第13回研究発表会(山形大学)発表原稿集』昭46・10日本方言研究会 299 のたまう のたまふ 宣 安井憲三 「源氏物語に見ゆる〈宣ふ〉の活用」 『文学』5-7昭12・7 杉崎一雄 「〈たまふ〉〈のたまふ〉〈つかはす〉の諸相―特に〈へりくだりの表現〉に於ける使用を中心に」 国学院大『国語研究』17昭38・12 桜井光昭 「今昔物語のオボス・ノタマフなど」 『学術研究』13昭39・12=『今昔物語集の語法の研究』昭41・3明治書院 松本暎子 「和歌の詞書における〈のたまふ〉」 『藤女子大学国文学雑誌』2昭42・6 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 小林賢次 「〈のたまふ〉〈のたまはす〉の研究」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7東京教育大国語研究室 原田芳起 「中古における〈のたまふ〉の意味―敬語の意味体系の問題に触れて」 『樟蔭国文学』9昭47・3 川上徳明 「宇津保物語の〈のたまふ〉について」 『解釈』19-2昭48・2 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 299 のたまわす のたまはす 宣 穐田定樹 「〈宣はす〉〈仰せられる〉とその周辺」 『親和女子大学研究論叢』2昭43・12 小林賢次 「〈のたまふ〉〈のたまはす〉の研究」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7東京教育大国語研究室 穐田定樹 『中古中世の敬語の研究』 昭51・2清文堂 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 299 のち 後 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 水野寛子 「源氏物語における〈アト〉と〈ノチ〉」 『常葉国文』2昭52・6 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 299 ―ほど 程 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 299 のつたい 佐藤良雄 「熊野方言ノツタイ考」 『方言研究』1昭30・1 299 ので 助詞 恩田逸夫 「接続助詞〈のに〉と〈ので〉―賢治、詩のイディオム」 『四次元』111昭35・11 浅見徹 「どう違うか―カラとノデ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 大塚喜代子 「〈のに〉と〈ために〉・〈ので〉と〈ために〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 山口明穂 「接続助詞ものから・ものゆゑ・ものの〈古典語〉ものを〈古典語・現代語〉から・ので〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 永野賢 『伝達論にもとづく日本語文法の研究』 昭45・5東京堂 山内洋一郎 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞が・に・を・ものから・ものの・ものを〈から〉〈ので〉〈のに〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 原口裕 「〈ノデ〉の定着」 『静岡女子大学研究紀要』4昭46・3 Tawa, Wako 「On kara and node」 『日本語教育』24昭49・8 花田二徳 「〈ので〉〈けれども〉」 『日本語』15-5昭50・6 吉井量人 「近代東京語因果関係表現の通時的考察―〈から〉と〈ので〉を中心として」 『国語学』110昭52・9 永野賢 「〈から〉と〈ので〉とはどう違うか」 『日本の言語学4』昭54・7大修館 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 三井昭子 「接続助詞〈かな〉と〈ので〉について」 『ことば(現代日本語研究)』1昭55・12 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 花田二徳 「〈から〉と〈ので〉」 『日本語』21-9昭56・11 山口佳也 「〈~から〉と〈~ので〉のかかり先について」 早稲田大『国文学研究』77昭57・6 299 ―ある 片村恒雄 「〈のである〉の用法―主として芥川竜之介の初期小説における」 『解釈』26-1昭55・1 池上嘉彦 「〈ノデアル〉〈テイル〉に関する断章」 『〈する〉と〈なる〉の言語学―言語と文化のタイポロジーへの試論』昭56・7大修館 片村恒雄 「〈のである〉と〈からである〉―小説における理由表現をめぐって」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 霜崎実 「〈ノデアル〉考―テキストにおける結束性の考察」 『Sophia Linguistica』7昭56 田島光平 『語法の論理』 昭57・3笠間書院 299 ―す 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 鶴尾能子 「〈の(ん)です・の(ん)だ〉に関する覚え書き」 『研修』178昭50・12 300 のど 喉・咽・咽喉 安場元弘 ① 300 のとうぶ のたうぶ 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 300 のどか 和日・長閑 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 尾崎知光 「源氏物語における〈のどか〉の語義について付〈春の心はのどけからまし〉の一試解」 『愛知県立大学文学部論集国文学科』31昭57・3 300 のどよい のどよひ 村山七郎 「古代語〈とほしろし〉と〈のどよひ〉について」 『国語国文』21-7昭27・8 300 のに 助詞 恩田逸夫 「接続助詞〈のに〉と〈ので〉―賢治、誘のイディオム」 『四次元』111昭35・1 大塚喜代子 「〈のに〉と〈ために〉・〈ので〉と〈ために〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 奥村三雄 「接続助詞に・て〈古典語・現代語〉(付)で〈現代語〉のに〈現代語〉を・して〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 山内洋一郎 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞が・に・を・ものから・ものの・ものを〈から〉〈ので〉〈のに〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 阿刀田稔子 「〈質問箱〉動詞連体形+〈には〉〈のに〉〈のには〉について」 『日本語教育研究』8昭48・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 300 ののさま 柳田国男 『小さき者の声』 昭17・11三国書房=『定本柳田国男集20』昭37・8 300 ののしる 罵 関谷浩 「動詞〈ののしる〉考」 『野州国文学』16昭50・12 大野晋 『日本語の世界』 昭51・10朝日新聞社 藁谷隆純 「〈ののしる〉考」 大東文化大『日本文学研究』19昭55・2 藁谷隆純 「日蓮遺文の〈ののしる〉」 日本文学研究会『文学研究』51昭55・7 宮腰賢 『日本語の探検―動詞に見る日本的発想』 昭55・10PHP研究所 300 のばす 延・伸 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 300 のびあがり 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 300 のびる 延・伸 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 300 のぶすま 野伏間 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 300 のべる 述 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 300 のぼり 森昇一 「〈参う上る〉語義追考―おり・のぼり」 『野州国文学』18昭51・10 300 のぼる 上・登・昇 鈴木英夫 「〈のぼる〉と〈あがる〉」 『講座正しい日本語4』昭45・11明治書院 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 池上嘉彦 「意味の体系と分析」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 名嘉真三成 「特集・類義語の意味論的研究宮古西原方言の〈のぼる〉と〈あがる〉の意味」 『日本語研究』3昭55・10 300 のみ 助詞 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 松村明 「副助詞―のみ・ばかり・まで・など・だに・すら・さへ・ばし」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 秋本守英 「強意と婉曲―〈など〉〈のみ〉〈も〉をめぐって」 『会誌(滋賀県)』昭37・12 此島正年 「助詞〈のみ〉と〈ばかり〉の通時的考察」 『日本文学論究』24昭40・3 根来司 「副助詞し・しも・のみ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 米山裕子 「助詞〈のみ〉の研究」 『学習院大学国語国文学会誌』11昭43-3 蜂谷清人 「特集・日本語における助詞の機能と解釈副助詞し・しも・のみ・ばかり・まで・など〈だけ〉〈くらい〉〈ほど〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 300 のみど 喉・咽 安場元弘 ⑪ 300 のみならず 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 300 のむ 飲・呑 榊真佐子 「特集・類義語の意味論的研究くう・のむ・かむ」 『日本語研究』1昭53・3 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 301 のむぎ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 301 のめし 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 301 のも 藤原与一 「筑後柳河のことば〈ナス〉と〈ノモ〉」 『近畿方言』15昭27・9 301 のもし 湯浅玲美子 「文末詞との複合型〈ノモシ〉の待遇表現について―今治市周辺における」 『国語学の世界』3昭48・3 301 のもせ 野狭 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 301 のよ 石川禎紀 「近代女性の語尾〈てよ・だわ・のよ〉」 『解釈』18-10昭47・9 301 のら 野良 横田貢 ⑪ 301 のらすけ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 301 のらせる 乗 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 301 のらない 載 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 301 のり 法 芳賀矢一 「のりといふ語(のりと訓む語の思想的考察)」 『国語と国文学』1-1大13・5 松下貞三 「〈のり〉から〈法〉へ―俗・非俗の規範をめぐって」 同志社大『人文学』130昭52・6 野口三千三 「〈のり〉というコトバと動き」 『時の法令』1005昭53・6 301 のりこし 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 301 のりしこころ 乗心 北住敏夫 「万葉集における心情表現の特性―〈心に乗る〉〈乗りし心〉といういい方について」 『万葉』7昭28・4 301 のりたまいしく のりたまひしく 詔之 蓮田善明 「古事記序文の〈詔之〉の解釈」 『国語と国文学』11-7昭9・7 301 のりつせ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 301 のる 乗・載 『日本語の歴史2』 昭38・12平凡社 竹内三郎 「随想―ノる」 『言語生活』280昭50・1 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 301 のれん 暖簾 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 柄沢衛 「ノレンとキャップ―コマーシャルのことば」 『日本語』12-4昭47・5 永野賢 『ことばの風俗誌―女性と金に関する六十一章』 昭53・3教育出版 301 のろい のろひ 呪咀 安藤正次 『古典と古語』 昭10・6三省堂 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 301 のろう 呪 佐藤武義 「イワウ・イノル・ノロウをめぐる語誌」 『言語生活』268昭49・1 楳垣実 「地域差からみたイワウ・イノル・ノロウ」 『言語生活』268昭49・1 村木新次郎 「祝う・祈る・呪うの現代的用法」 『言語生活』268昭49・1 五来重・本田安次・小沢昭一 「〈座談会〉祝う・祈る・呪うそして騙る―芸能の源流をさぐる」 『言語生活』268昭49・1 宮腰賢 『日本語の探検―動詞に見る日本的発想』 昭55・10PHP研究所 301 のろま 鈍間 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 301 のわき 野分 大井廣 「野分について」 『国語国文の研究』7昭2・4 神尾暢子 「王朝語〈野分〉の多元的考察」 『王朝5』昭47・5中央図書 301 のんき 呑気 村上雅孝 ⑪ 301 のんど 喉・咽 安場元弘 ⑪ 301 のんびり 村上雅孝 ⑪ 301 は 端 蜂矢真郷 「ハ(端)をめぐる語群」 『親和国文』15昭55・12 301 は 助詞 井上一男 「種子島方言の一助詞〈は〉について」 『国語教育』20-4昭10・4 松村明 『現代日本語の研究』 昭16・10白水社 有賀憲三 「主語に附く場合の助詞〈が〉と〈は〉の用法」 『日本語』4-10昭19・10 中島文雄 「格助詞〈が〉と〈は〉について」 『市河博士還暦祝賀論文集』2昭22・7 三宅武郎 「中学校学習指導案第一時―〈は〉の文と〈が〉の文」 『コトバ』10昭23・12 速川浩 「助詞〈は〉〈が〉の英語学的考察」 『小樽商大人文研究』5昭28・1 三上章 「ハとガの使い分け」 大阪大『語文』8昭28・3 「助詞〈は〉と〈が〉の問題」 『近畿方言』17昭28・4 青木伶子 「主語承接の〈は〉助詞について」 『国語学』12昭28・7=『国語と国文学』31-3昭29・3 斯林不二彦 「浮世床を通して見たる主語指示の助詞〈が〉と〈は〉」 『試論』1昭30・7 村田光子 「上代に於ける係助詞〈は〉〈ぞ〉の終止的用法」 『香椎潟』1昭31・11 三上章 「係助詞〈ハ〉」 『新国語研究』1昭32・8 木之下正雄 「接続助詞的用法のハ・モノハについて」 鹿児島大教研『研究紀要』9昭32・12 船田逸夫 「国語〈~は〉〈~が〉と英語の表現」 『英文法研究』1-10昭33・2 白石大二 「係助詞―は・も・こそ・ぞ・なん・や・か」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 石井光治 「英米人のみた格助詞〈は〉〈が〉」 『英文法研究』2-3昭33・6 シャルル・アグノエル 「近世までの日本語における助詞〈は〉及び〈が〉の用法について」 『説林』8昭36・10 三上章 『日本語の論理―ハとガ』 昭38・3くろしお出版 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 工藤美沙子 「どう違うかハとモ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 松尾拾 「どう違うかハとガ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 河野亮 「副助詞〈は〉に当る広島辺での言い方」 『音声学会報』115昭39・4 斎藤トヨ 「助詞〈は〉から〈ば〉への移行」 『国語大分』8昭39・6 浜田敦 「〈が〉と〈は〉の一面―朝鮮資料を手がかりに」 『国語国文』34-45昭40・45 松村明 「欧米人の〈は〉〈が〉観―ロドリゲスからチャムブレンまで」 『日本語教育』7昭40・7 Yasuo Isami 「On the generation of the -wa -ga construction in Japanese」 『中島文雄教授還暦記念論文集』昭40・8研究社 三上章 「〈は〉と〈が〉の研究法」 『日本語教育』7昭40・9 金田一春彦 「〈は〉と〈が〉の使い分けについて」 『日本語教育』7昭40・9 永野賢 「文章における〈が〉と〈は〉の機能」 『日本語教育』7昭40・9 浅野鶴子 「実践面における〈が〉と〈は〉」 『日本語教育』7昭40・9 山崎良幸 「表現における助詞の機能―特に〈て〉〈は〉に関連して」 『表現研究』4昭41・8 小山敦子 「〈の〉〈が〉〈は〉の使い分けについて―展成文法理論の日本語への適用」 『国語学』66昭41・9 井手至 「終助詞は・に・ね・がね〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 宮地敦子 「係助詞は・も〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 氏家洋子 「副詞〈は〉と文の構造」 『文芸と批評』2-6昭42・11 井上寿老 「言語の論理(下の中)―文章上下の呼応の問題の一環としての主語をめぐる助詞〈は〉〈が〉に関する諸問題」 『大分県立芸術短期大学研究紀要』6昭42・12 青木伶子 「活用形と陳述―係助詞〈は〉との関はりに於いて」 『国語学』72昭43・3 増井金典 「〈は〉と〈が〉の違いをどのように生徒に指導すればよいか」 滋賀県高校国語教育研究会『会誌』42昭43・3 増井金典 「〈が〉と〈は〉について」 『滋賀大国文』6昭43・12 山崎良幸 「新説紹介助詞〈は〉の取り扱い」 『月刊文法』1-78昭44・56 Susumu Kuno 「Theme, Contrast and Exhaustive Listing―Wa and Ga in Japanese」 『語学教育』289昭44 野崎昭弘 「現代口語におけるハの機能について(1)―使用者の感覚に基く予備的考察」 『計量国語学』51昭44・12 永野賢 『伝達論にもとづく日本語文法の研究』 昭45・5東京堂 山崎良幸 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈が〉と〈は〉は区別されるか」 『月刊文法』2-11昭45・9 鶴久 「万葉集巻十の文字用法の一面―漢文の助字〈之〉〈者〉の訓をめぐって」 『香椎潟』16昭45・9 松下史生 「判決主文の言い方〔「原告の請求を棄却する」「原告の請求は棄却する」―〈ヲ〉〈ハ〉の語性について〕」 『書記官』65昭45・10 森重敏 「特集・日本語における助詞の機能と解釈係助詞は・も」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 村田光子 「万葉集における〈は〉の位相―詠嘆性から主題を提示する性質へ」 『月刊文法』3-4昭46・2 望月孝逸 「日本語の表現の様式について―ハとガの意味的機能」 『千葉大学留学生部研究報告』7昭47・3 井能好三 「は・が弁」 『文芸広場』20-6昭47・6 三宅武郎 「〈は・が〉の構造」 『国学院雑誌』73-11昭47・11 尾上圭介 「文核と結文の枠―〈ハ〉と〈ガ〉の用法をめぐって」 『言語研究』63昭48・3 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 浜田敦 「〈が〉と〈は〉の一面」 『論集日本文化の起源5』昭48・11平凡社 増井金典 「〈が〉と共通する〈は〉―〈が〉と〈は〉について(2)」 『滋賀大国文』11昭49・1 尾上圭介 「助詞〈は〉の機能と意味―意味のレベルの問題として」 『国語学会創立30周年記念昭和49年春季大会発表要旨』昭49・5 堺則彦 「〈ハ〉と〈ガ〉について―『日本文法研究』を読んで」 『言語』3-6昭49・6 梅原恭則 「係り結びの現象について(1)―ハ・モの呼応をめぐって」 『文学論藻』49昭49・12 堺則彦 「〈は〉と〈が〉について」 『言語』4-2昭50・2 佐治圭三 「現代語の助詞〈も〉―主題・叙述(部)・〈は〉に関連して」 『女子大国文』26昭50・2 大久保忠利 「〈ぞうハはなガ長い〉という文の常識」 『新日本語講座2』昭50・3汐文社 奥津敬一郎 「〈ぼくはうなぎだ〉と言うけれど―いわゆる指定の助動詞」 『新日本語講座2』昭50・3汐文社 阪田雪子 「〈ハ〉と〈ガ〉はどう違う?」 『新日本語講座2』昭50・3汐文社 大久保忠利 「ハとガの常識を少し越えて文法を手のひらにのせてみる」 『春秋』116昭50・7 北原保雄 「〈は〉は〈の〉を代行しない」 『言語』4-8昭50・8 大野晋 「助詞ハとガの機能について―現代日本語の基本的構文の意味」 『文学』43-9昭50・9 有馬俊子 「教科書『日本語の基礎』に提出されている助詞〈は〉と〈が〉について」 『研修』176昭50・10 川本茂雄 「フランス語学・一般言語学・国語学―ガとハに関連して」 『言語』4-10昭50・10 佐伯梅友 「〈は〉と〈ぞ〉」 『言語と文芸』81昭50・10 梅原恭則 「係助詞の構文的職能―ハ・モの限定の職能について」 『文学論藻』50昭50・12 川瀬生郎 「助詞〈は〉による事柄のとりたて方について」 『日本語学校論集』3昭51・3 嘉山秀夫 「日本語学習指導に於ける主語につく助詞〈が〉と〈は〉の扱い方」 『大東文化大紀要人文』14昭51・3 堺則彦 「助詞〈の〉〈は〉に対応する助詞〈を〉〈に〉〈が〉について」 『解釈』22-4昭51・4 斎藤由美子 「〈ハ〉と〈ガ〉に関する一考察―東洋諸語との比較」 『古典と民俗』2昭51・6 松山市造 「母と子の文法教室(8)―文の初めに〈名詞+は〉のある文の生成」 『国語の授業』17昭51・11 川本茂雄 『ことばとこころ』 昭51・12岩波書店 梅原恭則 「係り結びの現象について―ハ・モの構文的職能」 『近代語研究』5昭52・3武蔵野書院 鈴木忍 「格助詞〈が〉〈を〉〈に〉〈で〉〈の〉の代行をする係助詞〈は〉について」 『日本語学校論集』4昭52・3 友定賢治 「助詞〈を〉〈に〉〈は〉表示の表現形態―備中方言のばあい」 『島大国文』6昭52・3 尾上圭介 「〈ハ〉と〈ガ〉研究文献」 『言語』6-3昭52・4 柳辰男 「主格表現における〈は〉と〈が〉の区別能力の発達―母国語指導アプローチの試み(1)」 『学芸国語国文学』14昭53・2 堺則彦 「助詞〈は〉と〈が〉について」 『解釈』24-2昭53・2 春日政治 「主格につくガとハ」 『日本の言語学3』昭53・6大修館 松下大三郎 「〈は〉〈も〉の一般の用法」 『日本の言語学3』昭53・6大修館 佐久間カナエ 「提題の助詞〈は〉と〈も〉」 『日本の言語学3』昭53・6大修館 山田孝雄 「〈は〉」 『日本の言語学3』昭53・6大修館 松村明 「主格表現における助詞〈が〉と〈は〉の問題」 『日本の言語学3』昭53・6大修館 安達隆一 「文章における〈は〉と〈が〉―人物提示を中心として」 『国語国文学報』34昭54・1 山崎幸雄 「名詞構文におけるハとガについての覚え書」 『富山大人文学部紀要』2昭54・3 長田久男 「現代語の係助詞〈は〉の機能及び〈は〉の機能と文章を読む行為との関係」 『立命館文学』403404405昭54・3 斎藤由美子 「場と言語表現―〈ハ〉と〈ガ〉の問題を中心に」 『古典と民俗』8昭54・4 坂口頼孝 「ハ・ガ考」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 秦野悦子 「子どもにおける助詞〈は〉〈が〉の獲得の研究」 『教育心理学研究』27-3昭54・9 安達隆一 「文章における文の時間性―〈は〉と〈が〉の関連において」 『東海学園国語国文』16昭54・9 尾上圭介 「助詞〈は〉研究史における意味と文法」 『神戸大学文学部30周年記念論集』昭54・10 関伊統 「日本語〈は〉〈が〉とインドネシア語の対応」 『語学研究』20昭54・11 増井金典 「〈が〉と〈は〉について(4)大野晋氏の仮説(未知・既知説)批判」 『滋賀大国文』17昭54・12 高島直樹 「日本語における主語上昇変形と〈は〉〈が〉」 『鹿児島大教育学部研究紀要人文社会』31昭54 Harada, Sonoko 「A study of the occurrence of ga and wa in the stage of two-word utterances」 『神戸女学院大論集』26-3昭55・3 今泉喜一 「構造変換文法における主格三型式とハ」 『言語研究』77昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 安藤貞雄 「日本語の〈ハ〉と〈ガ〉の機能について」 『言語』9-7昭55・7 アンドレ・ヴロダルチック 「主題から主語へそして主語から主題へ―〈ハ〉と〈ガ〉」 『言語』9-8昭55・8 増井金典 「〈が〉と〈は〉について(5)卒業証書の文章をめぐって」 『滋賀大国文』18昭55・12 西田千代 「〈ガ〉と〈ハ〉―新情報と旧情報」 『Sophia Linguistica』89昭56 児玉徳美 「汎語彙論と日本語の〈ハ〉」 『外国文学研究』50昭56・2 井上ひさし 『私家版日本語文法』 昭56・3新潮社 尾上圭介 「文法研究の諸問題―〈は〉の係助詞性と表現的機能」 『国語と国文学』58-5昭56・5 永野賢 「ことばの質問箱〈は〉と〈が〉の区別」 『言語生活』353昭56・3 林四郎 「日本語の〈ハ〉と〈ガ〉の機能」 『教育科学国語教育』289昭56・6 中西宇一 「条件句における〈が〉と〈は〉の意味―複文における推論との関わり」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 永野賢 「助詞の〈が〉と〈は〉の使い分け―学校文法のために」 『教育科学国語教育』291昭56・7 北原保雄 『日本語の世界6』 昭56・9中央公論社 岡崎晃一 「『大阿蘇』(三好達治)の〈は〉と〈が〉」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 野田尚史 「〈カキ料理は広島が本場だ〉構文について」 『待兼山論叢15日本学』昭57・1 吉本啓 「〈は〉と〈が〉―それぞれの機能するレベルの違いに注目して」 『言語研究』81昭57・3 Ono Kiyoharu 「〈squibs and discussion〉Is Np-wa Np-ga V-te ar: Ungrammatical?」 『Linguistic Inquiry』13-2昭57・4 原島邦雄 「ハとガについて」 『日本のコトバ』12昭57・10 坂野信彦 「ハとガの本義と使い分け―〈前提〉と〈着眼〉」 『中京大学教養論叢』23-3昭57 304 ば 助詞 松下大三郎 「誤り易き語法」 『大八州』25-2 松尾捨治郎 『国文法論纂』 昭3・4文学社 森田武 「源氏物語に現われた未然形承接の接続助詞〈ば〉について」 『国文学攷』3-2昭13・2 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 土居正夫 「万葉集に於ける助詞〈ば〉の使用について」 『国民文学』34-1昭22・2 塚原鉄雄 「接続助詞―ば・と・ども・とも・と・て・つつ・で・を・に・が」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 森本茂 「平中物語解釈上の問題―接続助詞〈ば〉における単なる接続法」 『平安文学研究』25昭35・11 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 宮島達夫 「どう違うかバとトとタラ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 斎藤トヨ 「助詞〈は〉から〈ば〉への移行」 『国語大分』8昭39・6 山口堯二 「接続助詞〈ば〉の確定条件法」 『国語国文』35-6昭41・6 佐伯梅友 『上代国語法研究』 昭41・12大東文化大東洋研究所 塚原鉄雄 「接続助詞ば・と〈古典語・現代語〉とも(古典語〉も・ても・でも〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 土田知雄 「高市黒人の多用語―〈ば〉〈む〉を中心にして」 『語学文学』5昭42・3 山口堯二 「現代語の仮定条件法―〈ば〉〈と〉〈たら〉〈なら〉について」 『月刊文法』2-2昭44・12 石井秀夫 「接続助詞〈ば〉の一用法」 『月刊文法』2-11昭45・9 飛田良文 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞ば・と・とも・ど・ども・も〈ても〉〈けれども〉〈ところが〉〈ところで〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 後藤利雄 「東歌における〈ヨバ〉の意の〈バ〉について」 『解釈』18-1昭47・1 川本栄一郎 「富山県庄川流域における〈ワ〉と〈バ〉の分布とその解釈」 『国語学研究』12昭48・3 永野賢 「〈もしも私が家を建れば…〉の文法―条件表現〈ば〉〈と〉〈たら〉〈なら〉」 『新日本語講座2』昭50・3汐文社 山口明穂 『中世国語における文語の研究』 昭51・8明治書院 吉川泰雄 『近代語誌』 昭52・3角川書店 正宗美根子 「たら・ば・と・ならについて」 『研究報告日本語の基本構造に関する理論的・実証的研究』昭54 遠藤織枝 「条件を表わす〈ば〉〈たら〉〈なら〉について」 『東海大紀要留学生別科』2昭54・3 浅野信 「〈ば〉〈て〉の承接する上下主体の異同」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 山口堯二 『古代接続法の研究』 昭55・12明治書院 紙谷栄治 「接続助詞〈て〉〈と〉〈ば〉について」 『語文叢誌田中裕先生御退職記念論集』昭56・3 愛宕八郎康隆 「肥前長崎地方の〈バ〉成立考」 『藤原与一先生古稀記念論集方言学論叢1』昭56・6三省堂 305 バー 名和青朗 「〈バー〉と〈カフェー〉」 『言語生活』167昭40・8 305 ばあい 場合 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 305 ばーばー 藤原与一 「備後バーバー安芸ガラス広島ガンスで茶が煮えん―中国地方の方言風土」 『放送文化』21-12昭41・12 305 はい 蠅 →はえ 305 はい 灰 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 305 はい 杯 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 305 はい 応答詞 池上禎造 「〈はい〉と〈いいえ〉」 『国語国文』21-8昭27・9 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 神鳥武彦 「日本人の話し方〈はい〉という応答について」 『教室の窓中学国語』172昭49・7 野家伸也 「〈はい〉は〈イエス〉か」 『言語』4-4昭50・4 日向茂男 「談話における〈はい〉と〈ええ〉の機能」 国立国語研究所報告65『研究報告集2』昭55・3 305 ―はい 金山宣夫 「辞書にない意味(3)」 『英語教育』27-3昭53・6 305 ばい 助詞 神部宏泰 「九州方言における文末詞〈バイ〉〈タイ〉について」 『熊本女子大学国語国文学論文集』5昭42・2 305 ばい 倍 日野開三郎 「〈倍〉と〈分〉」 『純真女子短大紀要』1昭34・3 305 ばいか 梅花 本田義彦 「梅花考―万葉集・八代集を資料集として」 『熊本女子大学学術紀要人文・社会科学』4-1昭27・3 305 はいかい 俳諧 竹岡正夫 「古今和歌集・雑体の〈誹諧歌〉―〈誹諧〉は〈俳諧〉にあらず」 『香川大一般教育研究』6昭49・10 305 はいがい 排外 田良君美 「〈拝外〉と〈排外〉―北村透谷の日本語論」 『高校の言語教育』1-2~9昭48・5~12 305 はいかい 俳徊 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 305 ハイカラ 池田弥三郎 「ハイカラ」 『言語』6-2昭52・2 305 はいきゅう 配給 斯波六郎 「ことばの覚書―配給・百族(もゝやから)・国家・行矣(さきく)・伜(せがれ)」 『天地人』11昭29・7 305 はいけい 拝啓 橘豊 「手紙の頭語―〈拝啓〉の使用状況」 『国語学会昭和48年秋季大会発表要旨』昭48・10 橘豊 『書簡作法の研究』 昭52・1風間書房 306 はいさい 中村竹雄 「あいさつお国めぐり(2)沖縄の巻―ハイサイ・ハイタイ」 『言語生活』350昭56・2 306 ハイジャック 「ハイジャックとスカイジャック」 『時事英語研究』25-6昭45・6 306 ばいしょう 賠償 「補償と賠償」 『ことば』8-25昭29・1 306 ばいしらがう ばひしらがふ 田中重太郎 「枕草子〈こはぎ〉〈ばいしらがふ〉〈つきばな〉攷」 『国語国文』12-3昭17・3 306 ばいしん 陪審 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 306 はいする 拝 「〈通ずる〉〈命ずる〉と〈有する〉〈拝する〉」 『国語展望』24昭45・2 306 はいた 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 306 はいたい 中村竹雄 「あいさつお国めぐり(2)沖縄の巻―ハイサイ・ハイタイ」 『言語生活』350昭56・2 306 ハイティーン 三宅鴻 「外来語のずれ(1)~(9)」 『英語青年』116-4~12昭45・4~12 306 ばいてぎ 前田金五郎 「ことばの散歩道(5)」 『文学』48-2昭55・2 306 はいとりむし 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 306 バイバイ 蜂谷清人 ⑩ 306 ハイ・ファイ 朝倉俊博 「ことばの小径ハイ・ファイ(Hi.fi)」 『朝日ジャーナル』昭56・9 306 ハイミス 三宅鴻 「外来語のずれ(1)~(9)」 『英語青年』116-4~12昭45・4~12 306 はいもう 廃忘・敗亡 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 306 ばいよう 培養 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 306 はいりん 霈森 →ひさめ 306 はいる 入 後藤和彦 「九州に於ける〈いる〉と〈はいる〉」 『都大論究』3昭38・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 「ことば百科〈入(い)る〉か〈入(はい)る〉か」 『放送文化』37-11昭57・11 306 はう 這 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 306 バウンド 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 306 はえ 蠅 柳田国男 『なぞとことわざ』 昭27・10筑摩書房=『定本柳田国男集21』昭37・12 岩淵悦太郎 「標準語辞典(1)(2)―〈ハエ〉か〈ハイ〉か・〈とんも〉と〈てんで〉」 『ことば』昭31・45 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 306 はえけく はへけく 延 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林 306 はえばえし 映映 田中重太郎 「古語の多義性について―枕冊子〈はえばえし〉〈枕〉」 『平安文学研究』22昭33・11 306 はお 福里栄三 「テチヨとハオの語源」 『波紋』16昭26・10 306 ばおじずれ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 306 はか 量 大井重二郎 「万葉集の〈代〉〈はか〉について」 『万葉』80昭47・9 306 ばか 馬鹿・破家 佐藤忠雄 「馬鹿という言葉」 『思想の科学』1-7昭29・11 河原宏 「〈ばか〉の方言―〈あかんぼう〉と〈こども〉の方言」 『信濃』14-79昭37・79 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 佐藤喜代治 「〈馬鹿〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』11昭49・11 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 306 ―じゃなかろうか 古川緑波 「アプレ珍語研究―〈お今晩は〉など〈バカじゃなかろうか〉」 『自由国民』60昭29・5 306 ―に 越智聰 「〈ばかに〉をばかにするな―体言・副詞・形容動詞の悲しみ」 『国語研究(愛媛)』23昭31 306 ―にならぬ 渡辺淳 「〈馬鹿にならぬ〉を読みて」 『国語研究(愛媛)』24昭32・2 306 ―やろう 野郎 土岐善麿 「バカヤロウ」 『言語生活』19昭28・4 307 はがす 剝 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 坂東多衣子 「特集・類義語の意味論的研究はぐ・はがす・むく」 『日本語研究』2昭54・7 307 はかせ 博士 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 307 はかなげなり 形容動詞 田中健三 「誤り易い解釈」 『国語解釈』2-6昭12・6 307 はかなし 果無・果敢無・儚 唐木順三 『無常』 昭40・4筑摩書房 清水文雄 「〈はかなし〉の源流」 『国文学攷』33昭39・3 新妻順子 「和泉式部日記の心情表現―〈はかなし〉〈あはれ〉〈つれづれ〉の意識について」 『日本文学ノート』1昭40・12 清水文雄 「〈はかなし〉について」 『年報』10昭44・3 佐藤節子 「宇治十帖における〈はかなし〉の展開」 山形大『国語研究』21昭45・8 甲斐好枝 「和泉式部像試論―〈はかなし〉〈つれづれ〉から見た」 『高知大国文』2昭46・8 望月美鈴 「道綱母の生活感情〈はかなし〉について」 『広島女学院大国語国文学誌』2昭47・12 東節夫 「〈むなし〉と〈はかなし〉と」 『王朝遠藤嘉基博士古稀記念論叢』昭49・5洛文社 サネトウ・ケイシュウ 「鶴鴨・墓無・盆槍」 『カナノヒカリ』646昭51・6 茂呂智香子 「和泉式部日記について―心情表現〈つれづれ・はかなし〉をめぐって」 『昭和学院国語国文』12昭54・3 奥山弘子 「和泉式部日記論―〈はかなし〉と〈をかし〉について」 『常葉国文』4昭54・6 平川治子 「源氏物語に於ける〈はかなし〉の研究」 九州大谷短大『国語研究』10昭56・7 307 はがゆい 歯痒 松浦照子 ⑪ 307 はからう はからふ 計・量 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 307 ばかり 助詞 湯沢幸吉郎 「〈ばかり〉の活用語への付き方」 『解釈』1-2昭30・6 松村明 「副助詞―のみ・ばかり・まで・など・だに・すら・さへ・ばし」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 此島正年 「助詞〈のみ〉と〈ばかり〉の通時的考察」 『日本文学論究』24昭40・3 根来司 「副助詞ばかり〈古典語・現代語〉だけ・くらい・きり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 望月郁子 「活用語を承けるバカリについて」 『常葉女子短期大学紀要』1昭43・11 森田良行 「〈くらい・ほど・ばかり〉の用法」 『早稲田大学語学教育研究所紀要』7昭44・3 武田蓉子 「副助詞〈だけ・ばかり・くらい・ほど・きり・しか〉の意義素」 山形大『国語研究』21昭45・8 蜂谷清人 「特集・日本語における助詞の機能と解釈副助詞し・しも・のみ・ばかり・まで・など〈だけ〉〈くらい〉〈ほど〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 森田良行 「〈だけ・ばかり〉の用法」 『早稲田大学語学教育研究所紀要』10昭47・3 山本清 「副助詞にあらわれる平安語法の特色―副助詞〈ばかり〉の考察」 『学芸国語国文学』7昭47・11 阿部健二 「活用語を承ける〈ばかり〉」 新潟大『人文科学研究』50昭51・9 関谷浩 「今昔物語集中の副助詞〈ばかり〉に就いて」 『野州国文学』20昭52・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 松尾聡 「活用語に接続する〈ばかり〉の接続のしかたと語意について(1)」 『国語展望』56昭55・10 307 はかる 計 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 307 ―みるに 斎木一馬 『古記録の研究』 昭45・6続群書類従完成会 307 ばぎゅう 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 307 はきょう 破鏡 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 307 はく 白 池田弥三郎 「はく・びやく」 『言語』7-5昭53・5 307 はく 佩・穿 楳垣実 「比較語学サロン―帽子はカブル靴はハク」 『英語教育』9-12昭36・3 石川徹 「平安文学語意考証(8)―かんざし・はく・めがかう」 『平安文学研究』27昭36・12 酒井恵美子 「特集・類義語の意味論的研究きる・かぶる・はく」 『日本語研究』4昭56・12 307 はぐ 剝・禿 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 坂東多衣子 「特集・類義語の意味論的研究はぐ・はがす・むく」 『日本語研究』2昭54・7 鈴木さかゑ 「特集・類義語の意味論的研究はぐ・そぐ」 『日本語研究』4昭56・12 308 はぐくむ 育 前田富祺 「ハグクムとハゴクム」 『文芸研究』47昭39・6 磯部茂子 「ヤシナフ・ハグクム・ソダツの意味」 『常葉国文』3昭53・6 →はごくむ 308 はくば 白波 福島邦道 「日本一鑑所引の古辞書」 『山田孝雄追憶本邦辞書史論叢』昭42・2 308 はけ 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 菅原七郎 「地名〈はけ〉について」 『日本方言研究会第13回研究発表会発表原稿集』昭46・10 菅原七郎 『地名はけ考―出羽方言の古語について』 昭47・7エビスヤ書店 308 はげあたま 禿頭 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 308 はげしい・はげし 激 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤喜代治 「漢字字訓の研究―扱・掲・激・控・溝・棧について」 『国語学研究』20昭55・12 308 はげる 禿 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 308 ばける 化 堀場千鶴子 「特集・類義語の意味論的研究かわる・変化する・ばける」 『日本語研究』2昭54・7 308 はこ 箱 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 308 はごくむ 育 前田富祺 「ハグクムとハゴクム」 『文芸研究』47昭39・6 →はぐくむ 308 はごじゃ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 308 ばこそあらめ・ばこそ…め 句 中村幸弘 「ばこそあらめ」 『国学院雑誌』78-11昭52・11 水谷静夫 「〈…(未然形)バコソ…メ〉の論理分析」 『上代文学論叢』昭43・12桜楓社 308 はこぶ 運 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 308 はこべ 宮南裕 『求軟文庫―漫話樹草譜(2)』 昭56私家版 308 はこや 藐菰射 木下正俊 「藐菰射と双六」 『沢瀉博士喜寿記念万葉学論叢』昭41・7 308 はざひく 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 308 はさみ 鋏 河野六郎 「〈鋏〉語考」 『日本の言語学6』昭53・10大修館 308 はさむ 挟 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 308 はさん 破産 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 308 はし 端 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 308 はじ はぢ 恥 清水文雄 「古典語ノート(6)―〈はづ〉〈はぢ〉〈はづかし〉」 広島大『国語教育研究』12昭41・9 308 ―をそそぐ 中山緑朗 「〈雪恥〉〈付驥尾〉〈井蛙〉考」 『近代語研究』6昭55・5 308 ばし 助詞 松村明 「副助詞―のみ・ばかり・まで・など・だに・すら・さへ・ばし」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 堀内武雄 「特殊な助詞の研究―ばし・がに・づつ・がな」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 308 はじかみ 椒 鈴木晋一 「たべもの噺10〈はじかみ〉」 『月刊百科』242昭57・12 308 はじく 弾 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 308 はしけやし 愛 吉永登 「〈はしけやし〉から〈はしきよし〉へ」 『国文学』昭27・10 岡本雅彦 「上代歌謡の終焉―はしけやし考」 『万葉』万葉文庫2昭47・3 308 はじける 弾 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 308 はしごく 走 佐藤鶴吉 「浄瑠璃用語瑣言―はしごく・そうりやうしき・ほうど」 『国語国文』4-10昭9・10 308 はじしらう はぢしらふ 恥 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 308 はしたての 梯立 井手至 「枕詞ハシタテノの性格―ハシタテの習俗をめぐって」 『国語国文』29-9昭35・9 309 はしたててもおよばず 句 森野宗明 「〈はしたててもおよばず〉という言い方について」 『未定稿』11昭37・9 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 309 はしたなし 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 尾崎知光 「〈はしたなし〉の語義―伊勢物語・源氏物語の用例による」 『名古屋大国語国文学』45昭54・12 309 はして 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 309 はしとうふ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 309 はしま 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 309 はじまる 始 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 神戸英雄 「特集・類義語の意味論的研究スタートする・出発する・はじまる」 『日本語研究』2昭54・7 309 はじめ 始 蔵中進 「山上憶良の用語―その〈初語〉について」 『神戸外大論叢』15-6昭40・2 久世善男 『身近な日本語―日常語を再点検しよう』 昭50・3朝日ソノラマ 309 はじめる 始 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 309 はじゆみ 波士弓 弥富破摩雄 「波士弓・真鹿児矢小考」 『奈良文化』26昭8・6 309 はしらかす 走 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 前田富祺 ⑪ 309 はしらどり 古川久 「狂言詞集(はしらどり~ひんわ…)」 『東京女子大学論集』7-2昭32・3 309 はしりい はしりゐ 走井 井手至 「万葉語イハバシル・ハシリヰ・ハシリデ」 『万葉』32昭34・7 309 はしりで 走出 井手至 「万葉語イハバシル・ハシリヰ・ハシリデ」 『万葉』32昭34・7 土淵知之 「はしりで(わしりで)考」 『国学院雑誌』83-1昭57・1 309 はしりどころ 莨菪 曳野宏 「莨菪考」 『薬学研究』29-3昭32・3 309 はしる 走 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 小矢野哲夫 「動詞〈走る〉を中心とする述語のアスペクトとテンス―アスペクト・テンス考察の一視点」 『国語学研究』17昭52・12 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 前田富祺 ⑪ 309 ―はしる 西本貞 「〈はしるはしる〉考―更級日記ノート(4)」 高知日本文学研『日本文学研究』昭49・12 西本忠一 「〈はしるはしるわづかに見つゝ〉考」 滋賀県高校国語教研『会誌』昭51・3 種友明 「更級日記〈はしるはしるわづかに見つつ心も得ず〉のくだりの解釈について」 『国学院雑誌』78-11昭52・11 309 はす 蓮 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 309 ―っぱ 葉 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 309 ―は 滝田貞治 「〈はすは〉の考」 『安達教授還暦祝賀記念論文集』昭15・2 309 はず はづ 恥 清水文雄 「古典語ノート(6)―〈はづ〉〈はぢ〉〈はづかし〉」 広島大『国語教育研究』12昭41・9 309 はず 筈 佐田智明 「〈はず〉と〈つもり〉」 『北九州大文学部紀要』10昭49・2 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 篠崎一郎 「〈ハズ〉の意味について」 『日本語教育』44昭56・6 309 ―がない 高橋太郎 「〈はずがない〉と〈はずじゃない〉」 『言語生活』289昭50・10 309 ―じゃない 高橋太郎 「〈はずがない〉と〈はずじゃない〉」 『言語生活』289昭50・10 309 ―だ 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 309 はず はづ 迦 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 309 バス 真田信治 「地域とのかかわり」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 309 ―ガール ミカミ・アキラ 「バス・ガアルに代って」 『言語生活』28昭29・1 三輪卓爾 「BGとバスガール」 『言語生活』153155昭39・68 310 はずかしい・はずかし はづかし 恥 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 清水文雄 「古典語ノート(6)―〈はづ〉〈はぢ〉〈はづかし〉」 広島大『国語教育研究』12昭41・9 進藤義治 「はづかしの語誌」 『南山短大紀要』2昭49・1 磯部清美 「〈はづかし〉とその周辺の語彙」 『常葉国文』2昭52・6 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 有元秀文 「〈はずかしい・なさけない・あさましい〉の意味分析」 『言語学演習'81 Working paper in Linguistics '81』昭56・3 310 はずす 外 木川行央 「特集・類義語の意味論的研究はずす・はずれる」 『日本語研究』3昭55・10 310 はすは 滝田貞治 「〈はすは〉の考」 『安藤教授還暦祝賀記念論文集』昭15・2三省堂 310 はずむ 弾 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 村田ひろみ 「特集・類義語の意味論的研究はずむ・はねる」 『日本語研究』4昭56・12 310 はずれる 外 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 木川行央 「特集・類義語の意味論的研究はずす・はずれる」 『日本語研究』3昭55・10 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 310 はせる 馳 前田富祺 ⑪ 310 はた 将 副詞・接続詞・感動詞 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 井出至 「万葉語〈はた〉の意味用法をめぐって―付〈半年不忘〉の解明」 『万葉』27昭33・4 遠藤好英 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈はた〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 井上博嗣 「古代語〈はた〉の意味について―程度量副詞であること」 『女子大国文』78昭50・12 此島正年 「副詞〈はた〉考」 『国学院雑誌』82-1昭56・1 中島敦史 「〈はた〉考―富士谷成章の学説をめぐって」 『中央大学国文』24昭56・3 310 はた 旗 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 310 はだ 副詞 森山隆 「上代ハダ・ハナハダ私考」 『文学論輯』21昭49・3 310 はたいと 機糸 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 310 はだ 肌 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 310 はだか 裸 竹崎雅之 「語源雑考―ひ(火)・はだか」 『日本語』20-3410昭55・4512 310 ―むぎ 麦 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 310 はたかる 山田俊雄 「漢字によって語を表記する工夫の一例―熱田本平家物語の〈はたかる〉の場合」 『成城文芸』77昭51・6 310 はたき 叩 楳垣実 「語彙の地域差とその変遷―ハタキの全国方言を資料として」 310 はたく 叩 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 山本清隆 「特集・類義語の意味論的研究うつ・なぐる・ぶつ・たたく・はたく(はる・ひっぱたくなど)」 『日本語研究』4昭56・12 310 はたけ 畑 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 310 はたご 旅籠 橋本四郎 「八多籠」 『万葉』9昭28・10 丸山雍成 「近世旅宿の成立過程に関する一試論―旅籠屋・茶屋を中心に〈旅籠の語源その他〉」 『駒沢大学文学部研究紀要』31昭48・3 310 ―や 屋 中村邦夫 ⑪ 310 はだし 裸足 斎藤倫明 ⑪ 310 はたして 果 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 310 はたす 果 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 310 はたたぎも 波多々芸母 馬田義雄 「記紀歌謡私記三―〈波多々芸母〉考1」 『和歌山大学芸学部紀要』7昭32・3 310 はたほこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 310 はたらき・はたらく 〓・〓 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 310 はたらく 働 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 前田富祺 ⑪ 311 はだれ 斑 藤森朋夫 「万葉集〈はだれ〉考」 『万葉研究』8昭30・5 311 はち 村山七郎 ② →おてんば・こじき 311 ばち 動詞 嘉味田宗栄 「方言の素性〈クンスー〉と〈バチ〉」 『沖縄文化』3-16昭39・12 名嘉真三成 「切断動詞[sui][ki〓][batsï]について―沖縄・宮古西原方言の例」 『日本語研究』1昭53・3 311 ばち 罰 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 311 はちがつばな 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 311 はちきれる 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 311 ばちばち 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 311 はちひらき 鉢開 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 311 はちまん 前島春三 「〈とこよのくに〉〈さくなたり〉〈はちまん〉〈つちくも〉等の言葉について」 『国語と国文学』8-12昭6・12 311 はちみつ 蜂蜜 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 311 はちをはらう 蜂払 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 311 ぱちんこ 上野勇 「パチンコの方言」 『上州路』6-9昭54・9 馬瀬良雄 「長野県のことば(4)シャンパンとパチンコ―混交」 『日本の屋根』22-4昭56・4 311 はつ 初 池田弥三郎 「ことばのことばうい・はつ・しょ」 『言語』7-7昭53・7 311 はつ 果 大坪併治 「ヲハルとハツ」 『岡大国文論稿』4昭51・5 311 ばつ 罰 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 佐竹昭広 「意味の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52岩波書店=『万葉集抜書』昭55・5岩波書店 311 はつか 岡田希雄 「新訳華厳経音義私記倭訓攷」 『国語国文』11-3昭16・3 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 池田裕彦 「〈はつか(に)〉雑考」 『愛文』14昭53・7 311 はつかしべ 埿部 有坂秀世 「埿部について」 『国語研究(仙台)』4-2昭11・2 311 ばっくち 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 311 はつくにしらす 始馭天下 藤井信男 「神武天皇紀〈始馭天下〉の意義及び訓読に就いて」 『国学院雑誌』43-4昭12・4 311 はっけよい 岡崎正継 「〈ハッケヨイ〉の語源について」 国学院大『国語研究』33昭47・3 311 はつこい 初恋 野尻抱影 「雪・初恋・美人など」 『言語生活』71昭32・8 311 はっこう 発向 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 311 ばっこー 柳田国男 『こども風土記』 昭17・2朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 311 ばっし 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 311 ハッシッシ 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 311 はっしょうまめ 八升豆 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 311 はっする 破 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 311 ばっすい 抜萃 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 311 はつせ 初瀬・泊瀬 石崎正明 「特集・万葉集万葉から見た〈はつせ〉の起源」 『解釈』28-4昭57・4 311 はっそく 発足 風間力三 「ホッソクとハッソク」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 311 ばった 山中襄太 「ギッチョ・バッタ・トカゲ私考」 『日本語』5-11昭40・12 真田信治 「東北地方における〈いなご〉と〈ばった〉の方言分布とその解釈―故小林好日博士の調査資料を地図化して」 『国語学研究』12昭48・3 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 中島由美 「青森県に於ける〈いなご〉と〈ばった〉の俚言分布をめぐって」 『言語学演習'82 Working Papers in Linguistics '82』昭57・3東大文学部言語学研究室 312 はったり 蜂谷清人 ⑪ 312 はっち 村山七郎 ② 312 ばってん 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 住田幾子 「〈バッテン〉の成立と流布」 梅光女学院大『日本文学研究』18昭57・11 312 はっと 餺飥 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 「〈ほうとう〉〈はっと〉の話」 『日本国語大辞典ことばのまど』17昭50・9 312 はっと 法度 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 312 はつどう 発動 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 312 はっぱ 葉 村山七郎 『ことばの考古学〈ケヘメ〉の研究』 昭55・2朝日出版社 312 はつめい 発明 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 312 はつろ 発露 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 312 はで 派手・破手・端手・葉手・映手 柳田国男 『村のすがた』 昭23・7朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 横田貢 ⑪ 312 はてて 戸田則素 「はてゝという詞につきて」 『あさみどり』7-1 312 ばてれん 伴天連 石綿敏雄 「〈ばてれん〉について」 『日本国語大辞典ことばのまど』18昭50・11 312 はと 鳩 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 312 はな 花 水谷静夫 「〈泣く・花・恋〉から〈…ている・泣く・雨〉へ」 『言語生活』91昭34・4 金田一春彦 『日本語音韻の研究』 昭42・3東京堂 島田良二 「古今集における〈花〉の解釈」 『解釈』17-7昭46・7 蜂谷清人 ⑤ 312 ―が 香 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 312 ―がひらく 開 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 312 ―の 蜂谷清人 ⑤ 312 ―をおる 折 雨宮隆雄 「〈花を折る〉語義攷(1)(2)―堤中納言〈花桜折る少将〉の題名に関連して」 『解釈』13-58昭42・58 312 はな 鼻 金田一春彦 『日本語音韻の研究』 昭42・3東京堂 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 312 ―はひとのつらのやま 人面山 前田金五郎 「ことばの散歩道(5)―やさしい・鼻は人の面の山・ばいてぎ・ほか」 『文学』48-2昭55・2 312 はなきれうし 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 312 はなさきををり 花咲乎為里 森山隆 「万葉集〈花咲き乎為里〉考」 『文学論輯』14昭42・3 312 はなし 話 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 「〈あいまい〉なわけ〈はなし〉と〈文章〉との違い」 『ことば』昭28・9 吉田金彦 「語りと話しの語源」 大阪外語大口承文芸研究会『世界口承文芸研究』昭54・5 312 ―をおえる・―をおわる 終 今泉忠義 「〈話を終える〉を〈話を終る〉という理由」 『国学院雑誌』54-3昭28・11 312 はなし 離 橘正一 「天磐座―〈離シ〉か〈離レ〉か」 『国語と国文学』18-7昭16・7 312 ―ぱなし 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 312 はなす 話 渡辺実 「はなす」 『言語生活』71昭32・8 小松代融一 「現代語における〈言う・話す〉の語類とその用法について」 『言語生活』137昭38・2 村木新次郎 「動詞文の基本型―〈ハナス〉〈カタル〉〈モウス〉の場合」 『ことばの研究5国立国語研究所論集5』昭49・3秀英出版 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 広川勝美 「ハナス・モノガタル・シルス伝承構造史・清内路村聞き書き」 『日本文学』30-5昭56・5 山内洋一郎 「動詞〈話す〉の成立」 『国語語彙史の研究2』昭56・5和泉書院 313 はなす 離・放 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 313 はなだ 縹 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 313 ―のにょうご 女御 森口年光 「堤中納言物語―〈はなだの女御〉の題名について」 『中央大学国文』3昭35・3 313 はなちらう はなちらふ 花散・花散相 桜井満 「枕詞と呪農―〈花散らふ〉と〈み雪ふる〉の発想」 『万葉』40昭36・7 竹尾正子 「〈花散相〉考」 『石井庄司博士喜寿記念論集上代文学考究』昭53・5塙書房 313 はなづま 花妻 並木宏衛 「花妻考」 国学院大『王朝文学史稿』2昭48・3 313 はななわ はななは 鼻縄 鶴久 「〈栲縄〉〈鼻縄〉訓義考付〈名字〉続貂」 『香椎潟』22昭51・10 313 はなはだ 副詞 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森山隆 「上代ハダ・ハナハダ私考」 『文学論輯』21昭49・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 313 ―しい 形容詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 313 はなばな 花々 宮内秀雄 「〈数〉意識の内容についての一考察flowersと〈花々〉との対比」 『学苑』424昭50・4 313 ―のおんなご ―のをんなご 雨宮隆雄 「〈花々のをんなご〉攷―堤中納言〈花田の女御〉の題名に就いて」 『解釈』14-7~11昭43・7~11 313 はなう はなふ 嚏 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 313 はなふりょう はなふれう 花文綾 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 河野多麻 「けもんれう〈花文綾〉カ・はなふれうカ―うつほ物語を主として」 『武蔵野女子大紀要』14昭54・3 313 はなやか 花 犬塚旦 「〈匂ふ〉〈匂ひやか〉〈花やか〉考」 『平安文学研究』15昭29・6 伊原昭 「〈はなやか〉考」 日本大『語文』昭45・5 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 313 はなよめ 花嫁 「山形県に於ける〈花嫁〉〈嫁入り〉の方言」 『山形方言』4昭34・4 313 はなり 放 吉永登 「万葉〈はなり〉髪考―伝承歌における語義の誤解について」 関西大『文学論集』1-1昭26・3 313 ばなり 連語 大坪併治 「原因・理由を表はす文末のバナリについて」 『訓点語と訓点資料』67昭57・5 313 はなりそ 夏目隆文 「〈むらじがいそ・はなりそ〉考」 『愛知大学総合郷土研究所紀要』17昭47・3 313 はなれ 離 橘正一 「天磐座―〈離シ〉か〈離レ〉か」 『国語と国文学』18-7昭16・7 313 はなれる 離 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 313 はにかみ・はにかむ 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 313 はねかえる 跳返 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 313 はねず 唐棣花 弥富破摩雄 「〈はねず〉考」 『九州日本文学』1-7 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 313 はねびちたく 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 313 はねる 跳 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 村田ひろみ 「特集・類義語の意味論的研究はずむ・はねる」 『日本語研究』4昭56・12 313 はは 母 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 宮良当社 「〈父〉〈母〉を意味する日本諸方言の音声学的研究」 『音声の研究』7昭26・5 小林宥子・中沢豊子 「母の呼称」 『国語学研究報告』1昭38・2 岡村玲子 「大町市における児童生徒の〈母の呼称〉について」 『国語学研究報告』1昭38・2 『日本語の歴史5・別巻』 昭39・11、41・6平凡社 かめい・たかし 「ハワからハハへ」 『言語文化』4昭42・11=『日本の言語学7』昭56・11大修館 椎野正之 「若松賤子訳『小公子』における父・母の呼称について」 弘前大『文化紀要』8昭49・3 森下喜一 「山形県最上郡における〈父〉〈母〉の呼び名について」 『山形方言』15昭54・2 柴田武・鈴木たか 『生徒の成長に伴う親の名称の発達―〈母〉というようになるまで特定研究「言語」研究報告』 昭55・2私家版 丸山和香子 「辞書にみる〈父〉と〈母〉の諸相」 『ことば』3昭57・12 313 ―いもれども 加藤静雄 「〈母いもれども〉」 『同朋国文』9昭51・3 314 パパ 父 森一 「〈パパ・ママ〉について」 『英語教育』10-12昭37・3 東恩納寛惇 「〈ターリー〉〈パパ・ママ〉及び〈おばあさん〉」 『沖縄文化』7昭37・8 白石浪男 「ママ・パパ・おかあさん」 『日本語20周年記念号』21-8昭56・10 314 ばばおどし 柳田国男 『図語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 314 ははかい 母開 笠松宏至 「中世の罪と罰1〈お前の母さん…〉」 『UP』93昭55・7 314 はばき 橋本四郎 「〈はばき〉」 『万葉』50昭39・1 314 ははくそ 黒子 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 314 ははくろ 黒子 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 314 ははこぐさ 母子草 中平解 「ハハコグサとモテシバ(補遺と訂正)」 『民間伝承』20-7昭31・7 『日本常民生活資料叢書14』 昭48・9三一書房 尾藤忠且 『植物歳時記―化学語源辞典落穂集』 昭53・10三共出版 福島秩子 「出雲における〈ははこぐさ〉方言」 『言語学演習'82 Working Papers in Linguistics '82』昭57・3東大文学部言語学研究室 314 はばよせ 幅寄 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 314 はびこる 蔓延 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 314 はびる 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 314 パピルス 矢島文夫 「文化史とことば(10)パピルスの周辺」 『言語』7-10昭53・10 314 はぶ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 314 ばふ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 314 はぶき 歯吹 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 314 はぶく 省 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 小口泉 「特集・類義語の意味論的研究はぶく・のぞく」 『日本語研究』2昭54・7 314 ハプニングかいさん ―解散 榊原昭二 「ことばのことばハプニング解散」 『言語』9-10昭55・10 314 はべし 侍 岩瀬法雲 「校異源氏物語における〈はへし〉〈はへりし〉〈侍し〉〈侍りし〉等について」 『甲南女子短期大学論叢』6昭37・9 314 はべらじ 侍 細谷直樹 「〈侍るらし〉か〈侍らじ〉か―近代秀歌の語法と文体」 『藤女子大学国文学雑誌』56昭44・7 314 はべり 侍 石坂正蔵 「書記古訓の〈ハヘリ〉〈ハムヘリ〉の解釈」 『国語と国文学』10-3昭8・3=『敬語史論考』昭19・8大八洲出版 景山直治 「〈侍り〉と〈候ふ〉」 『国語と国文学』11-3昭9・3 安藤正次 『古典と古語』 昭10・6三省堂 佐藤喜代治 『日本語の精神』 昭19・1畝傍書房 大坪併治 「給フルと侍リ」 『島根大学論集人文科学』2昭27・5 阪倉篤義 「〈侍り〉の性格」 『国語国文』21-10昭27・11 伊藤和子 「源氏物語にあらわれた〈給ふる〉と〈侍り〉」 『国語国文』22-1昭28・1 服部嘉香 「書簡史的に見た〈侍り〉と〈候ふ〉との推移について」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 虫明吉次郎 「徒然草の〈侍り〉」 『解釈』2-4昭31・4 神田秀夫 「紫式部日記の〈侍り〉と消息文」 『国語と国文学』33-11昭31・11 奥村恒哉 「古今集の詞書の考察―書式及び〈はべり〉の使用に関する諸問題」 『国語国文』26-4昭32・4 山田巌 「平家物語の用語と語法」 『国文学解釈と鑑賞』22-9昭32・9 森重敏 「つれづれ草の〈侍り〉をめぐって―敬語を規定する〈公〉と〈私〉」 京都女子大『女子大国文』8昭33・2 今泉忠義 「〈まかる〉と〈侍り〉と」 『国学院雑誌』59-8昭33・8 山下正治 「沙石集の研究(7)〈侍〉と〈候〉について」 『立正大教養部紀要』12昭33・12 桜井光昭 「今昔物語集の〈候ふ〉と〈侍り〉」 『国語学』40昭35・3 小野志真男 「〈侍り〉について」 『国文学攷』23昭35・5 荒木直輝 「解釈の問題点枕草子と源氏物語との敬語法的効果―〈侍り〉と〈給ふ〉(下二活)との対比」 『国文学解釈と教材の研究』5-11昭35・9 堀章男 「西鶴の作品における〈侍る〉体―〈話す姿勢〉と〈書く姿勢〉の問題に触れて」 『武庫川女子大紀要人文科学編』8昭35 重見一行 「〈侍り〉をとうしてみた八代集詞書の立場」 『国語教育研究』8昭38・12 桜井光昭 『今昔物語集の語法の研究』 昭41・3明治書院 坂本元太郎 「〈はべり〉考(1)(2)―おもに竹取物語における分類とその特性」 『解釈』13-89昭42・89 井上誠之助 「源氏物語における〈侍り〉〈給ふ〉〈給ふる〉覚書」 『国語と国文学』44-10昭42・10 北原保雄 「特集・日本語の助動詞の役割敬譲(きこゆ・奉る・たまふ・侍り・ます)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 武田孝 「地の文中の〈侍り〉について―中世の愚管抄の用法から」 『解釈』15-2昭44・2 西谷元夫 「奥の細道の〈侍り〉について」 『解釈』15-3昭44・3 山下正治 「〈侍り〉と〈候ふ〉の消息について」 『立正大学文学部論叢』34昭44・3 春日和男 「〈侍り〉と〈候ふ〉の分布より見た法華修法一百座聞書抄の文体」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社=『説話の語文―古代説話文の研究』昭50・11桜楓社 杉崎一雄 「〈侍り〉小考―枕草子の用法を中心に」 『星美学園短大研究論叢』3昭45・3 根来司 「〈侍り文〉の形成」 『解釈』16-4昭45・4 坂文子 「平安朝の〈はべり〉と〈さぶらふ〉と」 『王朝』2昭45・4中央図書 東辻保和 「〈侍り〉の語形鶏肋」 『解釈』16-5昭45・5 中松竹雄 「〈侍り〉の研究」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7東京教育大国語研究室 小松正 「謙譲語〈侍り〉について」 『一関工業高等専門学校研究紀要』5昭45・12 広川勝美 「紫式部日記の構造―地の文の〈侍り〉をめぐって」 同志社大『人文学』121昭46・3 森重敏 『日本文法の諸問題』 昭46・10笠間書院 岡崎正継 「源氏物語の〈給ふる〉〈侍り〉について」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂 中村幸弘 「補助活用型助動詞と補助動詞〈侍り〉―〈奏し侍らまほしきを〉と〈聞えまほしう侍るを〉となど」 国学院大『国語研究』33昭47・3 木下美 「紫式部日記の〈侍り〉について」 九州大谷短大『国語研究』1昭47・9 樋口元巳 「好色一代男における〈侍り〉」 『解釈』19-6昭48・6 佐藤武義 「国語史上からみた宇治拾遺物語の〈侍り〉と〈候ふ〉」 『国語と国文学』50-11昭48・11 根来司 『平安女流文学の文章の研究―枕草子・源氏物語・紫式部日記を中心として続編』 昭48・12笠間書院 桜井光昭 「撰集抄の侍り」 『国語学』99昭49・12 黒沢幸子 「中世説話集における待遇表現の研究―〈候ふ〉〈侍り〉を中心に」 『文学論藻』50昭50・12 春日和男 「小林芳規博士編『法華百座聞書抄総索引』に寄せて―〈侍り〉と〈候ふ〉余説」 『国文学攷』71昭51・8 武田孝 「御伽草子における〈侍り〉の用法」 『解釈』22-1112昭51・12 辻田昌三 「詞書に見える〈侍り〉の分布と若干の考察」 『本位田重美先生定年記念論文集地域と文化』昭52・3 今泉忠義 「源氏物語の語法〈侍り〉について(講演内容)」 『米沢国語国文』4昭52・9 若林俊英 「沙石集の会話文における〈侍り〉と〈候ふ〉」 『湘南文学』12昭53・3 白川洋子 「宇治拾遺物語における〈侍り〉と〈候ふ〉の一考察」 『香川大学国文研究』3昭53・9 宮内健治 「とはずがたりの丁寧語〈侍り〉と〈候ふ〉」 『解釈』25-4昭54・4 重見一行 「後撰和歌集詞書における〈侍り〉多用に関する試論」 『国語と国文学』56-10昭54・10 尾関奈代美 「玄玖本太平記における〈侍り〉の用法」 『国語学論集2』昭55・1笠間書院 植村洋子 「書簡文よりみた対者敬語〈侍り〉と〈候ふ〉の交替―平安時代の現存書状を資料として」 『愛文』16昭55・7 今井正 「徒然草における〈侍り〉の用法」 『宇部短大学術報告』17昭56・2 重見一行 「詞書の〈侍り〉と千載和歌集」 『語文叢誌田中裕先生御退職記念論集』昭56・3 武田孝 『古典語・古典教育論考』 昭56・9教育出版センター 木下美 『紫式部日記の研究と鑑賞―日記体を中心に』 昭57・7私家版 布山清吉 『〈侍り〉の国語学的研究』 昭57・11桜楓社 桜井光昭 ④ 佐藤武義 ④ 314 ―し 岩瀬法雲 「校異源氏物語における〈はへし〉〈はへりし〉〈侍し〉〈侍りし〉等について」 『甲南女子短期大学論叢』6昭37・9 314 ―とうぶ たうぶ 森重敏 「〈はべりたうぶ〉について」 『奈良女子大研究年報』4昭35・3 杉崎一雄 「〈侍りたうぶ〉について」 『国学院雑誌』61-7昭35・7 杉崎一雄 「〈侍りたうぶ〉再考」 国学院大『国語研究』40昭52・3 316 はべるらし 侍 細谷直樹 「〈侍るらし〉か〈侍らじ〉か―近代秀歌の語法と文体」 藤女子大『国文学雑誌』56昭44・7 316 はま 柳田国男 『一目小僧その他』 昭9・7小山書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 316 はま 浜 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 316 はまいば 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 316 はまおき 松田正義 「〈はまおき〉を追跡する―福岡県久留米方言の退化現象」 『九州大谷研究紀要』2昭49・3 316 ばまくしつだまくこう 馬莫疾打莫行 →うまないたくうちてなゆきそ 316 はまちゃ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 316 はまな 浜菜 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 316 はまなす 浜茄子 武田久吉 「植物名考―ハマナスとマンサク」 『民間伝承』28-2昭39・4 316 はみだす 食出 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 316 はむ 食 宮地敦子 「特集・たべものとことば語誌〈はむ〉〈くう〉〈たべる〉」 『言語生活』286昭50・7 316 ばむ 接尾語 南芳公 「中古接尾語攷(2)バムの性格」 『国語研究』42昭54・3 東辻保和 「接尾辞〈ばむ〉〈づく〉の意味」 『高知大国文』10昭54・12 316 はむべり 侍 石坂正蔵 「書記古訓の〈ハヘリ〉〈ハムヘリ〉の解釈」 『国語と国文学』10-3昭8・3=『敬語史論考』昭19・8大八洲出版 福地昭助 「法華修法百座聞書抄における中世語の整理付〈トイハ〉と〈ハムベリ〉」 『王朝文学』8昭38・5 316 はも 鱧 柳田国男 『一目小僧その他』 昭9・7小山書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 316 はもんをなげる 句 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 316 はや 早 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 316 ばや 助詞 小林好日 「二つの〈ばや〉」 『安藤教授還暦祝賀記念論文集』昭15・2三省堂 小林好日 『国語学の諸問題』 昭16・8岩波書店 山内洋一郎 「終助詞なむ・が・がな・ばや〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 森田良行 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞な…そ・な(禁止)・ばや・なむ・な・ね・に・が・がな・がも(希望)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 佐藤宣男 「〈がな〉と〈ばや〉」 『文芸研究』69昭47・3 福島邦道 「否定の〈ばや〉再考」 『実践国文学』16昭54・10 316 はやい 早 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 316 はやく 早 村上久子 「訓読語と和文脈の語〈すでに〉と〈はやく〉」 『大谷女子大国文』7昭52・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 316 はやし 林 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 316 はやす 囃 今井福次郎 「はやす考」 『国学院雑誌』63-9昭37・9 317 はやつけぎ 早付木 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 317 はよう はやう 早 林四郎 「民衆に語りかける言語」 『文学』26-6昭33・6 原栄一 「ウ音便と副詞の機能―今昔物語集の〈早ウ〉」 『金沢大教養部論集人文』17昭55・3 317 はら 原 糸井通浩 「〈原〉〈野〉語誌考続貂」 『愛文』15昭54・7 辻田昌三 「〈野〉と〈原〉」 『島大国文』9昭55・9 317 ばら 薔薇 亀山寧 「文学に詠まれたる〈薔薇〉について―〈我はけさうひにぞみつる〉考ほか」 広島大『国語教育研究』26昭55・11 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 317 はらあし 腹悪 形容詞 慶野正次 「大系ところどころ(7)〈腹あし〉と〈宮柱ふとしく〉」 『解釈』17-4昭46・4=『形容詞の研究』昭51・9笠間書院 317 はらい はらひ 払 大野晋 『日本語の世界』 昭51・10朝日新聞社 317 ―はてたる 佐藤恒雄 「新古今的表現の基盤としての平安朝漢詩〈霞におつる〉〈岩間にむせぶ〉〈はらひはてたる〉の場合」 『日本文学』28-6昭54・6 317 はらいる はらゐる 腹居 湯沢幸吉郎 『国文学と日本精神』 昭11・11至文堂 317 はらう はらふ 祓 佐藤喜代治 ② 317 はらから 兄弟 小沢重男 「〈はらから〉考」 『民族学研究』31-4昭42・3 317 はらすまい 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 317 はらだ 噓 後藤利雄 「山形県に於ける噓の方言について―ズホ・ハラダ・テンポの語源など」 『山形方言』2昭29・3 317 はらたちむし 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 317 はらだつ 腹立 石井正彦 ⑨ 317 はらった 払 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 317 パラノイア 宮本忠雄 「ことばのことばパラノイアと大量殺人」 『言語』9-2昭55・2 317 はらはら 副詞 「ことば百科〈ドキドキ〉〈ハラハラ〉―流行歌の中の擬音語・擬態語」 『放送文化』37-9昭57・9 317 ばらばらじけん ―事件 別役実 「犯罪のことば(9)バラバラ事件」 『三省堂ぶっくれっと』13昭53・2 317 はらめく 大坪併治 『訓点語の研究』 昭36・3風間書房 桜井光昭 『今昔物語集の語法の研究』 昭41・3明治書院 317 はらをくくる 句 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 317 バリカン 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 317 はりぼうじょ 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 317 はりやに 嘉味田宗栄 「比較考察の一観点(6)再びオモロことば〈はりやに〉など」 『琉球大学法文(文理)学部紀要人文』12昭43・3 317 はる 春 佐藤武義 「翻訳語としての万葉語―〈春〉の複合語を中心に」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 竹崎雅之 「日本語―ハル(春)の語源について正・続」 『日本語』17-12昭52・12 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 317 はる 張 山田達也 「意義素研究ノート(1)叩く・打つ・なぐる・はる・ぶつ・ひっぱたく」 『名古屋市立大教養部紀要人文社会』15昭46・3 森山みどり 「特集・類義語の意味論的研究ひく・ひっぱる・はる」 『日本語研究』1昭53・3 山本清隆 「特集・類義語の意味論的研究うつ・なぐる・ぶつ・たたく・はたく(はる・ひっぱたくなど)」 『日本語研究』4昭56・12 317 はる 助動詞 和田実 「京阪神語の研究〈やす〉〈はる〉〈てや〉」 『国語文化』4-3 317 はるか 遥 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 317 ―に 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 317 はるく 晴 動詞 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 317 バルコニー 村木新次郎 「伝統文化との交錯」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 318 はるな 春菜 久保昭雄 「春菜考」 『国語国文研究と教育』7昭54・1 318 はるばる 遥遥 副詞 山田忠雄 「程度の副詞―ハルバルの方言性」 『方言研究年報』13昭45・11 318 はれ 感動詞 和久弘文 「催馬楽における囃し詞〈はれ〉〈あはれそこよしや〉の機能について」 『やごと文華』1昭56・5 318 ばれいしょ 馬鈴薯 橘正一 「馬鈴薯の方言」 『外来語研究』3-1 佐藤清明 「馬鈴薯の方言分布」 『方言と土俗』昭6・8 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 瀬戸口俊治 「瀬戸内海域における方言事情の分布およびその解釈について―〈馬鈴薯〉」 『方言研究年報』8昭41・3 市井外喜子 「相関係数からみた〈馬鈴薯〉―北海道方言を中心として」 『北海道のことば五十嵐三郎先生古稀祝賀記念論文集』昭56・4北海道方言研究会 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 318 ハレーすいせい 彗星 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 318 はれる 腫 内田真由美 「特集・類義語の意味論的研究はれる・むくむ」 『日本語研究』5昭57・12 318 ばろう 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 318 はわ 母 かめい・たかし 「ハワからハハへ」 『日本の言語学7』昭56・11大修館 →はは 318 はわけ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 318 パン 矢崎源九郎 「民族交流の落し子パン」 『英語研究』55-11昭41・11 新村出 「日本パン食史序説」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 318 ばん 番 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 318 ―におりて にをりて 佐藤恒雄 「〈番にを(お)りて〉考」 『解釈』25-9昭54・9 318 ―にすえて にすゑて 寺本直彦 「竹取物語ノート―〈番にすゑて〉補考と竹取伝説一つ」 『青山学院大会報』2昭43・5 318 ―をおる 折 山内洋一郎 「中世語雑記(続)思ニハ死ヌ習・かこう・番ヲ折ル」 『文教国文学』8昭54・3 318 ハンカチ・ハンケチ 池上秋彦 「明治期における外国語の輸入について―特にhandkerchiefとinkの場合」 明治大『文芸研究』24昭45・10 池上秋彦 「ハンケチとハンカチ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 318 はんけん 版権 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 318 ばんしゃく 晩酌 青柳精三 「言葉と民俗性〈晩酌〉の語義の記述」 室山敏昭『地方人の発想法―くらしと方言』(折り込み付録)昭55・11文化評論出版 318 はんじょうをいれる 半畳入 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 318 はんする 反 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 318 ばんちゃ 番茶 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 318 はんちゅう 範疇 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 318 ばんと 蕃登 三品彰英 「蕃登名義考」 『ドルメン』昭10・8 318 バンド 宗美枝 「BANDとひも」 『ことばの宇宙』3-8昭43・8 318 ばんどりすずめ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 318 はんなり 副詞 岡部伊都子 「言語時評〈ざんない〉と〈はんなり〉」 『言語生活』353昭56・5 318 ―と 鈴木博 「〈はんなりと〉小考」 『滋賀大国文』9昭47・9 318 ―(と)する 鈴木博 『鈴木博叢考―洋学関係・抄物・国語教材』 昭46・4私家版 318 はんにゃ 般若 平川彰(奈良康明編) 『仏教のことば放送ライブラリー23』 昭53・10日本放送出版協会 318 はんぱく 斑駁・班駮 斎木一馬 「国語史料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 318 ぱんぱん 神崎清 「パンパンという言葉」 『言語生活』73昭32・10 319 バンビ にいがき・こういち 「バンビなど」 『教育月報』9-2昭32・9 319 はんびつ 半櫃 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 319 はんべり 侍 →はむべり 319 はんぺん 半平 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 319 ハンマー 川本茂雄 ① 319 はんまい 飯米 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 319 はんめん 半面 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 319 ひ 日 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 戸谷高明 「〈日の皇子〉と〈天の日嗣〉―〈日〉の思想と表現をめぐって」 『古代文学』11昭46・12 319 ひ 非 春日和男 「連体格にたつ〈非〉字の訓―石山寺旧蔵本金光明最勝王経古点より」 『訓点語と訓点資料』19昭36・11 野村雅昭 「否定の接頭語〈無・不・未・非〉の用法」 『ことばの研究4』昭48・12秀英出版 319 ひ 火 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 竹崎雅之 「語源雑考―ひ(火)・はだか」 『日本語』20-3410昭55・4512 村山七郎 「〈火〉を表わす琉球語」 『京都産業大国際言語科学研究所所報』2-3昭56・7 319 ひ 費 野村雅昭 「ことばの相談室代・賃・費・料のつかいわけ」 『言語生活』282昭50・3 319 ひ 樋 森重敏 「き(城)ひ(樋)み(箕)について」 『叙説』昭54・4 319 ひ 皮 三輪卓爾 「心(しん)と皮」 『言語生活』60昭31・9 319 び 美 柳父章 「翻訳語成立事情」 昭57・4岩波書店 319 び 傍 久島茂 「ミ(廻)からビ(傍)へ―べ(辺)との交渉」 『国語学研究と資料』6昭57・7 319 ひあい 悲哀 石坂正蔵 「ことばの根ざすもの―〈悲哀〉と〈今晩は〉」 『言語生活』63昭31・12 319 ひいおじいさん 曾祖父 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 319 ビージー 三輪卓爾 「BGとバスガール」 『言語生活』153155昭39・68 319 ビーだま 玉 鏡味明克 「岡山県および周辺の〈ビー玉〉の方言分布とその解釈」 『都大研究』11昭48・3 319 ひいてください 井上淑子 「行き届いたことば―〈ひく〉と〈ひいて下さい〉」 『PHP』112昭32・8 319 ビードロ 西島宏 「長崎県の方言分布相について」 『長崎大学教育学部人文科学研究報告』18昭44・3 石綿敏雄 「ぎゃまんとびいどろ」 『日本国語大辞典ことばのまど』1昭47・12 319 ひいひいたもれ 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 319 ピーマン 矢島文夫 「文化史とことば(9)ピーマンとオクラ」 『言語』7-9昭53・9 319 ひえ 稗 藤原勉 「米以前―アワとヒエ」 『民間伝承』20-8昭31・8 真田信治 「野生の稗の方言分布とその解釈―富山・岐阜・石川県境地帯における」 『金沢大語学文学研究』2昭46・10 真田信治 『地域語への接近―北陸をフィールドとして』 昭54・7秋山書店 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 319 ひえ 冷 森永道夫 「〈冷え〉の意味構造」 『日本文芸研究』17-4昭41・12 319 ひえね ひゑね 中田祝夫 「礼記の古訓点からの小報告―古事記伝の記謡(九)〈斐恵泥(ヒヱネ)〉の注釈説への一寄与として」 『川瀬博士古稀記念国語国文学論文集』昭54・12雄松堂 319 ひえる 冷 柴田稔 「特集・類義語の意味論的研究さめる・ひえる」 『日本語研究』3昭55・10 319 ひおむし ひをむし 蜏 広戸惇 「蜻蜑(トンボ)・蜏(ヒヲムシ)考」 『国語学』107昭51・12=『島大国文』6昭52・3 佐藤喜代治 「語義の研究―〈ひをむし〉の例」 『日本の言語学5』月報3昭54・1 320 ひおりのひ ひをりのひ 菅野洋一 「難義と秘事―〈ひをりの日〉をめぐって」 竹岡正夫編『国語学史論叢』昭57・9笠間書院 320 ひが 僻 接頭語 関一雄 「平安時代仮名文学のいわゆる接頭語―その用例メモ(2)」 『山口大学文学会誌』28昭52・11 320 ひかう ひかふ 控 佐藤喜代治 「漢字字訓の研究」 『国語学研究』20昭55・12 320 びがく 美学 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 平林文雄 ⑪ 320 ひかくする 比較 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 320 ひがし ひむがし 東 常見純一 「沖縄本島北部におけるヒガシを指す方言語彙」 『上智史学』14昭44・10 320 ―にむく・―をむく 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 320 ―ののにかぎろひのたつみえて 吉永登 「〈東の野にかぎろひの立つ見えて〉」 関西大『国文学』39昭40・12 320 ぴかどん 野地潤家 「ピカドンをめぐって」 『言語生活』19昭28・4 「それはピカドンから始まった」 『週刊朝日』昭34・8・23 320 ひかる 光 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 岩崎正枝 「特集・類義語の意味論的研究ひかる・かがやく」 『日本語研究』1昭53・3 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 320 ひがんばな 彼岸花 杉山正世 「愛媛県におけるひがんばなの異称」 『いよのことば』昭6・11 山口隆俊 「彼岸花の方言」 『言語生活』54昭31・3 山口隆俊 「彼岸花日本渡来記」 『自然科学と博物館』26-78昭34 山口隆俊 「沖縄での彼岸花の里呼び名」 『言語生活』120昭36・9 山口隆俊 「ヒガンバナの里呼び名(1)」 『虫塚』1-2昭38・6 上野勇 「赤城南麓のひがんばな方言」 『上毛民俗』44昭51・12 上野勇 「ひがんばなの方言」 『上州路』昭53・4 320 ひき 中根千枝 「〈ヒキ〉の分析―奄美双系社会の血縁組織」 『東洋文化研究所紀要』33昭39・3 320 ひき・ひきし 低 北原保雄 「形容詞〈ヒキシ〉攷―形容動詞〈ヒキナリ〉の確認」 『国語国文』37-5昭43・5 夏井邦男 「短山考〈ひき―〉から形容詞〈ひきし〉への過程」 『語学文学』12昭49・3 →ひきびと 320 ひき 匹 「魚は〈匹〉で数えましょう」 『ことば』77昭36・2朝日新聞社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 320 ひきいる 率 慶野正次 「古語辞典あちこち―率る」 『解釈』12-7昭41・5 森下喜一 「〈率る〉と〈具す〉について」 『野州国文学』10昭47・9 320 ひきおこす 引起 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 320 ひきかえす 引返 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 320 ひきがえる ひきがへる 蟇蛙 佐藤清明 「ヒキガエルの方言」 『方言』4-1昭9・4 徳川宗賢 「ヒキガエル方言の歴史上・下」 学習院大『国語国文学会誌』415昭34・9、47・1 徳川宗賢 「ヒキガエル方言の歴史―糸魚川・青海方言調査報告16」 学習院大『国語国文学会誌』5昭36・4 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 本堂寛 「〈かえる〉〈ひきがえる〉〈おたまじゃくし〉の名称」 『ことばの研究4』昭48・12秀英出版 藤原文夫・谷萩かほる 「房総半島(中・南部)のヒキガエル方言」 『千葉県の方言〈資料の広場7〉』昭50・3千葉県公共図書館協会 上野勇 「ひきがえるの方言」 『上州路』6-11昭54・11 320 ひきなり 低 →ひきし 320 ひきびと 低人 小池清治 「〈小男〉〈ひき人〉と〈一寸法師〉―古奈良本・御伽草子の語彙」 『フェリス女学院大紀要』11昭51・4 320 ひきみんたん 穎原退蔵 「〈ひきみんたん〉考・〈ひきみんたん〉再考」 『穎原退蔵著作集16近世語研究』昭55・1中央公論社 320 ひきょ 非拠 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 320 ひきょう ひきやう 比興 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林=『湯沢幸吉郎著作集2』昭54・8勉誠社 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的考察』 昭46・11明治書院 福島邦道 「比興の語史」 『国語と国文学』55-5昭53・5 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 321 ひきょう ひきやう 非興 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 321 ひきょう ひけふ 卑怯 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 321 ひく 引 井上淑子 「行き届いたことば―〈ひく〉と〈ひいて下さい〉」 『PHP』112昭32・8 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 森山みどり 「特集・類義語の意味論的研究ひく・ひっぱる・はる」 『日本語研究』1昭53・3 321 ひくい 低 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 321 ひぐらし 晩蟬 小島憲之 「語の性格―万葉語の〈晩蟬〉の場合」 『美夫君志』23昭54・3 上野勇 「ひぐらしの方言」 『上州路』7-9昭55・9 321 ひげ 髭・鬚・髯 田中章夫 ② 321 ひけい 秘計 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林=『湯沢幸吉郎著作集2』昭54・8勉誠社 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 321 ひげき 悲劇 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 321 ひこ 彦 肥後和男 「ヒコとヒメ」 『あんとろぽす』1-1昭21・7 321 ひこう 飛行 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 321 ひこし 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 321 ひこぼし 彦星 草下英明 「星の名前の話」 『ことばの宇宙』1-5昭41・10 321 ひざ 膝 江実 「膝と肘との方言」 『方言』6-1昭11・1 321 ―こぞう 小僧 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 321 ひさおい・ひさおゆ 中川竫梵 「荒木田久老は〈ひさおゆ〉か〈ひさおい〉か」 『三重県高校国語科研究会会報』27昭54・3 321 ひさかた 久方 山田孝雄 「ひさかた考」 『心の花』27-4=『万葉学考叢』昭30・5宝文館 321 ―のてん 天 田中久美 「〈ひさかたの天〉と〈あまざかる鄙〉」 『叙説』1昭52・10 321 ひさき 久木 沢瀉久孝 「〈ひさき〉攷」 北海道大『国語国文研究』13昭34・7 321 ひさこ 柳田国男 『史料としての伝説』 昭32・10村山書店=『定本柳田国男集4』昭38・4 321 ひさし 久 甲斐睦郎 「形容詞〈久し〉の意義用法」 『解釈』23-9=『源氏物語の文章と表現』昭55・9桜楓社 進藤義治 「ある時代の一つの語の語感の研究―平安仮名文芸における〈久し〉の場合(研究発表要旨)」 『文学語学』46昭42・12 321 ひさしぶり 久振 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 321 ひさめ 霈霖 安倍長俊 「霈霖」 『大八洲学会雑誌』141 阪倉篤義 『語構成の研究』 昭41・3角川書店 321 ひし 必至 上村孝二 「大隅風土記逸文の必至という語」 『薩摩路』9昭39・10 321 ひじ 肘 江実 「膝と肘の方言」 『方言』6-1昭11・1 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 321 ひしきもの 赤羽学 「〈ひしきもの〉考―伊勢物語の一解釈」 『国語学』123昭55・12 321 ひしひし 緊々・犇々 国田百合子 ⑪ 321 ひじまない ひぢまなゐ 中村宗彦 「風土記二題」 広島大『国語教育研究』26昭55・11 321 ひじゃ・ひじゃかぶ 「国語史と言語地理学」 『シンポジウム日本語1』昭50・10学生社 321 びじゅつ 美術 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 平林文雄 ⑩ 321 ひしょ 秘書 広田伝一郎 ⑪ 321 ―かん 官 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 322 びじょ びぢょ 美女 佐藤喜代治 「漢語存疑」 『山田孝雄追憶史学語学論文集』昭37・11宝文館 322 ひじょうせん 非常線 別役実 「犯罪のことば(2)」 『三省堂ぶっくれっと』6昭51・12 322 ひじょうに 非常 貴志正造 「〈仰山〉と〈非常に〉攷」 『和歌山方言』1昭29・10 前田勇 「〈仰山〉と〈非常に〉考を読んで」 『和歌山方言』2昭29・11 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 丹保健一 「程度副詞と文末表現―〈ひじょうに〉を中心に」 『金沢大語学文学研究』11昭56・10 322 ひしょく 非職 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 322 ひじり 聖 今成元昭 「〈ひじり〉の表記をめぐって」 『解釈』18-12昭47・11 今成元昭 「〈聖〉〈聖人〉〈上人〉の称について―古代の仏教説話集から」 『国士舘大学人文学会紀要』5昭48・1 松下貞三 「〈聖(ひじり)〉という語の受け入れとその語」 同志社大『人文学』127昭49・12 322 びじん 美人 野尻抱影 「雪・初恋・美人など」 『言語生活』71昭32・8 佐藤武義 「中世における類義語に関する一考察」 『文芸研究』72昭48・2 322 ビスケット 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 322 ヒステリー 宮本忠雄 「ことばのことばヒステリーの凋落」 『言語』9-3昭55・3 渡部昇一 「アングロ・サクソン文明落穂集109ヒステリーの語源」 『英語教育』30-11昭57・1 322 ピストル 天沼寧 「ピストル・挙銃・けん銃・短銃」 『大妻女子大文学部紀要』10昭53・3 322 ひそかに 密 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 峰岸明 「〈ひそかに〉用字考」 『文学論藻』47昭47・12 322 ひたい ひたひ 額 二松学舎大方言研究会 「福島県相馬地方調査言語編」 『ほうげん』3昭42・3 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 前田富祺 「言語地図は語史を語る」 『言語生活』278昭49・11 322 ひたく 日長・日闌 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 322 ひたす 浸 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 322 ひたすら 只管・一向 菊池由紀子 ⑪ 322 ひたぶる 頓・一向 山田珠子 「ひたぶる」 『国文学解釈と鑑賞』24-12昭34・10 菊池由紀子 ⑪ 322 ひたみちに 直路 児山敬一 「ヒタミチニなどの問題」 『文学論藻』22昭37・5 菊池由紀子 ⑪ 322 ひたらしまして 鵜殿正元 「〈日足座而〉の訓義とその背景」 文学研究会『文学研究』15昭32・10 322 ひだり 左 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 白木進 「ことば・右と左と―書き聞き」 『日本語』16-4昭51・5 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 樋口陽一 「ことばとしての〈左〉と〈右〉―ふらんす二題」 『本』7-5昭57・5 322 ―とう 党 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 322 ―まえ 前 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 322 ―ひねり 撚 加藤雅樹 「左撚り・右撚り」 『言語生活』168昭42・3 322 ひたる 浸 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 322 ひだるい 饑 国田百合子 ⑪ 322 ひつ 漬 山内洋一郎 「動詞〈漬つ〉について」 『国語学』56昭38・12 宮地幸一 「動詞〈ひつ・そほう〉考」 『国学院雑誌』75-1昭49・1 岩淵悦太郎 『国語史論集』 昭52・10筑摩書房 322 ひっかい ひつくわい 密懐 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 322 ひつき 日月 佐藤美智子 「万葉集における用字法について」 『大谷女子大学紀要』2昭43・4 322 ひっきょう 畢竟 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 322 ひっくりかえす 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 323 ひっくりかえる 引繰返 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 323 びっくりする 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 323 ひっこう 筆耕・筆工・筆功 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 323 ひっこむ 引込 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 粂井和幸 「特集・類義語の意味論的研究くぼむ・へこむ・ひっこむ」 『日本語研究』2昭54・7 323 ひっさぐ 築島裕 「ツンザクとヒッサグとの語源について」 『国語学』54昭38・9 323 ひつじ 羊 小林存 「ヒツジ(羊)とツツジ(躑躅)」 『方言』8-2昭13・5 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 大友信一 ④ 323 ぴったし 池田弥三郎 「ことばのことばぴったし」 『言語』7-3昭53・3 323 ぴったり 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 323 ひってん 山崎麓 「江戸語雑記」 『国語解釈』2-9昭12・9 323 ひっぱぎ 引剝 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 323 ひっぱたく 山田達也 「意義素研究ノート(1)」 『名古屋市立大教養部紀要人文社会』15昭46・3 山本清隆 「特集・類義語の意味論的研究うつ・なぐる・ぶつ・たたく・はたく(はる・ひっぱたくなど)」 『日本語研究』4昭56・12 323 ひっぱなし 引放 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 323 ひっぱる 引張 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 森山みどり 「特集・類義語の意味論的研究ひく・ひっぱる・はる」 『日本語研究』1昭53・3 323 ひつようだ 必要 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 323 びてきせいかつ 美的生活 橋浦兵一 ⑥ 323 ひと 人 土屋文明 「ヒト・ヲノコ・マスラヲ―万葉集私注覚書」 『文学』18-9昭25・9 門前正彦 「漢文訓読史上の一問題(2)―〈ヒト〉より〈モノ〉へ」 『訓点語と訓点資料』11昭34・3 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 泉井久之助 「特集・人間ということば〈人〉という名称のいろいろ」 『ことばの宇宙』1-4昭41・9 金井正道 「特集・人間ということば〈ひと〉そのことばの使われ方」 『ことばの宇宙』1-4昭41・9 我妻建治 「神皇正統記の〈ヒト〉と〈モノ〉」 『成城文芸』69昭49・4 鈴木孝夫 「自称詞としての〈ひと〉」 『慶応大言語文化研究所紀要』8昭51・12 東辻保和 「平安時代語として〈ひと〉と〈もの〉」 高知大『国語教育』22昭50・1 森重敏 「ひと(人)かそ(父)おや(親・祖)」 『万葉』93昭51・12 我妻建治 「〈ヒト〉と〈モノ〉考(1)―増鏡の場合」 『成城大短大学部紀要』8昭52・8 東辻保和 「教行信証における〈ヒト〉と〈モノ〉」 『鎌倉時代語研究』3昭55・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 村山七郎 『琉球語の秘密』 昭56・9筑摩書房 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 遠藤好英 ⑩ 323 ―こそみえね 大上敬義 「〈人こそ見えね〉考」 『まほろば』17昭49・3 323 ―そささめく 曾耳言為 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 323 ―とおぼえずとよ 小久保崇明 「大鏡の語法〈人とおぼえずとよ〉小考」 日大『語文』21昭40・6 323 ―なる 成 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 323 ―のながれ 流 永川玲二 「ことばの政治学(4)」 『展望』230昭53・2 323 ―は 村山七郎 『琉球語の秘密』 昭56・9筑摩書房 323 ―びと 人 高橋巌 「源氏物語の〈人々〉と〈御方々〉」 『聖和』6昭41・10 323 ―わらわれ わらはれ 笑 出本聡子 「〈人笑へ〉〈人笑はれ〉について」 『河』5昭48・6 323 ―わらえ わらへ 出本聡子 「〈人笑へ〉〈人笑はれ〉について」 『河』5昭48・6 花摘伸枝 「〈人笑へ〉の意識をめぐって」 『新潟大国文学会誌』22昭54・1 323 ひどい 酷・非道 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 323 ひどう 非道 三保サト子・三保忠夫 「中世文書における語彙研究上の一問題」 福井大『国語国文学』21昭54・2 324 ひとえに 偏 菊池由紀子 ⑪ 324 ひとかさね 一重 古川和子 「数詞〈ひとかさね〉についての考察」 『滋賀大国文』15昭52・12 324 ひとがら 人柄 渡辺実 ① 324 ひとく・ひとくひとく 擬声語(鶯の声) 亀井孝 「春鶯囀」 『国語学』39昭34・12 『日本語の歴史5』 昭39・11平凡社 324 ひとくはた 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 324 ひとさしゆび 人差指 前田富祺 「指のよび方について」 『文芸研究』56昭42・7 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 324 ひとしい 等 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 ひとつ 一 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 「ことば百科〈ひとつ・ふたつ〉は幼児語か―消えゆく和語数詞」 『放送文化』37-1昭57・1 324 ひとついえ 一家 日野英子 「奥の細道における〈一家〉の訓について」 『国文学解釈と教材の研究』12-14昭42・11 324 ひとつがい ひとつがひ 一買 前田勇 「瑠璃天狗続貂(六)」 『学大国文』12昭43・12 324 ひとづま 人妻 佐藤武義 「万葉語〈人妻〉考」 『解釈』26-3昭55・3 324 ひとひえ・ひとへ 柳田国男 『なぞとことわざ』 昭27・10筑摩書房=『定本柳田国男集21』昭37・12 324 ひとま 間 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 324 ひとまど 鈴木丹士郎 ⑤ 324 ひとみをとじる 瞳閉 靏岡昭夫 「ことばの質問箱〈瞳をとじる〉か〈瞼をとじる〉か」 『言語生活』351昭56・3 324 ひとやりならず 木金りえ子 「源氏物語における〈人やりならず〉の語義」 愛知県立大・同女子短大『県大国文』昭47・11 324 ひとら 人等 菊沢季生 「〈人等〉の訓み方に就て」 『国語研究(仙台)』昭10・1 324 ひなじょー 植村悠太朗 「ヨメジョー・ヒナジョー―種子島のジョー語尾についての報告」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 324 ひなたぼっこう 鈴木博 「オ段長音開合存疑例」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 324 ひなにいつとせすまいつつ ーすまひつつ 句 田辺正男 「鄙にいつとせ住ひつつ」 国学院大『国語研究』4昭52・3 324 ひなぶり 夷曲・鄙振 山路平四郎 「ヒナブリの名称と記紀の旋頭歌」 梅光女大『日本文学研究』12昭51・11 324 ひにくる 皮肉 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 324 ひねもす 終日 阪倉篤義 「〈しみら〉と〈すがら〉」 『万葉』41昭36・10 前田富祺 「ヒネモスの語形変化」 『国語学研究』3昭38・6 324 ひねる 岩崎正枝 「特集・類義語の意味論的研究ひねる・ねじる」 『日本語研究』2昭54・7 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 324 ひのき 檜 宮南裕 『求軟文庫―漫話樹草譜4』 昭57私家版 324 ひのきしん 石崎正雄 「〈ひのきしん〉の周辺部の一般的意味―きしんとつちもち」 『やまと文化』51昭47・3 324 ひび 皹 佐藤亨 「〈アカギレ〉〈ヒビ〉の語史」 『修紅短期大学紀要』3昭45=『近世語彙の歴史的研究』昭55・10桜楓社 324 ひびき 響 赤羽学 「芭蕉における〈にほひ〉〈うつり〉〈ひびき〉」 『岡山大法文学部学術紀要』32昭47・3 安達隆一 「音的現象を表わす語彙の意味構造〈オト〉〈ネ〉〈コエ〉〈ヒビキ〉〈シラバ〉について」 『日本語学試論』1昭49・7 324 びびし 美美 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 324 ひひる 蚕蛾 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 324 ひふくめ 比比丘女 佐竹昭広 「〈子とら〉遊びの唱えごと」 『国語学』39昭34・12 324 びぶんせきぶん 微分積分 大矢真一 「〈微分積分〉という語の由来―用語から見て和算と西洋数学の比較」 『数学セミナー』6-2昭42・2 325 ひまご 曾孫 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 325 ひまな 暇 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 325 ひみこ 卑弥呼 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 325 ひみつ・ひみつす 秘密 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 325 ひめ 姫 肥後和男 「ヒコとヒメ」 『あんとろぽす』1-1昭21・7 325 ひめぎみ 姫君 長谷川成樹 「源氏物語の人物呼称―〈姫君〉について」 『日本文学論集』3昭54・3 325 ひも 紐 宗美枝 「BANDとひも」 『ことばの宇宙』3-8昭43・8 阿倍健二 「古代動詞〈一段型〉の特徴(附)玉の緒ばかり―〈緒〉と〈紐〉について」 『新潟大学国文学会誌』22昭54・1 325 ―をつく 著 吉田金彦 「万葉のことばと文学(20)紐を著く・紐絶ゆ・紐足す」 『短歌研究』35-5昭53・5 325 ―をむすぶ 結 吉田金彦 「万葉のことばと文学(19)紐を結ぶ・紐解く」 『短歌研究』35-4昭53・4 325 ひもじい 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 国田百合子 ⑪ 325 ひもたす 紐足 吉田金彦 「万葉のことばと文学(20)紐を著く・紐絶ゆ・紐足す」 『短歌研究』35-5昭53・5 325 ひもとく 紐解 吉田金彦 「万葉のことばと文学(19)紐を結ぶ・紐解く」 『短歌研究』35-4昭53・4 325 ひもときとけて 紐解放 長谷川信好 「〈紐解き放けて〉攷」 『梅光女子大文学部紀要国語国文』14昭52・12 325 ひもろぎ 神籬 吉田金彦 『古代日本語をさぐる』 昭54・6角川書店 325 ひやかし 冷 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 325 ひやかす 冷 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 池上秋彦 ⑩ 325 びゃく 白 池田弥三郎 「ことばのことばはく・びゃく」 『言語』7-5昭53・5 325 ヒヤシンス 矢島文夫 「文化史とことば(3)」 『言語』7-3昭53・3 325 ひやす 冷 平沢洋一 「特集・類義語の意味論的研究さます・ひやす・うめる」 『日本語研究』3昭55・10 325 びょう びやう 未央 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 325 ひょう 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 325 びょういん 病院 佐藤亨 「訳語〈病院〉の成立―その背景と定着過程」 『国語学』118昭54・9=『近世語彙の歴史的研究』昭55・10桜楓社 鈴木博 「〈病院〉は和製漢語か」 『国文学攷』86昭55・6 佐藤亨 「訳語研究の一視点―〈病院〉の成立をめぐって」 『文芸研究』100昭57・5 325 びょうがん 病眼 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 325 びょうがん 病雁 斎藤茂吉 「〈病雁〉と云ふ語について」 『アララギ』23-3昭5・3 325 ひょうげん 表現 青柳達雄 「〈表現〉―語誌ノート」 『解釈』24-2昭53・2 橋浦兵一 「透谷の〈表現〉と〈表顕〉およびその周辺」 『宮城教育大国語国文』10昭54・6 325 びょうご 病後 中島元徳 「予後は病後に非ず」 『アララギ』47-6昭29・6 上田三四二 「予後と病後」 『アララギ』47-7昭29・7 325 ひょうし 拍子 遠藤和夫 「拍子考」 『国学院雑誌』78-11昭52・11 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 325 びょうしょう 病証 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 325 びょうびょう 音誠一 「犬の鳴き声〈わんわん〉〈びょうびょう〉について」 『金沢大語学文学研究』7昭52・3 325 ひょっとすると 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 325 ひより 日和 山田孝雄 「日和考」 『国語学』2昭24・6 325 ひら 平 藤島範孝 「北海道と東北地方の地名関連について―地形地名〈ひら〉に関する研究」 『北海道駒沢大研究紀要』8昭49・3 326 ひら 比良 服部旦 「古事記〈比良〉語義考」 『大妻女子大文学部紀要』8昭51・3 326 ひらお ひらを 比羅夫 北条忠雄 「比羅夫はヒラヲ・思荷はオニなるべし」 『国語学会昭和55年秋季大会発表要旨』昭55・10 326 ひらく 開 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 326 ひらくち 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 326 ひらさか 比良坂 五十嵐三郎 「比良坂について」 『国語国文研究』15昭35・2 326 ひらたい 平 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 326 ひらに 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 326 ひり 和田芳恵 「〈しり〉と〈ひり〉―真筆版『たけくらべ』の振り仮名から」 『言語生活』75昭32・12 326 ひる・びる・ひひる・ひょーろ・ひびつ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 326 ひるがえって 翻 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 326 ひるよる 日夜 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 326 びれい 美麗 佐藤武義 「今昔物語集における類義語に関する一考察」 『国語学』91昭47・12 佐藤武義 「中世における類義語に関する一考察」 『文芸研究』72昭48・2 小峯和明 「今昔物語集の〈端正〉と〈美麗〉―美的語彙をめぐって」 『日本文学』26-9昭52・9 浅野敏彦 「漢語〈美麗〉について」 『解釈』24-2昭53・2 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 326 ひれのわかれ 領巾別 松永多恵子 「領巾の別れ」 『玉藻』3昭43・5 326 ひれふす →ちょうが(蝶臥) 326 ひれも 信巾裳 菊沢季生 「万葉集十六の竹取翁長歌(3791番)中の〈信巾裳〉と〈支屋所経〉の訓み方について」 『四国学院大学文化学会論集』14昭43・4 326 ひろい 広 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 326 ひろう 拾 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 326 ひろった 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 326 ひろう 疲労 湯沢幸吉郎 『国語論考』 昭15・2八雲書林=『湯沢幸吉郎著作集2』昭54・8勉誠社 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 上野勇 「疲労の方言」 『上州路』8-6昭56・6 326 びろう 尾籠 佐藤武義 「和製漢語の成立過程と展開―〈をこ〉から〈尾籠〉へ」 『文芸研究』65昭45・10 326 ひろがらせる・ひろげる 広 藤井正 「〈広げる〉と〈広がらせる〉」 山口大『研究論叢』20-1昭46・3 326 ひろし 広 蜂矢真郷 「対義語ヒロシ・セバシとその周辺」 『万葉』104昭55・7 326 びわ 枇杷 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 326 びん 瓶 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 326 ひんいん 貧院 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 326 びんじょ 便女 →びじょ(美女) 326 びんなし 無便 青島徹 「びんなし」 『国文学解釈と鑑賞』24-12昭34・10 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 326 ひんひん 橋本進吉 「駒のいななき」 『国文学叢話』昭19・11日本文学報国会=『国語音韻の研究』昭25・8岩波書店 亀井孝 「お馬ひんひん」 『国語国文研究』15昭35・2 326 びんぼう・ひんぼく 貧乏 湯沢幸吉郎 『国語学論集』 昭45・2八雲書林=『湯沢幸吉郎著作集2』昭54・8勉誠社 福島邦道 「貧乏考」 『言語と文芸』65昭44・7 326 ひんわ 古川久 「狂言詞集(はしらどり~ひんわ…)」 『東京女子大学論集』7-2昭32・3 327 ふ 符・運 松本宙 ④ 327 ふ 冨 富田久 「富と冨」 『カナノヒカリ』643昭51・3 327 ふ 助動詞 吉田金彦 「上代語における〈ふ〉〈なふ〉の取り扱いについて」 『国語学』90昭47・9 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 後藤和彦 「上代語の助動詞〈ゆ・しむ・す・ふ〉の働きについて」 『奈良女子大研究年報』17昭49・3 327 ふ 不 接頭語 小杉商一 「打消の接頭辞〈不〉について」 『日本文学論研究』21昭37・6 野村雅昭 「否定の接頭語〈無・不・未・非〉の用法」 『ことばの研究4』昭48・12秀英出版 須山名保子 「接辞〈不〉〈無〉をめぐって」 『学習院大国語国文学会誌』17昭49・4 相原林司 「接辞〈不〉と〈無〉の使い分けに関する一考察」 『外国人と日本語』5昭55・3 327 ぶ 部 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 327 ぶ 接尾語 東辻保和 「動詞構成接尾辞ブ・ムの研究―今昔物語集を中心として」 『高知大学学術研究報告人文』19昭46・3 東辻保和 「接尾辞〈がる〉〈ぶ・む〉の語彙論的考察」 『国語学』90昭47・9 東辻保和 「接尾辞〈がる〉〈ぶ・む〉の対立―その意義論的考察」 『国文学攷』64昭49・6 関一雄 「接尾語〈ぶ〉〈む〉・〈めく〉〈だつ〉〈がる〉の消長(1)平安時代仮名文学の用例を中心に」 『山口大学文学会志』30昭54・11 関一雄 「接尾語〈ぶ〉〈む〉・〈めく〉〈だつ〉〈がる〉の消長(2)平安時代仮名文学の用例を中心に」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 327 ぶあつい 分厚 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 327 フアン 井口虎一郎 「ファンかフアンか」 『新聞研究』87昭33・10 327 フィーバー 小泉保 「特集・百万人の言語学〈フィーバー〉は日本語?音素と音素目録」 『言語』8-5昭54・5 327 ―する 稲垣文男 「ことばは生きている流行語昭和史(27)フィーバーする」 『放送文化』33-11昭53・11 327 フィーリング 中村保男 「類義語・多義語(15)feelingを中心として」 『翻訳の世界』5-2昭55・2 327 ふいご 鞴 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 327 ふいに 不意 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 327 フィルター 「〈フィルター〉〈キンメシ〉〈南京虫〉」 『知性』昭29・10 327 ふう 風 宮本忠雄 「ことばのことば風(ふう)と風人(ふうじん)」 『言語』10-10昭56・10 327 ぷう 戸田吉郎 「プウ・スウ・トン・スウことば風土記」 『言語生活』32昭29・5 327 ふううどうしゅう 風雨同舟 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 327 ぶうきゃ 太田省三 「〈ぶうきゃ〉と〈来よんなる〉」 『言語生活』54昭31・3 327 ふうけい 風景 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 327 ふうこう 風候・風俟 →かぜまちて 327 ふうじん 風人 宮本忠雄 「ことばのことば風(ふう)と風人(ふうじん)」 『言語』10-10昭56・10 327 ふうてん 瘋癲 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 327 ふうふ 夫婦 慶野正次 「(大系〉ところどころ(6)〈妹背〉と〈夫婦〉」 『解釈』17-2昭46・2 327 ふうりゅう 風流 岡崎義恵 「愛と風流(一―三)」 『文学』14-345昭21・345 岡崎義恵 『風流の思想 上下』 『日本芸術思潮2』昭22・11岩波書店 小川環樹 「風流の語義の変化」 『国語国文』20-8昭26・11 遠藤嘉基 『訓点資料と訓点語の研究』 昭27・3中央図書 岡松和夫 「〈風流〉の語義についての覚え書」 『古典と現代』32昭45・5 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 惣郷正明 『辞書とことば』 昭57・7南雲堂 327 ふえき 不易 久松潜一 「古典と言葉―不易と流行」 『日本語』6-2昭41・2 328 フェミニスト 三宅鴻 「外来語のずれ(1)~(9)」 『英語青年』116-4~12昭45・4~12 328 ふえる 増 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 中村正裕 「特集・類義語の意味論的研究ふえる・ます」 『日本語研究』2昭54・7 328 ぶえん 無塩 佐藤亨 ⑤ 328 ふかい・ふかし 深 宮地敦子 「対義語とその周辺〈深し〉と〈浅し〉・〈高し〉と〈深し〉」 『国語国文』46-5昭52・5=『身心語彙の史的研究』昭54・11明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 斎藤倫明 「形容詞語幹とその合成語―現代語〈深〉〈浅〉を例として」 『国語学会秋季大会発表要旨』昭54・10 斎藤倫明 「形態素〈深―〉〈浅―〉とその合成語」 『国語学研究』19昭54・12 328 ふかいしすう 不快指数 飯沢匡・臼井吉見・浦松佐美太郎 「不快指数と実力者」 『週刊朝日』昭36・8・11 坪井忠二 「不快指数」 『言語生活』121昭36・10 328 ふかく 不覚 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 328 ふかくじつせいのじだい 不確実性時代 稲垣文男 「ことばは生きている流行語昭和史(24)」 『放送文化』33-8昭53・8 328 ふかしもんごめ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 328 ふかめて 深目手 長野照子 「〈深目手〉考」 『梅花女子大学文学部紀要』4昭42・12 328 ふきすさむ 吹荒 山口明穂 「〈降りすさむ〉〈吹きすさむ〉について」 『国語研究室』1昭38・1 328 ふきのとう 蕗薹 上野勇 「ふきのとうの方言」 『上州路』7-2昭55・2 328 ふきょう 不孝 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 328 ふく 吹 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 328 ふく 拭 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 328 ふぐ 河豚 室山敏昭 ⑧ 328 ふくさ 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 328 ふぐし 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 328 ふくぞう 覆蔵・腹蔵 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 328 ふくたち 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 328 ふくとう 〓 佐藤亨 ⑤ 328 ぶくなおしのおんぞ ぶくなほしのおんぞ 服直御衣 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 328 ふくびき 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 328 ふくむ 含 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 328 ふくめる 含 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 328 ふくよか 脹 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 328 ふくら 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 328 ふくらか 脹 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 328 ふくらはぎ 脹脛 馬瀬良雄 ⑧ 328 ふくらむ 脹 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 328 ふくりん 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 328 ふくれる 脹 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 328 ふくろ 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 328 ふくろ 袋 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 328 ふくろ・ふくろう 梟 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 福本和夫 『私の辞書論』 昭52・9河出書房新社 329 ふくろそう 中村浩 『植物名の由来』 昭55・7東京書籍 329 ふけ 雲脂 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 柳田国男 「あたまを搔きつつ―雲脂(フケ)の方言(ウロ)と各地の方言」 『言語生活』10昭27・7 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 329 ふこう 不合 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 329 ふさ 房 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 329 ふさがる・ふさぐ 閉 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 加藤和夫 「特集・類義語の意味論的研究しめる・しまる・とじる・ふさぐ・ふさがる・とざす」 『日本語研究』1昭53・3 329 ふざける 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 329 ふさたおり ふさたをり 捄手折 竹岡正夫 「〈捄手折〉考」 『万葉』8昭28・7 329 ふじ 藤 中平解 「葛と藤(1)(2)(3)―カ行とハ行」 『民間伝承』19-9、20-23昭30・9、31-23 宮南裕 『求軟文庫―漫話樹草譜(1)』 昭55・4私家版 329 ぶし 附子 曳野宏 「附子の薬物文化史」 出版科学総合研究所編『附子の研究2』昭56・11 329 ふじがね 井手今滋 「ふじがね・ふじのね」 『しがらみ草紙』48 329 ふじがみ ふぢがみ 藤神 笹谷良造 「葛神と藤神と」 『日本民俗学』5-1昭32・6 329 ふしぎ 不思議 谷垣伊太雄 「太平記における〈不思義〉の一解釈〈西源院本〉を中心として」 『解釈』19-10昭48・10 浅野敏彦 「漢語の類義語―奇怪・奇特・奇異・不思議」 『同志社国文学』12昭52・3 十束順子 「太平記にあらわれた〈不思議〉の語に関する考察」 『緑岡詞杯』6昭57・3 329 ふしくさ 伏草 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 329 ふしてしぬとも 伏以死 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 329 ふじな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 329 ふじのね 井手今滋 「ふじがね・ふじのね」 『しがらみ草紙』48 329 ふじゆう 不自由 佐藤亨 ⑩ 329 ふじゅうぶん 不十分 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 329 ふしょう 不請・不承 橋本進吉 『キリシタン教義の研究』 昭36・3岩波書店 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 貴志正造 「方丈記〈不請〉の解」 『国学院雑誌』78-2昭52・2 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 329 ふしょう ふしやう 府生・府掌 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究正篇・続編』 昭37・9、48・11風間書房 329 ふしょうあみだぶつ 不請阿弥陀仏 小島恵美子 「〈不請阿弥陀仏〉(方丈記)の意味」 『香椎潟』15昭44・9 329 ふしん 普請 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 329 ふじん 婦人 塩沢美代子 「女・女子・女性・婦人」 『言語生活』261昭48・6 329 ふしんがみ 不審紙 藤川助三 「不審紙」 『言語生活』163昭40・4 329 ふすべ 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 329 ふすま 襖障子 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 斎賀秀夫・佐藤亮一編 『学研版日本方言地図1方言の分布』 昭55・4学習研究社 329 ふすまぢをひくてのやま 衾道引手山 橋本四郎 「衾道を引手の山」 関西大『国文学』52昭50・9 329 ふせ 布施 武井哲応 『仏教のことば』 昭53・10日本放送出版協会 329 ふそう 扶桑 加藤常賢 「扶桑の語源について」 『史学雑誌』60-7昭26・7 330 ふだい 譜第・譜代 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 330 ふたたび 再 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 330 ふたつ 二 「ことば百科〈ひとつ・ふたつ〉は幼児語か―消えゆく和語数詞」 『放送文化』37-1昭57・1 330 ふだん 普段 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 330 ふち 縁 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 330 ぶち 田中重太郎 「〈ぶち〉〈どろ〉」 『平安文学研究』16昭29・12 330 ふちかたまい 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 330 ぶちぬく 打抜 「品をおとすことば―どまんなか・ぶち抜く」 『ことば』11昭29・11 330 ぶつ 物 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 330 ぶつ 打 山田達也 「意義素研究ノート(1)叩く・打つ・なぐる・はる・ぶつ・ひっぱたく」 『名古屋市立大教養部紀要人文社会』15昭46・3 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 山本清隆 「特集・類義語の意味論的研究うつ・なぐる・ぶつ・たたく・はたく(はる・ひっぱたくなど)」 『日本語研究』4昭56・12 330 ふつう 普通 進藤咲子 「〈普通〉と〈通俗〉」 『近代語研究』6昭55・5=『明治時代語の研究』昭56・11明治書院 330 ぶつかる 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 木川行央 「特集・類義語の意味論的研究〈あてる・あたる〉と〈ぶつける・ぶつかる〉」 『日本語研究』1昭53・3 330 ふっき 富貴 沼本克明 「〈フッキ(富貴)〉をめぐって」 『鎌倉時代語研究』4昭56・5武蔵野書院 330 ぶっきょう 物狂 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 330 ぶつける 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 木川行央 「特集・類義語の意味論的研究〈あてる・あたる〉と〈ぶつける・ぶつかる〉」 『日本語研究』1昭53・3 330 ぶっけん 物件 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 330 ぶっそう 物忽 佐藤喜代治 「漢語存疑」 『山田孝雄追憶史学語学論文集』昭37・11宝文館 330 ぶっそう 物騒 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 330 ふっている 降 瀬戸口俊治 「特集・瀬戸内海言語図巻への歩み瀬戸内海域言語地図〈雪が降っている〉について」 『方言研究年報』14昭47・1 330 ぶつり 物理 鈴木修次 『文明のことば』 昭56・3文化評論出版 330 ふでくさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 330 ふでばな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 330 ふと 不図 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 河原崎幹夫 「副詞の導入の具体的研究(5)ふと」 『日本語学校論集』6昭54・3 330 ふと 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 330 ふとい・ふとし 太 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 慶野正次 『形容詞の研究』 昭51・9笠間書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 330 ぶとう 無道 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 330 ぶどう 葡萄 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 330 ふとうじん 不当人・不道人 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 330 ふとうちんか 不等沈下 モモセ・チヒロ 「不等沈下」 『カナノヒカリ』631昭50・3 331 ふとしく 慶野正次 「〈ゑひもせず〉と〈ふとしく〉」 『解釈』19-11昭48・11 331 ふとん 蒲団 佐藤喜代治 ③ 331 ふなあげば 舟揚場 永江秀雄 「〈魚〉と〈舟揚場〉の方言」 『若越郷土研究』2-6昭32・9 331 ふなねずみ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 331 ふなま 船間 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 331 ふなめ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 331 ふね 船 新村出 「船に関する二、三の名称(日鮮両語にわたる〈船〉という単語について)」 『芸文』19・6昭3・6 池宮正治 「おもろの船三題」 『琉球大学教養学部紀要』23-1昭54・12 志津田藤四郎 「〈フネ〉という名の由来」 『佐賀竜谷短大紀要』28昭57・2 331 ふねなるきみはやどりぬしまに 舟公宣奴島爾 加藤順三 「〈舟公宣奴島爾〉私解」 『国語国文』10-8昭15・8 331 ふのうはん 不能犯 別役実 「犯罪のことば(20)不能犯」 『三省堂ぶっくれっと』24昭55・1 331 ふはい 腐敗 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 331 ふひき 福引 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 331 ふへん 不辨 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 331 ぶへん 武篇 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 331 ふぼ 父母 中本正智 「親族語彙〈父母〉〈祖父母〉について―琉球における比較方言学的考察」 『都大論究』15昭53・3 →ちちはは 331 ふみ 文 上野力 「江戸川柳と〈文(フミ)〉」 『国文瀬名』3昭57・6」 331 ふみかえされて ふみかへされて 句 関守次男 「歌ことば〈ふみかへされて〉の解釈」 『国語国文』38-10昭44・10 331 ふみかえす ふみかへす 踏返 佐藤喜代治 「国語学の展望―語彙・意味」 『国語学』81昭45・6 331 ふみこえば →ぬさこさば 331 ふみわく 踏 石田穣二 「〈踏みわく〉の歌語のことならびに〈わく〉のこと―源氏物語の用語」 『王朝文学』5昭36・2 331 ふむ 踏 木川行央 「特集・類義語の意味論的研究ける・ふむ」 『日本語研究』4昭56・12 331 ふやす 増 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 331 ふゆ 不輸 坂本賞三 「日本文化史の窓21〈不輸〉とは何か」 『月刊百科』228昭56・10 331 ふゆこもり・ふゆごもる 冬籠 神尾暢子 「伝統用語の語性転換―〈冬こもり〉から〈冬ごもる〉へ」 大阪教育大『学大国文』19昭51・2 331 ぶよ 蚋 馬瀬良雄 「長野県のことば(8)同音衝突と方言分布(3)カとブヨ」 『日本の屋根』22-8昭56・8 馬瀬良雄 ⑧ 331 ふらい・ふらで 石綿敏雄 「〈ふらで〉と〈ふらい〉」 『日本国語大辞典ことばのまど』8昭49・3 331 ぶらつく 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 331 フラフ 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 331 ブランコ 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 331 フランス 西浦英之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 331 ぶり 鰤 川本栄一郎 「青森県における〈鰤〉の成長段階名」 『弘前大文経論叢』17-3昭57・3 331 ぶり 振 古川緑波 「ブリとプリ」 『言語生活』29昭29・2 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 331 ぷり 古川緑波 「ブリとプリ」 『言語生活』29昭29・2 331 フリーランサー 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 331 ぶりおどし 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 332 ふりかかりしずまって ―しづまつて 句 鎌田広夫 「天草本平家物語と武士言葉〈ふりかかりしづまって〉のことなど」 『山形県立米沢女子短大紀要』15昭55・12 332 ふりすさむ 降荒 山口明穂 「〈降りすさむ〉〈吹きすさむ〉について」 『国語研究室』1昭38・1 332 ふりそうだ ふりさうだ 降 松尾捨治郎 『国語論叢』 昭18・12井田書店 332 ふりのきゃく 振客 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 332 ふりはえ ふりはへ 振延 木之下正雄 「ふりはへ」 『国文学解釈と鑑賞』24-22昭34・10 332 ふりましょう 降 菅野謙 「どう違うか〈降るでしょう〉と〈降りましょう〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 332 ふる 布留 地名 和田嘉寿男 「万葉布留―その地名表現の問題」 『万葉』1昭46・3 332 ふる 降 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 332 ふる 振 岩崎宏子 「特集・類義語の意味論的研究ふる・ゆする」 『日本語研究』5昭57・12 332 ぶる 接尾語 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 332 ふるい 古 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 332 ブルーライト 三宅鴻 「外来語のずれ(1)~(9)」 『英語青年』116-4~12昭45・4~12 332 ふるき 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 332 ふるくさい 古臭 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 332 ふること 古語 柳田国男 『伝説』 昭15・9岩波書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 藤井貞和 「フルコト考―古語拾遺など」 『東京学芸大紀要人文』33昭57・2 332 ふるさと 古里・故郷 桐原徳重 「〈ふるさと〉の語義について―辞書・注釈書類の処置への疑問」 『常葉女子短大紀要』1昭43・11 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 桐原徳重 「『夜明け前』の〈ふるさと〉〈故郷〉について」 『常葉女子短大紀要』6昭49・3 332 ふるしい 鳥居裕美・鈴木博 「蒙求抄の先抄本の用語についての小考―セイジ・セド京上・フルシイ・ギャウドウノ下入」 『滋賀大国文』19昭56・10 332 ふるそうだ ふるさうだ 降 松尾捨治郎 『国語論叢』 昭18・12井田書店 332 ふるそま 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 332 ふるでしょう 降 菅野謙 「どう違うか〈降るでしょう〉と〈降りましょう〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 332 ふるまい 振舞 遠藤好英 ⑨ 332 ふるめかし 古 重松紀彦 「源氏物語における〈古めかし〉について」 『源氏こぼれ草』15昭55・3源氏物語読書会 332 ぶれい 無礼 来田隆 「否定辞〈無〉を冠する漢語の音と意味―〈無礼〉の音の変遷をめぐって」 『鎌倉時代語研究』4昭56・5 332 プレー マックレイン松岡陽子 「意味の狭さと広さ―PLAYと遊ぶ」 『言語生活』288昭50・9 332 プレッシャーをかける 句 村木新次郎 「外来語と機能動詞―〈クレームをつける〉〈プレッシャーをかける〉などの表現をめぐって」 『武蔵大人文学会雑誌』13-4昭57・3 332 ふれる 触 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 粂井和幸 「特集・類義語の意味論的研究さわる・ふれる・接する・接触する」 『日本語研究』1昭53・3 332 ふろ 風呂 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 332 ふろしき 風呂敷 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 332 プロテスタント 石井久雄 「和語・漢語のはざまで」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 332 ふわい 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 333 ふん 分 日野開三郎 「〈倍〉と〈分〉」 『純真女子短大紀要』1昭34・3 333 ふん 感動詞 鈴木敏幸 「鷗外と漱石の感動詞〈ふん〉と〈うん〉」 『文学と教育』2昭56・12 333 ぶんか 文化 唐木順三 「文化という言葉」 『言語生活』4昭26・1 「続・文化とは文化―その語源的考察(2)」 『美をもとめて』13-14昭51・9 鈴木修次 『文明のことば』 昭56・3文化評論出版 333 ぶんがく 文学 大野透 「〈文学〉なる語をめぐって―翻訳語の再検討」 『精華女子短大紀要』8昭55・3 鈴木修次 『文明とことば』 昭56・3文化評論出版 永嶋大典 ⑥ 横井博 ⑪ 333 ぶんげい 文芸 横井博 ⑪ 333 ぶんけん 文献 平沢東貫 「〈文献〉考」 『山形女子短期大学紀要』1昭42・3 333 ぶんこ 文庫 新村出 「語源をさぐる2」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 333 ぶんざい 分斉・分際 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 333 ぶんしょう 文章 「〈あいまい〉なわけ―〈はなし〉と〈文章〉との違い」 『ことば』昭28・9 横井博 ⑪ 333 ぶんじん 文人 小西甚一 「文人とは何か」 『言語と文芸』9-2昭42・3 333 ぶんせき 分析 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 333 ふんど・ふんぬ 憤怒 梶原滉太郎 「ことばの相談室〈憤怒〉は〈ふんど〉か〈ふんぬ〉か」 『言語生活』297昭51・6 333 ぶんにならるる 分 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 333 ぶんぷ 文布 豊田八千代 「文布考」 『国学院雑誌』42-12昭11・12 333 ぶんべん 分娩 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 333 ぶんぽう 文法 佐藤亨 「〈文法〉の語誌」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社=『近世語彙の歴史的研究』昭55・10桜楓社 333 ぶんみゃく 文脈 平林文雄 ⑪ 333 ぶんめい 文明 鈴木修次 『文明のことば』 昭56・3文化評論出版 333 ぶんり 文理 平林文雄 ⑪ 333 ぶんれつ 分裂 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 333 へ 倍 漆原直道 「万葉集における〈倍〉の仮名について」 『高知大国文』1昭45・7 333 へ 助詞 斎藤秀一 「助詞のサとエ―山形県東田川郡山添村の方言」 『国語研究(仙台)』8-9昭15・9 石垣謙二 「助詞〈へ〉の通時的考察」 『文学』10-10昭17・10 青木伶子 「移動性動作の目標を示す助詞〈へ〉について」 お茶の水女子大『国文』2昭29・6 杉井鈴子 「助詞〈へ〉の成立」 『国語学』19昭29・12 石垣謙二 『助詞の歴史的研究』 昭30・11岩波書店 青木伶子 「〈へ〉と〈に〉の消長」 『国語学』24昭31・3 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 中川浩文 「助詞〈へ〉の性格の再検討―その成立の問題にふれて」 『女子大国文』15昭34・10 此島正年 「源氏物語における助詞〈へ〉」 『国学院雑誌』61-7昭35・7 青木伶子 「どう違うか―ニとヘ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 佐治圭三 「〈席につく〉と〈席へつく〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 広浜文雄 「格助詞を・に・へ・と〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 中沢政雄 「現代国語学(7)本の忘れた人(10)助詞〈へ〉と〈に〉の混同」 『国語教育科学』7-14昭42・14 藤井順子 「格助詞〈に〉と〈へ〉の用法―上方浄瑠璃における作者の表現意識」 『国語と教育』3昭43・7 原口裕 「近代の文章に見える助詞〈へ〉」 『北九州大学文学部紀要』4昭44・3 原口裕 「〈に〉と〈へ〉の混用―近世初頭九州関係資料の場合」 『福田良輔教授退官記念論文集』昭44・10 松尾拾 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞を・に・へ・と」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 岩井俊道 「京ヘ筑紫ニ坂東サ」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 臼倉尉恵 「源氏物語における助詞〈へ〉について」 『東大寺学園中学校高等学校研究紀要』1昭50・3 鈴木敦子 「助詞〈に〉〈へ〉〈まで〉―受付のアナウンスから」 横浜研修センター日本語班『研修』175昭50・9 嘉山秀夫 「日本語学習指導に於ける目的語につく助詞〈を〉〈に〉〈へ〉の扱い方」 『大東文化大紀要人文』16昭53・3 杉井鈴子 「助詞〈へ〉の成立」 『日本の言語学5』昭54・1大修館 靏岡昭夫 「近代口語文章語における〈へ〉と〈に〉の地域差―〈行く〉と〈来る〉について」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 田浦真喜子 「教科書における格助詞〈へ〉と〈に〉の用例の考察」 九州女子大・短大『語学と文学』11昭56・3 靏岡昭夫 「助詞〈へ〉と〈に〉との使い分けの一考察―漱石『坊っちゃん』と鷗外『雁』とを比較して」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 五島和代 「源氏物語〈へ〉の異文と国語史」 『香椎潟』27昭57・3 334 べ 辺 久島茂 「ミ(廻)からビ(傍)へ―べ(辺)との交渉」 『国語学研究と資料』6昭57・7 334 べ 細谷則理 「秋田方言の〈べ〉」 『方言と土俗』昭5・12 334 べい・べえ 助動詞 橘正一 「関東ベイ」 『コトバ』昭12・6 鈴木安信 「べえ・吉書・語ゐ(上)―福島県に於ける一部の方言」 『国語研究』18-23 谷島彦三郎 「べえべえ言葉の語法」 『国語教育』17-10 飯豊毅一 「方言の分布―推量表現〈…べー〉について」 『相模女子大紀要』13昭37・10 飯豊毅一 「意志推量を表わす〈べー〉について(1)―福島県における」 『試論』6・7昭37・12 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 高松政雄 「〈べい〉攷」 『国語国文』38-7昭44・7 竹内好徳 『ことば随想』 昭49・8海峡の会 金田弘 「洞門抄物と助動詞べい(研究発表と討論要旨)」 『都立大方言学会会報』81昭53・4 金田弘 「助動詞ベイと洞門抄物」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 土屋信一 「江戸語資料としての式亭三馬滑稽本―助動詞〈べい〉の使用を中心に」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7 →いいべ・ないべ 334 へいき 平気 佐藤亨 ⑪ 334 へいきのへいざ 平気平左 佐藤亨 ⑪ 334 へいこう 閉口 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 佐藤亨 ⑪ 334 べいこく 米国 荒尾禎秀 ⑪ 334 へいしょくにおよびて 秉燭及 峰岸明 「〈秉燭に及びて〉小考」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 334 へいたい 有本治郎 「語法三題―あざみの歌考・微妙な日本語考・ヘイタイ考」 『秩父教育』74昭53・3 334 へいたんな 平坦 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 334 へいぼん 平凡 橋浦兵一 ⑥ 334 へうす 冨倉二郎 「平家物語ところどころ」 『国語国文』8-5昭13・5 334 へえ 水谷憲司 「〈ヘェ〉のニュアンスことば風土記」 『言語生話』39昭29・12 334 べー →べい 334 へーさらぱーさら 矢島文夫 「文化史とことば(5)へーさらぱーさら」 『言語』7-5昭53・5 334 ページ 頁 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 334 へおいびくに 屁負比丘尼 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 334 べからず 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 大野透 「ベシ・ベカラズ・マシジ・マジについて」 『国語学』25昭31・7 小林賢次 「院政・鎌倉時代におけるジ・マジ・ベカラズ」 『言語と文芸』84昭52・6 小林賢次 「院政・鎌倉時代における否定推量・否定意志の表現―ジ・マジ・ベカラズの周辺」 『香川大教育学部研究報告』1-43昭52・10 334 べき 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 →べし 335 へきこ 〓〓 浮田章一 「〓〓・鳰の俚言考」 『女子聖学院短大紀要』10昭53・3 335 べく 小倉肇 「助詞〈がに〉の史的変遷―〈がね〉〈べく〉との交渉をめぐって」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 335 へぐろ 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 335 ぺけ てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 335 べこ 牛 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 335 べこのつのつき 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 335 へこむ 凹 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 粂井和幸 「特集・類義語の意味論的研究くぼむ・へこむ・ひっこむ」 『日本語研究』2昭54・7 335 べし 助動詞 新名登 「〈べし〉の二十二種」 『国語教育』11-8大15・8 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 橋本四郎 「ベシ・マジの接続面の混乱」 『国語学』22昭30・9 大野透 「ベシ・ベカラズ・マシジ・マジについて」 『国語学』25昭31・7 塚原鉄雄 「推量の助動詞―その国語史的考察」 『国語国文』26-7昭32・7 福島邦道 「いわゆる推量の助動詞―〈べし〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 大塚光信 「ベシとマシ」 『国語国文』29-7昭35・7 中田祝夫 「解釈文法雑筆(1)~(3)―苔の細道を踏み分けて〈べし〉と〈まじ〉およびその〈裏〉と〈表〉」 『言語と文芸』5-3~5昭38・5~9」 大野晋 「推量の助動詞じ・む・らむ・らし・めり・べし」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 鶴久 「万葉集における〈可〉〈応〉字の用法」 『万葉』50昭39・1 桜井光昭 「推量の助動詞―べし〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 石田肇 「助動詞〈べし〉の考察」 『滋賀大国文』4昭42・3 佐伯哲夫 「特集・日本語の助動詞の役割推量(らし・まし・べし・めり)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 鈴木丹士郎 「〈べし〉と〈まじ〉の接続―文語史上の一問題として」 『専修大人文科学研究所月報』6昭43・11 阪倉篤義 「〈べし〉〈らし〉〈らむ〉〈けむ〉について」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 中西宇一 「〈べし〉の推定性―様相と推定と意志」 『万葉』71昭44・7 中西宇一 「〈べし〉の意味―様相的推定と論理的推定」 『月刊文法』2-2昭44・12 橋本研一 「〈つべし〉と〈べし〉の原義」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂 佐田智明 「あゆひ抄における〈べし〉の里言をめぐって」 『北九州大学文学部紀要』7昭46・12 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 片貝幸恵 「現代語における〈べし〉の諸相―文学作品の中に現われた〈べし〉(1)亀井勝一郎『大和古寺風物誌』から」 『緑聖文芸』4昭48・3 武井喜代子 「現代語における〈べし〉の諸相―文学作品の中に現われた〈べし〉(2)夏目漱石『吾輩は猫である』から」 『緑聖文芸』4昭48・3 渡辺美津子 「現代語における〈べし〉の諸相―文学作品の中に現われた〈べし〉(3)文学作品中の〈べし〉の使用傾向」 『緑聖文芸』4昭48・3 人見厚子ほか 「現代語における〈べし〉の諸相―新聞の中に現われた〈べし〉(4)新聞における〈べし〉の使用傾向一覧表」 『緑聖文芸』4昭48・3 野沢君代 「現代語における〈べし〉の諸相―新聞の中に現われた〈べし〉(5)接続からみた〈べし〉の特徴」 『緑聖文芸』4昭48・3 木村紀子・猪狩政枝 「現代語における〈べし〉の諸相―新聞の中に現われた〈べし〉(6)意味の考察」 『緑聖文芸』4昭48・3 稲益保寿 「〈べし〉の意味の相関について―万葉集を中心にして」 『薩摩路』18昭49・3 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 中西宇一 「〈べし〉の意味―様相的推定と論理的推定」 『論集日本語研究7』昭54・2有精堂 阪倉篤義 「〈べし〉〈らし〉〈らむ〉〈けむ〉について」 『論集日本語研究7』昭54・2有精堂 坂口和吉 「助動詞の意味―〈べし〉をめぐって」 『山辺道』23昭54・3 島正三 「日本古農書における〈べし〉系の用語」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 橋本研一 「〈べし〉における可能の意味―〈可能〉の意味史序説」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 336 へじごろ へぢごろ 柳田国男 『一目小僧その他』 昭9・7小山書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 336 べした 渡辺信八郎 「〈べした〉という方言」 『山形方言』11昭49・3 336 べしともおぼえず 句 小林賢次 「〈ベシトモ覚エズ〉考」 『香川大国文研究』2昭52・9 336 へそ 臍・蔕 米川明彦 ⑪ 336 へそかた 綜麻形 山田孝雄 『万葉集考叢』 昭30・5宝文館 336 へそくり 臍繰 向山雅重 「へそくり―信州伊那地方の事例」 『信濃』昭31・7 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 336 へた 辺・端 阪倉篤義 『語構成の研究』 昭43・1角川書店 336 へたい 下手 陣内正敬 「新方言〈下手い〉について―福岡市方言の形容詞活用」 『九大言語学研究室報告』3昭57・3 336 へだてる 隔 宮脇義臣 「〈隔〉といふ動詞につきて」 『あさみどり』134 336 へたばる 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 336 べたまつ 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 336 べち 別 金田一春彦 「平家語釈僻案抄」 『名大国語国文学』2昭34・6 下村泰子 「コリャード刊懺悔録・日本文典の用語の地域性―〈別〉という語の表記から考察する」 『高知女子大国文』4昭43・6 遠藤好英 「平安時代の記録体の文章の性格―〈別〉をめぐって(研究発表要旨)」 『国語学』82昭45・9 遠藤好英 「平安時代の記録体の文章の性格―〈別〉を含む語彙をめぐって」 『日本文学ノート』7昭47・2 遠藤好英 「今昔物語集における〈別〉の用法―その文章史的考察」 『宮城学院女子大学研究論文集』41昭48・3 遠藤好英 「記録体の文章における連体格の〈別〉―その読みと性格」 『国語学研究』12昭48・3 遠藤好英 「平安時代の記録体の文章の性格とその変遷―〈別〉字の用法を通じて」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 336 へちま 絲瓜 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 336 べつ 別 →べち 336 へつくり 贄造 蔵中スミ 「〈へつくり〉(曾称好忠集語彙考証1)―へつくりか垣ねの雪をよそ人はつるの上けと思ふらんやそ」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭50・3前田書店 336 べつだん 別段 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 336 ぺっちり 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 336 ベット・ベッド 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 坂梨隆三 「ベッドとベット」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 336 べつに 別 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 336 べつの 別 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 336 へつひ 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 336 べっぴん 別品・別嬪 石井久雄 ⑪ 336 へつらう 謟 前田富祺 ⑪ 336 へど 宮良当壮 「おくび(噯気・げっぷ・へど)の語源」 『教育手帳』50昭30・3 336 べとべとさん 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 336 へどろ 岩淵悦太郎 「〈へどろ〉と〈田園の憂鬱〉」 『群像』27-12昭47・12 柳父章 「おふ・ぶりんとヘドロの語源」 『月刊百科』125昭48・2 久世喜男 『新聞と日本語―話題のことばとその成り立ち』 昭48・4朝日新聞社 見坊豪紀 『ことばのくずかご』 昭54・8筑摩書房 松井栄一 『国語辞典にない言葉』 昭58・4南雲堂 337 へなかべ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 337 べにたけ 相坂一成 「べにたけ考」 石川県高校国語研究会『国語研究』5昭43・2 337 へのじなり 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書店 337 へばりごち 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 337 へび 蛇 伊波普猷 「蛇に関する方言」 『方言』3-12昭8・12 橘正一 「蛇の全国方言」 『国語研究(仙台)』3-2昭10・2 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 水原秋桜子 「亀・蛇・上竜」 『小説新潮』4-9昭25・9 坪井忠二 「蛇の話」 『言語生活』126昭37・3 長田夏樹 「東雅臆度抄(1)蛇と亀」 『水門』2昭38・9 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 佐藤暢男 「兵庫県北西但馬語彙について―蛇・蝮・とぐろ・かまくび」 『郷言』8昭47・12 田村宏 「蛇名考」 『金沢大学国語国文』5昭51・5 広戸惇 「蛇の系譜」 『日本方言研究会第23回研究発表会発表原稿集』昭51・11日本方言研究会 広戸惇 「続・蛇の系譜」 『京都家政短大研究紀要』16昭52・12 丹羽一弥 「三重紀南方言〈蛇〉の分布」 『同朋大学論叢』4445昭56・6 広戸惇 ⑪ 337 へびいちご 蛇苺 上野勇 「へびいちごの方言」 『上州路』8-3昭56・3 337 へびのろうそく 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 337 べべこ 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 337 へぼっちょ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 337 べみ 橘守部 「めり・べら・べみの本義」 『明治歌林』51 337 べら 橘守部 「めり・べら・べみの本義」 『明治歌林』51 337 へらす 減 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 337 べらっこ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 337 べらなり 助動詞 宮田和一郎 「〈べらなり〉について」 『国語国文』5-12昭10・12 遠藤嘉基 『訓点資料と訓点語の研究』 昭27・3中央図書 安部秀子 「〈べらなり〉について」 『平安文学研究』12昭28・6 森野宗明 「ベラナリということば―位相上の問題を主として」 『国語学』40昭35・3 鈴木一男 「平安極初期点本所見の語法(1)―〈助動詞ずき・ずつ・べらなり・連体格これの〉用例補遺」 『水門』4昭39・6 尾崎芳子 「あゆひ抄小考―〈べらなり〉をめぐって」 『女子大国文』44昭42・2 橘誠 「み・なくに・らむ・已然形+や・べらなり―文法による和歌へのアプローチ」 『月刊文法』1-4昭44・2 新川正美 「富士谷成章の歌語〈べらなり〉観―生態・継あゆひ・淵源」 『高校の言語教育』2-8昭49・8 蔵中スミ 「歌語〈べらなり〉の周辺―訓読語と歌語と」 『水門』11昭53・8 工藤重矩 「〈べらなり〉の和歌―古今後撰時代の場と表現」 『文献探究』6昭55・6 337 べらぼう 便乱坊・箆棒 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 337 ベランダ 村木新次郎 「伝達文化との交錯」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 337 べらんめえ 楳垣実 「べらんめえとそうどすか―江戸ことばと上方ことば」 『国文学解釈と鑑賞』28-15昭28・12 337 へり 縁 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 337 へりくだる 遜・謙 宮腰賢 『日本語の探検―動詞に見る日本的発想』 昭55・10PHP研究所 337 へる 経 『日本語の歴史5』 昭39・11平凡社 337 へる 減 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 337 ベルギー 西浦英之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 338 ヘルス・センター 石綿敏雄 「ことばの相談室ヘルス・センターは和製英語か」 『言語生活』287昭50・8 338 へん 変 佐竹昭広 「意味の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 338 へん 篇 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 338 へん 助動詞 楳垣実 「〈へん〉と〈やん〉―和歌山市方言の否定の助動詞」 『国語研究(仙台)』4-7昭4・7 水谷憲司 「京言葉の〈へん〉と大阪言葉の〈へん〉」 『言語生活』23昭28・8 山本俊治 「〈ン〉〈ヘン〉をめぐって―大阪方言における否定法」 『藤原与一先生古稀記念論集方言学論叢1方言研究の推進』昭56・6三省堂 338 へんか 変化 「国語史における変遷をどうとらえるか」 『シンポジウム日本語1』昭60・10学生社 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 338 ―する 堀場千鶴子 「特集・類義語の意味論的研究かわる・変化する・ぼける」 『日本語研究』2昭54・7 338 べんきょうする 勉強 峰村和江 「特集・類義語の意味論的研究〈教える・教わる〉と〈習う・学ぶ・勉強する」 『日本語研究』1昭53・3 338 へんごん 返言 佐藤宣男 ⑪ 338 へんし 片時 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 338 へんじ 返事・返辞 佐藤宣男 ⑪ 338 へんしゅう 編集 「放送用語としての〈編集〉及び〈編成〉について」 『放送資料』16昭39 338 へんせい 編成 「放送用語としての〈編集〉及び〈編成〉について」 『放送資料』16昭39 338 へんせん 変遷 「国語史における変遷をどうとらえるか」 『シンポジウム日本語1』昭50・10学生社 338 へんな 変 佐藤孝 「〈変な人〉と〈変わった人〉」 『日本語』5-5昭40・6 338 へんねしご 小林一男 「ヘンネシゴその他―続若狭湾沿岸の産育語彙」 『えちぜんわかさ』5昭53・7 338 ぺんぺん 池田弥三郎 「ことばのことばペンペン」 『言語』6-3昭52・3 338 ぺんぺんぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 338 べんほ 便補 坂本賞三 「日本文化史の窓21不輸とは何か」 『月刊百科』228昭56・10 338 ぽい 接尾語 国松昭 「接尾語ノート(1)」 『日本語と日本語教育』2昭45・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 松井栄一 『国語辞典にない語』 昭58・4南雲堂 338 ほいくえん 保育園 高橋巌 ⑪ 338 ほいくしょ 保育所 高橋巌 ⑪ 338 ほいと 乞食・陪堂 橘正一 「ホイト(乞食)考」 『外来語研究』2-1 花田二徳 「〈うるかす〉と〈ホイト〉」 『日本語』21-1昭56・1 338 ほう 河野亮 「コウ・コエ・ホウ・ホエ」 『言語生活』73昭32・10 338 ほう 方 福島邦道 「四方なる石」 『国語学』46昭36・9 池上禎造 「〈方〉字の合音用法」 『島田先生古稀記念国文学論集』昭35・3 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 338 ほう 豊 武田祐吉 「豊の考」 『文学研究』12昭30・12 338 ほう 榛 菊沢季生 「万葉集に見える〈榛〉に就て」 『国語研究(仙台)』6-11昭13・11 338 ほう 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 338 ぼう 坊 瀬川敏 「〈坊〉と〈ぼこ〉」 『言語生活』70昭32・7 田島毓堂 ⑪ 338 ぼう 棒 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 長沼弘毅 「冬窓雑談」 『言語生活』27昭28・12 338 ほうい 胞衣 渡辺友左 「俗信と俚言―胞衣とアライゴ」 『佐藤茂教授退官記念論集国語学』昭55・10桜楓社 339 ほうが…です 阿刀田稔 「〈動詞+ほうが…です〉における動詞形について」 『日本語教育研究』13昭51・8 339 ほうぐ 反故 安場元弘 ⑪ 339 ほうける 惚 遠藤邦基 ⑪ 339 ぼうけん 冒険 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 339 ほうご 反故 安場元弘 ⑪ 339 ほうし 法師 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 『日本語の歴史2』 昭38・12平凡社 339 ぼうし 防止 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・桜楓社 339 ほうしこ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 松村緑 「泣菫詩語〈法子児〉考」 『解釈』7-1昭36・1 339 ぼうじゃくぶじん 傍若無人 桜井欽一 「日本語漫歩(3)」 『日本語』10-1昭45・1 339 ほうしん 方針 佐藤亨 ⑩ 339 ほうじん 法人 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 339 ぼうず 坊主 田島毓堂 ⑪ 339 ほうせんか 鳳仙花 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 岡崎有鄰 「高知県における〈ホウセンカ〉の方言について」 『幡多方言』10昭35・9 339 ほうだい 傍題・放題 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 339 ほうちゃく 逢着 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 339 ほうちょうじる 飯島清枝 「ホウチョウジル考」 『言語生活』201昭43・6 339 ほうていしき 方程式 大矢真一 「数学用語の由来」 『ことばの宇宙』1-3昭41・8 339 ほうど 佐藤鶴吉 「浄瑠璃用語瑣言」 『国語国文』4-10昭9・10 339 ほうとう 餺飩 佐藤喜代治 「〈ほうとう〉〈はっと〉の話」 『日本国語大辞典ことばのまど』17昭50・9 339 ほうどうきょく 報道局 「〈報道局〉から〈ニュースセンター〉へ」 『放送文化』32-2昭52・2 339 ほうどし 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 339 ほうばい 朋輩 橋本進吉 『キリシタン教義の研究』 昭36・3岩波書店 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 339 ほうふくぜっとう 捧腹絶倒・抱腹絶倒 加藤康司 『辞書の話』 昭51・3中央公論社 339 ほうふつ 髣髴 佐伯梅友 「欝と髣髴」 『国語と国文学』19-11昭17・11 339 ―とさせる 土屋信一 「〈永平寺を参拝〉〈彷彿とさせる〉〈御飯をよそる〉は正しいか」 『言語生活』354昭56・6 339 ぼうぶら 南瓜 沢木幹栄 「物とことば」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 小林隆 ⑨ →かぼちゃ 339 ほうほう 這這 『シンポジウム日本語1』 昭50・10学生社 339 ほうほうこ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 339 ぼうぼうと 副詞 鈴木博 「オ段長音開合存疑例」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 339 ぼうめいしゃ 亡命者 大家重夫 「〈亡命者〉と〈難民〉」 『法苑』47昭57・4 339 ほうめん 方面 橘幸男 「辞書の説明はいかにあるべきか」 『実用現代国語』昭53・23 339 ぼうや 坊 田島毓堂 ⑪ 339 ほうりつ 法律 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 339 ほうりょう 方量 福島邦道 「四方なる石」 『国語学』46昭36・9 339 ほうる 抛 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 磯辺敬子 「なげる・ほうる」 『日本語研究』1昭53・3 339 ほえ 河野亮 「コウ・コエ・ホウ・ホエ」 『言語生活』73昭32・10 339 ほお 頰 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 北原保雄 「正しい発音を考えるホホとホオ」 『講座正しい日本語2』昭56・1明治書院 340 ほおずきぐさ 酸漿草 岸田定雄 「虎杖・酸模・羊蹄・酸漿草の名称」 『方言』4-5昭9・5 340 ほおとお 内海三八郎 「ホオトオ」 『日本語』8-4昭43・5 340 ほおりのみこと 火遠理命 武田圭子 「大国主命と火遠理命と」 『常葉国文』4昭54・6 340 ボールド 工藤真由美 「訳語との競合」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 340 ほか 長谷川清喜 「副助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 340 ほかあそび 柳田国男 「児童語彙解説」 『定本柳田国男集29』昭39・5 340 ほかい 行器 柳田国男 「行器考」 『定本柳田国男集30』昭39・8 340 ほがい 祝 石垣福雄 「北海道―北海道の盆踊とホガイ」 『言語生活』71昭32・8 340 ほかの 他 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 340 ほかほか 山崎和子 「源氏物語における〈よそよそ〉と〈ほかほか〉について」 『高知女子大国文』12昭51・7 340 ほく 惚 馬淵一夫 「〈惚く〉と〈惚る〉 『平安文学研究』20昭32・9 遠藤邦基 ⑪ 340 ぼく 僕 長沼弘毅 「冬窓雑談」 『言語生活』27昭28・12 柳田国男 『毎日の言葉(新版)』 昭31・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 加藤照美 「明治期における〈僕〉の用法」 『日本文学ノート』16昭56・1 飛田良文 ⑥ 340 ―はウナギだ 奥津敬一郎 『〈ボクハウナギダ〉の文法』 昭53・3くろしお出版 尾上圭介 「〈象は鼻が長い〉と〈ぼくはウナギだ〉」 『言語』10-2昭56・2 池上嘉彦 『〈する〉と〈なる〉の言語学』 昭56・7大修館 340 ―ら 等 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 340 ほぐ 反故 安場元弘 ⑪ 340 ぼくしょう ―せう 乏少 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林=『湯沢幸吉郎著作集2』昭54・8勉誠社 340 ほぐす 解 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 340 ほくせん 北鮮 斎藤力 「広辞苑の〈北鮮〉の項の誤り―投書者への回答」 『朝鮮研究』94昭45・5 川崎勲 「広辞苑の〈北鮮〉〈鮮人〉の項の誤りについて」 『朝鮮研究』124昭48・3 340 ほくち 火口 柳田国男 『火の音』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 340 ほくろ 黒子 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 柴田武 「言語地理学の方法と言語史の方法」 『ことばの研究』2昭40・3 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 徳川宗賢 「言語地理学と言語史」 『文科系学会連合研究論文集』20昭45・3 福島邦道 「黒子か痣か」 『方言研究年報』13昭45・11 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 徳川宗賢 「文献国語史と方言」 『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 340 ほけきょー 亀井孝 「春鶯囀」 『国語学』39昭34・12 340 ぼける 惚 遠藤邦基 ⑪ 340 ほけん 保険 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭52・11講談社 340 ―つき 付 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 340 ほこ 鉾 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 340 ほご 反古・反故 安場元弘 ⑪ 340 ほご 保護 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 340 ぼこ 赤坊 瀬川敏 「〈坊〉と〈ぼこ〉」 『言語生活』70昭32・7 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集39』昭39・5 341 ぼこう 母校 三宅武郎 「〈母校〉の意味について」 『国語教室』91昭34・10大修館 341 ほこり 埃 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 341 ほころび 綻 山蔭宏子 「平安時代着付の一考察」 『風俗』2-4昭37・12 341 ―る 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭47・9風間書房 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 341 ぼさつ 菩薩 宇井伯寿 「菩薩・仏の音訳について」 『日本学士院紀要』7-3昭24・11 341 ほし 星 新村出 『南蛮更紗』 大13・12改造社=『新村出全集5』昭46・2筑摩書房 内田武志 『星の方言と民俗』 昭48・12岩崎美術社 上野勇 「星の方言」 『上州路』8-7昭56・7 341 ほしい 欲 小矢野哲夫 「〈タイ〉文と〈ホシイ〉文の構造」 『解釈』21-2昭50・2 加藤主税 「〈たい・たがる・ほしい・ほしがる〉について」 『日本語・日本文化』5昭52・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 341 ほしか 甘藷 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 341 ほしがる 欲 加藤主税 「〈たい・たがる・ほしい・ほしがる〉について」 『日本語・日本文化』5昭52・3 341 ほしょう 補償 「補償と賠償」 『ことば』8-25昭29 341 ほす 干 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 河野裕子 「特集・類義語の意味論的研究かわかす・ほす」 『日本語研究』5昭57・12 341 ホステス 「スチュワーデスかホステスか」 『放送文化』18-45昭38・5 341 ほそ・ほぞ 臍 米川明彦 ⑪ 341 ほそい 細 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤亮一 「方言の分布」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 341 ほそながい 細長 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 341 ほそび 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 341 ぼだい 菩提 大森曹玄(奈良康明 編) 『仏教のことば』 昭53・10日本放送出版協会 341 ぼたもち 牡丹餅 斉藤たま 「ことばの旅(5)」 『子どもの館』6-11昭53・11 341 ほだり 秀 吉田金彦 「万葉のことばと文学(21)」 『短歌研究』35-6昭53・6 吉田金彦 「名義抄の和訓の研究から―古事記の古語〈本陀理〉について」 『訓点語と訓点資料』62昭54・3 吉田金彦 『古代日本語をさぐる』 昭54・6角川書店 341 ほたる 蛍 田島麗子 「〈露〉と〈ほたる〉素材史研究」 『国語国文研究と教育』1昭48・1 341 ほたるぶくろ 蛍袋 上野勇 「ほたるぶくろの方言」 『上州路』6-6昭54・6 341 ほだれ 氷柱 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 341 ほつ 発 接頭語 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 341 ほつい 発意 飛田良文 「相談室〈妄想・発足・発意〉」 『言語生活』204昭43・9 341 ぼっか 歩荷 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 341 ほっき 発起 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 341 ぼっこ 杉本つとむ 「〈BKO(ボツコ)〉と〈野牛(ヤギ)〉の論―蘭・支・日の言語交渉」 『杉本つとむ日本語講座』昭55・6桜楓社 341 ほっさ 発作 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 341 ほっする 欲 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 341 ほっそく 発足 飛田良文 「相談室〈妄想・発足・発意〉」 『言語生活』204昭43・9 風間力三 「ホッソクとハッソク」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 341 ほったん 発端 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 342 ぼっちゃん 坊 田島毓堂 ⑪ 342 ほっつく 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 342 ほつて 保都手 志津谷藤四郎 「〈火〉を〈ホ〉と訓む関係について―〈保都手〉考」 『佐賀竜谷学会紀要』17昭45・12 342 ぽってり・ぼってり 松井栄一 『国語辞典にない語』 昭58・4南雲堂 342 ほつどう 発動 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・1風間書房 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 342 ほつねつ 発熱 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 342 ほてい 払底 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 342 ホテル 中村邦夫 ⑪ 342 ほど 程 下河部行輝 「太平記の文体―〈間〉と〈程〉」 『国語学研究』6昭41・10 長谷川清喜 「副助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 森田良行 「〈ぐらい・ほど・ばかり〉の用法」 『早稲田大学教育研究所紀要』7昭44・3 望月郁子 「類義語の意味領域」 『国語学』78昭55・9 武田蓉子 「副助詞〈だけ〉〈ばかり〉〈くらい〉〈ほど〉〈きり〉〈しか〉の意義素」 山形大『国語研究』21昭45・8 蜂谷清人 「副助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 山内貴子 「〈間〉と〈程〉―今昔物語を中心としたその意味と文章」 『語文』40昭57・11 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 奥津敬一郎 「〈ほど〉―程度の形式副詞」 『日本語教育』41昭55・7 342 ―だ 奥津敬一郎 「ダ型文と前提の型―ホドダ文を例として」 『日本語研究』3昭55・10 342 ―なく 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 342 ―に 『日本語の歴史3』 昭49・4平凡社 小林千草 「中世口語における原因・理由を表わす条件句」 『国語学』94昭48・9 原田芳起 「万葉集の〈間〉字の訓義をめぐって―接続形態〈あひだに〉〈ほどに〉についての語彙論的考察」 『樟蔭国文学』11昭49・3 342 ほどく 解 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 342 ほとけ 仏 鈴木暢幸 「ホトケの語源について」 『国語教育』23-2昭13・2 宇井伯寿 「菩薩・仏の音訳について」 『日本学士院紀要』7-3昭24・11 342 ―はつねにいませども 句 荒井源司 「仏は常に在せども―梁塵秘抄評釈補正(2)」 『言語と文芸』4-3昭37・5 342 ほどこされてある・ほどこしてある 施 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 342 ほとど 殆 田中健三 「国語の解釈について」 『国語解釈』1-2昭11・3 342 ほととぎす 時鳥・郭公・不如帰 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭35・11岩波書店 日置孝次郎 「時鳥と鶯について―民俗・言語学的一考察」 『アルテスリベラレス岩手大教養部報告』23昭53・12 342 ほとほと(に) 副詞 井手至 「副詞ホトホト(ニ)の意味構造」 『万葉』29昭33・10 342 ほとんど 殆 副詞 島田欣一 「〈ほとんど〉の用法―皆様に承りたいこと」 『日本語』15-4昭50・5 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 花井裕 「概略表現の程度副詞〈ほとんど〉などについて」 『日本語教育』42昭55・10 342 ほの 接頭語 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 342 ほのお 炎 市村宏 「炎考」 『解釈』20-1昭49・1 川村幸次郎 「〈炎考〉について」 『解釈』20-6昭49・6 342 ほのか 仄・側 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 342 ほのき 風記 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『古記録の研究』昭45・6続群書類従完成会 342 ほのぼの 副詞 小嶋孝三郎 「〈ほのぼのと〉〈ほのぼの〉攷―平安朝物語日記等における用例に基づいて」 『立命館文学』170171昭34・78 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 石川常彦 「〈ほのぼの〉考―新古今的情景構成の論のために」 『国語国文』43-7昭59・7 東郷吉男 「〈ほのぼの〉と〈ほのぼのと〉―平安時代の用例を中心に」 『解釈』27-12昭56・12 342 ―し 形容詞 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 342 ―と 副詞 井上頼文 「ほのぼのと・ながながし夜」 『歌学』8 小嶋孝三郎 「〈ほのぼのと〉〈ほのぼの〉攷―平安朝物語日記等における用例に基づいて」 『立命館文学』170171昭34・78 小嶋孝三郎 「和歌における情趣的用語の考察―〈ほのぼのと〉の用例に基づいて」 『立命館文学』176昭35・1 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 長江稔 「〈ほのぼのと〉考」 『解釈』27-6昭56・6 東郷吉男 「〈ほのぼの〉と〈ほのぼのと〉―平安時代の用例を中心に」 『解釈』27-12昭56・12 343 ほのめく 仄 吉沢典男 「〈ほのめく〉考」 国学院大『国語研究』6昭32・4 343 ホバリング 見坊豪紀編 「ことばの海から(8)(9)」 『実用現代国語』昭53・12 343 ほほ 頰 北原保雄 「正しい発音を考えるホホとホオ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 343 ほぼ 略・粗 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 丹保健一 「程度副詞の諸相―〈ほぼ〉〈やや〉〈少し〉を中心に」 『国語学研究』21昭56・12 343 ぼぼ 柄沢衛 「ボボとアカ―越後寺泊の方言番付」 『日本語』15-1昭50・1 343 ほほゆがむ 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 343 ほほえむ ほほゑむ 頰笑・微笑 藤原栄 「源氏物語に於ける〈わらひ〉〈ゑみ〉〈ほほゑみ〉に就いて」 『国文学攷』23昭35・5 松尾聡 「わらふ・ゑむ・ほほゑむ正・続」 『国語展望』5253昭54・611 松尾聡 「源氏物語の〈ほほゑむ〉の用例再説」 『国語展望』60昭57・3 松尾聡 「中世前半期までの〈ほほゑむ〉の用例語意吟味」 『国語展望』61昭57・6 大塚隆夫 「言葉の検索〈ほほゑむ〉私見」 『国語展望』62昭57・11 343 ほめる 誉 吉田金彦 「ほめる・しかるの語誌」 『言語生活』260昭48・5 343 ほめられた 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 343 ほやけ 火焼 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 343 ほりす 欲 門前正彦 「漢文訓読史上の一問題(5)」 『訓点語と訓点資料』25昭38・3 343 ほりだし 掘出 潁原退蔵 「〈掘出し〉考」 『潁原退蔵著作集16』昭55・1中央公論社 343 ほりのうち 堀内 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 343 ほる 惚 馬淵一夫 「〈惚く〉と〈惚る〉」 『平安文学研究』20昭32・9 遠藤邦基 ⑪ 343 ポルトガル 西浦英之 「幕末・明治初期の新聞にあらわれた外国名称呼・表記について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 343 ほるもか 滅 副詞 阪倉篤義 「書紀古訓のふるさ―ホルモカ私考」 『芸林』2-2昭26・4 343 ほれる 惚 遠藤邦基 ⑪ 343 ほれけ 惚気 遠藤邦基 ⑪ 343 ほれぼれ 惚惚 遠藤邦基 ⑪ 343 ぼろすけ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 343 ぼろそ 襤褸衣 柳田国男 『一目小僧その他』 昭9・7小山書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 343 ほろにふみあだし 句 石井庄司 「〈富呂爾布美安多之〉」 『国語国文』2-10昭7・10 343 ほん 本 新村出 「語源をさぐる2」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 343 ほん 接尾語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 343 ぼん 盆 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 343 ほんぐ・ほんご 反故 安場元弘 ⑪ 343 ポンコツ 楳垣実 「ポンコツ考」 『言語生活』192昭42・9 楳垣実 「ポンコツの系譜」 『日本国語大辞典ことばのまど』6昭48・11 343 ほんじつきゅうしん 本日休診 大石初太郎 「〈本日休診〉の用字用語」 『言語生活』37昭30・10 343 ほんそう 奔走 佐藤亨 ⑤ 344 ぼんてんこく 梵天国 藤井隆 「御伽草子の本文校訂と難語の解釈―花鳥風月と梵天国に就いて」 愛知大『国文学』3昭29・11 344 ぽんと 先斗 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 344 ほんとう 本当 感動詞 上野昂志 「〈ウソォ〉と〈ホントォ〉」 『朝日ジャーナル』昭56・7 344 ほんとけえ 矢崎武子 「ホントケェ」 『言語生活』132昭37・9 344 ぼんにん 凡人 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 344 ほんの 連体詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 344 ぼんのう 煩悩 早島鏡正(奈良康明 編) 『仏教のことば』 昭53・10日本放送出版協会 344 ぼんのくぼ 頸窩・盆窪 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 344 ぼんぼ 奥山誉男 「わが村の方言ボンボをめぐって) 『山形方言』3昭30・7 344 ぼんぼん 本々 橋本進吉 『キリシタン教義の研究』 昭36・3岩波書店 344 ほんやく 翻訳 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 344 ―す 動詞 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 344 ぼんやり サネトウ・ケイシュウ 「鶴鴨・墓無・盆槍」 『カナノヒカリ』646昭51・6 344 ま 間 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 344 ま 真 接頭語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 344 まあ 副詞 土岐善麿 「〈いちおう〉と〈マア〉」 『言語生活』33昭29・6 344 まーうーふー 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 344 マーガリン 矢島文夫 「文化史とことば(12)マーガレットとマーガリン」 『言語』7-12昭53・12 344 マーガレット 矢島文夫 「文化史とことば(12)マーガレットとマーガリン」 『言語』7-12昭53・12 344 まい 枚 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 344 まい 助動詞 中出惇 「穂久邇文庫本大学鈔における〈マイ〉系の助動詞」 『文学語学』3昭32・3 林田明 「虎清本における助動詞〈まい〉」 『試論』5昭35・9 大塚光信 「助動詞マイの成立について」 『国語学』50昭37・9 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 奥村三雄 「打消の助動詞―まい〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 上村良作 「天草版平家物語における助動詞〈まじい〉〈まい〉について」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 344 まいか 連語 杉浦明平 「〈まいか〉〈そうじゃん〉」 『言語生活』99昭34・12 344 まいする 参 春日政治 「マイスルといふ語」 『九大国文学』1昭6=『国語叢考』昭22・9新日本図書 蜂谷清人 「狂言〈比丘貞〉の用語二、三」 『国語学研究』1昭36・6=『狂言台本の国語学的研究』昭52・12笠間書院 山内洋一郎 「田植草紙の語法二、三―まいする・まんするなど」 『田唄研究』7昭40・7 344 まいせ 高橋一夫 「日蓮上人遺文の〈まいせ〉について」 『ことばの研究』昭34・2秀英出版 344 まいまい 蝸牛 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 佐藤亮一 「方言の分布」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 344 ―つぶろ 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 344 まいらす まゐらす 参 宮地幸一 「まゐる・まゐらす考」 『国学院雑誌』61-7昭35・7 穐田定樹 「〈まゐる〉と〈まゐらす〉」 『国語国文』35-5昭41・5 中西宇一 「〈まゐる〉と〈まゐらす〉の敬語性」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 今村千草 「源氏物語における〈まゐる〉〈まゐらす〉について―付〈まうず〉系の語」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7東京教育大国語研究室 宮地幸一 「まゐる・まゐらす考―平家物語を中心として」 『国学院雑誌』72-1昭46・1 宮地幸一・宮腰賢 「補助動詞〈きこゆ〉から〈まゐらす〉への漸移相―女流日記作品を中心に」 『東京学芸大学紀要人文』22昭46・2 宮地幸一 「〈まゐらする〉から〈まらする→まする〉への漸移相」 『関東学院女子短大論叢』42昭46・3 古田洋子 「中世前期の〈たてまつる〉と〈まゐらす〉―平家物語を資料として」 『親和国文』4昭46・3 宮腰賢 「讃岐典侍日記における補助動詞〈まゐらす〉について」 『国学院雑誌』72-12昭46・12 和田利政 「覚一本平家物語における〈―奉る〉と〈参らす〉について」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 宮地幸一 「まゐる・まゐらす考―平安朝後期の資料を中心に」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 宮腰賢 「栄華物語における補助動詞〈まゐらす〉について」 『東京学芸大紀要人文』25昭49・1 穐田定樹 「〈まゐる〉〈まゐらす〉再説」 『親和国文』8昭49・4 宮腰賢 「補助動詞〈きこゆ〉から〈まゐらす〉への漸移相―栄花物語における」 『東京学芸大紀要人文』26昭50・1 穐田定樹 「中世の〈まゐらす〉―その漢字表記をめぐって」 『大谷女子大学紀要』10昭50・10 穐田定樹 『中古中世の敬語の研究』 昭51・2清文堂 川岸敬子 「平家物語における補助動詞〈奉る〉〈参らす〉〈申す〉上・下」 早大『国文学研究』6162昭52・36 川岸敬子 「保元・平治物語における〈…奉る〉〈…参らす〉〈…申す〉」 『国語学研究と資料』3昭53・6 川岸敬子 「太平記における〈…奉ル〉〈…参ラス〉〈…申ス〉」 『国語学』117昭54・6 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 若林俊英 「『とはずがたり』の敬語―〈…奉る〉〈…参らす〉〈…申す〉」 『解釈』26-9昭55・9 見野久幸 「漢語サ変動詞と〈…奉る〉〈…参らす〉―中世戦記物語を中心として」 『保元物語総索引研究篇』昭56・6武蔵野書院 345 まいらるる まゐらるる 山崎久之 「近世前期三人称の主体待遇表現―致さるる・申さるる・参らるる」 『群馬大学紀要』昭34・6 345 まいりく まゐりく 参来 田村忠士 「〈まゐりく〉について」 『解釈』24-9昭53・9 345 まいる まゐる 参 安藤正次 『古典と古語』 昭10・6三省堂 小松寿雄 「〈参る〉及びその類語の発生と展開」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 宮地幸一 「まゐる・まゐらす考」 『国学院雑誌』61・7昭35・7 穐田定樹 「〈まゐる〉と〈まゐらす〉」 『国語国文』35-5昭41・5 国田百合子 「御湯殿上日記にみえる補助動詞〈まゐる〉について」 『国語学』66昭41・9 国田百合子 「御湯殿上日記にみえる謙譲の補助動詞〈まゐる〉の用法」 『近代語研究』2昭43・1 中西宇一 「〈まゐる〉と〈まゐらす〉の敬語性」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 中西宇一 「〈召す・参る・奉る〉―〈ひと〉および〈もの〉の移動に関する敬語」 『女子大国文』5556昭44・11 今村千草 「源氏物語における〈まゐる〉〈まゐらす〉について―付〈まうず〉系の語」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7東京教育大国語研究室 中西宇一 「〈まうづ〉と〈まかる〉―〈まゐる〉〈まかづ〉と対比して」 『女子大国文』59昭45・11 宮地幸一 「まゐる・まゐらす考―平家物語を中心として」 『国学院雑誌』72-1昭46・1 宮地幸一 「まゐる・まゐらす考―平安朝後期の資料を中心に」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 田辺正男 「〈まゐる〉〈まかづ〉などについて」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 宮腰賢 「源氏物語・薄雲〈御くだものまゐりなどし給へど〉の解釈―尊敬語〈まゐる〉考」 『学芸国語国文学』9昭49・1 穐田定樹 「〈まゐる〉〈まゐらす〉再説」 『親和国文』8昭49・4 穐田定樹 『中古中世の敬語の研究』 昭51・2清文堂 江口正弘 「〈護身まゐらせ給ふ〉の解釈」 熊本女子大『国語研究』22昭51・9 木下美 『紫式部日記の研究―紫女手簡を中心に』 昭54・3私家版 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 高橋和子 「〈まゐる・まうづ〉考」 『文学論藻』55昭55・12 伊藤慎吾 「源氏物語に見える参ルについて考える」 『滋賀大国文』20昭57・6 346 まうす 申 →もうす 346 まうづ 詣 →もうず 346 まうのぼる 参上 森昇一 「〈参う上る〉語義考」 『浅野信博士古稀記念国語学論叢』昭52・10桜楓社 346 まえ まへ 前 柴田武・進藤咲子 「〈あと〉と〈まえ〉」 『言語生活』118昭36・7 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 柏原司郎 「〈焼けない前〉と〈焼けぬ先〉と」 『語学文学』10昭47・3 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 346 ―に 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 346 ―もって 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 346 まえかけよめどり 天野武 「能登の〈マエカケヨメドリ〉について」 『日本民族学会報』32昭39・2 346 まか 助詞 柄沢衛 「新潟県中部海岸地方方言の研究―越前浜と間瀬の勧誘表現〈~マカ〉をめぐって」 『まきの木』3昭53・12 346 まがう まがふ 紛 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 服部一枝 「古今集における〈まがふ〉と〈まどふ〉」 『中央大大学院研究年報』11-4昭57・3 346 まかごや 真鹿児矢 弥言破摩雄 「波士弓・真鹿児矢小考」 『奈良文化』26昭8・6 346 まかさない・まかせない 任 山口堯二 「〈まかせない〉と〈まかさない〉」 『講座正しい日本語5』昭46・3明治書院 346 まかず まかづ 罷 青木勝彦 「〈まかる〉と〈まかづ〉の研究」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7東京教育大国語研究室 中西宇一 「〈まうづ〉と〈まかる〉―〈まゐる〉〈まかづ〉と対比して」 『女子大国文』59昭45・11 田辺正男 「〈まゐる〉〈まかづ〉などについて」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 346 まかせば・まかせれば 任 山口堯二 「〈まかせれば〉と〈まかせば〉」 『講座正しい日本語5』昭46・3明治書院 346 まがたま 勾玉 橘純一 「倭・勾玉・糫餅など」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 346 まかないをとく 佐藤亨 「〈まかないをとく〉」 『言語生活』63昭31・12 346 まがり 糫餅 橘純一 「倭・勾玉・糫餅など」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 346 まかる 罷 宮田和一郎 「動詞〈まかる〉について」 『解釈』2-1昭31・1 村田鈴子 「〈まかる〉について」 『解釈』2-7昭31・7 今泉忠義 「〈まかる〉と〈侍り〉と」 『国学院雑誌』59-8昭33・8 杉崎一雄 「〈まかる〉と〈まうでく〉」 『日本文学論究』24昭40・3 杉崎一雄 「いわゆる〈謙譲語〉について―主として平安時代の〈申す〉〈まかる〉などの用法」 千葉県国語教研『国語教育』2昭40・3 森一郎 「一条摂政御集における敬譲語について―主として〈まかる〉をめぐって」 『国語国文』34-12昭40・12 大野晋 『日本語の年論』 昭41・5新潮文庫 中島京子 「中古語〈まかる〉の一考察」 『語文研究』22昭41・10 森昇一 「〈まかる〉の用法」 『野州国文学』5昭45・3 青木勝彦 「〈まかる〉と〈まかづ〉の研究」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7東京教育大国語研究室 中西宇一 「〈まうづ〉と〈まかる〉―〈まゐる〉〈まかづ〉と対比して」 『女子大国文』59昭45・11 此島正年 「〈まかる〉考」 『国学院雑誌』73-1昭47・1 346 まがる 曲 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 346 まき 薪 柳田国男 『火の音』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 斎藤たま 「ことばの旅(3)柴とまき」 『子どもの館』6-9昭53・9 346 まぎる 紛 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 346 まぎれ 紛 増淵恒吉 「源氏物語における〈まぎれ〉考」 『専修国文』8昭45・9 347 まく 幕 「〈幕〉は終りか始めか―乱れているスラングについて」 『ことば』昭29・1 347 ―あき 開 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 347 ―あけ 開 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 「〈始まる〉考―幕開け・オープン・こけら落し」 『放送文化』35-4昭55・4 347 ―ぎれ 切 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 347 ―のうち 内 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 347 ―ま 間 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 347 まく 巻 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 347 まく 接尾語 橘実利 「所謂〈く〉〈らく〉〈まく〉考」 『国学院雑誌』42-5昭11・5 347 まくのみ 連語 小林芳規 「〈らくのみ〉〈まくのみ〉源流考」 『文学論藻』8昭32・10 347 まくほし・まくおし まくをし 連語 森野宗明 「和歌におけるマクホシとマホシについて」 『未定稿』9昭36・9 片山武 「上代語〈まくほし〉〈まくをし〉について」 『愛知大学国文学』7昭41・3 347 まくら 枕 田中重太郎 「古語の多義性について―枕冊子〈はえばえし〉〈枕〉」 『平安文学研究』22昭33・1 347 ―とて 今井栄吉 「伊勢物語〈枕とて〉考―旧注の再評価」 『国学院雑誌』78-2昭52・2 347 まくらべのひとわすれかねつも 句 馬田義雄 「〈枕之辺人忘可禰津藻〉攷」 『和歌山大学教育学部紀要』16昭41・12 347 まくらことば 枕詞 生田耕一 「〈枕詞〉といふ名称の初見」 『国語国文の研究』昭3・12 347 まくらのそうし まくらのさうし 枕草子 林和比古 「枕草子名義の論」 『語文』22昭34・8 347 まくる 捲 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 347 まぐる 紛 高橋宏幸 「〈マグル〉考―〈卒死〉の訓読」 『語学文学』15昭52・3 347 まくれる 捲 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 土屋長一郎 「まくれる・だらじ・こく―出雲の民話から」 『伝承』2昭34・5 347 まくわうり 甜瓜 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 347 まけたまえ まけたまへ 連語 有坂秀世 「古言雑考(2)ようし・まけたまへ」 『国語研究(仙台)』9-6昭16・6 347 まける 負 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 347 まげる 曲 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 347 まごころ 真心 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 347 まごたろうむし 孫太郎虫 蒲生明 「孫太郎虫の語源」 『民間伝承』20-11昭31・11 347 まこと 真・誠 小山龍之輔 「大和魂の故郷〈まこと〉」 『国語と国文学』4-10昭2・10 田淵実夫 「ウソから出たマコト123」 『晩鐘』32-891112昭27・891112 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 347 ―や 田中仁 「〈まことや〉―光源氏と語り手と」 『国語国文』50-3昭56・3 347 まさか 森下喜一 「方言〈まさか〉について」 『野州国文学』11昭48・3 347 まさきく 好去 『日本語の歴史3』 昭39・4平凡社 347 まさに 正・当・将・為 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 大坪併治 「〈将〉の字の一用法について」 『訓点語と訓点資料62』昭54・3 田島毓堂 「法華経為字和訓考(1)申・求・当」 『名古屋大学文学部研究論集』76昭55・3 347 まさば 井上史雄 「〈マサバ〉の語史」 『山形方言』13昭52・1 347 まざる 交・混 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 347 まし 助動詞 田中健一 「文法瑣談―〈まし〉の用法」 『国漢研究』28昭6 村内英一 「推量助動詞〈まし〉の語法」 『和歌山大学学芸研究人文科』1昭25・12 杉崎一雄 「助動詞〈まし〉の機能について」 『日本文学論究』6昭25・12 塚原鉄雄 「万葉集の〈まし〉と古今集の〈まし〉と―歴史的立場からする国語史的考察」 『明日香路』6-1昭29・1 塚原鉄雄 「助動詞〈まし〉の展開」 『明日香路』6-7昭29・7 馬淵和夫 「〈まし〉の心理学的背景」 『解釈』3-6昭32・6 塚原鉄雄 「〈まし〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 森井蘭 「〈まし〉の性格―万葉集を中心として」 『女子大国文』12昭34・2 大塚光信 「ベシとマシ」 『国語国文』29-7昭35・7 矢野文博 「〈まし〉の意義とその用法」 『三重大学研究紀要』26昭37・7 山崎馨 「形容詞系助動詞の成立―まし・まじき・き」 『国語と国文学』41-5昭39・5 吉田金彦 「推量の助動詞―めり・らし・まし〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 井上親雄 「徒然草における助動詞〈まし〉」 『中世文芸』30昭39・11 吉田金彦 「万葉の〈まし〉」 『愛媛国文研究』14昭39・12 宮田和一郎 「助動詞〈まし〉の考察」 『武庫川女子大学紀要』13昭41・3 中西宇一 「反実仮定を表わす推量の助動詞の意味構造―〈まし〉と〈む〉」 『女子大国文』43昭41・11 丹羽田鶴子 「源氏物語における推量の助動詞〈まし〉―反実と予想」 『女子大国文』49昭43・5 山口堯二 「〈まし〉の意味領域」 『国語国文』37-5昭43・5 佐伯哲夫 「特集・日本語の助動詞の役割推量(らし・まし・べし・めり)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 吉田金彦 「命令形〈まし〉の成立」 『月刊文法』2-2昭44・12 幸野誠広 「堤中納言物語の語法(2)〈まし〉とその周辺」 『阿南工業高等専門学校研究紀要』6昭45・3 中西宇一 「特集〈む〉の徹底的研究〈まし〉と〈む〉の関係」 『月刊文法』2-8昭45・6 内藤孝子 「万葉集における〈まし〉について」 『立正女子大国文』1昭47・3 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「天草版平家物語における助動詞〈まじい〉〈まい〉について」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 349 まじえる 交 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 349 ましじ 助動詞 大野透 「ベシ・ベカラズ・マシジ・マジについて」 『国語学』25昭31・7 日野資純 「〈ましじ〉の研究史における山口栞の位置」 『人文論集』15昭39・12 後藤和彦 「〈ましじ〉から〈まじ〉への推移」 『万葉』70昭44・1 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 吉田金彦 「語源的意味と文脈的意味―上代語助動詞マシジについて」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 349 まして 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 犬飼隆 「副詞〈まして〉の発生と生長」 学習院女子短大『国語国文論集』9昭55・3 349 まじない 呪 渡辺信八郎 「まじないの方言」 『山形方言』14昭53・2 349 まじまじ 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 349 まします 在・坐 久米常民 「〈在於大納言藤原朝臣之家〉の訓について」 『国語国文』12-10昭17・10 桜井光昭 「今昔物語集の〈御・座・在〉等の訓をめぐって」 『学術研究』7昭33・11 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 吉村昌子 「古事記における敬語表記について〈坐〉と〈賜〉を中心に」 『帝塚山学院大日本文学研究』7昭51・7 349 ましゃる 助動詞 井之口有一 「尼門跡使用の〈シャル〉〈マシャル〉〈であらシャる〉敬語法について」 『国語学』32昭33・3 真下三郎 『婦人語の研究』 昭44・2東京堂 349 まじる 交・混・雑 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 349 まじろく 瞬 前田富祺 「〈めくばせ〉の語誌」 『国語語彙史の研究3』昭57・5和泉書院 349 まじわる・まじう まじはる・まじふ 交・雑 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 349 ます 増 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 中村正裕 「特集・類義語の意味論的研究ふえる・ます」 『日本語研究』2昭54・7 349 ます 助動詞 石田春昭 「近松に於ける〈マス〉の古格」 『国語国文』6-12昭11・12 橘正一 「助動詞〈マス〉の諸々相」 『国語教育』22-3昭12・3 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林 三宅武郎 「〈ます〉と〈です〉」 『コトバ』昭15・8 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 門前真一 「古事記〈為御寝坐也〉の〈み〉と〈ます〉―三矢博士の学説の展開をめぐって」 『天理大学学報』7-1昭30・9 安田喜代門 「助動詞マスの源流」 『国学院雑誌』59-1011昭33・11 宮地幸一 「源氏物語の〈ます〉族敬語」 『国学院雑誌』60-12昭34・12 春日和男 「〈ます〉及びその類語の発生と展開」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 宮地幸一 「源氏物語の〈ます〉族敬語(その二)」 『国学院雑誌』61-1昭35・1 宮地幸一 「女子作品の〈ます〉族敬語」 『国学院雑誌』61-10昭35・10 北村旬子 「中世敬語の一考察―〈ます〉の源流について」 『女子大国文』19昭35・11 宮地幸一 「男子作品の〈ます〉族敬語(一)~(四)」 『国学院雑誌』62-1~6昭36・1~6 前田勇 「現代上方弁における一つの同居現象について―〈ます・や〉と〈です・や〉」 『学大国文』4昭36・2 吉川泰雄 「尊敬語を承ける〈ます〉の命令形に就いて―付〈やんす〉の説」 『文学語学』33昭39・9 辻村敏樹 「敬譲(含丁寧)の助動詞―ます・です・れる・られる〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 安田喜代門 「〈まらす〉と〈ます〉」 『近代語研究』2昭40・9 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 山本正秀 「〈である〉体と〈です・ます〉体の系譜」 『高校通信国語』56昭42・9 北原保雄 「特集・日本語の助動詞の役割敬譲(きこゆ・奉る・たまふ・侍り・ます)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 宮地幸一 「助動詞〈ます〉をめぐる漸移相」 関東学院女短大『短大論叢』36昭44・3 深野浩史 「〈ます系・おはす系〉の敬語」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7東京教育大国語研究室 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―浄瑠璃詞章の考察(1)(2)」 『学芸国語国文学』67昭4647・11 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―脚本詞章の考察(元禄歌舞伎傑作集)」 関東学院女短大『短大論叢』45昭47・3 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―浮世草子詞章の考察」 『東京学芸大学紀要人文』24昭48・2 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―脚本詞章の考察(2)」 帝京大『国語国文学論究』8昭51・9 安田喜代門 「〈ます〉と〈です〉」 『近代語研究』5昭52・3 吉川泰雄 『近代語誌』 昭52・3角川書店 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―洒落本詞章の考察」 『帝京大文学部紀要国語国文』9昭52・10 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―笑話・小咄・黄表紙詞章の考察」 『国学院雑誌』78-11昭52・11 野元菊雄 「〈です〉〈ます〉のこと」 『月刊ことば』1-1昭52・11 佐藤忠男 「〈である〉と〈です・ます〉」 『月刊ことば』1-1昭52・11 安田喜代門 「〈ます〉と〈です〉の続論」 『近代語研究』6昭55・5 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 沢田治美 「用言としての日本語助動詞とそれに対する謙譲助動詞〈です〉〈ます〉・補助動詞〈する〉〈ある〉の後続制限について」 『佐藤茂教授退官記念論集国語学』昭55・10桜楓社 塩田勉 「〈です・ます体〉を考える―中級以上のレベルにおける(語学的)位置づけ」 『木村宗男先生記念論文集』昭57・8早大語学教育研究所 349 ―です 宇野義方 「〈ますです〉について」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 350 まず 先 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 350 まずしい 貧 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 350 ますます 副詞 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 350 ますもの 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 350 ますらお ますらを 丈夫 土屋文明 「ヒト・ヲノコ・マスラヲ―万葉集私注覚書」 『文学』18-9昭25・9 三枝康高 「〈ますらお〉の意味―万葉集の精神についての一考察」 『国語と国文学』30-12昭28・12 川上富吉 「大伴家持ますらを攷―その語彙論的私見」 『中央大学国文』10昭41・9 鎌倉貞男 「万葉集〈大夫(ますらを)〉考」 『信濃教育』1135昭56・6 350 まする 助動詞 宮地幸一 「〈まゐらする〉から〈まらする→まする〉への漸移相」 関東学院女短大『短大論叢』42昭46・3 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―浄瑠璃詞章の考察(1)(2)」 『学芸国語国文学』67昭4647・11 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―脚本詞章の考察(元禄歌舞伎傑作集)」 関東学院女短大『短大論叢』45昭47・3 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―浮世草子詞章の考察」 『東京学芸大学紀要人文』24昭48・2 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―脚本詞章の考察(2)」 帝京大『国語国文学論究』8昭51・9 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―洒落本詞章の考察」 『帝京大文学部紀要国語国文』9昭52・10 宮地幸一 「〈~まする〉から〈~ます〉への漸移相―笑話・小咄・黄表紙詞章の考察」 『国学院雑誌』78-11昭52・11 宮地幸一 『ます源流考』 昭55・7桜楓社 350 ますわりぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 350 まぜ 真風 柳田国男 『増補風位考資料』 昭17・7明世堂=『定本柳田国男集20』昭37・8 350 まぜる 混・交・雑 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 351 ませんかった 椎野正之 「若松賤子訳『小公子』における〈ませんかった〉」 『文化紀要』9昭50・3 351 ませんでした 松村明 「〈ませんでした〉考」 『国文』6昭31・12=『江戸語東京語の研究』昭32・4東京堂 小島俊夫 「後期江戸語における〈デス〉〈デアリマス〉〈マセンデシタ〉」 『国語学』39昭34・12 351 また 又・亦 井手至 「憶良の用語〈それ〉と〈また〉」 『万葉』26昭33・1 藤原照等 「古事記の用字〈又〉と〈亦〉」 『古事記年報』5昭33・6 水島義治 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈また〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 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昭55・6角川書店 小林一仁 「接続詞〈及び・並びに・又は・若しくは〉について(1)~(4)」 『月刊国語教育』2-2~5昭57・5~8 351 マダム 三宅鴻 「外来語のずれ(1)~(9)」 『英語青年』116-4~12昭45・4~12 351 まだよがっぺーや 川名興 「あいさつお国めぐり(6)千葉の巻」 『言語生活』354昭56・6 351 まだら 斑 吉田金彦 「万葉のことばと文学(21)まだら・ほだり」 『短歌研究』35-6昭53・6 蜂矢真郷 「モドロカス考―モドルとマダラとの間」 『親和国文』16昭56・12 351 まだるっこしい 柄沢衛 「〈マダルッコシイ〉ということば」 『日本語』13-2昭48・3 柄沢衛 「〈マダルッコシイ〉と〈マドロッコシイ〉」 『日本語』14-3昭49・4 351 まち 町 広戸惇 ⑩ 351 まちがい 間違 アラン・ターニー 「外から見た日本語(4)間違い」 『センター通信〈国際交流基金〉』4-8昭55・3 351 まちがえる 間違 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 351 まちこう 待恋 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 352 まちまい 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 352 まちまち 区区 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 352 まつ 松 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 352 まつ 待 粂川光樹 「万葉集の〈待つ〉」 『古典と現代』43昭51・9 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 352 まっ 接頭語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 352 まつかさ 松傘・松毬 柳田国男 「音訛現象の考察(8)―毛虫と松毬」 『方言』4-6昭9・6 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 中村麻理 「兵庫県北西但馬語彙について―松笠」 『郷言』8昭47・12 352 まっすぐ 真直 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 352 まったく 全 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤宣男 ⑩ 352 マッチ 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 352 まつな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 352 まつふぐり 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 352 まつぼっくり 中平解 「松ぼっくり」 『民間伝承』23-6昭34・11 352 まつむし 松虫 宮嶋弘 「鈴虫・松虫の語原」 『平安文学研究』昭24・12 352 まつり 祭 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 佐藤喜代治 ② 352 まつりごと 政 三矢重松 『国語の新研究』 昭7・9中文館書店 352 まつる 松尾捨治郎 「まつる考」 『国学院雑誌』48-10昭17・10 宮腰賢 『日本語の探検―動詞に見る日本的発想』 昭55・10PHP研究所 352 まで 迄 桜井定夫 「〈まで〉〈までに〉考」 『文学論藻』6昭32・2 吉川泰雄 「格・副助詞〈まで〉」 国学院大『国語研究』6昭32・4 松村明 「副助詞―〈のみ・ばかり・まで・など・だに・すら・さへ・ばし〉」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 藤井美佐子 「助詞〈まで〉の通時的考察」 『国語国文学会誌』4昭34・9 永野賢 「〈まで〉と〈までに〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 奥津敬一郎 「〈マデ〉〈マデニ〉〈カラ〉―順序助詞を中心として」 『日本語教育』9昭41・12 林巨樹 「副助詞まで・など・なんど〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 永野賢 『伝達論にもとづく日本語文法の研究』 昭45・5東京堂 蜂谷清人 「特集・日本語における助詞の機能と解釈副助詞〈し・しも・のみ・ばかり・まで・など(だけ)(くらい)(ほど)〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 野原三義 「〈まで〉について」 『国際大学国文学』3昭46・9 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 横浜研修センター日本語班(鈴木敦子) 「助詞〈に〉〈へ〉〈まで〉―受付のアナウンスから」 『研修』175昭50・9 本位田重美 『国語文法論への道』 昭50・12笠間書院 井上博嗣 「程度副詞の〈程度〉について―上代の助詞〈まで〉と高度の程度を示す副詞〈より〉」 『女子大国文』83昭53・6 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 352 ―だ 飯豊毅一 ⑧ 352 ―で 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 352 ―に 桜井定夫 「〈まで〉〈までに〉考」 『文学論藻』6昭32・2 永野賢 「〈まで〉と〈までに〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 永野賢 『伝達論にもとづく日本語文法の研究』 昭45・5東京堂 奥津敬一郎 「〈マデ〉〈マデニ〉〈カラ〉―順序助詞を中心として」 『日本語教育』9昭41・12 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 352 ―も 渥美功 「逆接仮定の前件〈たとへ…までも〉―一葉日記中の鷗外の文体」 『国語展望』35昭48・11 352 まてばしい 川名興 「マテバシイの語源と方言」 『植物と文化』17昭51・10 352 まどう まどふ 惑 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・1至文堂 井上親雄 「中古文における〈まどふ〉と〈まよふ〉」 『中古文学』7昭46・3 服部一枝 「古今集における〈まがふ〉と〈まどふ〉」 『中央大大学院研究年報』11-4昭57・3 353 まどおくの 不近 鶴久 「所謂形容詞のカリ活用及び打消の助動詞ザリについて―特に万葉集における義訓すべき不安・不遠・不近・不悪・不有をめぐって」 『万葉』42昭37・1 353 まどガラス 池田弥三郎 「ことばのことば窓ガラス・旅ガラス」 『言語』6-7昭52・7 353 まどぎわぞく 窓際族 稲垣吉彦 「特集・言語汚染流行語の増殖―〈窓ぎわ族〉から〈窓ぎわのトットちゃん〉まで」 『言語』11-3昭57・3 353 まとまる 纏 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 353 まとめる 纏 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・1角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 353 まどろっこしい 柄沢衛 「マダルッコシイとマドロッコシイ」 『日本語』14-3昭49・4 353 まな 真魚 井上章 ⑩ 353 まな 真名 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 353 まないた 爼板 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 井上章 ⑩ 353 まなこざし 目差 鈴木丹士郎 ⑤ 353 まなばし 真魚箸 井上章 ⑩ 353 まなぶ 学 木村俊夫 「〈学ぶ〉ということばについて―〈愛ブ〉から〈学ブ〉へ」 『児童心理』28-6昭49・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 峰村和江 「特集・類義語の意味論的研究〈教える〉〈教わる〉と〈習う〉〈学ぶ〉〈勉強する〉」 『日本語研究』1昭53・3 353 まなぶ 愛 木村俊夫 「〈学ぶ〉ということばについて―〈愛ブ〉から〈学ブ〉へ」 『児童心理』28-6昭49・6 353 まに 間 浅野百合子 「〈うちに〉〈あいだに〉〈まに〉をめぐって」 『日本語教育』27昭50・8 353 マニア 宮本忠雄 「ことばのことばマニア考」 『言語』9-1昭55・1 353 まにまに 随 井手至 「諸伏〈まにまに〉について」 『国語国文』27-9昭33・9 関一雄 「〈まにまに〉〈ままに〉考」 『山口大学文学会誌』16-1昭40・7 353 マネービルディング 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 353 まねく 招 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 353 まのあたり 目辺 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 353 まはつぶ 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 353 まびろく 真広 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 353 まぶ 間夫 鈴木棠三 「マブの語源」 『日本国語大辞典ことばのまど』12昭49・11 353 まぶい 眩 真田信治 「標準語の地理的背景〈まぶしい(眩しい)〉―上方語マブイが母胎」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 353 まぶい 魂 中本正智 ⑧ 353 まぶしい 眩 国立国語研究所 『日本言語地図1』 昭42・4 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 真田信治 「標準語の地理的背景〈まぶしい(眩しい)〉―上方語マブイが母胎」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 353 まぶたをとじる 瞼閉 靏岡昭夫 「ことばの質問箱〈瞳をとじる〉か〈瞼をとじる〉か」 『言語生活』351昭56・3 353 まほし 助動詞・接尾語 木之下正雄 「源氏物語における〈マホシ〉とその格表現について」 『鹿児島大学教育学部教育研究所研究紀要』7昭28・12 森野宗明 「いわゆる希望の助動詞―〈まほし〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 森野宗明 「和歌におけるマクホシとマホシについて」 『未定稿』9昭36・9 根来司 「希望の助動詞―まほし・たし〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 永野賢 「特集・日本語の助動詞の役割希望〈まほし・たし・たい〉」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 山口佳紀 「平安時代語の源流について」 『東大人文科学科紀要』48昭44・12 梶原滉太郎 「中世の説話・軍記物における〈まほし〉と〈たし〉」 『国語学研究』12昭48・3 354 まほる・まぼる 守 三木幸信 「〈まほる〉〈まぼる〉〈まもる〉」 『女子大国文』22昭36・7 354 まぼろし 幻 佐々木理 「幻とマホロシ」 『椙山女学園大研究論集』10-2昭54・3 354 まま 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 354 ママ 森一 「〈パパ・ママ〉について」 『英語教育』10-12昭37・3 東恩納寛惇 「〈ターリー〉〈パパ・ママ〉及び〈おばあさん〉」 『沖縄文化』7昭37・8 白石浪男 「ママ・パパ・おかあさん」 『日本語』21-8昭56・10 354 まま 飯 小林隆 ⑪ 354 まま 儘 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 354 ―に 久永紀子 「〈ままに〉の変遷」 甲南大『文学会論集』11昭35・3 関一雄 「〈まにまに〉〈ままに〉考」 『山口大学文学会誌』16-1昭40・7 354 ままこ 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 354 ままごと 飯事 柳田国男 『小さき者の声』 昭17・11三国書房=『定本柳田国男集20』昭37・8 日本常民文化研究所編 『日本常民生活資料叢書14』 昭48・9三一書房 上野勇 「ままごとの方言」 『上州路』7-11昭55・11 354 ままこのしりぬぐい 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 354 ままちち 泉井久之助 「ママチチ・ママハハ―インドネシア語と日本語」 『言語研究』昭28・3 354 ままなく 清之正秋 「音声と表記ままなく少年たち―方言の中の自分から自分の中の方言へ」 『ことばの宇宙』3-4昭43・4 354 ままはは 泉井久之助 「ママチチ・ママハハ―インドネシア語と日本語」 『言語研究』昭28・3 354 まむし 蝮 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 佐藤暢男 「兵庫県北西但馬語彙について―蛇・腹・どぐろ・かまくび」 『郷言』8昭47・12 広戸惇 ⑪ 354 まめ 大野幸子 「源氏物語〈まめ〉に関して」 『高知女子大国文』3昭42・8 山下真弓 「〈まめ〉〈まめやか〉について―意味変遷と〈みやび〉との関係」 『立教大学日本文学』39昭52・12 354 まめ 豆 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 354 まめきび 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 354 まめびつ 藤田加代 「〈にほふ〉と〈かをる〉―源氏物語における人物造型の手法とその表現」 昭55・11風間書房 354 まめやか・まめやかなり 中田秀夫 「蜻蛉日記考―〈まめやかなり〉をめぐって」 長崎県高校教育研『国語研究』20昭51・3 山下真弓 「〈まめ〉〈まめやか〉について―意味変遷と〈みやび〉との関係」 『立教大学日本文学』39昭52・12 354 まもなく 間無 下河部行輝 「西鶴の作品における〈まもなく〉―西鶴の文体の一要素として」 『文芸研究』57昭42・11 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 354 まもる 守 三木幸信 「〈まほる〉〈まぼる〉〈まもる〉」 『女子大国文』22昭36・7 354 まゆかせらふ 麻由可西良布 菊沢季生 「万葉集巻十四東歌〈三五四一番〉の〈麻由可西良布〉の解釈について―古代におけるカ行ハ行二音の交替現象を考えつつ」 『四国学院大学論集』13昭43・3 354 まゆ・まゆげ 眉 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 354 まよい 償 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 354 まよう まよふ 迷 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 井上親雄 「中古文における〈まどふ〉と〈まよふ〉」 『中古文学』7昭46・3 355 まら 摩羅 南方熊楠 「摩羅考について」 『ドルメン』昭和9・11 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 355 まらす・まらする 春日政治 「謙譲助動詞マラスルについて」 『国語国文の研究』27昭3・12 春日政治 「甑島に遺れるマラスルとメーラスル」 『九大国文学』2昭6・1=『国語叢考』昭22・9新日本図書 北村旬子 「中世敬語の一考察」 『女子大国文』19昭35・11 『日本語の歴史4・5』 昭39・711平凡社 安田喜代門 「〈まらす〉と〈ます〉」 『近代語研究』2昭40・9 宮地幸一 「〈まゐらする〉から〈まらする→まする〉への漸移相」 関東学院女短大『短大論叢』42昭46・3=『ます源流考』昭55・7桜楓社 355 まらひと 賓客 森重敏 「まらひと〈賓客〉まれびと〈稀人〉まろがち〈忠僕〉」 『叙説』昭55・10 355 まり 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 355 まる 丸 大岩正仲 「丸―マロからマルへ」 『国語学』48昭37・8 森野宗明 「中世・近世における自称代名詞〈丸―まろ・まる〉について」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 355 まるきり 丸切 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 355 まるで 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 355 マルメロ 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 355 まれな 稀 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 355 まれびと 稀人 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 森重敏 「まらひと〈賓客〉まれびと〈稀人〉まろがち〈忠僕〉」 『叙説』昭55・10 355 まろ 丸 大岩正仲 「丸―マロからマルへ」 『国語学』48昭37・3 森野宗明 『王朝貴族社会の女性と言語』 昭50・11有精堂 森野宗明 「中世・近世における自称代名詞〈丸―まろ・まる〉について」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 355 まろうど まらうど 客人・賓客 近藤政美 「まらうど考」 『名大国語国文学』2昭34・6 355 まろがち 忠僕 森重敏 「まらひと〈賓客〉まれびと〈稀客〉まろがち〈忠僕〉」 『叙説』昭55・10 355 まろがれたることとりのこのごとし 句 塚田六郎 「〈渾沌如鶏子〉注釈への疑義」 『古代文学』13昭49・3 355 まわす 回 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 355 まわた 真綿 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 355 まわる 回 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 杉本武 「特集・類義語の意味論的研究まわる・めぐる」 『日本語研究』2昭54・7 川嶋秀之 「特集・類義語の意味論的研究まわる・めぐる」 『日本語研究』4昭56・12 355 まん 真 接頭語 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 355 まんいち 万一 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 355 まんがれ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 355 まんご 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 355 まんごまんご 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 355 まんさく 万作 武田久吉 「植物名考―ハマナスとマンサク」 『民間伝承』28-2昭39・4 355 まんざら 満更 佐藤正子 「短文練習の実際2〈まんざら〉の用法をめぐって」 『ILT News』55-65昭50・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 355 まんじゅう 饅頭 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 355 マンション 三宅鴻 「外来語のずれ(1)~(9)」 『英語青年』611-4~12昭45・4~12 村木新次郎 「伝統文化との交錯」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 356 まんする 山内洋一郎 「田植草紙の語法二、三―まいする・まんする・など」 『田唄研究』7昭40・2 356 まんぞくする 満足 ロゲルギスト 「ことばのことば満足する・退避する」 『言語』7-7昭53・7 356 まんどろだ 川本栄一郎 ⑧ 356 まんぱん 上田朝一 「マンパンとマンポと」 『日本語』22-6昭57・7 356 マンハント 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 356 まんぽ 上田朝一 「マンパンとマンポと」 『日本語』22-6昭57・7 356 まんま 飯 小林隆 ⑪ 356 まんまん 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 356 み 身 鴻巣隼雄 「解釈一側面から見た万葉集の言―心・身・命に就て」 『国語と国文学』23-1昭21・1 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 藤田加代 『〈にほふ〉と〈かをる〉―源氏物語における人物造形の手法』 昭55・11風間書房 356 み 箕 森重敏 「き(城)ひ(樋)み(笑)について」 『叙説』昭54・4 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 356 み 廻 久島茂 「ミ(廻)からビ(傍)へ―ベ(辺)との交渉」 『国語学研究と資料』6昭57・7 356 み 見 内田道夫 「〈見〉という語について」 『文化』16-6昭27・11 森重敏 「万葉集の〈見〉―文体論的考察」 『万葉』24昭32・7 356 み 微 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 356 み 未 接頭語 野村雅昭 「否定の接頭語〈無・不・未・非〉の用法」 『ことばの研究4』昭49・12秀英出版 356 み 御 石坂正蔵 『敬語史論考』 昭19・8大八洲出版 門前真一 「古事記〈為御寝坐也〉の〈み〉と〈ます〉―三矢博士の学説の展開をめぐって」 『天理大学学報』7-1昭30・9 能勢頼賢 「敬称の〈み〉その他―古事記・祝詞における」 『学苑』213昭33・1 藤井信男 「古代の敬語―接頭語〈み〉を中心に」 『国文学解釈と教材の研究』5-2昭35・1 辻村敏樹 『敬語の史的研究』 昭43・10東京堂 望月郁子 「源氏物語における敬称と接頭辞ミについて」 『文学』38-3昭45・3 関一雄 「敬語の接頭語ミとオホンについて―源氏物語と宇津保物語の用例対比」 『山口大学文学会志』23昭47・11 榊原邦彦 「平安時代の〈おほむ〉と〈み〉について」 『国語国文学論集松村博司教授定年退官記念』昭48・4 関一雄 「源氏物語会話文における敬語の接頭語ミ・オホンの用法」 『言語と文芸』83昭51・9 近藤政美 「キリシタン資料ローマ字本コンテツスムンヂにおける敬語接頭辞〈ゴ〉〈ギョ〉〈おん〉〈み〉について」 『松村博司先生古稀記念国語国文学論集』昭54・11笠間書院 356 み 接尾語 安藤正次 「〈高み〉〈速み〉などのみについて」 『台大文学』2昭12・8=『安藤正次著作集3』昭50・2雄山閣 木下正俊 「ミ語法私按」 関西大『国文学』52昭50・9 林四郎 『文学探求の言語学』 昭50・10明治書院 本位田重美 『国語文法論への道』 昭50・12笠間書院 上原良明 「上代の〈形容詞語幹+ミ〉について―〈山を高む〉のか」 『薩摩路』21昭52・3 清水郁子 「接尾語―〈み〉と〈さ〉を中心に」 『ILT News』64昭53・1 牧克己 「〈…を…み〉の〈み〉について」 『国語展望』56昭55・10 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 356 みあく・みあぐ 下井輝男 「源氏物語の〈みあく〉について―〈見上ぐ〉か〈見開く〉か」 『国学院雑誌』74-2昭48・2 356 みあげ 土産 森田武 『天草版平家物語難語句解の研究』 昭51・3清文堂 357 みあげにゅうどう 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 357 みいだす 見出 前田富祺 「言語時評〈見い出す〉と〈見出す〉」 『言語生活』337昭55・1 357 みえさせた 見 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 357 みえず 見 田中洋二 「〈見えず〉考」 『解釈』4-4昭33・4 357 みえたてまつらじ 見奉 塩田良平 「見え奉らじ再返答」 『解釈』6-1昭35・1 357 みえる 見 阿刀田稔子 「質問箱〈見える〉と〈見られる〉―〈可能〉の意味を考える」 『日本語教育研究』12昭50・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 357 みおとす 見落 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 357 みおのうらのひろけきみつつ 句 石井庄司 「〈見穂の浦の寛けき見つつ〉」 『解釈』5-10昭34・10 357 みおや 御祖 毛利正守 「古事記に於ける〈御祖〉と〈祖〉について」 『芸林』19-1昭43・2 357 みかえる みかへる 見返 関一雄 「〈かへりみる〉と〈みかへる〉の消長(1)―複合動詞変遷の一例(一)(二)(三)」 『山口大学文学会誌』17-2、18-1、19-1昭41・11、42・8、43・8 関一雄 『国語複合動詞の研究』 昭52・2笠間書院 357 みがく 磨 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 ロゲルギスト 「ことばのことばみがく」 『言語』7-4昭53・4 357 みかざり 身飾 後藤利雄 「ムカサリは〈身飾〉か」 『山形方言』4昭34・4 357 みかた 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 357 みかど 御門 武田祐吉 「御門考」 『文学』10-3昭17・3 357 みかん 蜜柑 尾藤忠且 『植物歳時記―化学語源辞典落穂集』 昭53・10三共出版 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 357 みぎ 右 山田忠雄 「ミギとミギリ」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 白木進 「ことば〈右と左と〉―聞き書き」 『日本語』16-4昭51・5 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 樋口陽一 「ことばとしての〈左〉と〈右〉―ふらんす二題」 『本』7-5昭57・5 357 ―ひだり 左 三浦勇二 「言語空間日本語の中の左右とみぎひだり」 『言語』1-68昭47・911 池田弥三郎 「ことばのことば左右とみぎひだり」 『言語』7-4昭53・4 357 ―より 撚 加藤雅樹 「左撚り・右撚り」 『言語生活』168昭42・3 357 ―り 山田忠雄 「ミギとミギリ」 『金田一博士古希記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 357 みぎり 砌 矢野文博 「ミギリ考」 『三重大学学芸学部研究紀要』8昭27・11 357 みぐし 御髪・頭髪 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 357 みくだり 三下 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 357 みくらいをゆずりたまいしのちすなわち 句 近藤章 「〈位後即〉小考」 『解釈』21-11昭50・11 357 みぐるしい 見苦 彦坂佳宣 ⑪ 357 みけ 御食・御膳 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 357 みこ 御子 榊原邦彦 「源氏物語の〈みこ〉と〈御こ〉」 『豊田工業高専研究紀要』6昭48・10 榊原邦彦 『平安語彙論考』 昭57・11教育出版センター 357 みこと 命 植村真知子 「御堂関白記用字考―〈命〉の訓義について」 『古典と民俗』5昭52・12 藤原照等 「古事記の敬称〈命〉―中巻と下巻の用法」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 梅沢伊勢三 「古事記及び日本書紀における個体尊称(カミ・ミコト)の実態(序説)」 『国学院雑誌』12-11昭56・11 357 みごと 見事 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 357 みこふさい 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 357 みこもかる 水薦刈 沢瀉久孝 「〈水薦苅〉攷」 『国語国文』11-7昭16・7 358 みざ 蜷 柳田国男 『蝸牛考』 昭5-7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 柳田国男 「国語史のために」 『定本柳田国男集29』昭39・5 358 みさいたまわる みさいたまはる 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究正篇・続篇』 昭37・9、48・11風間書房 358 みさいな 見 蜂谷清人 「狂言における〈見まいな〉と〈見さいな〉」 『国語学研究』4昭39・6 金田弘 「〈言はい〉〈見さい〉という言い方をめぐって」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂=『洞門抄物と国語研究』昭51・11桜楓社 358 ミサイル 「科学用語の訳語―ミサイル・人工衛星など」 『ことば』58昭33・2 358 みさお みさを 三宅清 「〈みさを〉考」 『国語と国文学』28-11昭26・11 吉沢義則 『増補源語釈泉』 昭48・5臨川書店 358 ―にもてつけて 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 358 みさき 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 柳田国男 「みさき神考」 『日本民俗学』3-1昭30・8=『定本柳田国男集30』昭39・8 358 みじかい・みじかし 短 松尾聡 「中古語〈みじかし〉について」 『国語展望』45昭52・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 358 みしはせ 粛慎 北条忠雄 「蝦夷(えみし)・粛慎(みしはせ)―その日本語たるの語学的解明」 『国語学研究』22昭57・12 358 みじめみじめ 惨惨 稲垣文男 「ことばは生きている流行語昭和史22」 『放送文化』33-6昭53・6 358 みしょう みせふ 微笑 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 358 みじょう みじやう 実城 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 358 みしりけり 関根慶子 「寝覚物語解釈拾遺〈みしりけりとめづらしきに〉」 『解釈』19-6昭48・6 358 みじん みぢん 微塵 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 358 みじんまく 身慎莫 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 358 みす 見 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 358 みず みづ 水 日下部文夫 「沖縄北部方言アクセント調査語彙について―〈水〉と〈氷〉」 『言語研究』52昭43・1 林四郎 「名詞の意味の記述法」 『国語学』72昭43・3 菅原七郎 「語原学論考―水の古語を遡って」 『民間伝承』308昭52・1 竹崎雅之 「語源雑考―みず(水)」 『日本語』22-9昭57・11 358 ―がのみたい 飲 松村明 『江戸語東京語の研究』 昭32・4東京堂 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 358 ―をかける 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 358 ―をのみたい 飲 中沢政雄 「現代国語学5〈水を飲みたい〉」 『国語教育科学』6-11昭41・11 358 みずあげ 水揚 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 358 みずいね みづいね 水稲 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 358 みずうまや みづうまや 水駅 →すいえき(すゐえき・水駅) 358 みずおち 鳩尾 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 358 みずから みづから 自 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 358 みずくき みづくき 水茎 小清水卓二 「みづくき考」 『国語と国文学』23-6昭21・6 柿本奨 「〈みづくき〉考」 『大阪学芸大学紀要』14昭41・2 358 みすごす 見過 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 358 みずしょうばい 水商売 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 358 みずすまし 水澄 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 中平解 「水すまし(その一・二・三)」 『民間伝承』20-8~10昭31・8~10 中平解 「言葉の教室(11)(12)水すまし拾遺」 『民間伝承』20-12昭31・12 上野勇 「みずすましの方言」 『上州路』7-8昭55・8 358 みずだな 水棚 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 359 みずづけ 水漬 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 359 みずみよるうまらきのくに みづ―― 高橋六二 「〈水依茨城之国〉の名義」 『跡見学園国語科紀要』17昭44・3 359 みずはくむ みづはくむ 石川徹 「平安文学語彙考証―あいなし・あいだちなし・みづはくむ」 『平安文学研究』23昭34・7 359 みすみす 見見 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 359 みせ 店 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 永野賢 『ことばの風俗誌』 昭53・3教育出版 359 みせじまい 店仕舞 池田弥三郎 「ことばのことば店じまい」 『言語』6-11昭52・11 359 みせた 見 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 359 みせたてまつる 見奉 田村忠士 「〈御覧ぜさす〉と〈見せ奉る〉―源氏物語を中心に」 『解釈』22-4昭51・4 359 みせる 見 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 成田徹男 「補助動詞と本動詞―〈みる〉〈みせる〉を例に」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 359 みそ 味噌 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 359 みぞ 溝 佐藤喜代治 「漢字字訓の研究―扱・掲・激・控・溝・棧について」 『国語学研究』20昭55・12 359 みそうしつくり みさうし― 田中重太郎 「〈御さうしづくり〉か〈御さうしつくり〉か―紫式部日記の一条」 『解釈』19-2昭48・2 359 みそかすもち 味噌糟餅 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 359 みそぎ 禊 笹谷良造 「触霊呪術の研究―ミソギの根本義」 『国学院雑誌』60-12昭34・2 佐藤喜代治 ② 359 みそくし 見所久思 西宮一民 「黄葉片々―〈見所久思〉考」 『万葉』32昭34・7 359 みそこなはす 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 359 みそっぱ 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 359 みたい 接尾語 杉捷夫 「再び〈みたい〉について」 『言語生活』62昭31・11 「ことば百科〈…っぽい〉〈…みたい〉―ぼかし語尾表現のはんらん」 『放送文化』37-3昭57・3 359 ―だ 中村通夫 「みたいだ」 『NHK国語講座現代語の傾向』昭23・1宝文館 宮地幸一 「〈…みたやうだ〉から〈…みたいだ〉への漸移相」 『学芸国語国文学』3昭43・7 原口裕 「〈みたやうだ〉から〈みたいだ〉へ」 『静岡女大国文研究』7昭49・3 内田徳賢 「〈ようだ〉〈みたいだ〉の転用について」 『国語国文』45-5昭52・5 359 ―な 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 359 みだいどころ 御台所 遠藤好英 ⑩ 359 みたくでもない 彦坂佳宣 ⑪ 359 みだしなみ 身嗜 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 359 みだしばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 359 みたす 満 宮地幸一 「動詞〈満つ・満たす〉考」 『国学院雑誌』59-10昭33・11 359 みだす 乱 宮地幸一 「動詞〈乱る〉から〈乱す〉への漸移相」 『国学院雑誌』57-7昭31・7 359 みたたしまして 句 門前真一 「万葉集巻19・四二四五の〈御立座而〉の訓その他―〈み□ます〉の形はあり得るか再論」 『山辺道』13昭42・3 359 みたてまつる 見奉 伊藤和子 「源氏物語にあらわれた〈御覧ぜらる〉と〈見奉る〉」 西京大『人文』4昭29・3 359 みたてまつるなる 見奉馴 関一雄 「〈見馴れ奉る〉と〈見奉る馴る〉と―伊牟田経久氏〈見給ひ馴る考〉を読んで」 『未定稿』7昭34・12 359 みたま 御霊・御魂 柳田国男 『村のすがた』 昭23・7朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 359 みたまいなる みたまひなる 見給馴 伊牟田経久 「〈見給ひ馴る〉考」 『広島女短大研究紀要』9昭33・12 360 みたもう みたまふ 見給 鎌田広夫 「源氏物語の〈御覧ず〉と〈見給ふ〉」 『国学院雑誌』61-7昭35・7 360 みたようだ 句 宮地幸一 「〈~みたやうだ〉から〈~みたいだ〉への漸移相」 『学芸国語国文学』3昭43・7 原口裕 「〈みたやうだ〉から〈みたいだ〉へ」 『静岡女大国文研究』7昭49・3 360 みだりに 妄 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 360 みだる 乱 宮地幸一 「動詞〈乱る〉から〈乱す〉への漸移相」 『国学院雑誌』57-7昭31・9 宮腰賢 「動詞〈乱る〉の自他について」 『学芸国語国文学』12昭51・1 360 ―とも 山崎良幸 「〈ささの葉はみ山もさやに〉の歌について―〈乱友〉の訓義と〈われは妹思ふ〉の意義に関連して」 『解釈』15-7昭44・7 360 ―いづみゆ 句 鶴久 「黄葉片々―〈乱れいづ見ゆ〉か〈乱れていづ見ゆ〉か」 『万葉』30昭34・1 360 ―おる 織 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 360 ―かく 書 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 360 ―きる 着 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 360 ―ていづみゆ 句 鶴久 「黄葉片々―〈乱れいづ見ゆ〉か〈乱れていづ見ゆ〉か」 『万葉』30昭34・1 橋本雅之 「万葉集256番〈乱出所見〉の訓について」 『皇学館論叢』13-4昭55・8 360 みち 道 野口三千三 「〈みち(道)〉というコトバと動き(1)(2)」 『時の法令』10201023昭53・1112 360 みちゆき 道行 角田一郎 「道行文研究序論(2)―〈道行〉用語史」 『広島女子大学文学部紀要』5昭45・3 360 みちる 満 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 360 みちれない 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 360 みつ 満 宮地幸一 「動詞〈満つ・満たす〉考」 『国学院雑誌』59-10昭33・11 360 みっかくりや 三日厨 早川庄八 「〈供給〉をタテマツリモノとよむこと」 『月刊百科』210昭55・3 360 みつぎ・みつぐ 見続 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 360 みつげつ 蜜月 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 360 みつたまり 潴 永井一彰 「〈市中の巻〉の用字―潴(ミツタマリ)について」 『滋賀大国文』14昭51・12 360 みっともない 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 彦坂佳宣 ⑪ 360 みつはぐむ 竹岡正夫 「〈みつはぐむ・みつはさす〉考」 『香川大学教育学部研究報告』1-47昭54・10 360 みつはさす 竹岡正夫 「〈みつはぐむ・みつはさす〉考」 『香川大学教育学部研究報告』1-47昭54・10 360 みつまめ 蜜豆 大塚滋 「みつまめ」 『食物誌』昭50・7中央公論社 360 みつめる 見詰 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 迫田幸子 「みつめる・ながめる」 『日本語研究』3昭55・10 360 みつれ 吉田金彦 「万葉の〈みつれ〉に宛てられる漢字について」 『訓点語と訓点資料』56昭50・8 吉田金彦 「文法の変遷と日本人の論理―見失われた万葉語〈みつる〉〈みつれ〉〈みてり〉を追って語史をさぐる」 『新日本語講座4』昭50・11汐文社 360 みどうかんぱく 御堂関白 芥唯雄 「〈中の関白〉および〈御堂関白〉の呼び名について」 『解釈』14-1昭43・1 360 みとうもなし みたうもなし 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 360 みとしろた 御刀代田 柳田国男 「御刀代田考」 『伝承文化』2昭37・12 360 みとむない 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 360 みとめる 認 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 360 みどり 緑 伊原昭 「〈みどり〉へ」 『文学語学』11昭34・3 藤原明 「日本語の色彩名の起源」 『近畿大教養部研究紀要』10-2昭53 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 360 みどりご 緑児 遠藤嘉基 「万葉集にあらはれてゐる〈緑児〉〈若児〉についての疑問」 『奈良文化』30昭10 菊沢季生 「〈みどりご〉攷」 『文芸研究』昭24・10 伊原昭 「緑児と黄女」 『武蔵野文学』17昭45 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 361 みな 皆 森昇一 「語序―〈皆〉といふ語をめぐつて」 『野州国文学』1昭42・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 佐藤宣男 ⑩ 361 みなおしたもうのちせもや みなほしたまふー 句 北山谿太 「源語〈見直し給ふ後瀬もや〉など」 『言語と文芸』3-3昭36・5 361 みなそそく 美那曾曾久 亀井孝 「ソソク>ソソグ」 『国語と国文学』24-7昭22・7 361 みなと 湖 金沢庄三郎 「湖の字を〈ミナト〉と読むことの考」 『金田一博士古稀記念言語民俗論叢』昭28・5三省堂 八木毅 「風土と用字―上代における〈湖〉について」 『語文研究』9昭34・9 361 みなになりけり 句 日野資純 「方言による古語の解釈―〈みなになりけり〉と〈夜一夜〉を例として」 『国語通信』87昭41・7 361 みなれたてまつる 見馴奉 関一雄 「〈見馴れ奉る〉と〈見奉る馴る〉と―伊牟田経久氏〈見給ひ馴る考〉を読んで」 『未定稿』7昭34・12 361 みにくい 醜 彦坂佳宣 ⑪ 361 みねもとおおに みねもとををに 句 春日和男 「〈峯文十遠仁〉考」 『語文研究』44昭53・6 361 みの 簑 日本常民文化研究所編 『日本常民生活資料叢書14』 昭48・9三一書房 361 みのお 箕面 小野利朝 「箕面名字考」 『あさみどり』9-4 361 みのがす 見逃 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 361 みのこく 巳刻 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 361 みのぼし 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 361 みのむし 箕虫 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 361 みはかりはかりて 相原司郎 「続日本紀宣命の訓読について―第一話に見える〈御称称而〉の諸訓について」 『国学院雑誌』69-6昭43・6 361 みまい みまひ 見舞 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 361 みまいな 見 蜂谷清人 「狂言における〈見まいな〉と〈見さいな〉」 『国語学研究』4昭39・6 361 みまかる 身罷 小久保崇明 「古今集の詞書について―〈みまかる〉の性格を中心に」 『東洋』18-11昭56・11 361 みまな 任那 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 361 みみ 耳 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 361 みみざわり 耳障 「ことば百科障?触?〈耳ざわりのよい〉ことば」 『放送文化』33-1昭53・1 361 みみょう みめう 微妙 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 361 みみらく 栗原薫 「〈みみらく考〉について」 『国学院雑誌』66-8昭40・8 松田修 「みみらく考」 『万葉』75昭46・1 361 みめい 未明 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 361 みや 宮 吉田幸一 「宇津保におけるあて宮・犬宮等の〈宮〉呼称の問題」 『文学論藻』11昭33・5 361 みやあ 仲松弥秀 「〈テラ〉と〈ミヤー〉」 『沖縄文化』5-2昭41・11 361 みやけ 千田稔 「古代大和国郡家址についての地名学的考察〈コオリ〉〈ダイリョウ〉および〈ミヤケ〉地名」 『地名学研究』昭47・3 361 みやこ 都 五十嵐仁一 「ミヤコ(都)語原考」 山形大『国語研究』14昭37・8 岸俊男 「記紀・万葉集のミヤコ」 『日本歴史』332昭51・1 門脇芳雄 「詰将棋のことば―みやこ」 『言語』8-5昭54・5 361 ―ほとり 藤田豪之輔 「大鏡の序を読んで」 『国語国文』6-2昭11・2 361 みやのちぢみ 宮縮 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 362 みやばしらふとしく 宮柱太 慶野正次 「〈大系〉ところどころ(7)〈腹あし〉と〈宮柱ふとしく〉」 『解釈』17-4昭46・4 362 みやび 雅 遠藤嘉基 『訓点資料と訓点語の研究』 昭27・3中央図書 吉川貫一 「万葉集における〈みやび〉について」 『神戸大学教育学部研究集録』33昭40・3 川上富吉 「万葉集みやび考―階級的美意識について」 『中央大国文』9昭41・3 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 今西祐一郎 「〈みやび〉私論」 『国語国文』43-4昭49・4 山下真弓 「〈まめ〉〈まめやか〉について―意味変遷と〈みやび〉との関係」 『立教大学日本文学』39昭52・12 362 みやま 深山 山名邦和 「歌語〈奥山・深山〉の意味の史的変遷―文化史的一試論」 『文化史学』22昭42・12 362 みやまぎ 深山木 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 362 みゆ 見 五味保義 「万葉集詞句考―〈見ゆ〉の問題」 『国語国文』9-12昭14・12 犬塚旦 「〈見ゆ〉の用法について」 『平安文学研究』17昭30・6 広瀬保 「歌合判詞における〈見ゆ〉と〈聞ゆ〉」 『日本文芸研究』12-2昭35・6 建部一男 「万葉集における〈見ゆ〉の対象」 『論究日本文学』13昭35・11 大野玲子 「源氏物語における〈見ゆ〉という語についての一愚見」 『不知火』13昭36・6 吉井巌 「見る歌の発想形式について―〈見ゆ〉を中心に」 『万葉』45昭37・10 佐竹昭広 「〈見ゆ〉の世界」 『国語国文』33-9昭39・9 北原保雄 「〈なり〉と〈見ゆ〉―上代の用例に見えるいわゆる終止形承接の意味するもの」 『国語学』61昭40・6 大竹操 「源氏物語における視覚的表現の意義―〈見ゆ〉を通して」 『女子大国文』52昭44・2 高橋文二 「〈見ゆ〉の心」 『駒沢国文』10昭48・6 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 遠藤和夫 「〈見ゆ留〉寸考」 『国文学ノート』16昭54・3 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 井手至 「助動詞として追加すべき上代語〈みゆ〉について」 大阪市立大『人文研究』33-1昭56・10 362 みゆう 見 福島邦道 「〈見ゆう〉と〈見よう〉の交替」 『佐伯梅友博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 362 みゆきふる 雪降 桜井満 「枕詞と呪農―〈花散らふ〉と〈み雪ふる〉の発想」 『万葉』40昭36・7 362 みよう 見 福島邦道 「〈見ゆう〉と〈見よう〉の交替」 『佐伯梅友博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 362 みょうじ 名字・苗字 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 鶴久 「〈𣑥縄〉〈鼻縄〉訓義考付(名字〉続貂」 『香椎潟』22昭51・10 362 みょうじょう 明星 草下英明 「星の名前の話―ほしはスバル・ひこぼし・明星…」 『ことばの宇宙』1-5昭41・10 362 みょうじん 明神 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 362 みょうせき 名跡 中田薫 『徳川時代の文学に見えた私法(改組版)』 昭31・9創文社 362 みょうだ 妙 小島俊夫 ⑤ 362 みょうりがわるい 句 池田弥三郎 「ことばのことば冥利がわるい」 『言語』7-2昭53・2 362 みよさ 粃 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 362 みょぬり 久倉京子 「〈うわなり〉と〈ミョヌリ〉―奄美方言の親族呼称に残る韓国語」 『奄美郷土研究会報』18昭53・3 362 みらく 見 吉田金彦 「万葉のことばと文学(15)〈見らく〉〈恋ふらく〉」 『短歌研究』34-11昭52・11 362 みられる 見 阿刀田稔子 「質問箱〈見える〉と〈見られる〉―〈可能〉の意味を考える」 『日本語教育研究』12昭50・12 362 みらん 見 福永静哉 「〈見らん〉という方言について」 『女子大国文』27昭37・12 362 みる 転 有坂秀世 「シル(知)とミル(転)の考」 『国語と国文学』17-10昭15・10=『国語音韻史の研究増補新版』昭32・10三省堂 362 みる 見 奥田靖雄 「動詞〈みる〉の語イ的な意味」 『IZUMI』49昭36・8 永藤靖 「記紀・万葉における〈見る〉ことについて」 『文学』41・6昭48・6 永藤靖 「古代人における〈見る〉ことと〈知る〉ことについて」 明大『文芸研究』30昭48・10 戸田義雄 『宗教と言語』 昭50・3大明堂 中西進 「見る―古代的知覚」 『文学』43-4昭50・4 村上明子 「玉塵抄・詩学大成抄における四段動詞および上一段動詞〈見る〉に対応する下一(二)段動詞」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 山崎孝雄 「記紀において受身をあらわす〈所〉〈被〉〈見〉について」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 橋本昌代 「古今和歌集四季歌の構成法〈みる〉を中心に」 『同志社国文学』16昭55・3 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 奴田原睦明 「ムスリムにおける〈見る〉の意味」 『朝日ジャーナル』昭55・9 成田徹男 「補助動詞と本動詞―〈みる〉〈みせる〉を例に」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 363 みるい 山本文子 「静岡地方の方言〈みるい〉の研究」 『文芸論叢』2昭47・2 363 みるまに 見間 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 363 みるみる 見見 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 日野資純 「中古の日記・物語文における動詞終止形の反復用法について―〈いふいふ〉〈見る見る〉など」 静岡大『人文論集』20昭44・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 363 みるめ 山内洋一郎 「みるめなき歌―歌語〈海松布〉の問題と小野小町と」 『国語学国文学論攷岩佐正教授古稀記念』昭53・12渓水社 363 みるよしもがも 見綵欲得 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 363 みれ 見 日下部文夫 「北をミレ南だけをミサセルな」 『新潟大国文学会誌』25昭57・2 363 みれる 見 中村通夫 「〈来れる〉〈見れる〉〈食べれる〉などという言い方についての覚え書」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 中村通夫 「〈来れる〉〈見れる〉〈食べれる〉などという言い方についての覚え書」 NHK国語講座現代語の傾向』昭32・1宝文館 神田寿美子 「見れる・出れる―可能表現の動き」 『口語文法講座』3昭39・11明治書院 中沢政雄 「現代国語学(1)〈見れる・着れる〉考」 『国語教育科学』6-5昭41・5 渡辺実 「〈行ける〉〈見れる〉―口語における助動詞複合の問題」 『月刊文法』1-8昭44・6 斎賀秀夫 「ことばの相談室〈見れる〉は正しい言い方か」 『言語生活』276昭49・9 斎賀秀夫 「日本語の正誤(1)〈見れる〉という言い方は正しいか」 『広報』271昭51・5 「ことば百科〈見れる〉〈来れる〉という言い方」 『放送文化』33-4昭53・4 真田信治 「ことばの揺れ―〈見れる〉をめぐって」 『高校国語教育』1-5昭55・3 岡崎和夫 「〈見レル〉〈食ベレル〉型の可能表現について―現代東京の中学生・高校生について行った一つの調査から」 『言語生活』340昭55・4 363 みれん 未練 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 363 みんじそしょうほう 民事訴訟法 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 363 みんしゅ 民主 新村出 「語源をさぐる2」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 363 みんぽう 民法 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 363 む 無 野村雅昭 「否定の接頭語〈無・不・未・非〉の用法」 『ことばの研究4』昭48・12秀英出版 須山名保子 「接辞〈不〉〈無〉をめぐって」 『学習院大国語国文学会誌』17昭49・4 安本美典 「特集〈無〉〈無〉をめぐる話」 『数理科学』18-1昭55・1 相原林司 「接辞〈不〉と〈無〉の使い分けに関する一考察」 『外国人と日本語』5昭55・3 364 む 助動詞 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 真鍋次郎 「助動詞〈む〉についての考―特に〈らむ〉と比較しつつ」 『愛媛国語国文』1昭27・3 宮田和一郎 「助動詞〈む〉をめぐって」 『解釈』4-910昭33・10 吉川泰雄 「いわゆる推量の助動詞―〈む〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 森井蘭 「〈む〉の性格―推量・意志のあらわれ方」 『女子大国文』15昭34・10 大野晋 「推量の助動詞じ・む・らむ・らし・めり・べし」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 村上本二郎 「助動詞指導の実際―〈む〉を例として」 『国文学解釈と教材の研究』9-12昭39・10 堀田要治 「推量の助動詞―む(ぬ)・けむ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 佐伯梅友 「夢にだに―〈だに〉と〈さへ〉・〈む〉と〈らむ〉に関して」 『古文研究』5昭40・8 中西宇一 「反実仮定を表わす推量の助動詞の意味―〈まし〉と〈む〉」 『女子大国文』43昭41・11 原良子 「あゆひ抄四巻〈将倫(むとも)〉〔何む〕〔何め〕―〔むや〕〔むやは〕と〔めや〕〔めやは〕について」 『愛文』5昭41・12 土田知雄 「高市黒人の多用語―〈ば〉〈む〉を中心にして」 『語学文学』5昭42・3 岡村和江 「特集・日本語の助動詞の役割推量(む・らむ・けむ・う・よう・だろう)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 神谷馨 「特集〈む〉の徹底的研究現代における推量表現」 『月刊文法』2-8昭45・6 北原保雄 「特集〈む〉の徹底的研究〈む〉はなぜ未然形につくのか」 『月刊文法』2-8昭45・6 桜井光昭 「特集〈む〉の徹底的研究〈じ〉は〈む〉の否定か」 『月刊文法』2-8昭45・6 中西宇一 「特集〈む〉の徹底的研究〈まし〉と〈む〉の関係」 『月刊文法』2-8昭45・6 福田良輔 「特集〈む〉の徹底的研究助動詞〈む〉の仲間」 『月刊文法』2-8昭45・6 伊牟田経久 「特集〈む〉の徹底的研究〈む〉の活用と意味」 『月刊文法』2-8昭45・6 吉田金彦 「特集・上代語研究の現段階上代語発達の原始形態―〈む〉〈おもふ〉同源説」 『月刊文法』3-1昭45・11=『上代語助動詞の史的研究』昭48・3明治書院 「国語史における変遷をどうとらえるか」 『シンポジウム日本語1』昭50・10学生社 久島茂 「助動詞ムの成立についての一考察―終助詞ナ・ネ・ニと関連して」 早大『国文学研究』60昭51・10 364 む 接尾語 東辻保和 「動詞構成接尾辞ブ・ムの研究―今昔物語集を中心として」 『高知大学学術研究報告人文』19昭46・3 東辻保和 「接尾辞〈がる〉〈ぶ・む〉の対立―その意義論的考察」 『国文学攷』64昭49・6 関一雄 「接尾語〈ぶ〉〈む〉〈めく〉〈だつ〉〈がる〉の消長(1)平安時代仮名文学の用例を中心に」 『山口大学文学会誌』30昭54・11 関一雄 「接尾語〈ぶ〉〈む〉〈めく〉〈だつ〉〈がる〉の消長(2)平安時代仮名文学の用例を中心に」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 364 むが 無我 水野弘元 『仏教のことば放送ライブラリー23』 昭53・10日本放送出版協会 364 むかいやま 向山 向山寛夫 「〈談話室〉向山の姓と地名」 『国学院雑誌』80-9昭54・9 364 むかう 向 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 364 むかえかい 迎買 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 364 むかえる 迎 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 364 むかさり 浅野建二 「ムカサリ考」 『山形方言』4昭34・4 中村星湖 「ムカサリについて―浅野氏への書簡」 『山形方言』4昭34・4 奥山誉男 「〈ムカサリ〉語源雑考」 『山形方言』4昭34・4 後藤利雄 「ムカサリは〈身飾〉か」 『山形方言』4昭34・4 菅原七郎 「民俗方言論考―〈むかさり〉考」 『民間伝承』314昭53・12 →みかざり 364 むかし 昔 柳田国男 『伝説』 昭15・9岩波書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 林田明 「〈昔〉と〈もと〉―〈月やあらぬ〉の歌の解」 『解釈』6-12昭35・12 望月郁子 「イニシヘ・ムカシ考」 『常葉女子短期大学紀要』2昭44・11 364 ―きき 聞 小久保崇明 「〈昔聞キ〉考」 『解釈』23-9昭52・9 364 ―のかたみ 形見 北山谿太 「〈昔のかたみ〉―桐壺の巻の語義語法の研究」 『平安文学研究』4昭25・7 364 ―のひと 人 鶴久 「古今和歌集雑考(1)〈昔の人〉をめぐって」 『香椎潟』25昭54・10 364 ―ものがたり 物語 毛利正守 「源氏物語に於ける〈昔物語〉と〈物語〉について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 365 むかえいぬ むかへいぬ 柳田国男 『妖怪談議』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 365 むき 向 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 365 むぎ 斎藤修平 「新島のムギをめぐって」 『フィールドの歩み』7昭50・11 365 むきょく 無曲 →きょくなし 365 むく 向 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 365 むく 剝 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 坂東多衣子 「特集・類義語の意味論的研究はぐ・はがす・むく」 『日本語研究』2昭54・7 365 むくいられる 報 西田直敏 「正しい文法を考える―〈報いられる〉と〈報われる〉」 『講座正しい日本語5』昭46・3明治書院 365 むくう むくふ 報 湯沢幸吉郎 「〈報ふ〉(ハ四)の用例」 『安藤教授還暦祝賀記念論文集』昭15・2三省堂 桑山俊彦 「〈むくゆ〉〈むくふ〉の相関」 『語学と文学』19昭53・7 365 むくげ 木槿 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 365 むくつけし 形容詞 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 平岡智子 「源氏物語における〈むくつけし〉について」 『高知女子大国文』18昭57・7 365 むくむ 浮腫 内田真由美 「特集・類義語の意味論的研究はれる・むくむ」 『日本語研究』5昭57・12 365 むくむくし 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 365 むくむくと 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 365 むくゆ 報 桑山俊彦 「〈むくゆ〉〈むくふ〉の相関」 『語学と文学』19昭53・7 365 むくろ 軀・骸 宮地敦子 「〈くび〉〈むくろ〉考」 『昭和学院短期大学紀要』1昭40・5 宮地敦子 「〈むくろ〉とその周辺の語」 『国語と国文学』45-5昭43・5 宮地敦子 『身心語彙の史的研究』 昭54・11明治書院 365 むくろもち 土竜 →もぐら 365 むくわれる 報 西田直敏 「正しい文法を考える―〈報いられる〉と〈報われる〉」 『講座正しい日本語5』昭46・3明治書院 365 むげ Miyake Takeo 「むげの話―形容動詞と新形容動詞」 『実践国語』19-208昭33・2 365 むける 向 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 365 むごい 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 365 むこう 向 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 365 むごう 原田芳起 「方言語彙漫録―ムゴウの系譜」 『日本談義』復刊58昭30・9 365 むざん 無残・無惨・無慚 藤井信男 「平家物語の一考察―〈無慚〉の語を中心として」 『国語と国文学』25-7昭23・7 田中高志 「〈学内発表会要旨〉平家物語における〈あはれ〉と〈むざん〉について」 『国語教育研究』7昭38・5 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 竹浪聡 ⑪ 365 むし 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 365 むしくい むしくひ 河内山清彦 「枕草子注解小考―〈むしくひ〉は鶯の異称か」 『解釈』25-11昭54・11 365 むしさされ 虫 ワカバヤシ・マサオ 「虫ササレ」 『カナノヒカリ』389昭29・11 365 むじつのつみ 無実罪 山田俊雄 「真字熱田本平家物語の文字史的研究の序付〈無実の罪〉〈かなびく〉私見」 『成城文芸』昭31・7 366 むしめがね 虫眼鏡 『日本語の歴史6』 昭40・5平凡社 366 むじゅん 矛盾 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 366 むじょう 無常 増谷文雄 『仏教のことば放送ライブラリー23』 昭53・10日本放送出版協会 鈴木則郎 ⑪ 366 むしる 毟 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 岩崎宏子 「特集・類義語の意味論的研究むしる・ちぎる」 『日本語研究』4昭56・12 366 むしろ 寧 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 佐藤宣男 ⑪ 366 むじん 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 366 むず 助動詞 森野宗明 「枕草子における〈むず〉(むとす)をめぐって」 『未定稿』4昭32・12 吉田金彦 「今昔物語集における推量語〈むず〉〈むとす〉の用法」 『訓点語と訓点資料』19昭36・11 吉田金彦 「中古・近古における推量語〈むず〉〈むとす〉の用法」 『国語と国文学』39-3昭37・3 吉田金彦 「〈むず〉(んず)の成立」 『国語国文』31-8昭37・3 五島和代 「源氏物語のムズ」 『北九州大文学部紀要』26昭55・12 366 むずかしい 難 東辻保和 「〈むつかしい〉と〈むずかしい〉と―語形確定をめぐって」 『論究日本文学』15昭36・9 土屋信一 「ムツカシイとムズカシイ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 366 むすぶ 結 「質問箱しばる(縛る)・ゆわえる(結わえる)・むすぶ(結ぶ)について」 『日本語教育研究』7昭48・6 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 366 むすぼおる むすぼほる 結 小迫喜美子 「研究ノート源氏物語〈結ぼほる〉について」 『広島女学院大国語国文学誌』9昭54・12 366 むすめ 娘 松井麻子 「夜の寝覚における〈むすめ〉と〈をんな〉について」 『立正女子大国文』1昭47・3 366 むせか 菀然 田中久美 「〈菀然―ムセカ〉(日本霊異記)について」 『万葉』96昭52・12 366 むぞい 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 366 むぞか 柳田国男 『蝸牛考』 昭5・7刀江書院=昭18・2創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 366 むそく 無足 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 366 むた 村山隆 「上代語ムタの意義について」 『文学論輯』11昭39・2 366 むた 地名 栗原薫 「地名ムタについて」 『日本民俗学』85昭48・5 366 むだ 無駄 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 366 むだ 地名 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 366 むたと 副詞 川口明美 「抄物語彙試論―〈メタト〉と〈ムタト〉をめぐって」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 366 むちえ 川本栄一郎 ⑧ 366 むつかしい 難 東辻保和 「〈むつかしい〉と〈むずかしい〉と―語形確定をめぐって」 『論究日本文学』15昭36・9 土屋信一 「ムツカシイとムズカシイ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 366 むつかる 憤 石井正彦 ⑨ 366 むつご 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 366 むてにん 人 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 366 むとう・むどう むだう 無道 三保サト子・三保忠夫 「中世文書における語彙研究上の一問題―〈非道〉と〈無道〉」 福井大『国語国文学』21昭54・2 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 367 むとす 連語 吉田金彦 「今昔物語集における推量語〈むず〉〈むとす〉の用法」 『訓点語と訓点資料』19昭36・11 吉田金彦 「中古・近古における推量語〈むず〉〈むとす〉の用法」 『国語と国文学』39-3昭37・3 →むず 367 むなぎ 鰻 伊吹一 「ことばと食べもの―むなぎ」 『栄養と料理』昭48・7 367 むなくるま 空車 山田孝雄 「〈むなくるま〉考」 『芸林』1-4昭25・10 367 むなさき 心前 小林芳規 「古事記の訓読と漢文訓読史―〈心前〉の訓読をめぐって」 『上代文学』35昭49・10 367 むなし 空 土田知雄 「旅人・憶良についての一考察(3)〈空し〉を中心にして」 『北海道教育大学紀要人文』21-1昭45・7 東節夫 「〈むなし〉と〈はかなし〉と」 『王朝遠藤嘉基博士古稀記念論叢』昭49・5洛文社 367 むなずはらし むなづはらし 前田勇 「瑠璃天狗続貂(2)」 『学大国文』8昭40・2 367 むね 棟 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 367 むねと 副詞 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 367 むまのはなむけ 馬餞 坂口頼孝 「むまのはなむけ」 『宇部国文研究』12昭56・3 367 むよ 根来司 「〈むよ〉〈らむよ〉〈けむよ〉―平安女流文学における」 『藤女子大学国文学雑誌』56昭44・7 367 むら 村 松岡栄志 「日本語教育〈村〉と中国語教育〈村〉―文化庁『中国語と対応する漢語』をめぐって」 『中国研究月報』380昭54・10 367 むらがる 群 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 367 むらさき 紫 伊原昭 「万葉の紫とその背景」 『語文』21昭40・6 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 吉川良子 「上代・中古文学に表われた〈紫〉」 『大谷女子大国文』11昭56・3 367 ―しきぶ 式部 中村浩 『植物名の由来』 昭55・7東京書籍 367 ―ずいしょう 水晶 矢島文夫 「文化史とことば(4)ダイヤモンドと紫水晶」 『言語』7-4昭53・4 367 ―におう にほふ 匂 田坂誠喜 「〈紫にほふ〉考」 『青山学院大会報』4昭45・3 367 むらじがいそ 夏目隆文 「〈むらじがいそ・はなりそ〉考」 『愛知大学総合郷土研究所紀要』17昭47・3 367 むらすすき 叢薄・群薄 石川徹 「平安文学語意考証―らんそう・むらすすき・にんず・したくづる・おもひあがる」 『平安文学研究』20昭32・9 367 むり 無理 佐藤武義 ⑪ 367 むりもんどう 前田勇 『むりもんどう考』 昭42千秀堂 367 むりょうだいすう 無量大数 児山敬一 「大数・無量大数といふことば」 東洋大『文学論藻』14昭34・6 367 むろ 室 新村出 「万葉苑枯葉抄」 『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 木村徳国 「ムロとニヒムロノウタゲ(1)ムロについて」 『日本建築学会論文報告書』250昭51・12 367 むろづみ 館 滝川政次郎 「〈むろづみ〉考」 『国学院雑誌』58-2昭32・6 吉川泰雄 「〈むろづみ〉といふ言葉」 『国学院雑誌』58-4昭32・8 367 むろのき 天下香樹 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 堀勝 「万葉集〈ムロノキ〉考」 『万葉』78昭47・2 367 むろん 無論 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 367 め 目 井手至 「〈しののめ・いなのめ〉攷―原始的住居と〈め〉」 『万葉』20昭31・10 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 吉野弘 「ポエム漫漁〈目〉」 『言語生活』272昭49・5 柴田武 『方言の世界―ことばの生まれるところ』 昭53・1平凡社 367 ―にしむ 染 潁原退蔵 『江戸時代語の研究』 昭22・1臼井書房 368 め 接尾語 森下喜一 「動物名に付く接尾語〈メ〉について」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 森下喜一 「八丈島における接尾語〈メ〉の機能について―特に各年齢層を通して」 『岩手医科大教養部研究年報』14昭54・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 368 め 坂口一雄 「魚名のメは魚を意味する語か」 『言語生活』65昭32・2 368 めあて 目当 春日政治 『国語叢考』 昭22・9新日本図書 368 めい 名 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 368 めいかく 明確 松井利彦 「〈簡単〉〈明確〉の周辺」 『国語国文』50-5昭56・5 368 めいきゅういり 迷宮入 別役実 「犯罪のことば(10)迷宮入り」 『三省堂ぶっくれっと』14昭53・4 368 めいげつ 名月 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 368 めいしょ 名所 剣持隼一郎 「古文書の中のことば―木銭・かわせ・剣先祓・名所」 『柏崎・刈羽』6昭53・5 368 めいずる 命 中田祝夫 「〈通ずる〉〈命ずる〉と〈有する〉〈拝する〉」 『国語展望』24昭45・2 368 めいぼ 馬瀬良雄 「長野県のことば(5)メイボとシラガダイジン―民間語源」 『日本の屋根』22-5昭56・5 368 めいほうちょ 命方貯 富田大同 「〈命方貯〉私訓」 『明石工業高専研究紀要』5昭43・10 368 めいめい 銘銘 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 368 めいよ 名誉 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 368 ―な・―の 桜井光昭 「〈名誉の〉と〈名誉な〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 368 めいわく 迷惑 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川書店 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 368 めうし 牝牛 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 368 めうま 牝馬 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 368 メー 沢木幹栄 「物とことば〈もうもう(牛の鳴き声)〉―擬声語の分布と解釈」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 368 めーらする 春日政治 「甑島に遺れるマラスルとメーラスル」 『九大国文学』2昭6・11=『国語叢考』昭22・9新日本図書 368 めがこう めがかう 石川徹 「平安文学語意考証(8)―かんざし・はく・めがかう」 『平安文学研究』27昭36・12 368 めかす 接尾語 小川五郎 「説話集にあらわれる〈…めく〉〈…めかす〉について」 『関東短期大学紀要』16昭45・12 368 めかす 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 368 めく 接尾語 柳田国男 「国語史論」 『定本柳田国男集29』昭39・5 小川五郎 「説話集にあらわれる〈…めく〉〈…めかす〉について」 『関東短期大学紀要』16昭45・12 辻田昌三 「〈だつ〉と〈めく〉」 『埴生野国文』6昭51・2 南芳公 「中古接尾語攷(1)ダツ・メクの機能」 国学院大『国語研究』41昭53・3 関一雄 「接尾語〈ぶ〉〈む〉〈めく〉〈だつ〉〈がる〉の消長(1)平安時代仮名文学の用例を中心に」 『山口大学文学会志』30昭54・11 関一雄 「接尾語〈ぶ〉〈む〉〈めく〉〈だつ〉〈がる〉の消長(2)平安時代仮名文学の用例を中心に」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 368 めぐし 愛・愍 橘正一 「メグシ考」 『国語研究(仙台)』3-5昭10・5 368 めくばせ 目配 前田富祺 「〈めくばせ〉の語誌」 『国語語彙史の研究3』昭57・5和泉書院 368 めぐみ 恵 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 368 めくる 捲 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 369 めぐる 巡・廻 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 杉本武 「特集・類義語の意味論的研究まわる・めぐる」 『日本語研究』2昭54・7 川嶋秀之 「特集・類義語の意味論的研究まわる・めぐる」 『日本語研究』4昭56・12 369 めごい 愛 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 飯豊毅一 ⑧ 369 めごな 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 369 めざま 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 369 めざまし・めざましい 目覚 石川徹 「平安文学語彙考証(その二)」 『平安文学研究』18昭31・6 前田欣吾 「形容詞〈めざまし〉の変遷」 『新国語研究』1昭32・8 369 めさる 召 山崎久之 『国語待遇表現体系の研究』 昭38・4武蔵野書院 田村忠士 「〈召す〉と〈召さる〉―覚一本平家より見たる」 『解釈』21-6昭50・6 369 めし 飯 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 小林隆 ⑪ 369 めし 見 田辺正男 「敬語表現の場面的変容―万葉集の〈見し〉〈明らむ〉〈聞こす〉などについて」 『国学院雑誌』70-11昭44・11 369 めす 召 中西宇一 「〈召す・参る・奉る〉―〈ひと〉および〈もの〉の移動に関する敬語」 『女子大国文』5556昭44・11 田村忠士 「〈召す〉と〈召さる〉―覚一本平家より見たる」 『解釈』21-6昭50・6 田村忠士 「〈召す〉―その意味の通時的位相的考察」 『国語教育研究』22昭51・8 369 めす 藤原与一 「筑後柳河ことばの〈メス〉と〈ノモ〉」 『近畿方言』15昭27・9 369 めずま めづま 目豆麻 渡部和雄 「我が目豆麻人は放くれど」 『長崎大教育学部人文科学研究報告』28昭54・3 369 めずらか めずらか 珍 梅野きみ子 「平安初期仮名文学における〈めづらし〉と〈めづらか〉について―宇津保物語を中心として」 名古屋国文学研究会『国文研究』4昭50・5 梅野きみ子 「平安中期仮名文学における〈めづらし〉と〈めづらか〉をめぐって(1)蜻蛉日記・枕草子の場合」 『椙山女学園大研究論集』7昭51・3 梅野きみ子 「平安中期仮名文学における〈めづらし〉と〈めづらか〉をめぐって(2)源氏物語を中心にして」 『椙山女学園大研究論集』8-2昭52・2 369 めずらし めづらし 珍 広瀬保 「〈やさし・きよげ・めづらし〉」 『日本文芸研究』8-2昭31・6 梅野きみ子 「平安初期仮名文学における〈めづらし〉と〈めづらか〉について―宇津保物語を中心として」 名古屋国文学研究会『国文研究』4昭50・5 梅野きみ子 「平安中期仮名文学における〈めづらし〉と〈めづらか〉をめぐって(1)蜻蛉日記・枕草子の場合」 『椙山女学園大研究論集』7昭51・3 梅野きみ子 「平安中期仮名文学における〈めづらし〉と〈めづらか〉をめぐって(2)源氏物語を中心にして」 『椙山女子学園大研究論集』8-2昭52・2 松浦照子 ⑨ 369 ―きに 関根慶子 「寝覚物語解釈拾遺〈みしりけりとめづらしきに〉」 『解釈』19-6昭48・6 369 めずらしい 珍 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 369 めだか 目高 佐藤清明 「全国メダカ方言語彙」 『国語教育』昭6・9 田中茂穂 「高知県下に於けるメダカの方言」 『方言』2-11昭7・11 千代延尚寿 「石州方言に現はれた丁斑魚」 『方言』5-1昭10・1 山本修之助 「佐渡の方言分布―タンポポ・ネコヤナギ・トンボ・メダカ・ツララについて」 『佐渡』1昭29・8 楠見敏雄 「和歌山県〈メダカ〉方言について」 『和歌山方言』昭29・11 河原宏 「〈めだか〉の方言」 『信濃』10-6昭33・6 琉大方言研究クラブ 『琉球方言における〈おたまじゃくし・やぎ・かまきり・めだか〉の地域的分布』 昭40・1 辛川寿一 「メダカこぼればなし」 『言語生活』174~182185昭41・3~11、42・2 馬渡博親・岡田始 『メダカ呼名考上』 昭47・6 森重信 「兵庫県北西但馬語彙について―めだか」 『郷言』8昭47・12 村岡浅夫 「特集・方言上〈めだか〉の方言」 『フォクロアひろしま』2昭53・4 曾我公恵 「尾張と東濃の境界地域における言語地理学的研究―〈めだか〉の方言分布」 『椙山国文学』3昭54・2 辛川十歩・柴田武 『メダカの方言―五千の変種とその分布』 昭55・2未央社 370 めたと 川口明美 「抄物語彙試論―〈メタト〉と〈ムタト〉をめぐって」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 370 めためた 磯貝みほ子 「〈シー〉と〈メタメタ〉」 『上毛民俗』44昭51・12 370 めだれ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 370 めっかち 柳田国男 『一目小僧その他』 昭9・7小山書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 370 めった 滅多 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 370 めったい 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 370 めっぽう 滅法 小矢野哲夫 「ことばの意味の記述をめぐって―〈飛切り〉〈底抜けに〉〈滅法〉〈途轍もなく〉を例として」 『日本語・日本文化』10昭56・2 370 めでたい・めでたし 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 早坂礼吾 「〈おもしろし〉と〈めでたし〉」 『国文学解釈と鑑賞』12-6昭22・6 犬塚旦 「源氏物語における理想美の問題―〈めでたし〉をめぐって」 『芸林』5-2昭29・4 佐藤武義 「今昔物語集の用字法―〈目出〉と〈微妙〉について」 『宮城教育大学国語国文』2昭45・10 佐藤武義 「今昔物語集における類義語に関する一考察」 『国語学』91昭47・12 佐藤武義 「中世における類義語に関する一考察」 『文芸研究』72昭48・2 岸上慎二 「枕草子の〈めでたし〉について」 『日本大学文理学部人文科学研究所創立70周年記念論文集』昭48・3 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 岸上慎二 「枕草子の〈めでたし〉について(続)」 日大『語文』39昭49・3 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 土屋博映 「枕草子の〈あはれなり〉〈をかし〉〈めでたし〉」 『国語学会昭和52年春季大会発表要旨』昭52・5 土屋博映 「枕草子の美的理念語―〈あはれなり〉〈をかし〉〈めでたし〉を中心として」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 武山隆昭 「〈めでたし〉の語誌(上)枕草子・源氏物語を中心に」 『椙山女学園大研究論集』13-2昭56・12 武山隆昭 「〈めでたし〉の語誌(下)平安後期文学を中心に」 『椙山女学園大研究論集』14昭57・12 370 めどち 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 370 めにはめを 目目 白木進 「〈目には目を〉というコトバ」 『日本語』20-2昭55・2 370 めのあらいかご 目荒籠 石田映子 「安芸八幡川流域の方言事象の分布について―〈目の荒い籠〉〈笊〉に相当するもの」 『広島女学院大国語国文学会誌』2昭47・12 370 めのこ 瀬川清子 「十勝のメノコ」 『言語生活』28昭29・1 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 370 めはくちほどにものをいい 句 「慣用句―目は口ほどにものを言い」 『AJALT』2昭54・5 370 めはじき 目弾 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 370 めはりごんぼ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 370 めばる 眼張 室山敏昭 ⑧ 370 めひとつごろ 柳田国男 『一目小僧その他』 昭9・7小山書店=『定本柳田国男集5』昭37・9 370 めめしい 女女 今井正 「源氏物語〈女女し〉考」 『宇部短大学術報告』18昭57・2 370 めり 助動詞 橘守部 「めり・べら・べみの本義」 『明治歌林』51 松尾捨治郎 「〈めり〉の研究」 『国学院雑誌』46-4昭15・4 小松登美 「助動詞めりの起源について」 『跡見学園紀要』2昭30・10=『論集日本語研究7』昭54・2有精堂 宮田和一郎 「助動詞〈らし〉と〈めり〉」 『解釈」2-3昭31・3 春日和男 「聴覚および視覚による表現(上)―〈なり〉と〈めり〉との関係について」 『文学研究』57昭32・7 塚原鉄雄 「いわゆる推量の助動詞―〈めり〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 宮田和一郎 「歌語および歌語的なるもの(3)助動詞〈らし〉〈めり〉の語法的考察(上)」 『平安文学研究』25昭35・11 宮田和一郎 「和歌に用ひられた助動詞〈めり〉(1)」 『解釈』7-1昭36・1 春日和男 「聴覚および視覚による表現(下)―〈なり〉と〈めり〉の消長について」 『文学研究』60昭36・3 大野晋 「推量の助動詞じ・む・らむ・らし・めり・べし」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 中川浩文 「源氏物語の推量の表現における〈めり〉―地の文におけるその表現意識」 『女子大国文』33昭39・5 春日和男 「平安時代語の語法―助動詞〈なり〉と〈めり〉の世界」 『国語と国文学』41-10昭39・10 吉田金彦 「推量の助動詞―めり・らし・まし〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 松山陽子 「中古文学における助動詞〈めり〉」 『藤女子大学国文学雑誌』2昭42・6 佐伯哲夫 「特集・日本語の助動詞の役割推量(らし・まし・べし・めり)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 秋本守英 「助動詞〈めり〉の文章史的考察」 『国文学論叢』19昭49・3 中川美奈子 「学生レポートラ変型活用の語と〈めり〉の接続について―〈はべるめり〉を根拠として」 『解釈』22-2昭51・2 秋本守英 「狭衣物語の文章―音便と引き歌と〈めり〉と」 『国語国文』46-5昭52・5 吉池浩 「助動詞〈まし〉の成立その他―けむ・まし・けり・たり・らむ・めり」 『橘女子大研究紀要』8昭56・5 阿久沢忠 「源氏物語における助動詞〈めり〉の性格」 『文学論藻』57昭57・12 371 めりけん 米利堅 荒尾禎秀 ⑪ 371 めをやすみ 目乎安見 井手至 「〈目をやすみ〉」 『万葉』24昭32・7 371 めんてい 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 371 めんどう めんだう 面倒 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 石井みち江 ⑪ 371 ―だ 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 371 めんぱぐさ 中平解 「メンパグサなど―下伊那方言採集記」 『日本語』4-7昭39・8 371 めんひ 面皮 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 371 めんぼくをうしなわす・めんぼくをうす 失面目 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 371 めんめん 面々 遠藤好英 ④ 371 も 助詞 佐伯梅友 「〈も〉の或る場合」 『国語国文』4-8昭9・8=『万葉語研究』昭13・10文学社=再版昭38・4有朋堂 中村通夫 「〈も〉〈もが〉」 『NHK国語講座現代語の傾向』昭32・1宝文館 伊牟田経久 「接続〈も〉の発生について」 『広島女子短期大学研究紀要』昭32・12 白石大二 「係助詞―は・も・こそ・ぞ・なん・や・か」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 松尾拾 「逆接の条件句につく〈も〉など―〈雨夜の品定め〉から」 『講座解釈と文法3』昭35・1明治書院 小松光三 「係助詞〈も〉の意味」 『国語教室』14昭35・10 板手矩夫 「中古における係助詞〈も〉の意味について―源氏物語の用例を中心に」 京都学芸大『国文学会報』8昭36・10 秋本守英 「強意と婉曲―〈など〉〈のみ〉〈も〉をめぐって」 滋賀県『会誌』昭37・12 工藤美紗子 「〈も〉という助詞の意味」 『文学』31-12昭38・12 工藤美紗子 「どう違うか―ハとモ」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 筏勲 「上代文献における仮名もととの問題」 『国語国文』33-34昭39・34 塚原鉄雄 「接続助詞も・ても・でも〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 西田直敏 「終助詞かし・も〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 宮地敦子 「係助詞は・も〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 森重敏 「特集・日本語における助詞の機能と解釈係助詞は・も」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞か・かな・かも・かし・な・も・よ(感動)・ぞ〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 飛田良文 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞は・と・とも・ど・ども・も〈ても〉〈けれども〉〈ところが〉〈ところで〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 北原美紗子 「助詞〈も〉の意味と用法―源氏物語〈夕顔〉〈若紫〉における」 『清泉女子大学紀要』18昭45・12 井上博嗣 「助詞〈も〉の意味とその係助詞性―源氏物語を資料として(前・後)」 『女子大国文』6061昭46・15 児山敬一 「間投助詞の〈も〉と格助詞の〈も〉」 『文芸心』14昭46・7 児山敬一 「間投助詞の〈も〉と〈かも〉」 『文芸心』15昭46・9 北原美紗子 「土佐日記における助詞モの意味について」 『学習院大学国語国文学会誌』15昭47・1 靏岡昭夫 「〈いくら〉〈たとえ〉などと呼応する言い方について―助詞〈も〉を用いない言い方の成立をめぐって」 『国語学』88昭47・3 井上博嗣 「助詞〈も〉の意味―上代に於けるその意味又は機能とも」 京都女子大『女子大国文』68昭48・1 梅原恭則 「係り結びの現象について(1)ハ・モの呼応をめぐって」 『文学論藻』49昭49・12 佐治圭三 「現代語の助詞〈も〉―主題ノ叙述(部)ノ〈は〉に関連して」 『女子大文学』26昭50・2 野原三義 「百控琉歌の助詞〈が・ど・も〉など」 『沖縄国際大文学部紀要』3-2昭50・3 曾我松男 「係助詞〈も〉の構造についての一考察」 『日本語教育』26昭50・3 梅原恭則 「係助詞の構文的職能ハ・モの限定について」 『文学論藻』50昭50・12 此島正年 「いわゆる逆接の〈も〉」 国学院大『国語研究』40昭52・3 梅原恭則 「係り結びの現象について―ハ・モの構文的職能」 『近代語研究』5昭52・3 高橋太郎 「〈も〉によるとりたて形の記述的研究」 『国立国語研究所研究報告集1』昭53・3秀英出版 佐久間カナエ 「提題の助詞〈は〉と〈も〉」 『日本の言語学3』昭53・6大修館 松下大三郎 「〈は〉〈も〉の一般の用法」 『日本の言語学3』昭53・6大修館 丸山明 「〈も〉助詞の機能についての一考察」 『成蹊国文』12昭53・12 371 ―…ぬか(も) 岡山進 「上代希求表現〈…も…ぬか(も)〉考」 『薩摩路』21昭52・3 372 もー 方言 岡田統夫 「備後地方の〈モー〉ことば」 『国文学攷』27昭37・3 372 もー 擬声語 沢木幹栄 「物とことば〈もうもう(牛の鳴き声)〉―擬声語の分布と解釈」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 372 もう 副詞 石神照雄 「時間に関する程度性副詞〈マダ〉と〈モウ〉―〈副成分〉設定の一試論」 『国語学会昭和52年秋季大会発表要旨』昭52・10 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 Yamazaki, Kazuo 「Some thoughts on Japanese 'moo' and 'mada'」 『Descriptive and Applied Linguistics』11昭53・4 石神照雄 「時間に関する程度性副詞〈マダ〉と〈モウ〉―副成分設定の一試論」 『国語学研究』18昭53・12 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 372 ―いちど 一度 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 372 もう もふ 思 清水克彦 「〈おもふ〉と〈もふ〉―希望的仮説」 『女子大国文』42昭41・8 372 もうける 儲 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 372 もうこ 毛古 川本信幹 「〈毛古〉語意考(正・続)日本書紀・万葉集ほか」 『国学院雑誌』74-69昭48・69 372 もうこ 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 372 もうこはん 蒙古斑 三輪貞爾 「〈モウコ斑〉と〈モウコ症〉―人種・医学・ことば」 『言語生活』191昭42・8 372 もうさるる・もうされる 申 山崎久之 「近世前期三人称の主体待遇表現―致さるる・申さるる・参らるる」 『群馬大学紀要』10周年記念号昭34・6 三上章 「新説紹介尊敬語〈申サレル〉」 『月刊文法』1-2昭43・12 宮崎利秀 「申し上げるお話(1)〈へりくだる〉話―〈申される〉と言うべきではない」 『きたむさし』2昭45・12 大石初太郎 「〈申される〉という敬語」 『専修国文』11昭47・1 萩野棟省 「〈申される〉について」 『月刊ことば』2-10昭53・12 松井利男 「敬語法の研究覚書(4)先生が申される考Ⅳ」 『姫路学院女子短大紀要』8昭55・12 373 もうさんや まうさんや 申 「国語史の資料」 『シンポジウム日本語1』昭50・10学生社 →いわんや 373 もうし まうし 申 照井寛子 ⑪ 373 ―あぐ 上 中川芳雄 「〈申し上ぐ〉の出現」 『常葉学園短大紀要』11昭54・12 川岸敬子 「〈申し奉る〉と〈申し上ぐ〉」 『十文字学園女子短大研究紀要』14-1昭57・9 373 ―うけたまわらん うけたまはらむ 承 田中重太郎 「枕冊子〈申しうけたまはらむ〉」 『解釈』3-8昭32・8 373 ―たてまつる 奉 川岸敬子 「〈申し奉る〉についての考察」 『国語学研究と資料』6昭57・7 川岸敬子 「〈申し奉る〉と〈申し上ぐ〉」 『十文字学園女子短大研究紀要』14-1昭57・9 373 ―たまう たまふ 給 三宅清 「〈まをしたまふ〉の意義」 『国語と国文学』30-6昭28・6 時枝誠記 「〈申したまふ〉についての考察」 『国語と国文学』30-12昭28・12=『時枝誠記博士論文集2』昭50・2岩波書店 三宅清 「〈申したまふ〉について」 『国語と国文学』31-6昭29・6 桑田明 「〈申したまふ〉私見」 『未定稿』9昭36・9 373 ―たまえともうさく たまへとまうさく 給申 有坂秀世 「〈申し給へと申さく〉について」 『国語と国文学』17-8昭15・8=『国語音韻史の研究増補新版』昭32・10三省堂 373 もうじき 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 373 もうす まうす 申 鍬方健一郎 「会議用語における〈申す〉の敬語意義について」 『国語』2-234昭28・9 和田利政 「源氏物語の〈申す〉」 『国学院雑誌』57-7昭31・7 桑原三二 「徒然草における〈申す〉の用法について」 『武蔵野文学』4昭32・7 穐田定樹 「中世の敬譲法―狂言の〈申す〉〈いたす〉〈存ずる〉など」 『国語国文』27-11昭33・11 竹村義一 「源氏物語における謙譲語〈聞ゆ〉と〈申す〉についての考察の一つの試み―この語を使用している人物の関係を源氏を基準点として分類することによる」 『高知女子大学紀要』9昭35・12 片山武 「古代語〈まをす〉〈まうす〉について」 『ことば(なごや)』26昭36・12 穐田定樹 「枕草子の〈申す〉〈きこゆ〉」 『北海道学芸大紀要』12昭36・12 穐田定樹 「〈申す〉と〈聞ゆ〉―源氏物語・枕草子を資料として」 『国語国文』31-11昭37・11 穐田定樹 「〈申す〉と〈聞ゆ〉補遺―形態の側から」 『語学文学会紀要』2昭39・3 岡崎正継 「〈申す〉〈聞えさす〉〈聞ゆ〉―官位・身分・人名を承る場合について」 『文学・語学』32昭39・6 大石初太郎 「〈先生が申されました〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 杉崎一雄 「いわゆる謙譲語について―主として平安時代の〈申す〉〈まかる〉などの用法」 千葉県高校教研『国語教育』2昭40・3 穐田定樹 「続〈申す〉と〈聞ゆ〉―源氏物語以後」 『国語国文』34-9昭40・9 桜井光昭 「今昔物語集の申ス」 『国語学』62昭40・9 桜井光昭 「今昔物語集の申スから見た古代敬語試論」 『学術研究』14昭40・12 桜井光昭 『今昔物語集の語法の研究』 昭41・3明治書院 沢瀉久孝 「マタスかマウスか」 ノートルダム清心女子大『紀要』1-1昭42・4 中西宇一 「敬語法研究序説―〈聞ゆ〉と〈申す〉にみられる場と敬語との相関の型」 『女子大国文』47昭42・10 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 信太知子 「〈申す〉の研究」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7東京教育大国語研究室 本多みち子 「敬語について―近松浄瑠璃における〈申す〉」 『国文鶴見』6昭46・3 瀬戸口俊治 「モースことばの事象分布と方言分派関係―薩隅方言域内部での自己改新の動きを中心に」 『方言研究年報』16昭48・12 村木新次郎 「動詞文の基本型―〈ハナス〉〈カタル〉〈モウス〉の場合」 『ことばの研究5』昭49・3秀英出版 甲斐睦朗 「人物提示構文における〈申す〉の待遇表現上の価値変化について」 『日本語学試論』1昭49・7 穐田定樹 『中古中世の敬語の研究』 昭51・2清文堂 片岡了 「中世語〈申す〉の表現内容の多様性」 大谷大『文芸論叢』6昭51・3 伊吹一 「講座これだけは知っておきたいことばのエチケット(27)〈申す〉のいろいろ」 『茶道の研究』249昭51・8 田嶋虎忠 「宇治拾遺物語の〈申ス〉」 『高知大国文』7昭51・12 清瀬良一 「天草版平家物語にみられる〈申す〉の口訳語」 『国文学攷』7273昭51・12 川岸敬子 「平家物語における補助動詞〈奉る〉〈参らす〉〈申す〉上・下」 早大『国文学研究』6162昭52・36 金子弘 「対者敬語〈申す〉について」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 川岸敬子 「保元・平治物語における〈―奉る〉〈―参らす〉〈―申す〉」 『国語学研究と資料』3昭53・6 松井利男 「敬語法の研究覚書(2)先生が申される考」 『姫路学院女短大紀要』6昭54・3 川岸敬子 「太平記における〈―奉ル〉〈―参ラス〉〈―申ス〉」 『国語学』117昭54・6 甲斐睦朗 『源氏物語の文章と表現』 昭55・9桜楓社 若林俊英 「『とはずがたり』の敬語〈―奉る〉〈―参らす〉〈―申す〉」 『解釈』26-9昭55・9 佐藤武義 ④ 374 もうず まうづ 詣 今村千草 「源氏物語における〈まゐる〉〈まゐらす〉について―付(まうづ〉系の語」 『源氏物語の敬語の研究上』昭45・7東京教育大国語研究室 中西宇一 「〈まうづ〉と〈まかる〉―〈まゐる〉〈まかづ〉と対比して」 『女子大国文』59昭45・11 高橋和子 「〈まゐる・まうづ〉考」 『文学論藻』55昭55・12 374 もうすぐ 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 374 もうせし まうせし 申 森野宗明 「鎌倉時代の敬語二題―〈御〉の形容詞直接用法と〈申せし〉型接続形式と」 『金沢大学教養部論集人文科学篇』昭38 柏原司郎 「中世の〈申せし〉という語法をめぐって」 国学院大『国語研究』40昭52・3 山内洋一郎 「なぜ〈申せし〉の形ができたか―活用形の機能について」 『高校教育通信国語』14昭56・6 374 もうせん 毛氈 藤井乙男 「天明の通言」 『国語国文』2-7昭7・7 374 もうそう 妄走 宮本忠雄 「ことばのことば妄走から妄想へ」 『言語』9-9昭55・9 374 もうそう 妄想 飛田良文 「相談室〈妄想・発足・発意〉」 『言語生活』204昭43・9 宮本忠雄 「ことばのことば妄走から妄想へ」 『言語』9-9昭55・9 石井みち江 ⑪ 374 もうたくとう 毛沢東 「〈SYSTEM 5〉名前の読みかた―モウ・タク・トウはもう全く不当なのか」 『数学セミナー』12-4昭48・4 374 もうでく まうでく 詣来 杉崎一雄 「〈まかる〉と〈まうでく〉」 『日本文学論究』24昭40・3 374 もうでる 詣 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 374 もうと まうと 真人 森野宗明 「〈まうと〉考―平安時代における人物称呼表現についての一考察」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 374 もうる 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 374 もえる 燃 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 374 もが 助詞 中村通夫 「〈も〉〈もが〉」 『NHK国語講座現代語の傾向』昭32・1宝文館 千田幸夫 「〈もが・てしか〉考(1)(2)(3)―記紀歌謡について」 鹿児島大文理学部『文科報告』8~10昭34・7、35・9、36・8 山内洋一郎 「特集〈が〉〈の〉の徹底的研究〈もが〉〈がな〉と〈が〉」 『月刊文法』2-11昭45・9 山口佳紀 「テシカ・モガ成立考」 『万葉集研究』10昭56・11塙書房 374 もぐ 捥 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 374 もくぐう 木偶 高橋巌 ⑪ 374 ―じん 人 高橋巌 ⑪ 375 もくざい 木材 村田安穂 「〈材木〉と〈木材〉の両語をめぐって―日中文化交渉史のひとこま」 『桜美林大・短大紀要』8昭43・2 375 もくじん 木人 高橋巌 ⑪ 375 もくだ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 375 もくひけん 黙秘権 別役実 「犯罪のことば(18)黙秘権」 『三省堂ぶっくれっと』22昭54 375 もぐら 土竜 水原秋桜子 「亀・蛇・土竜」 『小説新潮』4-9昭25・9 W・A・グロータース 「モグラのしっぽ―〈方言地理学〉の一効用」 『日本語』5-3昭40・3 前田富祺 「モグラの語史上・中」 『日本文学ノート』45昭44・2、45・3 土谷栄子 「富山県氷見地方におけるもぐらの諸方言事象の分布」 『方言の研究』3-1昭46・3 国立国語研究所 『日本言語地図5』 昭47・9 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 徳川宗賢編 『日本の方言地図』 昭54・3中央公論社 375 ―もち 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 375 もぐる 潜 服部貴義 「特集・類義語の意味論的研究しずむ・もぐる」 『日本語研究』2昭54・7 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 375 もぐろ 土竜 →もぐら 375 もこそ 連語 伊牟田経久 「〈もぞ〉〈もこそ〉考」 『国語』6-1昭32・9 三浦和雄 「〈もこそ〉の係り結びの型と意味との関係」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 松尾聡 『平安時代物語論考』 昭43・4笠間書院 福田益和 「平安時代における〈もぞ・もこそ〉の用法」 『大分工業高等専門学校研究報告』5昭43・12 福田益和 「解釈文法の立場より〈もぞ〉〈もこそ〉についての私見」 『語文研究』3132昭46・10 松尾聡 「危惧の意でも並列の意でもないという〈もこそ〉について」 『国語展望』46昭52・5 松尾聡 「源氏物語の〈もこそ〉」 『国語展望』47昭52・11 松尾聡 「狭衣物語などの〈もこそ〉」 『国語展望』48昭53・2 松尾聡 「〈もこそ〉用例拾遺」 『国語展望』51昭54・3 375 もし 若・為 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 佐藤武義 「今昔物語集における〈モシ〉を伴う条件法について」 『文芸研究』52昭41・2 広浜文雄 「〈モシ〉について」 『訓点語と訓点資料』54昭49・5 三保忠夫 「訓読語法史における疑問副詞〈為〉の訓について」 『大坪併治教授退官記念国語史論集』昭51・5表現社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 375 ―かすると 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 375 ―は 遠藤好英 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈もしくは〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 375 ―も 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 375 ―や 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 375 もしくは・もしは 若 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 春日政治 『西大寺本金光明最勝王経古点の国語学的研究』 昭17・12岩波書店=昭44・9勉誠社 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 伊藤栄樹編著 『おかしな条件―立案者への助言』 昭40・3帝国地方行政学会 遠藤好英 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典口語編〈もしくは〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 寺村秀夫 「あるいは・または・もしくは・ないし(は)」 『講座正しい日本語4』昭45・11明治書院 東光奥英 「論理語と法令用語〈又ハ〉と〈若シクハ〉」 『言語科学』7昭46・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 小林一仁 「接続詞〈及び・並びに・又は・若しくは〉について(1)~(4)」 『月刊国語教育』2-2~5昭57・5~8 375 もじどおり 文字通 句 遠藤純 「〈文字通り〉考―一つのナゾも付加して」 『言語生活』245昭47・2 375 もしもし 感動詞 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 照井寛子 ⑪ 375 もす 燃 佐藤悦子 「特集・類義語の意味論的研究もやす・もす・やく」 『日本語研究』2昭54・7 376 もすそ 裳裾 曾田文雄 「〈ものすそ〉と〈もすそ〉」 『Nidaba』1昭47・3 376 もぞ 連語 伊牟田経久 「〈もぞ〉〈もこそ〉考」 『国語』6-1昭32・9 松尾聡 『平安時代物語論考』 昭43・4笠間書院 福田益和 「平安時代における〈もぞ・もこそ〉の用法」 『大分工業高等専門学校研究報告』5昭43・12 福田益和 「解釈文法の立場より〈もぞ〉〈もこそ〉についての私見」 『語文研究』3132昭46・10 松尾聡 「危惧の意の〈もぞ〉」 『国語展望』50昭53・11 376 もだす 黙・黙止 小松英雄 「和訓に施された平声軽の声点」 『国語学』29昭32・6 佐藤武義 ⑪ 376 もたり 持 佐藤宣男 「〈持てり〉と〈持たり〉」 『国語学研究』5昭40・8 376 もたれかかる 凭掛 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 376 もたれる 持 池田弥三郎 「ことばのことばもの書き・持たれる」 『言語』7-10昭53・10 376 もたれる 凭 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 376 もち・もちい 餅 宮森盛一 「名張赤目地方の歴史とことば・赤目の方言語彙・〈もち〉に関する赤目地方の方言」 『三重県方言』10昭35・7 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 伊吹一 「ことばと食べもの―餅」 『栄養と料理』昭48・12 佐藤喜代治 「〈餅〉の字義について」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 小林隆 「〈もち(餅)〉と〈とりもち(鳥黐)〉の語史」 『文芸研究』94昭55・5 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 376 もちい もちゐ 用 下田義天類 「もちゐの仮名」 『こゝろの花』1-56 376 もちいう もちゐう 用 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 376 もちいる もちゐる 用 大槻文彦 『復軒雑纂』 明35・9広文堂書店 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 376 もちこす 持越 大岩正仲 「藤原宮之役民作歌の〈持越流〉」 『文学』9-12昭16・12 376 もちごめ 餅米 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 376 もちしば 餅柴 中平解 「モチシバとウシ」 『民間伝承』20-5昭31・5 中平解 「ハハコグサとモチシバ(補遺と訂正)」 『民間伝承』20-7昭31・7 376 もちにない もちになひ 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 376 もぢよる 渡久地政宰 「おもろ美における〈もちよる〉の系譜―もぢよる考」 『沖縄文化』10-2昭49・3 376 もちろん 勿論 林巨樹 「〈もちろん〉その他―漢字のかな書きについて」 『立正大学国語国文』4昭39・8 北原保雄 「理解と表現(1)〈もちろん〉の使い方」 『国語教室』3昭55・6 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 376 もつ 持 山本金太 「〈持つ〉ということ」 『信濃教育』997昭44・12 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 花田二徳 「子供を〈持つ〉こと」 『日本語』20-2昭55・2 376 もっけ 物怪 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 376 もったい 勿体 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 376 ―ない・―なし 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 夏井邦男 「〈物体〉と〈勿体なし〉その負相性をめぐって」 『国学院雑誌』78-11昭52・11 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 376 もって 以 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店=昭54・8勉誠社 藤原照等 「古事記の用字〈而〉と〈以〉」 『古事記年報』7昭35・6 山口佳紀 「今昔物語集に於ける〈以テ〉の用法」 『人文科学紀要』47昭43・9 榎本福寿 「日本書紀の句法―〈以〉をめぐって」 『国語国文』46-9昭52・9 376 ―のほか 外 金田一春彦 「平家物語僻案抄」 『名大国語国文学』2昭34・6 377 もっと 副詞 丹保健一 「〈程度副詞+動詞〉の意義構造―〈もっと+動詞〉を中心に」 『国語学研究』14昭50・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 377 もっとも 尤・最 牛腸悦子 「〈もっとも〉の史的研究」 東京女子大『日本文学』14昭35・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 377 ―やく 役 潁原退蔵 「西鶴と近松との用語の二三について」 『国語国文の研究』32昭4・5 377 もっぱら・もはら 専 菊池由紀子 ⑪ 377 もつれる 縺 加藤久雄 「特集・類義語の意味論的研究こんがらかる・もつれる・からむ・からまる・からみつく」 『日本語研究』1昭53・3 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 377 もて 助詞 大坪併治 「格助詞して・もて〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 377 もてなす 持成 寺阪美千代 「源氏物語〈もてなす〉考」 『平安文学研究』2昭24・12 377 もてゆく 持行 近藤洋子 「〈ゆく〉〈もてゆく〉」 『東海学園国語国文』20昭56・10 377 もてり 持 佐藤宣男 「〈持てり〉と〈持たり〉」 『国語学研究』5昭40・8 377 もと 元 林田明 「〈昔〉と〈もと〉―〈月やあらぬ〉の歌の解」 『解釈』6-12昭35・12 377 もとうぶ もたうぶ 持給 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 377 もとおり もとをり 本居 三矢重松 『国語の新研究』 昭7・9中文館書店 377 もどかしい 形容詞 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 松浦照子 ⑪ 377 もどす 戻 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 大能清子 「特集・類義語の意味論的研究かえす・もどす」 『日本語研究』4昭56・12 377 もとな 副詞 星加宗一 「小林氏の〈もとな〉〈さなだ〉の考察を読みて」 『国語と国文学』9-10昭7・10 小林好日 『国語学の諸問題』 昭16・8岩波書店 山田孝雄 『万葉集考叢』 昭30・5宝文館 武田祐吉 「副詞〈もとな〉について」 国学院大『国語研究』3昭30・7 丸山嘉信 「〈もとな〉の用法」 『徳島大学術紀要人文科学』5昭31 三田村紀子 「無相の語」 『奈良女子大文学部研究年報』14昭46・3 吉田金彦 「万葉のことばと文学(13)〈もとな〉」 『短歌研究』34-9昭52・9 377 もとむ 求 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 田島毓堂 「法華経為字和訓考(1)由・求・当」 『名古屋大文学部研究論集』76昭55・3 377 もとも 最 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 377 もどる 斑 蜂矢真郷 「モドロカス考―モドルとマダラとの間」 『親和国文』16昭56・12 377 もどる 戻 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 酒井恵美子 「特集・類義語の意味論的研究かえる・もどる・いぬ」 『日本語研究』2昭54・7 川原とし江 「移動動詞の意味論的成分分析―イク・クル・カエル・モドル・ススム・ウツル」 『手崎政男教授退官記念論集』昭55・10 飯村学 「特集・類義語の意味論的研究かえる・もどる」 『日本語研究』5昭57・12 377 もどろかす 斑 蜂矢真郷 「モドロカス考―モドルとマダラとの間」 『親和国文』16昭56・12 377 もなくなどり 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 377 もなし 吉永亜美 「連歌における〈もなし〉について」 『女子大国文』15昭34・10 山根清隆 「心敬の表現―〈…もなし〉をめぐって」 『中世文芸叢書別巻3』昭48・1広島中世文芸研究会 377 もなる 森田武 「敬語〈もなる〉について」 『国語国文』40-7昭46・7 377 もの 物・者 名詞・助詞 土居光知 『日本語の姿』 昭18・6改造社 小林好日 『方言語彙学的研究』 昭25・11岩波書店 榊原省三 「豊川方言の〈モノ〉」 『言語生活』19昭28・4 西下経一 「源氏物語の〈もの〉」 『国語と国文学』31-1昭29・1 中保進 「〈世界〉を意味する道元の〈もの〉」 『古典』2昭32・4 高森亜美 「源氏物語〈もの〉考―その構成と内容」 『女子大国文』7昭32・11 西下経一 「源氏物語の〈世〉と〈物〉」 『文学・語学』6昭32・12 佐藤茂 「〈もの〉と〈道理〉」 『福井大学学芸学部紀要』8昭33・12 門前正彦 「漢文訓読史上の一問題(2)〈ヒト〉より〈モノ〉へ」 『訓点語と訓点資料』11昭34・3 東辻保和 「〈もの〉を前項とする連語の検討―中古語の場合」 『論究日本文学』19昭37・11 東辻保和 「〈もの〉複合形容詞の意義―源氏物語の用例を中心として」 『国語教育研究』9昭39・12 東辻保和 「源氏物語・枕草子における〈もの〉語彙・〈こと〉語彙―語彙研究の方法についての試論」 『国文学攷』39昭41・3 船田逸夫 「モノとコト」 『言語生活』218昭44・11 野村和世 「狂言の〈留め〉に用いる〈もの〉について」 国学院大『国語研究』30昭45・12 高橋俊三 「琉球方言の接続助詞〈こと〉〈もの〉について」 『国際大学国文学』4昭47・3 東辻保和 「平安時代の連語の意味・用法―物の様・事の様、物の紛れ・事の紛れ、物の初め・事の初め、物のついで・事のついで」 『河』5昭48・6 豊田知加子 「平安朝文学における語彙について―〈もの〉複合形容詞について」 『大谷女子大国文』4昭49・3 我妻建治 「神皇正統記の〈ヒト〉と〈モノ〉―〈童蒙〉補考」 『成城文芸』69昭49・4 井上勇 「漢語和語―物と事について」 九州大谷短大『国語研究』3昭49・12 大野晋 「〈もの〉という言葉」 『講座古代学』昭50・1中央公論社 東辻保和 「平安時代語としての〈ひと〉と〈もの〉」 高知大『国語教育』22昭50・1 「文化ジャーナル・文学日本語の〈コト〉と〈モノ〉と」 『朝日ジャーナル』昭50・6・6 江口智万 「上代における〈こと〉と〈もの〉―万葉集の〈ことあげ〉」 『薩摩路』20昭51・3 東辻保和 「漢文訓読語の一面〈者〉を〈モノ〉と訓むことの意味」 『大坪併治教授退官記念国語史論集』昭51・5表現社 木坂基 「近代文章における〈こと〉表現・〈もの〉表現」 『国語学』105昭51・6 森重敏 「ひと(人)かそ(父)おや(親・祖)付けたり―オニ・モノ・タマ・カミについて」 『万葉』93昭51・12 安達隆一 「名詞句構造における〈モノ〉〈コト〉〈ノ〉―統語論的構造の差異を中心として」 『国語国文学報』31昭52・3 我妻建治 「〈ヒト〉と〈モノ〉考(1)増鏡の場合」 『成城大短大学部紀要』8昭52・8 神川正彦 「〈こと〉と〈もの〉―言葉と〈もの―ごと〉」 『国学院雑誌』78-10昭52・10 東辻保和 「源氏物語の〈わざ〉―〈こと〉〈もの〉との関係」 『源氏物語の探究3』昭52・11風間書房 東辻保和 「教行信証における〈ヒト〉と〈モノ〉―〈者〉の訓をとおして」 『鎌倉時代語研究3』昭55・3 荒木博之 『日本語から日本人を考える』 昭55・5朝日新聞社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 松浦照子 「複合形容詞〈うら…〉〈こころ…〉〈もの…〉〈なま…〉の形成―平安女流文学における」 『山形女子短大紀要』13昭56・3 此島正年 「接続助詞〈もの…〉の語群」 『湘南文学』15昭56・3 寺村秀夫 「〈モノ〉と〈コト〉」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 大坪併治 『平安時代における訓点語の文法』 昭56・8風間書房 内田賢徳 「よみづめの〈もの〉」 『帝塚山学院大研究論集』16昭56・12 東辻保和 「平安朝和歌と〈もの〉形容詞・〈もの〉形容動詞」 『国文学攷』95昭57・9 藤原与一 「名詞系の転成文末詞〈モノ〉」 『方言研究年報』続7昭57・12 根来司 ③ 378 ものうし 物憂 山崎良幸 『源氏物語の語義の研究』 昭53・6風間書房 378 ものか・もんか 助詞 井手至 「終助詞ぜ・さ・わ・の・ものか(もんか)〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 378 ものかき 物書 池田弥三郎 「ことばのことばもの書き・持たれる」 『言語』7-10昭53・10 378 ものがたり 物語 毛利正守 「源氏物語に於ける〈昔物語〉と〈物語〉について」 『皇学館大学紀要』9昭46・1 379 ものがたる 物語 吉田金彦 「万葉のことばと文学(1)〈かたる〉と〈ものがたる〉」 『短歌研究』34-7昭52・7 広川勝美 「ハナス・モノガタル・シルス伝承構造史・清内路村聞き書き」 『日本文学』30-5昭56・5 379 ものから 助詞 山口明穂 「接続助詞ものから・ものゆゑ・ものの〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 山内洋一郎 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞が・に・を・ものから・ものの・ものを〈から〉〈ので〉〈のに〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 小谷信幸 「〈ものゆゑ〉と〈ものから〉という語について」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 山内洋一郎 「接続助詞〈ものから〉〈ものの〉について」 『奈良教育大学国文』5昭56・9 379 ものごし 物腰 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 379 ものし 橘正一 「土佐日記のモノシの意味」 『国学院雑誌』41-7昭10・7 379 ものしたまう ものしたまふ 物給 中村幸弘 「〈物給〉考」 『国学院高校紀要』16昭51・3 中村幸弘 「存在詞〈ものし給ふ〉小考」 『浅野信博士古稀記念国語学論叢』昭52・10桜楓社 379 ものす 動詞 松延国子 「〈ものす〉について―平仲物語前後」 『香椎潟』2昭32・5 東辻保和 「〈ものす〉考」 立命館大『論究日本文学』12昭35・6 岸本和子 「かげろふの日記における〈ものす〉」 『たまゆら』2昭45・3 武田孝 『古典語・古典教育論考』 昭56・9教育出版センター 379 ものすそ 裳裾 曾田文雄 「〈ものすそ〉と〈もすそ〉」 『Nidaba』1昭47・3 379 ものだ・ものなり 体言+助動詞 東辻保和 「源氏物語の文章〈ものなり〉の場合」 『国文学攷』59昭47・4 寺村秀夫 「〈説明〉の表現(1)ワケダ・モノダ・ノダ」 『日本語と中国語の対照研究3』昭53・3日本語と中国語対照研究会 東辻保和 「中世における〈ことなり〉〈ものなり〉表現について」 『国語史への道土井先生頌寿記念論文集上』昭56・6三省堂 379 ものにゆくみち 物行道 田島光平 「〈物に行く道〉について―西郷信綱氏の所説に対する疑問」 『解釈』15-7昭44・7=『語法の論理』昭57・3笠間書院 379 ものの 助詞 佐伯梅友 「接続助詞〈ものの〉をめぐりて」 『国語学』9昭27・6 佐伯梅友 「接続助詞〈ものの〉と〈が〉とについて」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 佐伯梅友 『上代国語法研究』 昭41・12大東文化大東洋研究所 山口明穂 「接続助詞ものから・ものゆゑ・ものの〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 山内洋一郎 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞が・に・を・ものから・ものの・ものを〈から〉〈ので〉〈のに〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 「ことば百科ものの・などして・これを受けて―口語かニュース語か」 『放送文化』35-6昭55・6 山内洋一郎 「接続助詞〈ものから〉〈ものの〉について」 『奈良教育大学国文』5昭56・9 379 もののあわれ もののあはれ 井上豊 「〈もののあはれ〉の意味とヒューマニズム」 『国語と国文学』31-1昭29・1 重松信弘 「源氏物語の〈あはれ〉と〈物のあはれ〉」 梅光女学院大『国文学研究』6昭45・11 中井和子 「〈もののあはれ〉について(1)」 『京都府立大学術報告人文』26昭49・12 竹西寛子 「〈あはれ〉から〈もののあはれ〉へ」 『言語生活』296昭51・7 中井和子 「〈ものゝあはれ〉について ものを中心にしての考察」 『国語国文』46-5昭52・5 379 ―をしる 知 犬塚旦 「〈もののあはれを知る〉ということ」 『語文』22昭34・8=『王朝美的語詞の研究』昭48・9笠間書院 清水文雄 「〈もののあはれをしる〉ということ」 『国語教育研究』14昭43・2 379 もののきこえ 物聞 東辻保和 「古典語〈物の聞え〉〈事の聞え〉などについて」 『国語教育研究』15昭43・8 379 もののぐ 物具 本位田重美 「もののぐ考」 関西学院大『日本文芸研究』11-4昭34・12 379 もののけ 物怪 山田勝美 「〈もののけ〉原義考」 『国文学論集』1昭43・3 阿部俊子 「源氏物語の〈もののけ〉(1)(2)」 学習院女子短大『国語国文論集』67昭52・2、53・3 藤尾和子 「もののけ系譜」 『国語語彙史の研究2』昭56・5和泉書院 380 もののさま 物様 東辻保和 「平安時代の連語の意味・用法―物の様・事の様、物の紛れ・事の紛れ、物の初め・事の初め、物のついで・事のついで」 『河』5昭48・6 380 もののついで 物序 東辻保和 「平安時代の連語の意味・用法」 『河』5昭48・6 380 もののはじめ 物初 東辻保和 「平安時代の連語の意味・用法」 『河』5昭48・6 380 もののまぎれ 物紛 東辻保和 「平安時代の連語の意味・用法」 『河』5昭48・6 380 ものは 連語 木之下正雄 「接続助詞的用法のハ・モノハについて」 鹿児島大『研究紀要』9昭32・12 秋本守英 「〈なりけり〉構文続貂―〈ものは〉の提示を中心にして」 『王朝3』昭45・10中央図書 380 ものび 紋日 矢野準 「洒落本語彙集成稿―〈もん日・もの日〉類」 『静岡女子大研究紀要国文研究』14昭56・3 380 ものへりたる 物 松本寧至 「研究手帖教化(きょうけ)について―〈物へりたる〉考」 『群女国文』5昭51・3 380 ものみ 物見 佐伯梅友 「物見―源氏物語注釈(6)」 『国文学解釈と鑑賞』18-11昭28・11 380 ものもうす 物申 照井寛子 ⑪ 380 ものものし 物物 形容詞 中西良一 「源氏物語用語覚書―〈ものものし〉〈いかめし〉等について」 『和歌山大学学芸学部紀要』12昭37・12 東辻保和 「源氏物語の語彙―ことごとし・ものものし」 『解釈』16-1昭45・1 380 ものもらい 物貰 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 長尾勇 「ものもらい考」 『日本大農獣医学部一般教養研究紀要』6昭46・3 長尾勇 「俚言の発生にみられる二、三の形式―〈ものもらい〉の場合」 『文学語学』62昭47・3 渡辺富美雄 「新潟県上越地方における方言の分布とその解釈(3)〈ものもらい〉の異称と変遷」 『新潟大学教育学部紀要人文・社会』14昭48・3 W・A・グロータース 『日本の方言地理学のために』 昭51・11平凡社 堀井令以知 「東海地方における〈ものもらい〉の方言―民俗言語学の問題」 『愛知大綜合郷土研究所紀要』23昭53・3 野元菊雄 「ことばの誕生と変化〈ものもらい(麦粒腫)〉―民間伝承による命名」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 小林隆 「高田西部における〈ものもらい〉の言語地理学的研究」 新潟県社会科教育委員会『社会科研究紀要』16昭56・3 380 ものゆえ ものゆゑ 接続助詞 橘純一 「〈ものゆゑ〉と云ふ語の意義に就いて(一)(二)」 『国語と国文学』6-1112昭4・1112 山口明穂 「接続助詞ものから・ものゆゑ・ものの〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 小谷信幸 「〈ものゆゑ〉と〈ものから〉という語について」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 380 ものわすれ 物忘 佐伯梅友 「詞林逍遥(9)」 『国語国文』13-10昭18・10 380 ものを 助詞 山口明穂 「接続助詞ものを〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 鎌田広夫 「助詞〈ものを〉について―天草本平家物語を中心に」 『語学文学』8昭45・3 山内洋一郎 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞が・に・を・ものから・ものの・ものを〈から〉〈ので〉〈のに〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 山口堯二 『古代接続法の研究』 昭55・12明治書院 380 もはや 最早 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 380 もひきならしし 毛婢伎奈良之思 竹内金治郎 「万葉集に於ける〈毛婢伎奈良之思〉の解」 『国学』6 380 もみ 籾 小野田勝次 「〈シーナ〉〈モミ〉の言語地理学的解釈」 『法政大学言語社会学研究会会報』2昭48・1 380 もみがら 籾殻 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 藤田あゆみ 「語史研究に関する一考察―〈もみがら〉と〈ぬか〉言語地図からの語史推定と文献とのつきあわせ」 『山梨英和短期大学紀要』9昭50・10 381 もみじ もみぢ 紅葉・黄葉 次田潤 「万葉歌人の見た紅葉と鹿」 『万葉集大成月報』17昭30・5 奥村恒哉 「〈おく山にもみぢふみわけ〉―古今集の〈もみぢ〉」 『皇学館大学紀要』6昭43・2 服部喜美子 「人麻呂の〈黄葉〉―万葉の〈もみち〉の中で」 『美夫君志』23昭54・3 381 ―にけらし 家良思 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 381 ―をしげみ 浅見徹 「もみぢをしげみ」 『岐阜大国語国文学』13昭53・5 381 もみじこ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 381 もみず もみづ 紅葉・黄葉 池田併治 「万葉集もみづ活用再考」 『国語国文』3-8昭8・8 381 もめん 木綿 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 381 ―いと 糸 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 381 もも 桃 前川文夫 「桃の信仰から見たモモの語源とその概念(続言葉と植物)」 『短歌研究』10-8昭28・9 伊吹一 「ことばと食べもの―仙菓としての〈桃〉」 『栄養と料理』昭48・10 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 381 ももづたう ももづたふ 百伝 松田好夫 「万葉集の枕詞二三―味沢相・角障経・百伝」 愛知学芸大『国語国文学報』10昭34・11 381 ももやから 百族 斯波六郎 「ことばの覚書―配給・百族・国家・行矣・忰」 『天地人』11昭29・7 381 もや 複合助詞 慶野正次 「〈もや〉について」 『解釈』10-5昭39・5 渡辺正 「複合助詞〈もや〉の意味―源氏物語の用例について」 『国語展望』17昭42・11 381 もやす 燃 佐藤悦子 「特集・類義語の意味論的研究もやす・もす・やく」 『日本語研究』2昭54・7 381 もよう 模様 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 381 もらい 貰 上野田鶴子・原田信一・林部英雄・山田洋 『〈やり・もらい〉文の理解の発達について―幼児期における授受構文の理解に関する実験的研究』 昭53・2昭和52年度科研費音声総合研究委員会資料 381 もらいさげる 貰下 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 381 もらいじこ 貰事故 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 381 もらう もらふ 貰 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 宮地裕 「〈やる・くれる・もらう〉を述語とする文の構造について」 『国語学』63昭40・12=『日本の言語学5』昭54・1大修館 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 藤田直美 「動詞の意味の記述法〈やる・もらう〉の用法」 『国語学の世界』3昭48・3 豊田豊子 「補助動詞〈やる・くれる・もらう〉について」 『日本語学校論集』1昭49・3 紙谷栄治 「補助動詞〈やる・もらう・くれる〉について」 『待兼山論叢』8昭50・1 宮地裕 「〈やる・くれる・もらう〉発達の意味について」 『鈴木知太郎博士古稀記念国文学論攷』昭50・10桜楓社 大江三郎 『日英語の比較研究―主観性をめぐって』 昭50・11南雲堂 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 381 もらかす 貰 前田勇 「瑠璃天狗続貂(4)」 『学大国文』10昭41・12 381 もらす 漏 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 381 もらった 貰 柴田武 『方言の世界』 昭53・1平凡社 381 モラル 中村邦夫 ⑪ 381 もり 森 服部四郎 「やま・もり・たけ」 『国語学』69昭42・6=『沖縄文化論叢5言語篇』昭47・11平凡社 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 381 もりこ 柳田国男 『史料としての伝説』 昭32・10村山書店=『定本柳田国男集4』昭38・4 381 もりだくさん 盛沢山 波多野完治 「明治人間の語感〈もりだくさん〉と〈わく〉」 『実用現代国語』昭53・1 382 もりはむ 毛利喫 奥里将建 「毛利喫考」 『国語国文』2-6昭7・6 382 もる 橋詰延義 「オモヲシとモル」 『幡多方言』10昭35・9 382 もる 盛 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―近世初期記録語の例解」 『仏教史研究』3昭43・11 382 もる・もれる 漏 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 382 もろい 脆 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 382 もろこし 唐 中西健治 「浜松中納言物語の〈もろこし〉〈からくに〉試論」 『水門』11昭53・8 382 もろこし 唐黍 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 河原宏 「とうもろこし(附・もろこし)の方言」 『信濃』昭28・10 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 →とうもろこし 382 もろともに 諸共 宮崎荘平 「読む―たとえば光源氏と紫の上〈もろともに〉なる語に執して」 『日本文学』27-12昭53・12 382 もろや 安部英子 「くじら餅・モロヤ」 『山形方言』9昭46・9 382 もんちゃく 悶着 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 382 もんび 紋日 矢野準 「洒落本語彙集成稿―〈もん日・もの日〉類」 『静岡女子大研究紀要』14昭56・3 382 もんぺ 馬瀬良雄 「ある山村地帯での〈もんぺ〉方言分布」 『国語学』59昭39・12 馬瀬良雄 「もんぺの方言」 『信濃』17-2昭40 柴田武 『言語地理学の方法』 昭44・8筑摩書房 馬瀬良雄 「ある山村地帯での〈もんぺ〉の方言分布とその解釈」 『日本の言語学6』昭53・10大修館 382 や 野 浜田数義 『万葉漫歩』 昭54・6私家版 382 や 谷 渡辺繁興 「埼玉県に於ける〈谷〉〈やつ〉〈谷戸〉について」 『方言』2-4昭7・4 382 や 助詞 服部耕雨・森無黄 「や文字につきて」 『卯枝』6-6 沢瀉久孝 「〈か〉より〈や〉へ」 『日本語学研究報告』3 沢瀉久孝 「〈か〉より〈や〉への推移上・中・下」 『国語国文』8-125昭13・125 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭13・10文学社 沢瀉久孝 「〈か〉より〈や〉への推移補正」 『国語国文』9-7昭14・7 宮坂和江 「〈よ〉と〈や〉―源氏物語について」 『解釈』2-1昭31・1 三浦寿緑 「〈や〉雑考―奥の細道の句を中心として」 『高等国語教室』10昭31 阪倉篤義 「反語について―ヤとカの違いなど」 『万葉』22昭32・1 国田百合子 「上代歌謡に現われた辞〈や〉について」 『和歌文学研究』3昭32・4 石井文夫 「係助詞の発生についてのおぼえがき―〈ぞ〉〈か〉〈や〉について」 『未定稿』4昭32・12 武石彰夫 「秘抄歌謡における〈や〉の意義」 『解釈』4-8昭33・2 佐伯梅友 「間投助詞―を・や」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 白石大二 「係助詞―は・も・こそ・ぞ・なん・や・か」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 小久保崇明 「八代集よりみた係助詞〈や〉〈か〉の相違について」 『解釈』4-1112昭33・12 京極興一 「奈良時代における已然形の一用法」 『国語と国文学』37-1昭35・1 藤井信男 「〈古池や〉の〈や〉について(語論のこころみその4)」 『実践国語教育』21-236昭35・4 阪倉篤義 「文法史について―疑問表現の変遷を一例として」 『国語と国文学』37-10昭35・10 佐伯梅友 「係りか言い切りか―〈已然形=や〉について」 『言語と文芸』3-2昭36・3 門前真一 「〈思へか(も)〉〈思へや(も)〉考―已然形とその下につく〈か〉〈や〉」 『山辺道』7昭36・3 門前真一 「あまなれやおもがものからなく―已然形とその下につく〈や〉」 『天理大学学報』12-3昭36・3 石井文夫 「已然形をうける〈か〉〈や〉をめぐって」 『未定稿』9昭36・9 門前真一 「已然形の下につく係りの〈や〉―反語説展開の一方向」 『山辺道』8昭36・12 浅見徹 「〈か〉と〈や〉をめぐって―三代集における実態から」 『岐阜大学芸学部研究報告』10昭36・12 石綿敏雄 「並立助詞〈や〉〈と〉の機能」 『計量国語学』32昭40・3 森重敏 「〈か〉より〈や〉への推移続貂」 沢瀉博士喜寿記念論文集刊行会『万葉学論叢』昭41・7 後藤良雄 「歌における〈や〉の表現形式について―万葉・古今・新古今を資料として」 『国文学研究』34昭41・10 山口明穂 「〈已然形…や〉の形について―中世における一用法をめぐり」 『国語国文学報』20昭41・12 吉田金彦 「接続助詞で・つつ〈古典語〉や(付)たり(古典語・現代語〉ながら〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 桜井光昭 「間投助詞や(古典語・現代語〉よ(古典語)ぞ・ね(ねえ)〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 山田巌 「係助詞や・か〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 大坪併治 「格助詞や〈古典語・現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 酒井秀夫 「万葉集の〈や〉(1)―已然形につく〈や〉」 『金城学院大学論集』31昭42・3 京極興一 「並立助詞〈や〉」 『成蹊大学文学部紀要』3昭42・12 国広哲弥 「ANDと〈ト=ヤ〉の意味―久野氏の批判論文を読んで」 『ことばの宇宙』3-3昭43・3 岡崎正継 「疑問の表現―今昔物語のヤ・カ」 『野州国文学』2昭43・10 酒井秀夫 「万葉集の〈や〉(2)」 『金城学院大学論集』37昭43・12 橘誠 「み・なくに・らむ・已然形+や・べらなり―文法による和歌へのアプローチ」 『月刊文法』1-4昭44・2 和田初栄 「新潟県北魚沼郡小出方言の文末詞―〈カ〉〈イ〉〈ケ〉〈ヤ〉について」 『方言の研究』1昭44・3 桑田明 「係り結びとは―〈ぞ〉〈か〉〈や〉の場合」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社 森昇一 「新説紹介係助詞ヤ・カと疑問表現」 『月刊文法』1-12昭44・9 山口明穂 「中世和歌における表現の問題―藤原定家の〈や〉への意識」 『白百合女子大学研究紀要』5昭44・12 鈴木直治 「〈哉〉〈乎〉〈歟〉〈那〉の来源について―〈書経〉語法礼記(3)」 『金沢大学教養部論集人文』7昭45・3 村上本二郎 「係助詞〈や〉の余情的表現」 『高校教育研究』7-4昭45・10 酒井憲二 「特集・日本語における助詞の機能と解釈間投助詞や・を・ゑ・よ」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞か・かな・かも・かし・な・も・よ(感動)・ぞ〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 外山映次 「特集・日本語における助詞の機能と解釈係助詞ぞ・なむ・こそ・や(やは・やも)・か(かは・かも)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 吉田金彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈接続助詞て(とて)・して・で・つつ・ながら・や〈し〉〈ても〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 大坪併治 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞と・や・やう・に・か・なり・の(だの)・たり」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 酒井秀夫 「特集・係り結び係り結びの生態―や」 『月刊文法』3-5昭46・3 野原三義 「百控琉歌の助詞(3)〈や〉の部」 『国際大学国文学』4昭47・3 北条忠雄 「いわゆる接尾辞〈く〉の本質(後編)形式様態詞クおよびカ・ヤ・ゴト・サの記述的歴史的比較的研究」 『秋田大学教育学部研究紀要人文社会』23昭48・2 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 徳田政信 「伊勢物語〈月やあらぬ〉考(上)宣長の反語説は成立するか」 『中京大文学部紀要』8-2昭48・11 新川正美 「富士谷成章の国語助詞観―疑問助詞〈か〉〈や〉の本義」 『高校の言語教育』1-9昭48・12 吉永登 「〈已然形にヤの添うた形〉追考」 関西大『国文学』50昭49・6 山口佳也 「万葉集の文中のヤについて」 『国文学研究』53昭49・6 佐藤宣男 「文末用法におけるカとヤ―宇津保物語を中心として」 『佐藤喜代治教授退官記念国語学論集』昭51・6桜楓社 山口明穂 『中世国語における文語の研究』 昭51・8明治書院 此島正年 「間投助詞〈や〉の特殊用法」 『湘南文学』11昭52・3 松岡満夫 「俳諧表現考(1)切字〈や〉―その古典的性格」 『表現研究』26昭52・9 森昇一 「助詞ヤ・カの意味―〈疑問〉説をたずねて」 『野州国文学』20昭52・12 和光大学言語学研究会 「〈と〉〈に〉〈や〉についての覚え書」 『和光大人文学部紀要』12昭53・3 松岡満夫 「俳諧表現考(2)切字〈や〉と古俳諧発句」 『表現研究』29昭54・3 大木正義 「間投助詞〈や〉小考」 『解釈』25-9昭54・9 碁石雅利 「〈已然形+や〉型表現形式について反事実設定の場合」 国学院大『国語研究』43昭55・3 桑田明 「姨捨山の月の歌の解釈をめぐって―〈かねつ〉の意味と〈や〉の意味・機能」 『実践国文』1昭55・11 大坪併治 「訓点語の係助詞カ・ヤについて」 『橘茂先生古稀記念論文集』昭55・11 大野晋・丸谷才一 「〈対談〉和歌は日本語で作る(5)〈か〉と〈や〉と〈なむ〉」 『日本語の世界14付録』昭56・2中央公論社 滝沢貞夫 「〈か〉〈や〉の一特殊用法について―八代集時代の和歌における」 『馬淵和夫博士退官記念国語学論集』昭56・7大修館 楠橋開 「〈海原の〉〈海原や〉只同じ事也―〈体言・や〉の再評価」 『文学史研究』22昭56・11 竹岡正夫 「〈伏(ふし)や〉研究小史―成章を経て宣長まで」 竹岡正夫編『国語学史論叢』昭57・9笠間書院 384 や 助動詞 前田勇 「指定助動詞〈や〉に就いて」 『近畿方言』18昭28・5 藤原与一 「国語諸方言上の〈ダ〉〈ジャ〉〈ヤ〉」 『広島大文学部紀要』15昭34・3 前田勇 「現代上方弁における一つの同居現象について―〈ます・や〉と〈です・や〉」 『学大国文』4昭36・2 愛宕八郎康隆 「奥能登珠洲方言の〈デァ・ジャ・ヤ〉(研究発表要旨)」 『国語学』71昭42・12 園田経夫 「西部方言における〈先生が来てジャ(ダ・ヤ)〉などの〈テ敬語法〉について」 『尾道短大紀要』17昭43・2 今西元久 「兵庫岡山両県地方方言の研究―断定の助動詞〈ヤ・ジャ(ダ)〉の分布について」 『国文学攷』48昭43・10 愛宕八郎康隆 「奥能登珠洲方言の〈デァ・ジャ・ヤ〉」 『国文学攷』49昭44・3 虫明吉次郎 「断定の助動詞ダ・ジャ・ヤの分布」 『日本方言研究会第15回研究発表会発表原稿集』昭47・10 秋山正次 「九州方言断定辞の〈や〉への変化」 『佐賀龍谷短大国文科論集』4昭56・7 384 やいとばな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 384 やいなや 水谷修 「~やいなや・~が早いか・~とともに」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 384 やおら やをら 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 →やわら 384 やか 接尾語 阪倉篤義 「〈やか〉〈らか〉について」 『国語国文』17-1昭23・2 関一雄 「平安時代の形容動詞語幹を作る接尾語―和文に見える〈らか〉〈やか〉〈か〉を中心に」 『山口大学文学会志』20-2昭45・1 鈴木丹士郎 「馬琴の読本に見られる~ヤカ形容動詞の性格」 『国語学研究』19昭54・12 384 やかいむすび 夜会結 槌田満文 「明治ことば誌」 『国文学解釈と教材の研究』25-10昭55・8 384 やがて 副詞 小杉商一 「〈やがて〉とその類語―即時をあらわす表現」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 島田欣一 「〈やがて〉小考〈やがて〉と〈すぐ〉と〈ぢき〉と―古典語と現代語とのあいだ」 『日本語』15-7昭50・9 吉田金彦 〈やがて〉の原義について」 『日本国語大辞典ことばのまど』19昭51・1 福西妙子 「〈やがて〉小考」 『埴生野国文』6昭51・2 吉田金彦 「隠された意味の発見―〈やがて〉の語源と解釈」 『訓点語と訓点資料』57昭51・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 永田信也 「〈やがて〉の意味とその変遷」 『国語国文研究』67昭57・2 村上雅孝 ⑪ 384 やかましい 喧 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 菊田紀郎 ⑩ 385 やかもや 新村出 「佐渡方言〈やかもや〉」 『佐渡』1昭29・8 385 やぎ 山羊 琉大方言研究クラブ 『琉球方言における〈おたまじゃくし・やぎ・かまきり・めだか〉の地域的分布』 昭40・1 杉本つとむ 「〈Bok(ボッコ)〉と〈野牛(ヤギ)〉の論―蘭・支・日の言語交渉」 『杉本つとむ日本語講座7』昭55・6桜楓社 山中襄太 「ヤギの語源」 『日本語』21-1昭56・1 大友信一 ④ 385 やきはた 焼畑 佐藤暢男 「兵庫県北西但馬語彙について―焼畑の呼称」 『郷言』8昭47・12 385 やきもの 焼物 沢木幹栄 「物とことば〈せともの(陶磁器)〉―名称と商圏」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 385 やぎょうさん やぎやうさん 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 385 やく 役 真下三郎 「遊里語研究(4)(5)―やく・知音」 『近世文芸稿』1314昭43・1~8 385 やく 焼 佐藤悦子 「特集・類義語の意味論的研究もやす・もす・やく」 『日本語研究』2昭54・7 385 やくがい 厄害 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 385 やくざ てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 中川芳雄 「音画接辞〈くな〉の伝統―やくざ・だうなの音韻構成」 『静岡女短大紀要』8昭37・3 385 やくす 訳 由良君美 「文学のひろば〈訳す〉と〈和す〉と」 『文学』43-7昭50・7 385 やけどばな 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 385 やけないまえ 焼前 松延市次 「どう違うか―〈焼ける前〉と〈焼けない前〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 柏原司郎 「〈焼けない前〉と〈焼けぬ先〉と」 『語学文学』10昭47・3 385 やけぬさき 焼先 柏原司郎 「〈焼けない前〉と〈焼けぬ先〉と」 『語学文学』10昭47・3 385 やける 焼 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 385 やけるまえ 焼前 松延市次 「どう違うか―〈焼ける前〉と〈焼けない前〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 385 やこう やかう 田中重太郎 「〈やかう〉=条」 『平安文学研究』8昭27・2 385 やさいしょう 也哉抄 浅野信 『俳諧の語意と文法』 昭51・3桜楓社 385 やさおとこ 優男 馬場あき子 「言語時評〈やさ男〉について」 『言語生活』324昭53・12 385 やさし・やさしい 優 広瀬保 「〈やさし・きよげ・めづらし〉」 『日本文芸研究』8-2昭31 原田芳起 「類義語の意味論的処理」 『言語と文芸』7昭34・11 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 佐竹昭広 「意味の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 進藤義治 「〈やさし〉の語誌に関する一考察」 『南山国文論集』2昭52・11 西田敏子 「〈やさし〉についての一考察」 長崎大『国語と教育』2昭52・12 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 前田金五郎 「ことばの散歩道(5)―やさしい・鼻は人の面の山・ばいてぎほか」 『文学』48-2昭55・2 泉基博 「十訓抄に於ける〈優〉〈やさし〉」 『武庫川国文』17昭55・3 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 池田敬子 「〈やさし〉の底流」 『神戸女学院大論集』27-2昭55・12 385 やし 野師 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 385 やじうま 野次馬 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 385 やしなう やしなふ 養 磯部茂子 「ヤシナフ・ハグクム・ソダツの意味」 『常葉国文』3昭53・6 385 やしゃご 玄孫 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 385 やしん 野心 前田俊彦 「ことばの小径〈志〉と〈野心〉のちがい」 『朝日ジャーナル』6昭55・6 386 やす 痩 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 386 やす 助動詞 湯沢幸吉郎 「敬譲動詞〈せ(させ)らる〉の徳川時代に於ける変遷と〈やんす〉〈やす〉の本源」 『国語と国文学』10-6昭8・6 湯沢幸吉郎 『国語史概説』 昭18・1八木書店 和田実 「京阪神語の敬語〈やす〉〈はる〉〈へや〉」 『国語文化』4・3 楳垣実 「ヤス(なさる)の由来」 『方言論文集(1)』昭31・2近畿方言双書4 山崎久之 「語源の探究―〈ありさま〉〈出さる〉〈やんす・やす〉」 『語学と文学』4昭35・8 →やんす 386 やすい 安 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 386 やすくあらず 不安 鶴久 「所謂形容詞のカリ活用及び打消の助動詞ザリについて―特に万葉集における義訓すべき不安・不遠・不近・不悪・不有をめぐって」 『万葉』42昭37・1 386 やすけし 安 鈴木正夫 「安けし・清けしなどの用法(1)(2)万葉集の検討」 『歌と評論』44-710昭48・710 386 やすこ 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 386 やすっぽい 安 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 386 やすのかわら やすのかはら 安河原 福田秀一 「特集・中世の文学〈いつまで草の〉と〈安の河原〉―とはずがたり注解補正(2)」 『解釈』27-1昭56・1 386 やすまる 休 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 386 やすみしし 八隅知之 山脇万吉 「八隅知之考」 『万葉学論纂』昭6・3明治書院 源豊宗 「やすみしし考」 『芸林』2-4昭26・8 386 やすむ・やすめる 休 西宮一民 「斎宮の忌詞ついて」 『皇学館大学紀要』12昭48・12 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 386 やすらひばな 鎮花 浅野建二 「京紫野京宮鎮花祭歌について」 『山形大学紀要人文科学』2-3昭28・3 386 やせぼねのかたにかかれるもの 句 河野亮 「〈痩骨の肩にかかれるもの〉私解」 『解釈』3-8昭32・8 永田友市 「おくのほそ道ノート〈痩骨の肩にかかれるものまづ苦しむ〉の解釈」 『国文学解釈と教材の研究』6-8昭36・7 386 やせる 痩 →やす 386 やぜん 夜前 遠藤好英 「平安時代の記録語の性格―〈夜前〉をめぐって」 『国語学』100昭50・3 386 やたて 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 386 やたろう 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 386 やつ 奴 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 386 やつ 谷 渡辺繁興 「埼玉県に於ける〈谷(や)〉〈やつ〉〈谷戸〉について」 『方言』2-4昭7・4 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 386 やっこらさ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 386 やっさもっさ 新村出 「やつさもつさ考」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 386 やつし 乗岡憲正 「やつし考―再会譚に於ける」 『日本文学論究』23昭38・12 篠原進 「〈やつし〉攷―都の錦の蹉跌」 『緑岡詞林』1昭49・11 386 やってくる 小杉商一 「〈やってくる〉雑考」 『日本語と日本語教育』2昭45・12 386 やっと 浜田敦 「〈ようよう〉から〈やっと〉へ―語の意味の変化の一例として」 『人文研究』4-6昭28・6 今石元久 「岡山県地方の方言副詞について〈やっと〉に相当する副詞の分布」 『広島大学方言研究会会報』21昭48・8 今石元久 「岡山県地域での方言の方言事象地理学的研究―副詞法〈やっと〉に相当するものを中心にして」 『鳥取大教育学部研究報告人文社会』27-1昭51・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 浜田敦 「〈やう〓〉から〈やっと〉へ―語の意味の変化の一例として」 『日本の言語学5』昭54・1大修館 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 387 やっぱー・やっぱし 白木進 「やはり(やっぱし・やっぱー)考」 『日本語』18-8昭53・10 →やっぱり 387 やっぱり 長田久男 「ヤハリとヤッパリ・オナジとオンナジ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 アラン・ターニー 「外から見た日本語(3)〈やっぱり〉」 『センター通信(国際交流基金)』4-7昭55・2 387 やど 谷戸 渡辺繁興 「埼玉県に於ける〈谷(や)〉〈やつ〉〈谷戸〉について」 『方言』2-4昭7・4 387 やど 宿・屋門 境田四郎 「万葉の〈ヤド〉と〈ヤドリ〉」 『女子大文学』7昭30・3 伊丹昇 「〈ヤド〉と〈ヤドル〉」 『文学論藻』31昭40・6 小久保良種 「古今和歌集の〈いへ〉〈やど〉の研究」 『文学論藻』33昭41・5 後藤和彦 「いへとやど―万葉を中心に」 『薩摩路』11昭42・1 高野平 「新撰万葉集所載歌用字〈屋門〉〈宿〉についての考察―真名伊勢物語の用字にもふれて」 『東横学園女子短期大学紀要』9昭46・2 金子純子 「語義差と位相差―ヤドとイへの問題から」 『玉藻』9昭47・12 森淳司 「天平万葉の歌語(1)〈ヤド〉をめぐって」 日大『語文』39昭49・3 吉井巌 「黄葉片々―いへ・やど・やね」 『万葉』104昭55・7 387 やどうかい 柳田国男 『山の人生』 大15・11郷土研究社=『定本柳田国男集4』昭38・4 387 やどかしどり 宿貸鳥 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 387 やどや 宿屋 中村邦夫 ⑪ 387 やどり 宿 境田四郎 「万葉の〈ヤド〉と〈ヤドリ〉」 『女子大文学』7昭30・3 387 やどる 宿 伊丹昇 「〈ヤド〉と〈ヤドル〉」 『文学論藻』31昭40・6 387 やどろく 宿六 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 387 やなになり 何 高橋麻美子 「和歌に於ける〈…や何なり〉」 『叙説』昭55・10 387 やなみつくろう やなみつくろふ 矢並繕 山田孝雄 「矢なみつくろふこての上に」 『国学院雑誌』19-3大2・3 387 やにこい 村内英一 「〈やにこい〉攷」 『和歌山方言』6昭30・7 387 やにさがる 脂下 菊田紀郎 ⑪ 387 やにわに 矢庭 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 387 やね 屋根 吉井巌 「黄葉片々―いへ・やど・やね」 『万葉』104昭55・7 387 やのあさって 明明明後日 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 佐藤亮一 「特集・ことばの地図言語地図からみた〈しあさって〉と〈やのあさって〉」 『言語生活』284昭50・5 佐藤亮一 「方言の分布〈しあさって〉と〈やのあさって〉―隣接意味分野への侵入」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 387 やは 助詞 外山映次 「特集・日本語における助詞の機能と解釈係助詞ぞ・なむ・こそ・や(やは・やも)・か(かは・かも)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 387 やは…ぬ 橘純一 「古今集五註拾遺」 『国語解釈』1-3昭11・4 佐伯梅友 「〈やは…ぬ〉―古今集の歌の解釈」 『国語教室』5-2昭14・2 尾崎知光 「〈やは…ぬ〉の特殊用法」 『文学語学』23昭37・3 387 やはく 夜白 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 387 やはり 長田久男 「ヤハリとヤッパリ・オナジとオンナジ」 『講座正しい日本語2』昭46・1明治書院 板坂元 「日本語の生態(7)~(12)やはり・さすが・しみじみ・ところ・明日は試験があった・人情・I Love you」 『国文学解釈と鑑賞』36-1~41013昭46・1~4911 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 白木進 「やはり(やっぱし・やっぱー)考」 『日本語』18-8昭53・10 →やっぱし・やっぱり 387 やひこやま 柄沢衛 「ひめじ(魚名)の方言―日本海側北限の方言ヤヒコヤマを中心にして」 『日本語』15-9昭50・11 387 やぶいしゃ 藪医者 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 387 やぶいり 藪入 鈴木丹士郎 ⑤ 388 やぶく 破 嘉悦真理 「特集・類義語の意味論的研究やぶる・やぶく・さく・きる・わる」 『日本語研究』2昭54・7 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 388 やぶける 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 388 やぶさか 吝 沼本克明 「〈ヤブサカ〉攷」 『佐藤茂教授退官記念論集国語学』昭55・10桜楓社 388 やふねたけ 八船多気 西宮一民 「〈八船多気〉をめぐって」 『万葉』31昭34・4 388 やぶる 破 嘉悦真理 「特集・類義語の意味論的研究やぶる・やぶく・さく・きる・わる」 『日本語研究』2昭54・7 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 388 やぶれる 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 388 やぼ 野暮 大橋紀子 「近世後期歌舞伎脚本の語彙―粋・意気・通・おつ・しゃれ(あら・やはり)」 『学苑』433昭51・1 吉田秀三 ⑩ 388 やま 山 篠田定吉 「〈山〉といふ言葉を拾ふ」 『方言』8-2昭13・5 畑中友次 「山の異称語」 『地名学研究』17昭36・3 萩谷朴 「山は―地名類聚1」 『国文学解釈と教材の研究』7-3昭37・2 服部四郎 「やま・もり・たけ」 『国語学』69昭42・6=『沖縄文化論叢5言語篇』昭47・11平凡社 池田弥三郎 「ことばのことばやま」 『言語』6-1昭52・1 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 388 やまいも 薯蕷 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 388 やまおとし 山落 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 入間田宣夫 「泰時の徳政」 『東北大学教養部紀要』37昭57・12 388 やまかずら やまかづら 山鬘 三沢諄治郎 「〈山かづら〉小考」 『甲南女子大研究紀要』4昭43・3 388 やまかぜ 山風 奥村恒哉 「〈たにかぜ〉〈やまかぜ〉に関する諸問題―古今集と資料」 『大坪併治教授退官記念国語史論集』昭51・5表現社 奥村恒哉 『古今集の研究』 昭55・1臨川書店 388 やまかで 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 388 やまぎわ やまぎは 山際 佐藤謙三 「〈山のは〉と〈山ぎは〉―枕草子用語考」 『国学院雑誌』73-11昭47・11 388 やました 山下 竹内金治郎 「万葉集に現れた〈山下〉といふ語について」 『国学』1 388 やましたかぜ 山下風 服部一枝 「古今集三六三番歌〈山した風〉の解釈をめぐって」 『中央大学国文』24昭56・3 388 やましたみず 山下水 曾根誠一 「古今集歌語〈山下水〉の成立と解釈上」 九州女子大『語学と文学』12昭57・3 388 やましろ 開木代 井手至 「人麻呂集戯書〈開木代〉について」 『万葉』41昭36・10 388 やませ 柳田国男 『増補風位考資料』 昭17・7明世堂=『定本柳田国男集20』昭37・8 柳田国男 『海上の道』 昭36・7筑摩書房=『定本柳田国男集1』昭38・9 388 やまたい・やまたいこく 邪馬台・―国 『日本語の歴史1』 昭38・9平凡社 丸山林平 『日本語―上代から現代まで』 昭50・1白帝社 Utigaki-Tyokuroo 「耶馬台国wa "Yamatai-kokuka, Yamato-kokuka?" Mata Yamato-koku wa Hukuokaken ga hurusato ka?」 『RÔMAZI Tayori』昭54・7 388 やまたず やまたづ 松田芳昭 「枕詞の生成についての一考察―〈やまたづ〉考」 『国語と国文学』43-4昭41・4 388 やまたのおろち 八岐大蛇 中島利一郎 「アイヌ語より見たる八岐大蛇問題―古事記の言語学的研究の一節」 『短歌芸術』9-567昭28・567 388 やまと 大和 宮崎市蔵 「梵語より見たるソラミツ・ヤマト考」 『国語国文』3-4昭8・4 秋山謙蔵 「国号〈日本〉再検第一文字の無い時代のこと―国号〈日本〉と〈やまと〉」 『日本及日本人』3-10昭27・8 金井清一 「ヤマトタケルのヤマトについて」 『古典と現代』25昭41・9 新村出 「やまととことば」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 秋本吉徳 「枕詞考(1)地名〈ヤマト〉にかかるものを中心に」 『清泉女子大学紀要』27昭54・12 389 やまとしま 大和島 宮田和一郎 「〈大和島〉考」 『解釈』4-7昭33・7 389 やまとたけ・やまとたける・やまとたけるのみこと 倭建命 筏勲 「ヤマトタケかヤマトタケルか」 『解釈』7-1昭36・1 岡部直裕 「倭建命(日本武尊)―称号訓読考」 『神道史研究』17-2昭44・3 丸山林平 『日本語―上代から現代まで』 昭50・1白帝社 389 やまとだましい やまとだましひ 大和魂 西川良一 「源氏物語少女巻の〈やまとだましひ〉について」 『滋賀大国文』8昭45・12 斎藤正二 『〈やまとだましい〉の文化史』 昭47・1講談社 今井泰子 「和魂洋才・和魂漢才―やまとだましひ上・下」 『文学』43-79昭50・79 389 やまどりのおろ 山鳥尾 竹内金治郎 「山鳥の尾ろ―東歌難解歌私考」 日大『語文』39昭49・3 389 やまのかみ 山神 てるおか・やすたか 『すらんぐ・卑語』 昭32・4光文社 前田勇 「〈山の神〉という語」 『言語生活』110昭35・11 389 やまのこぞう 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 389 やまのてせん 山手線 トヨダ・シゲオ 「〈山手線〉」 『カナノヒカリ』583昭46・3 389 やまのは 山端 佐藤謙三 「〈山のは〉と〈山ぎは〉枕草子用語考」 『国学院雑誌』73-11昭47・11 389 やまのふで 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 389 やまのべ 山辺 蜂矢宣朗 「〈山辺〉と大伴家持」 『山辺道』18昭49・3 389 やまばやし 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・12修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 389 やまぶし 山伏 佐藤喜代治 ② 389 やまほととぎす 山杜鵑 橘純一 「古今集五註拾遺」 『国語解釈』1-9昭11・10 桜井光昭 ④ 389 やむ 止 青島徹 「紫式部日記私注」 『平安文学研究』17昭30・6 森野宗明 「少女巻〈鳴り高し鳴りやまむ〉の解釈―敬語がないこととヤムが四段活用であることと」 『未定稿』9昭36・9 甲斐睦朗 「〈さてだにやみなむ〉の語法―動詞〈やむ〉の用法を中心に」 『解釈』22-9昭51・9 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 甲斐睦朗 『源氏物語の文章と表現』 昭55・9桜楓社 389 やむし 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 389 やむをえず 止得 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 389 やめる 止 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 389 やも 助詞 芥唯雄 「結びの〈やも〉について」 『解釈』13-1昭42・1 外山映次 「特集・日本語における助詞の機能と解釈係助詞ぞ・なむ・こそ・や(やは・やも)・か(かは・かも)」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 児山敬一 「〈かも〉から〈やも〉を見る」 『文芸心』153昭47・3 389 やもめだおし やもめだほし 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 389 やもり 守宮・蠑螈 川原啓介 「喜界島のトカゲとヤモリことば風土記」 『言語生活』39昭29・12 坂田勝 「〈守宮〉と〈蜥蜴〉について」 『跡見学園紀要』2昭30・10 広戸惇 「蜥蜴・守宮・蠑螈考」 『京都家政短大研究紀要』15昭51・12 389 やや 副詞 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 丹保健一 「程度副詞の諸相〈ほぼ〉〈やや〉〈少し〉を中心に」 『国語学研究』21昭56・12 久島茂 「語の派生について―ヤヤ・イヤシクモ・イヤシの成立及びシヅム・ソフ」 『津田塾大学紀要』14-2昭57・3 389 やら 助詞 長谷川清喜 「副助詞だに・すら・やらむ〈古典語〉さへ(え)・でも〈古典語・現代語〉ほか・しか・やら・か・ほど・なり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 大坪併治 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞と・や・やら・に・か・なり・の(だの)・たり」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 夏井邦男 「古今集遠鏡の訳(うつし)にみられる〈やら〉の特徴的用法について」 『北海道教育大紀要人文』25-1昭49・8 吉川泰雄 『近代語誌』 昭52・3角川書店 390 やらむ・やらん 大野晋 「古文を教へる国語教師の対話」 『国語学』8昭27・1 水野三郎九 「〈やらん〉覚え書」 『国語教室』14昭33・5大修館 長谷川清喜 「副助詞だに・すら・やらむ〈古典語〉さへ(え)・でも〈古典語・現代語〉ほか・しか・やら・か・ほど・なり〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 井上富蔵 「万葉集における〈係助詞か…らむ〉と〈係助詞や…らむ〉」 『就実論叢』4昭49・9 390 やり 遣 上野田鶴子・原田信一・林部英雄・山田洋 『〈やり・もらい〉文の理解の発達について―幼児期における授受構文の理解に関する実験的研究』 昭53・2昭和52年度科研費音声総合研究委員会資料 390 やりたい 遣 藤田竜生 「〈談話室〉〈あげたい〉と〈やりたい〉」 『言語生活』350昭56・2 390 やる 遣 「〈やる〉と〈あげる〉―ことばで温情をゆがめるな」 『ことば』72昭35・1朝日新聞社 大橋富貴子 「〈やる〉と〈する〉」 『言語生活』165昭40・6 宮地裕 「〈やる・くれる・もらう〉を述語とする文の構造について」 『国語学』63昭40・12 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 藤田直美 「動詞の意味の記述法〈やる・もらう〉の用法」 『国語学の世界』3昭48・3 豊田豊子 「補助動詞〈やる・くれる・もらう〉について」 『日本語学校論集』1昭49・3 紙谷栄治 「補助動詞〈やる・もらう・くれる〉について」 『待兼山論叢』8昭50・1 Murakami, Yasuko 「The benefactive verbs yaru and kureru and the mixed forms of direct and indirect narrations.」 『Attempts in Linguistics and Literature』昭50・4 宮地裕 「〈やる・くれる・もらう〉発達の意味について」 『鈴木知太郎博士古稀記念国文学論攷』昭50・10桜楓社 大江三郎 『日英語の比較研究―主観性をめぐって』 昭50・11南雲堂 Kuno, Susumu 「The speaker's empathy and its effect on syntax; A reexamination of yaru and kureru in Japanese」 『JATJ』11-23昭51・5 Murakami, Yasuko 「A study of the speaker's point of view and narrations in the use of some Japanese benefactive verbs, yaru and kureru」 『Descriptive and Applied Linguistics』9昭51・7 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 宮地裕 「〈やる・くれる・もらう〉を述語とする文の構造について」 『日本の言語学5』昭54・1大修館 390 やる 助動詞 山崎久之 「〈お=ある〉〈お=やる〉〈やる〉の変遷」 『近代語研究1』昭40・9 剣持隼一郎 「方言史からみた三階節〈ヤル〉について」 『柏崎・刈羽郷土史研究会報』43昭53・11 平野尊識 「〈やる〉の意味―福岡市の方言において」 『北九州大外国語学部紀要』39昭54・12 390 やろう やらふ 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 390 やわら 和 佐藤武義 「今昔物語集の〈和ラ〉とその周辺」 『文芸研究』57昭42・11 →やおら 390 やわらか・やわらかい 柔・軟 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 390 やん 助動詞 楳垣実 「〈へん〉と〈やん〉―和歌山市方言の否定の助動詞」 『国語研究(仙台)』4-7昭4・7 楳垣実 「〈やん〉再考」 『国語研究(仙台)』4-11昭4・11 楳垣実 「〈やん〉三考」 『国語研究(仙台)』5-4昭5・4 矢野文博 「打消の助動詞の一系譜―ヤンについて」 『三重県方言』14昭37・5 390 やんか 堀田要治 「〈やんか〉の研究(1)(2)」 『日本の言葉』1-45昭22・910 楳垣実 「南伊勢地方のヤンカ」 『三重県方言』14昭37・5 堀田要治 「〈やんか〉の研究」 『三重県方言』14昭37・5 390 やんご 金久正 「ヤンゴの語源」 島尾敏雄編『奄美の文化総合的研究』昭51・3法大出版局 390 やんごとなし 止事無 窪田敏夫 「言葉」 『国語解釈』2-8昭12・8 吉沢義則 「〈やんごとなし〉附人間天皇」 『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 391 やんす 湯沢幸吉郎 「敬譲動詞〈せ(させ)らる〉の徳川時代に於ける変遷と〈やんす〉〈やす〉の本源」 『国語と国文学』10-6昭8・6 湯沢幸吉郎 『国語史概説』 昭18・1八木書店 山崎久之 「語源の探究―〈ありさま〉〈出さる〉〈やんす・やす〉」 『語学と文学』4昭35・8 吉川泰雄 「尊敬語を承ける〈ます〉の命令形に就いて―付〈やんす〉の説」 『文学語学』33昭39・9 391 やんす →やす 391 やんちゃ 池上秋彦 ⑪ 391 やんぞう 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 391 やんま 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 391 ゆ 湯 楳垣実 「湯の語源」 『日本国語大辞典ことばのまど』19昭51・1 391 ―をわかす 沸 森田良行 「特集・病気になったことば〈彼はうれしい〉はどこが病気か・言えそうで言えない表現・〈湯を沸かす〉か〈水を沸かす〉か」 『言語』10-9昭56・9 391 ゆ 由 古賀精一 「古事記・日本書紀の用字―依・帰・因・由について」 『言語と文芸』83昭51・9 391 ゆ 格助詞 吉沢義則 『国語国文の研究』 昭2・4岩波書店 武智雅一 「助詞〈よ〉〈より〉〈ゆ〉〈ゆり〉について」 『愛媛大学紀要』1-2昭26・12 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 五味保義 「〈ゆ〉」 『言語生活』95昭34・8 倉持保男 「格助詞より・から〈古典語・現代語〉(付)よ・ゆ・ゆり」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 国田百合子 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞―より・から・よ・ゆ・ゆり・にて〈で〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 阿部健二 「〈より〉の持つ意味の一側面―〈ゆ〉→〈より〉への展開を通して」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 荒木博之 『日本語から日本人を考える』 昭55・5朝日新聞社 長瀬治 「〈ゆ〉〈よ〉の成立とその語義の展開」 『国学院雑誌』82-6昭56・6 391 ゆ 助動詞 片山武 「上代語〈ゆ〉〈らゆ〉について」 『ことば』27昭37・3 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 後藤和彦 「上代語の助動詞〈ゆ〉(らゆ・る)について」 『薩摩路』17昭48・3 竹田美善 「いわゆる可能の助動詞〈ゆ・らゆ〉の構文論的考察」 大阪市立大『文学史研究』14昭48・7 後藤和彦 「上代語の助動詞〈ゆ・しむ・す・ふ〉の働きについて」 『奈良女大研究年報』17昭49・3 片山武 「上代語〈ゆ〉〈らゆ〉追補」 『愛知大学国文学』20昭55・3 391 ゆい 柳田国男 『母の手毬唄』 昭24・12芝書店=『定本柳田国男集21』昭37・12 391 ゆいのう 結納 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 391 ゆう ゆふ 夕 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 391 ―かた 方 遠藤好英 「記録体における〈夕方〉の語彙の体系―後二条師通記の場合」 『国語と国文学』55-5昭53・5 中山緑朗 「記録体の語彙―『小右記』朝・夕方・夜の語彙」 『学苑』493昭56・1 391 ―かたまけてこひはすべなし 方枉恋無乏 次田真幸 「万葉集巻十一〈夕方枉恋無乏〉考」 『文学』4-3昭11・3 391 ―ぎり 霧 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 391 ―さり・―されば 福島邦道 「天草版平家物語の〈夕さり〉〈夜さり〉をめぐって」 『実践国文学』4昭48・7 徳田浄 「〈夕されば〉考」 『国学院雑誌』31-9大14・9=『万葉学論纂』昭6・3明治書院 391 ―だち 立 橘正一 「雷と夕立の方言」 『国語教育』19-8昭9・8 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 本堂寛 「特集・気象のことば〈梅雨〉と〈夕立〉を言語地図でみる」 『言語生活』275昭49・8 太田有多子 「尾張と東濃の境界地域における言語地理学的研究―〈夕立〉と〈雷〉の方言分布」 『椙山国文学』3昭54・2 鎌田良二 「兵庫県佐用郡方言の〈夕立・雷・稲妻〉について―同類同形態の問題」 『甲南女子大学研究紀要』18昭57・3 391 ―ばえ 新村出 「語源をさぐる1」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 392 ゆう いう 幽 梅野きみ子 「〈すごし〉と〈凄〉と〈幽〉と―訓読資料をめぐって」 『椙山女大研究論集』5昭49・3 392 ゆう 言 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 吉川泰雄 『近代語誌』 昭52・3角川書店 392 ゆう 結 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 392 ゆへるひもとかむひとほみ 結紐解日遠 片山武 「〈結紐解日遠〉(巻十一・二六三〇)の訓釈について」 『国語学論集2』昭55・1笠間書院 392 ゆう いう 優 大野晋 「優と艶と色好みと」 『図書』155昭37・6 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 森本元子 「千五百番歌合と女流(2)―〈優〉と〈えん〉について」 『相模女子大学紀要』41昭53・2 泉基博 「十訓抄に於ける〈優〉〈やさし〉」 『武庫川国文』17昭55・3 392 ―なり 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 犬塚旦 「〈いう(優)なり〉について」 『解釈』3-10昭32・10=『王朝美的語詞の研究』昭48・9笠間書院 392 ゆううきょうだい 友于兄弟 遠藤哲夫 「故語漫筆(6)友于兄弟」 『国語展望』60昭57・3 392 ゆううつ 憂鬱 池田弥三郎 「ことばのことばゆううつ」 『言語』6-6昭52・6 392 ゆうがおのつゆ 夕顔露 佐伯梅友 「夕顔の露―源氏物語註釈(4)」 『国文学解釈と鑑賞』18-9昭28・9 392 ゆうけん 郵券 松下史生 「親方日の丸・霞が関・郵券」 『日本語』7-5昭42・7 392 ゆうげん 幽玄 谷山茂 『幽玄の研究』 昭18・1教育図書=『谷山茂著作集1幽玄』昭57・4角川書店 能勢朝次 『幽玄論』 昭19・1河出書房 S. Hisamatsu “The Vocabulary of Japanese Literary Aesthetics” 『Center for East Asian Cultural Studies』昭38 392 ゆうさり ゆふさり 金田一春彦 「平家物語僻案抄」 『名大国語国文学』2昭34・6 392 ゆうじゃくぼう いうじやくばう 有若亡 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 392 ゆうずう ゆうづう 融通 山下民城 『くらしの中の仏教語』 昭53・7冬樹社 392 ゆうする いうする 有 中田祝夫 「〈通ずる〉〈命ずる〉と〈有する〉〈拝する〉」 『国語展望』24昭45・2 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 392 ゆうそく いうそく 有職 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 392 ゆうとく いうとく 有徳 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 392 ゆうばな ゆふばな 木綿花 豊田八千代 「木綿花考」 『心の花』昭6・2 室田浩然 「万葉集〈木綿花〉考」 『文学語学』15昭35・3 392 ―の 枕詞 堀内明彦 「万葉集研究ノート―枕詞〈木綿花の〉を考える」 『立教大学国文』11昭57・3 392 ゆうびん 郵便 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 392 ゆうしょうれっぱい 優勝劣敗 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 392 ゆうよそくきょう 有余則驕 遠藤哲夫 「故語漫筆(8)有余則驕」 『国語展望』62昭57・11 392 ゆうれいさへん 邑礼左変 片山武 「〈邑礼左変〉の訓について」 『国語展望』26昭45・11 392 ゆえ・ゆえに ゆゑ・ゆゑに 故 橘純一 「〈ゆゑ〉の古用について」 『国語と国文学』5-11昭3・11 志村健雄 「万葉集〈ゆゑに〉の解」 『国学院雑誌』昭6・2 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 生野浄子 「〈ため〉〈ゆゑ〉の意味変化に就いて」 『国語国文学会誌』5昭36・4 築島裕 『平安時代の漢文訓読語に就きての研究』 昭38・3東京大学出版会 堀内武雄 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈ゆえに〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 吉永登 「〈ゆゑ〉について」 『万葉』2昭47・3 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 大坪併治 『平安時代における訓点語の文法』 昭56・8風間書房 392 ―あり 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 392 ―づく 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 392 ―ゆえし ゆゑし 故 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 392 ―よし 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 393 ゆえん ゆゑん 所以 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 393 ゆおびか・ゆおびかなるところ ゆほびか 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 長尾勇 「源氏物語の語彙〈ゆほびか〉をめぐって」 『鈴木知太郎博士古稀記念国文学論攷』昭50・10桜楓社 393 ゆか 床 佐藤喜代治 ③ 393 ゆかいな 愉快 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 393 ゆかいはん 愉快犯 別役実 「犯罪のことば(15)愉快犯」 『三省堂ぶっくれっと』昭54・2 393 ゆかし 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 日比野茂夫 「芭蕉〈山路来て〉の句考―〈ゆかし〉に着眼して」 『松村博司先生古稀記念国語国文学論集』昭54・11笠間書院 393 ゆかりむつび 縁睦 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 393 ゆき 雪 野尻抱影 「雪・初恋・美人など」 『言語生活』71昭32・8 矢作春樹 「雪にまつわる方言」 『言語生活』210昭44・3 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 十河直樹 「ユキ(雪)に関する語彙―下津井の(ある個人の)言語体系から」 『Nidaba』4昭50・3 天野義広 「福井県勝山市の〈冬〉の生活語彙―〈雪〉を中心として」 『フィールドの歩み』9昭51・10 矢島文夫 「文化史とことば(2)雪とシャーベット」 『言語』7-2昭53・2 上野勇 「雪の方言」 『上州路』7-12昭55・12 393 ―ぐつ 靴 三石泰子 「雪靴の方言の歴史」 『日本民俗学』86昭48・6 393 ―だまわり 玉割 柄沢衛 「北越雪譜に記載された〈雪玉割り〉の俚言について上・中・下」 『日本語』21-10、22-25昭56・12、57・26 393 ―にさわけるあしたたのしも 驪朝楽毛 生田耕一 「万葉の〈雪驪朝楽毛〉の古訓と古文の復活」 『日本文学論纂』昭7・6明治書院 393 ―のした 下 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 393 ―やけ 焼 沢木幹栄 「物とことば〈しもやけ(凍傷)〉―気候と方言」 徳川宗賢編『日本の方言地図』昭54・3中央公論社 真田信治 ⑩ →しもやけ 393 ゆく 行 吉原至誠 「〈行〉と〈着〉の違いについて」 『日本談義』復刊58昭30・9 根来司 「どう違うか―〈いく〉と〈ゆく〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 森田良行 「〈行く・来る〉の用法」 『国語学』75昭43・12 大江三郎 『日英語の比較研究―主観性をめぐって』 昭50・11南雲堂 三上勝夫 「補助動詞〈ゆく〉〈くる〉の意味と用法」 『北大教育学部紀要』25昭50・12 奥村恒哉 「〈ゆく〉と〈いく〉―古今集の詞書と伊勢物語の文章」 『論集日本文学・日本語2中古』昭52・11角川書店=『古今集の研究』昭55・11角川書店 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 近藤洋子 「〈ゆく〉と〈もてゆく〉」 『東海学園国語国文』20昭56・10 393 ゆきあいみえずなりぬる 句 寺田泰政 「文の構成における一問題―枕冊子の〈行きあひ見えずなりぬる〉について」 『国学院雑誌』54-11昭28・11 393 ゆきかつましじ 句 吉田金彦 「万葉のことばと文学(8)行きかつましじ」 『短歌研究』34-4昭52・4 393 ゆきふれ 行触 佐伯梅友 「行き触れ―源氏物語註釈(3)」 『国文学解釈と鑑賞』18-8昭28・8 393 ―え ゆくへ 方 北山谿太 「源語・疑義三つ―語らふ・行くへ・大殿油近くて」 『国文学解釈と教材の研究』5-13昭35・11 393 ―へしらずも 去辺白不母 竹尾正子 「〈去辺白不母〉考」 『福岡学芸大研究紀要』16昭41・4 394 ゆげ 湯気・湯毛 国立国語研究所 『日本言語地図6』 昭49・3 見坊豪紀 「日本語マスコミにみる誤語・新語・珍語〈湯気〉か〈湯毛〉か・〈モンロー効果〉〈ん〉」 『週刊読売』昭50・1・18 394 ゆさ 橋本勇之助 『秋田のことば民俗誌―どさ/ゆさ』 昭56・6みやま書房 394 ゆず 柚子 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 394 ゆずりは 宮南裕 『求軟文庫―漫話樹草譜(2)』 昭56私家版 394 ゆする 揺 岩崎宏子 「特集・類義語の意味論的研究ふる・ゆする」 『日本語研究』5昭57・12 394 ゆずる 譲 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 394 ゆたか・ゆたかな 豊 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 菅野謙 「新しい・いい・豊かな・美しい・大きく―新聞広告(昭54)の形容表現」 『文研月報』30-6昭55・6 394 ゆつぐさ 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 394 ゆっくり 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 394 ゆとり 花田二徳 「〈ゆとり〉と〈充実〉」 『日本語』21-5昭56・6 394 ゆび 指 前田富祺 「指のよび方について」 『文芸研究』56昭42・7 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 394 ゆびはさみ ロゲルギスト 「ことばのことばゆびはさみ」 『言語』7-10昭53・10 394 ゆめ 夢 阿部次郎・小宮豊隆・土居光知・山田孝雄 「記紀歌謡研究16」 『文学』8-11昭15・11 松尾捨治郎 『国語論叢』 昭18・12井田書店 三田村紀子 「無相の語」 『奈良女子大学文学部研究年報』14昭46・3 森美和子 「万葉集の歌に現れた夢のとらえ方」 『国文鶴見』9昭49・3 神谷かをる 「〈夢〉という語をめぐって」 『光華女大・短大研究紀要』12昭49・12 山内洋一郎 ④ 394 ―のかよひじ 通路 市村宏 「〈雲の通ひ路〉〈夢の通ひ路〉」 『王朝文学』10昭39・5 394 ―のつげ 佐伯梅友 「夢のつげ―源氏物語註釈(9)」 『国文学解釈と鑑賞』19-2昭29・2 394 ―にみえつつ 所見乞(乍) 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 394 ―にみゆ 見 岡部政裕 「〈夢に見ゆ〉考」 『上代文学』38昭51・11 394 ゆゆしい・ゆゆし 形容詞 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 394 ゆゆきしのひことににたること 忌忍事爾以事 遠藤和夫 「忌忍事爾似事」 国学院大『国語研究』26昭43・12 394 ゆら 吉川理吉 「古助詞ゆらの推定―記紀の哥の新解」 『竜谷大学論集』397昭46・10 394 ゆり 格助詞 吉沢義則 『国語国文の研究』 昭2・4岩波書店 武智雅一 「助詞〈よ〉〈より〉〈ゆ〉〈ゆり〉について」 『愛媛大学紀要』1-2昭26・12 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 倉持保男 「格助詞より・から〈古典語・現代語〉(付)よ・ゆ・ゆり」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 国田百合子 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞より・から・よ・ゆ・ゆり・にて〈で〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 394 ゆりご 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 394 ゆるい 緩 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 394 ゆるす 許 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 394 ゆるむ 緩 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 394 ゆるめる 緩 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 395 ゆるやか 緩 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 395 ゆわえる 結 「〈質問箱〉しばる(縛る)・ゆわえる(結わえる)・むすぶ(結ぶ)について」 『日本語教育研究』7昭48・6 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 395 ゆわく 結 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 395 よ 世・代 白石大二 「沙石集に於ける〈世〉の類義語」 『文学』8-2昭15・2 西下経一 「源氏物語の〈世〉と〈物〉」 『文学・語学』6昭32・12 大井重二郎 「万葉集の〈代〉〈はか〉について」 『万葉』80昭47・9 藤田加代 『〈にほふ〉と〈かをる〉―源氏物語における人物造型の手法とその表現』 昭55・11風間書房 田島毓堂 ⑩ 395 ―におほかるそらごとだにあり 武山隆昭 「〈よにおほかるそらごとだにあり〉の解釈―蜻蛉日記の執筆意図にふれて」 『椙山国文学』3昭54・2 395 ―にもたよら 河野喜雄 「東歌の二首について―〈世にもたよら〉の解釈」 『解釈』17-1昭46・1 395 ―にわれはしも 人君(吾)羊蹄 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 395 ―のなか 中・間 森本治吉 「万葉集に見ゆる特殊の〈世のなか〉と云ふ語」 『奈良文化』27昭10 橋本邦子 「山上憶良における〈世間(よのなか)〉について」 『高知女子大国文』5昭44・8 下田忠 「山上憶良における〈世の中〉について」 『国語教育研究』21昭50・4 395 よ 夜 395 ―うち 討 笠松宏至 「中世の罪と罰3〈夜討ち〉」 『UP』98昭55・12 395 ―ぎり 霧 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 395 ―ごもり 隠 中西進 「夜隠」 『万葉』38昭36・1 395 ―さり 福島邦道 「天草版平家物語の〈夕さり〉〈夜さり〉をめぐって」 『実践国文学』4昭48・7=『続キリシタン資料と国語研究』昭58・7笠間書院 395 ―のふけぬとに 之不深刀爾 森本健吉 「夜之不深刀爾考」 『文学』1-6昭8・9 395 ―のほどろ 穂杼呂 北条忠雄 「〈夜の穂杼呂〉考」 『国語研究(仙台)』6-5昭13・5 395 ―のほどろに 竹内美千代 「和泉式部日記語彙考―夜のほどろに」 『樟蔭国文学』3昭40・11 395 ―ひとよ 一夜 日野資純 「方言による古語の解釈―〈みなになりけり〉と〈夜一夜〉を例として」 『国語通信』87昭41・7 395 ―わ よは 半 安江静 「夜半と言ふ詞」 『あさみどり』8-7 395 よ 格助詞 吉沢義則 『国語国文の研究』 昭2・4岩波書店 武智雅一 「助詞〈よ〉〈より〉〈ゆ〉〈ゆり〉について」 『愛媛大学紀要』1-2昭26・12 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 倉持保男 「格助詞より・から〈古典語・現代語〉(付)よ・ゆ・ゆり」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 国田百合子 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞より・から・よ・ゆ・ゆり・にて〈で〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 荒木博之 『日本語から日本人を考える』 昭55・5朝日新聞社 長瀬治 「〈ゆ〉〈よ〉の成立とその語義の展開」 『国学院雑誌』82-6昭56・6 395 よ 終助詞・間投助詞 宮坂和江 「〈よ〉と〈や〉―源氏物語について」 『解釈』2-1昭31・1 金田一春彦 「ネ・サ・ヨの弁」 『放送文化』19-4昭39・4 桜井光昭 「間投助詞や〈古典語・現代語〉よ〈古典語〉ぞ・ね(ねえ)〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 穐田定樹 「終助詞な〈古典語・現代語〉な・な…そ〈古典語〉え・よ・か〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 大久保忠利 「ネ・サ・ヨの文法―ネ・サ・ヨ否定論に反対する」 『ことばの宇宙』8昭42・1 小久保崇明 『大鏡の語法の研究』 昭42・3さるびあ出版 酒井憲二 「特集・日本語における助詞の機能と解釈間投助詞や・を・ゑ・よ」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞か・かな・かも・かし・な・も・よ(感動)・ぞ〈ぜ〉〈さ〉〈わ〉〈とも〉〈や〉〈て〉〈の〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 山崎久之 「命令形の接尾辞と終助詞の〈よ〉〈い〉〈いよ〉―近世上方語について」 『群馬大学教育学部紀要人文・社会』21昭47・3 396 よい よひ 宵 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 396 よい・よし 良・善・佳・吉 形容詞 中村通夫 「〈よい〉と〈いい〉」 『NHK国語講座現代語の傾向』昭32・1宝文館 河合浩 「〈よい〉という価値語の意味と用法」 『長崎大学学芸部人文科学研究報告』12昭38・2 和田利政 「〈よい〉と〈いい〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 慶野正次 「形容詞〈よし〉の活用―ヨシキラヒモノの語構成」 『解釈』17-11昭46・11=『形容詞の研究』昭51・9笠間書院 佐藤武義 「中世における類義語に関する一考察」 『文芸研究』72昭48・2 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 木村龍司 「記紀における〈吉〉と〈好〉の表現」 日大『語文』41昭51・7 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 浜田敦 「えい・よい・よろしい」 『国語国文』50-1昭56・1 396 よきこ 良子 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 396 よきひと 良人 白石大二 「〈よき人〉の語義―特に能仁、能人の義に就いて」 『国語と国文学』23-2昭21・2 396 よくば 吉川泰雄 「〈善くば〉〈為ずば〉などの濁音形について」 『金田一博士米寿記念論集』昭46・10三省堂 396 よう 用 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 396 よう やう 様 吉川泰雄 「〈やう〉の成立―其の静辞化」 『日本文学論究』10昭27・7=『近代語誌』昭52・3角川書店 橘豊 「正法眼蔵の語彙」 『国語学』53昭38・6 山田雅子 「〈さま〉と〈やう〉の用法」 『武庫川国文』18昭55・11 396 ―もない 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川書店 396 よう 助動詞 中村通夫 「国語における東西方言交渉史上の諸問題」 『国語と国文学』14-7昭11・7=『東京語の性格』昭23・11川田書房 外山映次 「洞門抄物に見える助動詞〈ヨウ〉について」 『国語学』46昭36・9 大塚光信 「助動詞ヨウについて―その成立と性格」 『国語国文』31-4昭37・4 外山映次 「推量の助動詞―う・よう・らしい〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 岡村和江 「特集・日本語の助動詞の役割推量(む・らむ・けむ・う・よう・だろう)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43-10 山口佳紀 「平安時代語の源流について」 『東大人文科学科紀要』48昭44・12 大倉美和子 「『坊っちゃん』における推量表現〈う〉〈よう〉とそのスペイン語歌」 『日本語・日本文化』3昭47・3 福島邦道 「助動詞〈よう〉再論」 『実践国文学』7昭50・2=『続キリシタン資料と国語研究』昭58・7笠間書院 殿塚照美・野口マリ 「日本語研修の現場から伝聞・様態・推量の〈よう・そう・らしい〉について」 『研修』184185昭51・67 城田俊 「〈う/よう〉の基本的意味」 『国語学』110昭52・9=『論集日本語研究7』昭54・2有精堂 樋渡登 「洞門抄物における助動詞ヨウについて」 『国学院雑誌』79-9昭53・9 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 坂口至 「助動詞ヨウの成立以前」 『文献探究』8昭56・6 虫明吉治郎 「助動詞ウ・ヨウ」 『操山論叢』17昭57・3 396 ようい 用意 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 396 ようい 容易 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 396 よういん 幼院 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 396 ようかん 羊羹 鈴木晋一 「たべもの噺7〈羊羹〉」 『月刊百科』239昭57・9 396 ようき 様器 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 396 ようきゃく 要脚 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 396 ようけ 内藤茂 『八丈島の方言(しまことば)』 昭54・3 397 ようし 容止 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 397 ようしえんぐみ 養子縁組 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 397 ようじょ 用所 福島邦道 「用所―キリシタンのことば」 『実践国文学』11昭52・2=『続キリシタン資料と国語研究』昭58・7笠間書院 397 ようじょう 養生 半沢洋子 ⑨ 397 ―しょ 所 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 397 ようず やうず 養 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 397 ようする 要 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 397 ―に 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 397 ようそ 要素 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 397 ようだ 様 助動詞 永野賢 「比況の助動詞―ようだ〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 仁田祥男 「『聖家族』における〈…やうだ〉の考察」 広島大教育学部『国語教育研究』10昭40・4 春日和男 「特集・日本語の助動詞の役割比況(ごとし・ようだ)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 藤岡教登 「文相当の単位を承接するもの―〈ダロウ・ヨウダ・ラシイ〉等(研究発表要旨)」 『国語学』86昭46・9 西出郁代 「研究ノート(2)〈ようだ〉による表現」 『日本語・日本文化』3昭47・3 内田徳賢 「〈ようだ〉〈みたいだ〉の転用について」 『国語国文』46-5昭52・5 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 柏岡珠子 「ヨウダとラシイに関する一考察」 『日本語教育』41昭55・7 鈴木二三雄 「漱石文学初期の文体研究―助動詞〈ようだ〉を中心に」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 397 ような 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 397 ように 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 →ようなり 397 ようたてのもり 石川広 「枕冊子〈ようたてのもり〉私考―〈ようたての森〉と〈夜立の森〉と」 『平安文学研究』21昭33・6 397 ようちえん 幼稚園 高橋巌 ⑪ 397 ようてい 羊蹄 岸田定雄 「虎杜・酸模・羊蹄・酸漿草の名称」 『方言』4-5昭9・5 397 ようなり 様 助動詞 堀田要治 「〈如シ〉と〈様ナリ〉から見た今昔物語集の文章」 『国語と国文学』18-10昭16・10 伊藤恵子 「助動詞〈やうなり〉の意味構造―比況の助動詞〈如し〉との比較考察(研究発表要旨)」 『女子大国文』58昭45・7 佐々木峻 「院政・鎌倉時代に於ける〈類同・例示〉等の表現法―〈如し〉と〈やうなり〉について」 『鎌倉時代語研究4』昭56・5武蔵野書院 →ようだ 397 ようまたれ 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 397 ようめい 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 397 ようめう 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 397 ようやく やうやく 漸 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 397 ようやっと 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 397 ようよう やうやう 漸 浜田敦 「〈ようよう〉から〈やっと〉へ―語の意味の変化の一例として」 『人文研究』4-6昭28・6=『日本の言語学5』昭54・1大修館 有坂秀世 『国語音韻史の研究増補新版』 昭32・10三省堂 397 よか 福井健夫 「〈よか〉談義」 『国語研究』17-2 397 よかりそうだ 松村明 「実践文法講話(一~二)―〈おろしてください〉〈よかりそうだ〉〈なかりそうだ〉」 『実践国語』昭31・79 397 よかんべい 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 397 よく 翌 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 397 ―ねん 年 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 398 よく 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 398 よくせい 抑制 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 398 よけい 余計・余慶 佐藤稔 ⑪ 398 よける 避・除 柴田武編 『ことばの意味2』 昭51・9平凡社 鈴木正行 「特集・類義語の意味論的研究サケル・ヨケル」 『日本語研究』4昭56・12 杉本武 「特集・類義語の意味論的研究さける・よける」 『日本語研究』4昭56・12 398 よこ 横 田中重太郎 「たて・よこ攷」 『コトバ』昭15・12 古田祐児 「〈よめ〉と〈よこ〉の由来」 『国語国文研究と教育』7昭54・1 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 398 ―かぜ 風 小関清明 「〈男子名は古日に恋ふる歌〉の〈横風〉について」 『高知大国文』10昭54・12 398 ―ざ 座 川本栄一郎 「石川・富山両県における〈いろり〉の座名の分布とその変遷」 『国語語彙史の研究1』昭55・5和泉書院 398 ―たう たふ 赤羽学 「芭蕉の表現―〈荒海や佐渡によこたふ天の河〉の〈よこたふ〉について」 『金城国文』13-1昭41・6 三浦和雄 「特集・俳句の文法芭蕉自動詞他動詞論―〈佐渡によこたふ〉を中心にして」 『月刊文法』1-9昭44・7 蜂谷清人 「〈横たふ〉考」 『月刊文法』2-5昭45・3 北原保雄 「芭蕉〈佐渡によこたふ〉の自他―いわゆる破格的語法の論理」 『月刊文法』2-9昭45・7 398 ―てをうつ 手打 田中佩刀 「生きていた古語―〈横手を打つ〉」 『解釈』15-4昭44・4 398 ―なまり 訛 阿部源蔵 「古代地名伝説考(2)―よこなまり式を中心に」 『北海道学芸大学紀要』15-2昭39・12 398 ―ばん 番 真下三郎 「遊里語研究(2)(3)―横番・心中」 『近世文芸稿』1112昭42・18 398 よご 予後 中島元徳 「予後は病後に非ず」 『アララギ』47-6昭29・6 上田三四二 「予後と病後」 『アララギ』47-7昭29・7 鈴木定雄 「予後に就て」 『アララギ』47-11昭29・11 398 よこす 寄越 蜂谷清人 ⑤ 398 よこすか 横須賀 柳田国男 『地名の研究』 昭11・1古今書院=『定本柳田国男集20』昭37・8 398 よごと 善事・吉事 尾崎暢殃 「余其謄考」 『国学院雑誌』76-7昭50・7 398 よさえ 所縁・所依 佐伯梅友 『万葉語研究』 昭38・4有朋堂 398 よさそうだ 良 渡辺実 「よさそうだ・なさそうだ」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 398 よさる 寄 水島義治 「〈今宵寄しろ来まさぬ〉―万葉集における〈寄す〉〈寄そる〉〈寄さる〉について」 『日本大学文理学部(三島)研究年報』21昭47・12 398 よし 由・因・縁 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 山口佳紀 「今昔物語集の文体基調について―〈由(ヨシ)〉の用法を通して」 『国語学』67昭41・12 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 小川栄一 「記録体における形式名詞〈由〉」 『日本語と日本文学』1昭56・6 398 ―づく 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 398 ―ばむ 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 398 ―めく 吉沢義則 『源語釈泉』 昭25・7誠和書院=『増補源語釈泉』昭48・5臨川書店 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 398 よし 感動詞 田辺正男 「源氏物語と感動詞―〈いさ〉系と〈よし〉系と」 『国学院雑誌』80-3昭54・2 398 よしきり 葦切 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 398 よしさらば 山口堯二 「〈よしさらば〉小論」 大阪大『語文』38昭56・4 398 よしとく 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 398 よしの 吉野 鴻巣盛広 「ヨシヌ(吉野)からヨシノへ」 『奈良文化』13 398 ―のやま 山 平松博英 「万葉集における吉野乃山」 『ことばとくらし』2昭48・7 398 よしみゆずり よしみゆづり 柳田国男 『国語史新語篇』 昭11・12刀江書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 398 よじょう 余情 飛田隆 「中世国語表現論史―心敬の〈ささめごと〉を中心として」 『日本私学教育研究所年報』4昭44・3 399 よじる 捩 柴田武編 『ことばの意味1』 昭51・9平凡社 399 よしんば 縦 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 399 よす 止 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 399 よす 寄 水島義治 「〈今宵寄しろ来まさぬ〉―万葉集における〈寄す〉〈寄そる〉〈寄さる〉について」 『日本大学文理学部(三島)研究年報』21昭47・12 399 よせ 寄・寄席 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 399 よせる 寄 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 399 よそ 余処・他所 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 399 ―もの 者 井上ひさし 「ナカマとヨソモノ」 『私家版日本語文法』昭56・3新潮社 399 ―よそ 余所 山崎和子 「源氏物語における〈よそよそ〉と〈ほかほか〉について」 『高知女子大国文』12昭51・7 399 よそおう 装 永野賢 『にっぽん語風俗学』 昭44・10明治書院 399 よそぞみ 柳田国男 『西は何方』 昭23・6甲文社=『定本柳田国男集19』昭38・2 399 よそる 所依・所縁・寄 木下正俊 「〈所依〉〈所縁〉試訓」 『万葉』49昭38・10 水島義治 「〈今宵寄しろ来まさぬ〉―万葉集における〈寄す〉〈寄そる〉〈寄さる〉について」 『日本大学文理学部(三島)研究年報』21昭47・12 399 よだち 柳田国男 『方言覚書』 昭17・5創元社=『定本柳田国男集18』昭38・8 399 よだつ 与奪 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 399 よだつ 弥立 村上雅孝 「〈イヨタツ〉と〈ヨダツ〉について」 『国語学研究』7昭42・8 鏡味明克 「岡山地方の〈よだつ〉と東海地方の〈よだるい〉の方言の語史」 『岡山大学教育学部研究集録』37昭48・8 399 よだるい 弥怠 鏡味明克 「岡山地方の〈よだつ〉と東海地方の〈よだるい〉の方言の語史」 『岡山大学教育学部研究集録』37昭48・8 399 よだれ 涎 国立国語研究所 『日本言語地図3』 昭44・3 399 よついり 四入 『中世法制史料集3』補注 昭40・8岩波書店 399 よつかど 四角 外山正恭 「〈談話室〉バスの停留所名に残る方言―〈十文字〉〈四つ角〉と〈十字路〉」 『言語生活』317昭53・2 399 よって 因・依 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 小林千草 「中世口語における原因・理由を表わす条件句」 『国語学』94昭48・9 399 よどむとも 淀 佐伯梅友 「〈淀むとも〉考」 『奈良文化』30昭10=『万葉語研究』昭13・10文学社=昭38・4有朋堂 399 よどろ 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 399 よな 秋山正次 「〈ヨナ〉考―砂を意味する語彙の分析」 『熊本大学教育学部紀要』12-2昭39・12 399 よなどり 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 399 よねする 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集29』昭39・5 399 よぶ 呼 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 399 よびおこす・よびおこさせる 呼起 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 399 よぶん 余分 佐藤稔 ⑪ 399 よほう 四方 福島邦道 「四方なる石」 『国語学』46昭36・9 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 399 よぼう 予防 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 399 よほど・よっぽど 余程 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 399 よま 大間知篤三 「オモテとヨマ―対馬の家の複世帯制」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 399 よまいごと 世迷言 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 小松代融一 「〈よまいごと〉小考」 『文学論藻』37昭42・11 400 よみ 黄泉 佐藤喜代治 ② 400 ―のさか 坂 中村宗彦 「風土記二題―黄泉坂・比治真奈井考」 広島大『国語教育研究』26昭55・11 400 よみ 余味 中沢政雄 「哲学的言語―〈さび〉から〈よみ〉まで」 『国語教育科学』17-6昭52・6 400 よむ 読・詠 柳田国男 『国語の将来』 昭14・9創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 『日本語の歴史2』 昭38・12平凡社 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 神野富一 「〈歌をヨム〉こと」 『国語国文』48-3昭54・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 佐藤稔 ⑨ 400 よみ(はべり)ける 詠(侍) 糸井通浩 「勅撰八代集の詞書―〈よめる〉型と〈よみ(侍り)ける〉型と(発表要旨)」 『国語学』107昭51・12 400 よめる 糸井通浩 「勅撰八代集の詞書―〈よめる〉型と〈よみ(侍り)ける〉型と(発表要旨)」 『国語学』107昭51・12 400 よめる 可能動詞 湯沢幸吉郎 『国語学論考』 昭15・2八雲書林・上田屋書店 400 よめ 嫁 古田祐児 「〈よめ〉と〈よこ〉の由来」 『国語国文研究と教育』7昭54・1 400 ―いり 入 「山形県に於ける〈花嫁〉〈嫁入り〉の方言」 『山形方言』4昭34・4 400 よめじょう 植村悠太朗 「ヨメジョー・ヒメジョー―種子島のジョー語尾についての報告」 『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』昭56・11明治書院 400 よめのごき 柳田国男 『方言と昔』 昭25・1朝日新聞社=『定本柳田国男集18』昭38・8 400 よも 四方 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 400 よもすがら 通夜 阪倉篤義 「〈しみら〉と〈すがら〉―ヒネモス・ヨモスガラの意味」 『万葉』41昭36・10 峰岸明 「〈よもすがら〉用字考―平安時代記録資料を対象として」 『国語と国文学』49-6昭47・6 400 よゆう 余裕 佐藤稔 ⑪ 400 よよと 山口仲美 ③ 400 よよむ 正宗敦夫 「ヨヨム考」 『文学』1-2昭8・5 400 よらし 宜 有坂秀世 「古言雑考(2)よらし・まけたまへ」 『国語研究(仙台)』9-6昭16・6 400 より 助詞 吉沢義則 『国語国文の研究』 昭2・4岩波書店 武智雅一 「助詞〈よ〉〈より〉〈ゆ〉〈ゆり〉について」 『愛媛大学紀要』1-2昭26・12 「〈より〉と〈から〉」 『ことば』昭28・8 土井忠生 「格助詞―の・が・な・つ・だ・い・を・に・と・へ・より・よ・ゆり・ゆ・から・て」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 小原謙一 「より・から考」 『言語生活』163昭40・4 大坪併治 「助詞ヨリのある場合―訓点語を中心に」 『国語学』66昭41・9 倉持保男 「格助詞より・から〈古典語・現代語〉(付)よ・ゆ・ゆり」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 我妻多賀子 「助詞〈より〉の通時的考察」 『学習院大学大学部研究年報』14昭43・2 国田百合子 「特集・日本語における助詞の機能と解釈格助詞より・から・よ・ゆ・ゆり・にて〈で〉」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 小杉商一 「起点を示す〈より〉と〈から〉と」 『国学院雑誌』72-11昭46・11 太田孝一郎 「室町時代口語資料における助詞について―格助詞〈より〉と〈から〉をめぐって」 山形大『国語研究』23昭48・3 松本泰丈 「〈―より〉の問題点」 『国語国文論集』3昭49・2 富田直次郎 「格助詞〈より〉をめぐる構文的考察」 『国語学会昭和51年秋季大会発表要旨』昭51・11 阿部健二 「〈より〉の持つ意味の一側面―〈ゆ〉→〈より〉への展開を通して」 『松村明教授還暦記念国語学と国語史』昭52・11明治書院 吉田金彦 『国語意味史序説』 昭52・11明治書院 永井啓子 「言葉のしつけ―〈より〉と〈から〉」 『教室の窓中学国語』221昭54・1 飛田良文 「比較級の訳語〈より〉の成立」 『武蔵野文学』27昭55・1 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 夏井邦男 「格助詞〈より〉考―列挙の用法の消長について」 国学院大『国語研究』45昭57・2 400 ―ほかない 林巨樹 「〈行くしかない〉と〈行くよりほかない〉」 『口語文法講座3』昭39・11明治書院 401 より 副詞 渡辺義夫 「日本語の〈比較〉―〈より〉の用法」 『言語学論叢』6昭40・2 井上博嗣 「程度副詞の〈程度〉について―上代の助詞〈まで〉と高度の程度を示す副詞〈より〉」 『女子大国文』83昭53・6 飛田良文 ⑥ 401 よりかかる 寄掛 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 401 よりて 因・依 山田孝雄 『漢文の訓読によりて伝へられたる語法』 昭10・5宝文館 堀内武雄 「特集・接続詞のすべて接続詞小辞典文語編〈よりて〉」 『月刊文法』2-12昭45・10 古賀精一 「古事記・日本書紀の用字―依・帰・因・由について」 『言語と文芸』83昭51・9 401 よりふす 寄臥 山本利達 「〈そひふす・よりふす〉考―源氏物語を中心に」 『滋賀大国文』20昭57・6 401 よりより 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 401 よる 夜 阪倉篤義 「〈よるの寝覚〉と〈よはの寝覚〉」 『国語国文』33-10昭39・10 中山緑朗 「記録体の語彙―『小右記』朝・夕方・夜の語彙」 『学苑』493昭56・1 401 よる 寄 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 401 より 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 401 よる 因・依・拠・縁・所縁・所依 佐伯梅友 「万葉集〈所依〉〈所縁〉の訓について」 『文学』2-3昭9・3 古賀精一 「古事記・日本書紀の用字―依・帰・因・由について」 『言語と文芸』83昭51・9 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 401 よる 助動詞 橘正一 「ヨルといふ助動詞」 『国学院雑誌』43-7昭12・7 丹羽一弥 「トル・ヨル考」 『東海学園国語国文』11昭52・3 高橋顕志 「愛媛県松前町方言のアスペクト表現―ヨル・トルを中心として」 『日本語研究』2昭54・7 401 よろい よろひ 鎧 前田富祺 「軍記物語における武装描写の語彙―衣生活語藁史序説として」 『国語と国文学』55-5昭53・5 401 よろこぶ・よろこばしい 喜 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 401 よろこびのまゆをひらく 喜眉開 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 401 よろし・よろしい 宜 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 加藤淳子 「枕草子の研究―〈わろし〉と〈よろし〉(卒業論文)」 『広島女学院大国語国文学誌』10昭55・12 浜田敦 「えい・よい・よろしい」 『国語国文』50-1昭56・1 401 よろめき 吉沢典男 「昭和32年の新語流行語〈神武以来〉と〈よろめき〉」 『言語生活』77昭33・2 401 よろん 世論 松田郁三 「〈世論〉の読みの混乱について」 『言語生活』271昭49・4 401 よわ よは 夜半 阪倉篤義 「〈よるの寝覚〉と〈よはの寝覚〉」 『国語国文』33-10昭39・10 401 よわい 弱 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 401 よわまる 吉田光美 「特集・類義語の意味論的研究よわまる・よわる・おとろえる」 『日本語研究』3昭55・10 401 よわよわしい 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 401 よわる 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 吉田光美 「特集・類義語の意味論的研究よわまる・よわる・おとろえる」 『日本語研究』3昭55・10 401 ら 助動詞 牛山初男 「推量助動詞〈ずら〉〈ら〉等の分布」 『信濃』6-6昭29・6 山内克彦 「ズラ・ラ・ツラ」 『言語生活』68昭32・5 牛山初男 『東西方言の境界』 昭44・3信教印刷 小林伸子 「長野県茅野方言の推量表現について〈~ズラ〉と〈~ラ〉の違い」 『日本語研究』1昭53・3 401 ら 接尾語 小林芳規 「訓点語法史における副助詞〈ら〉」 『国語と国文学』32-11昭30・11 森昇一 「接尾語タチ・ドモ・ラ」 国学院大『国語研究』16昭38・8 石野博史 「接尾語〈ら〉の意味と用法」 『文研月報』21-5昭46・5 石野博史 「現代語の〈ら〉と〈たち〉」 『言語学論叢』11昭46・11 毛利正守 「例示〈ラ〉の成立をめぐって」 『国語学』90昭47・9 神田秀夫 「て・いも・らについて」 五味智英・小島憲之編『万葉集研究4』昭50・7塙書房 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 402 ラーメン 鄭涼 「ラーメン語源」 『月刊言語』11-11昭57・11 402 らい 雷 迫野虔徳 ⑧ 402 らい 癩 宮本忠雄 「ことばのことば癩からてんかんへ」 『言語』10-11昭56・11 402 ライス 大野晋 『日本語の年輪』 昭41・5新潮文庫 402 ―カレー 伊吹一 「ことばと食べもの―ライスカレー」 『栄養と料理』昭48・6 飛田良文 「大衆社会の受け入れ方」 『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 →カレーライス 402 らいねん 来年 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 402 らか 阪倉篤義 「〈やか〉〈らか〉について」 『国語国文』17-1昭23・2 関一雄 「平安時代の形容動詞語幹を作る接尾語―和文に見える〈らか〉〈やか〉〈か〉を中心に」 『山口大学文学会志』20-2昭45・1 402 らかす 山田達也 「[æ]音日英比較―派生語尾〈~らかす〉の意味分析」 『名古屋市立大教養部紀要』昭51・10 402 らく 楽 →せんしゅうらく(千秋楽) 402 らく 橘実利 「所謂延言〈く〉〈らく〉〈まく〉考」 『国学院雑誌』42-5昭11・5 402 らくがき 楽書 新村出 「楽書考」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 402 らくだ 落堕 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『古記録の研究』昭45・6 402 らくちゃく 落着 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 402 らくのみ 小林芳規 「〈らくのみ〉〈まくのみ〉源流考」 『文学論藻』8昭32・10 402 らし 助動詞 品田太吉 「〈らし〉といふ語について」 『方言』3-1昭8・1 森本健吉 「万葉に於ける〈らむ〉〈らし〉」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 宮田和一郎 「助動詞〈らし〉と〈めり〉」 『解釈』2-3昭31・3 塚原鉄雄 「いわゆる推量の助動詞―〈らし〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 宮田和一郎 「歌語および歌語的なるもの(3)助動詞〈らし〉〈めり〉の語法的考察上」 『平安文学研究』25昭35・11 宮田和一郎 「助動詞〈らし〉と疑問語」 『国文学解釈と教材の研究』6-6昭36・5 大野晋 「推量の助動詞じ・む・らむ・らし・めり・べし」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 中西宇一 「〈らし〉と〈らむ〉の推量性」 『女子大国文』35昭39・10 吉田金彦 「推量の助動詞―めり・らし・まし〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭49・10 山崎馨 「形容詞系助動詞の成立(2)」 『国語と国文学』42-3昭40・3 北原保雄 「〈らむ〉〈らし〉の成立―複述語構文の崩壊」 『言語と文芸』7-6昭40・11 本田享 「万葉集にみる推量の助動詞〈らむ〉と〈らし〉の相違」 『愛媛国文研究』16昭41・12 山口明穂 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『言語生活』220昭45・1 403 らふくのりかりが 丸山林平 「クイズ〈らふくのりかりが〉」 『解釈』4-5昭33・5 403 らま 阪倉篤義 「接尾語ラマの考―書紀の古訓をめぐって」 『国文学』3昭26・2 403 らむ 助動詞 三矢重松 「二たび〈らむ〉の用法につきて」 『わか竹』5-7 三矢重松 『国語の新研究』 昭7・9中文館書店 松尾捨治郎 「らむの検討」 『コトバ』昭11・8 森本健吉 「万葉に於ける〈らむ〉〈らし〉」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 野村宗朔 「助動詞〈らむ〉の意味用法に就いて」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 松下大三郎 「誤り易き語法(ばの用法・ともどもの用法・らむの用法)」 『大八洲』25・2 佐伯梅友 「〈らむ〉について」 『国文学』5昭26・9 真鍋次郎 「助動詞〈む〉についての考―特に〈らむ〉と比較しつつ」 『愛媛国語国文』1昭27・3 真鍋次郎 「助動詞〈む〉についての考―特に〈らむ〉と比較しつつ」 『愛媛国語国文』昭28・1 真鍋次郎 「〈らむ〉の意味」 『愛媛国文研究』2昭28・3 千田幸夫 「助動詞〈らむ〉の表現性について」 『鹿児島大学文理学部文科報告』2昭28・3 佐伯梅友 「〈らむ〉について」 『未定稿』2昭30・11 千田幸夫 「推量表現〈らむ〉の研究―その方法的序説」 『鹿児島大学文理学部研究紀要文科報告』5昭31・3 保坂弘司 「〈らむ〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 秋本守英 「助動詞〈らむ〉の世界一つ」 『季刊国語教室』17昭36・10 桜井光昭 「助動詞〈らむ〉―今昔物語集の場合」 早大『学術研究』10昭36・10 藤井茂博 「八代集の〈らむ〉について」 『国語教育研究』6昭37・12 保坂弘司 「推量の助動詞―らむ〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 中西宇一 「〈らし〉と〈らむ〉の推量性」 『女子大国文』35昭39・10 佐伯梅友 「夢にだに―〈だに〉と〈さへ〉・〈む〉と〈らむ〉に関して」 『古文研究』5昭40・8 北原保雄 「〈らむ〉〈らし〉の成立―複述語文の崩壊」 『言語と文芸』7-6昭40・11 森重敏 「万葉における〈らむ〉と〈といふ〉との交渉」 『万葉』58昭41・1 浅見徹 「助動詞の展開―〈らむ〉の場合」 『岐阜大学学芸学部研究報告』14昭41・2 桜井光昭 『今昔物語集の語法の研究』 昭41・3明治書院 本田享 「万葉集にみる助動詞〈らむ〉と〈らし〉の相違」 『愛媛国文研究』16昭41・12 岡村和江 「特集・日本語の助動詞の役割推量(む・らむ・けむ・う・よう・だろう)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 橘誠 「み・なくに・らむ・已然形+や・べらなり―文法による和歌へのアプローチ」 『月刊文法』1-4昭44・2 富田大同 「古代語法研究のおと―誰者・(つ)らむ」 『明石工業高専』6昭44・3 竹岡正夫 「古今和歌集中の助動詞〈らむ〉の意味と用法」 『解釈』15-4昭44・4 阪倉篤義 「〈べし〉〈らし〉〈らむ〉〈けむ〉について」 『佐伯博士古稀記念国語学論集』昭44・6表現社=『論集日本語研究7』昭54・2有精堂 狩野尾義衛 「〈らむ〉についての考察」 『月刊文法』2-4昭45・2 佐伯梅友 「然る故を推量する〈らむ〉を用いた歌―古今和歌集について」 『東洋研究』23昭45・6 外山映次 「特集〈む〉の徹底的研究〈らむ〉のつきかた―終止形接続の意味するもの」 『月刊文法』2-8昭45・6 岩淵匡 「特集〈む〉の徹底的研究〈けむ〉〈らむ〉の意味―いわゆる原因推量に関して」 『月刊文法』2-8昭45・6 大洋和俊 「古今集に於ける〈らむ〉の語法と意識構造」 『国学院雑誌』73-12昭47・12 増淵恒吉 「源氏物語における〈らむ〉の機能」 『専修国文』13昭48・1 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 浅野信 「形式言語の内実するとき―文章法上の〈らむ〉の意義」 『和洋国文研究』10昭48・7 滝沢貞夫 「王朝和歌にみられる〈らむ〉について」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 有馬煌史 「助動詞〈らむ〉の用法について」 『岐阜工業高専紀要』12昭52 坂口頼孝 「オゼを補う〈らむ〉私見」 『国学院雑誌』78-5昭52・5 今井正 「疑問推量の〈らむ〉について」 『宇部短大学術報告』15昭54・1 遠藤和夫 「助動詞〈らむ〉の口語性」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 井上親雄 「終止形接続の助動詞〈らむ〉―源氏物語の事例」 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「〈芭蕉・蕪村・一茶〉発句の助動詞〈る〉〈らる〉〈す〉〈さす〉〈しむ〉〈れる〉〈せる〉について」 国学院大『国語研究』27昭44・3 飯豊毅一 「福島県方言における〈ル〉〈ラル〉敬語について」 『国文学攷』49昭44・3 此島正年 「〈る・らる〉の尊敬用法」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 道本武彦 「〈たてまつる〉に上下接する助動詞〈る〉〈らる〉〈す〉〈さす〉についての調査報告」 国学院大『国語研究』36昭48・7 南崎晋 「蜻蛉日記における敬譲の〈る〉〈らる〉について」 『新国語研究』20昭51・5 黒沢幸子 「尊敬助動詞〈る・らる〉の用法―古今著聞集を中心として」 東洋大『文学論藻』53昭52・12 中西宇一 「自発と可能―〈る〉〈らる〉の場合」 『女子大国文』83昭53・6 山崎孝雄 「記紀において受身をあらわす〈所〉〈被〉〈見〉について」 『田辺博土古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 大久保一男 「鎌倉時代の説話集における敬語〈る・らる〉」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 井上まゆみ 「助動詞〈る〉〈らる〉と可能動詞の関連について」 『香川大学国文研究』4昭54・9 石井幸子 「尊敬助動詞〈る・らる〉の一用法―最高級位者を動作主とする場合」 『解釈』25-9昭54・9 木下美 「紫式部日記における〈る〉〈らる〉について」 九州大谷短大『国語研究』8昭55・9=『紫式部日記の研究と鑑賞―日記体を中心に』昭57・7私家版 404 ―る 佐々木峻 「天草版平家物語の尊敬表現法―〈お…ある〉表現法と〈らるる・させらるる〉表現法」 『国語学』68昭42・3 405 られる 助動詞 藤原与一 「〈行カレル〉〈来ラレル〉などの〈レル・ラレル〉敬語について」 『文学』20-12昭27・12 「多過ぎる〈られ・され〉―皇室記事の敬語について」 『ことば』昭28・12 虫明吉治郎 「尊敬の助動詞〈れる・られる〉の命令形」 『近畿方言双書4方言論文集(1)』昭31・2 辻村敏樹 「敬譲(含丁寧)の助動詞―ます・です・れる・られる〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 小松寿雄 「可能(含自発)の助動詞―れる・られる〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 土屋信一 「受身の助動詞―れる・られる〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 峰岸明 「特集・日本語の助動詞の役割自発・可能・受身・尊敬・使役(る・らる・れる・られる・す・さす・しむ・せる・させる)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 土屋信一 「特集・近代敬語江戸語の〈れる・られる〉敬語小考」 『国語学』96昭49・3 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 荒木博之 『日本語から日本人を考える』 昭55・5朝日新聞社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 405 らんそう 「平安文学考証―らんそう・むらすすき・にんず・したくづる・おもひあがる」 『平安文学研究』20昭32・9 405 らんにゅう らんにふ 乱入 杦浦勝 「〈乱入〉について―語にみる中世意識の展開(1)」 『大阪工業高専紀要』5昭45・10 405 ランプ 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 遠藤好英 ⑥ 405 らんぼう らんばう 乱妨 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 杦浦勝 「〈濫妨〉について―語にみる中世意識の展開(その二)」 『大阪工業高専紀要』7昭49・10 405 り 助動詞 大野志真男 「接続語より見たる助動詞〈たり〉と〈り〉」 『国文学攷』3-1昭12・11 宮田和一郎 「語法的にみた助動詞〈り〉の性格」 『国語国文』21-9昭27・10 福田良輔 「古代日本語における接尾辞〈り〉について」 『国語国文』27-11昭33・11 橋本四郎 「いわゆる完了の助動詞―〈り〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 山崎良幸 「過去の助動詞き・けり・ぬ・つ・たり・り」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 塚原鉄雄 「過去(回想)・完了の助動詞―たり・り〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 伊藤慎吾 「助動詞ツ・ヌ・タリ・リの関連について(上・下)―源氏物語の用例より見る」 『武庫川女子大学紀要』1314昭4142・3 遠藤好英 「今昔物語集における助動詞〈り〉について―その文章史的一考察」 『国語学研究』7昭42・8 竹内美智子 「特集・日本語の助動詞の役割完了と存続(つ・ぬ・り・たり)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43-10 遠藤好英 「今昔物語集の助動詞〈り〉の文章史的考察―〈リケリ〉の形をめぐって」 『文芸研究』62昭44・8 森昇一 「完了の助動詞〈たり〉と〈り〉と」 『野州国文学』4昭44・12 種友明 「万葉集のリ・テアリ・タリーその用字法を中心として」 国学院大『国語研究』29昭44・12 有馬煌史 「平安朝日記文学中における〈り・たり〉の弁別意識について(1)(2)」 『岐阜工業高等専門学校紀要』56昭4546・3 森昇一 「特集(〈つ〉〈ぬ〉〈たり〉〈り〉の徹底的研究〈たり〉と〈り〉について」 『月刊文法』3-2昭45・12 佐藤定義 「特集〈つ〉〈ぬ〉〈たり〉〈り〉の徹底的研究〈り〉は助動詞か―その史的考察」 『月刊文法』3-2昭45・12 根来司 「〈たり〉と〈り〉の世界」 『月刊文法』3-2昭45・12 北原保雄 「古典語における〈時〉の表現―ぬ・つ・たり・り・き・けり」 『東書高校通信国語』94昭46・2 遠藤好英 「助動詞〈り〉の文章史的研究(1)」 『宮城高専研究紀要』7昭46・3 遠藤好英 「三宝絵の基本的性格―助動詞〈り〉による下巻の特色を中心に」 『宮城学院女子大学研究論文集』3839昭47・3 飛田良文 「完了の助動詞」 『品詞別日本文法講座8』昭47・12明治書院 根来司 『平安女流の文章の研究―枕草子・源氏物語・紫式部日記を中心として続編』 昭48・2笠間書院 吉岡泰夫 「状態の助動詞〈り〉が表わす態について」 熊本大『国語国文学』8昭48・2 種友明 「助動詞リとタリの意味―その上代の場合」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 梶原滉太郎 「中世説話における〈たり〉と〈り〉」 『ことばの研究5』昭49・3秀英出版 鶴久 「国語教育質問箱完了の助動詞〈リ〉は已然形に接続するのか命令形に接続するのか」 『香椎潟』21昭50・10 阿部健二 「〈…リ〉の助動詞群形成時における一問題―音韻変化の持つ意味」 『新潟大学国文学会誌』19昭50・12 磯千秋 「新撰字鏡における和訓の一特徴について―〈り〉〈たり〉・〈そ〉〈なり〉交替の一様相」 『本位田重美先生定年記念論文集地域と文化』昭52・3 高木陽助 「特集・国語学と国語教育土佐日記における助動詞〈り〉の多用について」 『国語国文研究』5昭52・3 近藤洋子 「完了の助動詞タリ・リの上接語(調査報告)―正法眼蔵随聞記を中心に」 『熊谷武至教授古稀記念国語国文学論集』昭52・10笠間書院 黒瀬久美子 「源氏物語における〈り・たり〉の研究」 『香川大学国文研究』3昭53・9 遠藤潤一 「助動詞〈り・たり〉と表現法―平家物語の〈うれしげに思ひて〉をめぐって」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 岩井美揮子・佐々木恵弥子・増井庸子 「院政初期における助動詞タリ・リの文体論的考察―今昔物語を中心に」 『大谷女子大国文』10昭55・3 田中みどり 「〈り〉に就いて」 『仏教大学研究紀要』64昭55・3 406 り 接尾要素 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 406 りうん 利運 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 406 りかいする 理解 成田徹男 「動詞文の生成―〈わかる〉〈理解する〉を中心に」 『国語学会昭和49年秋季大会発表要旨』昭49・11 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 406 りがく 理学 斎藤毅 『明治のことば』 昭52・11講談社 鈴木修次 「哲学と理学」 『文化シリーズことばから考える日本人論4文明のことば』昭56・3文化評論出版 406 りかる 「中学生の日本語あれこれ―りかる」 『ことばと教育』66昭56・7 406 りきゅう りきう 利休 小野晋 「〈利休〉といふ語について」 『近世文学』2昭30・11 406 リクレーション 見坊豪紀 『ことばの海をゆく』 昭51・11朝日新聞社 406 りけり 辻田昌三 「初期仮名文に於ける〈りけり〉について」 『国語国文』35-6昭41・6=『遠藤博士還暦記念国語学論集』昭41・5中央図書 406 りこう 利口 佐藤亨 「〈リコン〉と〈リコウ〉について」 『国語学研究』8昭43・8 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭56・11明治書院 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 407 りこん 利根 佐藤亨 「〈リコン〉と〈リコウ〉について」 『国語学研究』8昭43-8 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10 407 りじんしょう 離人症 宮本忠雄 「ことばのことば離人症の百年」 『言語』9-5昭55・5 407 りせい 理性 進藤咲子 「知性・理性・感性」 『高校通信国語』49昭41・12 407 りそくせいげん 利息制限 渡部萬蔵 『現行法律語の史的考察』 昭5・12萬里閣書房 407 りったいきょくづめ 立体曲詰 門脇芳雄 「詰将棋のことば―立体曲詰」 『言語』9-2昭55・2 407 りっぱ 立派・立破 山田孝雄 「因明より出でたる通用語上」 『芸林』3-1昭27・4 407 りのこうずるは 大塚光信 『キリシタン版エソポ物語』補注 昭46・3角川文庫 407 りはつ 理髪 下野雅昭 ⑩ 407 リビングキッチン 村木新次郎 「伝説文化との交錯」 飛田良文編『英米外来語の世界』昭56・10南雲堂 407 りふじん 理不尽 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 407 リベラリスト 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 407 りへん 理篇 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 407 りゃくす 略 柴田武編 『ことばの意味2』 昭54・6平凡社 407 りゅうぎ りふぎ 立義・竪義 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 407 りゅうこう 流行 久松潜一 「古典と言葉―不易と流行」 『日本語』6-2昭41・2 407 りょう 綾 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 407 りょう れう 寮 出雲朝子 「室町時代における〈寮〉の字音について」 『国語学』54昭38・10 407 りょう 陵 遠山一郎 「〈御陵・陵〉の用法」 『言語と文芸』85昭52・12 407 りょう れう 料 野村雅昭 「ことばの相談室代・賃・費・料のつかいわけ」 『言語生活』282昭50・3 407 りょう 両 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 407 りょういき 霊異記 星野五彦 「霊異記は〈リャウイキ〉か〈レイイキ〉か」 『解釈』13-13昭42・12 407 りょうけん れうけん 料簡 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 407 りょうじ れうぢ 療治 佐藤亨 「近世の漢語についての一考察―〈療治〉〈治療〉をめぐって」 『国語学』106昭51・9 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 407 りょうしき 良識 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 407 りょうそく れうそく 料足 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 407 りょうへん りやうへん 両篇 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 407 りょうり 料理 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭44・10毎日新聞社 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 407 りょうりょうじ りやうりやうじ 石川徹 「枕草子・源氏物語の〈らうらうじ〉〈りゃうりゃうじ〉考」 『中古文学』22昭53・9 407 りょかん 旅館 中村邦夫 ⑪ 407 りょくず 緑豆 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 407 りろん 理論 鈴木修次 『漢語と日本人』 昭53・9みすず書房 407 りんご 林檎 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 407 りんたん 隣単 斎木一馬 「記録語の例解―国語辞典未採録の用字・用語」 『高橋隆三先生喜寿記念論集古記録の研究』昭45・6 407 りんり 倫理 中村邦夫 ⑪ 407 ―がく 学 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 407 る 助動詞 今泉忠義 「助動詞る・らるの意義分化」 『国学院雑誌』昭6・3 森重敏 「上代国語に於ける靡〈る〉靡伏〈れ〉の研究」 『国語国文』15-8昭21・9 楳垣実 「近畿で使う敬語のル・ラル」 『近畿方言』13昭27・6 辻村敏樹 「いわゆる受身・尊敬・可能・自発の助動詞―〈る〉の研究」 『国文学解釈と教材の研究』4-2昭34・1 福田良輔 「古代日本語における複語尾的四段活用〈る〉の一考察」 九州大『文学研究』59昭35・3 佐藤虎男 「伊勢白子方言における〈~ル〉待遇法について」 『国文学攷』27昭37・3 松浦信子 「大阪府に於ける〈ル・ラル〉と〈レル・ラレル〉敬語について」 『女子大国文』27昭37・12 山田英雄 「助動詞〈る〉〈らる〉指導上の注意点―非情の受身」 『国文学解釈と教材の研究』8-6昭38・5 山崎良幸 「受身・使役の助動詞る・らる・す・さす・しむ」 『国文学解釈と鑑賞』28-7昭38・6 高羽四郎 『助動詞〈る〉の用法(前・後)』 昭39・9、40・11私家版 森野宗明 「敬譲(含丁寧)の助動詞―しむ・す・さす・る・らる(古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 西田直敏 「可能(含自発)の助動詞―る・らる〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 和田利政 「受身の助動詞―る・らる〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 桜井光昭 『今昔物語集の語法の研究』 昭41・3明治書院 峰岸明 「特集・日本語の助動詞の役割自発・可能・受身・尊敬・使役(る・らる・れる・られる・す・さす・しむ・せる・させる)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 道本武彦 「〈芭蕉・蕪村・一茶〉発句の助動詞〈る〉〈らる〉〈す〉〈さす〉〈しむ〉〈れる〉〈せる〉について」 国学院大『国語研究』27昭44・3 飯豊毅一 「福島県方言における〈ル〉〈ラル〉敬語について」 『国文学攷』49昭44・3 此島正年 「〈る・らる〉の尊敬用法」 『今泉博士古稀記念国語学論叢』昭48・3桜楓社 吉田金彦 『上代語助動詞の史的研究』 昭48・3明治書院 後藤和彦 「上代語の助動詞〈ゆ〉(〈らゆ〉〈る〉)について」 『薩摩路』17昭48・3 道本武彦 「〈たてまつる〉に上下接する助動詞〈る〉〈らる〉〈す〉〈さす〉についての調査報告」 国学院大『国語研究』36昭48・7 南崎晋 「蜻蛉日記における敬譲の〈る〉〈らる〉について」 『新国語研究』20昭51・5 中西宇一 「自発と可能〈る〉〈らる〉の場合」 『女子大国文』83昭53・6 黒沢幸子 「尊敬助動詞〈る・らる〉の用法―古今著聞集を中心として」 東洋大『文学論藻』53昭53・12 大久保一男 「鎌倉時代の説話集における敬語〈る・らる〉」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 山崎孝雄 「記紀において受身をあらわす〈所〉〈被〉〈見〉について」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 井上まゆみ 「助動詞〈る〉〈らる〉と可能動詞の関連について」 『香川大学国文研究』4昭54・9 石井幸子 「尊敬助動詞〈る・らる〉の一用法―最高級位者を動作主とする場合」 『解釈』25-9昭54・9 木下美 「紫式部日記における〈る〉〈らる〉について」 九州大谷短大『国語研究』8昭55・9=『紫式部日記の研究と鑑賞―日記体を中心に』昭57・7私家版 408 るい 類 坂詰力治 ⑪ 408 ルーズ 三宅鴻 「外来語のずれ(1)~(9)」 『英語青年』116-4~12昭45・4~12 408 ルーツ 「ことば百科〈ルーツ〉のルーツ―息の長い流行語」 『放送文化』36-9昭56・7 408 るざいのつみ 流罪罪 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 408 るすにする 留守 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 408 れ 森重敏 「上代国語に於ける靡〈る〉靡伏〈れ〉の研究」 『国語国文』15-8昭21・9 408 れい 例 龍福義友 「平安中期の〈例〉について」 『論集中世の窓』昭52・12吉川弘文館 408 れい 鱧 島田勇雄 「近世本草における和名と方言(3)―鱧について」 『近代』42昭43・6 409 れいいき 霊異記 →りょういき 409 れいぎ 礼儀 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 409 れいけつどうぶつ 冷血動物 ロゲルギスト 「ことばのことば温血動物と冷血動物」 『言語』7-1昭53・1 409 れいこく 例刻 此花社 「例刻といふ隠語」 『此花』15 409 れいじん 伶人 「神道要語集(22)れいじん〈伶人〉」 『国学院大日本文化研究所紀要』31昭48・3 409 レインコート 文化庁国語課編 「送り仮名・外来語等の表記に関連する問題―〈レーンコート〉か〈レインコート〉か」 『ことばシリーズ15言葉に関する問題集7』昭56・4 409 れきれき 歴々 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 409 れそ 新村出 「イツトおよび其他の話」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 409 れそがいいつたえ 水野稔 「れそが言伝―『冥途の飛脚』中の一行」 『解釈』8-56昭37・6 409 れつ 列 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 409 レディー 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 409 れば 野尻朱美・中島清 「日本語研修の現場から条件表現の〈たら・れば・と〉について(2)れば」 『研修』188昭51・10 409 レフト・オーバー 土屋耕一 「リレー連載新外来語和解(12)レフト・オーバー」 『翻訳の世界』7-9昭57・9 409 レモン 安達巌 『日本食物文化の起源』 昭56・5自由国民社 409 れる 金田弘 「東京語における〈れる〉型敬語の性格」 『日本文学論究』10昭27・7 藤原与一 「〈行カレル〉〈来ラレル〉などの〈レル・ラレル〉敬語について」 『文学』20-12昭27・12 虫明吉次郎 「尊敬の助動詞〈れる・られる〉の命令形」 『近畿方言双書4方言論文集(1)』昭31・2 松浦信子 「大阪府に於ける〈ル・ラル〉と〈レル・ラレル〉敬語について」 『女子大国文』27昭37・12 辻村敏樹 「敬譲(含丁寧)の助動詞―ます・です・れる・られる〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 小松寿雄 「可能(含自発)の助動詞―れる・られる〈古典語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 土屋信一 「受身の助動詞―れる・られる〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』9-13昭39・10 峰岸明 「特集・日本語の助動詞の役割自発・可能・受身・尊敬・使役(る・らる・れる・られる・す・さす・しむ・せる・させる)」 『国文学解釈と鑑賞』33-12昭43・10 道本武彦 「〈芭蕉・蕪村・一茶〉発句の助動詞〈る〉〈らる〉〈す〉〈さす〉〈しむ〉〈れる〉〈せる〉について」 国学院大『国語研究』27昭44・3 岩淵匡 「〈(ら)れる〉〈(さ)せる〉の意味の関係について」 『講座日本語教育9』昭48・7早大語学教育研究所 土屋信一 「特集・近代敬語江戸語の〈れる・られる〉敬語小考」 『国語学』96昭49・3 小松代融一 「うざね舎雑筆(4)(5)見れる・受けれる(3)(4)」 『岩手方言』56昭54・3 荒木博之 『日本語から日本人を考える』 昭55・5朝日新聞社 →みれる(見)・これる(来) 409 れんあい 恋愛 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 柳父章 『翻訳語成立事情』 昭57・4岩波書店 409 れんげ 蓮華 鏡味明克 「播備国境の〈れんげ〉の方言分布とその解釈」 『岡山大学教育学部研究集録』28昭44・9 409 れんむ 恋霧 市村宏 「万葉恋霧考」 『文学論藻』13昭34・3 409 れんれん 連々 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 409 ろ 助動詞 水島義治 「〈吾ろ旅は旅と思ほど〉―東歌・防人歌における東国語〈ろ〉の問題」 『解釈』18-4昭47・4 409 ろ 助詞 五十嵐三郎 「間投助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 410 ろう 朗 森野繁夫 「世説新語における評語〈朗〉について」 『広島大文学部紀要』37昭52・12 410 ろう らう 労 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 410 ―あり 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 410 ろう らう 助動詞 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 村上昭子 「助動詞ラウ―中世末期の用法」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 410 ろうかん らうかん 琅玕 新村出 「東亜語源志」 『新村出全集4』昭46・9筑摩書房 410 ろうぐう らうぐう 老遇 『日本語の歴史別巻』 昭41・6平凡社 410 ろうざん 老残 花田二徳 「〈老残〉というコトバほか」 『日本語』21-6昭56・7 410 ろうじゃ らうじや 労者 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 410 ろうじゃ 籠者 福島邦道 「ラウシャかロウシャかロウジャか」 『実践国文学』20昭56・10=『続キリシタン資料と国語研究』昭58・7笠間書院 410 ろうじん 老人 山田忠雄 『三代の辞書―国語辞書百年小史改訂版』 昭56・3三省堂 410 ろうず らうず 連語 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 410 ろうぜき 狼藉 杦浦勝 「〈狼藉〉について―語にみる中世意識の展開(その三)」 『大阪工業高専紀要』8昭50・10 410 ろうそく らふそく 蠟燭 前田富祺 「語彙の変遷」 『岩波講座日本語9』昭52・6岩波書店 410 ろうたげ らうたげ 形容動詞 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 森下純昭 「狭衣物語の人物関係―〈らうたし・らうたげ〉をめぐって」 『岐阜大国語国文学』13昭53・3 410 ろうたさ らうたさ 松村誠一 「浮舟―〈らうたさ〉と〈心強さ〉」 『成蹊国文』1昭43・1 410 ろうたし らうたし 形容詞 犬塚旦 「源氏物語の〈うつくし〉と〈らうたし〉」 『平安文学研究』11昭28・1 宮城文雄 「〈さうしのかみ〉〈ろうたし・うつくし〉攷―源氏物語の用語について」 『徳島大学学芸紀要』3昭29・2 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 松村誠一 「源氏物語の〈らうたし〉」 『国語と国文学』42-6昭40・6 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 松村誠一 「〈ろうたし〉追考」 『成蹊国文』3昭45・3 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 杉山由紀子 「源氏物語における〈ウツクシ〉と〈ラウタシ〉について(卒論要旨)」 『常葉国文』2昭52・6 森下純昭 「狭衣物語の人物関係―〈らうたし・らうたげ〉をめぐって」 『岐阜大国語国文学』13昭53・3 和田明美 「源氏物語に於ける〈らうたし〉について」 『国語学会中国四国支部第26回大会研究発表要旨』昭55・11 和田明美 「源氏物語に於ける〈らうたし〉―特に〈うつくし〉との語義上の相異に注目して」 『高知女子大国文』17昭56・10 410 ろうどうていし 労働停止 加藤雅彦 「ことばのジャーナル〈ストライキ〉と〈労働停止〉」 『言語』9-12昭55・12 410 ろうまつ 蠟松 柳田国男 『火の昔』 昭19・8実業之日本社=『定本柳田国男集21』昭37・12 410 ろうろう らうろう 牢籠 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 410 ろうろうじ らうらうじ 犬塚旦 「〈らう〓し〉考」 『語文』19昭32・9 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究』 昭37・9風間書房 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 野島代志子 「源氏物語における〈らうらうじ〉について」 『高知女子大国文』7昭46・6 犬塚旦 『王朝美的語詞の研究』 昭48・9笠間書院 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 石川徹 「枕草子・源氏物語の〈らうらうじ〉〈りやうりやうじ〉考」 『中古文学』22昭53・9 411 ロードショー 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 411 ろぎ 螻蟻 槙皓志 「名称考(螻蟻の章)―文学の窓を通して他分野の名称に対する一管見」 『PL学園女子短大紀要』3昭51・12 411 ろきょ 鱸魚 島田勇雄 「近世本草書類における鱸魚について」 『国文神戸』1昭43・6 411 ろく 陸 山田孝雄 『国語の中に於ける漢語の研究』 昭15・4宝文館 久山善求 「〈ろく〉について」 『国語研究』6昭25・11 山田孝雄 『俳諧語談』 昭37・10角川書店 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 411 ろくじ 陸地 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 411 ろくでなし 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 411 ろくろく 相坂一成 「ロクロク考―極楽願往生歌〈ロ〉の歌から」 『金沢大学国語国文』5昭51・5 411 ロケハン 岸本末彦編 『和製洋語(洋式日本語)』 昭56・7私家版 411 ろじ 路次 塩野三四郎 「〈ロジ〉考」 『馬酔木』33-9昭27・9 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 411 ロシヤ 鈴木英夫 ⑥ 411 ろたい ろたひ 榊原邦彦 「枕草子の〈たい〉〈ろたひ〉」 『解釈』24-4昭53・4 411 ろはだい ―台 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 411 ロマンチスト 三宅鴻 「外来語のずれ(10)~(12)」 『英語青年』116-13~15昭46・1~3 411 ロマンチズム 「文学用語解説(5)」 『教育国語』41昭50・6 411 ろん 論 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 411 ろんぎ 論義 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 411 ろんりがく 論理学 広田栄太郎 『近代訳語考』 昭44・8東京堂 高野繁男 「明治初期の翻訳漢語―〈論理学〉による」 『人文学研究所報』11昭52・6 411 わ 倭 橘純一 「倭・勾玉・糫・餅など」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 411 わ 輪 「土星をめぐる〈輪〉と〈環〉―マスコミ報道における音訓表記」 『放送文化』35-7昭55・7 411 わ 羽 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 411 わ 我・吾・和 代名詞 内間直仁 「奈良時代の人称代名詞について―万葉集におけるア・ワの意味範疇」 『都大論究』10昭47・3 岡崎和夫 「上代の一人称代名詞―ア・ワ・アレ・ワレ並存の問題」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 411 わ 助詞 柳田国男 『毎日の言葉』 昭21・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 井手至 「終助詞ぜ・さ・わ・の・ものか(もんか)〈現代語〉」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 後藤和彦 「特集・日本語における助詞の機能と解釈終助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 神部宏泰 「隠岐方言の文表現上の〈ワ〉類文末詞」 『国文学攷』66昭50・3 411 わーおーばー 柳田国男 『野草雑記・野鳥雑記』 昭15・11甲鳥書林=『定本柳田国男集22』昭37・4 411 わい 助詞 佐田智明 「古今集遠鏡に見える〈ワイ〉をめぐって」 『北九州大学文学部紀要』6昭45・12 411 わいだ 柳田国男 『増補風位考資料』 昭17・7明世堂=『定本柳田国男集20』昭37・8 411 わおのれ 小林忠雄 「〈氷のやうなる刀〉小論附〈わおのれ〉は幽霊語か―宇治拾遺物語難語考」 『解釈』5-10昭34・3 411 わか 和歌 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 411 わが 我・吾 岡部政裕 「あが・わが考」 静岡大『人文論集』23昭47・12 岡部政裕 「続あが・わが考―〈あが〉と〈わが〉は共存する」 静岡大『人文論集』26昭50・12 岡部政裕 『あが・わが考』 昭52・3 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 411 ―おおきみ おほきみ 大王 宮田和一郎 「〈わが大王〉と〈わご大王〉」 『解釈』4-5昭33・5 412 わかい 和解 佐藤亨 『近世語彙の歴史的研究』 昭55・10桜楓社 412 わかい・わかし 若 塚原鉄雄 「意味論断章―〈わかし〉と〈をさなし〉」 『日本文学研究』昭26・5 折口信夫 『折口信夫全集19』 昭30・2中央公論社 橘誠 「源氏物語の用語例の研究―〈わかし〉〈わかわかし〉〈わかやかなり〉」 『日本文学論究』16昭32・6 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 412 わかくへに 森重敏 「〈常しへに〉と〈若くへに〉―付けたり〈うったへに〉〈うたがたも〉など」 『吉永登先生古稀記念上代文学論集』昭50・9 412 わがからに 井上富蔵 「〈わがゆゑに〉と〈わがからに〉の考察―万葉集語法の研究」 『岡山大法文学部学術紀要』11昭34・1 412 わがく 和学 内野吾郎 「国文学名義考―和学から国文芸学へ」 『日本文学論究』34昭49・11 412 わかくさの 若草 枕詞 赤塚忠 「〈若草の〉という枕詞と八千矛神の妻覓ぎの歌問答」 二松学舎大東洋学研究所集刊』9昭54・3 412 わがことばしつ 句 土居重俊 「吾が児飛ばしつ」 『言語生活』176昭41・5 412 わかすすき 山田瑩徹 「土佐日記〈わかすすき〉について」 『鈴木知太郎博士古稀記念国文学論攷』昭50・10桜楓社 412 わがせ 我背 壬生幸子 「井戸王歌試解―万葉集巻一19の〈わが背〉について」 『国文目白』18昭54・2 412 わがつまもえにかきとらむいつまもが ―ゑにかきとらむ 句 井上富蔵 「万葉集の〈わが妻も画にかきとらむ暇もが〉小考」 『岡大国文論稿』1昭48・3 412 わがはい 我輩 飛田良文 ⑥ 412 わかやかなり 若 橘誠 「源氏物語の用語例の研究―〈わかし〉〈わかわかし〉〈わかやかなり〉」 『日本文学論究』16昭32・6 412 わがゆえに わがゆゑに 連語 井上富蔵 「〈わがゆゑに〉と〈わがからに〉の考察―万葉集語法の研究」 『岡山大法文学部学術紀要』11昭34・1 412 わかる 分 宮地幸一 「動詞〈分く〉から〈分る〉への漸移相」 『東京学芸大研究報告』11昭35・2 412 わかる 解 岩淵悦太郎 『語源散策』 昭49・10毎日新聞社 成田徹男 「動詞文の生成―〈わかる〉〈理解する〉を中心に」 『国語学会昭和49年秋季大会発表要旨』昭49・11 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 金子尚一 「〈しる〉と〈know〉および〈わかる〉と〈understand〉のあらわす語彙的意味のずれについて」 『共立女子短大文科紀要』21昭53・2 沖裕子 「特集・類義語の意味論的研究しる・わかる」 『日本語研究』1昭53・3 仁科喜久子 「〈知る〉と〈わかる〉の周辺」 『東京女子大日本文学』49昭53・3 412 ―こと 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 412 わかれのはし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 412 わかれる 別 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 412 わかわかし 若若 橘誠 「源氏物語の用語例の研究―〈わかし〉〈わかわかし〉〈わかやかなり〉」 『日本文学論究』16昭32・6 412 わかんこんこうぶん 和漢混淆文 見坊豪紀 「〈和漢混淆文〉という名称の起源」 『国立国語研究所論集1ことばの研究』昭34・2 412 わき 脇 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 412 わく 分 宮地幸一 「動詞〈分く〉から〈分る〉への漸移相」 『東京学芸大研究報告』11昭35・2 石田穣二 「〈踏みわく〉歌語のことならびに〈わく〉のこと―源氏物語の用語」 『王朝文学』5昭36・2 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 波多野完治 「明治人間の語感―〈もりだくさん〉と〈わく〉」 『実用現代国語』昭53・1 413 わくらば 病葉 井手至 「〈わわらば〉と〈わくらば〉―誤字と意味の移入による古語誤解の一例」 『万葉』8昭28・7 413 ―に 上野加津子 「〈わくらばに〉〈たまさかに〉〈たまたま〉―その偶然性の意味」 『国語学会昭和55年春季大会発表要旨』昭55・5 413 わけ 分・訳 吉田金彦 「万葉のことばと文学(9)〈しこ〉〈わけ〉」 『短歌研究』34-5昭52・5 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 篠崎一郎 「〈ワケ〉の意味」 『Sophia Linguistica』89昭56 413 ―しり 知 吉田秀三 ⑩ 413 ―だ 寺村秀夫 「〈説明〉の表現(1)ワケダ・モノダ・ノダ」 『日本語と中国語の対照研究3』昭53・3 413 わこう 和光 佐藤喜代治 『日本の漢語』 昭54・10角川書店 413 わごおおきみ わごおほきみ 我大王 宮田和一郎 「〈わが大王〉と〈わご大王〉」 『解釈』4-5昭33・5 413 わこんかんさい 和魂漢才 今井泰子 「和魂洋才・和魂漢才・やまとだましひ上・下」 『文学』43-79昭50・79 413 わこんようさい 和魂洋才 今井泰子 「和魂洋才・和魂漢才―やまとだましひ上・下」 『文学』43-79昭50・79 413 わざ 業・技 東辻保和 「源氏物語の〈わざ〉―〈こと〉〈もの〉との関係」 『源氏物語の探求3』昭52・11風間書房 413 わさうえ わさうゑ 早稲植 柳田国男 『村のすがた』 昭23・7朝日新聞社=『定本柳田国男集21』昭37・12 413 わざうた 謡歌・童謡 井手淳二郎 「〈ことわざ〉〈わざうた〉語義考」 『国語国文』21-2昭27・3 益田勝実 「詩妖の思想―ワザウタ語源考」 『日本文学誌要』23昭55・2 413 わざと 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 413 わざわい 禍 大野晋 『日本語の世界』 昭51・10朝日新聞社 413 わざわざ 副詞 河原崎幹夫 「副詞の導入の具体的研究(2)〈せっかく〉付〈わざわざ〉」 『日本語学校論集』3昭51・3 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 413 わざん 和讒 斎木一馬 「国語資料としての古記録の研究―記録語の例解」 『国学院雑誌』55-2昭29・6 413 わし 私 彦坂佳宣 ⑨ 413 わしぇんむこどん 有働玄芝 「ワシェンムコドン」 『言語生活』73昭32・10 413 わしる 走 蒿谷隆純 「発心集・方丈記の〈ワシル〉」 大東文化大『日本文学研究』21昭57・1 前田富祺 ⑪ 413 わずか わづか 僅 木之下正雄 『平安女流文学のことば』 昭43・11至文堂 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 413 わずき わづき 長野照子 「〈わづき〉考―万葉集講読における一つの処理」 『梅花女子大学文学部紀要』3昭41・12 遠藤和夫 「〈和豆肝〉の訓法」 『野州国文学』11昭48・3 413 わすれぐさ 忘草 久徳高文 「〈わすれぐさ〉の系譜」 『金城国文』12-2昭41・2 413 わすれる・わする 忘 有坂秀世 「〈わする〉の古活用について」 『方言』4-9昭9・9=『国語音韻史の研究』昭32・10三省堂 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究正篇・続編』 昭37・9、48・11風間書房 藁谷隆純 「四段〈忘る〉は〈意識的に忘れる〉か」 『解釈』26-4昭55・4 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 413 わすらる 原田芳起 『平安時代文学語彙の研究続編』 昭48・11風間書房 413 わするるまなくわすられぬきみ 句 原田芳起 「語彙と文法―忘るるまなく忘られぬ君」 『大阪樟蔭女子大学論集』9昭46・11 413 わすれておもえや わすれておもへや 句 長谷川信好 「〈忘れて思へや〉異見」 『梅花女子大文学部紀要』13昭52・2 413 わた 綿 国立国語研究所 『日本言語地図4』 昭45・6 413 わたい 飯沢匡 「ワタイ論」 『ことばの宇宙』1-5昭41・10 414 わたうちばし 柳田国男 「橋の名と伝説」 『定本柳田国男集5』昭37・9 414 わたくし 私 柳田国男 『標準語と方言』 昭24・5明治書院=『定本柳田国男集18』昭38・8 柳田国男 『毎日の言葉』 昭31・7創元社=『定本柳田国男集19』昭38・2 柳田国男 『少年と国語』 昭32・7創元社=『定本柳田国男集20』昭37・8 福永静哉 「〈わたくし〉とその子孫」 『女子大国文』10昭33・10 小島俊夫 「滑稽本・人情本にあらわれた―〈ワタクシ・オレ・オイラ〉と敬語表現体系」 『国語学』79昭44・12=『後期江戸ことばの敬語体系』昭49・9笠間書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 倉橋克 「荷風の文体―〈わたし〉と〈わたくし〉について」 『金沢大教育学部紀要人文社会』29昭56・1 渡辺友左 ② 佐藤稔 ⑪ 414 ―ども 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 →わたし・わたっし 414 わたくしあめ 私雨 新村出 「わたくし雨」 『方言』1-1昭6・9 金城朝永 「琉球方言の〈わたくし雨〉」 『方言』1-2昭6・10=『金城朝永全集(上)言語・文学編』昭49・1沖縄タイムス 新村出 『国語学叢録』 昭18・11一条書房=『新村出全集3』昭47・5筑摩書房 414 わたし 私 柴田武 『NHK国語講座発音と発声』 昭32・1宝文館 小島俊夫 「滑稽本・人情本にあらわれた―〈ワタクシ・ワタシ・オレ・オイラ〉と敬語表現体系」 『国語学』79昭44・12 小島俊夫 『後期江戸ことばの敬語体系』 昭49・9笠間書院 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 倉橋克 「荷風の文体―〈わたし〉と〈わたくし〉について」 『金沢大教育学部紀要人文社会』29昭56・1 佐藤稔 ⑪ 414 ―たち 達 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 414 ―たちの 伊佐早敦子 「〈私達の〉から〈私の〉へ」 『言語生活』25昭28・10 414 ―の 伊佐早敦子 「〈私達の〉から〈私の〉へ」 『言語生活』25昭28・10 →わたくし・わたっし 414 わたし 渡 佐藤稔 ⑪ 414 ―もり 守 佐藤稔 ⑪ 414 わたす 渡 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 414 わたっし 私 前田勇 「音節の脱落について―〈あんさん〉と〈わたっし〉」 『近畿方言』13昭27・6 414 わたらい 渡 坂詰力治 ⑩ 414 わたり 渡 田村忠士 「小特集・源氏物語〈あたり〉と〈わたり〉―源氏物語の用例を中心に」 『解釈』26-4昭55・4 佐藤稔 ⑪ 414 ―もり 守 佐藤稔 ⑪ 414 わたりびしゃく 柳田国男 『妖怪談義』 昭31・2修道社=『定本柳田国男集4』昭38・4 414 わたる 渡 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 半沢洋子 「場所の移動を表わす動詞の意味分析―〈越える〉と〈渡る〉について」 『国語学研究』17昭52・12 国広哲弥編 『ことばの意味3』 昭57・5平凡社 414 わだん 和談 佐藤喜代治 『国語語彙の歴史的研究』 昭46・11明治書院 414 わったー 屋比久浩 「〈いったー〉と〈わったー〉―接尾形式の一考察」 『沖縄文化』13昭38・10=『沖縄文化論叢5』昭47・11平凡社 414 わどの 和殿 菊田紀郎 ⑪ 414 わに 和邇 坂根道治郎 「和邇考」 『国学院雑誌』30-910大13・910 414 わにかみや 川本茂雄 ① 414 わにこそばのらめ 句 「〈我許背歯告目〉考―雄略天皇御製歌」 『別府大国語国文学』17昭50・12 414 わび 侘 岡崎義恵 『美の伝統』 昭15・9弘文堂 菅原真静 「つれづれ草の〈わび〉について」 日本文学研究会『文学研究』13昭34・7 中井和子 「〈わび〉考上・下」 『京都府立大学学術報告人文』2324昭46・10、47・12 河野喜雄 「〈侘び〉〈撓(しを)り〉論―その語源と美学的意義」 『解釈』20-2昭49・2 赤羽学 ⑪ 414 わびしい 侘 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 414 わびる 詫 赤羽学 ⑪ 414 わぶ 侘 山口康子 「今昔物語集の〈侘〉と〈侘〉―意義範疇の変容について」 『長崎大教育学部人文科学研究報告』30昭56・3 415 わぶん 倭文 宮島弘 「〈倭文〉〈しのぶもぢ摺り〉考」 『国文学論叢』6昭32・12 415 わめく 喚・叫 横田貢 ⑪ 415 わらい わらひ 笑 藤原栄 「源氏物語に於ける〈わらひ〉〈ゑみ〉〈ほほゑみ〉に就いて」 『国文学攷』23昭35・5 河野多麻 「〈笑ひ〉の語彙について―主としてうつほ物語を中心に」 『武蔵野女子大学紀要』4昭44・3 415 わらう わらふ 笑 蜂矢真郷 「ワラフとエム―類義語の一側面」 『親和女子大研究論叢』9-10昭51・10 松尾聡 「わらふ・ゑむ・ほほゑむ」 『国語展望』52昭54・6 415 ―うし 牛 岩崎力 「特集・日本語と翻訳〈笑う牛〉と〈白壁〉―翻訳における〈対応〉をめぐって」 『季刊翻訳』3昭48・4 415 わらし 童子 前田富祺 ⑪ 415 わらづみ 三笠宮崇仁 「〈ワラヅミ〉の名称の分布調査報告」 『ビブリヤ』7昭31・10 永江秀雄 「〈わらづみ〉の方言―〈丹生〉の民俗学的解釈について」 『福井農協情報』昭35・2 415 わらび 蕨 宮南裕 『求軟文庫―漫話樹草譜(1)』 昭55・4私家版 415 ―をおる 折 佐藤喜代治 「近代の語彙1」 『講座国語史3』昭46・9大修館 415 わらべ 童 前田富祺 ⑪ 415 わららか 米野正史 「中古文学における接尾辞〈やか〉〈らか〉―源氏物語玉鬘に用いられた〈そびやか・なごやか・さわやか・わららか〉について」 国学院大『国語研究』42昭54・3 415 わらわ わらは 童 前田富祺 ⑪ 415 ―のおかしき をかしき 青島徹 「〈童のをかしき〉といふ語法」 『平安文学研究』21昭33・6 415 ―べ 部 前田富祺 ⑪ 415 わらんべ 童部 前田富祺 ⑪ 415 わり 割 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 415 ―あい 合 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 415 わりかし 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 415 わりなし 理無 阪倉篤義 『日本語の語源』 昭53・9講談社 大坪初代 「源氏物語における〈わりなし〉と〈あやなし〉について」 『高知女子大国文』16昭55・8 415 わりに 副詞 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 415 わる 割 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 嘉悦真理 「特集・類義語の意味論的研究やぶる・やぶく・さく・きる・わる」 『日本語研究』2昭54・7 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 415 わるい 悪 森田良行 『基礎日本語1』 昭52・10角川書店 415 われ 我・吾 菊沢季生 「古代の代名詞〈アレ〉〈ワレ〉の区別に就て(1)~(5)」 『国語研究(仙台)』2-12589昭9・12589 築島裕 『平安時代の漢文訓読語につきての研究』 昭38・3東京大学出版会 牛山初男 「二人称代名詞〈われ〉の分布とその使用の盛衰について」 『信濃』18-7昭41・7 藤森一明 「人称代名詞の一考察〈我〉の概念の投影法」 『明治学院論叢』128昭42・6 牛山初男 『東西方言の境界』 昭44・3信教印刷 鶴久 「万葉集における正訓文字の訓法―吾・我について」 『文芸と思想』33昭45・1 岡崎和夫 「上代の一人称代名詞―ア・ワ・アレ・ワレ並存の問題」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 415 ―どもに 石坂正蔵 『敬語史論考』 昭19・8大八洲出版 415 ―にあらなくに 爾不有国 片山武 「〈吾爾不有国〉(二八六六)の訓について」 『国語展望』39昭50・3 415 ―にもが 佐伯梅友 「〈われにもが〉存疑」 『石井庄司博士喜寿記念論集上代文学考究』昭53・5塙書房 415 ―ら 等 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 415 ―われ 我 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 415 ―をしのばせ 止偲為 佐竹昭広 『万葉集抜書』 昭55・5岩波書店 415 ―をねしなくる 泣 森本治吉 『日本文学論纂』 昭7・6明治書院 415 われる 割 森田良行 『基礎日本語1・2』 昭52・10、55・6角川書店 415 わろ 接頭語 関一雄 「平安時代仮名文学のいわゆる接頭語―その用例メモ(2)〈えせ〉〈わろ〉〈ひが〉について」 『山口大学文学会志』28昭52・11 416 わろし 悪 加藤淳子 「枕草子の研究―〈わろし〉と〈よろし〉」 『広島女学院大国語国文学会誌』10昭55・12 416 わわし 佐藤喜代治 『日本文章史の研究』 昭41・10明治書院 416 わわしいおんな 下房俊一 「わわしい女」 『島大国文』3昭49・2 蜂谷清人 「狂言の語彙」 『講座日本語学5』昭57・12明治書院 416 わわらば ―葉 井手至 「〈わわらば〉と〈わくらば〉―誤字と意味の移入による古語誤解の一例」 『万葉』8昭28・7 416 わんな 柳田国男 「食料名彙」 『定本柳田国男集39』昭39・5 416 わんぱく 腕白 池上秋彦 ⑪ 416 ワンマン 岸本末彦 『和製洋語』 昭56・7 416 わんわん 擬声語 音誠一 「犬の鳴き声〈わんわん〉〈びょうびょう〉について」 『金沢大語学文学研究』7昭52・3 416 を 助詞 今泉忠義 「〈を…てある〉〈が…てある〉考」 『コトバ』昭12・3 松尾捨治郎 「平安朝初期に於ける格助詞〈を〉」 『国語と国文学』15-10昭13・10 松尾拾 「客語表現の助詞〈を〉に就いて」 『橋本博士還暦記念国語学論集』昭19・10岩波書店 福島邦道 「捷解新語の助詞〈を〉について」 『国語国文』21-4昭27・5 此島正年 「助詞〈を〉の歴史」 『金田一博士古稀記念言語・民俗論叢』昭28・5三省堂 諏訪喜子 「万葉集における助詞〈を〉」 『万葉』13昭29・10 中村通夫 「〈が〉と〈を〉」 『NHK国語講座現代語の傾向』昭32・1宝文館 広井玲子 「宇津保物語に於ける客語表示の〈を〉について」 東京女大『日本文学』9昭32・10 Miyake Takeo 「およめにもらいたい話―〈が〉と〈を〉の問題」 『実践国語』19-209昭33・3 土井忠生 「格助詞」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 佐伯海友 「間投助詞」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 塚原鉄雄 「接続助詞」 『国文学解釈と鑑賞』23-4昭33・4 小山敦子 「頻度から見た目的格表示の〈を〉の機能と表現価値」 『国語学』33昭33・6 芳野孝子 「助詞〈を〉について」 『香椎潟』4昭33・7 木之下正雄 「間投助詞ヲについて」 鹿児島大『研究紀要』10昭33・12 木之下正雄 「〈皆人を寝よとの鐘〉のヲについて」 『解釈』5-4昭34・4 河野亮 「格助詞〈を〉に当る広島辺での言い方」 『音声学会会報』100昭34・8 板倉倫行 「〈尾根〉と〈を〉」 『解釈』7-5昭36・5 北山谿太 「源氏物語の語法くさぐさ―語順〈を〉〈ことを思ふ〉」 『国文学解釈と教材の研究』7-10昭37・8 新垣幸得 「万葉集における格助詞〈を〉をめぐって」 『山形県米沢東高研究紀要』2昭39・12 森山隆 「接続助詞〈を〉の機能について―今昔・宇治拾遺の共通説話の比較から」 『文学論輯』12昭40・3 佐藤武義 「今昔物語集における〈活用語+を〉について」 『国語学研究』5昭40・8 中沢操子 「助詞ヲの分析(第9回研究発表会要旨)」 『計量国語学』35昭40・12 黒田成幸 「ガ・ヲ及びニについて」 『国語学』63昭40・12 高橋伸幸 「夜の寝覚に於ける間投助詞〈を〉の希求法に就きて」 『解釈』12-4昭41・4 佐伯梅友 『上代国語法研究』 昭41・12大東文化大東洋研究所 五十嵐三郎 「間投助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 奥村三雄 「接続助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 広浜文雄 「格助詞」 『国文学解釈と教材の研究』12-2昭42・1 国立国語研究所 『日本言語地図2』 昭42・3 鎌田広夫 「天草本平家物語の助詞〈を〉」 『語学文学』6昭43・3 木之下正雄 「対格表示の〈を〉について」 『鹿児島大学教育学部研究紀要』19昭43・3 鈴木丹士郎 「〈が〉と〈を〉―〈文法が好き〉〈文法を好き〉」 『月刊文法』2-11昭45・9 松下史生 「判決主文の言い方〈原告の請求を棄却する〉―〈ヲ〉〈ハ〉の語性について」 『書記官』65昭45・10 山内洋一郎 「接続助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 松尾拾 「格助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 酒井憲二 「間投助詞」 『国文学解釈と鑑賞』35-13昭45・11 松本猛彦 「万葉歌における間投助詞〈を〉の語法」 『日本文学研究』8昭45・12 森田良行 「正しい文法を考える―〈本が置いてある〉と〈本を置いてある〉」 『講座正しい日本語5』昭46・3明治書院 奥田靖雄 「日本文法・連語論―を格の名詞と動詞とのくみあわせ(9)」 『教育国語』28昭47・3 鎌田良二 「中古文における助詞〈を〉について―その解釈をめぐって」 『甲南女大研究紀要』8昭47・3 大江三郎 「願望のタイの前でのヲとガの交替」 九州大『文学研究』70昭48・3 久野暲 『日本文法研究』 昭48・6大修館 鈴木忍 「助詞〈~を〉をめぐって」 『日本語学校論集』1昭49・3 神島武彦 「〈を〉格の表示について―広島市域方言の場合」 『広大方言研究会会報』22昭49・9 西宮一民 「源氏物語における助詞〈を〉について―桐壺巻を中心として」 『源氏物語の研究』昭49・6風間書房 中西宇一 「自動詞と他動詞―格助詞〈に〉と〈を〉の対立を通して」 『女子大国文』76昭50・1 東京日本語班 「研修生の作文に見る助詞の誤り―助詞〈を〉を中心にして」 『研修』172昭60・5 『シンポジウム日本語1』 昭50・10学生社 岩下武彦 「万葉集における助詞〈を〉の用法と表記―人麻呂歌集へのアプローチ」 『国文学研究資料館紀要』2昭51・3 堺則彦 「助詞〈の〉〈は〉に対応する助詞〈を〉〈に〉〈が〉について」 『解釈』22-4昭51・4 松元季久代 「〈を〉の格表示機能の起源について―対象の限定」 『御茶ノ水女子大国文』45昭51・7 桑山俊彦 「研究ノート格助詞〈を〉に〈をもて〉の意味はないか―〈扇をさしかくす〉とも関連して」 『国語学研究と資料』1昭51・12 佐伯哲夫 『語順と文法』 昭51・12関西大学出版会 信太知子 「〈水が飲みたい〉と〈水を飲みたい〉という言い方続貂―格助詞の発達と関連させて」 『佐伯梅友博士喜寿記念国語学論集』昭51・12表現社 友定賢治 「助詞〈を〉〈に〉〈は〉表示の表現形態―備中方言のばあい」 『島大国文』6昭52・3 山口堯二 「助詞〈を〉の接続表現―成立と万葉における表現性」 『国語国文』46-5昭52・5 嘉山秀夫 「日本語学習指導に於ける目的語につく助詞〈を〉〈に〉〈へ〉の扱い方」 『大東文化大紀要人文』16昭53・3 本田晶治 「日本語の助詞〈を〉と編入―そして使役文について」 『静岡大教養部研究報告人文』13昭53・3 山口堯二 「〈を〉の接続表現の諸相」 大阪大『語文』34昭53・6 柴谷方良 『日本語の分析―生成文法の方法』 昭53・12大修館 柏原卓 「格助詞〈に〉〈を〉と動詞―平家物語を中心に」 『和歌山大教育学部紀要人文』28昭54・2 近藤泰弘 「接続助詞〈を〉の発生」 『国語学会昭和54年春季大会発表要旨』昭54・5 鎌田良二 「助詞〈を〉について」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 黒瀬崇 「井原西鶴の場合―格助詞〈を〉を中心に」 『田辺博士古稀記念国語助詞助動詞論叢』昭54・8桜楓社 森田良行 『基礎日本語2』 昭55・6角川書店 近藤泰弘 「助詞〈を〉の分類―上代」 『国語と国文学』57-10昭55・10 石川恵子 「場所をあらわす格助詞〈に〉〈を〉〈で〉についての一考察―中国人の日本語学習者の誤用例から」 創価大『教育学部論集』9昭55・11 鈴木一男 「上代文献所見の間投助詞〈と・に・を〉小論」 『樟蔭国文学』18昭55・12 山口堯二 『古代接続法の研究』 昭55・12明治書院 松沢信祐 「『みだれ髪』の表現変化の意味するもの―助詞〈を〉の用法をめぐって」 『立教大学国文』10昭56・3 菊地康人 「格助詞〈が〉〈を〉〈に〉の配置(case making)試案」 東大文学部言語学研究室『言語学演習’81』昭56・3 山口明穂 「文法研究の諸問題―江戸時代に於ける助詞〈を〉の意識」 『国語と国文学』58-5昭56・5 福田香苗 「〈名詞が名詞を動詞〉文の処理について―動詞をかなめとして」 『京都大教育学部紀要』28昭57・3 川村幸次郎 「〈波々乎和加例弖〉をめぐって―助詞機能の変遷考」 『解釈』28-7昭57・7 418 をば 連語 門前真一 「夕顔の巻の〈おのがいとめでたしと見奉るをば〉の〈をば〉についての補説」 『天理大学学報』27昭33・11 門前真一 「〈おのがいとめでたしと見奉るをば〉の〈をば〉について追考―岩瀬法雲さんへの反論」 『文学語学』43昭42・3 門前真一 「夕顔の巻のもののけをめぐる諸問題―〈をば〉の感動表現説批判」 『国文学解釈と教材の研究』12-9昭42・7 佐藤虎男 「対格〈~をば〉表現法について―大阪府泉南郡岬町多奈川方言の場合」 『方言研究年報』16昭48・12 信太知子 「〈をば〉小考―消滅過程の検討」 『中田祝夫博士功績記念国語学論集』昭54・2勉誠社 信太知子 「近世の〈をば〉について―武士ことばと文語との関連」 『近代語研究』6昭55・5 418 をこふ 恋 伊藤博 「〈に恋ふ〉と〈を恋ふ〉」 『国語研究』32昭34・7白楊社 418 をそむく 叛 山田みどり 「〈~をそむく〉と〈~にそむく〉」 『成蹊国文』14昭55・12 信太知子 「〈~をそむく〉から〈~にそむく〉へ―動作の対象を示す格表示の交替」 『国語語彙史の研究2』昭56・5和泉書院 418 を…たい 松村明 「〈水を飲みたい〉という言い方について」 『東京女子大学論集』1-2昭26・3 阿部源蔵 「〈が…たい〉から〈を…たい〉へ」 『国学院雑誌』59-1011昭33・11 秋山正次 「えせ玉かつま(マ)―水を飲みたい」 『いずみ』33昭34・7 山田巌 「どう違うか―〈水を飲みたい〉と〈水が飲みたい〉」 『講座現代語6』昭39・1明治書院 中沢政雄 「現代国語学(5)〈水を飲みたい〉」 『国語教育科学』6-11昭41・11 森田良行 『日本語の発想』 昭56・3冬樹社 418 をわかす 沸 森田良行 「〈彼はうれしい〉はどこが病気か―言えそうで言えない表現・〈湯を沸かす〉か〈水を沸かす〉か」 『言語』10-9昭56・9 418 ん 感動詞 河野亮 「ンの種々相」 『言語生活』63昭31・12 見坊豪紀 「日本語マスコミにみる誤語・新語・珍語〈湯気〉か〈湯毛〉か―〈モンロー効果〉〈ん〉」 『週刊誌売』昭50・1・18 418 ん 助動詞 信国進 「鹿児島ことばの〈ン〉」 『言語生活』22昭28・7 『日本語の歴史4』 昭39・7平凡社 岡野信子 「北九州市若松区島郷地区の〈ト〉〈ソ〉〈ン〉」 『日本方言研究会第5回研究発表会発表論集』昭42・11 飛田良文 「明治初期東京語の否定表現体系―安愚楽鍋における〈ない〉〈ねえ〉〈ぬ〉〈ん〉の用法」 『ことばの研究5』昭49・3秀英出版 山田俊治 「〈ン〉〈ヘン〉をめぐって―大阪方言における否定法」 『藤原与一先生古稀記念論集方言学論叢1』昭56・6三省堂 418 んかった 連語 岡田統夫 「打消の過去〈~ダッタ〉〈~ナンダ〉〈~ンカッタ〉について―広島県三原市深町下組における」 『方言研究年報』10昭42・9 418 んす 助動詞 真下三郎 「遊女語〈んす〉の発生について―一つの仮説」 『国文学攷』23昭35・5 真下三郎 『遊里語の研究』 昭41・3東京堂 岸田武夫 「〈ありんす・ありいす〉の成立について」 『近代語研究5』昭52・3武蔵野書院 蜂谷清人 ⑤ 418 んずく 福浜巧 「四国の〈―ンズク〉」 『言語生活』39昭29・12 418 んだ 斎藤義七郎 「勧奨的語法〈○○ンダ〉(山形県村山地方の例)」 『言語生活』78昭33・3 418 んとぞおもう むとぞおもふ 句 小久保崇明 「〈このよをなかくなさむとそおもふ〉考―〈むとそおもふ〉の性格」 日本大『語文』55昭57・7 418 んには 句 秋山洋一 「松岡文庫蔵永正十一年写碧巌録抄の条件句〈ンニハ〉と〈ウニハ〉」 『山梨県立女子短大紀要』13昭55・3