T: あ,お久しぶりです。
I: ご無沙汰しております。〈はい〉
T: あの,1年ぶりですけれども〈はい〉,【I】さん,あの,お仕事のほう,いかがですか?。
   お忙しいですか?。
I: そうですよね〈はい〉,とくに今年が。
   毎日忙しい日々が起こっています。
T: はー〈うん〉,とくに今年はとおっしゃいましたけど,何か特別な,あれ,ありますか?。
I: そうですね。
   特に,そんなに変わってないような気がするんだけど,自分自身が〈はい〉{笑},毎日,忙しい日々が起こってるんですね。
T: はー,そうですか。
I: 息子は,もう,バスケに入ってる,きっかけに,いろいろ,ちょっとね,行事が増えまして。
T: ええ。
I: うん。
   *…
T: え,行事ですか?。
I: いろいろ,行事。
T: 行事。
I: うん。
   *…
T: はー,例えば,その,はい。
   特に,はい,1つ。
I: そうですね。
   試合,練習試合とか〈はー〉,応援に行ったりとか〈はい〉。
   毎日,休みじゃないんですけれども,迎えに行ったりとか。
T: はい。
I: うん。
T: お仕事以外に…
I: そういうとこ,仕事以外のも忙しい…
T: そうですか。
I: ことが増えました。
T: そうですか。
I: はい。
T: で,ちょっと,あの,話聞いたんですけど,なんか,今,中国語教えていらっしゃるという。
I: は,そうですね〈はい〉。
   ふよー〈はい〉,にが,2月ごろ。
   あ,2月ごろか。
   日にちも忘れたくらいなんですけれども〈ええ,ええ,ええ,はい〉,あの,先生の,【人名1】先生の,ね,ご紹介で。
T: は,はい。
I: はい。
   教えさせていただいてるんですけれども〈はい〉,やっぱり,自分自身が日本語,そんなに上手じゃないのも〈いえいえ〉,ほんとに今回,もう,それ,きっかけで,もうちょっと勉強しようかなっていうのも{笑},ますます,そう思うようになりまして。
T: そうですか。
I: うん。
   ただ中国語わかるだけじゃなくて〈うん,はい〉,やっぱり日本語わからないと,人にものを教えるのは〈はい〉難しいだなっていうことを〈ふーん〉つくづく感じました。
T: そうですか。
I: はい。
T: あの,どんな講座なのか,まー,あの,学習者どういう人か,ちょっと,教えていただけますか,詳しく。
I: そうですね〈はい〉。
   一応,あの,オリンピックありまして〈はい〉,今年の8月ですね〈はい〉。
   その前にみなさん旅行に,あの,行く〈はい〉かた,ような感じなのを〈はい〉,なんていう,こう,会話とか〈はい〉,そういった会話は〈ふーん〉教えるように,あの,頼まれたんですけれども〈はい〉。
   それは役立って,かなか,自分自身もわからないですけれど〈はい〉,一生懸命まず探して。
T: はい。
I: うん。
   教えたつもりなんですが。
T: はい。
I: はい。
T: あの,どんな点に,こう,教えるときの難しさっていうか,は[わ],あるんでしょうか?。
I: そうですね〈はい〉。
   自分は,つ,常に使ってる言葉でも,あの,結局,分からない方には,あの,聞かれるんですね〈はい〉。
   これ,どうしてこうですか〈はー,はー,はー〉って聞かれても,ふたん[普段]使ってる言葉だから,深く考えたこともないので〈はい〉,そうですねっていう返事が〈ええ,ええ,ええ〉ありまして〈はい〉。
   で,そのあと調べたり〈ふーん〉。
   あー,そう,こういうことだったんですね〈はい〉,ていうのを,うん。
T: なるほど。
I: そうなんですね。
T: それは,あの,逆に,自然に使ってることを,客観的に見るってことですよね。
I: そうです。
   どうして〈はい〉そ,そうなったんですかとか〈ええ,ええ,ええ〉,いろいろ,自分ではこういう質問しないかなっていう質問も〈ふーん〉されたり〈はいはい〉,あー,そうかー,こういうことも質問されるんだなっていうのを…
T: ほーほー,なるほどね。
I: うん。
   とても勉強になりました。
T: えと,逆にそれが,あの,【I】さんの日本語学習に〈うん〉,なにか役立つというようなこともありませんか?。
   そういう質問…
I: そうですね。
   だから〈はい〉,うん,最初のときは,自分はそう,同じことを,先生に質問したなっていうことを{笑},すごく思いました。
T: なるほどね。
I: たぶん日本の方は,普段使ってることは,わたしにとって〈はい〉不思議なは[わ]〈はい〉いっぱいあったんでしょうね〈えー〉。
   なんでそうですか,今も思うところはあるんですけれども,たぶん…
T: ふーん,なるほどねー。
I: はい。
T: あの,ま,今回オリンピックの,そのブームでってことですけども〈はい〉,今後もお続けになりたいと思ってらっしゃるんですか?。
I: できれば,なんですね〈はい〉。
   どっちも〈ええ〉忘れないように…
T: ええ,いいですね。
I: はい,続けたいと思います。
T: はい。
I: はい。
T: どんな中国語,おー,教室をやっていきたいって,なんか,イメージがありますか?。
I: そうですね〈はい〉。
   今回も楽しかったので〈えー〉,やっぱ堅苦しい〈はい〉教え方ではなく〈ええ〉,あの,皆さん楽しく〈んー〉一緒に参加できるようなことをやりたい〈はい〉と思ってます。
T: わたしは語学の教室で,ぜひ,その文化をね〈うん〉,うまく,こう,取り入れていくといいのかなと思うんですけど,そのへんはどうお考えですか?。
I: あ,そうですね。
   一応,あの,日本との違いも〈はい〉教えました〈はい〉。
   やっぱり,そっちに行って,あの,その,現地のこととか〈はい〉わからないと大変苦労…
T: うん,そうですね。
I: うん,なさると思いますので〈はい〉,いろんな〈はい〉,こう,違い〈はい〉教えました。
T: そうですか。
   で,あの,今,えーと,その,きっかけというのはオリンピックということだったんですけども〈はい〉,あの,無事,北京オリンピックも終わりましたが…
I: そうですね。
T: あの,ま,大成功と言われていますけども〈はい〉,あの,ま,オリンピックについてはどのような,あー,感想をお持ちですか?。
I: そうですね〈はい〉。
   あたし,かいこうしき[開会式]が全部見てないんですけども〈はい〉,ま、遅いなので〈はい〉,いや,すばらしいですね〈ふーん〉,ほんとに。
   自分もそっちで生まれながらにも〈はい〉,あー,中国ってこんなにすばらしい国だなっていう〈はい〉,もう,すごい感じました。
T: そうですね。
I: うん。
   前と比べて,ほんとにやっぱり〈はい〉発展してるんですね,うん。
T: ほんとに感動しましたよね。
I: 感動しました,はい。
T: ただ,あの,ちょっと,中には〈うん〉,あの,えー,なんでしょうね,その,見る人を,せ,制限したりとか〈はい〉,そういう,かなり,その,規制が強かったように思うんですけども,それについてはどうお考えですか?。
I: そうですね〈はい〉。
   わたしもそれは,もう,その国,やっぱ厳しくしないと〈はい〉,せっかくの出席,ていうか,来てる,にいただいたお客様には迷惑かけるということで〈うん,うん〉厳しくしてもいいかな〈ふーん〉っていう考えのほうなんですけども。
T: はい。
I: うん。
   それこそ,それで,無事で,あの,これでかいこうしき[開会式],あのへいこうしき[閉会式]も終わること〈ふんふんふん〉できたことで,ま,そのくらいやっても,ま,仕方ないかな{笑}って部分です。
T: はー,なるほどね。
I: わたしもそう思って…
T: だからこそ,むじ,無事にできたということですね。
I: だ,そう,うん,やっぱり〈はい〉,その前から〈ええ〉いろんなこと〈はいはい〉ありまして〈ええ〉,だから,それきっかけに〈ふんふん〉厳しくなったんじゃないかと〈ふーん〉思っています。
T: ふーん,なるほどね。
   ただ,あの,例えば,あの,えーと,開会式で歌を歌った〈うん〉えー,子どもさんが,えー,やっぱり歌はこの人が上手いけれども〈はい〉,やっぱり,あの,見たとこかわいい人を,この子にしたっていう,口パク事件ってご存知ですか?。
I: あー,それは知らないです,はい。
T: あ,そうですか。
   なんか,あの,実際に歌ってない人,口だけ開けてればいいということで,かわいい〈うん〉,あの,お嬢さんを〈うん〉,えー,まー,映し出したっていうことで。
I: あ,こん…
T: わたしは,それは行きすぎだと思うんですけど。
I: こん,今回ですか?。
T: はい。
I: じゃ,あたし,その部分見てなかったですね。
T: あ,そうですか{笑}。
   あたしも,あの,見てはいない…
I: {笑},あの,全部見なくて〈ええ〉,見てなくて,はい。
T: それ,そんなにまで,することはないんじゃないかなと。
I: ないですね。
   それはないです。
T: そうですね。
I: 出す必要ないです。
T: はい。
   確かに今回〈うん〉すばらしかったんですが〈うん〉,ちょっと,やっぱりオリンピックも〈うん〉,こう,なんて,ショウ,ショウ。
I: なん,一度に…
T: なんとかショウみたいに,ショウ化してるのと…
I: になってたんですね{笑}。
T: それから商業ベースっていうふうにわたしは思うんですけども〈はー〉,その辺は,いかがお考えですか?。
I: そうですね。
   ただ,中国の文化っていうか〈はい〉歴史とか〈はい〉たぶん,それ,みなさんに,あの,お見せしたい,あ,かったと思うんですね〈ええ〉。
   それでたぶん,そんなに,大げさっていえば失礼なんですけども〈ええ,ええ,ええ,ええ〉,大きなきまくに,あの,したんじゃないかなと思います。
T: なるほどね。
I: しかも,あの,映画の監督,{笑},してくださったので{笑}〈はい〉,たぶん,その部分,やっぱり映画の中の,こう,シーンの一つじゃないですけれども…
T: なるほどね。
I: 少し入れたんじゃないかなという,わたしの考えなんですけれども。
T: ええ,ええ,ええ。
   ただ,あの,今回だけに,ま,限らず〈うん〉,どんどんどんどん,こう,なんか,デラックスなっていきますよね。
I: {笑}。
T: もともと,やっぱりスポーツの祭典だから〈うん〉,原点に戻ってもいいのかななんて,私は思うんですけども,いかがでしょうか?。
I: あー,そうなんですか〈うん〉。
   たぶん,あの,考えの違いだと〈はい〉思うんですけれども〈はい〉,ただ,わたし今回初めて見たので〈はい〉,その,ほかの国のかいこうしき[開会式]とか,へいこうしき[閉会式]は見たことないので{笑}〈あ,はいはいはい〉,だから比べることができないんですけれども。
T: あ,なるほどね,はい。
I: ただすばらしかったっていうことを自分で感じたことで{笑}。
T: そうですね。
   それはほんとに,もう,そうですね〈{笑}〉。
   掛け値なしですばらしかったと思います。
   ただ,あの,もう1つオリンピックで〈うん〉,あの,日本なんかも東京オリンピックで,どっと経済発展したんですけれども〈はい〉,えー,やっぱり中国もそのように,こ,これをきっかけに〈うん〉伸びていくっていうように思われますか?。
I: 思いました。
T: うーん。
I: うん。
   ほんとに,ま,今,帰れること,ていうか,遊びに行くことができないんですけれども〈うん,うん〉,いずれ,いつか見に行きたいなと思いまして〈うん〉,その,オリンピックやったあとの…
T: うん。
I: はい。
   姿というか〈はい〉,あの,みち,街とか。
T: はい。
I: うん。
   どのくらい変化していってるか〈えー〉,見てみたいなという〈はい〉気持ちです。
T: なるほどね。
   ただ,あの,中国の場合は〈うん〉,あの,沿岸部と〈うん〉,要するに発展しているところと〈うん〉,内陸の〈うん〉,この格差がどんどん激しくなって…
I: そうですね〈はい〉。
   一応,テレビでは映ってないような〈はい〉話なんですけれども〈はい〉,たぶん,それ,格差があると思います。
T: うん。
I: はい。
   それこそ,ま,テレビでも,映ってるとこもあるんですけれども〈はい〉,病院に行けた,なかったり,な,お子さんもいらっしゃったりとか,それはやっぱり〈うん〉,たぶん,普通に存在すると思うんですね〈うん〉,医療費が高くて〈はい〉。
   日本と比べると,もう,ほんとに,もう,すごい高いです。
T: はい,そうですよね。
I: うん。
T: で,あの,富める人はどんどん富んでいってるという,かたがありますよね。
I: あ,そうです{笑}。
T: じゃ,もし,この格差を〈うん〉直す、え,是正するとしたら,どんな,え,それができる人だとしたら,どんな,あの,方法,方策をお考えになりますか?。
I: そうですね〈はい〉。
   難しいと思いますね〈ええ〉。
T: でも,例えばどんなことを対策として…
I: ねー。
   商売する方は多いなので〈はい〉,やっぱ中国のかたは,もう,商売するの大好きなので〈はい〉,それこそしばい[失敗]する方もいらっしゃるし〈はい〉,この,あの,上手っていうか,うまくやってる方もいらっしゃる〈はい〉,それの格差は,そこで,もう〈ええ〉,出てくると思うですね〈はい,はい〉。
   で,わたし思うには〈はい〉,やっぱ政府,政府っていえば,国の,あの〈はい〉,機関の皆さんが,もうちょっと〈はい〉,ま,だんだん良くなってきたと思うんですけど〈ええ,ええ,ええ,ええ〉,テレビ見ながら,あの〈はい,はい〉,こう,なんていうか,生活できない家族には,ま,毎月いくらとか,そう〈ほー,ほー,ほー〉やってる〈はい〉っていうのは〈ええ〉,テレビは,たまたま,ま,前,見たことがあるんですけれども〈はいはい〉,あ,こういうの,こともやってるなと思っていました〈ほー,ほーほーほー〉。
   前よりは良くなったんじゃないかと…
T: あ,良くなって。
I: 思いました。
T: でも,まー,またこれで格差が…
I: またその格差があるんですよね。
T: 広がるとすると〈うん〉,どのように,なんか,こう,抜本的なものってありますかしらね。
I: そうですね{笑}〈うん〉。
   ちょっと考えたことないんですけれども。
T: うん,例えば,はい。
I: そういう差〈うん〉なくすためには〈うんうん〉,そうですね〈うん〉,やっぱり仕事ない人,何も話ならないですよね〈はい,はい〉。
   企業ももちろん〈うん〉,あの,その,優秀な人間だけではなく〈うん〉,一般の方にも少し,こう,企業,こう〈うん〉,入れて〈うん〉もらえれば〈うん〉,その人たちの生活もできるように〈うん〉,ね,作ってあげれば〈うん〉いいかなと思うんですけれども,それこそ中国だけじゃないんですけれども〈はい〉,日本に,ま,フリーターが増えた〈はい〉くらいだから〈はい〉,中国よりは日本のほう〈ふんふん〉今フリーター多いといっても〈ふん〉,仕事探せばちゃんとあるだと思うですよ〈うん,うんうんうん〉。
   ほんとに向こうに行けば,探しても仕事ないよ…
T: なるほど。
I: って状態なので〈はい〉。
   だからやっぱり仕事〈はい〉つく、その,職場というか,作ってあげるのもやっぱり重要…
T: なるほど。
   そうですね。
I: の一つじゃないかなってわたしは思いますが。
T: なるほど。
   いいですね〈はい〉。
   それをまた,こうね〈うん〉,あの,こまめにやって。
   で,今フリーターの話が出たんですけど〈はい〉,日本の場合は,あの,労働力が足りなくなるから〈うん〉外国人をどんどん入れよう,で,わたしも,それは賛成なんですけど〈はい〉,それをする前に,もうちょっと,今の,あの,ま,フリーター,ニートとか〈うんうんうん〉,えー,女性の活用とかね〈はい〉,中高年の活用とか,いろいろあると思うんですけど〈はい〉,そのへんについてはどういうお考えですか?。
I: そうですね〈はい〉。
   それこそ,ちゃんと,きちんとした,あの,保証というと,あれなんですけども〈はい〉,あの,ただ派遣社員だけじゃなくて〈はい〉,増えたようなんですけども〈はい〉,ちゃんとした保証〈はい〉,あの,してあげれば〈うん〉,きっと良くなるんじゃないかな〈うん〉。
   結局フリーター〈うんうん〉っていうことで〈うん〉,あの〈うん〉,そんなに,収入も少ないし〈はい〉,それこそ買い物も行けない〈ええ〉。
   で,結局,悪循環という〈はいはい〉形になる〈はい〉んですね。
   で,わたしも話,噂ですけれども〈はい〉,今の若い子たちが〈はい〉ものをそんなに買わなくて〈うん〉,貯金するの好きだって〈うーん〉聞いたときに,ちょっとびっくりしまして〈うん〉、20歳の子,そうなんですかっていう〈はい〉,ちょっと,はつ,聞いたときはびっくりしたんですけれども,結局,将来が不安ていうことなんですよね〈ええ〉。
   それ聞いたときは,ちょっと,微妙に〈ええ〉,あの,寂しいというか〈はい〉,悲しいというかね〈ええ〉。
   こう,日本の〈ええ〉将来に,あの,の,20歳の子どもたちが〈あー〉そういう考えなると…
T: あー,なるほどね。
I: 日本の将来が,どうなるかなっていう{笑}。
T: そうですね。
I: でも,ちょっと心配なんですが〈はい〉。
   でも,ちゃんと〈はい〉,ね,働く場所,それこそ〈うん,うんうん〉どこでもそうなんですけれども〈うん〉,見つければいいなと思います。
T: うん,そうですね。
I: だから,自分はやっぱり,こう〈はい〉,恵まれて,そういう,今の会社にいるからこそ〈はい〉こうしてね,みなさんとお話できて,ね,家も建てることできて〈はい〉,子ども2人もね〈えー〉,できること,やっぱり会社にいるから,働いているから,こういうことできたな〈はい〉と思いますね。
T: ま,それは,ほんと【I】さん〈うんうん〉のね,あの,努力と…
I: いやいや。
T: 能力が,あの,した,あれだと思うんですけども,今もちょっと話した,その,移民ね,1000万人とか,いろんなことが出てますけれども…
I: そうです。
T: わたしは,その,それも,ま,そっちの方向もいいんですけども〈うん〉,まずは環境を整えなきゃっていうふうに思うんですけど〈はい〉,ご経験等から,どんなふうにお考えですか?。
I: わたしもそう思います〈はい〉。
   まず国のなかの〈うん〉,こう,フリーターの皆さんとは言わないですけども〈はい〉,そこでちゃんと解決してから〈うんうん〉,あの,入れたほうがいいんじゃないかと思います〈うーん〉。
   それこそ,介護の方は少ないと〈はい,はい〉,こう,やってるかた,少ないんだけど,それを〈はい〉,こう,なんていう,保証がちゃんとしてあげれば〈はい〉,そのフリーターの皆さんも〈うん〉,少しでも介護のほう〈うんうん〉を入っていったり〈うん〉とか,するかたも増えると思うんですね〈うん〉,確かにたいへんだとは思うんですけれども。
T: ですね〈うん〉。
   で,さっきおっしゃったけど,ほんとに,なんか,貯金が,あの{笑},趣味みたいになって,夢がなくなってきている若者も…
I: そう思いました。
T: あの,増えてますよね〈はい〉。
   そこから,まー,あの,例えば,こないだの秋葉原の事件,なんか,ありましたよね?。
   覚えてらっしゃいますか?。
I: あー。
   あの,そう,びっくりしました。
T: 会社で,もう,なんか,こう,クビになりそうだみたいな。
I: そうですね。
   不安で不安で〈はい,はい〉。
   そんな,普通…
T: あの事件についてはどんなふうにお考えですか?。
I: いや,彼自身は甘いな,っていう部分もあるんですけれども〈はい,はい〉,それこそ,あの,派遣社員というの,あの,厳しい立場で〈はい〉,いつクビされるか分からない〈うん〉,将来が不安で夢も希望も無い〈はい〉,それこそ友だちもいない〈はい〉,そういう環境のなかでは,やっぱり厳しいかなと思います〈うん〉。
   で,最近,結構,結構,あの,なんていうか,精神病院に,かよってる方〈はい〉多いっていうか〈はい〉わたしも〈ええ〉,それも話聞いたんですけども〈はい,はい〉,やっぱり,その,将来不安だし〈うん〉,あの,誰に頼る,できるかっていうと,やっぱり,こう,先生と〈うん〉話ししたり,そう,落ち着いてきて〈はい〉,また働くかな〈はい〉という方も〈ええ〉結構いらっしゃるって言うんです。
T: うん。
   わたしは,なんか,あの,家庭も問題でしょうけれども〈うん〉,が,日本の学校教育がみんな横並びで〈はい〉あんまり,こう,夢もないような〈{笑}〉偏差値で,こう,切っていくような,そこにまた問題があるかなとも思うんですけれども,そのへんはどうお考えですか?。
I: 学校〈ええ〉ですか?。
T: はい。
I: いや,自分の子どもから見ると〈はい〉,前よりは明るくなってきてるし〈ええ,ええ〉,それこそ学校だけじゃなくて,やっぱり〈はい〉親の責任もあるかなと思います。
T: 親。
   そうですか。
I: 学校だけ,頼っちゃいけないなっていうの,部分もありました。
T: はい。
I: わたし…
T: あ,例えばそういうような,秋葉原のような青年を生み出すのは,家庭の…
I: 家庭もあるし〈はい〉,もちろん学校もあるんです〈はい〉けれども〈はい,はい〉,第一,あの,学校にいる時間長い〈はい〉のですよね〈ええ,ええ〉。
   あの,先生の教育の,こう,仕方によって〈うん〉,ま,それこそ,その事件のほかにも〈はい〉先生,刺さられたの事件もあったので〈はい〉,それは2年前の〈はい〉ことで,ね,そのあとにも刺さられるっていうのも〈はい〉,ちょっと,びっくりしたんですけれども〈ええ〉。
   そのときなんにも起こらず,でも,あとははせい[発生]することもあるから〈うーん〉,先生も気を付けながら{笑}〈うんうん〉,その,教育〈うん〉方針変えないといけないでしょうけど〈はい,はい〉,親も協力しないといけないなと思いました。
T: はい。
   親は,特に今の,現代の親は〈{笑}〉どんな点が,一番問題なんでしょうね?。
I: やっぱり自分の子どもが一番かわいいから〈うん〉,もう〈うんうんうん〉,それこそ,こう,間違えたこと,そんなに,こう,ま,すぐ,こう,指摘できない部分もあると思うんですね〈はい〉。
   なぜかと,わたし思うと,こう,買い物に行くもそうなんですけど,こう食事するとき〈うん〉,レストランに行ったりするとき〈うんうん〉,もう,子ども,そこのへん遊んでても,もう,迷惑かけてるって思っても,全然注意しない〈うんうん〉親〈ええ〉,増えまして,あー,ここから始まるのや…
T: ええ。
I: うん。
   注意できない親,増えるんだなと思いました。
T: なるほどね。
I: はい。
T: じゃ,そういう,その,母親教育を{笑}〈うん{笑}〉もう少し,こう,したほうがいいと,わたしも思うんですけど…
I: そうですね。
T: もしそういうことに〈うん〉,こう,アドバイスができる立場にいたら,まず,どんな{笑}〈{笑}〉ことをすると,あの,こう,大きく変わっていくでしょうかね。
I: そうですね。
   ただ怒るばっかりじゃなくて〈うん〉,ま,正しいことは正しい〈はい〉,は[わ],誉めてあげるし,こう〈はい〉,さっ,ちっちゃいことでもいいから誉めてあげれば〈うん〉,すっごく喜ぶんですね〈ええ〉,自分の経験から言えば。
T: そうですね,はい。
I: すべて否定すれば,もう,この子は,わたしどうせ中途半端,わたし一時的そういうことあったんですけれども〈ふんふんふん〉,どうせ勉強もできるし〈うん〉スポーツもできる奴は〈うん〉中途半端だっていう言葉口の中,ずっと常に,あの,話ししてて,子どもは,ちょっと,あの…
T: はい。
I: うん。
   暗かったので〈はい〉,あー,こうしちゃいけないなと思って〈うん〉,思ってても〈ふんふんふん〉言っちゃいけないことっていうのは〈ええ〉こ,子どもの心,傷付く,なので,で,ちょ,ちょっと,少しお手伝い〈ええ〉でくれれば,ま,す,すぐに助かったとか…
T: なるほどね。
I: こう,ほんとに些細なことでも…
T: そうですよね。
I: もう,ほんとにたす,てつだ〈はい〉,手伝ってくれるようになるんですね。
   で…
T: で,それは【I】さんは,ご自分でそれを会得なさったと思うんですけども…
I: いや,そんな…
T: そういうことを〈うん〉,その,よく分かってない,あの,母親たちに〈うん〉教えるにはどんなシステムがあると,母親たちが,こう,成長するんでしょうかね{笑}。
I: そうですね〈ええ〉。
T: な…
I: やっぱり〈はい〉子どもを常に〈はい〉,こう,スポーツに行ったりとか,こう〈うんうん〉,話す,話しする機会がないだと〈はいはい〉,もう,時間も作らないと…
T: なるほど。
I: そういうこと食事するときは,あまりそんなに会話ないし〈うん〉,少しでも時間とったほうがいいかなと思う。
   今日,何あったとか〈ふんふんふん〉。
   最初はたぶん話ししてくれない〈うん〉と思うんですけど〈うんうん〉,長くなると〈うん〉たまに自分のほうから〈はい〉,今日はなになにありましたとかって〈あー〉教えてくれて〈はい〉。
   そゆこそ…
T: なるほど。
I: 時間つくして…
T: 時間を作ったらいい。
I: あの,はい。
   会話させたらどうでしょうかね{笑}。
T: なるほど〈はい〉。
   だけど,その,わたしは時間がないっていう親には,どんなふうな。
I: 時間がないですか{笑}。
T: その,はい,ヒントっていうか,コツは,時間を作って話をする?。
I: 時間ない親〈はい〉で,夜中でもいいから〈ほー〉,あの,子どもに一言〈はい〉。
   今日は,て,あー,今日はなんかやってくれた〈うんうんうん〉とすると〈うん〉,一言〈うん〉今日は助かりましたよ,ありがとう〈うーん〉とか,あの〈はー〉,ハートマークでいいから…
T: いいですね。
I: 付けてあげれば〈はいはいはい〉何倍嬉しいかと思うんですけれども。
   こう,会話できなかった場合なんですね。
T: なるほど。
I: あの,どうせ親が遅く寝るんだから〈はいはい〉,一言は時間が,が,1分1秒かけるぐらいなん,と思うんですね。
T: ちょっとしたあれですね。
I: ちょっとした。
   そうですね〈ふーん〉。
   ちょっとしたことでも〈はい〉子どもは変わると思うんですけども。
T: ええ,なるほどね〈はい〉。
   はー,分かりました。
   ちょっと,あの,は,話題は変わるんですけど〈はい〉,えー,毎日お忙しいけど〈はい〉,あの,いろんな,こう,料理を〈はい〉自分でお作りになるんですよね。
I: はい。
T: えー,【I】さんの得意料理ってなんですか?。
I: 得意料理って言われると{笑}〈うんうん,ええ〉,特にない〈ええ,ええ〉。
   自分自身では特にないけれども…
T: ええ,でも,まー,あの…
I: 結局〈はい〉炒め料理多いなので〈うん,うん〉,で,子ども,好きのが,ハンバーグって言われたので〈うんうんうん〉ちょっとショックだったんですね,中華料理じゃなくて{笑}〈うん{笑}〉。
T: いや,まー,多くの人がそう言いますので{笑}。
I: いや,あ,そうですか{笑}。
   なんですけど〈はい〉,ハンバーグとか〈はい〉カレーとか。
T: なるほど。
I: ほんとに一般的の〈はい〉,こう,普通。
   カレーは大好き〈はー〉。
   で,ママのカレーはおいしい〈あ,あ〉って言われた〈あー〉。
   じゃ,カレーが自慢になるかなと{笑}…
T: なるほど。
I: 思ったり〈ふーん〉。
   でも,ちょっと,わたしは〈ふん〉ショックですね〈ふーん〉。
   つ,カレーじゃなくて〈ふん〉,中華料理が…
T: なるほど。
I: 一番おいしいって言ってほしかった〈はい〉んですけれども。
   ***…
T: でも,ま,あの,そうやってね〈うん〉,手をかけて,こう,お作りになって〈はい〉いるのであれですけど,最近やっぱり料理も作らないで〈うん〉,あの,もう,できたものを買ってくる親が増えてますよね〈あー〉。
   あたし,そのへんにも,親子の,こう,うまくいかないところに,あれ〈あー〉,あったりするのかなーと思うんですけど,それはどうお考えですか?。
I: そうですね。
   やっぱり愛情足りないって思われる〈えー〉かも。
   なぜかだと〈はい〉,あたし感じたのは,ほんとに忙しくて,あの,連休中に試合あったんですね〈はい〉。
   自分の子ども〈はい〉,また話しする〈はい〉んですけど。
   で,もう,手抜きしたいって気持ち,すごくあるんですよ〈はい〉。
   で,ある日,わたし,もう〈うん〉,忙しくて〈うん〉,子ども【人名2】っていうんですけど〈はい〉,今日はコンビニから,か,おにぎり〈うんうん〉買ってもいい〈うん〉って聞いて。
   だめですって。
   なんでって。
   ママのおにぎりいいです。
   形,ほんとによくないんです,あたしそんなに上手に形作れないので。
   それでもやっぱり,親の…
T: いや。
I: おにぎりがいいって言ったとき涙出そうにな***。
T: そこですよね。
   おふくろの味ですよね。
I: そうですね。
T: いやー,そうですか。
I: おいしい,おいしいかどうか別としても,親作ってくれたのは〈うん,うんうんうん〉一番いいって言う〈ふーん〉ことでしたね。
T: わたしもやっぱりね,おふくろの味がある人は〈うん〉,も,感じてる人は,あの,絶対に,こう,ね,よく育つという,あの,し,あの,感じてる人間なんですけど〈はい〉,やっぱり対話とか〈うん〉,そういうことですかね。
I: そうですね。
T: 子どもをうまく育てるというのは。
I: はい。
T: はー,そうですか。
   いいお話で,本当に〈{笑}〉ありがとうございました{笑}〈{笑}〉。
I: ほんとにこんなで…
T: あの,ここから,ちょっとロールプレイをしたいんですけれども〈はい〉,よろしいですか?。
I: はい。
T: はい。
   で,あの,えっと,お仕事は結婚式…
I: そうですね。
T: の,その,お世話というか〈はい〉,あれですね。
   で,ちょっと,これ読んでいただけますか?。
I: はい。
T: はい。
   声出して読んでください。
I: ある大学の先生が,若者言葉の本を出版しました〈はい〉。
   でも,その本は一般の本屋では売られていません〈はい〉。
   その先生に電話をして送ってもらいま〈はい〉,ください。
T: はい,はい。
   よろしいですか?。
I: すいません。
   はい,すいません{笑}。
T: で,ま,この若者言葉ではなくて〈うん〉,えーと,世界の結婚式ていう,それを詳しく書いた,世界の結婚式についての本にしましょう〈はい〉。
   仕事上,必要なんですね〈はい〉。
   それで,わたしは,あの,えーと,ん,ある大学の〈うん〉,これの専門,結婚式ということについての専門〈はい〉の教授ですね〈はい〉。
   電話をして頼んでください,【T】教授に。
   よろしいですか?。
   はい,出てないので,えーと,本を,えーと,ちょっと,えー,売られてないので貸してくださいという,よろしいですか?。
I: せ,世界,世界…
T: 世界の,えーと…
I: ***…
T: 結婚式にしましょう。
I: 式の本。
T: はい,なんでもいいです。
   はい,どうぞ。
I: で,先生に貸してもらいたいということ。
T: はい,はい。
   電話をしてください,はい。
   リーン。
I: あ,会話ですね。
   ごめんなさい〈はい〉,なんか,ついていけなく〈はい〉,いけなくて。
T: はい,どうぞ,はい。
I: あの…
T: はい。
   もしもし?。
I: あ,すいません〈はい〉。
   わたしからかけるじゃなくて〈はい〉,先生のほうから。
T: いや,先生がかけてる,あの,じゃなくて,ごめんなさい。
   【I】さんが,かけてください。
   はい,どうぞ,はい。
I: {笑},すいません。
T: はい,どうぞ。
I: 今さっきのこと,ちょっと,理解できなくてごめんなさいな,先生。
T: はい,どうぞ,はい。
I: あの,わたし,電話して…
T: わたしに頼んでください。
   【T】教授に頼んでください。
I: 教授に頼んで本…
T: を貸してもらいたいということで…
I: 貸してもらう。
   あ,分かりました。
T: はい,あの,まったく会ったことのない,えー,とても有名な…
I: の本が〈はい〉ないから〈はい〉,ぜひとも見たいということです…
T: わたしが書きました,その本は。
I: はい。
   あ,そう…
T: よろしいですか?。
I: わかりました。
   すいません。
   失礼いたしました。
T: どうぞお電話してください。
   もしもし,はい。
I: すいません。
T: はい。
I: あの,【I(姓)】と申しますが〈はい〉。
   【T】せんせ,ごめんなさい{笑}。
   先生の名前…
T: はい,どうぞ。
   はいはい,【T】でございますが。
I: いらっしゃいますか?。
T: はい。
   あー,あの,私,【T】ですが。
I: あ〈はい〉,すいません〈はい〉。
   お忙しいところ,大変,し,失礼いたします〈はい,はい〉。
   あの,実はですね,今日,先生に〈ええ〉お願いありまして〈はいはい〉,あの,今,すごい人気出てる〈ええ〉,世界結婚式の本を…
T: あー,はいはい,あー。
I: 貸していただきたくて〈はいはい〉電話させていただきましたが〈あ,はい〉,よろしいですか?。
T: はいはい。
   あ,なんか,今,最近,あの,本屋に,今ないって聞いたんですけど,な,あの,あれですか,何かそういう研究でもなさっていらっしゃるんですか?。
I: そうですね〈はい〉。
   わたし,ちょうど,あの〈はい〉,そういう,あの,勤め,そういう仕事してまして〈はいはい〉,あの,やっぱり日本のだけじゃなくて〈ええ〉,世界の結婚式を知りたいなと思いまして〈はい〉,何か1つ、花嫁さんとか新郎さんに〈はい〉いいアドバイスできれば〈はい〉と思いまして〈ええ〉,先生の本はぜひ1度,あの,読まさせていただきたいと思いまして〈はい〉,電話させていただきましたが。
T: あ,そうですか。
   えーと,それじゃですね,わたしの大学のほうに,えーと,お手紙くださいますか?。
   そしたら,そこに,あの,住所を見て,え,お送りしましょう。
I: あ〈はい〉,はい〈はい〉わかりました。
T: いや,あの,急ぎますか?。
I: できれば,2,3日中でもお願いしたいんですが。
T: わかりました。
   じゃ,えー,そういうことでしたら,あの,至急,あの,するようにいたしましょう。
   はい,あの…
I: すいません。
T: はい〈はい〉。
   ちょっとお待ちくださいね。
I: ありがとうございます。
T: それじゃ,また,はい,お送りします。
   はい〈はい〉,どーも。
I: すいません。
   失礼いたします。
T: ガッチャン,はい。
I: はー,すごい緊張しました〈{笑}〉。
   先生,ごめんなさい,なんか。
T: いえいえ〈{笑}〉,はい。
   それで,あの,これで1つ終わりますけれども〈はい〉,もう1つやっていいですか?。
I: はい。
T: えーと,今,あの,【I】さんは〈うん〉,えー,その,その,えー,レポート〈はい〉,世界の結婚式比較というので,書かなければいけません〈はい〉。
   ちょっと,これ読んでください〈はい〉。
   声出して読んでください。
I: あなたはアパートの一室で勉強しています。
   でも,部屋の前で子どもがうるさく遊んでいます。
   子どもに静かにするように言いなさい。
T: いいですか?。
   えっと,ま,勉強ではなくて,いま,あの,この世界の結婚式のレポートを書かなきゃいけないのに〈はい〉,隣のわたしは,2歳か3歳のマリちゃんがうるさい〈{笑}〉。
   だから,ちょっと,注意してくださいね。
   よく知っている,隣の子どもですね〈はい〉。
   ちゃんと,あの,ちょっと,厳しく,注意してくださいね〈はい〉。
   おばちゃん。
   おばちゃん。
   遊んで一緒に。
I: おばちゃんがいま忙しくてねって〈うん〉。
   もうちょっと〈うん〉,もう少し〈うん〉待っててくれます?。
T: えー,でも,だって,一緒に遊んでほしいんだもん。
I: おばちゃんは,どうしても今ね〈うん〉,書かないといけないことあるんですよって。
T: うんうんうんうん,そうなの?。
I: もう少し〈うん〉,飴っこでもいいから,先に食べてくれます{笑}?。
T: わかったけど,じゃ,あとで一緒に遊んでくれる?。
I: はい,約束だよ。
T: うん〈はい〉。
   わかった。
   はい,じゃ,ちょっと,これ終わりますね。
   それで…
I: ***{笑}。
T: あの,えーと,ですね,お子さんの〈はい〉,えーと,下のお子さん〈うん〉は何歳でしたっけ,お嬢さん?。
I: 2歳です。
T: まだ…
I: もうそろそろ3歳なります。
T: 3歳ですか?。
I: はい。
T: で,そのお友だちも遊びにきたりしますか?。
I: あー,来てないですね。
T: あ,来ないですか。
I: はい。
T: じゃ,ぼっちゃんの,えーと,お友だちも遊びにきますか?。
I: あ,来ます。
T: そうですか。
I: はい。
T: じゃ,その子,そのお友だちが〈うん〉,ほんとにね〈うん〉,ちょっと,いたずらして〈うん〉,大事なものを触ってるので〈うん〉,えーと,ちょっと,それは,えーと,駄目だよって,ちょっと,注意してみてくださいね。
I: すいません。
   今日,おこりました。
T: あ,そういうこと起こったんですか?。
I: おこったんです{笑}。
T: じゃ,ちょっと,でも,やってみましょう,はい。
   ちょっと,なんか,こう,やってますね,はい。
I: ちょっと,あれ,ある日が,あの〈はい〉,子どもいっぱい〈はい〉連れてきて〈ええ〉,うちのぼう[坊]ちゃんが〈ええ,ええ〉。
   で,下に〈はい〉,その〈はい〉,2歳の子どもがいて〈はい〉寝てたんですね〈はい,はい〉。
   で,うるさくて〈うん,うん〉,とても我慢の限界で〈はいはい〉,注意しました。
T: はい,じゃ,そう,はい,じゃ,やってみましょうね。
I: で,自分の子どもを〈はい〉注意した,ぼう[坊]ちゃんに。
T: あ,じゃ,自分の子ども…
I: あの,****…
T: じゃ〈はい〉,ぼうちゃんに言ってください,はい。
   日本語で言ったんですね,みんなに?。
I: そう,日本語に。
T: みんな***にいますからね。
I: うん。
T: はい,じゃ,はい,じゃ,わたし,***ね。
I: 【人名2】。
T: うん,あ,【人名2】。
I: もうちょっと静かにしなさいって。
   そうじゃ…
T: じゃ,ちょっと,ちゃんと,もう,今,もう,あたしが【人名2】ですよ。
I: は,すい{笑}。
T: はい,じゃ,やってください。
   なに,お母さん?。
   なんで?
   僕,悪くないよ。
I: 【人名2】,ちょっと,ちょっと静かにしなさい{笑}って。
   あの〈うん〉,【人名3】ちゃん寝てるから。
T: どうして?。
   わたし,ば,僕,うるさい?。
I: 【人名3】ちゃん寝てる,【人名3】ちゃん寝てるでしょって。
   ちょっとうるさいんですよ。
   声出しすぎ。
T: ほんと?。
I: うん。
T: でも,それだって,みんなもうるさいじゃん。
   僕だけ悪くないよ。
I: これ,【人名2】のうちでしょ。
T: うん。
I: 【人名2】が注意しないと,誰,注意するんですか?。
T: うーん。
   でもしょうがないじゃない。
I: こ…
T: みんなうるさいんだもん。
I: みんなうるさくても…
T: 僕だけ注意しないでよ。
I: あとで遊ぶことできないんですよ。
   とりあえず1回外に出て,外で遊びなさいって。
T: うーん。
I: 注意しました。
T: そうですか,はい。
I: ほんとにちっさいの話なんですけども。
T: {笑},そうですか。
I: あまりうるさくて〈うんうんうん〉1回注意しました。
   もう…
T: そうですか。
I: うん〈うん〉。
   外で遊んでちょうだいって〈はい〉。
   【人名3】ちゃん,もう,起きるまでに〈うん〉,ちょっと,外で遊んでちょうだいって。
T: うーん,そうですね,はい。
   じゃ,もう,ロールプレイ,もう,これで終わりますね。
I: 良かったです{笑}。
T: はい。
   でも,実際あったことだったんですね。
I: そうなんです{笑}。
T: あー,でも…
I: いろいろ,やっぱり〈うん〉おこるんですね,実際。
T: いっぱいお友だちが来ていいですね,ほんとに。
I: もう,ほんとに〈ええ〉友だち,友だち呼んできて,実際,わたし呼んでないって,【人名2】言ってたんですよ〈うんうんうん〉。
   そんなに呼んでないって〈ふーん〉。
   友だちが友だち連れてきたって。
T: うわ,すばらしい。
I: それは1回,1回だけなんです。
   注意してから〈はい〉,そんなにいっぱい{笑},連れてきませんです。
T: そうですか。
I: はい。
T: いや,でも…
I: 3,4人は自分だっていう感じだけど〈うんうんうんうん〉,あんまりそれに…
T: でも…
I: 狭いから,うちの部屋は,もう。
T: いやいや,でも宝ですよね。
I: {笑}。
T: わたしも,お誕生日会やるって言ったら,クラス全員の男の子,呼んでこられたことがあったんですけど{笑}。
I: すごい{笑}。
T: はい。
   もう〈ええ〉,やっぱり宝だと思いますね。
I: そうですか。
T: お友だちってね。
I: はい。
T: はい。
   今日はお忙しいところ〈いえいえ〉,どうもありがとうございました。
I: ありがとうございました。
T: どうも失礼します。