掲載日:2009.03.30
国立国語研究所2007年中の日本語関連の話題について「動向」と「文献目録」を掲載しています。「日本語ブックレット2007」
はじめに

 2007年は,前年に続き,電子辞書・ウェブ辞書の普及などによる,書籍体の辞書の苦境が,各メディアで論じられました。その一方,内容のユニークな書籍体の辞書が注目を集めました。さらに『広辞苑』第6版(岩波書店)の刊行が10月に発表されると,新設項目などの話題が幅広いメディアをにぎわせました(2008年1月の刊行前の予約だけで30万部を超える売上げとなりました)。

 このほか,ベストセラーに名を連ねたケータイ小説についても,その文体などが話題となりました。さらに,ドストエフスキー著;亀山郁夫訳『カラマーゾフの兄弟』(光文社古典新訳文庫)の人気(2008年中に総売上げが100万部を超えました)に代表される西洋文学の新訳ブーム,Googleの書籍検索サイト「Googleブック検索」のスタートと慶応義塾大学図書館の協力表明(7月)なども注目されました。

第1部 動向
第2部 文献一覧
国立国語研究所