出版・読書状況
2006年のベストセラー
藤原正彦著『国家の品格』(新潮新書,2005年11月刊)や,「なぞり書き本」が相次いで刊行されベストセラーになりました。藤原氏には『祖国とは国語』『世にも美しい日本語入門』などの著作がありますが,新聞紙上でも,新聞の「特殊指定」見直しや小学校の英語必修化などについて発言し,国語の教育の重要性を説いています。また,薄く印刷された「書家が書いた字」をえんぴつでなぞる『えんぴつで奥の細道』(書・大迫閑歩,監修・伊藤洋,ポプラ社,2006年1月刊)は,習字や写経のように,落ち着く,懐かしさがある,集中できると,団塊世代はもとより,若い世代にも人気となりました。
また,近年の「日本語ブーム」や「脳トレ」ブームを受け,『脳を鍛える大人の書写ドリル』(川島隆太著,くもん出版)や,「日本語を鍛えよう」とうたったゲームやパソコンソフトが発売されました(9月9日付朝日,「Digital てくの生活入門」欄など)。
パソコンや携帯電話の普及によって漢字をめぐる環境が激変している中,手書きと人間の認知能力の関係という視点からは,「書ける漢字」と「読める漢字」はかけ離れる一方だという指摘もあります。また,ブログ言語のはんらんで漢字や日本語表現の誤用が増幅している,とも指摘されています。このような状況もブームの一因と考えられるでしょう。
「ケータイ小説」が急成長
ブロードバンドや無線LANなどの普及,携帯電話の機能向上により,電子書籍の市場は大きく成長し,中でも携帯電話で閲覧・執筆する「ケータイ小説」は急成長しました。
メール感覚で読める「10分小説」で,毎回ヤマ場があることなどが受け,5か月で150万アクセスを記録し(7月11日付読売),インターネット生活研究所のまとめによれば,携帯向け電子書籍の市場は前年の3.8倍になりました(10月5日付毎日夕刊)。
ケータイ小説は,画面の制約から改行を多用したり,修飾語句を減らすなど,独特の新しい文体を生み出しました。語彙に乏しく文章表現が稚拙だという指摘もありますが,本を(あまり)読まない世代,特に中高生にとっては,抵抗が少なく支持を得やすい面もあるようです。
ケータイ小説の中には,本の形で出版されベストセラーとなるものもありました。また,高校生の木堂椎氏が「いじり」を題材に,携帯電話を使って執筆した小説『りはめより100倍恐ろしい』(角川書店)は,青春文学大賞を受賞しました。
文字・活字文化推進活動
学校での「朝の読書」運動や書店店頭での読み聞かせなど,これまでも様々な形で読書推進運動が行われてきましたが,2005年7月,「文字・活字文化振興法」が成立しました。
2006年10月,読書環境を整備するための国の施策を具体化するために文字・活字文化推進機構設立準備会が発足し,11月25日には同会がシンポジウム「言葉の力と日本の未来」を開催しました。そして,このシンポジウムでは,「文字・活字文化推進機構」の設立や,子どもたちの言語力,読書力を育むための「新学校図書館図書整備五カ年計画」を策定,実施するよう国と自治体に強く求めることなどが提言されました。
関連文献情報
出版・読書状況
- 文献番号
- 記事標題 〔備考〕 (著者) 新聞名 朝夕刊 発行年月日 ページ
- 200600690
- 文化総合 文化 鑑賞してますか4 崇高さより自分さがし 総クリエーター時代 イベントに参加 居場所を確認 〔自費出版 ネット検索が追い風〕 朝日 朝刊 2006-1-10 p.21
- 200600760
- テレビ情報BOX 鈴木美潮のdonnnaどんな 新聞読んで記憶力改善 〔『脳を鍛える新聞の読みかた』 中央公論新社〕 (鈴木 美潮) 読売 夕刊 2006-1-10 p.12
- 200600920
- 文化総合 文化 パソコンで作家気分 原稿用紙、明朝体などソフト化 〔ワープロソフト「一太郎文芸」〕 朝日 朝刊 2006-1-12 p.31
- 200602350
- PR 読書と出版 『「朝の読書」はもうひとつの学校』 朝の読書推進協議会編、メディアパル 読売 夕刊 2006-1-24 p.19
- 200603610
- 教育 教育ルネサンス 月曜版 書道特区 静岡・伊東市 小1から指導 パソコン時代こそ字を書こう 「情緒安定」「礼儀身につく」期待 読売 朝刊 2006-2-6 p.33
- 200604090
- 国会図書館、独立法人化 自民・国会事務局改革案 憲政記念館も 毎日 朝刊 2006-2-11 p.2
- 200604900
- 文化 文化 単眼複眼 ケータイ小説が「青春文学大賞」受賞 高校生、「いじり」題材に 『りはめより100倍恐ろしい』 木堂椎 角川書店 〔ケータイで執筆したことで独特の抑揚〕 朝日 夕刊 2006-2-20 p.4
- 200605060
- 社会 小学生限定の小説賞 〔小学館が「12歳の文学賞」を創設〕 読売 朝刊 2006-2-21 p.37
- 200605610
- 全面広告 読書文化の新潮流 つくる1 版元、電子書籍に積極進出 読者に根強い「紙でなければ」 新刊7万8000点、2兆円市場 つくる2 ネットと出版、融合の時代 ベストセラー、いまの空気映す タイトルに強烈なインパクト うる1 読者の手元へ「早く確実に」 出版界の発展支えた取次業 効率化阻む「多品種少量生産」 うる2 「偶然の出合い」楽しめる本屋 書店員、店頭POPに工夫 読み聞かせ・共同仕入れも (清田 義昭) 朝日 夕刊 2006-2-27 p.8
- 200605770
- 文化 高2、ケータイで書いた小説 木堂椎さん『りはめより100倍恐ろしい』 〔第1回野生時代青春文学大賞を受賞 文章は削るより継ぎ足していく〕 読売 夕刊 2006-2-28 p.4
- 200607040
- 「ケータイ小説」大ブームに ネット発ベストセラー続々 新しい文体、作家生まれるかも 毎日 夕刊 2006-3-10 p.9
- 200608030
- 闘論 国会図書館改革 参議院議員 坂本由紀子氏 人員スリム化は可能 第三者評価が必要 駿河台大副学長 成田憲彦氏 議員の調査力に打撃 「政治主導」に逆行 朝日 朝刊 2006-3-20 p.3
- 200609850
- くらし くらし 家庭 彩事記 えんぴつ 世代を超え愛される感触 読売 朝刊 2006-4-6 p.15
- 200610120
- とれんど 国会図書館の改革 読売 夕刊 2006-4-7 p.2
- 200610910
- ブログ登録者半年で83%増 868万人、総務省調べ 毎日 朝刊 2006-4-14 p.8
- 200611330
- 文化 「本すべて収集」は命綱 国会図書館の独立行政法人化 (藤本 由香里) 朝日 夕刊 2006-4-17 p.10
- 200611720
- くらし 教育 くらし 学び 「図書整備費なお増額を」 学校図書館協議会など要望書 読売 朝刊 2006-4-20 p.17
- 200612500
- 文化芸能 パソコン活字に手書き文字 「気分」や「味わい」求める 朝日 夕刊 2006-4-28 p.7
- 200613550
- 地域 新宿に「こども図書館」 23区初の区営、蔵書6万冊 読売 朝刊 2006-5-9 p.30
- 200613870
- 総合 「読み聞かせ」に細かい注文 絵本の著作権めぐり作家・出版団体 現場は「萎縮が心配」 朝日 朝刊 2006-5-13 p.3
- 200614190
- 朗読CD、カセットの対象拡大 人気作家作品やエッセーも 高齢化社会に対応 毎日 夕刊 2006-5-17 p.5
- 200614650
- 文化 潮流 日本型ブログ文化 ルーツは平安朝? 〔日記などの個人的な内容が中心〕 (和田 雄志) 読売 朝刊 2006-5-22 p.17
- 200614980
- 特集ワールド 川島隆太・東北大教授に脳を聞く 「創造」すれば活性化 朝食抜くとガス欠 〔読み書き計算、コミュニケーションは重要〕 毎日 夕刊 2006-5-25 p.4
- 200615840
- 読書 読書 売れてる本 『えんぴつで奥の細道』 大迫閑歩書 伊藤洋監修 ポプラ社 〔薄く印刷された書き文字を鉛筆でなぞる〕 (小柳 学) 朝日 朝刊 2006-6-4 p.16
- 200615890
- 千代田区立全4図書館 「指定管理者制度」へ移行 専門業者に運営一任 より柔軟なサービス目指す 新庁舎移転に合わせ導入へ 毎日 朝刊 2006-6-4 p.28
- 200616160
- 窓 論説委員室から 変わる図書館 〔インターネットで検索と予約〕 朝日 夕刊 2006-6-6 p.2
- 200616230
- オピニオンワイド 記者の目 民営化が進む図書館 利用者軽視の公費削減 地域との議論尽くせ 毎日 朝刊 2006-6-7 p.6
- 200616310
- 総合 顔 55万部のベストセラーになった『えんぴつで奥の細道』の編集者 浅井四葉(あさいしよう)さん 名文なぞり俳聖の旅追体験 読売 朝刊 2006-6-8 p.2
- 200616330
- 文字・活字文化振興法推進協議会を発足 全国出版協会 毎日 夕刊 2006-6-8 p.6
- 200616710
- くらし 教育 くらし 学び 読書離れ対策 10代の気持ちで 図書館大作戦 中学生と感想やり取り 高校生が「お薦めリスト」 読売 朝刊 2006-6-13 p.18
- 200617210
- くらし くらし 家庭 図書館 広がる月曜開館 開館日数・時間も拡大傾向 読売 朝刊 2006-6-19 p.15
- 200617220
- 小中学校の蔵書足りない!? 文科省2004年度末調査 基準達成は3割台 読売 夕刊 2006-6-19 p.2
- 200617320
- BOOK WATCHING 新刊 暮らし・教育 『脳の力こぶ 科学と文学による新『学問のすゝめ』』 川島隆太/藤原智美著 集英社 〔危ない英語教育 読み書き計算、読書の重要性〕 毎日 朝刊 2006-6-21 p.11
- 200617830
- 経済 情報ディスク クイズで鍛える日本語 〔日本語トレーニング機「日本語鍛えよう」 金田一秀穂監修 タカラトミー〕 読売 朝刊 2006-6-27 p.13
- 200618860
- 社会 ケータイ文化1 メール感覚で「10分小説」 5か月で150万アクセス 毎回ヤマ場あり 読売 朝刊 2006-7-11 p.37
- 200619860
- 第2社会 活字離れストップ? 図書館で借りた本 小学生最多18.7冊 〔文部科学省調査〕 朝日 朝刊 2006-7-22 p.38
- 200619890
- 小学生は本が大好き 04年度の貸出冊数過去最高 〔文部科学省の社会教育調査中間報告〕 毎日 朝刊 2006-7-22 p.26
- 200619910
- 社会 小学生 活字離れに歯止め? 図書館貸し出し過去最高 年18.7冊 2004年度 〔文部科学省の社会教育調査中間報告〕 読売 朝刊 2006-7-22 p.37
- 200620130
- くらし くらし 家庭 ブログ製本 サービス次々 形になる喜び 読売 朝刊 2006-7-24 p.13
- 200620750
- 電子書籍が急成長 凸版印刷から分社の「ビットウェイ」 通信速度の向上が転機に 4万件を提供 毎日 朝刊 2006-7-30 p.25
- 200621750
- 夏の読書特集 読む+αで脳を鍛える 書写 赤瀬川氏 手本通りが受ける 井上氏 癒しの波が来た 辛酸氏 すぐ入っていける懐かしさ 井上氏 ひょっとして世界の先端? 〔『えんぴつで奥の細道』ポプラ社 書・大迫閑歩、監修・伊藤洋〕 (赤瀬川 原平;辛酸 なめ子;井上 章一) 朝日 朝刊 2006-8-13 p.10
- 200621890
- 本よみうり堂 トレンド館 『これも日本語!あれもニホン語?』 米川明彦著 NHK出版 読売 夕刊 2006-8-16 p.5
- 200621910
- なぞり書き本 えんぴつで行く奥の細道 なぜか若者に人気 読売 夕刊 2006-8-16 p.14
- 200622100
- 総合 時時刻刻 「学習療法」300施設に 「脳トレ」川島教授が考案 認知症改善に効果? スタッフ目を見て会話、機能改善の傾向 効果疑問視する声 満足・達成感に意味 朝日 朝刊 2006-8-20 p.2
- 200622590
- 地域 立川に「雑誌図書館」 都方針 124万冊、09年度までに 〔「マガジンバンク」(仮称)〕 読売 朝刊 2006-8-25 p.30
- 200622630
- 朗読ブームの背景を探る 団塊に人気 若者はPCで ボランティア主導 ビジネスでも注目 本にふれる機会にも 毎日 夕刊 2006-8-25 p.6
- 200622850
- メディア事情 癒やしの「する本」 〔『えんぴつで奥の細道』ポプラ社 ブログ、自費出版 自分の主体性を出版物に反映させたいことの表現のひとつ〕 (清田 義昭) 毎日 朝刊 2006-8-28 p.27
- 200622860
- 文化 小説はブログに…隔世の感 大衆文壇2作家のひ孫連載開始 〔平山瑞穂さん「シュガーな俺」 菊池勇生さん「タナトスと危険なダンスを」〕 読売 朝刊 2006-8-28 p.12
- 200623820
- [be-b] Digital てくの生活入門 あの字どう書く?と思ったら 三カ条 一、生活の中で言葉を意識する習慣身につける 二、タイピングでたたき込めば、一石二鳥? 三、正しい用法・用例の学習にもパソコン活用 〔タカラトミー「日本語鍛えよう」 ジャストシステム「たたいて気づく「問題な日本語」」 「日本語ドリル」〕 朝日 朝刊 2006-9-9 p.6
- 200625850
- 読みたい 本の現場 『えんぴつで奥の細道』監修伊藤洋 ポプラ社 大迫閑歩さん えんぴつで「書く本」ブーム作り90万部 書家がこだわった「あたたかい字」 毎日 夕刊 2006-9-29 p.3
- 200626330
- とうきょう 全国おはなし隊 児童書500冊乗せ読み聞かせ あすから都内巡回 毎日 朝刊 2006-10-4 p.23
- 200626410
- 携帯向け電子書籍の市場が前年の3.8倍に 〔インターネット生活研究所まとめ〕 毎日 夕刊 2006-10-5 p.8
- 200626820
- 文化 論壇 論の現場1 ブログ大きな影響力 成果を本に、信頼性確保 無責任な議論 読売 朝刊 2006-10-11 p.21
- 200627530
- 総合 「活字文化推進機構」設立へ 来年10月にも 経済、労働、新聞など協力 読売 朝刊 2006-10-21 p.2
- 200628160
- 学校読書調査 「読む楽しみ知る」が最多 小学生月に読書9.7冊 毎日 朝刊 2006-10-27 p.3
- 200628210
- 総合 社説 活字文化の日 読書の楽しさを伝えていきたい 読売 朝刊 2006-10-27 p.3
- 200628510
- 20代の「本離れ」進む 「1か月読まず」7ポイント増48% 本社世論調査 読売 朝刊 2006-10-30 p.1
- 200628880
- とうきょうワイド 記者Maiコラム 進化する図書館 総合的な情報発信の場へ 毎日 朝刊 2006-11-2 p.22
- 200629370
- 文化 ライトノベル進化論(上 マンガ的な内容 10代狙い続々参入 読売 朝刊 2006-11-7 p.23
- 200629860
- 文化 単眼複眼 「書けない」常用漢字 文化審議会国語分科会 見直し議論も 〔ブログ言語のはんらんで漢字や日本語表現の誤用が増幅〕 朝日 夕刊 2006-11-14 p.7
- 200630750
- 文化 ライトノベル進化論(下 「良質な青春小説」のような…? 読売 朝刊 2006-11-21 p.23
- 200630800
- 広告のページ 広告 PR 読書と出版 『脳を鍛える大人の書写ドリル』 川島隆太著 くもん出版 読売 夕刊 2006-11-21 p.14
- 200631480
- 総合 活字離れに危機感 読書の楽しさ訴え 「言葉の力」シンポ 〔「言葉の力と日本の未来」(文字・活字文化推進機構設立準備会主催)〕 読売 朝刊 2006-11-26 p.2
- 200632230
- 企画特集 読書推進シンポジウム ストップ!活字離れ 「言葉の力と日本の未来」シンポ 大人になるにつれ減る読書量 進む言語能力の低下 美しい日本語守ろう 「文字・活字文化推進機構」来秋創設へ (林 真理子;高木 剛;肥田 美代子;村山 隆雄;斉藤 博明;北村 正任;児玉 清) 毎日 朝刊 2006-12-3 p.8
- 200632480
- シンポジウム「言葉の力と日本の未来」 美しい日本語大切に 日本の将来に危機感 英語よりまず国語力 読書で人生切り開く 広めたいNIE活動 生き方考える契機に 学校図書館の整備を (児玉 清;林 真理子;斉藤 博明;北村 正任;高木 剛;村山 隆雄) 読売 朝刊 2006-12-4 p.13
- 200632490
- シンポジウム「言葉の力と日本の未来」 言葉の貧しさ いじめの一因 肥田美代子さん 出版文化産業振興財団理事長 〔読書体験の不足〕 読売 朝刊 2006-12-4 p.13
- 200632810
- 経済 携帯で「日本語力」全国一斉判定 初回は70万人参加 〔2007年1月にジャストシステム実施〕 朝日 朝刊 2006-12-7 p.11
- 200632840
- これが売れた’06 鉛筆と関連商品 大人の塗り絵ブームで復権 子どもの減少で生産量落ち込む 毎日 朝刊 2006-12-7 p.13
- 200633820
- [Y&Y日曜版] 旬 THEヒットチャート ニンテンドーDSソフト 常識、漢字「脳力」試そう 〔アイイーインスティテュート 「200万人の漢検 とことん漢字脳」〕 読売 朝刊 2006-12-17 p.4
- 200633940
- 文化 潮流 回顧出版2006 ネット進化「紙」転換点 雑誌苦戦、電子化に活路 評判増幅され本は堅調 本文検索の衝撃 広がる無料事典 電子コミック活況 人気集中しやすい 読売 朝刊 2006-12-18 p.17
- 200634190
- 広告のページ 広告 うちどく 「朝の読書」の次は「家読(うちどく)」 家ではボクたちが先生さ。 読売 朝刊 2006-12-20 p.8
- 200634310
- EVENING INFO PR ニンテンドーDSソフト「クイズ!日本語王」発売 読売 夕刊 2006-12-20 p.6
- 200634610
- 読書 読書 年末特集 2006ベストセラーこの1年 トップは『国家の品格』 2006出版界この1年 雑誌は依然不振、書店経営苦境に 朝日 朝刊 2006-12-24 p.11
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