斎藤孝氏は『声に出して読みたい日本語』(草思社)のパート3を4月に刊行しました。他にも『声に出して読みたい方言』(草思社,2月),『原稿用紙10枚を書く力』(大和書房,10月)など依然精力的に著作を発表し,テレビ等のメディアにも引き続き多く登場しています。さらに,ここ数年漢字・中国語に関する一般向け著作を次々に刊行している阿辻哲次氏が,2004年も『タブーの漢字学』(講談社現代新書,11月)等新書版を3冊発表しました。柴田武・武光誠両氏も,それぞれ『ホンモノの敬語』(角川oneテーマ21,5月)・『地名の由来から知る日本の歴史』(ダイヤモンド社,6月)など一般向け著作を相次いで発表しています。