T: はい,えー,こんにちは,【T】です。 I: あ,こんにちは,【I】です。 T: 【I】さんですか?。 I: はい。 T: はい。 【I】さんは,いつごろ,日本にいらっしゃいましたか?。 I: えー,わたしね,もう,9年前から,日本に来ました。 T: あ,そうですか。 I: はい。 T: で,どこからいらっしゃったんでしょうか?。 I: えー,中国の【地名1】省というところから来ました。 T: そうですか〈はい〉。 【地名1】省の,なんというところですか?。 街というか,はい。 I: 街ね,ぱ,中国の,あの,南のほん[方]ですけど〈はい〉,あの,まず,でんき[天気]は〈はい〉,えー,あの,【地名2】よりあったかくて〈はい〉,んー,夏は,すごく暑いんですよ〈ほー〉。 はい,あのー,地理位置は〈はい〉,あのー,長江の〈うん〉げりゅう[下流]です。 T: あー,そうですか〈はい〉。 えー,長江の… I: はい,長江の下側。 T: 下側,下流なんですね。 I: はい,下流です,はい。 T: そうですか,ふーん。 で,あと,どんなものが有名なんですか?。 【地名1】省の。 I: んー… T: はい。 I: どんな,有名の〈うん〉は〈はい〉,まず,歴史的〈うん〉,あのー,あの,有名なこと,ありますね〈はい〉。 あの,あと,らんしょうの,はち,いち,きぎ,って,あの,戦争するときに,あれ〈*〉,それが有名だったです〈はい〉。 あの,中国の〈ええ〉,あの,国民党の時期に〈はい〉,あの,【地名1】省で〈はい〉,まず,あの,百姓たちが〈うん,うん〉,そういう,政治を〈うん〉,はんして〈うん〉,あの,戦争,おこ,あの,立ち上がったということですね。 T: あー,歴史的に,そういうところなんですか〈はい〉。 はい,わか… I: うん〈うん〉,それで〈はい〉,あの,とじ[土地]も〈はい〉,あの,ほかのところ,ちょっと,色が,ちょっと,ち,ちがくて〈はい〉,ちょっと,赤っぽいの土なんですけど〈ほー〉,それで,そろ,そろ〈はいはい〉,戦争で〈はい〉,みんなの,あの,亡くなったの人の血で〈うんうんうん〉,あの,染められたということ,話もありますですけど。 T: そうですか。 I: はい。 T: で,たぶん,【地名1】省と【地名3】,ずいぶん違いますよね。 I: はい。 T: はい。 【地名3】は,じゃ,どんなところですか?。 I: え?。 T: 【地名3】,ここの,あ,ごめんなさい,【地名4】ですね,ごめんなさい,【地名4】は,はい?。 I: あ,【地名4】はね,んー,とてもきれいなところでしたよね〈はいはい,うん〉。 みんな,人たちも〈うん〉,すごく優しくて〈うん〉,あったかくて〈はい〉,あの〈ええ〉,人ですね〈はい〉。 そいで,あの,わたし,好きのは,【地名4】の魚です〈うん〉。 とっても,おいしいです〈はい〉。 T: そうですか。 I: はい。 T: んー,で,えーと,じゃ,その,【地名4】の魚がおいしいんですよね。 I: はい。 T: なんか,あの,こう,えー,【I】さんが得意な料理って,なんかありますか?。 I: えー{笑},得意〈はい〉料理っていう,えー,何て言えばいいけすか[いいですか]〈はい〉。 T: 実は,1つ教えて欲しいんですね,作り方を。 I: はい,あたしね〈はい〉,あの,作ったの,餃子は〈うん〉,子どもたちが大好きです。 T: じゃ,それでいいです,教えてください。 I: いいですか。 T: 【I】式餃子を教えてください。 I: あの,あの,わたし作ったの餃子,あの,中国の水餃子です〈はい〉。 あの,まず,中身は,あの,自分のころみ[好み]で,いろいろは[わ],い,あ,入れてもいいですけど〈はい〉,あの,こと,わたしは,ことも[子ども]のために,ぷたん[普段]あまり食べない野菜を,みじんに切って〈うん〉,それで,合い挽き肉と〈うん〉,い,あの,混ぜて〈うん〉,あ,それで〈うん〉,少し塩〈うん〉こしょうで〈うん〉,味,つけて〈うん〉,それから,皮は,あの,市販の,売ってるの皮じゃなくて〈はい〉,麦粉から作ります。 T: はー,いいですね〈はい〉。 手作りですね。 I: そうです{笑}。 T: はい,うんうん〈うん〉。 I: それ〈うん〉,皮,まず〈うん〉,皮は〈はい〉,まず,麦粉と〈うん〉水で〈うん〉,こね〈うん〉,こねます〈はい〉。 適当な柔らかさに〈うん〉,これ〈うん〉,これ,できあがったら〈はい〉,それで,ちょっと,10分くらいで〈うん〉,ラップ,つんで〈うん〉,ねかせておきます〈うん〉。 その,ねかせてあいたに〈うん〉,中の具を作ります〈はい〉。 T: うん,それか… I: もっと… T: はい,もっと教えてください。 I: もっと{笑}。 T: すごいですね。 I: あ,そうですか。 T: うんうん。 I: えー〈うん〉,にまずく〈うん〉あね〈うん〉,ぷたん[普段]は,ニナ[ニラ]と合い挽き肉〈はい〉ですけど〈はい〉,あと,みち,あの,ニンジンも,あの,すり,すり,すりにして,入れます。 T: ん,どうしますか?。 I: て,んー… T: ニンジンを?。 I: ニンジンを〈はいはい〉,あの,すって入れます。 T: あ,すって入れるんです,はいはい。 I: うん,すって入れます。 T: うん,ふーん。 I: うん,それで,味付けは〈はい〉,えーと,塩と,こしょうと,しょう油と〈うん,うん〉,と,あちろもと[味の素]少々です〈うん,はーはーはー〉,うん。 それで,その材料を全部合わせて〈はい〉,えーと,箸で,ればり[粘り]出るまで,かきまぜます。 T: んー,そこがポイントですね,きっとね。 I: はい。 T: はい。 I: んー,それ,そのあいだにも,あと,時間たちましたので,んと,皮を作ります。 皮は,まず,あの,どれ,どれくらいかな〈うん〉,んと,大きさに分けて,そうって,手のひらで,つぶして,それから,め,あの,棒,めん棒で,あの,伸ばしておきます。 T: なるほど〈はい〉,んー。 I: それで,できあがったの〈はい〉餃子を〈はい〉,あの,お湯〈うん〉,おっきな鍋で〈はい〉,あの,水をいっぱい入れて〈うん〉,沸かしておきます〈うん,うん〉。 お湯が沸かしたら〈うん〉,餃子を入れます〈はい〉。 最初,入れるとき〈うん〉,ボトンと〈うん〉,し,水の下に,あの,沈んでいますが,あの,だんだん,できると,あの,餃子が水の上に,う,浮かんできます〈はい,はい〉。 それ,浮かんだら,すぐできたと違いますので〈はい〉,それ,少し水を足して,入れます。 これを,2,3回,くらし〈うん〉,くら,繰り返したら〈はい〉,えーと,それ,それで,餃子のできあがりです。 T: わかりました〈はい〉。 よくわかりました,ありがとうございました〈***,はい〉。 なんか,ニンジンをすりおろしてとか,とっても栄養的でいいですね。 I: はい。 T: はい〈うん〉。 でね,今,だけど,日本のお母さんたちは,あんまり手作りをしないんですね。 I: でも,作る人,*,いっぱいいますよね。 T: あ,このあたりはね。 あの,そうですね〈うん〉。 だけど,テレビとか,見ませんか。 あんまり,お母さんたちは,インスタント食品をよく買って。 I: あ,そうですね,し,いいそ,あの,仕事とか〈はい〉,忙しいとき〈はい〉,あたしも買ってます{笑}。 T: あ,そうですか。 I: そうです。 T: んー。 I: あの,夜,帰り〈はい〉,遅くなったら〈うん〉,あと〈うん〉,帰り,うち帰る前に,ちょっとスーパーに寄って〈うん,うん〉,できたのを〈うん〉少しぐらい買っておきます。 T: なるほど。 だから,まー,それは仕方がない。 I: はい{笑}。 T: そうですか。 I: はい。 T: はい。 あの,でも,よく,あの,ニュースで,そういえば,毒入り餃子ってありましたよね,中国*。 I: あー,そうですね。 T: あれについてはどう思いますか?。 I: えー〈うん〉,あれはね〈はい〉,まず,日本は日本の言い方で,中国のほうも〈はい〉中国の言い方で,どちらが,ゆう,どちらが正しいか,だ〈うん〉,*,だれも,はっきり言えないんですよね,うん。 T: はい,だけど,日本では,梱包,そう,されてますから,コンテナで,日本で入る可能性はないっていう,いうふうにも思うんですけれども。 I: でも,何て〈はい〉,中国の,中国の〈はい〉側は〈はい〉,あの,餃子の袋の外からも,あの,毒が入れる[はいれる]っていうことですよね。 T: はい。 I: それで,だから,あの,運ぶ途中とか〈うん〉,それとも〈うん〉,あの,作るの工場のほうとか〈はい〉,あの,てきたのか〈うん〉,ちょっと,はんたい[判断]にくいんですね,わたしの場合は。 T: え,はんたいにくいってなんですか?。 I: あたし,ど,どちらかと*… T: あ,はん,はー… I: いえば,あたしがはんたい[判断]にくいですね。 T: あー,はーはー。 あ,判断しにくいってこと… I: はい,判断しにくいです。 T: あー,はいはい,うーん。 I: んー,ん,やっぱり,最終的には,あ,まず,安全安心の食にゅは,ぱり,自分で作ったほうが,一番安全安心じゃないんですか?。 T: そうですね,本当はね〈はい〉。 だけど,やっぱり中国はそういうものを輸出しないと〈*〉,あの,いろいろ経済的には,国としても困るんじゃないんですか,財政的に,どうですか?。 I: んー,それはそうだ… T: はい。 I: うん。 でも,{笑}〈うん〉,ん,中国側と〈うん〉,日本と,ちょっと違ってね〈はい〉,いろいろ管理するところもね〈うん,うん〉,うん,そんなにきぴしい[厳しい]という*,日本より,ちょっとゆるんでますね。 T: ということは,もしかしたら,そこになにかあったかもしれませんよね。 I: うん。 T: うん。 I: うん,どうし,どうしたらよな〈あー〉。 わざと,毒入れたか〈はい,はい〉,それとも〈うん〉,あの,なんか,間違えて〈うん〉入れと〈うん〉,かもしれないですね。 T: うん,そうですね〈うん〉。 ほんとに,あれは,ちょっと,うまくやってほしいですね。 I: はい。 T: はい。 で,あの,ちょっと話は変わるんですけど,趣味はなんですか?。 I: あたし,今〈うん〉,えーと,押し花の,あの,勉強してます。 T: おー,押し花の勉強ですか。 I: はい。 T: え,どのような,はい。 I: あの,まず… T: ちょっと教えてください,はい。 I: えー,今,始まって〈うん〉ばっかりだけど〈ええ,ええ,うんうん,はい〉,今,始めてばっかりだけど〈ええ,ええ〉,まず,なん,えーと,2,3回,ちょっとね,2,3個,作品が,作りましたんです〈はいはい〉。 と,とっても〈はい〉面白いんですよ〈はい〉,うん。 T: じゃ,その,押し花をやろうと思ったきっかけは何ですか?。 I: あのね,ほ,ほかの,あの,日本語の先生の,あの,誘いで〈はい〉,あの,一緒に見学に行ったら〈はい〉,あー,すばらしい,あの,その先生の〈うん〉,あの,教室て,行ってみたら〈うん〉,す,あの,いろいろの作品を〈ふーん〉飾っています。 それを見たら〈うん〉,すばらしいですね〈うん,うんうん〉。 で,その,あの,生あし,生の花を〈うん〉,その,咲いて〈うん〉,それは時期あるんですよね〈はい〉。 まず,すぐ,落ちたりするとか〈うん,うん,うん〉,でも,その押し花をしたら,ずっと,あの,長く見られるんですよ〈んー,うんうん〉,その美しさは。 T: 押し花は,落ちたものを使うんですか?。 I: *。 T: 咲いているものをとって?。 I: うん,最初は,生でとって… T: やっぱ,とるんですよね〈うん〉。 I: 生でとって,自分で押します。 T: でも,確かにずっと置いとけますけど,きれいに咲いてる花を,わざわざとるんだったら,見たほうがいいじゃないでしょう… I: あ*,それは,もっと〈はい〉長くきれいに見せるためにです。 T: あー〈ん〉,確かにそうですけれども〈はい〉,そのまま,生のは生のままの姿っていうのも,いいんじゃないんでしょうか?。 I: うん,それは,も,そうだけど〈はい〉,でも〈んー〉,それは,そのままの姿で〈うん〉,あの,なんか〈はい〉,うつしさとかね〈はい,はい〉,ありますけど〈はい〉,それを,あの,干して〈うん〉,まず,いろ*の作品をチャレンジして〈うん〉,いろんの〈うん〉,あの,花おと,組み合わせて〈うん〉,そいで〈うん〉,あの,テザイン[デザイン]をしながら,えーと,それをもっと〈うん〉,その,花の〈うん〉美しさを引き立てるということですね。 T: は,なるほどね〈*〉。 そういう意味では〈はい〉,あ,かえっていいということですか。 I: いいと思います〈んー〉。 例えば〈はい〉,はばても,その,はばだけ,緑色どす… T: はば?。 I: 葉っぱ。 T: あ,葉っぱ,はいはい,うん。 I: ね。 葉っぱたけて〈うん〉,そのままで〈うん〉,まず,地面に〈うん〉咲いて〈うん〉,いろんの草とか〈うん〉,混ぜて〈うん〉,たたの〈うん〉,あの,のこさとおもったりするとかね〈はい〉。 でも,その葉っぱをとって〈うんうん〉,干して〈うん〉,その,色の〈うん〉イメージを〈うん〉して〈うん〉,いろいろな形を,あの,作って〈うん〉,それで,その〈うん〉,その美しさはすばらしいです。 T: なるほどねー〈はい〉。 で,ほんとに,その,自然のね,中の,ん,咲いてる花〈はい〉,すばらしいと思うんですけど,そういえば,中国なんかでも,特に,今ね,自然破壊が,あの… I: え?。 T: えーと,いろんな,こう,環境が破壊されているって問題ありますよね。 I: うん,そ,そうですよね。 T: 環境問題,自然破壊,それについてはどうお考えですか。 I: ん,やっぱり〈うん〉,中国が,こういう環境,ほめんが,かんけい,ほめの… T: え,かっけい?。 I: かん,環境。 T: はい。 I: 環境方面の〈はい〉,あの,配慮〈うん〉,配慮が〈うん〉,すつ,日本とかより,少ないんです*〈ええ〉,うん。 T: で,なんか,その,経済優先みたいなね〈そうですね〉,儲かればいいみたいなのが,あたしは感じるんですけど〈うん〉,はい。 I: だめ。 あたしもね〈はい〉,中国がね〈ええ〉,このままだと〈ええ〉,あの,はくめつになりますだと思う。 T: え,なんですか?。 I: はくめつ,はめ… T: 破滅する。 I: はめ,破滅する〈はい〉,ね〈ええ〉,地球は破滅するよの,こと… T: 地球破滅。 I: ね。 T: はい,大きい国ですからね。 I: *。 そうですよ,大きいですよ。 T: はい。 やっぱり,あの,環境問題っていうのは,その国だけじゃないですよね。 I: うん。 わたしもね〈はい〉,中国のいるとき,あの,親戚の家を行って〈はい〉,あの,ろうそんの,親戚の家に行ってね〈はい〉,そのうち,その地方で,日中でも,あの,うちの中に,*,ほこりがすごいんですよ〈うん,はい〉。 何回,掃除しても,まだ,すん〈はい〉,これがいっぱいたまります。 あの,砂とかね,黄色… T: はいはい,黄砂ですか?。 I: 黄砂。 T: はいはい。 I: うん,黄砂とか〈はい〉,いっぱい,**… T: ですよね。 そういう,その,自然の黄砂っていうのもあるし〈はい〉,それから,あの,まあ,排気ガスの問題とかね,その〈うんうん〉,車から出てくるガスと〈はいはい〉,いろんなものがありますよね〈うん〉。 で,とっても,今,親戚なんかでも,大変だったっておっしゃったけど,もし,その〈うん〉,ところね,えー,【I】さんが,自由にね,なんか,こう,方法,考えられる人だったら,どんな方法をとりますか。 自然を,今,さっき,破滅するっておっしゃった… I: まず,ね… T: はい。 I: あの,木を植えることです〈はい〉。 ね〈はい〉。 木を植えて,まず,環境,緑化して〈はい〉,それが,まず基本的ですね〈はい〉。 それから〈うん〉,うん,かず,車とか,やっぱり〈うん〉,中国,人口がすごいですよ〈うんうん〉。 バスも,地下鉄も〈うん〉,いつも混んでますね〈はい〉。 やっぱり,そういう,混んでる,*て,お金持ちの人たちが,やっぱり,マイカーが欲しくて〈うん〉,自分で,自由に〈うん〉走れるようになるんですね。 T: それ,どうしたらいいんですか。 はい。 I: え?。 T: それを,どうやったら,もう少し,こう,規制できるでしょうか?。 I: {笑},えー,ちょっと難しいですね。 T: 難しいです… でも,ちょっと教えてください。 I: ***{笑}。 T: さっきの意見,すごく面白かったんで,ちょっと,続きを教えてください。 I: {笑},うーん,どしたら〈うん〉,え,車の***では*〈はい〉。 で,自転車もいいんですよね〈うん〉。 自転車***,中国でも,自転車も,元は自転車大国と言われるけど〈はい〉,今は,自動車が増えて〈はい〉,まず,自動車***になれそうですね。 でも,今は,中国の政府で,も,あの,車を,あの,抑えるように〈うん〉,あの,いろんな政策がたってますよね。 T: 車,抑えるんですか,どういうふうに抑え*。 I: あの,車*〈うん〉,あの,出るの,量が〈うん〉,抑えるように〈んー〉,あの… T: 車が出る量というのは,生産ですか,それとも,こう,走るほうですか?。 I: 走る***ね〈ほーほーほーほー〉。 たとえ,北京では〈はい〉,あの,なんて,たんすの日は,その,たんすのランパ[ナンバー]の車だけ〈うん〉,走らせるとか〈うん,うん,うん〉,あの,たんすの反対… T: たんすって何ですか?。 I: 例えば,1日[ついたち],2日[ふつか]とか,3日[みっか]〈はいはい〉。 じゃ,1,3〈はい〉,5,とか〈はい〉,その日は… T: 1,3.5の日。 I: うん,た,あの,その,たんす,っていうか〈はーはーはー〉,きす,きす*… T: そうですね,奇数ですね,はいはい。 I: はい,奇数の日では〈うんうん,うん〉,奇数のナンバーの〈うん〉車だけ〈うん〉走らせるとか〈うん〉,と,ぐうす〈ほーほーほー〉,偶数の日は〈はい,うん〉,偶数の車だけ〈うん〉走らせるとかね〈うんうんうん〉,うん。 T: なるほど。 いいですね,それね。 I: はい。 T: だけど,やっぱり,その,決めてもなかなか,すいませんね。 I: じこ[実行]は難しいんですね。 T: ですよね〈はい〉。 中国のかた,とっても,こう,エネルギッシュでいいんですけ,ちょっと,やっぱり,個人的に,こう,やりたいっていうふ,ことも,多いですよね〈うん〉,どうでしょうか?。 I: それ,言えば〈はい,はい〉,話長くなる〈はい〉ことですけど〈ええ,ええ〉,ぱり,中国の教育ね〈うん〉。 まず,最初から,基本的に,あの,環境を大切にしないといけないと,そういう教育を〈うん〉子どもの心に〈うん〉植え込んでいかないと〈はー〉,せば,その〈うん〉子どもたちは大きく,大人になっても〈うん〉,そういう環境の意識が,薄くなる,薄いんですよ。 T: なるほどね〈うん〉。 そこですね,やっぱり,教育ですよね。 I: そうですね。 T: で,教育問題と言えばね,日本も,とてもいろいろ問題がありまして〈はい〉,えー,たぶん【地名4】とかは,まあ,ないと思うんですけどね,あの,いろんなところで,都市で,テレビをご覧になりますか?。 I: ええ,ええ。 T: あの,いじめの問題とか〈あ,はい〉,あの,特に日本がひどいようなんですけども,それについては,【I】さん,どう思い,われますか?。 うん,学校でのいじめの問題。 I: *,いじめはね〈はい〉,ぱり,先生の配慮も,ひ,あの,必要だと思いますね〈うん〉。 あの,いじめとすぐわかったら〈うん〉,それを抑え,止めなきゃ〈うん〉いけないだしね〈うん,うん〉,それで,その,いじめるの子の,親も〈うん〉,と,相談して〈うん〉,そういう,どうすればいいか〈うん〉ってと,そ,あの,方法をたてなきゃ〈うん〉いけないと思いますね。 T: ただ,あの,その,見えないところでやっている,子供同士でっていうので,なんか,お,教師が,どうにも対策はできない場合が多いんじゃないでしょうか?。 I: だから,子ども,*,いじめる,いじめられたの子どもにも〈うん〉,そういうことあったら〈うん〉,すぐ,あの,親とか〈んー〉,親と言えないだったら,友だちとかと〈うん〉相談して〈うん〉,それで〈うん〉,その,と,相談された友だちから〈うん〉,それで助けてあ,助けてやって〈うん〉,ええと〈うん〉,おとの[大人]たちにと〈うん〉,話したらどうだろうかな。 T: あー,なるほどね〈ええ〉。 ただ,日本では〈うん〉,あの,わりに人と違うことは,あの,いけない,*,一緒に*るとか,1人だけ,いじめられても言わないっていう,そういう,なんか,文化があるんですよね〈うん,***〉。 自己主張ができないという〈うん〉,そんなふうに思いませんか?。 I: それは,むず… それは難しいんですね〈うん〉。 まだ,真剣に考えてな〈うん〉… だから,わたしの子,そうなったら,どうするかって,という〈うん〉,心配もありますけどね。 T: あー,そうですか。 I: うん。 T: 今,おいくつぐらいですか,お子さんは。 I: 今,ちょう*,長女は〈うん〉,7歳,ちょうど1年生ですね〈はい〉。 うん,だから,うちに帰ってるとき〈うん〉,あの,友だちと仲良くしてますか〈うん,うん〉,*,あの,みんなと遊べる,きと〈うん〉,特に,いいの友達は〈うん〉,ないようですね〈うん,うん,うん,うん〉。 それで,ほかの〈うん〉友だちも,いいの友だちが,あるそうですね〈うん〉。 だから,どうしたらいいかなって,一緒に話しよう***。 T: んー,なるほどね〈うん〉。 ま,あの,お子さん,学校にいらしたりして,ま,ここに住んでらして,ま,日本と中国の,ものすごく,文化の違いみたいな… I: そうですよ。 T: のは,なにか,特に感じられたことってありますか,うん?。 I: んー。 学校の教育はね〈うん〉,こっちの,あの,【地名4】の,あの〈うん〉,【学校名】では〈うん,うん〉,なんか,違うの,一番の違いは〈うん〉,あの,*,先生のことですね〈うん〉。 すべ,あの,せんせ,いちね,まず,ひとがく,学級の〈うん〉先生は〈うん〉,先生,たった1人ですよ〈はい〉,担任1人ですね〈はい,はい〉。 すべてのかまく[科目]を,教えるんで〈はい〉,ということですね〈ええ〉。 中国では,そうじゃないんですよ〈うん,うん〉。 んと,まず〈うん〉,担任の先生は,国語とか算数を,主要な科目を教えるとかに,あと,音楽とか〈うん〉体育とか〈うん〉,別の先生が担任したりすることも〈はい〉あります*〈はい〉。 それがいち〈うん〉。 それで,授業の時間の内容も〈はい〉,なんか,少ないみたいですね〈うんうんうん,うん〉。 なんとかあの,学校の参観日とか〈はい〉行ってみましたけど〈はい,ええ〉,それで,なんか,繰り返して,まず,1つだけで,すごく,少ないと思いますね〈んー〉。 同じ***。 T: 確かに,学校のね,システム,問題だと思うんですけど〈うん〉,それより,わたしは,あの,家庭の教育,親の姿勢かな,と思うんですけども,はい。 I: か,家庭の教育と,例えば,親たち,みんな,仕事で〈うん〉忙しいんですよね〈はい〉。 そ,あと,見てる,見ているる時間はね,まず,限りある,時間は,限りありますよね〈うん,うん〉。 だから,ほ,子どもたちは〈うん〉,ほとんどの時間は,学校の中〈はい〉ですから〈はい〉,勉強するものは〈うん〉,やっぱり,学校で〈うん〉,あの〈うん〉,勉強したほうがいいじゃないですかって*〈うん〉… T: だから,やっぱり,中国のシステムのほうが〈はい〉いい。 んー,こう,比較してみ… I: うん,中国のほうが,厳しいて,いいと思います。 T: はー,なるほどね〈うん,はい〉。 じゃ,そのへんが,やっぱり日本の… I: それで〈はい〉,宿題もね〈うん〉,日本の宿題,少なーい,ですよね〈うん〉。 コピー,プリントで,1枚くらいで。 T: でも,宿題をたくさん出したから,勉強するんじゃなくて,やっぱり,もっと,自分からやったほうがいいんじゃないんですか?。 I: た,***,れんしゅ,まず,ほら〈はい〉,子どもが小さいから,遊びのは,いち,まずは〈うん〉,一番好きですよね〈はい〉,勉強するのは〈はい〉嫌がって〈はい〉。 だから,先生から,あの,圧力をかけないと… T: 圧力をかけるんですか,せ,教師が。 I: うん〈ほー〉,かけないと,やっぱり,ほら,子どもは,うち帰っても,やっぱり,親の言葉は,あの,あんまり聞かない,先生の言葉が一番と,わたしは中国ではね。 T: あ,中国ではね。 I: 先生がいたら[言ったら],やる〈はい〉,先生言わないから,やらない〈あー〉,***… T: でも,日本では,たぶん,そういうシステムじゃないと思うんですね。 I: あー,そうです*。 T: はい〈うん〉,あ,そこが違うと。 I: ええ〈あー〉,違いと思いますよ〈うん〉。 だ,宿題,いっぱい持って帰って〈んー〉,やら,やらなきゃ,あした出せないから〈うん〉,がんばってやるね〈うん〉。 たぶん,自分から〈はい〉,***の,意識もあるけど〈はい〉,そういう子どもは,まず遊びが夢中で〈はい〉,勉強する時間が〈うん〉,*,少しだけでいいかなって***ね〈うん〉。 そう,とにかく,日本で,ゲームとか〈うん〉,テレビとか〈うん〉,いろんな〈うん〉,はんなん[氾濫]してるんですよね〈うん,うんうんうん〉。 そしたら,遊びに,ひ,あの,引っ張られるじゃないか〈うん〉,***。 T: そうですね。 でも,やっぱり,教師が圧力をかけて,教師からよりは〈うん〉,もっと,こう,自分たちで,勉強したいってほうが,わたしは,いいと思うんですけれどもね。 I: うん,それは〈はい〉,できれば,それは,子どもたちができれば,一番いい〈うん〉ですけどね〈はい〉,そういう子どもは,いないのもいるんですよね〈なるほど〉。 そういう,自分から〈はい〉,勉強する気が〈うん〉出てこないの子もいるで〈うん,うん〉。 そういう子だったら〈うん〉,やっぱり,先生から,いっぱい言っていいじゃないかなってね。 T: なるほどね〈うん〉。 ええと,ありがとうございました。 もっともっと,意見,き,うかがいたいんですけど,時間がね〈*〉,あの,ありませんので,ええと,ちょっと,ロールプレイというのを,して,したいんですけど〈はい〉,ご存知ですか?。 I: え?。 T: ロールプレイというのは,2人でミニドラマをやります。 I: あ,{笑},ミニドラ*?。 T: はい〈あ〉,え,ミニドラマ。 I: あ,はい。 T: いいですか?。 I: はい。 T: ええと,そしたらですね,ええと,ちょっと,これを読んでいただけますか?。 I: はい。 あなたの友人は国際結婚しようとしていますか[が],相手のご両親に反対されています。 友人が結婚できるように,相手のご両親を説得しなさい。 T: はい,いいですか。 I: はー。 T: あの,お友だちが,ええと,例えば,私は,あの【人名1】にしますね。 I: はい。 T: 【人名1】という,あの,親しいお友だちの,お母さんですよ。 I: はい。 T: お母さんですね〈うん〉。 歳とったお母さん。 その人に,【人名1】を,ね,中国の人と一緒に結婚させてあげてくださいって,頼みに来てください。 I: {笑}。 T: いいですか,はい。 え,あの,ドラマですからね〈{笑}〉,はい,楽しくやりましょう〈はい〉,はい〈あー〉。 はい。 あ,どうぞ。 I: どうぞ〈はい,あ〉,はい,どうも{笑}。 ええとね〈はい〉,あたしは,【人名1】の友だちなんですけど… T: あ,はいはい〈*,うん〉。 I: 今度,*… T: いつもお世話になっています,どうも。 I: いいえ,なん**。 ええとね〈はい〉,ちょっと,今回,い,あの,【人名1】さんが,中国のかたと〈あー〉,あの,2人で〈うん〉,ええと,あい,愛し合っています。 T: あー,そうなんで,あー… I: けっけ,あの,せーかく[せっかく],愛し合っていますから〈はいはい〉,ええと… T: そのことですね。 I: なんとかなね〈ええ,ええ〉。 なんとか〈うん〉,あの,2人のけっこー[結婚]すること,賛成していただけないかな〈あー〉。 た,まずい,そういう言い方できないんだ。 T: いや,でも,ちょっと,それはね〈うん〉,わたしとしても,一人娘だしー〈うん〉,ちょっと困るんですよ,はい。 許せないんですね,そ,それだけは。 主人は,そう言ってますしね。 I: うーん。 そ,そ,でも,あの,今はね,すごく,あの,交通が便利だし〈うん〉,あの,まず,例えば,外国でも〈うん〉,すぐ1時間でも,2時間でも,すぐ,あい,あの,行けるですしね。 T: そんな問題じゃないんです。 文化が違うから,考え方とか。 I: それが,それ,文化,違うだけど,それなりの楽しみがあるじゃないですか。 T: んー,*… I: ねえ,いろんの,外国の,あの,知らないことも,あの,まず,あの,あの,*,あの,その,わかるようになるじゃないんですかね。 T: そんなの,べつに,結婚しなくたって,友だちでいいんじゃないんですか,友だちいっぱい作れば。 わたしは,ちょっと不安なんですよ。 I: 大丈夫ですよ。 今の,あの〈うん〉,社会は〈うん〉,あの,国際社会になってますから… T: うん,それはわかりますけど… I: うん,どちらでも,む,あの,【人名1】さんは,中国に行って,行ったりとか,中国からも,いろの,嫁さんも来てますよね,うん。 T: そうですかねー。 ちょっと,ま,考えても,あれですけど。 また,ちょっと,1回,はい,あの,主人と相談してから,【I】さんに,す… I: あ,そうですか{笑}。 ええ… T: うん。 今日は,ほんとに,わざわざね,【人名1】のために,ありがとうございました。 I: いえ,大丈夫*。 本当はね〈うん〉,あの,2人ね,愛し合ってるから〈うん〉,なんとかね〈はい,はい〉,賛成してあげれば〈うん〉,いい,いいる,ことですね。 T: そうですか。 I: うん。 T: はい,そのお気持ち,ありがとうございました〈{笑}〉。 すいません,それで,このロールプレイ終わるんですけど,それを〈うん〉,今度は,すいませんね,今度は,ちょっと若くなって,*,【人名1】さんに… I: ***{笑}。 T: ね,ね,いいですか。 I: はい。 T: すごく親しい友達ね〈はい〉。 ね,それで〈うん〉,報告してくださいね〈うん〉。 いいですか,報告,今のことをね。 I: はい{笑}。 T: ねえ,ねえ,ねえ,【I(姓)】さん,なんでしたっけ,下の名前は?。 I: {笑},なん*… T: 【I(姓)】,なんでした?。 え,*さんでしたっけ?。 I: ***。 あ,【I(名)】さん,うん【I】*。 T: あ,【I】さん。 I: はい。 T: ね。 【I】さん,行ってくれたんだって?。 うちのさ,あの,母は,何て言ってた,教えて?。 I: うん,そいでね… T: 心配***… I: やっぱり〈うん〉,やっぱり〈うん〉,お母さんね〈うん〉,【人名1】さんのことが,心配してるですからよね〈うん〉。 うん。 T: それで,なんだって,オッケーって言ってた,だめ?。 I: うん,まず〈うん〉,うん,なんか,まだ,オッケーって,はっきり言ってないけど〈うん〉,じゃ,考えますって,言ってるんですね〈うん〉。 な,できれば〈うん〉,あの〈うん〉,2人で〈うんうん〉,お母さんに説得すれ,したら,どうけすか[どうですか]?。 T: 2人でって〈うん〉?。 わたしと,彼と?。 I: あ,彼氏と,彼氏と一緒に。 T: 【人名2】さんと?。 I: え?。 T: あ,【人名2】,ん,わたしの,ほら,彼の【人名2】と,一緒に行けばいいって?。 I: あの,あの,彼氏とね。 うん。 T: ほんと?。 I: うん。 まず〈うん〉,お母さんは,娘のことを心配してるから〈うん〉,まず,彼氏から〈うん〉,あの,お母さんを〈うん〉,*,あの,説得して〈うん〉,やの,まず〈うん〉,例えば,あの,お母さんの心配のことを〈うん〉,しょうらく[承諾]して〈うん〉やって〈うん〉,それで,お母さんを〈うん〉安心させたら〈うん〉,たぶん,オッケーできるんだ*,と思います。 T: ほんと?。 I: うん。 T: わかった,じゃ,もう1回だけ,ちょっと,助けてね〈*〉。 考えてみるね〈{笑}〉。 どうもありがとう。 I: うん,{笑}。 T: はい。 あの,これで,ロールプレイ全部終わりますね〈{笑}〉。 ありがとうございました,はい〈はい〉。 今日は,ええと,今,11時ですね〈うん〉。 これからどうなさいますか?。 これからどうしますか?。 I: うん〈はい〉,まだ勉強しますよ。 ***。 T: 勉強続けて,で,午後は,なんか予定があるんですか?。 I: え?。 T: 午後は,はい?。 I: うん,午後はね〈うん〉,ちょっと,子どもたちと〈うん〉一緒に〈うん〉,スバ[スーパー]に行ってみ,みたいんですね。 T: え,どこに?。 I: スーパー。 T: あ,スーパーね。 I: はい。 T: ちょっとうかがいたんです,いつもこんなにいいお天気なんですか?。 I: え?。 T: 【地名4】は,とっても,今日,いいお天気で。 I: うん,今日はいい天気ですね,はい。 T: ねー。 ほんとに気持ちのいい日ですね。 I: はい〈はい〉,そうですね。 なんか〈はい〉,春が来たような気分ですね。 T: ですねー,はい〈はい〉。 あの,また,日本語の勉強,がんばってください〈はい〉。 今日は,どうもありがとうございました。 I: はい,ありがとうございました。 T: どうも。