T: はい,こんにちは。
   【T】です。
   よろしくお願いします。
I: こんにちは。
   【I(フルネーム)】です。
   よろしくお願いします。
T: い,1年振りですね,【I】さんね。
I: はい,そうです〈はい〉。
   えっと,…
T: あのときは高校3年目の…
I: そうですね。
T: 終わりで。
I: あー〈はい〉,そう,そう。
T: もう大学決まっていたんですよね。
I: うーん,そうですね。
T: どうでしょう,大学生活は?。
   ちょっと教えてください。
I: うん,やっぱ,思ったより,全然楽しいですね。
T: 思ったより楽しい。
I: 全然楽しいですね。
T: いいですね。
   どんな点が楽しいんですか?。
I: やっぱり自分は英語が学びたかったので〈はい〉,その学びたいことが学べて〈うんうん,うんうん〉,なんか,すごく楽しくできま,なんか,毎日過ごしてます〈はー〉,授業とか。
T: 英語が学びたかった〈はい〉。
   それはどうしてでしょう?。
   特に,どういう目的というか。
I: うーん,それは,やっぱ,ずっと小さいときから,なんか〈はい〉,親と一緒に映画とか〈うんうんうん〉,そういう,アメリカのハリウッド映画とかも好きで〈うん〉,で,ちょっと,そ,なんか,頭の底に,なんか,あー,いつか,字幕とか無しで見るようになりたいな〈ふーん〉と思ってて〈ふんふん〉,で,いま,こうやって日本語と〈うん〉ポルトガル語はなせるようになって〈うん〉,で,高校卒業したらどうしようかってなって〈うーん〉,うーん,で,やっぱ最初は工業高校でパソコンについていろいろやってましたけど〈ふんふんふん〉,そのあと,なんか,じ,自分が思ってたより,ちょっと,ちがくて〈ふーん〉。
   だから,うーん,英語を,じゃ,ずっと前からやりたかった英語をやろっか〈ほー〉ってなって,で,ちょうど,【人名1】くんが〈はい〉かよってた大学にその英語コースがあって,で,興味を持って,行きましたね。
T: はー。
   でも工業高校で〈はい〉,そちら関係をやっていた,パソコンとか…
I: はい。
   パソコンや,情報技術コース。
T: ですよね〈はい〉。
   そこから,また,英語っていうのも〈はい〉,かなり勇気が要りますね。
I: うーん,そうですね。
T: 方向転換。
I: 高校の先生にもよく言われてましたね〈はい〉。
   なん,工業高校の英語はすごくレベルが低いんで〈うんうん〉,ほかの高校と比べて〈うん〉,いや,きついって言われました〈うん〉。
   でも,実際に行ってみたら,そうでもなかったんですね。
T: うーん,なるほどね〈はい〉。
   でも,その情報処理〈はい〉,とってもね,あの,すばらしい,お仕事にも行けるような〈はい〉専門を捨ててでも〈はい〉,英語に行きたかった。
I: はい,そうです。
T: そうですか。
   行ってみてどうですか?。
   いま楽しかったって仰ったけど。
I: 楽しかった,良かったと思ってます。
T: ですよ,良かったって。
   後悔はない?。
I: ないです。
T: で,4年後は何をしたいんでしょう?。
I: 4年後,うーん,4年後,まだ考えてない〈うーん〉ですけど。
T: でも,夢としてはどうですか?。
I: 夢としては,うーん,そうですねー,できれば,この3か国語を学ぶことになるんで〈うーん〉,で,まだ,大学のほうでスペイン語もやりたいと思っているんで…
T: ほー。
   4カ国操る…
I: 英語も,けっこう思ったよりは覚えが早かったんですよ,英語{笑}。
T: すごいですねー。
I: だからスペイン語とかも学ぶ。
   それで,なんか活かせるような仕事〈ほー〉,コミュ,やっぱり,それが話せない人たちの助けになれたらなと。
T: なるほどね。
   すばらしいですね。
   で,その,思ったより,自分が思ったより,ずっとに,日本,英語の〈はい〉上達が早いっていうのは〈はい〉,なんか,あれでしょうかね,もちろん【I】さんの〈はい〉能力なんだけど…
I: あー,それ,たぶん…
T: 例えば,環境とか,なんかありますか?。
I: うん,やっぱり自分がずっとやりたかったことでしたので〈あー〉,すごく,うーん,なんていうか,ぜんぜん高校とは違う形で〈はい〉取り組めるよう〈ふんふん〉,その気持ちの問題で〈ふーん,ふんふん〉,すごくやる気を持って〈ふーん〉,毎日行って,しっかり質問とか〈うーん〉。
   やっぱり,なんか,今までの小学校,中学校,高校とかと違って〈うんうんうん〉,そういう,形ができた〈うーん〉,先生たちとか〈うーん〉がちゃんと応えてくれますし〈はー〉。
   たぶん,それも,あ,うん,それが大きかったと思いますね。
T: あー,やっぱり,そうすると,学問っていうか,勉強は動機というか〈はい〉,そういう意欲ですかね。
I: うーん,そうですね〈はー〉。
   それがすごく影響すると思います。
T: だけど,いま日本の学校で〈はい〉,なかなか,その,そういう意欲が湧かない〈うーん,はい〉,ただやってるっていう人も多いですよね。
I: はい。
   でも,自分も高校までは,ずっと,そういう気持ちでしたね〈はー〉。
   工業も,パソコンにちょっと興味があるからやってみるかって,実際行って,そうでもなかったってなって〈うんうん〉,それでやる気がずっとなくって〈うーん〉。
   でも,今は全然楽しめてますね。
T: でも,それは【I】さんは,たまたま,そういう,好きなものが見つかって良かったんですけど〈はい〉,そうじゃないくて苦しんでる人もいない,いませんか?。
   そうでもない?。
I: あっちの大学のほうで,ですか?。
T: いいえ。
   周りで。
I: あー,周りでですか〈はい〉。
   あー,周り。
   そんな知らないで〈あー〉,、、、,あー,うん,と,ほかの,ほかの大学に行った友だちとか〈はい〉,よく,そっちの大学楽しそうだねって〈{笑}〉,よく,自分が話,しますんで,その大学生〈はい〉。
   でも,それは,たぶん,でも,じ,彼らたちは,たぶん楽しんでますけど〈うん〉,うーん,なんていうんですかね〈うーん〉,こっちは,うん,ま,でも,それ,やる気がない人は,たぶんいないですね,周りには。
T: うん,あ,そうですか〈うん〉。
   すばらしいですね。
I: みんな,結構ちゃんとしてます。
T: へー。
   目的持ってね〈はい〉,英語学ぶことの楽しさ。
   英語を学ぶっていうと,最近はオバマ,オバマ〈はい〉大統領の〈うーん〉,あの,演説がっていう〈はい〉,よく言われますよね〈はい〉。
   そのへんは,どうお考えですか?。
I: 演説…
T: あの素晴らしさって,よくね,プレゼンテーションの…
I: あー,あの演説についてですか。
T: ていうか,彼は…
I: 彼は。
T: なんであんなに人気がね…
I: あー,彼は,なんか,いつも聞いてて,なんか,すごいなーって思ったりするんですけど,あの…
T: あ,そのへん,ちょっと,詳しく教えてください。
   どんなふうにすごいんですか?。
I: なんだ,うーん,なんていうか,考え方とか〈うん〉,なんか,聞いてて〈うん〉勇気付けられるっていうか,なんか〈あー〉,なんか,あー,このみっ,この先大丈夫なんだろうなーっていう,なんか〈あー〉,彼の言葉を聞いてると〈はいはい〉,そう感じさせるんです〈はー〉。
   そういうのが,なんか,すごいなと。
T: 大変なときでも…
I: そう。
T: なんか,彼だとやってくれそうだと。
I: なんとかしてくれるんだろうなっていうか,なんか,よく分かんないですけど,なんか,伝わってきますね,あれ聞いてて。
T: どう,どうしてなんでしょうね。
I: どうして,うーん,どうして,うん。
T: 言葉の力ですか?。
I: かもしれないですね,やっぱり。
   彼…
T: はー,そうですか〈はい〉。
   彼だったら,ほんとにチェンジをしてくれるんでしょうかね?。
I: そう望んで,そうだといいですけどね。
T: でも,あの時期だから〈はい〉,みんな苦しんでたからそうだけど〈はい〉,実際,始めてみたら,そんなに簡単じゃないですよね,チェンジって〈あー,はい〉。
   そのへんは,どうお思いですか?。
   わたしは難しいんじゃないかなって思ったりもするんですけど。
I: うーん。
   ま,確かに難しいですけどね〈はい〉。
   なんだろう〈うーん〉。
   で,今までブッシュ〈はい〉とかについて,よく,自分,ブッシュ何がしたいとか,そんなの,耳にあんまりしなかったんですよ〈はーはーはー〉。
   でもオバマだと〈はい〉,なんか,いろいろと彼はこうしたいとか〈うんうん〉,なんか,こういうの始めたいとか,なんか,そういうの,いろいろ,耳にしますね〈はい〉。
   だいじょ,うーん,前よりはよくなるんじゃないかなと。
T: あー,なるほどねー。
I: ちょっと難しいですけど。
T: でも,それと比べると,今,日本の政治〈はい〉,ま,【人名2】首相とか〈はい〉。
   ま,テレビ見たりしますか?。
I: うーん,ちょっと…
T: なんにもそういうの伝わってこないような気もするんですけど…
I: あー,それは…
T: ちょっと,そのへんの感想を教えてください。
   意見を。
I: うーん。
   そんな,でも,まだ,その,なんていうか,大統領なって,うん,そんな経ってないですし,まだこれからかなって。
   もしかしてオバマは…
T: あー,だね,オバマはね。
   そうじゃなくて,【人名2】,日本の場合は…
I: 【人名2】のほう,日本のほうですか。
T: そういうような〈はい〉,ついていけばいいっていう感じもないし〈はい,うーん〉,言うことがころころ変わるし…
I: そうですね,あれは…
T: ちょっと,そのへんの意見を…
I: 日本のほうは〈はい〉,ふーん,あれは,そう,自分は,いや,なんか,思ってもどうしようもできないんですんで,なんか…
T: うーん。
   あ,そうですね。
   でも…
I: 聞いてて,ちょっと不安になってきますね〈うん〉,やっぱ【人名2】,なんか〈うん〉,お金とか配ったりしてますけど。
T: あ,定額給付金ですよね。
I: よく,そう,よく分かんないけど。
T: じゃ,あれについては,どう思いますか,定額給付金?。
I: あれね,よく,よく意味が分からないんです。
   あれ,みんなに配るより,なんか,それで〈うん〉何か〈うん〉いいの何か作れたら,役に立てるようなもの,たぶんそれじゃ意味,意味がないかなと,はい。
T: 意味がないですよね。
   じゃ,あの2兆円を{笑}〈{笑}〉,あのー,【I】さんが〈はい〉何か考えをって言ったら,どういうような,その配り方というか〈はい〉,使い方を考えますか?。
I: 使い方ですか。
   いや,まず,そういう,よく派遣切りとか,よく〈はい〉問題になってますけど〈はい〉,まずそれに,それをなんとかしなきゃな。
   自分も,父も今はそうなんですけど〈はー,はい〉,それ,そのための***,うーん。
T: 何をすればいいんですか,そのために。
I: あー,やっぱり,仕事があっても,なんだっけ,日本語が分からなきゃ〈はいはい〉ならない職場もけっこう多くって〈うーん〉,だから,そういう外国人が〈うーん〉けっこう困ってるみたいなんですよ〈はい〉,そういう,それが,けっこう限定されてて〈うーん,ふんふん〉,日本人に。
   だから,まず,それ,なんか,日本語教育って〈うんうん〉。
   でも,難しいですけど〈ふんふん〉,それ,少しでもち,うーん,なんていうかね,力になれたら,すごい日本語,基本を教えて〈はー〉。
   だって,今は仕事がない時期ですから〈はいはい〉,けっこう,みんな仕事がなきゃ,そこらへんで,ふらふらするしかないじゃないですか〈はい〉。
   せめて,そういう〈うんうん〉学校っていうか〈うん〉,そういうところがあれば〈ふーん,ふんふん〉,みんな,こういう,何もやってないだから,何もやってないからこそ〈うんうん〉行けるような〈ふーん〉場所を作ってあげればいいんかなって。
T: あー。
   時間がある人たちに〈はい〉,そういうのにお金を使って。
I: そうです。
T: サポートする。
I: と,親とたまに話ししたりしてますね。
T: そうですよね。
   わたしもほんとにそう思う〈はい〉。
   時間がね,ないときはお金はあるし,…
I: うーん,そうです。
T: 反対ですよね〈はい〉。
   それをやっぱり,国とか,そういうのがやればいいですよね。
   で,そういう,その,ま,自治体とか国っていう話にな,なると〈はい〉,なんか,【地名1】と【地名2】が合併すると〈はい〉。
   これはいいことですかね?。
   どうお考えですか?。
I: うーん,正直,よく分からないですね。
   そういう,いいところと〈ふーん〉悪いところと〈ふーん〉。
T: どんなところが良くなくて,どんな,どんないいところか,ちょっと,教えてください。
I: うーん。
   そ,そ,うーん,べつに悪いところはとくにないかな,べつに…
T: あー,じゃ,それでいいわけですね。
I: 自分,たぶん,よく分からない〈うん〉んですけど。
T: うーん。
   じゃ,メリットってなんですか?。
I: メリット〈うん〉。
   あー,えー,やっぱり,結構,うーん,あ,自分の通ってる学校とか,けっこう【地名1】っていうと,みんな知らない人も多かったりするけど〈あー,はい〉,それ合併すれば【地名2】って{笑}〈はーはーはー〉,名前で,あー,あのへん,まー,知名,知名度とか…
T: なるほど。
I: そういうの,ちょっとは上がるし。
   あとは〈ふーん〉,うーん,やっぱり【地名1】では【企業名】とか,けっこうメインなんですけど,それで【地名2】もけっこういろんな工場とかありますんで〈はい〉,それで経済的に良くなるかどうか,よく分かり,分からないんですが〈はい〉,それでなんとかなれば。
T: あー,逆に経済的に…
I: はい,経済的に…
T: うまくいくかもしれない。
I: かもしれない〈うーん〉。
   そういうところはよく分からないんですけどね。
T: うーん,なるほどね〈はい〉。
   で,今,その,経済的なこととおっしゃったけど,今,そのね〈はい〉,経済危機,金融危機で,今大変なことになってますよね〈うん,はい〉。
   で,ま,お父さんのことおっしゃったんですけど〈はい〉。
   これは,やっぱり,わたしは切らないで,もっともっと,みんなで〈うん〉ワーキングシェア〈うん〉,シェアリングをすればいいなと思うんですけどね〈はいはい〉。
   それについては,どうお考えですか?。
I: うーん,そうで、、、,でも,やっぱり〈うん〉,自分,あー,父は,その,車の会社に〈はーはー〉働いてて〈うん〉,そういう,海外からとか〈うーん〉,国内から,そういう注文とかがないから〈うーん〉,どうしようもない状況だから〈はー〉。
   でも切るってのも,仕方ないっていっても,うーん,ちょっと,おかしいんですけど〈ふーん〉。
   なんとかならないかなって,ちょっと,そういう切らないで〈うん〉,ちょっと,ほかの仕事にも〈うーん〉,今までやってた作業だけじゃなくて,そういう〈ふんふん〉,掃除とか,そういう〈はー〉ほかの仕事にも,でも,やらせて,それで〈ふん〉なんとか〈ふん〉,うーん,できるかなとか,なんか,思ってたりするけど。
   そうならないから〈ふーん〉,切られちゃうんですね。
T: ふーん,なるほどねー。
   もっともっと,声上げていったほうがいいんじゃないですかね。
I: うーん,それは,もう,それ,あの,会社とかと,工^場の人たちに…
T: もう,いろんな,その…
I: いろんな人。
T: 国でもいいですけど,いろんな意味で,うーん,だめですかね。
I: こないだ…
T: こないだデモやってましたよね。
I: あー,やってました〈はい〉,***とか,なんか。
   うーん,でも,自分はまだ学生ですし{笑},なんか,…
T: ん?。
I: 自分はまだ学生ですので〈あー〉,そんな言ってもいい立場かどうか分からない。
T: あー,その,【I】さんじゃなくてね,その,そうじゃない人…
I: みんなで。
T: うん。
   働いている人たちが。
   うーん。
I: うーん,でも,その工場,切りたいって,切りたいから切ってるってわけじゃないと思うし〈ふーん,ふんふんふん〉,しょうがなくやってる〈あー〉,じゃなきゃ〈うん〉,その会社自体,全部つぶれるよりは。
T: あ,なるほど。
   と,あと,もう1つ,わたし,やっぱり,もうちょっと前に〈はい〉,もっと日本語,さっきね〈はい〉,日本語教室でサポートとおっしゃった〈はい〉,ほんとにそうは思うんですけど〈はい〉,実はもっと前に〈はい〉働いてる方たちは日本語を勉強したら良かったかな,とか思うんですけどね。
I: うーん,例えば,自分の親の場合は〈うん〉,けっこう,2交代とか3交代制でやってたり〈はー〉,それにけっこう時間とか結構合わなかったり〈うんうんうん〉。
   自分の親とか〈ふん〉,勉強は始めたんですけど〈ふーん〉,それ,それの時間のせいで長続きできなくなったり〈はー〉,ちゅ,それで〈ふーん〉,その学校のほうにも,ちょっと,迷惑かけることになるので〈ふん〉,それ,通わないで,自分が,ちょっとあいてる時間に教えたりしてますね。
   でも,けっこう,そういう人たちも多いんじゃないかなって思ったりしてます。
T: なるほどね。
   そういう実態をわたしたちもし,よく知らないので〈うーん〉,もっと,こう,発信していくといいと思うんですけどね。
   【I】さんみたいな人たちが,若い人たちが〈{笑}〉。
   ねー。
I: まー,そうなんだけど,うーん〈うーん〉,難しいです。
T: そうですね。
   で,あの,すごく忙しいと思うんですけど〈はい〉,普段は,どんな,あの,ま,あの,時間あいてるときは,趣味っていうか,どんなことしてるんですか?。
I: あいてる,今は〈うん〉,そんな,今,ちょっと,バイトとか探して^たりして〈ええ,ええ〉,で,バイトしてないときは,その,うーん,映画とかを,好きな映画とかを見たり。
T: ほー,そうですか。
I: で,はい,で,さっき言ったように,なんか,お,親とかに,ちょっと,日本語の〈ふーん〉教えたりして。
T: なるほど〈はい〉。
   で,最近見た映画で,すごくおもしろかった映画,1つ教えてください。
   なんですか?。
I: 最近みた映画ですか〈うん〉。
   えー,こう言われると,ちょっと,ぱっと〈うん〉,うーん,うーん…
T: ***…
I: え,言っても大丈夫ですか,大統領とか。
T: あ,なんですか?。
I: 最近みた〈うーん〉,いちばん最近,『ドリームキーパー』っていう映画…
T: はー。
   ちょっと,そのストーリーを詳しく教えていただけますか?。
I: うーん。
   その,アメリカの先住民族の〈ほーほー〉子孫〈ふん〉,今,現代の子孫が,なんか〈うん〉,その,彼のおじいちゃんが〈ふん〉,なんか,その先住民族の〈ふん〉いろんなストーリーとか物語を〈ふん〉語ってくれる〈ふん〉もので,その,うーん,その,たぶん〈うん〉,その映画の中で〈うん〉,やっ,けっこう,8つぐらいの物語が〈ほーほー〉語られて〈はい〉,それ,一つ一つが,結構〈ふーん〉,伝えたいことがあったり〈ふんふんふん〉,結構,あれ,おもしろかったですね。
T: ふーん。
   その中の一つでもいいですけど,そのおもしろいストーリーを教えて,8つのうちの1つでいいですから…
I: うーん,面白いストーリー。
T: どんな先住民の,はい,ストーリーが。
I: 例えば〈はい〉,昔,なんか,2つの,なんていうか,部族〈はい〉がいて〈はい〉,2つじゃない,1つの部族に〈ふんふん〉,とある〈ふーん〉女の人がいて,で,その女の人は,まい,うーん,毎晩,7人の〈ふん〉兄弟の夢を見ていて〈ふん〉,で,そ,ある日,か,あ,彼女,いつも服を縫ってたんですね〈はい〉,いつも,きれいな服。
   で,それで,7,7,7着を作って〈うん〉,で,旅,その,兄弟を探しに,夢の兄弟を探しに旅に出る〈ふん〉,出て〈ふん〉,見つけるんですよ〈ふん〉。
   で,そのきょ,7人の兄弟と暮らし始めて,で,もう,ちょっと変ですけど,バッファロ〈はいはい〉,バッファロがあるんで〈うん〉,その時代,そのバッファロが,その娘に恋するんですよ〈はー〉。
   で,その7人,で,から,彼女をさらおうとして〈ふん,ふんふん〉,で,その7人の兄弟が彼女を守ろうとするんだけど〈ふん〉,結局,うーん,やっぱり…
T: やられてしまう。
I: バッファロ,だいぐん[大群]でき,迫ってきて〈はー〉。
   それで,大きな木が例えば,その上に登って〈うん〉,で,どんどん,ひたすらのぼ,登って,で,それで,なんか,星になったっていう〈はー〉。
   今,なんか,冬に出てくる,なんか,よく分からないですけど〈ふーん,ふんふんふん〉,それ,ちゃんと説明はあるんですけど〈ふんふんふん〉,その星になったと。
   ちゃんと名前とかもあったり〈あー〉。
   で,その中に〈はい〉各兄弟の特徴とかもいろいろ出てくるんですけど〈ほー〉,自分はそんな覚えてない{笑}。
T: あー,はいはい。
   はー,どんな点が,その,特に,その,感動的だったんですか?。
I: やっぱ,それで,外に出て,あー,あれの,あの星のことかって見ると〈ふーん〉,ちょっと,今まで全然気付いてなかったことが…
T: あー,なるほどね。
I: 気付かされて。
   あと,ほかにもいろいろあるんですけど…
T: なるほど。
   いいですね。
I: そんな覚えてないです。
T: あんまり〈はい〉普段,なんとなく見てる星。
I: そうね。
T: そこに連想と…
I: 例えばさっき,外で待ってたら,上を見て,オリオン座とかあって。
T: あー,なるほどなるほど。
I: あー,今日,気持ちいいねって。
T: あの,て,あの映画の。
I: そういうの,あんまり,あんまり気にしないこととか〈あー〉ばっかり。
T: なるほどね。
   いいですね〈はい〉。
   そういうふうな自分の生活に,こうね…
I: はい,そうです。
T: 結びつけていくような,その,映画のあれって,すごくいいですね。
I: うん,いいです。
T: ところが,今,日本じゃね,その〈はい〉,暴力映画とかで〈うん〉子どもが逆に〈はい〉,あの,暴力事件起こしたりっていうようなことがありますよね〈うーん〉。
   もうちょっと規制すべきだっていう…
I: あー,そういう。
T: 映画だけでなく,テレビなんかでね〈あー〉,ドラマ〈はい〉。
   それについては,どう思いますか?。
   もっと規制すべきだ。
I: うーん,あれは,そうで,自分,見ても別に映画とかだと分かるし〈うん〉,でも,やっぱり子ども〈うん〉の場合だと,なんか,真似したくなるような〈えー〉,その,だから,そういう,時間帯とかも考えて〈うーん〉,やればいいんかなーと思って。
   そら…
T: なんか,もう,ね,ドラマのあれが乗り移っちゃって…
I: そうですね。
T: 現実わかんなくなっちゃいますよね〈うーん〉,子どもが。
I: そうですね。
T: でも,いつでも見られますよね,チャンネル〈うん,はい〉。
   どうしたらいいですかね,これ?。
I: とりあえず…
T: もし規制できるとしたら。
I: たぶん規制〈はい〉,規制とまでは〈はい〉したくはないんですけど〈うーん〉,だから,とりあえず,その,時間帯〈うーん〉^の,ちゃんと気をつかって〈うーん〉。
   基本,だけ,そういう,子どもたちが見てないような〈うんうん〉深夜とかしかないんかな。
T: 深夜起きて見てるかもしれませんよね{笑}。
I: それは親がちゃんとしなきゃだめですよね。
T: 親,親の問題〈はい〉。
   やっぱ親が問題ですかね,今,日本の場合は特に?。
I: うーん,親が問題って場合もあるし〈ふーん〉,そうでもないってわけ〈ふーん〉,分からないです。
   例えば,親がいつも〈うん〉,その息子が何を見ているか,ちゃんと注意していれば〈うん〉,チャンネル変えたりすることもできるし。
T: 聞かないかもしれませんよね。
   いまのうち,あの,日本の子どもたちは〈あ,はい〉。
   親の権威が下がってますから{笑}。
I: そこは親がガツンと行かなきゃ。
T: ガツンといか,行ったほうがいいということですよね。
I: はい。
   いつも…
T: なるほど。
I: はい。
   自分は親とかに絶対,反抗できないです{笑}。
T: はー,それはいいですね。
I: いや,でも,やっぱり,ちっちゃいときから,そう,ちゃんと〈あー〉,うーん,親もちゃんとしてれば,たぶん子どももそれを見て,やってくれると思うし〈うーん〉。
   ちゃんと尊敬できるような存在であれば。
T: そうですよね〈はい〉。
   ところが今,ちょっと,そうじゃない,特に父親,そうでなくて,ただ甘いっていう〈はい〉,友だちのような親子ならいいっていうのがありますよね〈うーん〉。
   そういう,その,あー,父親なんかに,どんなアドバイスをしますか?。
   もし,そういう機会があったら。
I: そういう甘い父親。
   うーん,自分だって,親とはすごく仲がいいですし,べつに〈はい〉そ,うーん,なんていうかな,とりあえず,しっかりするときはしっかり〈うーん〉しなきゃいけないかなって。
T: うーん。
   それができないち…
I: それができない。
T: あの,若い父親に何かアドバイスしてください。
   どうしたら,その,ガツンとさっき仰ったこと{笑}…
I: うーん。
   いや,やっぱり,その,子どもは親を見て〈うん〉成長していきますんで〈はい〉,その,ちゃんとしてる姿を,ちゃんと,子どもに見せなきゃいけない〈うーん〉と思います。
T: そうですね〈はい〉。
   なるほどね。
   仰る通りですね,はい。
   で,あのー,ここまでいろいろ伺ったんですけれども,ここからロールプレイを,ちょっと,やりたいんですけれども〈あ,はい〉,あの,あたし,あの,ここに来るたびに思うのは,すごくバスが少ないですよね。
I: バス,あ,はい。
T: 本数が〈はい〉。
   例えば,ここから【地名3】だとか【地名2】に行きたくてもほんとに〈うんうん〉少ない。
   それで,えーと,わたしがバス会社の社長です。
   で,バスの,あの,本数をもっと1時間に1本にしてくださいと,ちょっと,あの,特別ね,そこの【学校名】大学の〈うん〉,【学校名】大学の代表として〈うん〉,わたしのところに,初めて会った社長のところに〈はい〉,丁寧に頼みに来てください。
I: そのバスの数,本数を増やす。
T: はい。
   その,なんとかなりませんかということで〈はい〉。
   学生代表,大学生代表で〈はい〉,ちょっと,こう,はい〈{笑}〉。
   初めての社長です,はい。
I: えーと…
T: 【T】社長です〈はい〉,はい。
   はい,どうぞ。
   ノックからどうぞ,ね。
I: 失礼します。
T: はい,どうぞ,はい。
I: え,えー,どうも,【学校名】大学1年生の【I(フルネーム)】と申します〈あ,はいはい〉。
   えっと,本日は,ちょっと,うーん〈はい〉,その,【地名1】,【地名1】周辺の〈ええ〉バス^の,なんていうか,本数〈うん〉,本数について,ちょっと,話しするために,ちょっと,伺ったんですが,ちょっといいですか?。
T: はいはい,どうぞどうぞ。
   なんでしょう?〈はい〉。
   なんでも仰ってください。
I: 自分の周りに,あー,その,バスの,とりあえず,うーん〈はい〉,今,その,不便なんですよ,なんか,その,時間帯,と,その,本数とかが少なくて〈ほーほーほー〉,すごく,自分も学校に行くときとか,その〈うん〉,周りに〈うん〉行くときは〈うん〉。
   すごくじ,えー,1時間に出るバスがす,とても少なくて〈はいはい〉,困ってるんですが〈えーえー〉,その件についてどうにかできないかなと思って伺ったんですけど。
T: あー,そうですか。
   具体的には,どれぐらいにどうしたらいいんですかね?。
I: やっぱり1時間に最低でも1本は出してほしいですね,【地名1】の〈あー〉,【地名1】から。
T: ただですね,どれぐらいの人が利用してくれるか,それによるんですけれども,確かに不便ですよね〈はい〉。
   そのへんの,あれですかね,見通しみたいなのは,利用者はいま,いますか?。
I: 利用者。
   うーん,はい,知り合いの中でも,結構たくさんいまして〈はーはーはー〉,うーん,彼らの言葉を聞いて,全員まとめたものを,ちょっと,用意してきましたので〈はいはいはい〉,そちらに目を通してもらえば〈はーはーはー〉いいかなと思ってます。
T: あ,なるほど。
   そこも用意してくださって。
   あ,なるほどね。
   あー,ずいぶん,あの,厚いあれをね〈はい〉,用意してくださって。
   じゃ,それを見てからお返事しますが〈はい〉,えーと,いつごろまでに,あれですかね,早いほうがいいんですか?。
I: あー〈うーん〉,そうで,今は〈うん,うん〉春休み中で〈うん〉,結構利用者もそんななくて〈あー〉,できれば,その,次の〈はいはい〉,前期の,その,4月までに〈うーん〉,その,返事でき,返事でももらえれば嬉しいなと思ってます。
T: 分かりました。
   そうですね,やっぱり大学生の方にね,ま,便利にあれしていただきたいですが,分かりました。
   もう,最大限の努力したいと思いますので…
I: はい。
   よろしくお願いします。
T: 1週間ほどください,時間を。
I: はい,分かりました。
T: はい,また返事をします。
I: お待ちしております。
T: ほんと今日はお疲れさまでした。
I: あ,ありがとうございました。
   失礼します。
T: はい。
   で,えーと,これを〈はい〉【学校名】大学に戻って〈はい〉,親しい友だち,誰ですか?。
   日本人の友だち。
I: はい?。
T: 親しい友だち,誰ですか?。
I: 誰ですかって?。
T: 誰か1人,決めてください。
   その人に〈うーん〉報告にしましょ。
I: 1人〈うん〉。
T: なんていう名前ですか?。
I: うーん,じゃ,けっこう,じゃ,【人名3】くんで。
T: あ,男性ですね〈はい〉。
   【人名3】くんね〈はい〉。
   じゃ,あたし【人名3】になりますね〈はい〉。
   【I】,なんかさ〈はい〉,頼みに行ったんだって,バス?。
I: あー,行ってきた{笑}。
T: ほんと。
   それでどうだった?。
   社長なんつってた?。
I: なんか,見てくれるって{笑}。
T: ほんと〈はい〉。
   で,増やすっていうこと?。
I: そう。
   それ,この前〈うん〉みんなから集めた〈うんうん〉,あのか,なんか,アンケートとか,いろ,読んでから〈うん〉,その1週間後に返事くれるらしい,どうするか。
T: ほんと〈はい〉。
   うまいね。
   やっぱ,さすがだね,【I】ね〈{笑}〉。
   どんな人だった?。
I: どうしよ〈うん〉。
   うーん,結構すごそうな人だ{笑}。
T: え?。
I: すごそうな人。
T: すごそうな人。
   だけど聞いてくれそうなんだ。
I: そう,なんとか。
T: ほんと。
I: たぶん…
T: じゃ…
I: 彼ならきっとやってくれると思う。
T: ほんと。
   じゃ,ちょっと,飯食いにいこうか。
I: はい,いきま,行こう。
T: オッケー,オッケー。
   ということで{笑}〈{笑}〉,ロールプレイ終わりますが…
I: はい。
T: はい。
   どうですか,バス,わたし,ほんとに思ってるんですけど〈あ,はい〉,あれ,もうちょっと多いといいですよね?。
I: 自分,高校生の頃とか,よくどこかに行くときに電車しかなくて,ちょっと〈あー〉いやだったんですけど,今はもう車とか〈あー〉とっちゃったんで。
T: 車があるから,まー,いいってことですか。
I: だからバス{笑},バスはそんなに使ってないですね。
T: だからバスは利用者少ない{笑}。
   なるほど{笑}。
I: 正直…
T: わたしたち外から来るから。
I: そう。
   だって少ない,やっぱりほんとに。
T: あー,利用者がね〈うん〉。
   分かりました。
   なるほど。
I: 行きたいと思っても,そんな,そこまで行くバスがなかったり〈うーん〉。
   あまり頭に出ないですね,その,どこかに。
T: なるほどね。
   今,春休みで〈はい〉,また4月になるとね,新学期だけど,楽しみですよね,2年生?。
I: 楽しみです,はい。
T: いいですね。
   そんなにね,元気にはつらつとお勉強してるって。
   すごく,わたしも見てて,いいなと思いました。
   今日は本当にありがとうございました。
I: いや,こちらこそありがとうございました。
T: どうも。