T: はい,こんにちは,【T】です。 I: にちは,【I】です。 T: え,お名前もう一度お願いしま… I: 【I】です。 T: 【I】さん。 I: 【I】です。 T: 【I】さんですね,はい{笑},よろしくお願いします,はい。 えー,【I】さん,お国はどちらですか?。 I: ブラジルです。 T: ブラジルですか,はい。 あの,えー,日本に来てどれぐらいになるんですか?。 I: んっと,10年になります。 T: あー,そうですか。 で,今は,えー,学生さんですか?。 I: そうです。 T: そうですか。 ちょっとその辺,教えていただけますか?。 えーと,大学生で〈はい〉,はい,えー,専攻とかちょっと教えてください。 I: 大学生で,まあ,国際学部っていうコース,学科にいまして〈はい〉,で,そこで,いろいろ語学とか〈はい〉,勉強とか,したりしてます。 T: あー,そうですか〈はい〉。 はい,はい,えー,国際学部?。 I: はい。 T: ふーん。 それは選んだ理由は,どん,どんなところにあるんですか?。 I: あー,将来的にもなんか,そういう関係の仕事に就けたらと思って〈うん〉,いろいろ勉強したいなと思って,語学とか… T: はー,あ,そうですか。 そういうっていうのは,特にもうちょっとそのへんを,はい。 I: ***,今,バイトとかでも,翻訳のバイトとかしたりして,将来とかにもそういう,だ,関係の仕事に就けたらと思って〈ふーん〉,語学が、結構あるので〈うん〉,勉強したいなと思って。 T: あー,そうですか。 と,国際的ってのは,やっぱりブラジルとということですか?。 I: そうですね。 T: うーん、、、,はー。 わかりました。 えっと,ブラジルは広いですけど,ど,どこのご出身でしょう?。 I: おー,【地名1】。 T: そうですか I: はい。 T: はーはーはー。 えっと,わたしは遠くて,あの,行ったことないですんけど,【地名1】は,どんなところ,ちょっと教えてください。 I: どんなところ?。 T: まあ,あの,10年前だから〈はい〉,いいですよね,うん。 それからはもう,行ってないですか?。 I: 行ってないですね,それっきり,はい。 T: あ,なるほどね,わかりました,はい。 で,あの,ここまで,あの,いらっしゃるお住まいから,あの,お住まい^は近くですか,この?。 I: そうですね〈はい〉。 5,10分くらい着きます〈10分〉,お,自転車で。 T: あー,そうですか,じゃー,ずっと,この,に【地名2】に,お住まい… I: そうですね。 T: ですか。 はい,【地名2】ってわたし,まだ2回目なんですけど,あの,どんな街というか,特徴は,な,街なんでしょう?。 少し教えていただけますか?。 I: うーん,やっぱ外国人が多いですね〈うーん〉。 びっくりし,するぐらい,〈はいはい,ええ〉,学校でも多くて〈うん〉,さんいんだから,苦労はそこまでしませんしね。 T: あ,そうですか。 I: はい。 T: あ,あの,日系の方が多いんですよね。 I: 多いですね。 それは,どういう理由でこう,みなさん集まっていらっしゃったんでしょうね。 I: *でしょうね〈はい〉… T: 例えば,なんか工場があるとか。 I: そうですね,工場とか〈はい〉,やっぱり親戚が親戚を呼んだりとか,住みやすいから〈あー〉,どんどん集まったりして,あと,うん,ブラジルのお店とかも多いんで,それに〈うんうんうん〉集まったりするんじゃないかなと思って。 T: そうですか〈はい〉。 で,【地名2】っていうか,もうちょっと広げてみて,あの【地名3】とか,こうね,このあたり,この,【地名4】のこの辺は,えー,自然もあってすごくいいですよね。 I: はい。 T: あの,よくいろんなとこいらっしゃるんですか?。 山だとか?。 I: いや,{笑}〈ふーん〉,そこまで出かけないですね〈ふーん〉{笑}。 T: そうですか。 で,今さっきね,あの,【地名2】はいろんな,あの,まあ,周りにいらしてて楽だと仰ったんですけど,外国人が,こう,いろんなところに散って住むという,日本人と一緒に住む,そうすと,まあ,いろいろね,また違う世界も開ける。 逆に同じように,こう,集まって,集住と言いますけどねえ,集まって暮らすと両方ありますよね。 【I】,【I】さんにはどう,どちらがやはりいいと思われますか?。 I: いや,どっちもいい面もあるけど〈ええ〉,まー,その悪い面もあって〈ええ〉,なんか,その,うるさくなったりとか… T: え?。 I: あ,集まったりとかすると〈はい〉,やっぱりうるさくなったりとか〈はい〉,近所に迷惑とか,けっこう〈ええ〉,あったりするんで〈はー〉。 とんで,自分で引っ越しとかしようとしたら,なんか,そういう,外国人のかたお断りですみたいなホテルもあるんで〈はいはい〉,それも不便ですね。 T: あ,あの,ばらばら〈それ〉に住んでいると〈はい〉。 I: いや,一緒に住んでると。 集まって住んでると〈はー,はー〉,そういう… T: 逆にですか?。 I: はい。 T: はー。 I: なんか,周りの日本人のかたが{笑},迷惑かけるみたいな。 T: はーはーはー。 そしたらもっともっと日本人と,こう,集まっていても,近くの日本人と融合しよう,一緒に,こう,交わろう,というふうには,えー,していったらどうですか?。 I: そうですね,はい。 T: え,その辺りどうですか?。 国際学部で学ぶ,はい,学生としては,はい。 I: え?。 T: うん。 もっともっと,もう交わるように,それぞれがりょ,両者で思っていったらいいんじゃないか,と思うんですけどねえ。 I: あー,はい。 T: はい。 I: そうですね。 あ,なんだろう、、、,えー{笑},〈うん〉、、、,〈はい〉、、、,えー〈うん〉,みんな,なん,なんて言えばいいんだろう。 T: はい,例えば,はい,どうぞ,意見を,はい{笑}。 I: もっと,なんか,こういう,共存みたいなこと… T: うん,していくような方法を,若い人が考えていったらいいじゃないですか。 I: あー,はい。 T: えー,どうですかねえ?。 I: やっぱ,学校からとかですね,子ども〈はい〉,学校とか〈はい〉でも、、、,そういう〈うん〉,学校とか会社とかその集団の中で,やっぱ,分けないで〈うんうん〉,一緒に共存して,やったほうが〈うん〉,助け合ってやったほうが,いいと思うんですよ。 T: あー,分けないで,一緒にね。 I: そうですね。 T: はい。 だけど,やっぱりこう集まっていると… I: まー,自然とそうなっちゃうんですけど… T: ですよね。 I: まー,そこを〈はー〉,まー,だから,両方とも〈はい〉できる人間がその中間に入って〈ふーん〉,両方和解するというか〈うんうん,うん〉,あの〈うん〉,柱になるというか〈はーはーはーはー〉,がいいですね。 T: 柱になる〈はい〉^ような形があればいい〈はい〉っていうことですか。 はい,なるほどね。 あのー,趣味は何ですか? I: 趣味は,趣味は,あー,体を動かすことですね{笑}。 T: あー,そうですか。 っていうことは,スポーツ?。 I: スポーツとか〈はい〉,はい,筋トレだったりとか〈はい〉,まー,そんな感じ。 T: ふーん,特に好きなスポーツってなんですか?。 I: サッカーとかやったりしますけど,はい。 T: サッカーですか,ふーん。 サッカーね。 あのー,やっぱりブラジルのサッカーと日本のサッカーって,ずいぶん違いますか? その… I: あー。 T: はい。 I: そうですね。 やっぱ日本は〈はい〉,あと,なんだろう,あんまり自分勝手には〈うん〉,し,しちゃダメというか〈うん〉,もっとチームプレイで〈はい〉,それが大事,まー,それも大事ですけど〈はい〉,もっと,なんか,自分だけ目立ってやろうと〈うん〉すると〈うん〉,あとで怒られたりとかします〈うんうんうん〉。 逆にブラジルだと,まー,そこまで言われないというか〈うん〉。 T: もっと自由だっていうことですか?。 I: もっと自由というか,はい〈うんうん〉,日本のほうだともっとチーム全体で〈うん〉,一緒に協力してやるみたいな。 T: うーん。 と,あの,確かにね,日本はチームプレイ,全てね〈そうです〉,和が大事とか〈はい〉,集団,えー,そういうのと,もっともっと個人が,あのー,たとえスタンドプレイになっても,この,個人の力を発揮させるというほうがいいとっていう教育と,いろいろありますよね,2つ〈はい〉。 えー,【I】さんどっちがいいと思われますか?。 I: はい、、、,どうしよう〈うーん〉。 協力して,あうのも〈うん〉,いいと思う^ですけども〈はい〉,個人のほうも良ければそっちの,なんだろな,うーん〈うんうんうん〉,うーん、、、,伸ばすっていうか,何だろう?。 T: あ,何を伸ばすんですか?。 I: え,その,個人の〈うん〉,あの,得意としているものを〈はい〉伸ばすというか〈うん〉,うん〈うん,うん〉,なんだろう〈うん〉、、、,うーん〈はい〉。 T: 個人の力を伸ばす教育。 I: 教育,そうですね〈はい〉。 T: が,大切だっていうことですね。 I: 大切,大切ね〈はい〉。 でも〈ええ〉,それっばかりは,ちょっと,まあ〈うーん〉,他の〈うーん〉,の,そのできる子に合わせちゃうと,他の〈はい〉,この,下げたりしますんで,ほんとは… T: そうですね。 そうすると日本のように,割と,こう,和をもって,みんなでやろ〈った方が〉うって方がいいですか?。 I: そうですね,どっちかというと,はい。 T: でもそうすると,この変化の激しいね〈{笑}〉,あの技術的な問題もあったり,ちょっと国際的には大変ですよね。 日本は,こう,みんな一緒に,手繋いでっていうのは,ちょっと問題かなあって思うんですけども。 I: はい、、、。 T: どうですか,その辺りは?。 I: うーん、、、。 T: はい,あのー,えー,ちょっと話は変わるんですけど,まー,体を動かすことが好き〈はい〉。 でも,あの,ドラマとかもテレビでよく見ますか?。 I: ドラマは,たまに,はい,見ますが。 T: 見ますか。 今まで面白かったなっていうドラマって何ですか?。 I: あれー,{ブレス}なんだ〈うん〉,こう,高校生時の,あの,『ウォーターボーイズ』とか… T: あー〈はい〉,ちょっと,それのストーリー教えていただけますか?。 I: ストーリーですか?。 T: ええ。 I: シ,シンクロの〈うん〉,話で〈はい〉… T: ちょっと詳しく教えてください。 I: シンクロの話で〈はい〉,シンクロは女性がやる〈ええ〉ってイメージじゃないですか〈はい〉,せ,せ,世間的には〈うん〉。 だけど,それを男子の子がやろうとして〈うん〉,その学校にはもちろんないんですね,それ〈うん〉,そういう部活動は〈うん〉。 で,それで仲間を集めたりして〈うんうん〉。 最初はみんなからも,なんか,駄目みたいなこと言われたりしますけど〈うん〉,まあ,のちのち,なんか〈うん〉,集まったりして,仲間〈うん〉が。 それでどんどん大きくなって〈うん〉,最後には文化^祭とかで発表して〈うん〉,大成功^みたいな感じで,はい。 T: ふーん。 どんな点が特におも,あの,あー,感動的というか,良かったなと思われたんですか?。 I: {笑}〈ふーん〉,えー,なんか〈うん〉,見てて楽しいというか〈うん〉,うん,その,なんか,自分たちで,なんか,努力して〈うん〉,なにかを,物を作って〈うん〉,大成功するみたいな〈うーん〉,その,その中の苦労とか見せたりして〈うーん〉,その,なんていうの,共感とかしたけど,まあ〈あー〉,はい。 T: なるほどね。 で,あのー,えー,そういうね,いいテレビドラマもたくさんありますけど〈はい〉,暴力的なね,あのー,映画,あの,ごめんなさい,映画ももちろん,あのー,テレビで出した,放映したりとかいろんなことがりますよね。 えー,それで小学校とか中学校で問題が起こったりとか,その辺はどう思いますか?。 もうちょっと日本のテレビは,っていうような面はありませんか?。 I: そうですね〈うん〉。 アニメとかだと〈うん〉,あんまり見ないですけどね〈うん〉,たまに見ると,まー,漫画とかもそうですけど,暴力は結構あって〈うん〉,血とか流れたり〈はい〉,結構〈はい〉,そういうシーンはあるんで〈はい〉,それも,自然と見ていったりとか〈うんうん〉。 あと,学校とかでも,こっち来てびっくりしたのは,みんな普通に死ねというか〈あ〉,そういう言葉を平気で言うんで,それほんとに〈うーん〉,あー,あ,正直ひきましたね,それは。 T: え?。 I: 死ねとか〈はいはいはいはい〉,そんな重い言葉を〈うん〉平気で言うんで〈うーん〉,びっくりしましたね。 T: うーん,あの,テレビの〈テレビの〉ね,中で。 実際でもやっぱ聞いたことありますか,中学高校で?。 I: あー,そうですね,きい,中学校とかでは。 T: うーん,なるほどね。 そうですか。 そうするとやっぱり,あの,テレビの影響って大きいと。 I: 大きいと思います,はい。 T: なるほどね,もし【I】さんが{笑},あのー,そういうね,あの,なんでしょう,今,日本の文科省みたいなのありますよね〈はい〉。 教育を少し考えるっていうね,あの,その文科省の中の役人だったら,どんなことをどんなふうにテレビについてアドバイスしますか,テレビの内容について?。 I: あー、、、,そうですね〈うん〉,まあ〈うん〉,そ,そう,うーん〈うん〉、、、,やっぱ,できるだけ,その,暴言とかを〈うん〉外したりとかをして〈うん〉。 あと,やっぱ,血なが,血が流れるシーン〈うん〉とかは,アニメとかだと,な,なんか,消してとか,消した… T: 消すように。 I: 消すように。 T: 注意をする。 I: とか… T: どうやってやるんですか,具体的には?。 I: どうやって〈うん〉,それは,なんか,やっぱ,アメリカとかが,なんか,それは,日本のアニメって,そう海外にも行くじゃないですか,それで〈うん〉,あっちのものを見たことあるんですけど,そういう血とかも,殴られて血の,とか,流れるシーンは〈うん〉,消えたりとかしてますね〈うーん〉。 その,殴られて血が出るときは〈あ〉,その〈あ〉血は消されてて〈はーはー〉,ですね。 T: ように,あの指示をすると。 I: はい。 T: はーはー,なるほど。 うーん,でもねえ,ついつい〈まあ,そういう〉商業ベースでねえ{笑},はい〈ああ〉,ですよね。 で,あの〈うん〉,はい,まだ,で,意見ありますか?。 I: いや。 T: そんなとこですか〈はい{笑}〉。 ね,で,最近のテレビっていえば,もう餃子の,毒入り餃子の話ばっかりですよね。 あれは見てますか{笑}?。 I: あ,はい{笑}。 T: うん。 I: 最近は,はい。 T: あれについてはどう思いますか,な,何が原因でしょうねえ,まだわからないんですけども。 I: あれは〈うん〉,中国側も〈うん〉試験さしたけど,それで,何も異常はないということで,今日,今朝見たら〈はい〉,なんか,少数派の,なんか,日本か中国かわからないけど〈はい〉,わざと入れた可能性もあるということで,少数派分子とか言ってましたけど〈ほーほーほー〉,テロの可能性もあるのかと… T: いうことですか?。 I: はい。 T: はー。 あれについてはどうお考えですか?。 あの… I: はい,やっぱり,何だろう,日中関係がまた〈うん〉それ^で悪くなったりとか^する可能性もあるなって思って。 T: そうですよね。 だけどわたし,あのー,それは確かに国際的なね,あの,一つの問題ですけど,よくよく考えたら日本人が食事を外に全て求めるっていう,あの,なんていうんでしょう〈はい〉,全てじゃないですけど,手作りはしないで,もう,何でも冷凍冷凍〈輸入〉ってなってきてる〈はい〉,その食生活をもう一度見直すべきじゃないかなあと思うんですけども,どうですか?。 I: そうですね〈うーん〉,弁当とかでもほとんどが冷凍食品だったりとか,家庭の味がないみたいなことですよね。 T: ですよね。 いわゆるおふくろの味とか〈そうですね〉,ないですよね〈そうですね〉。 わたし,そこに問題があるんじゃないかなと思うんですけどね〈そうですね〉。 どうですか?。 I: そうですね。 それも良くないと思うんですけど,まあ,確かに忙しいんですけど〈うん〉まあ,そこは〈うん〉,ま,せめて,冷凍食品だけで,かたするんじゃなくてな〈うん〉,一品ぐらいは… T: 一品ぐらいは{笑},自分で… I: 自分で… T: 母親なり自分で… I: はい,はい。 T: ところで,あの,料理は作ることがたまにありますか?。 I: 料理は,あんま作らないですね〈うん〉… T: あんまりだけど,作ることもある。 I: つく,はい,あ,親が,たまに働いてたりとかすると〈はーはーはー〉,ま,なんかしら作って… T: なんかしらね〈{笑}〉。 ちょっと得意料理って何ですか?。 一つだけ。 I: 得意料理〈うん〉,得意料理は,{ブレス},得意料理はないですね{笑}。 T: ない?。 I: 卵焼きですね。 T: 卵焼き?。 ちょっと… I: いや,別に。 T: え?。 I: うまくはないですね。 得意料理は… T: ブラジル料理で,何かありませんか?。 I: あ,ブラジル料理は作れないですね。 T: あー… I: でも作ってみたいな,料理は作ってみたいと思いますけど。 T: うーん,卵焼きは,なんか得意そうなんですね{笑}。 そうですか。 I: それはみんな誰でもね,はい{笑}。 T: {笑}そうですか。 あまりやらない。 I: そうですね。 T: うーん,そうですか。 本当にね,その食生活はね,あの,確かに,大きなね,問題ですよね。 ですか。 で,あの,さっき,あの,えー,国際学部で,将来とおっしゃったんですけど,その選んだ,まー,理由としては,将来そういう仕事をしたい。 I: はい。 T: ですか。 えー,もうちょっとそこのところを,さっきちょっと教えてくださったんですけど,その,えー,学んだこと,まあ,ブラジルとの貿易のようなことですか?。 どんなことが一番,や,やれたらいいなと思っているんですか?。 まあ,夢というか。 I: ゆ,そうですね。 まず,最初は来たときは,日本,高校行った時も,もうすぐ高校卒業して会社で働こうと思ったんすけど,まあ,高校にいる間に,ここの,学校で***ボランティアで日本語とか教えたりして〈うん〉,まあ,そういう,日本語,なんか,必要としている人がいるんだなあってのを知って〈はい〉。 あと,バイトとかでも翻訳とかも始めて,結構そういうのも多くて〈うん〉,やっぱ,そういうの,人の力になれればいいなと思って〈うん〉。 大学に行って,その,また勉強して〈うん〉,語学をもっと流暢に両方とも話せるようにしたいなと思って,そこに,選んで〈うん〉。 で,将来的にはそういう〈はい〉困っている人の翻訳だったり,通訳したりとか,あの,ボランティアでまた日本語の教えられたらとか,思って。 T: あー,なるほどね。 I: はい。 T: そういう会社を作る。 I: 会社,はい,そういう時には,もう,将来は,はい,自分でなんか〈うん〉立ち上げて〈うーん〉,できればなと思って。 T: 懸け橋になるっていうことですか?。 I: そうですね。 T: 【I】さんの考えだと,もっともっとブラジルから人が来たほうがいい,と思い,お思いですか?。 I: そうですね〈はい〉,あっちの***生活いいんですけど,子どもからすれば〈うん〉,あんま自由がないっていうか。 T: うん? I: 自由がないんですかね,あっちだと。 T: どこですか?。 I: ブラジルだと。 T: ほー。 I: まあ,自分が住んでたところもそうですけども, T: ブラ… I: 子どもたちだけで,ああ,公園で遊んだりとかは,自分とかは,あんま親がダメって言ってました。 もう,そういう結構,なんか〈うん〉,親と出かけてても,何か強盗にあったりとかも,そういうのもあって。 T: うんうんうん,治安の問題ですね… I: 治安の問題ですね。 治安が悪いんで〈はい〉危ないんですね。 T: なるほど,じゃ,から,ブラジルの人たち,特に日系の人が〈はい〉もっと幸せに暮らすには,日本に来ることがいいということですね。 I: いいですよ,はい。 T: そのためには,もうちょっと日本が開放的になるべきでは〈はい〉ないですか,どうですか?。 I: はい,そうですね,でもやっぱり,まー,日本も〈うーん〉,怒ったりしてるのは,そういうこと,悪いことをする人がいるんで,まー,そうなっちゃうのも仕方ないと思うんですけど〈うーん〉,やっぱり,はい。 T: でも,それは個人の問題だから〈そうですけど〉もっと日本は,えー,それをサポートというか〈はい〉,あの,ね,人も少子高齢化だし〈はい〉っていうんだったら,その,あれを作るべきじゃないですかね〈そう〉。 そういううけ,あの,住みやすい社会〈そうですね〉。 それにはどんなことをするのが一番,というかもっともっと,するべき事って何でしょうかね,日本が取り組むべきこと?。 I: うーん,あー、、、,なんだろう〈うん〉、、、。 T: どんなことですか?。 I: そう〈うん〉、、、,うーん〈うん〉、、、,ここだと【地名2】とかだと多いんですけど〈はい〉,役場とか行っても,なんかいろいろ手続きとかしないといけないじゃないですか,住むと〈うん〉。 それで,なんか,ま,翻訳の紙が置いてあったりとか〈うん〉,ま,そこに,あの,通訳してる人とかも働いてたりして〈はい〉,まあ〈うん〉,そういうところ〈うん〉見習えばいいなと思って。 T: うん,でもそれは〈やっぱ〉,確かに大事なんですけど〈はい〉,人々の気持ちが変わらないと〈そうですね〉,考え方が,と,私は思うんですけど,どうでしょう?。 I: そう,考え方は、、、,やっぱ,なん,もっと,テレビでとかで,そういう〈うん〉,もっといいイメージを〈うん,うんうん〉流したほうがいいかなと思って。 やっぱり悪いものしか,ピックアップされない^じゃないですか〈はー〉。 それで今,イメージが下がったりとかして〈はい〉。 やっぱ,いい部分もあるんで〈はい〉,そういうところも見せたり〈うーん〉してったら。 T: マスコミの問題ですかね。 I: マスコミですね,はい。 T: はー。 I: マスコミも,はい,あると思います。 T: 日本のね〈はい〉。 マスコミの問題ですね。 I: はい。 T: はー,と,マスコミはどんなふうに動けばいいんですかね。 ほんとにマイナスの暗い部分ばっかりで,どんなことでも流しやすいですよね,日本はね〈はい〉。 うーん。 I: そうですね,うーん、、、,と,もっと〈うん〉,プラスになるイメージで,何だろうな〈うん〉、、、。 T: 何でしょう?。 I: うん、、、。 その国のいいところとか〈うんうん〉見せたりとか〈うん〉,ここでも頑張っている姿とかを〈はい〉,見れば,変わるんじゃないかなって。 T: そうですね。 あとはとにかく,まあ,せ,接触することですね。 I: そうですね。 T: はい,ありがとうございました。 いろいろ,あの伺って。 ちょっとここでロールプレイをしたいんですけど〈はい〉,あのいいですか?。 I: はい。 T: あの,ロールプレイしたことあります?。 I: あ,ないです。 T: ないですか。 えと,ちょっとこれ読んでみてください。 I: はい。 T: 声を出して読んでください。 I: 友人にお金を貸してくださいと頼まれました。 大変親しい友人ですが,断ってください。 T: ですか,大学生だから頼まれることもあるかもしれ,ありました?。 I: は,はい。 T: たまにね。 はい,じゃあ,あの,わたしは,あの,ちょっとね,年齢はあれですけど大学の友達ね〈はい〉,いいですか?。 I: はい。 T: とっても仲のいい友達。 I: はい。 T: で〈{笑}〉,でも,あの,断ってくださいね。 いいですか?。 I: はい。 T: いいですか。 えーと,【I(姓)】なにさんだったっけ?。 I: と,【I(名)】。 T: 【I(名)】。 【I】くん,ちょっとね,あたし,あの,どうしても今,買いたい本があって,えっと,15000円なんだけど,ちょっと,その,他にもあれだから20000円貸してくれるとそれが買えるのね。 そ,それ,だから,{ブレス},来週返すから貸してくれない?。 I: {ブレス},いや,もう,今も自分も,困ってるから,ちょっと,そこは無理だなあ。 T: 困ってるって〈うーん〉一週間でいいんだけど。 I: いやー,1週間はいろいろしなくちゃいけないんで… T: え,バイトのお金入ったんじゃないの,先週。 I: いや,でも,やっぱ、、、,{笑}。 T: え?。 I: そ,困ってるから。 T: え,なに困ってるの教えて? I: ちょっと,自分もお金も,ちょっと,ないんで,今は,はい。 T: ない。 I: はい,ちょっと,ないんで,はい。 T: じゃ,どれくらいだったら貸してもらえる?。 I: お金?。 T: うん。 I: いや,でも〈うん〉,{笑},えー。 T: 駄目?。 I: はい{笑},ちょっと,今回は,はい。 T: 全然駄目?。 I: はい。 T: じゃ,どうしたらいいかな,あたし,困ったなー。 I: まあ〈うん〉,他の子に{笑}〈うん〉,あの子に行けば,たぶん貸してくれるよ。 T: だれ? I: あのー,ま,あの,あの子。 T: ほんと,貸してくれる?。 I: はい。 T: 分かった。 じゃあ,いい。 ありがと。 ごめんね,こんなこと聞いて,はい。 I: はい。 T: はい,ええ,こういう経験ってあります?。 たまにあるって,さっき仰ったけど。 I: はい。 T: 貸しちゃいますか?。 I: いや,もうそこまでの金額じゃないんで。 T: 貸しちゃう?。 I: そう,500円とか,そういうの,300円とか,もう,そういう… T: ああ,わかりま{笑}〈です,です〉。 そうするとやっぱり20000円ってのは大きいから〈そうですね〉,貸さない。 ふーん,そういうことはお互いに言わない。 I: はい,そう,きか,言われたことないですね。 T: そうですか,はい。 えっと,今日はこれから,今5時ですけど,どうなさいますか?。 I: これからバイト^します,はい。 T: 間に合いますか,大丈夫ですか? I: はい,大丈夫… T: 大丈夫ですか,はい,どうもありがとうございました。 I: ありがとうございました。