＜出典＞１２１　　　国定読本　１期２－１
＜Ｐ－０００＞
モクロク。　　＃
ダイ一　　タンポポ。………一　　ダイ十一　　ホタル。………三十　＃
ダイ二　　サクラ。………三　　だい十二　　せんたく。………三十三　＃
ダイ三　　ナノハナ。………五　　ダイ十三　　シホー。………三十四　＃
ダイ四　　ツバメ。………七　　だい十四　　日とにじ。………三十七　＃
ダイ五　　ツバメトスズメ。………十　　だい十五　　せみ。………四十　＃
ダイ六　　アメ。………十四　　だい十六　　あさがほ。………四十四　＃
ダイ七　　コガハ。………十六　　ダイ十七　　ウミ。………四十五　＃
ダイ八　　タケノコ。………二十　　だい十八　　からすとはまぐり。………四十九　＃
ダイ九　　カシノキトタケ。………二十三　　ダイ十九　　ブドー。………五十一　＃
だい十　　うめのみ。………二十八　　だい二十　　とけい。………五十四　＃
＜Ｐ－００１＞
ダイ一　　タンポポ。　　＃
タンポポ　ノ　ハナ　ハ、ノハラナド　ニ、＃
サキマス。＃
タンポポ　ノ　ハナ　ハ、＃
タイテイ、キイロ　デス。＃
タンポポ　ノ　ハナ　ハ　＃
キク　ノ　ハナ　ニ　ニテヰマス。＃
アル　ヒ、オチヨ　ガ、ウンドーバ　デ、タン＃
＜Ｐ－００２＞
ポポ　ノ　ハナ　ヲ　ミツケマシタ。ソシテ、＃
ソレ　ヲ　トッテ、センセイ　ニ　ミセマシタ。」＃
センセイ　ハ、ツギ　ノ　ヨーニ、イヒマシタ。＃
「アー。タイソー、キレイ　デスネ。コノ　ハ＃
ナ　ハ、ヒル　ノ　アヒダ　ハ、コノ　ヨー＃
ニ、キレイニ、サイテヰマス　ガ、ヨル　ニ　＃
ナル　ト、ツボンデシマヒマス。ソシテ、ツ＃
ギ　ノ　ヒ　ニ　ナル　ト、マタ、コノ　ヨ＃
＜Ｐ－００３＞
ーニ、サキマス。」＃
へ［ヘ。］。　　り［リ。］。　　か［カ。］。　　や［ヤ。］。　　＃
ダイ二　　サクラ。　　＃
サクラ　ノ　ハナ　ガ、キレ＃
イニ、サイテヰマス。＃
コドモ　ガ、サクラ　ノ　キ　＃
ノ　シタ　デ、アソンデヰマ＃
＜Ｐ－００４＞
ス。＃
カゼ　ガ　フイテ、ハナビラ　ガ、チラチラト、＃
チッテヰマス。＃
サクラ　ノ　ハナ　ハ、タイテイ、一ツ　ノ　＃
ハナ　ニ、ハナビラ　ガ、五ツヅツ、ツイテヰ＃
マス。＃
ミナサン　ハ　ソレ　ヲ　シッテヰマス　カ。＃
＜Ｐ－００５＞
く［ク。］。　　し［シ。］。　　さ［サ。］。　　き［キ。］。　　ら［ラ。］。　　ち［チ。］。　　＃
くさ。　　き。　　さくら。　　＃
ダイ三　　ナ　ノ　ハナ。　　＃
コレ　ハ　ナ　ノ　ハナ　デス。＃
キイロイ　チョーチョ　ガ　ナ　＃
ノ　ハナ　ニ　トマッテヰマス。＃
オチヨ　ト　オタケ　ト　ガ、＃
ショーカ　ヲ　ウタッテ、アソン＃
＜Ｐ－００６＞
デヰマス。　　＃
「チョーチョ。チョーチョ。　　＃
ナ　ノ　ハナ　ニ　トマレ。　　＃
ナ　ノ　ハナ　ニ　アイタラ、　　＃
サクラ　ニ　トマレ。」　　＃
ナ　ノ　ハナ　ハ、一ツ　ノ　ハナ　ニ、ハナ＃
ビラ　ガ、四ツ、アリマス。ソシテ、ソノ　四＃
ツ　ノ　ハナビラ　ガ、十　ノ　ジ　ノ　ヨー＃
＜Ｐ－００７＞
ニ、ツイテヰマス。＃
ナ　ノ　ハナ　ハ、タイテイ　ノ　タンポポ　＃
ノ　ハナ　ノ　ヨーニ、キイロ　デス。＃
の［ノ。］。　　ん［ン。］。　　は［ハ。］。　　ほ［ホ。］。　　た［タ。］。　　な［ナ。］。　　＃
な　の　はな。　　はち。　　たんぽぽ。　　＃
ダイ四　　ツバメ。　　＃
トリ　ガ、一ハ、ノキ　デ、ハタライテヰマス。＃
＜Ｐ－００８＞
オナジ　ヨーナ　トリ　ガ、ムカフ　カラ、ト＃
ンデキマス。マー。ハヤク、トンデクル　デハ　＃
アリマセン　カ。＃
コノ　トリ　ハ　ツバメ　デス。＃
ツバメ　ノ　ヲ　ハ、ナガク　＃
テ、二ツ　ニ、ワレテヰマス。＃
クチバシ　ハ　ミジカク　テ、＃
クチ　ハ、フカク、サケテヰマ＃
＜Ｐ－００９＞
ス。ソレデスカラ、トンデヰル　トキ　ニ、ム＃
シ　ヲ　トル　コト　ガ　デキマス。＃
ツバメ　ハ　ドロ　ヤ　ワラナド　デ、イヘ　＃
ノ　ノキナド　ニ、ス　ヲ　コシラヘマス。＃
コノ　トリ　ハ、ヨク、ヒト　ニ　ナレマス。＃
ヒト　モ、マタ、ツバメ　ヲ　カハイガリマス。」＃
コノ　トリ　ハ、アタタカナ　トコロ　ガ　ス＃
キ　デス　カラ、サムク　ナル　ト、アタタカ＃
＜Ｐ－０１０＞
ナ　トコロ　ニ、イッテシマヒマス。ソシテ、＃
アタタカニ　ナル　ト、マタ、カヘッテキマス。＃
と［ト。］。　　つ［ツ。］。　　ろ［ロ。］。　　め［メ。］。　　あ［ア。］。　　ぬ［ヌ。］。　　＃
とり。　　つばめ。　　くちばし。　　どろ。　　＃
ダイ五　　ツバメ　ト　スズメ。　　＃
アル　イヘ　ノ　ノキ　ニ、ツバメ　ノ　ス　＃
ガ　アリマシタ。ソノ　ス　ヲ、アル　オーチャ＃
＜Ｐ－０１１＞
クナ　スズメ　ガ、ミツケマシタ。ソシテ、ジ＃
ブン　ノ　ス　ニ　シテ、スマッテヰマシタ。＃
ソノウチニ、ツバメ　ガ　カヘッテキマシタ。＃
ソシテ、ジブン　ノ　ス　ヲ　ミマス　ト、ソ＃
コ　ニ、ミタ　コト　モ　ナイ　スズメ　ガ　＃
ハイッテヰマシタ。＃
ソコデ、ツバメ　ハ、スズメ　ニ、＃
「コレ　ハ　ワタクシ　ノ　ス　デス。ノイテ＃
＜Ｐ－０１２＞
クダサイ。」＃
ト　イヒマシタ。＃
シカシ、スズメ　ハ、＃
「イーエ。コレ　ハ　ワタクシ　ノ　ス　デス。」＃
ト　イッテ、キキマセンデシタ。＃
ツバメ　ハ、タイソー、オコッテ、ナカマ　ヲ　＃
オホゼイ、ヨンデキマシタ。ソシテ、ミンナ　＃
デ、ドロ　ヲ　クハヘテキテ、ソノ　ス　ノ　＃
＜Ｐ－０１３＞
クチ　ヲ　フサイデシマヒマシタ。＃
スズメ　ハ、ス　ノ　ナカ　デ、タイソー、サ＃
ワギマシタ。シカシ、ドウシテモ、デル　コト　＃
ガ　デキマセンデシタ。＃
す［ス。］。　　い［イ。］。　　ひ［ヒ。］。　　て［テ。］。　　そ［ソ。］。　　よ［ヨ。］。　　ま［マ。］。　　＃
すずめ。　　＃
つばめ　が　「のいてください。」と　いひ＃
＜Ｐ－０１４＞
ました。　　＃
ダイ六　　アメ。　　＃
ケフ　モ、アサ　カラ、アメ　ガ　フッテヰマ＃
ス。キノフ　モ、ヲトトヒ　モ、フリマシタ。＃
アマダレ　ガ、ヤネ　カラ、ポチポチト、オチ＃
テヰマス。＃
ジロー　ハ、イマ、マド　ヲ　アケテ、ソト　＃
ヲ　ミテヰマス。＃
＜Ｐ－０１５＞
クサ　モ、キ　モ、ハナ　モ、＃
ミンナ、アメ　ニ、ヌレテヰ＃
マス。＃
ツバメ　ハ、アメ　ニ、ヌレテ　＃
モ、ソト　ヲ　トンデヰマス。＃
ヒト　ガ、ムカフ　カラ、カラ＃
カサ　ヲ　サシテ、キマス。アレ　ハ　ジロー　＃
ノ　オトウサン　デス。＃
＜Ｐ－０１６＞
わ［ワ。］。　　ね［ネ。］。　　れ［レ。］。　　る［ル。］。　　ゐ［ヰ。］。　　＃
あめ。　　わらやね。　　あさ。　　ひる。　　よる。　　＃
はな　が　ぬれてゐます。　　＃
ダイ七　　コガハ。　　＃
ワタクシ　ノ　イヘ　ノ　マヘ　ニハ、コガハ　＃
ガ　アリマス。＃
ソノ　コガハ　ノ　キシ　ニハ、クサ　ガ　ハ＃
＜Ｐ－０１７＞
エテヰマス。ヤナギ　ノ　キ　＃
モ、一ポン、アリマス。＃
カハ　ニハ、キレイナ　ミヅ　＃
ガ　ナガレテヰマス。ソシテ、＃
メダカ　ガ、タクサン、ウイ＃
テヰマス。＃
ワタクシ　ハ、メダカ　ヲ　スクッテ、アソブ　＃
コト　ガ　スキ　デス。　　＃
＜Ｐ－０１８＞
イヘ　ノ　マヘ　ヲバ　　＃
ナガレル　コガハ。　　＃
コガハ。ナガレテ、　　＃
ドコ　ヘ、イク。」　　＃
メダカ　ウカセテ、　　＃
タ　ノ　ソバ　トホリ、　　＃
ナカマ　アツメテ、　　＃
オホカハ　ヘ。」　　＃
＜Ｐ－０１９＞
こ［コ。］。　　に［ニ。］。　　う［ウ。］。　　ふ［フ。］。　　お［オ。］。　　を［ヲ。］。　　＃
こがは。　　おほかは。　　＃
いへ　の　まへ　に、こがは　が　ありま＃
す。　　＃
めだか　が　ういてゐます。　　＃
めだか　を　すくふ　こと　が　すき　で＃
す。　　＃
＜Ｐ－０２０＞
ダイ八　　タケノコ。　　＃
タケ　ガ、タクサン、ハエテヰル　トコロ　ヲ　＃
タケヤブ　ト　イヒマス。＃
コタロー　ト　ブンキチ　ト　ガ、＃
タケヤブ　ノ　ソバ　デ、ハナシ　＃
ヲ　シテヰマス。＃
コタロー「ブンキチサン。コノ　タ＃
ケノコ　ハ、タイソー、ノビマ＃
＜Ｐ－０２１＞
シタネ。タケノコ　ト、セイクラベ　ヲ　シ＃
テミマセウ。」＃
ブンキチ「アー。キミ　ハ、タケノコ　ト、チョー＃
ド、オナジ　タカサ　デス。」＃
コタロー「ブンキチサン。キミ　ハ、二スンホド、＃
ヒクイ　ヨー　デス。」＃
ブンキチ「ソンナラ、キミ　ハ、ボク　ヨリ、二ス＃
ンホド、セイ　ガ　タカイ　ノ　デスネ。」＃
＜Ｐ－０２２＞
コタロー「ブンキチサン。タケノコ　ハ、ハヤク、＃
ノビマス　カラ、イマニ、ボクラ　ヨリ、ズッ＃
ト、タカク　ナリマセウ。」＃
け［ケ。］。　　せ［セ。］。　　み［ミ。］。　　え［エ。］。　　ゑ［ヱ。］。　　＃
たけのこ　と、せいくらべ　を　してみま＃
せう。　　＃
たけ　が　はえてゐます。　　＃
＜Ｐ－０２３＞
まつ　を　うゑてゐます。　　＃
ダイ九　　カシ　ノ　キ　ト　タケ。　　＃
アル　ヒ、カシ　ノ　キ　ガ、タケ　ニ、イヒ＃
マシタ。＃
「タケサン。キミ　ハ　セイ　ハ　タカイ　ガ、＃
カラダ　ガ　ホソク　テ、ナカ　ガ　カラ　＃
デ、カゼ　ガ　フク　ト、ドッチ　ヘモ、マ＃
ガルネ。＃
＜Ｐ－０２４＞
ボクナド　ハ、カラダ　ガ　ジョーブ　デ、＃
カタク　テ、ツヨク　テ、カゼ　ガ　フイテ　＃
モ、ビクトモ　セン。」＃
ト　イッテ、ジマン　ヲ　シマシタ。＃
タケ　ハ、ダマッテ、キイテヰマシタ。＃
ソノ　ヒ　ノ　ユフガタ、カゼ　ガ、タイソー、＃
ツヨク、フキダシマシタ。タケ　ハ、オトナシ＃
ク、カゼ　ノ　フク　トホリ　ニ　ナッテヰマ＃
＜Ｐ－０２５＞
シタ。カシ　ノ　キ　ハ、ゴージョーニ、カゼ　＃
ニ　ムイテ、イバッテヰマシタ。＃
スルト、カゼ　ガ　オコッテ、ヒドイ　オト　ヲ　＃
サセテ、トートー、カシ　ノ　キ　ヲ　ヲッテ＃
シマヒマシタ。＃
も［モ。］。　　ゆ［ユ。］。　　む［ム。］。　　っ［ッ。］。　　＃
どっち　へも、まがるね。　　＃
＜Ｐ－０２６＞
ゆふがた、かぜ　が　ふきだしました。　　＃
かぜ　に　むいて、いばってゐました。　　＃
あいうえお＜略＞　　＃
＜Ｐ－０２８＞
だい十　　うめ　の　み。　　＃
これ　は　うめ　の　み　です。＃
うめ　の　み　は、はじめ　に＃
は、いろ　が　あをくて、あと　＃
には、きいろく　なります。＃
あをい　うち　には、あぢ　が　＃
すくて、きいろく　なる　と、すこし、あまく　＃
なります。＃
＜Ｐ－０２９＞
みなさん。あをい　うち　には、うめ　の　み　＃
を　たべて　は　いけません。たべる　と、びょ＃
ーき　に　なります。＃
うめ　の　み　の　なか　には、かたい　たね　＃
が　あります。その　たね　を、つち　の　な＃
か　に、うづめておく　と、うめ　の　き　が　＃
はえてきます。＃
うめ　の　み　を　しほ　に　つけて、そして、＃
＜Ｐ－０３０＞
しそ　の　は　を　いれる　と、いろ　が　あ＃
かく　なります。それ　を　ほす　と、みなさ＃
ん　の　たべる　うめぼし　が　できます。　　＃
ダイ十一　　ホタル。　　＃
「ホー、ホー、ホタル　コイ。　　＃
アッチ　ノ　ミヅ　ハ　ニガイゾ。　　＃
コッチ　ノ　ミヅ　ハ　アマイゾ。　　＃
ホー、ホー、ホタル　コイ。」　　＃
＜Ｐ－０３１＞
コドモ　ガ、ユフガタ、カウイフ　ウタ　ヲ　＃
ウタッテ、オモテ　ヲ　トホリマシタ。＃
オハナ　ハ、オカアサン　ト、オモテ　ニ　デ＃
テミマシタ。＃
スルト、ホタル　ガ、一ピキ、トンデヰマシタ。＃
ソノウチニ、二ヒキ、三ビキ　ト、ダンダン、＃
ヨッテキマシタ。ソシテ、クライ　ナカ　ヲ　＃
ヒカッタリ、キエタリ　シテ、トンデヰマシタ。＃
＜Ｐ－０３２＞
オハナ「オカアサン。キレイ　デ　ゴザイマス＃
ネ。チョード、オホシサマ　ノ　ヨー　デ　ゴザ＃
イマスネ。＃
ドコ　ガ、アンナニ、ヒカル　ノ　デ　ゴザ＃
イマス　カ。」＃
オカアサン「オシリ　ニ、シロイ　トコロ　ガ　アッ＃
テ、ソコ　ガ　ヒカル　ノ　デス。トッテ、＃
ミセテアゲマセウ。」＃
＜Ｐ－０３３＞
オカアサン　ハ、一ピキ、トッテ、＃
オハナ　ニ　ヤリマシタ。＃
オハナ　ハ、ヨロコンデ、メヅラ＃
シサウニ、ソレ　ヲ　ミマシタ。　　＃
だい十二　　せんたく。　　＃
けふ　は、あをぞら、よい　てんき。　　＃
まへ　の　うち　でも、　　＃
となり　でも、　　＃
＜Ｐ－０３４＞
みづ　くむ。あらふ。　　＃
かける。ほす。」　　＃
あらって、かけた、さをだけ　の　　＃
しま　や　かすり　の　　＃
ほしもの　は　　＃
たろー、じろー　の　　＃
ひとへもの。」　　＃
ダイ十三　　シホー。　　＃
＜Ｐ－０３５＞
日　ガ、アサ、ハヤク、デル　ヨーニ　ナリマ＃
シタ。＃
コノ　コ　ハ、ケサ　モ、＃
ハヤク、オキマシタ。＃
イマ、日　ニ　ムイテ、テ　＃
ヲ　ヒロゲテ、タッテヰマ＃
ス。＃
コノ　コ　ノ　カゲ　ハ、ソノ　ウシロ　ニ、＃
＜Ｐ－０３６＞
ミエテヰマス。＃
コノ　子　ノ　マヘ　ノ　ホー　ヲ　ヒガシ　＃
ト　イッテ、ウシロ　ノ　ホー　ヲ　ニシ　ト　＃
イヒマス。＃
マタ、ミギ　ノ　テ　ノ　ホー　ヲ　ミナミ　＃
ト　イッテ、ヒダリ　ノ　テ　ノ　ホー　ヲ　＃
キタ　ト　イヒマス。＃
ヒガシ、ニシ、ミナミ、キタ　ノ　四ツ　ヲ　＃
＜Ｐ－０３７＞
アハセテ、シホー　ト　イヒマス。＃
日　ノ　デル　ホー　ハ　ヒガシ　デ、日　ノ　＃
ハイル　ホー　ハ　ニシ　デス。＃
ミナサン。コノ　子　ガ、モシ、ミギ　ニ　ム＃
イタラ、マヘ　ハ　ドノ　ホー　ニ　ナリマス　＃
カ。マタ、ウシロ　ハ　ドノ　ホー　ニ　ナリ＃
マス　カ。　　＃
だい十四　　日　と　にじ。　　＃
＜Ｐ－０３８＞
にじ　は、日　と　むきあって、でる　もの　＃
です。あさ　は、にし　の　ほー　に、でて、＃
ゆふがた　は、ひがし　の　ほー　に、でます。」＃
ある　ゆふがた、あめ　が　はれて、日　が、＃
くも　の　あひだ　から、てりだしました。す＃
ると、ひがし　の　そら　に、大きな　にじ　＃
が　でました。＃
ひと　は、これ　を　みて、みんな、「きれい　＃
＜Ｐ－０３９＞
だ。きれい　だ。」と　いって、ほめました。＃
にじ　は「じぶん　は、日　と　むきあって、＃
でる　もの　で、日　が　なくて　は、でる　＃
こと　が　できん　もの　だ。」と　いふ　こと　＃
を　しりませんでした。＃
そこで、にじ　は、つぎ　の　よーに、いひま＃
した。＃
「日　は、ただ、てるだけ　だ　から、たれ　＃
＜Ｐ－０４０＞
も、ほめる　人　が　ない　の　だ。じぶん　＃
は、この　とほり、うつくしい　から、人　＃
が、みんな、あの　よーに、ほめる　の　だ。」＃
日　は、これ　を　きいて、すぐ、くも　に　＃
かくれました。すると、うつくしかった　大き＃
な　にじ　も、すぐ、きえてしまひました。　　＃
だい十五　　せみ。　　＃
じろー　は、うめ　の　木　の　した　で、お＃
＜Ｐ－０４１＞
もしろい　もの　を　みつけました。それ　を　＃
おとうさん　に　みせて、＃
「おとうさん。これ　は　なん　＃
で　ございます　か。＃
からだ　は　大きな　はち　＃
の　よー　で、あし　が、六＃
ぽん、あります。また、中　＃
は　から　で、せ　が、二つ　＃
＜Ｐ－０４２＞
に、われてゐます。＃
これ　は　なん　で　ございます　か。」＃
と　ききました。＃
おとうさん　は、わらって、＃
「それ　は　せみ　の　ぬけがら　です。せみ　＃
は、はじめ、土　の　中　で、大きく　なり＃
ます。そして、あつく　なる　と、土　の　＃
中　から、でてきて、上　の　きもの　を　＃
＜Ｐ－０４３＞
ぬぎます。ぬぐ　とき　には、せ　が　われ＃
て、そこ　から、ぬけてでます。人　は　こ＃
の　きもの　を　せみ　の　ぬけがら　と　＃
いひます。」＃
と　いって、をしへてやりました。＃
じろー　は、おもしろがって、せみ　の　ぬけが＃
ら　を　みてゐました。＃
その　とき、せみ　が、うめ　の　木　の　え＃
＜Ｐ－０４４＞
だ　で、みんみんと、なきました。　　＃
だい十六　　あさがほ。　　＃
かきね　に、つる　を　　＃
まきつけて、　　＃
さいた　あさがほ、　　＃
あか　や　しろ。　　＃
しぼり　の　はな　も　　＃
うつくしや。」　　＃
＜Ｐ－０４５＞
あか、しろ、しぼり、　　＃
どの　はな　も、　　＃
けふ　は、ひる　まで、　　＃
さいてゐて、　　＃
あした、また、さけ。　　＃
あさがほや。」　　＃
ダイ十七　　ウミ。　　＃
コノ　ヲトコノコ　ハ　リョーシ　ノ　子　デ＃
＜Ｐ－０４６＞
ス。＃
コノ　子　ハ、イマ、フネ　ニ　ノッテヰマス。＃
ムカフ　ノ　ホー　ニモ、フネ　＃
ガ　ミエテヰマス。＃
ドッチ　ノ　フネ　モ、ウミ　＃
ニ、ウイテヰマス。＃
ウミ　ハ　川　ヤ　イケナド　＃
トハ　チガッテ、タイソー、ヒ＃
＜Ｐ－０４７＞
ロク　テ、ミヅ　ガ　アヲアヲトシテヰマス。＃
ウミバタ　ハ、タイテイ、スナジ　デ、ハダシ　＃
デ、アルイテ　モ、ヨイ　ココロモチ　デス。＃
ハダシ　デ、アルイテヰル　ト、ナミ　ガ　ヨ＃
セテキテ　ハ、アシ　ヲ　アラッテイキマス。＃
ココ　デ、キレイナ　コイシ　ヤ　カヒガラ　＃
ヲ　ヒロッタリ、カニ　ヲ　ツカマヘタリ　ス＃
ル　コト　ガ　デキマス。＃
＜Ｐ－０４８＞
アツイ　トキ　ニハ、人　ガ、ウミ　ニ　ハイッ＃
テ、水　ヲ　アビマス。＃
ウミ　ノ　水　ニハ、シホケ　ガ　アリマス。＃
ウミ　ニハ、タヒ　ヤ　カレヒ　ヤ、ソノ　ホ＃
カ、イロイロナ　ウ＃
ヲ　ガ　ヰマス。マ＃
タ、ハマグリ　ヤ　＃
サザエ　ヤ、ソノ　＃
＜Ｐ－０４９＞
ホカ、イロイロナ　カヒ　モ　ヰマス。　　＃
だい十八　　からす　と　はまぐり。　　＃
ある　ひ、うみばた　に、からす　が、たくさ＃
ん、あつまってゐました。そして、「はまぐり　を、＃
わって、たべよう。」と　おもって、くちばし　で、＃
つついてゐました。＃
はまぐり　は、かたく　て、なかなか、われま＃
せんでした。＃
＜Ｐ－０５０＞
からす　は、とーとー、はまぐり　を　すてて、＃
とんでいってしまひました。＃
しかし、一はだけ　は、あと　に、のこってゐ＃
ました。そして、なに　か、かんがへてゐる　＃
よーす　でした。＃
そのうちに、この　からす　は、はまぐり　を　＃
くはへて、たかい　ところ　まで、とびあがり＃
ました。そして、そこ　から、はまぐり　を　＃
＜Ｐ－０５１＞
おとしました。＃
はまぐり　は、下　の　いは　に　あたって、＃
われました。＃
からす　は、すぐ、おりてきて、その　はまぐ＃
り　の　み　を　たべました。　　＃
ダイ十九　　ブドー。　　＃
マー。ミゴトナ　ブドー　デハ　アリマセン　＃
カ。＃
＜Ｐ－０５２＞
コノ　ブドー　ノ　ツル　ハ、タ＃
ロー　ノ　オヂイサン　ガ、コド＃
モ　ノ　トキ、サシキ　ニ　シタ　＃
ノ　デス。＃
サシキ　ト　イフ　ノ　ハ、エダ　＃
ヲ　キッテ、ソレ　ヲ、ジメン　ニ、サシテオク　＃
ノ　デス。サウ　スル　ト、ソレ　カラ、ネ　＃
ガ　ハエテキマス。＃
＜Ｐ－０５３＞
マタ、コノ　タナ　モ、タロー　ノ　オヂイサ＃
ン　ガ、コシラヘタ　ノ　デス。＃
ブドー　ノ　フサ　ニハ、ミ　ガ、タクサン、＃
ツイテヰマス。＃
ソシテ、ソノ　ミ　ガ　ジュクスル　ト、アヂ　＃
ガ　アマク　ナリマス。＃
ミナサン　モ、アキ　カ　ハル　カ　ニ、ヨイ　＃
ブドー　ノ　ツル　ノ　エダ　ヲ　キッテ、サ＃
＜Ｐ－０５４＞
シテオイテゴランナサイ。　　＃
だい二十　　とけい。　　＃
たろー　と　おつる　と　が、とけい　の　ま＃
へ　で、はなし　を　してゐます。＃
おつる「にいさん。この　とけい　を　みて、ど＃
うして、じかん　が　わかります　か。」＃
たろー「それ　は、はり　が　字　を　さす　の　＃
で、わかる　の　です。＃
＜Ｐ－０５５＞
おまへ　は　あの　字　を　しってゐます　か。」＃
おつる「はい。それ　は　ねえさん　＃
に　ならひました。」＃
たろー「それ　では、いま、はり　は　どの　字　＃
を　さしてゐます　か。」＃
＜Ｐ－０５６＞
おつる「みじかい　はり　は　いち　と　いふ　＃
字　を　さしてゐて、ながい　はり　は　じゅ＃
ーに　と　いふ　字　の　そば　を　さして＃
ゐます。」＃
たろー「さう　です。その　みじかい　はり　が　＃
さす　字　で、なんじ　だ　か、わかる　の　＃
です。いま　は、いち　と　いふ　字　を　＃
さしてゐます　から、一じ　です。＃
＜Ｐ－０５７＞
それ。とけい　が、一つ、なりました。＃
ごらん。ながい　はり　は、ちょーど、じゅー＃
に　と　いふ　字　を　さしました。＃
これ　と　おなじ　よーに、ながい　はり　＃
が　じゅーに　と　いふ　字　を　さして、＃
みじかい　はり　が　に　と　いふ　字　を　＃
させ　ば、二じ、ご　と　いふ　字　を　さ＃
せ　ば、五じ、じゅー　と　いふ　字　を　＃
＜Ｐ－０５８＞
させ　ば、十じ　です。＃
また、もっと、くはしい　じかん　は、なが＃
い　はり　が　さす　ところ　を　みる　と、＃
わかる　の　です。」＃
おつる　は、はじめて、とけい　の　みかた　＃
を　しって、たいそー、よろこびました。　　＃
とけい　が　なった。　　＃
おきよ、こどもら。もう、よ　が　あけた。　　＃
＜Ｐ－０５９＞
きもの　きかへよ。ごはん　も　できた。」　　＃
とけい　が　なった。　　＃
いそげ、こどもら。がっこー　へ、いそげ。　　＃
つつみ　かかへて、おくれん　よーに。」　　＃
とけい　が　なった。　　＃
ならへ、こどもら。よく、せい　だして。　　＃
本　を　ひらいて、わきみ　を　するな。」　　＃
とけい　が　なった。　　＃
＜Ｐ－０６０＞
あそべ、こどもら。がっこー　が　ひけた。　　＃
はやく、かへって、まり、こま　もって。」　　＃
いろはにほへと＜略＞　　＃

をはり。　　＃
