Ｔ：こんにちは【姓Ａ】です
Ｉ：こんにちは
Ｔ：えお名前を教えてください
Ｉ：えー【姓名Ｂ】です
Ｔ：えー，【名Ｂ】さん
Ｉ：あ
Ｔ：はい，えー【姓Ｂ】さんはあのー，お国はどちらですか
Ｉ：えー日系ポーランド人です
Ｔ：あそうですかえーポーランドですか〈はい〉はいでえーと今【大学名Ｃ】でーはあの，何をしてらっしゃるんですか
Ｉ：えーと，留学生として，短期間，んー，学生交換プロジェクトに入ってます
Ｔ：そうですかはい，でえーとどれぐらいの間かこちらにいらっしゃるんですか
Ｉ：1年間，ここで勉強する予定です
Ｔ：はいわかりました，あのー私ポーランドって行ったことないんですけどえーっとご出身はワルシャワですか
Ｉ：はい
Ｔ：ちょっとワルシャワのことを教えていただけますか〈はー〉，どんなところでしょうか
Ｉ：ワルシャワはーまあ，昔の世界と新しい世界がぶつかってるみたいなところで〈ふーん〉，え最近ごくー18年前わた社会主義のー，残りーの建物やー，あー，今どんどん作り上げてるうービルがずいぶんぶつかってるみたいな景色で〈はー〉，ちょっと，えー，ちょっとおもしろい景色です
Ｔ：あそうですか｛笑｝
Ｉ：はい
Ｔ：んー，なるほどであのー，日本にもよくいらっしゃるんですよね
Ｉ：はいまいとし［毎年］きよ来るようにしてます
Ｔ：あまいとし［毎年］ですか，そうするとーあれでしょうかねなんか最近〈はい〉，かなりこう世の中変わってきたらまいとし［毎年］だとあまり見えないんですかねそれは，んー
Ｉ：そうーですねー〈んー〉えー，日本もポーランドもどんどん変わってます〈ふーん〉，日本もーどんどん国際的になっていくし〈んーん〉ポーランドも〈ふーん〉，最近EUに入ったーあとは〈ん〉どんどん，西ヨーロッパに近づいてると思います〈ふーん〉，とても複雑ですけどいろいんな〈ん〉，んー★02★それをいけづけられるところはたくさんあると思います
Ｔ：ふーんそうですか〈うん〉，はい，あのー日本にまあいつもいらして〈はい〉えー，日本の中も旅行とかよくなさるんですか
Ｉ：旅行はあんまり日本ではやってません〈ん〉とっ，くに［特に］〈ん〉，くほんてき［基本的］に，東京にーしかいれないですねあんまり旅行はー〈んー〉旅行するとしたら〈ん〉近いほうとか〈ふーん〉，横浜とか〈ん〉，ですね，あんまりやってません小さいときだけ
Ｔ：ふーんそうですか
Ｉ：ちょっとやりましたはい
Ｔ：ちょっど｛笑｝そうですかあのー特に印象に残ったところってありますか小さいときとかいらしたとき｛笑｝
Ｉ：んー神戸を見たことあります〈んー〉，神戸は覚えてます，そのほかはー〈ん〉，たしか町は覚えてませんけどー〈はい〉，え原子爆弾とに＊＊大戦のについての博物館を見たことは覚えてるんで〈ふんふん〉，すごく印象を受けたんですけど〈ふん，ん〉，そのほかはー〈はい〉，はちおうじま［八丈島］というところに行きました
Ｔ：あそうですかふーん
Ｉ：そこもそこもーあーのー火山とかあって〈ん〉東京とは全く違う自然な景色で〈んーんん〉，それもすごくおもしろかったです
Ｔ：ふーん，あのこうべー［神戸］はかなり東京と雰囲気違いますよね〈そうですねー〉独特の雰囲気持ってますよね
Ｉ：そうですねもっとすごぐ［すごく］伝統的です
Ｔ：えっ
Ｉ：でんとうーてきー［伝統的］だと思います
Ｔ：あー伝統的なーものを〈ん〉，ふーん，さっきねそのーえーワルシャワってのはその，古いものと新しいもの〈そうですね〉，がぶつかり合ってるっておっしゃったんですけど
Ｉ：そうですね
Ｔ：んーやっぱりどの国でも伝統的なものと，それを〈ん〉ま壊して近代化して便利にするってのはすごく問題になってってますよねー
Ｉ：そうですねそれは一緒です
Ｔ：んー，日本でなんかそんなところを感じることありますか
Ｉ：うんもちろん感じます〈ほー〉，日本もそれはすごくー目立っているとはおんもだっている［目立ってる］国，だど［だと］★04★思います，ん〈ん〉，日本のー〈ん〉，｛舌打ち｝意識には〈ん〉とても，伝統的なー，＊精神が残ってますし〈んー〉，そのかわり〈ん〉世界で最も発達してる国の1つでああって〈ん〉，ほんとにーそれがぶつかってぶつかり合うところ〈ん〉たくさんあると思います
Ｔ：そうですね発展するためにはそのえー古いもの〈ん〉，もう便利じゃなければ捨てちゃうようなところありますよね
Ｉ：そうですね
Ｔ：でもそれは逆にあのぎゃっていうかそれが原因で〈ん〉1つの原因で日本のこう社会が〈ん〉，こう殺伐とというか，なんかいろんなこう，摩擦が起こってるように思うんですけどいかがですか
Ｉ：んー，まあそうですねきんじだいが〈ん〉，進むたびに｛笑｝〈んー〉いろんなー新しい社会問題が出るのは確かです〈んー〉，｛息を吸う音｝んー，｛舌打ち｝〈んー〉どうしよう｛ため息｝〈はい〉，やっぱり速すぎるかもしれませんその進化が
Ｔ：ふーん〈それ〉，スピードが速すぎる
Ｉ：かもしれませんそうーときどき思うんですけど〈ん〉例えば〈ん〉，｛息を吸う音｝えーと僕みたいに若い人たちの精神のあの，違いを超えて〈ん〉，ちだい［時代］を，見つめながら，その変化を見てみると〈ん〉なんかー〈ん〉，やっぱりそのー，えー社会の変化とかに，あーん，｛舌打ち｝なんていうんですか〈ん〉，あーん〈ん〉，追いつけないみたいに〈はーはははは〉，あー，いろんな〈は〉んー，社会の技術やー〈はい〉政治がどんどん〈ん〉変わってきて〈ん〉いろんな事情がー〈ん〉たくさんたくさん〈ん〉，変わりー続けてるから〈んー〉そのかわり人の〈ん〉人間の〈ん〉，人間もそれをー追いつけなくて〈んー〉だんだんなんでしょう，んー，★06★ちょっ，ときどき〈ん〉この社会もちょっと迷ってるみたいな迷子になってしまったっていうみたいな，感じもします
Ｔ：あ社会自体が迷っている
Ｉ：ちょっ，と
Ｔ：んーちょっとスピードが速すぎるんですね
Ｉ：んはい
Ｔ：そこの中で，か若者が生きるにはちょっと，大変だということですか
Ｉ：そうですねまあ若者もーう若者でもんない人ももちろん〈｛笑｝〉みんな一緒ですけど〈はい〉，若い者がそのー〈はー〉新しい時代を作る人たちなので〈はい〉，その人たちがもう非常に〈んー〉そういう社会にならなければならないという〈んん〉い意味で〈ん〉，んすごく難しいと思います
Ｔ：なるほどそうすっと日本では今ニートって，ありますよねご存じですか
Ｉ：えーと
Ｔ：何もしない
Ｉ：聞いたことありますが
Ｔ：学校へも行かない
Ｉ：あーそうですねえー
Ｔ：えー仕事もーしない〈ん〉，あのーそういうトレーニングを受けようともしないっていう〈ん〉，そういう人たちっていうのはやっぱりその，スピードが速いから，ついていけないんでしょうか
Ｉ：そうですねーそれもーほんび日本にとってとても〈んー〉微妙な問題ですけど〈んー〉＊くあんまり日本の社会に住んでないですからあんまり理解できないかもしれませんけどー〈ん〉確かに〈ん〉，その進歩の，とは〈ん〉，関係ありますね，どうでしょう
Ｔ：じゃあワルシャワにあのー，ポーランドにもニートがいるんですか
Ｉ：いるんですけどそんなにまた［まだ］多くは，いないです
Ｔ：ですよねそれはどこが違うんでしょうかね
Ｉ：んー
Ｔ：スピードの面で同じですねー〈んー〉わりに似ている
Ｉ：ポーランドの〈はい〉発達のほうが今ん，今ごろ始まってるばっかりだと思います〈んー〉，あー，ポーランドのーほうがずっと発達が遅くて〈ん〉あう，最近までずっとー〈ん〉んー，｛舌打ち｝社会主義の〈ん〉，うー残りが〈んん〉，あの〈ん〉まあ残ってて〈はい〉そうそそれをー〈ん〉そそれをえーその〈ん〉，社会主義のー〈ん〉，あとを〈ん〉あーのー，片付けるみたいに〈ん〉，そそそそんところを今ずっと〈んー〉ポーランドーは〈んー〉あーそこに努力してるんですから★08★〈ん〉，まだ日本みたいに〈ん〉もっとー，新時代にー〈んん〉あー直面できんない［できない］みたいな〈んーん〉んー状態なんですだから〈ん〉，ポーランドはまだちょっとそのこの〈ん〉，競争ではまはちょっと後ろのほうにいて〈ははー〉，えーだからまだこういう〈んん〉，モダンーな社会問題は〈んー〉まだあんまり発生してないっと思います
Ｔ：なるほど日本と比べると
Ｉ：はい
Ｔ：そうすっとその先をいってしまって｛笑｝えーっとそういう問題大きくなっている日本の場合〈はい〉，どうしたらいんですかねスピードを弱め，さえすればいんですか〈あー〉緩めさえすれば
Ｉ：どうでしょう，ちょっと複雑でわかんないかもしれません｛笑｝
Ｔ：んーなんか解決策ないですかねー
Ｉ：んー，どうしよう，まえー，いつでもこういう社会問題にー〈はい〉1番えー重要なのは〈はい〉そのんー，話し合うことです〈はい〉，えー〈はい〉，社会問題を理解するには〈はい〉，1番あのーしー，社会の精神を理解する〈んん〉，というとーんー〈ん〉なんか社会的カキャンペーンをやってー〈んん〉もっとこのことを話し合うそのー問題を紹介してー〈ん〉，一緒に〈んー〉解決を探さすのが1番，だと〈ん〉思いますけど〈ん〉，具体的にはちょっとわかんないかもしれません
Ｔ：んー話し合いですね大事なのはね
Ｉ：そう思います
Ｔ：はいそれが日本は足りないと，いうー，ことですか
Ｉ：そうだと思いますやっぱり日本のしょかい社会ではー〈はい〉にんげんー［人間］同士のー距離が〈はい〉，遠いと思います
Ｔ：ほほ，あの
Ｉ：ポーランドよりずっと遠いと思います
Ｔ：そうですか〈はい〉あともう1つあのその距離も遠いかもしれないけれども日本人って自分の気持ちとか，出すのが下手だと，プレゼンテーションも下手です
Ｉ：そう思います，はい
Ｔ：ですね
Ｉ：ポーランドの社会はほんとうに全然違うぶん違うんですから〈はー〉，ポーランド人はほんとにえー自分どうしにとってすっごくえー，ひじょうー［非常］に積極でき［的］なな〈ん〉関係であって〈んー〉，あー問題点や〈ん〉，んーなんか〈んあ〉気に入らないとこ〈ん〉ことを話すのは〈ん〉ごく，え簡単なんです〈んー〉，★10★だからー〈ん〉，そのかわりにもちろんしっすそのおかげで｛笑｝発生する問題も〈ん〉たくさんありますけど〈んー〉，えー，それなりー日本みたいな，引きこもりやーでしょう
Ｔ：ん，はい
Ｉ：こういうニートみたいなー〈はい〉問題は〈はい〉えー発生しにくいと思います
Ｔ：えそうしましたらえーとまあポーランドっと日本よく知っている，えー，えー，かたにね〈はい〉，え日本の，その｛笑｝，どんなふうにしたらもうちょっとねその距離が縮まって，だ自分が出せるかっていういい関係になれるかってことちょっと話してほしいというとどんなこアドバイスをしますか
Ｉ：んーん，もうちょっと心を開く｛笑｝〈ん〉，のが1番だと思いますあんまり自分のことを恥ずかしがらないで〈んー〉，社会でき［的］な関係もあんまり気にしないで〈ん〉，ただせっきゃくーてき［積極的］に〈ん〉生きて，みるのが1番だと思います〈んー〉，僕も日本ではそれがちょっと少ないのがつらく思うんですけど〈んー〉，ポーランドの社会ではー〈はい〉積極的な関係を作り出すのは〈んー〉うー，もうおー，ほんとに日本に比べると〈はい〉簡単です
Ｔ：そうですかー
Ｉ：だからー〈はい〉，簡単に言うとー〈はい〉日本人はあんまりうー，緊張し過ぎてる，かもしれません
Ｔ：は緊張して生きているんですか｛笑｝〈はい〉，わかり私はあまり日本人じゃないかもしれない｛笑｝〈｛笑｝〉はいわかりましたえとちょっと話は変わるんですが〈はい〉えー日本のドラマとかあの映画とかもよく見ますかテレビ＊
Ｉ：あまり見てません
Ｔ：見てません映画はどうですか
Ｉ：映画はちょっ，とだげ［だけ］見てますあのー〈ん〉宮崎監督や｛笑｝えー北野武の〈んー〉，作品はえ〈はい〉，少し見たんですけど
Ｔ：最近見て1番おもしろかった映画ってなんですか
Ｉ：んー，日本の映画でーは，『HANA-BI』
Ｔ：『HANA-BI』，えーちょっとそれのストーリー教えてください〈｛ため息｝〉，はい
Ｉ：難しいです〈んー〉，あんまりストーリーは覚えてませんすいません
Ｔ：はい，じゃあ〈んー〉どんなーところがよかったんですか『HANA-BI』い印象的だったんですか
Ｉ：雰囲気は覚えてます〈ん〉，★12★この北野武は僕はすその＊，北野監督のー〈はい〉作品を見る前は芸能人としてがしー知らなかったんで〈えーえー〉，こういう作品を作り出せるとー〈ん〉，わかったーら〈ん〉すごくびっくりしました〈んー〉，あー，芸能人としてはいつも，あー，まあ，おお笑いやってるばっかり〈ん〉みたいな〈ん〉タイプですけど〈ん〉まああのー監督になると〈ん〉ほんとに〈ん〉とても，こころぶかい［心深い］作品を，んー，作れるのが〈ん〉，んんー尊敬しました，で『HANA-BI』はなんか〈ん〉すごく〈ん〉，うー，｛息を吸う音｝なんでしょうとても〈ん〉あたあか温かい感じがしたーんです〈んー〉，んその中，もともと話はぎゃくざ［やくざ］のーことですから〈はい〉あんまりそういうー印象はー最初はない，とーないかもしれませんけど〈ん〉そのだんだんえーストーリーが進む，あーたびに〈はい〉，なんかどんどん，彼らとどうじょうし〈ん〉，｛ため息｝感動するところもたくさんあって〈んーんん〉あー，すごく，心にしみました
Ｔ：ほーほーほーほー特に心にしみたのは，場面てありますか｛笑｝
Ｉ：確かやっぱりあの花火が出る場面ですね〈んんん〉あのーひえすん主人公の1人が，｛息を吸う音｝んー，浜辺のーほうに〈ん〉ある家で住んでる〈ん〉とき〈ん〉，が〈ん〉，絵をかいているのを〈ん〉覚えています〈んんんん〉，そんとき花火をかいた〈んー〉，ところがあって〈ん〉，そのときは〈んんん〉え1番〈んん〉，彼のー心を理解できたみたいな感じで
Ｔ：んー，なるほどねー〈はい〉であの映画っていうとあの日本ではねあのぼうりょくー［暴力］映画がすごく多くて〈そうですね〉それが子供たちのいじめだどか［とか］，あの〈あー〉暴力的なあのー，ことがにつながってるっていうよな［ような］話が出てるんでそのへんは，お聞きになったことありますか
Ｉ：★14★｛ため息｝実はポーランドも同じなんですよ〈ふーん〉，世界中も暴力的なーんかー〈ん〉すういうあとはー〈んー〉，んーもちろん確かですけど〈ん〉，ポーランドでそのことを〈はい〉話し合ったことがあります，あのー〈はい〉，はー新しいセクトとかもー出て〈はー〉そのー，セクトのなんか例えば映画ではなくても〈はい〉，んうるさい音楽とか〈んんん〉そのせいでーえー暴力が〈ん〉高まってるとか〈はーはーはー〉そういう話もありました
Ｔ：はい，でやっぱりそのー子供が正しく育つためには，えーた正しくというかきちんとね〈｛笑｝〉あのーあれするためにはそういう映画っていうのは作るべきじゃない規制すべきだっていう意見がありますよね
Ｉ：ん，あの僕はその問題はもうちょっと複雑だとは思います
Ｔ：そうですかちょっとそのあたり詳しく，ご意見をお聞かせください
Ｉ：んー僕はーやっぱりこの問題はー暴力的なー作品や，映画やおんがくー［音楽］のせいだとは思わない〈ふーん〉，んー，そうではないと思いますそれは〈ん〉，やっぱり〈ん〉，僕も，子供のときは〈ん〉暴力的な作品はみ見ました〈ん〉，見すぎましたかもしれませんけど｛笑｝〈｛笑｝〉，んー〈はい〉，えー，親からはもちろん制限されててんですけど〈はい〉，見ても〈ん〉，そのー｛舌打ち｝，えー，その家族内の雰囲気がやっぱり〈ん〉この暴力は見るだけで〈ん〉えーやらないというのはりがい［理解］してしてたので〈んん〉，えーこのまま育って〈ん〉いくようになったんですけど〈｛笑｝〉｛笑｝，えー，やっぱり〈はい〉1番は家族の中だと思います〈んー〉，あさ〈はい〉，かぞくー［家族］〈ん〉の中であのー作品〈んー〉とかあー映画とか見るより〈んー〉，そのことを〈ん〉どうー思えばいいか〈ふんふんふん〉，家族から〈んー〉，んーおしやられ教えられて〈んー〉，その，家庭〈んー〉，家庭の中の〈ん〉教育が★16★〈ん〉1番1番大切だと思います若い人〈んー〉たちの精神の〈ん〉作りあ上げにはんやっぱり〈んー〉，ぼうりょくーとき［暴力的］な〈ん〉作品をあまり制限しすぎるとまた〈んん〉若者やそれがあこがれすぎて〈なるほど〉そういう〈はい〉，えーそのほうに向いていくのも〈はい〉そういう意見もたくさん〈はい〉，僕は目撃したので〈はい〉やっぱり制限はー〈んん〉問題，はあの解決方法ではけっして〈ん〉，＊それはないと思います
Ｔ：わかりました｛笑｝となると今度は家庭の問題ですよねー〈はい〉ところが日本のかてあーか，家庭教育は大事なのわかるんですけど日本では今ほんとにそのー家族がばらばらになっている〈んー〉，という部分がある，んですよね〈はーは〉，はいそのへんは，えたぶん，ポーランドとはまた違うんだと思うんですけど，えー，そのあたりはどどう考えですか
Ｉ：｛ため息｝｛息を吸う音｝あー，家族同士があのばらばらに暮らしてくんですか
Ｔ：んーいやばらばらに暮らすというかなかでも〈ん〉なんかこう，がっ子供は塾で忙しい〈あー〉，父親は仕事がある母親は｛笑｝〈そうですね〉，っていうようなことがあったりよくそういう話があるんですけど
Ｉ：あーそうですね〈はい〉それはやっぱりそれにかかわってると思います〈んー〉やっぱり家族が一緒に時間を過ごすのが1番大事だと思ってるので〈んー〉，やっぱり家族を作るならんー，ん子供を作るなら〈んー〉んーその子供と時間を過ごすー〈ん〉時間を〈ん〉作るべきだと思います〈んー〉私は子供は自分で育っていけないから〈んんふん〉，えー正しい例も〈ん〉，両親から〈ん，んー〉教えられなきゃならないしー〈ん〉すーその教えられかたは〈んん〉，う週に5分ぐらいしか話して「これは〈ん〉，いいよ」「これはだめだよ」って〈ん〉言われても〈ん〉どうにもならないのは〈んー〉，あー当然ですから〈ふんふん〉，｛息を吸う音｝できるだけたく〈んー〉のおくー［多く］時間を過ごすのは〈んー〉もうー，ほん，ほんっとに大事だと思います
Ｔ：そうですねだけど★18★なかなか今のままだと，同じ〈ん〉ようなこう，＊あれでい流れでいってしまうんですけど〈ん〉，もしもまあ文科省なりねなんかそういうことを考える，あの団体のあのリーダーとしてはどういうような，あのー方策というか，提言をしますか
Ｉ：｛舌打ち｝｛ため息｝んー｛息を吸う音｝｛ため息｝，どうでしょう僕はあんまり〈ん〉制度的な問題には詳しくはないので｛息を吸う音｝
Ｔ：はいはい〈＊＊＊＊〉もしそうだとしたらどうしますか｛笑｝
Ｉ：｛笑｝あんー〈ん〉，ん僕はーもっとーなんでしょう〈はい〉政府的なー解決より〈はーはー〉，社会的な解決ほうにもっと興味があるので
Ｔ：あちょっとそれでおいけっこうですはい
Ｉ：それならやっぱり〈はい〉さっき言ったー〈えーえー〉えーみたいに社会的キャンペーンは言ってても〈んー〉，効果があると信じてます〈んー〉え，んーなんかーやっぱりー広告してこの問題を〈んん〉目立つようにして〈んー〉，えー世界でこのごと［こと］を話し合おう〈んー〉という，方法を出せば〈ん，ん〉，なんとかなると解決解決にはならないですけどー〈んん〉えー，せめてその〈ん〉問題だけを〈ん〉意識させてもらえば〈ん〉，家族内でまたそのことも〈ん〉みんな考えるかもしれませんから〈んーんん〉，それがもう〈んー〉，第1ステップだと思います，政府的な問題は〈はい〉，しゃ，｛舌打ち｝〈ん〉簡単にはできないと思いますこういう家庭家庭〈そうですね，はい〉状態はあまりにも複雑で〈そうですね｛笑｝〉，いろんな条件も入ってるすから〈はいはい，そうですねはい〉，えー
Ｔ：あの，ちょっと話は変わるんですがあの，えーご専攻というかはい〈｛舌打ち｝はい〉研究はなんですか
Ｉ：えーロボット工学です
Ｔ：ロボットですか
Ｉ：はい
Ｔ：はいあのー，今その中でどんなようなことを研究なさってるんですか
Ｉ：えーロボット工学は非常に広いぶぶぶんーあぶんの［分野］ですからー〈はい〉あいろんないろんなーもっとえー，えー，★20★いろいろなぶんの［分野］が含まれたあるんですかーら〈はい〉，んー，分けかたもいろいろなんですけど｛笑｝〈えー〉まあ簡単に分けるとー〈はい〉，ハードウェアとソフトウェアに〈んん，ん〉分けてもいいー〈んー〉，と思います〈んんん〉，すーそしてハードウェアのかたのほうは，機械を作り上げてソフトウェアの〈ん〉ほうはその機械を〈ん〉，プログラムして〈んー〉あのその機械が動き出して〈はい〉何か，えー知識を持つ〈ん〉ようにする，えーほうです〈はい〉で僕はもっとソフトウェア系だと思います〈はーはーはーは〉だからそごの機械を作るのはちょっと専門ではなくて〈んーそうですか〉そのかわり〈はい〉，プログラムして〈はい〉あのーロボットが〈はい〉，ロボットではなくても〈はい〉なんかんんじんこうーてき［人工的］なー〈んー〉機械が〈ん〉，が，知識的なお〈ん〉知識的なおんー〈ん〉もんん知識的なものをする〈んー〉，ために〈んー〉，そのプログラムするの，が，｛息を吸う音｝せんもんー［専門］です
Ｔ：あーそうですか，3日ほど前になんか新しいロボットが出て非常に〈そうですか〉名前あなんでしたっけアイボじゃなくてなんか出て非常にまた，あのーお茶のサービスも，あれです〈あーそうなんですか〉非常に，であのーこ細やかな〈＊〉，サービスを〈ふーん〉するようになったたまやっぱりあたしロボットが，んーま人手不足だとかそういうのも｛笑｝あの危険なものもねやってくれるっていいますけど〈ん〉やっぱりまたそうなるとえーせっかくのその温かみとかね人の，っていうところからまた離れていくような気がするんですけどどうですかそれあたりは
Ｉ：んーそれももちろんありますけど〈はい〉それはんーもっ遠い将来の問題だと思います〈ふーん〉，ロボットが人間のレベルになるのはまだまだとおーい［遠い］と思いますから〈んーんー〉，えー，あと50年ぐらいたつとー〈はいそうですか｛笑｝〉，さ，最近のー〈はい〉研究によるとそうそうそう書いてそう書かれた，んですけど〈はい〉，｛息を吸う音｝えー，ん，｛舌打ち｝そうですね〈はい〉確かにそういう問題は存在してあいますあんまり★22★〈んー〉ロボットをロボットに〈ん〉あんまりせいそのしすぎて人間のごと［こと］を忘れるのは確かにいけないです
Ｔ：んー，もしかしたらそのさっきのね〈はい〉家族の問題で母親がロボットに〈そうですね〉，あのなんか子守りをさせるとかいうことになったら｛笑｝，はいどんなんでし
Ｉ：そうですねそれは絶対ないですけれど｛笑｝，ん
Ｔ：んーんなるほどねー
Ｉ：しょうなことはもっと〈はい〉もんー，僕はも人間にも興味があるんですから〈はい〉そのロボット工学を勉強〈んー〉しながら〈んー〉もうちょっと人間のせ精神を理解するように〈んー〉したいとー勉強しております
Ｔ：はいありがとうございましたちょっとここからロールプレイをしたいんですけどご存じですか
Ｉ：あ
Ｔ：はい，であのー今ご専門はロボットって伺ったんで〈はい〉，えーとロボットの本ってけっこうねたくさんいろいろあるわけじゃないのでえーと私はま【姓Ａ】教授，がそのとても，読みたい本を持っているそれを借りにあの来てくだとっても大切な本で今は絶版なんです〈はい〉，よろしいでしょうかはいノックからどうぞはい｛笑｝，＊＊あの
Ｉ：はい，どうぞ
Ｔ：あ，はいどうぞ
Ｉ：あ，すいません〈はい〉，はいあ失礼します
Ｔ：はいどうぞどうぞ｛咳払い｝
Ｉ：あー，えー，｛息を吸う音｝えんえーと，｛息を吸う音｝実はあのー，すいませんあの〈ん〉最初から説明してもらえますか，あの僕が
Ｔ：あそうですあのわたしーのところに私がとても，いい本を持っているので
Ｉ：持っているんで〈はい〉僕が借りに来る＊＊
Ｔ：借りに来てくださいはいその普通だとねなかなか友達でも先輩でもない借りにく〈ん〉いんですがその教授に借りに来てください，はい
Ｉ：難しいです
Ｔ：はいどうぞ，｛ノック音｝はいどうぞ
Ｉ：はいすいません失礼します
Ｔ：はい
Ｉ：あー，【姓Ｂ】です
Ｔ：はい
Ｉ：えー，い，え実はーえー，えー少しお願いがあるんですけど
Ｔ：はいなんでしょう
Ｉ：あのー，【姓Ａ】す教授さんあのー〈はいはい〉，＊ロボットー工学についての本をーお持ちでしょうか
Ｔ：ええなんなんていう本ですか
Ｉ：あえーとーまあええ，何々という〈ん〉，えーかたの何々という本でですけど
Ｔ：★24★あーありますありますはいはいあのーじだく［自宅］にありますよ
Ｉ：えーは＊実は僕はそれー研究に必要なんですけど〈ん〉あのー図書館とかー〈ん〉えー，えーいろいろインターネットでさかして［探して］みたんですけど〈ん〉，もそこそれを〈ん〉，えー借りる場所がないということで，えーもしかしたら
Ｔ：ん借りる場所がない
Ｉ：は，はいあのーその本を借りれるー〈はん〉，図書館が，えーなくて
Ｔ：あーあーあーあ，あ図書館に置いてないってことですね
Ｉ：あっはい
Ｔ：はいはいわかりましたそれで，ん
Ｉ：非常に，珍しい本なのですけど〈ん〉僕のー〈ん〉研究には〈ん〉非常に役立つもので〈ん〉，ご迷惑でーなければ〈ん〉，すっこし［少し］だけーお借りできますか
Ｔ：わかりましたーそうですねじゃあ来週の金曜日に〈はい〉もう1回研究室に来てくれますか
Ｉ：あっはい〈ん〉わかりました〈ん〉そうします〈ん〉，すいません〈はい〉，お世話になります
Ｔ：はいはい，わかりました，じゃああのー用意しときますからね金曜日の3時に来てください＊＊
Ｉ：はいどうも〈はい〉ありがとうございました
Ｔ：はい，でえこれで1つ目のはのロープレ［ロールプレイ］終わりますがこの話を〈ん〉，えーと友達日本人の友達に伝えてください，今借り借りることができたよーって話をいいですか〈あー〉，はい，えーいいですか
Ｉ：僕のどうねんー［同年］
Ｔ：ん
Ｉ：僕のどう同年
Ｔ：そうですはいあの＊＊なん，これなんなんか学長室いあーあの【姓Ａ】教授のとこ行ったんだって〈あ〉，何しに行ったの
Ｉ：うん行ったよ〈ん〉あのー，ほ本を探しに，ね〈ん〉あー僕の今けんきゅうー［研究］のに，必要な本をがあるんだけど〈ん〉その本をいろいろ探してみて〈ん〉，あのー，めったにかえるか〈ん〉借りれれる［られる］場所がないんだよね〈んんん〉，えーインターネットとかも探しー〈ん〉まくったけど〈ん〉，でー実は【姓Ａ】きょじゅ［教授］が〈ん〉そうその本を持ってるって聞いて〈ん〉，えーえ｛舌打ち｝えーそう〈ん〉，研究室に行ってみて〈ん〉き聞いてみたんだよ★26★〈ん〉どう，オッケーだって｛笑｝
Ｔ：ほんとに
Ｉ：うん，かげでいって
Ｔ：へーそうなんだよかったね〈んーんん〉勇気あるね｛笑｝
Ｉ：ほんとに
Ｔ：よかったね
Ｉ：運がいいよん
Ｔ：んーそっかー
Ｉ：そうです〈＊〉
Ｔ：ふーんあたしもじゃあ〈＊〉，そそういうときす，ん，教授に聞いてみたらいいんだね直接ね
Ｉ：んときどき
Ｔ：そんな貴重な本でもね
Ｉ：そうですねん〈あー〉あんまり遠慮しないで聞いてみる｛笑｝，のが〈あー〉1番かもね
Ｔ：あーわかったありがとうんーじゃあそれはいいアドバイスだね〈ん〉，でこれでロールプレイ｛笑｝終わりますはい，えーと，これからあとどれぐらい日本にいらっしゃるんですか
Ｉ：えー予定は8月まで，です
Ｔ：んーそうですか，じゃまだまだありますね〈はい〉，まあ小さいときと言わずあのいろんなとこ旅行して｛笑｝あのくださいいろんないいところもあると思いますので
Ｉ：は，はー｛笑｝＊＊
Ｔ：はいきょうはこれからどうなさるんですかまた授業ですか
Ｉ：はい今今がら［から］授業始まります
Ｔ：はそうですかはいどうもありがとうございました