T: はい。
   じゃ,はじめ,はじめまして。
I: あ,はじめまして。
T: {笑},よろしくお願いします〈はい〉。
   え,わたしは【T】と言います。
I: はい。
T: はい。
   えっと,お名前を教えてください。
I: あ,【I(フルネーム)】です。
T: 【I】くん〈はい〉。
   あ,そうですか。
   【I】くんですね〈はい〉。
   【I】くんは,あのー,日本にはいつ来たんですか。
I: 小学6年生。
T: あ,小学校6年生のとき。
   あー,ほんと。
   じゃー,もう何年になるのかなー。
I: えっと,7年経ちます。
T: あ,そうか〈はい〉。
   7年ですねー〈はい〉。
   あ,そう。
   それで,あのー,今はここの高校の3年生?。
I: 4年生です。
T: あ,4年生〈はい{笑}〉。
   あ,そうか。
   4年生ね〈はい{笑}〉。
   そうですか。
   どうですか,高校生活は?。
I: 楽しい。
T: 楽しかった。
I: 楽しい。
T: 楽しいです〈はい〉。
   あ,ほんと。
   そう,毎日,あのー,どんな生活をしてるんですか?。
   朝,何時ぐらいに起きるの?。
I: {笑}あんまり…
T: あんまり。
I: ばらばらっす。
T: あ,ほんと。
I: はい。
T: そう。
   それで,えーと,今は,それじゃ,学校には毎日来てない?。
I: と,最近は毎日来てます。
T: 来てるの〈はい〉。
   あ,ほんと。
   ま,あの,学校ではどんな勉強に出てる?。
I: えーと,将棋〈おー〉とか〈へー〉レトロです。
T: あ,ほんと〈はい〉。
   将棋は好きなんだ。
I: はい。
T: あ,ほんと。
   へー。
   と,将棋は,あのー,あれ,そういうクラスがあるの?。
I: はい。
T: えー,どんなクラスですか,将棋のクラスって?。
I: あ,普通に将棋を打って〈うん〉,で,なんか,いろんな組み合わせでやって〈うん〉,なんか,いろんな手を覚えていく。
T: ほー〈はい〉。
   あ,ほんと。
   強いの?。
I: まだわかんないです。
T: あ,ほんと〈はい〉。
   へー。
   将棋って,あの,碁,碁ってあるでしょ,白と黒の石の碁,囲碁,囲碁,あれとルールは違うんですか?。
I: あ,違います。
T: へー〈はい〉。
   ど,どんなルール?。
I: 将棋は,あの,相手の王を取ったら勝つ。
T: あ,相手の王を取るの?。
I: はい。
T: へー。
   どうやったら王を取れるの?。
I: あの,ほかの駒を動かして。
   各駒は〈ふんふん〉,なんか,その,動きあるんで〈ふんふん,あ,うん〉。
   それで,うまく使って。
T: あ,そうなん。
   へー。
   ゲームとか,そういうの好き?。
I: はい。
T: へー。
   ほかにどんな,将棋のほかにいろんなゲームす…
I: あ,囲碁とか〈ふん〉もやります。
T: あら,そう〈はい〉。
   囲碁と将棋って,あの,違いますか?。
I: ぜんぜん違います。
T: へー。
   あ,そう。
   ど,どんなふうに違うの?。
I: 将棋はもう,、、、,将棋は〈うん〉攻め方が何通りもあるんで〈うん〉,最初の一手で何通りもできるんで。
T: あ,そう。
I: はい。
   で,囲碁は,もう,取るだけなんで〈ふーん〉,あんまね,頭使わないんですけど。
T: あ,そうなの〈はい〉。
   え,どっちが好き?。
I: あ,将棋のほうが好きです。
T: へー。
   どうして将棋のほうが好き?。
I: 将棋のほうが〈うん〉頭を使うし,楽しいから。
T: あー,そう〈はい〉。
   頭を使うのが好きなのね。
I: はい{笑}。
T: あ,そう{笑}。
   そうですか。
   せ,学校で将棋のクラスに出て〈はい〉,あとはどうですか,ほかにはどんなクラスに出るの?。
   あんまり出ない?。
I: 今は,ちょっと,1単位足りなくて〈うん〉,いま4年目なんすけど〈ええ,ええ〉,前は日本語とか取って,あー,自分,り,理科系が好きなんで〈うん〉,物理とか〈はー〉生物とか〈はー〉化学とかやりました。
T: あ,そう。
   えー,理科系のほうが好きなのね。
I: はい。
T: そう。
   生物や化学,えーと,どんな授業が好きだった?。
I: あ,全部好きでした。
T: へー〈はい〉。
   なんか面白いことありましたか,なんか,勉強してて?。
I: あー,なんか,実験の液体窒素とか。
T: へー。
   どんな実験?。
I: なんか,液体窒素に〈お〉物入れたり。
T: そ,そしたらどうなるの?。
I: かたまります。
   凍ります,瞬間的に。
T: あー,ほんと。
   物って何を入れるわけ?。
I: バナナとか。
T: へー。
   あ,そう。
I: はい。
   だから,いろんなもの入れてみました。
T: バナナ〈はい〉。
   えー,かたまるの。
I: はい。
T: あと,もう,食べられないの?
I: あ,と,あの,融けたら食べれます。
T: あ,そういうこと〈はい〉。
   え,ほかは?。
I: あとは自分の肌にかけてみたり。
T: そう〈はい〉。
   かたまるの?。
I: あの,瞬間的はかたまらないんで〈うん〉,あの,浸けるとかたまるみたいな。
T: それって危なくない?。
I: 危なくないです。
T: へー。
   じゃ,そう。
   あ,そう{笑}。
   なんか,それは何かの役に立て,立つんですか,その液体窒素?。
I: あんまりわかんないんで。
   実験でやっただけなんで。
T: あ,そう〈はい〉。
   ふーん,そうですか。
   えー,それで,ほかに,なんか,生物〈はい〉も好きだったの?。
I: はい。
T: 生物も実験がある?。
I: 生物はあんまり,さ,細胞とか〈へー〉見た,顕微鏡で見たりするだけだから。
T: あー,ほんと。
   どのじっ,どういう実験やどんな授業,時間が面白かった,生物は?。
I: 自分の知らないことを知れた。
T: 自分の知らないこと〈はい〉。
   例えばどんなことが面白いなと思った?。
I: やっぱり,動物の〈うんうん〉人間の違いとか。
T: ほー。
   動物と人間の違い。
I: はい。
   と,その,細胞の遺伝子とかの〈は〉仕組み〈はー〉が面白いです。
T: そう。
   例えば,どういう細胞の遺伝子の仕組みは違うわけ?。
I: やっぱり遺伝子は親から受け継いで〈はい〉,子に授かるんかなーと思いました。
T: ふーん。
   あ,そう〈はい〉。
   そういうのが面白かったのね〈はい〉。
   へー。
   それで学校で,その,いま単位制って言われてたでしょ?。
I: はい。
T: それ,面白いですね〈はい〉。
   単位制ってのはどういうシステムになってるんですか?。
I: えっと,大学みたいなシステム…
T: みたいな,というのは〈はい〉,もうちょっと詳しく説明してもらえますか?。
I: 1年目は,なんか,まー,選べないすけど〈はい〉,2学期なったら4時間目の授業が選べるようになって,で,えー,2年目からは〈うん〉もう,本格的に全部,じぶ,自分で〈うん〉。
   必履修は固定で,あとは選択科目から選んで〈うんうん〉組み合わせて自分で時間割を作ります。
T: あー,そう。
   自分で作るんねー〈はい〉。
   へー。
   単位制の,なんか,いいところっていうか,【I】くんが好きだったところ〈あー〉,どういうことですか?。
I: やっぱり自分で授業が選べるってところが好きでした。
T: うーん。
   そう。
   それは,なんか,自由だから?。
   それとも便利だから?。
I: やっぱり自分の好きな,学びたいことができるんで〈ふんふん,ふーん〉,それが良かったです。
T: あ,そう〈はい〉。
   でも自分のね,嫌いなことでも勉強していったら,わかって,面白くなることってあるでしょー〈うーん{笑}〉。
   そういうことはどう思う?。
   やはり,普通の学校,高校の授業だったら,好きなものも嫌なものも,いちよう,先生がいいと思うのを全部教えてもらうわけだけど。
I: うーん。
   あんまり,そういう考え方はしたことがないです。
T: あ,そう〈はい〉。
   そういう考え方についてはどう思いますか?。
I: やっぱり,うーん,まず自分の好きなものから覚えるのが自分的にいいと思います。
T: あー,そう。
   あー,そうか。
   勉強するのは,やっぱり,好きなものをやったほうが〈はい〉効果が上がると思いますか?。
I: はい。
T: ふーん。
   なるほどね。
   そう。
   ぜんぜん話は変わるけど,趣味?。
I: はい。
T: うん。
   趣味は,なんか,そう,将棋とかのほかに〈あー〉何かありますか?。
I: 音楽聴いたり。
T: あ,そう。
   音楽好き〈はい〉。
   どんな音楽が,音楽っていうか,歌手,タレントが好き?。
I: あ,洋楽ですね〈へー〉,基本的に。
T: ふーん。
   誰が好きですか?。
I: 誰っていうのじゃなくて,その,いろんな人,歌手の音楽を組み合わせて,作った音楽の〈へー〉,そんなん。
   歌手っていうのは嫌です。
T: あ,そうなの〈はい〉。
   え,その,いろんな音楽を組み合わせて〈はい〉,歌詞を組み合わせるの?。
I: はい。
T: それは自分でするんですか?。
I: しないです。
   そのまた,プロの人がいます。
T: あ,そういう,なんか,CDがあるんですか?。
I: はい。
T: へー。
   例えばどういう種類の音楽を組み合わせたのが好き,よく聴くのってありますか?。
I: あー,ま,R&Bとか。
T: ふーん。
   それはどういう,それは,何,CDのジャケットの名前?。
I: あ,ちが,ジャンルです。
T: ジャンル?。
I: はい。
T: へー。
   どういう特徴があるんです,それは?。
I: 特徴〈うん〉。
   特徴はR&Bは,なんか〈うん〉,いろいろ感情的な歌。
T: あ,ふーん,あー。
   あ,あの,詞も付いてるわけ?。
   歌も。
I: はい。
   喜怒哀楽みたいなの〈あー〉が良くわかるようになってる。
T: あー,そう〈はい〉。
   へー。
   それで,なんていうか,こう,恋愛の歌とか〈はい〉,そういうので〈はい〉。
   リズムは?。
I: いろいろありますね。
T: いろいろって?。
I: うん,まー…
T: 例えば。
I: そういう,ゆっくりの音楽とか〈ふーん〉,激しい音楽とか…
T: あー,そう。
I: あります。
T: へー。
   なんか,おすすめの,好きなものってある{笑}?。
I: {笑},基本的に全部好きなんで。
T: えー〈はい〉。
   そう。
   なんか,あたしが,何かそういうのまだ聴いたことないから,買って聴こうかなと思うんだけど,そしたら何がいい?。
I: うーん。
   人それぞれなんで〈あー〉,まずCDショップ行ってもらって{笑},音楽,まー,聴いて,いいのを見つけてもらったら…
T: あー,ほんと。
I: いいと思います。
   自分で決めて。
T: あ,そうなの。
I: はい。
T: あ,ほんと。
   それで,えっと,今,あの,その,お友だちとかよく一緒に音楽を聴いたりする?。
I: はい,聴いてます。
T: あ,ほんと。
   コンサートなんかも行くの?。
I: あ,そこまでは行かないです。
T: あ,そう。
   カラオケとかも行く?。
I: は[わ],たまに友だちと行ったりします。
T: あ,そう〈はい〉。
   月?。
I: あ,べつに普通ですね。
T: あ,ほんと〈はい〉。
   ほー。
I: 楽しむためだけに。
T: 楽しむためだけ〈はい〉。
   カラオケが好きな人って多いでしょう?。
I: はい。
T: うーん。
   そういう人たちについてはどう思いますか?。
I: いいと思います{笑}。
T: いいと思います{笑}。
   どうして,じゃ,その…
I: え?。
T: カラオケが好きな人はどうしていいなと思う?。
I: ま,自分の,なんか,素を出せてるのかなって。
T: へ?。
I: 自分の,なんか,個性的なところ〈うんうん〉,歌に出る,歌ってるときに出るなーと思って。
T: あー,そっか〈はい〉。
   自分を出してると思う。
I: わかんないけど。
T: うーん。
   そう。
   あの,【I】くんは歌を歌うときは,やっぱり,そうやって自分が出せると思う?。
I: わかんないです,そんなん考えたことないんで。
T: あー〈はい〉。
   どんな歌をいつも歌うの?。
I: ヒップホップとか。
T: へー。
   あ,そう〈はい〉。
   ヒップホップが好きなの?。
I: 好きってわけじゃなくて。
   ま,なんでも好きなんで,音楽。
T: うんうん。
   ふーん。
   ヒップホップって,でも,あの,すごく,ほら,日本語も早口だし〈はい〉,難しくない?。
I: 難しいです。
T: ねー。
   全部覚えてできる?。
I: はい。
T: あ,そう。
   すごいリズム感があるのね。
I: はい。
T: はい。
   そうなの{笑}。
   そうですか。
   それで,あとは,なに,あのー,毎日そしたら今は学校にあんまり来なくていいから,ほかにどんなことしてるの?。
I: あとは1年から美術やってるんで。
T: はー。
I: はい〈うん〉。
   美術の日と。
   たまに家で勉強したり,あとは美術室行ったり〈へー〉。
   先生にたまに教えてもらったりする。
T: あ,そう。
   どんな絵を描くんですか?。
   静物画とか人間とかいろいろあるでしょ?。
I: あ,オリジナルです。
   なんか,あんまり,なんていうですかね,オリジナル。
T: あの,イラストみたいの?。
I: うん,まー,イラストとかいろいろですね。
T: あ,ほーんと。
   例えばどういう感じ?。
   ちょっと,その,描いた絵を説明してもらえますか?。
   あ,こう,い,を…
I: 色を全般的に…
T: うーん。
   えー,ちょっと,色。
I: はい。
   色を、、、,色があんまり重ならないような感じの絵です。
T: ふーん。
   ほんで,何か具象っていうか,その,形があるもの,描くの?。
I: あ,はい。
   あと,なんか,自分がやるのは,いろんな作品を途中まで真似して,で,それを自分的にアレンジすることが…
T: ほー。
   例えば,例えばどういう作品?。
I: 安藤広重,あの人,津波の絵を〈あー〉,富士山のこと〈はーはーはーはーはー〉,あれを波だけ描いて波の白のところを手にした〈へー〉。
   そっからいろんなアレンジをしたんです。
T: あ,そう。
   それ面白そうだね。
I: はい。
T: へー。
   で,それは,そういうのは,なんか,あの,将来,何かそういう仕事とか,やってみたいなと思う?。
I: あ,自分はインテリアデザイナー目指してます。
T: あー。
   あら,ほんと。
I: はい。
T: そう。
   どうして特にインテリアデザイナーになりたいと思うんですか?。
   ほかにも,ほら,イラストレーターとか漫画家とかいろんな志望があると思うけど。
I: あー,やっぱり漫画家は日本ではたぶん,たぶん,ほんとうに才能ある人しか売れないと思ったんで〈ふーん〉,漫画家は無理と思いましたし,キャラクターデザインとかも考えましたけど,やっぱり,もっと,その,人のために役に立つものを作りたいんで。
T: ふーん。
   あ,そうか。
I: はい。
   ユニバーサルデザインですね。
T: あー。
   あ,そう。
I: だからセラピーを使って人のために。
T: はー。
   あ,ほんと。
   で,なんか,それに,そういうことに,あの,目標に向かってね,なんか,その,どうやったら,そういう仕事に就けるとか,なんか,そういう,なに,学校とか勉強の仕方とかあるんですか?。
I: 今んとこは勉強はしてないですね〈ふーん〉,目標のために〈ふーん〉。
   もう,入ってから,いちからやろうと思っています。
T: あ,その,会社に入ってから。
I: 会社っていうか,専門学校。
T: あー,そうか〈はい〉。
   ふーん,そう。
   じゃ,専門学校に行こうと思ってるのね?。
I: はい。
T: ほー。
   そうですか。
   そういう,やっぱり,自分で,技術をもった仕事っていうのが好きなのね。
I: はー。
T: 会社に入って,その,サラリーマンなんか,なりたいと思わないんですか?。
I: 思わないですね。
T: ふーん。
   どうしてサラリーマンはあんまり魅力が無い?。
I: いやー,言われたことばっかりやってるイメージがあるんで。
T: あー。
   あ,そうなの。
I: はい〈ふーん〉。
   やっぱり自分のやりたいことやって,これから食べていきたいんで。
T: あ,そう。
I: はい。
   やりたくないことをやっても〈ふんふん〉,たぶんストレス溜まるだけなんで。
T: あ,そっか〈はい〉。
   へー。
   だけど,やっぱり会社に入ったら会社でいろいろ教えてもらったりね〈はい〉,生活も安定するんじゃない?。
I: あー,そうは思わないすね。
T: あ,そう。
I: 今,今を頑張って,あとを楽するって形で考えてるんで,自分は。
T: あー。
   あ,そう。
I: 今は厳しくても〈うん〉、、、,あとのほう楽に〈ほーほー〉考える。
T: あ,そうか〈はい〉。
   今は厳しくてもね。
I: はい。
T: ふーん,そう。
   あのー,今はやっぱり,そういう,自分の好きなことをやりたいからって言うて,一生懸命,あの,勉強しながらアルバイトしてる人も多いでしょ。
I: はい。
T: うん。
   そういう人たちは,やっぱり,どう思いますか?。
I: あー。
   それは頑張ってると思います〈うん〉。
   自分も高1からずっとバイトしてたんで…
T: うん。
   ちょっと待って。

{チャイムが鳴り,録音が一旦停止する}

T: すいません。
   はい。
   あ,そう〈はい〉,そうですか。
   えー,それじゃーねー,ここで,ちょっと,あの,ちがう,ロールプレイをしようと思います。
   はい。
   えっとね,これを。
   【I】くんはブラジル出身でしょ?。
I: はい。
T: ね。
   えっと,日本で,え,日本の高校生で,この高校,日本人の高校生でブラジルに行きたいと思う人ってけっこういると思うんですよね〈はい〉。
   南米ってすごく憧れてるでしょ,みんな。
   だからね,その高校生が,その,ブラジルに行きたいというときに,何か旅行の,あの,アドバイスをしてあげて欲しいんですけど,それをクラスでみんなにしてあげるっていうね,あのー,ときに,あのー,クラスの先生に頼まれて,みんなの,クラスの前で,えー,ブラジルに旅行に行くときは,ブラジルの国はどんな国で,どんなことに気をつけて,どんなことが勉強できる,ちょっと,スピーチを,ちょっと,ちょっと,まとめて,してもらえますか?。
   ちょっと考えてやってください。
I: 、、、,難しい。
   、、、,な,どんな日本人ですか?。
T: お…
I: 何を勉強している…
T: ブラジルに行って?。
I: はい。
T: えー,そうですね,あのー,ま,ブラジルでポルトガル語。
I: はい。
T: うん。
   ポルトガル語,語学研修ね〈はい〉。
   それから,やっぱり異文化,違った文化のこととか。
I: うーん。
   ***わかりました。
   え,もう,話しても大丈夫ですか?。
T: はい,はい,お願いします。
I: えっと,まず,やっぱり,ブラジルの歴史とか,歴史とか文化を知ってほしい〈うーん〉,最初に。
   で,ブラジルには日本みたいに一つの人種じゃなくて,あの,ま,イタリア系ブラジル人,日系ブラジル人,アフリカ系ブラジル人,ま,そういういろんな種類の人がいます。
   そういう,ブラジルは,その,その,なんていうんですかね,ブラジルっていう顔がないんで,例えば日本にブラジル人が来たらアメリカ人とかに間違えられたり,そういうのを,もう,顔で判断しないで,やっぱり,その人を,の,聞いてから,やっぱり,何人[なにじん]っていうのを知ってほしいですね。
   あと勉強とかは,もう,向こう行ってから,ま,最初は難しいかな,うーん,もし留学するんだったら日本人だけじゃかたまらないで,もう,幅広く人と接したほうがほかの人とも仲良くなれるし,あとはブラジ,ポルトガル語もたぶん覚えやすいと思います。
T: はい,ありがとうございました〈はい〉。
   じゃ,これでクラスでスピーチをしてもらったんですね。
I: はい。
T: はい。
   それじゃ,今度ね,これ,クラスで先生に頼まれたからスピーチをしてきたよってね,それでどんな感じだったかっていうような,あの,自分はすごい困ったとかやりにくいって今言ってたでしょ〈はい〉。
   そういう気持ちを,今度すごく仲のいい友だち〈はい〉,ね,【I】,すごく仲のいい友だちに,今日こんなことしたよっていう,あの,ちょっと,今日したことで,ちょっと話をしましょうか。
   仲良しの友だちよ。
   さっきはクラスの中だから中枢,頑張って〈はい〉まじめに話したでしょ。
I: はい。
T: うん。
   ほんと普通の友だち。
I: はい。
T: うん。
   ね。
   うん。
   どうやった,【I】,うまくスピーチいった?。
   どうだった?。
   しんどかった?。
I: しんどくはないです。
T: しんどくない。
   あ,ほんと。
   それ,何人ぐらいいた?。
I: わかんないです。
T: そうだね{笑}。
   ほんと。
   {笑},みんな真面目に聞いてくれた?。
I: んーと,わかんない。
   上手くスピーチできてないと思う。
T: 上手くスピーチできなかった?。
I: と思います。
T: なんで?。
   どうして上手くいかなかった?。
I: なんか見たり,てなれ***。
T: あ,そう。
I: はい。
T: あ,そう。
   そうかー。
   頑張ったのに残念だったねー〈はい〉。
I: ほかに何か言いたいことあった?。
T: なんか,言えなかったって,何が言えなかったの?。
I: ちょっと,わからない。
T: あ,ほんとー。
   そう。
   でも,まー,良かったね,終わって。
   うん。
I: はい。
T: はい{笑}。
   そうですか。
   じゃね,この学校は,そんな,あの,多文化の,あの,クラスがあるんでしょ?。
I: はい。
T: どんなことするの?。
I: 文化祭で〈うん〉ダンスしたり,それと,あの,各国[かくくに]の〈へー〉料理作ったり,したり,するますし〈あー〉,全国交流会〈あー〉,その外国人の人と,なんか,知り合ったり〈うーん〉,あとは,週に,自分の国の先生が来て〈うん〉,勉強したり,自分の母国の。
T: あー,そういうことね。
   へー。
   じゃー,文化祭で,どんなダンスとかしたの?。
I: あ,去年はしました。
T: ふーん。
   サルサとか?。
I: あー,じゃくて,あの,ジャンルは幅広く〈ふーん〉踊りました。
T: あ,ほんと。
   ブラジルの料理ってどういうお料理が有名なんですか?。
I: あー,そんときは作らなかったんですけど〈うん〉,パステノとかは…
T: ん?。
I: 2年のときまで作ってました。
T: パステロ?。
I: はい。
   パステノ。
T: パステノ。
   どんな料理,パステノって?。
I: えっと,揚げ餃子のあれみたいな〈はーん〉。
   中に挽き肉入ってる。
T: あー,そう。
   揚げ餃子とおんなじ味?。
I: あ,違います。
T: ふーん。
I: はい。
T: どう違うの?。
I: 生地が違います。
T: どう違うの?。
I: うーん。
   なんかパイみたいな生地。
T: あー〈はい〉。
   作る,あの,揚げ餃子は,なんか,作り方が違うわけ,そしたら?。
   その,あげぞ,揚げ餃子とパステノは。
   皮の作り方が違うわけ?。
I: あ,違います。
T: ふーん。
   どうやって作るか知ってる?。
I: はい,知ってます。
T: どうやってあの皮を,その皮を作るんですか?。
I: 皮は,なんか,市販のやつで。
T: あ,そっか{笑}。
   ほんと。
   便利だね〈はい〉。
   そうですか。
   そしたらね,今日はこのぐらいでインタビューを終わりたいと思います〈はい〉。
   どうもありがとう。
   はい。
I: ありがとうございました。
T: はい。