T:  あ,お久しぶりで{T}です
L:  あ,久しぶりです
T:  はい,えーと,もう1年ぶりですねー
L:  そうですね
T:  はい,この1年で,なんか一番,こう,大きな,あの,ことと言うか,なんだったんですか?
L:  そうですね(はい),えっと(はい),一つ変わったことが(ええ),高校1年生の時に,ずっと部活やってたんですけど(ええ),その部活を高校2年生の初めに,辞め,一回辞めたんですね(はい),サッカー部に入ってたんですけど(はい),で,なんで辞めたかっていうと,自分の行きたい大学と,でそれからやりたいことっていうのは良く考えた時に(はい),自分がやりたいことはお医者さんだったんですけど(そうでしたねー),ただ,お医者さんになるよりも先に決めた夢っていうのが(はい),僕の場合は要するに,日本で一番難しい大学に行くっていうことだったんで(はい),よく,あの,大学に行くっていうのは,その後の道を決めるために,あの,勉強するために,行くとこだから,目標が決まってないで大学に行くのは悪いことだっていう人も結構いるんですけど(うん,うん),ただその東京大学っていうの(うん)はちょっと特殊で(うん),2年間教養課程があって(はい),で,そこ,その間で決めることもできる(はい)環境があるわけで(はい),なんで,やっぱり東大に行きたいって考えたときに(ふーん),お医者さんと東大両方とると(ほお),理Ⅲっていう(ええ,ええ)道しかなくなる(はい),で理Ⅲっていうのを考えた時に,結果的にこう,自分を見て(うん),どうしても理系の中で,一番になるのがすごい難しいなって感じたんで,だったらと思って2年生で文転って,文転をしたわけじゃないですけど,その{地名}の今僕が入ってる高校の(うん)中では初めて1回,教科を決めて,理系に行くって言って,クラス分けも全部(ふーん)終わっちゃった後に,やっぱり文系にしてくださいって,迷惑掛けたのは僕くらいなんですけど(ほー),ただいい先生がいて(うん),それをちゃんと取り計らってくれて(うん),で,僕を(うん)文型に行かせてくれた先生がいて(うん),で,それから,その,大学受験を意識した1年が始まったわけなんですけど(ほーほー),でも,大学受験を意識し,して(うん),部活を辞めて(はい),それでずっと勉強してればいいわけでもなくて(うん),その,僕の性格上(うん)なにか他のことをや,やってなければいけないような面もあったんで(ふーん),そこで始まったのが{塾名1}(はい),それから,あの,色んな弁論大会とかいう,そういう,文武以外の活動を,になるべく出るように心がけて(はい)たんですけど(はい),そんで,高校2年生になってから(うん),一番,一番良かったことって言うんですかね,それは,人,色んな人と会えたことって言うんですかね,{塾名1}に行って,で,もちろん全部選ばれたメンバーは僕と違う学校なんで(はい),僕が普段行かないような女子高の人とかとも(ええ),こう,知り合いになって,で,{塾名1}に来てくれる講師の方々も(はい),色んな,色んな方がいて(はい),外務省の方だとか(ええ),で,その人たちの経験を色々お話してくれて(うん),それによって自分の中にある(うん),あの,これからの核となっていくもの(うん)が少し,成長していった(ほー)気がして,で,弁論大会に出ると(はい),それはそれで,勝ち上がるほど(うん),僕は東日本大会に出ることができた(ええ)んですけど(はい),それで,清里ってところに,こう,副賞で行かせてもらったんですけど(はい),そこに来てた他のメンバーっていうのが,もちろん,他の高校生のメンバーもいたんですけど(はい),そこに通訳で来てくれてた(ええ),JNSAっていう(はい),学生の(はい)グループがあって(はい),大学生のグループがあって(ええ,ええ),でそのグループの中で{大学1}の先輩が(ええ)1人いたんですけど(はい),その先輩とお話してたら(はい),その,どこ行きたいのってお話になって(うん,うん),で,東大のこと(ええ)お話したら(はい),東大の先輩を紹介してくれて(はい),で,その先輩が(ふーん)今度東京大学案内してくれるって言うんで(はい),11月ぐらいに行って(ええ),案内してもらって(はい),そういう風にどんどん(ふーん),つながりが広がっていくのが(はー),すごい今年は,あの,去年ですか,良かったなーと感じました
T:  すごいですね,たった1年で (そうですね),しかも高校1,2年で素晴らしいですね,で,あのー,さっき,明確に,その,医者というのとね,行きたい大学というのを仰って,なるほど,その,{L下の名前}式の考え方も(はい)面白いと思うんですけど,でもやっぱり私はどちらかと言うと,やりたいものがあって,行くっていうほうが,東大と言ってもねー,あのー,確かに今のところは,日本,あれかも,あの,一かも知れませんけど,ちょっとそこに,えー,疑問を感じるんですけど,どうですか?
L:  あ(はい),それは色んな方に相談して,同じ[おんなじ]ことを何回も言われたん(はい{笑い}),僕の中で(はい)色んなそういう話を聞いて(ええ),やっぱり違うのかなーなんて思った(うん)時もあったんですけど(はい),僕にとって一番おっきな影響力を与えた言葉っていうのが(はい)ありまして,あの,もちろんお医者さんにはなりたかったんですけど,でも,あの,決断っていうのは決めて断つ**じゃないですか(はい),なにかを捨てなければ(うん)いけない道もあって(うん),それで,なん,ど,お医者さんと東大を天秤にかけたわけじゃないんですけど(ええ),自分がほんとにどっちになりたいんだろ(ええ)って考えた時に(はい),お医者さんっていうのは,おじいちゃんが,おじいちゃんの一族がすっとお医者さんだったから,自然とこう,僕もお医者さんになれたらいいなって(ふーん)いう部分があって(ふん,ふん),東大っていうのは,初めから,自分がここ行きたいって,あの(うん),東大がその,大学じゃなくて(うん)あの,海に建ってる灯台があるじゃないですか(はい),2年生の頃だったんで,東大ってあそこのことかなって({笑い})思ってたんですけど(はい),その時から考えてた夢だったんで(あーはい),僕の中での東大の存在っていうのはすごい(あーはい)大きいものだったんですね,で,東大に進む(うん,うん)って決めたときに(うん),もちろん,あの,お医者さんの道もあるんですけど(うん,うん,うん),東大に,東大に通ってる先輩方を見ても(はい),やっぱり素晴らしい大学だな(ふーん)っと思って,で,その(うん),ちょっとずるい所が(はい)あるんですけど,お医者さんの道もあきらめられなかったんですよ(うん),僕の中で(はい),それでよーくよく考えてみたら,東大の中にはとても素晴らしい制度があって(うん),しん,進振り,進路ふりか(はい),振替って言ってんですけど(ええ),2年間の教養課程を終えた後に(ふーん),その,成績によるんですが,その2年間の成績よって,自分の行きたい学部を選べるって(はい),で去年初めて(はい),文系の方(かた)から(はい),医学部に転部したっていう方もいて(ふーん),だから,そういう意味では,東大に入ることさえできれば(うん),お医者さんの道もまだ残ってるっていうことなんで(なるほど),少しずるいんですが(あー),そういう道も,はい(なるほど),考えていって…
T:  まあ多分,やりたいことがいっぱいあるっていうことですね(そうですね),きっとね,だから,あの,ま,そこ行ってみて,道を色々広げてこうっていうことですね(ええ),はい,素晴らしいと思います
L:  あ,どうもありがとうございます
T:  で,今お話が出た,そのー,えーと,{塾名1}でしたっけ(はい),あの,ねー,あの,行ってるっていう,それは,どういうものかもうちょっと教えていただけますか?
L:  {塾名1}っていうのは(はい),僕は今回8期生目になるんですけど(はい),{機関名1},元{機関名1},事務次官の(はい){人名1}さんっていう(はい),人が主催してくれてる塾で(はい),その,もともと明石さんっていうのは東京で{塾名2}っていう,大人向けの学習塾じゃないんですけど,その,色んな講義があったり(はい),行き方について考えたり(はい)っていうような,活動をしてたんですけど(はい),それが{大学名2}の,特別講師になったことで(はい),県庁の方に,こう,提案をされて(はい),子ども向けの(はい),僕ら高校生向けの,そういう{塾名1}っていうのを(ふーん)開いて,で(うん),基本的なプログラムの中では,毎回午前中,まい,毎週土曜日,2週間にいっぺん土曜日にやるんですけど(はい),午前中はその,ネイティブの方っていうか(うん),{大学名2}の(はい)英語に研究員さんが来て(はい),僕らに英語の講義をしてくれて,で午後は,県庁もしくは,{人名1}さんを始めとしたそういう方々が選んでくれた,講師の方が来て(うん),で,色んなお話を(うん)してくれるっていう場所(うん)なんですけど,これで良かったことっていうのは,やっぱり,僕らの知らないことを教えてくれる,色んな人が来てくれるのはもちろん良かったんですが,あの,そのメンバーと一緒に,農業体験をしたり,これもちろん,とま,泊まって行くんですけど(はい),農業体験をしたり,東京に行って,グローバルフェスタっていうのを見たり(はい),後は海外(うん),あのー,**には,シンガポールと(うん,うん)マレーシアに1月に行ってきたんですけど(はい),色んなとこに行くことによって(うん),あんまり,あのー,おんなじ学校にいても,僕は男子校なんですが(うん),おんなじ学校にいてもあんまり親しくなる(うん,うん)機会ってないんですけど(うん),一回の旅行,一回のお泊まり(うん)っていうのは,人の距離をすごく近くすると(そうですねー)思うんですね(はい),なんで,もうちょっとで{塾名1}も終わりなんですけど(はい),僕にとっては,その,僕以外の10人のメンバーも,ほんとは{塾名1}10人なんですけど(はい),今回は特別11人と言うことで(ほー),で,僕以外の10人のメンバーも(うーん),それから,あの,この前1期生の方と(うん),2期生の方と(うん,うん),4期生の方が(うん)遊びに来てくれたんですけど,みんなどの先輩も,素晴らしい人で(ふーん),自分の道で頑張ってて(うん),で,色んな繋がりができて,で,会った人会った人っていうのは全部僕の宝物になっていくんだなって
T:  はーすごいですねー,で,ほんとに,あの,すごいと思うんですけど,普通,やっぱり,その,東大っていうところ目指そうと思った時には,あの,受験勉強と,そういうことって,中々両立が難しいなーと思う人多いですよね(そうですね),そういう迷いとか悩みは無かったですか?
L:  もちろんあの(はい),応募する前には,ものすごく考えたんですけど(はい),ただ,あの,考えるよりも先に,こう(ふーん),あの,応募用紙を先生が出しちゃってて(うん),とりあえず受けるだけ受けてみるかって言って(はー,はー),受かっていってて(はい),もちろん最初のほうは(うん),あの,英語の講義っていうんですか(うん)それも,勉強の講義とは違って(うん),会話を聞いたりとかっていう(はい)講義だったんで,こんなのほんとに役に立つのかなー(うん)なんて思いながら結構不安な面があったんですけど(うん),ただ,僕の中では,一回部活を辞めてますから,部活の大変さっていうのはものすごく(うん,うん),特にあの,2年生じゃなくて1年生の時にやってたんで(はい),先輩たちがいて(うん),部活の中では1番辛い時期っていうんですか,なんで,部活の大変さっていうのがものすごく分かるんで,部活を辞めた後ってのは,ものすごく時間が有り余るように感じたんですね(うん),なんで,あいつらは(うん),学校終わった後に部活がんばってるけど(うん),僕は部活がないから家に帰って勉強できる(うーん)みたいなそういう流れがあったんですけど(はい),もちろんそれは土日も変わらないことじゃないですか(はい),部活やってる人は土曜日も学校にいて(うん),日曜日ももしかしたら学校に行って頑張ってるじゃないですか,だったら(うん),僕は,その,彼らが部活に行ってる間は,勉強しようと(うん),あの,ずっと学校に残ってるんですけど(はい,はい),彼らが部活やってる間は勉強して,帰っても勉強する,これで,彼らが頑張ってる分よりも,自分が(うん)頑張ってるっていう,もちろん人それぞれ頑張り方があるんですけど,そう,そんな中で,土曜日も日曜日もおんなじで,彼らが部活をするんだったら,僕も勉強だけじゃなくて,一週間で彼らより勉強してるわけだから(うん),なにか別な活動,そういうことで,あの,色んな人とのつながりを増やして,もっと言えば,学校の中での,ポジションじゃないですけど(うん),その,どうしても勉強だけやってる人(うん)って,僕もそうなんですけど(うん),僕はそういう人になりたくないなって(うん,うん),勉強,勉強だけできる人っていうのもちろん素晴らしいですよね(はい),あの,一つのことに取り組める(ええ,ええ)っていうのは,すごい素晴らしいことなんですけど(はい),それだけじゃ,その,色んな先輩の話を聞くと(うん),東大出ただけじゃ(うん),もちろん,あの,使える人材にはならない(うん),ということで(うん),色んな経験をしとくのが(うん),もしかしたら,ものすごい将来役に立つんじゃないかなって(うん)思ったところがありまして
T:  で,そうするとその,{塾名1}で,その,色んな人と,その出会えたよか,良さっていうのもあります,なにかこう,自分が,あー,すごく変わったなっていうものの考え方とか,そういうの何か
L:  そうですね
T:  はい,どんな点が…
L:  あのー,もちろん僕以外にも(はい),僕も自分のこと変わってるって思ってるんですけど(ええ),向こうにいくともちろんあの,そういうこ,そういう中に選ばれてる人なんで,来る人たち(ええ,はい)なんで,みんな個性がすごい強い人なんですね(あーはい),それで(はい),僕が今まで,その,尊敬できる人っていうのは(うん),例えば東大に行った人とか,もしくはものすごく勉強ができる人(うん,うん),僕より頭がいい人(うん),僕より何かができる人っていう,これが,僕にとっての尊敬できる人(はい)だったんですよ(はい),なんですけど(うん),{塾名1}に行って(うん),で,これは,あの,あの,ちょっと自慢に聞こえる(うん,うん)かも知れないんですけど,自分は{塾名1}の試験をトップで通って(はい),それで最初の代表のあいさつをしたんですね(うん),その時点で,僕の頭の中では,その選ばれた10人,僕も含めて11人(ええ),その11人の中で(うん),僕が一番できるんだ(うん),ていう感覚があったんです(うん),ただ,色んな(うん),あのー,活動を通して,あのー,自分の仲間たちの(うん),能力じゃないですけど,その力を見てみると(うん),みんなそれぞれ(うん)いいところ持ってて(うーん),あのー韓国語しゃべれる子がいたり(あーはい)とか,英語の発音がものすごく(うん)うま,この{塾名1}っていうのが,あのー,僕は{軸名1}杯っていう弁論大会,英語に(ええ),英語の(ああ,はい)弁論大会に出るんですけど,この{塾名1}の後輩の子にその弁論大会で負けたんですね(ふーん),で,その子は中学校からその弁論を(うん)やってるみたいなんですけど,僕はたまたま勉強の道で,ここまできたんで(はい),彼より勉強の面では優れてるかもしれない(うん,はい)んですけど,人に与えられた時間は平等(うん)じゃないですか(うん),だから彼らは,その,例えば中学校から弁論やってて弁論がものすごい得意の子とか(はい),韓国語,韓国が大好きで(うん,うん),韓国に何度も行ってて(はい),韓国語がすごい話せる子だったりとか,絵がものすごいうまい子(うん,うん)だったりとか,そういう色んな能力を(うん)持った人達がいて(うん),**で(うん),で,僕は今まで,僕が一番頑張ってるんだ,ていうような感覚があったんですけど(うん),みんなそれぞれの道で頑張ってる(うん),だから勉強ができることが一概に偉いんじゃないんだな(うん,うん),ていうふうな,{笑い},ちょっと極端すぎますけど(ほー),そんなような(うん),転換はありました
T:  なるほどねー,それはいい気づきでしたよねー(そうですね),やっぱり人と出会うことですよね,で,ほんとにさっきからおっしゃってた夢のね,東大っていい学校だとは思うんですけどね,世の中的には最近言われてるのは,あまり物事を考えない人が,あの,学生が増えてる,要するに,いい点数を取るために入って,取って入って,っていう人が多いんだっていうような,あの,評判もありますよね,その辺は聞いたことありますか?
L:  そうですね(はい),聞いたことはあります(はい),でも,東大の方っていうのは(はい),あの,その,いい点数を取る(うん)っていうことがあるんですけど(はい),けどあの,その,いい点数を取るためには,あの,いい点数を取るためには勉強しなきゃいけないんです(うん,はい),で,勉強,ただ勉強してる人よりも,東大にいる人っていうのは,おんなじ勉強時間で,普通の人より高い点数が取れるんですよ,それっていうのは(うん),勉強の仕方を変えてるんですね(うん),だから,効率を意識してるって言うんですかね(うん),そういう効率に長けた人(うん)がものすごい多い,ていうのはでも,効率を探すことも一種の努力だと思うんですよ(うん),それで(はい),それで東大に入ってる方(はい)がいて,で,さっき言った通り,勉強だけして,して入ったって人がもちろん東大の半分(うん),半分,半分以上が(うん)そうかも知れないんです(はい),ただ僕が出会った先輩っていうのは(はい),僕と同じような境遇で(うん),色んな活動をしながら(はい),一生懸命がんばって(うん)東大に入ったっていう(うん),もちろん東大に入ってる人はみんな(うん)一生懸命頑張ってるんですけど(はい),で,僕が東大の方を尊敬(うん,うん)してるのは,東大に入るっていうのは勉強すれば勉強するほど思うんですけど(うん),簡単なことじゃないんですね(うん,うん),で,もちろん世の中のが色んなこと言いますけど(うん,うん),東大の方っていうのは(うん),もちろん勉強してる方も(うん,うん),それ,それなりの(うん)努力をしたから入れた場所であって(うん,うん),一概に(うん),点数を取ることだけ(うん)考えてる人っていうのは(うん),少ないんじゃないかなって,僕が会った中では(うん),あ,この人は勉強だけだな(うん),って思うような人は1人もいませんでした
T:  なるほどね,多分だけど,{L}さんのま,周りがね,そういう素晴らしい,あの,両方備えてる人が多いのかなって思うんですけどね,まあ,どうしても今偏差値教育になりがちで(そうですね),っていうのは私もちょっと感じるんですけどね,はい,それで,あのー,話変わります,さっきシンガポールに行ったとおっしゃったんですけど(はい),それはどういうあれでいらしたんですかー,何か課題があって
L:  そうですね(はい),あの,もともと{塾名1}(はい)の中での,講義の集大成,英語教育の集大成(あー,なるほど)っていうことで最後,あの,発展途上国(はい)に行くっていうのが(うん,うん),一つの目標になっていく(はい)んですけど,今まで,1期生から7期生までは(はい),みんなマレーシアにいった(うん)んですね(はい),マレーシアのブルネイっていうとこ(はー,はー,はー,はー)なんですけど,ただ今回は僕らは(はい),あの,応募したときには(はい),フィリピンに行くっていうような(はい),だったんですけど,スマトラの地震があって(ええ),で,フィリピンがダメになって(うん),で,しょうがないから今回(うん),シンガポールとマレーシア(うん),てことで行ったんですけど(はい),発展途上国を見て(うん),何かを感じてくれればいいなっていうような(うん),コンセプトが(うん),ありはしたんですけど(うん),僕らの中では,そんなことよりも,その,シンガポールっていう国(うん),一つの国が(はい),この国だけはものすごいちっちゃいんですけど(はい),ただ,東京なんかに比べても,ずーと発展してて,それに比べてマレーシアっていうのは(うん)森が多く(はい),すごい(ええ,ええ)多くて,で,おんなじ国なのに(うん),あ,おんなじ諸島にあるんですけど(はい),あの,ものすごくこう(うん),たい,対照的だなって思うとこがあって(うん),そういうとこ見れたのがものすごい良かったですけど
T:  あー,でもシンガポールってそのねー,発展したあれっておっしゃるけど,やっぱりある意味とっても狭いので(そうです),で,作られた国ですよね(そうですね),その辺の限界があるんじゃないですかね?
L:  限界っていいますと?
T:  えー,あの色んな意味で,あのー,なんて言うんでしょうかね,その辺をちょっと逆に伺いたかったんですけど
L:  限界っていうんですか
T:  はい,限界っていうか,あの,やはりそこには歴史的なものも,あの,色んなものがありますよね,その(そうですね,あの),みんなが集まって作ってきた国であって
L:  もともと(はい),あのー,マレーシアの中で(はい),あの,リークワンユーさん出てきた(はい)わけでして,で(はい),リークワンユさんから(はい),その,シンガポールという国が(ええ)作られたわけですけど,あのー,僕なんかが感じたのは,向こうに行って感じた(はい)っていうのは,あの,ものすごく色んなものを作るのが早いんですね(うん),それっていうのはインドだとか(はい),中国から,すごい労働者いっぱい連れてきて,で日本と違うのは,その労働者をいっぱい連れてきて(うん),で,ざっと仕事させて,終わったらすぐに解雇して(はい),また,帰らせちゃうっていう,非常にこの,来る労働者に対しては,すごい厳しい(はい),国なんですけど(ええ),ただ,その代わりに,優秀な人材はとにかくウェルカム(はい),ていうような国で,あの,一つの国の,国民の,みんなが,3カ国語以上話せるっていうような(そうですよね,はい),そんなような国だったんで,あの,ちっちゃ,ちっちゃいのはありますけど,シンガポールって国は(うーん),あのー,経済国じゃないですか(うん),だから,可能性はたくさん(うん)あると思うんですよ,僕がお邪魔した,共同通信の省があるんですけど(はい),そこの人は,シンガポールはすごいちっちゃい国だけど(うん),あの,そのGDPっていうんですか(はい),その生産量は,ものすごくあの(うん),アジアの中でも(うん),あの,上位を占めているってことで,資源がないのが非常に残念なんですけど(うん),ただ,その分,あのー,合併した,あのー(はい),街っていうのがあるんで(うん),他の国に比べてもちょっと劣るようなとこはないんじゃないかなって思います
T:  なるほどねー,ただあそこにカジノを作ろうとしてますよね(はい),なぜああいうところまでするのか,やっぱり,ちょっと,あのー,経済成長とね,色んな事を考えると(そうですね)そういうことまでやるのかなーと,わたしはちょっと,残念に思ったんです
L:  カジノは(はい),もちろんあの,今のリーシンユーさんって方が(はい),あのカジノ作るって言ってらしたんですけど(ええ),これはリークワンユーさんの子ども(はい)なんですけど(ええ),リークワンユーさんものすごい反対したらしいですよ(はい),ただ最終的には折れたっていうような(うん,うん),これはカジノができることによって(ええ),もちろんシンガポール自体の収入じゃないですけど(ええ),その来る人も非常に増えて(はい),で,シンガポール自体が豊かになる(はい)って考えもあるんですけど(ええ),リークワンユーさんがそれに反対したのは(はい),リークワンユーさんっていうのは元々,軍事的な制度っていうんですか(はい),ポイ捨てしただけでも,その,鞭(うん),鞭うちっていうような(うん)厳しい制度を敷いて人々を統治した面があって(はい),非常にその,娯楽っていうんですかね(うん),ギャンブルっていうのに(うん)悪いイメージがあったみたいなんですよね(うん),ただそれを一生懸命説得した,シン,リーシンユーさんがいて,カジノっていうのは一概に悪いとは僕は言えないんですよ(ほー),あの,もちろん,カジノって,ギャンブルっていうのは(はい),自分でしたいとは思いませんけど(うん,はい),あ,一種の,すごい,あの,人をひきつけるような娯楽だって(うん)思うんですよ(うん),だから,シンガポールみたいなちっちゃい国が,これから生き残っていくためには(うん),少しでも人の注意を惹きつけなければいけない(うん),人があってのシンガポールだと思いますから(はい),資源がないんで(はい),人が入ってきてくれないと(はい)お金がまわんないですから(うん),そういう意味では(うん),リークワンユーさんも色んなことを考えたうえで(はい),オッケーを出したんで(なるほど),いいんじゃないですか
T:  そーですか,人があってのシンガポールと今仰ったんですけど(はい),その反対に日本は中々,人をね,こう,あの,こう,入ってきてもらう時に,そのー,政策的にとっても下手だと思うんですね,あのー今も留学生30万人計画とか,ね,労働力が足りないから色んな,って話がありますよね,その辺についてはなんか考えがありますか?
L:  えっとさっき言った通り(はい),シンガポールって国は(はい),来る労働者に対して非常に(ええ),冷たいんでね(はい),だけれども,シンガポールにいれば(はい)お金が手に入る(はい),それで終わったらすぐに帰れるっていう,そういう(うん)利害関係が成り立ってるから(はい)シンガポールっていうのは人が入ったり(ええ)出たりするんですけど(はい),日本っていうのは(はい)入ってきた外国人,あの,この前,あの,この前もしかしたらお話したかもしれないんですけど(はい),その,今はすごい多くの日系の人たちが,首を切られて(ええ),それで,かえ,あの,自分の国に戻らなきゃいけないような状況が出て(はい)きてるんですよ,ただ,その状況っていうのを,その,半ば,こう,促進するようにして(うん),日本の政府っていうのは(はい),帰国をすることに対しては援助すると申し上げてますね(はい),ただその変わり,帰国したら(はい),何十年間かは帰ってこれないよ(はい)っていうような(はい),制度を敷[ひ]いているじゃないですか(はい),で,この制度っていうのが,非常にイメージが悪いと言いますか(うん),あの,外国の人たちっていうのは(うん),僕もそうなんですけど(はい),自分の民族に優しい国には,すごい行きたがると思うんですよ(ええ),それで,日本で(うん),あの,その,必要な時にだけ(はい)呼んで,必要なくなったら切って(はい),で帰って(ええ),もう来なくていいよ(はい),そんなそんな制度敷[ひ]いちゃって,さらに言えば,その子どもたちは(はい),日本で育った子もいるかもしれないのに(はい),それが親が帰んなければいけなければ(はい),もちろん一緒に帰んなければいけなくて(うん),そしたら,日本語しか喋れない子ども(ええ)っていうのは,向こうでくろ,ものすごく(はい)苦労するわけで(はい),そんなことまでちゃんと(ええ)考えてくれないような国には(ええ)逆に行きたくないかなっていうような,そういう考えがあると思うんですよ(そうですよねー,うん),だから,まず人を呼びたければ(うん),内側から(うん),その,うちの国っていうのは,こんだけ外国人労働者,外国人の留学生に対して(うん,うん),親切なんだよっていう(うん)アピール(うん)していくことが大切なんじゃないですかね
T:  そうですよね,そしたら,どういうふうに具体的に,あの,労働者に,あの,あたたかい,っていうようなことは何が,できますかね?
L:  そうですね,あの,基本的には難しいことだとおもうんですけど(はい),今日本の,さっき言った通り日系の子たちっていうのは(はい),親と一緒にいるから,もちろんポルトガル語,家では使おうと思うんです,ただ日本で生活する上では(はい),必ず,日本の学校に(ええ),行くと思うんですよね(はい),もちろん義務教育ではない,難しいとこがあるんですけど(はい),んで,日本の学校行けば日本語学べる(うん),そういう子たちが,将来2カ国語話せるような優秀な人材になると思うんですね(はい),で,彼らを生かすことがとても大切だと思ってて,で,彼らを生かすためには,その,親っていうのは,もちろん帰んなきゃいけないんですけど(はい),あの,その,生活をしずらくなった(はい),だけど,彼らみたいな,日本に残って学びたい子たちっていうのは,すごくいっぱいいる(うん,うん)と思うんで,県庁の人たちっていうのはものすごく頑張ってるんですけど,そういう意味では,ただ,県庁がいくら頑張ったって(うん),その県庁の上にいる人たちが,県庁に予算を出さなければ,県庁が(そうですね),なんで,まあ大切なのは(うん),その,これは,うちの母親の受け売りなってしまうかも(はい)知れないんですけど,1個でも2個でもいいから,特に,群馬県内なんかは,すごい日系の(はい)子たちが多いわけですから(ええ),試験的にでも(うん)いいですから,その,ブラジル学校っていうのが,ものすごくその,日系の子たちにとってはすごい,いい,教育の場となると思うので(はい),1個1個(うん),こう,試験的に支援をしてみて(うん),そっから,どういう子どもたちが出てくるのか(うん)って,もし優秀な子たちが出れば,県にとってもプラスですし(そうですね),国にとってもプラスですから(うん),両方にとってもプラスなことは(はい),すごくいいことかなって…
T:  はい,ま,そこをもっと詳しく聞きたいんですけど(<笑い>),ちょっと時間がないので,ロールプレイをしたいと思うんですけれども,あのー,今さっき,{路線名1}で来たんですけど,あれは,{駅名1}から{駅名2}までですか?
L:  {路線名1},あー{駅名3}から{駅名2}までのがあって,で,{駅名3}から{駅名4}で乗り換えると(はい),{駅名5}経由で{駅名2}っていうのがあって
T:  あ,じゃあ,その,この,この線ですね(はい),西,えー{駅名1}から(はい){駅名2}まで,この線が突然廃線になることになった
L:  なくなっちゃうってことですか?
T:  ええ,そうなったときに大変ですよね色々
L:  そうですね
T:  はい,それを色々,あのー,こう,とにかく県の,{県名}の県知事に,とにかく,代表として,{高校名}ですね,の代表として…
L:  あ,難しいです(はい),あの,{駅名1}から(はい),あの,すいません,あの,理屈っぽくなっちゃうんですけど,(いえいえ,すいません全然良く分からないんで){駅名3}から,はい,{駅名1}までの線が(はい)廃止されたとしても(はい),{駅名4}から{駅名5}までのが残ってれば(あ,じゃあ),{駅名4}うちから10分くらいなんで
T:  じゃあここの線全部廃止なる<笑い>,それを,それはちょっと困るということで,えーと,あの,頼みに来てください,もうこれはきまったんですね(はい),で,とにかく県知事を介して,なんとか復活できるように,はい,そうぞ
L:  知事,あの,すいません(はい),知事っていうのは(はい),あの,色んな話し方があると思うんですが(はい),あのー,ご存知かどうか分かんないんですけど(はい),知事はうちの高校の先輩でして(あー,そうですか),話し方にも色々…
T:  あーもう会ったことないことにしましょう(会ったことない…),初めての人ということで<笑い>,はい
L:  はい
T:  はい
L:  じゃあ僕が…
T:  はい,ノックからどうぞ,はい
L:  コンコン
T:  はい
L:  失礼します(はい),自分は{高校}名の{Lフルネーム}って言います(はい),2年生なんですが(はい),今回は,あのー,{路線名1}が廃止されるということで(ええ,ええ,ええ),ものすごく高校生たちが困る(あー),ので,それをどうにかしていただけないかなって,お願いに参りました
T:  あー,そうです,なんか決まって,あの,報告来ましたけどねー,えー,でももう,やっぱりちょっとあのー,赤字路線なもんですからねー,これはちょっとどうにもならないと思うんですけどねー
L:  そうですねー,あのー,確かにあの(うん),{路線名1}っていうのは(はい),乗る人もすごく少ないんですけど(ええ),ただ{駅名4}をはじめとして,{駅名3}や{駅名1}から,通学に使う学生っていうのは(うん),少ないかもしれないですけど(うん),いるんですよね,で(うん),この学生の人たちが通うのに,もし電車が無くなってしまうと,ものすごく不便になってて,で,もし,その,{駅名4}から{駅名1},{駅名3}から{駅名2}の線を全部廃止しなきゃいけないってなると,ものすごく大変なことになるんですが(はい),もし,赤字が続いてしまうようでしたら(うん,うん),せめて(はい),中心となる{駅名3}だけでも(うん),残しておいてもらえれば,{駅名3}から(うん){駅名2}の線っていうのは(はい),ここが(うん)多分学生たちにとっては(うん)一番重要なポイントになると思うので(うん),もし,全部が無理でも,その部分だけでも元に戻してもらえたらいいかなって思うんですけど(はい),難しいですかね?
T:  わかりました,ちょっとじゃあそれの件は,あのー,伝えておきますので,また,あのー,来てください,ちょっと今日はすいません,あのー,来客があるので…
L:  あ,お忙しいところすいませんでした
T:  はい,えーと,このことを,あの,{高校名}の友だち,親しい人誰ですか?
L:  親しい人すか(うん),<ブレス>どうなんですかね,<笑い>
T:  じゃあ友だちに言ってください,クラスメートに
L:  あ,はい
T:  おー{L下の名前}なんか行ってきたんだって?
L:  そうだね(うん,うん),あの,県知事さん,あの(うん),なんとか,あの(うん),ねー,電車(うん),もどし,元に戻してもらえないかなー(うん)て言ってきたんですけど(うん),でも(うん)あれだよね(うん),あの電車がなくなったら,僕ら辛いよね
T:  そうだよねー,良くいってくれたよねー,でどうだった?
L:  でもね,あのー(うん),県知事さん(うん),すごい忙しいみたいで(うん),ちゃんと聞いてはくれたんだけど(うん),これからどうなるかよくわかんない,わかんないんだよね
T:  そうだよね,中々ね,でもちょっとまた違う方法も考えようよ,
L:  そうだね(うん),もしかしたら(うん),県知事さんは(うん),僕は1人でいたんだけど(うん),どれだけの学生が困ってるか知ってくれれば(うん),もっとまじめに取り合ってくれるかもしれないから
T:  そうだよね,数だからみんなあの,今度集めて行こうぜ,ね,うん
L:  そうね
T:  ということでちょっとここで二つ目終わりますけど,もう1つだけやっていいですか?
L:  どうぞ<笑い>
T:  さっきからその,東大がね(はい),あの,こう,あの,目標ですよね,で,ほんとにひょうなことから東大の,えーと,総長が,あのー話をしに,えー,ちょっと,その,えー,{塾名1}のことを聞きたいと言うことで,あの,呼ばれたということでいいですか?
L:  総長に呼ばれた
T:  はい,そうです,ちょっと話をして,会いに来たんですよ,いいですか?はい,ガーン,学長ね,いいですか,はい,じゃあ来てくださいね,あのー
L:  えっと,僕が行くんですか?
T:  はい,来てください,いいですか?はい
L:  はい,コンコン,失礼します
T:  はい
L:  えっと,あの,{塾名1}のことが聞きたいって言うんで,あの,僕のことをお呼びになったって聞いたんですが
T:  うんうんうん,あ,あの,{Lフルネーム}さんですよね
L:  そうです,あの
T:  あーはい
L:  あ,お会いできて光栄です
T:  あ,えーと,{塾名1}は,えー,いつ頃から行ってんですか?ちょっとその辺を,はい
L:  えっと,{塾名1}は(はい)僕が2年生のころに,あの,あ,ど,どうなんですか,そう,なんか,2年生でいいんですか,2年生,あの,2年生の夏に,あの,先生の勧めで応募して,それで国際的な視野を広げるっていうプログラムが{塾名1}なんですが,2年生の夏ごろに開始したと思います,はい
T:  あー,そう,えーと,それで,あのー,えーと,その{塾名1}のことをなんか,あの,話してくれるってことだたんだけど,今日ではなくて,なんかまた違う日に,あの,せ,設定したいんだけど,いつだったらいいですかね?
L:  そうですねー,あのー,僕の学校が,週中にはあるので,できれば土曜日,日曜日がいいんですが,でも総長さんの都合のよ,よろしい日でしたら,あの,なるべくそこに都合を合わせたいと思うので,総長の都合のいい日を仰ってくいれれば,こちらでうまく,予定をあ,合わせますけど,
T:  わかりました,じゃあまた,あのー,あのー,連絡をして,是非,あの,そういう報告会を作りたいと思うので,はい
L:  あ,どうもありがとうございます
T:  はい,お疲れさまでした
L:  失礼します
T:  はい,ということで今日は三つもやっていただいて(はい),はい,お疲れさまでした,えーと,今日はもう7時20分ですね,これから…
L:  あ,あの…
T:  食事ですか?
L:  食事して,で,今日テスト終わったんで(うん),少し動いてから(うん),9時から,ピアノですね
T:  あ,こないだの時もピアノでしたね(ええ),はい素晴らしいですね,音楽にスポーツに,そしてね**,はい,また頑張ってください
L:  どうもありがとうございました
T:  ありがとうございました