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第1部 本編
医師と患者のコミュニケーション

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医師と患者のコミュニケーション

 医療現場におけるコミュニケーションについては,新聞紙面でも話題として取り上げられています。総合雑誌『論座』(朝日新聞社)では,10月に「医者の言葉,患者のことば」という特集が組まれました。
 記事は,医療を施す側には,患者に対する病状の説明や診断結果を分かりやすく伝える能力が不足していたり,患者に対する言葉遣いに思いやりに欠けていたりする等の問題があり,医師には医療技術だけでなくコミュニケーション能力も必要である,といった内容です。
 また,患者の側にも,医師に対して,「5W1H」を使って,自分の症状を正確に伝える必要がある,といった内容のものもあります。

関連文献情報

医師と患者のコミュニケーション

文献番号 特集名 対談名や連載名 記事タイトル 記事サブタイトル (筆者名) 雑誌名 巻号 発行年月 掲載ページ

216 特集;医者の言葉,患者のことば 患者を「患者さま」と呼ぶよりも・・・ (徳永進;中村哲) 論座 113 2004-10 pp.8-21
217 特集;医者の言葉,患者のことば 草の根の運動が医療のコミュニケーションを変える 「患者術」を伝授する市民団体の力量 (笹倉尚子) 論座 113 2004-10 pp.42-47
218 特集;医者の言葉,患者のことば 医師に要求される共感力と想像力 意思疎通不足が増幅させる医療不信 (塩田雄大) 論座 113 2004-10 pp.36-41
219 特集;医者の言葉,患者のことば 「医療面接」で情報を共有するために 進む医学教育と患者の表現 (奈良信雄) 論座 113 2004-10 pp.30-35
232 日本の医学教育はどこへ? コミュニケーション能力は身につけられるか (大西弘高;杉本なおみ) 論座 106 2004-3 pp.232-239

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国立国語研究所 日本語ブックレット2004