「ウ」は舌の位置が奥により過ぎる。
母音を引き伸ばした「長音」の頻出する文を使って、舌の位置と音色を自覚させる。
「エ、オ」は舌の位置が安定しないので、重母音的になりやすい。
母音を引き伸ばした「長音」の頻出する文を使って、舌の位置を変えないように発音することを理解してもらう。
「ワ」半母音が強くて長い。
「ヤ、ユ、ヨ」半母音が強くて長い。「ユ」と「ヨ」を混同する。
有声音・無声音を混同する。
有声音では、破裂を弱くする。無声音は、強い呼気を使わない。特に語中尾は要注意。無声音はまず「ハ行」から摩擦の部位と強さ (呼気のコントロール) を練習する。「ハ、ヘ、ホ」が正しく発音できれば、無声音もだいぶ楽になる。
中国南方系方言話者の一部は/n/と/l/音を区別しない。日本語のナ行音とラ行音もしばしば問題になる。
「鼻音」の有無を確認する。
46. 一度に、あれもこれもやらなければならないので、大変です。
子音部が長すぎる。
「ユ」を/jou/と発音するので「ヨ」と区別しにくい。拗音でも問題になる。
拗音と直音の違いを耳と口で確認する。
「ユ」の正しい発音を身につける。
調音方法を間違える (「1拍停止する」ような発音)。長さも不足しがち。
調音方法の練習とリズムをつかむ練習。
64. ピッチャーもキャッチャーもバッティング練習をします。
撥音の音色を中国語の「鼻韻母」に固定する。長さも不足しがち。
撥音の後続する拍に調音点を接近させる調音方法の練習とリズムをつかむ練習。