日本語に関する特集

 2007年の総合雑誌の中には,日本語に関する記事を掲載する特集が55タイトルありました。

 コミュニケーションについての特集が最も多く見られました。他にも,言語,辞書,言葉と機械,マスコミュニケーションについての特集記事が誌面をにぎわせました。

 以下に, 特集のテーマ(内容例)…主な特集名  の順で,2007年に記事数の多かったテーマについて紹介します。


  • コミュニケーションについて(読書生活,書き方 など) …図書館が日本を救う!?(論座147,2007年8月),メディアとしての手帳(論座140,2007年1月)
  • 言語について(翻訳,脳と言葉 など) …深化する「翻訳」(論座148,2007年9月),脳力を極める(中央公論122-5,2007年5月),
  • 辞書・辞典について(辞書にまつわるエピソード など) …辞書が消える日(論座140,2007年1月),『広辞苑』第六版(図書705,2007年12月)
  • 言葉と機械について(インターネットと言語生活 など) …「コピペ(切り貼り)」化される教養(論座141,2007年2月),「内心の自由」「表現の自由」はどこへ?(世界760,2007年1月)
  • マスコミュニケーションについて(ラジオにおける言葉 など) …やっぱり,ラジオ!(論座144,2007年5月),「人文書」の復興を!(論座142,2007年3月)


国立国語研究所 日本語ブックレット2007