========== 項目の説明 ========== [ID番号] この「見出しデータベース」のレコードの管理番号です。 [台帳番号] 国立国語研究所が作成している「新聞所載国語関係記事切抜集」及び「新聞所載国語関係記事切抜特集」の冊子の通し番号です。 「切抜集」の1冊目は番号がついていないため,「0」と入力しています。 「切抜特集」は「12-(1)」「12-(2)」のように枝番があり,また「切抜集」の番号と区別するため,「9xx0x」のように5桁で入力しています。 【例】 切抜特集 1 → 90100 【例】 切抜特集12-(1) → 91201 [記事番号] 「切抜集」のページの通し番号に予備桁1桁を付けて入力しています。 なお,1999年のデータからは,記事番号を付けるのを中止しました。 [年] 新聞の発行年です。 [月日] 新聞の発行月日です。 別刷などで,「日」が不明の記事の場合は,「月」のみとなっています。 [新聞名] 収集対象となった新聞紙の種類や数は,時期により異なります。 1949年~1989年4月:全国紙(朝日新聞,産経新聞,毎日新聞,読売新聞。日本経済新聞),ブロック紙・地方紙(北海道新聞,河北新報,東京新聞,新潟日報,信濃毎日新聞,中日新聞,西日本新聞など),専門紙等(教育学術新聞,教育新聞,週刊読書人,新聞協会報,政府刊行物新聞,全国へき地教育新聞,図書新聞,文部広報など) 1989年5月~:朝日新聞・毎日新聞・読売新聞(いずれも東京本社発行の都区版) 配信記事の場合,通信社名は[新聞名]でなく[見出し]に入力しています。 [朝夕] 朝:夕刊以外のすべて(週刊紙・季刊紙などの場合を含む) 夕:夕刊 [地方版] 全国紙の東京本社版以外 [ページ] 古い切り抜き記事などで,ページの情報の書き込みがない場合は,空欄です。 [掲載面] 「社会」「家庭」などの面の名称 「日曜版」「日曜くらぶ」「別刷特集」などの別刷の名称も,便宜上,[掲載面]に入力しています。 [執筆者属性] 記事をだれが書いたかによって,以下の五つに分類しています。 内部: (a)新聞社内部の人が書いた記事。 (b)シンポジウムや対談などで,出席者の発言を記者がまとめて書いている記事 依頼:新聞記者以外の識者等が書いた記事。 投書:読者の投稿。 投書・内部:主として,読者の質問に新聞記者が回答しているQ&A形式の記事等。 投書・依頼:主として,読者の質問に専門家・識者が回答しているQ&A形式の記事等。 [氏名] 氏名を入力しているのは,次のような場合です。 識者等の署名原稿の場合:執筆者の氏名です。(この場合,[執筆者属性]は「依頼」です。) シンポジウムや対談・座談会などの場合:出席者の氏名です。(ただし,新聞社内部の人の氏名は表示されません。[執筆者属性]は「内部」です。)投稿欄への投書などの場合,原則として,一般投稿者の氏名は表示されません。(「論壇」欄などに掲載された記事の場合は,「(投稿)」と添え書きして,氏名が表示されます。) 例えば,読者の質問に専門家・識者が回答しているQ&A形式の記事の場合,回答者(専門家・識者)の氏名は表示されますが,質問者(投稿者)の氏名は表示されません。 人名は,原則として新聞に記載されているとおりに入力し,表記を統制していません。 【例】 「岩淵悦太郎」と「岩渕悦太郎」 氏名に読み仮名がついている場合は,対応する部分の直後に( )でくくって入力しています。 【例】 「西尾実(にしおみのる)」「林大(おおき)」「岩淵(いわぶち)悦太郎」 [欄名] 「天声人語」「余録」「編集手帳」「文化」などの欄の名称 次のような場合は,[欄名]でなく[見出し]に入力しています。 ミニ辞典のようなコーナーの記事の場合 連載記事の場合 [見出し] 1件の記事に,原則として,五つ程度の見出しを入力しています。 大きな活字で示されている見出しだけでなく,段落に付けられた「小見出し」を入力している場合もあります。 見出しのない記事の場合,適宜,見出しを補って入力しています。 なお,1999年分からは,このような国立国語研究所で補って付けた見出しは,[ ]でくくって入力しています。 ミニ辞典のようなコーナーの記事の場合,そのコーナー名は[欄名]でなく[見出し]に入力しています。 連載記事などで,掲載コーナーに回数などが含まれる場合には,[欄名]でなく[見出し]に入力しています。 【例】 日本語の現場287 配信記事の場合,通信社名は[見出し]の末尾に【 】でくくって入力しています。 [備考] 見出しだけでは記事の内容が分かりにくい場合に,適宜,入力しています。 [キー1] 分野・話題を示す情報として84個の分類(検索キー)を設定し,記事が扱っている内容や話題に応じて,1件の記事に1個~5個の検索キーを付けています。 キーは基本的には分野を示すものですが,記事の内容によって収集件数に多寡があり,より細かく分けた分野もあります(厳密な上位・下位といった分け方ではありません)。 84個の検索キーは以下のとおりです。 ここでは,便宜的に,A~Rの18の分野に分けて示しました。 また,検索キーの名称だけでは,分かりにくいと思われるものについて,{ }内に説明を付けました。 分野 検索キー {説明} A言語学・日本語学 言語学 日本語研究 日本語の起源 外国語研究 B音声・音韻 音声・音韻 C文字・表記 文字 漢字 漢字制限 仮名 仮名遣い 送り仮名 外来語の表記 ローマ字 用字 表記(その他){縦書き・横書き,分かち書き,振り仮名,句読法など限定的。} D語彙・用語 専門用語ほか 外来語 流行語 成句 語源 差別語・不快語 語彙・用語(その他){(上記以外の)その他の語の意味・用法について} E命名 命名 人名 地名 F文法 文法 G文章・文体 文章 文体 H方言・共通語 方言 共通語 ※地域が特定できる場合は,「北海道/東北/関東/中部/近畿/中国/四国/九州/沖縄/東京」の中から選んで,「方言(北海道)」のように入力しています。 Iマスコミュニケーション 新聞 放送 出版 広告・宣伝 Jコミュニケーション 言語生活(その他){名刺,印鑑,など限定的。(他に収まりにくい)「雑」のようなもの。} コミュニケーション(その他){ユーモア,うそ,デマ,など限定的。(他に収まりにくい)「雑」 のようなもの。} 非言語行動 生活時間調査 言語遊戯 言語芸術 表示・標識 ことばづかい あいさつ 敬語 呼称 男ことば・女ことば 話す・聞く 書く・読む 読書 電話 郵便 図書館 言語障害 識字 異文化コミュニケーション K情報化社会 情報化社会{電子機器の利用やその影響など。タイプライターなども含みます。} L言語・日本語一般 日本語 外国語 アイヌ語 翻訳 言語の比較{異なる言語間での,ある言語事象について比較対照しているもの(学術的なものに限定しません)。} M言語問題・政策 ことばの問題{海外の言語問題を含む。問題が特定できれば(送り仮名など)その検索キーだけを付けて,「ことばの問題」は付けていません。} 言語政策{国語審議会の答申など,及びそれらに対する意見も含みます。} 教育政策 N国語教育 国語教育 海外・帰国子女教育 幼児教育 O日本語教育 日本語教育 P外国語習得 外国語習得 Q辞典・資料・学界動向 辞典 学界動向 国立国語研究所 言語資料{木簡・古文書の発見など} R海外言語事情 海外言語事情{諸外国における,日本語・日本語教育などに関するもの,及び,諸外国における,日本語以外の言語(事情)に関するもの。} [キー2] 記事で扱っている話題や内容を端的に表すことばを,記事中から抜き出すなどして,入力しています。 情報が付いている記事と付いていない記事があります。 ========== 表記等 ========== [ID番号][台帳番号][記事番号]の項目については,データは半角英数字で作成しています。 [年][月日][ページ]の項目については,データは半角数字で作成しています。 上記以外の項目([新聞名][朝夕][地方版][掲載面][執筆者属性][氏名][欄名][見出し][備考][キー1][キー2])については,データは,数字・アルファベット・記号・スペースを含め,すべて全角で作成しています。 【検索では】全角と半角,また,大文字と小文字については,どちらでも検索できます(検索結果に違いは生じません)。また,長音の有無,ひらがな/カタカナ,拗音や促音の区別については,入力された値のとおりに検索します。 表記については,原則として,新聞に記載されているとおり入力していますが,一部,旧字体を新字体に置き換えている場合があります。 【検索では】新字と旧字は別のものとして認識し,入力された値のとおりに検索します。 文字コードにない文字は「〓」に置き換えて入力しています。 “ ”‘ ’〝 〟などの記号は,原則として,「 」に置き換えて入力しています。 読み仮名は,その語のすぐ後ろに,( )でくくって入力しています。 書評や新刊紹介などの記事について,書名を[見出し]や[備考]に入力する場合には,『 』を付けて題号を入力しています。また,副題がある場合には,『題号 副題』のように入力しています。 欄名や見出しなどについて,記事中に誤植を見つけた場合には,「原文(ママ,「正しい語句」)」のような形式で入力しています。