T: あ,こんにちは,【T(姓)】です。
I: あ,こんにちは,【I(名)】です
T: 【I(名)】さんでいらっしゃいますか?。
I: はい。
T: えーと,【I(名)】さんはお国はどちらでしょうか?。
I: はい,ブラジルです。
T: ブラジルですか?。
I: はい。
T: え,ブラジルはとっても広いですが,どこでらっしゃいますか?
I: ブラジルのサンパウロ州の田舎です。
T: サンパウロですか。
I: はい。
T: はい,で,日本にいらして,どれくらいになるんですか?。
I: はい,かれこれ17年です。
T: あ,そうですかー。
I: はい。
T: で,今お仕事なさってるんですよね。
I: はい,【会社名1】という会社でお世話になっております。
T: そうですか。
   あのー,そのサンパウロにも〈はい〉時々お帰りになるんですか?。
I: えーと〈はい〉,そうですね,あの,2年に1度ぐらいは帰ってます。
T: あ,そうですか。
   サンパウロって遠くて行ったことがないんですか,どんな所かちょっと私に教えていただけますか?。
I: あ〈はい〉,はい,あまり,そうですね〈はい〉,あの,ただ遊びにちょこっと行くぐらいですので〈えー〉,実態はそんなに把握してるわけではありませんけれど〈はい〉,えっと,ブラジルを出る前は17年前のことなんですけれど〈はい〉,すごいインフレ〈はい〉率が高い国で〈はい〉,非常に生活し辛い〈えー,えー〉。
   夢は持て,持てても〈ええ〉,こうやっぱり生活しず,しずらい〈はーい〉,作りにくい国でした〈うんうん〉。
   ですので,ま,出稼ぎブームがありまして〈うんうん〉,みなさん,私もそのいち,一人なんですけど〈ええ〉日本に来ました〈はい〉。
   で,今は〈はい〉あの資源開発がすごいあのそちらー〈はい〉,ま,資源開発で〈はい〉ガンガン国が伸びている〈ええ〉,国というよりは〈はい〉あの企業が〈ええ〉伸びている状況で〈ええ〉,ま,仕事も増えて〈はい〉,ま,一般的に〈ふーん〉生活水準は上がって〈うんうんうん〉きましたという現状ですね。
T: あーそうですか。
I: ただし〈はい〉,じゃ,それだけ変わりましたかって〈ええ〉いいますと,そんなには変わっていません〈はい〉。
   え〈はーはーはー〉,ほんとに少し生活がし易くなった〈ふんふんふん〉,でも,治安は全然改善されていないという。
T: あ,治安の問題ですね。
I: はい。
T: えーと,でも,そうでし,そういう状況でしたら〈ええ〉【I(名)】さんもじゃあもう一度やっぱり故郷に帰ろうかなというお考えもおありですか?。
I: あります,はい。
T: そうですか。
I: それっていうのは〈はい〉,えっと私はもう高年齢ですので,日本での生活,ま,老後の生活には自信ありません〈あー,あー,あー〉,はい〈はい〉。
   やっぱり〈えー〉,あの,日本で生活するには〈えーえーえー〉45年〈はい〉,ちゃんと納め,あの,それなりのもの納めて〈はい〉初めて〈ええ,ええ〉あの,あの,たいしょ,あの,退職の〈はい〉支給が〈えー〉下りるかと思います〈はい〉。
   でー,外国人の場合25年〈はい〉で〈ええ〉頂けるんですけれど〈はい,はい〉,金額はもちろん〈はい〉それなりの〈ええ〉金額ですので〈はい〉,子ども抱えては〈うん,うん,うん〉,ちょっと老後〈うん〉のこと考えると〈うん〉怖いです。
T: そうですか。
I: はい。
T: ブラジルに帰れば,それなりに空白があっても大丈夫ということですね。
I: 大丈夫〈はい〉といや,補償はないんですけれど〈ええ,ええ〉。
T: 日本よりはいいという。
I: そうですね。
T: で,今おっしゃったように,確かに日本の,あの,あの,えー,高齢化社会で〈はい〉,いろんな問題が出てきてますよね。
   あの,年金の〈はい〉それはもう外国の方だけじゃなくて〈はい〉,非常に日本人も,えー,先行き不安なんですけれども〈はい〉,あの事件,出来事についてはどう思いですか?。
   年金問題ですとか。
I: はい,そうですね〈はい〉,年金問題ですけれど〈はい〉,私が日本へ来たときから騒がれていた〈えー〉件で〈はい〉,ほんとに未だに改善されていない人口の比率に対してその年金が支給されているってゆうのは〈うん〉,うーん,そうですねー,あのー,わたしとしてはちょっと考えられないことです〈えー〉。
   ていうのは,どうして〈はい〉その十何年前から二十年前から〈はい〉こうなることは見えていたはずなの〈はい〉,はずですので〈はい〉,もうみなさんに,個人,あの,民間の企業が,あの,年金制度を〈うん〉,ん,ん,設け,こう,作って〈うん〉,皆さんに提供できなかったのかな〈うん〉とは〈うーん〉思います。
T: そうですよね。
   こう何となく分かっているのに,ずるずる来てしまう。
   これは日本の国民性なんでしょうか?。
I: みたいですね。
T: そうですか。
   でー,私もほんとにもう歯痒い思いをしてるんですけれども〈はい〉,もし,あの,えー,【I(名)】さんがそうゆうことをこう改革できる立場にあったら,どんな方策をお考えになりますか?。
I: 今の時点で〈ええ〉でしょうか?。
T: ええ,はい。
I: 今の時点では,そうですね,難しいですね。
   私には,それだけ能力ありません{笑}。
T: でも,例えばどんなことがありえますかねー。
I: 今であれば〈うん,ええ〉,そうですねー。
   もうほんとすぐ民間に切り替えて〈はー〉,民間の年金に入っていただいて〈はい〉,そこで少し保証になる金額を〈はい〉皆さんが〈はーはー〉,皆さんに支給できた〈うんうん〉,できれば,そうですね,もう少し落ち着いた老後{笑}…
T: なるほど。
I: 送れるんではないかなと思いますけど〈はー〉,はい。
T: あー,確かにいろんなことが民営化によって,あのー,一時は混乱しますけれどね〈はい〉,一時的には。
   良くなっていますよねー。 
   なるほど,はい,あの,話は変わりますけど,趣味は何でいらっしゃいますか?。
I: はい,趣味ですか。
T: はい。
I: そうですねー,づ。
   昔はすっごい夢とか趣味とか多かったん〈はい〉ですけれど〈はい〉,子どもができてからは,もうほんとにバタバタバタバタした,ほんとに時間のない〈ええ〉生活で,もう趣味ってゆうものが無くなってしまったぐらい。
T: なるほどー。
I: ちょっと貧しい心なんです。
T: いえー,私も一緒でございます{笑}〈{笑}〉。
   あ,じゃあ,お子さんがいらっしゃるんですね。
I: はい。
T: えー,伺ってもいいですか?。
I: はい。
T: あのー,いくつぐらいでしょうか?。
I: あー,今,11です。
   11歳です。
T: おひとりで?。
I: はい。
T: そうです。
   ということは,小学校ですね。
I: 小学〈はい〉5年生です〈はい〉。
T: で,えー,言葉は〈え〉全部日本語でしょうか,それともポルトガル語〈はい〉,その辺ちょっとうかがって〈ええ〉いいですか?。
I: あの,私自体は,あの,小さい時から日本語を学んできましたけれど〈はい〉,子どもにもポルトガル語はと思いつつ〈ええ,はい〉,あのー,おな,私の親と同じ真似は出来ていません〈はい〉,はい。
   ていうのは,やっぱり,あのー,お互いわたしも主人も忙しい生活を送りながら〈はい〉,で日本語は私の母国ではありませんので,日本語学校に通わせている〈はい〉,日本語が,日本語をちゃんとマスターしてもらわなければ,他の学科にもついてゆけない〈えー,はい〉という〈はい〉課題がありましたので〈はい〉,じゃ,日本語を強化しましょうっていうことで〈ええ〉,ま,まずは保育園で注意されたんです〈ええ,ええ〉。
   あのー,私の息子【W】ってゆうんですけど。
T: はい。
I: 【W】くんは,あのー,ちょっと,ごーい〔語彙〕が足りないですねって,日本語が駄目ですね,って〈うん,うん〉,言われたので,あ,じゃ,ちょっと日本語を強化しないことには日本語の学校にはついて行けないということで,あまりポルトガル語を,をってのは強制的には〈なるほど〉,はい〈はい〉,教えてません〈はい〉,はい。
T: その辺のこう兼ね合いが難しいですよね。
I: 難しいですね,ええ。
T: どんな点に一番もう苦労なさってますか?,その,はい,このバランスといいますかね,はい。
I: そうですね〈はい〉,やっぱり,あの,私が,私の母国語ではありませんので〈はい〉,やっぱり子供に「これは何ていう意味?」って〈ええ〉聞かれたときに〈ええ〉結局辞書〈はい〉,辞書を広げて〈うん〉,ちゃんと確認しましょっていう形をもってってます。
T: なるほど。
I: はい〈はい〉。
   なんかこう〈ええ〉自分の考えてること言ってしまうと〈ええ〉,いい加減な答えになっているような,なってしまうような気がして,必ず,「ごめんなさい,君のママは外国人ですので,辞書で調べましょう」みたいな感じで,はい。
T: なるほどねー〈ええ〉。
   あのー,えーと,学校,日本の学校に入ってらっしゃるわけなので〈はい〉,ブラジルの学校と日本のその小学校の制度ですとか,いろんな意味で〈はい〉,大きな違いってどういう点でしょうか?。
I: はい,たくさんあります。
T: はい。
I: {笑}えっと,そうですね。
   まず,えっと,一個,ま,いろんな点がありますけど〈はい〉,そうですね,全部取り上げてると大変ですので〈ええ〉,えーと,あ,まず,一番最近気づいたこと〈ええ〉なんですけど〈はい〉,あのー,授業参観ってありますよね?。
T: ええ,ええ。
I: でー,あの,授業参観ってのはブラジルには無いんですけれど〈はい〉,日本にはある,あの,あっていい制度だと〈はい〉思います〈はい〉。
   ただ,あの,見てるからに,皆さん学生さんその者がすごい真面目です〈ふーん〉。
   先生が聞くことに〈うん〉,クエスチョンに〈うん〉真面目に答えてます〈はい,はい〉。
   で,そ,あのブラジル人であれば,そこまで真面目には答えません〈うん,うん〉。
   も,それこそ,ジョークが入ったりとか〈うーん〉,こう面白い会話になって,それこそクラス全体で返答が返っていくような〈うーん〉文化〈はい〉の差は感じます。
T: なるほどねー。
I: はい。
T: 私も,その今おっしゃっとこは,すごく日本の問題だと思うんですね〈ええ〉。
   というような〈そうなんです〉,そういう授業ですよね?〈はい〉。
I: そうなんです。
T: そういう授業ですよね。
   そこでは,子どもの主体性は育たないと思うんですね〈はい〉。
   そのようにお考えなんですよね?〈はい〉。
I: 結局子供たちも,ふざけたい,もう少しジョークで面白く授業に参加しいっていう気持ちはあると思うんです。
T: あるんでしょうか?。
   やっぱり教師が問題ですか?。
I: そうですねー〈はい〉,えー少し〈ええ〉,あ,やっぱり教師というか周りというか,の,の問題はあると思います。
T: ええ。
I: はい。
T: 多分それっていうのは,人と違ったことをやらない,同じことをやった方がいいとか,そうゆう日本人の,ま,考えでしょうか。
I: ま,その,授業に対しての態度って…。
T: 態度。
I: こだわりが…。
T: こだわりですか。
I: あるんではないんでしょうか。
T: は,は,はー。
I: わたしもはっきりは言えません。
T: はい,わたしは,あの,少々はみ出しても,えー,教師にあのー,クリティカルにものを言ってもいい,そういう授業をすべきだと思うんですね。
I: はい。
T: だけど,なかなかそれができないですよね,日本では。
   もし,{笑}〈{笑}〉そういうこと進めようという場合には,どんなことを,どんな抜本的な対策をす,考えれば変わるでしょうか?。
I: そうですね〈はい〉。
   そうなると,やっぱり,あの,申し訳ないんですけど,先生方のやっぱりこう考え方を変えない限りは,できないですね。
T: じゃ,それをどう変えればいいですか?。
I: やっぱり,こう,もう少し〈はい〉こう受け身的な〈うん〉態勢ではなくて,こうもっと面白く,みんなが参加できるような授業みたいなかたちで。
T: ですよね,だから,それが,そう,大事なんだっていうことを〈を,みなさんに〉分からせたうえで,できるようにしなきゃいけないですよね。
I: はい。
T: それにはどんな教師研修があれば〈はい〉,いいでしょうか?。
I: そうですね〈はい〉,そうなる教師けんすう,研修。
T: 研修なりなんかそういう,ま,はい,機会。
I: ま,先生方もそういうの分かっていらっしゃると思いますので,ただその,あのなんていう,教育自体に関してはみなさん熱心〈はい〉ですので〈はい〉,十分分かってると思います。
   ただそれを,ず,学校側が受け入れてくれるか〈ふ−ん〉,あと,す,その,それだけではなくて〈はい〉,あと,親〈はい〉,子どもたちの親〈はい〉,どういう風に受け入れるかっていう悩みもあるかと思います。
T: あ,教師は分かっている。
I: 分かっていらっしゃると思います。
T: そうですか。
   じゃ,むしろ,そのー,システムというか,学校側に問題が。
I: あるのではないか。
T: あー,システムが。
I: かしら。
T: 少し硬直してるということですよね。
I: ええ。
T: えっと,日本のシステムをそ,そのものを変えたほうがいいということですよね。
I: す,ま,全部ではないんですけど〈ええ〉,多少抜本的に。
T: 例えば,ブラジルから見たときの,その,いい,あの,なんかこうアイディアでもいいんですけど,どんなふうなことを考えるとシステムが変わるでしょうねー。
I: そうですね〈はい〉。
   ま,それには,いろんな文化との混ざり合いで〈ふーん〉,す,こうナチュラルに,そういったなんて言うんでしょうか〈はい〉,こう,他の文化と触れ合って〈うーん,うん,うん〉,こうゆうこともすれば〈うん〉,こういう風に変わるんだなって〈ええ〉ことを自然に学んでいくのが一番よいんではないかしら。
T: なるほどね〈ええ〉。
   価値,「価値観が一つだ」じゃなくて,いろんなものがあるってことを,えー,国がもうちょっと{笑}〈{笑}〉知るってことですね。
   役人であれ,なんなりと,ということですよねー,なるほど。
   で,さっきあの授業参観とおっしゃったんですけれども,これやっぱりブラジルにもあるんですか?。
I: ありません。
T: ないんですね。
I: はい。
   ま,公立ではないです。
T: ないんですよね。
I: はい。
T: で,日本はほんと月で父親参観とか色々やりますよねー。
I: はい。
T: で,それは,ま,いいことだというふうにお思いですか?。
I: はい,いいことです,はい。
T: 制度としては。
I: ええ,ええ。
   やっぱり,こう,わたしがいい例なんですけど,仕事,仕事,仕事でやっぱり,子どもが実際にクラスでどういう,あのー,どういう風に授業を受けているのかとか,そういったところを〈はい〉見るきっかけが〈ええ〉ないので〈ええ〉,そういうチャンスを〈ええ〉頂ける〈なるほど〉場所かなと思います。
T: やっぱり自分の目で見るのが一番ですよね。
I: そうですね。
T: ところがですね〈はい〉,最近,その授業参観があるんですけれども〈はい〉,後ろにいる10人20人のお母さん方が〈はい〉,もう喋り,喋って喋ってうるさくて,ていうのはあるんですけれども,そういうの**は出くわしたことはないですか?。
I: そうですね。
   ま,あ,わたしの子供が行ってる学校の**は〈ないんですね〉真面目なタイプか分からないんですけど〈そうですか〉,みなさんかなり静かに〈いいですね〉,こうシーンとしか環境で聞いています。
T: そうですか。
   ま,実際,今,日本の社会では,それが問題になっているんですが〈ええ〉,授業参観に行っても子供の写真を勝手に撮ったり,後ろでわいわい親同士が話している〈はい〉。
   こういう親で教育できるんだろうかというのが,よく新聞に出てるんですけれども。
I: でも,わたしは逆に,その,わいわい後ろで騒いでいらっしゃるのであれば,その親,あの,その方たち,その親御さんたちがこう授業に参加するべきだと思います。
T: ほー,ほー,ほー,はい。
   ちょっと詳しくいってください。
   どういうふうにいうんでしょうか。
I: 例えば,先生がクエスチョンおきます。
   その,せ,子供が,こう,もたついていたりとか,返事できないときに,間が空いたときに,親がちょっとジョークをつけて参加したりとか,そういうことをしたほうが。
T: あ,それはなるほどね〈はい〉。
   ただし,その,楽しいから〈はい〉,久しぶりにこう井戸端会議をやってるようなんですね。
I: あ,いえ,そういう〈それを〉のではなくて…。
T: それを組み込んじゃうってことですか?。
I: はい。
T: いいですねー,それはねー。
I: その方が〈はい〉,あの,子供も,やっぱ子供っていうのは,親が後ろにいるってことでプレッシャーが かかっている〈はい,はい〉。
   こう見られている〈うんうんうん〉,もっとリラックスにいたい〈ふーん〉,でも,できない。
   だから,返って親が参加することによって,ジョークでもいうことによって,子供たちも〈ふーん〉じぶーん〔自分〕を出せるんではないかとは思います。
T: なるほどね〈はい〉。
   うう,後ろでうるさいお母さんと,子供は真面目ってそうゆう風な考えじゃなくて〈はい〉,融合して考えて,つ,ってことですよね〈はい〉。
   いいですね,それは{笑}。
I: と思いますけど{笑}。
T: なるほどねー〈はい〉。
   で,あのー,ま,ご家庭があって,えー,お子さんっていうことは,あの,えー,お料理ももちろんこう,まいんちまいんち〔毎日毎日〕お作りになってるわけですけれども{笑},得意なお料理は何でしょうか?。
I: そうですね〈はい〉,得意とは言えないんですけど〈えーえー〉,もう簡単におや,あの野菜をゆでたりとか〈えーえー〉野菜を炒めたりとか〈はーはーはー〉,はい。
   もう,あの,何て言うんでしょうか,今までは,あの,こうお肉を取り入れたりとか〈ええ〉していたんですけど〈はい〉,やっぱり,もう,こうちょっと,かりというか,ちゅうこねん〔中高年〕ですので〈はい〉,健康を考えて〈うん,うん,うん〉,最近は〈はい〉お野菜をたくさん〈ふーん〉取り入れています。
T: あ,そうですか。
   ちょっと,私,あの,家で人呼ぶので〈はい〉,一つなんか素敵なブラジル料理の作り方教えてください。
   一つで結構です。
I: ブラジル料理。
T: はい。
I: そうですね。
T: はい。
I: えっと,ま,典型的な〈はい〉[料理名1]〈はい〉。
T: ちょっと教えてください。
I: はい。
   煮豆なんですけれど〈はい〉,あの,[材料名1]という豆を〈はい〉水に一晩浸していただきまして〈はい〉,でその豆を〈はい〉あの,そうです,圧力鍋でも結構なんですけど,普通の鍋でグツグツ煮えていただき〈はい〉,でそれをあの煮えた後〈はい〉,フライパンとか他の鍋に〈ええ〉少し油をひいていただいて〈はい〉,にんにくを投げ,あの入れます〈はい〉。
   で,にんにくにちょっとこう,にんにくがちょっと香りがついた頃,〈うーん〉,豆をあの玉ねぎとか炒って〈はい〉,その後こう豆を入れていただきます〈はい〉。
   で,あの,そ,ま,そうですね,あのー,ちょっとしつこくなります〈はい〉けれど,腸詰とか,あのお肉とか〈うん,うん〉ベーコンとか〈はい〉そういった物を入れていただいて〈はい〉,あと味付けをしていただければ〈はい〉,あの,ま,皆さんが毎日食べている[料理名1]ができます。
T: あ,そうですか。
   これで一つレパートリーが増えました,はい。
   あのー,今ね,こう教えていただいたんですけれども,今日本では〈はい〉親があまり料理をしない,母親が〈はい〉,「おふくろの味」ってありますよね,あれが,どんどんなくなってきて,何でもこう出来合いでっていうふうな,そこから教育というか,家庭のあれも姿も崩れていってるっていうことも聞くんですけれど,それについてはどのようにお考えですか?。
I: あ,でも,それは関係ないと思います。
T: 関係ないですか?。
I: はい。
T: はい。
I: ていうのは〈はい〉,あの,発展途上国でしたら〈ええ〉メイドさんっていうものがついています〈あ,はい,はい〉。
   メイドさんに〈うん〉全部お掃除〈うん〉お料理とか任せてる〈なるほど〉,ええ〈はい〉国とかも〈ええ,ええ〉ありますので,で,あの,日本はそういう制度はちょっと,あの,その,メイドさんを扱うことはとても高いコストですので〈ええ,はい〉無理なんですけれど〈はい〉,だからってコンビニお弁当食べたかってスーパーのお弁当食べたからって〈うん,うん〉,あの,家族の絆が崩れるっていうのは,おか,あの,ちょっとそれは口実に〈うーん〉過ぎません。
T: なるほど。
I: はい。
T: よくあの,ね,いじめの問題とかも〈ええ〉,その,あだ,親が〈ええ〉あのこう十分な愛情を注がないからとかそんなことを言ってますけど,そうじゃないということですね?。
I: はい。
   あの,私自身もすごい忙しくって〈はい〉,時々コンビニ弁当とか〈はい〉スーパーの弁当とかにしています〈うーん,うん,うん〉。
   ていうのは〈はい〉,やっぱ,それだけ自分に〈ええ〉余裕〈ええ〉,時間を,あの余裕を与えないと〈はい〉,子どもと接する時〈ふーん〉の問題が生じますので。
T: はい。
I: はい。
T: で,ちょっとそう,先ほど学校のことと絡めて,そうしますといじめの問題とかが色々ありますよね?,あれは原因は何なんでしょうか?。
I: そうですね〈ええ〉,私を小学校にあげる時には〈はい,はい〉「いじめ問題」〈ええ〉というのはすごい気になってました。
   ですけど,お陰さまで〈ええ〉,ま,東京っていう〈ええ〉恵まれた場所にいます〈はー,はー,はー〉。
   東京っていうのは,やっぱり外,いろんな国の外国人の〈うーん〉,ま,集まり〈はい〉。
   あの,密集している〈ふん〉ところであって〈はい〉,そんなに外国人に抵抗がない〈はい〉,で,環境に恵まれたところです〈うん,うん〉。
   で,もう一つは,うちの子が上がる世代には〈うん〉,やっぱりこう国際交流〈はい〉っていう〈はい〉ものに〈はい〉,気を使って下さいまして〈はい〉,いじめ問題っていうものにはに,今だにま,まだぶつかっていません。
T: あー,そうですか。 
   じゃ,あんまり,あの,お宅もそうですし,周りにはあんまりないと。
I: はい。
T: で,ニュースとかで,色々とお聞きになりませんか?。
   いじめが原因で自殺をしたり,また,そのまたいじめが起こったりとか。
I: あ,いや,あの〈はい〉,私自身は〈はい〉あの仕事上〈ええ〉ブラジルこむにちー〔コミュニティー〕〈はい〉,いろんなこむにちー〔コミュニティー〕をメインに努めてますので〈はい〉,やっぱりあの地方の皆さんの問題,いじめの問題は,もう常に聞こえてきます。
T: あ,そうですか。
I: はい。
T: はい。
   え,それはやっぱり日本のきょくの,どんなとこが問題なんでしょうかね。
I: やっぱりほすてき〔保守的〕な考え方〈はい〉に問題があります〈はい〉。
   やっぱり地方に行けば行くほど皆さんほすてき〔保守的〕な考えを持って〈はい〉ますので〈はい〉,こう外国人にとって偏見を偏見〈はい〉を持っていますので〈うんうん〉。
   結局,そういったギャップ〈はい〉,お互いにぶつかり合うような生活を常にしています。
T: なるほど。
I: はい。
T: で,それはやっぱりその,ま,東京は割と開かれてるとしても,その少し,こう,***な〈はい〉地域社会で,もう少しその多文化共生へ目が向けられるようにするには,どのようにしたらよろしいでしょうかね?。
I: 難しい〈はい〉課題〈えー〉ですね〈えー〉。
      それは,少しづつこう〈はい〉,あの国際交流とか〈はい,はい〉,こう外国人と交わえながらの〈うん〉生活〈うん〉を体験してもらうしかないと思います。
T: 体験ですか?。
I: はい。
T: 具体的には?。
I: 話をしたり,していただいたりとか。
T: はい,なるほどね。
I: はい。
      やっぱりこう,もう少し身近に感じて〈うん〉いただいて〈うん,うん〉,あ,こんなずぼらなんだけど, 考えはしっかりしているんだとか〈はい〉,確かに,こういうなんていうんでしょうか,ゴミの捨て方はなってないけど〈えー〉,これをじゃあどうやって〈うーん〉教育すればいいのか〈うん,うん,うん〉,そこら辺でお互いに,こう〈うん〉,もう少し身近な〈はい〉生活〈はい〉,もう少し距離を〈はい〉短くしていただいて。
T: まず,話合いをして。
I: 話をして。
T: お互いに出会うということですね。
I: そうですね。
      もう常に生活の中で触れ合いが〈ふーん〉必要ではないかと思います。
T: で,もしあの【I(名)】さんが〈ええ〉あのー多額の予算を与えられて,1億2億〈はい〉。
   これ,自由に使っていいので〈ええ〉,例えば〈はい〉地方のあるその自治体なりなんかで,そういう多文化共生を〈はい〉対話の場を作っていいと言われたとき,どんなことをお考えになりますか?。
   ちょっと考えてみてください,うーん。
I: そうですねー〈はい〉。
   それが可能であれば〈ええ〉,まず,えっと,すでに市とか区役とかで国際交流を〈はい〉強めてますよね。
      で,そちらをもう少し〈うん〉強化して〈うん〉,で,もう本当にいろんなイベントを実施して〈はい〉,少しずつ,こう外国,ま,まずは外国人の〈うん〉教育から〈はい〉始まると思うんです〈はい〉。
   で,ま,外国人を,の教育を強化して,プラス日本人にそういういいところを見て〈はい〉もらって〈はい〉,じゃ,お互いに距離が縮まることによって敬意が生まれるんではないかなと思います。
   で,その多額をそこに費やすするのはどうかと思いますけれども。
T: あ,そうですか{笑}〈{笑}〉。
   せっかく予算いただいたのに{笑}〈{笑}〉,はい。
   あの,今,あの,色々伺ったんですけれども〈はい〉,ここからロールプレイをしたい〈はい〉んですけれども,よろしいでしょうか。
I: はい。
T: えーと,【I(名)】さんはお子さんがいらっしゃるので,あの,小学校でPTAとかもなさってますか?。
I: PTAですか?。
T: ええ。
I: はい,あの。
T: ちょ,ちょこっと,色々。
I: はい,ちょこっと。
T: ***ますか{笑}〈{笑}〉。
   色々,日本のPTAはね,なかなか。
I: やってるとは言えないんですけど。
T: そうですか。
   そこで,役員をしていて,例えば文化委員会で,えー,そこの小学校の文化委員会で,えー,どうしましょうね,あのー,国際交流のことについてなにか偉い先生に講演を頼もうということで〈はい〉,実行委員長になりました*,【I(名)】さん。
I: はい。
T: わたしは,えー,ある大学の学長です。
I: はい。
T: 【T(姓)】学長に講演の依頼に来てください。
I: はい。
T: はい。
   直接来てください。
   どうぞ,ノックからどうぞ。
I: はい。
T: はい。
I: あ,あの。
T: はい。
I: 第一小学校の〈はい〉あの,【I(名)】と申します。
T: あ,はーい,どうもー。
I: よろしくお願いいたします。
T: よくいらっしゃいました,はい。
I: あの,本日〈え〉,あの,ま,わたくし,あのー,第一小学校のPTAの〈えー,えー〉役員を,あの,本年度〈はい〉,あの,やることになりまして〈えー〉。
   で,あの,PTAの〈はい〉あのー,ま,一番最後の会議で〈え〉,あの,変わった,あの,ことを取り入れることになりました〈えー,えー,えー〉。
   で,それは,あの,国際交流〈ほー,ほー〉,あ,国際交流でしたか?。
T: はい。
I: 国際交流に関してなんですけれども〈えー〉,国際交流をあのやっぱりいろんな多文化の子ども〈ええ〉たちが,こう,この学校で,あの,せっかくいろんな国〈ええ〉のお子さんたちがいらっしゃるので〈ええ〉,あの,その,文化を〈ええ〉皆さんに,日本人の方たちに知っていただくために〈うん,うん,うん〉,国際交流を実施しましょう〈はい〉というお話がでました〈はい〉。
   で,そこで,では,一番簡単なのは〈うん〉食べたり飲んだり〈うん,うん,うん〉集まりを作るということなんですけれど,それだけではなくて〈ええ〉,やっぱり国際交流について〈うん〉詳しい先生に〈はい〉一度講演に来ていただければ〈はい〉というお話がでましたので〈はい〉,そこでぜひ【T(姓)】先生を〈え〉というお願いなんですけれど。
T: あー,分かりました。
   楽しいそうな,なんか,講演会ですね。
   わたしも,ぜひお話をさせていただいて,あの,その,そちらの交流の方もと思っていますけれども,それはいつ頃ですか?。
I: はい。
T: はい。
I: もし,あの,引き受けていただける〈はい〉ということであれば〈はい〉,もう,ほんとに皆さん楽しみにまっています〈え,はい〉。
   8月31日です。
T: あ,そうですか。
   随分,急ですねー。
I: あ,すみません〈はい,はい〉。
T: え,でも,なんとかですね〈え〉,まだ夏休み中ですので大学も〈はい〉。
   伺えるように〈あ〉,あの,えーと,以前頂いたあの〈はい〉,ご連絡いただいた,いただいてた,あと,あそこにご連絡すればいいんですね,メールに,はい。
I: はい,すみません。
T: 分かりました。
   じゃ,あの,一度お会いできて良かったです。
   はい,あの,前向きに検討して〈え〉,今日中にお返事します。
I: あ,申し訳ありません。
   急で申し訳ないんですけれども。
T: いえいえいえ。
   あの,ぜひ【T(姓)】先生の講演をお聞きできればという,皆さんの楽しみに,こう,お答えただければ〈はい〉。
T: はい,分かりました,はい。
I: あの,とても助かります。
T: それじゃ,またお会いできると思いますので,今日は,あの,お疲れ様でした。
I: よろしくお願いいたします。
   ありがとうございます。
T: ということで,一つ目のロールプレイ終わりまして,このロール,あの,え,この話を〈はい〉,今度は〈はい〉仲間のお友達に〈はい〉,とても親しいお友達に伝えてください。
   いらっしゃいますか?。
I: えっとー,友達〈ええ〉に伝える。
T: え,知り合いに,はい。
I: あ,今のロール,国際交流を〈ええ,ええ〉**お友達に〈ええ,ええ〉。
T: あ。
I: はい。
T: じゃなくてー,ご主人にしましょうかねー。
   友達でも,いろんな,あの,そんなにね,しょっちゅう会ってらっしゃるじゃないと思うので。
   ご主人だとでも,ぶら,あれですから。
   日本の人で〈はい〉,えー,小学校のあれで,親しい方っていらっしゃいますか?。
I: うん。
   い,あのー,…
T: そうですか。
I: います。
T: じゃ,その人に〈はい〉ちょっと伝えてください。
I: はい。
T: はい,【I(名)】さん行ってきたんだってー?。
   先生どうだった?。
I: あ,はい。
   えっとー,そうですね。
   あのー,【先生の名前1】さん{笑}。
T: うん,うん,うん。
   どうだった?。
I: え,あの【先生の名前1】さん,あの,【T(姓)】先生に〈うん〉お話してきましたら〈うん〉,あの,今日中にお返事〈うん〉頂けるって〈うん〉いうことなんですけど〈うん,うん〉,前向きな考えを頂いていますので〈うん,うん,うん〉,おそらく99パーセント,OK頂けるかと思います。
T: 分かった。
   良かったねー〈{笑}〉。
   さすがだね,あの【I(名)】さんね。
   どうもありがとう。
I: いや,そんな,そんな。
T: うん,はい。
   じゃ,すみません。
I: はい。
T: もう一つだけしていただいていいですか?。
   ちょっとこれをお読みください。
I: はい。
T: はい。
I: あなたはアパートの自室で勉強しています。
   でも,部屋の前で子どもがうるさく遊ん〈はい〉,すみません,すみません。
   でも,部屋の前で〈はい〉子供がうるさく〈はい〉遊んでいます。
   子どもに静かにするように言いなさい。
T: はい,よろしいでしょうか。
I: はい。
T: わたしは,3歳くらいのまりちゃんですね。
   まりちゃーん,まりちゃーんですっていうことにしてくださいね。
   おばちゃーん。
I: あ。
T: おばちゃん,何してるの?。
I: あ。
T: うん。
I: まりちゃん,何してるの?。
T: えーと,毬つきしてるの。
I: えー〈うん〉,まりちゃん,ごめんなさい〈うん,うん〉,ちょっと,おばちゃんね,あの今考え事して勉強してるので〈うん,うん,うん〉,相手できなくて,あの,ごめんなさいね〈うん,うん〉。
   で,今日は〈うん〉,申し訳ないんだけど,まりちゃん〈うん〉,あのちょっとあの〈うん〉もう少し離れたとこで遊んでもらえますか?。
T: あたし,うるさい?。 
I: うん,ごめんね。
   もし,近く,おばちゃんの近くがよろしければ〈うん〉,もう少し小さな声で〈うん〉,あの,遊んでもらえますか。
   遊んでね。
T: でも,おばちゃんさー,後で遊んでくれる?。
I: うん,もちろん。
   これ終わったら,あと30分で終わるから,あの,まりちゃん,30分だけ我慢して,も,我慢してくれたら,チョコあげますよ。
T: チョコくれるの?。
I: はーい,チョコあげる,あの,チョコあげるから我慢してね。
T: 分かった。
   それで,おばちゃんさー,えっと,そしたらチョコでー,どんな遊びしてくれる?。
I: 何がいいかなー〈うん〉。
   今日は〈うん〉,まりちゃんは〈うん〉ボール遊びが好きだよね?。
T: うん。
I: じゃ,ボール遊びしようかな。
T: うん。
I: うん。
T: 分かった。
   じゃ,待ってるね,チョコとボール遊び,待ってる,待ってる。
I: じゃ,おりこうさんだから〈うん〉,30分我慢しててね。
T: うん,分かった。
I: そ〈はい〉,そちらで,お絵描きでもしてる?。
T: うん,してる,してる。
   お絵描きして,待ってるね。
I: うん。
T: はーい,{笑}。
I: {笑}。
T: これで,3つ,あのこのロールプレイ終わりますね。
I: すみません。
T: ありがとうございました。
I: 難しい。
T: ええ,いえ〈{笑}〉。
T: 今日は,これからどうなさいますか?。
   もうお昼ですね。
I: あ,そう**ですか。
T: はい,はい。
I: あ,じゃ,もう。 
T: 今日は,これからお仕事は何時までですか?。
I: そうですね。
   ご飯ですね。
   え,ほん,仕事はもう毎日。
T: はい。
I: 8時頃まで。
T: 8時頃までですか。
I: はい。
T: それからいつもご飯を作られて。
I: はい。
T: 大変ですね。
I: 大変です。
   主婦は大変です{笑}。
T: {笑}お忙しいところ,今日はどうもありがとうございました。
I: {笑}ありが,こちらこそ。
T: 失礼します。