文化審議会答申「これからの時代に求められる国語力について」(2004年2月3日)を踏まえ, 国立国語研究所は創立以来,取り組んできた言語生活研究の成果を生かし, 「国語力」を「言語生活力」ととらえて, 読み書きにとどまらない幅広い言語運用能力の実態を明らかにする調査研究に入った。
 何を「国語力」と見なすかは,人により立場によりいろいろ考えがある。 そこでまず,国民が「国語力」というものをどのようにとらえているか(国民の「国語力観」)を探るための意識調査を実施した。
 調査は,平成18年度に実施し(2006年2月),さらに翌19年度に補充調査を行った(2006年8月)。

データ

「国語力観」に関する全国調査(2回)データベース ver.1.0(2018年11月28日公開)
  ・Excel形式(平成18年2月調査,8月調査)
   (2回の調査データとコードが4枚のワークシートに入っている)
  ・TAB区切りテキスト形式
   ・TAB区切りテキスト形式(UTF-8)(平成18年2月調査)
   ・TAB区切りテキスト形式(UTF-8)(平成18年8月調査)
   (コード表はExcelファイルを参照)

 ※2回の調査は異なる調査であり,回答者が異なるので注意が必要である。

報告書

国立国語研究所(2006)『「国語力観」に関する全国調査』
・ 国立国語研究所(2009)『「国語力観」に関する全国調査―研究発表と分析』

「日本語の達人てどんな人?」(『国語研の窓』第35号(2008年4月1日発行)より)

調査概要

「国語力観」に関する全国調査Ⅰ(平成18年2月調査) 「国語力観」に関する全国調査Ⅱ(平成18年8月調査)
調査項目
(1)「国語力」というものを国民がどのようにとらえているか。<国語力観>
(2)「国語力」が発揮される場である,日常の言語活動がどのように行われているか。<言語活動>
(3)言語生活の中で,国民がどのような点に困難を感じ,それにどのように対処してい るか。<言語活動・電子メール・手紙>
(4)国民が「国語」の在り方についてどのように考えているか。<国語観>
調査項目
(1)「国語力」という言葉への接触,関心
(2)「国語力」の自己評価
(3)国語力がある人の人物像,国語力をつけるためにするといいと思うこと,言葉や言葉の使い方でできるようになりたいこと,学校の国語の授業が役立つのはどんなときか<「国語力観」の諸側面>
調査の概要
(1)調査対象:全国の満15歳以上の男女個人
(2)調査人数:標本数2,134人
(3)抽出方法:層化副次(二段)無作為抽出法
(4)調査方法:調査員による個別面接聴取法(調査会社による実施)
(5)実施期間:2006(平成18)年2月10日(金)~2月13日(月)
(6)調査の種類:個人オムニバス調査
(7)調査実施機関:(財)中央調査社
調査の概要
(1)調査対象:全国の満15歳以上の男女個人
(2)調査人数:標本数2,129人
(3)抽出方法:層化副次(二段)無作為抽出法
(4)調査方法:調査員による個別面接聴取法(調査会社による実施)
(5)実施期間:2006(平成18)年8月4日(金)~8月7日(月)
(6)調査の種類:個人オムニバス調査
(7)調査実施機関:(財)中央調査社