研究資料室収蔵資料目録 凡例 国立国語研究所共同利用推進センター研究資料室では、資料1点を1アイテム(item)として目録を作成しています。ただし、ファイル・封筒等、何らかの形で整理・収納された資料類については、その容器単位でアイテム1点とみなします。 目録の項目構成は下記の通りです。各項目については国際標準記録史料記述ISAD(G)に基づきつつ、独自のものも採用しています。 A. アイテムID(Item ID) アイテム1点のIDを記入しています。アイテムIDは、「資料群ID+itemの頭文字(i)+番号(6桁)」で表しています(資料群IDについてはE. 資料群IDをご参照ください)。 B. タイトル1(Title 1) アイテムに記載された表題を記入しています。アイテムに表題の記載がない場合、アイテム内容を表すタイトルを付けて、〔 〕内に記入しています。被調査者の住所・氏名など、タイトルに個人情報が含まれる場合は[調査協力者1]等の表記に改めています(以下、C.タイトル2、D.資料内容についても同様とします)。 C. タイトル2(Title 2) タイトル1と併記された情報を記入しています。この情報には、作成者・作成部署等の名称や、後から追加されたメモ等の情報も含むものとします。 なお、本項目での作成者・作成部署の名称は、N. 作成者に記入する情報とは異なる場合があります。 D. 資料内容(Scope and content) タイトル1のみでは資料内容が判別できない場合に限り、アイテムに含まれている資料を摘記しています。 E. 資料群ID(Fonds ID) 各アイテムが帰属する資料群(フォンド)のIDを記入しています。資料群IDは、「fo+番号(4桁)」で表しています。 F. 資料群(Name of fonds) 各アイテムが帰属する資料群の名称を記入しています。 G. 下位分類ID(Series ID) 各資料群のアイテム入力に際しては、必要に応じて下位分類(シリーズ)を記入しています。下位分類IDは、「資料群ID+s+番号(3桁)」で表しています。 H. 下位分類(Name of series) 各アイテムが帰属する下位分類の名称を記入しています。 I. 保存箱ID(Box ID) アイテムを収納している保存箱を特定するためのIDです。各アイテムは、資料群ごとの保存箱に収納されています。「研究資料室収蔵資料」データベース(https://rmr.ninjal.ac.jp/)の保存箱IDと同じく、「資料群ID(fo+4桁)+箱番号(3桁)」の組み合わせで表しています。 J. 配架位置(Location of materials) アイテムを収納している保存箱の配架位置は、「研究資料室収蔵資料」データベースと同じく、「棚番号(3桁)+区画(アルファベット1文字)」の組み合わせで表しています。 K. 作成年月日(Dates of creation of the material in the unit of description) 原則として、「yyyy/mm/dd」で表しています。年代域が判明している場合、ハイフン(-)で範囲を明示しています。具体的な年月日が判明しない場合は、年代のみ、または年未詳(記入なし)としています。 L. 形態・数量(Extent of the unit of description) 原則として、「(中身入り+)容器・形態+n+助数詞」で表しています(例「書類入りファイル1点」「ノート3冊」等)。容器・形態情報は、「封筒」「ファイル」のような収納容器の名称や、「書類」のような形態の名称で記入しています。アイテム点数の把握が困難な場合は、「一括」と記入しています。 M. 媒体種別(Type of media) アイテムを構成している媒体を記入しています。例として、紙資料の場合は「紙」としています。アイテムが複数の媒体で構成されている場合は、「紙・プラスチック」等と併記しています。 N. 作成者(Name of creator) アイテムに記載されている作成者・作成部署等の名称を記入しています。独立した出版物・逐次刊行物等、国語研以外の作成者・作成部署等が該当する場合は、その名称(著編者名・発行人名等)を記入しています。 O. 備考(Note) アイテムの破損や欠落など、特記すべき事柄を記入しています。 P. 個人情報(Personal information) 個人情報を含むアイテムの場合は「1」、含まない場合は「0」と記入しています。ここでの個人情報とは、収蔵資料に含まれる氏名、年齢、居住地、学歴、家族構成等を指しています。 Q. 利用条件(Access conditions)個人情報で「1」に相当する(=個人情報を含む)アイテムの利用を希望する場合は、「研究資料室資料の個人情報等に関する取扱要領」による申請が必要となります。 R. 複製情報(Existence of copies) 複製物の有無、もしくは複製物のメディアID等を記入しています。